2007年09月02日
板につく
誰でも 色々な仕事をして
職務について しばらくすると
その働いている姿が 「板についてくる」
・
・
誰でも ユニフォームや着ているものが
それを着て仕事をする期間が長ければ長いほど
周囲の目も
本人自身も
鏡に映るその自分の姿に 目が慣れて
だんだんと 「板についてくる」・・・・
・
・
面白いもので
これに 動作や仕草も加わり
益々 サマになってくる・・・・
・
・
・
イメージとか見た目も
大事だ・・・・
・
・
・
特に 仕事としてお客さんと接する人は
この 外見 立ち居振る舞いに気をつけたほうが良い
・
・
・
受付の仕事
営業の仕事
フライトアテンダントの仕事
ホテルでの仕事
・
・
何でも ユニフォームや見た目が
板についている人は、お客から見ても
安心感がある・・・
・
・
・
私なんか すぐ何でも板につくタイプだから
ロンドンで 五年間のレストラン支配人生活後
日本に帰国して
誰かと どこかのレストランの玄関や
ホテルのロビーで待ち合わせして立っていると
必ず 他人から声をかけられる・・・
・
・
あのー スミマセン・・・ おトイレ何処ですか?って
え? あ! 私ここの社員ではありま・・・・
・
あのね この宴会場はどこ?って
結婚式の招待状見せられたりして聞かれる・・・
・
・
は? あ! あの 私 このホテルの支配人では・・・・
・
・
でも 「板につく」 と言うのは
やっぱり その人が一生懸命その責任を
果たそうとしている姿や生き方から
オーラのように出るものなのかも知れない
・
・
・
昨年 ハレクラニホテルのラウンジバーで
日本のある男優と
その取り巻きみたいな連中と遭遇した
・
・
モデルのように長身な彼と目が合った・・・・
ハンサムでカッコいいけど
正直・・・ 何かヤクザのような悪いオーラを感じた
・
・
他人や女性をだまして
金を奪うような悪人の姿が
「ピッタリ板についた」ような・・・・
・
・
それから数ヶ月して日本で彼が恐喝罪で捕まったのを
ニュースや新聞の記事で知ったけど
・
・
あれは彼のハワイでの結婚式があった夜だったようだ・・・
・
・
でも あのラウンジで見た彼は
はっきり言って申し訳ないけど
悪役にピッタリ ハマっている
何とも言えない詐欺的生き方が
板についていたのを はっきり感じた・・
・
・
だからニュースを聞いても 驚かなかった
むしろ 「やっぱりなー」 って
・
・
間違っても こういう姿が板につく生き方はしたくない・・
・
・
中野牧師がこんな話しを聞かせてくださった
3,000人の患者の最後を看取ったことのある
ホスピス勤務の医師が言っていた・・・って
・
・
人は その人が生きてきたように死ぬ・・・って
本当にそうだろうな・・・と思う
・
・
ちくしょう! と生きてきた人は最後に 「ちっくしょう!」っと
叫んで死ぬ
・
・
他人に感謝しながら 他人のために何が出来るか
そう考えて生きてきた人は
「ありがとう」 と言いながら亡くなるそうだ・・
・
・
人間 それぞれの人生で
板についた通りの最後を迎える・・・
・
投稿者 : 2007年09月02日 14:31
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mkuhawaii.com/blog/mt-tb.cgi/1206