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2006年12月31日
宣伝・広告
すごい・・・・テレビの宣伝
日本も アメリカもテレビ番組の合間に
何度も 何度も そして 何度も
コマーシャルが入る
・
・
そりゃ スポンサーのおかげで
その番組が見れるんだから
視聴者としては 礼を尽くして
拝見しなくてはいけない・・・のは分かるが
いくら何でも 多すぎる
・
・
5-7分間隔で流れるように感じる
次から 次に・・・
ハワイなんか 5~10年同じ広告コマーシャルが
ずーーーーーーーーっと流される・・
・
・
1989年12月9日 開高 健氏が亡くなった・・・
元サントリーの宣伝部の全盛時代を背負い
サントリーの宣伝 コピーの教祖的存在
その後 作家として有名になられた
開高氏が亡くなって テレビで
サントリー 一社協賛による
「開高 健氏 追悼番組」があった・・・
・
・
この番組は サントリーが全てスポンサーし
かつ
番組の最初から 最後まで
一切テレビ宣伝を入れなかった
・
・
自宅で この番組を見た自分は
感動した
宣伝で 有名なサントリーが
夜のゴールデン番組の時間帯で
この追悼の意味の特集を組み
一切 サントリー製品の宣伝を流さなかった
翌日 出社した自分は
社内の 内線電話で宣伝部に電話をした
・
・
「はい 宣伝部です・・・」
「あの 販売一課の内田ですが・・・
昨日の開高 健さんの追悼番組の担当の方いますか?」
「え? あー それは○○さんですが
今 ちょっと席を外していますが・・ 何か?」
「あー それでは、お伝えください。
社員として 宣伝を一切知れない 追悼番組を見て
誇りに思いました・・・と」
「はい ありがとうございます。そう伝えます」
・
・
そう伝言を残して
・・・・あー 自分はすごい会社に働いているな・・・・
そんな風に嬉しく 胸を張ったのを覚えている
・
・
何でも 視聴者の 目や耳に
暴力とも言えるほど
強制的に宣伝効果を競う
テレビ・ラジオの宣伝広告が増え初め
その風潮は 益々過激になっていた頃だったので
何故か
「この番組は サントリーの一社提供で
コマーシャル無しでお送りしています・・」
そういう内容の字幕を見た 視聴者は
どう感じただろう・・・
・
・
自分のように サントリーと言う企業に
好感を持った 視聴者は決して
少なくなかったはずだ
・
・
来年 自分は初めて日本で
宣伝広告をしようと計画している・・
・
・
ハワイのビジネスコンサルタントとして
日本の読者の方に
読んで見て「 へー そうなんだ・・」 と言うように
少しは役に立つような内容にしようと思う
<自分を宣伝する>だけに こだわらず
ハワイでビジネスをするには
ハワイとの つながりを持つ人生を実現するには
どんな視点や 考え方
そして 注意する点があるかとか
読んでくれる人に 少しは役に立てるような
「へー そうなんだ・・」と思ってもらえるような
そんな広告内容を考えようと思う・・・
2006年12月30日
商業ビル
ワイキキの真ん中にある3階建ての商業ビルが
今 売りに出ている・・・
$12ミリオン(約14億円)くらいのAsking Priceだが
もちろん 交渉の余地有り・・・
・
・
家賃収入で 年の利回りは5.7%ほどある
私も物件を見に行ってきた・・・
カラカウア通りから ちょっと山側に入るが
DFSのすぐ真正面・・・・
これほど良いロケーションは無い・・
・
・
ビル経営されている方は
失礼ながら それほど不動産開発などの
専門家ではないので
ビルそのものの 魅力や話題性が
ほとんど知られていない
まさに この物件を購入し、投資ビザも取れて
かつ ビルの活性化にPRを講じ
あるいは
キー テナントを招致して人のアクセスを
もっともっと増やせば 当然家賃収入も
中期的に 上げられる
すぐにそう思った・・・
・
・
10億円の お金をUSドルに換えて
ハワイの銀行に定期預金すれば
今の金利で 4.5%ほどは稼げるかも
しかし
それでは 投資ビザは下りないし
・
・
ハワイの不動産市場は 今
これまで2-3年の相場の急騰に
急ブレーキがかかってきている
商業不動産のプロは 今しきりに
次に不動産物件を仕入れるのに
そのタイミングを待ちながら
キャッシュの調達に余念ない時期だ
・
・
ワイキキ地区は 主要な再開発が終わる2007年後半から
トランプインターナショナルホテル&タワーが完成する
2008年にかけて
大きく 不動産相場が上昇するはずである
・
・
多くの従業員を雇用し、労務問題に頭を痛め
かつ毎月利益を出せるかどうか分からないビジネスを
ハワイでやるよりは この物件はまさに
堅実な投資、 ハワイに住むビザ取得にも
一石二鳥と言える・・
2006年12月29日
662万円
この値段 普通のサラリーマンの年収?
