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2006年03月30日
ペット
この世の中 最近ペットを飼う人が増えている・・・・
ペットを飼う習慣は
もともと米国の平均的家庭像ではあるが
ハワイもペットを飼う人が最近
激増しているそうだ・・・
・
・
仔犬を飼うと
体調が良くなるそうだ
そう 朝夕の散歩もそうではあるが
何よりも 心身が癒されるから・・・
・
・
ペットの効用は 計り知れないらしい
ハワイでも ペット飼う人が多いのと
ペットを飼える コンドミニアムが増えている
・
・
私が住んでいるコンドミニアムも
ペット OK・・
時々 エレベーターのドアーが開いた瞬間
ウオー と思うが
犬が お散歩に出かけるのに
ちゃっかり乗っている・・・
エレベーターで下までご一緒する・・・
・
・
ハワイで コンドを購入するときは
そのコンドのハウスルールが
ペットを飼えるかどうか
よく確認してからのほうがいい・・・
・
・
たとえ 自分がペットを飼っていなくても
今の状況だと
ペットを飼ってもいいコンドを選んだほうが
そこを貸したり、将来売却するのに
有利かもしれない・・
・
・
私は 小さいときに 犬を飼っていた
そう その頃日本では 普通に庭に
鎖につないで 飼っていた・・
・
・
ペット・・・ なんて単語なんか知らなかった
私の家では 歴代計3匹の犬を 飼ったが
その 犬が死ぬたびに
悲しくて どうしようもない苦痛に悩んだのを
思い出す・・・
・
・
ペットロス症候群・・・
・
・
そんな言葉も無かったけど
間違いなく それだったと思う・・
完全に 失意のどん底・・
もう 何もする気になれないし
涙が止まらない・・・
・
・
それ以来・・
飼わない事にしている・・・
ペットロス症候群が怖くて・・
・
・
米国では 老人ホームや
病院、 またはターミナルケアーの施設に
よくボランティアー犬が 派遣される・・
目を見張るほど 効果があるそうだ・・・
・
・
最近 ストレスの多い時代
家に帰ったら 自分の帰宅を
尾っぽをふりふり 待ちわびてくれる
仔犬なんかいたら・・・
・
・
あの 無欲な瞳が 人間を癒してくれる
ご主人様への あの一途な愛がいい
ペットを 飼う
というよりも
ペットに癒される時代・・・
・
・
ハワイの生活で
よく見かける犬の散歩・・
どの飼い主も
片手に ビニール袋を持って
ちゃんと 後片付け?をしながら
散歩に 付き合っている姿がいい・・
・
・
私も もう何年かしたら飼おうと思う
可愛い 犬を・・・・
そして 仕事の話題ではなくて
語り合うと思う・・・
・
・
でも くれぐれも
他人に自分のペットの事を
ウチの ○○ちゃんがねー ・・・と
長話し をしないように心がけようと思う・・・
2006年03月29日
スタッフパーティー
昨日は、経営コンサルタントをしている
あるプロジェクトの、スタッフパーティーがあった・・
・
・
午後の3時から・・・
残念ながら雨降りだったが
皆 大いに喜び 楽しんでいるのを見て
自分も しっかり楽しんできた・・
・
・
ほとんどが 私より年下・・
中には 自分の子供の年代や
それより若い子達も多い・・・
・
・
皆 配偶者か、
友人を一人連れてきてよいことになっており、
夫婦で、あるいは恋人と一緒に
笑顔で楽しく集まることが出来た
・
・
日本では 最近 すっかりこういう宴会は
若い人を中心に敬遠されている風潮もあるし、
最初は皆 本当に喜ぶのかな?・・と
少し疑問だったが
その予測は しっかりはずれた・・
嬉しい 誤算・・
・
・
自分まで 若い人に交じって
飲んで、 唄って、 食べて、
冗談を言いながら
あっという間に 夜の9時を過ぎる・・・
あらら・・
こういう時は すぐに時間が経つ・・・
・
・
ハワイの地元で 大きな企業の一つに
ソニーハワイ社 がある・・
ハワイに進出して もう37年以上・・・
・
・
世界のブランドソニーは ハワイでも
圧倒的な ブランド力を持っており
最近 プラズマTVとか
日本勢 韓国勢を
相手に激戦続きと聞いているが
この ソニーハワイ社の 地元への貢献は
つとに有名・・・
・
・
色々なチャリティーに 寄付をしたり・・
各福祉団体や、コミニュティーのイベントに
多大な協賛をしている・・
・
・
毎年 1月にワイアラエカントリークラブで開かれる
PGA ソニーオープン イン ハワイの
スポンサーであるソニーは
ここ地元ハワイに このトーナメントの収益から
毎年 $1ミリオン程を 各種慈善団体への寄付に充て
ここ数年間 途切れることなく続けている・・・
・
・
私の知る限り
これほど ハワイのコミュニュティーに
理解と協力を惜しまない 日本企業はない・・・
・
・
ソニーハワイでは 毎年12月に
従業員のクリスパーティーが開かれる
私もゲストでお招きいただいたことがあるが
それはそれは 皆 従業員や家族の方が
楽しんでいる
景品は? そう ソニー製品・・・?
いやいや それが色々と あって
皆 このために一年仕事をしてきたぞ!
と言うほどの楽しみようである・・・
・
・
ソニーハワイのトップの方に聞いた・・・
ソニーの創業者の 盛田昭夫さんは
最初に トランジスターラジオをアメリカに売り込み
ハワイに 会社を作ったとき
地元の多くの方に 支援してもらったそうだ
そのお返しに と
色々と地元への協賛を続けているとのこと・・
晩年 脳梗塞で倒れられた後
数年間 ハワイで療養を続けられた
そして
最後の 地元へのお返しの意味も含めて
ユナイテッド航空が降りる事になった
ハワイアンオープンの スポンサーシップを
引き継いだとか・・・
・
・
地元の発展と、従業員の幸せを 考える・・
そういう 企業は やはり
長く 存続、繁栄するのだろう・・・
・
・
そういう 企業経営者を
いわゆる 信義 に忠実な
「徳のある経営者」と言うのだと思う・・・
・
・
ハワイでは こういう従業員や会社のパーティーが
結構盛んで・・
老若男女 を問わず
皆 とても楽しむ・・・
・
・
日本のような毎晩 一杯飲み屋で
「飲る」 文化は
ハワイには無いけれど・・・
・
・
私も 昨日の皆の笑顔を見ていて
あー やっぱりこういう会はいいなー
と実感した・・
・
・
皆と来年もまた こういうパーティーを
開けるよう 頑張ってゆきたい・・・
・
・
帰りの車の中で
若い子達から もらったエネルギーを実感しながら
さわやかな気分を味あわせてもらった・・
2006年03月28日
無理
昨日の月曜日は、クヒオデー でお休み・・
遅れたけど、道徳の時間・・
・
・
ハワイは 今月一杯雨続きだそうだ・・
いつも高気圧になれている地元の人は
体調を崩したり、全くいつまでこんな天気が続くんだ!
