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2006年01月31日
便利屋
ハワイに 「便利屋」 と言う会社がある
日本人の経営で
何でも かんでもお手伝い、引き受けます・・・という
・
・
引越し、 修理、 庭の手入れ、
ペンキ塗り、 掃除、 粗大ごみの処理・・・
・
・
凄い 盛況・・・
毎日 あらゆる仕事の問い合わせ
依頼が入ってくる・・
・
・
お年寄りや お金持ちの多く住むハワイで
一番不足しているもの
それが、こういうちょっとしたサービスを
気軽に 頼めて やってくれる
ハンディーマン のような人・・・
・
・
マウイ島は 今 完全雇用状態に近いそうだ
・
・
一人の人が 2つの仕事持っているのもザラ・・
昼は ホテルで働いて、夜はレストランでとか・・・
・
・
しかし 大変なことになっている
家賃の高騰・・・
ガソリン価格の高騰・・・
ありとあらゆる物価が ホノルルより高い
マウイ島は、今 かなりの人が
生活が出来なくなって 米国本土へ
移っている・・・
・
・
稼いでも 稼いでも 生活費が足りない・・
マウイ島には 住みたいのだけれども
Pay check to Pay check 状態で貯金も出来ない
貯金どころか 生活が出来ないと言って
ラスベガスに移住してしまう・・・
・
・
さて
そこで 先の先を読む内田は考えた
これからのハワイは
高いハワイの住宅に住めるお金持ちが増えて
ハンディーマンのように、そしてサービス業の下働きで
働く人が 激減する時代になる・・・のではと
つまり・・・
そう 需要と供給の原理から言って
サービスを受けるのに 信じられないほど
高い料金を請求される・・・・
それでも 仕方が無いから 払ってやってもらう
・
・
1時間 60ドルの作業労賃で なんて言っていたものが
150ドル とか 200ドルになる・・・
実際に 大繁忙時代にある建設業は
スクエアーフィート当たりの工事費が
3年前の 2~3倍に跳ね上がっている・・・
・
・
だから?
そうね だから こういう便利屋的商売は
ハワイで今後 最も繁盛する業態かも・・
何でもやってあげる・・・
お年寄りや、そういう下働きはしない!
と言うお金持ちは やってくる人に
言われるとおりの金額を払う・・
最近はそのくらいが相場だから と言って
・
・
えー そんな?!
そんなに高いこと言うなら
隣の州から人を呼んで・・・・なんてハワイでは言えないし
仕方が無いから・・・払う
・
・
ハワイにも そういう貧富の2極化が
だんだん 生じ始めている・・・
でも 同じ2極化でも大きく違うのは
ピラミッド型と反対に 「独楽」のような形の
上が大きくて下が小さい
という 異常な2極化だ・・・
・
・
これを
あー 困ったもんだのー と嘆くか
ビジネスチャンスととらえるか?
・
・
久しぶりに ハワイのビジネス市場の変化
について・・・
ビジネスブログ っぽく・・・
2006年01月30日
恩返し
我々 日本人に今一番必要なのは
道徳心 と思い
毎週 あきらめずに 書くことにする・・
・
・
先週の 授業?では
ご恩 について
そして 「恩知らず」 や 「恩着せがましい」人には
ならないように と書いた・・・
・
・
今週は 「ご恩返し」について・・
・
・
他人から受けた ご恩は
忘れず
感謝して
お返ししなくてはいけない
・
・
ご近所から、お鍋でお料理の
おすそ分けをいただいたとする・・・
普通 「鍋は空で返さない」
これが常識・・・・
・
・
最近 そんな <おすそ分け>とか
<差し入れ>と言う 文化が
日本人の間に 薄れてきているが
私が 子供の頃は それが当たり前だった・・・
・
・
何か 頂き物をすると
お隣さん同士で分けて
そして、それを頂いたお隣さんも
翌日 おいなりさんを 多めに作って
その方にお返し したものだ・・・
・
・
そう いただいたご恩は 出来る範囲で
感謝して お返しする・・・・
決して あ! ラッキー ご馳走様っす! とだけ言って
そのまま にしない・・・
・
・
その くださった方の気持ちや思いに
心から お礼の気持ちを持つ・・・・
・
・
しかし実際に他人から 受けるご恩は
鍋や いなり寿司だけでなく
色々な 内容だ・・・
・
・
鍋で いただいたら 返す時には
何か別の物を 入れてお返しすれば
いいけど
他人から 受けた 好意とか親切
そして 指導、鞭撻、叱咤、激励・・・
こういうご恩を返す時は
別に いなり寿司でなくてもいい・・
・
・
そういうアドバイスを謙虚に受けて
自分を成長させる・・
これも 立派なご恩返し・・・
そうなったら
成長した自分の写真や、結果を
お礼の言葉とともに その恩人に
報告する・・・
・
・
こんな風に なれました・・おかげ様で って・・・
これ 凄いご恩返し・・・
・
・
困った時にある方から助けていただいた・・・
その方が 反対に困っていたら
応援させていただく
出来る事で 助けて差し上げる・・・
ボランティアーで お返しする・・
・
・
これも とても立派な ご恩返し・・・
・
・
口だけで
いやー!ありがとうございました・・
助かりました ・・
本当に これで首がつながりました!
貴方が何か困ったときは
何でも手伝わせてください!
このご恩は一生忘れません!
・
・
なんて その時は涙流して深々と頭下げて
いざ 頼まれると
いやー ちょっと来週は忙しいもんすから!
すんません・・ 別の人に頼んでくれます?・・・
・
・
こんなことでは駄目・・・
「恩知らず」の レッテルを貼られる・・
・
・
ご恩返しは 本気でやる
口だけでは駄目・・・
ばっちり 少し利息を付けて
しっかり気合を入れて お返しする・・・
・
・
いただいたご恩は
必ずしも その相手にお返しできなくてもいい
・
・
その方からいただいたご恩を
今度は 自分が
若い人や
その時の自分と同じように
その助けやアドバイスを必要としている
誰かに 返してもいい・・・
・
・
先輩から 受けたご恩は
後輩に 返す・・
その ご恩返しの<バトンリレー>が出来れば
これまた 素晴らしいご恩返し・・・
・
・
ある方から受けたご恩のおかげで
自分が経済的に潤ったとする・・
これを社会の何かに返してゆく
その ご恩を受けた方に直接でなくてもいい
・
・
社会で 困っている人
何かを必要としている人達に
自分がされて 本当に助かり
嬉しかったことと同じことをして差し上げる・・
あるいは、時間が無ければ寄付をしてもいい
・
・
そういう 「ご恩」 や 「ご恩返し」を
忘れない人間として生きたいものである・・・
・
・
嫌な事は 忘れた方がいいけど
こういう 世の中の真理は
忘れない方がいい・・・
・
・
では 良い 一週間を・・・・
2006年01月29日
ホリエモン
これだけ報道されているので
やはり 一言 言いたい
いや 二言 三言 になるかも・・・・
・
・
ライブドアの株式が 特定監視管理銘柄になっている
同社の株を持っている人には 申し訳ないが
この株が 上場廃止になるかどうかの状態になっている
・
・
新しい社長と経営体制で、ホリエモン抜きで
新しく・・・・ 再出発します って
・
・
もし この会社の株が 「投資家保護」と言う名目で
上場廃止にならなかったら
その方が 大問題だと思う・・・
・
・
その場しのぎの対応が 非常に多い
日本のことだから、もしかすると
条件付・・・ とか
特例・・・ とか 言って
何とか LD株を上場継続 なんてことに
なるかも知れない・・・・
・
・
これ だけど そんなことすると
大変なことになる
そして
海外からの投資家や、
一般の健全経営や事業拡大を目指す企業や
経営者 または その会社の投資家を
鼻で笑う結果となるから・・・
・
・
こういう投資で損をした投資家は
直接 LD社を訴えれば言い訳で
その結果 損失を被った事は
いわゆる自己責任・・・
・
・
これ もしも
仕方が無いから・・とか
証券市場に悪影響だから・・と言う
その場しのぎの 絆創膏的理由で
上場継続になると
日本の投資市場は世界から
大変な信任を失うと思う
・
・
その方が 心配だ・・・・
2006年01月28日
贅沢
一億総火の玉・・・・
欲しがりません 勝つまでは・・・
贅沢は敵だ・・・
・
・
今から 65年前 日本ではこうやって
戦争への道を進んだ・・・
・
・
贅沢は いけないもの
贅沢をするということは 不道徳極まりない
日本のお年寄り 団塊の世代くらいまでは
そういう 潜在意識が残っていて
日々の生活、そして人生に大きく影響していると思う・・
・
・
贅沢とは
1.必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと。
「―を尽くす」「―な暮らし」「布地を―に使った服」
「たまには―したい」
2. 限度や、ふさわしい程度をこえること。
「―を言えばきりがない」「―な望み」
分(ぶん)不相応・身の程知らず
と辞書に書いてある・・・
・
・
最近 何か天声人語のノリである・・・
・
・
贅沢は 敵だろうか?
私はそうは思わない・・・
むしろ時々 贅沢をすると良いと思う・・・
必要以上に 豪勢な事を何かしてみる・・・
思い切り 贅沢をしてみる・・・
分不相応な 贅沢を 体験してみる・・・
・
・
なぜ 良いか?
