2007年04月02日
公私混同
当ブログでは毎週月曜日は
＜道徳＞のコラムをお送りしています・・
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真面目で堅苦しい話が嫌いな方は
気分が悪くなると思いますので
お読みにならないで下さい！（笑）
では エヘン！
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人間 会社や組織で出世したり
仕入れ担当になって、納入業者と
面と向かう職位に就いたりしたら
気をつけなくてはならないことがある
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公私混同
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自らの職位から、そのちょっとした優位な立場や
特権を つい私的なことに使ってしまう誘惑に
日々さらされる・・・・
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たいがいの人・・・・
・・・・・ま いいか・・・今回だけ とか
・・・・・皆 やってるんだし・・・・
・・・・・前任者なんか もっと露骨だったし・・・・とか
・・・・・それに比べれば 自分なんか・・・なーんて言って
だんだん 始める・・・ 公私混同を
だんだん 上手になる・・・特権乱用が
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あまり堅いこと言っても
相手に悪いしな・・・なんて
自分に 変な言い訳して
だんだんとその泥沼温泉にはまって行く
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昔サントリーの営業時代
ある大手スーパーマーケットチェーンの飲食部門を担当した
そこは 全国にスーパーとＣＶＳのチェーン店網を持ち
日々 業績を拡大し
有名な ファミリーレストランもグループ傘下に持っていた
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この会社は、何度お邪魔しても
中々担当者とアポイントが取れない
新製品や市場をご案内したいと 申し入れても
用事があれば こちらからサントリーさんに伺います・・
そう言われて 断られてしまった・・・
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商品部は 自社で徹底した顧客調査を実施し
メーカーのデーターはあまり参考としない
まして メーカーから接待を受けるなどと言う文化の
全く無い会社だった・・
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一切 そう言う特別条件を排除して
とにかく消費者が望む商品を扱う・・・
そんな方針を徹底して貫いている企業グループ・
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一方 もう一社の巨大スーパーチェーンも
飲食レストラン部門を持っていたが
こちらは 商品部の担当者を
どう接待するか・・で
全店の扱いメニュー品目が決まる
そう言っても過言ではないくらい
営業マンの必死の接待攻勢と土下座外商で
ちやほや 相手に特権を与えれば
メニューに自社の商品取り扱いが決まる会社だった・・・
それだけでなく
時にはその企業は 頻繁に
出入りのメーカー各社に多額の協賛金を要求してくる
御社は 今月１０００万円お願いします！ みたいに・・・
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商品部のバイヤーは、お土産とかサンプルなんか
だーい好き・・・・ すぐ受け取る
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それだけでなく
「久しぶりに飲みに行きたいなー・・・」なんて
露骨に接待されるのを要求してくる
そんな社風、 社員の価値観だった・・・
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前者のスーパーＣＶＳチェーン店・・・・
今でも日本の小売業を代表する上場企業だ・・・
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後者の企業・・・・
その後、産業再生機構に取り込まれた
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ま 何でもこういう風になる
道義に反していると 必ず滅びる
袖の下を要求したり
贈収賄の精神を 仕事に入れて
公私の区別無く 誘惑を受け入れていると
長続きしないんだね・・・・
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会社だけでなくて 個人も一緒・・・
公私の別は
愚直に分けなければいけない！
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会社や店の飲み物を お疲れさーん！と言いながら
ただで飲んだり？
自分の職務上権限を使って
業者に たかったり・・・・
会社の金や特権で 遊んでばかりいると
＜誰か＞から お灸をすえられる
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業者の方も しっかり見ている
あー あの人ね・・・・そう言う人だよ って・・
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費用でも 時間でも 物でも
私的な利用と
公的なものに はっきり区別をする事！
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いつも言うとおり
特に＜誰にもバレない・・・＞と思った時こそ
ぐっと我慢する・・・
自分の煩悩との勝負である
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＜正直＞の頭に バカ が付くくらいで丁度良い
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では
例え ３９セントの切手代でも
公私の区別をしっかりつけて
＜正々堂々と清らかなる＞ 一週間を！
投稿者 
: 2007年04月02日 01:38
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コメント
Nizzy+さん
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
なるほどお父様うまいことをおっしゃる。
「たまたま」 が 「またまた」・・とは
そう 人生ポイントになる部分はよく考えて
行かないと、惰性で「まぁいいか人生」
になりますね。
投稿者 内田 : 2007年04月03日 12:52
久しぶりのコメントとなりました。
ご無沙汰しております。
先月、「そろそろご帰国なさる頃だなぁ」と思い出していました。
お元気にお過ごしのご様子を拝読し、昨年末を懐かしく思い起こしています。
今日のコラムも、興味深く読ませていただきました。
父の語録（お寒いオヤジギャグ交じり）を思い出しました。
よく「たまたま今日だけ」とか言う人いるやろ？
あれはな、「たまたま」に留まらずやで。
最初は「たまたま」って思ってても、
そのうちそれが続いて「またまた」になるんや。
良くも悪くも「まぁいっか」で片付けてしまいそうになること、
内田さんが仰っていることに繋がると思います。
何をベースに生きるか、どこにフォーカスするか、それがキーですね。
いつも正しい方を選び取ることのできる知恵と力を得たいものです。
There is nothing concealed that will not be disclosed,
or hidden that will not be made known.
（Luke 12:2）
Whatever you do, work at it with all your heart,
as working for the Lord, not for men,
（Colossians 3:23）
投稿者 nizzy+ : 2007年04月02日 22:55
