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2006年08月31日
緩急
緩急織り交ぜて・・・
そうね よく言いますよね
いつも同じに 一定だけでなく
時には色々とペースや動きを変えてみる
・
・
今日も朝 5時前に起床し、仕事をしてから
午前中ボクシングジムに 行ってきた・・・
三日坊主の自分が もう三ヶ月になる
ボクシングを始めてから・・・
・
・
よく 続くもんだ
・
・
どうして 辞めずに続けているのか?
健康の為・・・
練習の終わった後の爽快感・・・
体重が落ち始めているから・・・
・
・
うーん そう まあ 色々とあるけど
続けている大きな理由は
コーチの Allen だと思う・・
・
・
彼は見た感じは 全然ボクシングなんか
するような風体ではない・・・
腹が出てて ノローり と歩き
話すときもボソボソ・・・・
・
・
何しろ 動作がゆっくりだ・・・
いつも座ってボケー っとしている・・
・
・
ところが・・・ だ
・
・
・
よく見ている
私が ちゃんとやってるかどうか
全部 見ている・・・
・
・
数人いる ジムの連中の動きを
見てない振りして しっかり見ている・・
・
・
リングに上がって 私のパンチを受けてくれる
のそー っとしてて
ぼー っと構えているけど
あまりの私の情けない動きを見て
違う こうやるんだ・・・って
お手本を見せてくれる
シュッ シュッ ・・・って
・
・
これが 速い!
もう 凄い ・・・
どうしてそんなに腹が出てるのに
凄い動きが出来んの?・・・って
・
・
マサル 今みたいに やってみろ!
そう言われるけど 出来るわけが無い・・・
・
・
Allenは のそーっとしてるけど
言う事が 的を得ている・・・
・
・
ジムの隅っこで柔軟運動をしている私に寄ってきて
「マサル 痛いか?」
「うん もちろんそりゃ痛い 」と
眉間にしわを寄せて 言う私に
「痛みを 受け入れろ・・」って言う
・
・
「へっ? 受け入れんの?」
・
・
ヘッドギアー 着けて
リングで スパーリングしている私が
ちょっと! 内田さん ヘッドギアー 買った?
そう
Allenに買わされた・・・・
おー !
・
・
リング上で息が上がり
ハー ハー 言っている私の顔に
Allenが自分の顔を近づける
「おい マサル 人生で一番大事なもの知ってるか?」って
「 ハー ハー へっ? 」って喘ぎながら考える
「うーーん 金か?」
「バカ 呼吸だ!」って
「へっ? 呼吸? ハー ハー は なるほど」
・
・
無口なAllenから時々言われる事は
凄く 深い意味があるので
とても ストン と来る
・
・
彼の普段の動きと
サッと構え パンチを打つあのスピードと
身体の動きの緩急のギャップがたまらなく
面白い・・・
・
・
そして含蓄のある言葉・・・
・
・
自分が辞めずに毎週ジムに通っているのは
Allen の存在が大きい
・
・
今日は 彼が休みでジムに来ていなかった
どうしたんだろう・・・
ジムに 彼がいなかったので
三日坊主の自分が
いまだにボクシングを続けている理由が
はっきり分かったような気がする・・
2006年08月30日
TOB
日本の製紙業界1位の王子製紙が、
5位の北越製紙に対する敵対的TOB
(株式公開買い付け)の成立による
経営統合を断念した。
・
・
なかなか日本ではこのTOBと言う企業買収が
成立しない・・・
米国ではしょっちゅうある・・・
もちろん不成立の場合もあるが
要は 買い手の提示条件次第・・
そして 最も重視されるのが
株主にとって 良いかどうか・・
・
・
日本は TOBをかけられた側の
「経営陣」が 必死で反発する
だって 統合されたら 自分の役職は
たぶん保証されないから・・・
・
・
買収されたほうは やっぱり占領された国のように
辛苦をなめることになるのは明白だから・・
ありとあらゆる手を使って 反対する
・
・
株主も よく分からないから
Bit の買い取り価格だけ見て決めようとする
・
・
アメリカでは 株主がどう判断するか・・
つまり 会社は株主の物 とはっきりした文化があるので
会社の経営陣は その意向に従おうとする・・
・
・
日米の違いを感じることだ・・
・
・
日本人にとって 長年勤めた会社は
家族 や 魂、
そして<自分の人生>そのもの
特に 滅私奉公して 会社の経営陣まで
上り詰めた人たちには
買収されると言う事は大迷惑・・
今までの 努力が水の泡・・
せっかく取締役にまでなったのに・・・
冗談じゃないよ!って
感情的に執着してしまう・・・
・
・
アメリカは 会社や仕事は
生活の為 労働して稼ぐ場所や手段だ
と言う意識が強い・・・
・
・
もともとアメリカには
自分の会社に買い手が現れると
いくらで 買う?って
会社を売却して創業者利益を得たり
企業価値を売買する文化があるから・・・
・
・
だから経営陣だって
どっちの方が株主にも 自分にとっても
あるいは その会社の将来にとっても良いかどうか
考える文化 土壌が整っている・・・
・
・
統合されて 自分が新経営陣から外れたら
他の企業に 再就職すればいいし
あるいは
それを機会に リタイヤーして
自分で違う趣味や楽しみで
稼ぐ方法を見つけてもいい
・
・
アメリカにはそんな人生価値観があるから
・
・
日本で TOB が一般的になるまでには
経営陣が あと1~2世代交代する必要が
あると思う・・・
・
・
そんないきなり規制緩和だとか
グローバルスタンダードだ なんて言って
アメリカと同じ様なことは出来ない・・
・
・
ハワイでも つい2~3年前に
ハワイ銀行業界3位の
セントラルパシフィックバンク(CPB)が
日系人が創業者である地元の銀行
シティーバンク(City Bank)に
TOBをかけた・・・
・
・
結果は TOB成立
街から City Bankの看板は消えた・・
・
・
TOBをかけた CPBの頭取が白人だったので
日系人を中心とする City Bankの経営陣は
ありとあらゆる 反対のメッセージを
地元ハワイの株主に発信した・・・
・
・
しかし
結果は 統合した方が銀行の業績が良くなり
競争力が増し、株価も上がる・・・と
株主が判断したわけだ・・
・
・
確かに占領軍と属国の意識が全く無い訳ではない
でも
結果 株主の長期的利益が見込まれ
投資価値が増すであろう 統合は
意味があるし
・
・
今回の 日本の製紙業界のTOBは
はっきり言って
これまでの 日本でのTOBに比べ
一番 現実的で
最もマシなケースだったような気がしたが
やはり 日本の文化 企業風土 業界での競争
そして 「占領する側と される側」 と言う
感情面、 こだわり面での結果だろう
・
・