と ブーブー文句を言っている・・
だからと言って、天候ばっかりは誰も訴えられないし・・
・
・
でも 気温はヒンヤリ・・
雨が降るなら 買い物に行かないで
冷蔵庫の中の物や 棚の中にあるものを
食べればいい
どうせ
全部 食べるには
何日もかかるはずだ・・
・
・
さて
今日は 「無理」 について
・
・
人間は 毎日の生活の中で
とかく 「無理」 をする・・・
仕事にしても、遊びにしても
そして恋愛にしても・・
とかく 「無理」をしがちである
・
・
特に 血液型 A 型 の努力家タイプに多い・・
そして 完ぺき主義者に多い・・・
無理をすると あまりいいことが無い・・
そう 「理」 が無いんだから それも 無理はない・・?
・
・
例えば 一生懸命タイプの人で
熱心に 営業をする人がいる・・・
でも
「熱心」 と 「強引」 は紙一重
強引に やろうとすると 売れない・・・
恋愛でも 同じ
強引に 一方的に迫ると
フラれる・・
・
・
お金も そう
無理やり
貯めようとしたり、儲けようとすると・・
出費が かさむ・・・
反対に 損が出る・・・
・
・
物事 無理に 何かをしようとすると
壊れる・・
破れる・・
負ける・・
失敗する・・・
・
・
だから 考え方を変える必要がある・・
例えば
<願望> を <希望>に・・・
<持つ事> を <ある事> に・・・
<所有する> を <拝借する> に・・・ とか
そう言う精神に 時々でいいから
置き換えて考えてみる・・
そうすると 「 あっ そうか」 と思うことが多い・・
・
・
キリのない 願望や 所有欲が
この <無理>を 誘発する原因の一つ・・
無理をすると
自分自身を 幸せ から遠ざける・・・
・
・
無理をすると 病気をする・・
病気にならないと 分からないことが多いから
病気になる事自体は 勉強になるが
身体を壊すような生活習慣、 仕事の連続は
良くない
・
・
無理に 売上げを伸ばす
無理に 利益を伸ばそうとする・・
無理に 交渉相手を 負かせる・・・
これ
だいたい いい結果も出ないし
例え うまく行っても 長続きしない・・
・
・
人間 無理はしない方がいい
特に
「がんばる」と言う生き方を美徳としている
日本国民は、少し
ラテン系の人を見習わないといけない・・
・
・
私も最近、 あまり無理をしないようにしている
そういうスタイルを
余裕があるとか、ハワイボケと
揶揄する人もいるけど
・
・
これ自分にとっては
半世紀かけて やっと悟ったことだから・・・
無理はしないよう心がけている・・
その方が
結果が最終的に良くなることがしばしば・・・
・
・
目くじらを 立てないように生きてゆければ
とても 嬉しいし
物事 そこそこに
収まる所に、収まる・・・
2006年03月26日
雨続き
ハワイは ここ1ヶ月 雨続きの天気が続いている
なかなか 晴れ間が出ない・・・
・
・
カウアイ島も 豪雨で 死者が出ている・・・
・
・
雨の 脅威もものすごいものだ
雨量が急激に増えると 土砂崩れ
洪水が出る・・・
・
・
適当に 都会になっている 街中では
すぐに 日常生活に支障が出る・・
ハワイの道路は ここ数年前から
ポットホール と言う
<陥没した窪み>で 一杯
・
・
車で走っていても
道路上が穴だらけ状態・・
このポットホールが
雨が続くと さらに大きくなり
そして 数が増える・・
・
・
暗くなってからの 走行時には結構危険
とたんに ガタン と来るから
・
・
それでハワイの 人は
州政府を訴える・・
道路の穴で 自分の車がダメージを受けた・・と
・
・
そう 訴訟を起こす・・・
・
・
州政府も道路管理の責任があるから
弁護士雇って 係争する・・・
・
・
弁護士代は 税金で払う
何か しっくり来ない・・
・
・
でも こんな天気だから気が付く事も多い
街が静かで・・
空気もひんやりして・・・
少し いつもの高気圧に感謝する心が生まれる・・
・
・
観光で来た人たちはかわいそう・・・
ゴルフも 海も行けないから・・
・
・
でも この際
ノンビリ したらいい
何もしない贅沢・・・ と言う言葉もあるし
普段 忙しいんだから
少し ゆっくりすればいい・・
・
・
ぼんやり して
ポカーンとして 頭の中を少し 空に・・
・
・
ハワイは そうしているだけでも
価値があるくらい
癒しのエネルギーが強いから
・
・
今日は 日曜日・・
春休みの時期でもあるから
いつもより 一層 街が静かだ・・・
・
・
たまには こういう時期があってもいい
いつもは見えない何か、気が付かないものが
見えてくるから・・・
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2006年03月25日
平静な心
今回 東京に数日仕事の為 滞在したときに
たまたまテレビで 私の大好きな 尊敬する
聖路加国際病院の日野原重明理事長の
インタビュー番組を見ることが出来た・・・
・
・
本当に 私は テレビでも 「人運」 がある
前回だって たまたまテレビをつけたら
やはり自分の敬愛する
瀬戸内寂聴さんの出ている番組だったし・・・・
・
・
日野原先生は
昔 医学の道を歩む決意をし
京都大学医学部に進学された
しかし先生は 入学早々
結核に侵され、
一年間絶対安静
休学を余儀なくされる・・・
・
・
勉学でどんどん同級生から遅れを取るという焦りと
結核は当時 不治の病 と言われていたので
「失意のどん底」に 突き落とされたそうだ・・
・
・
しかし、 先生は後で振り返ってみて
自分は 病人を治す医学だけでなく
この時、治療を受ける立場として
「病人学」を 学んだ・・
・
・
この時の経験が その後いかに自分の
医療行為に役立ったか・・・
・
・
これは 神様が 自分に与えてくださった
<特別講義>である と考えたそうである・・
・
・
日野原先生は
昭和26年に米国エモリー大学に留学され
その大学で信望する先生から
ある事を教わった・・・ と言われている
・
・
平静な心・・
・
・
平常心 とでも 解釈したらいいのか・・
人間は とかく とっさの出来事に
心が動揺し 正しい判断が出来なくなることが多い・・
・
・
医者としては この平静な心をいつも持つことが
非常に大事であり、 時と場合によっては
それが 多くの人の命を守る事にも または
その逆の結果を招く事にもなる・・・ と
・
・
地下鉄サリン事件が 起きた 11年前
日野原先生は
それまで東京大空襲などの時に経験した
非常事態に対し
病院としての非常時の対応と
この「平静な心」で
当日病院で 全ての病室と廊下に
600名の 緊急患者を収容し
多くの 命を救うことが出来た・・・と
言っている・・
・
・
ま はっきり言えば
あわてるな ! という意味だろう
・
・
医療の現場で
人命を預かる 専門家は
この 平静な心 は必須であるのは
言うまでもない・・
・
・
しかし これ
ビジネスでも 経営でも
自分みたいな普通の人間でも
結構 重要なことではないか?・・・・ と
・
・
別に 医者じゃなくても・・・
緊急事態だけでなく
今の 世の中
結構 心の乱れる事
あるいは
心が 揺れる事が多々あるから
・
・
凡人であるがゆえに
すぐ 大きなニュースや 変化に
考えや 判断の軸が揺れ動いたり ガタガタしたり・・・
・
・
ビジネス 経営をしていても
本当に この
平常心・・・ 平静な心を 保つ
という <心がけ>は
ものすごく 有意義なように思う
・
・
この間 実は早速やってみた・・・
ちょっと あることで
あれこれ ソワソワ ハラハラ・・
あー 困ったなー ・・・ということが発生した
・
・
ちょっと 普段にはなく 動揺した気持ちになった・・
・
・
あ そうだ あの日野原先生の・・・
・
・
出来た !