自分の 意識の壁を ぶち破るのに
効果満点だから・・・
・
・
もちろん 何も貯えも、収入も無いくせに
親の金で あるいは借金をしてまで
そんなことしたら
<誰か> から
あのねあんた ちょっと こっちにいらっしゃい!・・ と
お叱りを受けることになる・・・
・
・
しかし 自分で一生懸命働いて
10万円貯まったとする・・・
普通 日本人は その内の1万円使うのにも
びくびく する・・・・
「もったいない」
「貯金が減るから」
「老後が心配だから」
そう 恐れてしまうから
・
・
だから
1泊 5万円する温泉に泊まろう
なんてことは 想像もしないし
想像するだけでも 不謹慎と
自重してしまう・・・
・
・
でも 1泊 一人5万円の温泉旅館に泊まってみると
驚く・・・
自分の 潜在意識に ものすごい刺激になる
・
・
へー こんなに快適で 綺麗な景色の露天風呂
それに 世の中に
こんなに美味しいお料理と
丁寧なおもてなしのサービスがあるのか・・・と
たった一泊の時間に
5万円出しても惜しくない価値が
この世に 存在したのか!って・・・・
・
・
そうすると 感じる
あー 今では まだまだだな・・・
もっと頑張って しょっちゅうこういう旅館に
泊まれるように頑張らなければ・・・なんて
・
へー 物以外に 5万円 出すのか・・・
とか
こういうものもビジネスになるかもなー
なんて
自分の意識の中の、 やる気と想像力の
<マグマ>が沸騰を 始める・・・
・
・
倹約が美徳で 贅沢が敵
そう価値観や生き方を 「固定」させていると
人生も 固定する・・・
100円ショップばかり行って
「百均人生」 で・・・・定着する・・・
・
・
10万円の貯金のうち
5万円 自分へのご褒美や贅沢に使い
あと4万円は・・・
お世話になった人に 贅沢の
おすそ分けをする・・・
・
・
そうすると・・・・
そう 信じられない事が起きる・・・
少し時間が経ってから という場合が多いが
それにまだ あと1万円残高があるし・・・
心も 豊かだ・・・ 0にはなってない
・
・
普通 誰でも 皆 「自分の為だけに」
お金を使おうとする ・・
他の事には とにかく倹約しようと
・
・
いつも言う
お世話になった人に 返すと
驚くほど素晴らしい 「新しい発見」 と言う
贅沢を 味わうことができる・・・
・
・
お世話になっている 他人だけでなく
親に「贅沢」を贈ったりしてしまうと ・・・・
も の す ご い ことになる・・
・
・
何だ! こんな贅沢して このバカ者が・・・
などと親は怒るかも知れないが・・・
気にしない・・
・
・
贅沢は 必ずしも 敵ではない と思う
倹約は 時として 美徳とはならない と思う・・
・
・
要は 時と場合
そして
日々の 生活習慣の問題
・
・
日頃は 質素倹約を心がけ
時々 思い切り贅沢を 味わうよう心がけると
自分を 包んでいる 可能性の輪の
「直径」が 伸びる・・・
2006年01月26日
勝ち組 負け組
今 日本で流行っている言葉・・・・
勝ち組 と 負け組・・・
下流社会・・・
・
・
小泉構造改革が この日本社会を
富める者と 貧しいものに 二分していると・・・
・
・
年棒 1億円稼ぐ 一人の勝ち組と
99人の 年収200-300万円の負け組に
日本社会が 極端に2極化すると・・・
・
・
ハルオ君にも話したが
これ 私はちょっと違うと思う・・・
・
・
本当の勝ち組と 負け組は、
日本で言われている お金、収入、財産で
分けられるものばかりではない・・・
・
・
こういうマスコミや、世間の風潮は
とりもなおさず 拝金主義だから・・
全く すべて金で判断しているだけ・・
・
・
日本と言う国は 別にホリエモンが出てきて
拝金主義がはびこった訳ではない・・
これ 昔から・・・
ホリエモンに失礼だ・・
・
・
金が有れば 何でも出来る
幸せを手に出来る と考えている
大人が とても多い・・・
ホリエモンみたいに はっきり言わないだけで
経団連 や 政治家のおじさん達は皆
そう 心の隅で思っている・・・
・
・
はっきり言うと 馬鹿にされるから言わないだけで
自分がもう既に勝ち組(経済的に)だから、
「人生金だけではない!」
なんて 体裁を繕う ・・・・
・
・
本当の 勝ち負けは
実際その人がどういう価値観で
どんな心の豊かさを持って生きているか・・・
世の中に どれだけ多くの施しが
出来ているか しようとしているか・・
そんな尺度で判断されるもの
そう 願いたい・・・
・
・
昔 会社をいくつか経営しているお金持ちの友人が
急に 「株式投資で100億円作る」 と言い出した・・
それまで 欲を捨てて、感謝業で・・
そして
どんどん 社員や世の中に返してゆく・・
なんて 言ってた人が
突然 これからは株だ~!って
・
・
1年ぐらいして久しぶりにその人に会ったとき
驚いた
人相がすっかり変わっていて
目の焦点が定まらなくなっている・・・
少し 顔や身体が 震えているようにも見えた・・・
・
・
どうしたんだろう・・・
あー やっぱり・・
そう お金・・・
・
・
ウォール街で働いている人に
早くリタイヤー する人が多い
さっさと財産作って 引退する
おー アメリカ式だなー と思っていた・・
・
・
しかし
投資、株式、ポートフォリオ・・
投資、運用実績の動きを
毎日 あの折れ線グラフで見続けていると
精神と肉体を害するそうだ・・・
・
・
ジム・ロジャーズ
ウォール街でジョージ・ソロスと共同で
国際投資会社クォンタム・ファンドを設立し
10年で 40倍以上の利回り実績を残した人が
そう言って 37歳で引退している・・・
・
・
勝ち組と負け組・・・
どういう定義でこれを言い分けるのか
よく考えないと
またすぐに欲望の 目が ギラギラしてしまう・・・
・
・
自分の 生きたい人生
後悔の無い人生
貧しくても 豊かな人生を送る為に
他人に喜んでもらえるように
どう 日々生きてゆくか・・・
生かされている間は そういう定義の勝ち組に
なりたいものだ・・
・
・
そう考えれば 99人の中にも実際に勝ち組は
たくさんいる・・・
反対に一人の勝ち組にも 実は自殺を考えている人だって・・
そういう風に この流行語を理解し、マスコミに人生を
狂わせられないように した方がいいと思う・・・
・
・
本当に 自分自身の価値観で
真の勝ち組になれるよう よくその定義を
考えて生きた方がいい
・
・
もちろん
「100億円貯めるのが人生の目標!」
「この会社の 社長になってみせる!」
「総理大臣に なってみせる!」
勝ち組の定義が こういう事だと「信じている」人は
そのように生きてゆけば いい
・
・
どうぞ どうぞ・・・
人 それぞれ価値観が違っていいはず
そう 思うから・・・
2006年01月25日
設計図
家を建てる時、 店を開店する時
普通 最初に設計図面を用意する・・・
どんな 家にするか
どんな 造りで どんな間取りにするか
玄関は どこで 駐車場はどこに・・・
・
・
普通 この設計図を書くのにかなり時間をかける
・
・
人生設計・・ という言葉がある
人生にも やはり設計図が必要だと思う・・
・
・
どういう 家を建てたいか・・・・
平屋か 2階建てか・・・
間取りは?・・・
その前に 「どこに」 家を建てるのか・・・
海の見えるところ?
それとも都心の真ん中?
・
・
人生の 設計図を描かないで
トッテンカン トッテンカン
やっている人が多い
・
・
ビジネスでも この設計図面を
適当にあまり考えないで描いて
店舗の内装工事を始める人が
驚くほど多い・・
・
・
そうすると 工事をしながら
あれ! ここに この冷蔵庫が入らない!
おー! これじゃ あんた
玄関のドアーが開かないじゃないの!
なんて ことになる・・・
・
つまり どんどん問題が後で出てくる・・
その度に つぎはぎ対応する・・・
出来上がったときには 何だか訳のわからない
店になっている・・・
・
・
いやー 参ったなー これ
これじゃ お客さん座れないじゃないの って・・・
・
・
おー トイレのドアー開けると 風呂場の窓に
ぶつかるじゃないの! 何やってんの
やり直し やり直し! なんて
・
・
やり直せる場合は まだいい
・
・
下手をすると、全部取り壊して 最初から
造りなおさなくては ならない・・・
・
・
人生の設計図を描く事なしに
工事をしていると、こういう事にぶつかり、
かなりの損失を被ることになる・・
・
・
ビジネスでも最初に 設計図を考える作業に
十分に時間を使わず、急に柱を立てたり
壁紙や 照明の工事に入ろうとする・・
・
・
これを 人生でやってしまうと
「出たとこ勝負」の人生になる・・・
・
・
最初に よく考えて
決めたら 一気に進める
・
・
よく考えて設計図を描いておけば
最初は平屋で、将来 こうなったら2階を増設できるし・・
なんていう 準備の良い設計も可能
・
・
人間は必ず 歳をとる・・・
家族も 同じ
今 必要なものも 10年 20年後には
いらなくなる・・・
・
・
生活に大事な 必要な要素も変わる・・・
だから そういう経験のある人に
話を聞いて よく教えてもらう・・・
・
・
そうだね 子供が小さいときは こうだったけど
今 ばあさんと自分の二人きりだと
こっちの方がかえって便利・・とか
・
・
設計図は 現在ー5年後ー10年後 と
長い時間軸で考えて 描くのがいい・・
・
・
そういう時に それぞれテーマを決める
そのテーマを実現できる設計にする
その 重要な価値を考慮して・・
・
・
人生も その設計図を入念に描かないで
ただ 忙しく 「工事」 を 続けている人が
本当に 多い・・・・
2006年01月23日
恩
ライブドアの堀江社長が 逮捕された。
この時期の東京拘置所は 結構寒いだろう・・
最近30億円で買ったプライベートジェットは
どうするのか?
ま ともかく
・
・
これで、日本の証券市場も 企業の投資家に対する
責任感、合法的経営と透明性に関する正しい精神が
一気に進む 大きなきっかけになるだろう・・・
日本もやっと本来の資本主義国家へ
少しレベルアップ・・・
・
・
さて それでは 皆さん着席を・・・
月曜日ですから・・・
・
・
今日は 「恩」 について
・
・
・・・人から受ける、感謝すべき行為。恵み。情け・・・
辞書で 「恩」 について調べると こう書かれている
・
・
この世の中で 「恩」 を受けた事の無い人は
いない・・
そう 絶対に いない・・
・
・
だって 人間 「恩」 を受けないと
生きていかれないから
「恩」 のおかげで 皆 今の自分がある・・・
そう言っても過言ではない・・
・
・
しかし・・・
最近 この 「恩」 についてあまり考えない人が多い
来た来た・・・・・
・
・
ちょっとした事で 人から助けてもらう
あるいは 何かを教えてもらって
それで問題を解決できたり、
事故を未然に防げたり・・
・
・
そんな 他人からの一言アドバイス または 情報で
ずいぶん我々は助けられている・・・
・
・
毎日 と言っていいほど
色々な人に助けられている・・・
・
・
でも そんな事に気づかない人が多い
そんな事 考えもしない人が多い・・・
・
・
こういうのを 「恩知らず」 と言う
世の中 こういう風に 恩を知らずに
全部自分一人で ここまでやって来た!
なんて思っていると
コケる・・・
・
・
人生に コケる・・・
かなり 痛い怪我 をする
誰かにちょっとしたことで助けてもらったとする
次の日に お礼の電話やメールを送る・・
・
・
ご馳走になったとする・・・
翌日お礼の電話や、メールを送る
そのお礼の気持ちを表し、そのご恩に
感謝してご挨拶をする
こういう心がけのある人は 安心
・
・
他人に助けられた事をすっかり忘れて
物事がうまく行ったのが
自分が頑張ったから と
勘違いしている人がいる
・
・
いやー さすが 俺だな・・
やっぱ 俺って才能あるじゃん って・・・
・
・
私は この 「恩」 について
いつも 思うようにしている
「思い出す」ように 心がけている・・・
・
・
両親や、学校の先生・・
職場の上司・・ お得意先・・
友人・・ ご先祖様・・・
これまでどれだけ多くの ご恩を
自分が 頂いてきただろう・・・・
と 「考え・・ 思い出す」 ようにしている
・
・
自分の場合、あまり実力がないもんだから・・・
考えただけでも 気の遠くなるほど・・
多くのご恩に助けられている
・
・
日頃の生活の中に
自分が受けてきた 他人からの ご恩 について
意識するように 心がけるといい
実際に 昔の恩人にお礼状なんか出さなくても
「思い」 心の中で 「感謝」するだけで十分・・・
・
・
そして 日々の生活では
お世話になった相手に
言葉で 表す・・・
・
・
先日 貴方からいただいた
あのアドバイスのおかげで
うまく行きました・・ 助かりました・・
ありがとうございます・・・って
・
・
そういう風に言える人は また 運気が上昇する
そういう生き方をしている人には
また 色々な人から 「ご恩」 が集まる・・・
・
・
・
これ 俺がさー あんたの為にさー ・・・・
あれもさー これもさー
やっておいてあげたんだからねー ・・・
・
・
こういうのを
「恩に着せる」 と 言う
「恩着せがましい」 ・・・・
こういう人も多いが あまりカッコ良くない
・
・
恩は 着せては駄目・・
・
・
恩は 他人に与えようと心がけ
頂いたら 感謝するもの
自分から
これやっておいたぞー 感謝しろよお前!