本当に 日本は村社会・・・
会社は経営陣の物で 株主は黙って
配当だけもらってなさい・・・
そりゃ今後確かに業績がどんどん落ち込んで
業界全体が世界の価格競争にさらされて
将来は 今より厳しい状況に
追い込まれるのは明白だけれども
この会社には伝統と言うものがあるんだからって・・・
「とんでも 無い。 買収なんて何て失礼な・・」
・
・
そんなお国柄や
日本的の資本主義の特徴を
感じたニュースだった・・・
2006年08月29日
Wai
この Waiと言うハワイ語
皆様ご存知の 通り 水 と言う意味
Waikiki は <水の湧き出るところ> と言う意味だそうだ・・・
・
・
そう言えば
ハワイには この Wai がついた地名が多い
Waialae
Waimea
Waimanalao
Waikoloa
・
・
数え切れない程ある
・
・
ハワイに住んでいて
最もありがたいことの一つが
美味しい水が飲める・・と言うこと
・
・
水道の水も ほとんど問題なく飲める
最近は ボトルドウオーターを買って飲む人が増えたが
ハワイは 基本的に水道水がそのまま飲める土地柄だ
・
・
島の中央にそびえる山の頂上付近に
雲が当たり雨を降らせる・・・
そして 山の岩盤を通って下界まで降りてくる水は
自然と ろ過されて
適度な純度で 生活用水となる
・
・
色々な土地柄を語るとき
<水が美味しいかどうか> が
結構重要な要素だと思う・・・
・
・
私は 一日 2リットルの水を飲む
ゴルフやボクシングの練習に行った日は
その倍の4リットルを飲むように心がけている
・
・
しっかり 「心がけ」ないと
2~4リットルの水はなかなか飲めるものではない・・
ビールなら 平気で飲めるのに・・・?
・
・
ボクシングのコーチから練習中
いつも言われる
「水を飲めって!」って
・
・
「喉が渇いてから飲んだら遅い」のだそうだ
人間の生命に無くてはならない水は
常に 補給する必要がある・・と
・
・
ハワイに観光で来る方が
日本と比べあまり汗をかかないので
つい うっかり水を飲まずに そのまま
買い物やゴルフに興じる方がいる
・
・
これが結構健康に良くない事なので
出来るだけ 水を飲むようにお勧めしている
・
・
我が家は、<水出し>と言う方法で水を用意する
容器に水道の水を入れ、それを冷蔵庫で
一晩冷やすだけ・・・
・
・
水道の水を直接飲むより
数段美味しい
・
・
ボトルドウオーター は高くつくし
それに ペットボトルのゴミを
出さなくて済むしね・・・・
・
・
運動するとき
そして ちょっと休憩のとき
出来るだけ 水を欠かさないように
そばに置いている・・
・
・
住む土地の水に慣れることは
その土地に 溶け込む
と言うのと同じことだと思う・・
2006年08月27日
お見舞い
今日は 日曜日
朝からあまり風が無く 蒸し暑く感じる陽気だった
・
・
昼から 昔 自分がハワイに転勤になって以来
お世話になっている ご夫妻のお宅へ出かけた
・
・
ご主人は この四年ほど前から
パーキンソン病を発症し
ここ一年は ほぼ車椅子 座ったままの生活・・
・
・
花屋さんで お花を買い
お見舞いに伺った・・・
・
・
久しぶりにお会いしたご主人は
身体がかなり不自由ではあったが
予想していたより元気そうで 安心した・・・
ご主人より 細身の奥様の方の健康が心配・・
・
・
しかし 神様は色々なことを人間に経験させる
この方は 昔は週2-3回 ゴルフ
週末にはジョギングを欠かさない
鉄人のように 健康な方だった・・・
・
・
その姿や 生活を見慣れていた自分には
今の様子が、すんなりと受け入れられず
特に一年程前 勤務先の銀行を退職された時に
お祝いとお礼のランチにご夫妻を招待した時の
杖をついた 彼の姿を見て
正直 ショックだった・・・
・
・
人間 分からないものだ
あんなに元気だった方が
こんな難病にかかるなんて・・・
・
・
映画 Back to the Future で一躍有名になった
米国の男優 マイケル J フォックスも
30歳の若さでパーキンソン病を発症・・・
・
・
当初は病を隠しながらも、自らプロデュースに参加し
主演もつとめたTVドラマシリーズ「スピン・シティ」
などに出演を続ける・・・
・
・
しかし 1998年に病気を公表、
2000年には「スピン・シティ」を降板し俳優活動から退いた・・
その後パーキンソン病の研究助成活動を初め
「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を設立。
また自らの生い立ちやパーキンソン病との格闘を綴った
自伝「ラッキー・マン」(Lucky Man) を発売し、
米国でベストセラーとなった・・・・
この印税売上は全て同財団に寄付されるという・・・・
・
・
先日 彼がTVに出演していた・・・
病気と闘う 姿を通して
多くの同じ病気で苦しむ人々の
心の支え、希望になれるなら・・・と
・
・
アメリカでは こういう活動 生き方が
とても評価される・・・
・
・
ボクシング元ヘビー級チャンピオンの
モハメド・アリも その一人・・
・
・
身体が不自由になる
言葉は分かっていても
自分なんか 全然その本当の意味など
理解できない・・
・
・
せいぜい 日頃のご無沙汰を詫びて
最近の色々な事を話しながら・・
また奥様の 看病の苦労話を聞いて
少しでもストレス解消の
お手伝いをして差し上げるだけだった
・
・
帰りの車中では
いつにも増して一段と
今 自分がいただいている健康と
五体満足な幸福をかみ締めた・・
・
・
この方たちの 日々の生活に
少しでも多くの喜びと希望が
届きますように・・・
そう 祈るしかない・・・
2006年08月25日
昔取った・・・
昨日は カハラにあるコンドミニアムから
朝早く 自宅に電話があった・・・
・
・
このコンドはサントリーの
オーナーご一族が所有されている
・
・
宿泊されていたのは
同社のオーナーのご親戚で元専務
現在は社友でいらっしゃる方と娘さんご夫妻・・
・
・
社友は 今年で96歳になられる
今でもお元気に ゴルフを楽しまれている
・
・
ハワイに到着して二日後から
帯状ヘルペスが出て 医者に行きたい・・・と
・
・
お電話での久しぶりのご挨拶もほどほどに
急いでかかりつけの内科医に電話を入れ
クリニックでの診察にアポイントを
割り込ませていただいた
・
・
病院まで、社友と娘さんご夫妻をご案内
診察の結果 大した心配も無いようで
お薬を処方された・・・
・
・
社友は ハワイに来られて翌日早速
ゴルフをされ
なんとエージシュートを実現されたそうだ・・・
・
・
驚くのは まだ早い・・・
エージシュートは これが通算31回目! だとか・・
エー ・・・31回目? 本当ですか?
