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2005年11月30日
自信
人には それぞれ 自信 というものがある
誰にでも そういう 強み がある・・
米国で暮らしていると 本当にアメリカ人は この自信を
驚くほど上手に 育て、 使って、 生きている人が多い・・・
・
・
ビジネスでも あらゆる専門性、職種でも 色々なフィールドで
それぞれに 上手にキャリアアップしている・・・
・
・
プロ ゲーマー ・・・
・
・
何 この単語? と思った・・
プログラマーの 間違い? なんて
・
・
なんと 米国では コンピューターゲームの<プロ>がいて
ゲーム大会の優勝賞金、ゲームの新製品のPR
それに、パテントなどで年間 数十万ドルを稼ぐ若者がいるそうだ・・
・
・
サーフィンの プロもいる・・・
何だ ハワイで 波乗り ばかりして
働きもしないで・・・ と見下すようなおじさん おばさん世代には
想像も つかない 、<仕事>である・・・
えっ ! そんなに稼ぐの?
ビーチバレーのプロも そんなに稼ぐわけ?
ゲームで 遊んで 親の年収の何倍も?
・
・
最近 日本でも どんどん そういう若者や競技が
プロ化 している・・
今の 自分にとっては 羨ましい選択の多い時代・・・
・
・
だから 古い価値観で、世の中を見ていたら
いつまでたっても 同 じ・・・
・
・
皆 自信 を持って その道を極めている・・・
親や、他人になんと言われようと・・・
世間の 反対や 中傷が多ければ多いほど
最後に 結果 バカ当たり したり
パイオニアー として栄誉と高額な収入を得る・・・
・
・
自信 には いくつかの種類があると思う
自分は 、こういう学校を出て、こういう資格と こういう能力がある・・
これ とても立派・・ 現実的 世間体 向け 親孝行 向け
・
・
自分は、これが好きで 全て他の事はあきらめ あるいは犠牲にしてでも
続けている・・・
これ とても 勇気があって 個性があって 素敵・・
夢が ある・・
・
・
こういう場面では 必ず自分はうまくやれる・・・
イヤー こういう人は ホント 頼りに なる・・・
組織にとっても 大きな 自信 となる・・
・
・
ただ、 こういう事を聞きもしないのに 自分で言いふらすのは
自信でなくて 自慢 ・・・
気をつけないと 相手から エラク 嫌がられる
・
・
自信 は そう <自分> を <信じる>と書く・・・
アメリカで 自信に満ちた人が多いのは 小さい時からの教育か
あるいは、一人一人が <個> として尊重され
伸び伸びと 成長するからか・・・
・
・
米国で 一番よく使われる Challenge という言葉
チャレンジ という言葉は とてもよい意味に
使う事が 多い・・・
チャレンジは 裏返すと 勇気があるという事
チャレンジは 続けていると最後には
自信 とか 悟りに 到達する・・
・
・
日本人
この 自信が どうもない人・・ 持てない人が 多い・・
自分の容姿、 世間からの評価、 平均~ と比べて・・・
自分は ダメだ! とても自信が無い って
・
・
昔 バブルの頃は 経済で 日本が自信に満ちていた・・
日本人は この自信に どうも経済的豊かさが
評価のつきものとなる・・
・
・
経済的に 成功して いくら稼ぐのか と言う要素で
初めて 世間に認められ 自信を持てるようになる
要は 自分を 信ずるのではなく <経 信>
・
・
大金を得る
他人より 豪勢な生活が出来るようになって
他人より 大きな家に住んで 豪華な車に乗る・・
・
・
これで初めて やっと 自信 というものに繋がるようだ・・・
・
・
でも このアメリカの若い世代の色々な競技のプロを見ていると
ただ、お金 が欲しくてやっているようには見えない・・
もちろん 賞金は喜んでいただく・・ 生活費が必要だから・・
でも
何よりも そのスポーツや、競技を 心の底 から楽しんでいる・・
私には そう見える・・・
・
・
きっと 気がつくと 賞金の 小切手が届いている
そんな 感じではないだろうか?
・
・
そんな 生き方から 人間としての<自信> をものに出来たら
どんなにか 素晴らしい事だろう・・
2005年11月28日
英語
今日は月曜日・・だが
道徳の授業は、休講で 2時間目の英語の授業・・
・
・
ハワイにビジネス進出、あるいは移住などを夢見ている
個人投資家、ビジネスオーナーの方から どうやったら
英語が上達しますかね? と聞かれる・・
・
・
残念なことに、今の日本の英語教育では
まず 永遠に英語を流暢に話す日本人は
産出されない・・ と確信する・・
・
・
なぜか?
我々日本人は 基本的に一つ間違っている
英語を 「語学」と言う学問として捉えているということ・・・
学問だから テストがあって 文法覚えて 単語を暗記して
と なる・・
・
・
私は ハワイに来て 何人も日本語上手なアメリカ人と出会った・・
その人達の 共通している点・・
日本語と言うより、違う言葉というコミニュケーションツール
として 覚えようとしている・・ そして 覚えている・・
ツールだから 要は <道具>
道具は 使いこなすかどうか が問題
・
・
何度も 繰り返し 使い 音や 言い方を覚える・・
日本語を 書く事から勉強してきた人は少ない・・
そう、 書くより しゃべるのが 上手・・・
・
・
日本語の上手な人で、それはもう普通の日本人と
同じ 発音で 全く違和感のないアメリカ人、日系人でも
読み書きが 出来ない人が 多い・・
ひらがな が少し出来る そんな程度の人が・・・
・
・
でも 全然困らない
会話、コミニュケーションが出来るから・・
ツアー会社の人なんかでよく見かける
あれー 日本人かな? なんて
・
・
日本に来ている 外人力士なんかを想像すれば簡単
彼らは、日本語学校行って、文法と 書き順なんか
覚えない・・・
稽古が忙しいから・・・
親方や 兄弟子から 言葉で日本語を教えられる
それで、覚えてしまう
その日本語で テレビのインタビューなんかに
答えている・・・
・
・
要は 英語を 語学と思わない事・・・
テストの答案用紙の 赤いインク の添削を忘れる事・・・
英語は どちらかというと音楽
遊ぶ時や 楽しむ時の 道具 の一つと考えればよい・・
・
・
アメリカ人の白人でも 英語のスペルをかけない人が多い・・
以前 クエール元副大統領が 小学生とスペリングについて
懇談していて小学生が正しく答えた Potato の綴りを
Potatoe と間違えて直し、
全米で 失笑を買った・・・
所詮 その程度である・・・
・
・
内田さん ・・ 日本人も最近 字かけない人多いよ
そう その通りですね・・
でも、日本語ほど難しい Writing はないと思う・・
漢字、 ひらがな、 カタカナ、そして送りがな・・
加えて 現代語・・・ チョー 悔しい! って
いっぴき、 にひき、 さんびき、・・・
覚えることが 多過ぎる・・・
・
・
ハワイに住んでいて、日本人ほど 英語の上手下手を
気にして ビビる民族はいない と思う・・
・
・
実際 ハワイでは かなり メチャクチャな英語を話す移民も多いし
皆 平気で 自分の下手な英語を 相手が 理解 「してくれる」
まで しゃべって しゃべって しゃべりまくっている・・
アメリカ人は 英語の下手な人に 慣れている
全然 平気・・・
うーん たぶん こう言ってんだな この日本人はって
相手が 理解してくれる・・・
・
・
それで 良いと思う
所詮 2億6千万人いる米国市民のうち
正しい 英語を話す人は 2-3割とか・・
・
・
とにかく 日本の英語教育が
語学から <音楽 & 遊戯> の授業にでもならなければ
今後も 英語は 日本民族にとって
いつまでたっても <コンプレックス>の対象でしかない・・
2005年11月25日
ブラックフライデー
Black Friday ・・・
別に 金曜日に株が暴落したわけではない。
停電したわけでも ない。
何だと思われるだろう? この意味・・
・
・
米国では、24日が感謝祭でお休み・・
街中 どこもお休みのところばかり
皆で ターキー食べて・・・
・
・
この木曜日の感謝祭が終わり、翌日の 金曜日
ハワイの人は、一斉にクリスマス ホリデーシーズンに・・・
・
・
そして どー っと 買い物に出かける・・・
クリスマスギフトの用意や、 ホリデーで旅行に行く準備・・
離れている家族と 久しぶりに会うから
それまでの ケチケチモードが 一斉に
買い物 モードに変わる・・・・
本当に すさまじいほどの変貌振り・・
アラモアナSCなんか、駐車場が一杯になる
道路も 混みだし それまでの倍 時間がかかる・・
・
・
どこの小売店も、 1月 最初から赤字でも
この感謝祭の 翌日から 経営が黒字になる・・
それを もじって Black Friday と言う・・・
・
・
米国の人たちは、 この時期に 1年の半分くらいの買い物を
するのではないか?
