2007年09月13日
NO
ロンドンとハワイで仕事をしていると
日本と一番違うのが
相手との会話の思考だと思う・・・
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日本は 何でも まず
「はい そうですね」 が基本
何かを頼まれて 断る場合も
「はい そうですね。 しかし ~」である
「はい。 最大限努力します・・・」 なんて・・・
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日本人の会話はまず Yes が根本にある
和を以って尊し とする文化が根底にあるから
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でも 欧米で仕事をしていると
気がつくと日頃の会話に
No を言う時の方が多い
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私も最初は ノー と言うと
相手が嫌な気分になると心配して
なかなか ノー を言えなかった
でもこれ
慣れてくると言えるようになってくる
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言える 言えないよりも
出来もしない事を イエス と答えるほうが
後で 厄介になるから
止めた方が良い
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最初に 勇気を出して
相手の気持ちなんか 気にせず
No I don't ! と言う・・・・・・・・
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予想する以上に 相手はケロっとして
OK ! バ~イ! で終わりである
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もちろん 何でもかんでも
No No ! 言っていたら誰からも相手にされなくなるけど
特に 自分が責任者だったり
管理職の場合
言うべき時 出来ない時
それを するつもりも予定も無い場合は
しっかり No と言わないといけない
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Yes, But も相手を混乱させる
米英では Yes は 100% 「了解、いいですよ」
の意味だから
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あえて 冷淡に断ることに気が引ける場合は
むしろ No, but ~ である・・・・
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それは出来ません
でも こちらの方法ならお受けしましょう・・・・
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今はダメです しかし来年
こういう内容と金額ならお受けしましょう・・・って
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日本的な その場の雰囲気を壊さない文化も
とてもよいところがあるけど
米国で 交渉やビジネスをする場合
はっきり No を言える練習をするべきだ・・・
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私の経験から言って
まず No を先に言って
後に 別の方法でお互いの要求や主張を
すり合わせる方が
自分の信用や人望につながり
うまく行くことが多い
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「断る」のは決して失礼ではない
出来もしない事を やるつもりもない事を
意味の無い笑顔で Oh Yes !と言って
そのまま 放っておく方がむしろ始末が悪い
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無理な事に対して
No をはっきり言えることは
結果 相手に対する心遣い
お互いの信用につながる
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投稿者 : 2007年09月13日 07:34
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