2009年05月28日
アイコンタクト
アメリカで 誰かと話しをする時に
とても重要な心がけの一つとして
「アイコンタクト」 がある・・・・
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そう 相手の眼を見て
握手し 挨拶する
相手の眼を しっかり見ながら話す・・・・・・・・
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これ アメリカでは
子供の頃から 結構厳しく躾けられるマナーだ
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日本で言う 「きちんと お辞儀をしなさい」 と同じくらいに
とても 基本のマナーとして重んじられる
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アメリカの大統領も
テレビに出演する ゲスト達も
司会の人がいれば 司会者の眼を見て話し
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会場にいる聴衆に話す時には 会場の方を見て
しっかり 「語りかけるように」 話す・・・・
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毎日のように ありとあらゆる案件で
演説をしないといけない アメリカの大統領は
演説の原稿を 全て覚える訳にはいかないので
テレプロンプターと言う 特殊なプロジェクターを使って
聴衆の方を見るように 顔を上げて話す・・・・・・・
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日本でも昔 細川首相が使ったし
今の 麻生総理も 時々使用しているみたいだけれど
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やっぱり 下を見て原稿を読みながらの演説は
いかにも 官僚や秘書が書いた 文章を
棒読みしているように感じてしまうし
通常の 講演会 セミナーなどでも
原稿を 下を向いたまま読んでいるスタイルは
聞いている側としては あまり 親近感を感じないものだ・・・・・・・・・・
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相手の 眼を見ながら と言うのは
結構 疲れるときもある
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気まずいトラブルの案件や
合意し難い交渉 とかの場合は
とかく 相手の眼を 避けて
ついつい あさっての方を見ながら
話してしまう場合も
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当地で 仕事をしていて
日本から来たビジネスマンが
こちらのアメリカ人と交渉したり
仕事の話しをする場合
結構 同席する私が困る時がある
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出張で日本から来た人が
ミーティング時に 相手のアメリカ人の
眼を見て話してくれない
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理由は やはり日本人が
「相手の眼を見て話しなさい」
と アメリカ人ほど 教育されていない事と
外人コンプレックス それに 英語コンプレックスが
根底に あるようにも思うけれど
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顧客の 通訳をする場合に
ミーティングが始まる前に こうお願いする・・・・
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「日本語で結構ですから 相手の眼を見て
話してください・・・・・・・・
その内容を 横から私が相手に通訳しますから」 って
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「私の顔ばかり見て話さないで、相手の方を 向いて
相手の眼を見て 発言したり質問をしてくださいね・・・・」と
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たった こんな小さな 心がけでも
日本からのビジネスマンと 当地のアメリカ人の
会話の雰囲気だけでなく
交渉そのものが上手く運ぶケースを
これまで 随分見てきた・・・・・
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通訳の人に 話しかけていると
相手は ポカーンとして
アンタ イッタイ ダレト ハナシテマスカ ?って感じに
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挙句の果てには
相手のアメリカ人は
通訳して 質問している 私の顔ばかり見て
答えたり、説明するようになってしまう
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日本でも
「眼は口ほどに 物を言う」 とも言うし
言葉が 通じない場合
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いや 言葉が 通じなければ なお更
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相手の眼を見て しっかり握手をし
相手の眼に 謙虚に 真剣に話しかけて
もらいたい・・・
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慣れないと 最初はちょっと疲れるかも知れないけれど
ミーティングの中身も
仕事以外の お付き合いでも
きっと良い雰囲気と 結果になるはずだ・・・・・・・・・
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投稿者 : 2009年05月28日 21:20
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