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2009年04月30日
非常出口
建物には 大体 非常口が用意されている・・・
火災や 災害の時の為に
通常の玄関とは違う 避難用のドアーがあって
そこから外へ出て 人間の命や大事な財産を守る
・
・
・
アメリカ大統領の専用機
エアーフォース 1には
大統領用の 緊急脱出カプセルが
搭載されているって本当ですか?
・
・
・
常に 他国との戦争を想定し
今でも テロとの戦い
イラク アフガニスタンでの戦争中のアメリカは
特に「危機管理」能力が
国家として 生き残る為の
遺伝子のように存在している国だ
・
・
・
一方 日本は平和ボケのせいか
この「危機管理」に対し
今ひとつ 鈍感なところがある と
言われている・・・
・
・
・
ビジネスにも これやはり
「危機管理」が必要で
ありとあらゆる 非常時に
どう対応するかで
損害や 経営資本への影響を
最小限に抑える事が可能・・
・
・
・
ビジネスを始める人には
この最悪の状況 危機的な状況に
どう対応するか・・・を
一緒に考えるようにしている
・
・
・
時に 撤退をお勧めする場合もあるし
これは 止めておいた方が無難ですよ・・・って
・
・
最初でも 途中でも
パラシュート利用 や 出撃中止を進言する
・
・
ま そういう助言を 聞いてくれる人と
そうでない経営者がいるけれど・・・・
・
・
・
驚くほどに 日本の投資家のほとんどの方が
上手く行く(成功して利益が出る)事しか 考えていないし
万が一の場合に対する 対処方法が
行き当たりバッタリ的なのに驚く・・・
・
・
・
そりゃ 人知の及ぶ範囲は 知れてはいるものの
やはり 経営者だったら
当たって砕けろ! だけではちょっと危ない訳で
・
・
死ぬまで やるっきゃない! ・・・・・・・と言う
突撃型では これ
従業員(兵隊)がたまらない訳で・・・・・・・
・
・
・
だから 最悪 万が一
経営が行き詰まった時に 緊急非難が出来るよう
シュミレーションしておかないといけないと思う
・
・
・
そうね ビジネスには
「出口」が大切だ・・・・・・・・・
・
・
ビジネスを 始める時が「入り口」とすれば
最後の出口を いつ どう どこに 出るように
設計 計画するか・・・・・・・
・
・
・
そして 万が一の場合
経営中にどうしても駄目な場合の「非常出口」も
最初から設計図面に入れておかないと
これ 危ない・・・・・・・・・・
・
・
最悪 命に関わるから・・・・
・
・
・
そうね 大切なのは やっぱり
<常に 最悪を想定し、 最善を尽くす・・・>ですかね
・
・
・
何でも 基本は同じだわ・・・
・
・
2009年04月26日
お祈り
Joel 牧師のニューヨーク ヤンキーズスタジアムの夜
すごかった・・・・
・
・
彼のお父さんが テキサスで教会を始めたのが
1959年・・・・・・今年 50周年なんですね・・・・
・
・
・
彼のお説教は いつも人々を励まし
自信を取り戻すメッセージだ・・・・
・
・
・
自分は 13年ほど前
身体の具合が悪くなり
数日 会社を休んだ ことがある・・・・・・・・・
・
・
・
検査の結果 何も無かったが
結構 苦しんで
あー これがいわゆる 厄年なのかな・・・・・・・・・・なんて
・
・
・
原因?
まー 不摂生 飲み過ぎのせいでしょう・・・
・
・
同情の余地は 全くありません・・・・・・はい
・
・
・
自宅で休んで寝ていると 電話が鳴った
・
・
・
はい もしもし
たまたま一人だったので
フラフラしながら 電話に出る・・・・・
・
・
・
あー 内田さん?
病気されて具合が悪いんですって?
・
・
・
家の すぐ前にある
川崎キリスト教 教会の 主任牧師をされている
シェルフォン先生からだった・・・
・
・
・
シェルフォン先生は 戦後アメリカから日本に
宣教の為に移住し
日本人の奥様と結婚され
川崎で牧師をされていた・・・・・・・・
・
・
・
そのすぐ近くに 住むことになった私は
ある日 この教会へ行き
シェルフォン先生 ご夫妻と初めて知り会う
・
・
・
お二人共 我々家族を
自分の 息子夫婦 孫のように
可愛がってくださり 日曜日に教会に行く度に
抱きかかえるように 迎えてくださった・・・
・
・
・
あー シェルフォン先生 どうも・・
そうなんですよ ちょっと鬼の霍乱でして・・・・
・
・
もうだいぶ良いのですか?
今日 ちょっとご自宅にお邪魔しても良いですか?
