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2006年06月30日
紳士淑女
Ladeis and Gentlemen
英語で言うと レディーファースト
日本語で書くと 同じ意味でも
男が先・・・
お国柄である・・・・
・
・
紳士 とか 淑女とは何だろう・・・
調べてみると やはり 「品格のある人」とある
・
・
あの人 本当に品がいいね
あいつ 下品だね・・・
日常よく使う言葉である・・・
・
・
品がよく 見識が高く
立ち居振る舞いが
スマートである人達のことを
紳士淑女 と言う・・
・
・
英国に 五年間住んでいて
本場の 紳士道を学んだ
学んで 習得できたかどうか・・は別として
目の前で そしてすぐそばで
多くの事例を見てきた・・・
・
・
よく 勘違いしている人がいる
紳士の条件が 金持ちだ・・と
淑女の条件が 家柄だ・・・と
とんでも無い・・・
ま それは 稀に
それぞれ両方の条件を満たしている人もいるが
本来 その両方は関連していても
基本的に異なる事柄だと思う・・・
・
・
貧乏でも 紳士な人はたくさんいる・・・
貧しい 平民の家の出身で
教育もまともに受けていない女性でも
淑女はいる・・・
・
・
金持ち イコール 一流ではない・・・
家柄 イコール 紳士淑女でもない・・・
・
・
代々の 資産家 大金持ち・・・
先祖代々の 名家・・・・
・
・
こんなことは 本人がいくら努力しても
一生 かかってもなかなか
手に入れることが出来ないものだ・・・
・
・
しかし
自分が 紳士として
あるいは 淑女として
生きてゆきたい
そういう 人生を送りたいと思う人は
自分の生まれてきた境遇とか関係なく
意外と平等に
その機会を与えられている・・・
・
・
紳士・淑女は
自分が 「そうなりたい」
あるいは
そういう生き方に憧れたり・・・
そうなりたいと心から思い願う人には
案外 広く門が開かれているものだ・・・
・
・
紳士の 基本的条件は
自分は 後回し・・・
自分の事は どうでもいい・・
手を差し出してあげなくてはいけない方々に
自分を忘れて 身を投げ出すことが出来るかどうか・・・
最悪 自分の命を捧げられる人・・・
・
・
女性でも
お年寄りや
悲しみに耐えて
失意のどん底にいる人を見つけたら
自分のことは 二の次にして
地面に膝を着けて
そっと その方の肩を抱いて上げられる・・
そんな女性を きっと淑女と呼ぶのだと思う・・・
・
・
お金や 家柄、
豪華な高級品を身に付け
着飾るのではなく
心やさしく
まずは 我が身を後回しに
どれだけ 笑顔と余裕で振舞えるか・・・
そして
世の中の真理を理解する
品格を兼ね揃えた 人間
それが 紳士・淑女の条件だと思う・・・
前進
「前進していない者は後退しているのだ」・・・
ドイツの詩人ゲーテの言葉である・・
・
・
人間 毎日 忙しい
朝から 晩まで ドタバタする・・
・
・
忙しいと 変に安心する人がいる
あー 今日も終わった・・
ほんじゃ 一杯飲んで寝よう!って
・
・
忙しい方が 気がまぎれて
余計なこと考える暇が無いから
・
・
考える余裕がない方が
「本当に大事」なことを
考えないですむから・・
・
・
前進 あるのみ・・・
ラグビーでも アメフトでも
前へ 前へ・・・
それが 敵陣ゴールへと進み
得点に結びつく・・・
・
・
でも
よく毎日 忙し過ぎて
前進していない人がいる・・
掛け声は 立派なんだけど・・
・
・
グルグル グルグル・・・
犬が自分の尻尾を 噛もうとして
ずーっと 回っていることがある・・・
・
・
そして 止まる
疲れるから・・・
・
・
諦める・・・
どうやっても 自分の尻尾を 噛めないのを悟って・・・
・
・
人間 下手をすると
この 回転だけしている人生を
「前進」 と 勘違いする・・・
・
・
「学ぶ」 ことは 「変わる」ことである・・・
うーーん なるほど・・
でも これが・・・難しい
・
・
人間 なかなか変われないものだ ・・・
本当に これまでの習慣や考え方を
変えるのは難しい・・
・
・
企業も変われない・・・
日産みたいに 外国から強烈な
リーダーシップを得ない限り
変われない・・・
・
・
社長が日本人になると 途端に
また業績が低迷してくる・・・??
・
・
日頃 忙しい人ほど「前進」を意識して
仕事や生活をしていないと
あっと言う間に
「 グルグル回り 」 の人生となる
・
・
私も 新しい試み 読書、 そして
実際の体験を通じて
「前進」しないと 大変なことになる・・
と自分に言い聞かせている・・
・
・
人生
砂時計のように
どんどん残りの時間が少なくなるから
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2006年06月29日
医療事情
日米で異なる色々な事情の中で
まず<医療>がある・・
日本は最高に進んだ医療技術があり
世界最高の 国民皆保険制度がある
しかし
アメリカでは 世界で最も進んだ医療技術に合わせ
ドクターと患者との 密接な信頼関係
治療の 細やかさがある・・・と実感する
・
・
<病気を治す> のは <患者を治す>と言う考え方
・
・
昨日は 日本のあるご夫妻をハワイの視察ツアーに
ご案内した・・・
・
・
ご夫妻は 富山ご出身で
日本の高度経済成長時代から
毎日 一生懸命に働き 自分の会社を
大きくされた・・
・
・
最近ご主人が 軽い 物忘れの症状が・・・
そして
奥様も 偏頭痛に悩まされていて
日本で何度か診てもらったけど
血圧の薬をもらうだけで 一向に症状が・・・・
・
・
当地の病院訪問をお世話した・・・
・
・
前日の夜
ハワイの日本人内科医と 夕食会をセットし
ざっくばらんに お話した・・・
・
・
楽しく 皆で ボケ度のテスト!
大笑い!
はい 100 から 7 づつ引いていってください・・・
じゃ まず内田さんから!
えっ ! 何で私からなの ?
93 、86、 79、 ・・・
おーっと 危ない・・・
・
・
今のアメリカの大統領は?
その前は そのもう一代前は?
えーと ブッシュのお父さんの前は・・・・??
そうそう レーガン
・
・
日本の総理大臣は?
その前は誰? 森さんの前は?
・
・
違った 3つのものを言いますよ
時計 タバコ なすび・・・
これ 覚えておいてくださいよ・・
そして
色々と 次から次へと質問が来ると
もう忘れる 最初の 3つ・・・
・
・
あのね 先生
そりゃ 私でも無理だわ・・・
内田さんあんたは あと5年は大丈夫・・・
またー ! 5年だけ?
・
・
ま こんな感じ・・・
・
・
当日は
日本からハワイに移民された日系人の為に
1900年に設立された
クアキニ病院へ行き
まず 老人ホームを訪問した・・・
・
・
ここには かつて昭和天皇 皇后両陛下
三笠宮殿下
高円宮 両殿下
今は 黒田清子さん・・・ その時の 紀宮様
たくさんの日本の皇族が
慰問に訪れていらっしゃる・・・
・
・
74歳と 68歳の このご夫妻は
老人ホームの各部屋を訪問しながら
ハワイの日系のお年寄りと
楽しく笑顔での交流
お話が弾む ・・・
・
・
ホームにいる この12月で
100歳になられるおばあちゃんの前では
このご夫妻も まだまだ 「 若夫婦 」! だ・・・
・
・
ご夫妻は クアキニ病院にある
昨夜会った先生のクリニックを
訪問してみると言うお気持ちを固めた・・・
・
・
不安が無いと言えば嘘になるだろう
でも
先生がとてもいい人だし
お話が楽しいから・・・
それに内田さんに 案内紹介されるなら安心・・
それが理由で、決心してくださったのだと思う・・・
・
・
もちろん 日本の医療保険は適応されないが
初診料は お一人 $150 程・・・
・
・
薬は 医師の処方箋で当地で ある程度購入し
日本へ持ち帰りができる・・
・
・
お二人に 感想をお聞きすると
「 病院の先生と こんなにうちとけた話が出来て
診察していただいたのは 生まれて初めてです。・・・」 と
個室での診察時間は ご夫妻で約30分・・・
あれ?
診察室の中から 笑い声が聞こえる・・・
・
・
医師との問診でも リラックスされ
それだけでも 将来に症状改善への期待が
増していらっしゃるようだ・・・
・
・
米国では色々な医療 疾病に関する
研究が進んでいて
開発された薬はどれも 驚くほどよく効く・・・
・
・
日本では ご承知の通り
厚生労働省が 世界の新薬をなかなか認可しない
何年もしてからでないと 認可されない・・・とか
・
効果があればあるほど 国内の薬品会社保護の為
余計認可しないのでは?
