2010年08月09日
ギフト
贈り物 のことを ギフトと言う
義理で買うお土産 とは ちょっと違って
あげる相手に 心を込めて 何が一番良いか・・と考えて
これを 差しあげればきっと喜んでくれるに違いない・・・
そう思って ちょっと手間や時間をかけ探し
やっと手に入れて 綺麗にラッピングして用意するもの・・・
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・
売店やお土産ショップで 買うのとは
少し違いますね・・
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・
日本のお中元 お歳暮の慣習も
最近では どんどん変わってきて
虚礼廃止の風潮だし
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世の中 物が溢れている時代
誰でも 何でも持っている時代
どこでも売っている物ばかりだし
・
内田さん ハワイのお土産何が良いですかね?
日本からハワイに観光に来た人に よく聞かれる
・
・
これほど 答えに困る質問は無い
今さら マカデミアン・ナッツでもあるまいし
チョコレートや甘い物じゃ 太るから困る と敬遠されるだろうし・・・
・
他人に贈り物をするのも 昨今
容易なことではありませんね
・
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・
ギフト と言う言葉
実は 欧米では もう一つ違う意味で
よく使われる
・
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同じ贈り物でも 天からの贈り物の意味
つまり 「天の恵み」 と言う意味ですね
・
・
人間 誰にでも 生来与えられている物で
それぞれ違う・・・
・
・
才能であったり
特技であったり
人並みはずれた運動神経とか
・
・
あるいは 身体は弱く車椅子でも
天文学の知識は ノーベル賞並み・・・なんて
・
・
日本人は 生まれて 努力してこれらの
能力を伸ばしたり 歯を食いしばって鍛え上げたりする過程が
美徳である・・・という考えが主流だけれど
欧米では 本来のその人の持って生まれた能力とか長所
いわゆる「天性」をとても重視し
それを「天からの贈り物」として磨いていこう
と言う考え方が多いような気がします
・
・
他人と比較したりしないで
自分に与えられている特有の「天性・恵み」を
気づき、見つけようとする考え方・・・大事ですね
・
・
仕事をしていても まさにこれが当てはまる
同僚や同業他社と比べないで
自分に与えられた ギフト を見つけて
それを感謝しながら磨いて より伸ばそうとする・・・・
そうすると どんどん自分の存在価値を発掘し
自分なりに繁栄できる軌道に乗れるのではないでしょうか?
・
・
だいたい しかめっ面している人に共通しているのが
他人の持っている「ギフト」ばかり気にする性格ね
・
自分に与えられた ギフトを見つけた方が
顔が ニコニコしてきますよ
・
・
ギフトは お土産と違って
あなただけに特別に用意され 贈られた物ですから
心から感謝して 大事に活かしていかないといけませんね・・・・
・
・
2010年07月01日
転職
ここ最近 何人からか 勤めている会社を
辞めました・・・・ 辞めます・・・と言う
連絡があった・・
・
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・
最近は 会社を中途で辞めることなど
もうそれほど珍しい事でもないし
転職も 当たり前の時代
・
・
・
しかし、それぞれに
思うところもあり 何年も勤めた会社を
離れる時には 気持ちの整理も必要だろう
・
・
・
連絡してくれたり ご報告をいただくのも
自分としては 嬉しいことだ
・
・
・
会社を辞めた事のある自分としては
その時のことを思い出し
依頼があれば 相談に乗ったり
愚痴の聞き役にもなったりして
・
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・
そう思っているとまた最近
新しい就職先が決まった・・との知らせが
何人からか 届いた・・・
・
・
・
こう言う知らせも もらうと嬉しいもので
大いにご活躍を! と祈ってしまう・・
・
・
・
終身雇用制が 当たり前だった日本も
そして日本人の雇用・労働の価値観も
大きく変わり どんどん流動的になっていますものね
・
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・
それが良い事か 悪い事なんていう問題ではなく
ただ それが普通になってきている・・と言うことですね
・
・
・
あまり真剣に ひどく神経質に考え過ぎないで
何とかなる・・・・と思うのも
対応能力の一つじゃないか・・と
・
・
・
人生 無常なんだから
一生ず~っと 一緒の会社にいても いなくても
時はどんどんと 移り変わり
自分の価値観も 世の中の価値観も
流れる水のように変わって どんどん形が
変化して行くんだから・・って
・
しなやかに 考えた方が良いですね
・
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でも
転職や起業で 最もはずしてはならないポイントが
いくつかあるような気がする
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しなやかに・・・ そしてあまり悲観的になり過ぎずに
リラックスして・・
・
・
そして何よりも 「後悔しないこと」じゃないかな・・・って
・
・
・
そうね
後悔だけは 絶対にしない覚悟と熟慮が
必須なような気がする
・
・
2010年03月01日
非難・中傷・どなり合い
日本の知り合いの一人が こんな近況を知らせてくれた
ある公共機関の、警戒システムを設計したところ
不具合が出て 処理に追われている・・・と
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責任を取るために
現場に詰めて 早一ヶ月・・・
・
・
・
大変な日々を送っています・・・って
・
・
・
その人が こんな事も嘆いている
日本人って いつから
こんなに 攻撃的で 相手の人格や人権を
無視するような 発言が多くなったのだろう・・・と
・
・
・
日本はこのままで 大丈夫なのかしら? って
・
・
クレーマー ? とか モンスターペアレント?
・
・
凄いんですってね・・最近
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他人に文句を言ったり非難するのは 良いけれど
それにも やり方と言うものがある
・
相手を中傷し どなりつけて・・
・
欧米では パワーハラスメントのケースが
しっかり根付いてきていて たとえ上司でも
部下を 中傷し、どなったり、暴力をふるったら
訴えられる・・
・
・
・
通常の やり取りが
喧嘩調になったり 暴力的になったり・・と
・
・
日本人の 礼儀正しさとか品格
優しさなんて もう「化石」なんでしょうか?
・
・
その点 ハワイにいると恵まれている
日本から来た人でも リラックスしていて
いつもより穏やかだし
本来 その人の持っている優しさや親切な波動が
一層引き立つ時間にお目にかかれるから
・
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・
たとえ 自分が失敗した事で
こちらに非があっても 相手から怒鳴られたり
誹謗中傷を受けるようなことがあったら
良い方法がある
・
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・
そのやり取りを 録音してしまえば良い・・・
・
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・
会議でも 打合せ程度の内容でも
あるいは イライラの現場のやり取りでも
録音する・・・
・
・
場合によっては 隠しレコーダーで全部その人の
しゃべっている内容、言い方、語気、あるいは
文句の付け方を・・・
・
・
・
全部のやり取りが 録音されている状態で
お互い 主張をぶつけ合えば 少しはマシかも
・
・
日本の国会の質疑答弁を見ていると
悲しくなる・・・
・
・
双方の言い合いが、やり取りの口調が
喧嘩みたいだから・・
・
・
政治家も あのようにやった方が
熱血的に しっかり仕事をしている国民の代表と
信頼され 票になるからやっているのでしょうね
・
・
次の選挙でも 選ばれる為には
国会テレビ中継でもどなったり ガンガン閣僚に詰め寄らないと
甘い! って 有権者から落第点をつけられる・・・から
・
・
じゃ やっぱり国民が そう言う視点、好みを持っているんですね
・
モンスター 何とか が 日々の職場やサービスの現場で
暴れまくっている
・
不景気で 閉塞感が漂う日本で
せめて 日頃の人間関係 会合の雰囲気を
和やかに 建設的に・・・・なんて
無理なんでしょうか?
・
・
アメリカは 銃社会による殺人事件が多く、
10年に一度は 戦争する国だし
日頃も Debate 大好きな国民性だけれど
まだ その最低のマナーなる点では 日本よりはマシかな と思う
・
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2009年06月07日
不公平
アメリカ人 は「不公平」な事が起きた時・・・
結構 本気で怒る
マジに抗議する・・・
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平等の精神
人権尊重
そして 差別の一切を禁ずる法律
国柄 国民性で
ちょっとした 不公平な場面も見逃さず
It is unfare ! と声をあげる場面を
今まで 何度も見てきた・・・
・
・
・
では 反対から考えてみて
「公平」 とは何か?
・
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・
公平とは 「皆が全部一緒」 と言う事ではなくて
アメリカ人の場合の 「公平」とは
最初に誰にでも 平等に
「機会が与えられる」 と言う意味のようだ・・・
・
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・
これに比べて 日本は
皆が一緒の 給料・・・とか
全員が 同じ食事・・・・・・・・・とかのように
全員差が無くて 全部一緒・・・と言う事を
「公平」 ・・・・と定義しがちな文化がある
・
・
・
要は 最初が平等であれば
その結果で 違いが出ても
それは 仕方が無い・・・・・と諦め認めるアメリカと
・
・
・
最初も 結果も いつも同じで無いと
やきもち・・・・・妬みの感情を持つ日本人の違いかな・・・
・
・
・
最近 日本でも 良い悪いは別にして
個々人が 違う事を受け容れる文化が
浸透してきてはいるが まだ
・・・・・・・どうして あいつだけ・・・・・・・・・・
・・・・・・・何で 俺は皆より これだけしか・・・・・・・・と
他人と自分が違う事を 「ずるい!」と 恨む文化がある
・
・
・
アメリカに住んでいて
確かに 全てが平等で
全てが 公平な国だ
などとは 決して思わないが
何かに挑戦する扉や機会は
確かに 万人に開かれている国だ・・と実感する
・
・
・
家柄や学歴などだけに頼らない
誰にでも 何かをチャレンジさせる公平さが
実はアメリカの政治や企業経営の世界でも
驚くほど 優秀な人材を広く集め 発掘し
さらに その人を育て
国の為、企業の為に役立てているように見える・・・・・
・
・
・
確かに
不公平だ! って 怒っている人ほど
大した 努力もしないでいるし
・
・
・
不公平だ と言う人ほど
何でも 他人や親の責任にしたがるものだ・・・・
・
・
・
・
人間 生まれもった身体や親の経済力
そして その本人の持つ
先天的な ハンデ あるいは 能力の差は
もちろん 存在するに決まっているが
世の中には 実は 「不公平」なことなど
ないのだそうだ
・
・
・
「公平で無い」・・・ と思う心が
「不公平」と 言う言葉を作り出す
・
・
・
えこひいき・・・・・・・
政治家の世襲制・・・・
人間関係の コネ・・・・・・・・・
・
・
・
確かに 一見すると「不公平」なことは
世の中に 五万とあるが
実のところ 長い年月の間には
いつかは 帳尻が合うものだ・・・・
・
・
・
・
<不公平> とは
<公>の場で 周囲(左右)の人に
<不平>ばかり言っている・・・・と書く
とでも こじつけて
・
・
・
人間 大事な空気や時間は
完全に公平に与えられて
生かされているのだから
愚痴や文句を言わないで
淡々と やれる事を やって参りましょう・・・・
・
・
・
そんなひた向きな 姿が
幸運の女神が 最も好きな タイプだし・・・・・・・
・
・
2009年05月28日
アイコンタクト
アメリカで 誰かと話しをする時に
とても重要な心がけの一つとして
「アイコンタクト」 がある・・・・
・
・
・
そう 相手の眼を見て
握手し 挨拶する
相手の眼を しっかり見ながら話す・・・・・・・・
・
・
・
これ アメリカでは
子供の頃から 結構厳しく躾けられるマナーだ
・
・
・
日本で言う 「きちんと お辞儀をしなさい」 と同じくらいに
とても 基本のマナーとして重んじられる
・
・
・
アメリカの大統領も
テレビに出演する ゲスト達も
司会の人がいれば 司会者の眼を見て話し
・
・
会場にいる聴衆に話す時には 会場の方を見て
しっかり 「語りかけるように」 話す・・・・
・
・
・
毎日のように ありとあらゆる案件で
演説をしないといけない アメリカの大統領は
演説の原稿を 全て覚える訳にはいかないので
テレプロンプターと言う 特殊なプロジェクターを使って
聴衆の方を見るように 顔を上げて話す・・・・・・・
・
・
・
日本でも昔 細川首相が使ったし
今の 麻生総理も 時々使用しているみたいだけれど
・
・
・
やっぱり 下を見て原稿を読みながらの演説は
いかにも 官僚や秘書が書いた 文章を
棒読みしているように感じてしまうし
通常の 講演会 セミナーなどでも
原稿を 下を向いたまま読んでいるスタイルは
聞いている側としては あまり 親近感を感じないものだ・・・・・・・・・・
・
・
・
相手の 眼を見ながら と言うのは
結構 疲れるときもある
・
・
・
気まずいトラブルの案件や
合意し難い交渉 とかの場合は
とかく 相手の眼を 避けて
ついつい あさっての方を見ながら
話してしまう場合も
・
・
・
当地で 仕事をしていて
日本から来たビジネスマンが
こちらのアメリカ人と交渉したり
仕事の話しをする場合
結構 同席する私が困る時がある
・
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・
出張で日本から来た人が
ミーティング時に 相手のアメリカ人の
眼を見て話してくれない
・
・
・
理由は やはり日本人が
「相手の眼を見て話しなさい」
と アメリカ人ほど 教育されていない事と
外人コンプレックス それに 英語コンプレックスが
根底に あるようにも思うけれど
・
・
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・
顧客の 通訳をする場合に
ミーティングが始まる前に こうお願いする・・・・
・
・
・
「日本語で結構ですから 相手の眼を見て
話してください・・・・・・・・
その内容を 横から私が相手に通訳しますから」 って
・
・
「私の顔ばかり見て話さないで、相手の方を 向いて
相手の眼を見て 発言したり質問をしてくださいね・・・・」と
・
・
・
たった こんな小さな 心がけでも
日本からのビジネスマンと 当地のアメリカ人の
会話の雰囲気だけでなく
交渉そのものが上手く運ぶケースを
これまで 随分見てきた・・・・・
・
・
・
通訳の人に 話しかけていると
相手は ポカーンとして
アンタ イッタイ ダレト ハナシテマスカ ?って感じに
・
・
・
挙句の果てには
相手のアメリカ人は
通訳して 質問している 私の顔ばかり見て
答えたり、説明するようになってしまう
・
・
・
・
日本でも
「眼は口ほどに 物を言う」 とも言うし
言葉が 通じない場合
・
いや 言葉が 通じなければ なお更
・
相手の眼を見て しっかり握手をし
相手の眼に 謙虚に 真剣に話しかけて
もらいたい・・・
・
・
・
慣れないと 最初はちょっと疲れるかも知れないけれど
ミーティングの中身も
仕事以外の お付き合いでも
きっと良い雰囲気と 結果になるはずだ・・・・・・・・・
・
・
・
2009年05月26日
メモリアルデー
昨日25日は 米国ではメモリアルデー
戦没将兵追悼記念日 全米の祝日だった・・・
・
・
・
アラモアナ・ビーチパークでは
灯篭流しが 行われた・・・・
・
・
戦争で命を落とした英霊と
海難事故で命を落とされた方々を
慰めるために・・・・
・
・
・
自分も 父方の叔父が
第二次世界大戦で戦死している
・
・
・
自分は米国に住んでいるけれど
日本人なので やはり日本の
軍人の方のお話しを・・・・・・・
・
・
・
第二次大戦時 海軍大将
連合艦隊司令長官だった 山本五十六 元帥は
ハワイの真珠湾攻撃の準備を進め
日米和平交渉が決裂した場合
ヒトカップ湾に集結させておいた連合艦隊を
ハワイに移動させる戦略を取った・・・
・
・
・
米国との戦争は その軍事力 国力の違いから
完全なる奇襲で 米国の太平洋艦隊を壊滅させ
米国の戦意喪失を誘い
短期決戦・早期和平にのみ
日本の活路がある・・・・と考えていたそうだ
・
・
・
山本長官は 海軍の指揮官達を前に
こういう話しをした・・・・そうだ
・
・
・
皆に 言っておく
・
我々日本人は 昔から アメリカに関し
こう言う教育を受けてきた
・
・
アメリカ人の物質的に豊かな生活を 贅沢主義
・
・
働く態度は 怠惰で墜落的
・
生活を楽しむ姿勢を
快楽主義的と決め付けている
しかし これらは とんでもない間違いである・・・
・
・
もし我が国が 米国と戦争となれば
これまで戦ってきたどの国よりも手強く
最強の敵となることを、肝に銘ぜよ・・・・・・・・・・
・
・
・
これは 決して油断を戒める為の言葉ではない
自分が この目でしっかりと見てきた 事実である・・・・・・・・・と
・
・
・
山本長官は大正8年から 三年間
海軍付きで 米国日本大使館勤務となり
ハーバード大学に学んでいる・・
・
・
・
今から 90年ほど前の アメリカに住み
実際に 学び、体験した日々を通じて
各指揮官に そう訓示したのだろう
・
・
・
・
1920年代の アメリカは
モータリゼーションが普及し
世界一豊かな生活を味わっていた時代だそうだ
・
・
・
・
アメリカに住んでいて 思う・・・・
・
・
山本長官の言った通りだな・・・と
・
・
アメリカ人は
仕事をしない・・・・・・・働かない・・・と言われるが
意味があり、しっかりとした報酬と
インセンティブが明快に設定されると
馬車馬のように働く・・
・
・
・
国土が広く ドル紙幣の印刷機を持つ国だから
多くの国から何でも輸入し バンバン消費する
・
・
・
生活を楽しむ・・・・人生を楽しむ
これこそが 人生の目的 生きる意味だ・・・
・
楽しむ事を 罪悪とは思わない国民性
・
しかし ラテン系とは やや違い
楽しむ上でも 節度がある方だと思う・・・・
・
・
・
快楽主義 堕落した国民性? そうね
中にはドラッグをやって フラフラになっている
人間も多いが
通常は 多くが 国威高揚に興味が有り
世界の中で 大国としての存在感を
高めたい・・・・と 考える
愛国心溢れる 国民性を感じる
・
・
・
・
・
山本長官は 真珠湾攻撃が大成功を遂げた後に
実は その攻撃開始前に
日本からの宣戦布告文書が
米国 国務省に届かなかった事実を知らされ
愕然とする・・・・・・・・
・
・
・
(後にこれが米国の策略だったと 歴史上で明らかになってはいるが)
・
・
当時 その事を知らされた山本長官は
最後に 海軍の参謀達を前に こう言う・・・・・・・・
・
・
・
「眠れる獅子を 起こしたも同然である・・・・・・・」 と
・
アメリカ人の 愛国心に火をつけてしまった・・・と
・
・
・
・
アメリカは 人権尊重 民主主義の国だが
かつ 軍国主義の国だ・・・・・・
・
・
・
建国以来 昔から 一貫して
「富国強兵」策を 国の政策の根幹にしてきている国
・
・
・
今でも 毎日のように米兵が
イラク・アフガニスタンで戦死している・・・
・
・
・
アメリカは いつの時代にも
どこかの国を 戦っているように思う・・・・・・・
・
・
・
そんな戦没者慰霊の日の献花は
全米のあちこちで 行われている・・・・・・・・
・
・
・
2009年04月25日
努力
日本とアメリカで 一番違う所に
「努力」 についての定義・意味があるように思う
・
・
・
一般的に 日本で 「努力」と言うと
とても尊く 誰からも誉められる行動
・
・
・
あの人は 努力家だよね・・・・と誉め
何でも一生懸命努力しないと 駄目だよ・・・・って子供に教える
・
・
・
努力をすること自体に 価値がある・・・みたいに
・
・
一生懸命 努力して
たとえ結果が 駄目だったとしても
周囲の人は その努力をした人を
賞賛し、励ます文化があるような・・・・・・・・・・
・
・
ま 日本も若い指導者を中心に
「無駄な努力は 良くない」 と言う価値観が
目立つようになってはきているが
・
・
・
・
ところが これアメリカは・・・
・
努力するのは 結果を出す為のもので
努力して頑張るのは
少しでもその目標を達成する為の
「過程」 「必要作業」みたいな
・
・
・
だらだら いい加減にやらないで
集中して 少しでも向上する為にする「精進」は
もちろん 崇高で 誰からも賞賛されはするけれど
要は 結果がどうか・・・・・・・・・・・の方が大事かな
・
・
・
歯を食いしばって、 苦しみに耐えて
それに加えて
何かを 多大に犠牲にして・・・と言う努力に対し
日本人が 持つほどの 「敬い」はない
・
・
・
ボクシングのコーチから
身体の重心をもっと良くする 特訓を受けていて
重心をしっかり意識すればするほど
前より 大腿部の筋肉や腰の疲れが
少なくなるのに気がつく・・・
・
・
先日のゴルフも 重心・ボディーバランスだけに
集中すると スコアーもいつもより上出来で
かつ プレーした後の
足腰の 疲れが驚くほどいつもより軽い・・・・・・・・・
・
・
・
その話しを コーチのアレンにしたら
・
・
See ! Less Efforts ! Masaru って
・
・
ほらな・・・・ ボディーバランスを 考えれば
前より 努力しないで 結果が出るだろう・・・・って
・
・
・
アメリカでは この
「Less Efforts で より良い結果を出す・・・・・」
と言うのが とても 合理的で評価・重視されるようだ・・
・
・
・
結果の良し悪しだけでなく
手を抜かないで
他人よりも 以上に 頑張り
「努力する過程・姿勢」が大事 と重んじる日本
・
・
少ないエネルギーや時間で より良い結果を出す
その為に<努力して> 練習や
周到に事前準備をするアメリカ・・・・・か
・
・
・
・
・
・
・
日本で 育った自分にとって
Less effort の発想は
ちょっと 手抜きをするような罪悪感を
覚える感もあるけれど
自分自身を 楽にしながら
効率よく より良い結果や人生を見つける
ヒントにも なるような・・・・・・・・・・そんな気がする
・
・
2009年04月01日
クレジット・スコアー
アメリカでは クレジットカードで
買い物をするのが 一般的
・
・
・
現金は あまり使わない
小額な買い物 Tip
あとは タクシー代くらいかしら・・・・
・
・
・
アメリカ人は 自分のクレジット(ファイナンスの信用度)を
かなり気にするし 何でもローンを組む時には
この個人の クレジット・スコアーが重要なポイントになる
・
・
クレジット・スコアーは、
最低300点、最高が900点くらいの範囲で、
これはクレジット会社によって
多少の違いがある・・・・・・・・・・・
・
・
アメリカ人の平均は、600点から700点の間に入り
住宅ローンや、車のローンが、宣伝されているような
有利な金利で承認される目安は、最低でも680点以上、
できれば、720点以上が望ましいとされているそうだ
・
・
・
何か TOEFL の点数みたいだけれど
・
・
・
日本には あるんですか? クレジット・スコアーって
聞いた事無いな・・・
・
・
クレジットカード顧客の ブラックリストが
あるって聞いた事はあるけれど、
・
・
・
アメリカ人には
基本的に 借金・ローンが出来る事を
「信用」 として歓迎し
それを むしろ「誇り」とする気風がある
・
・
・
日本人の 「借金も甲斐性のうち」 と言う文化と
似ているけれど
もっと 借金に対する評価が肯定的で
借金に対するイメージが
日本とは 少し違うような気がする
・
・
・
アメリカでは たくさん 借金が出来ることは
自分が社会的に 金融面で 一人前として
信用されている 優良顧客である
「証し」だ・・・みたいな
・
・
・
だから 余計にアメリカ人は借金をする
借金をして 永く返済をしていればいるほど
このクレジット・スコアーが高くなり
そのうち将来 もっと多額な
もっと有利なローンを
組めるようになる・・・・
そんな社会・金融の仕組みだから
・
・
・
その 「目一杯借金をして 消費しまくる」米国社会のお陰で
日本を含め 世界の多くの国が
アメリカに商品を輸出して 食べていけていたのが
これまでの世界経済の構図だわね
・
・
・
・
クレジット・スコアー
自分のスコアーは どれくらいか
先日 試してみた
・
・
・
アメリカに 18年近く住んでいて
自分のクレジット・スコアーを調べたのは
今回が初めて
・
・
・
別に 銀行ローンをする訳ではないけれど
ある人から 自分のスコアーくらい
知っていた方が良いよ・・・・・とアドバイスされて
・
・
・
いやー 俺は借金も無いし
クレジット・カードも 毎月全額払っているし
きっと 満点に違いない・・・・・って
そう思って 調べたら
・
・
あら !・・・・・・・・・満点じゃないわ
・
・
何 どうして? みたいな
・
・
・
・
それで 色々と調べたら
やっと その訳が分かった
・
・
・
・
アメリカで クレジット・スコアーの
最高ポイントを得るには
次の条件が 必要だそうだ
・
・
まず・・・・・・・・・・・・
① 借金をする
・・・え? 自分は これが嫌いなんだよね・・・
Play now Pay later の文化が
・
② その借金 ローンを 毎月きちんと返済する
・・・・・そんなん 当たり前やで・・・・・・・・
・
③ クレジットカードは 毎月全額返済しない
ミニマムペイメント以上の額を返済しながら 金利を払う
・・・・何で 使った金額に金利分 上乗せして払わないといけないの!・・・・
借りたものは すぐ返しなさい って
子供の頃から 親に教えられたのに
・
④ クレジット・カードは 複数持つ
・・・・・はー これは誰でもそうだわね・・・・・・・・・
・
⑤ 限度額一杯を いつも使わない
限度額の50%くらいが 理想だそうだ・・
・・・えー! じゃー なんで限度額なんて決めんのよ?・・・
・
・
⑥ いつもいつも 返品ばかりしない
・・・・・おー アメリカは 返品自由大国だからって
カードで買ったものを、いつも返品ばかりしてRefund が
多い人は要注意視されちゃう・・・・・・・ なるほどね
・
・
・
・
要は 金融機関の最もありがたい顧客が
「優良お客様」として
高いクレジット・スコアーを獲得できる訳だ
・
・
・
・
サブプライム・ローンでは
このクレジット・スコアーが低い
通常だったら
住宅ローンなどの審査を通らない
劣悪なクレジット・ヒストリーしか
持っていない人に
どんどん 住宅ローンを貸し出したのが背景
・
・
・
良いも悪いも せっかくこれだけの
個人の ファイナンス情報が取れる
金融制度を持つ国なのに
何で サブプライム・ローンなどが広まったのでしょうかね?
・
・
住宅の価格が 永遠に上がり続けると
思ってしまったのでしょう
・
・
・
強欲も ここまで来ると
一国だけでなく 世界の金融を
ダッチロールさせる震源になるんですね
・
・
・
・
クレジット・スコアー
アメリカでは ただお金を持っているだけではダメです
・
どんどん 借金・ローンを組んで
毎月 どんどん 金利と共に返済し
銀行 や アメックス マスターカードの為に
せっせと 働らかないと スコアーは上がりません
・
・
・
さて
借金大国
キリギリス 消費大国アメリカが
今回の不況の後
どう変わるのでしょうか?
・
・
・
2009年03月29日
遺産相続
日本とアメリカ 世界の同盟関係の中でも
その経済力と戦後数十年の 安保条約からも
世界最強の パートナー・シップだけれど
異なる文化の多い 2カ国だ
・
・
・
違う と言えば
遺産相続の概念 法的・税務的処理も
かなり違う
・
・
・
日本では ある人が亡くなると
その法定相続人が 遺産・財産を
日本の相続法に則り 分割 納税申告などをする・・・・
・
・
・
これが アメリカだと
亡くなった人が 税務申告をする・・・・・・
・
・
え? 亡くなった人が?