そんな風に感じるくらい 買う・・・
買って 買って 買いまくる・・・
・
・
消費の国 米国を体感する時期・・・
ここのところ 全米のガソリン価格急騰も
少し 落ち着いてきて
消費者心理も 改善してきているので
年末までの ホリデーシーズン
好景気を予測する 小売店、 チェーンストアー
経済アナリストも増えてきた・・
・
・
まー 衝撃的な テロなどなければ良いが・・・
・
・
ワイキキのホテルも この時期から予約が混み出し
エアラインも 思うように取れない
エアライン会社は どこも破産状態に近く
減便 コードシェアリング ばかりだし
航空燃料高騰で 料金に サーチャージもついて
ホリデーシーズンのチケット料金も
昨年より40ドルほど上昇気味 とか・・
・
・
米国人は テロが怖くてヨーロッパには行きたくない
加えて鳥インフルエンザが怖くて
東南アジアのリゾートにも行けない
・
・
フロリダは ハリケーンの当たり年で
どこも 修理、補修中だし ・・
・
・
結局 今年の冬は
メキシコ か ハワイを 避寒地として
選ぶ人が 多い・・・
・
・
さて、 これからは移動に いつもの倍の時間を見て・・
余裕を持って
・
・
そして アフター クリスマスの セールまで
衝動買い をしないよう
自分との 戦い・・
2005年11月23日
祈る
ハワイはここ2-3日、雨模様・・・
なんと 湿度が80%もあります。
家中 湿って、日本の梅雨のようです・・・
・
・
さて、今日は・・・ いや今日 も また仏教的なお話・・
・
・
人間は誰でも、祈る事がある・・・
色々と 祈らなきゃならないことが多い・・
利益が出ないし、忙しいし、あれこれ不満だらけだし・・・
ビジネスでも、売り上げ向上、利益が増えますように・・と
経営者や責任者は いつも祈る・・・
別に 信仰心の無い人でも 祈る・・
苦しい時の 神頼み・・・・みたいに
・
・
この 祈る時 ちょっとした コツ がある・・・
普通、祈るのは 自分の希望が叶うように祈る・・
~ がうまく行きますように・・
~ を手に入れることが出来ますように・・・
~ さん から好かれますように・・・
・
・
だいたい こういう無駄な祈りを捧げる人が多い
こういう祈り方をしているうちは、願いはほぼ叶わない
と言っても過言ではない・・・
・
・
では どうやって祈るか?
~ が解決出来るよう 自分に力を与えてくださいと祈る・・
その問題点に気づき 改善の努力が出来るよう
力を与えてください と祈る・・・
~さんから 好かれるように そして結婚できるように
自分がそういう魅力ある人間に成長できますように と祈る・・
・
・
祈る目的は 同じでも違う
似ているけど 全 然 違う・・・
・
・
それから 祈りの 一番の禁じ手
~ さんが 不幸になりますように・・
~ さんが 失敗しますように・・・
こういう 祈りは ・・ そう その通り
将来 自分が返り血を 浴びる・・・
おー
くれぐれも 気をつけていただきたい・・
あんた 何か 専門家か?
・
・
正しい祈りを続けいてると、事態は変わる・・・
周囲の状況が変わる・・・
つまり、祈るときは 自分をどうしたいかに 焦点を定める・・
間違っても、相手や 状況を変えてください なんて祈らないこと・・
・
・
それから この祈る と言う行為は 普通
神様 仏様にお願いして 叶えてもらう・・
と勘違いしている人が多い・・・
実際に叶えるのは、神さんでも、キリストさんでも、仏さんでも無い・・・
自分の心 にメッセージを与えて、自分に気づかせる事を
祈る と言う・・・
神様が 自分の願いを叶えてくれる
と 勘違いしている人が多い・・
それは サンタクロース・・・
・
・
同じ 祈るんだったら
この コツ を習得した方が効果が出る・・・
同じ 祈るんだったら
<正しい祈り方> をした方が、願った通りの結果が出ることが多い・・・
・
・
英語で
Practice daes't make perfect,
Perfect practice makes perfect.
と言うことわざがある・・・
・
・
ちょっと 結論が 無理やりか・・・
2005年11月21日
朝礼
小学校、中学校と よく <朝礼> があった・・・
月曜日の朝なんか 全校生徒で 校庭に出て
先生のお話を聞いた・・・・ イヤ 聞かされた
・
・
私の通っていた小学校では、
結構この全校朝礼の時の態度を
厳しくチェックされた・・・
ちゃんと 直立して おしゃべりしないで
わき目もしないように・・・・
そうしないと ひどく先生から怒られる
校長先生が 台の上でしゃべっている間
他の先生が 後ろを歩きながら だらしない奴は
いないか、チェックする・・・・
・
・
ヒソヒソ 話とか、 寒くてズボンのポケットに
手を入れていようものなら 殴られた・・・
今なら 大変な事だけど・・・
結構 後頭部なんか 殴られたり
耳を 引っ張られたりした・・・
・
・
小学校の時 とにかく学校で一番怖い先生がいて
なんと運悪く 5年 6年生とその先生の
担任のクラスになってしまった・・
・
・
あー 最 悪 !
落ち着きのない、 勉強しない私は
毎日 ビリビリ して ・・・
案の定 その先生の 第一標的 にされた・・・
・
・
内田 ! 今 また隣としゃべったなー って
頭に うめぼし をぐりぐり入れられた・・
耳が 赤くなるくらい 引っ張られた・・・
・
・
クラスの生徒みんなに クスクス笑われる・・
こんな屈辱はなかった・・・
先生に にらまれると 色々と いじめを受ける・・
テストの答案用紙を 返す時なんか
「 内田! お前 46点 だー ばか者が!」 と
その先生が 私の答案用紙を 高々と上げて
クラスの皆に 発表する・・・
何か先生の顔が とてもハツラツとしていたのを覚えている・・
自分のストレス解消でもしているような・・・
・
・
家に帰って 悔しくて 悔しくて・・・
ちくしょう と 一人で泣いた・・・
・
・
アメリカに来て、そしてこちらの学校生活を見ていて
何が 違うか
それは 先生達の 生徒に対する扱い・・・
・
・
生徒を一人の 人間として扱っている・・
・
・
もちろん 注意したり、 怒ったりはするが
ひっぱたかれたり、 いじめられるようなことはなく
(もちろん 犯罪になるからだけど・・)
子供を 一個の 「人格」 として扱っている・・・
・
・
日本は どうして いじめや 登校拒否が多いのか
どうして全国で、14万人もの子供が不登校になっているのか
全部の理由は 知らないが
私には なんとなく子供達の気持ちが分かるような気がする・・・
むしろ 登校拒否をしている子供達の方が 正常なのでは?
なんて・・・
・
・
今でも その怖かった先生の顔は はっきり覚えているが
朝礼の話も、 その先生の授業の内容も
何も 覚えていない・・・
・
・
日本の教師や、社会全体がもう少し
一人一人の人間を大事にする
成熟したものになるといいな と思う・・
2005年11月20日
自尊心
最近 ビジネスより 精神論ばかり
面白くない・・ かも
・
・
人間 誰でも自尊心がある・・・
自分のプライドとか、 自分だけがさー とか言う
自らを尊ぶ心・・・
・
・
私は 子供達に 時々こう接する・・
○○ちゃん ちょっと ちょっと
内緒ばなしがあるの・・・って
・
・
耳に 手を当てて
あのねー
おじちゃん ○○ちゃんって凄いなーと思うんだ・・・ って
だって あれも出来るし、 あの時 妹に~してあげてたでしょう・・
やっぱり お兄ちゃんは違うよねー なんて
・
・
その子の 顔つきががらりと変わる
やんちゃ坊主で 妹をいじめて
親から一日何回もしかられている子ほど
顔つきが変わる・・・・
・
・
ふーん ! って陶酔した顔になる・・・
どー っと走っていって
おじちゃん 僕 これも このおもちゃも全部
妹に あげる !・・・って
・
・
えー ホント?