なんて言う人もいる・・・そうだ
・
・
ちなみに 米国では 医師は処方箋を書いても
薬局や 薬品会社からの報酬は全く無い・・
医薬分業どころか、
完全な医薬別業である・・・
・
・
最近 日本で「若年性アルツハイマー」を取り上げた
渡辺 謙 主演の映画
「明日の記憶」 が話題を呼んでいる・・
・
・
これだけの ストレス社会
これだけの 情報氾濫の時代
これほど物質的に豊かでも
生きることに
心や精神 が痛めつけられる時代
・
・
健康な人でも
アルツハイマーなどの 脳障害
うつ病などの 精神障害を
患ってもちっともおかしくない・・なんて容易に思ってしまう・・・
・
・
特に お年寄りの場合 症状が進むと
同居のご家族にとっても、深刻な事態である・・・
・
・
たとえば 米国では
こういった症状の進行を大幅に遅らせたり
あるいは
患者さんによっては
劇的に症状を改善させることがある新薬が
少なくとも 3種類 医師の処方箋で
一般に入手することができる・・・
・
・
日本だけの 医療にとらわれず
ハワイ旅行も 兼ねて
この素晴らしい ハワイの気候の中で
・
米国の進んだ 医療 医薬を試し
そして
残りの人生の「健康寿命」を伸ばしていただければ・・・
同時に
配偶者や同居のご家族も
普段の生活 安らぎと心の健康を
取り戻してくだされば
これに まさる喜びはない・・
・
・
私は今後 ハワイで
この分野のコンサルタント業務、
医療ツアーを 日本の方々に
広くご案内してゆこうと思っている・・・
投稿者 : 09:41 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月27日
有名人
nizzy+ さん・・・ 京都に住んでいらっしゃるのですか・・
京都はいい所ですよね・・・
昨日のお説教は コデロ先生ではなくて
マウイ島から来られた牧師さんの
ゲストスピーキングでした。
来週もう一度行ってみようかなと思っています
・
・
また道徳の話が遅れてしまった。
昨日は朝から 色々と予定があってドタバタと
<時間>に負けてしまったので・・・
・
・
昨夜は あるハワイに進出したカリスマ美容師の方と
食事をご一緒した・・・
彼は 青山でお店を持ち
今から丁度二年ほど前に
ホノルルに出店の夢を果たした
盛業である・・
私もカットしてもらうことがある
切った髪の毛が 鳥の羽のようだ・・・
彼のおかげで 自由人ヘアースタイルになれた
・
・
38歳の彼は とても良い人柄と
軽やかな ハサミ、 手さばきで
もう既に ハワイに500人以上の顧客を持っている・・・
・
・
日本の美容界では 超有名人で
青山の店では 1日に予約だけで
40人のカットをこなすそうだ・・・
・
・
日本の多くの 芸能人
有名スポーツ選手の ヘアーメイクも
担当されている・・・
・
・
有名人・・・・
人間は 色々とマスコミに紹介されたり
業界紙に紹介されたり
イベントで 名前を前面にPRされ
有名人になると ほとんど人が墜落する・・
と言う話が出た・・・
・
・
色々な人から、ちやほやされる・・・
ギャラが急に増える・・
自分の身分を間違える・・・
うぬぼれる・・・
本来の本業からはずれ
どんどん来る 金儲けの話に
ついつい あれもこれもと
手を出して脇が甘くなってしまうのだそうだ・・・
・
・
世の中の ねたみも一緒に手伝って・・・
・
・
有名人になり 金儲けがしたい・・
そう思ってがんばるのはいいが・・
有名人になる事が 最終目的で美容師をするなら
辞めたほうがいいよ・・・
彼は 大成功のカリスマ美容師の話を聞きに来る
美容師の卵の人たちを前に
講演会で そう話すのだそうだ・・
・
・
あくまで ヘアーカットや接客
そして
鏡を通して お客様に喜んでいただくこと・・
それが 楽しくてたまらないなら OK・・
・
・
自分が有名人になって 収入を増やすために
名前を売る行為を
仕事、 将来の目的とすると
結果 何も残らない・・・のだそうだ
・
・
サービス業には 色々とあるが
基本は一緒だなー と思った
お客様を いかに知って いかにそれぞれに
一番の ヘアーカットを施すか・・
髪の毛の 質、 量、 生え方
その人それぞれの頭の形・・・
そして 希望を全部 瞬時に考慮し
自分のハサミに その意志を伝える・・・
・
・
彼は 話術も巧みだ
絶対にお客様に 不快感を与えない・・
「 そうですか・・ ホントそうですよね・・・」
お客様は 美容室に来て
ちょっと 愚痴を聞いてもらいたい
ちょっと 自分を誉めてもらいたい
日頃の心身の疲れも 一緒に
カットしてもらいたいのだろう・・・
・
・
来年7月に 東京に開業する
ペニンシュラ ホテルに
ホテル側からの 要望で
個室対応のカット 美容エステなど
フルコースの 高級美容室を開業するのだそうだ
料金はお一人 5万円
ヒエー !
・
・
混雑した 美容室ではなく
ヤンギャルの隣の席でなく
今日は 美容の日と決めて
ゆっくり 美のお手入れをしたい・・・
横の人に遠慮無しに 話がしたい・・・
そんな 有閑マダム
キャリアウーマンが 多いとか・・・
・
・
私も ワクワクして
相談もされないのに
「 あーしたらどう? それでこうしたりしてさー・・」 なんて
アドバイスしてしまう・・
・
・
それを
「 あー いいアイデアですね」
「本当に その通りですよね・・・」って聞いてくれる
・・・ はずさない ・・・
相手を不快にさせない 天性を持っている
・
・
ここ3-4日で 別の業種に働く人で
男性一人と 女性一人から
「自分をこの分野で有名にしたい」 と
偶然に 同じような話の相談を受けた・・・
・
・
彼らに こうアドバイスした
10年がんばり 自分の城を持って
そして
実力を認めてもらい
取材されて 有名になるのならいいが
<雇われの身>で
そういう自分PRを始めるときは
よく注意したほうがいいよ・・・って
・
・
あくまで 自分の本分・・・
つまり勤務先の会社や
同僚 部下への気遣い 感謝
そして
その勤める会社の売り上げ、隆盛に貢献する
と言う自分の<立場>や責任を
まずは くれぐれも忘れないように・・・って
・
・
間違っても その会社を利用して
自分を売らないように・・と
・
・
せめて このカリスマ美容師のように
独立し 自らがオーナーとなり
自己責任で そういうことができるまで
「 勘違いすると 足元をすくわれるよ・・」
そうアドバイスした・・
おー 厳しい!
・
・
彼らは ハっとして
何かに気付いたようだったので
少し安心したけど・・・
・
・
昨日は カリスマ美容師さんと
私自身 学ぶことのとても多い
意気投合の 夕食会だった・・・
やはり 成功している人に直接会って話を聞くと
本当に勉強になる・・・・
2006年06月25日
海水治療
昨日は久しぶりに ビーチに行って来た。
ほんの1時間ほどだが、久しぶりに海岸で過ごし
そして海に入り
「 あー ここはハワイなんだなー 」 なんて
改めて思ってしまう・・・
・
・
海の癒しは 素晴らしい
海岸の「気」の良さは
いつも多くの人が集まることで分かる
・
・
海の水は 人間の身体の不調も癒してくれる
昔 家で飼っていた金魚が具合が悪くなると
水槽に 塩を入れなさい・・
そう 親から言われたのを覚えている
塩を入れて、少し時間が過ぎると確かに
金魚が元気になっている・・気・・がする
・
・
海水は 人間の血液の比重と近いのだそうだ
だから 海に入って 泳いだり
浮いているだけで 身体の血行が良くなる・・と
聞いたことがある・・
・
・
私も時々 ビーチに行って
海水治療を兼ねて
海に入るようしている
・
・
身体が 本当に楽になり
何かの流れが良くなるような
・
・
身体に 汗疹が出来た人は
海水浴を 2-3日続ければ
驚くほど 肌が綺麗になる・・
・
・
サーファー達が どうしてあんなに
全身 綺麗な肌をしているのか
なるほど 納得だ・・
・
・
腰痛のある人も 医師から
プールで泳ぐか、海に行きなさい・・と言われる
・
・
昨日の 日焼けで今日は少し肌が痛いが
気のせいか・・ 身体が軽い
・
・
やはり両親の言っていた 金魚の話は
本当なのかな? なんて思う
・
・
海の偉大な力と、癒しのパワーを感じ
少し調子が良くなってきた
・
・
ハワイもいよいよ 盛夏モード
日中は 30℃を越える日々だし
これから 少し時間を見つけて
海で 泳ぎながら
海面上に 大の字になり
ハワイの青空を 見上げながら
元気をつけよう・・・
・
・
今日は 日曜日
・
・
ふと思いついたので
これから久しぶりに
New Hope ウエイン・コデロ牧師の
お話を聞きに 出かけてみようと思う・・・・
投稿者 : 08:53 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月23日
口頭注意
いやー ブラジル強いですね
と言うか 日本が弱いんですか?