なんて言っちゃうと せっかくのその恩の
「価値が暴落」する・・・
・
・
最近の日本人に この「恩知らず」が増えている
「恩」に 気がつかないと
泣かず飛ばず の人生となる・・
・
・
成功した理由を 「自分の能力、努力、運」のおかげ・・・
と勘違いした途端
お仕置きが 待っている・・・
・
・
人にお礼の 電話をする・・・
感謝の言葉をカードに書いて送る・・・
「お蔭様で」 と言う日本古来からの
美しい言葉を
忘れないように 心がける・・・
そう
「心がける」 だけでも十分
・
・
どんなに 忙しくても
そういう 事を 考える時間を
一日に取り入れるようにすると良い・・・
・
・
それでは 居眠りの人 が出ないうちに
この辺で・・・・
・
・
来週の月曜日は 「ご恩返し」 について・・・・・・・・
2006年01月22日
顔
私は もう 着ている物で、そして外見で人を
判断しないことにした・・
その代わり
その人の 顔を見るようにしている・・
・
・
顔は本当にその人の多くを表している・・・
中長期的には 人生をどう生きてきたか
どう生きようとしているか
あるいは どう「足るを知り」 生きているか・・・
幸せをつかもうとするのではなく、
幸せを感じようとしているか
その人のそんな生き方、思想が
顔に 出るから・・・
・
・
短期的には 東京では笑顔すら無い人が
ハワイに来ると 笑顔になる・・・
一緒にゴルフなんかしていると
へー この人
こんなに可愛い笑顔を持っていたのか・・・
なんて思うほど いい笑顔になる
・
・
今まで ハワイで仕事として
色々な方をご接待をする事が多かった
・
・
だいたい 見えてしまう
人相・・・
そうね 占いみたいに
私の場合・・・・
ほとんど当たる・・・
・
・
印象と実際の姿が違う時は たまにある
でも その人の 人間性とか 人間力は
申し訳ないけど 見抜いてしまう・・・
・
・
男は顔が大事 と言う・・・
その通り
・
・
私?
私の場合 すぐ 顔に出てしまう悪い癖がある
すぐ 表情に・・・
・
・
会って不快な人
話していて 不快な話題
くだらない事を言われて
関わらなくてはならない時
・
・
すぐ 出る・・・
いやーーーー な顔になってしまう・・
眉間にしわが寄ってしまう
・
・
すぐ 顔に出ると 困るけど
もう 昔のように 我慢して、相手に合わせてでも
嫌な事や、間違った事、
意味の無い事とは
関わりたくないもんだから
・
・
ほー 言うじゃない ・・・
・
・
すぐ ブス っとした表情になって
さっさと帰ってしまう・・・
気分が悪くなるし・・
時間の無駄だから・・・
・
・
もう すっかり 辛抱が無い・・
・
・
へー 内田さん そんな嫌な顔するの?
そう思ってくれる人は
たぶん 私と気が合うか
価値観が似ている人だと思う
・
・
そういう人と会っている時
私は機嫌がいいもんだから
いつも ニコニコ している・・・
・
・
男は 顔に責任を持たなくてはならない
本当に 言う通りだ・・・
でも女性も一緒・・・
・
・
綺麗にお化粧していても すぐ分かる
あー 凄く意地悪な女性だなーって・・・
・
・
だいたい かなり高い確率で当たっている・・
人の顔を見ていると
生まれてから今まで歩んできた人生
そのもの全てが 凝縮されているから・・・
・
・
子供の頃
学校で
恋愛を通して
仕事を通して
結婚生活を通して
感謝 謙虚 無欲 献身・・・
そして
人間同士の信頼関係 愛情 友情なんかを通して
・
・
だいたい どんなに隠そうとしても
顔に出る・・・
・
・
ブ男でも 良い顔している人がいる
はつらつと 良い仕事そして
日々 満足度の高い生活をしていると
顔が活き活きとしている・・・
・
・
ハワイには よく世界のセレブ達や大金持ち
そしてビジネス投資家が集まる
だから 余計 こちらの目が肥えてしまう・・
・
・
そして この顔、表情は人生を通して
だんだん変わってゆくと思う・・
・
・
政治家みたいにどんどん悪くなっていく人
顔に「 公共事業 」 「権力は金」 って書いてある人
そう あれあれ
・
・
ただお金を儲けると言う価値観から
志を持って、豊かに生きると言う価値観・・・
他人を励まして 何かのお役に立てれば・・
そんな価値観の生き方を心がけていると
顔が 良くなる・・・
元の造りは変えられないが
会っていて相手の気持ちを
落ち着かせるくらい
良い顔になる
・
・
いやだいやだ と思って生きていると
表情が険しく、つんけんしてくるし・・
・
・
まー 仕方が無い
本当に恵まれているよ・・・
これも あれも受け入れていこう・・・
なんて思えるように心がけていると
顔の表情が 穏やかになる・・
・
・
そうすると思わぬ幸運にめぐり合い
自然に運気も上がってくるから面白い・・・
・
・
「顔」 に 責任を持つと言うことは
「生き方」 に責任を持つと言う事だと思う・・
2006年01月21日
元本
ビジネスでも、財産形成でも 共通していることがある
資本、元本がないと 何も始められない・・・
元手がないと 手も足も出ない・・
・
・
人生にも この元手、 「元本」が必要だと思う・・
・
・
お金が 欲しい
金持ちになりたい ・・・・
そう思う人はたくさんいるが、
この元本がないと普通 夢に終わる・・・
・
・
若い頃から 何の経験も積まず
何の基礎も作らず
例えば フーテンの寅さんみたいに
風の吹くまま、 気の向くまま・・・
そういって あちらこちらを転々とする人が増えている・・
・
・
日本でも年功序列、終身雇用が
当たり前でなくなってきて
なおさらそういう人が多くなっている・・
・
・
しかし実際 日本は昔から米国より転職率が高かった・・
普通のサラリーマンや、官庁に勤める人は
一つの会社や組織で永年勤続し、定年を迎えているが
飲食業、ブルーワーカー、 そしてタクシー運転手などは
一生のうちに 何度も勤め先を変えるので
一人当たりの転職率は
米国より日本の方が高いそうだ・・・
・
・
転職が悪いとはもちろん言わないが
人生の基礎を作る、元本を作ると言う発想で
転職を考えないと
ただ 「給与条件」で、 ただ「人間関係」で、
ただ「もう飽きたから」 という理由で
職場を転々と移るようになってしまう・・
私は これを 「転々虫」 と呼んでいる・・・?
・
・
英語でも ジョブホッパー と言う言葉がある
バッタのように、次々に仕事先をホッピングしてゆくから
・
・
若い人に 勧めている・・・・・・
どんな事でも、 全て自分の将来の
資産、経験、基礎の為に仕事をするように・・ と
・
・
間違っても 稼ぎの多い少ないだけで
勤め先や仕事を決めないこと・・・
そうしないと 結果人生をお金に支配される危険に陥る
・
・
ある厄年の人がこんなことを言っていた
「 いやー 内田さん ・・・ 男42歳
すっかり体力が落ちたのを実感しています」・・・と
・
・
そうだね 僕も同じだったよ・・
でもね
体力が落ちた分 「考え方」 を変える必要がある
それを気づかせてくれるのが 厄年だと思う・・・・・と
・
・
今まで 20代 30代に
自分一人で 10 の仕事をしていたとする
朝から 夜遅くまで 週70時間 90時間働いて 10 をこなす・・・
若いから 何とかこなせてしまう・・・
寝不足でも 何とか片付けてしまう・・・
・
・
しかし
この努力を 10 から 5 に減らす
そして 42歳までに 作り上げた
自分の経験、知識、人事管理能力、そして工夫で
他人に働いてもらうように 仕組みを作る
そういう作業に 残りの 5 のエネルギーを
投入する
・
・
そうすると 合計で 12とか 30 の仕事が
出来てくるようになる
この進歩や、向上に 若い頃の「元本」が不可欠だ・・・
・
・
要は他人を 指導したり、育成したりする年代に入るわけだ
この人事能力、 指導力を持てない人は
いつまで立っても 全ての仕事量を
自分一人でこなす事になる
・
・
歳をとると体力が衰え、瞬発力がなくなり、
そして 思考も硬直化してくる・・
そのまま 変わらないと
どんどん 時代から取り残されていく・・・
気がつくとトップから2周遅れ なんて・・・
それでも 気がつかない・・・ 先頭集団と張り合いながら
・
・
10 のうち 半分の 5 の体力を
そういう一段上の管理職としての
エネルギーに変えて注ぐようになると
自分は 考え、工夫し、若い人を指導し、組織で事に当たる・・
・
・
若い人や 違った経験を持つ人からの提案を
「謙虚に」聞くよう心がけていると
時にはより素晴らしいアイデアをもらい、
思わぬ成果を収めることさえ出来る・・
・
・
以前よりもっと「大所高所」から仕事に取り組める
・
・
だてに歳はとらない・・・
経験や実績、 あるいは作品と言う 「元本」を作って
人生の 財産形成をするといいと思う・・
・
・
うまく それが出来るよう心がけて、積み重ねてゆくと
将来その 「元本」で 食べていけるようになる
2006年01月20日
靴磨き
皆さん 靴を磨いた事ありますか?
普段 履いている自分の靴を・・・
・
・
じゃー
自分のご主人や 奥さんの靴を
磨いた事は?
・
・
サンダルでもいいし、 ジョギングシューズでも・・
磨いてあげた事があるだろうか?
・
・
昔 サラリーマンになったばかりの頃
同期会や合コンの飲み会で
「どんな女性と結婚したいですか?」
そんな やり取りが良くあった
・
・
僕は 女優のだれだれみたいなタイプが良い・・
イヤー 俺は アグネスラムみたいな女の子が理想だなー・・・
そんな! 俺はどんな美人でも お金持ちの娘じゃなきゃー駄目!
・
・
はい!
じゃー 内田さんの番・・・
どんなタイプの女性がいい?
・
・
うん
「僕の靴をいつも綺麗に磨いてくれる人が良い・・」
そう答えた・・・
・
・
わっはっは ~~! 受けた・・・
皆に えらく笑われた・・・
皆は私が冗談を言ったと勘違いしたみたいだ・・
・
・
自分は マジだったので 皆の反応
特に 女性の反応に驚いた・・・
・
・
何それー ! 靴ぐらい磨いてあげるわよー
何人かの女性に笑われた・・・
・
・
・・・・・・ そうかな ・・・・・
・・・結婚して何年もずっと磨いてくれるのかな?・・・
そう 疑った・・・
・
・
靴磨き・・・
これ 私はとても特別な事だと思っている
他人の靴を磨ける・・
無料で・・・ 当たり前のように・・・
・
・
靴ぐらい自分で 磨きなさいよ!
東京駅へ行けば、靴磨きの人がいるでしょう!
・
・
そう、 気位の高い人は この靴を磨く なんていう
「行い」 は、ほとんどした事が無いと思う・・
まして 他人の靴なんて・・
・
・
私は 男の人を見る時に まず靴を見る・・・
初めて会う人や、電車の向かい側に座っている男性の
靴を 見る・・
・
・
だいたい 分かる・・・
・
・
あー 可愛そうに・・・
外見で人を判断しないと 自分で決めたが
それとは違う・・
・
・
ハワイで最も名門のゴルフ場で
カハラにある ワイアラエカントリークラブという
メンバー制ゴルフクラブがある・・・
昔のハワイアンオープン、
今はソニーオープンで 有名な・・・
・
・
ここの メンズロッカーの隅に小さな部屋がある・・
そこにゴルフシューズを磨く専門の従業員がいる・・・
いつもだいたい二人いて、一生懸命 メンバーの
ゴルフシューズを磨いている・・・
・
・
そう ゴルフは紳士のスポーツだから・・・ だったから
・
・
アメリカの軍隊に入ると
靴磨きを 徹底的に 教えられる・・
銃の扱いと同じくらい徹底的に・・・
・
・
身だしなみ・・・
軍人の誇り・・・
そう それと
靴を磨いて綺麗にしていると 気づく事があるから・・
身につくものがあるから・・・
・
・
靴はその人の生き方や、主義を表していると思う
ちょっと 大げさだけど ・・ そう思う・・
・
・
自分の靴だけでなく
奥さんや ご主人の靴をしっかり磨いてあげる
そんな事が いつも平気で出来る人は素晴らしい・・・
・
・
「靴磨き」 と言うと
何か 下働き のような
ちょっと侮辱されたような
響きやイメージがある
・
・
でも この靴磨き・・・
してあげると とても良い効果がある
心を込めて 一生懸命磨く・・・
イヤイヤ やらない・・・
・
・
他人の靴を磨くと
自分の心も 一緒に磨ける・・・
それに気づく・・・
・
・
私は よく 「奥さんの靴を磨いてあげたら?・・」
そんな事 今まで一度もしたことの無い人に
勧めてみるようにしている・・・
えっ? 嫁さんの靴をですか?