そう・・・・・・・・・亡くなった 当人が
・
・
でも もう税務申告とか相続の書類に
亡くなった人は サインできないじゃないの・・・・・・・・・・
・
・
・
その通り・・・・ もう亡くなっている人は
何も処理が出来ないので
その人の 相続人達が
Personal Representative (代理人)を指名し
その代理人が 第三者の立場で
故人の 遺産・財産を確定し
IRSに納税申告して 残りを法定相続人に
分与する手続きを 裁判所に提出する
・
・
裁判所が これを認めて 初めて相続が確定する
・
・
・
日本は 亡くなった方の遺産処理を
遺族がする・・・・
・
・
・
アメリカでは あくまで その故人が
その故人の遺志や責任で 最後に処理をした・・・・と言う
形を取る と言った方が合ってるかも
・
・
・
だから アメリカでは 「Will」・・ 「遺言」 がとても重要だ
・
・
法的に 有効な形で残された Will は
法定相続人が どんな主張をしても基本的に
効力はない
あくまで 故人の遺志が 最優先されるから
・
・
・
・
日本でも 最近 この 遺言が
一般的になってきている
・
・
お年寄りに 子供や孫が
おじいちゃん ちゃんと「遺言」を書いて
弁護士に預けておいてよ・・・なんて
日本の文化では ちょっと言えなかったのが
今は お年寄り達自身も
その「遺言」の持つ 意味を理解し始めて
後々 トラブルが無いように と
用意する人が 増えているとか
・
・
・
・
・
・
アメリカは 個人の意思や権限が
かなり広く 大きく守られている社会なので
この相続に関するトラブルは
もちろん多いことは多いが
その中身が日本と ちょっと違うようだ
・
・
亡くなった人の望んでいた意志 権利が
最優先で尊重される と言うところかな・・・
・
・
・
日本のある大きな 上場企業の会長が
ハワイに 一軒コンドミニアムを所有していた
・
・
この方は ホノルル・シンフォニーを個人的に
支援されていて 寄付も多くされていたそうだ
・
・
ハワイのそのコンド 売れば百万ドルくらいする
・
・
ある日 その会長宛に
ホノルル・シンフォニーから手紙が届いた
・
・
・
手紙の内容を読んだ その会長は
ちょっと複雑な心境に・・・・
・・・・・・・・・・・・何と言う 手紙だ!・・・・・・・・・・って
・
・
その手紙には
「貴方が亡くなったら、ハワイに所有されるコンドミニアムを
ホノルル・シンフォニーに寄付してくださるようお願いします」
と書かれていた・・・
・
・
・
日本の文化からすれば
「何と 縁起の悪い・・・ それに
他人の財産を狙うなんて失礼な!」
と思うに違いない
・
でも これアメリカでは当たり前のこと
・
・
・
その会長さん 最初は
「何だ これは!」 と思ったそうだが
ハワイの友人や アメリカ人の知人から
色々と話しを聞き
そうか アメリカでは そうなのか・・・・と納得したそうだ
・
・
・
その会長さんは 子供がいない・・・・・・・・
奥様も 主人が亡くなった後は ハワイにはもう
あまり来ないと思う・・・ と いつも言っていたとか
・
・
・
要は 「Will」に そう書いてください と
財団は お願いしただけなのね
・
・
他に寄付されちゃうと 困るから 早めにね・・・・・・
へーーーーっ !
・
国が変われば 文化も違いますね・・・・・・・・
・
・
・
クリント・イーストウッド 監督・主演の
映画 「 Grand Trino 」を観た・・・
・
・
・
最後に 主人公が残した「遺言」を預かった弁護士が
家族や友人に披露するシーンがある
・
・
あれが まさに アメリカの
「遺産相続」の 基本スタイルだ
・
・
・
人間誰でも いつかは死ぬ訳だし
・
例え 財産が無くても
家族に「遺言」は 書いていた方が
カッコイイかも?
・
・
・
・
大金 や 豪邸など残せなくても
誰でも何か 記念に大切にしている
「物」なんかもあるはずだし
・
・
それを 自分がいなくなった後
誰に譲るか あるいは どこに寄付するか
・
・
・
人間 人生が終わった後に
その人の 生前の主義信条や思い
そして
愛する家族、お世話になった友人知人に対する
自分の気持ちが披露される・・・・なんて
これ結構 痛快?で素敵なことかも知れない・・・
・
・
・
2009年02月19日
クレーム処理
昔 サラリーマン時代に教育された
消費者クレームには、最優先で駆けつけろ!って
・
・
・
消費者、得意先からの コンプレイン・・・・
クレームの内容は どんな内容でも
例え ちょっと怪しい と思っても
誠意を持って 即 対処すべし!
・
・
・
得意中の得意だった
怒っている消費者や得意先への対応
自分の手にかかれば ほぼ99%
許してもらえた・・・・
・
・
・
他に 別に特技が無かった自分だが
クレーム処理の国家資格でもあれば
一級 取得間違い無し?だと思う・・・・・・・・
・
・
・
まず お客様の言い分を聞く・・・・・・・
だいたいの場合 憤慨されているから
この相手の ガス抜き時間が大事・・・・・・・
・
・
・
この時は 完全に 「おっしゃる通り」 で貫く
・
・
・
中には もう二度と来るな!
とか
これ 保健所に言ってやる! って
かなり興奮状態になっているケースも
・
・
・
これ警察に 届けますからね・・・・・・・・・・・・なんて
・
・
・
こちらに 落ち度があることが
はっきりしている場合
相手様も 当然 威勢が良い・・・・・・・・・・
・
・
・
ねーっ ! 分ってんのかい?
私の言っている事
はい! って直立不動姿勢・・・・・・
・
・
・
言い訳は一切しない
説明も 変に理屈っぽくしない
相手のミスが あっても 絶対にそれには言及しない
・
・
・
同じ人間で どうしてこんなに
威張るんだろう? と 相手を可哀想に思うことさえある
けど 謝る・・・・・・・ 謝っちゃう!
・
・
日本では まず 謝るのが基本だった
だった・・・・ と言うのは 今はどうか知らないから
・
・
・
絶対に 口答えせず
相手の言い分 主張が いかに正しいか
それを認める・・・・
・
・
「本当に お客様の言う通りです。!
もし自分だったら 同じ事を言うと思います。 はい。」 って
・
・
・
30分位すると だんだん相手が落ち着いてくる
まー 内田さん 座ってください。
今お茶でも入れるから・・・なんて
・
・
・
いえっ ! とんでもない。
お茶なんて そんなお気遣い無く! って
・
・
まあまあ こんな寒い日の夕方に わざわざ
飛んで来てくれたんだから・・・・・
・
・
はー ! 申し訳ありません。
では お言葉に甘えて・・・・・
・
・
内田さん お子さん何人?
・
はー? いえ あのー そのー まだ独身です 私・・・・
・
・
またー! そんな嘘ついて!
・
いえ あの ホントっす !
一昨年 入社したばかりで・・・・・その まだ若輩で・・
・
・
え? 一昨年?
その割りに 恰幅が良いじゃないの! 内田さん
もう30歳くらいかと 思った・・・・・
・
・
いや まだ24歳でして・・・・・・・・ホントです。
・
・
えっ ? 24歳 まだ?
見えないネエー !
・
・
こうやって 苦情処理が だんだん世間話になって
ずいぶんと そのクレーム処理以降
親しくさせていただく
きっかけになったものだ・・・・・・・・・・
・
・
・
それでは 今夜はこの辺で失礼します・・・・・・・
苦情の品は 明日 代替品を
必ずお持ちしますので
・
・
そうかい すまないね・・・・・
あ ちょっと待って・・・内田さん
これ 昨日もらった果物なんだけど
ご実家のご両親さんに 持って行きなさい
・
・
いや とんでもないっす !
そんな 申し訳ない・・・・当社のミスでこの度は・・・・・・
・
・
いいから いいから!
持って行きなさい っつうの・・・・・・・・・・・
・
・
・
それ以来
クレーム処理が 苦で無くなる
むしろ クレーム発生時には
進んで 出かけたように覚えている
・
・
・
先輩にも言われた
謝らせたら 内田の右に出る者はいない・・・・・・って
・
・
・
誉められているのか けなされているのか
分らない評価だったけれど
・
・
・
今 日本は クレーマー時代・・・・とか
クレーム言って 大騒ぎして お土産や特別待遇
場合によっては 代金を無料にしようとする
半分プロみたいな 詐欺まがいの人間が増えているそうな
・
・
・
アメリカでは ?
・
そうね、通常 「絶対に 謝るな!」が
鉄則だけれど
ある米国人ジャーナリストのコメントが
CNNのウエブサイトに
こんな内容で掲載されていた
・
・
米国に 「謝る文化」があれば
訴訟費用の 何割かは 省けるであろう
・
謝らない文化は 国全体の
社会コストを大きく増やす要因だ・・・・・・と
・
・
・
・
私は アメリカで よく謝るようにしている
それも 潔くの方が効果があるようだ
・
・
相手も 相当のワルでもない限り
ほとんど 許してくれる
・
No! You don't have to feel sorry!
That's only an accident! なんて
笑顔で応えてくれるものだ
・
・
・
・
・
・
2009年01月10日
バー
昔から 仕事柄
バーに行くことが多かった・・・・・
バーで一杯・・・・・・と言う文化は
日本の庶民、法人接待、そして恋人同士の
大事な社交、交流の場だ・・・
・
・
・
庶民的な 居酒屋 焼き鳥やも大好き
日本に帰国すると 焼き鳥やさんに行きたい
と思うから面白い
・
・
・
麻生総理大臣の 毎晩のバー通いが
一時 マスコミや庶民の中傷の的になった
・
・
・
ガード下の 飲み屋ではなくて
高級ホテルのバーだから・・・・・・・・・・贅沢だ とか
・
・
・
一国の総理が 毎晩バーで
夜更かしして 不謹慎だ・・・・・・・・・とか
・
・
・
日本の議論は 何かしっくりこない
ホテルのバーで飲むと
妬まれたり 非難されたり・・・・・
・
・
・
総理自身の生活スタイルと
警備の都合を考えれば
翌朝 二日酔いで閣議を欠席でもしなければ
いーーじゃないの
・
・
・
・
バー は ある種の
リラックスした雰囲気で
軽い生演奏でも聞きながら
その日の疲れやストレスリリーフに
人によっては とても良い場所だ・・・・
・
・
・
ハワイでは ハレクラニ・ホテルのバー
「ルアーズ・ラウンジ」が好き・・・・・・・・・
・
・
・
時々 太ったおばちゃん歌手が
絶叫と共に 唄っている夜があるが
それ以外は 軽い生演奏で
ハワイの 大人の夜を過ごす事が出来る・・・・・・・・
・
・
・
短パン Tシャツなんかでは
入れてもらえない・・・・・・・・
・
・
・
そう ドレスコードが厳しいから
厳しい と言うか 普通 だから・・・・・・・
・
・
・
・
インターネットの日本の新聞記事を読んで
驚いた・・・・・・・・・・
・
・
・
日本では ある点滴バーが大繁盛だ・・・・・・・・・って
・
・
これ世界で どこか他の国でも
あるのでしょうか?
・
こう言う バー・・・・って
・
・
・
残業 激務で 休みの取れない人が
引っ切り無しに訪れるとか
・
・
通常の 疲労回復剤に ビタミンCも入れて・・・・・・・・・って
これを 「カクテル」 と言うのだそうで・・・・・・・・
・
・
・
そこまで やるか? みたいな
・
・
・
こういう方こそ 少し
ワーク・シェアリングして 睡眠時間を
お取りになってはどうでしょうか?
・
・
・
余計な お世話でした・・・・
・
・
・
2008年12月16日
Last
英単語でも、すぐ覚えられる単語と
なかなか その意味を覚えられない
自分で 使いこなせない単語と色々とある
・
・
・
最初に なかなか 使えない単語の中に
Last があった
・
・
これ 普通 「最後」 とか 「最終の・・・・」と言う意味
・
・
・
でも 実際は よく 「持続する」 あるいは
物が壊れたり、腐ったりしないで
「そのままの状態で残る」ことなどを 意味する
言葉(動詞)として使う場合がある
・
・
・
これが最初 どうしても 理解できなくて
戸惑ったものだ・・・
・
・
・
冷蔵庫の中に入れておけば
「長持ちする よ」 It will last longer
・
・
はー そう使うのかぁ・・・・って
・
最近でこそ やっと自分でも普通に
この動詞を使えるようになってきたが
どうして 「最後」 と覚えた 英単語なのに
「続く」 って言う意味があんのよ! って
・
・
脳ミソのどこかで 理解できない
拒否反応みたいなものがあったりして・・・
・
・
・
米国の牧師で、有名な作家の
Dr. Robert Shuller が言っている・・・・・・・
・
・
Tough Times Never Last
but Tough People Do ! と・・・・
・
昔だったら これ
タフな時代は 絶対に終らない!
しかし タフな人間でも いつかは 死ぬ ・・・・って
誤訳していたかも・・・・・・・・・・・・
・
・
・
・
・
・
正しく 意味を理解すれば
今のアメリカ人には 何とも 勇気が出る
素晴らしいフレーズではないでしょうか?
・
・
2008年11月10日
先進国
アメリカ イギリス そして日本
世界の先進諸国で暮らして来た・・・・
・
・
・
「100人の地球村」から考えれば
どれだけ恵まれた環境に
どれだけ贅沢で
どれだけ安全な生活を享受しているか・・・
・
・
・
文句なんか 一切言えない
愚痴を言うと罰が当たる
・
・
・
次の大統領に選出された オバマさん
今から どんどん仕事をしている
・
・
今日 ホワイトハウスでブッシュ大統領と会うけれど
もう早く引継ぎして
来年1月と言わず すぐにでも大統領を
交代して欲しい・・・・・・・そんなアメリカ国民の声が多い
・
・
・
そう思っているのは
アメリカだけでなく 世界の多くの国も同じだから
異常な政権交代だ
・
・
・
オバマ大統領が早速 取り組まなければならない
アメリカの緊急課題・・・
・
・
・
1. 今の金融不安解消
・
2. 雇用創出
・
3. 国民医療保険制度改革
・
4. イラクとアフガニスタン戦争からの撤収
・
5. 年金問題
・
6. 財政赤字対策
・
7. ドルの基軸通貨としての信認
・
8. ビッグスリー 航空会社 保険会社などの米国巨大産業救済
・
9. テロとの戦い 国家安全
・
・
もう いいか・・・・・・・
・
・
・
今 世界の先進国に 住んでいて
真の豊かさを感じない個人や経営者が増えている
・
・
・
高騰する物価に 増えない給料
・
物が売れない・・・・
・
働く人が集まらない・・・・・・・
・
返品と不良在庫の山・・
・
高騰する 保険掛け金
・
年々高騰する医療費負担
・
・
法令順守 訴訟社会による
高額な弁護士費用 コスト高
・
・
・
・
・
日経新聞の記事に こんな内容があった
・
・
今 先進国の国民は
一握りの富裕層や大企業を除き
「毎年生活や商売が苦しくなっている」と 感じている
・
・
「将来が そして老後が心配」だと 危惧している
・
子供の 「養育費・教育費が払えない」・・・・・と個人は嘆き
・
このままでは従業員の給料が払えなくなる・・・・・・・と経営者は頭を抱える
・
・
・
世界で最も 豊かなはずの
経済先進諸国に住んで 働いているのに
ちっとも ゆとりや安心を得られない・・・・・・・・・って
・
・
・
・
・
人口 10億人のインド
その内 5億人が いわゆる 中間層だ
・
中間層の平均年収が 100万円
・
ところが
その半数以上の家庭で メイドさんを雇っている
・
・
・
豊かさの質は同列に比較できないけれど
国民のほとんどが 高等教育を受け
・
世界先進クラスの医療サービスを受け
・
一人一人の 権利や人権が守られ
・
多くの人が自家用車を所有し
一人一人がPCでインターネットをする国は
その国民の多くが
いくら稼いでも どんなに働いても
収入が足りない
・
・
むしろ生活が苦しくなる一方だ・・・・・・・・と感じているとか
・
・
・
先進諸国では
老人医療・介護 そして年金も
国の財政貧窮で今後益々 享受できる
中身がカットされていく
・
・
つまり先進国でも 貧乏人は路上で死ね・・・・と
言っているかのようだ
・
・
・
先進国・・・・・・・・むしろ千深刻 と
書いた方が当たってる?
・
・
あるいは
先進 諸酷 とでも書くべきかしら?
・
・
本当の 豊かさとは何でしょう?
・
そんな訳で
明日から 東南アジアへ行ってきます
・
えっ ?
・
・
・
これからの先進国では
これまで 生きてきた半世紀と
仕事・ビジネス それに人生でも
何かが崩壊し 地面が隆起するように
大きく変わって行く・・・・
・
・
そんな予感がするもので・・・
・
・
・
内田の東南アジアレポート
ご希望の方は ブログではなく Eメールで
今月23日過ぎころから 順次配信します。
・
当HPの 問い合わせ欄 から
お名前と「東南アジア・レポート配信希望」と
書いて ご連絡ください!
・
ではこれから ・・・・・・ 荷物のパッキングにかかります!
・
2008年02月26日
押し売り
「そわか」のコラムにコメントを下さった
Katsuさま ありがとうございました。
ご夫婦で愛読いただくとは感謝です。
・
・
コメントの文面にお優しい人柄、波動を感じます。
またコメントお待ちしています。
・
・
さて 今日は火曜日で
別にそれが何の意味もないけれど
人間関係論・・・・を
・
・
子供の頃 よく自宅に
物売りのおじさんが 訪ねてきた・・・
・
・
昭和30年代から40年代前半頃かな・・・
多い時は 一日2-3人
色々な商品が入ったかばんを持ったり
背中に風呂敷をしょって 「あのー ごめんください!」って
玄関の呼び鈴を鳴らして 押し売りが入ってきた・・・・
・
・
・
母親が応対する
「いえ ウチは間に合っています・・・」
「そんなこと言わないで、奥さん 一つ買ってくださいよ~!
ウチも ちょうどお宅のぼっちゃんくらいの男の子がいましてね・・・
坊や 何年生 だい?」
・・・・・・・っせなー このオヤジ!・・・・って睨みつけてやる
「本当に ごめんなさいねえ
昨日買ったばかりで要らないから・・・」と
・
そのやり取りの間 母親の後ろで
銀弾鉄砲を 後ろ手に隠し持って 待機する
もし この押し売りが 強盗にでも変身すると
母親の身を守らないといけない・・
そりゃ 息子としての責任があるし・・・
・
小さい時から リスク管理が得意だった・・・
・
・
押し問答の末 やっと帰ってもらう・・
ふーっと安心して
手に汗をかいた緊張が ほぐれたのを覚えている
・
・
だから 「押し売り」 と言う言葉は
小さい時から あまり良いイメージではなく
世間の 鼻つまみ者・・・・みたいに理解していた
・
・
・
ハワイに住むようになって
直接押し売りが来る事は無いが
どこの建物や入り口にも
No Soliciting とか No Solicitation って書いてあるのを見ると
やはり ハワイにも 訪問セールス 押し売りが
あるのだろう・・・・・
・
しかし 実は普段何気なく 我々も
この「押し売り」をしているケースがある
・
・
・
そう 例えば
「親切」の押し売り
頼まれてもいないのに 「親切」にする
・
・
相手が 喜ぶと勝手に信じて
自分の価値観で お節介を焼く
・
・
・
こう言う 押し売りは
これだけ 核家族化で 個々人の時代にも
よく見かけるし
自分も ついやってしまうことがある・・・・・・・
・
・
・
自分がもし 死の病床にあり
色々な知人に
お見舞いに来て欲しい と思うタイプの人と
そうでない人がいるだろう・・・・
・
・
・
10年ほど前 ハワイで
夫婦でお付き合いしていた友人の奥さんが
子宮癌のステージ3で 治療 療養をしている
・
・
知らせを 聞いて驚いた
私は ご主人と仕事で関係があっただけだし
奥さんの病気だから どうしたもんか・・・
・
・
見舞いに行くのも 親切だが
行かないのも 思いやりだ・・・・
相手次第・・・・・だね
・
・
同じく 駐在員仲間の先輩も10年ほど前
三年近い闘病の末 50代の若さで
ハワイで亡くなられた・・・
・
・
その時は 奥さんに聞いた
「お見舞いに 行っていいですか?」って
・
「是非お願いします」と言われて お見舞いに行ったら
喜んでくれたなあ・・・・
10分で失礼するつもりが
話しが弾んで 30分以上もいたかしら
・
・
この時は 間違いなく 押し売りではなかったな・・と
・
親切の仮面をかぶって
他人の家に土足で入るような 無神経な事は
出来るだけ避けた方がいい・・
・
・
・
親切や思いやりの 押し売りにならぬよう
面倒を見るのと お節介を焼くのと混同しない・・・・
・
・
・
もし親友に何かがあった場合
一番良いのは
「待機」することかな・・・
・
・
何かの依頼や緊急時には
すぐに スクランブル発進するから
遠慮しないで いつでも何でも言ってくださいね・・・・・・・・
それだけ 伝えておく
・
そう言う 「心構え」と「想い」だけあれば
それこそ本当の親切心となる場合だってある・・・
・
・
くれぐれも 押し売りにならぬよう
相手の気持ちを大事に考えるようにしたい
・
・
人間 面白いもので
時々 見ていられなくて
他人に思わず 「親切」をしたくなる
衝動にかられることがある
頼まれもしないのに
・
・
・
一見 どんなに素晴らしい親切でも
一呼吸置いて よく考えてからにした方が無難だ
・
・
人間関係
ウエットな関係やドライな関係も
昔 と 今
田舎 と 都会
日本 と ハワイ
そして
他人 と 自分では 違うからね
・
押し売りをしない・・・・
・
・
人間関係でちょっと気を配るべき
大切なポイントだと
自分も気をつけないといけない・・・そう思う
・
・
・
2008年01月08日
二大政党
アメリカは 今年 大統領選挙の年
現在 各州で 各党の激しい候補者指名争いが
行われている
・
・
アメリカは二大政党の国
共和党と民主党が
国民の指示を半々で獲得するほど
実は 二分された国家である・・
・
・
では 共和党と民主党の違いは?
・
・
大きく別けて以下の通り
もちろん 細かい所では両党とも
共通点と相違点があるし
議員によっても 所属している党の方針とは
微妙に異なる指針を持って活動している人もいる・・
・
・
あくまで 大別して・・
・
共和党
資本家 企業・巨大資本を代表する
また
軍事力を行使する政党・・・・と言っていい
・
・
これに対して民主党
いわゆる働く側に立った政党だ・・・
労働組合や 教職員組合も大きな票田である
そして
戦争は出来るだけ 避けようとする
何故か
多くの支持者の中に
子供がミリタリーに所属する人が多いからだ
・
・
現在の ブッシュ大統領は 共和党
その前のクリントン大統領は 民主党である
・
・
どっちが良いかは別にして
資本家 と 労働者がそれぞれ支持する・・・・
と言う要素が 「違い」 と言っても良い
・
・
二大政党政治は
元来 イギリスが本家だ
労働党 と 保守党・・・・・・・・・
・
・
どちらが政権を取っても
野党側は 独自の内閣を組織する
・
そして 与党のそれぞれの政策に対抗する
政策を常に用意 政権交代に備えている
・
・
これをイギリスでは
Shadow Cabinet 影の内閣・・・・と言う訳だ
・
・
労働党 と 保守党
説明はいらないくらい 支持基盤の違いは
はっきりしている・・・
・
・
・
これらに対して
日本も 二大政党だ・・・とか
・
・
自民党と民主党・・・・
違いは 何?
・
・
ほとんどの人が分らないのでは・・・
いや
分らないではなくて 違いが無い・・・・と言う方が正しいか
・
・
単なる 議席数から来る
与党と野党・・・・・・・の違い
・
公明党は 創価学会だから はっきりしている
・
・
この二大政党に公明党を入れて(自民*公明 と 民主)で
連立政権だ・・・なんて
話しが持ち上がるところが
よく分らない・・・・・・
・
・
二つの政党で 仲良くして
利権を 上手く分け合おうよ・・・・って言う意味?