・
・
いつも通りの流暢な日本語で そう聞かれ
・
・
・
はい もちろんです・・・・・が
何のご用で?・・・って
・
・
・
いや お見舞いですよ
・
・
そんな わざわざ 申し訳ないので くれぐれも・・・って
辞退しようとする私の言葉を 電話口で遮るように
じゃー 午後2時に伺います・・・・・・・・って
・
・
・
あらら・・・・・・・こりゃ大変だ
・
・
・
急いで フラつきながらシャワーに入り
先生の訪問を待った・・・
・
・
・
お見舞いには 奥様の美智子先生と
二人で来てくださった・・・・
・
・
・
いやー 大変でしたね・・・・・って
さぞ 辛かったでしょう・・・・・?
もうかなり 回復してきましたか? と心配してくださる
・
・
・
いやー そのー
ちょっと 不摂生がたたって
罰が当たりました・・・・・・・・・・・と
・
・
・
でも 良かった
思ったより 顔色も良いし・・・・・・・・・
・
・
はー 本当にお忙しいところ
わざわざ お見舞いに来ていただくなんて
本当に申し訳有りません・・・・・・・・・
・
・
・
それじゃー 内田さんの為に祈りましょう・・・って
・
・
シェルフォン先生が 美智子先生と二人で
目を瞑って 下を向き祈ってくれた・・・・・・・・・
・
・
・
天のお父様
この度 内田さんが 仕事で日々忙しい中
病気をされました・・・・・・・・・
どうか 一日も早く回復し
いつもの生活に戻れますように・・・・・
・
・
この病気を 通じて 内田さんが何かに 気づき
そして前よりも 賢く 強く 優しくなれますように
お導きください・・・・と
・
・
・
自分も なんだか分らないけれど
下を向いて
・・・・・・そう言うことで どうか一つ
よろしくお願い致します。 神様!・・・・・なんて
自分の体調回復を祈った
・
・
・
普通 お祈りって 自分の為にするもの
だと ばかり思っていたけれど
この世の中には
他人の為に祈る人がいるのか・・・・と
・
・
・
・
牧師をされているから それが仕事
当然と言えば 当然かも
しかし、あれほど毎日忙しい 先生が
わざわざ自宅まで来てくれて
お祈りしてくれるなんて・・・・
もったいない事だ・・・・・・・と感動したのを覚えている
・
・
・
シェルフォン先生は
数年前 病気で天に召された
しかし 今でも 奥様の美智子先生から
教会の便り と 手書きの近況報告をいただく
・
・
内田さんのお仕事や健康に
神の祝福が有りますように・・・
いつも お祈りしています・・・・って
・
・
最近 歳のせいで 手が震えて
字が なかなか上手く書けません・・・・とも 記されている
・
・
・
他人の為に祈ること・・・・・・・・・
本当は これが高貴なことなんでしょうね・・
・
・
・
2009年04月25日
努力
日本とアメリカで 一番違う所に
「努力」 についての定義・意味があるように思う
・
・
・
一般的に 日本で 「努力」と言うと
とても尊く 誰からも誉められる行動
・
・
・
あの人は 努力家だよね・・・・と誉め
何でも一生懸命努力しないと 駄目だよ・・・・って子供に教える
・
・
・
努力をすること自体に 価値がある・・・みたいに
・
・
一生懸命 努力して
たとえ結果が 駄目だったとしても
周囲の人は その努力をした人を
賞賛し、励ます文化があるような・・・・・・・・・・
・
・
ま 日本も若い指導者を中心に
「無駄な努力は 良くない」 と言う価値観が
目立つようになってはきているが
・
・
・
・
ところが これアメリカは・・・
・
努力するのは 結果を出す為のもので
努力して頑張るのは
少しでもその目標を達成する為の
「過程」 「必要作業」みたいな
・
・
・
だらだら いい加減にやらないで
集中して 少しでも向上する為にする「精進」は
もちろん 崇高で 誰からも賞賛されはするけれど
要は 結果がどうか・・・・・・・・・・・の方が大事かな
・
・
・
歯を食いしばって、 苦しみに耐えて
それに加えて
何かを 多大に犠牲にして・・・と言う努力に対し
日本人が 持つほどの 「敬い」はない
・
・
・
ボクシングのコーチから
身体の重心をもっと良くする 特訓を受けていて
重心をしっかり意識すればするほど
前より 大腿部の筋肉や腰の疲れが
少なくなるのに気がつく・・・
・
・
先日のゴルフも 重心・ボディーバランスだけに
集中すると スコアーもいつもより上出来で
かつ プレーした後の
足腰の 疲れが驚くほどいつもより軽い・・・・・・・・・
・
・
・
その話しを コーチのアレンにしたら
・
・
See ! Less Efforts ! Masaru って
・
・
ほらな・・・・ ボディーバランスを 考えれば
前より 努力しないで 結果が出るだろう・・・・って
・
・
・
アメリカでは この
「Less Efforts で より良い結果を出す・・・・・」
と言うのが とても 合理的で評価・重視されるようだ・・
・
・
・
結果の良し悪しだけでなく
手を抜かないで
他人よりも 以上に 頑張り
「努力する過程・姿勢」が大事 と重んじる日本
・
・
少ないエネルギーや時間で より良い結果を出す
その為に<努力して> 練習や