そう 奥さんの靴だよ・・・
奥さんが いない時に磨いておいてあげる
その方がもっといい・・
・
・
はー 磨いてみます・・・
家に帰って 早速その人は奥さんの靴を磨く
奥さんの外出中に・・・
・
・
普通 そんな事する訳が無いし、
結婚してこのかた一度もそんな事
していないもんだから
磨いてあげても 奥さんは気がつかない
そんな事想像もしないから・・・
・
・
でも気がつかれなくても いい・・・
そっと 磨いておく・・
・
・
あれー あなた私の靴磨いてくれたのー !
そうやって気がついてくれないかなーと 思うけど
黙っている・・・
・
・
例え 万が一気づかれて
「なにー 靴を磨いてくれたの? どうしたの?
明日雨が降るじゃないのー! やめてよー 気持ち悪い!」
なんて ケチョンケチョンに言われても
じっと 苦笑いしていれば良い・・
・
・
奥さんや ご主人の靴を磨けば
自分の心が豊かになる・・
ただその為だけに 磨く
自分が幸せになる為に、磨かせていただく・・・
・
・
他人の靴を そして自分の大切な人の靴を
喜んで磨いてあげられる人は
素晴らしい 人格者だと思う・・・
2006年01月19日
健康
先日 整体を勉強している人の話を聞いた
人間の骨格や筋肉、そして身体のバランスのことを・・
・
・
最近 身体の調子は
この身体の骨格のバランスと
血液の循環 が決め手ではないか と
健康オタク は感じている・・
・
・
人間は、重力、抵抗が無いと
生きていけないのだそうだ・・・
はー
「抵抗」 があるから生きてゆける・・・
・
・
なるほど、その通りかもしれない
無重力状態で ずっと生活をしていたとすれば
人間の生態、進化は全く違うものだっただろう・・・
フニャフニャで 動けなくなるし・・
・
・
物理や化学、生物の授業が 嫌いだった私でも
その位のことは 容易に想像がつく・・・
・
・
何でも チャレンジしてその後に達成感を味わう
これも その一つだろう
超えるのに難しいハードルがあるから、
力が出る・・・
それは 確かに道理である・・
・
・
その整体師の人が言っていた・・・
人間の身体は 皆 曲がっている
それぞれの人に変型やゆがみがある・・
・
・
建物は曲がって傾いてくると そのうち崩壊するが
人間はそれを支えて 無理に立っていようとする・・
これが、身体のねじれとゆがみを生むのだそうだ・・
・
・
それをそのままにしておくと
筋肉痛や、関節の痛み ひどい時は骨折
そして
内臓の病気にも つながる・・と
・
・
身体の 血液の好循環が健康の源だそうだ
そう 何かで読んだ事がある・・
・
・
最近の一流スポーツ選手は こうのような
身体的健康の維持と、身体能力の向上が
翌年の年棒そして
あと何年プレーを続けられるかに影響するので、
惜しみなくこれらのケアーに時間と金を費やすそうだ・・・
・
・
昔、 日本に住んでいた時に
近くの 温泉とマッサージ施設のある店に出かけ
腰痛と肩こりを もみほぐしてもらった
・
・
料金は1時間で たぶん4-5千円だったと思う・・
高いと言えば 高い
その時 隣に来ている年配の男性の事を聞いたら
その男性は毎日そこのマッサージに来ているのだそうだ
へー 毎日!
・
・
その時は思った・・・ 贅沢だな・・・と
・
・
・・・どうせ ものすごいお金持ちなんだろう・・って
・
・
しかし 最近 こういう身体のケアーが
実は一番大事ではないかと思うようになっている
・
・
やっぱり長生きしたい から?
うーん そう 確かにそれもあるけど・・
出来れば死ぬ直前まで健康でいたいし・・
・
・
でも こういう体調管理は
本当によい仕事や、結果を出す源だと思う・・
そして
人生の運勢を上げていくのにも
とても関係があると思い始めている・・・
・
・
身体の血行がよければ、
思考能力も
判断力も
記憶力 や アイデアなんかにも
好影響を与えてくれると思うし・・
2006年01月16日
酒飲みのマナー
月曜日・・・・
もう一週間が過ぎた・・・
早い・・・・・・ 道徳だ・・
・
・
「酒飲み」のマナー と言うと
ちょっと 飲んだくれ の響きがあるので
お酒と付き合う マナー・・
こっちの方がいいかも・・
・
・
私は サントリーに24年間勤めたので
酒の 商売、文化、良さ、楽しさ、 そして
恐ろしさを よく見てきた・・・
・
・
日本と 米国の文化を見ていて
この 酒の文化の違いは 大きな
相違点の一つ・・・
・
・
自己責任・・・・
米国では お酒を飲む場合
全て自己責任である・・・
そう 酔ったら 自分のせい
・
・
何か問題があったら 自分のせいであり
かなり 手痛い仕打ちを受ける・・
マジで 大変なことになる場合がある
・
・
一方 日本
お酒に 寛大である・・
お酒に 責任をなすりつける文化がある・・・
まー 酒の上でのことですから・・って酒のせいにする
酔っていたんだから、大目に見てやって・・・・ なんて
これ 普通米国では一切通用しない
・
・
住宅街でも どこでも あれっと言う間に
スナックがオープンする・・
ビールや焼酎、ウイスキーのボトルキープだ・・なんて
お酒を売る店を 誰でもすぐ経営出来る・・・
・
・
これ 日本だけ・・・
・
・
一気飲み・・・
日本では 無理に相手に飲ませる文化がある・・
「俺の 杯が 受けられねえーのか?」 って
・
・
相手が泥酔するまで 飲ませたりする・・
これ ハラスメントどころか 犯罪に近い・・
歓迎会 なんて言って 拷問のように飲ませる・・
これ 暴力と一緒・・・
・
・
酒飲みには マナーがある・・
酒は 自己責任で飲む・・・・ そう自己責任
楽しむのはかまわないが、酔うのはマナー違反・・
・
・
まして酒の勢いで 相手にからんだり
大声出したりするのは もっての外・・・
米国なら すぐ警察が来る
・
・
久しぶりに東京に帰り
金曜日の夜なんかに、山手線に乗ると
酒を飲んだサラリーマン達の<殺気立った雰囲気>を感じる・・
車内が酒臭くて、皆目がすわっていて恐い・・・
・
・
赤い顔して ウイー って・・・
なんか文句あっか この野郎 !
何だ? もう夜遅くだし いいじゃねーか !
一週間 ストレス我慢して仕事したんだからよー なんて
こっちは酒飲んで <酔っちゃってるんだから> ウー !
と言う感じ
・
・
欧米では <酔う> と それだけで
警察に連れて行かれる・・
いや ホント
酔った勢いで・・ なんて言う論理は通用しない
・
・
以前 ハワイに勤務したばかりの頃
CNN のニュースを聞いていて
驚いた・・・・
アナウンサーが
Drug and hard liquor Users と言っていた
USER だって・・・
えっ? 自分の耳を疑った・・・・
・
・
DRINKERではなくて USER
Drug と一緒の扱い・・・・
・
・
米国のリカー法では 通常の酒類として
ビールとかワインの販売ライセンスがあり
店によっては このライセンスのみ許可されている・・・
・
・
これとは別に ハードリカーライセンス というのがある・・
つまり、 ウオッカとか ウイスキー、そしてテキーラのような
アルコール度数の高い 強いお酒を扱い販売できる免許・・
・
・
こういうお酒を飲む人は 麻薬と同じで
「ユーザー」と言われるのか ・・・・
ウイスキーが好きだった自分には
ちょっとショックだった・・・
・
・
酒に酔って 本来の自分ではなくなる・・
ストレス解消に少量を飲む程度なら まだしも
量を飲んで、長い時間飲んで
目がすわってくると 怖い・・・
それも毎日だと 危険・・・
そういう人を何人も知っている・・・
・
・
東京新宿に 津川興業という会社の経営する
カウンターバー主体の店が数軒ある・・
昴 (すばる)、 アロー、 アポロ、 白州・・・
ご存知の方も多いと思う・・
今でもまだ 全店 経営しているだろうか?
・
・
ここの店は どこもバーテンダーさんのマナーが
それは それは 素晴らしい
おつまみも 見事なくらい 丁寧に美味しく作り
カウンターの上に 出してくれる
・
・
こういう店で
少し酒を飲む時のマナーを勉強した方がいい・・
酒飲みにこそ マナーがあるべき・・・
うーん 内田さんはどうなの?
・
・
時々 酔ってしまうが
外で酔ったら 「はずかしい」 と思うようになった・・
多少酔み過ぎたなーと思っても
お店の人に 「ご馳走様でした」と言って
よろけないように帰るように 心がけている・・・
・
・
昔 サントリーの新入社員研修会で
酒場でのマナーを学んだ・・・
お酒を飲むと その人の本性が出る・・
しっかり スナックのママさんや 焼き鳥屋のご主人など
サントリー製品を販売してくださっている
お得意先に失礼のないよう 飲むように・・ と
・
・
米国では アルコール中毒症の人の
カウンセリングや治療がとても進んでいて
盛んに行われている・・
これで 人生を取り戻す人が多いそうだ
その通り・・・
・
・
その カウンセリングやリハビリで
アメリカの大統領になっている人もいるのだから・・
・
・
大人である という条件として
このお酒を飲む時のマナーを
しっかり身につけておいた方が良い・・
・
・
無理やり 飲んだり 飲ませずに
適量で 自己責任で・・・
間違っても泥酔しないように・・・
・
・
私も 気をつけます !
2006年01月15日
似ているけど違うもの
世の中には、似ているけど
ぜんぜん違うものがある・・・
聞くと、一瞬同じことのように思ってしまうが
全く 違うものがある・・
・
・
親切 ・・・ お節介
意欲 ・・・ 煩悩
受け入れる ・・・・ 妥協する
試練 ・・・ 苦しみ
裕福 ・・・ 幸福
流れにまかす ・・・ あきらめる
祈る ・・・ 頼む
投資 ・・・ 投機
ハワイに行きたい ・・・ ハワイに行く
・
・
まだ?