・
・
本来 両極の政権に対し
片方が 権力の暴走に抑止力をかける・・
それが二大政党の 最大の意義ではないのかしら
・
・
・
世界の先進国に見られる
二大政党政治を日本も真似てはいるけれど
どう言う違いかよく分からない
・
・
昔 経済は一流 政治は二流と言われていた日本も
ここのところの リーダーシップのある政治家不在と
国政を担当できる政党が事実上
なくなってきている現状で 益々
経済を二流 政治は三流に
させはじめていないか?って
・
・
政治評論家ではないけれど
日本のすさまじいほどの利権政治は
ばらまき行政の 復活は今
世界から 愛想を付かされ
相手にされていない・・・・・・・
・
・
政治が相手にされないと
資本も同じく そっぽを向くと思う・・・
・
・
ところで今年のアメリカ大統領選挙・・・
政権は民主党に行くとの下馬評だが
結果は誰が大統領に指名されるのだろう
・
・
2007年12月07日
比較と差別
人間 他人と自分を「比較」することから
不幸が始まる・・・
・
・
でも してしまう
あの人と 自分・・・・・・
お隣と我が家・・・・・
彼の乗っている車と自分の車・・・・・・・・
同僚の年収と 自分の年収・・・・・・・
・
・
比較しない人なんて いない・・・
・
・
でも<誰か>は 我々一人一人に
異なる ギフトを与えてくれている・・・
だから あの人と自分を比較するな・・・って
・
・
自分に 無いものを見ないで
あるものを 見つけて
自分の能力や長所を伸ばし
会社や 自分の人生 世の中の為に
役立てなさい・・・と
・
・
比較しては ダメだ・・・
でも 比較するのは 人情だ
・
・
世界史上で 最も成功した社会主義国家と言われる
戦後日本では
とにかく 差が無かった・・・
・
・
一部の政治家 特権階級を除き
皆 一律だった・・・
・
・
自分だけ他人と違うと
いじめ・袋叩きに合うし
・
・
違わないことが 良いことだった
会社や業績が違っても
世間相場に気を配る
・
・
平均 と言う 考え方が
最も社会に根付いた国が 日本である
・
・
社会主義や共産主義の国の格差は激しい
国の指導者と国民の生活のレベルの差は
アメリカ メキシコなみだ・・・
・
・
これらの格差が 最も小さく
バランスよく
良い人も 悪い人も せいぜい
2倍~3倍くらい・・・
日本は そんな国だ・・・ だった
・
・
そして 年齢も多分にこの格差に影響する
・
・
「比較」に似ている意味で
「差別」 がある・・・・
・
・
比較して その処遇や対応に差をつけること
・
・
アメリカでの経営で最も危険なこと
それが 「ハラスメント」 と 「差別」である
・
・
アメリカ人は 日本人ほど
あまり「比較」は しない
・
・
人間 それぞれ違って当然だし
他人の車や家 と 自分のそれと
全然 比べないと言えば嘘になるが
その「差」を 比較的簡単に受け入れる国民性だ
・
・
嫉妬 のレベルが日本人のそれと
かなり大きく違う・・・
さっぱりしている
・
・
アメリカ人は 基本的に日本人のように
何でも 比較はしない・・・
・
・
人種 出身国 肌の色 性別 宗教・・・
年収 家の大きさ 車の車種・・・・
それは 当然することはするけど
出来るだけ 個々人の違いを尊ぶ精神だ・・・・・・・・・
・
・
比較は多少はするとしても
「差別」は違法行為である・・
・
・
アメリカでは
「差別」に対する処罰が結構キツイ・・・・
・
・
・
誰かに 苦情や不満を言われ
「差別」なんてとんでもない
こちらはそんなつもりは毛頭ないと
経営者や上司が 理解して言っても
従業員が 「自らが差別された」 と感じた時点で
この Discrimination 「差別」の定義を満たす
・
・
くれぐれも 注意しないといけない
日本人と ガイジン と言う価値観
言語に対するコンプレックス・・・
アメリカでビジネスをしていても
すぐ日本人だけ集まる
・
・
日本人だけで 会社を運営する
・
・
どうせ ガイジンは 働かないから・・・って
アメリカでは日本人が ガイジン・・だよ
・
あいつら 感覚が鈍いし 仕事が遅いから・・・・
彼らは 所詮
靴を履いたまま家に入る民族だから・・・
黒人は ~ だから・・・・・・
あの人は 女性だから・・・・なんて
・
・
島国日本 = 地球には 日本と外国がある と言う考え
上下関係 = 職場の地位が人間としての上下と同じと考える
人種偏見 = 白人にはペコペコ 東南アジアでは威張る
年齢主義 = 相手の年齢が自分より若いと 安心して威張る
拝金主義 = 相手がお金持ちだと 態度を変える
男尊女卑 = 女の癖に生意気な・・・・って
そして
英語コンプレックス = 俺、英語できないから You はあっち行けよ・・って
・
我々 日本人の思考やその価値観に
これらの要素が根底に脈々とあることを
くれぐれも 意識した方がいい・・・
・
・
・
精神的幸福感を得る為に
「比較」は 出来るだけしない・・・
・
・
アメリカでビジネス経営をする場合は
「差別」は 一切しないように気をつけましょう
・
・
2007年12月02日
現ナマ
ホノルルは昨夜以来 すごい風だ・・・・
それもいつもと逆の コナ・ウインドで・・・
・
・
雨も時々 激しく降るし
そうか 今ハワイは雨季だから
・
・
今年の雨季は昨年のように
かなりの雨量になるとか・・・
ハワイの天気予報や 長期予報・・
最近なかなか精度が増してきているから
年末から2月頃までは
外での運動は制約されるかも
・
・
ある日本人で カハラにある
ワイアラエ・カントリークラブのメンバーの方から
こんな話しを聞いた・・・
・
・
同カントリークラブは
コースレイアウトやクラブの施設などは
それほど豪華で特別なゴルフ場ではないが
ここはハワイでも数少ない
完全会員制のゴルフクラブで名門だ・・・
・
・
創立は1927年とオアフ島では古く
昔は PGA主催の
米ユナイテッド航空スポンサーの
「ハワイアン・オープン」
現在は 毎年1月
「ソニー・オープン・イン・ハワイ」が開催される
ゴルフ場としても有名・・・
・
・
私も今でも時々
何とかあそこでプレーできませんかね
と 相談を受ける・・
・
・
・
ゴルフ好きなら
一度はメンバーに招待されプレーしてみたい・・・
そう思う ゴルフクラブとして有名だ・・・
・
・
数百人限定のメンバーは
ハワイの名士・・・・
海外 非居住者のメンバーも
厳しい審査 と
メンバー数の空きを 何年も待ち
自分の面接の順番が来るのを待つ
・
・
入会金などは ほんの数万ドルで
日本や 欧州にある入会金が
何十万ドルする 豪華クラブとは違い
お金があるだけでは なかなかメンバーになれない
・
・
誰でもメンバーになれない・・・と言われると
何とかメンバーになりたい・・・と
思うのが人情・・
・
・
日本からも 少ない非居住者のゴルフメンバーシップを
手に入れたいと考えるお金持ちが
後を絶たない・・・
・
・
メンバーシップの 申請も
申込書に ただ記入して出す訳ではなく
現在メンバーである 人に
第一スポンサー 第二スポンサー と
なってもらう必要がある
・
・
この他に 現在のメンバーから
3名 リファレンスメンバーの名前を
加える必要がある
・
・
メンバーシップ・コミッティーは
このスポンサーの力とか
関係するリファレンスの人達の
同クラブに対する 影響力も考慮の上
審査する・・・
・
・
すごい 接待攻勢が必要だ・・・
・
ハワイでは あまり派手に出来ないから
このクラブのメンバーを紹介してもらい
日本にその人が来た時に
ドロドロに接待し
メンバーシップの申請書を
少しでも ファイルの上の方に
飛び級してもらうよう画策する
・
・
最近 日本でのIT成金とか
ここ数年での株長者のハワイ好きが
このクラブのメンバーになりたくて
色々と 当地のメンバーに擦り寄ってくるそうだ
・
・
特に日本人が凄いとか・・
・
・
お土産とか 挨拶に
どこかのレストランでお食事でも・・・
そのくらいは ハワイの人も
ニコニコしながら お受けするが
中には 現金5,000ドルを
自分の申請スポンサーになってもらう為に
渡そうとする人が出てきて
ハワイの同クラブのメンバー達の間で
極めて ひんしゅくをかっているそうだ
・
・
・
菓子箱の底に現金・・・・
お土産の袋の中に 現金を入れた封筒・・・・
日本では 政治家や官僚
権力者にコネのある人への
特別依頼事項には
要求されなくとも
黙って そっと
相場の現金を用意するのが習慣だから?
・
・
これ アメリカではしない方がいい・・・
・
・
露骨に 嫌な顔をされる
・
・
もちろんアメリカの政治家も受け取るが
まず現金ではなくて小切手・・・・
それも
政治献金として 合法的に受け取りたがる
その後は 政治家も金次第・・・・
・
・
ワシントンで 有力な政治家に対し
議会の合間に 議事堂のロビーで
これらの政治家をつかまえ
何とか 法改正や規制撤廃を働きかける
だからこれを 昔から「ロビー活動」 と言う
・
・
ちと 話題が余談に・・・・
・
・
・
ハワイも 日本のように露骨な贈答はやらないし
もし このような現金の贈収賄が公になると
その権力者は 地位を失うくらい
「ダーティー」なイメージを受けるから
・
・
絶対にやらない方がいい
渡す本人のイメージもそうだけど
現金を受け取った連中も
その品格を疑われ 信用を無くし
ハワイのビジネス界で
A級戦犯なみイメージを被るから・・・
これを 一番嫌うわけだ・・・・
取り返しのつかないくらい 大変な迷惑だ・・・って
・
・
国が違えば 文化も違う
くれぐれも アメリカでは
Tipは 現金で弾んだとしても
この手の依頼事項に 現金
謝礼に 現金 は 厳禁! ?
・
・
昔 サントリーのハワイでの勤務中
佐治当時会長が
当地滞在中体調を狂わせ
ハワイの ある日本人医師にお世話になった・・・
・
・
・
帰国前 奥様から相談を受ける
「内田さん ○○先生に何かお礼がしたいけど
何が良いかしら・・・・」
・
・
「そうですね・・・・ アメリカでは現金謝礼は
くれぐれもお止めになった方が良いですし・・・
○○先生は よくレストラン・サントリーを
利用くださっているから 店の食事券を
200か300ドルほどで ご用意しましょうか・・」 と
・
・
そう Cash は非常に 気をつけるけど
額もそれほど大きくなく
感謝の意味で 「食事券」を用意し
「この度 お世話になりました・・
クリニックのスタッフの方を連れて 店で是非
一度お食事を・・・」って
・
・
そうね そうしましょう・・・
貴方 それで良いわね・・・って 奥様が会長に言う
・
・
会長
「あー それ ええな・・・ なら内田君300ドル分程の
食事券を 先生に持っておいてくれやー ・・・」と
・
・
○○先生
とても喜んでくれた
後日 本当にスタッフの皆を店に連れて行って食事をし
スタッフの皆から 大いに感謝されました・・・って
わざわざ 反対にお礼の電話をもらった
・
・
くれぐれも ハワイでは
封筒に何千ドル
菓子箱の底に何百ドルの現ナマ・・・・は
避けた方がいい
・
・
お礼や 依頼の気持ちが
伝わるどころか
その人自身が
「要注意人物」に 指定されてしまうから
・
・
2007年11月24日
契約
私は 普通どの顧客とも 短期長期に渡る
コンサルタントの仕事が発生する場合
契約書を交わすようにしている・・・・
・
・
と言っても 何十ページに渡る内容ではなく
1-2ページの 覚書が多い・・・
・
・
アメリカは 何でも契約社会
何でもかんでも 契約書で双方が
細かな 内容に合意しサインしてから
取引のお付き合いが始まる・・・
・
・
日本人は 契約書にサインする・・・と言うことは
知っており 比較的すぐサインをする
びっくりするくらい すぐに
「はい どこに署名するんですか?」 ってサインしてしまう
・
・
しかし アメリカ人は
なかなかすぐにサインをしない・・・
・
・
アメリカ人は 相手から出された契約書を
自分の弁護士や それに詳しい知人に
中身を見てもらい
そして 契約内容に自分の不利な点
または
付け加えたい 内容があると
それを契約相手と交渉する
・
・
相手も その依頼された変更・追記事項が
正当な内容であれば 当然契約書に
加筆修正を加える
・
・
・
契約書は お互いの主張を
双方の利益を、バランスよく
出来るだけ 「フェアー」に書き出し
双方が 合意したことを証明する
法的に最も有効な書類である・・・・・
・
・
日本人は しかし
この契約書の意味を理解し
合意内容を遵守することに弱い・・・・
・
・
契約書にサインしているのに
それを元に 相手が何か言ってくると
・
・
いや ちょっと 待った! それは困る・・・と
それは契約書ではそうなっているかも知れないけど
何とか考え直してもらえませんか? とか
言って ゴネる・・・・
・
・
日本の将棋にある
「待った」の文化か・・・
・
アメリカでは 日本人のこのやり方が
理解してもらえない・・・・
・
・
契約書上はそうなっていても・・・・
まあまあ・・・と 言ってくる日本人に
アメリカ人は 首をかしげる
・
・
アメリカ人には 「待った」のルールが無いからか・・・
・
・
日本人は 契約書はただの
紙の上の約束じゃないの・・・・と考える
しかし
アメリカ人は 契約書にサインしているじゃないの・・・と
主張する・・
・
・
残念ながら これ
契約社会のアメリカでは
どんな理由があっても契約書の内容が
100% 優先される・・・
・
・
もちろん
契約書の文章の解釈について
双方が 論戦することはあるけれど・・・
・
・
その項目は そう言う場合だけでなく
こう言うケースには 対象とならない・・・と考えるべきだ
とか主張をぶつけ合う
これは 最終法廷や調停で争えばいい
・
・
・
もちろん 周囲の環境の激変があり
双方の利益の為に
契約内容を 訂正することもある
これは 契約の中に入っており
もし そう言う事態が発生すれば
それを 「変更」する事が出来ると
記載されるのが普通だ
・
・
・
日本人は 最近は法律の意味を理解し
契約書の意味や 契約を交わす重みについても
だいぶ把握してはきているが
依然として
「人情」 とか 「これまでのお付き合い」で 取引を
考えすぎだ・・・
・
・
アメリカは多くの人種・移民で成り立っている社会なので
契約をしないと 後でそうなってもめることを
何百万回以上 経験し 法廷で争い
双方の 主張を戦わせてきている国なので
結果
契約書が全て・・・・だ
人情はほとんどの場合無視される
・
・
日本人として 私も最初はこれにどうも
納得が行かなかった・・・
・
・
契約上 そうでも
今まで こちらはこんなに頑張ってきたじゃないですか・・・
そこのところをもう少し理解して
考え直してくれませんか?って
・
・
しかし 米国社会で仕事をする場合
この契約関係が 結果
一番 楽なのに気づく
・
・
だって サインして約束したんだから
それで 納得するしかない・・・・・
・
・
泣いても笑っても
全く冷たい会社なんだから・・・なんて 憤ってみても
何も 始まらない・・・・
・
・
すっきり割り切って
契約どおりに考えると
次に この契約社会を味方に出来る
・
・
契約して 双方が納得して取引をする
・
・
慣れてみると これが一番簡単である・・・
・
・
・
・
仕事柄 私が双方の契約・覚書を
作成することもある・・
・
・
その時は 双方の希望を良く聞いて
それぞれの利益を考え 覚書内容に取り込み
ドラフトを作成する・・・・
・
・
それを双方に確認してから
正式な覚書を完成する・・・・・
・
・
日本人は あるいは日本の会社は
依然として 口約束が多い・・・・
・
・
契約書なんて そんな固い事言わないで・・・・
まあ共に頑張りましょうよ!って
・
・
出来るだけ 避けたほうがいい
これは・・・
・
・
・
双方 ビジネスで契約する間柄は
ビジネスが始まってから
色々と もめるものだから・・・
・
・
最初に 握手して
「よろしく、お願いします」なんて言っても
相手の会社の社長や 担当者が代わるとすぐ
いや それは
前任者がそう言ったかも知れませんが・・となる
・
冗談じゃない!
あの人がそう言ったんですよ 確かに・・・って
・
・
・
人事異動が多い日本の会社を相手にする場合
特に この約束を有効な期限と共に記して作成し
署名して 双方がそれぞれ 一通づつ保管する事・・・
これが大事だ・・・
・
・
アメリカでは最近結婚するにも
契約書を結ぶ場合が多い・・・・
・
・
それには 必ず離婚の条件が
入っているのはご存知の通り・・・
・
・
愛し合って 結婚する男女が
まず離婚についての条件に合意してから
結婚式を挙げる・・・・
・
・
何か ストンと理解できないが
考えてみれば ビジネス取引も
これに似ている・・・・・
・
・
最初はラブラブで、意気投合しても
人は気が変わるし
周囲の状況、経済環境も変化する・・・・・
世の中 <無常> だから
感情的には ちょっと空しい感がするけれど
何でも 取引は 「口約束」、「人情の関係」より
「契約書」 にしておくのが結果 一番安心である
・
・
2007年11月20日
ダサさ
私のボクシング姿は
あまり他人にお見せするようなものではない
写真なら 静止画像だからまだ良いけど
実際のスパーリングは 他人には見せられない
・
・
何故か?
それは当たり前である
ダサいから・・・・
イメージ下がっちゃうから・・・・
・
・
足がフラつき 息が上がり
そして何よりも
相手から無残にもバシバシとパンチを受けるから・・・
もう可哀想で 見ていられない・・・・
・
・
何でも 如才なくこなす内田さんとしては
そのイメージを下げることはあっても
逆は無い・・・・・
・
・
・
しかし 最近この自分のダサさとか
カッコ悪さが だんだん気に入っている
・
・
昔からスポーツをする時でも ファッションでも
流行や イメージにこだっわっている自分がいた
・
・
そりゃ 身だしなみでは今でも
TPOや清潔感は気にするけれど
・
・
自分の不甲斐なさ カッコ悪さに接し
若さに未練がありながらも
実際は出来ない・・・と言う
しっかり普通の惨めなおじさん姿を
本来の自分として正しく受け入れられるように?なってきた
・
・
不甲斐ない自分を見ると
反対にその自分のことを好きになれる みたいな・・・
・・・・本当は 哀れんでいるのかもね・・・・
・
・
昔から他人によく 言われた
「内田さんはいつもきちんとしていて、スキが無い」
「何でもテキパキと、そして本当に仕事が早いですよね・・」とか
「内田さんって いつも気が利いていますねぇ・・・」なんて
・
・
豚もおだてられると木に登る訳で
自分も そう言うお世辞に嬉しく酔いしれて
そんなイメージの自分を<懸命に>演じていたフシがある
・
・
・
ところが 今は
「両手が下がって 顔面スキだらけでパンチを食らう・・・」
「体力が無くて テキパキ素早く動けない・・」
「相手の動きを読み 気の利いたタイミングにカウンターパンチ・・
なんて 全然打てない・・」
・
・
しかし もう そんな何でも
上手に出来る自分のイメージなんかを
持とうなんて考えない・・・
・
血のにじむような訓練をして上達し
それを維持しよう・・なんて
到底無理な努力をするよりも
ま 自分の実力に合った
歯を食いしばるようなことの無い練習で
人生を生きる方が
かなり快適であることに
最近やっと気づき始めた・・・・
・
・
そう 実力も無いくせに
何でもカッコつけるから いけない・・・って
・
・
・
上手でなくても
「よいしょっ あー またダメか!」・・って
言いながら
自分のペースで 出来る範囲で頑張っていれば
それで いいじゃないの・・・と
だって他人に迷惑かける訳じゃないし・・・・
・
・
もともとプロになったり
全日本に選ばれるほど体力が
ある訳でもないくせに
あれやこれや 何でも手を出してきた・・・・
テレビで観る スーパースターや金メダル受賞者の
イメージを自分に重ねながら・・・・・(笑)
・
・
この歳になって
いつまでも若いつもりで無理はしない
・
まー 健康の為に
足腰強化を心がけ・・・
加えて精神衛生上のプラスになれば
そのくらいの気持ちで行ければ
十分じゃないか・・・って
・
・
内田さん あの それ
十分って言うより 十二分 っす!・・・・
・
えっ ! まだ欲張ってるかい?・・・・
・
・
はい
ちょっと カッコつけすぎです・・・・・・・・
あっ !・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・
・
・
・
・
・
・
・
あー ブログ「内田のハワイ日記」・・・・
内容はダサいけど
今日で 何と700本目だ・・・・
・
2007年10月12日
謙遜
謙遜は美徳である
思い切り 日本人的に言うと
謙遜できない人間は子供
自慢ばかりする人は 余程 幼い人間か
臆病な性格である証拠・・・・
・
・
でも アメリカでは ちょっと違う
Humbleness 「謙虚さ」と言う 考えや道徳心は
あるけれども
自分に関する 失敗談や弱みを相手に伝える
謙遜の美徳は 日本に比べてあまりしない
自分をあえて 卑下(ひげ)したり
これは 私の愚妻です・・・なーんて
絶対に! 口にしない
心の中で そう思っていても・・・(笑)
・
・
必要以上に 相手に自分や親族の弱点や能力のなさを
あえて話すような 文化はないものね・・・・
・
・
それよりも
私は これとあれが出来ます
とか
こう言う経験があり その分野に明るいです・・・と言う
・
・
小さい時からの 価値観や教育の違いだろう
自分なんかまだまだダメで・・・・ と言う日本に対し
自分はこんなに出来ます・・・・ がアメリカだ
・
・
最近 日本でも
自虐的な ジョークが流行っているけど
そのノリとは 違って
自分の 失敗談 挫折した時のことを
素直に 他人に話せる人は
本当は 自分に自信のある人だと思う・・・
・
・
変な 見栄もはらず
別に 成功談をこれ見よがしに話さず
聞かれれば 少し話す程度・・
・
・
私は 日本人だから
こちらの方が好きだな
・
・
だいち 一々全部言わなくても
ちゃんと<誰か>が見てくれているからね
その<誰か>の評価と審判の方が
はるかに 人間の人生に大きな意味を
持つと信じているから・・・
・
・
人間相手に自慢したり
自分の実績なんかを誇示していても
一生 低空飛行でしょう・・・・
・
・
・
・
今 報告書を書くよう 顧客から依頼を受けている
これまで 内田さんが やってきてくれた業務の中身を
全て 書き出して報告いただきたい・・・・と
・
・
こちらから その顧客との顧問契約を
解約させていただくお願いを
先方が 承諾してくれて
その引継ぎ資料を作って欲しい・・・・との主旨
・
・
さて 困った・・・
謙遜が美徳と考える内田さん としては
どう書いたら良いか・・・
・
・
アメリカ人のように
あれも これもしました
それも私が全部やりました・・・って
言えない性格だし・・・
・
・
その内容を全て書き出すと
先方は きっと驚くに違いない
・
・
えっ! そんな事までやってくれていたのですか・・・って
たぶん そう驚くと思う・・・
・
・
あれ しておきました これも 私が
あ それから これは私がチェックして
指導し作成したものです・・
それにより こんな良い結果が生まれておりまして・・・・って?
・
言えねぇ な ・・・・・
というより 言いたくないよね
いちいち あれもこれも俺が全部やった!」みたいな内容じゃ
自慢話とか 恩着せがましい話しになるだけ・・・・
そう自分で感じてしまうから
・
・
さて どうしたらいいか・・・・
これは 数日 瞑想しないといけない・・
・
・
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2007年09月13日
NO
ロンドンとハワイで仕事をしていると
日本と一番違うのが
相手との会話の思考だと思う・・・
・
・
日本は 何でも まず
「はい そうですね」 が基本
何かを頼まれて 断る場合も
「はい そうですね。 しかし ~」である
「はい。 最大限努力します・・・」 なんて・・・
・
・
日本人の会話はまず Yes が根本にある
和を以って尊し とする文化が根底にあるから
・
・
でも 欧米で仕事をしていると
気がつくと日頃の会話に
No を言う時の方が多い
・
・
・
私も最初は ノー と言うと
相手が嫌な気分になると心配して
なかなか ノー を言えなかった
でもこれ
慣れてくると言えるようになってくる
・
・
言える 言えないよりも
出来もしない事を イエス と答えるほうが
後で 厄介になるから
止めた方が良い
・
・
最初に 勇気を出して
相手の気持ちなんか 気にせず
No I don't ! と言う・・・・・・・・
・
・
予想する以上に 相手はケロっとして
OK ! バ~イ! で終わりである
・
・
もちろん 何でもかんでも
No No ! 言っていたら誰からも相手にされなくなるけど
特に 自分が責任者だったり
管理職の場合
言うべき時 出来ない時
それを するつもりも予定も無い場合は
しっかり No と言わないといけない
・
・
Yes, But も相手を混乱させる
米英では Yes は 100% 「了解、いいですよ」
の意味だから
・
・
あえて 冷淡に断ることに気が引ける場合は
むしろ No, but ~ である・・・・
・
・
それは出来ません
でも こちらの方法ならお受けしましょう・・・・
・
・
今はダメです しかし来年
こういう内容と金額ならお受けしましょう・・・って
・
・
日本的な その場の雰囲気を壊さない文化も
とてもよいところがあるけど
米国で 交渉やビジネスをする場合
はっきり No を言える練習をするべきだ・・・
・
・
私の経験から言って
まず No を先に言って
後に 別の方法でお互いの要求や主張を
すり合わせる方が
自分の信用や人望につながり
うまく行くことが多い
・
・
「断る」のは決して失礼ではない
出来もしない事を やるつもりもない事を
意味の無い笑顔で Oh Yes !と言って
そのまま 放っておく方がむしろ始末が悪い
・
・
・
無理な事に対して
No をはっきり言えることは
結果 相手に対する心遣い
お互いの信用につながる
・
2007年08月23日
避暑・避寒
ロンドン勤務時代
欧米の人の 休暇の過ごし方を
垣間見て なるほどと思った
・
・
世界のお金持ちは
暑い時には 涼しいところへ
寒い時期には 暖かい所に休暇に出かける
・
・
普通の人はなかなかそうは行かないけど
日本人のスタイルと やや違っていた
・
・
日本人は ひたすら耐える
暑かったら クーラーかけて
かき氷 食べて
あー暑くて たまんねーよなー ・・・って
灼熱の太陽の下 海水浴に行く・・・・・
・
・
欧米の人は 憎らしいほど
この辺の 対応が上手だ
・
・
ロンドンでは 冬には雪こそそれほど降りはしないが
かなり冷え込む・・・
・
・
11月 から 2月頃までは
午後3時頃からもう外は暗くなる
日中の気温が摂氏 2-3℃ なんてこともあるし
・
・
暗くて 雨の多い 寒いロンドンの冬は
お年寄りには やっぱりきつい・・
・
・
そうすると皆
さっさと 南フランスとか スペインに
避寒に出かける・・・
・
・
当分 帰ってこない・・・
日中の気温が15℃くらい暖かくなるまで
ロンドンに戻らない・・・
・
・
へー そんなに長い間
自宅を空けて 休暇に・・・・って
・
・
もちろん リタイヤーしたお年寄りが中心だけど
日本人みたいに
季節に 服装や体調を必死に合わせて
この時期は 毎年こうだからって
歯を食いしばって我慢する・・・・ という文化があまりない
・
・
季節に合わせて
自分が住んだり 滞在する場所を変えて
体調や健康を維持する
・
・
元々 地元 実家 故郷とか言って
その生まれ育った あるいは住んでいる土地に
愛着と土着性のある日本人は
別荘を持っている人たちを除き
なかなか 長期に自宅を留守にする事もできないし
そんな発想すらなかった・・
・
・
ところが
最近 インターネットの環境さえあれば
必ずしも 会社のあるところで仕事をしなくても
良くなっているので だんだん
ハワイにも 長期滞在する人が増えている
・
・
日本の猛暑や 極寒を避けて
ハワイで 3ヶ月のビザ不要の観光期間
ゆっくりしながら 日本の激しい気候から「逃避する」 のも
一つの生き方である
・
・
大変な気象条件も 長期間続くと
そりゃ 若い人でも体調が狂うしね・・・・
・
・
我々日本人も 欧米の人みたいに
可能な限り 酷暑 極寒を避けて
自分の身体をいたわる 休暇 旅行 そして
ライフスタイルを 実現してゆきたいものだ
・
・
2007年08月16日
放送禁止用語
日本でも アメリカでもある
放送禁止用語・・・
・
・
暴力、性的な、そして差別用語など・・・
放送で禁じられている言葉がある・・・
・
・
アメリカでテレビを見ていると
ピー と言う 雑音で消される・・
時々 最初から最後までピー ピー って
その人が 一体何を言っているのか
分からないほど
お下品な番組 出演者がいるけど・・
・
・
まー 暴力とセックス
そして殺人や戦争の好きなアメリカでは
尽きる事がない・・・・ と言うより
付き物・・・だ
・
・
でも これテレビだけではなく
我々も普段日常の仕事や職場でも
使ってはいけない・・
・
・
・
アメリカではこういうお品のよろしくない言葉を
よく F-word と言う
そう F○○K You ! って言うから
略して? F-word ・・・
・
・
日本語でも 通常使うと非常に相手に失礼な
あるいは 喧嘩になるような言葉がある・・
・
・
最近 ある日本人から この日本語F-wordを
浴びせられた・・・・
・
・
えっ ? 内田さんが?
そう 私が言われた・・・
別に私のミスでもないし
つまらないことだけど
彼にとっては 頭に来たのだろう・・・
・
・
「てめえ この野郎!」 って言われた
おー こいつ 下品な正体が出たな・・・って
・
・
売り言葉に買い言葉・・・・
こっちも 間髪入れず・・・
何だ? てめえ このボケ野郎が・・・
金持っているからって 威張るんじゃーねーよー!って
・
・
言った?
・
いや 言わなかった・・・
ぐっと心の中でこらえた・・・・・
だって やり返したら
そいつと 同等だものね・・・・
・
・
世の中 口を開けば
F-word が染み付いた 人も多い・・・
・
・
きっと 何とも言えない 不幸と
怒りやひがみ・・・それと
他人から受ける本当の愛情が欠如している人なんだろうな・・・って
そう 可哀想に思う・・
・
・
放送で禁止する以外に
職場でもし誰かが そんな言葉を吐いたら
上司や責任者は しっかり対応しなくてはいけない
学校の教室と同じ・・・
・
・
こら! ○○君!
今 何つった?・・・って
厳しく 追及する・・
・
・
○○君 ちょっとこっちへ来なさいっ!
あのね
そんな言葉 この会社や職場で使ったら
アカンよ・・・って
・
・
最初は イエローカード・・・口頭注意でよい
でも 再度 ○○君がそんな言葉を使ったら
文書で注意 警告・・・・・・・・・・・
おー!
・
おー! じゃないっ!
・
・
そこまで やりますか・・・
当たり前です!
・
・
こういう言葉は 野放しにしていてはいけない
しっかり本人に自覚 反省させ
改めさせる・・
・
・
社会でそのくらい
伝染性のある危険な
悪性ウイルスみたいなものだから・・・・
・
・
放送禁止用語
日本でも アメリカでもある
放送禁止用語・・・
・
・
暴力、性的な、そして差別用語など・・・
放送で禁じられている言葉がある・・・
・
・
アメリカでテレビを見ていると
ピー と言う 雑音で消される・・
時々 最初から最後までピー ピー って
その人が 一体何を言っているのか
分からないほど
お下品な番組 出演者がいるけど・・
・
・
まー 暴力とセックス
そして殺人や戦争の好きなアメリカでは
尽きる事がない・・・・ と言うより
付き物・・・だ
・
・
でも これテレビだけではなく
我々も普段日常の仕事や職場でも
使ってはいけない・・
・
・
・
アメリカではこういうお品のよろしくない言葉を
よく F-word と言う
そう F○○K You ! って言うから
略して? F-word ・・・
・
・
日本語でも 通常使うと非常に相手に失礼な
あるいは 喧嘩になるような言葉がある・・
・
・
最近 ある日本人から この日本語F-wordを
浴びせられた・・・・
・
・
えっ ? 内田さんが?