さすが お兄ちゃん やっぱ長男は違うわ・・・って
・
・
僕 妹に 本読んでやる・・・
ホント?
うん! なんて
・
・
人間の自尊心 なんて ちょっとしたことで
守られくすぐられたり
傷ついたりする・・・・・
迷い
人間 ホント 迷いますね・・・
毎日 迷う事が多い
そんな人がたくさんいる・・・
・
・
ひどいと、迷う事が理由で
自分は不幸だなんて思い ノイローゼになる人もいる
何で そんなに不幸なの?
・
・
世の中 <迷う> と言うことは
<選択>が あると言う事なんじゃない?
<迷う> ではなくて <迷える> と考えなさい って・・
はい すみません・・
・
・
うーん カツ丼にしようか、天丼にしようか・・・
それとも オムライスにしようか・・・・
どれかに決めなくてはならない と悩む
これ メニューの選択があるから・・・
・
・
あー 半チャーハンと半ラーメンのセットだって
これも 捨てがたいなー なんて
もう せっかくの食事の前に
顔の表情が 暗くなってる・・・
・
・
人生でも そんな選択のある 幸せを
選択出来るという 恵まれた境遇を
ありがたがるどころか
あー 自分は どうしたらいいんだ!
分からない! と寝込む人がいる・・・
・
・
そしてカツ丼を選び カツ丼を一口食べて
あー やっぱ オムライスにしておけばよかったー
ちくしょー! 失敗したー なんて怒って
悔しがって食べてる
・
・
そんな 罰当たりな人が いる・・・・・・・
・
・
ぜいたくも ほどほどにしたらいい・・
おー 怖いねー 内田さん 今日は
・
・
そう、 もうこんなに豊かな国に住んで
髪型気にして、着る物気にして、
そんでもって
体重気にして どのメニューにしようか・・・と悩む
・
・
人生も これと同じように悩んでいる人が多い
会社を辞めようか どうしようか
どの仕事にしようか
どの職種を選ぼうか・・・・と
・
・
自分は 被害者だ・・
誰が こんな食堂に連れてきたんだ
おかげで 何を食べたら良いかメニューが多すぎて
決められないじゃないか ! とか言う
・
・
この食堂はダメだな なんて
ここの 店主の顔が良くないし・・
だいち値段が高すぎる
カツ丼が800円なんて・・・・・
もう 席を立って他のレストラン行こうかなー なんて
でも 外は雨だし 傘差すの面倒くさいしなー なんて
ホント ついてないよ オレは・・・
アホ !
えっ ? 今 何て?
あ 失礼・・・・
・
・
世の中 物事や人生の方向を <決められない>
と言うのが いかに 恵まれている事か
よーく 自分に言い聞かせたほうがいい
・
・
ありがたいな って
カツ丼でも、天丼でも オムライスでも
選べるんだ オレは・・・・ という風に
考えた方がいい
選択 できるという 自分の 能力 や 境遇 に
感謝した方が いい・・・・・
・
・
ちなみに 私も カツ丼も天丼何でも
全部好きだし
800円なら 払えない金額でもないし
ホントに 迷う
・
・
だから 救援食料の配給のみ、列に並んで手に入れて
食べている人に比べ
ホント 自分は 迷える幸せ者 だと思う・・・
・
・
それに 美味しく食事をさせていただける
健康までも 授かっているから・・・・・
2005年11月18日
嘘
人間誰でも 嘘をつく
嘘をついたことの無い人がいたら、お目にかかりたい・・
政治家とか、ドロボーは別にして
一般の我々も、嘘をつく・・・
・
・
他人に対して つく嘘・・
これは 時に 犯罪・・
そして 時に 大事になる・・・
・
・
それでも、まだマシかもしれない・・
自分に対して つく嘘よりは・・
・
・
人間の一番 気をつけなくてはならないのが
この
「自分に対して つく 嘘」・・・
「自分に対して ずーっと 長期間嘘をつく」・・・
諦めも 手伝って・・・
だって もう 仕方がないんだからって・・・
・
・
やりたくないことや、明らかに無駄な事、
そんなことを 世間の目 を気にして
結構 自分に嘘ついて がんばっている人が多い・・・
何の意味もないのに、何か看板とか 間違った世間の
信用を失うのが怖くて・・・
・
・
以前 ブログにも書いた
アメリカは 自由の国だって・・・
法律さえ犯さなかったら
何でも 自由に 好きなことが出来る・・・
・
・
そういう自由に加え
自分の気持ちや本心に 「自由」 になれる
そんな 「自由」 があるのに気がつく国である・・・
・
・
言えない・・・
そんなこと今になって・・・
ここまで 長く続けてきたんだから、
無理と分かっていても諦めないで
諦めたら人間 おしまいだよって・・・
・
・
無理を承知で がんばる?
もう それくらいにしたら?・・・
もう やめにしたら?・・・
あまり 自分に嘘をついていると
取り返せないくらいの 時間と情熱を無駄にする・・・
自分の本心に 「正直に生きる」 訓練をする方が
自分に 「嘘をついて我慢してがんばる」 以上に貴重だと思う。
2005年11月17日
肩書き
人はどうして、この肩書きに固執するのだろう・・
分からない・・・
見栄、権力、世間体、
もちろん より大きな決定権を持てる・・・
そんなところか?
・
・
私は、どうもこの肩書きに興味がない・・・
ま、もちろん あー そういうポジションの人なのか
という 「目安」にはするけど
それで、ぺこぺこ するのが嫌だ・・・
・
・
もう 懲り懲り と言ったほうがいいかな・・
昔のサラリーマン時代に イヤと言うほど
この肩書きに 振り回されたから・・・
・
・
肩書き社会 これが基本にあるから
皆 肩書きに執着するのだろう・・・
私なんか どうせ 肩に書いてあるだけのものさ・・
なんて 思ってしまう・・・
・
・
真のリーダーシップ とか
そのポジションに求められた専門知識
あるいは、優れた専門技術を持ち、人を監督できる・・・
そんな人は、あー 立派な仕事をしているなー と思う
肩書きを聞いて なるほど と思う・・
・
・
米国では、 「マネージャー」 と言う職位は
非常に重要で、誰でも簡単にはなれない・・・
日本の会社みたいに
ま 入社何年で そこそこ 欠勤も 規則違反もなく
そろそろ 課長さんにしてあげてもいいんじゃない?
なんて言う考え方はない・・
・
・
ハワイでも あの人はもう入社20年だし
いい人だから マネージャーに なんてことは
まず ない・・
あくまで 学歴や専門知識、経験と実績の能力主義・・・
・
・
私の「肩書き」に対する、理解しがたい「矛盾とか嫌悪感」は
自分の中で 日米の「肩書き」に対する考え方の
両方を知ってしまった事で、変に頭が混乱していることが
元にあるのだろう。
・
・
日本人は、「会社ごっこ」 しているように 肩書きを決めることさえある・・
取締役と、常務と 専務・・・・
これ 何が違うの?