うーん 全部書くと 大変な量になるから・・・
・
・
それから
違う言葉だけど 時には意味が同じものもある・・
・
・
怒る ・・・ 失う
不平 ・・・ 自己中心
見栄 ・・・ 小心
威張る ・・・ 臆病者
変人 ・・・ ユニーク
常識 ・・・ 固定観念
非常識 ・・・ 大成功
権力 ・・・ 崩壊
選ぶ ・・・ 自由
・
・
与える ・・・ 授かる
愛する ・・・ 愛される
譲る ・・・ 感謝
・
・
攻撃する ・・・ 自分が怪我をする
勝つ ・・・ 負ける
許す ・・・ 平安
儲けようとする ・・・ 損をする
聞いてあげる ・・・ 理解してもらえる
受け入れる ・・・ 多くを得る
・
・
失礼しました・・・
2006年01月13日
ボイスメッセージ
昨日 家に戻るとボイスメッセージのランプが
点滅していた・・・
・
・
何気なく、再生のボタンを押す・・
すると 女性の声で
「あのー ○○です。 お久しぶりです・・・」
最初は誰だか分からなかった・・
・
・
長い長い 1分くらいのメッセージだった・・
思い出した あー ○○さんの奥さんだ・・・
・
・
「 本当に主人が生前お世話になりました・・・」
「 久しぶりにハワイに来ましたが・・・」
・
・
「 色々 優しくしていただいて、
本当に本当に ありがとうございました」・・・・と
・
・
この○○さんは、昔 ある日本の大手企業の
ホノルル責任者をされていて
お付き合いをさせていただいていた・・・
・
・
ゴルフがうまく、ハワイも2度目の勤務で
当地に進出している日本企業駐在員の
代表的存在だった・・・
・
・
この方と、よくゴルフをしたり 食事をしたり、
可愛がっていただいた・・・
・
・
10年近く前 がんの手術をされた・・
その後治療をしながら、元気に仕事をされていた
しかし・・・
・
・
50代半ばの 死であった・・
・
・
生前、自宅にご夫妻を 招待し
一緒に夕食を楽しんだことがある・・・
・
・
話は盛り上がり・・
本当は いけないんだけど
サントリーの響の薄い水割りを
3杯も飲んでくれた・・
それは美味しそうに お代わりして・・・
楽しそうに・・・
・
・
私は、その方が 余命どれだけ・・
という状態である事を 何となく
風のうわさで知っていたが、
何故かそんな事も忘れて
大笑い、 「そうそう!」 と
「人間はさー もともと遺伝子が組み込まれていてねー」 なんて
意気投合の夕食だった・・
・
・
彼が持参してくれた当時まだ珍しい
デジタルカメラで写真も撮ってくれた・・
・
・
それから 何週間かし
入院されたと聞いて、病院に見舞った・・・
息子さんも日本から来られていた・・・
・
・
早く退院してくださいよ・・
遊んでくれる人がいないと 困ります・・・
はい 来週には退院しますから・・
・
・
もう少しその場にいようかと思ったが
寂しくて、悲しくて
そろそろ帰ることにする・・・
・
・
あー ○○さん そう言えばウチの娘が・・・
○○のおじちゃんの 言う事 Make senseだよね って
言ってました・・ また 会いたいみたい・・・
・
・
本当のことだから そう話した・・
それを聞いてとても 喜ばれていた・・
そう 本当? それは 嬉しいね・・・・と
ベッドの上で 天井を見つめながら
驚くほど 本当に嬉しそうにしていた・・
・
・
夕食会の後、彼から E-mailで
その夜の ○○さんと私の写った写真を送ってもらったので・・・
添付ファイルをプリントし 自宅の机の上に置いてあった
・
・
それから ずいぶんたったある日
埋もれていた 書類の中から
たまたま その写真のコピーを見つけた・・
あー あの時の写真だ・・・
・
・
数ヶ月前の あの楽しかった夕食を思い出し
そう言えば ○○さん あれからどうしてるかなー と・・
退院したとは聞いているけど・・
・
・
その翌日だった・・・
ご本人が亡くなった というニュースを聞いたのは
・
・
・
・
きっと最後に 「会いに」 来てくれたのだと思う・・
「 内田さん あの晩は楽しかったよ 」 って
・
・
ボイスメッセージは 延々と 続く・・
また6月に来ますので お会いしたいと・・
本当に 本当に・・ ありがとうございました・・・って
・
・
なつかしく、せつなく、 そして 心暖まるメッセージだった・・
・
・
奥さんも元気そうで 良かった・・
次回お会いするのが楽しみだ・・
・
・
義理宴会や会合は嫌いだけど
こういう 心の通ったお付き合いなら
これからも いくらでもしてゆきたい・・・・
・
・
○○さん、 そして 奥様 ・・・
こちらこそ 本当にありがとうございました・・・
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2006年01月12日
順序
昨日は 日本のある企業を退職し
起業を考えている方からのご相談を受けた・・
場所は ハレクラニホテルの House without a key
・
・
この方は、日本のある製薬会社に33年間勤務
昨年の10月に早期退職されたそうだ・・・
色々と お話を聞く・・・
ホントに 色々と 話されていた・・・
・
・
あのー こういう商品がありまして・・・
それから この医療サービスの特許を・・・
で これとは他に、このチェーン店の社長と
最近 知り合いまして・・・
実はハワイに 親戚がいるものですから・・・
家内にもハワイに友人がおりまして・・
彼らもハワイに会社を持っていて・・・
家内が副社長ですから・・・・
・
・
30分ほど 話を聞いたが・・
さっぱり分からない・・・
・
・
何をしたいのか 分からない・・・
ハワイに親戚や友人がいるのは分かるが
ハワイで 私に何を相談をしたいのか
分からない・・・
・
・
最初は主に日本でビジネスをしようと思っているのに
どうしてハワイに会社を設立して、日本支社を登記したのか
分からない・・・
・
・
昔 流行った ハワイで会社設立ですか それ?
あのー・・・・ 日本でも今 1円で会社設立 出来ますよ・・・
あー そうなんですか・・・
・
・
いや 「そうなんですか」 じゃなくて・・・
・
・
結局 話を聞いていて
一つだけ 分かったことがあった・・・
・
・
・
ご本人が
いつから どこで 何を始めたいのか
それがまだ全然分かっていない と言う事が・・・
・
・
あのー 失礼ですが・・・・
もう少し 順序だててお考えになったら
いかがですか?
どうしても いつも説教調になってしまう・・・
・
・
だって 貴方のお話と進め方は
1、2、3、4、5、6、 とビジネス起業の
順序があるとすれば・・・
3、5、2、7 ・・・のような状態ですよ
・
・
比喩が上手い 私は・・・
ご本人
確かに そうですね・・・ と気づく・・
・
・
どうしたら良いですかね?
いや だから・・
1 からお始めになったら如何ですか?
3 からではなく・・・・
1 にじっくり時間をかけてみてはどうですか?
・
・
いやー なるほどホントに その通りですね・・・
ありがとうございます・・・
大変参考になりました・・・・
・
・
私のコンサルタント料金体系を聞いて
たぶん内田さんのお仕事にはならないと思いますが
その節は、よろしくご相談させてください・・・と
一目散に帰っていった・・・
・
・
うーん 心配だなー
あーいう 人・・・
私自身の事は 棚に上げて そう思った・・・
・
・
きっと あの人みたいに
順序を考えないで
焦って 目の前の事
人にアドバイスされた事
たまたま話しが出たビジネスの事・・
そして
自分が好きで、老後にもってこいの
気候のいい南国リゾート
そして親戚もいるハワイに
出来れば何かのきっかけを持ちたい・・
・
・
そうやって「漠然」とハワイを選ぶ人が・・・・
・
・
偉そうなことを言ったかなー ・・・
でも ご本人
はっ!と 何かに気づいたみたいだし
まー 少しは お役に立てたか・・・・
・
・
宇宙銀行 口座開設の為の 「積み立て」になったと思い
帰ることにしよう・・・
・
・
そう考えて 自分で一人 残ってから
コーヒー代を払って席を立った・・・・
・
・
そう 「物事には順序がある」 ・・・
自分も子供の頃 よく親からそう言って
説教された事があった・・・
2006年01月11日
イスラム教
今の この時代 ユダヤ教も そうだけど・・
イスラム教を知らないと
世界情勢についてのどんな議論も
空回りではないだろうか?
・
・
一昨年の1月、東南アジアを旅行したとき
ブルネイ王国を訪問してみた・・
高校生の頃に
小国ながら世界で最も豊かな石油王国・・
そんな見出しの記事で この国のことを知った・・
・
・
シンガポールから 飛行機で移動・・・
ブルネイの航空会社 ロイヤルブルネイ航空だった・・・
早速 機内のトイレで驚かされた
・
・
金ピカ・・ そう トイレの内装が金ピカ・・・
落ち着いて 出来ないくらい・・・
あれ? 無い!
どこを探しても 便座が無い・・・
あー これ ただの化粧室か・・・ と
・
・
その個室から出て フライトアテンダントに
トイレはどこか聞こうと思ったら、座る台座の
蓋が開くようになっていて その下にあった・・・
んだよー もう
・
・
ブルネイの空港に着く
暑い 30℃は軽く超える気温と
ものすごい湿度・・・
・
・
ホテルは空港から30分ほど車で行った
エンパイヤー ホテル
名前がすごい・・・
・
・
このホテルは、 サルタン国王一家の所有だそうだ・・
もう 凄いなんてもんじゃない・・・
何でも 米国スタイルのサービスではあるが
ところどころに イスラムの文化が表れている・・
・
・
ご承知の通り
敬虔なイスラムの この王国では
お酒は 禁止・・・
ホテルの中のレストランも
街中でも 一切お酒は販売されていない・・・
外国から 一定の量だけ個人持込は出来るが
普通の市民生活の中では一切 お酒が無い・・・
・
・
おい ホントかよ・・・
もう たまんないなー と最初は思った・・
しかし、夕食時 レストランで周りに誰も
お酒を飲んでいる人がいないと
自分も 平気だった・・・
何とも味気ない食事ではあるが
2日目くらいから慣れた
・
・
一日観光に出かける・・
ガイドは とても英語がうまい・・・
王様の宮殿を見に行った
部屋の数が、千数百室 とか・・・
何 それ!
・
・
第一夫人 と 第二夫人 がいるそうだ
何 それ!
・
・
この国では 国民一人当たり
2台の車を所有しているそうだ
ははー またー 二人に 1台の間違いでしょ!
えっ 本当に 一人 2台?
そんなに?
だって車が故障したら困るでしょう だって・・・
何 それ!
・
・
国民一人一人に 国王から家を建てる土地が与えられるそうだ
何なの それ!
・
・
ガイドに聞いてみた
何で お酒 飲まないの?
酒を飲むと 酔うから・・・だって
え? だってそりゃ その為に・・・・
酔うと 本来の自分で無くなる
そんな悪いものは 飲まない・・ と
あー どうも すみません・・・
・
・
国王は ロールスロイス 150台と
ジャンボジェット 2機を 所有しているのだそうだ
自分で 操縦するのだとか・・・
ブーン っていって 外国からの賓客を乗せ
国を案内して見せるとか・・・
結構 低空飛行で 荒い操縦だそうだ・・・
何 それ!