周到に事前準備をするアメリカ・・・・・か
・
・
・
・
・
・
・
日本で 育った自分にとって
Less effort の発想は
ちょっと 手抜きをするような罪悪感を
覚える感もあるけれど
自分自身を 楽にしながら
効率よく より良い結果や人生を見つける
ヒントにも なるような・・・・・・・・・・そんな気がする
・
・
2009年04月20日
水と食料
人間 まず酸素がないと生きていけないけれど
それを除けば、水と食料だ・・・
・
・
・
水と食料がなければ
社長でも、博士でも、ミリオネラーでも、ビリオネラーでも
イチローでも、オバマ大統領でも 誰でも
生きていけない・・・・・・・・・
・
・
・
車や物が 売れない・・・・って
世の中 経済恐慌で大変だ
・
・
・
でも 車やハンドバック
それに 靴が何足も無くても
生きていけますよ・・・
・
・
この時代に 無駄遣いを控えなさい
それをリセッションの時に 気がつくべきです・・・
・
・
ウエイン・コデイロ牧師も言っている
・
・
・
世界は 今の不況が一段落し
景気が戻った後
水と食料で 戦争が起きる可能性が出あるとか・・・・
そんな仮説が 結構 目や耳に入ってくる
・
・
え? もし戦争が起きるとしたら石油じゃないの?
そう 思うけれど
実は 次の 世界規模の「取り合い合戦」は
水と食料だそうだ
・
・
・
・
今 ハワイ島から
深海の水が 輸出されている
水深200mの深海から汲み上げられた
汚染されていない ミネラル豊富な綺麗な天然水が
とても人気だとか・・・・・
・
・
・
産業と言えるものが ほとんど無いハワイでは
輸出実績で 州政府から
表彰を受けているほどのプロジェクトだ
・
・
・
・
ハワイの深層水・・・・なんて
やはりイメージが良い
・
・
・
同じハワイ島で
あわび や ヒラメの 養殖も盛ん
・
・
・
ホノルルのレストランや 米国本土
それに日本にもシッピングされている・・
・
・
・
BRICsなどの発展途上国が急速に
経済発展を遂げたこの10年ほどで
世界の 牛肉 や シーフードが
どんどん供給不足になっている
・
・
・
世界的な すしブームや
脂肪分の多い肉類を避け、魚を食べる習慣
・
・
・
どんどん 魚貝類も乱獲が進み
このまま捕り続けると もう需要に供給が
追いつかなくなるそうだ
・
・
・
そういえば 近海ものの 本マグロ・・・・なんて
もう一般庶民の口には入らないし
世界的に マグロもどんどん品不足に・・・・・
・
・
・
先日は ハワイ島で
マグロの養殖プロジェクトを進めている
事業創業者の方とお会いした
・
・
・
「オーシャン・スフィアー」 と言う
直径 54mの球状の 網を海中に浮かべ
その球状の檻の中で
マグロを養殖する・・・・・・・・・・・・・・
・
・
・
・
通常マグロは 流通するサイズ
50kg以上になるには
18ヶ月くらいの生育期間が必要で
餌の量も まぐろの身の重さの
15倍から20倍の餌が必要
・
・
通常は 時速160kmの速さで
一生 海中を泳ぎまくっているそうな・・・・
・
・
・
これを 未だに原始的な手法で
マグロ漁船が 沖合いに漁に出て捕獲している
・
・
・
このまま乱獲が 続くと
「まぐろ」は もう我々の食卓の上からは
姿を消す・・・
・
・
・
残された道は 養殖しかない
それも 生簀(いけす)ではなく
沖合いの海中で効率よく 環境を汚さず
出来るだけ 自然に育てようと言うプラン
会社の名前は 「ハワイ・オシアニック・テクノロジー」と言う
http://www.hioceanictech.com/
・
・
既に このオーシャン・スフィアーも含めて
いくつかの技術を特許出願中で
年内に 沖合いの海のリース使用権なども含め
この計画に ハワイ州からの認可も降りる予定だそうだ
・
・
・
そうね そう言えば
ハワイのまぐろ (アヒ)も
ここ何年で
随分と 卸 小売価格が高くなっているし
・
・
2倍以上になったかしら
・
・
・
もしかしたら これからの食糧難
特に 境界線があって 無いような
海洋での 魚介類の取り合いの時代に
とても将来性のある面白いプロジェクトかも
・
・
・
2006年から研究が始まったこの会社では
もう既に アメリカのエンジェル投資家達が
投資を開始しているそうだ・・・・
・
・
・
ミリオンダラー単位で 投資した人の中には
チョコレートやお菓子で有名な
米国の Mar's の創業者一族も 含まれている
・
・
・
エンジェル投資家達は 通常
5年で 投資した額の10倍のリターン(株価)を
期待するのが アメリカでは通常だ
・
・
・
さてさて マグロも養殖の時代ですか・・・
・
・
・
・
・
食料自給率が 40%程の日本・・・・
いくら貿易黒字があっても
他国が食料を売ってくれなくなったら
輸入量が減って 国民のお腹が減るに違いない・・・・・
・
・
自分も含め、飢えた経験のない世代が
うっかり のんびり していると
いつの間にか 大変な事に・・・・・・・なんて
・
・
・
創業者から 日本での
共同事業に興味のある会社
投資家を探す仕事を
手伝ってくれないか との依頼を受けた
・
・
・
自分は お寿司も好きだし??