・
・
米国の企業で Vice President と言うと
副社長 ではなく日本で言う いわゆる 「課長」 クラスを指す・・・
その上が President Chairman になる・・・
・
・
日本みたいに
係長 課長 次長 部長 理事 常任理事 取締役
常務 専務 副社長 社長 会長 名誉会長
相談役 名誉相談役 顧問 常勤顧問・・・・ (あー 疲れた)
なんて いっぱい 無 い
せいぜい 通常のVice President の上位に Senior VP か Executive VPがあるくらい
そして会社法も違うが 米国では
会社の 取締役 と 役職管理職は必ずしもイコールではない
・
・
日本の肩書き社会を見ていると 滑稽でさえある
もう 肩書きが 人生の 全てみたいな・・
もう肩書きが付くと お祝いの宴会開いて
おめでとう! 乾杯! なんて
本人も 涙流して うっとり新しい名刺をながめる
・
・
この為に 一生懸命残業してきたんだよなー オレ・・・なんて
・
・
そんな人が多い・・
・
・
米国で 色々なビジネスマンを見ていて
<マネージャー>とタイトルが付くと
やはり 話していて 仕事の出来が違う・・
あー なるほど 「 この人に話すと 事が進むわ 」なんて思う・・・
・
・
日本の社会では 残業代節約の為に この肩書きを
乱発する企業も少なくない・・
なんですか それは! とあきれてしまう・・
まあまあ そう 怒らないで・・・
・
・
ハワイでも、日本人は組織の中で いとも簡単に
「えーと ほんじゃ あんた明日からマネージャーね!」
なんて決めちゃう・・・
・
・
えーと「 彼が マネージャーだと君は
ジェネラル マネージャーだな・・ そんでいい?」 なんて
・
・
<鬼ごっこ> して遊んでいるんじゃないんだから・・・
<おままごと> の役を決めてるんじゃないんだし・・
米国で <マネージャー>と言う職に就く、あるいは
人を配置する という事は 物凄く意味がある。
・
・
その人が本当に管理能力に優れた、そのポジションを
こなせるだけの経験と知識がある と世間から
見られていると言う 大変意味ある ことなんだ・・・
と承知しておいた方がいい
・
・
間違っても 野球のポジションや、
演劇部の「役」を決めるようなノリ で
決めない方がいい・・
・
・
それにしても、日本の肩書き社会・・・
自分には どうも理解できない・・・
2005年11月15日
アンチ エイジング
英語で 歳をとる事を
Aging と言う・・
getting old とも言うけど
通常 <年齢を重ねる> と言う意味には
このエイジング を使う事が多い・・・
樽に寝かされた ウイスキーの原酒と一緒・・・
・
・
今 米国で、そしてハワイでも この
アンチ エイジングの思想が
静かなブームを呼んでいる・・
・
・
ハワイの気候は、それだけでも長寿に良い
と昔から言われているが、現代の文明社会
色々と、身体に悪いことが 増えているから・・・
ストレス、ジャンクフード、車社会だから歩かない、
運動不足に寝不足・・・
・
・
日本でも
慶応大眼科教授の坪田一男さん(50)が
アンチエイジングについてこんな事を言っている・・
・
・
診察室の机にはいつもペットボトルの水を置き、
1日に合計2リットルは飲む。
水を多く飲むことは体内にたまった不要な物質の
排出に役立つという。
食事は、野菜など抗酸化効果の高い食品を選ぶ。
これらに増して大切にしているのは、心の持ち方だ。
「常にごきげんでいるよう心掛けている。
楽しく年を重ねていく自分をイメージすることから
アンチエイジングは始まる」 と
坪田さんは 私と同年齢
・
・
ハワイでも Dr. Shintaniというダイエットの研究をしている
医学博士が、同じようなことを言い、
そして食事は 日本人が主に好む「献立」がとても良い と
・
・
日本では、長生きを目指す そう 長寿はめでたいから・・・
世界一の 長寿国のメンツもあるから
高年齢が 評価される・・・
・
・
104歳 とか 106歳とか・・・
きんさん ぎんさん とか
・
・
米国では驚くほど お年寄りのケアーや
病気、怪我のリハビリが厳しい・・・
やさしさの質が 違う・・・
・
・
例えば 入院期間
米国では、手術した後も すぐ退院させて
リハビリのメニューが 組まれる・・
「 痛い 痛い 」って言うお年寄りには
じゃー これ飲んで と
鎮痛剤 が渡されるだけ・・・
・
・
不安や痛みで、元気がなくなっているお年寄りには
カウンセラーが毎日来て、
そこに病院のボランティアが <癒し犬>を連れてきて
早く 元気になりなさい って
痛いことに 同情するのではなく
早く 元気になる為に 厳しく やさしい・・・
・
・
要は、 寿命は 寿命でも 「 健康寿命 」 志向
何歳まで生きたかではなく、どういうクオリティーの高い
健康生活を続けるか と言う点に 主眼が置かれる・・
日本でも 最近これと同じ発想が増えてきているようだが・・・
・
・
日米の医療制度、病院経営、医療保険制度の
違いもあるけど
米国の 平均入院日数を見ると驚くほど短い・・・
治療して、早めに退院させ どんどん社会に復帰させる・・
どんどん歩かせる・・・
ポジティブに そして出来るだけ
元の 正常な生活に戻す事を考える・・
・
・
老いる事に そろそろ対策を講じる事が
必要な年代になってくると
こういう記事に 自然と目が行き、気が付く
・
・
自分は 残念ながら上記の健康、アンチエイジングの
完全な優等生 ではないが
これに加えて <清潔> を心がけている・・
へー 清 潔?
そう、
歳をとると 人間誰でも身体が 匂う・・・
えー 匂 う?
そう、 加齢臭 老人臭・・・・
それに加えてタバコと、酒、ニンニク が大好き
なんて言う おじさん達は 最悪・・・
あのー おじさん あんた臭いよ なんて誰も言ってくれない
・
・
この体臭を 防ぐよう色々と手を打つ
汗をかく日は 一日 3回シャワーに入る・・・
何度も 着替える・・・
歯磨きも 一日 何回も・・・
歯ブラシをいつも持ち歩いているし・・・
おー !
ちょっと 神経質すぎない?
かも・・・
・
・
こまめに サンブロックを塗る・・・
紫外線の強いハワイに住んでいると、
日焼けしやすい私なんか、だんだん顔に
シミが出てきて放っておくと 顔中 浅黒い
カマアイナ オッサンの顔が出来上がるから・・・
・
・
美白を心がける・・・
ほほー 男のくせに 美白でございますか?
と言うか <アンチ日焼け>
・
・
そして できるだけ 運動して、サウナに入って
昨日の 酒と脂を 抜く・・・
出来るだけ 清潔に・・・
これだけでも、身体が若返るような気がする・・
・
・
ま 元は変えられないにしても
少しでも 醜くなく、 清潔に、 笑顔で、
願わくば 医療費を 無駄遣いしないよう・・・
これからも、自分スタイルのアンチ エイジングを心がけたい・・
2005年11月14日
器
今日は 月曜日なので・・・
よろしく ご辛抱、 お付き合いのほどを・・
・
・
よく あの人は 器が大きい人だ とか まだ小さいねー
なんて言う・・
「あの人は 経営者の器じゃないよねー」 みたいに
・
・
人間の器・・・
これ 結局 人生における最重要課題だと思う・・
へー 最重要?
・
・
どんなに熱心で、働き者で、頑張っていても
人間の器の小さい人は 結局 知れてる・・
・
・
冷たい言い方だけど
所詮 限界がある・・
・
・
たまたまラッキーな事で 何かビジネスが当たり
ヒット商品とか、思わぬ大金が入っても・・・
続かない・・・
そう 受け入れるだけの 器の大きさが ないから・・
・
・
こぼれてしまう・・・
・
・
売り上げを伸ばす事や、利益や収入をもっと増やそう・・・
そういう 努力を毎日毎日 懸命に している人は
たくさんいるけど・・・
自分の器を 大きくしようと 努力している人は少ない・・
・
・
器の 大きさ ・・・
生まれた時から 大きいサイズの器を備えている・・
そういう人 確かに いると思う・・・
・
・
年齢とか 学業とか 関係なく
その人の持って生まれた 天性の器の大きさ
・
・
羨ましい・・・
こういう人は、色々なものを受け入れる<度量>と
何か <度胸> <余裕> のようなものを感じる・・
人から 信頼され 人望があり
多くの人に 慕われる・・・
そう 人徳 みたいな・・
京セラの稲盛さん みたいな・・・
・
・
でも この人間としての 器は
修行で 大きくすることが出来る・・
・
・
そう、今のサイズより 大きくする事ができる
・
・
色々な 人生体験で
失敗や 成功、 思わぬ出来事
悲しみや、落胆、歓喜などを 大いに味わって
自分を見つめて、 成長する度に
この器を大きくするチャンスが来る・・
・
・
感謝を忘れず、文句を言わない・・
自分のために祈るのではなく、相手や他人のために祈ってみる・・
相手が何もしてくれないと ブーたれる前に
自分が、何ができるか、してあげられるのか を考える・・・
・
・
相手から 裏切られたり、だまされたり
あるいは、許しがたい 出来事に遭遇しても
じっと 受け入れ
怒りの 豪雨が通り過ぎるのを 辛抱強く待つ
・
・
損と得 だったら たまには 損 の方を取ってみるとか・・
期待をしていた人に 失望させられたら
「 いたりませんで 」 って 自分の至らなさを改善しようと
心がける・・・
おー ご立派!
