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2006年04月01日

日本男児

欧米に住んでみて、

そして自分の育ってきた環境を比べてみて

一番大きい違いの中に 

日本人の男性の価値観がある・・


日本人男性は、残念ながら多くを間違っている・・・

えっ?

そう かなり色々な 

<勘違い>をしている・・・


昔から 日本人男性は

亭主関白といい

家で 何もしないで威張って 

大黒柱として、おかずが一品多いと言う 

男尊女卑の文化の中で育ってきた



戦後 これがある意味でうまく行って

日本という国が大きく 世界の先進国の

仲間入りを果たす為の経済発展の要因には

確かになった・・

しかし

それ以上に 多くのものを失ったと思う・・


日本人男性は 

「家族を食わしてやる」

と言う意識が強い・・・



女房や子供は 

何も言わないで黙ってついて来い!

女房は炊事洗濯 子育てだけしていろ・・!

女の癖に 口を出すな・・・!と


よく 最近 会社を辞めて

起業を目指す方々の相談をお受けする・・

必ず 最初に家族関係を聞くようにしている

どうですか? 奥様はなんと言っていますか?って



たいがい 「はい夫婦仲は うまく行っています・・」

「家内も 理解して応援してくれて・・・」 と言うような

返事が多い・・


しかし 本当にそうだろうか?

日本人男性の価値観で大きく間違っているのが

仕事優先、出世肩書き優先、

そして

会社への忠誠心や自己犠牲・・・


家族のことで仕事を後回しにすると

おー アイツは家族優先主義者だな! なんて

言われる・・・


自分が 会社や組織で偉くなって 

肩書きや収入が上がれば

イコール 

家族も幸せになれる・・と

<勘違い>している人が 多い・・・


じゃー 働かなくて 

一生 平社員で 安給料で

家族と一緒に、貧乏してもいいのか?

もちろん それは違う・・・


でも そもそも 何のために結婚したのだろう?

世間体?


男が30歳過ぎて独身だと

奇異の目で見られる・・・

一応 結婚して家族を持つ訳?



私の若い頃は そうだった


30歳過ぎまで、会社の独身寮なんかにいると

「変な男」のレッテルを貼られるような・・


そんな文化、社会の価値観があった・・


何故 結婚して 子供を作ったんですか・・・

いやー そりゃー 普通

どこの家庭でも

子供が1-2人いるのが 当たり前だし・・

世間体?



でも 子育てや

家のことは全て 奥さん任せ・・・

何もしない・・


ある日本を代表する大手企業の 歴代の社長で

子供の死に目に 会えなかった人がいる・・

当時重役だったその方は

お子さんが危篤だったとき 

会社の組合交渉の席から 離れられなかった・・・

つまり <仕事>で忙しかったそうだ・・・


日本は こんな人が社長になる 社会・・・

「こんな人」とは 失礼な言い方ではあるが

こんな悲しい話が どちらかと言うと「美談」として

会社に対する 最大の「自己犠牲」として

美化されるように伝わる 

恐ろしい文化がある・・・


最近日本でも こういう価値観が

大きく変わっては来ているものの・・・

未だに 仕事、肩書き、収入、資産だけが 

男としての自分に対する社会の評価だと

勘違いしている 男性が多い・・


欧米社会が全て 素晴らしいとは言わないが

欧米で 子供の死に目に

知っていて 駆けつけず

その日の仕事を優先しているような人は 

果たして社長として登用されるだろうか?


たぶん ありえないと思う・・



そういう トップは 部下にも同じような

自己犠牲を強いると思う・・

だから たとえトップに就いても

業績を上げることだけで、

従業員の幸せを考えることは

後回しだろう・・・


欧米では 

高待遇の会社重役や、政府高官が

いとも簡単に 突然辞職、退職、引退する

理由は 家族との時間・・・



本人にとっては さぞ苦渋の決断だっただろうが

仕事と家族を 比較し

家族を優先する人が とても多い・・・


そりゃ 内田さん

アメリカなんか奥さんに離婚されたら

財産半分、持って行かれちゃうからですよ・・


そう それも理由の一つかもしれない・・


でも 私の経験から言えること

もし・・・・

日本人の 男性の価値観が

夫として

父親として

男としての役割を 


もっとしっかり意識していたら

少なくとも

今の日本のような

登校拒否、 

自殺者年間3万人、

ブチ切れ子供の凶悪犯罪

あるいは

熟年離婚・・・なんて


かなり防げると思う・・


新しく ビジネスを始める

会社を辞めて 独立したい・・・

そういう方には

まず こういう <男として 一人前になる努力>をして

それから 

稼ぐ事を考えるようにしてください・・・と

助言するようにしている・・


そうしないと せっかく新しい人生を進もうとしても

前と同じか むしろ悲惨な結果になる事が多いと思うから・・



自らの生き方を 反省して 

自らが気づいた経験を元に

自信満々に 

そう アドバイスしている・・

投稿者 : 2006年04月01日 08:05

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コメント

内田様
 コメントありがとう御座います。私は父親ではありませんが、日本の不器用な日本男児たちが、誰からも理解されないというのはあまりにもかわいそうだと思ってしまいました。