私なんか ハーフで エージシュートがやっとです
・
・
「内田君 サントリーを辞めて仕事の方はどうかね?」
そう 心配してくださる社友に
「はい お陰さまで・・・」 と
・
・
実はこの社友は
今は亡き私の父と同じ歳・・・
そばにいるだけで 父を思い出す・・
・
・
はっと気がつくと
自分が社友に触りながら話をしていた・・・
・
・
「内田さん サントリーを辞められた後まで
ご面倒をかけて申し訳ありません。 助かりました」
そう おっしゃる娘さんご夫妻に
「いいえ 昔取った杵柄ですから・・・いつでも何かあったら」 と
笑いながら そうお答えした・・・
・
・
病院を出て ホッとした
診察結果を聞いて
「あー 良かった」と・・・・思った
・
・
社友が今でも私のことを心配してくださっている
そんなお気持ちに
少し お返しが出来たかな・・・なんて
とても 爽快な 満足感を得ることが出来た・・・
・
・
クリニックの待合室で
しばし懐かしい再会と会話を楽しみながら
ご長命な社友に
反対にこちらが癒されたような気分だ・・・
2006年08月23日
誕生日
20日のコラム「礼節」にコメントくださった
蓼川さん、 杉本さんありがとうございました・・・
そうですね、 すっかり日本人の価値観が変わって・・・
寂しいと言うか 心配ですね・・・
それにしても 早稲田実業 も 駒大苫小牧も
あっぱれ! 見事な 大試合でした・・・
・
・
NHKの視聴率を見て
あー 日本人は 本物の「感動」に飢えているな・・・なんて
・
・
あの 純真な 「無」 の境地を味わった高校生の
将来が楽しみです・・・
・
・
・
さて
22日 今日は 自分の誕生日だった・・・
当年とって ○○歳・・・
・
・
もう社会人になって以来、昨年まで誕生日なんか
ちっとも嬉しくなかった・・・
よく皆も言う 「歳とって、ちっともめでたくなんかない!」
と言う気持ちだった・・・
・
・
それがどうしたことか
今年は たまらなく嬉しい
・
・
朝から ウキウキして
あー 俺は ○○年前の今日生まれたんだ・・・と
とても 自分を祝ってあげたい気持ちになった
・
・
アメリカでは 誕生日をやたら派手に祝う・・・
横目で見ていて
何だ! たかが誕生日に・・
なーんて 思っていたのに
今年は その気持ちがとてもよく分かってきた
・
・
夕方から家族でシャンパンで乾杯
ご近所の人からケーキを差し入れしてもらい
身内で祝った・・・
・
・
どうして こういう気持ちの変化が生まれたのだろう?
やはり こういう誕生日をあと 何回祝えるか・・・
そう 真剣に感じ始めたからだと思う・・・・
・
・
最近 よく周囲の皆から
人が亡くなった知らせが入る
子供が生まれました・・
なんて知らせの何倍も多い・・・
・
・
そうですか・・・
それは ご愁傷様でしたって
でも その亡くなった方と自分の年齢をよく比べると
20年か 30年の違い・・・・
・
・
20年なんて これあっと言う間だ・・・
たった 7,300日くらいだから・・・
・
・
今から20年前から これまでの時間より
これからの20年は
何倍も早く 時が過ぎるように感じるだろうし・・
・
・
人間 月日の経つのが早く感じるのは
いかに いつもと同じ平凡な日々か・・・
と言う 証拠だとか・・・
・
・
刺激と 感動、そして 達成感の減少が
「光陰矢のごとし」に 感じる原因なのだそうだ
・
・
ヤバイ!
最近 すっごく 早く感じる・・・・
今年なんか もう8ヶ月が過ぎちゃってるし・・・・・
・
・
そんな 月日や人生の流れの
体感スピードが加速しているように感じる中
誕生日のありがたさ
自分の命の尊さに 感謝するようになった・・・
・
・
さて 残された人生に
どう この刺激、感動、達成感を
取り入れ 一喜一憂味わってゆくか・・
・
・
これ結構
気合を入れないといけない・・かも
残された時間
テーマは 「悔いの無い人生」
Regret minimize platform である・・・
・
・
Happy birthday to me !