私はサッカーがあまり好きではなく、
あのワールドカップの熱狂がどうも
理解できない・・・
しかし、世界のさまざまなスポーツのうち
あれほど世界中が一緒に興奮する 種目は
ないのではないだろうか・・・
・
・
今日は 金曜日
英語で皆が Have a nice weekend ! と言い合う日だ
私が サラリーマン時代 一番好きな日だった
・
・
さて 今日は ちょっと真面目なお話し
「口頭注意」 について
日本でも 米国でも 組織で仕事をしていて
職務上 職位の下の人に
あることを注意しなければいけない事があるとする
・
・
問題視されていること、明らかに間違っていること
はたまた
自分が上司として、気に食わないこと・・・
・
・
こういう 時に 部下の人に注意する
怒る のではなく 叱ることもある・・・
・
・
あるいは イヤミなんか 言う場合も・・・
・
・
部下の あることを口頭で注意するとき
非常に 気をつけたほうがいい
・
・
相手がいくら部下でも
その人に対する マナー と言うものがある
・
・
出来るだけ 相手と二人きりで話す
あのさー 最近どう? って
・
・
出来るだけ 自分があまり腹が立っていたり
疲れている時を避けて、調子のいい時を選ぶといい・・・
・
・
いやー 実は・・・・
そういって相手が話し始める
「ちょっと こんなことがありまして・・・」
「あー そうなんだ・・・知らなかった」
「 すみません。 ご心配かけて・・」
「 いや そんなこと無いよ そうか そうだったのかー」
・
・
相手に注意するときは
まず その相手の状態を聞いてみるといい
結構 これで誤解が解けるケースが多々ある・・
・
・
相手を 指導したり、注意して改善を指示する場合
特に まず相手の話を聞くことが効果的
出来れば プライベートで何かあったのか・・
身体の具合がどうなのか・・・
あくまで相手のプライバシーを尊重し
色々と 話させる・・・
・
・
実を言いますと・・・・
はーそうか 僕は全然気がつかなかった・・・
・
・
そして そういう状況を踏まえて
必要な 改善すべきことを 注意 指示する・・・
・
・
おそらく
最初に 「こう 言ってやろう・・」 なんて思っていた時と
かなり違う トーン となるはずだ・・・
・
・
注意された相手も 驚くほど素直にその指示を
受け入れるものだ・・・
・
・
だって ボスが自分の話を聞いてくれた後だから・・・
心に 少し余裕が出て 素直になれるから・・
・
・
米国で マネージメント エグゼクティブとして
仕事をする上で
この 部下とのコミニケーションを上手に
頻繁に 取ることが重要・・・
・
・
米国トヨタの社長が女性秘書からセクハラで訴えられた
トヨタ本社と、 米国トヨタ・・・
そして その社長自身への賠償請求総額が 210億円・・・
・
・
米国いにはこういう案件専門に
成功報酬で働く弁護士がたくさんいる・・・
報酬は 賠償金額 あるいは和解金の
30-50 %くらいが相場・・・
ひゃー !
・
・
三菱自動車に次いで
米国進出日本企業の 大失態・・・
・
・
日本企業は すぐ和解金を払うことで有名だ
成功報酬の弁護士も 相手が他の国からの進出企業だったら
そんな仕事 請けない・・・
・
・
だって 孫子の代まで 払わないから・・・
そういう文化の違いを知っているから
・
・
このハラスメントは
セクシャルハラスメントだけではなく
色々な 種類がある・・・
特に 注意したほうがいいのが
パワーハラスメント・・・・・・・
・
・
別に 暴力のパワー・・ではない
「権力」 と言う意味の パワー・・・
・
・
部下に対してどれだけの尊敬を払えるか
その人を 社員としてだけでなく
いかに 人間として扱い謙虚に接するか・・
・
・
それが出来ていないと
相手は このハラスメントを受けた と思う・・・
・
・
ハラスメントの 「定義」
米国では
ボスの その言動で、自分が不快に思ったり
傷ついた・・ と 思うだけで ハラスメントの
定義を満たす・・・・
・
・
そして 例外は無い
クリントン大統領も
セクシャルハラスメント訴訟を起こされている・・・
・
・
米国トヨタの社長を訴えた秘書を新聞の写真で見た
それはそれは 素敵な日本人女性だ・・・
・
・
あんな人が秘書なら 月曜日が来るのが楽しみ・・・?!
こらっ !
・
・
残念ながら 男尊女卑の文化を受け継いでいる
我々日本人男性は 特に気をつけたほうがいい
「女のくせに・・・」 「俺の部下のくせに・・・」
社長の 俺の言うことが聞けねーのかー! って
そんな 態度 発想は 徹底的に排除して欲しい
・
・
これは 別にハラスメントで訴えられないようにする
ノウハウではなくて
米国では それが 当たり前だから・・・
女性社員に お酌をさせる文化はありません・・・
・
・
日本でも こういう文化がどんどん浸透して来ている
とても良いことだ・・・
相手を 尊重するマナーを持てない人は
どんなに仕事上優秀でも 管理職に登用されない・・
賛成!
・
・
どんなに 仕事が出来て 稼いでいる事業部長でも
間違えてはいけない
・
・
会社や組織の中で
職位が高く偉い人 と言う 「偉いの定義」について・・・
「偉い」 の定義は
責任が重いから 毎日 「えらい 大変や!」 と
言う意味だと ご理解いただきたい ???
・
・
そう くれぐれも 威張らないように・・・
おい ○○ちゃん お茶!
ではなくて
あのー失礼 ○○さん、お客様と僕にお茶を入れてくださいますか?
が 正しい・・・
はい!
・
・
もっと 素敵なのは
自分が専務でも 支店長でも 社長でも
「自分でお茶を入れる」
そんな立派な上司には 部下が気がついて
慌てて そして喜んで お茶を入れてくれるものだ・・・
・
うーん 内田さん どうかな? 最近それは・・・
あっ いない? そんな社員・・・
・
・
職位の下の人に
そして相手が 異性である場合特に気を使うべきだが
とにかく 相手にマナー良く
変な誤解のないように そして 尊敬の念を持って
紳士的に接すれば 何も怖いことはない・・
・
・
常日頃から そういう 心がけをしていれば
何も 心配ない・・・
・
・
相手に 口頭注意をする場合も 同じ
相手を尊重しながら話し 注意 改善指示をする・・・
・
・
注意するときは まず<自分の口頭>に 注意した方がいい
私も気をつけます・・・・・・・・
では 良い週末を!
2006年06月22日
宝の山
ハワイは今朝久しぶりに 雨が降った・・・
ここの所 暑い日が続いているから
草花には とてもありがたいお湿りだ・・
・
・
さて今日はたまには ビジネスブログの精神を思い出して・・・
・
日本のお客様と色々と話をし
ご相談を受けていて
自分が よく使う言葉の中に
「 宝の山 」 がある・・・
・
・
別にハワイだけでなく
今の時代 日米 先進諸国では
ビジネスで成功する・・ということはそう簡単ではない
・
・
戦後の 焼け野原の日本だったり
発展途上国の中で 経済発展のめざましい国ならともかく
普通 そんな簡単に 起業 → 成功 → 大金持ち
なんていう ストーリーはこれ稀である・・・
・
・
でも 極力使うようにしている・・・
これも あれも こう考えれば
ハワイと日本でのビジネスは
「宝の山」ですよ・・・
・
・
我々の足元には ダイヤモンドだらけです・・
ただ それに気がつかない
それが見えないだけです・・・って
・
・
そうすると 相手の方の表情が変わる
うーーん って やる気の波動が
おでこや 眼の辺りから 発せられるようになる・・・
・
・
これで私の 50%の 仕事は完了・・・?
