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2003年10月12日

ハワイでレストランを開きたい

お問い合わせの中で一番多い案件の一つに「ハワイで飲食店を開業したい」というご相談があります。ラーメンを始めとするヌードルショップ、焼肉、和食など業態は様々ですが、皆さん共通して「ハワイには特に美味しいレストランが無い」、「ハワイは多くの日本人観光客が来るのでビジネスチャンスが大きい」という理由から進出を計画されるようです。


ハワイに開業して、将来ハワイに永住したいとお考えのビジネスオーナーの方も沢山おり、現にこのような夢を実現されている方も何人もいらっしゃいます。 このような計画をお持ちのほとんどの方がまず最初に当地で良い「店舗物件」が無いかと不動産を探されます。家賃はこれぐらいで、場所は1階路面店でどこか人通りの多い所があれば・・・等など。ハワイ州は当然日本国ではなく、米国であるにもかかわらず、驚く事にこれを「国内の出店」と同様に考えている方々大勢いらっしゃるのです。 しかし私はこういうケースに以下のようなアドバイスをさせていただいています。


1) 不動産物件を探す前に、当地への進出方法を決め、まずUSA法人を設立する。

2) 設立したその法人の銀行口座を開設する。

3) 当地の会計士事務所を決め、国内の会計士と米国進出にともなう税務について相談する。

4) 当地で計画推進の代理人または顧問的に仕事をしてくれる人を探す。


もちろん物件が決まらなければ具体的な事業収支計画を作れないので、物件の選定は大変重要な事ですが、不動産の契約も基本的には米国で登記された会社でないと申込、契約も出来ませんし、初期の調査、準備にも色々とドルで創業経費が発生します。そして日本国内で売上がある場合、当地への進出方法など日本国内と米国の会計士事務所と良く相談し、税務、費用の発生、そして将来の連結決算をどのようにし、又いかに無駄な税金や税務申告を省くかなど、これらの方向性を明確にさせる必要があります。


ハワイ州進出計画が既に決定されているのであれば、最初に上記のようないわゆる「開設準備室」的機能を立ち上げましょう。 それから以降、就労ビザ、人材の採用、取引業者の選定、そして設計、施工業者の選定、調査などを行いながら、平行して物件を探すようにしてゆくと、より一層具体的に当地の規制や商習慣などが分かり、結果的に現実的な物件が探せる事にもなります。物件も日本人観光客を対象にするのか、それとも地元の消費者を対象にするのかで地域も変わり、家賃相場やリース契約の条件も大きく異なってきます。 ハワイはとてもユニークな市場で、こと飲食業は日本と異なる嗜好、価格、ボリューム、サービススタイル等があり、これらを良く時間と経費をかけて調べる事が大変重要です。


資金を十分に持っている方、国内で成功されている外食企業ほど、これらの初期調査を人任せにされたり短期間で済ませ、後から事後処理をして行くケースが多々見られます。後々に無駄な投資、費用発生を押さえる為にも、どうかこのような「最初の準備、調査に時間と費用を惜しまず」進められますように。何事も最初が肝心です! 

投稿者 : 2003年10月12日 12:51

 
 
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