そう 私が言われた・・・
別に私のミスでもないし
つまらないことだけど
彼にとっては 頭に来たのだろう・・・
・
・
「てめえ この野郎!」 って言われた
おー こいつ 下品な正体が出たな・・・って
・
・
売り言葉に買い言葉・・・・
こっちも 間髪入れず・・・
何だ? てめえ このボケ野郎が・・・
金持っているからって 威張るんじゃーねーよー!って
・
・
言った?
・
いや 言わなかった・・・
ぐっと心の中でこらえた・・・・・
だって やり返したら
そいつと 同等だものね・・・・
・
・
世の中 口を開けば
F-word が染み付いた 人も多い・・・
・
・
きっと 何とも言えない 不幸と
怒りやひがみ・・・それと
他人から受ける本当の愛情が欠如している人なんだろうな・・・って
そう 可哀想に思う・・
・
・
放送で禁止する以外に
職場でもし誰かが そんな言葉を吐いたら
上司や責任者は しっかり対応しなくてはいけない
学校の教室と同じ・・・
・
・
こら! ○○君!
今 何つった?・・・って
厳しく 追及する・・
・
・
○○君 ちょっとこっちへ来なさいっ!
あのね
そんな言葉 この会社や職場で使ったら
アカンよ・・・って
・
・
最初は イエローカード・・・口頭注意でよい
でも 再度 ○○君がそんな言葉を使ったら
文書で注意 警告・・・・・・・・・・・
おー!
・
おー! じゃないっ!
・
・
そこまで やりますか・・・
当たり前です!
・
・
こういう言葉は 野放しにしていてはいけない
しっかり本人に自覚 反省させ
改めさせる・・
・
・
社会でそのくらい
伝染性のある危険な
悪性ウイルスみたいなものだから・・・・
・
・
2007年08月12日
自動車
今 乗っている車が 買ってからほぼ5年になった
そろそろ この秋口には新車に乗り換えようか・・・
と考えている・・・
・
・
・
ある顧客がハワイに来ていて
あれこれ 話しをしていると
彼も 中古のセドリックを そろそろ
レクサスに乗り換えようか と考えているとか
・
・
私も レクサスの LS 460が 欲しいなと
思っていたので 話しが盛り上がった
・
・
日本では 社長は
やはり運転手付きの高級車で
日々 移動するものだ・・・と
・
・
彼は 取引銀行からそれを買うように
勧められているそうだ・・・・・
・
・
そうですか・・・・
日本の社長さんは 乗っている車で
経営状態や 会社の規模などを
測られるからね・・・・・
・
・
「年商 70億円の社長が中古のセドリックじゃ世間体が・・・」って
ふーーん その通りだ
日本は 会社の社長が
ホテルや会場に乗り付けるときに
車の車種が 一つの名刺代わりになる
・
・
ハワイに永く住んでいると
この日本の社長さん社用車文化を忘れていた
・
・
私も 一応社長なので?
そういう文化を気にしないといけない・・・
だって 顧客の多くは日本人だから
・
でも 内田さんとこ 年商は?
ぐっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・
・
でも 最近レクサスから違う車にしようかと
迷っている・・・
・
・
だって レクサスはやはり高いし・・・運転手は自分だし
・
最近ガソリンも 高い・・・・
・
ビルの駐車場のスペースは
コンパクトカーのLotばかりだし
・
毎日だいたい 一人で運転して移動しているし
・
あまりピカピカの高級車に乗っていると
ハワイでは ボディーに引っかき傷を付けられる・・
・
ゴルフバッグや空港からの荷物も載せる場合があるので
小さいSUVでも選んで 普段は後部座席を倒して乗ろうか・・・なんて
・
・
・
ハワイやアメリカでは
車の車種で その会社や経営者の実力を
判断する文化は 日本ほど無いからな・・・
・
・
うーーん どうしたもんか
・
・
別の友人に アドバイスされた
内田さん 車は一年落ちの中古に限ります・・・って
新車は 無駄な投資・・・・
・
・
一年違うと 購入価格は 2割違ってきますよ・・・・と
・
・
うーーん 確かにそうだ・・・
こりゃ 当分迷いそうだ・・・
・
・
どちらにしても
実利を選んで 買い換えようと思う・・・
・
さて今夜は 車の夢でも見ながら・・・・・
自動車
今 乗っている車が 買ってからほぼ5年になった
そろそろ この秋口には新車に乗り換えようか・・・
と考えている・・・
・
・
・
ある顧客がハワイに来ていて
あれこれ 話しをしていると
彼も 中古のセドリックを そろそろ
レクサスに乗り換えようか と考えているとか
・
・
私も レクサスの LS 460が 欲しいなと
思っていたので 話しが盛り上がった
・
・
日本では 社長は
やはり運転手付きの高級車で
日々 移動するものだ・・・と
・
・
彼は 取引銀行からそれを買うように
勧められているそうだ・・・・・
・
・
そうですか・・・・
日本の社長さんは 乗っている車で
経営状態や 会社の規模などを
測られるからね・・・・・
・
・
「年商 70億円の社長が中古のセドリックじゃ世間体が・・・」って
ふーーん その通りだ
日本は 会社の社長が
ホテルや会場に乗り付けるときに
車の車種が 一つの名刺代わりになる
・
・
ハワイに永く住んでいると
この日本の社長さん社用車文化を忘れていた
・
・
私も 一応社長なので?
そういう文化を気にしないといけない・・・
だって 顧客の多くは日本人だから
・
でも 内田さんとこ 年商は?
ぐっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・
・
でも 最近レクサスから違う車にしようかと
迷っている・・・
・
・
だって レクサスはやはり高いし・・・運転手は自分だし
・
最近ガソリンも 高い・・・・
・
ビルの駐車場のスペースは
コンパクトカーのLotばかりだし
・
毎日だいたい 一人で運転して移動しているし
・
あまりピカピカの高級車に乗っていると
ハワイでは ボディーに引っかき傷を付けられる・・
・
ゴルフバッグや空港からの荷物も載せる場合があるので
小さいSUVでも選んで 普段は後部座席を倒して乗ろうか・・・なんて
・
・
・
ハワイやアメリカでは
車の車種で その会社や経営者の実力を
判断する文化は 日本ほど無いからな・・・
・
・
うーーん どうしたもんか
・
・
別の友人に アドバイスされた
内田さん 車は一年落ちの中古に限ります・・・って
新車は 無駄な投資・・・・
・
・
一年違うと 購入価格は 2割違ってきますよ・・・・と
・
・
うーーん 確かにそうだ・・・
こりゃ 当分迷いそうだ・・・
・
・
どちらにしても
実利を選んで 買い換えようと思う・・・
・
さて今夜は 車の夢でも見ながら・・・・・
2007年07月21日
任せる
日本とアメリカの職場を見ていて
仕事を「任せる」と言う 中身が違うのに
気づく・・
・
・
アメリカは 徹底して 仕事の
役割分担 権限が それぞれ別に
詳細に与えられているから
分かり易い・・・・
・
・
組織の それぞれの役割 責任がはっきり
分かれているから
むしろ 他人に何かを任せる・・・・と言うより
人それぞれに それぞれの役割を果たすと
組織が動くようになる・・・
そんな感じかな・・・・
・
・
何でも 細かく分業の社会・・・
「おー それは私の仕事ではありません・・」の世界だ
・
・
一方 日本
これは お互いが協力する とか 助け合う・・・
和を以って尊しとする・・・・文化がある・・
・
・
同僚の仕事でも 自分に手が空いていれば
手伝うのが 当たり前・・・
・
・
どっかの組合のあるホテルみたいに
他の従業員の仕事を手伝うと
組合員規則に抵触し 怒られる・・・なんて
ありえない・・
・
・
同時に 日本では 上司がいかに部下を育てるか・・・
そんな議論やより良い手法も
多くの本や セミナーで教えられている
・
この時に 出る言葉
「任せる」・・・・・
・
・
うん 君に任せた・・・
そうか 君の考えでやってごらん・・任せるから
・
・
自分も こんな上司の言葉には
自分を信頼してくれた・・と言う
嬉しさを感じたように覚えている・・
・
・
しかし 任せる と言う言葉の意味を
知らないで 任せている上司が多い・・
・
・
任せる = 自分は知らない・・・とか
任せる = あー これで楽になった 先に帰ろう・・・って
勘違いしている 上司が多いのね・・
・
・
部下に 仕事を任せるのは
結構手間がかかるものだ・・・
動き回る時間は少ないかもしれないけど
その部下の仕事の進め方 経過を把握し
そして
ちょっと脱線しそうになったら注意してあげる
・
本人の経験の為に
わざと脱線させることも それはあるにはあるけど
基本的には 全てに責任を持たないとダメ
・
上司自身が 自らの上司から
経緯説明を求められたら
全部言えないと ダメ
これを あー ○○君に任せているので・・・なんて
言っちゃうと 一巻の終わり・・・・
・
任せる・・・の 言葉の意味を履き違えて
パチンコ行ったり 直行直帰していると
墓穴を掘る・・
・
・
部下に 任せるよ・・・には
最後は自分が責任を取るから
経験の為に やってごらん・・・
でも 経緯は全部報告してね・・
これが 正しい・・
・
・
上司は そこで余裕が出た時間に
サーフィンしたり マージャンやってないで
他の仕事をする
・
・
新規の 顧客開拓とか・・・
新しい組織や担当替えのこと・・・
・
・
そして 一人でスタバでも行って
「考える」 仕事をする・・
・
さてこの仕事の出来によっては
彼に今後どんな仕事を任せてみようか・・・とか
・
・
これから どんな広告戦略を打つか
下半期は 何と何を 実行するか・・
それには △△を育てないと無理だな・・なんて
・
・
これが 本来の上司の仕事なんだから・・
・
そして 任せた部下から携帯に電話がある
あのー 済みません
このお客さん こう言って怒ってるんですけど・・・・って
あっ そう・・すぐ行くから
・
・
任せる と言う意味を間違えないように
任せる と言って飲みに行かないように
いつでも 待機し かつ
任せた人が 仕事がし易いように
やる気が 出るように
後ろで 黙って臨戦態勢で
しっかり 構えていてあげる・・・・・
・
・
これが部下に仕事を 「任せる」・・・の
本来のあるべき姿である・・
・
・
2007年06月24日
携帯文明
日本からあるプロジェクトで来布している人から
聞いた・・・・
日本の携帯文明について・・・
・
・
携帯無しには生きていけない時代が
日本に来る・・・ もう来ているって
・
・
最新のワンセグの携帯画面を見せてもらった
あらまー 綺麗で見易い・・・
・
・
これでテレビを見ても 老眼でない
若い人なら全く問題ないだろう・・・・
・
・
電話とメール以外に
支払いや 情報入手も
買い物でも チケットの予約・購入でも
それに ブログもメルマガも
何でもできるんだから
財布を落とすよりも 携帯をなくす方が
大問題 だ と言う意味が分かる
・・
今や 日本や韓国の携帯電話文明は
世界で最先端を行っているとか・・
・
・
道理で 日本出張中 電車で皆 携帯で
カチャカチャ やっている訳だ・・
・
・
月の携帯電話代・・・・
アメリカでは通常数十ドルの人が多いと思うけど
日本では 普通1万円前後
それが 女子高校生になると
何と 月額2~3万円になるとか・・
・
・
携帯文明で 被害を受ける業界
お菓子や少年少女を対象とした雑誌・・・
それに
レコードや音楽CDなども 既にネット文明で
青息吐息 とか・・・
・
・
子供が二人 三人いる家庭の
一ヶ月の携帯電話代合計が
数万円・・・・・ ! おー!
・
・
日本のお父さん
稼いでも 稼いでも
月のお小遣いは増える訳がない
・
携帯電話代で 家族で年に一度
ハワイへ行く旅行費用が
携帯電話代に回る
もう海外旅行費用は
捻出できない!
・
ハワイの日本人観光客数減
影の理由・・・実は この携帯電話代だった?!
・
・
可処分所得・・・
英語で Disposal Income と言う・・・
・
・
世の中 何でもかんでも
経費がかかる時代だ・・・
・
・
豊かな国ほど
保険、通信、教育、レジャー費用に
家計が益々圧迫される・・・
・
最も豊かな国に住んで
経済的豊かさを感じない・・
・
・
何かストン と来ないねー
・
携帯文明の 便利さと維持費の高さ
そして それに振り回される人間と世の中
商習慣と決済の流れ・・・
・
・
これを おじさんチックに嘆いて
ため息ばかりつくか・・
・
それとも
この文明を 利器として活用するか
物は考えようだ・・・
・
MKUでビジネスセットアップをお手伝いしている
米国ハワイから、日本市場をターゲットにした
この携帯文明にアクセスする新しい物販の
仕組みを構築するプロジェクトが いよいよ
この秋から始動する
・
・
ここ数ヶ月
私自身 この時代の流れについて行く為
必死に未使用の部分の脳を刺激している・・・
・
置いてけぼりをくらわぬよう・・・・
マジに懸命だ
2007年03月28日
戦争
日本では 久しぶりに義両親と一緒に
湯河原の温泉に出かけた・・・・
春休みの時期だが、桜の開花の前
まだ道も空いていて 東京から2時間弱で
宿に到着した・・・・・
・
・
義両親は共に 80歳を超えている
まだまだ元気である・・・
この年代の人は
今の日本の豊かさ 国の根幹を造ってきた世代だ
・
・
第一次世界大戦後、
日本経済は大きく急成長を遂げたが
大戦が終結して諸列強の生産力が回復すると、
日本の輸出は減少して戦後恐慌となった。
・
・
更に昭和2年には、関東大震災・・・・・・
そして金融恐慌・・・・
この世代が生まれた頃は
日本が本当に大変だった時代
・
・
そして 彼らの青春時代は 第二次大戦・・・・
人生で最も多感で本来花であるべき時代に
困窮 と 食糧難
徴兵 や 空襲を経験する・・
・
・
戦後 日本の焼け野原からの驚異的経済成長は
世界でも 他に類を見ないほどの奇跡だと言われている
・
・
この世代があって 今の我々の世代があるように思う
・
・
最近の日本で食卓に所狭しと置かれる
ご馳走の数々・・・
それを 平気で残して 捨てる文化・・
・
・
食べすぎでダイエットに熱心で
贅沢病である成人病予防に 気を配る・・・
・
・
ここまで 日本が変わるとは・・
この世代の誰が 予想しただろうか・・・
・
・
義両親は 月に一度
この湯河原の温泉に来るのが
一番の楽しみのようだ・・・
・
・
確かに お湯も良いけど
空気や 街の様子が都会と違い
ホッとさせてくれる
・
・
ハワイでも この世代の日系人が
移民でハワイに来た、親達と共に
異国の地で 懸命に働き
信用を得て 今のハワイの日系社会を築いてくれた
・
・
そのお陰で 我々ローカルジャパニーズも
日本から来る観光客も
人種差別も受けることなく
居心地の良さを 実感する事ができる・・
・
・
あるアメリカ人が こんな事を言っていた
米国が大国として 世界のリーダーとして
その役割を果たす裏側には
実は <戦争>がある・・・と
・
・
第二次大戦
朝鮮戦争
ベトナム戦争
湾岸戦争に イラク戦争・・・・
・
・
米国は 大体 10年~20年の周期で
世界のどこかで戦争をしている・・・
・
・
この戦争に従軍し 米国内に戻ってきた将兵は
一部の人を除き
国で 中心として活躍しているとか・・・
確かに<生死の境>を経験した世代は
仕事でも 国づくりでも半端な根性ではなく
その役割を責任をもって果たす・・
・
・
・
軍で 徹底した愛国心と
敵と戦い どう相手を殺すか・・を
教え込まれた人間が
国を 強くするのだ・・・って
・
・
なるほど そう言われればそうかも知れない
だけど ずいぶん関係のない女子供 お年寄り
多くの民間人が
その戦争に巻き込まれて 殺されている
ちょっと 乱暴過ぎないかい? その理論は・・
・
・
イラク戦争・・・・
もういい加減にして欲しい
・
・
日本は 憲法9条を改正する流れだ
その潮の流れは もう止められないような・・・
国の指導者が徐々に
その下地作りをしているような・・・
・
・
戦争を恒久的に放棄し 平和国家となる決意をした日本も
そろそろ 方向転換か・・・
・
・
しかし両親の世代 誰に聞いても
100% 戦争は絶対にやってはいけない
あんな悲惨な事は 絶対にダメだ・・・って言う
・
・
その 人達の悲痛な声が
だんだんと薄れてくるのが分かる
・
・
人間は とかく争う動物だし
世界史は 戦争の歴史だし
地球上で、戦争の無かった時代は皆無だし・・・・
・
・
湯河原で両親と共に過ごした二日間で
両親の年代は 今の日本を
いや これからの日本を
どう思い案じているのか・・と
・
・
自分の世代は何をしたら良いのか
どう生きて 次の世代に何を残したら良いのかな・・・
なんて考えてしまった・・・・
・
自分もそんな事を 思う年代になってきたようだ
2007年03月12日
何の為に
死んだ気になって 頑張れ!
・
・
・
・
ハワイでミーティングの最中
ある日本から赴任したマネージャーの言うことを
ハワイの現地従業員に通訳していたら
そう言うフレーズが出た・・
・
・
通訳できない
・
・
戦争だって 兵隊が死なないように
近代的な装備で 効率よく敵と戦う国で
敵の銃弾で怪我をしたらヘリで病院まで輸送し
一兵たりとも 無駄に死なせない文化を
持っている国の従業員に
「死んだ気になって働け!」と言う日本語の
適当なフレーズが 思い浮かばなかった
・
・
確かに 分かる
死んだ気になれば 火事場の馬鹿力が出るのは
・
・
でも 毎日仕事で馬鹿力出しても 仕方が無い
だいち 続かないでしょう・・・
・
・
日本人は 究極まで
あるいは 全てを投げ打って事に当たる
そういう精神が好きだ
・
・
アメリカでは ちょっと違う
効率的に 仕事をする
Efficiency を 多分に意識する
・
・
日本も昔に比べると
最近だいぶそうなってきてるかな・・
・
・
体育会 出身の自分は
この「死んだ気になって」も分かるし
アメリカの
「意味のない事はしない、 能率重視」
あるいは
「人命を軽視しない」 そんな文化も
アメリカに住むようになってから
よく分かってきたような気がする
・
・
映画「硫黄島からの手紙」や「男たちの大和」を観て
昔の第二次大戦中の日本軍が
いかに多くの日本兵を
無駄死にさせたか
その自虐的な、人命軽視
死を美徳とする思想/哲学に
吐き気がしてしまった・・
どれだけ多くの日本兵が
国と軍部の上層部から見捨てられたか
・
・
アメリカ人は とかく
It doesn't make sense と言う
そんなこと意味無いよ・・・って
・
・
アメリカでは
道路の交差点のほとんどで
赤信号でも 右折できる
左から来る 車に十分注意を払えば
信号が青になるまで そのまま待たなくて良い
Stop and Go 出来る
・
・
だって 無駄だから・・
・
・
無駄は 効率の悪い事
してはいけないことである・・
・
まして 無駄死には
一番 してはいけない
いや
一番<させてはいけない>ことだ
・
・
組織でも上になればなるほど
効率的に・・・を考えなくてはならない
社員を無駄死にさせない(無駄に働かせない)為にも
上層部は 無駄な事は一切避けなければ
責任者としての
職務遂行能力を問われる・・・・
・
・
効率的に 能率よく
結果を出す
・
・
意味のない事は 極力避ける
そしてどうしても それを実行しなくてはならない時
戦艦大和の 乗組員が出撃前に悟った
「自分達が この戦争に敗けることによって
今の日本が生まれ変わる為に死のう・・・」って
そう言う意味を 見つけてから
出撃するべきだ・・・
・
・
人生 「何の為に」 を常に自問していないと
生きることも 働くことも わびしく感じるから
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
何の為に こんなこと・・・・??
2007年03月10日
確定申告
アメリカは 今 確定申告の時期である
2月15日から3月15日までが 法人の確定申告
3月15日から4月15日までが 個人の確定申告の期間
皆 昨年2006年度分を 申告する
・
・
英語では Tax Return と言う
そう 税金還付・・・・だ
・
・
でも 税金が戻ってくるとは限らない
昨年の収入によっては
追加で税金を払う必要も出てくる
・
・
ハワイでも この時期は
意外と消費者の財布の紐が固くなる・・・
・
・
日本では ほとんどサラリーマンが源泉徴収され
確定申告をする人としない人がいるけど
アメリカでは 基本的に収入を得た人は皆
翌年に 確定申告をする
・
・
だからアメリカに住む人は
自分が納税している・・と言う 意識が
自然と高くなる
・
・
日米の面白い税金の違いに
相続税がある
日本は 人が亡くなると
その法定相続人が 相続税を納税する
・
・
アメリカでは ちょっと違う
基本的に亡くなった その本人が納税する仕組み
・
・
死んだ人が 納税する・・・なんておかしいけど
死んだ人が その死亡した年の確定申告をすると言う
理屈になる・・
・
米国では
相続税と言う 言い方とは違う
遺産税と言う 概念がある
遺産を残した人が払う税金・・・??
・
別名 死亡税 とも言うくらい
死ぬのにも 税金を取られる!
・
・
もちろん 亡くなった人が
書類にサイン出来ないから
故人に代わり遺産財団が組まれ、
遺産管理人または遺言執行者による
精算業務がなされる仕組みになっている・・・
・
・
法的に有効な Will 「遺言」が無い場合
この相続手続きはとても時間と手間がかかる
・
だからアメリカのお金持ちは
弁護士を雇って
生きている間に
いかに この遺産税を少なくするか・・と言う
合法的節税 遺言書の作成に
費用と時間をかける・・・・
お金持ちも大変だ・・
・
・
確定申告の時期になると
つくづく 思う・・・
・
・
あー 税金を取られているなーって
・
・
よく 個人が経営する会社は
売上げから 何でも経費で落とし
時には 他人から領収書をもらってまで
どんどん 経費を落として赤字にし
税金を払わないように
「一生懸命」 な場合が多い
・
・
そうだよね
税金取られると悔しいし
損した気になるし・・・・
・
・
儲かって仕方がない会社や個人は
赤字の会社を買収したりするくらい・・・
その会社の累積赤字を買って
納税額を少なくする・・・!
おー !
・
・
起業して 会社がある程度利益が出るようになり
一生懸命 納税<しないよう>
赤字経営を続ける社長さんには
こうアドバイスしている
・
・
法人経営をしていて
会社やビジネスに価値が付くのは
納税するようになってからですよ・・・って
・
・
日本でも同じ
今年は 売上げが伸びて
このままだと 利益が出てしまうので
赤字決算にする為に
社員旅行の名目で、ハワイに来ました・・・なんて
・
・
でも ハワイに投資を考え
ビジネス進出を考えている経営者は
極力 単年度の決算を黒字にするべきだ
・
・
赤字の会社には
移民局もビザの発給をしないことがほとんど
・
・
税金は 稼いだ以上には取られない
とにかく 税金を取られるのが嫌か
あるいは
納税して 一人前の企業として
次のレベルに上がるチャンスを掴むか
それぞれの経営者の考え方だと思う・・・
2007年03月04日
おごり
今日は 僕のおごり!
そう言われると誰でも嬉しいものだ
えっ ホント? どうもすみません・・・って
・
でも 人間 偉くなったり
ちょっとビジネスが成功したりして
見えるようになる 「おごり」 は
本当に 気をつけないといけない
・
石原都知事は2期目に入って 「おごり」が見える
立候補した浅野元宮城県知事が
今回の都知事選を前にそう批判している
・
東京都の平成19年度予算規模は、一般会計で
何と 6兆6020億円・・・・
すげー! と思ってしまう・・
・
こんな大きな 地方自治体の親分だから
威張っちゃうのかもしれない
・
自分の親戚や近い人に
都の接待費を使って「おごって」しまうのもなるほどだ・・・
感覚が麻痺するんだろう・・・
・
・
ハワイに いるとたくさんのお金持ちと会う
皆 必ず話題にする事がある
飛行機は どのクラスで来たか
ホテルは どこに泊まっているか・・・
あるいは
どこのコンドミニアムの何階のユニットを
所有しているとか・・・
・
良く見ると
皆 やはりちょっと「おごり」が見える
<おごり高ぶり>は 成功した人達が
最も 簡単に 足を踏み外す
落とし穴だと思う・・
・
・
ちょっとした仕草
椅子に座る姿勢・・・
他人に物事を頼む時の 態度・・・
レストランでの ワインの選び方
・
ちょっとした 危険水域を超えている方が
結構いらっしゃる・・・
・
自分も 成功したら
あー なってしまうだろうな! なんて
「未だ」 そこまで行っていないくせに
反面教師として 肝に銘じて
拝見してしまう
自分にも そういうところが
多いにあると思うから・・・
・
・
<成金>と <一流>は違う・・・
これまで ロンドンや 東京 ハワイで
色々な方とお会いして
悟った事・・・
・
アメリカでも 成金はバカにされる
最近アメリカでも リムジンに乗って
豪遊するのは もう ダサい・・
・
成功した一流の人は
リムジンなんか 乗らない
そう 「エコ カー」に乗る
・
着る物や アクセサリーも
あまり ド派手にしない・・
・
・
アメリカにいると
皆 自然と気をつけているのが分かる
誘拐されたりしないように
派手にしない・・・
・
妬みや 嫉妬を買わぬよう
あまり 超ド派手にしない・・
・
・
「おごり」・・・
本当に 気をつけていないと
人間 すぐ調子に乗って
おごり高ぶる・・・
・
不思議と おごりのある人に限って
おごってもらうのが好き・・・?
話題が 混同してる・・!
・
私も一人 ある社長さんに
近く一杯飲みながらでも
アドバイスしようかと思っている・・・
・
友人として・・・
あのね 最近貴方の椅子の座り方
ちょっと気をつけたほうが良いよって
そう 言ってあげようと・・・
・
もし私のアドバイスを聞いて
機嫌が悪くなったら
彼とつき合うのをやめれば良い・・
・
きっと 彼にそんな事を言ってあげられるのは
今はもう私くらいしか いないと思う・・
2007年02月14日
バレンタインデー
今日14日は バレンタインデー
日本では 女性が男性に チョコレートを贈る
アメリカでは 男性が女性に花を贈る日だ・・・
・
・
同じ習慣でも 全く逆・・・
面白い・・・
・
・
私も 日本で昔はチョコレートをもらったものだ・・
残念ながら ほとんどが義理・・・
・
・
アメリカに来てからは
自分にはほとんど関係の無い日になってしまった・・・
奥さんに花は贈らないの?
あっ 忘れていた・・・
でも ウチの場合 花よりダンゴかも知れない
いや きっと 花とダンゴ と言われるかも・・・?
・
・
ハワイでは どこのレストランも今夜は予約で一杯・・・
カップルのお客様で 混雑する・・・
・
・
街の花屋さんは 大忙し・・・
母の日と並んで この日は
レストランと花屋さんの 繁忙日である・・
・
・
バレンタインデー に思い切って
愛を告白・・・
・
・
昔 サントリーで バレンタインのギフトに
ブランデーベビーサイズのボトルを箱に入れた
ギフトセットを売り出して
大ヒットした事があった・・・
・
・
広告のコピーが
「 愛の証(あかし)に ベビーをあげる・・・!」
おー 衝撃的だった・・・ あのコピーは
車内吊りの広告を見て うーーん と唸る・・・
・
・
<できちゃった婚>の多い 今の時代には
考えられないほど 胸がドキドキしたものだ・・・
・
・
今日 愛を告白する人も
される人も 共に
一生の記念に残る日になるといい・・
・
・
人間 やはり 「愛」だから・・・
男女関係だけでなく
仕事でも 職場でも
同僚や お客様に
そして 働く人それぞれの自分の家族に対する
愛が無いと
長続きも 成功もしないから・・
Happy Valentine's Day !