ハワイと日本の食卓を結ぶ?
とても将来が有望なプロジェクトなので
一つ協力してみようか・・・と 思っている
・
・
2009年04月19日
ボディー・バランス
先週のボクシングは 残り勉だった・・・
コーチのアレンに 徹底的に身体のバランスを
良くするよう 特訓される・・・
・
・
・
普通の練習が終わってから
スクワットをやらされて
キックボクシングの キックの練習まで
・
・
・
片足に自分の体重を上手く乗せて
フラつかないように・・・・・・・・・と
・
・
・
マサル お前 スクワット25回を毎日 4セットやれ!
・
・・・・・・・・・・・冗談じゃない・・・・・・・・・・・・・・
・
・
・
ラインを挟んで 左右にステップを踏むと
ステップごとに ヨタヨタする
・
・
・
まー 学生の頃に比べれば
足腰 弱り放題だし
そう簡単に バランスを取れる訳もないわね
・
・
ところが これ
ちょっとコツを つかむと
すぐバランスを取る事が 上手になる
・
・
・
そのコツね・・・・・・・・・・
・
・
体重を移動した方と逆に
体重を乗せようとする・・・・・・・・・・
・
・
そうね 行こうとする方向の逆に
むしろ 体重を乗せて 残すようにする・・・・かな
・
・
・
そうすれば ヨロつかないし
前のめりにも 後ろへも倒れない
・
・
・
アレンに誉められる
大分上達したな・・・・・・・・・
このボディーバランスは ボクシングだけではなく
ゴルフだって テニスだって 何でもそうだぞ・・・・・・・・って
・
・
・
OK ! 分った
・
・
じゃー またスクワットやって
それから縄跳び やれ!・・・・・・・・・・
・
・
・
・・・・・・・・・また嘘だろう もう・・・・・・・・・・・・・
・
・
・
・
人間としてのバランス感覚でも
基本は同じですかね
・
・
毎日 片方に 全部体重乗せて
倒れないように歯を食いしばって
眉間にしわを寄せて 頑張っている人が多いけれど
意識して 逆の方に重心を持っていくようにしたり
意識して 普段の癖と 逆の言動を心がける
・
・
・
努めて いつもの考え方と逆の発想で
やってみる・・・・・・・・・・・・・とかすると
ヨロつかないで 見えてくるものが違ってくる
・
・
・
バランス感覚は 練習で随分と変わるらしい
何も 普段よりきつい練習 や 残り勉 しなくても
いつも少しずつ心がけるだけでも
随分 上達可能ですね・・・・きっと
・
・
・
必死にボディーバランスを 取ろうとしている内は
キツい・・・・・・・・・ 足腰が異状に疲れる
・
おっとっと~ って
ヨロけて 他人にぶつかったりしてね
・
でも 一度 バランスを取るコツを覚えると
前よりバランスを取るのに無駄が無くなり
身体を動かす筋力が むしろ少なくて
楽になるから 面白い
・
・
・
自分は常日頃
足腰に なんと無駄なエネルギーを
使っていたのか・・・・・・と
気がつかされた 一週間でございました・・・・・・・
・
2009年04月17日
故障
先日 自宅の米国製の洗濯機が
動かなくなった
ドラムの水を排水しない・・・・ あらー
・
・
・
購入して もう5-6年経過しているから
まー 仕方が無い
・
・
毎日使う 洗濯機が壊れると
すごく不便だ
・
・
・
月曜日に
修理の業者に電話をする
サービスの人間が 一人休暇中で
一番早くて 木曜日だ・・・・と
・
・
あはは ・・・・・・・・ハワイらしい
でも 仕方が無いから
木曜日のアポイントで 予約した
・
・
当日 朝 9時半までに
訪問するのが何時頃になるか
修理に行く人間から 直接電話させるから・・・って
・
・
・
運良く ちゃんと木曜日の午後一番で
来てくれた・・・・・・・・・・
・
・
・
修理に 一時間弱かかったかな・・・・・・・・・
・
・
・
おー 直った・・・・・・・・・・・
はい 請求書です・・・・・と出された金額が
$122.50
・
・
・
交換した 部品代は たったの$30くらい・・・・
あとは レイバー(労賃)だ・・・・・・・・
・
・
・
欧米では 機械 家庭用電化製品が
よく壊れる・・・・・・・・・
・
・
・
欧米には「機械は 壊れるものだ・・・・・・」と言う
価値観が 根底にある
・
・
・
日本では 余程旧式で 古い物でなければ
機械は壊れないのが良い事で
壊れないように設計・製造する文化がある
・
・
・
アメリカでは 機械は壊れるものだから
サービスの補償・保険を 別に売る・・・・・・・・
このWarranty を買うと
3年間修理代がかからないよ・・・って
・
・
日本の電化製品の販売店でも
最近これが増えてきているようだけど
・
・
アメリカでは機械が故障しても誰も文句言わない
自分で修理できる人は 自分で直す
・
・
私みたいに 何も直せない
手先が不器用でメカに弱い人間は
修理代が 高くつく
・
・
・
ハワイで 飲食店や サービス店舗を開く人には
当地での機械・設備の選択に
こうアドバイスする
・
・
・
とにかく メンテナンスが楽な機種
サービス網が行き届いているメーカー
・
そして 部品が常時ハワイに在庫されている機種を
選んでくださいね・・・・・・・・・・・って
・
・
・
製氷機や冷凍庫 あるいはエアコンは
猛暑日に 壊れるものだ・・・・・
・
・
そうそう
・
POSレジは、金曜日の夕方 5時過ぎ
お客が列をなして 忙しくなり始め
メンテナンス会社の営業時間が終わった後に
ガチャッ ? って 動かなくなる・・・・・・・・・・
・
・
ホント そうっすよね・・・
・
・
どう言う訳だか知らないけれど
機械は その機能を最も必要とする時
それも 週末やクリスマスの時を選ぶように
止る・・・・・・・・・・・
・
・
全くもう よりによって 何でこんな時に~・・・・・って
・
・
・
日本みたいに メンテナンス会社の
緊急時サービス に電話して
夜中でも 日曜日でも
「こらー お前のとこの機械 壊れたぞ
すぐ 飛んできて 直せ!~ 」 って怒鳴ると
サービス担当者が
「ご迷惑をおかけし、申し訳ございません!」と
平身低頭 すぐ すっ飛んできてくれる商習慣は
ハワイには ない・・・・・・・・・
・
・
・
電話口で 怒って
「すぐ担当者を寄こさないと違うメーカーに変更しちゃうぞ!」
なーんて言ったら