 うちの父親は古いタイプの人間で家庭のことは母親にまかせっきり、そして家にいるときは、ナイターを見て、口を開けば「めし」「ふろ」「ねる」ぐらいの言葉しかいわない。いまでも私は父親と話すときは、変な緊張があります。それでも僕は父親の背中を見て育ってきた(つもり)。なによりも勤労ということを学んだように思います。世間にでても恥ずかしい思いをしなくてよかったのは、その(恐い)父親と、(やさしい)母親のおかげだと思っています。思春期のころは、世間知らずの甘えからくる反抗を母親によくして悩ませた。自分ではいけないと思っていてもとめることが出来なかった。母親にそんな悪態をつくのは悪いこととわかってはいたが、自分の中でどんどんエスカレートしていった。(でも今の若者の反抗ほどえげつなくないと本人は思っています)そんな時、父親の威厳、カミナリがなければ、今の自分とは違う変な方向へ行っていたと思います。子供なんてそんなものだと思う。本能的に強いものと弱いものをかぎ分け、だれもが楽なほうに進みたいと思っている。現代の日本社会には、子供達をよい方向へ導く、カミナリ親父と道徳教育がいま一番必要なものだと思っています。不器用かもしれないし、世界から評判悪いかもしれないが、家庭のためにがむしゃらに頑張ってきた日本男児を身内でさえ(だからこそ?)理解してあげないのは、なんともかわいそうでなりません。


ところで、新渡戸稲造が、無宗教の日本で道徳教育となりうる宗教(聖書)の代わりとして、日本に存在する武士道を挙げたことを思い出します。カミナリ親父が少ない現代、どのように道徳を子供達に教えてゆくのでしょうか?それが日本の課題だと思います。

投稿者 Nobu : 2006年04月05日 18:55

Nobuさん
とても良いコメントをありがとうございました。
そうですね、昔の日本の武士道は美しいし、日本
古来の武道と合わせ、世界に通じる文化だと思います。
そういう日本男児の潔さ、協調性、自己犠牲の精神
などは今回のWBCの日本野球のスタイルを見ていて、
MLBと基本的に違う美学を感じました。

そういう精神を、例えば米国でも戦争に行って
実際に生死をさ迷う体験をしたベテランの人達の
多くが持っているように思います。
国への忠誠心、愛する人、自由の為に命を賭ける・・
そして実際の社会に戻り多くの人に教訓を与えて
いるようです。

しかし、共通しているのが必ずそこに「家族」とか
「愛する何か」というものが基本に存在している事
ではないでしょうか。

何の為に命を賭けるのか・・・
自己や家族を犠牲にするのか・・
その根底に流れるものが重要ですね。

言われる通り、現代の日本男児にも、例え不器用でも
この強い精神と慈愛の精神が兼ね備わるときっとより
一層魅力的になると思います。

投稿者 内田 : 2006年04月04日 10:35

僭越ですが今回はちょっと意見が違います。私は日本男児を含めて、もっと古きよき時代を大切にするべきだと考え始めるようになりました。海外に(中途半端に?)触れるほど、昔の日本のよいところは世界に受け入れられると思っています。そうありたいと思っています。日本男児が世界で評判がよくないのは、今の日本男児であるからであり、昔の日本男児ではないからではないのでしょうか?ラストサムライのように、ひょっとして、古きよき日本の精神は、普遍性を持ち、世界に通用する哲学であり、そしてその実行に重きを置いている、行動規範だと思っています。いろいろな社会の問題は、日本男児でなくなったことに起因していることも多いのではないでしょうか?
例えば父親としての今の日本男児は、子供と友達のように付き合い、威厳がなく、それを本能でかぎ分ける甘やかされた子供達が、私達の子供のころには想像も出来なかった、個人のストレス解消としての快楽殺人や放火につながっているのではないでしょうか?昔の日本男児のように、私をすて公に生きることは、私には出来ないくらい崇高なことだと思います。家庭を愛すればこそ、世界から理解しがたい、その不器用な行動や結果につながっているのだということを、その当人の妻や子供が理解を出来ないというのがそもそも一番の悲劇だと思います。

投稿者 Nobu : 2006年04月03日 20:49

レイコさん。
お久しぶりです。 ご主人お元気ですか?
そうですね、日本男児に題名を変えました。
父親の世代、我々の年代、そして今の若い方々
それぞれにスタイルが違いますね。
でも、男性も女性もそれぞれに役割があるのと、
お互いが助け合う必要があるのに、考えさせられる
ことの多い時代の変化です。

しかし残念ながら日本人の男性が世界で評価が低い
のは事実です。

私も、真の大人になれるよう自己改革真っ最中です。
ではお元気で。

投稿者 内田 : 2006年04月02日 20:44

ごぶさたしております。ハワイではいつもケンイチと&私にお時間さいていただいて、ありがとうございます。
同じ男でも、父と主人ではやはり育ってきた社会、環境の違いから非常に異なります。昔の日本男児=父にいえることは、家族とのコミュニケーションがとても下手なこと、特に奥さんと。それに全く気づいてないんですね、冷たくされて意外、みたいな反応して。そんな日本男児も今どきの日本男児(=主人)を間近で見るようになって、ずいぶんと影響を受けている模様。奥さんへの接し方を学んでいるようです。笑

投稿者 レイコ♪ : 2006年04月02日 18:58

 
 
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