心を 平静に保つ と言う作業が
自分で始めて<意識して>出来た・・
すー と心が落ち着く・・
・
・
すると
良い解決策と考え方が
さっと思い浮かんだ・・
・
・
おー これ 効果あるぜ・・・ みたいな
・
・
一々 イライラ していたら
一々 怒っていたら
一々 グチを言っていると・・・
ろくな事は ない・・・
・
・
ほとんど いいことは無いし
より良い解決策や 考え方が
出てくることの方が少ない・・
そういう 心の平静さを保つのを意識する習慣は
日常生活にかなり 効果的ある・・・
誰にでも・・・
そう 思った
投稿者 : 10:59 | コメント (3) | トラックバック
2006年03月23日
ドバイを後に
8日間の ドバイ滞在を終え
日本へ移・・・
えっ もう終わりっすか? ドバイ日記・・
ええ もうこのくらいにしておこうと・・・
ま あまりコメント投稿もないし・・
自慢話みたいになるのも嫌だから・・
またまたー もう十分自慢してますよ・・!
??
・
・
ドバイから 関空への飛行機は
なんと 夜中の 02:50分発
これだけ なんとかならないだろうか?
・
・
ま とにかく
初めて 中近東の国を訪れ
初めて 砂漠でラクダに乗り
色々と 経験して
東京へ移動した
・
・
あー
<砂漠>に病みつきになっている自分が分かる
・
・
飛行機とか、ビルとか、自動車・・・
機械とか人工のものを見ると
何か 抵抗がある・・・
砂漠の中で、暮らす事なんか出来ないくせに
コンビニと ダイエットペプシが無いと
すぐに困るくせに
・
・
変に 何も文明らしいものの見えない光景が 懐かしい
・
・
・
・
9時間半のフライトを終え 関空に到着
そして関空で国内便に乗り換えて 羽田に
・
・
いよいよ 東京まで戻ってきた
おー TOKYO だー
看板だー 電線だー、 車だー !
・
・
おー マツキヨ ー!
・
・
東京で お会いした方 色々と
お世話になりありがとうございました。
・
・
東京では 仕事や用事をいくつか済ませ
またハワイに戻った・・
・
・
ハワイは今日も 大雨・・・
こんなに 雨続きも珍しい
少し 砂漠地帯に おすそ分けしたいくらい・・・
・
・
日本でまた 何冊か本を買った
「自分を変える 魔法の口ぐせ」
佐藤富雄氏 著 かんき出版
これ 良かった
・
・
私が前にブログに書いたことと同じことが書いてある
彼は 医学博士・農学博士である
博士といっても 大した事無い?・・ いや失礼
・
・
とても 良い事が書かれている・・
・
・
「言葉が考えをつくり、 人生までも支配する」
・
・
時々日本の友人から メールをもらう
そうすると
よく日本の景気の悪さや、自分の境遇について
ネガティブに 考えている内容が届く事が多い・・
・
・
そういう時は 反対に
こう返信するようにしている
「ハワイは今日も 綺麗な青空です・・・」って
・
・
同情して一緒に グチらないようにしている
何だ お前だけハワイでのんびりしやがって・・
そう思われてもいいし
反対に 説教もしたくないから・・
・
・
「ハイビスカスの花って 写真で撮ると
綺麗なのに気づきました・・」
なんて返信する
・
・
だって 一緒にグチると
ガード下で
上司や会社の悪口を酒の肴に
一杯やる文化が伝染するから・・・
・
・
極力 関係の無い 気持ちのいい事を書いて
返信するようにしている・・
・
・
その私の返信を受け取った方は きっと
<あー 内田は もうハワイボケだな>
そう 思っているに違いない・・・
・
・
これが ボケていると言えば
確かに そうかもしれない
でも
そういう価値観なら 私はボケていて幸せである
・
・
自分の言葉で 自分の人生は
つくられて行くと言う・・・・
出来るだけ いい事を考え
嫌な事があったら、好きな人の事を思い出し
思考が<酸化>しないように気をつける・・・
こういう 佐藤博士の理論に大賛成・・・
・
・
砂漠から 東京へ・・・
「東京砂漠」なんて唄があったけど・・・
ホント どっちが 殺伐 としているのか
分からない
・
・
そして 人間
どういう生き方が 殺伐 としているか
あるいは より生き生き としているかも
私には 分からない・・
人それぞれだし・・・
・
・
これからも また
いい旅に出られるよう
いい仕事をしてゆこうと思う・・
・
・
人に喜ばれて
そして
人を励まして
そして その結果
自分も成長できるような仕事を・・
・
・
旅は やっぱり いい
いつでも 新しい出会いや気づきがあるから
2006年03月22日
砂漠でゴルフ
昔 中近東でゴルフをする時は
砂漠の上を マットを持ち歩きながらすると聞いた
でも UAE ドバイでは そんなことはない
予約を取ってもらうときに確認した
芝生のフェアーウエーのゴルフ場か?って
・
・
モンゴメリーゴルフコースは
あの 赤鬼顔の コーリン モンゴメリーの設計したコース
とても綺麗なクラブハウスに
新品のゴルフカート が嬉しい
・
・
8:30のティータイムが取れた
楽しかった ・・・
・
・
スコアーは 別にして
ドバイで ゴルフをしているという
「思い出を作るため」 に 一打 一打
感謝して打った
・
・
感謝している割には
煩悩が見え隠れし 力が入る