いや 課長さんの年収でしょ?
レクサスの値段?
いやメルセデスでも Cクラスなら買える・・・
・
・
実はこれ最近築地市場で競り落とされた
クロ マグロの値段
一匹換算で今シーズン最高の競り値だそうだ・・・
青森県大間産のクロマグロ
競り落とした仲卸業者は
「この数日間で最良の魚」と話しているそうだ・・・
・
・
築地は 世界魚介類の価格を決める
いわばクリスティーズのオークションみたいなものか・・
・
・
マグロ一匹 662万円
これが 寿司カウンターまで届き
お客さんが食べる寿司一貫の値段は
いくらになるのだろう?
・
・
そりゃ200円、 300円ではない
その10倍はするだろう・・・
・
・
日本人は 昔から
世界で 鯨、 海老、 マグロを
獲りまくり、 そして高値で輸入してきた・・・・
・
・
そして 築地魚市場で競り落とされる価格が
世界の魚介類の市場、供給ルートを
作り上げてきた・・
・
・
ま これが実は最近
中国の仕入れ値が高くなってきて
世界の魚の仕入れプライスによる
国際的な供給ラインに変化が表れてはいるが・・・
・
・
今から 20年前
ボストンマグロが 築地で売られると聞いて
えっ ? と耳を疑ったものだ・・
・
・
あの頃 まだ1ドル 220~240円の時代
ボストン沖で釣り上げられたマグロが
築地に仕入れられ 競りにかけられる
日本は バブルの頃だったけど・・・
・
・
ちょっと 違和感を感じた
・
・
日本人の食欲を満たすために
ありとあらゆる 仲介業者が
世界中から 最高級のもの
売れるもの
そして
希少な魚貝類を 仕入れまくる
・
・
食料自給率 40%の日本
近海ものの クロマグロ・・・・
お正月前に 一匹 662万円!
凄いなー ・・・・
・
・
でも そんなに食事にお金かけて
どうすんの・・・
・
・
これからのトレンドは
高品質で 安全な<粗食>の時代だよ
・
・
何でも希少で 高くて 美味しくて
目出たいお魚で食卓を賑わす消費価値観は
あまり お品がよろしくない・・・
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2006年12月28日
トイレ掃除
今日のタイトルは ちょっと・・・
おトイレの清掃について
・
・
トイレの掃除をすると
運気が上がる・・・
そう言う人が結構多くいる
・
・
あの ビートたけしは30年間
毎日欠かさず トイレ掃除をしているのだそうだ
弟子達からは 「殿」 とか 「天皇」 と
呼ばれている あの大人物?が
毎日しているそうだ・・・・トイレの掃除
・
・
私が初めて トイレの掃除をしたのは
小学生の頃
母親に 言われて強制的にやらされた
・
・
これが 何とも初めての挑戦と言うか
汚い 気持ち悪い 臭い!と
意を決して やったのを覚えている
それ以来 トイレ掃除は 母親の役割だった
・
・
ロンドンでの レストラン勤務時代
よくトイレの掃除をした・・・
ジェネラルマネージャーなのに
大学出てるのに
何で 俺がトイレの掃除をしなくちゃいけないんだ
最初はそう思った・・
・
・
あの バスボーイの奴 ずる休みしやがって
今度休んだら 首にしてやる!
