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2005年10月31日

守秘義務

ちょっと 固いお話し・・・・・・

ハワイでビジネスをする場合、よく聞く言葉の中に


Confidential と言う単語がある。



そう、秘密・・・・・・・・・  内緒の・・・  社外秘の・・・

なんて 意味




ハワイの 人はおしゃべりな人が多い・・・

これ、ホントに 多い

狭い 村社会みたいなところがあるから・・・



楽しい話とか、 たわいない おしゃべりはまだいいが

企業や、どんなに小さくてもビジネスをしている組織に

勤務したり、取引して知り得た情報、その会社の内部事情を

べらべら 得意になって

あのねー     知ってる  知ってる?


教えて あげよ っかー ?

なんて やってはだめ・・



ビジネスをする場合、採用時に こういうポイントを


しっかり覚書で 約束を交わす事がある・・・



勤務を通じて 知り得た内部情報、数字、あるいは

顧客リスト、顧客情報などを他言、持ち出してはいけません・・・


そういうことに同意します・・・ 


はい・・  サイン・・


はい 採用・・・



相手が人間だし、 その本人の常識にもよる・・・

確かにどこまで効力があるか 疑問ではあるが

こう言う 約束はしっかり交わしておくのが基本・・・



日本でも、色々と この情報管理、個人情報の漏洩防止

などと、急速に 「守秘」についての 法律が整備され

企業や、国民の意識が高くなってきた・・・




例えば、その会社の持っている 名簿リストなどを

持ち出したり、他人に供与しては違反・・・

これは 当たり前・・・



あそこの 会社は こういう物をこの値段で仕入れて

あーんなに 高く売っているんだよー ・・・



これは、危ない・・・   グレー エリア・・・




あそこのマネージャーはね、離婚協議中なの・・・


知らなかったでしょー 奥さんと 別居中なんだって・・・ 


なんて

うーん   聞いてこんなに面白い 噂話し はないが

これも  倫理的に、個人のプライバシーに関する


グレーエリア・・・・


今ね あそこの会社が売りにでてて、売り上げがいくらで


収支は こーんなに赤字なんだってー

うちの会社が、買収するらしくってさー 


そんで 資料 見ちゃったのよー  ・・


これ コピー ・・

これ 完全に ダメ・・・


通常 こういう企業のM&Aには、守秘義務


の契約を交わしてから、買収する意思のある相手に


会社資料を渡す・・

これを そのまま 誰でも見れるように置いておいて

秘密が外部に出たら ダメ   契約違反・・・


最悪 売却しようとしている相手の会社から訴えられる・・・


こういうのと違い

自分が勤務する会社の行為が、明らかに違法であれば

別に、警察とか、州政府などに届ければいい


ただし、 まず社内でそれを しっかり主張してから・・

そして 

自分が 解雇されるなど <それが理由で>不当な処遇を受けてから


この方が 効果がある・・・



そんなんじゃ 言えないじゃないですか・・・


そう  とっても勇気がいる・・・



私も、コンサルティングの仕事をしていて

一番、肝に銘じているのが  

この 「守秘義務」 ・・・




何気なく、ふっと しゃべりそうになる・・・

あのですねー  あそこの会社は・・・ なんて

危ない 危ない・・・




守秘義務を遵守することは その会社やビジネスオーナー、


社内の人の人権を守るだけではない・・


結果


「自分自身の信用」を 高めることになる


はー  なるほど・・・



採用面接時に、現在 あるいは以前の 勤務先の内部事情を

聞かれたりした場合、 


申し訳ありません。 


守秘義務がありますのでお答えできません・・ 


と 答える・・・




もし 面接している人が 常識人で あるなら

おっ! 口が固い・・・   この人 採用しよう ! 


なんて 感じるはず・・・



このような 契約、 約束を

Confidential Agreement と言う・・・

常日頃 こういう 倫理観を忘れないようにしたい

投稿者 : 2005年10月31日 07:42

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