2006年03月25日
平静な心
今回 東京に数日仕事の為 滞在したときに
たまたまテレビで 私の大好きな 尊敬する
聖路加国際病院の日野原重明理事長の
インタビュー番組を見ることが出来た・・・
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本当に 私は テレビでも 「人運」 がある
前回だって たまたまテレビをつけたら
やはり自分の敬愛する
瀬戸内寂聴さんの出ている番組だったし・・・・
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日野原先生は
昔 医学の道を歩む決意をし
京都大学医学部に進学された
しかし先生は 入学早々
結核に侵され、
一年間絶対安静
休学を余儀なくされる・・・
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勉学でどんどん同級生から遅れを取るという焦りと
結核は当時 不治の病 と言われていたので
「失意のどん底」に 突き落とされたそうだ・・
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しかし、 先生は後で振り返ってみて
自分は 病人を治す医学だけでなく
この時、治療を受ける立場として
「病人学」を 学んだ・・
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この時の経験が その後いかに自分の
医療行為に役立ったか・・・
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これは 神様が 自分に与えてくださった
<特別講義>である と考えたそうである・・
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日野原先生は
昭和26年に米国エモリー大学に留学され
その大学で信望する先生から
ある事を教わった・・・ と言われている
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平静な心・・
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平常心 とでも 解釈したらいいのか・・
人間は とかく とっさの出来事に
心が動揺し 正しい判断が出来なくなることが多い・・
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医者としては この平静な心をいつも持つことが
非常に大事であり、 時と場合によっては
それが 多くの人の命を守る事にも または
その逆の結果を招く事にもなる・・・ と
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地下鉄サリン事件が 起きた 11年前
日野原先生は
それまで東京大空襲などの時に経験した
非常事態に対し
病院としての非常時の対応と
この「平静な心」で
当日病院で 全ての病室と廊下に
600名の 緊急患者を収容し
多くの 命を救うことが出来た・・・と
言っている・・
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ま はっきり言えば
あわてるな ! という意味だろう
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医療の現場で
人命を預かる 専門家は
この 平静な心 は必須であるのは
言うまでもない・・
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しかし これ
ビジネスでも 経営でも
自分みたいな普通の人間でも
結構 重要なことではないか?・・・・ と
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別に 医者じゃなくても・・・
緊急事態だけでなく
今の 世の中
結構 心の乱れる事
あるいは
心が 揺れる事が多々あるから
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凡人であるがゆえに
すぐ 大きなニュースや 変化に
考えや 判断の軸が揺れ動いたり ガタガタしたり・・・
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ビジネス 経営をしていても
本当に この
平常心・・・ 平静な心を 保つ
という <心がけ>は
ものすごく 有意義なように思う
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この間 実は早速やってみた・・・
ちょっと あることで
あれこれ ソワソワ ハラハラ・・
あー 困ったなー ・・・ということが発生した
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ちょっと 普段にはなく 動揺した気持ちになった・・
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あ そうだ あの日野原先生の・・・
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出来た !
心を 平静に保つ と言う作業が
自分で始めて<意識して>出来た・・
すー と心が落ち着く・・
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すると
良い解決策と考え方が
さっと思い浮かんだ・・
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おー これ 効果あるぜ・・・ みたいな
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一々 イライラ していたら
一々 怒っていたら
一々 グチを言っていると・・・
ろくな事は ない・・・
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ほとんど いいことは無いし
より良い解決策や 考え方が
出てくることの方が少ない・・
そういう 心の平静さを保つのを意識する習慣は
日常生活にかなり 効果的ある・・・
誰にでも・・・
そう 思った
投稿者 : 2006年03月25日 10:59
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コメント
梅川さん
祈る という行為は人間の自然の行い
だと思います。
敬虔なイスラム教を見るとそれを特に
感じるようになりました。
そう、砂漠で考えたり、祈るととても
集中できます。
現代人に一番欠けているのがこの「集中力」
ではないでしょうか?
祈る=集中する・・というような気がします。
そして 祈りをかなえてくれるのは
神様ではなくて 実は自分だと思います。
日本はそろそろ桜の満開時期ですね。
元気に次のステップがんばってください。
投稿者 内田 : 2006年03月25日 22:46
内田様
こんにちは、ドバイへ行きたくなりました。砂漠いいですね。内田さんの「文明らしいものの見えない光景が 懐かしい」というのは不思議ですが本当ですね。先日TVで、人間には「祈る」という行為にはDNAが入っていると言っていました。本当にそうだと思います。なんか砂漠やドバイの国にも不思議と祈りたくなるような気がします。
投稿者 umekawa : 2006年03月25日 17:32
Nobuさんへ・・・
私は 人事部は人事権部ではなく
人事サービス部であるべきと思っています。
人事は誰でも最高の関心事・・
酒の肴・・
でも 人が人を考課するなんて
本当に難しい事です・・
仰るとおり、日本では米国と違い
職人気質のような・・・
見えないところで努力する・・ような
単なる結果だけと違う、要素が多く
ありますよね。
私もTQCが大嫌い・・
マニュアルも、米国ではこれだけ多くの
人種が集まる国だからこそ生まれた
ノウハウですから・・
日本では ちょっと全てが適合する訳
ではないですからね・・
中間管理職が強い会社、組織は本当に
伸びると思います。
実はこの中間管理職で会社は成り立って
いるのですから・・
人を活かす考課なら大歓迎・・
でも人事権を片手に・・と言う恐怖政治は
長く続きません・・
人間の戦意を大きく喪失させるから・・
投稿者 内田 : 2006年03月25日 11:51