2010年08月03日
応援団
昔 先輩の一人に 早稲田大学の応援団出身の人がいた
とても硬派で、真面目で
何でも 一生懸命の人だ
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最初は 目つきの悪い、ずいぶん突っ張った人だな~ と
好感が持てなかったが
ある事で親しくなってからは大いに話しをするようになった・・
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何とも人間味のある 何事にも一途で
仕事でも 人間関係でも 超 一生懸命
いわゆる 熱い人なんだな・・といつしか尊敬するようになった
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世の中 しらけの世代
自分勝手 何でも要領よく
手っ取り早く・・・・・と言う風潮の中で
一際 その逆を行くような生き方・・・
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社会人になっても その応援団の現役・後輩の面倒を
それはそれは良く見る・・
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自分も体育会系だったが さすがに
その人の心がけが、際立っていたので
ある日 その先輩に聞いてみた
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●●さん、何でそこまで後輩の面倒を見るんですか?って
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そうしたら 彼いわく
「今どき 懸命に他人の応援をする奴らが可愛くて仕方が無い」
そう言っていた
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何でも 自分だけ良ければ それでOKの時代に
汗びっしょりで 声を枯らして 同輩を応援する
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サッカーのサポーターや
野球のファンとは ちょっと違うんだわね
この 真摯に 懸命に 自分の大学のチームを
応援して回るのが責務・・・みたいな
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好きなチームや競技だけ 応援する個人的好き嫌い
熱狂的ファンとは ちょっと違う
応援を「自分の使命」として 日々トレーニングし
礼儀作法を徹底して教え込まれ
太鼓を叩いたり めちゃめちゃ重い 団旗を
何時間も ずっと支える特訓をしたり
声なんかつぶれるまで 大声を上げて練習する
その姿は ある意味異様でもあり・・・
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しかし その時代
卒業後の就職にも応援団の学生は
企業の採用担当者にとても人気が有り
応援団所属の学生は 早くから
大企業に採用内定をもらっていたのを思い出す
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ジョエル牧師が先週のお説教で言っていた
自分にとっての本当の応援団
常に自分のことを励まし 応援し
損得なしに自分の成功を 涙して喜んでくれる人を
大事にしなさい・・・って
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そう言う人が 貴方の人生で最も貴重な存在です・・・って
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そんな応援団が何人いるか?
いいえ 数の多い少ないが問題ではありません
質の問題・・・・だそうです
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人間関係が すさんでいる時代に
自分のことを心の底から応援してくれる人がいるとすれば
確かに これほど貴重な存在は無いですものね・・・
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加えて 自分が心から応援できる誰か
そんな存在・対象がいることも
これまた自分自身にとって
大いに幸福な生き方ではないか?・・
そんな風に思う次第であります
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ワイキキの ロイヤル ハワイアン ホテル
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投稿者 : 2010年08月03日 03:00
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