2007年01月18日
発想
人間 色々な能力があるけど
「発想」は とても大事な能力の一つだ・・・
・
「発想」が豊かな人と 貧しい人では
大きな差がつく・・・
・
・
何でも 物事を企画したり、
色々な状況に対応するのに
この発想の豊かな人と そうでない人とでは
処理する手間と時間、そして結果が変わってくる・・・
・
・
一般的に 日本人は発想が乏しいと言われる
義務教育 教科書検定・・
単一民族 単一言語
それに 海に囲まれて
元々鎖国してた国だから
とにかく 異質なものを除外しようと言う
遺伝子が あるのかな・・・
発想が 皆同じ場合が多いね
・
・
皆と同じやり方
他社と同じ方法
流行や世間の風潮にとても影響されて
物事を決めてる
・
・
日本は自分なりの 発想を高める
土壌が貧弱なのかも知れない・・・
・
・
ファッション一つ見ても
ヨーロッパで
フランスとかイタリアに行くと
道を行く人 皆が
ファッションモデルのように見える
思い思いのスタイルで 自由にお洒落して・・
・
・
中国に工場造る・・・・ って言うと
どこの会社も 進出する
・
・
80年代後半
アメリカでビルや企業を買う・・って言うと
皆 同じ様にあれこれ買収しちゃって
皆で損切りする・・
・
・
ウイル・スミスも 安倍首相に言ってた
発想 アイデアが 貧しいのが
本当の 貧しさだ!・・・って
・
・
さすがに 上手い事を言う
勉強になります!
・
・
まー 人間30歳後半
家庭を持って子供が出来て なんて年代になったら
できるだけ発想を豊かにする訓練をした方がいい・・
・
・
本を読んでも良いし
今まで 行った事のない場所に行ってみる
旅行をする・・・
・
・
初めて 何か新しい趣味を持ってみる・・
・
・
発想が 貧しいと
仕事でも ビジネスでも
何でも どん詰まりになってゆくと思う・・・
・
・
発想とは やはり 新しい事に気がつくことだ
はっそう か!・・・・・??なーんて
うっ ・・・・・・
だんだん ラジオ KZOO の田中克己さんの
駄洒落が 移ってきてしまった・・
・
・
欧米は 個々人の感性や
オリジナリティーを優先する教育だから
反対に 皆に マニュアル通り同じ仕事をさせることが
至難の業である・・・
そのままにしておくと
皆 勝手に好き放題
発想豊かにやってしまうから
・
・
マクドナルドは そういう面で偉大だ・・
・
・
ファーストフードビジネス と言う
効率を第一に
誰でも どこでも 低コストで 簡単なメニューで
どんどん規格通りの 店舗を出店して
何千億円も 売り上げる
・
・
そういう ビジネス発想と
誰でも入社した日から
マニュアルで仕事が出来るような
職場の仕組みを考える発想も
これ もの凄い能力ではないだろうか・・・
・
・
発想はできるだけ
固めず
出来れば 壊すようにして
どんどん広げて
柔軟に変化させて
そして
日々 新しい方法や仕事の進め方を
発見できるよう
豊かに 育てたいものだ・・・
折り込む
株式市場でよく使う言葉
市場は 今回の利上げを「折り込み済みだ・・・」
・
・
折り込む と言うのは
もう市場が その事について
発生することを 既に認知し、予想し
投資の判断の基準に入れている・・・と言う意味
・
・
この折り込んでいないことが突発的に発生すると
投資家は 一斉に慌てて 市場が混乱し
時には 正しい情報が投資家に届くまでに
市場が暴落したりする・・・
・
・
ビジネスでも 同じである
悲観論とは 違い
最悪のケースは いつも投資や経営判断に
折り込んでおく方がいい・・
・
ハワイでビジネスをしている場合
日本側の担当者に対しては
悪いニュースや 心配で最悪な予測は
分かった時点で すぐ知らせておくといい
・
・
相手、 本社、 顧客には
悪い知らせほど隠さず すぐに報告し
詳細に調べて また確認できてから
追って連絡する・・・
・
・
よく 良い知らせばかりして
この 言いにくい 悪い知らせをなかなか
報告できない人がいる・・・
・
・
もちろん 無用な取り越し苦労や
相手をむやみやたらに心配させるのは
避けた方がいいが
冷静に ほぼ間違いない悪い知らせとか
当初の見積もり以上に 数字がマイナスに
狂うことがほとんど確定した場合
出来るだけ これを早めに知らせる
・
・
相手の 認識している事柄に
その最悪のケースを 「折り込ませる」・・・
・
・
気の弱い人や
自分が誉められたいだけな人
いわゆる自分の役割を分かっていない管理職ほど
この悪い知らせ マイナスな報告を
後回しにしがち・・
・
・
それを知らされない
その事態の発生を折り込んでいない 相手に
実際にそのニュースが舞い込むと
大騒ぎする・・・
・
・
えー! そんな話 聞いてないぞ!って
だって ~ に収まるって言ってたじゃないか! となる
・
・
仕事やビジネスは 相手があることなので
いつも こういう気遣いが欲しい
つまり
相手を良いニュースで 驚かせる事はあっても
悪い知らせで 驚かせない事が大事・・・
・
・
つまりこれ <思いやり> と言うものである・・・
・
・
マイナス波動の 悩むことを趣味にしている人は
ちょっといただけないが
・
・
冷静に 状況を判断し
今は こういうリスクと こういう問題を抱えています
現状では こう対応していますが
もし周囲の環境がこうなった場合
最悪 こうなることをご承知おきください・・・
・
・
そういう報告は ちっとも悲観主義でも
心配性の性格でもない・・
・
・
本部や 顧客は こういう管理の出来る人を
とても信頼し 頼もしく安心するものだ・・
・
・
想定していた 最悪の事態が
結果として取り越し苦労であった場合
安堵する担当者の 数も多くなる
予側がプラスに狂うのは
いくらでも 歓迎されるから・・・
2007年01月17日
配偶者
日本の ある教育に熱心な母親が
高校生の息子の恋愛にあまり賛成しなかった
息子がお付き合いしている女性を
快く認めていなかった
・
その母親は やはり良家の出身で
勉強の出来る成績の良い女性を
息子の嫁に迎えたい
そう考えていたようで
息子とその女性との交際について
今ひとつ心から喜ばなかった
・
・
しかし その息子は彼女が大好き
いつだってその子の事を思い
彼女と一緒に居る時が一番嬉しかった
・
・
・
・
彼女は 彼がいつも一生懸命勉強できるよう励まし
試験勉強で時にイライラする 彼を
優しく なぐさめていた・・
・
・
息子は そんな彼女の優しさに応えようと
前にもまして 一層勉強に励み
結果 成績も上がっていく・・
・
・
実際
その息子は 彼女との恋愛を通して
学校の成績が上がり
希望の大学に入学できた・・・
・
・
・
・
その息子の勉強に集中する姿を見て
お母さんは
息子が その女性とお付き合いする事を認めた
お付き合いをする事で
一生懸命 勉強するようになる
そういう女性なら 将来結婚しなさい・・・
そう母親は 息子に言ったとか・・
・
・
それまで どちらかと言うと
彼女に対して冷ややかだった母親のその言葉に
息子も喜び
それを伝え聞かされた 彼女も心から喜んだ・・
・
・
その 息子は大学を卒業後
彼女と結婚し 勤務先の会社でも
メキメキ 出世していったそうだ・・・
・
・
日本だけでなく アメリカでも こんな話はある
・
・
配偶者
人間 この配偶者によって
大きく 成長する人と
大きく つまづく人に分かれる
・
結婚して どんどん勢いがつく人
結婚した途端 どんどんダメになる人
・
・
離婚して 再婚して
人生が改善し 成績の上がる
プロスポーツ選手の話も よく聞く
・
・
起業のご相談や
実際に仕事や プロジェクトで
たまたま 関わる方を見ていても
男女を問わず
この配偶者の 存在が大きいと感じる
・
・
夫婦で 一生懸命な方は
将来が楽しみ・・・
・
・
配偶者が 猛反対しているような場合
いつも不満や文句ばかり言っていると
仕事でも ビジネスでも 趣味でも
夫婦でマイナスな エネルギーだらけになる
・
・
人間 大人になって
自立、ひとり立ちするなんて言うけど
・
・
ひとり立ち出来る人なんて
なかなかいないと思う
・
アメリカンドリームでも
日本の社会での成功者を見ていても
男女を問わず その配偶者の存在
影の努力 理解 励ましが とても大きいようだ・・
・
まあ
<プロポーズ あの日に帰って断りたい・・・>
なんて 言われないように
最初は良かったのに
結婚してから ガラっと変わって
熟年離婚! これじゃ悲しいけど
・
・
人間 「自分が・・・」 とか 「自分だけが・・」
なんて言っている人はまだまだ・・・
・
・
愛する彼の為に
大切な妻に喜んでもらう為に
懸命に努力する・・・・
我を忘れる程の力が出る・・・・
そんなパワーは、どんなインセンティブより
貴重で 効果の大きいものだと思う・・・
英語で言う Priceless
・
・
・
どうやら男女の関係はそういうものらしい・・・
これには 日米の違いなど全く無いようだ・・・・
2006年12月25日
クリスマス
ハワイでクリスマス
何とも 雰囲気の出ないものである
だいたい 雪が無い
そもそも ソリなんか走れない
トナカイもいないし
ホノルル市庁舎に飾られている
サンタさんは 裸足だし・・・・
・
・
ハワイとクリスマス ほど
ミスマッチング なものは無い・・・
・
・
でも 街はクリスマス商戦
皆はクリスマスプレゼントの交換して
昨日の クリスマスイブの日から
街中 すっかり静かになってきた
・
・
最近 ハワイもクリスマスカードが少なくなって
メールで ご挨拶
日本は年賀状の売上げが年々激減しているとか・・
・
・
そう言えば 最近ハワイの人は
メリークリスマス! と言わなくなった
・
・
その代わりに ハッピーホリデー!と言う
テロとの戦い 現在戦争中のアメリカは
これまでの時代と異なり
例え自分が クリスチャンでも
キリスト教以外の 宗教の人に
無神経な挨拶をしないように
気をつけているのだと思う・・
・
・
アメリカは 今日25日が
日本で言えば 正月元旦のような
一年で最も 静かな日
皆家族と 自宅で過ごす・・・
・
・
今朝は 外から車の音も
ピアから荷降ろしのフォークリフトの音も
何も聞こえない・・・・
風の音以外
人の気配がしないほど 静かだ
・
・
今日は月曜日だから 道徳・・・・
でも クリスマスデーだし
ちょっとだけにしましょう・・・・・
・
・
昨日ある本に こう書いてあるのを見つけた
・
・
相手は 自分の鏡
相手の反応を見れば
自分のレベルが分かります
・
・
来年は 自分もこの言葉をテーマに
精進しなくては・・・・
そう強く思った
・
・
今年最後の 一週間
元気に 謙虚に過ごしましょう
2006年12月07日
萩物語
大阪での飲み会を残念ながら
キャンセルした勇気と決断は
とても効果があったようで
大阪での一夜をホテルでおとなしく過ごし
翌日は一気に絶好調に近くなる・・
・
・
新大阪から 再度 のぞみ700系に乗車
来た来た ホームに入ってきた「のぞみ」博多行きが
・
そう言えば 来夏には
新幹線 N700系が誕生するそうだ・・
時速 300km・・・・
トンネルに入る瞬間も揺れないとか
もういいんじゃないの 速いのは・・・なんて
でも 世界に誇る日本の技術だ
・
・
車内でまたお辞儀の 連発 大安売りを受けながら
車窓から景色を見る
・
・
東京と新大阪の間の景色と
新大阪から新山口の景色は
どこか違うように見える
東海道と 西日本では海の見え方も違う
山の形も 西日本の方がまだ
自然がそのまま残っているような・・・・
・
・
家の形
田んぼや畑の多さ
そして自然の余裕や存在感が
ずっと違う
それだけでなく
乗り降りする人も なんだか違うような・・・?
・
・
新山口から バスで山陰地方の 萩まで移動する
両親とご先祖様のお墓参り
・
・
大阪から 墓参りのはしごツアーのようだ
・
・
この歳になると
墓参りが 気持ちを落ち着かせたり
安らげてくれるのだろうか?
・
・
それに
萩の城下町を見ていると とても心が安らぐ
自分の故郷と言うだけでなく
いまだに昔の風景が残っている
生きた歴史の街・・・
・
・
地震もほとんど無く
中国山脈で 台風がブロックされているのも
この古い 街並みが保存されている理由の一つである・・
・
・
3年ぶりに 両親とご先祖様の墓参りをする
あいにく 雨まじりの曇り空だった けど・・
お線香を添えて
拝んだ瞬間 パーっと陽が差した・・・・
・
・
明るく 空に切れ目が出来て
そこから丁度 スポットライトのように
まぶしい陽が注いで照らしてくれた・・・
・
・
あっ ・・・・ あれ・・・
ありがとう 遠い所 よく来たな・・・って
言われたような
そんな感じがした・・・
・
・
萩の城下町は
昔の「指月城」(しづきじょう)跡の周囲に
今も そのまま残っている
・
・
萩と言えば 萩焼・・・・
両親は 萩焼の湯飲みを使っていた
子供の頃から
金沢の 九谷焼と萩焼は
見たらすぐに分かる・・・
・
・
焼き物なんか 普段目にもくれない自分が
この二つの焼き物を見ると
おっ と気をとられる・・・・
・
・
その晩は 菊が浜に面した海岸沿いある
「萩一輪」という温泉宿に宿泊
・
・
昔 子供の頃よく泳いだ
菊が浜が目の前だ・・・・
指月城跡も後ろに見える
・
・
宿に入り 温泉につかったら驚いた
土砂降りの大雨・・・・
おー ご先祖様が墓参りが終わるまで
天気を持たせてくれたのかな? なんて
・
・
翌日は 山口宇部空港からJALで羽田に移動する
どこを見ても
晋ちゃん グッズだ・・・・
山口出身の安倍総理誕生を祝い
晋ちゃんラーメン 晋ちゃん まんじゅう・・・
・
・
商魂たくましい・・・
恐れ入りました
・
・
「内田さん 出身はどちらですか?」
と聞かれると
生まれは 石川県金沢ですが 田舎は山口県の萩です・・・
そう 答えるようにしている・・・
・
・
ほとんどの方が 萩 はいい所ですね・・・
そう言ってくれる
福島県には住めないけど??
・
・
子供の頃 萩・津和野が
<アンアン> <ノンノ>と言う女性誌で
大々的に取り上げられて以来
大観光地になった時代があった・・・
・
・
実家も土塀のある 古い屋敷だったので
サイクリングで若い女性が
連日見学に訪れたとか・・・
・
・
今では すっかりブームは過ぎたが
それでも 春秋の観光シーズンには
多くの観光客が 萩を訪れる・・・
・
・
ご先祖様 亡くなった両親に祈った
安らかに眠ってください
末裔は ちょっと変わった人生を歩んでいますけど
今後も 引き続き見守ってください・・・
そうお祈りした
ハワイの海岸の砂をお供えして
そう祈願した
2006年12月06日
大阪物語
ノロウイルスが原因と言われる
「おなかのかぜ」・・・・感染性胃腸炎
日本で大流行している風邪にかかってしまった
流行に弱い私は 流行に敏感に反応してしまった・・
・
・
東京で一週間目に 発症して
1.5日 寝たきりだったが
その後 驚異的復活をとげて
大阪へと移動した・・・
・
・
大阪では 昔お世話になった
サントリーのオーナーのお墓参りに・・・
・
・
故 佐治敬三会長
故 鳥井信一郎名誉相談役の
墓前に お参りしてきた
・
・
サントリーの後輩に 中山寺まで
連れて行ってもらい
ハワイのカハラビーチの砂をお供えした
・
・
お二人とも 生前ハワイがお好きで
良く来られていたから・・
・
・
本当に お世話になった
・
・
ハワイでも とても人気のお二人だった
地元の名士も お二人を 友人として受け入れて
お付き合いが 続いていた・・・・・・
・
・
その後、大阪で後輩と久しぶりに
一杯やる予定だったが
私のお腹の不調が原因で あきらめた・・・
・
・
翌日から 山口県に移動するし
残念だけど
新地のすし屋はあきらめた・・・
・
・
大阪も 人と車で 大混雑だ
梅田周辺の夕方は 多くの通勤客で
ごったがえしていた・・・・
・
・
日本の都会は 密度が凄い
何でも ひしめき合っている
ハワイから出てきた自分には
ただ 目が回るだけだった・・・
・
・
堂島浜の通りに
サントリーの大阪本社のビルが見える
何度か出張で行ったなー
・
・
そんな風に 昔を懐かしく思い出す・・・
・
・
日本で自動販売機でジュースを買う時は
やはり無意識に サントリーの販売機を探してしまう
BOSSのあの紺色デザインのベンダーを・・・
・
・
あった あった
<CCレモン>にするか
それとも <DAKARA>にするか
おー <ダイエットペプシ>も 最近出ている
・
・
やっぱり <伊右衛門>にしよう・・・なんて
・
・
佐治さんと鳥井さんのお墓参りが出来て
何年か前からの 願いが叶った
体調は今ひとつながら
何故か 気持ちが落ち着いたのを覚えている
・
・
お二人の墓前に
・・・・サントリーを辞めて 何とかがんばっています・・・
・・・・どうか安らかに眠ってください・・・・
・・・・本当にありがとうございました・・・・・
そう 祈った
2006年12月04日
東京物語 その4
何でも ある
何でも かんでも売っている
売っていないものは ない・・と思うくらい
・
・
東京にいると 世界の物が何でもある・・
そう錯覚してしまうほど
便利に何でも手に入る・・・
・
・
お陰さまで どんどん1万円札が飛んでゆく
ハワイから帰ると あー こんな物も
おー あんな物もある! と
つい手が出てしまう・・・・
・
・
物質の豊かさは 世界一だと思う
ソフトドリンクの 販売機の前に立つと
迷ってしまう
どれを 飲もうか・・・・と
・
・
買うアイテムを決めるのに時間がかかる
・
・
ドラッグストアーに入ると
至れり尽くせりの 製品が
所狭しと置いてある
・
・
どのくらい 効力があるかは知らないけど
なるほど こんな製品があったらいいな と
思うほど 何でもある
・
・
物の豊かさは 益々心の飢餓につながる
そう 本に書いてある
不便より便利がいいけど
何でも物があると 満足感 充足感で
心が乾いてしまうような・・・
・
・
ドバイの砂漠では 感じなかった
何も無い砂漠に立つと
心が豊かになった気がしたが
何でもある 東京は ちょっと異様なくらい
心や思考に 焦燥感 とか 迷いとか
「どうしたらいいんだ・・・」なんていう
心臓の鼓動が聞こえてきてしまう
すっかり田舎者である・・・
・
・
目が疲れる
看板 ビルボード そして駅の切符売り場で
行き先の料金を「発見」するのに
じーっと あちこち 探す・・・
・
・
これから 5泊が限度だ・・・ 東京は
それ以上いると 自分の心身が参ってしまう
そんな感じがした・・・
・
・
いよいよ大阪に移動する
おー 新幹線だ!
・
・
これ 700系だ!
・
・
おー プラットフォームのデパート <キオスク>だ!
・
・
うおー お弁当 百貨店だ!
・
・
もう 何でもある・・・
便利だ
・
・
そう言えば 700系 のぞみ
確かに揺れなかった
時速280kmでも 揺れない
日本の技術って 凄い
・
・
新幹線に乗るといつも思い出す
小学校3年生の時 初めて「ひかり」に乗った時の事を
・
・
凄いなー と
ただ 車窓の景色が 飛んで行くように見えたのを
思い出す・・・
・
・
特急も便利でいいけど 鈍行も いい
人生 時速280kmばかりでなくて
時々 時速 20kmなんていうのも
おつな物かもしれない・・・・
・
・
さて 新大阪まで2時間半弱
車内でお弁当でも食べる事にしよう・・
・
・
2006年12月02日
東京物語 その3
東京の街角を歩いていて
本当に多いなー ・・・と感じるビジネス
・
・
飲食業・・・・
これ昔から
どうして こうも食べ物屋ばかりなのか
何で こう飲食店が並んでんの?
・
・
CVS これも凄い
便利だけど そこまであちこちなくてもいいでしょう
もう客の取り合いなんじゃない?
ワイキキのABCストアーなみだ・・・
・
・
それから あまりに沢山あって驚く業種
・
・
歯科クリニック・・・
・
・
本当に あちらこちらに ある
・
・
全国に 67,000軒あるんだそうだ
歯科クリニックが
そんなにあると 競争でしょう?
そう もの凄い競争らしい
歯科医になると BMWやベンツ と言うのは
昔の話らしい・・・
・
・
それから あちこちにあるのは?
牛角 と 三菱東京UFJ・・・?
あんた 東京銀行も 三菱も 東海も 三和も
みんな一緒になるもんだから
あちこちに 支店がある
そりゃ 便利だけど
通りの こっちと あっちに同じ銀行はいらないでしょう
・
・
まー 忙しい 街である
・
・
何でも 流行るとみんなやる
CVS でも
ドラッグストアーでも
スーパー銭湯でも
・
・
世界で これだけ自動販売機の多い国は無い
だって 夜中に現金が機械に入ったまま置いてある
盗られない これ奇跡である・・・
・
・
人間の 正しい成長に不可欠な色があるそうだ
赤 青 緑 の3色だとか・・・
・
・
人間は子供の頃から この3色を見て
この色を基調にした 生活空間で育つと
正常な精神状態の良い人間になるとか・・・?
・
・
そういえば 昔はどこも
赤い太陽
青い海や 青い空
そして 緑一杯の中で
日本人は育ってきた
・
・
でも 東京にいると
カラーペンの 蛍光塗料で書いた
赤 青 緑の 宣伝 チラシは見るけど
町全体が コンクリートと アスファルトの色
灰色 である・・・
・
・
暗くもなるか・・・
・
・
それにしても 帰国するたびに
カラスが益々巨大になっているような
・
・
ヒッチコック監督の映画 「鳥」 を思い出す
・
・
東京にいると カラスの鳴き声が
やけに 気になるのは私だけだろうか?
2006年12月01日
東京物語 その2
日本は バス電車の車内や
駅構内での放送がうるさ過ぎる・・
もう 皆慣れているせいか 文句を言う人もいない・・
・
・
内田さん 文句言わないんじゃなくて
もう 麻痺しているだけっす・・
あっ そうね・・ 麻痺するよね
あれ麻痺しなかったら おかしくなっちゃう
・
・
閉まる ドアーにご注意ください・・
閉まるドアーに 挟まれないようにしてください・・・
つり革におつかまりください・・・
「ポイ捨てを しない させない この街で・・・・杉並区」
車内で 川柳流して どうするの・・
・
・
宣伝もやたら多い
もう うるさくて 耳栓がいる・・・
・
・
あそこまで来ると 音の暴力だと思う・・
・
・
放送を流す事が 仕事をしていると思っているのだろう
聞かされる身になってみれば
商店街の宣伝や ごみのポイ捨ての川柳なんかより
瀬戸内寂聴さんの 法話とか
日野原重明先生の 長生きの秘訣とか
そんな話でも放送したらありがたい・・・
・
・
だって 乗客にはお年寄りが多いんだから
・
・
山手線の車内のニュース掲示板 あれは良い・・・
音は無くて 速報ニュースや天気予報
乗っている間に色々とその日の情報が分かる
あれは 本来の親切と言うものだ・・
・
・
車内 とか エレベーターの中
皆 笑顔が無い・・・
ブス っとしている
笑顔なんか 振りまいたら 精神異常者と
間違えられるからね・・
・
・
皆 居眠りするか
携帯でメールしてる・・・
横一列に座り 皆で 携帯持って・・・
カチャカチャ してる
・
・
世界に類を見ない光景だ・・と思う
・
・
車内の放送を聞いていて ・・・ いや聞かされて
その内容が
親切そうで 気が利いていない
サービスのようで 的を得ていない
乗客の為 と言いながら 乗客にはほとんど
役立っていない・・・
・
・
駅の構内放送・・・・
「先ほど 京浜東北線で 人身事故が有りました関係で
ただいま大幅にダイヤに遅れが生じております・・・・」
・
・
皆 「 またか・・」 って
そんな感じ?
・
・
「 ったくもー 」 って・・・
・
・
勘弁してくれよ もう・・・って
でも顔色も変えない・・・
・
・
人身事故と表現して
飛び込み自殺 とは放送しない
朝から乗客が気分悪くなるといけないから
それに
そんなこと一々気にしたり 同情していられない・・・って
・
・
早く 片付けて 電車走らせろよー・・・と
自殺した人のことなんか 誰も考えない
どうして ・・・ なんて誰も同情もしない
・
・
毎日100人近く自殺している国では
別に驚くことじゃないから・・・
一々 そんなこと考えない
・
・
学校でのいじめが原因で生徒の自殺や
予告自殺が「流行っている」 ・・・・
・
・
校長も自殺する・・・
責任とって
・
・
日本は自殺国家だから・・
美しい 自殺国家 日本・・・ではこれ 困る
・
・
どこでも 流れている 車内 駅構内の放送・・・
何も温かいものや 人情みたいなものを感じない
ただ 音だけ
ただの騒音にしか聞こえない・・・
・
・
都会の空気が汚れているんじゃない・・
日本と言う国は
どんどん 「気」 が悪くなっている・・・
そんな風に感じた
2006年11月30日
東京物語
2週間ぶりに 日本から戻りました。
久しぶりの日本は 思ったほど寒くなく
ありがたかった・・・・・・・けど
引いた・・・
・
・
やっぱり 風邪を引いた・・
帰国後6日目くらいから・・・
でも 2日で 復活・・・
さすがボクサー・・・?
・
・
初日は成田空港に昼過ぎ到着し
そのままターミナルで
契約している顧客とミーティングがあった・・
・
・
さも 超多忙のビジネスマンである・・
・
・
その方の事務所が 成田に近いから
ただそれが理由だけど・・
・
・
3階にある レストランで
1時間ほどのミーティングを済ませ
そのまま リムジンバスに乗り込む
・
・
虎ノ門病院に入院中の義父を見舞うのに
ホテルオークラ行きのバスに乗った・・
・
・
ホテルに着いて 荷物だけ預け・・
ホテルから 2ブロック隣の病院に
歩いて移動し 病棟まで
思ったより 容態が芳しくないが
しっかり 握手をして見舞うことが出来た
・
・
東京は約 8か月ぶり・・・・
3月に ドバイへの旅行の帰りに寄って以来だ・・
・
・
毎回 日本に帰るたびに
思いつくことがある・・
・
・
昔は何とも思っていなかったことが
やけに 気になったり 驚いたり・・・
・
・
すっかり おのぼりさんである
・
・
成田空港に着いてから
買ってきたフルーツのお土産を
検疫カウンターで申告する・・
・
・
検疫検査官はとても 丁重な態度である
・
・
税関も とても親切で 変に威張っていない
あー 昔より 役人さんがずいぶん愛想が
よくなったなー・・・・なんて
・
・
杉並区だけでなく
どの役所も サービス重視・・・か?