・
・
人に どんどん 施す・・
どんどん 与える・・
もう 「全部」 相手に あげちゃう・・
えっ 全 部?
そう そのくらいの気持ちで やってみる
結局 全部なんか あげられない って・・ どうせ
でも そういう事を 試しに一度でもやってみる・・
・
・
宝くじで 1億円当たったとする・・・
このお金を 全部 赤十字に寄付しちゃう・・・とか
えー そんなことする人が いる訳ないじゃないのー ・・
絶対に !
そう でも そうすると10億円入るサイズの器が買える・・・
そのうち もっと大きな 富とか 豊かさとか
幸福に出会う・・・・
そうかー? 内田さん
それは いくらなんでも 賛成できんぞ ・・・
・
・
要は、 修行だから・・
人生は 修行の連続だから・・・
日々、人間の器を いかに大きく出来るかどうかの
修行だと思う・・
・
・
この 器は大きくすればするほど
結果 自らの 豊かな成功につながる・・・
器に どんどん 徳を貯める事が出来るから
・
では この辺で・・ また来週
2005年11月11日
反省
昨日 朝 娘に小言を言った・・・
自分で使ったお皿や、グラスはちゃんと洗いなさいって・・
自分の部屋を 片付けてから出かけなさいって・・
・
・
全く 何度言っても 直らない・・
化粧だけは 驚くほど 上手になっているけど
掃除とか、炊事の手伝いは ほとんどしない
バイトで忙しいから・・・
・
・
将来 そんな生活態度では成功しないよって
おー 内田さん そんな厳しい事・・・
・
・
そう 子供には厳しい 私は・・
悪いところは全部自分に似ているもんだから
よく 見える・・・
・
・
でも 最近 こう思っている
・・・ これって やっぱり自分のせいだなー ・・・ って
自分の 娘に対する愛情が足りなかった
それが 理由だと思う・・・
・
・
子供は 皆 親の言う通りにはしない
本当は 別のところで ちゃんとしていても
親の前では 思い切り だらしない・・ そんなものだ
・
・
でも
小言を 言う代わりに
他の 方法がある
・
・
やさしく してあげる・・・
見返りを期待しない 愛情を ふんだんに 注ぐ・・
・
・
そうすれば お皿なんか言わなくても洗うだろうし・・
たまに 私が 車で送迎が必要な時には 頼まなくたって
友達と、ビーチに行く約束を断ってでも 送迎してくれると思う・・・
・
・
車 買ってやったんだから
たまには 送り迎え くらいしてくれたって いいだろう !
そう言って 何か見返りを 期待している自分がいる・・・
すみません 寂聴さん
・
・
やっぱり 自分のせい ・・
そう思うと 叱る どころか
反省しないといけないのは 自分の方だ・・・
この世の中 やはり
「悪いのは相手ではなく自分」 である事が結構多い。
2005年11月10日
フライトインフォメーション
ハワイでは、ラジオの日本語放送で毎朝
フライトインフォーメーションというコーナーがある・・・
毎朝 日本から到着する 飛行機便のご案内。
・
・
各便の 到着時刻 と 到着旅客総数が放送される・・
お客さんを空港に迎えに行く時なんかは、とても便利・・
あれ JL74便は ずいぶん到着が早くなってる・・
もう起きて 準備しないと・・・ なんて
・
・
到着便数 と 旅客総数・・・
「本日は 全部で 18便 4,569人の方が
ホノルル空港に到着されます・・
観光業の皆さん、今日も一日がんばりましょう!」って
・
・
この人数には ハワイ在住の人が帰ってくる数字も
入っているが、だいたいこの数字でハワイの日本人観光市場の
繁忙が分かる・・・
そう、だいたい この数字に
ビジネスや売り上げのトレンドが合ってくる・・
・
・
だから ハワイで長く 観光業、小売業、飲食業を
営んでいる人は、この数字を聞いて
あー 今日は暇だー !
たったの、3,120人 だってよー ・・・・
て 文句を言う・・・
・
・
商売上がったりだよなー 全く もう ! って・・・
・
・
One to one Marketing ・・・・
そう、日本語では <顧客マーケティング> と言う・・
・
・
100人の観光客が 一回来ると 来店数 100人
50人が 2回ずつ来ても 来店数 100人
でも
10人の 観光客が 2回来て、 30人が 3回ずつ来ると
110人 になる・・・・・・
・
・
つまり これだけ 競争の時代
これだけ消費者の選択の幅や、店の多い時代
<顧客のリピーティング> が 重要ですよ って言う理論・・
・
・
今ではどこでもやってる ユナイテッドエアラインが元祖の
マイレージプログラム・・・
これも その理論・・・・
いかに UA に対する顧客の忠誠心を高めるか
一人のビジネスマンが いかに何度も UA を利用するか・・
・
・
そう ラーメン屋でも よくやる
ラーメン 食べるとスタンプ押して
10杯で 一杯 無料サービス とか・・・
・
・
ハワイでビジネスをしている人たちは
気をつけないと、日本の観光地で「一見さん」ばかりを相手に
土産物を売っている 売店のおじさんと 一緒になる・・・
・
・
どうも 最近 観光客が少なくて 困っちまうなー って
今日なんか 3,000人 切ってるってよー
ホント 参っちまうなー って ・・・・
・
・
暇な時は もっとサービスを工夫して、 対応して
同じお客様に滞在中 何回か来店してもらおう、
と言う意識がない・・
次回のハワイ旅行の時にも また来てもらおう って言う
考え方が 少ない・・・
文句 タラタラ 言う・・・
売り上げの不調の理由を
全部この 到着旅客総数 のせいにする・・・
・
・
ハワイに 到着する日本人観光客の 半分以上が
リピーターだって事なんか
知ってても ビジネスに何かを本気で
新しく 取り入れよう なんて考えがない・・・
到着旅客総数一人 = 売り上げ およそいくら なんて
売り上げトレンドの予測計算式作ったりして ・・・・
・
・
・
到着旅客総数を気にするのではなくて
観光業に関連するビジネスオーナーや責任者が
到着旅客の 「顧客満足度」 を気にする・・
ハワイが そんな観光市場になると
自然と 「到着旅客総数」も 増える と思う・・・
・
・
ハワイが、昔の 「熱海の温泉場」 みたいに
ならないことを祈って・・・
本来の <アロハスピリット> が戻ってくる事を祈って・・・
2005年11月08日
捨てられない
世界一豊かな、米国の物質文明に住んでいて、
いたって居心地の悪いことがある・・・
・
・
使い捨て文化・・・
・
・
よく ブログで書くけど
アメリカでは 何でも かんでも
物を平気で捨てる・・・
・
・
食べ物も、 紙も、 病院の手袋も、
ペットボトルでも 何でも かんでも・・・
すぐ ポイって捨てる・・・
・
・
これが 私には出来ない・・
いや もちろん捨てるけど その度に心が痛む
だから 平気で出来ない・・ と言う方が正しいか
スタバの 使ったカップも 家に持って帰って
洗って・・・ なんて
・
・
割り箸なんかも、 お弁当のソースや醤油なんかも
紙ナプキンなんかも 使っていないものは出来るだけ
家に持って帰る・・・
・
・
そんなところ他人に見られると恥ずかしい?から
こっそり ポケットや、袋に入れて持って帰る・・
・
・
割り箸なんか 自宅で何度も洗って使う・・
先が黒くなって、そろそろお役目終了かな?