・
・
でも この 現 サルタン国王は
とても国民の信任の厚い 立派な国王
なのだそうだ・・・
・
・
ホテルの従業員も、 街の人たちも
皆 真面目そう・・・
女性は 例の ヴェールを着て
やや伏し目がちに 歩いている・・
写真を撮ろうとすると 嫌がれられる・・・
手でさえぎられた・・・
後で知ったのだが、イスラム教の女性の写真を
撮るのは失礼な事なのだそうだ・・・
すみませんでした・・・・
・
・
街に コーランの 音が流れる
敬虔なイスラム教徒は
一日 5回お祈りの時間があるそうだ・・・
・
・
何か とても厳粛な雰囲気
街の中の モスクにも行ってみた・・
やはり 厳粛な雰囲気・・
・
・
イスラムの国では
自分を 「律する」 と言う生き方を感じる・・
断食の習慣 ラマダーンもその一つだろう・・
・
・
そんなイスラム文化に ほんの少し触れただけでも
あんな テロを起こすような人たちの宗教ではない
絶対に違う・・・という感じがした・・
・
・
イスラム原理主義の 過激派だけだろう
「聖戦」 だなんて言って 機関銃を持つのは
・
・
何か 自分の暮らしている欧米スタイルや
物質的に豊かな、経済優先の日本の文化が
少し汚れて、不謹慎なものに見えてしまった・・
・
・
たった数日でも 異なった宗教国家、
王国を見るのは 何とも新鮮だった・・
・
・
今年も もう一つ イスラムの国を
訪問してみようと計画している
2006年01月10日
Mustn't か Can
日米を行ったり来たりして、
色々な人と会っていて、
同じ事でも色々な言い方、考え方の違いを
たくさん感じてきた・・
・
・
最初に アメリカに来て
日本と違う 表現方法について気がついた
それは
あることを 「規制する」 時の告知方法の違い・・
・
・
例えば
ある部屋に立ち入りが制限されているとする
日本では、夕方 6時から 翌日の昼12時まで
「入室を禁ず」 と書かれている事が多い・・
一方これがアメリカでは
昼の12時から夕方6時までは「自由に入室できます・・」
と書かれている場合が多い・・
・
・
これ 本当は 同じ意味・・・
でも どうだろう
読んだときに 受ける感じが
ぜーんぜん 違う・・・
・
・
日本人は Must not を使うのが好き・・
アメリカ人は、どちらかというと Canを使おうとする
そんな違いを感じる・・
・
・
これ 何でもない事のようだが
実は とても人間に与える印象が違うと思う・・
・
・
ダイエットしている人に
一日 1900カロリー以上 絶対に摂取してはいけません!
と言うのと
一日 1900カロリーまでなら何でも食べていいですよ・・
と言うのでは
ひねくれている私なんか、精神的に受ける印象が
大いに違ってくる気がする・・
同じ事なのに・・・
・
・
何でも 日本人 は規制するのが好き・・
ほらほら そこー! 駄目だって! すぐ怒る・・
アメリカでは、 皆
自由にさせたり、させてもらうのが好き・・
・
・
日本の社会に閉塞感があるのは
この風潮が基本にある・・・と
内田は偉そうに 分析している・・・
・
・
人間 そりゃ誰だって
「してもいいよ」 と言われた方が気分がいい
そう言われると、その通りしてみようかと考える・・
・
・
反対に 「しては いけない !」 と言われると
私なんかは 「なら 内緒でやってやろうじゃないの」
なんていう気になってしまう・・
・
・
子供に対しても
相手に対しても
お客様に対しても
部下に対しても
出来るだけ 英語で言えば Can を使う言い方を
心がけると 思わぬ発見がある・・
・
・
相手が こちらの言った事を守ってくれる
素直に 言う通りにしてくれたりする・・・
「はい 分かりました。ありがとうございます」 なんて・・
・
・
日本人の 思考に Must not の代わりに
Can の思考が大きくなると
日本という国はものすごく成長力のある国家になると思う・・
もともと勤勉で、優秀な民族だから・・
やる気が出ると これ かなりすごい・・
2006年01月09日
ケチ
月曜日です・・・
今日の内容は 道徳 の授業に
ふさわしいかどうか?・・・・
でも、 ご興味があればどうぞ・・
・
・
大阪弁で ドケチ と言う言葉がある・・
大阪では、ケチ と言うのは
あまり悪い意味ではないそうだ・・
・
・
しっかり者・・・
贅沢せずに、無駄を嫌う・・・など
お金の使い方に気を使う
そんな 意味合いらしい・・・
・
・
関東では
ケチ と言うと ちょっと良くない意味では?
あいつ 本当にケチだよな・・・
そう、 ケチ = たかられない様に気をつけた方がいい
・
・
あいつ ケチだから皆に嫌われる・・
もらいタバコばかりして・・
そんな感じではないだろうか?
・
・
子供のころ 家に来客が多かった
父が長男と言う事もあり、しょっちゅう親戚が来ていた
いつも皆 昼から来て夕方食事をしていく・・
母親が支度をして、皆は 宴会をして
酔っ払って 食べ散らかして 夜遅く帰っていった・・
イヤー ご馳走様でしたっ ! ウィー ・・・って
・
・
子供として イヤでイヤでたまらなかった・・
台所で夜中まで後片付けをしている母親を
自分も手伝った
・
・
ケチな親戚のおじさんが来ると 本当にイヤだった
この ケチ じじい!・・・
土産も無しに手ぶらで来て、大酒飲んで 大騒ぎして・・
こんな 大人には 絶対になりたくない と
心に 誓ったのを覚えている・・
・
・
世の中 本当にケチな人が多い・・
何とかして 自分が得するように
しっかり 計画している人がたくさんいる
・
・
自分も関東で育ったので 関西の割り勘主義より
おごって おごられて の方が好き・・
・
・
関西の人に言わせると、東京の人間はカッコつけ過ぎ
なのだそうだ・・
その通り・・・
カッコをつける・・・ 確かにそうかも知れない・・・・
・
・
人生半世紀 本当に色々な人に出会った・・
こんな事を書くと 語弊 があるかも知れないが・・
ケチな人と、金離れのいい人・・・
比べると大体 後者の方が 成功しているように思う・・
・
・
銀行から借金して、豪勢に大盤振る舞い・・・
もちろんこんなのは 論外・・・
・
・
豪華なご接待、高級な贈答などと言う意味ではない
出来る範囲で、お礼の気持ちを表し、
自分の出来る範囲で、相手に振舞える人・・
いつもいつも他人に、相手に 分けようと出来る人・・
・
・
そんなタイプの人で
人生で、そして事業で失敗して、どん底の生活を
味わっている・・
なんていう方はあまり見た事がない・・・
・
・
・
皆 自分を優先して欲しいと思う・・
代金は出来るだけ 相手に払ってもらいたい・・
おごってもらいたい・・・
そして自分の持ち分は出来るだけ自分で独占して
誰にもあげたくない・・
・
・
しっかり無駄遣いをしない、健全なケチ精神は大事でも、
人付き合いのマナーとしては禁物・・・
・
・
皆 自分や家族が楽しむ費用には、
無駄とわかっていても
ちゃんとお金を使うが、
あとは ケチケチ作戦・・・
でも 人と会いたい・・・
どこかへ行って一杯やりたい
でもできれば、自分のお金は使わずに・・
連れて行ってもらっておごって欲しい・・
・
・
ビジネスでも 全く一緒
とにかく、お客からお金を取る事ばかり考えている
どうしたら顧客からお金を取って、我が社が得をするか?
そんなオーナーや、現場責任者が多い・・・
・
・
もらうお金は1ドルも もれなく忘れずに・・・
お客にあげる経費、お返しの精神なんて
1セントも計上しない・・
・
・
「甲斐性」 と言う言葉がある・・
人間 この 「甲斐性」 が無いと
次のステージに進めないと思う・・
・
・
派手に、カッコをつけて、人目を引く為にではなく・・
人間としての 「甲斐性」 を磨き身につける
・
・
お互い お付き合いを大事にするのなら
本当の感謝の気持ちで接する・・
そして 施す・・
コーヒー 一杯を 買って、供させていただく・・・
いつも言う 「施す」 と言う精神を
忘れずにしたいものである・・・
・
・
世の中
お金を貯めるのが好きな人が多いが
お金をもっと貯めたり、増やしたいなら
思い切り 使わなくては増えない・・・
・
・
事業に成功した ある人が言っていた・・
お金は どんどん使って、投資して、
色々な人に蒔かないと増えないそうだ・・・
だから 「金は天下の回り物」 って言うんだよ・・・って
・
・
そうかも知れない・・
経済 第一主義・・
この世は何でも 金次第・・・
そんな世知辛い時代だからこそ
反対にケチではなく
色々な人に 振舞って行くといい・・
・
・
自分で出来る範囲で・・・
お世話になっている人に・・
頑張っている人たちに・・・
たとえ コーヒー 一杯でもいいから
2006年01月08日
虚礼廃止
昨年の クリスマスから 新年にかけての
ホリデーシーズンに一つ気のついた事がある・・
・
・
今までに比べ、クリスマスパーティーや
新年会的集まりが減っているような・・
・
・
通常ハワイでも 毎年12月になるとどこもかしこも
クリスマスパーティーで 人盛りが出来る・・
・
・
レストランはどこも、毎晩満員で
色々な会社や、グループ毎に
クリスマスのプレゼント交換や、
お楽しみのゲームで
どこも 大賑わいなのに・・
・
・
今年は 何となく 静かであった・・
クリスマスカードが減ったような・・・
・
・
もちろん 電子メールの浸透で
カードを送る人が減っている・・・
でも
それだけではない 何かが・・
・
・
サインだけされ、何の手書きのメッセージも無く
ただ 例年通り と言って出状されるクリスマスカードは、
出す方も 貰う方も
皆 もう飽き飽きなのでは?
・
・
職場ごと、グループや同好会ごとに
忘年会、クリスマス会
そして 新年会と 騒ぐ代わりに
皆 もっとプライベートに 家族で
そして それぞれ気の合う人同士で
楽しんでいるような気がする・・・
・
・
日本から来た 友人に聞いたら
「日本も 同じだよ」って 言っていた・・・
平成18年用の年賀状販売枚数が
前年の43億枚から 40億枚に減ったそうだ
年々減少傾向とか・・
・
・
電子メールでご挨拶・・
これが大きな理由ではあると思うが
益々 皆合理的に そしてあまり意味の無い
義理の年賀、挨拶 そして宴会的集まりを
避けるようになっているのでは・・
・
・
百匹目のサル ではないが
世界的に そんな虚礼を廃止し、
変に 気を遣う 集まりが
急に減っていると思う・・
・
・
当地のレストランでは
昨年のクリスマスシーズンにある異変が・・
・
・
シャンペーンが売れない・・・
高級ワインが売れなくなった・・・
・
・
別に株式市場が暴落したり、不況ではない
ハワイの失業率は、3%以下で 全米でも
最も低い数値・・・・
観光業も 景気が良い・・・
こんなこと9.11のテロのあった年以来とか・・・
・
・
ワインマーチャントのセールスが驚いている・・
どうして?
分からないけど、 そういう派手なパーティーが
減っているらしい・・・
昨年、ホノルル市の条例改定で
例年の花火、爆竹の使用が大幅に規制された・・
・
・
とても静かな大晦日だった・・・
・
・
私も昔は 社内旅行、 忘年会 新年会で
毎晩、毎週 飲み会に振り回されたが
自分は これがあまり好きではなかった・・
・
・
会いたくない人と酒を飲み、
またいつもの職場の人と、休みの週末に旅行をする・・
・
・
お付き合い・・
協調性・・・
人間関係向上・・・
・
・
そりゃ 分かるけど
ちょっと そういうのに疲れて・・
・
・
独立して以来
この手のお誘いは出来るだけお断りしている・・
・
・
お断りすると 「内田さん 何で来ないの?」
なんて 聞かれる・・・
本当のことを言うと、何なので・・
「 あのー、実はその日は日本からお客さんが・・・」
なんて言って お断りする・・
・
・
あまり 出たくない会合には 出ないようにしている
とても快適である・・
・
・
そして 会いたい人とだけ プライベートに
楽しく 杯を重ねている・・
・
・
したくない お付き合いは
申し訳ないけどお断りする・・・
お礼やお見舞いの E-mail は送るけど
意味の無い 儀礼的時節のカードなんかは
送るのを止めるようにしている・・
・
・
この自由・・・
手に入れてみると 何とも格別である・・・
2006年01月07日
木枯し紋次郎
新年はいつも ノースショアーに
ドライブに出かける事にしている
・
・
特に これと言う特別な理由はないが
ま たまにこの時期の ノースショアー特有の
高波を 見に行く為に・・
・
・
道路は空いていて 快適ドライブ・・
そろそろHaleiwaの街が見えてくる・・・
・
・
パイナップル畑を通り過ぎると、100年前の
日本からの移民の人たちの 苦労を想う・・
一日 夜明けから夜まで働き通しで
当時日当が 1ドル だったそうだ・・・
・
・
今でも ハワイに住む日系人は
決して派手な生活や
豪勢な生活をしない人が多い・・
きっと昔からの 言い伝えなのだろう・・
・
・
ノースショアー マーケットプレースで
コーヒータイム・・・
この街は 何かホノルル市内と違い
ハワイの古き良き時代の雰囲気が残る・・
・
・
スタバとは違う のんびりとした店内で
ゆっくり休憩する・・
・
・
そして やはりここまで来たら
マツモト シェーブアイスしかない
おー レインボーのLサイズ
$1.50 税込み Tip 無し!