・
・
いいことだな・・・
現場の職員さんのほとんどは
あのように 皆 真面目に働いている
たまたま 中央の偉いのが
ずるい事や 悪いことをするから
イメージが悪くなるけど・・・
・
・
東京には 一週間滞在した・・
明日から
ハワイの 内田が
何なのこれ? と思った日本でのあれこれを
勝手気ままに 思い出すまま
書いてみようか・・・なんて
2006年11月09日
選挙
アメリカでは 人口の1%の 超富裕層が
国民の富の40%を握っていると言われている
・
・
この超富裕層 とは金融資産500万ドルを超える
と言うのが定義らしい
昔はミリオネラー と言われていたが
富める者が どんどん金持ちになるアメリカでは
ここ10年での 経済成長で
ペンタミリオネラー と言う新語が生まれた
「ペンタ」 とは 「ペンタゴン = 五角形」の意味から来る
・
・
そう だから
5ミリオン以上の金融資産を持つ者・・・と言う意味だ
・
・
今回の選挙で ブッシュが大負けした・・・
やっぱりイラクだった・・・
そりゃー 大量破壊兵器だなんて
言いがかりつけて 戦争しかけて
本当に占領しちゃったものね・・・
・
・
アルカイダとサダムフセインだ! って言って
本当はイラクが ドル建ての石油取引を
ユーロ建てに変える・・・て言ったから
チェイニー 副大統領と
「これ やっぱ マズイ よね・・・」って
「じゃー やっつけちゃおう・・」って
これが本心なのに・・・
・
・
二人とも 石油資本代表だから
バンバンミサイル打ち込んで
両方の国の兵隊犠牲にして
イラクの国民を何万人も 殺して・・・
これを 「テロとの戦い! 自由の為のコストだ」
って言いながら
・
・
凄い国だ
本当に 番長みたいな大統領だ
・
・
昨日の選挙敗北で
まずラムズフェルド国防長官を更迭して
イラク政策を 見直すって・・・
・
・
ブッシュの演説と記者との会見をテレビで見た
「短期の国民的人気ではなくて やらなければいけない事を
これからも実行する・・・」って
・
・
えっ?
あんた 国民の言う事は関係ない訳?って
自分がやりたい通りに やるんだ!って
そう考えているの?と思った
でも アメリカの大統領制度は
その位 強力な権限を 大統領に与えている
・
・
ブッシュ大統領を見ていると
お父さんと比べて 本当に
感情的に カッカ カッカ! する性格が
画面から飛び出してくるように分かる
・
・
あと 2年で アメリカも女性大統領誕生か?
あと 2年で政権交代か?
・
・
共和党ブッシュ政権は
この超富裕層の為に
相続税を恒久的に廃止しようと
法改正を急いでいる・・・
・
・
アメリカから 相続税が消えたら
今の貧富の差が これから
もっと もっと天文学的に広がる
メキシコみたいに
・
・
ブッシュ政権は
石油業界と軍需産業の為に
これから 残り2年
やれる事を全てやるはずだ・・・
・
・
そして 一番危惧している事・・
選挙が終わったから
原油がまた上がり始める
・
・
選挙で負けたから
民主党に政権を取られるように譲歩して見せて
米国内に実際にテロを発生させる
そう 「やらせ」 と一緒
・
・
それで 次の選挙で
ほーら 国民よ
民主党の言うとおりにしたら
テロが起きたろ~!・・・って
・
・
アメリカの政治は 本当にそのくらいの事は
平気でする・・・・・
・
・
こんなことぐらい 選挙戦略として
平気でやる・・・
真珠湾攻撃の歴史が証明している
・
・
米国の遺伝子は
そういう 弱肉強食と
富める者の パワーをより強める性格を持った
戦争優先主義 軍事国家だから・・・
2006年10月18日
レディーファースト
欧米では レディーファーストである
これ皆知っている・・
でも日本はどうだろうか・・
まだメンズファーストかしら?
・
・
昔ロンドンで社内に日本人従業員に対する
英会話教室を週一回開いていた・・・
講師はエジプト系の女性で
熱心な先生だった・・
・
・
とても優しい先生だったけど
私とレディーファーストの文化について
話し合ったときは 怖かった
・
・
私が日本の男性や父親が女性や家族を守る
と言う文化を紹介し
男が先に歩いて行くのは
何かがあってはいけないし
その道が大丈夫かどうかを確認しながら
その後を 女性がついて歩く
その方が安全だ と言う考え方もあるんです・・と
我ながら なかなかの論理だった・・
・
・
ところがである
怒った その先生
いきり立って 反論してきた
そんな文化は間違っている
女性をいつも前に 優先し そして 尊ぶべきだ!
そんな 大声にならなくたっていいじゃないの・・
・
・
私は賛成できなかったが
日本人はDebateに慣れていないし
それを英語でやるのは 余計しんどい
・
・
レディーファースト・・・
その先生とのやり取りからもう20年過ぎた・・
イギリス アメリカに住んでいて
このレディーファーストの文化に慣れては来たものの
まだ 自分が思った 女性を守るのに男が先に歩く
と言う文化も 捨てがたい・・・
足元が 地雷原だったら これどうするの?
女性を先に歩かせるのか? なんて屁理屈言いたくなる
・
・
しかし
ファーストレディーを見ていると
ほとんどの立ち居振る舞いが
メンズファーストである
あくまで 最高権力者の主人を立てる
その主人をサポートする役割が主だ・・
・
・
英国のエリザベス女王でさえ
スピーチで My husband and I と言って
国民の驚きと尊敬を得たという有名な話がある・・・・
・
・
ま 家に戻ったら
実権はどっちか握っているか知らないが・・
欧米でも本当の淑女は男性を上手に立てる
夫婦でも一応 先に歩くけど
公衆の面前ではあくまで夫を立てる・・・
・
・
男性から言わしてもらうと
男性が 自然と
レディーファーストのマナーで
接することができる
あるいは
接したくなるような女性が素敵だと思う
・
・
アメリカの女性・・・・
これが色々といて
ダンナを
働いて稼いで 家に戻ったら料理を作らせて
犬の散歩をさせて 子供を学校に送って行かせて
週末は 家の修理とペンキ塗りをさせるための
使役夫 と考えている奥方が多いように思う・・
これ 世界でも人気度最低ランクの方である
・
・
日本はこの逆かな・・・
日本人の男性は 少し反省して
考え直さないと 熟年離婚の全盛時代が
来るかもしれない・・・ もう来てる?
行く着く所
マナー以前に お互いが異性の相手を立てる
と言う 精神か・・・・
・
・
今日は マジでつまらない結論だ
2006年10月17日
ファーストレディー
安倍首相の妻昭恵さんの外交活動などを
補佐する「首相公邸連絡調整官」が内閣官房に新設され、
外務省OBの宮家(みやけ)邦彦氏が起用された。
安倍首相の強い意向で新設されたポストで、
「ファーストレディー」へのアドバイスなどを専門とする
役職が設けられるのは異例だ。
以上 10月18日付 読売新聞記事より・・・
・
・
とても良いことだと思った
日本でもやっとファーストレディーと言う
意識を持たれる様になって来た・・
・
・
日本の首相は 今まで本当に奥さんの顔が見えない
日本独特の 女性は表舞台に出ないで
謙譲の美徳 控えめを良しとする文化があったが
この記事を読んで あー やっと世界の常識
価値観を持つ首相誕生だ と感じた・・
・
・
そもそも・・・・
男はだらしない ・・・ ん?
男は単純だ ・・・・お?
男はすぐ怒る ・・・うーん
男はこれでもか! ってやる
・
・
北朝鮮だって 女同士で話し合ったら
今みたいに 北を追い込まないかも
・
・
アメリカの大統領を選ぶのに
奥さんの資質 人気、そしてイメージは
かなり重要だ・・・
・
・
ダンナが どんなに優秀で
ハーバードを首席で卒業して
国防長官とか 国務長官とかやっていても
奥さんがダメだと大統領になれない・・・
・
・
そう断言出来るくらい
アメリカでは ファーストレディーが国民から
注視される・・・
・
・
今のブッシュ大統領の奥さんも
ファーストレディーになった直後と今では
格段の差・・・
ファッションもお化粧も ハリウッド並になってきている
・
・
もともと学校の先生だったローラ ブッシュは
最初は 学校の先生の服装そのものだった
派手ではなく 好感が持てるが
やはり 世界に出るにはお洒落なほうがいい
・
・
だいち ダンナが世界中で人気が無いから
余計ファーストレディーの人気は
政権の命綱 くらい重要・・・
・
・
日本も首相を その人間として
その政策 クリーンな人柄で選ぶようになってきた
自民党の派閥で決まる 総裁 から
国民に人気が無いと 総裁になれない
そういう流れになって来ている
だから
余計 奥さんが大事だ・・・
・
・
どんなに権力の座に座っている男でも
奥さんの言う事は聞くことが多い・・
奥さんに
あんた ちょっとあれひどいわよ・・とか
あんなこと言ったら 言われた方がかわいそうよ・・って
注意される・・・
・
・
あー そうか
うん 気をつける・・・
・
・
あまり制裁 制裁 っていじめるのも
かわいそうじゃない・・・
だってアメリカがやれって言うから・・・
まったくあなたはいつもそれなんだから・・・
そうか?・・・
・
・
誰もいない 夫婦だけの自宅 首相官邸で
ファーストレディーがダンナに説教してくれると
良い方向へ行く事もたくさんあると思う・・
・
・
男は所詮
権力とか 意地とか メンツとか
そんなくだらない事に 「こだわる」習性があるから
横で ファーストレディーから 時々注意して欲しい
・
・
あなたね もう少しこうしなさいよ!って
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2006年09月23日
法律
「いいだろう?
誰も他の客がいないんだから
タバコ吸わせろよ・・・」
・
・
レストランで日本人観光客が こう言った
・
・
従業員が言う
「申し訳ありません。 法律で決められているもので・・」
・
・
「マネージャー 呼んで来いよ」
「はい かしこまりました」
・
・
マネージャーがテーブルまで行く
「Yes. Can I help you ? 」
「何だ 英語か いい いい じゃ もういい
吸わないから いいよ もう」
お客は 不機嫌にそう言い放った・・・
・
・
法律だなんて 固いこと 言うなよ
俺達だけの 個室だから 灰皿持ってこい・・って
・
・
ハワイで飲食店での喫煙が法律で禁止された理由に
サーブしている人間のセカンドスモークを考慮する
と言うものもあるけど・・・
・
・
旅の恥はかき捨てか?
英語しゃべれないから
日本人従業員にだけ すごむのか?
・
・
「法律だ・・なんて言いやがって
全く 何だこの店は
客を何だと思ってやがんだー」って
・
・
「いいじゃねーかよ 誰も見てないんだから」 ・・・
・
・
返す言葉も 無い・・・
法律
「いいだろう?
誰も他の客がいないんだから
タバコ吸わせろよ・・・」
・
・
レストランで日本人観光客が こう言った
・
・
従業員が言う
「申し訳ありません。 法律で決められているもので・・」
・
・
「マネージャー 呼んで来いよ」
「はい かしこまりました」
・
・
マネージャーがテーブルまで行く
「Yes. Can I help you ? 」
「何だ 英語か いい いい じゃ もういい
吸わないから いいよ もう」
お客は 不機嫌にそう言い放った・・・
・
・
法律だなんて 固いこと 言うなよ
俺達だけの 個室だから 灰皿持ってこい・・って
・
・
ハワイで飲食店での喫煙が法律で禁止された理由に
サーブしている人間のセカンドスモークを考慮する
と言うものもあるけど・・・
・
・
旅の恥はかき捨てか?
英語しゃべれないから
日本人従業員にだけ すごむのか?
・
・
「法律だ・・なんて言いやがって
全く 何だこの店は
客を何だと思ってやがんだー」って
・
・
「いいじゃねーかよ 誰も見てないんだから」 ・・・
・
・
返す言葉も 無い・・・
2006年09月03日
What can I do for ~
アメリカでも 献身的で 犠牲的精神があり
ことごとく懸命に事に当たる人がいる・・
他人に尽くす・・・
そう言う 人の思考回路は
いつも What can I do for you ? である・・
・
・
日本人も そう言う人が多いし
日本のサラリーマンは いわゆる
What can I do for my company? が普通かな・・
・
・
昨日 あるアメリカ人のマネージャーから
仕事上の相談を受けた・・・
彼も 懸命に他人やお客さん
そして スタッフの為に考えて 尽くすタイプ・・
・
・
だいぶ疲れている
色々と思うように事が運ばず
ハワイ特有の 皆がのんびり仕事をする
そんな周囲の状況に
イライラも 倍増しているようだった・・・
・
・
彼の言っている事は 100%正しいし
私も 全くと言っていいほど同意見だった・・・
・
・
そうか・・・ どうしたもんかな・・・
彼の話を 瞑想しながら30分近く聞いて
ひらめいた・・・
・
・
まず
「自分も全く同じ考えだ
君の言っている事は その通りだと思う・・・」 と
・
・
「ところで 体調はどうだい?」 と聞いた
はっ?
彼は 急に自分の事を聞かれて戸惑っている
「歯の治療はどうだった?」
「おー うまくいったけど 今の仮に入れている指し歯を
来週入れ替えて・・・・だいぶ良い ありがとう・・・」って
「そうか・・・痛みがなくなってよかったね
歯は大事だものな 体調に凄く影響するしね」
「おー その通り ///////////////
/////////////////////////////」
永い間 痛くて 色々な副作用で身体の不調が
続いている歯の話が止まらない・・・・・・・
「本当にこの前までは辛かったから・・・」って
・
・
「どのくらい休暇を取っていない?」
「そうですね もうかれこれ一年以上取っていない・・」
「そうか・・今月休暇を取ったら?」 そう勧めた・・
・
・
彼は それまでの問題を話していたときの表情と
全く 別人のような顔に変わりつつある・・・
・
・
「そうですね・・・ 11月にでも休暇を取ります・・」
そういう彼に
「今月中に 取ったら?」
もう一度 そうアドバイスした・・・
・
・
たまには 自分を優しく Treat しないとダメだよ・・
休暇を取りなさい・・・
職場から一週間 離れて 近づかないこと・・
・
・
彼に 最後に言った
「その問題は あと一ヶ月様子を見よう
忍耐を持って・・・」
そして
もう少し What can I do for me ?
の配慮を心がけなさい・・・
そうアドバイスした・・・
・
・
彼の フラストレーションで歪んでいた表情が
一気に 子供のように素敵な笑顔に変わる・・・
・
・
真面目な人ほど
犠牲的精神の強い人ほど
What can I do for myself ? が大事だ・・・
・
・
今日のホノルルは 朝方小雨模様だったが
もう雨はやんで 良いお天気になりそうだ・・・
2006年08月30日
TOB
日本の製紙業界1位の王子製紙が、
5位の北越製紙に対する敵対的TOB
(株式公開買い付け)の成立による
経営統合を断念した。
・
・
なかなか日本ではこのTOBと言う企業買収が
成立しない・・・
米国ではしょっちゅうある・・・
もちろん不成立の場合もあるが
要は 買い手の提示条件次第・・
そして 最も重視されるのが
株主にとって 良いかどうか・・
・
・
日本は TOBをかけられた側の
「経営陣」が 必死で反発する
だって 統合されたら 自分の役職は
たぶん保証されないから・・・
・
・
買収されたほうは やっぱり占領された国のように
辛苦をなめることになるのは明白だから・・
ありとあらゆる手を使って 反対する
・
・
株主も よく分からないから
Bit の買い取り価格だけ見て決めようとする
・
・
アメリカでは 株主がどう判断するか・・
つまり 会社は株主の物 とはっきりした文化があるので
会社の経営陣は その意向に従おうとする・・
・
・
日米の違いを感じることだ・・
・
・
日本人にとって 長年勤めた会社は
家族 や 魂、
そして<自分の人生>そのもの
特に 滅私奉公して 会社の経営陣まで
上り詰めた人たちには
買収されると言う事は大迷惑・・
今までの 努力が水の泡・・
せっかく取締役にまでなったのに・・・
冗談じゃないよ!って
感情的に執着してしまう・・・
・
・
アメリカは 会社や仕事は
生活の為 労働して稼ぐ場所や手段だ
と言う意識が強い・・・
・
・
もともとアメリカには
自分の会社に買い手が現れると
いくらで 買う?って
会社を売却して創業者利益を得たり
企業価値を売買する文化があるから・・・
・
・
だから経営陣だって
どっちの方が株主にも 自分にとっても
あるいは その会社の将来にとっても良いかどうか
考える文化 土壌が整っている・・・
・
・
統合されて 自分が新経営陣から外れたら
他の企業に 再就職すればいいし
あるいは
それを機会に リタイヤーして
自分で違う趣味や楽しみで
稼ぐ方法を見つけてもいい
・
・
アメリカにはそんな人生価値観があるから
・
・
日本で TOB が一般的になるまでには
経営陣が あと1~2世代交代する必要が
あると思う・・・
・
・
そんないきなり規制緩和だとか
グローバルスタンダードだ なんて言って
アメリカと同じ様なことは出来ない・・
・
・
ハワイでも つい2~3年前に
ハワイ銀行業界3位の
セントラルパシフィックバンク(CPB)が
日系人が創業者である地元の銀行
シティーバンク(City Bank)に
TOBをかけた・・・
・
・
結果は TOB成立
街から City Bankの看板は消えた・・
・
・
TOBをかけた CPBの頭取が白人だったので
日系人を中心とする City Bankの経営陣は
ありとあらゆる 反対のメッセージを
地元ハワイの株主に発信した・・・
・
・
しかし
結果は 統合した方が銀行の業績が良くなり
競争力が増し、株価も上がる・・・と
株主が判断したわけだ・・
・
・
確かに占領軍と属国の意識が全く無い訳ではない
でも
結果 株主の長期的利益が見込まれ
投資価値が増すであろう 統合は
意味があるし
・
・
今回の 日本の製紙業界のTOBは
はっきり言って
これまでの 日本でのTOBに比べ
一番 現実的で
最もマシなケースだったような気がしたが
やはり 日本の文化 企業風土 業界での競争
そして 「占領する側と される側」 と言う
感情面、 こだわり面での結果だろう
・
・
本当に 日本は村社会・・・
会社は経営陣の物で 株主は黙って
配当だけもらってなさい・・・
そりゃ今後確かに業績がどんどん落ち込んで
業界全体が世界の価格競争にさらされて
将来は 今より厳しい状況に
追い込まれるのは明白だけれども
この会社には伝統と言うものがあるんだからって・・・
「とんでも 無い。 買収なんて何て失礼な・・」
・
・
そんなお国柄や
日本的の資本主義の特徴を
感じたニュースだった・・・
2006年08月19日
一人称か二人称か
人間 話をするときに
色々と その人の特徴が出る・・・
話す内容はもちろんのこと
どう話すか・・
・
・
その人ごとの話し方に
特徴 性格 癖が出る
・
・
日米で見ても ちょっと違う事がある
主語を 一人称で話すか
はたまた 二人称で話すか・・・
・
・
は?
・
・
つまり 私は ~ なんですよ・・・とか
私は ~したいけど ~は嫌いなんです・・・とか
そして 私は ~ しかやりません・・・と
話すだけの人と
・
・
あなたはどうですか? と
あなたは ~ と ~ ではどちらが好きですか?と
あなただって ~ するのはかなり
無理があるのではないですか? と
いつも 主語を 二人称にして話せる人・・・
かなり 違いがある・・
・
・
主語を 一人称にして話すだけの大人は
まだ 子供と一緒
「ウエーン 僕ちゃん あれが 欲しいっ!」 とか
「やだやだ 僕ちゃんは あれ 嫌いっ!」 と
基本的に同じ ・・・・
そう 身体が大きくなった子供の思考回路である・・・・
・
・
でも 本当の大人は 違う
PGAのトッププレーヤーは
日本の選手と違って・・・・・ お?
インタビューでは しばしば二人称で答える
自分への質問でも You don't want to do this である・・
・
・
最近 これに気がついた
会話で 日本人とアメリカ人の違いは
自己主張の強いアメリカ人は
何でもI で始まるばかりかと思っていたら
実は成功している人にYou で話す人が多い・・・・
・
・
もちろん <一般的に言って・・>と言う意味で
You を主語に使うという言い方でもあるが
基本的に 自分は・・・ではなく
皆さんも ~だと思いますが・・である
・
・
じゃー 一人称と二人称では どう違ってくるか・・・
二人称で 話す方が
相手が よく聞いてくれる
好感を持って聞いてくれる
こちらの言っている事を理解してくれる
「そうか なるほど・・・」と 自分に置き換えて
素直に理解し、同意してくれる 場合が多い・・・
・
・
一人称の場合
これは ほとんど相手に
へー そうなの・・・ それで?
・
・
それはあんたの勝手でしょう・・
何さ 自分の事ばっかり・・・と
相手が拒否反応を示し、
居眠りされてしまう場合が多い
・
・
何でも 相手や
場合によっては 三人称で
物事を考える癖 話す癖を心がけると
仕事も 生活もスムーズになる・・・
相手から信頼されるから・・・
・
・
断定すると やや語弊があるので
・・・そう なってくる傾向が強い・・・・としておこう
・
・
だから
「俺は これは嫌いだ・・」ではなく
「あなただって こういうのは耐えられないでしょう?
そう思いません?」
の方が 大人の説得力を持つ・・・
・
・
利己主義 個人主義も結構
それで ずっと生きて行くのも自由
・
・
でも 人生や仕事に成功したければ
常にこの 二人称での思考、発想、
そして話し方が
重要なキーになると思う・・
2006年08月05日
権利と義務
米国で いつも意識されることの中に
権利と義務 と言う言葉がある
英語では Right と Responsibility
あるいは Duty と言う
・
・
人間 誰でも
権利を持っているのと同時に
義務も持っている・・・
・
・
その両方をきちんと 分けて考えなさい・・・と
・
・
クリントン大統領時代に
ホワイトハウスに
フィッシャーと言う大統領主席報道官がいた
・
・
彼の記者会見で言った有名な答弁がある・・・
質問する記者に
You have a right to ask the question, but
I have a responsibility not to answer the question.
たまたま CNN のニュースでその場面を見た私は
凄いな・・・と思った・・
「記者である貴方にはそれを質問する権利があるが、
大統領報道官の私には答えてはいけない義務がある・・」
何と 素晴らしい答えか・・・
聞き惚れてしまった・・・
・
・
日本での 政治家と記者のやり取りを聞いていると
少し違う部分があるかなー ・・・
「権利と義務」を
「権限と業務」 あるいは
意地悪な核心を突いた質問に
「 記者ごときの分際で何と失礼な質問をするかっ! 」
そんな マスコミの誘導質問と 権力者のイライラの表情・・・
・
・
民主主義のアメリカでも
権限を傘に着て・・・と言う輩はいるけれど
基本的に 法律で決められた
「権利と義務」 で世の中が動いているような気がする
・
・
日本の青少年を見ても
「権利」の意味をはき違えたり
「義務」を果たす意味を
理解していない人が多い・・
・
・
別に青少年だけではなく
義務を果たさないで
権利ばかり主張する大人も多くなって・・
ちょっとわびしい気がするよね・・
・
・
辞書には
一定の利益を自分のために主張し、
また、これを享受することができる
法律上の能力のことを
権利と言う・・・とある
・
・
そしてその対極に
人がそれぞれの立場に応じて
当然しなければならない務め・・・
これを義務と言う・・・・のだそうだ
・
・
・
・
・
そして これとは別に
この世で 人が道徳上、
普遍的・必然的になすべきこと・・・・
これも義務と言う・・・・・
・
・
世の中には
法律で決められた 権利と義務だけではなく
倫理・道徳上 人間が果たすべき義務があることも
忘れないようにしたいものだ・・・
・
・
あー 今日も 言うだけはとても立派だ・・・・
2006年07月16日
お辞儀
日本とアメリカの 大きな習慣の違いに
お辞儀がある・・
日本人の お辞儀は世界でも
ちょっと異様な儀式である・・
・
・
ハワイには、たくさんの日本人観光客が
訪れるので 皆地元の人もこのお辞儀の習慣は
よく知っている
けど
自分達は しない・・・
・
・
軽く 会釈程度は応じるが
深々と頭を下げる
例のあの 日本式お辞儀は
どうもこちらでは奇異に見えるようだ
・
・
私も以前 ハワイの地元の人に
日本人のお辞儀を教えたことがある・・・
どうも しっくり来ない
何度教えても 違う
・
・
何が違うか よーく見ると
彼らは 頭を下げるときに 上半身を
曲げるだけ・・・
・
・
相手の目をよく見て 挨拶しなさい・・・
ハワイの人は小さいときから
そう教えられいる・・
だから 相手の目を見ながら
お辞儀をしようとする・・・
・
・
あー そうか・・・と気がつき
相手に 自分の頭のテッペンを見せなさい
そう 教えた・・・・
・
・
Like this? こうか?
そう そう その方がまだお辞儀らしい・・・
付け加えて説明した
なぜ 頭のテッペンを相手に見せるか分かるかい?・・って
それは 相手に対する<敬意>と
貴方を完全に信頼しております・・と言う
<絶対的な信用>を意味するんだよ・・・・って
・
・
相手に 頭のテッペンを見せている間に
刀で切られるかもしれない
その警戒感を私は貴方に対しては持っていません
そういう心からの信頼の意味があるんだ・・・
そう偉そうに 日本人ぶって言う私の説明に
「 オー イヤー?」って
・・・・・・・分かってんの? ホントに・・・・・・・・・
・
・
基本的に 目上の人 目下の人と言う
年齢や階級を意識した関係
あるいは
取引関係などで
言葉遣いや
相手に対する呼び方まで変える日本人と
人間 基本的に平等・・・と教えられているアメリカ人との
意識の違いは 結構これ大きい
・
・
礼儀 挨拶一つにしてもお国柄・・・・
人の心と考え方の 違いである
世界には たくさん違う文化がある訳だ・・・
・
・
国連で北朝鮮に対する安保理非難決議案が
<全会一致>で採択された・・
・
・
国連での全会一致・・・
これ もの凄いことだと思う・・
・
・
それを45分で拒否した北朝鮮も呆れるばかり・・
もう国際社会からは完全に孤立した と言うことだろう
・
・
一日も早い
暴発なき 体制崩壊を祈って
・
・
それから そうそう
中東 VS イスラエルも
お願いだから もう戦争止めて
平和を取り戻して欲しい・・・・
・
・
お互い お辞儀が出来るような関係になって
憎しみの歴史を終わりにして欲しい
2006年06月29日
医療事情
日米で異なる色々な事情の中で
まず<医療>がある・・
日本は最高に進んだ医療技術があり
世界最高の 国民皆保険制度がある
しかし
アメリカでは 世界で最も進んだ医療技術に合わせ
ドクターと患者との 密接な信頼関係
治療の 細やかさがある・・・と実感する
・
・
<病気を治す> のは <患者を治す>と言う考え方
・
・
昨日は 日本のあるご夫妻をハワイの視察ツアーに
ご案内した・・・
・
・
ご夫妻は 富山ご出身で
日本の高度経済成長時代から
毎日 一生懸命に働き 自分の会社を
大きくされた・・
・
・
最近ご主人が 軽い 物忘れの症状が・・・
そして
奥様も 偏頭痛に悩まされていて
日本で何度か診てもらったけど
血圧の薬をもらうだけで 一向に症状が・・・・
・
・
当地の病院訪問をお世話した・・・
・
・
前日の夜
ハワイの日本人内科医と 夕食会をセットし
ざっくばらんに お話した・・・
・
・
楽しく 皆で ボケ度のテスト!
大笑い!
はい 100 から 7 づつ引いていってください・・・
じゃ まず内田さんから!
えっ ! 何で私からなの ?
93 、86、 79、 ・・・
おーっと 危ない・・・
・
・
今のアメリカの大統領は?
その前は そのもう一代前は?
えーと ブッシュのお父さんの前は・・・・??
そうそう レーガン
・
・
日本の総理大臣は?
その前は誰? 森さんの前は?
・
・
違った 3つのものを言いますよ
時計 タバコ なすび・・・
これ 覚えておいてくださいよ・・
そして
色々と 次から次へと質問が来ると
もう忘れる 最初の 3つ・・・
・
・
あのね 先生
そりゃ 私でも無理だわ・・・
内田さんあんたは あと5年は大丈夫・・・
またー ! 5年だけ?
