2007年02月21日
Win Win
英語でビジネスの交渉時によく言う
Win Win situationという言葉
意味は ご承知の通り
ビジネスで誰もが プラスになる
皆の商売や ビジネスの成功にプラスとなる
そういう状態を Win Win と言う・・
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これだけ 競争の時代
これだけ 弱者切捨ての時代
これほど 格差の時代になると
とかく 勝ち組と 負け組み・・・なんて
すぐ分かったように、偉そうに決める人が多い・・・
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勝ったり負けたり 競ったり
勝てば 嬉しくて
ストックオプションもらって 億万長者になり
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負けると 悔しい思いをして
解雇されて 自己破産する・・・
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反対にもう そういうの 古いんじゃない?・・・
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野球とか オリンピックとか
スポーツの世界は 勝ち負けが目的だけど
ビジネスの世界や仕事では
出来れば Win Winを目指したいものだ
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勝とう とするのではなくて
皆が うまく行くように
皆の仕事や商売に、プラスになるように
いつもいつも 考える
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船井幸雄さんだって 言ってた
これからの資本主義が生き残る道は
「競争」から「共生」への転換だって・・・
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シェアー 何%だけでなくて
市場全体を 皆で大きくするよう
新しい市場作りを 考えるとか・・・
豊かさの定義を 変えるとか・・・
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会社の利益の為だけでなく
社員にも良いように考える
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自社だけでなく
取り引き先や 購買先にも
プラスになり、より大きなビジネスになるよう
工夫する・・・
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利益だって同じ
自分の分だけ増やそうとするだけでなく
相手先のそれも増えるように
試行錯誤する・・
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自分の会社だけ Win Winになるように考えろ!
それが お前の仕事だ!って
頭の先から 爪の先まで そう考える社長
そして
儲けた人や お金持ちになった人だけを
「勝ち組」 なんて言って評価する世間の風潮・・・
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淋しいね・・・
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増えてるんじゃない?最近
そういうの・・・
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本当の理想は やっぱりこの英語で言う
Win Winなんじゃないかな・・・と思う・・
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これでなくて
相手が 負けるようにばっかり仕事していると
やはり 長く続かない・・・
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商売お互い様だし・・・
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取引して お互いの会社で
社員に給料払わないといけないし
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下請けに対して
あるいは購買する立場にいて
いつも取引相手をいじめたり
自社の利ばかり考えていると
少し時間が経つと 結局それほど
自社の功績には貢献しないものだ・・
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人生でも
お付き合いでも
他人や他の会社と関わる場合
この Win Winをいつも
頭に入れて考える癖をつけると良いと思う・・・
投稿者 : 2007年02月21日 23:31
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コメント
こんにちは。時々貴社のブログを拝見しています。・・本当に仕事というものは、お客様はもちろんのこと、従業員の助けがあって初めて会社が回っていき、商売になっていくんですよね。本土から来て、あるハワイ現地の会社に勤めていましたが、いくらリクエストしても、労働契約書もジョブディスクリプションもないまま、会社の都合(人件費を浮かせたいため、途中で帰す、忙しいときは朝から晩まで働かせ、トイレ休憩中も転送で電話を取らせるなど)のめちゃくちゃなスケジュールで数ヶ月働かされたあげく、経費節減のため、辞めさせられました。日本から来た人間を不法労働させて、月決めの給料で一日12時間も働かせている会社が、日本のマスコミで「人気のロハスツアー」とやらで笑止千万です。アメリカ人の社長は会社のパーティーでマリファナを吸って、汚い言葉で従業員からのプレゼントをののしるるし・・。もう滅茶苦茶です。会社にとっての利益、自分たちのWinしか考えず、従業員をコスト面から自動車のパーツのように取っ替えひっかえし、奇麗事の空約束ばかりして、結局いつも会社の「都合」で、お流れになる。・・もう疲れ果てました。ハワイの全ての会社がそうではないと思いますが、あまりにも極端な経験をしました。仕事を選ぶ上で、Win Winも大事ですし、経営者の「品格」、会社の「品格」というものもじっくり観察し、判断してゆくべきですね。(愚痴めいたコメントになってしまいましたが、「楽園ハワイ」、「ロハス」、「癒やし」を売り物にし、日本人観光客からお金を取って成り立っている会社が、奇麗事の裏に従業員の労働力を搾取し、不法な事をして経営者側の利益や都合を優先している姿が許せませんでしたので、投稿させて頂きました。)
投稿者 プルメリア : 2007年02月22日 22:33