投稿者 : 00:44 | コメント (1) | トラックバック
2006年08月20日
礼節
最近 すっかり 死語になってきましたね。
この言葉・・・
・
・
ハワイに住んで永くなるけど
日本が高校野球の季節になると
何故か この礼節について
考えさせられる・・・
・
・
中学の時は 野球部だった
夏休みは、10日間くらい毎日
炎天下の中で 練習をした・・
・
・
練習は 午後の1時から 夕方5時まで
その前に グランドを10周しなくてはいけない・・・
もう汗びっしょりで クタクタになる・・・
・
・
練習が始まるまでに 休みたいので
少しでも早く 走り始めて 休息を取った・・
・
・
練習中は 甲子園での高校野球選手の
テレビで観る 姿を思い浮かべながら
一生懸命 ボールを追った・・・
・
・
暑いなんてもんじゃない・・
それに 練習が終わるまで 水を飲んではいけない・・と
今から思えば、単なる根性論・・
これほど育ち盛りの身体に危険なことは無い・・
・
・
いつも 必ず 先輩から教えられ
そして 後輩に受け継いだ事がある・・
礼
・
・
何故か 教室で先生にする 礼 より
気合が入る・・・
帽子を取って 礼をする
・
・
練習が始まるとき
そして
終わるとき・・
・
・
礼 に始まり 礼で終わる・・・
・
・
最近 この日本人特有の良さが
風化してきていません?
・
・
95年英国ウインブルドンのテニストーナメント
松岡修造選手が出場していた
ベスト8まで進出したが、
残念ながら準々決勝で負けたその試合後
道具を片付け、コートを出る際
彼は振り返ってコートに向かって直立し
そして 深々と頭を下げた・・・
・
・
あっ と思ったその瞬間
観衆から もの凄い拍手・・・
通常の敗退したプレーヤーに対するそれとは
明らかに異なる 大きな拍手だった・・・
・
・
感動した・・
日本人の 美学・・・
自分も教えられた
運動選手は グランドに入るとき
そして グランドを出る際
グランドに向かって 礼 をする・・・
・
・
この日本独特の 礼節の文化は
実は 日本の世界に通じる
数少ない伝統の一つだと思う・・・
・
・
高校球児を見ていても
時代だろう
それに 高野連の方針もあるのだろう
昔の 軍国主義を思い出すような
過度な 礼節 三分刈りの坊主頭は
控えられているとは思うけど
ちょっと寂しいような気がする・・
・
・
今でも ハワイでビジネスや仕事をしていて
気がつく
アメリカ人でも昔 ミリタリーにいた人間は
この礼儀について
徹底している人が多い・・・
・
・
仕事振りも やはり根性があり
礼儀を徹底的に教え込まれている彼らは
やはり いざと言う時に
その礼節が 場面で大きく
プラスに作用していると思う・・・
・
・
日頃の生活や 仕事でも
この 礼 ・・・ 挨拶、お礼、相手に対する礼儀作法に
ちょっと気を配っている人は
やはり輝いている・・・
・
・
ちょっとしたお礼のメールや電話
昨日はどうも・・・と言う
お礼の言葉が言える人は
本当に 大きく徳積みが出来て行き
成功していけると 思う・・
・
・
自分も 気がつかないうちに
この日本文化の風化に平行して
そんな昔の野球部の頃に教えてもらった
あの 大事な精神をうっかり忘れそうになる・・
・
・
今年の夏の全国高校野球甲子園大会は
早稲田実業と駒大苫小牧の決勝戦が
三七年ぶりの 引き分け再試合となった・・・・
・
・
三七年前の 松山商業と三沢高校の
あの球史に残る、引き分け再試合の激戦を見て
感動で涙を流した中学生時代を
思い出した・・・
・
・
そして翌日 再試合の激戦が終わり
昨日使ったそのままの
真っ黒に泥だらけになったユニフォームで
両チームの選手が帽子を取ってした
あの 汗と涙まみれの
最後の 礼 を改めて思い出す・・・
投稿者 : 09:57 | コメント (2) | トラックバック
2006年08月19日
一人称か二人称か
人間 話をするときに
色々と その人の特徴が出る・・・
話す内容はもちろんのこと
どう話すか・・
・
・
その人ごとの話し方に
特徴 性格 癖が出る
・
・
日米で見ても ちょっと違う事がある
主語を 一人称で話すか
はたまた 二人称で話すか・・・
・
・
は?
・
・
つまり 私は ~ なんですよ・・・とか
私は ~したいけど ~は嫌いなんです・・・とか
そして 私は ~ しかやりません・・・と
話すだけの人と
・
・
あなたはどうですか? と
あなたは ~ と ~ ではどちらが好きですか?と
あなただって ~ するのはかなり
無理があるのではないですか? と
いつも 主語を 二人称にして話せる人・・・
かなり 違いがある・・
・
・
主語を 一人称にして話すだけの大人は
まだ 子供と一緒
「ウエーン 僕ちゃん あれが 欲しいっ!」 とか
「やだやだ 僕ちゃんは あれ 嫌いっ!」 と
基本的に同じ ・・・・
そう 身体が大きくなった子供の思考回路である・・・・
・
・
でも 本当の大人は 違う
PGAのトッププレーヤーは
日本の選手と違って・・・・・ お?
インタビューでは しばしば二人称で答える
自分への質問でも You don't want to do this である・・
・
・
最近 これに気がついた
会話で 日本人とアメリカ人の違いは
自己主張の強いアメリカ人は
何でもI で始まるばかりかと思っていたら
実は成功している人にYou で話す人が多い・・・・
・
・
もちろん <一般的に言って・・>と言う意味で
You を主語に使うという言い方でもあるが
基本的に 自分は・・・ではなく
皆さんも ~だと思いますが・・である
・
・
じゃー 一人称と二人称では どう違ってくるか・・・
二人称で 話す方が
相手が よく聞いてくれる
好感を持って聞いてくれる
こちらの言っている事を理解してくれる
「そうか なるほど・・・」と 自分に置き換えて
素直に理解し、同意してくれる 場合が多い・・・
・
・
一人称の場合
これは ほとんど相手に
へー そうなの・・・ それで?
・
・
それはあんたの勝手でしょう・・
何さ 自分の事ばっかり・・・と
相手が拒否反応を示し、
居眠りされてしまう場合が多い
・
・
何でも 相手や
場合によっては 三人称で
物事を考える癖 話す癖を心がけると
仕事も 生活もスムーズになる・・・
相手から信頼されるから・・・
・
・
断定すると やや語弊があるので
・・・そう なってくる傾向が強い・・・・としておこう
・
・
だから
「俺は これは嫌いだ・・」ではなく
「あなただって こういうのは耐えられないでしょう?