ボールがあっちへ行ったり こっちへ行ったり
まだ 人間が出来ていない・・・
・
・
感謝を しなきゃ「いけない」と思うんだけど
何で こんなにバンカー ばかりなんだよー! と
モンゴメリーは 意地悪だなー なんて・・・
・
・
・
そりゃ あんた
ここは砂漠なんだから
バンカー以外のところに
芝生を植えて造ってんだから
あー そうか・・なんて
・
・
仕方が無いか エイっ !と 打つ
そうすると
またグリーン手前のバンカーにつかまる・・
もう 勘弁してよ・・・
<当日一緒にラウンドした 英国リバプールから来た スティーブとパティー>
彼らも ドバイが初めてで ロンドン時代の話に花が咲いた
スティーブは 昨年12月に引退し
これからはオーストラリアのゴールドコーストに移住し
夫婦で旅行を楽しむのだそうだ・・・
・
・
プレー後 ビールに誘われてご馳走になった
このビールがまた格別に美味しくて
なおさら会話が盛り上がり
ロンドンのパブで時間をつぶす
英国の文化を思い出した・・・
・
・
英国人というのは やはり豊かである・・・
あの 「ゆとり」 がいい
・
・
ゴルフ場の周辺は 大変な 住宅造成ブーム
それも 皆デカイ!
いったい 誰が住むのだろう
・
・
スティーブと冗談を言い合った
「一軒 どう?」
こんな大きな家じゃ 管理が大変だ!って
庭師と お手伝いさん 5人はいるぞ! なんて
変に 現実的な意見が一致した・・
・
・
昼過ぎに ゴルフを終えホテルへ帰り
ホテルのプールサイドで食事をした・・・
プールサイドのレストランはサービスが良かった
彼は スリランカ からの出稼ぎ青年
よく気が付く ウエイターだった
今秋に 妹の留学している日本に行くのだそうだ
・
・
色々と 聞かれた・・
・
・
日本って どうなんですか?って
10月だと いい季節だけど
ここと比べると ちょっと寒くて
雨が多いかも知れないよ・・・
・
・
そうですか 「嬉しい!」
「ドバイにいると、寒くて雨が多いの 珍しくて
すごく楽しみ・・」だって
・
・
ま 誰でも 隣の芝生 である・・・
・
・
一生懸命の 瞳が いい
あの 純真さが いい
サービス業で働く事に「喜び」を感じている所がいい
・
・
ハワイの Tipの額だけ考えて
<配膳>している ウエイター達と 違う!?
ほーら 出たー !
・
・
プールサイドで少し のんびりした
英国人の 「ゆとり」を真似しようかと・・・
おお プールサイドの 時計が
ロレックスである・・・
もう いくら何でも・・・・勘弁して欲しい
2006年03月20日
ドバイの旅
イヤー 日本野球凄い!
WBC初代チャンピオンとは
アメリカ戦での 後味悪い 判定・・
韓国戦での敗退・・・
・
・
ほとんど人が 思いもしなかった結果かも
・
・
王監督 おめでとうございます・・・
・
・
さて
ドバイでのその後の旅について
記憶が新しいうちに書こうか・・ と
・
・
アルマハデザートに3泊してから
車で ドバイのジュメイラビーチにある
世界で一番豪華なホテル・・・と言われている
「バージュ アル アラブ」に 移動した・・
世界一 なんて聞いたら
そりゃ ご挨拶しないと 後悔が残る
と言うものだ・・・
・
・
このホテルは 7ツ星と言われる評判があるほど・・・
確かに
その施設の豪華さは 目を見張るばかり
全景は ヨットの帆を思い浮かべさせる
海にせりでていて 建物の高さは 200m
・
・
上階には VIP専用の ヘリポートがある
王 ー !?
・
・
建物の中は 金ぴか
アラブの人は 金色と赤色、 そして
派手な 色がお好き・・・
壁にある金張りの鏡に見える物は
テレビ・・
だけど あんた いくらなんでも
そんなに 何でもかんでも・・・・・
・
・
最初の1-2日は
目がくらんだ
金色で 目がくらむ・・・
砂漠から移動したから 余計・・
目が 回る・・・
・
・
しかし これが 帰る日くらいには
中々 いいと思うようになった
とても 人間を元気にしてくれる・・
煩悩を 刺激してくれて
何かムラムラして?
ハッスルしていしまいそうな
そうか やはり
「金」は永遠に人々の憧れか・・
エネルギーの源になる色か?
なんて変に 納得してしまう・・
・
・
まー ホテルの施設がこれだけスケールが大きいと
豪華とか 広い 狭い 高い 安いの
物差しが だいぶ伸びたように感じる
これは 今後の仕事に収穫だった・・・
これで大抵のものを見ても 驚かないかな・・なんて
・
・
でも
このホテル施設は豪華で、世界一かもしれないけど
サービスは 中級・・
・
・
そう?
バトラーサービスが24時間なんていったって
8時間交代制だから
肝心なときに 交代時間で いない
電話で 呼んでも まだ出勤していないだって
・
・
頼んだ事が そのままだったり・・・
こら!
花とか シャンペーンやお菓子を
ちょくちょく部屋に持ってきてくれるのはいいけど
ちゃんと 客のお世話をせなアカンよ・・・君ら
・
・
ほー 厳しいっすね・・
そう だってコンサルタントだから・・・
・
・
バトラーが燕尾服着てるからって
そんな後手のサービスでは駄目・・
おー
・
・
高いのは従業員の プライドだけで
サービスの質は あまり高くなかった
これが残念・・・
・
・
また行きたいか?