えっ ? 「子供だまし」みたい・・・
・
・
そう言われれば そう・・
適当で 無責任な発言かもしれない
・
・
でも 今の日本社会や 日本人に
国民病のようにはびこっているのが
この 「ネガティブ・ウイルス」
・
・
イヤー これも あれも もう過当競争だし・・
あそこなんか あんなに景気が良かったのに
倒産したし・・・
あの経営者 事業に失敗して夜逃げして・・
・
・
ビジネスを考えるとき
マーケティングを考えるとき
こういう 話は しない方がいい・・・
・
・
これもさー あれもさー みんな商売のネタになるね
そうそう こうしたり あーしたら
たくさんの人が興味を持ってくれるよ・・きっと
そういう風に考えれば これ
「宝の山」ですよね・・・って
・
・
こういう風に何人かで話していると
本当に 嘘のようにアイデアが
どんどん生まれてくる・・・
・
・
宝やダイヤモンドを
探そうとしないで
いかに 「そんなもの落ちている訳がない!」 か
でも 「何か いい金儲けは無いか・・・?」と
渋い顔で 話し合っている人が多すぎる
・
・
加えて 「失敗したらどうしよう・・・」
などと 心配ばかり
失敗は どうリスクヘッジするかを考えておけば
後は 実行あるのみ
・
・
チャレンジ精神を持とうとしないで
実行しないんだったら
最初から起業とか新規事業などに
着手しない方がいい・・
・
・
一度 こういう
「心がワクワクする思考」・・を持つ
癖をつけてみたらどうだろう・・
思わぬ アイデアや勇気が沸いて来る
試行錯誤 失敗 やり直し
不安や挫折感などを通じて
当初は想像もつかなかった
思わぬ <宝>の発見があるものだ
・
・
実は ここだけの話だが・・・
・
・
・
・
あまり他人に言わないで欲しいけど・・・
・
・
・
私は 知っている・・
・
・
<誰か>は こんな いたずら を通じて
我々にもうダメだー なんて思わせ
鍛えてくださることがよくある・・・ らしい
どうも・・・
・
・
それが証拠に・・・・
本人がもう ダメか と思った時
そっと その宝物をその人の目の前に
差し出してくれる・・・・
・
・
そして もっと面白いことは
時として その <宝もの>が
新規上場とか 大儲けとか 大きな別荘・・ではなくて
それ以上に意味があり 価値のある
値千金の人生の 「気づき」 だったりする場合がある・・・
・
・
私も 密かに 祈っている
・・・・ いつかきっと見つけてみせる、この
値千金の 自分の <宝の山> を・・・って
皆さんも
それぞれの<宝の山>を発見されることを祈念して・・・
2006年06月21日
覚悟
先日の「年甲斐も無く」に コメント投稿してくださった
杉本さん ありがとうございます。
ハワイと日本を結ぶビジネスは観光以外にも多くあると思います。
ご縁があれば、一度杉本さんと貴社社長にお会いしたいですね・・・
・
・
さて さて 今日は・・・・・
日本人は もともとこの「覚悟」と言う言葉を
よく使う民族だったと思う・・・
「覚悟」 を 決める
その昔の 武士道から
特にこの言葉の持つ意味と
気高さは日本民族の誇り強み
そして 底力になっていたと思っている・・・
・
・
「最近の 若い者は・・・・・」
おそらく何千年も前から 使われているであろう
このフレーズ・・・
最近の若い人・・・ではなく
<最近誰でも> この「覚悟」が出来ていない
あるいは 「覚悟」 を決めて事に当たろうという
精神の無い人が増えていると思う・・・
・
・
国家 政治家でも
会社 社長でも
家族 その大黒柱でも・・・
そして 一人の人間でも
この 「覚悟」が出来ている場合とそうでない場合とでは
その結果に格段の差がつく・・・
・
・
昔から 高い地位にあった人は
この「覚悟」が出来ていた
「切腹」と言う文化があったから・・・
・
・
最近 「覚悟」 と言うのは
不祥事が発覚し、 もういよいよ逃げられなくなった・・
もう辞任は 避けられない・・・
そういう時になってから する ものらしい・・・
・
・
よく若い人や 社員が 上司に何でも
相談し 決断を依頼してくる・・・
かなり細かな事柄や 小さな費用金額の件でも
上司に相談し 決定を仰ぐ・・・
・
・
これは その社員が自分で決めて 万が一
後で怒られたり 失敗したりするのが 嫌なので
全て 上司に判断 させる訳だ・・・
・
・
これ自分で 責任を取る・・・と言う
「覚悟」が出来ていないから
何でも お伺いを立てて責任回避する・・・
・
・
ビジネスでも 仕事でも 競争でも
何でもリスクがある・・・
リスクを避けよう 問題から逃げよう
そして
失敗して他人から 誹謗中傷されたりしないよう
出来るだけ 安全策を取る
・
・
「覚悟」の出来ていない 人は
弱い・・・
・
・
ねずみでも 追い込まれると覚悟を決めて
猫を噛むのに・・・・
人間は この平和と豊かな物質文明で
ことごとく この「覚悟」を決める必要の無い日々に
慣らされてしまっているからか・・・
・
・
私は 決して戦争肯定論者ではない
でも 米国企業でのCEOについて調査したところ
CEO がミリタリー出身者の場合
平均より長く CEO を勤め、
その企業の業績伸張率も全米平均値より高いとか・・・
・
・
全てがCOMBAT VETERAN (戦闘経験者)かどうかは知らないが
戦争と言う 極限の状態や
自分や部下の命 生死の境目・・
極限、最悪、予期せぬ事態、パニック・・・に対応する
適合能力 判断力
そして 殺すか殺されるかの究極を味わうと
良い意味でも 悪い意味でも
「覚悟」が出来ているのだと思う・・・
・
・
我々が通常 いい仕事や 実績を残そうとするのに
とかく 表面的な ことばかりに眼が行くが
所詮最も重要なことは トップや 責任者に
どれだけの「覚悟」が出来ているかだと思う・・・
・
・
たとえばハワイへのビジネス投資でも 同じだ
ハワイに進出して 仕事しながらゴルフやサーフィンもしたい
商売はそこそこでいいが 損はしたくない・・・
評判とか 見た目も大事・・・
日本の友人たちから見た、世間体もあるし・・・・
そして何より
失敗して他人から笑われ恥はかきたくない・・・
・
・
加えて色々な 自己保身や
自分を 背伸びして見せようとする 虚栄心が
いざという時に 全てマイナスに作用する・・・
最悪 責任を部下になすりつけ
自分だけは 逃げたり・・・・
・
・
人間最後は <死ぬ>という真実を
受け入れる「覚悟」が必要だと言うけど
ま 今日死ななくても 常日頃から
どう「覚悟」を決めるか・・・
そんなことをいつも意識する癖をつけて
事に当たるほうが 良い・・・
・
・
じゃー 内田さんはどうなの?
・
・
私なんか ぜーーんぜん まだこれっぽちも
覚悟など出来ていない・・・
他人より恵まれて、安全に、健康で長生きして、
リスクを避けてビジネスに成功し
美味しい高級ワインを飲んで
そして 「いやー さすが内田さん」 と
皆から 羨ましがられたい・・ などという
「煩悩」の塊だ・・・・・
・
・
しかし 人間いざと言う時・・・・
そして 日頃から
「覚悟」を決める・・という心構えを持っていると
ものすごく強い・・・・・
そういうことに
最近 ひしひしと気がつき始めている・・・・
2006年06月20日
フレキシビリティー
16日の 「打つ手」にコメントをくださった nizzy+さん
お父様の 言われた通り・・・・・・・
貧困 発展途上国に必要な援助は
<食料>だけでなく <教育>ですよね。
・
・
根本を直さないと いつまでたっても・・・となる
いつも 私のブログの内容をフォローくださる感想・・・
感謝しています。
・
・
英語で Fexibility と言う言葉がある
結構使い勝手の多い単語だと思う
・
・
最近 身体の柔軟性がなくなってきて
ジムで いつもストレッチをする・・・
とても気持ちが良いし
ちょっとした 身体の筋肉痛 腰痛などは
この柔軟性の衰えが 原因であることが多い
・
・
こういう身体の「柔軟性」という意味にもこの Flexibility を使う
・
・
身体の柔軟性がなくなってくると 怪我をする
怪我だけでなく
ぎっくり腰 五十肩 ・・・・・
関節の痛みなど・・・
・
・
そこで この次に何が来るか
察しのつく方が多いだろう・・・・
・
・
そう 仕事の進め方や思考の Flexibility ・・・
これも 硬くて 柔軟性がなくなると
危ない・・・・
・
・
思わぬ怪我をしたり
信用さえ失う・・・
・
・
上司や 顧客から言われた内容を
しっかり理解し、柔軟に対応する・・・
・
・
この柔軟性に欠け
ただ取り柄といえば真面目だけ・・みたいな人は
マネージメント能力 緊急事態対応能力に
欠ける場合が多い・・・
・
・
ひたすら 上司から言われた 「指示」を
かたくなに そして 一生懸命に守る
・
・
一見 素晴らしいこの仕事振りも
この 柔軟性が伴なっていないと
思わぬ結果となる・・・
最悪の場合、命取りにさえなりかねない
・
・
身体 や 思考能力に
この柔軟性を身につけ
日々発生する
「 えー! 嘘だろう!」 とか
「 信じられない 今までにこんなこと一度も・・・」
という事態にも
柔軟に 落ち着いて対処したいものだ・・・
・
・
日頃の仕事や 考え方に
この「柔軟性」を取り入れる為に
一つだけ重要なコツがある・・・・
・
・
それは
「基本的な仕事の目的」 と
前にも言った 「考え方の軸」を
<いつも>しっかりさせ自分に言い聞かせ
確認しておくこと・・・
・
・
要は 自分が担当している 仕事や職責に
<本来求められていること>は何か?を
十分に理解しておくことだと思う・・
この 「根っこ」の部分さえしっかりしていれば
あとは どんなに強い風が吹いても
台風 や 地震が来ても
木は倒れない・・・・
・
・
これが無くて
なおかつ
自己保身 や 頑固さ
はたまた
損得勘定ばかりを考えている人は
責任者として 登用されない方が安心である・・・
だって「根こそぎ」倒れる可能性があるから・・
・
・
常に 仕事の目的や自分の職責の根底にある
<意味>をしっかり理解して
柔軟に そして臨機応変に
的を外さずに結果を出したいものだ・・・
・
今週も笑顔で元気に
そしてFlexible に行きましょう・・・
2006年06月17日
年甲斐もなく
いい歳をして・・・
日本の人がよく使うこの言葉
・
・
最近ボクシングを始めた
全く 経験なし・・
ど素人・・・
・
・
年甲斐も無く 恥も外聞も捨てて?
