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2003年01月01日

米国、ハワイの銀行、金融について

日本の金融機関、特に大手都市銀行は日々不良債権の処理に必死のようですね。一方、個人相手の消費者金融業は低金利を背景にこの世の春を謳歌しているようです。ハワイで日本語テレビのニュースを見ていたら、新手の不当高金利 090番個人金融なるものが不当な高金利で借金返済に困っている人達を狙って食い物にしているとの実例が紹介されていました。世界No2の経済大国日本も、その内情たるや「恐ろしい」の一言ですね。


ハワイ州ではいくつか地元の銀行があり、どれも日本の地方銀行程の規模ですが日本に比べると一般的に経営内容は健全で、日本よりずっと顧客志向の経営、マーケティングをしているように思います。米国の金融制度が日本に比べて全て完璧という訳ではありませんが、日本より総じてシンプルで、FDIC(Federal Deposit Insurance Company)という預金の名義人当たり10万ドルまでの保証保険制度が充実していたり、小切手での支払い慣習も日本の銀行振込みより手数料や実費も安く、慣れてしまえばそれほど手間がかかりません。 (もっともこれからネット決済が一般的になれば日本も米国も基本的には同様になると思いますが。)


時々日本に帰国して不便だなと思うのが、日本の銀行のATMを使った煩雑な「振り込み手続き」そして窓口で色々な書類に印鑑を押すなど時間のかかることです。特に久しぶりで操作に慣れない私にはあのATMの「もう1度初めからやり直して下さい」という女性の声にはドキドキ緊張し、後ろの人達の視線を背に受け冷や汗ものです。もちろんハワイの銀行も窓口が混んでいると長く待たされイライラする事もありますが、一般的な取引はいたってシンプルです。


ハワイでビジネスを考える方には、まずはこちらの金融決済方法や銀行とのお付き合いに慣れる事をお勧めします。一時の日本バブル経済時、あれだけの日本企業がハワイの不動産、リゾート、ゴルフ場を歴史的高値でどんどん買収した頃、ハワイの銀行は競って貸付を実施した日本の金融機関を冷めた目で見ながら、しっかり不動産価値を見極めていたため、不良債権が少なく一般的に経営は非常に安定しており、日本の金融機関に比べても高格付けの銀行が多いのが現状です。銀行の人も一般市民の信用、人気を得る為に基本的に顧客志向でとても親切。日本語を話すスタッフ、幹部の方々も多く、将来ハワイに住みたい、あるいは ビジネスを考えたい、そして定期的にハワイ旅行に訪れ、子供の留学先に米国を等と考えている方にはハワイ旅行の間に当地の銀行に行って口座を開設する事をお勧めします。


どんな経済雑誌、新聞、ビジネス書にも「資産の分散」という事が書かれていますよね。これから2~3年は日本や世界経済にとって何が起きてもおかしくない状態です。こんな時に将来の為替変動も考えると日本円だけで金融、不動産資産を持っているのはかえって危険な事ではないでしょうか? パスポートとある程度の現金(500ドル~1000ドル位)があれホ、ほとんどのハワイの銀行ではその場で口座を開設できます。 ご参考までに、日本と違い印鑑は要りません!日本の銀行を通しての外貨預金より直接米国で銀行口座を開設、維持される事をお勧めします。将来のペイオフ解禁、利息にかかる税金、手数料などの違い、そして何より ドルの小切手やクレジットカードを使って実際に米国での支払いや日本にいても買い物が出来るからです。 円高になれば円でお買い物、ドル高になればドルでお買い物! 我々庶民にとって金融もいよいよボーダレスの時代ですよ!

投稿者 : 12:41

 
 
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