答えは No ・・・
申し訳ないけど、はっきり言わせて貰う・・・
連日満室だそうだけど
私は 1回で 十分 ・・・
・
・
でも ここでも色々な人と会った
このホテルの一番の上得意客は
なんと ロシアの人だそうだ・・・
・
・
へー 世の中やっぱり石油かー ・・ みたいな・・
・
・
相撲取りみたいな おじさん おばさんが
ホテル中を闊歩し
そしてスパで くつろいでいる・・・
エレベーターも
サウナもプールも狭く感じる
日本人って やっぱりチッコイなー って
・
・
どこから来たの?
ウズベキスタン ・・・
えー! なんて
・
・
そう言えば
ドバイで 初めての挨拶をして
お互い国名を言った後に それぞれの人たちが
ちょっと 相手の表情を観察する瞬間がある
これ それぞれ自分の国柄が世界でどう評価されているのか
ちょっと心配になる瞬間かな・・・
・
・
出稼ぎの人たちは 自国の名を言うときに
ちょっと自信なさそうにふっと下を向くときがある・・
何とも言えないけど
分かる・・・・
・
・
ロシア、欧州の巨漢のホテル客たちや
アラブの民族衣装を着た
やはりプロレスラー級の人達の中にいると
私なんか ダイエットする必要なんか
全然 無い! と 嬉しくなる・・
ほんじゃ 食べるぞー っと 気合を入れる・・・
・
・
そして明日は ホテルから近くの
モンゴメリー ゴルフカントリークラブに出かける
ドバイクラシックの催された <エミレーツGC>は
1ヶ月 先まで 予約で一杯だとか・・・
そうですか
どこもかしこもお忙しいんですね
ドバイは・・・・
・
・
明日は 砂漠で ゴルフ!
これも
死ぬまでに一度やってみたいと
思っていたことだ・・
考課
日本では、各企業の人事考課が色々と変わり始めている。
10-20年前から、 各企業とも それぞれの管理職、
事業部責任者の考課に、ある物差しを入れ始めた。
・
・
部下からの 評価・・・
・
・
それまでは 上司が部下を評価するだけだった
しかし、今では 上下から評価される・・
・
・
それに加えて
実績・・
売上げ予算比・・
利益・・・
顧客満足度・・・
・
・
アメリカでも 10年ほど前から
徹底した顧客志向がトレンドのなかで
ホテルなども、顧客からの満足度と合わせ
従業員の満足度を調査するようになってきた
・
・
一見素晴らしい仕組みである この制度も
何でもかんでも 顧客の声を聞く
何でもかんでも 従業員のクレームを聞く
何でもかんでも 部下の苦情を聞く・・
上下 左右から 苦情パンチを浴びて
そのくせ 中間管理職は
人件費削減の真っ先に対象となる・・・
・
・
これが いかに世の中に 悪い影響を与えているか?
えっ?
だって 下の言う事を聞いてあげなければ・・・
そう その通り
威張って、働かないで、業績を横取りするような
管理職は チクられたらいい・・
しかし
管理職に
業績の目標予算を突きつけて
利益の達成目標を突きつけて
それに加えて
顧客からの評価
部下からの評価・・・
・
・
誰が考えたのだろう こんな仕組みを・・
・
・
いまだに 自殺者が年間3万人でている日本の中で
精神科の予約が3ヶ月先 なんていう状態を聞くと
こういう何でも「考課」時代が影響していないだろうか?
・
・
自殺する人の多くは 経済的な問題が多いとは言え
多くの中間管理職が
気がおかしくなりそうになっていると聞く・・
・
・
日本は 相手にプレッシャーを与えながら仕事をする国・・
「肩書き」を与えることで残業代を 払わず
どんどん 働かせる・・・
出来ないと イジメて リストラしたり、左遷させる・・・
・
・
そろそろ日本も人手不足の時代になるから
こういう
実績考課で
部下からの評価で
それで あれもこれも達成しろ と言う人事制度だと
一番戦力となる、中間管理職がいなくなる・・・
・
・
もう少し 人を大切にする社会になるといい
そういう 会社が増えるといい・・・
・
・
そして 管理職に登用する段階で
徹底的に<道徳>を研修する方がいい・・・
コンプライアンス だけでなく
「電車で痴漢と言われたときは駅構内からとにかく逃げる・・」とか
そんな カリキュラムだけではなく
道徳心を もう一度教えればいい
上司や部下を思う心、 仕事や顧客に感謝する心・・・
そういう中身を増やすべきだ・・
・
・
「人の心」が分からない
実務だけ 学歴だけの人が偉くなると
自殺者 3万人を 2万人に削減を目標! なんて
訳の分からない事を言い出すから・・
・
・
自殺を交通事故と一緒に考えている
自殺者を何人減らせたか・・と実績考課しやすいように・・
まさか・・
・
・
こんなところに
今の 日本人が日本の社会を好きになれない
<病んだ心> があると思う・・・
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2006年03月17日
出稼ぎ
今回 富めるアラブ首長国連邦で どれだけ多くの
出稼ぎ外国人に会っただろう・・・
・
・
旅行中 忘れないように その国名をメモして
帰ってきた
・
・
インド
パキスタン
スリランカ
南アフリカ
イラン
ブルガリア
タイ
フィリピン
ジンバブエ
レバノン
モロッコ
・・ドバイのレストランで・・・
<左が イランから来たパン職人 中央はブルガリアから来たウエートレス>
とても親切にしてくれた
・
・
たぶん これだけではないだろうが
少なくとも私が 出会って
直接言葉を交わした人達だけでも
こんなに多くの国になる・・・
・
・
ほとんど人たちが 祖国に家族を残し
UAEで働いて 仕送りをしている
・
・
まー とにかく
この世の中
富める国と そうでない国に
二分されているような
・
・
オイルマネーで 潤う
綺麗な 民族衣装を着たアラブの人は
働かない・・・
いわゆる通常の 「労働作業」は
あまりしない・・・
・
・
石油文明がいつまで続くか・・だけど
今は 働かない・・・
沢山の 外国人労働者に
ビルの建設作業をさせ、下働き、サービス業をさせて、
子守を雇い
家ではお手伝いに家事をさせ
そして 自分達は 労働はしない・・・
・
・
あー 福沢先生
貴方は 間違っている・・・
天は 絶対に 人の上に人を作ってる・・・・・・と?
そんな風に思ってしまうほど・・・
・
・
ふと 考えた
じゃー 日本人って どっちなの?
働く方 それとも 働いてもらう方?