と納得すると やっと捨てる・・
ご苦労様でした ありがとう・・ って
・
・
ハワイの人たちも、小さい時から
皆 この使い捨て文化の中で
育ってきているので、平気・・
考えもしない・・・
それが いかに贅沢で、異常なことか
贅沢を通り越して 罪 に近いということを・・
・
・
もう 何も考えないで 使っていないナプキンでも
袋入り砂糖でも、 テーブルの上に残っていると
全部 捨てちゃう・・・
・
・
自分には どうもこれが出来ない・・
こういうところが 宇宙銀行の口座開設の審査条件
ではないかなー と思うし・・・・
・
・
時々、日本に帰国すると
毎回 この <捨てる文化> が日本にも
急速に広がっているように思う。
だんだん アメリカに似てきている・・・
衛生面、プライバシーとか、何とかかんとか
理由つけて 捨 て る・・・
・
・
色々な所で リサイクル なんて叫んでいるけど
それとは違う、何か・・・・
物の大切さ だけでなく
自分のお金や、自分が損する訳でなければ
ぜーんぜん 構わない・・・・ そんな感じかな・・
捨てる習慣だけでなく
その動機 理由みたいなものが
とても 恐ろしい 気がする・・・
特に 若い人を中心に すさまじい・・
・
・
捨てるほうが カッコイイみたいな・・
大事にしてると、ケチケチしてるなー! と
笑われるような・・・
そんな手間をかける暇があるくらいなら・・・ なんて
そんな風潮すら感じられて 怖い・・・
・
・
フランスで成功している レストランのオーナーシェフが
サランラップを 何度も洗って使うのだそうだ・・・
食材や資材、器材を大事に使わないシェフは一流とは
言えない と・・
ほらほら やっぱりねぇー ・・・ なんて 嬉しくなる
・
・
私は 米国に長く住んでいて、
この慣習だけが どうも性に合わない・・・
2005年11月07日
サービス競争
ハワイもお年寄りが多い・・
リタイヤーして、米本土から移ってきた人たち
日系人の2世たちも、もうシニアーとなっている・・・
・
・
ここ数年前から、ハワイの小売業に
ちょっとした変化が現れた・・・
サービス・・
・
・
それまでの小売業は、ウォールマートに刺激され
とにかく安さを競い合う 市場だった・・・
消費者も、1ドルでも、50セントでも 安い方へ 安い方へ
なだれのごとく 移動する・・・
・
・
特に 同じ商品は 価格が決め手
と言っても過言ではなかった。
・
・
全米規模のチェーンスーパーは どこの店も
ほとんど同じ 大手ブランドの製品 品揃えばかり・・
中には、そのスーパーのプライベートブランドなどがあるが
ほとんどは、い っ し ょ・・・
だから、消費者も、何でもかんでも 安い方へ流れていた
ところが、ハワイのスーパー Safeway でちょっとした変化が
・
・
店員が お客に話しかける
「お探しの物は ありましたか?」って
「お車まで、荷物を運びましょうか?」って
レジでクレジットカードを見て 「ありがとうございました。 Mr. Uchida」って・・
・
・
最初は 何だ? と違和感があったが・・
これが爆発的な 消費者の支持を得た。
同スーパーの売り上げが急上昇したそうだ
特に シニアー層・・・
これは言うまでもない。
・
・
でも、私も いつの間にか Safeway で買うように
なっていた・・・
不思議と 値段が気にならなくった・・・
気にならない・・ と言うか そんな2倍も 3倍も違う訳ないし
どうせ買うなら Safeway で・・・ そんな感じかな。
・
・
このアイデアは、同スーパーチェーンハワイ地区マネージャーの
発案だったそうだ・・・
・
・
最初は 従業員から 不満タラタラ・・・
そう、何でも新しい事をやる時は 「抵抗勢力」 が出る・・
・
・
車まで荷物を運んであげると Tip をくれる客がいる・・
しかし、この従業員達は 一切 Tip を受け取らない・・
実のところ、Tip を受け取ると 所得税の申告が大変になる・・
と言うのが 本当の理由だが
これが 受けた・・・
メチャメチャ 評判となった・・
・
・
日本に行って、ドラッグストアー とか 大手のスーパーに行くと
私なんか、目が回って 何がどこにあるか分からない・・・
行く度に <新製品> が出てるし・・
もう これとあれの 何がどう違うのか?分からない。
・
・
「いらっしゃいませー !!」
「どうぞ ご覧くださいまっせー!」 と店内で叫びながら
商品を補充している子に
「あのー ・・ すみません・・ 」って 話しかけると・・
・・・ おー このおじさん 話しかけてくるぜ・・・ みたいな顔される。
・・・・ あ いいです 自分で探しますから・・ なんて
・
・
これから日本の小売業も、値段だけでなく
サービスが 競争のポイントになるのでは?
・
・
「お探しの物は ありましたか?」 なんて
言ってくれたら、
「 あのー これこれは どこにありますか? 」
「はい こちらへ どうぞ」 なんて
「あとは この商品も最近新発売されまして ○○効果があります」 なんて・・・
「あー それじゃ それをもらいます・・・」 なんて・・・
・
・
まー 他より9円か10円高くても・・・?
・
・
ホテル業や、観光業はどんどんサービス競争をしているが
これだけ品数、種類の多い小売業も、
そろそろ 考えたほうがいい・・
・
・
リッツカールトン 日本支社長の 高野 登さんの書いた
リッツカールトンの大切にする 「サービスを越える瞬間」
<かんき出版> を読んだ
・
・
ホスピタリティーの原点について面白く語っている・・
サービスは感動なんだそうだ・・・
・
・
ホテルでの滞在中だけでなく、人は 時として
この 「感動」に 定価以上のお金を払うことだってある・・・
特に こんな 世知辛い ギスギスした世の中では・・
特に 「若い者の邪魔にならぬように」 なんて遠慮がちに
生活されているお年寄り なんかには・・
・
・
サービスとは 要は 「思いやり」 だと 思う
こんなサービス競争がどんどん広がると 毎日の生活にも
ちょっとした 潤いや気づき が増える・・
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2005年11月06日
渋滞
ハワイでも、通勤ラッシュがある・・・
電車ではなく、車のラッシュアワー。
・
・
凄い ! 朝の6時過ぎから 8時半ごろまで
そして、夕方4時過ぎから6時過ぎまで・・・
・
・
物凄い 渋滞となる・・
日本の首都高速、お盆の時の東名高速ほどではないが
ノロノロ と H-1 フリーウエーが 「低速道路」となる
・
・
この時間帯に、事故が発生したり
故障車が1台でも出ようもなら
停まる・・・ 動かない・・・
・
・
ホノルルのダウンタウンを中心に
ダウンタウンから東西に約10~20マイル程にある
ハワイのベッドタウン的地域との間に
毎朝 毎夕 繰り返される光景だ・・・
・
・
片道 1時間 かかるとする・・
往復で 2時間・・・・
週に5日勤務する人は、この通勤に
1ヶ月で何時間費やすだろうか?
答えは 簡単 約40時間以上・・・・
・
・
1ヶ月 20日間 働き 収入を得るのに
5日分の労働時間と同じ時間・・・
およそ まる2日間に近い時間 車の中に座っている・・
・
・
これ1年にすると だいたい まる23日間
550時間ほどとなる・・・
・
・
ハワイでは、これに最近のガソリン代高騰が
追い討ちをかけるように この人たちの
ストレスを増幅している・・・
・
・
ハワイの人は、渋滞が大嫌い・・・
そりゃ 誰だって嫌いですよ・・
そう、でも
大都市の日本人のドライバーはまだ我慢強いほう・・・
いつも渋滞しているから・・・
・
・
ハワイの人は、普段はのんびりしているくせに
道が渋滞すると、途端に運転も乱暴に、そして
マナーなんて どこへ行ったのか?となる・・
・
・
土地の広さ、地下鉄や車以外の交通機関が
整備されていないハワイ州では
今すぐの解決策が見出せない。
・
・
モノレールなど 新トランジットシステムの整備が
取りざたされているが これもなかなか実現しない・・
・
・
モノレールなど敷いても、降りた駅からどうやって
移動するの?