そう思いません?」
の方が 大人の説得力を持つ・・・
・
・
利己主義 個人主義も結構
それで ずっと生きて行くのも自由
・
・
でも 人生や仕事に成功したければ
常にこの 二人称での思考、発想、
そして話し方が
重要なキーになると思う・・
2006年08月18日
携帯文明
現代の通信機能として 欠くことのできない神器
携帯電話とE-mail
便利だ・・・ 本当に助かる
・
・
もう これがないと やってゆけないし
だいち 困る・・・
・
・
手放せない・・・
・
・
もし 手放したり
携帯電話を忘れて自宅を出たりしようものなら
パニックになる・・・
あー 大変だ! って
・
・
日本は最近特に携帯電話が
単なる通信機能のみならず
支払い機能
ネット メールの端末として
ありとあらゆる機能を備えるに従い
必需品 となっているんでしょ・・・
・
・
これは 便利としか言いようが無い・・・
・
・
しかし これらが人間の毎日の安らぎを
奪っているのも事実・・・・
・
・
携帯 や E-mail の発達のお陰で
もう社会 や 会社から逃げられなくなり
安心して休みも取れない・・・
・
・
精神的にも 時間的にも
この神器に人間が支配されているような
・
・
最近 何度か
携帯を駐車場に停めた車に忘れ
置いたまま
2-3時間過ごす事があった・・・・
・
・
凄く 不安・・・・ と言うか
落ち着けない
あらー どうしよう・・・今電話がかかってきていたら
・
・
車に戻る
ちゃんとミスコールで
誰から 何時にかかってきているかも分かるし
メッセージが入っていて 用は足りる・・・
・
・
自分がいかに 携帯依存症候群に陥っているかが
分かった・・・・ 実感できた
・
・
でも 何故か 爽やかな気持ちになった
おー 昔はこれで全然問題なかったんだから・・・って
昔って言ったって 30年も 50年も前じゃない・・
つい 10年程前まで
携帯を持っていなかった人が多かったんだし・・
・
・
それが 猛烈なスピードで 携帯文明と
E-mail 文化が 根付いただけ・・・
・
・
最近 時々 2-3時間くらい楽しんでいる
携帯を持たないで 時間を過ごすことを
・
・
E-mailも 日々何度もチェックしないで
少し 忘れてみる・・・
・
・
本当に驚く
最初は あんなに不安だったのが
これほど 気もちがすっきりして
すがすがしい「開放感」を味わえるとは・・・
・
・
文明の 便利なところは享受させていただいて
苦しめられるような 側面は
うまくコントロールしていかないと
文明機器に 心まで支配されそうだから・・
・
・
この遊びに 最近ちょっとハマっている・・・
2006年08月16日
紹介
ハワイではよく 自分の知っている人を
別の友人に紹介する風習がある・・・
・
・
ちょっとした紹介・・
内田さん こちら誰々さんです・・・・
あー どうも初めまして・・・
・
・
これは いわゆるマナー である
別に問題ない・・
・
・
しかし ちょっとこれを履き違えている人が多い
自分の昔からの知り合いで
すごく気の合う人を
すぐ他人に紹介する「癖」のある人が
ハワイには多い・・・
・
・
中には 一回ゴルフコンペで一緒にラウンドして
もうすっかり長年の知り合いみたいに
その人を誰にでも紹介したりする人・・・
・
・
自分が 良い人だと思う人は全ての人にも
良い人で 気が合うと信じている・・・・
世の中 そういうお馬鹿さんが結構 多い・・・
馬鹿?
そう・・・・ 思慮深い人はしないもん そんなこと・・
おー
・
・
私は この習慣が非常に 軽率だと感じる
・
・
そりゃ 紹介された方は
無碍に出来ないし・・・
あー どうも・・・ はい、 えー そうですね ・・・なんて
・
・
もし私が紹介したとすると
「内田さんの紹介だから 会わないと失礼になるし・・・」なんて
相手に無駄な気遣いと 時間を
使わせてしまう・・・
・
・
あくまで 人を紹介する時は
気をつけた方がいい・・
・
・
人を紹介するときは
その相手の 今の状態や 悩み 依頼を聞いて
初めて
「そうですか こういう人がいるけど会ってみます?」 が正しい・・
・
・
間違っても 勝手にアポ取って
あのー この人良い人だから
知り合って これから付き合いな・・的な紹介は
これ慎むべきだと思う・・・
・
・
こういうのは
お節介を通り越して
他人の迷惑になる
自己陶酔/満足型 である・・
うっ 切って切り捨てた・・・・・・・
・
・
そして もう一つ
まだある?・・・・
・
・
その相手が 是非紹介してください・・・と言った時
今度は その紹介する当人に
相手の相談事の内容 氏素性について
詳細を 知らせておいた方がいい・・
こういうことで 人を探している方なんだけど
私も長くお付き合いして しっかりした方ですけど
一度 時間があったら会ってくれますか? って
・
・
そして その人からも
「あー そういう方なら会って見たいので是非紹介してください・・・」
そう言われて 初めて
双方のアポイントを取ってあげる・・・
・
・
そして その出会いが将来
お互いの 利益になるように
お互いが 紹介されて良かった・・と
思ってくれるような
気の利いた「お取次ぎ」を心がけないと いけません・・・
うっ ・・・・・・・
・
・
だって人を紹介すると言うことは
実はもの凄く
責任がある 重いことなんだから・・・
2006年08月15日
人選
今年 サッカーや野球のワールドカップで
盛んに 誰が監督で そしてどの選手を日本代表に
