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2005年12月05日
同性婚
あれは、1985年頃だった・・
ロンドンの ピカデリーサーカスの近くの
ナイトクラブに入ろうとした時、入り口にいた
セキュリティーの お兄さんに 止められ
「 今日は 月曜日だけど 分かっているか?」 と
聞かれた・・・・
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何 言ってるんだ?
俺の 英語力の 問題か?
確か そう言った よな・・・・・
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一緒に いた友人も 怪訝な顔をしている・・
I beg your pardon?
入り口の 屈強な感じのお兄さん
It is Monday night ! OK?
それが どうしたの?
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やっと 分かった・・
毎週 月曜日は ゲイ の集まる日と
決まっているそうで、 「それ 分かってんのね?」
と 確認しているのが・・・・
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えー ! それじゃ 他へ行こう・・・
気持ち悪い !
そう言って 少し 背中がゾクっとして
店の玄関を離れた・・・
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あれから 20年 ・・・
英国で 同姓婚の受付が始まった
あの エルトンジョン も・・
そりゃ 知ってはいたが
なんと、ベルギー、 オランダ、 スペイン、 カナダでも
法的に 同姓婚の人たちが 通常の?異性婚姻関係と同様の
権利を 得ることが出来る・・・
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米国でも この種の法律改正が 州によって大論争を
巻き起こしているのは 皆さんも ご承知の通り・・
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よく 日本人は 男同士2人で 夕食を一緒にする・・
別に 全然 普通の仕事や 友人関係で・・
これ 海外では 通常 その手の 関係と見なされる・・
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えー 何で
いや 何で って言っても 普通そう・・
もっと はっきり 「 そう 」思われるのは
ハワイのホテルで、ツイン を 出張の男同士で
経費節減の 為 同室宿泊する場合・・・
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ま 最近 こういう経費節減は少なくなったが
まず 「 そういう 関係である 」 と思われる
別に 珍しい事でもないし、 違法行為でもないので
誰も とがめないが・・・
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夕食を 共に する・・・
これ イコール その後は そういう時間に・・・
一緒の ホテルの部屋に 泊まる・・
一つの バスルームを シェアーする と言う事
欧米では それは そういう関係であると言う事を 意味する・・・・
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昔から ロンドン と サンフランシスコへ行くと
ゲイが 街中に たくさんいて
それなりの 社会的地位? を築いているのは
知っていた・・
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そりゃ ファッションデザイナー、 ヘアーデザイナー、ミュージシャンなどには
どう言う訳か ゲイの人達が 多い・・・
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しかし この人達が また素晴らしい センスを持っている・・
男性の体力に 、 女性の細やかな感性・・・
その 両方を 兼ね備え フツー の人達には
想像も つかないくらいの アイデア、 表現、 デザインを
作品として 見せてくれる・・・
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高校時代 通学中の電車の中で
変なおじさんが 横に座り
私の 太ももを 触りだしたことがあった・・・
気持ち悪くて・・
おー テメー 何するんだー と叫び
別の車両に 逃げて移ったのを覚えている・・
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こういうのは 勘弁いただきたいが
欧米で もう 同姓婚は いよいよ あたりまえの時代になってきた・・
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何と言う 時代だ! と嘆くべきか・・
変な 偏見や アレルギーみたいなものは忘れて
そういう人がいる・・・ 多いんだという 現実を
受け入れた方が 楽か・・・
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これから どういう世の中になるのか
世界の潮流を トレンドを物凄いスピードで
取り入れている 日本と言う国は
どう 変化していくのか・・・
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どうでも いい様な
でも やっぱり 違和感があるような・・
そもそも <誰か> はどう思っているのか?
なんて 考えてしまう・・・
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今日は 道徳とか倫理ではなくて・・
何だか 取りとめも無く・・・
それでは 良い一週間を・・
投稿者 : 2005年12月05日 07:57
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