2008年10月16日
動線
サービス業や製造業の現場で
よく「動線」と言う言葉を使う
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スタッフやお客様が日頃のルーティンで
行ったり 来たりする 「道」 「動き回る線」 のこと
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この動線は 仕事の現場では特に
単純で短く、効率的であることが望ましい
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コストの削減
時間の節約
サービスの向上
事故発生率の低減
そして
働いている人達の疲労軽減にも
長い眼で見ると 大きく役に立つから
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「カイゼン」 が社是のようなトヨタ自動車では
日々 製造現場でこの動線を 綿密に見直し、
効率アップにつなげている
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ここから あそこまで 従業員が何歩で
移動しているか・・・ とその歩数を計測する・・・・・・・・・
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片道２５歩あれば これ往復で 普通５０歩だ・・・・
これを 片道１５歩に短縮すると 往復で２０歩 従業員の
歩数が カイゼン する・・・・・・
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トヨタでは 「そんなこと ５０歩 １００歩で・・・」
などとは 絶対に言わない・・・・・？
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我が家は いつも洗濯物を
外のラナイに干すようにしている
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米国の一般家庭では 洗濯物には
乾燥機を使う・・・・・・・・・・
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そこら中で 洗濯物がヒラヒラしていると
街の景観を損ねるから・・・・・・・・と言うのも一つの理由
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我が家にも 乾燥機はあるけれど
雨とか 急に必要な衣類などを乾かす時など
余程の時以外は 使わない
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コンドミニアムのルールに沿って
洗濯物が 外から見えて
コンドミニアムの景観を 損ねないように
ラナイの 内側に干す・・・・・・・
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この気候の下に住んでいて
洗濯物を 乾燥機で乾かす事ほど
もったいなことは無いと思うし・・・
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電気代だって 家庭の中でエアコン以上に
莫大な消費量だし・・・
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ウチのコンドミニアムは
リビングルームとマスターベッドルームの
両方から ラナイに出入りできる・・・・
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ここに住み始めて 約十年
いつも リビングルームからラナイへ出て
洗濯物を干していた・・・
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私だって 最近洗濯をするので
いつも リビングから出て 干して
そして
乾いた洗濯物を リビングルームに取り入れて
一枚 一枚 畳んでから
それを 足腰痛いから
よっこいしょ・・・・ っと言いいながら
ベッドルームまで運んで
引き出しや クローゼットにしまっていた・・・・
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ところが 昨日
ベッドルームからラナイへ出て
乾いた洗濯物を そのままベッドルームに取り込んで
畳んで クローゼットにしまった・・・・・・・・・
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十年 ここに住んでいて 初めてこの「動線」で
やってみたら
ま それはそれは楽だった・・・・・・・・・
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リビングルームから 多い時は
畳んだ洗濯物を
二往復も 三往復もしながら運んでいたから
その歩いて運ぶ作業が ほとんど削減出来たんだから
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あらー こんな 便利な方法を
何故 今まで気がつかなかったのかしら・・・・・
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英語で この「動線」を行ったり来たりすることを
Ｔｒｉｐ と言う・・・・・・・・・・・・
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Ｔｒｉｐ そのものの回数や
Ｔｒｉｐ 一回当たりの距離を少なくすることは
サービス業とか製造業のあらゆる「効率化」に直結する・・・・・・・・・
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これ 一日とか 一回だけでは
効果はよく見えないが
毎日 毎週 １２ヶ月・・・・と繰り返していると
驚くほど その「効率化」が見えてくる
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サービス業の現場なら
スタッフを ５人から４人へ減らしたり
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工場なら 同じ時間に仕上げる製品の個数が
年間で 何％アップするなんてどこでも聞く話だ
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ま 一般家庭の洗濯物の片付けに
コストや人件費削減は あまり関係ないが
今まで 長く住んでいる家の中で
ほぼ毎日する家事で
こんな簡単な カイゼンに 今頃気がついたとは
我ながら 笑ってしまう・・・
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事務所、倉庫、 作業現場
あるいは
お客様がたくさん 出入りし訪れる施設でも
この 「動線」を 本気で見直して
チョッとだけでも 変えてみると
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驚くほどの 「カイゼン」が見られるものだ
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最初は 皆戸惑うね・・・・・・・
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あれ？ って
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皆 慣れていないから・・・・・
頭で分っていても
長年 身体が覚えてきた「癖」になっている動きを
変えるのに 結構苦労するし・・・・・
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中には反対したり 文句を言う従業員やお客も出るけれど
気にしない・・・・・・・・ そんなの最初だけだから
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今日から 我が家は
洗濯物を ベッドルームから取り入れるよう
ラナイにサンダルを もう一足
ベッドルームのガラスドアーの前にも置く事にした・・・・・・・・・・
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では もうそろそろ 洗濯物が乾いた頃なので
ベッドルームから取り入れますので
これにて失礼します・・・・・・
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投稿者 
: 2008年10月16日 16:47
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