2006年09月12日
始めの一歩
別に 「だるまさんが転んだ」 をやろうと言う訳ではない
初期調査が終わり、ビジネスの可能性がある・・と
判断したとすると
まず 始めの一歩・・・を
・
・
物件ですか?
違います・・・・
皆さん すぐ物件は?・・・となるけど
違う・・・
・
・
まずハワイに事業体の登録をしなくてはいけない
その種類は 大きく分けて 2つある
US法人 とするか
あるいは
外国企業の登録とするか・・
・
・
つまり
日本に 会社があっても
ハワイ州に 米国の法人を設立 登記する・・・
あるいは
ハワイ州に 日本の会社の支社 支店として
登記するかである・・・
・
・
何が 違うの?
そう 大変良い質問である
その大きな違いは いくつかあるが
まず 法人の場合と 支社の場合では
法的な意味合いで 一つの線引きが出来る
・
・
太平洋を挟んで
日本の 会社と
アメリカに登記した会社では
それぞれに 別の組織と見なされる
・
・
基本的に 日本資本であっても
米国に 設立登記された会社は
基本的に (あくまで基本的にであるが)
米国内で 米国の法律で 米国の規制の中で
商売、取引、雇用、そして税務申告が完結する・・・
・
・
それと 大きな問題がもう一つ
US法人で進出すると
米国内で起きた 訴訟問題などは
これもあくまで基本的に・・ではあるが
米国内で完結する訳だ・・・
・
・
下手な訴訟や法的賠償問題が
太平洋を渡って 日本の親会社に
波及しないと言う利点がある・・・
・
・
一方 支社の登記の場合
これは もし日本本社が利益が出過ぎていて
法人税を納税するだけの状態であれば
ハワイ進出後 ハワイ支社の赤字を
日本で合算し 合法的に節税しながら
米国進出の基礎作りが出来る・・
・
・
しかし 何でも一長一短
支社の経営が当初赤字の場合
日本からドルで 資金を投入し続けると
為替の影響を受けやすい・・・
・
・
支社の場合 米国と日本で
それぞれ 税務申告をする必要がある・・・
・
・
いずれにしても
日本の税理士と ハワイ州の日米の租税条約に
詳しい 公認会計士を選び 慎重に「最初の一歩」を
踏み出す必要がある・・・
・
・
法人設立も支社の登記も
どちらも ハワイの必要な手続き書類を用意し
DCCA (Department of Commerce and Consumer's Affairs)で
登記できる・・・
手続き代行手数料はそれぞれ
$1,500~$2,500(法人代理人名義貸料を含む)で
MKUでも 可能・・・
・
・
あー それから物件ですね?
また!
まだ その前にやる事があります・・・
2006年09月01日
ハワイ進出
杉本さん コメントありがとうございました。
お義父さま大変ですね・・・
私の義父も7月に病気が発覚・・
家内は今 東京で親孝行をさせて
いただいています。
・
・
お互い そういう年代なのでしょう・・・
・
・
さて 今日は ハワイにビジネス進出を
考えたら まず何をすべきか・・・について
・
・
あ その前に 何のビジネスをするかを
決めなければ・・・
・
・
時々 何でもいいんですけど
ハワイで何かいい商売 ありませんかね?
と聞かれることがある・・
・
・
あのね もし 万が一 そんなものがあるなら
私がやってます・・・
・
・
そういう方のほとんどは
ハワイで のんびり 適当に生活費が
稼げる くらいのビジネスがないか? と
考えている・・・
・
・
甘いっ !
・
・
そういう方のコンサルテーションは受けません・・・
100%失敗するから・・・
失敗したら MKUのせいにされちゃうし・・・
・
・
とにかく 進出ビジネスの計画が持ち上がった場合
まず ハワイにそのビジネスの
市場調査 「事業進出準備室」を作る
・
・
準備室なんて言ったって
別に事務所なんか借りなくていい
キッチン付きのコンドミニアムを
2~3ヶ月借りて
担当者が ハワイに長期滞在しながら
レンタカー借りて
市場を調査 分析する・・・
・
・
この初期の調査に
時間とお金
そして
エネルギーを惜しむと
後で 結局後悔する・・・
・
・
調査していくうちに
色々な事が分かってくる・・
いかに ハワイ州が
ユニークな土地柄か・・
・
・
いかに 米国では
消費者の志向やお金の使い方が
日本と違うか・・・
・
・
分かってくる と言うより
体感できる・・・
これが 最も重要・・
・
・
そして 検討する
当初に描いた 事業のおおまかな計画 青写真が
現実的か それとも夢物語か・・・
・
・
計画なんか 大いに柔軟に
見直せばいい・・
そして
最悪 これ
<計画を断念する>と言う選択肢も
必ず残しておく事
・
・
色々な角度で 研究する
最初は
「ハワイに絶対進出するぞー!」と
オーナーも担当者も気分が高揚し
かなりの興奮状態・・・
近視眼的になっているから
・
・
冷静に かつ 専門のプロから情報収集しながら
市場規模やその産業の
これまでの盛衰、
将来性を分析する・・・
・
・
本当のハワイ進出の決断は
この初期調査が終わってからすると
とても安心だ・・・