ハワイでは
「どうぞ・・」 みたいな対応されちゃうし
・
・
・
・
壊れない機械をどうしたら造れるか・・・・・・
壊れる機械は 不良品である・・・・と言う日本の製造哲学に対し
・
機械は人間同様 壊れる(病気になる)ものだ・・・・・・と言うアメリカ
・
・
・
これだけ 安売り競争 低価格志向の市場では
コストも削るだけ 削ってるから
機械は 1-2年で壊れるのが
当たり前なんですかね
・
・
・
世界のGMが もういよいよ破産法申請 秒読みだ
・
・
どうして 月まで宇宙船を飛ばせる国が
故障しない 自動車を造れないのかしら
・
・
・
自分も GMの車を何台か乗ったけれど
もう二度と 乗りたくない・・・・・・・・・と思っている
・
・
一度は高速道路から 降りて減速した時に
急にエンジンが止って 死にそうになったし
・
・
これがディラーの修理部門に持っていっても
理由が分らなくて 修理不能・・・・と言う
オマケ付き
・
・
申し訳ないけれど
もう二度と買わない・・・・・・・・・・
アメリカ人でも 同じような事を言う人が多いんだから
私だけじゃないはずだ そう言う経験をしている人は
・
・
・
でもアメリカでは
機械が故障するのは 仕方が無いことだから
我々 消費者の方が 賢く対応したり
メーカーや機種を注意して選定するしか なさそうだ・・・・・・・・・
・
・
これもいわゆる
郷に入って 郷に従え・・・・・ですかね
・
・
2009年04月12日
いっしょ
「おかあさんといっしょ」 NHKでしたっけ
そんなテレビ番組があったように覚えているけれど
今でも やってますかね・・・
・
・
・
今日お受けした ご相談は
ハワイであるビジネスを始めたい・・と
計画している人から
「10万ドルづつ出資して、いっしょにやらないか?」と
誘われているけれど
どんな風に 話しを進めたら良いか・・・? との内容
・
・
・
よく ハワイでも日本でも
起業したり 事業を展開する時に
共同で出資したり、 一緒にプロジェクトをやろう
と言うケースがある
・
・
・
一人で あるいは 自分の会社だけでは
ややリスクが大きいし
資金も 全額自己資金だと ちょっと・・・・って
・
・
・
そうすると 誰かに
「 いっしょに やらない?」 ・・・
と言う発想となる・・・
・
・
・
二人だけでなく 三人で・・・・なんてこともある
・
・
三人寄れば文殊の智恵 とも言うし
一人で 全部計画するより
色々と アイデアも出てくるから・・・・・・・・・・・と
・
・
ま 確かに そうだ・・・・・・・・
・
・
この ビジネスを誰かと共同で
「一緒にやる」・・・と言う発想は
よーーく 慎重に考えた方が良い
・
・
・
確かにリスクは 減るように思うけれど
意外と 計画を進めて行くうちに
共同経営者や 出資者から
不協和音・・・・・・意見の不一致が
出て来るものだ・・・・・
・
・
・
誰かと いっしょに やりたい・・・と言うのは
つまり 「不安感を減らす」 と言う心理が
動機になっていることが 多いからね
・
・
・
誰かと一緒に事業を始めるなら
相手が 自分が持っていない
「技術」 とか 「人脈」を持っている場合
あるいは 双方特別な
補完関係にある場合かしら
・
・
・
ただ 何となく
自分一人じゃ無理かもしれないから
誰か いないですかね? いっしょにやる人・・・・・・・・
これ大体 上手く行かない
・
・
・
もし 共同出資でやる場合
次のポイントは 最初に必ず
話し合って 合意して
文書で残した方が安心だ・・・・・・・・
・
・
・
1.出資比率
2.法人の役員
3.利益配分
4.損が出た場合の補填比率
5.共同経営の形態
株式で持ち合うのか それとも
機材の購入・使用権利などの分担か?
・
・
・
これ以外にも ありとあらゆる状況や問題に
どう 双方 あるいは 共同経営者が合議するかを
決めておく・・
・
・
・
・
あの人 昔から良く知っているし
あの人 お金持ちだし
あの人 あまり細かい事言わないで
いつもニコニコしているし
・
・
あるいは
彼は 僕の飲み友達だから・・・・なーんて理由で
共同経営なんか してはいけない
・
・
・
もし 共同で何かを始めるなら
二度 や 三度 経営方針やお金の事で
本気で大口論や気まずい思いくらい
したことのある相手・・・・
・
・
それを 乗り越えて
やっぱりあの人は 自分に必要な人だ・・・・とか
自分に無い能力や長所を持っている、
この事業に欠かせないパートナーだ・・・・・・・・・・って
思えたら これ本物じゃないかしら
・
・
・
どこかに 「あの いっしょに ご飯食べに行かない?」 的な感覚で
いっしょに ビジネス 共同経営しない方が良い
・
・
・
今日 ご相談を受け こんなお話しをした方は
月曜日に その相手と会って 話し合うそうだ・・・・・
・
・
・
その人が言っていた
あ~そうか 「損した時 どうするか?」 なんて
考えても いませんでした・・・
・
・
・
そうですね よく腹を割って細かい事
相手と話し合います・・・って
・
・
・
もし 「まあまあ そんな堅い話しはよそうよ・・・・!」 なんて
話し合いを避けるような相手なら
パートナーシップは組まない方が 無難でございます・・・・・・・・
・
・
2009年04月06日
栄養素
花でも 草木でも 栄養が大事
地中の栄養分を吸収し
太陽の光を 吸収し
日々 植物は育つ・・・・・・・・・
・
・
・
人間も 食事や飲み物から栄養を取り
成長し、生きて行く・・・・・・・・・・・
・
・
・
でも何年も生きていくうちに だんだんと
必要な栄養素の中身が 変わってくるように思う
・
・
・
若い頃に比べると 歳をとるごとに
物や金銭 から 愛情とか安心
形のある「物」から 精神的な面に だんだんと
変化してくるような
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特にお年寄りには 喜んでもらおうと思えば
やはり精神面だ・・・・
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孫が運動会で 一等賞を取ったとか
学校の成績が上がったよ とか・・・・・・・・