そう思いながら 息を止めて掃除をした・・
・
・
最近 トイレの掃除とか お風呂掃除を
少し するようになった
自宅のトイレだから それほど気にならないけど
でもまだ ちょっと勇気がいる
・
・
自分の汚した 部分でもちょっと気持ち悪いし
いい歳して トイレ掃除なんて・・・そんな意識が
自分の中にまだちょっとだけあるみたいだ・・
・
・
トイレ掃除や お風呂掃除に加えて
靴磨きもよくするようになった
これが 今の自分にはとてもよい修行だと
思うようになってきたから
・
・
そんな時に ビートたけしの話を聞いた
昔の日本は お母さんがトイレをいつも綺麗にすると
運気が上がるし、家に幸福が来るのよ・・・と
娘や息子に 教えていたそうだ
・
・
大事なことだと思う・・・
一番汚れる場所と
汚れる足元を綺麗にすること・・・
・
・
商売でも やはり同じ
トイレや店内が綺麗なお店
従業員が清潔感のある店は
やはり繁盛するものだ・・
・
・
靴磨き ・・ それも他人の靴を磨かせていただくと
特に 自分の奢り高ぶった考えや、
虚栄心みたいなものも
一緒に磨き 洗い流せるような・・・・
そんな気がする
・
・
謙虚になる
一見これ以上
下の仕事は無いと思うような事ほど
すれば するほど 自分の運気が上がり
自己中心的な考えが矯正されるような・・・
たぶん これは自分にとって
大事な気づきだと思っている
2006年12月27日
気づき
人間は毎日忙しく 眼前の目標に向かって
がんばる
遅くまで 休まず そして時には
具合が悪くなるまで 仕事をする
・
・
私は できるだけ自分で心がけるようにしている
5年後 自分はどうなっていたいのか・・・
10年後には どんな人生を送っていたいか・・・
・
・
自分の 悪い癖は何だろう?
どうして いつもその癖が出るのか?
何故 そうなってしまうのか?
・
・
今日 ある会社のオーナーと話をした
彼はハワイでも中堅の観光業ビジネスのオーナー
・
・
ねー ○○さん
貴方の5年後 10年後の夢は何ですか?
その私の質問に
彼は しばらくだまって考えた
・
・
すぐ答えは出ない・・・・
・
・
まず これとあれをして
そうするとこうなるので・・・
それから 世界に宛ての無い旅に出たい・・と
・
・
彼は リタイヤーしたら 目的も無く旅に出るのが
夢なのだそうだ・・・
・
・
いいですね・・
・
・
内田さんは?
そうですね まず5年後には こうなっていたいですね
そして
その後は それを基礎に こういう生き方を・・・なんて
・
・
二人でぼんやり 前を見ながらそんなやり取りをした・・・
・
・
そして お互い やっぱり全ての基本は
健康だね・・・・と 意見が合う・・
・
・
私は時々 色々な人と
こういう会話をあえてするようにしている
そうするとたとえそれが
その時の その場しのぎの会話であっても
「考える 癖がつく」
この 考える癖や
何度も何度もそんな質問に答えたり
相手の夢について 聞かせてもらうと
驚くほど 自分の長期的展望を
考える脳の筋肉が鍛えられる・・・・・・・
・
・
今日と 今夜と 明日だけを目標にする
<拳銃の弾>のような人生を送っていると
間違いなく こういう発想が出来なくなる
今を切に生きる・・・ 確かにこれが大事だが
何の為に 「今を生きるか」も考えておく方がいい
・
・
そうしないと その日暮らしになってしまう
人生も 誘導ミサイルのように 目標や着弾点を
セットしたいものだ・・・・
・
・
自問自答するのはとても良い習慣だと思う・・
こんなこといつでもできる
ベッドの中でも
電車や車の中でも
一人で 何かをしているときでも
・
・
何で俺はこんなことしているんだろう?