・
・
適当に 豊かだけど
毎日 一生懸命労働しないといけないし
ほんじゃ 世界の中流?・・・ なんて
・
・
世の中
サービスをする人と サービスを受ける人
大きく分けて 二種類あると思う・・・
・
・
どうせなら される側に回りたいけど
日本人の 美徳から言って
どうも この
お手伝いさん雇って
運転手雇って
子守を雇って・・
そういうの 昔の貴族や余程の土地持ちで無いと
恥ずかしくて出来ないのでは?
・
・
アラブ諸国の発展は ものすごい
と言うか
油に火がついたような勢い・・
語彙に乏しい 私としては
うまく 100% 表現できないけど
すごい・・
・
・
カハラの高級邸宅外 並みの家が
ジュメイラビーチ海岸通りに 何千軒と
建売住宅みたいに
ずらーーーーーーっと 並んで 建っている
・
あれー その裏通りにも ずらーーーーーっと・・・
もう 勘弁してよ・・・
・
・
だから思った
もうあと10~20年で終わりだなって・・・
盛者必衰だから・・・
彼らもそれを分かっているから 急ピッチで
開発してるんだろうなー なんて・・・
・
・
もう エタノールの時代が来たら
ドバイも ヤバイ・・・?~! から
・
・
だから?
・
・
いや 別に
ただ 感じたままを・・・
・
・
世界のブランド品、金ピカ、ダイヤモンド散りばめた時計・・
なんて言うのが大好きなアラブの人たちも
要はあまり欧米人や日本人と変わらない
・
・
いくら女性がベールをかぶって
敬虔なイスラム教で
黒い衣装をまとっていても
その下には
ジーンズや派手な洋服を着て・・・
一日5回 お祈りしていても
おしゃれで、
豚肉以外のご馳走 が大好き・・とか
・
・
基本は 我々とあまり
変わらないんじゃないかなー
なんて思った・・・
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2006年03月16日
アルマハ砂漠
内田さん あのー
この上の欄の <ハワイビジネスブログ>ですけどね
やるんですか それとも お知らせだけで終わりっすか?
・
・
すみません・・・ 書かないといけないんですが
今ひとつ 筆が進まなくて
ついつい、人生や道徳の方ばかり・・・
・
・
アルマハデザートでの アクティビティーは
色々とあって 各自の好みで選べるようになっている・・・
2日目の朝は Falcon tourだった・・・
<鷹> は 中近東では貴族の飼う ペット
所 変われば ペットも違う
でも もともと馬賊のアラブ民族は
強い のがお好き・・・
・
・
スピッツ とか カナリア なんかは
ヨワッチク て 飼っていても自慢にならない?
・
・
このリゾートで 訓練された鷹の飛行を見た
餌は フクロウ の肉 !
おーーーーー 怖い・・・肉食だ!
いくら弱肉強食だと言っても、 フクロウの肉なんて
・
・
Donnie が飼いならした鷹を 空に放つ・・
その 鷹は Donnieが 振り回す ルアー(餌の模型)にめがけ
ゼロ戦の急降下のように 突っ込んでくる・・・
・
・
おー 危ないなー・・・・ もう!
鷹は ものすごく賢い鳥で
その賢さ 強さ そして 胸を張った雄姿が
アラブの王様のお気に入りだそうだ・・・
東京にはカラスが多いけど・・・?
・
・
ツアーから戻って
ホテル内のバーで くつろぐ・・・
そう 銀座のバーとはちょっと違う
バーテンダーは インドからの出稼ぎ青年
ホステスさんは いない・・・
彼は ことの他 愛想がいい・・・
聞いてみた
あのー 聞きにくい事だけどさー・・・って
前置きして
パキスタン出身の ホテルスタッフと
一緒に働くのは やっぱり
何か 抵抗ある? って
国際情勢に興味のある田舎者らしい質問をしてみた・・
・
・
彼は はっきり
「うん すごく嫌です・・」 って言っていた・・
そうか やっぱり・・そうなんだ・・
・
・
民族間の憎悪とか、確執とか
やっぱり難しいんだ どこにいても・・・
なんて
変に 納得した・・
・
・
もう仲直り したら・・・ とは
あまりに無責任で言えなかった
・
・
時間も お昼だったので
彼には Gancia ベルモットの
ドライを 9 そして ロッソを 1で
ロックでカクテルを作ってもらった・・・
・
・
丁度 昼食前の 食前酒に ぴったり・・・
我ながら なかなかのチョイスだった
・
・
どのスタッフも おしゃべり好きで
私は ハワイから来た と言うと
でも 顔は日本人じゃないのー と言う
そう・・
もともとは 東京出身で・・ 今 ハワイに住んでる
そういうと 皆 一様に
あーそう と安心した様子・・
・
・
皆 いつか日本に行ってみたい と
口をそろえて言う
やはり
日本は世界の注目の国なんだな・・と実感する
・
・
このリゾートは各コテージに プールが付いている
リゾート内は 本当に静か・・
あまり人がいない・・
・
・
部屋から見えるのは
砂漠の景色だけ・・・
・
・
部屋とメインビルディングとの間は
ゴルフカートで 送迎してくれる・・・
・
・
つかの間 都会 (ホノルルも今や大都会だし) を離れて
自分だけ ポツリ・・と
地球の アルマハ砂漠の上に
存在する自分の<チビッコ>さを感じる事が出来た。
・
・
よく <一生の思い出> と言う言葉がある
一生の思い出は 別に一つでなくてもいい
いくつもあっていいと思う・・・
・
・
今回 ドバイ アルマハでの数日は
その一生の・・・の 始まりだった・・
明日にはドバイの ジュメイラ ビーチにある
バージュ アル アラブに移動する
今夜も 星空を見ながら
どんどん気温が下がり
夜が更けてゆく砂漠の中で
ゆっくり 休む・・・
・
・
いいなー 内田さん~!
皆にそういう風に 言われた・・・・
・
・
でも・・・
そう 本当に 良かったですよ・・・って
皆さんも どんどん 行きたいところに
行くといいと思いますよ・・・って
そう言いたい・・・
・
・
要は 人生
何でも 「優先順位」 だから・・・
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ラクダ
月のー 砂漠をー♪ はーるー ばーるとー ♪
そう 小さいときに よく唄った・・
いつか乗ってみたいとは思っていた
・
・
アルマハでの二日目の夕方に
乗った ・・・
とうとう ラクダに 乗った・・・
・
・
それも 砂漠で
彼は パキスタンから来た ラクダ使い・・
完璧な 調教師・・・
ラクダに 有無も言わせない・・
・
・
リゾートの近くから 約 1km くらい離れた
砂漠の小高い 丘まで
ラクダで ポクポクと行った
・
・
思わず 口ずさんでしまう・・・
つーきのー ♪ ♪・・・・ って
・
・
ラクダの背中で かみ締めた・・・
・
・
幸せを・・
・
・
やっぱり来て 良かった・・
・
・
そのうち いつか 行こう・・・
なんて言っていないで
さっさと来て 良かった
そう 思った・・・・
・
・
いつも 海に落ちる サンセットは見慣れているけど
地平線に 沈む サンセットも これまたいい
・
・
砂の上も だんだんヒンヤリしてくる
でも 粉のような きめの細かい砂で
柔らかくて 気持ちがいい・・・
・
・
お祈りした・・・
ほー
内田さん 何を?
