2007年01月18日
折り込む
株式市場でよく使う言葉
市場は 今回の利上げを「折り込み済みだ・・・」
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折り込む と言うのは
もう市場が その事について
発生することを 既に認知し、予想し
投資の判断の基準に入れている・・・と言う意味
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この折り込んでいないことが突発的に発生すると
投資家は 一斉に慌てて 市場が混乱し
時には 正しい情報が投資家に届くまでに
市場が暴落したりする・・・
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ビジネスでも 同じである
悲観論とは 違い
最悪のケースは いつも投資や経営判断に
折り込んでおく方がいい・・
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ハワイでビジネスをしている場合
日本側の担当者に対しては
悪いニュースや 心配で最悪な予測は
分かった時点で すぐ知らせておくといい
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相手、 本社、 顧客には
悪い知らせほど隠さず すぐに報告し
詳細に調べて また確認できてから
追って連絡する・・・
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よく 良い知らせばかりして
この 言いにくい 悪い知らせをなかなか
報告できない人がいる・・・
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もちろん 無用な取り越し苦労や
相手をむやみやたらに心配させるのは
避けた方がいいが
冷静に ほぼ間違いない悪い知らせとか
当初の見積もり以上に 数字がマイナスに
狂うことがほとんど確定した場合
出来るだけ これを早めに知らせる
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相手の 認識している事柄に
その最悪のケースを 「折り込ませる」・・・
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気の弱い人や
自分が誉められたいだけな人
いわゆる自分の役割を分かっていない管理職ほど
この悪い知らせ マイナスな報告を
後回しにしがち・・
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それを知らされない
その事態の発生を折り込んでいない 相手に
実際にそのニュースが舞い込むと
大騒ぎする・・・
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えー！ そんな話 聞いてないぞ！って
だって ～ に収まるって言ってたじゃないか！ となる
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仕事やビジネスは 相手があることなので
いつも こういう気遣いが欲しい
つまり
相手を良いニュースで 驚かせる事はあっても
悪い知らせで 驚かせない事が大事・・・
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つまりこれ ＜思いやり＞ と言うものである・・・
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マイナス波動の 悩むことを趣味にしている人は
ちょっといただけないが
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冷静に 状況を判断し
今は こういうリスクと こういう問題を抱えています
現状では こう対応していますが
もし周囲の環境がこうなった場合
最悪 こうなることをご承知おきください・・・
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そういう報告は ちっとも悲観主義でも
心配性の性格でもない・・
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本部や 顧客は こういう管理の出来る人を
とても信頼し 頼もしく安心するものだ・・
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想定していた 最悪の事態が
結果として取り越し苦労であった場合
安堵する担当者の 数も多くなる
予側がプラスに狂うのは
いくらでも 歓迎されるから・・・
投稿者 
: 2007年01月18日 08:25
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