始めた・・・
・
・
「ミリオンダラー ベイビー」 や 「シンデレラマン」を
観た時 あたりから どうも怪しかった・・・
・
・
やってみようかな・・・
心の底で どうも そう思っているのが自分で分かる
最近の主義・・・
「 やりたいこと 興味のあることは さっさとやって見る」
・
・
色々と調べて Kalihiにあるジムを見つけ
行ってみた・・・
・
・
コーチと 話してみる
「何か 用か?」
「 いや あのー ボクシングを習いたいと・・・」
「 誰が お前がか?」
「 そう 俺・・・・」
「 今までボクシング とか 空手やった経験はあるのか?」
「 いや 無い・・・・です」
「 何かスポーツはやってたか?」
「 学生時代にアメフト と 今はゴルフ・・・・くらいかな」
「 ふーーん 何で ボクシングを始めたいんだ?」
「 ま そりゃ 減量 と スタミナ増強と・・・」
「 減量なら そこらを毎日歩いていりゃ いい!」
「 はー そう・・・ 確かに」
「 本気で 習う気持ちはあんのか?」
「 本気? あー それは・・・・・たぶん」
「真面目に やらないんだったら教えないぞ」
「 はい・・・・ 結構真面目な方ですから」
最初のインタビューが こんな感じだった
・
・
コーチは Allen Fujii
見た感じは 全然ボクシングのコーチには見えない
そこらの ローカルバーで
昼過ぎからビール飲んでるオジサンそのもの・・・
・
・
とにかく 驚いた
最初に 自分の下半身の弱体化
体力の衰えを 味わって・・・・
・
・
そりゃ もちろん分かっていたつもりだったが
実際に ここまで体力が落ちているのかと
実感してみて
もう 驚くどころか 情けなくなってしまう・・・
・
・
数回 シャドーボクシングの動きを習って
やってみるだけで 息が上がる・・・
・
・
汗が 噴出す・・・・
・
・
足が よろける・・・
・
・
ジムで エクササイズはしているが
心拍数の上がる 動きには
まー 全然ついていけない・・・・
へたり込む・・・
・
・
恥ずかしいやら 自分が情けないやら・・・
もう 情けない・・を通り越して笑ってしまう・・
・
・
コーチも 呆れてる
「 大丈夫か? 少し休め! 水飲め!」って
・
・
学生時代のように 怒鳴られて
水も飲ませてもらえずに しごかれないから
まだ天国だけど・・・・
・
・
腕立て伏せや 腹筋も
ボクシング特有の方法で 鍛える
もう 死ぬかと 思った
あまりにキツイので・・・・
・
・
大げさだけど
本当に しばらく起き上がれない
・
・
しかし 何十年ぶりだろう
こんなに 気持ちの良い汗をかいたのは・・・
・
・
足が ワナワナ
膝が ガクガク 踊りながら
あんなに速い心臓の鼓動を感じたのは・・・・
・
・
年甲斐も無く・・・
いい歳をして・・・なんて思っていたら
ジムに通っている 人たちの中で
自分は 真ん中の年代だった・・・
・
・
最高齢は 78歳のおじいちゃん
馬鹿に された・・・・
おい マサル! お前 何してんだ・・・って
いや 何してる・・・て ボクシ・・・・
もっと速く動け!って
・
・
別に横で 一生懸命 腹筋しているオジサンは63歳
・
・
もう一人 あとから来た 元気のいい オジサンは
今年68歳で 昨年転倒して
頭の内出血除去の手術をしたそうだ・・・・
ボクシングはしばらく 休んでいるとか
持ってきた ドーナッツの箱を開けて
おい マサル お前も一つ食え! って
「 おー サンキュー でも俺は・・・」
・・・・・・・・減量どころかそれ食ったらまた太る・・・・・・・・
「一個ぐらい 大丈夫だ いいから食えって!」
ハワイの 日系人は
度が過ぎるほど親切な人が多い
・
・
おー 皆 俺より年上で
根性があり 人柄の明るさ 自信に満ちた笑顔が違う
・
・
自分の年代くらいに なると
最も重要なものは 体力だ・・・
と思うようになってきた
・
・
これからも 週2回の トレーニングに
しばらく 通ってみようと思う
別に 喧嘩が強くならなくてもいい
健全な肉体で 健全ないい仕事が出来れば・・・なんて
・
・
学生時代を思い出し
自分の身体や根性をもう一度 鍛え治せたら
残りの人生 少し見えてくるものが変わるかも・・・
・
・
そんな風に 楽しみにしている・・・・
投稿者 : 07:37 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月16日
打つ手
nizzy+さんの コメントはいつも
聖書の一節を用いてくれて
読んだ後 とても心が落ち着きます。
ありがとう・・・
・
・
最近 「手」について が多いけど
今日は 「打つ手」 について
よく 色々な問題が起きると よく使う
この言葉
「打つ手」・・・・
・
・
問題に 対処するときには
瞬時に 対処する 応急的処置と
問題を 根本的に解決する為に講じる 背策と
二つあると思う・・・
・
・
打つ手を 間違えると
問題は 解決しない・・・
打つ手が ボケていると 問題が余計こじれる・・・
・
・
応急処置にしても
根本的な背策にしても
要は 的を得ているかどうか・・・
・
・
色々な ビジネスで起きる トラブル
これにはしっかり責任者が 打つ手を考える・・
よく出来る 責任者がいると 本当に安心だ
・
・
個人に問題が起きた 場合・・・
これ 責任者は 当の本人である・・・
そう 自分でこの「打つ手」を考える必要がある
・
・
この「打つ手」を間違えると
個人の場合でも
堂々巡りになったり ダッチロール状態になる
・
・
こういう 場合
冷静に考え
ある時は 専門家 プロの意見を聞く方がいい
ケチってはいけない
専門家に 相談料を払ってでも
正しい 「打つ手」を見つけるべきだと思う・・・・
・
・
変なところで ケチると
その結果 相談料金の何十倍もの損害を
あるいは お金の損害ではない
もっと取り返しのつかない痛手を
被ることがある・・・
・
・
そうすると 余計 慌てる
おー おー どうしよう!って・・・
もう 万事休すか! ・・・ と
・
・
慌てると 益々 対症療法になって
根本の問題解決は 遠のくことになる
・
・
身体の具合が悪くなって
時間と 医療保険の自己負担分がもったいない
そう考えて 医者に行かず
スーパーで<鎮痛剤>を買って
痛みだけ取るようなことをしていると
病気は治らない・・・
・
・
正しい <トラブルシューター> となる為には
この 打つ手を よく考える方がいい
そう 色々な専門家に相談すると
やはり 自分では思いも付かない 解決方法
根本的に 効く対処方法があるものだ・・・
・
・
よく考えないで ジタバタ対応だけしていると
益々 問題を深刻にし
時間も 費用も そしてエネルギーまで
結局 無駄遣いすることになる
・
・
私で良ければ
どんな事でも ご相談ください・・・
ビジネス 仕事以外でも
トラブルに対処する より良い背策を
指南させていただきます!
・
・
あれ? 今日は 売り込みか?・・・・・
投稿者 : 10:07 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月14日
助言
私は 今まで 本当に多くの良い先輩に恵まれてきた
人運がある・・・・と思っている
同じように 数多くの 助言をもらってきた
本当に 多くの助言
・
・
学校の勉強
運動
社会人として
仕事の進め方
人生の考え方
会社を辞めようかどうしようか迷った時
・
・
何千 何万 と言う 助言に助けられて今がある・・・
・
・
しかし 中には どうしても同感できなかった助言も・・・・
世間常識ではそうかも知れないが
それは自分の主義に合わない
あるいは
どうしても自分には納得がいかない・・・
そんな助言もたくさんあった・・・
・
・
人間
素直で 他人の助言をどんどん受け入れる人
全く 他人の助言を聞こうとしない頑固な人
どんな助言でも 天邪鬼に聞いて 鼻で笑う人
・
・
中には親身に助言してくれている相手を
冷酷に<見下す>タイプもいる・・
・
・
自分もさることながら
色々な人の人生を見ていて
他人の助言に対する聞く態度
そして 真の<理解力>で
大きな差が出ているような気がする・・
・
・
いいとこ取り・・・・
他人の助言の 自分に都合のいい部分だけを受け入れる
あとの <肝心な部分>を聞かない 理解出来ない・・・・
うーーん こういうのも心配だ・・・・
・
・
反対に 何でも 聞いてしまう
もう 他人の助言を盲目的に受け入れ
様々な影響を受け振り回される人
これも結構危険だ・・・・
・
・
はたまた 絶対に 聞かない
他人の助言に従うなんて 意地でもしない・・・なんて
こういうのは 勝手にすればいい・・
・
・
色々な タイプがいる
・
・
私は 今まで 色々な人から受けた数多くの助言を
自分なりに 「ろ過」 してきたつもりだ・・・
・
・
そう つまり聞くか聞かないかは
助言してくれている 人しだい・・・
助言してくれている人が 好きか嫌いか?