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楽しかった 昔の思い出話しを聞いてあげるとか・・・・・
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美味しい豪華な ご馳走や
高級なハンドバッグなんか 贈るより
もっともっと喜ばれる・・・
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精神面でも
若い頃は 自分中心なものだわね
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自分が認められたい
自分が誉められたい・・・・・・・って
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俺が やらなきゃ 誰が出来る! って
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面白い事に これが だんだん
自分より若い人や
ある分野で一生懸命
がんばっている人を応援したい・・・
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あるいは
元気のない人を 助けてあげたい
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孫 や ペットを可愛がる・・・・・・・・・
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可愛いなぁ と思う対象を
面倒見てあげているように思うけれど
実は自分が 可愛いなぁー と思う事で
その対象を生きる支えに させてもらっていたりして
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人間 空気や水 そして栄養がないと
生きられないけれど
ご馳走 や 物から得る 満足感や栄養素だけでなく
愛くるしい~ と思う対象を見つけるのが
実は大事なのかも
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高校・大学時代の同級生から
昨日 メールが届いた
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彼に 今年の11月 初めて子供が生まれる
いやー 嬉しかった
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自分のことのように 嬉しかった
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その赤ちゃんの誕生は
彼と奥さんだけでなく 周囲の何人の人に
喜びを与える 栄養素になる事か・・・・・
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暗いニュースばかりだけれど
こんな心の栄養素になるニュースに
努めて感じ 浸って 喜びたいものです
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自分も そろそろ ご馳走ばかりの栄養素から
精神面の栄養素を 多く摂り入れる年代かも
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その方が 痩せられるかもしれないし・・・・・・・・・おー !!
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2009年04月03日
裏と表
ミッシェル オバマ
アメリカのファーストレディーが
英国エリザベス女王の背中に 手を・・・
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儀礼的に 失礼なんだそうだが
テレビで見ると
とても心温まる 光景じゃないですか・・・
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心のこもった ふれあいを 女王自身も
楽しまれているのが 二人の背中から分かる
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女王も 身長が183cmあるミッシェル夫人の
腰に手を回して・・・
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母娘 おばあちゃんと孫娘みたいで 素敵だ
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英紙の ほとんども好意的に報道しているそうな
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オバマ大統領も G20で大人気
世界の首脳から 大いに受け容れられている様子が
手に取るように 分る
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それにしても オバマ大統領の あのいつもリラックスした
立ち居振る舞いは 本当に自然で 凄いな・・・と
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真面目で 心がこもっていて
知的に よく勉強し
そして 相手の意見をよく聞くタイプ・・・・・・・・・かな
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オバマ大統領は いつも側近のスタッフ
一人一人から 意見を聞くそうだ
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視線が真剣で かつ 暖かいなー なんて感じるのは
私だけかしら・・・・・・・・・・
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オバマ大統領夫妻は 本当に
裏と表がない人じゃないかな・・・・って