選ぶか・・・・
・
・
試合の結果の前に
代表選手の 人選についてのニュースが
何度も マスコミを にぎわしたことがあった・・・
・
・
何人もいる 優秀な選手の中から
ある一定の人数を選ぶ
あるポジションに 誰かを選ぶ・・・
・
・
今は 徹底的にその選手ごとにデータを取り
監督が 自分の最終判断で決める・・・
選ばれたら断る選手は 稀である
だって 日本代表って名誉な事だから・・・
・
・
最近は 若くて 有能で 強い選手を選び
一人一人の トッププレーヤーを集めて
最高の働きをさせて チームを勝たせようとする
当然と言えば 当然・・・・
・
・
今から29年前の8月
ミュンヘンオリンピック が開催された・・・
・
・
当時の 大きな話題になり
私も 自分で高校時代その
国際中継をテレビで見て 感動した
男子バレーボール・・・
・
・
準決勝での ブルガリア との試合
優勝候補だった日本は
大方の予想に反し 大苦戦・・・
・
・
セットカウント 0-2 と絶体絶命のピンチを迎える
・
・
そこで 松平監督は
若手の有能な選手をベンチにさげ
南 中村 などの古参選手と交代させた
・
・
結果は 皆さんのご記憶の通り
あ ゴメン
知らない年代の人もいるか・・・
・
・
奇跡的な 逆転3セット連取で
準決勝を勝ち進んだ・・・
・
・
そして 決勝で東ドイツを破り
見事 金メダル
・
・
選手交代時に思った
最初 なんでこんな年寄り選手を出すのか?って
あー ベンチでずっと応援していた古参選手にも
オリンピックで最後の1セットを 味合わせてやろう・・と
そんな 松平監督の温情かな・・・
あー もうダメだ! ・・・・ なんて
・
・
人選をする時には
チームに 無くてはならない要素を加味するのだろう
パワー、 スピード、 頭脳プレー、 そして花のあるプレーヤー
・
・
勝つために どのチームも その監督の戦い方に
人選の 基準が決まってくる・・
・
・
最近 何でも
能力主義・・・
若手起用・・・
過去の実績・・・とか
・
・
この選び方の方が公平だ とか言って
ありとあらゆるデータを基にした考課で
選手や幹部を選ぶけど
この時代に ふとミュンヘンオリンピックの
男子バレーボール 古参選手の活躍を思い出した・・
・
・
温故知新 とも言う
昔の先輩や 過去の経験に多くを学ぶ
そして
逆境には 若手より意外と古参兵の方が
対応がうまい事だってある
・
・
チームを 作るとき
まー あくまで選ぶのに苦労するほど
人材がたくさんいるのが大前提だけど・・・・
・
・
ちょっと年配だし
若手ほどのスピードは無いけれど
いぶし銀のようなプレー、
粘り強くいい仕事をする人を
決して忘れたくない・・
・
・
こういう人材を もう古い・・・とか言って
切り捨てるのは
進化でも 進歩でもないと思うから・・・
・
・
気迫とか、しぶとさ とか
いざと言う時
古参兵の活躍は頼りになるものだ・・・
・
・
今日は道徳的な結論では ないけれど・・
・
・
人を選ぶ時は
こんな要素を絶対に忘れない方が良いと思う・・・
2006年08月14日
こだわり
8月9日のコラム 「新規お問い合わせ」 また
「ビジネスブログ」の方にも投稿くださったタイゾーさん、
ありがとうございました。
・
・
お子さんとの やり取り・・・素晴らしいと思いました・・・
・
・
私も その答えに賛成です
そして 何よりもタイゾーさんは
今 父親として 自然と子供さんに
彼らの将来の為に教育をされていると感じました。
・
・
子供は 親の背中を見て育ちますからね・・・
お父さん自身が 試行錯誤 自己改革しながら
悩み 成長し 器を大きくする・・・・
それを家族が一緒に考え、頑張って仕事をしてゆく・・・
そういう進み方が ベストではないでしょうか?
・
・
子供さんたちも 全部は言わないけど きっと
今の 「我が家の大変革期」を ハラハラ ドキドキ
不安と期待で、見守っているはずです。
これこそ立派な教育です・・・
・
・
・
・
さて 今日は 何でも無いけど
よもやま話でも・・・・
・
・
よく 最近 「こだわり」 と言う言葉が
キーワードとして 使われているのに気がつく
まー 昔から何でも 「こだわりの逸品」とか
「こだわりの製法」とか
世の中で 成功している商品やサービスには
よくその製造工程に あるいは支度に
他の人が真似できない
何かの「手間」 作り手の「愛情」のような「こだわり」が
消費者の 支持を得ている理由になっていることがよくある・・・
・
・
こういう 「こだわり」は とても大事だし
大いに 見習って 自分ならではの
「オリジナリティー」に つなげたいものだ
・
・
しかし 同じ 「こだわり」 でも
仕事の進め方や業績 そして細かな事に
<こだわり過ぎる>とちょっとこれ
マズイことに なる場合が出てくる・・・
・
・
「こだわる」 と言うのは 「意地になる」 に
つながりやすいから・・・
・
・
気をつけないと
「こだわり」 が
「強情」 とか 「徹底的に・・・こうなるまで」
のような <自決>覚悟の
引くに引けない状態に
自分を追い込んでしまうことがある・・・
・
・
なかなか思うようにならないときは
さっと考え方や 発想を変えて
これは諦めて こっちの方法で行こう・・・と
切り替えるといい・・・
・
・
良い意味で 柔軟に物事考えて
これだけ世の中 ドッグイヤーの時代
特に責任者なんかしてたら
<朝令暮改>なんかは しょっちゅうかも・・・
・
・
時には <朝礼朝改> なんて・・・?