何故 自分は
ここに働いて こういう仕事をしているのか
・
・
その理由は?
そりゃ 住宅ローンの為だろ・・・・・・では
ちょっと 情けない・・・
ローンを抱えるのが情けないのではなくて
ローン返済だけが 人生の目標になると
それこそ 銀行の終身刑みたいなものだから
あえて それよりも大きい事を 「考えてみる」
・
・
自分も こうなりたい・・・
あそこに行ってみたい・・・
きっと あのような場所に住んでみせる・・・
いつか あんな車に乗ってみたい・・・
・
・
そんな 会話を他人や家族としたり
何よりも 自分としてみると これ
とても効果的である
・
・
そして 自分に質問すると
いかに 自分が世間体を気にしているか
どれほど 他人から「すごい」と言われる
人生を意識しているかなんてことも
分かってくる・・・
・
・
世の中で一番分かっているようで
実は本当は気がついていない
自分の心の内側、本望を
あぶり出そうとする習慣が身につき
ある日 ふっ・・・ と
「あー これじゃダメだ」 とか
「次はこうしてみよう!」
なんて言う <気づき>が
必ずあるはずだ・・・
自分の力
26日は ボクシングデーだ
アメリカは休日ではないが
イギリスとか、カナダ ニュージーランドは
クリスマスギフトを開ける日で 休日・・・
・
・
ハワイは 休暇シーズンなので
いつもよりは街も人通りが少ないが
25日のクリスマスデーの静けさは
一気に普段に戻ってしまった・・・
・
・
Boxing Dayには ボクシングへ行く??
関係ないけど スペルは同じ
ジムで 2時間みっちり汗を流してきた
リングで コーチのアレンのミットを
必死で追いかける
・
・
自分の足腰の衰え
自分の体力の無さ
自分の今の力を思い知る
・
・
・
・
1時間のリング上でのトレーニングが終わると
疲れる・・・と言う言葉以上に 英語で言う
Exhaust状態だ・・・
もう クタクタ と言う感じ・・・
・
・
しかし この後の爽快さが病みつきになる
・
・
自分の力は 所詮知れているが
少しでも 体力や気力、自分なりの
限界に触れるのは 必要な事だと思っている
・
・
さて 「自分の力」
五木寛之が 「他力」 と言うタイトルの本を書いていた
読んでみたがなるほど 他力をいい意味で肯定して
自分の力の無さに それほどしょげるな・・と書いている
<人の手本にはなれないが見本にはなれる>
・
・
そうね・・・何でもスパーマン並に仕事できて
完璧に何でもこなす人 として
他人の手本には
なかなかなれないけど
ヨイショ ドッコイショ と
すみません あのそれ
どういう意味でしょうか?って聞きながら
自分のそれなりの力で 亀のように一生懸命歩む
そのくらいの見本にはなれるかも・・・
・
・
そう言えば
仕事でも 全部自分でやろうとする人がいる
何でも かんでも・・・
自分で抱える・・
・
・
他人に任せればいいのに・・・・
自分でやっちゃう
やろうとする・・・
・
・
自分で出来るうちはいいけど
そのうち だんだん
手が回らなくなり
仕事や 処理が遅れてくる
・
・
自分の力を 過大評価している人
他人の力を 過小評価している人
あるいは
真面目な努力家に多い・・・このタイプ
・
・
でも 自分くらいの歳になると
自分一人の力なんて知れている・・・
そう気づく・・・
・
・
何でも 自分で全部出来ないし
皆と一緒にやってゆけばいい
・
・
それどころか
自分が一生懸命やればやるほど
周囲の人が 動かなくなる
考えなくなる・・・
・
・
どうせ 内田さんがみんな決めるんでしょ・・・・って
・
・
それに
自分の力を知る ということは
とても意味があると思う・・・
・
・
出来ない事や苦手なことを
すみません 私その分野に全然明るくないんです・・・