あるいは 尊敬できるか できないか
もっと はっきり言えば
その助言してくれている人みたいな人生を
自分が送りたいかどうか で 判断してきた・・
・
・
だから 結局自分は
相当 頑固な 良いとこ取りタイプ なのかも知れない・・
・
・
助言はありがたいが
得てして 助言 というものは
その助言をしてくれている人の
価値観そのものであることが多い・・・
・
・
だから気をつけないと いけない・・・
助言を聞いて その通りにしてばかりいると
その助言してくれた人の人生と同じになってしまう
相手の数が多くなると 右往左往の人生となる・・・・
・
・
助言は ありがたいが
聞くべき助言と そうでないものと と
自分で <何かの基準>をしっかり決めて
聞く方が安心だ
その 審査基準を 通して 聞いて学んで
初めて 「自分の将来や人生」 に役立つ
価値ある 「助言」 となる・・・
投稿者 : 09:07 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月12日
他人の子供
アメリカで 今 I Hate Other People's Kids
「他人の子供は大嫌い」と言う本が売れている・・・
・
・
米国でも 日本でも 繰り広げられる
マナーを知らない子供達の 公共の場で発生する「公害」・・・
・
・
それを 全く気に留めずに
「放し飼い」にしている親たちの
マナー違反 無神経さを
徹底的に 弾劾している内容だ・・・
・
・
もちろん賛否両論があるのも事実
・
・
子供は人類の財産でもあるし
子供を叱り 押さえつけることは
虐待に近い・・と言う
子供と小さな子を持つ親の「擁護論」から
・
子供は マナーを知らない
落ち着きの無いペットと一緒・・・ おー!
公共の場や 静かな場所へは
連れてくるべきではない・・・ と言う
子連れ 嫌悪組み・・・
・
・
他人様は 自分が思っているほど
自分の子供の事は可愛くない・・・
そう「心して」 行動すべきだと言っている・・・
・
・
他人の子供に
自分達が静かに何かを楽しもうとする「権利」を
邪魔されたくない! と言う人達が増えている・・・
・
・
私も アメリカに来て
特に リゾート地であるハワイに来て驚く
子供達の 傍若無人ぶり
それを そのまま気にもせず
あるいは見て見ぬふりをする親が多いのに・・・・
・
・
子供は 可愛いが
子供を公の場に同伴するのは
TPOが まず重要だと言うことを
分かっていない
あるいは知っていても無視する親が多い
・
・
ワイキキでも ここ数年日本人の親子連れが多い
旅行会社の 一番多い 貸し出しグッズが
携帯電話 と バギーカー だとか・・・・ なるほどねー
・
・
どこもかしこも 子供連れの家族ばかり
夏休みになろうものなら
もう 「常磐ハワイアンセンター」並みの
子供天国!
・
でもくれぐれも 気をつけてください・・
自分の子供がアメリカの街中で走り回って
もし白人のお年寄りなんかを転ばせたりしようものなら
大変な訴訟問題ですよ・・・
これ ホント!
・
・
英国や フランスでは
ある程度のレストランやホテルなどでは
子供をあまり見かけない
と言うより
子供を連れて行く文化がない
そういう 親がいない・・・
そう言った方が 的確かな・・・・・
・
・
子供の躾を気にしている人は
そういう場所へ自分の子供は
連れて行かない
だって 親自身が恥ずかしくて
ゆっくり 落ち着けないから
ベビーシッターに子供を預けて 夫婦で楽しみに行く・・
・
・
結局 問題なのは
「子供なんだから 騒ぐのは当たり前でしょう・・・」
そう言う価値観で 他の人に迷惑かけまくる親達か・・・
・
・
ハワイでも 本当に情けなくなる
日米を問わず
リゾート地と言う土地柄に 甘えて
自分の子供がどんどん 他人のプライバシーや
「静寂」を侵犯し、平気でいる親が多い・・・
だって子供なんだから・・・・って
・
・
子供の教育は
通わせている学校がどこか・・ではない
・
・
他人や周囲への気配り そして まずは
親達の自制が基本にあるべきだ・・・
・
・
ハワイ州は 法律で年齢差別が出来ない州
それだけに 余計に 子供と大人の空間を
合法的に 区別することが難しい・・・
・
・
子供の 教育やしつけには
くれぐれも 他人から見た時の
子供のマナーや行動を念頭に
まずは
親の「マナー&常識」 「道徳心」を 高めて欲しい・・・
・
・
所詮 子供は親しだいなんだから
2006年06月11日
盛夏モード
6月2日の 「配分」に寄せてくださった
nizzy+さんのコメント・・・・いい事 言うなー
とても 参考になります。
・・・・・
毎年 86,400円の振込み ・・・・
とても分かりやすい 比喩ですね
今を Present と言うのも なるほど・・・と思いました。
勉強になります!
・
・
最近のハワイは いよいよ暑くなって来た
我が家も クーラーを入れる頻度が増え
夜中も ベッドルームで扇風機をつけている・・・・
・
・
日本は そろそろ入梅とか・・・・
やや冷え込んで それから一気に
蒸し暑くなる季節か・・・
・
・
ハワイでは 今年 春先に記録的な豪雨が続いた
毎日 雨・・ 雨・・ 雷・・・ そして 雨・・・・
40日以上 雨が降った
・
・
だから 今年はマンゴが不作なのだそうだ・・・
そういえば 去年に比べて
ほとんど 店頭にマンゴが並ばない・・・
・
・
ハワイの 生活では
この 暑さと 日々続く 青空に
本当に 幸せと 感謝を感じる・・・
当たり前と思ったりしてはいけない
・
・
ロンドンに 暮らした経験から言って
あの 毎日ドンヨリ とした しょっちゅう雨の降る
イギリスの天候に比べると 天国である・・・
・
・
米国本土でも
冬の時期 雨の多い地域がある
シアトル・・・・
冬の ミシガン湖を望む シカゴ・・・・
・
・
こういう 土地に住む人は 冬になると
うつ病になってしまうのだそうだ・・・
・
・
日本でも 雨続きになると
本当に 気持ちが重たくなる・・・
傘を持って かばんを持って レインコート着て
・
・
ハワイの 人は 恵まれている・・・
梅雨や 湿気の多い季節
あるいは ドンヨリとした曇り空の続く国とは
雲泥の差だし・・・・
・
・
本当に 天気が人間に与える影響・・
大きいですね・・
・
・
では・・
・
・
え? それだけ?
はい 今日は 何も オチが無いコラムでした
2006年06月10日
定義
Chiaさん お久しぶりです。
とても素晴らしいコメントをありがとうございました。
私の言いたいことを、 上手にフォローしてくださり助かります。
そうですね・・・・ 結局自分を大事にしないと
他人にも よくしてあげられませんよね。
・
・
さて 今日は ちょっと お堅いテーマ
「定義」 について・・・・
・
・
・
私は 最近 この「定義」と言う単語をよく使うようになった
英語で Definition ・・・・・
辞書で見ると・・・
「物事の意味・内容を他と区別できるように、
言葉で明確に限定すること」 とある
ちょっと 最近 理屈っぽい・・・・
・
・
ビジネスで色々と交渉していて
この 定義を分からず
あるいは
この定義を 明確にしないで
双方 やり合う ことが多い・・・・
・
・
こっちの 言い分
あっちの 言い分
・
・
誰でも 自分の思うようにしたいから
これこれ したい ! してくれ!
それは できない !
なんで?
だって こうだから・・・
そんな事言っても こっちは・・って
・
・
だいたい 交渉するときには
この 双方の言い分を 戦わせる・・・
・
・
こう言う時に ままあるのが
論点の中に
この「定義」づけがはっきりしていないケース
・
・
例えば
発注先から 「もっと品質を上げろ!」 と言われた
こっちは 一生懸命「品質向上」を考え 日々頑張っている
それでも 得意先から
「 お宅の 品質はねー」って文句言われる・・・
「 何言ってるんですか! ウチのは街で一番の品質ですよ!」と
「 全く お宅は分かってないね!」 みたいに
水掛け論に なる・・・
・
・
もう 子供の喧嘩みたいになる・・・
最悪は お互い弁護士雇って
子供みたいに 大人の喧嘩を始める・・・・
・
・
こう言う場合は 落ち着いて
出来れば ハレクラニホテルのプールサイドの
House without a key にでも行って
お互い 海を見ながらお茶なんか飲んで
穏やかに こう話し合うといい・・・・
・
・
あのー 貴方のおっしゃっている 「品質」ですけどね・・
その品質の 「定義」 「意味」 は何ですか?って
・
・
そうすると
「 はい ウチが求めているのは こういう品質です」って
「 えっ? あー そうだったんですか ・・・すみません
我々は こういうのが最高の品質・・と定義づけていました・・」
・
・
「 え-? そうだったんですか・・・ 違う違いますよ
それは 今のもので十分ですよ。 ウチにはこれだけが
大事なんです・・」
・
・
「 なーんだ!そうだったんですかー!・・・・・・
どうでも良いけど このアイスティー美味しいっすね・・」
「あっ そうですね 美味しいっすよね・・」って なる・・・
・
・
「そんなら 次回から その方向で改善します・・」
「はい 是非お願いします!」 って
それじゃ また!
