2007年01月03日
やり甲斐
人間の日々の仕事や生活で
その人を動かすものは
本能、必要性 そしてやり甲斐だと思う・・
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人間は 喉が渇けば必死で水を探すし
お腹が空けば 食べ物を探す
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そして 働く事や日々の生活は
その人が 必要に迫られて
仕方無しに 働いたり 動く事
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しかし 人間は かなりの部分で
やり甲斐 のあることを探しているのだと思う
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いつでも 基本的欲求が満たされ
ある程度の生活も出来るとなると
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次は 「達成感」 とか 「社会的に認められる」
時には 「もっと向上する為に」 有効なことに
取り組むようになる
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マズローの欲求の階層論にも
そう書いてある
人間最終の目標は 「自己実現」だ・・・って
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人間が悩んだり
心身ともに疲労したり
がんばって働くエネルギーが出ない
そして最悪 自殺するまでに到達してしまうのは
やはりこの「やり甲斐」が無い場合が多くあると思う
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やり甲斐 とは
報酬 とか 昇進、立派な家だけでなく
やはり 何の為にこの苦労をするか?
そして その苦労をしたら
自分がどれだけ 真のご褒美をもらえるかも
とても重要な源(みなもと)だと思う
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日本は やっと景気が回復してきたが
日本人の心に
何故か いま一つ輝きを見出せていない
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人間のやり甲斐の中で
一番大きいインセンティブが 実は
人から 誉められることではないだろうか?
凄いねー って
さすがだねー って
偉いねー とか・・・
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もちろん 「金をくれれば それでOK」
あとは 何もいらない と言う人もいるけど
やはり多くの日本人は
自分を認めてもらい 誉めてもらう事に
非常に飢えているような気がする
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「美しい国 日本」も良いけど
実際は「やり甲斐のある国 日本」ではないだろうか
富の格差があるのは 当然
そんなことは 昔から一緒
他人の100倍お金を持っていても
100倍 生きられる訳ではないから
気にしないでいい・・・
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それより普段の苦労や仕事が
疲労感を感じることなく出来る
仕事に時間を忘れて打ち込めるような・・・・
そんな価値観が 最も重要かもしれない
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やり甲斐を無くした社会は
人口の増減に関係なく
活力を失うと思う
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がんばっても 苦労しても 病気になるほど働いても
お金以外に何も得るものが無い・・・
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休みなしに 働いて
皆が寝ている時間に 働いても
それを他人に認められたり
自分が満足しないと
人間のやり甲斐は
一気に失われてゆくと思う
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子供 も 大人も同じ
お年寄りだって これ同じだ・・・
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ビジネスでも やはり同じ
何故 この仕事をするのか
それが
どんな自分のやり甲斐につながるのか・・・
いつも考えていないと
忙しく 動き回れば回るほど
健康を壊す
<やり害>になってしまう?!・・・
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反対に仕事やビジネスに
一生懸命取り組むと
最後に どういうゴールが待っているのか
その目標や 過程に「意味」を見出していると
人間もの凄い パワーが出ると切実に思っている
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残業代ゼロの法案改正が
良いとか悪い の問題では無いと思う・・・
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<何を> とか <どれだけ> では無くて
<何の為に> が
<やり甲斐>を見出す
一番のコツだと思う・・・
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そしてこれを見つけるのに
一つだけ必須の条件がある・・・
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それは
自分で探し決める ことだと思う・・・
投稿者 : 2007年01月03日 07:34
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