・・・ な い しょ !・・・・
・
・
ラクダの背中は 思った以上に快適だった
おとなしい 大きな可愛いラクダの目を見て
その綺麗な瞳に 「毎日ご苦労様・・・」なんて
・
・
「強く思うと 叶う」 って言う
やっぱり その通りだと思う・・
小さいときから 砂漠とかラクダの画像を
テレビで見ていて
へー いつか行ければ 行ってみたいなー
とは確かに 何となく思ったことはあった・・・・
・
・
ここ1-2年 中東アラブのニュースが連日流れる中
イスラム教の国に行って見たい・・
・
・
そして
アラブの国にも行って見たいと
マジに だんだんそう思い始めていた
・
・
昨年12月に 決意し
日程を決め
いつも通り 全ての行程を インターネットで調べ
手配し 予約した・・・
・
・
本当に ネットの時代
ホテルもエアラインの予約も 移動した日程全て
何一つ間違いなく、完璧だった・・・
・
・
やっぱりこれ 便利やなー
・
・
内田さん ずいぶん贅沢な旅ですねー ・・・
何人にも言われた
ちょっと 冷やかしっぽく 言われた・・・・
・
・
はい。
最近 贅沢をするようにしてます・・って
・
・
自分の感動する心にまだ 余力 のある内に
そして 荷物持って チェックインして、
時差に対応できる体力のある内に
出来るだけ 遠い国々を訪れ
知らない文化を観てみようと・・・
・
・
貯金して 定年退職してから・・・ではなくて
早く 元気なうちに 行ってこようと・・
・
・
観るもの 聞くもの 感じるもので
自分の固まりつつある 価値観 をぶち壊し
より感度を上げて より良い仕事をしてゆく・・・
そういう 「自分への投資」の為に
・
・
強く思うと 本当に叶うものだ・・・
ついに 砂漠で ラクダに乗り
サンセットに 静かに祈る事が
「実現」した・・・
・
・
大した事では無いが
死ぬときに後悔することが一つ減った・・・
そんな気がした
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2006年03月15日
ドバイ
最近 砂漠が好き と言うと
へー そんなにいいですか? と言われる・・・
それは 各自違っていい
ただ自分は ハマッている
・
・
そして
・
・
最近好きな物が増えた
これ
・
・
< ラクダ >
・
・
今回 ドバイに着いてから 空港から車で1時間程の
アルマハ デザート リゾートへ行ってきた・・・
・
・
すごい
225平方キロメートルの 私有の砂漠に
このリゾートはある
・
・
上記の写真は そのリゾートの玄関入り口から手前にいた
野生の ラクダ である・・
おー 背中のこぶが 一つしかない・・・
エジプトのラクダは こぶが 二つ
でもこの辺りにいる ドバイのラクダは
こぶが一つだそうだ・・・
一つ 勉強になった・・・?
・
・
このリゾートは 計40棟のコテージで
満室でも 合計 100名以下の宿泊客・・・
18歳未満は お断りの 大人のリゾート・・・
朝になると
沢山の鳥 とか ガゼール がコテージのすぐ近くまで
来ている・・
おー
・
・
朝チェックインすると
担当のアクティヴィティー エキスパートが
アサインされた・・・
私の滞在中の担当は 南アフリカ出身の Donnieだった
本当に ハンサムで 優しい ナイスガイ・・・
今秋に 結婚するのだそうだ
・
・
その日の夕方から
敷地内の 砂漠探索ツアーに連れて行ってもらった
・
・
4WDの車で砂漠を回り 途中車を降りて
色々と 砂漠の神秘についての話を聞く・・・
砂漠の景色は 毎日変わる
風が吹くと 地形が変わるから・・・
へー そうでっか・・・
先週は 11ヶ月ぶりの大雨が降ったそうだ
ほー 気のせいか 砂もしっとり冷たく感じるわ・・・・
すっかり 典型的観光客である・・・
・
・
ドバイは この時期
最高気温 27℃ 最低気温 10℃
そして 湿度は 40%・・・・
ハワイより心地よい 旅するに完璧 な季節
・
・
とても 楽しかった
彼の人柄が ツアーを余計 楽しくしてくれた・・
祖国 南アフリカのこと
ハワイのことを話し合い
そして
結婚した後 どこに住もうか悩んでいる・・・
などと相談を受けた・・
・
・
砂漠に行くと 看板が無い・・・
砂漠に行くと 人がいない・・・
砂漠に行くと 「閉まるドアーに ご注意ください!」
なんて言うアナウンスも聞こえない・・・
砂漠に行くと コンビニ が無い・・・
・
・
だから
砂漠に行くと 集中力が増す・・・
自然の中に
動植物 と 自分しか いないから・・・
・
・
音が 澄んでいる
空気が グレ ていない
とても 純粋な <気>
いわゆる 本来の 自然の<空気> を感じることが出来る・・
・
・
アルマハでの数日は本当に 命の洗濯になった
・
・
インド、 パキスタン、 スリランカ、 タイ・・・
各国から 多くの出稼ぎ従業員がここで働いている
皆 英語が堪能で ホスピタリティー精神たっぷりだ
・
・
この国では 「貴方は どこの国出身ですか?」が
最初の挨拶・・・
それほど 多くの国から 人が集まっている・・・
皆 共通して 笑顔がいい・・
皆 とてもよく働く・・・
2006年03月14日
ご無沙汰しました。
2週間 ブログを休んで、
休暇と仕事でハワイを留守に・・・
・
・
休暇で 中近東のアラブ首長国連邦に、
そして 仕事で 東京に行ってきた。
・
・
最近 砂漠に凝っているので
ドバイの 砂漠に・・・
イヤー 本当に 砂漠に行くと頭がすっきりする。
・
・
旅をすると 人生観が変わり
そして いつもながら多くの気づきがある・・
今回も たくさん 自分の知らない世界を見て
「世界観」が変わったように 思う・・・
・
・
アラブ首長国連邦・・・
英語で United Arab Emirates
中東でも、穏健派の国で有名で
もちろん石油で豊かな ところ・・
・
・
何人にも 聞かれた
内田さん 何で <ドバイ> なんか行くの?