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あっても 裏表の差が 少ない人じゃない?
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普通誰でも 硬貨のように
裏と表が あるものだが
夫妻の演説やスピーチを聞いていても
不思議とそれを感じない・・・・・・・・
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本当の 自分の気持ちで話しているから・・・・・・・か
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お皿にも 裏と表がある
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へ? 何を 急に・・・・・・・・・・
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そう 大統領の話題とは関係ないが
お皿やお茶碗には 裏と
実際に食べ物を乗せる 表がある
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昔 レストランサントリーの総料理長から
こんなアドバイスをいただいた・・・・・・・
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内田さん
あのね お皿を洗う時にはね
表側を 2回洗って
裏側や底の部分を 3回洗わないと
ダメですよ・・・・・・・・・・って
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勉強になりますっ !(直立)
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他人から 見えるところばかり綺麗にしていても
ダメなんだそうだ
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裏側を綺麗にしないと 一流じゃない・・・って
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掃除でも そうですね
見えないところを 綺麗に拭け・・・・・・・・
父親にも いつもそう言われた
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なかなか 難しいっすね これ
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裏 表・・・・・・・・・・・
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他人には見えない・・・・・・・・・・・と勘違いして
わかりゃしないよ どうせ・・・・って手を抜く
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本当は底(そこ)を磨かないと いつかバレるんだそうです
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う・・・・・・・・・・・・・
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2009年04月01日
クレジット・スコアー
アメリカでは クレジットカードで
買い物をするのが 一般的
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現金は あまり使わない
小額な買い物 Tip
あとは タクシー代くらいかしら・・・・
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アメリカ人は 自分のクレジット(ファイナンスの信用度)を
かなり気にするし 何でもローンを組む時には
この個人の クレジット・スコアーが重要なポイントになる
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クレジット・スコアーは、
最低300点、最高が900点くらいの範囲で、
これはクレジット会社によって
多少の違いがある・・・・・・・・・・・
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アメリカ人の平均は、600点から700点の間に入り
住宅ローンや、車のローンが、宣伝されているような
有利な金利で承認される目安は、最低でも680点以上、
できれば、720点以上が望ましいとされているそうだ
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何か TOEFL の点数みたいだけれど
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日本には あるんですか? クレジット・スコアーって
聞いた事無いな・・・
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クレジットカード顧客の ブラックリストが
あるって聞いた事はあるけれど、
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アメリカ人には
基本的に 借金・ローンが出来る事を
「信用」 として歓迎し
それを むしろ「誇り」とする気風がある
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日本人の 「借金も甲斐性のうち」 と言う文化と
似ているけれど
もっと 借金に対する評価が肯定的で
借金に対するイメージが
日本とは 少し違うような気がする
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アメリカでは たくさん 借金が出来ることは
自分が社会的に 金融面で 一人前として
信用されている 優良顧客である
「証し」だ・・・みたいな
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だから 余計にアメリカ人は借金をする