・
・
ま こんな感じ・・・
・
・
当日は
日本からハワイに移民された日系人の為に
1900年に設立された
クアキニ病院へ行き
まず 老人ホームを訪問した・・・
・
・
ここには かつて昭和天皇 皇后両陛下
三笠宮殿下
高円宮 両殿下
今は 黒田清子さん・・・ その時の 紀宮様
たくさんの日本の皇族が
慰問に訪れていらっしゃる・・・
・
・
74歳と 68歳の このご夫妻は
老人ホームの各部屋を訪問しながら
ハワイの日系のお年寄りと
楽しく笑顔での交流
お話が弾む ・・・
・
・
ホームにいる この12月で
100歳になられるおばあちゃんの前では
このご夫妻も まだまだ 「 若夫婦 」! だ・・・
・
・
ご夫妻は クアキニ病院にある
昨夜会った先生のクリニックを
訪問してみると言うお気持ちを固めた・・・
・
・
不安が無いと言えば嘘になるだろう
でも
先生がとてもいい人だし
お話が楽しいから・・・
それに内田さんに 案内紹介されるなら安心・・
それが理由で、決心してくださったのだと思う・・・
・
・
もちろん 日本の医療保険は適応されないが
初診料は お一人 $150 程・・・
・
・
薬は 医師の処方箋で当地で ある程度購入し
日本へ持ち帰りができる・・
・
・
お二人に 感想をお聞きすると
「 病院の先生と こんなにうちとけた話が出来て
診察していただいたのは 生まれて初めてです。・・・」 と
個室での診察時間は ご夫妻で約30分・・・
あれ?
診察室の中から 笑い声が聞こえる・・・
・
・
医師との問診でも リラックスされ
それだけでも 将来に症状改善への期待が
増していらっしゃるようだ・・・
・
・
米国では色々な医療 疾病に関する
研究が進んでいて
開発された薬はどれも 驚くほどよく効く・・・
・
・
日本では ご承知の通り
厚生労働省が 世界の新薬をなかなか認可しない
何年もしてからでないと 認可されない・・・とか
・
効果があればあるほど 国内の薬品会社保護の為
余計認可しないのでは?
なんて言う人もいる・・・そうだ
・
・
ちなみに 米国では 医師は処方箋を書いても
薬局や 薬品会社からの報酬は全く無い・・
医薬分業どころか、
完全な医薬別業である・・・
・
・
最近 日本で「若年性アルツハイマー」を取り上げた
渡辺 謙 主演の映画
「明日の記憶」 が話題を呼んでいる・・
・
・
これだけの ストレス社会
これだけの 情報氾濫の時代
これほど物質的に豊かでも
生きることに
心や精神 が痛めつけられる時代
・
・
健康な人でも
アルツハイマーなどの 脳障害
うつ病などの 精神障害を
患ってもちっともおかしくない・・なんて容易に思ってしまう・・・
・
・
特に お年寄りの場合 症状が進むと
同居のご家族にとっても、深刻な事態である・・・
・
・
たとえば 米国では
こういった症状の進行を大幅に遅らせたり
あるいは
患者さんによっては
劇的に症状を改善させることがある新薬が
少なくとも 3種類 医師の処方箋で
一般に入手することができる・・・
・
・
日本だけの 医療にとらわれず
ハワイ旅行も 兼ねて
この素晴らしい ハワイの気候の中で
・
米国の進んだ 医療 医薬を試し
そして
残りの人生の「健康寿命」を伸ばしていただければ・・・
同時に
配偶者や同居のご家族も
普段の生活 安らぎと心の健康を
取り戻してくだされば
これに まさる喜びはない・・
・
・
私は今後 ハワイで
この分野のコンサルタント業務、
医療ツアーを 日本の方々に
広くご案内してゆこうと思っている・・・
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2006年05月25日
ティッシュ
日本で ティッシュが値上げされるとか・・・
石油の値段が上がっているのが理由で
身近な 誰でも毎日使っている
あるいは 駅前や地下道で配られている
広告ティッシュのコストが 値上げになる・・・
・
・
日本に帰国すると
あのティッシュ配りがまだ存在して
続いているのに驚く・・・
・
・
クリネックスティッシュ・・・
私が子供の頃から 日本で
当たり前のように 使われるようになった
最初は あー 何て肌触りがいいんだろう
母親の 化粧鏡の前にあったティッシュを
そっと1枚取って
それまでとは違う 紙の柔らかさを
感じ 使わせてもらったのを覚えている・・・
・
・
25%の値上げ・・・
不思議と このティッシュの値上げのニュースを見て
「あー 良かったな」 と思った・・
・
・
だって これで
少し皆 ティッシュを大事に使うようになるだろうから・・・
・
・
日本の 物の豊かさは
本当に アメリカの物質文明の後を
急速に 追いかけているようだ・・
・
・
その中でも
「紙」の消費量がすごい
ナプキン
ティッシュ
お手拭き
・
・
もう なんでもかんでも
紙で 拭いて どんどん捨てる・・
・
・
ハンカチを使えばいいのに・・・・
ハンカチを洗うのが 面倒くさいのかなー
紙を 消費する・・・
みんな綺麗なハンカチを何枚も持っているくせに
・
・
文明社会の 豊かさを測るのに
この「紙の消費量」が とても重要だ・・
・
・
紙の 消費量は
そのまま資源の消費に直結しているのに
そんなこと考えもしない・・・
・
・
良かった・・・
これで ハンカチを使う人も増えるかも・・
・
・
日米の生活を見ていて
使い捨ての文化が
ありとあらゆる 部分に取り入れられている
・
・
Disposal なんて言うと
<清潔>で <豊か>で
そして <最先端>みたいな・・・
そんな 印象すら感じられるように
どんどん消費する・・・
・
・
特に ここ10年 のデフレで
何でも物の値段が安くなったから
余計 この消費癖が
ひどくなっているように思っていた・・
・
・
物を大事にする
そんな 当たり前な精神を見直せる
ありがたい 「値上げ」だと感じた
・
・
紙を大事に使う人は
反対に 豊かになってゆくと思う
だって そういう生き方が
日々の仕事や生活の 全てに通じるから・・
2006年05月06日
冠婚葬祭
日本と 欧米の違い
色々とあるけど
その中でも一番驚く事・・
冠婚葬祭・・・
・
・
冠婚葬祭そのものは
各国それぞれに事情や
文化、形式の違いがある
それは 当然分かる・・・・
・
・
でも 一番違うこと・・・
相場・・・・
えっ ?
相場って?
・
・
包む 金額!
あー そう っかー !
・
・
何で日本は あんなに大金を包むのか?
結婚式の招待状が来たら
参萬円 五萬円
夫婦だと
七萬円 壱拾萬円・・・・・・!?
ヒエ ー !
・
・
葬式の連絡が来る度に
一人 五千円 壱萬円・・・・・
おいおい・・・
・
・
だって そりゃ知らされたら
知らん顔 出来ないし
だいち 手ぶらで お通夜に行けないだろうが!・・・
はー ・・・・・
・
・
勤め先で 社員が40~50人いる同じ部署の
誰々さんの お父さんが亡くなった・・・・
誰々さんの おばあさんが・・・・
ものすごく寒くなった日とか
猛暑の季節になると回ってくる
「集金」 の回覧板が・・・・
「訃報・・・・ ○月 △日 ~ 様ご逝去」 って
皆
その人のお父さんや おばあさんに
一度も会ったことも無いのに
払う・・・・
いや 徴収される・・・・
だって 払わないと
何言われるか分からないから・・・・
・
・
アメリカでは?
そう色々とあるけど
お金を包むと言う習慣は
本来あまり一般的ではない・・・
・
・
招待されたら
プレゼントとかお花を持参して
挙式セレモニーに出席し
そして披露宴でご馳走になり一緒に祝う・・・
・
・
もちろん現金やギフト券を包む場合もあるが
「相場」は 招待客一人当たり
50ドルから100ドルで十分
それよりも お祝いのカードが重要・・
<心からのメッセージ>を 包む・・・
・
・
葬式
やはり あまりお金は包まない
その代わり当日の葬儀に参列することが
その家族に 弔意を示す一番の マナー
残された家族や、友人を心から慰める
そしてカードにお悔やみの一言を書いて
遺族に渡す
お花を持ってゆく・・・・
それくらい
・
・
ハワイの日系人社会では
日本式にお金を包む人もいるが
相場は ごく小額・・・・
20ドルくらいで十分
そう いわゆるお線香代・・・・
・
・
遺族も 集まったそういうお金を
亡くなった本人が 闘病した 病気撲滅の為
基金に全額寄付したりする・・・
・
・
日本でも 最近お香典で集まったお金を
癌撲滅基金とか 特定の研究機関に
寄付するケースも増えてきている・・・
これはとてもいいなー なんて・・・・
・
・
昔の日本は 貧しかった
そういう 祝儀不祝儀を
親戚 縁者 そして近所に住む人たちが
皆でお金を出し合い、
炊き出しをして 互助する習慣があった
それが 現代では「包む」と言う習慣で
続いている・・・
・
・
・
しかし これだけ時代が変わってきて
この習慣が
実は日本人の生活を
かなり苦しめているケースがよくある
・
・
だって 内田さん
それは日本の良い風習ですよ・・・
皆で 喜び や 悲しみを分かち合って・・・
・
・
確かに そうかも知れない・・
しかし
私のよく知っている人で
この 「冠婚葬祭貧乏」の人を良く知っている・・・
見栄もあるし・・・・
・
・
お金の代わりに
自筆の お悔やみ
あるいは
心からのお祝いの
メッセージカードでは
駄目なのかしら?
・
・
高額な医療手術を受ける子供に
皆で 基金集めをする・・・
これには
やはり「包む」 支援が大事
それで一人の子供の命が
助かるかもしれない
こういう時は 可能な限り
「額」を 奮発する・・・
そういう文化なら とても素敵だ・・・
・
・
虚礼廃止 とも言うし・・・
日本が もう少し
金額ではなくて
どう 本来の<気持ち>を 「包む」かが
評価される社会になればいいな・・・ なんて
・
・
老婆心ながら 思ってしまう・・・
2006年05月04日
Apple
英語で Appel
<りんご>の こと
・
・
ハワイでも 最近日本の<富士リンゴ>が手に入る
一個 3ドル位する高級品だけど・・
ハワイの人も パパイヤ だけでなく
リンゴもだいぶ 食べるようだ・・・
・
・
さて
英語で Apple to Apple という言い方がある
物事を 比較するときに
比べる もの同士が
同じ 尺度や 内容である・・・という意味
・
・
つまり
昨年の6月~12月の売上と
今年の1月~4月の売上を比べる
これは通常
Apple to Appleではない
昨年の 1~4月 と
今年の 1~4月 の売上を比べる
これを Apple to Apple と言う・・・
・
・
<比べる 意味がある・・ 対象となる>
そんなことを この表現で言い表す・・・
・
・
Apple to Apple
これ 別に
数字とか単位でなくてもいい思う・・
・
・
人間同士でも 当てはまる・・
人と人を比べるとき・・
普通 同じ人間という種類だから
皆 Apple to Apple だと思ってしまう事が多い・・
・
・
あー 僕もあの人みたいになりたいなー
これは 別にかまわないが
あー 何でアイツが あんなにもらって
俺が これだけしかもらえないんだ・・・
とか
あー 何でアイツが ロールスロイスで
俺が 中古の ○○なんだよー! って・・・
すぐ 比較する人が 多い
・
・
比較して その差に
腹を立てている・・・
比較して
ねたむ・・・・
比較して
投げやりになってふてくされる・・・
そして
やる気を無くしている・・・・
・
・
そういう人がたくさんいる・・・
でもこれ必ずしも Apple to Appleでは無い事が多い
そういうあこがれる人と自分が
同じ年数
努力や 心がけ
そして 勉強や仕事
あるいは <ある特別な分野に>
子供のとき、若い頃から
一生懸命 注力して 時間を費やしているかどうか・・・
・
・
基礎的な能力や体力の差は如何ともしがたいが
その人と <同じ> 努力や切磋琢磨をしてきたかどうかは
全然考えたり 比べたりしないで
ただ その人と自分の
乗っている車の車種を比べて
嫉妬する・・
・
・
何で アイツだけが・・・ って
・
・
比べる前に
その人が子供の頃からどんな人生を送り
どんな苦労や 勉強 生き方 を
してきたかをよく 聞いた方がいい・・・
・
・
それで
自分に何が足りないのか
今から 自分で出来る事は何か・・・
その目標まで あと何年で
それに向けてどういう進路を歩むべきか・・
・
・
どんなことがあってもくじけないか・・
その人みたいに 入院するくらい
病気になるくらい 仕事や勉強
厳しい難関に 立ち向かえる自信があるか・・
他人より 苦労を惜しまないか・・・・
成功しているその人から
そういうことをよく聞かせてもらって
それを自分に 当てはめる・・・
・
・
その人と同じ苦労
それを通して経験や実績を残し
自分が 同じくらいやってみた後
比べるといい・・・・
・
・
それで 初めて
Apple to Apple の比較となる・・・・・・・
2006年05月03日
戸籍謄本 その3
玄関の外で ご一行をお迎えする・・・
おー 浩ノ宮殿下だ!
本物だ・・・?
・
・
いらっしゃいませ・・・
殿下にそう言って 一礼した・・
「あ どうも」 殿下も きちんと
挨拶をしてくださった
・
・
当日は、駐英大使夫妻と 侍従
そして
スコットランドヤード(ロンドン市警)の
専任ガードマン二人が
食事をされる事になっていた・・・
あとは お付きの方々・・・
・
・
殿下は きちんとしたスーツ姿で
笑顔で お越しになった・・・
店内で 「いらっしゃいませ!」 と言う 従業員一人一人に
「あ どうも」と 丁寧に挨拶をしてくださる・・・
・
・
店の常連だった駐英大使は
「 内田君 今回は 殿下がサントリーの鉄板焼きをと
ご所望でね・・・・」 と言ってくれた・・
「はー 左様でございますか・・・それは光栄でございます」と
いつもより 舌をかみそうな敬語で答える・・・
・
・
殿下は にこやかに 店内を珍しそうに見ながら
私の後に付いて 歩いてくださる・・・
鉄板焼きの個室に ご案内・・・
・
・
続いて 殿下ご留学中の専属警護官二人を
その個室がすぐ目の前に見える
一般席に案内した・・・・・
(この二人の警護官は、殿下が留学後帰国された後に
宮内庁から、夫婦で日本に招待されている)
・
・
二人とも 笑顔で とてもスマートな紳士・・
あまり警察、警備担当 と言う感じがしない・・・
二人並んで 個室が見える側に座る・・
・
・
殿下は オックスフォード大学の学生寮生活をされていたから
きっと日本食が恋しく思われたのだろう・・
お食事が始まり
戸籍謄本を渡した 例の鉄板焼チーフに
「緊張しないで笑顔で・・・」 と
声をかけた・・・・
・
・
殿下は とてもお酒が強くていらっしゃる・・
食事中は 日本酒をとても喜んで飲まれ
お刺身や 土瓶蒸し、
鉄板焼きステーキやシーフードの食事を堪能された・・・・
・
・
二人の専任ガードマンにも挨拶する
「いつも殿下が お世話になっております・・・」 と??
この二人 食事は普通にするが
一切飲み物を飲まなかった
お酒どころか 水一杯も・・・
・
・
警護の時間中は水分を摂らないそうだ・・・
トイレに行きたくなるから
はー これまた ご立派!
・
・
殿下と駐英大使夫妻 そして 侍従 4人での
個室の食事は とても和やかに楽しそうで
笑い声が 絶えなかった・・・
あー 良かった・・・・
・
・
そう思った瞬間
鉄板焼きダイニングルーム一般席で
ガシャーーーーン ! という音が!
・
・
ギリシャ人のウエイターが緊張の為
あの重い益子焼のお皿を 5枚ほど
床に落として割った音だった・・・・・
あっ !!
私が駆けつけると
二人の警護官が咄嗟に 腰のベルトの拳銃に手を当て
立ち上がった!
・
・
ノー ノー ノー ~!
そのギリシャ人のウエイターは、両手を高く上げて
叫んでいる・・・
・
・
失礼しました・・・・
私が謝り、そして個室にも謝りに行った
「お騒がせして申し訳ございませんでした・・・」 と
・
・
さて ご一行のお席が終わるまでに
日系婦人会の方々にお帰りいただかないといけない
だって 殿下の来店は<極秘>なんだから・・・
・
・
店内にいらっしゃる殿下を
日本人のご婦人方に見られると 困るから・・・
・
・
しかし心配していたよりうまく、婦人会の面々は
3時頃に 皆お帰りになった・・・・
あー 良かった
これで殿下との 鉢合わせは 無い・・・
・
・
殿下のお食事もそろそろ終了・・・・
警護やお付きの面々が
「内田さん もう車を回してもいいですか?」 と
「 はい お願いします・・」
・
・
食事が終わって 大使夫妻と殿下ご一行は
とても満足そうに個室を出ていらした・・・・
・
・
「 ご馳走様でした。とても美味しかったです・・」
そう 殿下は私に 直接言ってくださった・・・
かなり お飲みになっているはずだが
全く 姿勢も崩れず、紳士然 とされていた
・
・
「はい ありがとうございました。
またよろしくお願いします・・・・」
なんだか 訳の分からない平民の挨拶をして
お見送りをする・・・
殿下を先導して 店内の廊下を歩いていたその時
あれー ?
帰ったはずの日系婦人会のお客さんが二人
地下の化粧室から 上がってきて
ばったり・・・ してしまった!
・
・
その 日本企業の駐在員の奥さん二人は・・・
<鳩が豆鉄砲を食らった>状態・・・
殿下が目の前を通り過ぎるのを見て
あわてて 我々に道を譲り 深々と 頭を下げて
お見送りをしてくれた・・・
・
・
「殿下 また是非いらしてくださいませ・・・」
そして玄関に 用意してあった
サントリーのメロンリキュール 「ミドリ」を一本献上し?
「これ よろしければ学生寮で 召し上がってください・・」 と
スタッフ皆で 挨拶した・・・
・
・
殿下は
「あー そうですか。ありがとうございます」
そう言って とても喜んでくださった・・・
私が殿下に差し出した品は
さっと 横から侍従が受け取る
殿下は 直接受け取らない・・・
あっ これは失礼しました! と
一つ勉強になった・・・?
・
・
車に乗り込んだ ご一行を無事
お見送りし店内に戻る・・・
・
・
驚いた婦人会の二人から
「あのー 今のは 浩ノ宮殿下ですよね?」
と聞かれた・・・
「 はい・・・」
その二人は脱兎のごとく帰っていった…
・
・
その 特報ニュースが
口コミで その一両日中に
ロンドン中の 日本人に
あっという間に広がったのは
言うまでも 無い・・・
・
・
別にウチが宣伝したわけじゃないからいいや・・ と
・
・
お見送りを終えて 店内に戻った私は
上着を脱いで 驚いた
着ていたシャツが 汗でびっしょり・・・
ドッと疲れが出て 座り込んでしまう…
・
・
それにしても 殿下のお人柄は素晴らしかった
あれなら世界中どこでも そして
どの国の王室とお付き合いされても通用するな・・なんて
日本人として そう 嬉しく 誇りに思ったのを覚えている・・・
・
・
アメリカ人が 日本や英国に嫉妬することがある
それは ロイヤルファミリーの 存在
米国には 王族、皇族がいないので
とても あこがれるそうだ・・・
・
・
海外にいて 日本の<天皇制国家> とか
<国籍> <戸籍制度>とかいうものを実感し
日本という国を
全く違う角度で見れたような気がする・・・
2006年05月02日
戸籍謄本 その2
「何でしょう お願いと言うのは・・」
急に 頭が冴え始めた・・・
浩ノ宮殿下がいらっしゃると聞いたら
途端に 集中力が増した・・・
・
・
「 あのー 内田さん・・・」
「 はいっ!」
とお互い 前に身体をのり出す・・・
「 殿下が来店されるということは極秘にお願いしたい・・」
「 極 秘 ? はい承知しました」
・
・
「それからね、この殿下の来店は一切店の宣伝に使わないように・・」
「 宣伝? はい 使いません」
「 当日以降もご本社以外、一切口外しないでいただきたい・・」
「 口外? あー それは 絶対に致しません・・・」
・
・
「それからね・・・」
・・・ずいぶんある お願いが・・・
「 当日ですけど 誰が鉄板焼きを焼いてくださいます?」
「 はー? 誰? あー それは鉄板焼チーフに担当させます」
「 チーフね?」
「はい チーフ・・・・」
「あのー内田さん・・
そのチーフの方の 謄本を入手してくださいませんか?」
・
・
「 はー? トウホン ですか?」
「そう 戸籍謄本・・・」
何で 戸籍謄本なの?
そう思ったが、一等書記官の顔を見ていると
決して冗談ではなく マジであった・・・
・
・
「コセキトウホンって あの 戸籍謄本ですか?」
「はい そうです・・」
・
・
はっとして
ちょうど 本人のビザ申請書類のファイルが
2階の事務所にあるのを思い出した・・・
・
・
「あのー 少しお待ちいただけますか?」
そう言って 私は事務所に保管している
日本からの派遣従業員の人事ファイルを確認した・・・
・
・
あった!
そのチーフの労働許可証を取得する為に
昔 揃えた各申請書類のファイルに戸籍謄本があった・・・
・
・
急いで 1部 コピーをして
階下に降り、一等書記官に
あのー 少し取得日が古いのですが
これでよろしいでしょうか?と
手渡す・・・
・
・
一等書記官は そのコピーをじっくり見て
顔の表情が少し緩んだ・・・
「 はい これで結構です。 さすがサントリーさん!」
と 誉めてくれた・・・
「あー はい・・・」
何で戸籍謄本が必要なのかは
よく分からなかったけど
一等書記官の表情を見て、
こちらも安堵した・・・
・
・
それから 内田さん!
・・・・・・ まだ あんのかよ! ・・・・
「 はいっ !」
「 当日は必ず このチーフシェフが担当するようにお願いします」
「 はいっ ! かしこまりました!」
体育会出身の私は こういう時の応対が素晴らしい・・
完璧である・・・
・
・
一等書記官 それはそれは安心した表情で
店の外に待たせてあった
外交官ナンバーの日本大使館の車に乗り込んだ
・
・
お見送りを済ませ店内に戻った私は
何で戸籍謄本なんだよ・・・・・・ と思った
・
・
しばらく考えて分かった
そうか!
殿下の 1m 面前で、刃物を持つからだ・・
日本に照会して 調べるんだ!
彼の 氏 素性、 犯罪経歴などを ・・・
おー !
特高警察みたいだ・・・なんて
驚き、 感心し、そしてちょっと背筋が寒くなった・・
・
・
それから二週間ほどした土曜日昼の12:30が
浩ノ宮殿下ご来店の時間だった
・
・
当時 殿下がオックスフォード大学に
留学されていた事は
もちろん知ってはいたが
驚いた・・・・
まさか この店に殿下ご自身が来られるなんて
まさか 私が殿下をお迎えするなんて・・・
・
・
当日はロンドンでは珍しい 青空の好天で
私も朝から 緊張して
一番上等のスーツを着て出勤した・・・
・
・
従業員には 前の日の夜に発表し
丁度 昼12時から日系企業の婦人会30名の
団体予約も入っているし
他のお客様にも くれぐれも気を配るよう・・
騒いだり、動揺せぬよう・・・
駐英大使ご夫妻と浩ノ宮殿下に失礼の無い様に・・と告げた
・
・
皆 普段 掃除しない所まで綺麗にしている・・
そのくらい 毎日やれよ! と思うほど・・
心配していた 日系婦人会の奥様方は
皆開店12時より前から 全員集合し
一般席に案内が完了していた・・・
・
・
いよいよ 12:15分になる・・・
自ら 玄関から 鉄板焼きの個室、
そして 男性化粧室の中の中?まで
入念にチェックしながら
全て最終確認を済ませる・・・
・
・
あと 15分で
日本国の 皇太子とご挨拶をする・・
おー こりゃ日本の親父に知らせなきゃ・・・
・
・
店の周辺は ロンドン中心地
バッキンガム宮殿、セントジェームス宮殿の隣接するエリア・・・
週末には平日と打って変わって
車の通りが少なくなる・・・・
セントジェームス通り・・
日本で言うと
ちょうど皇居近くの<日比谷通り>くらいの感じかもしれない・・
・
・
正午12:30 ピッタリ!
外交官ナンバーの 黒塗りの車が
合計5台 店の前に次々に停まった・・・・・・
・
・
・・・・次号に続く・・・・
2006年05月01日
戸籍謄本
今日はホノルルにある 日本総領事館に行ってきた
パスポートの更新手続きのために・・・
・
・
ホノルルの総領事館は ヌアヌ と言うエリアにある
ちょうど 日系クアキニ病院のすぐ近く・・・
駐車場に車を停め
警備ゲートを通って 館内に入る・・・
・
・
おー ここは 日本国領土だ・・
ちょっと 治外法権を感じる・・・
・
・
手続きを済ませ感じた・・・
日本って すごいなーって
戸籍謄本
住民票
本当にこれだけ国民一人一人の
氏素性
住んでいる所
家族構成
何でも 登録されていて
・
・
本当に 国民一人一人に
管理が行き届いている国だ?!・・・と
感心して、 少し怖くなるような気がする・・・
・
・
領事館の中庭で
あー ここは 日本だなー
あー 横田めぐみ さんは
生きて帰ってきてくれるかなー とか
・
・
国 と 国の
治外法権を 少し意識した・・・
・
・
海外に 住んでいて
日本の 「戸籍」 制度ほど
すごいものはないと思う・・・
・
・
だって その家族や
それぞれの 人の人生を 記録したものだし・・
変更の度に 手続きして
国が しっかり 一人一人
「管理」できる・・・
・
・
この 当たり前のような
しかし
世界では 稀な制度を見て
また 世界の中の 違いに気が付かされた・・・
・
・
あれは またロンドンでの勤務時代
すぐ ロンドンの話になる・・・
ある日 駐英日本大使館の一等書記官から
私宛に電話があった・・・
・
・
あのー マネージャーの内田さんですか?
はい
今日の午後ちょっとお邪魔してもよろしいですか?
はい 何のご用件でしょう?
それは お会いしたときに・・・
・
・
その一等書記官は 190cm近くある
長身のメガネをかけた外交官だった・・
・
・
内田さん
はい
この ○月 △日に
鉄板焼きの個室に駐英大使の予約が入っていますね?
はい 確かに ございます・・・
一等書記官
周囲を見渡して 小声で・・・
「 実はですね・・・・」
また 周囲を見渡して
「 大使のお客様は・・・」
また キョロキョロして
「 でんかなんです・・・」
「はー ?」
「いや 殿下 なんですよ・・・」
「 は? 伝家?」
・
・
もともと 寝不足の私は
でんか・・・ の意味が分からず
ボケてしまった・・・
・
・
「 違います 殿下! 浩ノ宮殿下です!」
「えっ? ひ ひ ひ 浩 の?」
「しー ! 声が大きい」
「 あー はい・・・」
そういう私に
その一等書記官は こう依頼してきた
あのー 内田マネージャー
お願いがあります・・・・・
「 は はいっ !」
・
・
次回に続く!
2006年04月25日
格差の時代
あのー 大変失礼ですが
日本が「格差の時代」になっているって・・・
小泉内閣になって
構造改革したら格差が広がった・・・って
そうおっしゃっている方が
日本でだいぶ増えているようですが・・
・
・
そんなに 騒ぐほどの <格差> ですかね・・・
格差って言う意味は ほとんど
経済的な豊かさ 収入の差の事?
・
・
なら 日本の格差が何ですか・・・
この程度の格差で 騒ぐなんて・・
私が威張っても仕方が無いけど
アメリカなんか
一般労働者と CEOの収入の差は
? 倍ですよ!