・
・
よく ハワイで飲食店を経営したいとの相談を受ける
どんな業態が儲かりますかね?
・
・
そんな質問には、 シェーブアイスです・・
と答えるようにしている
・
・
飲食業の 究極の効率経営は
この かき氷ビジネスだと思う・・・
・
・
開業資本も ごく少ない投資金額ですむ
原価は ほとんどタダ
常夏のハワイでは年がら年中 客足が絶えない
労務管理が楽
リカーライセンスもいらない
そして
現金商売
いい事ばかり・・・
・
・
ただ それを本当にやりたいかどうか?
365日毎日 黙々と・・・・
かき氷の商売を続けられるかどうか
そういう根性があるかどうか?
それだけが 問題・・・
・
・
それにしても
子供の頃を思い出し懐かしかった
当時父親が家庭でかき氷を作れる機械を買ってきて
明治屋の シロップを買って
暑い夏は 毎日毎日 食べた・・・
クーラーなんて無かった当時
舌が 真っ赤になるほど 食べた・・・
ちょっとした タイムスリップ・・・
・
・
そこから 近くの クアアイナバーガーで
ハンバーガー を食べて昼食・・
うーん
これが 高くて まずくて がっかり・・
・
・
そして、しばらく車を走らせて
サンセットビーチに・・
おー 結構高い波が来ている・・・
今の時期 この辺の海では
10フィートくらいの波が来る
サーファー憧れの 海岸である・・
・
・
私も大学時代 湘南に住む友人にサーフィンを
教えてもらった・・・
波待ちの姿勢で、ボードにまたがっていて
そのままくるりと海に落ちてしまう・・・
・
・
波に乗って サーフボードの上に
両足で 3秒間 立った時・・・・・・
ボードの上から海岸の景色を見て
もう 天下を取った気分になったものである・・
・
・
その時 こんな遊びが・・・・・失礼 スポーツが
世界的にブームに なるなんて
想像も出来なかった・・・
・
・
オアフ島の北側にあるこの地域は
どちらかと言うと 裏オアフと呼ばれている・・
ホノルル市内に比べれば 全く違う景観・・
・
・
風水で見ても やはり 裏側と思う・・
(クアロア牧場にて)
・
・
海からの潮風が
いつも家や 車に向かって強く吹くので
何でも塩害で傷みが早いそうだ・・
・
・
ワイキキなどと比べて
どうも 陰と陽 を感じてしまう・・・
住みたいか?
うーん やはり答えはNO ・・
私は 陽の方が好きだから・・・
・
・
でもハワイは世界の中でも
癒しのエネルギーの強い所・・・
それは 住んでいて・・
旅行や出張からホノルル空港に帰った瞬間に感じる・・
そして、こうやって島をドライブしていても良い磁力のような
やさしい 癒しのエネルギーを感じる・・
・
・
実は今日 驚いた事があった
クアアイナバーガーショップで
財布を拾った・・・
・
・
財布の中を見ると
かなりの現金とクレジットカード、運転免許証などなど・・・
・
・
一瞬 おっ ラッキー!と思った・・・
今夜はこの拾ったお金で、焼肉でも・・・なんて
・
・
ハワイに住む日本人の落とし物だった・・
免許証に書かれている住所を見たら
たまたま家の近くのコンドに住んでいるようだ
・
・
夜に 財布を届けに行ってきた・・
いたいた 落とし主が
財布を渡すと、驚いて 喜んで・・
ありがとうございました。 あのー お礼を・・・
いえ とんでもない・・
では あのー せめて お お名前だけでも・・・
・
・
ご本人 安堵と歓喜で やや興奮状態・・・
・
・
いや 名乗るほどの者じゃ ござんせん・・
イヤー そんなことおっしゃらずに・・・・
では これで失礼・・・
・
・
もう まるで木枯し紋次郎であった・・・
カッコイイ !
お礼をいただくより、
<誰か>に誉めてもらった方がいいし・・
・
・
まー きっと今年も何か良いことあるでしょう・・・
・
・
2006年01月05日
固定観念
行きますよ 次々
評論家、 宗教家、 学者顔負けに
書きたい放題・・・
・
・
人間は いかに この固定観念に
支配されて生きているか・・・
・
・
本当に 頭がガチガチで 融通の利かない人が
多い・・
もう少し 柔軟に物事考えたら良いのに・・と
アスファルトに近いくらい 固い頭の私でも
驚く事が ある・・
・
・
鉄みたいに 思考能力が 硬い人・・
これ その内 さびる と思う・・
・
・
ビジネスには 顧客とサービスをする側がある
売り手と 買い手がある
代金を支払う人と 受け取る人がいる・・・
そんな当たり前なことではあるが、
一度 「逆の立場」で考えてみよう・・
そういう思考すらない人が多い・・・
・
・
結論や結果が 想定の範囲外だと
偉く 慌てて、 怒って、 悔しがって
そして 失望する・・
なんだよこれー 信じられねーよなー って・・
・
・
昔 大学時代 フットボール部の先輩が
ある大手都市銀行に就職し、 OBとして合宿に来たとき
面白い話をしてくれた・・
・
・
あのな 内田・・
例えば 検算する方法でも
足し算が得意な人と 引き算の方が得意な人がいる
要は どちらでも検算して
答えを確認できればいいのだから
足し算ばかりしなくていい・・
自分の得意で 早い方法でやればいい・・
俺は そう 職場の先輩行員から教わったんだ・・と
はー そうっすか!
・
・
方法や 考え方は いくつもあるって・・
・
・
人間 この固定観念にいかに左右され
日々の生活、判断を つまらないものにしているか・・
自由の国 アメリカでさえ・・
やはり いつも感じる・・
・
・
だからさ 何で出来ないの?
何で 断るの?
どうして その方法しか考えないの?って
自由の国にいるんだから どんどん発想変えたら?
・
・
人は 変化を嫌がる・・
そう
変えると面倒くさいから・・
いつもと同じがいい・・
慣れているし・・
色々考えたり 工夫しなくていいし・・
身体がいつも通り 自然に動く方が 楽・・
・
・
歳をとるにつて この固定観念が
益々 「固定」 し 「凝固」 してくる・・
・
・
中には
こちトラは これまで30年ずっとこの方法で
やってきたんだ !
と威張る人もいる・・
・
・
お給料が足りない、少ない とぼやく人がいる・・
全く考えが 「固定」 しちゃっている
・
・
支出を抑えて、手取りの範囲内で
生活や人生設計を立てる と言う観念がない・・
だからいつも ブーたれる・・
・
・
反対に 安いお給料に文句を言わず、
涙ぐましい 倹約と貧窮の生活を続け
家族にも それを強いて
それに 「慣れて」しまう人も少なくない・・
・
・
どうしたら 収入を 倍に出来るか?
そんな発想なんか 持たないで、
「固定」している・・
・
・
家族4人で 3ベッドルームのコンドを購入しようと
探している人がいる・・・
例えば、3ベッドルームを買うなら
同じフロアーの 出来れば隣同士の
1ベッドルームと2ベッドルームのユニットを
一つずつ購入するのも手・・・
・
・
えっ ? 二つ 買うの?
・
・
そうすれば、 子供が大きくなって独立したら
どちらかの ユニットを、
貸すか 売却する事だって出来る・・
便利である・・・
はー なるほっど・・・
・
・
何でも 固定して考えないで
柔軟に 発想を変えて物事を考えるように・・
脳の思考筋肉を 鍛えておくといい・・
・
・
思わぬ 解決方法がある・・
・
・
びっくりするような 解決手段が
良案として思い浮かぶ・・
・
・
人間 いかに この固定観念に
支配され、 進化しないで生涯を終えるか・・
・
・
発想の転換・・・
これだけ 価値や 常識が
ドッグイヤーで変わる時代
思い切り 固定した観念を<ブチ壊す>といいと思う・・
・
・
では この辺で・・・
2006年01月04日
借金と時間
ある若い青年実業家が、事業に失敗し
多額の負債を追う事になった・・
悲痛な面持ちで、どうこの負債を返済しようか
その青年実業家は、日々悩んだ・・
・
・
ある日、知り合いの紹介で、大富豪の投資家に
アポイントを取り、会いにでかけた。
その大富豪の投資家は70歳後半、何千億もの
資産を持ち、大成功を収めた人物・・
・
・
運良く、 その大富豪は青年実業家と会ってくれ
話を聞いてくれた。
「・・・・と言うわけで、膨大な借金を背負ってしまいました・・
お金を貸していただけないでしょうか?」
「 いくら必要なんだい?」
「 はい 出来れば2億円・・・ いや3億円」
「 ふーん いいよ」
「 えっ 本当ですか?」
「 あー 本当だ。ただ一つ条件がある」
「 はい 何でも仰せの通りにします!」
・
・
老人のその投資家は、窓の方を向きながら
「 君の年齢と 僕の年齢を交換してくれれば
それが 条件だ」
「 えっ、 年齢を?」
「うん・・年齢を交換してくれれば、貸すのではなく 3億円 あげるよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・
・
その青年実業家は、自分の年齢が
その投資家の歳にまだ半分にも満たない
という事に気づいた・・
その時、青年は はっと何かに気づき
「ありがとうございます!」
そう言って、 借金はせずに喜び勇んで帰り
また仕事に励み、自分でその負債を見事に返済したとか・・
・
・
これほど、時間 年齢、若さ にはパワーがある・・
失敗しても、挫折しても、自分に与えられた時間を
貴重な財産と思い、努力すれば道は開ける・・
・
・
そんな 意味か・・・・
・
・
米国では、ベンチャー企業を立ち上げようとする人に
投資家は 色々な目で分析する・・・
どんな事業アイデアでも
初めての 起業家より、一度失敗している人の方を
選ぶのだそうだ・・・
・
・
失敗から、謙虚に学ぶ・・そんな体験と姿勢を持っている
青年起業家の方に、投資家は成功の可能性を託す・・
・
・
昨日もたまたま NEW HOPEのウエイン コデロ牧師の
お説教がテレビで放映されていた・・・
・
・
神様は 人間その人ごとに
それぞれの可能性と役割を組み込んで
この世に送り出しているのだそうだ・・・
・
・
何も 夢が叶わないと嘆かずに
そして年齢を気にせず、各々の潜在能力を信じなさい・・
KFCの創業者 カーネル サンダースを見なさい
何歳になるか分からないが、人には
それぞれ、違った時に出番が必ず来る・・
・
・
その為には、投げやりにならず、時間を大切に
今を生きなさい・・って
・
・
おー
寂聴さんと同じことを言っている・・
キリスト教も、仏教も 基本的に同じ事を言っている・・
・
・
その通り
人には それぞれの役割と、出番の時がある・・
絶対に あきらめないで 下を向いて石ころを蹴らずに・・
その時が来るまで 色々な修行を積んでしっかり自分を磨く・・
・
・
勉強に なりますっ!