そう言いながら笑顔で握手して 終わり・・・
・
・
双方の求めている内容のやり取りに
この「定義」を明確にしないで
いくらやり合っても いい結果は出ない・・・
むしろ こじれて お互いイライラして
ダメだな アイツは 全然分かってない!
他の業者探そう!
そうやって 破談となる・・・
・
・
交渉やお互いの満足度のポイントとなる
「定義」をはっきりさせないと
ルールの 決まっていない試合みたいになる
・
・
反対に定義が 決まっていると
それに 基づいて 良い悪いが言える
定義づけた目標までどの位達成しているか・・・・
同じ基準で 評価できる
・
・
だから もし・・・・・・
この 「定義」 そのものについて
納得できない場合・・・
お付き合い や ビジネス取引はしない方がいい
・
・
しても お互いストレスが溜まるだけで
無駄だから・・・・
2006年06月09日
霊 と 魂
先日 世界の日本人教会の
巡回伝道牧師をされている
中野雄一郎先生とお会いし
お話をお聞きする機会を得た・・・
・
・
前回から ほぼ半年過ぎている・・
久しぶりに お会いした先生は相変わらずお元気で
ハツラツ とされていた
・
・
雨が降っても ハレルヤー !
先生から E-mail をいただくと
文頭 まずこのフレーズから始まる
・
・
聖書のお話は 極力端的に
しかし その真髄の教えを
実社会の あれや これやに引用して
我々に分かりやすくお話をしてくださるので
1時間なんて あっと言う間だ・・・・
・
・
今回のお話に ビジネスで「儲ける」 と言うことは
どういうことか と言うテーマがあった・・
・
・
ビジネスの 儲けると言う考えに
ほとんどの人、経営者が間違えたことをしている・・
儲ける と言う漢字は 信ずる 者 と書くと
人を信じて 人に 信用してもらって
初めて 利益が 出るんですよ・・・と
・
・
うーん 果たして過去に
他人からだまされた経験がある人が聞いたら
納得できるだろうか・・・とも思ったが
私は あまりだまされたことがないので
本当に そうだなー と感じた・・・
・
・
信用 は お金では買えない・・・と言うし
ビジネスの基本は信用・・・とも言うし
・
・
本当に 詐欺とか 不正取引とか
インサイダー取引 とかが 横行している現代
こんな 当たり前のことに
改めて、 ため息混じりに
はっとして 背筋を伸ばされる思いのお説教だった・・・
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そして もう一つ
キリスト教の教えでは 人間には
「霊」 と 「魂」 そして「肉体」の3つがある・・
と教えているそうだ
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魂 と 肉体 の2つに分かれるなら
自分にも 分かるが
「霊」 と 「魂」 の違いがよく分からない
質問したら
「霊」を包んでいるのが 「魂」ですと教えてくださった・・・
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火事場の 馬鹿力・・・
70歳の おばあちゃんが 自宅が火事になり
毎日 拝んでいる大切な仏壇を
かついで 外へ逃げる・・・・
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・
火事が 収まり
さて その仏壇を家の中にしまおうとして
持ち上げても 重くてびくともしない・・・
・
・
そう あの 馬鹿力・・・
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・
人間 どうしても 科学や医学で証明できない
何かが あるのだそうだ・・・
人間の 考えや 理論では
成り立たない
あるいは 証明 とか 定義づけなんか
出来ないものが
どうやら この 「霊」 らしい・・
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霊的に なんてよく言う
私は 自分で言うのもなんだが
すごく 霊感が発達している・・・
・
・
陰 と 陽
正義 と 悪
良い人 悪い人?
プラス と マイナス
・
・
普通の人より ものすごく感度がいい方だと
自負している・・
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・
人間の 本当の力 とか生き方は
きっとこの霊が基本にあるんだろう・・・
よく 「霊」 を慰める とも言うし
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・
中野先生は 最後に こう言われた
人間の この「霊」を つぼ のように
包んでいるのが 「自我」 なのだと
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・
この 自我を 割ったときに
「霊」 の部分が 現れる
そして 割れたつぼから 香油のように
良い香りの 油が出てくる・・・と
うーーーん
・
・
本来の自分の 潜在的な能力や
普通 気が付かない 「自分」に気付くには
この 「自我」 を割りなさい・・・と
・
・
特に困難や あわてるような事態が起きたとき
落ち着いて この 「自我」を割るのが
問題解決の コツです・・・・と
・
・
私の 場合
この つぼ がメチャメチャ 硬い・・・・
さて 将来 このつぼを割って
自分の「霊」と会話ができるチャンスがあるだろうか?
あったら 絶対にこれだけは聞いてみようと思う・・・
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あのー
僕って どういう存在ですか?
だいち どこから来て どこへ行くの?
そうそう
私の 生きてる意味は 一体何なんですか? って
投稿者 : 11:48 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月07日
ハンドパワー
人間の手のひらは とても大きな力を持っているそうだ
手のひらは その人間のパワーを 出せる部分だと・・
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よく 子供が泣き叫んでいると
親や 学校の先生が 手でその子の
両腕をつかんであげたり
背中を さすってあげる・・・
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そうすると 子供も だんだん気持ちが落ち着き
大泣き状態からヒックヒック と泣き止んでくる・・
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痛い ! 何かに ぶつかり
あっと 思うと 人間誰でも
その部分に 手を当てる・・
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だから病院で治療をすることを 「手当て」と言う
手のひらで その患部をなぜていると
不思議と だんだんに 痛みが収まってくるし・・・・
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欧米では よく「握手」をする
これは 挨拶として
お互いの親愛の情や期待などを伝えるのが
大きな 目的だが
この 握手を通じて これ以外に
相手の何かを感じることがある・・
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うーーん この人
しっかりしていて、 信用おけそうだな・・・とか
なんだ コイツ ・・・
なんだか 優柔不断そうな奴だな?・・・ なんて
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・
昔 高校時代に アメリカから来た白人の教師がいて
英会話を教えてくれた
期末試験は
一人一人の 生徒に
同じ 会話と挨拶をさせる・・・
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試験問題:
<道で偶然に知り合いと 久しぶりに会ったら>
「 イヤー 元気か? 今どうしてる?
じゃー またな! 」 そして 握手をする・・
たったこれだけの会話を
一人一人の生徒が その先生と一対一でして
先生が持つ それぞれの生徒の印象で
点数が決まる・・・
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何 それ ?
今まで 答案用紙の点数で
成績が決まっていたやり方しか知らなかった自分には
意外だった・・・
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試験の日
私の 番が来た・・・
先生から言われていた通り
まず 大きな声で・・
相手の目を見ながら・・・
下手でも いいから?
その試験問題の英会話で挨拶を交わし
最後に思い切り 握手をした・・・
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後で 先生から 誉められた・・・
「 内田の挨拶が一番良かった・・・」 と
皆の前で その米国人教師が そう言った
「 なぜか 分かるか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内田の 握手が一番しっかり強く握ってくれて
「イヤー久しぶり!」 と言う実感が
伝わってきたからだよ・・・って
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私も含めて 皆 ポカーン とした顔で
先生の言うことを聞いていたのを覚えている・・・
「握手は 相手に自分の気持ちを伝える手段なんだ!
OK? 分かったかい? 」 って
おー 強く握った「握手」で A をもらった
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嬉しかった・・・
先生の言葉に 何か一生分の自信みたいなようなものを
もらったような気がした・・・
物理や化学の期末試験も 「握手」みたいな 方法で
いい点 取れないかな・・・ なんて
不謹慎なことを 思った・・
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「もみ手」 とか 「すり手」 ともよく言う
色々な意味があるけど
人間が そわそわ 緊張してくると
あるいは 何かを企んでいると
両方の手のひらを もんだり こすったりする
すると 気持ちが落ち着いたり
うまく話が出来るものである・・・
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人間 誰でも
「 よーっし じゃー 始めるか!」
なんて 言う場面では
よく 両手を すり合わせて
集中して 気合を入れる・・・・
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昔 カウアイ島で知り合った
とても 気のいい寿司職人の子がいた
彼の握る寿司は 皆の評判だった
とにかく 美味しい・・・・
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「九兵衛」の寿司の美味しさと
違う 美味しさだった・・・
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彼の 握りやロール寿司は
見た目はドンくさいのだが
何かとても美味しかった・・・
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ある日 彼に聞いてみた
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あのさー 何で 君のお寿司は美味しくて
皆 喜ぶんだろうね? ・・・って
そうしたら彼が こう言った・・・
「そうですね・・・ よく分からないんですけど
たぶん ・・・」 て
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何か工夫してるのかい?
「はい お米を研いでから 炊く前に炊飯器の中の
お米に両手のひらを当てながら 祈るんですよ・・・」
はー?