借金をして 永く返済をしていればいるほど
このクレジット・スコアーが高くなり
そのうち将来 もっと多額な
もっと有利なローンを
組めるようになる・・・・
そんな社会・金融の仕組みだから
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その 「目一杯借金をして 消費しまくる」米国社会のお陰で
日本を含め 世界の多くの国が
アメリカに商品を輸出して 食べていけていたのが
これまでの世界経済の構図だわね
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クレジット・スコアー
自分のスコアーは どれくらいか
先日 試してみた
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アメリカに 18年近く住んでいて
自分のクレジット・スコアーを調べたのは
今回が初めて
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別に 銀行ローンをする訳ではないけれど
ある人から 自分のスコアーくらい
知っていた方が良いよ・・・・・とアドバイスされて
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いやー 俺は借金も無いし
クレジット・カードも 毎月全額払っているし
きっと 満点に違いない・・・・・って
そう思って 調べたら
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あら !・・・・・・・・・満点じゃないわ
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何 どうして? みたいな
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それで 色々と調べたら
やっと その訳が分かった
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アメリカで クレジット・スコアーの
最高ポイントを得るには
次の条件が 必要だそうだ
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まず・・・・・・・・・・・・
① 借金をする
・・・え? 自分は これが嫌いなんだよね・・・
Play now Pay later の文化が
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② その借金 ローンを 毎月きちんと返済する
・・・・・そんなん 当たり前やで・・・・・・・・
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③ クレジットカードは 毎月全額返済しない
ミニマムペイメント以上の額を返済しながら 金利を払う
・・・・何で 使った金額に金利分 上乗せして払わないといけないの!・・・・
借りたものは すぐ返しなさい って
子供の頃から 親に教えられたのに
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④ クレジット・カードは 複数持つ
・・・・・はー これは誰でもそうだわね・・・・・・・・・
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⑤ 限度額一杯を いつも使わない
限度額の50%くらいが 理想だそうだ・・
・・・えー! じゃー なんで限度額なんて決めんのよ?・・・
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⑥ いつもいつも 返品ばかりしない
・・・・・おー アメリカは 返品自由大国だからって
カードで買ったものを、いつも返品ばかりしてRefund が
多い人は要注意視されちゃう・・・・・・・ なるほどね
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要は 金融機関の最もありがたい顧客が
「優良お客様」として
高いクレジット・スコアーを獲得できる訳だ
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サブプライム・ローンでは
このクレジット・スコアーが低い
通常だったら
住宅ローンなどの審査を通らない
劣悪なクレジット・ヒストリーしか
持っていない人に
どんどん 住宅ローンを貸し出したのが背景
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良いも悪いも せっかくこれだけの
個人の ファイナンス情報が取れる
金融制度を持つ国なのに
何で サブプライム・ローンなどが広まったのでしょうかね?
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住宅の価格が 永遠に上がり続けると
思ってしまったのでしょう
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強欲も ここまで来ると
一国だけでなく 世界の金融を
ダッチロールさせる震源になるんですね
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クレジット・スコアー
アメリカでは ただお金を持っているだけではダメです
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どんどん 借金・ローンを組んで
毎月 どんどん 金利と共に返済し
銀行 や アメックス マスターカードの為に
せっせと 働らかないと スコアーは上がりません
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さて
借金大国
キリギリス 消費大国アメリカが
今回の不況の後
どう変わるのでしょうか?
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