そこから結局 車が無ければ・・・
・
・
カリフォルニアの1日中の渋滞ほどではないにしろ、
最近 ますますこの高速道路の渋滞が
ひどくなってきた・・・
・
・
それにしても、この通勤にかける渋滞中の時間は
紛れも無く、その人の<人生の大切な時間>でもある。
2005年11月05日
考える 時間
人間は考える葦である・・・
フランスの哲学者 パスカルの言葉・・
そう言えば あのロダンの置物が昔、自分の家にあった・・・
・
・
なんだ この男の人 裸で 何考えてんだ ?
子供心に そう思った。
・
・
人間は、考える動物で
他の動物が、感じたり 本能で 生きているのと
少し 違うらしい・・・
・
・
しかし これだけ 忙しい世の中だと
人間 皆 「考える時間」を削って仕事をしたり
お付き合いで、飲みに行ったりしている・・
・
・
あー 本当は今日 家に帰って本を読みたいのに
送別会だー ! なんて・・
・
・
あー 週末は PCで投資の勉強でもしたいと思ったのに
休日出勤だー! なんて・・・
・
・
とにかく 時間が無く走り回っている人が多い・・・
・
・
時は金なり・・ Time is money・・・
日本でも アメリカでも 全く同じ格言がある・・・
・
しかし
ほとんどの人が 本当に重要な事を考えずに
仕事や、人間関係や、売り上げのことばかり
考えている・・・・・・・・
・
・
売り上げを上げる事に、Time is money と思ってる
・
・
だって 仕方が無いじゃないですか・・
仕事なんだから・・
そう、 分かる・・・
私も そうだった・・
・
・
一生懸命仕事をして、考える余裕は
ほとんど 「仕事」 の為に費やしていた・・・・・
家族の事、 自分の将来、 自分の人生・・なんて
あまり考える 暇が無かった・・・
・
・
まー そういうことは残業を終えて 飲み屋へ行って
同僚やお得意先と 「あーじゃない こーじゃない」 と言って
酒のつまみにはしていたけど・・・
・
・
別に 「深く考えていた」 とは言えない・・・
家に帰ると疲れてそんな余裕なんかなく
バタンキューで
ベッドに倒れこんでいたから・・・
・
・
忙しくて・・、大変で・・・ と言いながら
「あまりよく考えない」 という習慣が身についたまま
何十年が過ぎると これ かなり危ない・・・
「考えない」 と言う事が習慣になると
それが 当たり前となり
結果 その方が 「楽に感じて」 しまうから・・
・
・
そう 「出たとこ勝負」 の人生になる・・
・
・
そんな普通 皆 余裕無い っすよー ・・
それに考えすぎは良くないし・・
・
・
分かる・・・
池越えのショートホールも
考えすぎると トップして池に入れるから・・・
・
・
どうしたらスムーズにスイング出来るかを
考える・・・・
・
・
はーん
・
・
つまり 「考える内容と」、その「優先順位」の
問題だと思う・・
そう、 人間 「考える」 という 時間と エネルギーを
かなり、優先順位を上げて 「確保」した方がいい・・・
・
・
ハワイで 独立、起業など ご相談を受けていて
我々は、どうも この <よく考える>、 <計画する>、そして
<物事を想定する>・・・ と言う習慣に乏しいような気がする
・
・
退職金 全部つぎ込んで すぐ「焼き鳥屋」を始める人がいる
会社を辞めて、すぐ起業する人がいる・・
だいたい 失敗する・・・
・
だって、 お客として行っていた 「焼き鳥屋」と
カウンターの向こう側で経営する 「焼き鳥屋」は
天国と地獄の差だから・・・
そんなこと 想像もしなかったことばかりだから・・・
・
・
しっかり よく考えて
自分を矯正し、色々調べて、
よく 人の話を聞いて・・・
結果 本当に納得してから
勇気を持って、物事に着手した方が 後悔が少ない・・
・
・
時流に乗ってとか、 ただ欲得で、
あるいは 衝動買い的 発想や、
普通誰だって こうしてるから・・
なんていう、群集心理で物事を決めると
時として 「ねずみの 死の行軍」 となる・・・
・
・
昔の 大日本帝国 のような結末となる。
・
・
自分も
もともと 焦るほうだし、人目を気にして
おっちょこちょいな判断をする所があるから・・
・
・
可能な限り 自分の時間をコントロールしながら
「一人になって考える時間」 を作るように心がけている・・
<朝 7:00 アロハタワーに入港する客船 Pride of America >
2005年11月03日
文化の日
今日 日本はもう4日だが、ハワイは11月3日
そう 文化の日。
・
・
1999年のこの日、サントリーの佐治敬三当時会長が
亡くなった。
年末年始 よくハワイに来られ、お孫さんたちと
ご家族一緒に 別荘で過ごすのをとても楽しみにされていた。
・
・
97年の年末も クリスマス時期から、正月明けまで
2週間ほどハワイに滞在し、私が色々とお世話をさせていただいた。
・
・
ある日の夜、コンドミニアムから電話があった。
会長の奥様からだった・・・
「内田さん 主人が夕食後、急に熱を出して
苦しんでいるの、どうしたら良いかしら。」
すぐ日ごろお世話になっている、日本人内科医に
電話をし相談したところ、病院に連れてきて欲しいとのこと・・
・
・
急遽 別荘まで駆けつけた。
会長は かなり苦しまれているようなので
救急車を呼んだ・・・
・
・
病院まで 私が救急車に同乗し、急いだ・・
・
・
・・・ こりゃ 大変だ ・・・
・・・ もしものことがあったらどうしよう ・・・
などと 色々な事を考えながら そして車内で
会長に靴下をはかせながら 病院までの道のり
あまり平常な状態とは言えない、異様な緊張感を
味わったのを覚えている・・・
・
・
15分後、病院の集中治療室に運びこまれた会長の
手を握りながら、 「会長 大丈夫ですか?」
「しっかりしてください! もう 病院に着きましたから
大丈夫ですよ!」と 大きな声で 話しかけていた・・
・
・
会長は しばらく かなり苦しそうに、
「 うーん うーん 」と うなる始末・・・
・・・ 困ったなー 早く先生来ないだろうか?・・・
・
・
やっと 先生が到着した・・・
状況を説明し、診察が始まる・・・
・
・
「 会長! 聞こえますか?
あのねー この私が今 着ているアロハシャツ、
サントリーのプリンスヴィルリゾートのですよ!」
会長・・
「 うーん うーん 」
・
・
何 言ってんの こんな時!
私は、驚くとともに 先生の顔を見てしまった・・・
・
・
「 会長 どうですか? 似合いますか?」
・・・何言ってんの もー ・・・
・・早く 診察して 楽にしてあげてよ・・・
「 会長 今夜は大事を取って入院してもらいますからね!
看護婦ですけどー 白人がいいですか? それともフィリピーノ?
年増? やっぱり 若い子がいいですか? 」
と 会長の 耳元で大きな声で話している・・・
・
・
・・・おい おい 先生 いい加減にしろよ!・・・
そう 言いそうになって
あきれて先生の顔を まざまざと見る私・・・
・
・
「 うーん うーん 若 い の が い い! 」
えっ?
会長 今 何て おっしゃいました?
