2009年03月15日
差し押さえ
米国の住宅バブルがはじけ
全米で ローンを払えなくなった人の
銀行による 住宅差し押さえが急増している
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差し押さえ
英語で Foreclosure と言う
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家を失う・・・・・・・ なんて
どんな気持ちだろう・・・・
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返すあても無く 借りた方がいけないのか
それとも
貸した方が悪いのか・・・・・・・・・・
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借りた当初は 誰だって返済の目処が
あったからな訳で
誰だって 返せる見込みを持たないで
ローンを組む人はいない
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二人の子供を持つ ある女性が
随分前に ご主人を亡くし
仕事をしながらローンを返済をしていたが
ある日 仕事を解雇され
住宅ローンを返済できなくなる
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契約とは 無慈悲なもので
銀行は 理由の如何に関わらず
差し押さえの準備に入る
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差し押さえられた 物件は競売にかけられ
その女性は 競売の会場へ出かけ
永く住み そして子供を育てた我が家が
競売にかけられる場に立ち会った
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その家に 「ありがとう さようなら」を言いたかったそうな
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泣きながら そのオークション会場で座っていると
隣に 座った老婦人が
「どうしたの? 何があったの?」 と彼女に聞く
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彼女は 事の成り行きを説明し
自分の住んでいた 家がもうすぐ競売にかけられる・・・・・と
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その老婦人 が聞く
貴女の住んでいた家は どれ?
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あの 家です・・・・・・・・
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その女性の家の競売の順番が来る
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老婦人は その家を 何度も
ビットして 競り落とした・・・・・・
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老婦人は こう言ったそうだ
「今日 私は息子の為に 差し押さえ物件の家を
購入に来たが、どうやら神様は 私に 貴女にこの家を
競り落として、返してあげなさい・・・・・・・と言っているようです」 と
そう言って 老婦人は
その競売物件を 彼女の所有権に
戻したそうだ・・・・・・・・・
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これ 実は 実話・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・う・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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アメリカは 世界一強欲な 投資銀行や
ヘッジファンドの連中の住む国だが
同時に こう言う文化も
街のそこ ここに転がっている
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公的資金を受けた AIGの幹部400人に
巨額ボーナス支給とか
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幹部の皆さん もしそのボーナスをもらうなら
それを 何に どう使うか?
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これから アメリカのお金持ちの
持つべき新しい倫理観が問われている・・・・・・
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投稿者 : 2009年03月15日 21:11
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