「 美味しく炊けろ 美味しく炊けろ・・・って」
いつも それをしてから 炊飯器のスイッチを入れます・・・
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・
へー 手のひらを当てて ?
はい それ以外は 特に何もしていませんから・・・
たぶん それじゃないですかね・・・ だって
・
・
私は 感動した
そうか・・・ この子の そういう気持ちやハンドパワーが
手のひらから お米に伝わっていたんだ・・・と
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この話を 別の人にすると
相手の方の反応が、見事に二つに分かれる
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「 はっは はー 」 って笑って馬鹿にする人と
「 へー それ本当にいいお話ですね・・」って
マジに感激する人とに
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私は 手のひらには絶対にすごい力があると
信じている・・・
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そう言えば祈るときも 手のひらを 合わせるし
よく注意してみると
我々の 日々の生活の中で
いくつもの状況に この手のひらが
活躍してくれているのに 気付く・・・
2006年06月05日
従業員食事
業種や 職場によっては 会社が従業員の食事を
提供する場合がある・・・
レストランなども 自分の店でスタッフの食事を用意し、
開店前に食べたり
あるいは 閉店後に 食べる・・・
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私がコンサルしている あるレストランで
従業員食事を きちんと 丁寧に 美味しく作り
皆で ちゃんと座って全員そろって食べなさい・・
と指導している
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贅沢は いけないけど
まだ 修行中の コックや
はたまた その日の担当者が
仕入れ業者から サンプルでいただいた食材とか
あるいは、冷蔵庫の中で このまま何日も経つと
無駄になってしまうような食材があれば
それを使って 美味しい食事を作りなさい・・って
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通常ホテルでも 従業員のカフェテリアがあって
ホテルのシェフにとっては
このカフェの メニューが重要である
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私もリゾートホテルの仕事をしていた時
このカフェで何度か食事をしたことがある・・・
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・
違う・・・
エグゼクティブシェフが変わると
メニューも 変わる・・・
面白いことに カフェの利用率も上下する
美味しいメニューだと 毎日席が混んできて
座れない・・・
これ 当たり前なことだ・・・
皆 しっかりしている・・・
心がこもっていない まずい食事は
いくらただでも 食べない従業員が出てくる・・・
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コストは 贅沢にかけられないけど
色々な人種や宗教、
世代の違う人達が働くホテルでは
従業員のカフェテリアのメニューが不人気だと
ホテルの総料理長の 評価が下がる・・・
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ヨーロッパの 一流レストランとか
ミシュランの星がついている店の従業員食事は
驚くほど 豪華である・・・
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私も ロンドンで 当時 三ツ星の
フレンチレストランの総支配人と親しかったので
見せてもらったことがある・・・
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従業員が 食事をする食堂・・・
テーブルクロスが 敷いてあり
明るくて 清潔で テーブルに花が 飾られ
そして
前菜、 メイン、 デザート と 3品出る・・・
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それに びっくりした
ワインもグラス一杯 出される!
へー 始業前の食事に ワイン飲むの?
・
・
価値観が変わった・・・
日本人である 自分は
従業員が食べる食事は ケチって
とにかく 「腹を一杯にすればいい」
と言うくらいの発想だった
・
・
それしか 知らなかった・・・
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そんな
働くスタッフが いい食事なんかしたら
贅沢 不謹慎 収益にマイナス
それに そもそも
「不道徳」 だと思った・・・・
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手をかけた 美味しい従業員食事を用意する
それを 楽しんで 味あわせていただく・・
「満腹」 だけでなく 「満足」 するために
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そして食事をした後に
お客様に一生懸命
美味しい料理を作ろうと
仕事を始める・・・・
これ ちっとも 不道徳ではない
・
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むしろ 当然の原理
日本の
お客様は神様で、従業員は奴隷!
みたいな 価値観こそ
人権無視・・・
「働く人志向」の無い 不道徳な発想である・・・
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欧米では 戦争中 前線でも
将校は テーブルクロスを敷いて
ちゃんとした 食事を取って
勝つための戦略 戦術を考える・・・・
兵隊にも 食料補給を怠らない
時々はバーベキュー食べて
栄養つけて 戦争する・・・・
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缶詰食べて 河の水飲んで
腹ペコで イライラして
絶望感の中で 戦争しない・・
将校が食料が欠乏して 飢えてくると
判断を 間違えるから・・・
ひどい場合
えーい もう 「全員突撃!」 ってなる・・・
・
・
皆で 生きて帰ろう ・・・ なんて考えない
もう いっそのこと・・・ って
・
・
日本にだって 「腹が減っては戦は出来ぬ・・・」と
言う言葉があった・・・・
でも せいぜい 握り飯 二個くらい?
「たくあん」 でも付いていたら
「たわけ者が 贅沢ではないか!」って
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サービス業や 飲食業だけでなく
デザイン 新規開発部門など
職場での こういった配慮 コストは
結果 その会社や組織の
好成績につながる大事なエッセンス
だと思う・・・
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・
もちろん経費は節約 倹約はしながらも
使うところには しっかり投入した方がいい・・
・
・
働く人が 満足してくると
「ねー これ こうやって こう作って出したら
お客さんも 絶対喜ぶよね・・・ そう思わない?」
なーんて 発想になってくる・・・
・
・
今日の 道徳は
働く人に
我慢 辛抱 犠牲を強いる発想から
満足感を与える考え方の方が
会社にとってより良い結果となる・・・・と
・
・
従業員の満足感は 計り知れない
組織の戦力強化になるから・・・と言う
ちょっと <結論 無理やり> 風か?・・
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・
では 良い一週間をお過ごしください・・
2006年06月02日
配分
nizzy+ さん
今は亡き お母様への賛歌 素晴らしい
そうですか ずいぶん若くしてお母様を亡くされたのですね
どんなに 淋しくていらしたか・・・
・
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私の 昨年の 9月20日のコラムを
読んでくださいますか・・・
私が 自分の母について書いたコラムです・・・
彼女は 44歳で私を産んでくれ・・・・
今から 23年前に亡くなりました
私も もうすぐ 母と一緒にいた時間と
亡くしてからの時間が 同じになりつつあります
親を亡くしてから 分かることが多いんですね・・
親には どんなに どれだけ 何をしてあげても
お返しなんか出来ないものです・・・
・
・
それでは
今夜は また あれこれと
テーマは 「配分」 について・・・
・
・
「配分」 と言うと ものを分けて
配る・・・と言う意味に取ると思う・・・
・
・
今日は この「配分」について
薀蓄 (うんちく)を 述べようかと思う
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配分することは とても重要だ・・・
配分を 間違えると
色々と 不都合が出てくる・・・
偏りすぎたり
・
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極端に 多かったり 少ないと
これ 中々 うまく行かない
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・
ペース配分・・・・・・・
マラソンの選手が
スタートしてから 42.195kmを走る間
自分の 走るペースを 考え
体力を配分する・・・・
・
・
人生にも この 配分が大事ではないかなと思う
つまり
時間や エネルギーの配分
上りの時期 下りの時期の 力配分
仕事の時間と 余暇の時間の割合配分
あるいは
人間の一日の中にある
時間や 体力エネルギーの 配分・・・・
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これを よく考えないで
とにかく 疲れるまで
皆が ~ するまで
とりあえず ~ が済むまで・・・・ とか言って
あまり 何も考えずに生きてゆく人が多い・・・
・
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ズルズル と
時間やエネルギーの配分を
特別 考えずに 過ごす人が多い・・
・
・
私くらいになると
人生 生まれてから 何年 と言うより
終わるまで 「あと」 何年?
と考える年代に入ってくる・・・・
そうね マラソンで言うと
30km 地点くらい?
ゴールまで あと 何km・・・って
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・
体力や 気力が 当然落ちてきて
昔は 何でもなかった距離も
走れなくなってくる
だから
「配分」 をよく考えるようになってきた・・・・
・
・
若い頃は この配分なんか考えずに
夜中まで とか・・
疲れ果てて 倒れるまで とか
時には 上司が 帰るまで?・・・・ なんて
時間や エネルギーを
1:99 とか 0:100 のように
極端に 配分していたように思う・・
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・
仕事のことを 99 考えて
私生活のことは 1 しか 考えない
・
・
寝る時間を 惜しんで 何かをする
寸暇を惜しんで というやつ・・・
・
・
働く時間以外に
自由な時間 趣味の時間 健康の為の時間・・・
そんな いくつもの 種類の時間配分なんか
出来なかった・・
働く以外は ただ 食べて飲んで 寝るだけ・・・
・
・
今は この時間配分とか
それぞれの 重要性 とか
はたまた
優先順位 とか を考える・・・・
・
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さて 今夜 この後ベッドに入るまでの 1時間は
○○の為に 割り当てよう・・とか
今夜は 久しぶりに
~ を して過ごそう・・とか
考えるように できると いいな
と感じている
・
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すべての人間に
平等に 与えられているのが
酸素 と 時間・・・
・
・
この時間も 皆
一日 24時間と決まっている
これ以上 多く与えられている人もいないし
少ない人も いない・・・・
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・
だから 差が出るのは
その 「配分」 次第だ・・・・と思う