ドバイ ? それどこですか?・・・・って
・
・
申し訳ないけど 説明するのも面倒くさいので
え? あー そのー それじゃー って
行って来た・・・
・
・
ハワイと 10時間の時差があるので
ホノルルから まず成田に飛び
東京で 一泊・・・
用事を済ませながら 少し時差調整をし
そして翌日の 夕方 羽田から関空に・・
・
・
UAE の航空会社 <エミレーツ航空>の
ドバイまでの直行便は 夜中 11:40発・・
・
・
もう 体内時計は 狂い放題だが
ウキウキ ドキドキ で
心地よい 時差と眠気だった・・・
・
・
しばらく ドバイで見て 体験してきた
あれ これ を書こうかなと・・・・
・
・
久しぶりに戻った ホノルルは
どんより 曇り空・・・
やっと荷物の整理が終わり
留守中に入っていた、170本のE-mail の処理も
先程ほぼ終了・・・・
・
・
さて 今 世界に大きな影響力を持つアラブの国とは ・・・
ハワイの田舎者の 見聞録・・
2006年03月01日
人件費
ハワイ州の最低賃金が 今年から上がった
それまでの $6.25 から $6.75に・・・
・
・
ハワイ州は 人件費がかなり経営の重しになる・・
それはどこも同じであるが
経営者側として見た「人件費」で一番負担の大きいのが
医療保険である・・・
・
・
ハワイ州の経営者は 州の法律で
週に20時間以上 連続して定期的に働く従業員には
法律の規定以上の 医療保険を付与しなくてはならない・・・
・
・
この保険負担が 結構高く
経営の重石になっている・・・
・
・
40年間 民主党の地盤であったハワイ州は
どちらかと言えば
雇用者側より 従業員側に 理解のある州・・・
・
・
リンダ リングル州知事は 共和党ではあるが
再選されたりするには 州民の反発は 危険・・
・
・
もちろん 従業員が幸せにならなければ
経営も長続きしないが
企業経営の 足かせ手かせに なる制度は
思わぬ 州経済の不人気につながり
州外から、 あるいは海外からの投資が減速するから・・
・
・
人件費
経営側で仕事を すると良く使う この言葉・・
でも 働いている側から言うと
お給料 と ベネフィット・・・
同じ経費でも
全然 言い方と 多い少ないの判断が
違ってくる・・・
・
・
私は昔 ロンドンにあったレストランサントリーの経営を
担当し、訳も分からぬ中 「経営」の真似事をしていた・・
日本の本社からは 「もっと人件費を下げろ!」と
いつも電話とFAXで言われる・・・
従業員からは 「もっと給料上げろ!」と言われる・・・
・
・
本社からは 人を削れ! と言われる
しかし
従業員からは もっと従業員を増やせと言われる・・
・
・
私は いわゆる 「板ばさみ」・・・
困った
真面目に取り組む性格だから 本当に困った・・・
夜中まで 支配人室で
従業員の 苦情を聞く・・・
・
・
こんな 安給料では困る
もっと 賃上げしてください・・・
・
・
円高で イギリスのパウンドで契約している給料の
円建て換算が下がる・・・
為替損を補償しろ・・・と
・
・
本社とも色々と相談したり
胃が痛い日々だった・・・
・
・
そのうちに こんなことを思うようになった・・
例えば人件費 と 電気代 は違う経費ではないか・・と
・
・
電気代は 1円でも倹約、少なくした方が立派・・
水道代 や 営業経費も無駄遣いせず
しっかり管理するのが重要・・・
・
・
でも 人件費は 少し違う・・
総人件費は 実は額が多い方がいいのではないだろうか・・と
もちろん 無駄は一切 ご法度・・・
でも 従業員に払われる お給料は少しでも
高く、 多い方が理想ではないか? と
・
・
つまり 額で考えるだけでなく
率で考える・・・
下げるのは 人件費「総額」ではなくて
売上げに対する、人件費「比率」・・・
これを いかに適正水準に落とすか・・・
・
・
自分だって 所詮経営の仕事はしていても
お給料を貰っていた・・
お給料は 1万円でも高い方が良いに決まっている
それが 経営側につくと
途端に 「人件費を いかに下げるか・・?」
なーんてやる・・
・
・
人件費は どうしたら1円でも多く配分できるか
そして それをいかに適正な比率で抑えられるよう
分母を増やすか と言う発想も必要・・
・
・
そう考えると 見方や 考え方・・・
そして 皆に払うお給料の額を考える時の
気持ちに変化が出る・・
・
・
給与 ベネフィットなど 待遇を良くすると
スタッフが喜ぶ 幸せになってよく働く・・・
( フツー そうであるはず・・・!)
・
・
求人が楽になる・・ 求人広告費が少なくてすむ
皆の勤続年数が長くなり 日頃のオペレーションが安定する
労使間に 絆が 生まれる・・・
売上げ が上がってくる・・・
・
・
経営者として 今まで成功し
かつ その成功が長続きしている企業は
総じて 人件費=待遇が 他社よりも高いケースが多い
・
・
一概に 高給料=優良企業にはならないが
日々 ちょっとした 業務改善、 費用管理に
高待遇での従業員の意識の高さが功を奏すことも多い・・・
・
・
いやー 内田さん
高待遇は かえって従業員が働かなくなるよ・・
危機感が無くなって・・・
・
・
確かに そうかも知れない・・
良くすれば あれも これもと きりが無いし
待遇を良くすれば
いつの間にか それが当たり前になってしまうし・・・
・
・
トヨタの 賃上げ交渉が 日本全体の
注視を浴びている・・・
トヨタは ボーナスは 満額回答でも
賃上げには 慎重だ
・
・
どんな 結果になるのだろう?
興味がある・・
・
・
これまで 色々な経営者とお会いしてきた
もちろん 時代の流れ その産業自体の盛衰
そして 業績が 多分に関係しているものの
そういう人件費と言う 部分から目をそむけないで
しっかり 配分を考える経営者は 総じて
成功されていると思う・・・
・
・
人件費を 普通の光熱費と一緒に考えない方がいい
少なくとも
人件費は 会社の 「ともし火」を
明るく、絶やさず そして 生き生きと 活性化させる
主役達の魂に 貴重な「燃料」でもあるから・・・