2006年01月03日
時を味わう
私を含め、多くの日本人の習性・・
時間を 早食いする・・
時間を かっ込む・・・
時間を 無駄遣いする・・
・
・
老人になってから やっとゆっくりする
身体も 前みたいに動かないから
観念して ゆっくり 時を過ごすようになる
・
・
だから 時間を 「味わう」 癖を大事にしようと思う・・
食事と一緒・・
よく噛んで ・・・
早食いしないで、
よく味わって 食べる・・
味わってみる と食事の美味しさが
また格別であることに気がつく・・
・
・
私なんか 若い頃の営業時代でも
早食いで、 移動中の車の中でサンドイッチ食べて・・
時間を稼いでいた気になっていた・・
・
・
時間を味わうように意識すると
無駄な時間、 優先順位に気がつくようになり
メニューを選ぶようになる・・・
・
・
「お茶漬け」と 「即席ラーメン」の繰り返しではなく
旬の魚や 野菜、そして じっくり出汁を取って
お料理を作るようになる・・
自慢の料理を出す料理屋に 出かけてみようと思う・・
・
・
フランスに ミシュランガイドブック と言う本がある
ご存知の方も多いと思う。
これ 自動車のタイヤメーカーのミシュランが
毎年 ホテルやレストランを
星やナイフ&フォークの数で評価する・・
最高の 三つ星を 得るレストランの定義・・
・
・
その店の料理、サービスを味わう為に
「 旅行する価値がある 」 と言うのがそれ・・
つまり いくら遠くでも 時間をかけて 旅をして
食事を味わいに行ってもいいくらい 価値がある
という意味・・
・
・
欧州は多くの人が車で周辺各国を旅行する
このガイドブックを読んで 皆旅行すれば
タイヤが磨り減り 売り上げが伸びる・・・・
実はこれが ミシュランガイドブック発行の理由・・
いや ホント です・・
・
・
決して 豪華に 贅沢にと言う意味だけでなく
豊かに 自然の恵みを、 本物の味を・・
あるいは
自分の身体が 欲しているものを食べようと
考え メニューを工夫する・・
・
・
だから時間も 同じ
じっくり よく考えて 自分に聞いて
どういうことに 一日のうち何時間割いたり
何を優先したいか
それで メニューを決めるようにしたい・・
・
・
そう思うようにすると
時の流れが ありがたく
また いとおしく感じるようになる・・・
・
・
人生も同様 出来るだけ早食いしないで
よく 味わいたいものだ
2006年01月01日
時間貧乏
時間について、またまた偉そうに・・
・
・
私は、何年か前から こんなことを言っていた
近い将来
日本人の価値観の中に
お金持ちと言う言葉以外で、
「時間持ち」と言う 言葉が
当たり前になってくる時代が来ると・・・
・
・
結果は 当たってきている・・
予測がたまたま当たった時の経済評論家みたいに
自画自賛するが
ハワイでも日本人観光客は
買い物とか、ゴルフとか、日帰りツアーよりも
休暇と言う「時間」を楽しんでいるように見える
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最近よく お金だけあっても
時間の無い人は、 本当は 貧しい・・なんて言う
風潮、考え方が日本人にも芽生えてきている。
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ね だから言ったでしょう・・・
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お金もあるし 時間も ある・・・
お金はあるが 時間が無い・・・
お金は無いが 時間はある・・・
お金も無いし 時間も 無い・・・
皆さんは 上記の内 どのグループに「所属」するだろう・・
そんな風に考えてみたら どうだろう・・・・
とにかく 忙しい人は、職場と自宅(寝る場所) と
往復するだけの毎日・・・
こういうのを 時間貧乏と言うそうだ・・・
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とにかく お金はあまりないけど、毎日ゆっくりとして
いい波が来ると サーフィンやって
週末は浜辺で寝そべって 日の暮れるのを待つ人・・・
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お金も 時間も ある・・・
うーん 羨ましい
どれにあこがれるか? と言われれば やっぱり
私はこのグループに入会したい・・・
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どんなにお金持ちでも、一日20時間働いている人がいる
上場して IPOで創業者利益を得て
あー やったー ! っと 財産作る人がいる・・
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でも、基本的にワーカホリックだから
すぐ また別の予定とプロジェクトを決めて
忙しくする・・
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ハワイに いると 日本と米国の違い
そして 東海岸とハワイの違い・・・
ニューヨークの投資銀行で バリバリ
デリバティブ、 M&Aやって稼いで
30歳そこそこで 10ミリオン単位の
お金を作ってしまう人から
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ハワイで のんびりと 仕事をして
贅沢しないで そこそこの生活を楽しんでいる人も・・
色々・・・
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日本から 4泊6日で ハワイ旅行へ来る日本人・・
これ結局 100時間のハワイ滞在旅行なんだけど・・
(そのうち30時間は ホテルで寝ているから・・)
実質 70時間しかない・・・
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色々な価値観や文化の交差するハワイに
住んでいるので
面白い 比較が 体感できる・・・
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もちろん、時間とお金の両方が たっぷりあったとしても
「健康」 が伴っていないと これまた困る・・
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結局 時間、お金、健康の 3拍子・・
これらが 全て揃っていないと 理想的ではない・・
ということか
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いやー 俺は仕事が好きなんだから
休暇なんかいらない・・・
それに 忙しく働いていないと ボケるし・・
忙しくて どこが悪い!
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そうよ 私は貯金が趣味で
預金通帳の残高を見ているだけで ストレス解消できるわ・・
やったやった 残高 1000万円 達成!
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そう それで良い訳である・・
それぞれで・・・
人生 皆 色々なんだから・・
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ただ 農耕民族の遺伝子が流れている日本人は
総じて 何でも貯めたがるところがある・・・
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蔵 に 食料や、万が一の非常時に と
色々と貯蔵したがる・・
アリとキリギリスで見ると やはり アリ さんだ・・
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一方 米国人・・・ 誤解があるといけないが
やはり 基本的にはキリギリス民族・・・
稼いだお金で楽しんで、 また借金して 楽しむ・・・
あまり食料を貯めると 言う習性がない・・
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でも思う・・・
食料や お金は 貯められる・・
それに
お金は 銀行でも貸してくれるし・・
宝くじで お金が当たる事もある・・・
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その通り
でも
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人生の残り時間を 貸してくれたりする銀行は無い
人生の時間が当たる 宝くじは 売られていない・・
おめでとうございます!
貴方の寿命10年分当たりましたー!
と言う宝くじは私の知る限りでは、売られていない・・・
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時間貧乏と言われないように
自分の 人生の時間を
自分で 支配できるようになりたい・・・
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私の場合 真の豊かさとか幸福 の定義は
自分の時間を支配出来ることだ と思うから・・
謹賀新年
<午前 0時 アロハタワーでの 花火>
来てしまった、またお正月が。
ハワイは時差が日本より 19時間遅れているので
世界でも一番遅い ハワイタイム のような年明け・・・
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今日のホノルルの朝は、 小雨・・・・・
天気予報は 晴れマークだけど 雨・・・
少したてば 晴れ間が出てくるでしょう・・・
そう ハワイではあまり天気で一喜一憂しない
そんな 癖がついてきた
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これまでに行く年、来る年を 何度も味わってきたが
何かの区切りとして、これほど 人間に
人生の時間 とか 新しい何か を感じさせる
時はないように思う。
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たった 一日のカレンダーの日めくりでも
とても 大きな区切りと 新たなる心構えを
感じさせてくれる・・
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ハワイでも お正月元日はどこもお休み・・
今年は 暦の関係で 元日が日曜日なので
明日までお休みのところが多いが、
普通は、新年 2日から通常の街に戻る・・・
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今年も 多くの日本人観光客が
新年をハワイで迎える
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芸能人も多い・・・
早見 優さん
高島礼子さん を見かけた・・
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とても 綺麗・・・
芸能人にしては お二人とも
ギラギラ していない所が素敵・・
それに ご主人が メチャ ハンサムで
カッコいい・・・・・
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ま ともかく
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時間 について 第2話・・・・
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時間を 考える時
いつも 皆よく言う言葉がある
「時間を管理する」
「時間に振り回されない様」
「時間が 無い」
「時間が あっという間に・・」
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日常の 生活の中で 人は
大きく 2つのグループに分かれると思う・・・
「時間に振り回されている人」
と
「時間をコントロールできている人」
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何が 違うか?
・・・
うーん ほら来た来た・・
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要は 段取り だと思う
仕事をするにしても、旅行をするにしても
普通の一日を 過ごすのも
何をするにしても
全て この段取り がうまく出来ているか どうか
これで 決まる・・
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家を 建てるのも、 料理を作るのも・・
旅行の日程を組むのも
全て この段取りで 決まる
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段取りは 日々癖にすると簡単・・
私は 前の日に 1枚の紙を出して
明日の 予定を書く
やらないといけないことを 箇条書きにする
出来るだけ、移動の経路も考え
最初から 夕方のアポまで
一番 効率的な 順番を決めて
その 順序どおりに 箇条書きする・・
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翌日・・
ほとんどのケース
だいたい その通り 事が進む・・
ほとんどの場合、 少し時間が余る・・
ま 時たま ハプニングで
あるいは予期せぬ 渋滞で
または急ぎの電話に 翻弄されてしまう事もあるが
ほとんどの場合・・
うまく 行く
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これを 1週間ごとに すれば
一ヶ月ごとに すれば
かなりの 目標 計画が 「実現」する・・ はず
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時間が 大切だと 意識すると
何とか ゆっくり スタバでコーヒーを飲む時間
あるいは 早めに帰宅して サウナに入る時間を
捻出しようと がんばる・・
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もともと がんばる性格だから
自分の行動や時間を管理するのに
「予定を立てる」 ことが私には向いているようだ・・
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じゃー 人生の予定も立てればいい
時間軸を入れて・・
よく 最近の本に書いてある・・・
そう あれと同じ・・
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この 時間の管理を怠ると
時間に 振り回される事になる・・
つまり 「時間との戦い」 ・・
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負けてたまるか と 予定を立て
一つ一つ こなす・・
よし 勝ったー !
じゃー ハッピーアワーへ行って ビールだ・・と
自分に ご褒美をあげる・・
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残業は 敗戦 と同じ・・・
人生も 残業しないよう
時間に振り回されないよう
勝負ではないだろうか?
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では 時間を管理する 段取りする時の コツは?
ほら また来た !
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はじめに 最後の予定を 決める
?
最後から 逆算 する・・・
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良い段取りは 逆算 することが コツ
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たとえば料理と同じ・・
何時に こういう料理を 何人分 完成させる・・
その目標から逆算して
最初の 食材の仕入れまで
さかのぼる・・
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そうすると その 時間に
その 考えたものが
考えたとおり 美味しく 出来上がる・・
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逆算する
これが 時間と戦うときの勝つ秘訣・・・
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ちなみに 私は 今日 夜まで忙しく 遅くなりそうなので
朝 これからサウナに入り
一昨日 準備した 物を用意して出かけ
そして 午後には 少し休憩をして? ・・
体力も調整しながら
夜遅くまでの全ての日程を こなそうと思う・・・
余裕を持って・・
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残された人生 1時間も無駄に出来ないから
結構 マジに 時間を管理するよう 最近「段取り」に余念が無い