2006年10月27日
回り道
「急がば回れ」 とも言う
私は最近 前のように急ぐ事はなくなってきたが
この「回り道」について よく考えさせられる
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回り道は 時間の無駄遣いのように言われるけど
決してそんなことは ないと思う・・・
小さいときから 運動会のかけっこで
何等賞・・・・って やられる日本人は
人から遅れることを 恥と考える
かけっこに 負けるのは 昔から
足が遅くて 運動能力が無い と
決め付けられる訳だ・・・
まして
余計な 回り道をするなんて
時間の無駄・・・ もってのほか！・・
何を考えとるか！って叱られる・・・
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何でもさっさと早くやるのがいい・・・
親も子供に 「早くしなさい」 と怒る
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「何を グズグズしているの！」って
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大人になって社会に出ても
上司や 得意先から
「早く しろっ！」って催促される・・
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でも・・・
仕事は仕方が無いにしても
自分の人生では、
何も なんでもかんでも早くする必要なんてない
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のんびり やってもいいし
さっさと やってもいいし
あるいは
ゆっくり立ち止まってみるのも
これ とてもいいことだと思う
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そんな 内田さん
経済的にゆっくりしている余裕が無いんですよ！
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そうね・・・
だからこそ もっと将来稼げるように
自分の殻を破って
発想を大きく変えるために
「回り道」って効果ありますよ・・・・意外と
はーん・・・・・・
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若い頃 病気で永く療養生活を送った人は
人生での「焦り」を感じ 失意のどん底で悩む・・・
でも
それが 後半の人生で活きることがとても多いんじゃない・・・
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仕事を辞めたり
あるいは退職して
少し 充電期間を取る人がいる
これ とても良いことだと思う・・
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そんな余裕はありません・・・と言って
すぐ 次の仕事や職務に 取り掛かる人がいる
一週間も 休まないで・・・
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立ち止まると 怖い・・・？
せっかく早く走っているペースが
もう走れないほど狂うのが
怖いのかも知れないね・・・
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しかし・・・ である
少し立ち止まって
回り道をして見ることが
いかに次の人生に有意義か
経験した人なら これ絶対に分かる・・・
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４２．１９５ ｋｍを 休まず ただ走っていると
走る事しか 出来なくなる
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記録なんかどうでもいいから
ちょっと コースの途中で
海岸に座って海を眺めたり
海岸べりの喫茶店で、ゆっくりお茶をするのも
ありかも知れない・・・
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ただ 走るのではなくて
何故 走るのか・・考えてみる
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日本人が 普通言う 「回り道」は
とても 新しい発見とその後の人生に
欠くことのできない
何かをもたらし 気づかせてくれる事が多い・・・
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そんな 回り道が 自分の隠れた能力や
眠っているマグマを 沸騰させてくれたりして
収入も 以前より 一桁増えるとか・・・
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そんなに 焦ってどうするの？
そんなに 急いで 何処へ行くの？
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それに 走り続けていると
とても身体に悪いよ・・・
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いい仕事をする為にも
少し 休憩して考えると良いと思う
仕事をしたくなっても
あえて仕事をしないで・・・我慢する
これって とても貴重なことだ・・・
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日本ハム の新庄選手も
阪神からの 5年契約15億円のオファーを断って
年棒20万ドルで 大リーグへ行って
また日本で １７年間の野球選手生活の
最後を飾った・・・・
彼なりの もの凄い回り道が
元ＭＬにいた監督の下で
最後の札幌の感動に
つながったのではないだろうか？
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彼なりに少し 休息をとって
また次に皆を驚かせてくれると思う
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人間一見回り道と思うようなことを
経験してからの方が
人生 面白い・・
投稿者 
: 2006年10月27日 02:16
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