こける 私・・・
・
・
先生
「 やっぱりねー ほんじゃ 若いのに担当させますわー 」
・
・
その後 点滴を打ち 色々と検査をし入院となった・・・
奥様が 到着・・・
・
・
看護婦の話・・・は せずに、
「会長 少し落ち着かれています」 とだけ ご報告した・・・
結局 検査の結果 風邪をこじらせての発熱と言う事で
無事 翌日退院する事になった・・・
・
・
先生 ありがとうございました。
イヤー 集中治療室で よくあんなジョーク 言えますね・・
先生いわく
「 見ればだいたいマジに危ないかどうか
すぐ 分かりますから・・・ 」
・
・
私は、病院で会長の手を握りながら、自分の父親の
看病をしているような錯覚を覚え
元気になられた姿を見て、本当に安心し嬉しかった・・
・
・
佐治会長は サントリー社員 全員の父親の
ような存在だったと思う。
・
・
何とも言えぬ、人間味とやさしさ、スケールの大きさ
そしてオーラのある方だった・・・
・
・
一時でも ハワイでご一緒させていただき
今でも私の 大切な思い出になっている・・
日本ではきっと 7回忌の法要をされたに違いない・・
・
・
佐治会長 ご夫妻に 心から感謝したい・・・
今の私があるのは やはりサントリーのおかげだから。
2005年11月02日
中古車
日本からハワイに来て、車を買おうとしている人に
よく聞かれる・・
どうしてこんなに中古車の値段が高いんですか?って。
・
・
どの車も、3年落ちくらいでは新車と比べても
それほど大きく値が下がっていないように見える・・・
もちろんディーラーの利益が乗っているにしても
日本と比べ そんな実感を持つ人が多い。
・
・
・
理由はご承知の通り、
米国では中古車の市場がとても発達しており
中古車は、新車と並んで 大きな市場だから・・・
毎年ブルーブックと言う、各年式の 各車種ごとの
市場値段を紹介した本があり、走行距離やエンジン、
ボディーの状態などにより上下するが、基本的にはこれが
中古車取引の基準、目安になっている・・・・
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所得格差の大きい米国では、新車を何台も所有したり
毎年 買い換えたりする 富裕層から
各価格帯ごとに 所得層、購買層の幅が広いから・・・
市場で何回も 中古として 取引されてゆく。
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日本のように、新車登録して 1ヶ月も使えば
下取りは ほとんど半額! なんてことは無い・・
だから、購入しようとしている人にこう説明する
買うときに高くても、またそれを将来日本の感覚よりは
高く売れますよ・・・と
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米国で車は、もちろん投資にはならないが、
ある程度の資産効果がある・・
距離を乗るほどに、年式が古くなる毎に価値の目減り
値下がりはあるものの、日本ほどの下落ではない・・・
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もし、資金に余裕があれば新車を買って、
将来 買い替え時に 中古車市場で転売
または下取りしてもらうのも手である・・・
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ハワイには 米本土ほど多くのオンボロ車はあまり
走っていないが、
時々 よくまー こんなに古い車に乗ってるねー
なんて思う 旧式ポンコツ車を見かける・・・
あれ! 窓に < For Sale $1,250 >なんて 貼ってある
おー そんなに高く売れるのかい? だいち買う人がいるの?
日本だったら よくても お金を払い
引き取ってもらって廃車処分だよ・・・なんて
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これまでの自分の体験も元に言うと
ハワイで車を買う場合は
1. できれば故障の少ない日本車を
2. ハワイでの人気車種 ・・ カローラ、シビック、アコード、カムリなど
(まー 最近多い 盗難車も人気車種と順位が同じようではあるが・・・)
3. 色は白か、グレーなど 街中で一番多く見る人気の色に
(ハワイでは意外と若い人に 黒も人気がある・・・ あー 暑そう!)
4. 中古車なら 年間平均 10、000マイル以下しか走っていない車を
そして
5. ちゃんとしたディーラーで、出来れば Certifiedの車
を選ぶと 将来転売の時や 所有して乗っていて 色々な面で安心だ。
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新聞の広告で 直接売り買いも結構頻繁に行われている・・・
でも、くれぐれも よく相手や、その車のコンディションを確かめて・・・
レイバーの高い米国では、車の修理代が馬鹿にならないですよ・・
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中古車のことは 英語で通常 Used Car という
でも 最近 Pre Owned なんていう言葉も・・・
なるほど、同じ意味でも、単語によって イメージがずいぶんと違う・・・・
2005年11月01日
伝言ゲーム
今日は 調子が乗っているので
内容の質は別にして、 もう1本 コラムを追加・・・
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ビジネスや、日ごろのお付き合いを通じて
一番 面白いのが この 伝言ゲーム・・
昔 子供の頃、よく遊んだ・・
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何人も 並んで 初めの人から ストーリーを
「伝言」してゆく・・
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最後に聞かされた人の発表した ストーリーが
どれだけ 初めの話と 違ったものになるか、
大いに楽しんだ・・
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これ、結構自分の 好きなゲームの一つだった・・・
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別に 子供だけではない・・
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大人も しっかり この「ゲーム」を
毎日 楽しんでいる・・・
楽しんでいると言うか、 マジで やってる人が多い・・
マジに 間違えて、勝手に納得している・・・
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< ○○さんが、犬に噛まれて 入院してさー
それで 彼 医療保険に入っていなくて、治療代の
請求 払えるか 心配しているらしいよ >
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次々に この話が 伝言 される・・・
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○○さんが 猫 に噛まれて 入院したらしいよ
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△△さんが、飼っていた猫が 犬に噛まれて
入院したんだって、 もうダメらしいよ・・・
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いや、違う違うの! △△さんではなくて ○○さんが、
△△さんの飼っている犬を噛んだんだって・・
その犬が 入院して、ほら ペットの保険って無いじゃない・・
だから△△さんが、 その犬の治療費が支払えないから
どうしようかって・・
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もう、最後は、何だか 全く 訳の分からない話 になってくる・・・
皆んな 自分の
理解と、判断と、興味と、知識と、今までに経験した事で
自分勝手に 納得し、そしてそのストーリーを
面白がって隣の人に 得意げに話す・・・
次々に 伝言する・・・
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ビジネスでも、よく こういうゲームが繰り返される・・
もっともらしく・・・
さも、 本当の話のように・・・
どんどん 真実が 脚色 されて行く・・・・
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以前 日本の大会社の社長が書いた本を読んだ・・
自分が担当役員に 「 了解です。 その案件進めてください」、
と言った指示が、現場に 届く頃には
「社長が この案件は止めろと言っている」 と 伝わっているのを知り、
愕然 としたそうだ・・・
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ここだけの 話だけどねー
絶対に他人に言ったらダメだよ・・
と 言いながら おしゃべりな放送局みたいな人に話すと
ま その話は ハワイでは だいたい1-2日以内に
全島 お知り合いの人達に 伝わる・・・
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先日 <守秘義務> のコラムでも書いたとおり
おしゃべりな 人達が この 伝言ゲームを
繰り広げる・・
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人間 いくつになっても 噂話が 大好きな人が多い・・
やっと少し 涼しくなって
ハワイも 最近やっと 盛夏モードから
秋の気配を感じている・・・
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えっ ? ハワイにも 秋があるの?
そう、日本と同じ北半球にあるから
日本と 同じく それなりに 季節の変化がある・・
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長く住んでいると ハワイには 日本の<四季>ほどではないが
<三季> くらいがあるのに気づく・・・
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春 夏 秋・・・ もちろん 冬は無い・・・
<冬> がある なんて言うと、
世界の方々から怒られるから
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最近 日中は 30℃を切るようになり、
朝夕は少しひんやりとする・・
これからは、秋 と 雨季が始まる・・・
乾いたダイヤモンドヘッドが だんだん
緑色に・・・
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昨日も オジさんは ジムへ行った・・
相変わらず、週2-3回のペースで通っている・・・
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<自宅近くの ゴールド ジム>
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気をつけて やる
ギックリ腰にならないように・・・
五十肩にならないように・・・
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でも 気が付くとついつい がんばってしまう・・・
ビートの効いた 音楽に すぐ乗せられて
昔の 学生時代を思い出して・・・
苦しくても、 がんばって、
エーイ 気合だー ! なんて・・・
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昨日は ハロウイーンだった・・・
私はハロウイーンの夜は、あまり外出しない・・・
混雑して、渋滞して、うるさいから・・・
でも昨晩は 家の近くのレストランロウまで出かけた
ブログ用の写真を撮りに・・・
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皆 仮装行列みたいに・・・
まー 「欽ちゃんの 仮装大賞」 みたいなもんだ・・・
別に どうってこと 無い・・・・
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深夜 遅くまで 大騒ぎだった・・・
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でも
踊る阿呆に 見る阿呆 ・・・
同じ 阿呆なら
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ふっと
来年は 私も 仮装してみようか・・
なんて 思った・・