(答えは 文末に)
・
・
日本の今の程度が 格差 なんて言ってたら
<格差>が聞いて呆れるわ・・・
・
・
日本はもともと
資本主義を導入した天皇制 社会主義国家だったから?
この程度で騒ぐけど
筋金入りの社会主義 共産主義の国々は
これまた もっと格差がひどい・・・
格差なんていうより 悲惨な <激差>!
・
・
それに 日本には
親子三代で財産のほとんどが無くなる
恐ろしい 「相続税」 がある・・・
メキシコとか タイ みたいに
相続税の無い国に比べて
いくら財産持っていても
結局3代で 国にほとんど
取られるんだから・・・
・
・
この程度で格差なんて言うのは
<言いがかり> と同じ・・
・
・
そんなこと言ってると
また亀井さんを勢いづけてしまう
またやりましょうよ 皆で豊かに公共事業・・・・ って
皆で格差の無いように 談合しましょうよ!・・・・って
税金の無駄遣いをすれば
国の血行が良くなります!・・・なんて
・
・
日本ほど
平均的教育レベルが高くて
国民の栄養が足りていて
着るものがあふれていて
他国からの直接的な侵略や
戦争の惨禍に 国民が苦しむことなく
住む環境は そりゃ 狭いけど
難民のキャンプよりましで
誰でも 飲料水が手に入り
国民 皆保険で世界最高水準の医療が受けられて
世界一の長寿を誇る国家は
この地球上に 希有だと思う・・・・
・
・
国民の最低限の
基本的生活レベル自体が
世界でもトップクラス・・・
<基本>が 高いんだから
その上には
<格差>があって当たり前・・・
格差のある社会が悪い・・・
なんて 言っていると
能力のある日本人や若い人が
どんどん海外に流出してしまう・・
・
・
平均万歳!
「みんなで一緒だ 中流国家!」 に
逆戻りですよ・・・
・
・
本当に海外から見ていると
日本と言う国は、
世界を知らない
幼子のように見える・・・
・
・
<答え>
430 倍 !
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2006年04月14日
機械
欧米に住んでみて
日本人と、物事の考え方の違うことが多々あるが
最近 すっかりその違いを
受け入れられるようになったことが一つある・・・
・
・
<機械 、 機器は壊れるものである・・・>
???
そう
欧米では
自動車や機械は壊れるものである・・と言う
大前提が 社会の基本的考え方にある・・
・
・
一方 日本は
機械は壊れやすいから
壊れない機械を造ろうとする・・
そして
万が一 故障したら・・・
誰かが 責任を取る・・・と言う
厳しい文化がある・・・
・
・
駅の 自動販売機・・
日本製の券売機が壊れる事は
稀であるし・・・・
壊れると 乗客は駅員に文句を言う
・
・
そうすると
日本の場合 誰かがすぐ対応し修理して
「 謝 る 」・・
「故障して、大変ご迷惑をおかけしましたー」って
・
・
例えすぐ切符の詰まりを直しても
こういう機械を造った誰かが 悪い・・と考える
おい この券売機壊れたぜー・・・見た?今 詰まったろ!
どこ製だ?・・・みたいな
・
・
欧米では 謝らない・・・
だって 機械だから仕方が無い・・・
誰のせいでも 無い・・
・
・
ロンドンの地下鉄の自動券売機
3台あると 2台故障している・・
残りの 1台で切符を買う人は
余程 実情を知らない観光客か
一か八か・・と勇気のある人である・・・
ほとんどの人は
一箇所だけ開いている
窓口で並んで切符を買う
・
・
だって 券売機だと
切符どころか投入したお金さえも
戻って来ないのを
皆 知っているから・・・
元来 機械は信頼しない・・・
・
・
社会に そういう共通の理解と
「あきらめ」がある・・
・
・
時々 我が家のコンドミニアムの
火災警報アラームが
ウーン ウーン と鳴り出す
普通 だいたいは 誤報・・・
「今のは誤報でした・・ 繰り返します 今のは・・」
と 後でアナウンスが流れる・・
すっかりこれに慣れて オオカミ少年にならないかと
心配しているが・・・
・
・
「お騒がせして 大変申し訳ございませんでした・・」
とは 言わない
だって 機械が誤作動しただけだから・・・って
時々 こういう事があるじゃない・・って
誰のせいでも 無い・・
・
・
しかし 同じヨーロッパでも
ドイツとかスイスは少し違う
どちらかと言うと日本の文化と近い
自動車や時計/精密機器を得意とする国だし
「故障が少ないのは性能のいい車」とか、
「時間に正確」と言うのは、
良い事であり当然だ・・
と考える文化があるから・・・
・
・
でも アメリカは謝らない
スペースシャトルやボーイングジェットが
墜落したら
誰かが責任を取るが
普通
機械が故障しても
誰かが責任を取るどころか
謝りもしない・・・
・
・
最近 日本の航空会社の
整備不良が増えている・・・・
米国から始まった航空自由化で
どんどん
日本本来の 匠の世界
あるいは
徹底した 妥協を許さないモノ作り、
完璧な修理、チェック体制・・なんて言う文化までが
どんどん 失われていっているような・・
・
・
民営化、価格競争から来る費用削減で
現場の価値観が加速度的に
米国スタイルになっているのが
目に見えて分かるような気がする・・・
・
・
日本航空が 退職した整備士を再雇用するとか
是非 お願いしたいものだ・・・
飛行機が落ちて
だって 「機械なんだから」 は勘弁して欲しいし・・・
・
・
でも最近
この文化の違いを理解できてから
生活の中で、 機械が壊れても
別に 腹が立たなくなった・・・
そういう国民性や文化を持つ国に住んでいるんだから・・と
2006年04月05日
グルメ
<グルメ>と聞くと皆さん何を思い出すだろうか?
ドンペリ?
キャビア?
フォアグラ?
・
・
最近は こういう高級品を食べたり飲んだりすることが
本来のグルメではない・・・ ということに
気づき始めている人が増えている・・
・
・
そういう高級品は、もちろん品質もいいが
いわゆる「高額品」というべきだろう・・・
値段が高い・・・
それには理由がある
・
・
製法に手間がかかっている
希少価値がある
そして
値段を高くした方が
ブランドものを好む金持ちに売れるから・・・
などなど
・
・
しかし 私は30年近くフード&ベバレッジの世界に
関係したり 自分でも好きで色々と体験したりして
面白い話をいくつも聞いた
・
・
金に糸目をつけず、一番高いものを食べるのが
グルメと勘違いされていた時代が
確かに日本にもあった・・・
・
・
しかし、グルメとはフランス語で <グルマン>
<食いしん坊> の意味である・・
食べることに興味があって
食べる事が大好きな人たちのことを
<グルマン> と言う・・
・
・
別に ドンペリ開けて キャビアを食べる人が
グルメの必須条件ではない
・
・
美味しいものがあると
わざわざ それを目当てに
旅にまで出るくらいの
熱狂的な食いしん坊がいる・・・
こういう 人たちのことをいわゆる
<グルメ>と言うのだ・・・
・
・
昔 日本航空のフライトアテンダントの人に聞いた話・・・
ファーストクラスに乗るお客さんの中で
そのお客さんのクラスを見定めるコツがある・・とか
何ですかそれ?
・
・
搭乗して すぐ シャンペーンくれ!
キャビアー 持ってこい!
そういう物に食いつく人たちは
ただの 成金!だそうだ・・・
あるいは マイレージのアップグレード組み!
はー !
・
・
本当に一流で グルメの人は・・・?
・
・
えー お飲み物は何がよろしゅうございますか?
・・・・あ ウーロン茶をください・・
はい かしこまりました!
本日のお食事のメニューでございます・・・・・
・・・あ 結構です。 自分でお弁当を持ってきました・・・
あ はい かしこまりました!
弁当 !?
・
・
こういう乗客が一番 上級で
乗務員として
最もケアーすべき
恐ろしい最上級の客層なのだそうだ・・・
・
・
えー だって
せっかく高い運賃払ってんのに・・
弁当持ってくんの?
そう・・・ 機内食を食べない
自分でカロリー計算したメニューで
自分で吟味した食材で作った
自家製の弁当を持ち込む・・・
・
・
まー 機内食を食べたとしても
メニューを見て
スープと サラダだけで・・・
離陸したら 早めに寝る・・
・
・
まー 金持ちとかどうこうではないが
本当の グルメは
基本的に機内食なんか
いくらファーストクラスでも
食べない人が多いそうだ・・
・
・
だって どこで いつ どうやって作って
それを機内に運んで
温めて 出してるなんて知ってるから
そんなもの 食べない・・・・
ほー そんなもの・・・か?
・
・
でも もったいないですね ・・・
・
・
そう もったいないと思うけど
本当の グルマンは
一回の食事に こだわりを持っている
手を抜かない
妥協しない・・・
・
・
食事も飛行機運賃に含まれているんだから・・
なーんていう風には 考えない・・・
・
・
本当に 美味しい
そして
新鮮な食材を
自分の体調 健康にあった調理法で
あるいは 旬の獲れたてのものを食べる
そして
それを 味わう・・・
・
・
じゃあ 内田さん機内食は食べないの?
・
・
私は まだ本当のグルメではないので
しっかり食べる事が多い
ただ 最近・・・
深夜のフライトでは
機内食を食べないようにするとか
お酒を飲まない方が
酸素の薄い機内では、
よりよく寝られる事を覚えて以来
少し 変わった・・・
・
・
グルメの人は
食べる「もの」もさることながら
食べた後の体調とか
少し我慢してでも
到着後 翌日の朝食を どこで何を
いかに 美味しく食べるか・・
なんて言うことに
こだわっているようだ・・・
・
・
私も いつまでも「鯨飲馬食」ではなく・・・
そろそろ そういう真のグルマン精神を
真似してみようか・・なんて 考えている・・
2006年04月01日
日本男児
欧米に住んでみて、
そして自分の育ってきた環境を比べてみて
一番大きい違いの中に
日本人の男性の価値観がある・・
・
・
日本人男性は、残念ながら多くを間違っている・・・
えっ?
そう かなり色々な
<勘違い>をしている・・・
・
・
昔から 日本人男性は
亭主関白といい
家で 何もしないで威張って
大黒柱として、おかずが一品多いと言う
男尊女卑の文化の中で育ってきた
・
・
戦後 これがある意味でうまく行って
日本という国が大きく 世界の先進国の
仲間入りを果たす為の経済発展の要因には
確かになった・・
しかし
それ以上に 多くのものを失ったと思う・・
・
・
日本人男性は
「家族を食わしてやる」
と言う意識が強い・・・
・
・
女房や子供は
何も言わないで黙ってついて来い!
女房は炊事洗濯 子育てだけしていろ・・!
女の癖に 口を出すな・・・!と
・
・
よく 最近 会社を辞めて
起業を目指す方々の相談をお受けする・・
必ず 最初に家族関係を聞くようにしている
どうですか? 奥様はなんと言っていますか?って
・
・
たいがい 「はい夫婦仲は うまく行っています・・」
「家内も 理解して応援してくれて・・・」 と言うような
返事が多い・・
・
・
しかし 本当にそうだろうか?
日本人男性の価値観で大きく間違っているのが
仕事優先、出世肩書き優先、
そして
会社への忠誠心や自己犠牲・・・
家族のことで仕事を後回しにすると
おー アイツは家族優先主義者だな! なんて
言われる・・・
・
・
自分が 会社や組織で偉くなって
肩書きや収入が上がれば
イコール
家族も幸せになれる・・と
<勘違い>している人が 多い・・・
・
・
じゃー 働かなくて
一生 平社員で 安給料で
家族と一緒に、貧乏してもいいのか?
もちろん それは違う・・・
・
・
でも そもそも 何のために結婚したのだろう?
世間体?
男が30歳過ぎて独身だと
奇異の目で見られる・・・
一応 結婚して家族を持つ訳?
・
・
私の若い頃は そうだった
30歳過ぎまで、会社の独身寮なんかにいると
「変な男」のレッテルを貼られるような・・
そんな文化、社会の価値観があった・・
・
・
何故 結婚して 子供を作ったんですか・・・
いやー そりゃー 普通
どこの家庭でも
子供が1-2人いるのが 当たり前だし・・
世間体?
・
・
でも 子育てや
家のことは全て 奥さん任せ・・・
何もしない・・
・
・
ある日本を代表する大手企業の 歴代の社長で
子供の死に目に 会えなかった人がいる・・
当時重役だったその方は
お子さんが危篤だったとき
会社の組合交渉の席から 離れられなかった・・・
つまり <仕事>で忙しかったそうだ・・・
・
・
日本は こんな人が社長になる 社会・・・
「こんな人」とは 失礼な言い方ではあるが
こんな悲しい話が どちらかと言うと「美談」として
会社に対する 最大の「自己犠牲」として
美化されるように伝わる
恐ろしい文化がある・・・
・
・
最近日本でも こういう価値観が
大きく変わっては来ているものの・・・
未だに 仕事、肩書き、収入、資産だけが
男としての自分に対する社会の評価だと
勘違いしている 男性が多い・・
・
・
欧米社会が全て 素晴らしいとは言わないが
欧米で 子供の死に目に
知っていて 駆けつけず
その日の仕事を優先しているような人は
果たして社長として登用されるだろうか?
たぶん ありえないと思う・・
・
・
そういう トップは 部下にも同じような
自己犠牲を強いると思う・・
だから たとえトップに就いても
業績を上げることだけで、
従業員の幸せを考えることは
後回しだろう・・・
・
・
欧米では
高待遇の会社重役や、政府高官が
いとも簡単に 突然辞職、退職、引退する
理由は 家族との時間・・・
・
・
本人にとっては さぞ苦渋の決断だっただろうが
仕事と家族を 比較し
家族を優先する人が とても多い・・・
・
・
そりゃ 内田さん
アメリカなんか奥さんに離婚されたら
財産半分、持って行かれちゃうからですよ・・
・
・
そう それも理由の一つかもしれない・・
・
・
でも 私の経験から言えること
もし・・・・
日本人の 男性の価値観が
夫として
父親として
男としての役割を
もっとしっかり意識していたら
少なくとも
今の日本のような
登校拒否、
自殺者年間3万人、
ブチ切れ子供の凶悪犯罪
あるいは
熟年離婚・・・なんて
かなり防げると思う・・
・
・
新しく ビジネスを始める
会社を辞めて 独立したい・・・
そういう方には
まず こういう <男として 一人前になる努力>をして
それから
稼ぐ事を考えるようにしてください・・・と
助言するようにしている・・
そうしないと せっかく新しい人生を進もうとしても
前と同じか むしろ悲惨な結果になる事が多いと思うから・・
・
・
自らの生き方を 反省して
自らが気づいた経験を元に
自信満々に
そう アドバイスしている・・
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2006年02月23日
マスコミ
今の世の中で 一番危険なもの・・・
核兵器
伝染病
大気汚染・・・
これに 勝るとも劣らないのが
マスコミ 報道・・
・
・
日本と米国のマスコミを見ていて
本当に 共通していること
その威力・・・
・
・
そして その質を比べると 私見ではあるが
日本の方が ひどい・・・
一つ 一つ書かないけど
今の 日本が悪くなっているのは
心無い マスコミ報道のせい・・
・
・
時々 日本に帰ると 余計それが分かる
普段ネットでニュースは見ているけど
成田空港に着くやいなや
すぐ それを感じる・・
・
・
拝金主義
ネットで 株取引 1億円を目指そう!・・・
・
・
巨乳 ~
盗撮~
女子アナ ~
性犯罪・・・・
・
・
やらせの番組
・
・
テレビは 全ての局で朝から 同じ報道・・・
若貴 兄弟確執・・・・・
姉歯 偽装 ・・・・
・
・
すさまじい の一言
私も 昔は こういうマスコミ報道に
思考をコントロールされていた・・・
本当に 洗脳されていたように思う・・・
もともと 影響を受けやすい性格だから ・・・私は
・
・
評論家も 言いたい放題
私も ブログ書きたい放題だけど・・・
すごい 他人を非難して・・・
コケにして・・・
ボロカス に言う・・・
報道 言論の自由 だって言って・・・
「自由」に 誹謗中傷する・・・
・
・
よく まー そこまで 批判できるねー みたいに・・
・
・
そして その評論家やニュースキャスターが
スキャンダルで 番組を降板する
仕返し・・・ すごい!
・
・
マスコミに働く人たちの 評価基準が
視聴率と 販売部数を伸ばす事だ・・
それと
特ダネ と スッパ抜きだ・・・
と言う 背景を忘れずに読まないと
我々の人生 とんでもないにものなってしまう・・
・
・
長島 と イチロー の事は悪く書かない
悪く書くと 抗議が増えて
視聴率や発行部数が落ちるから・・・
これ 禁句・・・
・
・
その代わり
学校の先生とか 公務員、政治家
それに ホリエモンの事は
ボロカス書く・・・
真面目にやっている人の事は 取り上げない・・・
売れないから・・
・
・
自分達で もてはやして、持ち上げておいて
今度は たたいて 蹴飛ばして
「賞味期間中」に いかに 視聴率と部数を稼ぐか・・
・
・
取材 とか 現場を押さえる とか言って
膨大な取材費を使って 報道する・・・
公共の電波を使って 遊ぶ・・・
・
・
編集長 とか 局長の持つ
番組制作意向の通り
筋書きを 造る・・・
・
・
街の声・・
支持 反論・・
を 部分構成して 造る・・・
作る じゃない
番組を 造る・・・ 制作する!
・
・
日本人が
この国を挙げての マスコミ報道による
同じ価値観造りの作為に 完全に支配されているのが
分かる・・・
・
・
米国も マスコミに働く人たちの 評価基準は
基本的には 日本と同じ
・
・
でも 一つ違う事がある・・・
視聴者や読者が あまり一つの価値観に
影響されて 染まらない・・・
・
・
記事を読んで
~ ~ なーんて 書いているのは
この新聞が 保守党だからさ・・・
・
・
そんな事 番組報道しても
この マスコミ会社のオーナーは○○だからな
こんな宣伝番組造って 見苦しい! とか・・・
・
・
日本より 冷めて見ている・・・
マスコミ報道は まず疑ってかかる
と言う 神経が日本よりは強い・・
・
・
日本人もよく気をつけないと
偏った報道や やらせ番組に
自分の価値観を左右される・・・
・
・
それから 気が付くのが
日本の 車内広告・・・
・
・
そりゃ 広告は構わない
でも
なんですか あの車内 中吊り広告は
あの 天井からぶら下がっている
週刊誌の 広告は
・
・
ヘッドライン見ているだけで
あー 日本人にどうしてそこまで
変態で 拝金主義の損得勘定を
植えつけるのか・・・・
もう 「洗脳 」 しているのが 分かる・・
・
・
「ようこそ ジャパン」 なんて言って
外国からの観光客が 電車に乗ってあの中吊り広告の
ヌード写真見たら
日本がどういう国か すぐ分かる
・
・
あー やっぱり 日本人は
「好き」 なんだなー
外国行って 「 買う 」訳だー なんて
そう納得するだけ・・・
・
・
本当に 下品である・・
ほー あんた 言う事は清純ですな・・・
お嫌い?
好き嫌いではなくて
TPOだって 言うの!
・
・
冬季オリンピックで中々メダルが取れない
日本人選手が多い・・・
・
・
実力の差?
そう なんでしょうね・・・
・
・
でも マスコミも影響している・・
選手を使って 発行部数伸ばそうとする・・
今回の 売りは フィギアスケートの
美人選手 ○○ちゃんだー !なんて
・
・
何かの 道具にして・・
・
・
選手も たまったものじゃない
うまく それで有名人になって稼ぐやつもいるけど
だいたい つぶれる・・・
・
・
日本には 「恥の文化」 があるから
恥をかく と言うのは 最もつらい事と
日本人は教えられている・・・
だから 恥をかかないように と
真面目な人ほど 自滅する・・・
・
・
マスコミが 食い物にするから
余計
ビビッて 実力が出ない・・
・
・
NHK も 駄目になっちゃたし・・
一番 人気があって
子供に見せたい番組 ナンバー1だった
「プロジェクトX / 挑戦者たち」も無くなって・・
こういう番組が 増えないで 反対に消えちゃう・・
・
・
恥の 文化が いい意味で機能しないで
変に 影響して・・
マスコミも それで 人を追い詰めて
売上げ 稼ぐ・・ 売上げ発行部数を達成しないと
出世しないから・・・
・
・
私も 心 している・・
とにかく 洗脳されないように
番組のプロデューサーの
意図に左右されないように・・
・
・
賢い 視聴者 読者として
いい意味での 疑いの目を忘れないように
・
・
でないと 変に理解力のある私なんか
本当に 大変なことになってしまうから・・・
2006年02月17日
Me , too !
あれは 2000年の 九州・沖縄サミットの時だった・・
時の 日本の総理大臣は全く英語が駄目・・
まー 駄目にも程があるが・・・
超ダメ だったそうだ・・
・
・
外務省の担当が
一人一人 会場に到着する各国の首脳を
総理が玄関で出迎えるスタイルを演出し
クリントン大統領の到着に備えて
総理に 英語での挨拶を特訓した
・
・
総理
とにかく これだけ覚えてください
「 How are you ? 」
そうすると クリントン大統領は
「 I'm fine thank you and you ? 」と答えますから
総理は
「 Me, too ! 」 と
もう これだけで結構ですから・・・
・
・
わかった わかっとる
そのくらい 言える わしだって・・・
バカに するな ! と
・
・
当日 いよいよ
黒の大統領特別リムジンの車列が到着・・・
クリントン アメリカ合衆国 大統領 お出まし!
・
・
日本国 総理大臣
笑顔で 握手を求め・・・
「 WHO are you ? 」
横にいた 外務省の北米課担当者
顔面蒼白!
ショックで 倒れそうになる・・・
・
・
総理の挨拶が ジョークだと思った クリントン大統領
笑顔で すかさず
「 I am Hillary's husband ! 」 と
そして 総理は 丸暗記の 通り
「 Oh Me , too ! 」
外務省の 担当者 ショックでその場に倒れる?!
・
・
さすがの クリントン大統領も
これには 答えが出なかった・・・・
何が起きているか分からない総理大臣は
うまく行った・・・と したり顔で
得意満面で大統領を会場内にご案内したとか・・・
・
・
今でも 日本の次期総裁候補とか
小泉首相に
純ちゃんはどうのこうの・・・・ と色々 助言してるけど・・・
もう アンタ 日本の邪魔になるから
あまり 政局をいじらんでいいよ
コメントもしないでいい・・・
・
・
ホント 日本の政治家は情けない人が多い
この 実話ジョーク
ハワイで 当時メチャ メチャ流行した・・・
・
・
本当に 恥ずかしいと思った日本人が多かっただろう・・・
・
・
Me , too !
2006年02月04日
Do you love you?
何だ このタイトル
変な英語で・・・・
そう
皆さんは 自分の事を愛しているだろうか?
・
・
私 ?
実は 自分は最近少し自分に恋をし始めている・・・
なんか 変?
これ よく言われる 「自分を好きになりなさい!」って言う
今 流行の表現の あれ・・・だと思う
・
・
自分が幸福になりたければ、自分のことを 好きになりなさい!
そう 本に書いてあったのが ここ1-2日で分かり始めてきている・・・
人を好きになった事はあるけれど
自分の事は あまり好きではなかったと思う・・・
・
・
日本人は 謙遜を美徳とする所があり
自慢するタイプや、自己陶酔型の人は
とても 軽蔑されるし・・・
・
・
そういう文化を持っているから・・
私なんか その選手団長みたいだったから・・
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謙遜して自分の事を悪く、低く評価して、
私は短所ばかりの人間です・・と言い
いつも自分を卑下していた・・・・
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ところが 最近 アメリカの文化に
刺激され・・・・
時流の考え方に
影響を受け・・・・
自分を 見直すようにしている・・
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反省はするけど 自分を卑下しないように・・・
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先日 子供の頃から記憶のある範囲で
他人から 誉められたこと
得意なことを 紙に書いてみた・・・
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最初は 1枚で かなりスペースが余るだろう
なーんて思っていたら
まー 出るわ、出るわ・・・
自分でも 驚くほど 書いてみると
記憶が思い浮かんでくる・・・
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そんな自分の長所なんか 忘れていた・・・
出来るだけ 忘れるように心がけていた・・・
いつも怒られたり、至らない自分の事ばかり
思い出し、他人に話し、
自分に言い聞かせていたように思う・・・
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効果絶大・・
用紙も なんと3ページにもなった・・
どんな些細な事でもいいから
誰にも見られないように内緒で
思い出して書いてみる・・
思いっきり これでもか! というくらい
<自惚れて> 書いてみた・・
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最近 自分の生き方や考え方が
好きになっている・・・
何故だか その本当の理由は
まだ発見できていないが
5年前、 10年前の自分より
今の自分の事を 愛し始めているような・・・
ちょっと 恋に落ちそうな・・・
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内田さん 少しおかしいんじゃない?
かも・・・
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いやー 内田さん ハワイに住んで、毎日ブログ書いて
そんなの理想の人生だからですよ!
うーん そうかも知れない・・・
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確かに 周りから見ればそうかも・・・・
でも
「自分」を一生懸命発見しようと
脳ミソがちぎれる程 毎日瞑想して考えているから
そういう 自分の意識の深層にある
本当の至らなさや 成長した事や 心の変化なんかが
分かり始めているから じゃないか・・・と
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謙遜でなくて 本当に自分の至らない所が見えて
理解でき、そして少しその短所を許せるようになる・・・
それが理由で
だんだん 本当の自分が好きになってきているような・・・
そんな 感じかなー ・・・・
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米国では こんなことちっとも珍しくも何ともない・・・
米国人は
国家に、自分自身に、家族に、自分の生き方に
プライドを持っている人が多いから・・・・・
そう
私は こうなんだ! って
きっと子供の時からの教育だと思う・・
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「謙虚」さは 米国でもとても重んじられるけど
「謙遜」は 過ぎると 自分はバカだ・・・
と言う事になるから・・・
適当に ジョークで謙遜する程度・・・
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日本でも最近は 滅私奉公の精神から
だいぶ 活私奉公にスタイルが変わってきている・・
少しずつだけど
自分を評価する、自分の実績をPR するように
なってきている・・・・
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コテコテの日本人である 私は
やっと この自分の意識の壁を
破り始めているような気がする・・・
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自分の事を 好きになり始めると
少し心身が生き生きとしてくる気がするような・・・・
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自分を愛せるようになると
他人の事も愛せるようになってくる
人生やっぱり <テーマ> は 愛 か・・・・
2006年01月29日
ホリエモン
これだけ報道されているので
やはり 一言 言いたい
いや 二言 三言 になるかも・・・・
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ライブドアの株式が 特定監視管理銘柄になっている
同社の株を持っている人には 申し訳ないが
この株が 上場廃止になるかどうかの状態になっている
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新しい社長と経営体制で、ホリエモン抜きで
新しく・・・・ 再出発します って
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もし この会社の株が 「投資家保護」と言う名目で
上場廃止にならなかったら
その方が 大問題だと思う・・・
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その場しのぎの対応が 非常に多い
日本のことだから、もしかすると
条件付・・・ とか
特例・・・ とか 言って
何とか LD株を上場継続 なんてことに
なるかも知れない・・・・
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これ だけど そんなことすると
大変なことになる
そして
海外からの投資家や、
一般の健全経営や事業拡大を目指す企業や
経営者 または その会社の投資家を
鼻で笑う結果となるから・・・
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こういう投資で損をした投資家は
直接 LD社を訴えれば言い訳で
その結果 損失を被った事は
いわゆる自己責任・・・
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これ もしも
仕方が無いから・・とか
証券市場に悪影響だから・・と言う
その場しのぎの 絆創膏的理由で
上場継続になると
日本の投資市場は世界から
大変な信任を失うと思う
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その方が 心配だ・・・・