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2007年06月05日

組合

あるプロジェクトで セミナー会場を探していて

今 ワイキキにあるシェラトン・ワイキキホテルと


交渉している・・



セミナー会場として使用する ホテルのミーティングルーム

70人ほど収容できる部屋を3時間ほど予約し

部屋の使用料金は およそ$1,200くらい



色々と細かく書かれた 予約の為の申込書を読んで

驚いた・・・・




総額に ハワイ州のGE TAX 4.712%が課される他

5%のUnion Service charge が加算される・・・だって




何 ?

自分の目を疑った・・・



労働組合のサービス料とは 何だ?って



シェラトン・ワイキキを中心とする


ワイキキの主要ホテルの従業員は


労働組合を結成している・・・



永年 民主党の地盤であった ハワイ州は

医療保険、最低賃金、各種の補償保険制度など

隅々まで 働く側に有利に出来ている




バンケットルームを使うのに

労働組合費とは 恐れ入った・・・・・・・

これに食事などを頼むと


Tipはもちろん 別にチャージする

たしか組合員費というのは、


労働者が自ら稼いだものから


その運営資金やストライキなどの 


会社との闘争資金をプールし 活動するのが


これまで世界の共通原理じゃなかったかしら・・・


それが

組合の費用を 客に負担させんの?


何か間違っていない?  と




週休二日・・・

誰でも 当たり前になったこの制度


自分が昔 会社勤めを始めた頃はまだ


一般的ではなく


土曜日は 半日(ハンドン)だった・・



でも この土曜日に半日出勤すると


平日出来なかった 伝票の整理や

販売日誌を書くなど

結構 庶務の仕事などが はかどったのを覚えている



業務が終わり

昼から 先輩とか同僚と昼食に出る


そこで 普段とは違う ゆっくりした午餐の時間を

ちょっと贅沢な スエヒロ・レストランの

ステーキランチメニューで楽しんだものだ


休みは 多いほうが嬉しいけど


ゆとり や 何でも働く側に有利な

労働法とか保険制度は


だんだん その国や州、


それに会社の競争力を

中長期的に 失わせることが多い

米国の自動車業界  航空会社がその良い例だ



一般従業員の 430倍の年棒をCEOが取る米国では

少しは 働く側にその利益配分が行って当然だが

どうも このホテルの組合 という存在は

? である



ある担当しているプロジェクトでも


管理責任者のやる気のなさや

休みたい症候群で困っているケースがある



休みたいのは誰でも一緒


でも


忙しい時は 週6日でも7日でも


あるいは 残業もいとわないのが

昔の管理職だったけど

どうやら今は 違うようだ・・


週 90時間も働いていた

昔の自分の時代と比べると

ずいぶん違った価値観、 良い時代である


アメリカは 何でもレイバーが高い


ちょっと機械の修理とか頼むと

一時間平気で$65 ~ $80をチャージしてくる



それも 前と次のアポイントへの移動の時間まで

何かダブってない? って


1時間作業しなくても しっかりと2時間分チャージしてくる

その支払いを拒否したり 文句を言うと


もう次の修理には来てくれない・・・



有能な技師やブルーワーカーの少ない


ハワイ州では 質の低い仕事でも


料金は 一流である



今までの先進国は 同様に

労働賃金の高騰で 競争力をどんどん失っている



働く人  雇う人  お客さん


それぞれに 皆自分中心だから


本当に バランスが取れない



ハワイでビジネスをする場合

いかに 雇用する人が少なくて済む業種か


あるいは 従業員に働けば働くほど

仕事をこなせば こなすほど

たっぷり歩合給の出せる業種が有望である


ホテル、レストランなどのサービス業を中心とした


既存の「労働集約型」ビジネスは 

先進国でやるものではない




低賃金の労働力が有り余っている


発展途上国なら まだ利益も出る

でも

アメリカやフランス、英国はもちろん

そして日本でも

ハワイで働く日本人にも


そんな 「あまり働きたくないけど 給与はたっぷり欲しい」精神が


充満し始めているような・・



これは 世界の価格競争力を失って行くのが常

最終的に仕事にも ありつけなくなり 

結局貧乏なまま・・・

歴史が証明している



反対に 考えて

経営者 投資家が いかに賢くこの時代の

感性を理解して 効率よく

顧客サービス 販売が出来る仕組み

ビジネスモデルを作るかが 勝負だと思う・・


今日は ちっとも面白くない内容で失礼!


投稿者 : 2007年06月05日 05:06

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コメント

ナナさん

面白かった? 良かった!

働く事が好きで のんびり出来ない人。

これ幸せな人です。

でもこういう人こそ、時々休んで ちょっと
立ち止まってゆっくりするよう「心がける」
のが大事でしょうね。


そう 何でも中庸が大事ですからね・・・


投稿者 内田 : 2007年06月06日 06:11

 
 
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