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2007年07月21日
任せる
日本とアメリカの職場を見ていて
仕事を「任せる」と言う 中身が違うのに
気づく・・
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アメリカは 徹底して 仕事の
役割分担 権限が それぞれ別に
詳細に与えられているから
分かり易い・・・・
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組織の それぞれの役割 責任がはっきり
分かれているから
むしろ 他人に何かを任せる・・・・と言うより
人それぞれに それぞれの役割を果たすと
組織が動くようになる・・・
そんな感じかな・・・・
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何でも 細かく分業の社会・・・
「おー それは私の仕事ではありません・・」の世界だ
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一方 日本
これは お互いが協力する とか 助け合う・・・
和を以って尊しとする・・・・文化がある・・
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同僚の仕事でも 自分に手が空いていれば
手伝うのが 当たり前・・・
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どっかの組合のあるホテルみたいに
他の従業員の仕事を手伝うと
組合員規則に抵触し 怒られる・・・なんて
ありえない・・
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同時に 日本では 上司がいかに部下を育てるか・・・
そんな議論やより良い手法も
多くの本や セミナーで教えられている
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この時に 出る言葉
「任せる」・・・・・
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うん 君に任せた・・・
そうか 君の考えでやってごらん・・任せるから
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自分も こんな上司の言葉には
自分を信頼してくれた・・と言う
嬉しさを感じたように覚えている・・
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しかし 任せる と言う言葉の意味を
知らないで 任せている上司が多い・・
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任せる = 自分は知らない・・・とか
任せる = あー これで楽になった 先に帰ろう・・・って
勘違いしている 上司が多いのね・・
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部下に 仕事を任せるのは
結構手間がかかるものだ・・・
動き回る時間は少ないかもしれないけど
その部下の仕事の進め方 経過を把握し
そして
ちょっと脱線しそうになったら注意してあげる
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本人の経験の為に
わざと脱線させることも それはあるにはあるけど
基本的には 全てに責任を持たないとダメ
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上司自身が 自らの上司から
経緯説明を求められたら
全部言えないと ダメ
これを あー ○○君に任せているので・・・なんて
言っちゃうと 一巻の終わり・・・・
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任せる・・・の 言葉の意味を履き違えて
パチンコ行ったり 直行直帰していると
墓穴を掘る・・
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部下に 任せるよ・・・には
最後は自分が責任を取るから
経験の為に やってごらん・・・
でも 経緯は全部報告してね・・
これが 正しい・・
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上司は そこで余裕が出た時間に
サーフィンしたり マージャンやってないで
他の仕事をする
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新規の 顧客開拓とか・・・
新しい組織や担当替えのこと・・・
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そして 一人でスタバでも行って
「考える」 仕事をする・・
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さてこの仕事の出来によっては
彼に今後どんな仕事を任せてみようか・・・とか
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これから どんな広告戦略を打つか
下半期は 何と何を 実行するか・・
それには △△を育てないと無理だな・・なんて
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これが 本来の上司の仕事なんだから・・
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そして 任せた部下から携帯に電話がある
あのー 済みません
このお客さん こう言って怒ってるんですけど・・・・って
あっ そう・・すぐ行くから
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任せる と言う意味を間違えないように
任せる と言って飲みに行かないように
いつでも 待機し かつ
任せた人が 仕事がし易いように
やる気が 出るように
後ろで 黙って臨戦態勢で
しっかり 構えていてあげる・・・・・
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これが部下に仕事を 「任せる」・・・の
本来のあるべき姿である・・
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投稿者 : 2007年07月21日 10:46
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