・
・
良い こだわりは持ち続けても
変な こだわりは捨てた方がいい場合がある・・・
・
・
「意地」とか 「名誉」とか
あるいは
「メンツ」 を気にするこだわりは
結果 多くを失う事になるから・・・・
そう 「継続は力なり・・・」 にすり替えないように
・
・
時には
一時撤退 → 体制 建て直し → 再攻撃・・・
それで いいんじゃないかと思う・・・
・
・
ただし この時にすごく大事な事がある・・・
歴史や賢人 そして経験者から
謙虚に 学ぶ姿勢・・・・
それが状況打開、 成功の鍵だと思う
・
・
では 良い一週間を・・・・
2006年08月11日
雑用
よく こういう不平や文句を口にする人がいる
いやここ最近雑用ばかりで 参りました・・・って
・
・
私は この「雑用」という言葉があまり好きではない
自分には能力がある・・・と思っている人ほど
この 一般的に雑用と言われている
普通 そう思われがちな細かな用事を頼まれたり
担当させられると 顔に出す人が多い
・
・
「 えー 何でそんな雑用をこの僕が・・・」って
「 私じゃなくて 誰か他の人がいるでしょう・・」 なんて
・
・
世の中に 雑用なんてないと思う・・
細かな用事を 適当に 雑にやろうとするから
これ 雑用になる・・・・
・
・
おー 少しひねった・・・・
・
・
雑用 と思われるような事でも
ちゃんとできる人と 嫌々やる人とで
かなりの差が出る・・・
・
・
肩書きが 偉くなると
急に 雑用を部下に押し付ける人がいる
コピー 取るなんて
部長の俺がする仕事じゃない・・・みたいに
・
・
これ 大きな間違い・・
コピーでも何でも 仕事に
雑用なんかは無いと思う・・
・
・
日頃の生活でも
色々と 用事を済ませていく事に
丁寧に コツコツと
そして 出来れば 淡々と
取り組む姿勢を持つべきだと思う・・・
・
・
極端に言うと
社長になったら 掃除なんか絶対にしない・・・
社長がこういう会社は あまり業績が伸びないと思う・・・
そうかー ?
・
・
掃除をするのを雑用と思っている人が
経営する会社は 良くならない・・・
これ 世の常識である・・・
決めつけるねー!
・
・
若い人や 経験の浅い人でも
雑用を一生懸命こなしている人には
必ず チャンスが回ってくる・・・
特に 他人の見ていないところで
一人 <雑用>を黙々とこなす人には
<誰か> が必ず いつかチャンスや出会いを
与えてくださる・・・・
・
・
だから ブツクサ言わないで
どんな用事でも 雑にやらずに
丁寧に そして笑顔でこなす事だ・・・・
2006年08月09日
新規ご相談
先日ある方から ビジネスのご相談を受けた
この方は 情報起業家向けにネットで
決済機能付き商材販売サイトを立ち上げ
大成功をされている・・・
・
・
ただ コツコツとアクセス数を増やすという
やり方ではなく
ネットマーケティングのプロと組み
アクセス数 販売額を 一気に
5倍 10倍 20倍に増やされて
たったこの一年で あっという間に 年収億の生活を
手に入れられた・・・
今年12月の売り上げは 現在の2倍以上の
月額10億円になると予測されている・・・
・
・
その機能 ノウハウを使って
ハワイ版を構築したい とのお話だった・・
・
・
よくそのビジネスの仕組みをお聞きし
そして なぜそれだけビジネスが急成長したのか
その根拠をお聞きすると
なるほどなー ・・・・ と思った
・
・
世の中 インターネットの時代になって
誰でも ネット環境で 情報収集だけでなく
買い物、 申し込み、 決済、 勉強、 セミナー
ありとあらゆる 「日常生活」を送るようになり
eBay ヤフー 楽天市場・・・
ネットを介在して 人と人の商売が行われている・・と言うは
聞いた事は何度もあるし
自分でもネットでの商品購入など
実際に何度も経験はあるが
初めてそれを
ビジネスモデルとして自分がどう組み立てるかを
実感する事ができた・・
それも ハワイを商材にして・・・
・
・
昔から そこらのおじさんが よく言っていた
「 ほんと 最近世の中変わっただなー 」って
あれと 同じ気持ちを味わった・・・・・
・
・
アメリカでも クリスマス商戦に
ネット利用が 年々急増している・・
・
・
わざわざ 寒い中 混んでいる街中まで出て
長いレジの列に長時間並んで
買い物なんかしなくても
ネットで購入・・ 商品はその日から数日で自宅に届く
・
・
つい数年前まで 一桁の%だったネット購入率も
今では かなり高くなって 益々一般的になってきている・・
・
・
情報セミナー なんて言っても
今までは 参加チケット買って
その日時に 雨の中 傘差してセミナー会場に行って
講師の話を聞いて・・・なんてやってたけど
今ではセミナー内容を ネットで購入して
ダウンロードして個人で自宅で好きに勉強する・・・
・
・
理論では そういう商法が可能だと言う事が
理解できてはいたけど
その便利さをまだ本当に<実感>できていなかった・・・
しかし
今回 このお客様からの説明、 依頼内容をお聞きし
私がざっと将来計画をお話しすると あっという間に
ビジネスモデルと 計画の進め方が出来上がった・・・
・
・
ネット販売の世界の
すさまじい成功ノウハウを聞いて
私のハワイでの経験 ネットワークを使い
かなり面白い形になるだろう と直感し
お手伝いしようと 心に決めた
・
・
ちょうど 私くらいの年代が
アナログ時代とデジタル時代の
境の年代だと思う・・・
・
・
ここで 一生アナログ人間で終わるか
はたまた
実際にネットビジネスの感覚を磨いて
デジタル思考も 取り込むか
自分が今その分水路に来ているような気がするから・・
・
・
そしてもう一つ お引き受けしようと心に決めた理由があった
この方とは実は二年近く前にハワイでお会いしている
その方は 今のビジネスとは違う内容で
ハワイ進出ビジネスプランを持っておられたが
いかに その計画が現実的ではなく 難しいか・・・
私が無料でご相談に乗ったことがあった
・
・
私は もうすっかり忘れていたが
その時のことをこのお客様はしっかり覚えていてくださり
「是非 内田さんと組んで」 と言ってくださったからだ・・・
・
・
おー いつでも誰にでも 誠心誠意対応を!・・・・ なんて
人生
いつ どこで 誰と 何で つながるか分からない から・・
・
・
まー それにしても
いつも 思う
自分自身や 日常の自分の生活環境を支配している
<固定観念>を いかにぶち破るか・・・
新しいことや 知らないことへの取り組みは
最初はちょっと根性がいるけれど
これを やらなくなったら おしまいだ・・と
・
・
テーマは
時代の変化に対応し
自分の持っている価値観や
過去の経験や常識にとらわれず
いかに それをもっと進化させて
大きくするか・・
・
・
何でも 「結局は自分しだいだな・・・」と 痛感する
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2006年08月07日
懐かしい人から
昨日は とても驚いた
昔勤務していたサントリーの後輩から電話があったから・・
彼は 元全日本のバレーボール選手で
サントリーに勤務している・・・・・・・・・・・
最近までサントリーバレー部の監督を務めたり、
今もサントリーのスポーツ推進部で活躍している
・
・
今週から高校生になる娘さんとハワイに来るので
会いたいと・・・・
「おー イヤー 久しぶりだね・・・」
お互い 電話で会話が弾む・・・
・
・
昔 彼はホノルルにある
レストランサントリーの支配人を務めており
同時期 ホノルル事務所長をしていた私と
いわゆる 「コンビ」を組んでハワイに駐在し
何年か一緒に仕事をしていた・・・
・
・
素晴らしい人柄に 何と言っても映画俳優顔負けの
ハンサムな彼が サントリーレストランの支配人時代には
女性客が急増したものだ・・
・
・
普通 社会人スポーツを理由に
企業に入社した連中は
とかく スポーツ一筋
仕事は ・・・・・ だが
彼の気の利いた仕事振り
誰にでも好かれる明るい人柄と
セッターの私が上げる どんなヘボなトスでも
打ってくれるような・・・・・
・
・
また 「 一を言うと 十を理解する」
勘が良くて機転の利く彼に
ずいぶんと助けられ
本当に仕事がやり易かった・・・
・
・
今週末には彼と久しぶりに再会し
お互い 昔のハワイ勤務時代や
これまでの「積もる話」をするのを楽しみにしている・・・
・
・
昔のサントリー勤務時代の 先輩 後輩
そして 同期の人から 今でもよく連絡をもらう・・・
・
・
今日の朝は 現在ハワイに休暇で来られている
サントリーの 故 鳥井信一郎会長の奥様とお会いする
・
・
ハワイにご家族と来られていて
お電話をいただいた・・・
「 内田さん お元気?」 って
「 あらまー ご無沙汰しております・・・」
・
・
お会いするのが 懐かしく 楽しみだ・・・
・
・
やはり自分が 今あるのは
サントリーに24年間勤務したお陰だと
改めて 感謝している・・・
2006年08月05日
権利と義務
米国で いつも意識されることの中に
権利と義務 と言う言葉がある
英語では Right と Responsibility
あるいは Duty と言う
・
・
人間 誰でも
権利を持っているのと同時に
義務も持っている・・・
・
・
その両方をきちんと 分けて考えなさい・・・と
・
・
クリントン大統領時代に
ホワイトハウスに
フィッシャーと言う大統領主席報道官がいた
・
・
彼の記者会見で言った有名な答弁がある・・・
質問する記者に
You have a right to ask the question, but
I have a responsibility not to answer the question.
たまたま CNN のニュースでその場面を見た私は
凄いな・・・と思った・・
「記者である貴方にはそれを質問する権利があるが、
大統領報道官の私には答えてはいけない義務がある・・」
何と 素晴らしい答えか・・・
聞き惚れてしまった・・・
・
・
日本での 政治家と記者のやり取りを聞いていると
少し違う部分があるかなー ・・・
「権利と義務」を
「権限と業務」 あるいは
意地悪な核心を突いた質問に
「 記者ごときの分際で何と失礼な質問をするかっ! 」
そんな マスコミの誘導質問と 権力者のイライラの表情・・・
・
・
民主主義のアメリカでも
権限を傘に着て・・・と言う輩はいるけれど
基本的に 法律で決められた
「権利と義務」 で世の中が動いているような気がする
・
・
日本の青少年を見ても
「権利」の意味をはき違えたり
「義務」を果たす意味を
理解していない人が多い・・
・
・
別に青少年だけではなく
義務を果たさないで
権利ばかり主張する大人も多くなって・・
ちょっとわびしい気がするよね・・
・
・
辞書には
一定の利益を自分のために主張し、
また、これを享受することができる
法律上の能力のことを
権利と言う・・・とある
・
・
そしてその対極に
人がそれぞれの立場に応じて
当然しなければならない務め・・・
これを義務と言う・・・・のだそうだ
・
・
・
・
・
そして これとは別に
この世で 人が道徳上、
普遍的・必然的になすべきこと・・・・
これも義務と言う・・・・・
・
・
世の中には
法律で決められた 権利と義務だけではなく
倫理・道徳上 人間が果たすべき義務があることも
忘れないようにしたいものだ・・・
・
・
あー 今日も 言うだけはとても立派だ・・・・
2006年08月01日
明暗
今日は仏教のようなお話
物事には 何でも 「明暗」 「一長一短」 「陰と陽」がある・・
おじいちゃんのようなこと言うけど
そう 思う・・・
・
・
仕事でもビジネスでも そして人生でも
日々起きる事 全て に プラス と マイナスの面がある
・
・
仏教は 「中庸」を尊ぶ 教え
ちょっと物足りないような気がするけど
長丁場の人生には 結局これが最良の方法 ・・らしい・・
・
・
仏教だけか と思ったら
ユダヤの教えも この中庸を教えている・・
その割には 戦争 いがみ合いばかりしているけど・・・
・
・
人は 誰でもこの明暗を冷静に見極めることが必要だ
特に 事業を責任者として担当している人には
この プラスとマイナスの両面を
いつも意識する必要が出てくる
・
・
急に業績が伸びても
急に業績が悪化しても
どちらにも リスクとチャンスがある・・
・
・
中庸を行く ・・・ と言う意味は
前年比 100%で 良いと言う意味ではない
上下変動 諸問題が起きた時
そして 結果が出たら 出たその時
その対処に いつも
プラスとマイナスの見方と分析を・・と言う意味
・
・
昔の自分は
良い時は 調子に乗り・・・
悪い時は しょぼんとしていた・・・
最近 仙人のように?悟り始めている自分は
この バランスを忘れないように心がける・・・
・
・
そんなこと言っても
実は
おーー! やったー 俺ってこういうの得意かも!・・・ とか
あー もうダメだ まだこんなこと失敗してー ・・・ とか
子供のように 一喜一憂の日々だけど・・・
・
・
明暗を 意識すると
毎日が落ち着いてくる・・・
心が 乱高下しない
・
・
これが結構 快適だから
・・・物事には 何でもプラスとマイナスがあるんだ・・・と
毎日自分に 言い聞かせている・・・