本当に 自分に自信があり
あまり突っ張らない人は
すぐ これが言える・・・
・
・
これを言える人は 評価が下がるどころか
実は相手に 親近感や信頼感を持ってもらえることが多い・・
・
・
もちろん
他人に馬鹿にされたくないと思って
一生懸命徹夜で 勉強するのもいいかも知れない
負けず嫌いも 長所になるからね・・・
・
・
でも 一番大事なのは
知らない、 不得意、あるいは 初めての事には
謙虚に 周囲の人から助言をもらったり
知識を得るように心がけることかもしれない・・・
・
・
自分の力は それがどの程度か
あるいは まだ<どの部分>が分からないのか
と言う 意識を持って初めて
成長、上昇、進歩する可能性を持つものだ・・・
・
・
コデイロ牧師も言っていた・・・
最初は誰でも 出来ない、知らない、上手でない
でも 諦めないで・・・
それは Just Biginning なんだよ・・・って
ほとんど人は そこで諦める・・・
あー 俺にはそんな才能無いよー って
・
・
自分の可能性(神様からのギフト)は
海の水ほどある・・と思うといい
だってそう思わないと
お椀一杯の人生で終わってしまうから・・・
2006年12月25日
クリスマス
ハワイでクリスマス
何とも 雰囲気の出ないものである
だいたい 雪が無い
そもそも ソリなんか走れない
トナカイもいないし
ホノルル市庁舎に飾られている
サンタさんは 裸足だし・・・・
・
・
ハワイとクリスマス ほど
ミスマッチング なものは無い・・・
・
・
でも 街はクリスマス商戦
皆はクリスマスプレゼントの交換して
昨日の クリスマスイブの日から
街中 すっかり静かになってきた
・
・
最近 ハワイもクリスマスカードが少なくなって
メールで ご挨拶
日本は年賀状の売上げが年々激減しているとか・・
・
・
そう言えば 最近ハワイの人は
メリークリスマス! と言わなくなった
・
・
その代わりに ハッピーホリデー!と言う
テロとの戦い 現在戦争中のアメリカは
これまでの時代と異なり
例え自分が クリスチャンでも
キリスト教以外の 宗教の人に
無神経な挨拶をしないように
気をつけているのだと思う・・
・
・
アメリカは 今日25日が
日本で言えば 正月元旦のような
一年で最も 静かな日
皆家族と 自宅で過ごす・・・
・
・
今朝は 外から車の音も
ピアから荷降ろしのフォークリフトの音も
何も聞こえない・・・・
風の音以外
人の気配がしないほど 静かだ
・
・
今日は月曜日だから 道徳・・・・
でも クリスマスデーだし
ちょっとだけにしましょう・・・・・
・
・
昨日ある本に こう書いてあるのを見つけた
・
・
相手は 自分の鏡
相手の反応を見れば
自分のレベルが分かります
・
・
来年は 自分もこの言葉をテーマに
精進しなくては・・・・
そう強く思った
・
・
今年最後の 一週間
元気に 謙虚に過ごしましょう
2006年12月24日
運動
土曜日の今日は 朝早くから仕事をし
午前中 1時間ジムへ行ってきた・・
・
・
自分の身体を考えると
鍛える所は 下半身だ
人間上半身の力は 比較的強いのだそうだ
年齢とともに弱るのは 下半身の筋肉
米国での生活は 本当に歩かない
車社会の米国
ハワイ州も やはりいつも
車で移動するから
とにかく歩かなくなる
・
・
東京では 一度外出すると
場合によっては 1万歩など軽く歩いてしまう
・
・
ハワイにいると これが無いので
ついつい 足腰の筋肉が落ちる
・
・
今朝は ボクシングのコーチから出た宿題の
足腰の筋力強化のメニューをこなす
ボクシング同様 3分間を 3ラウンド
途中 1分のインターバルで・・・・
・
・
全身から汗が出る・・・
足の筋肉が痙攣しそうだけど
ついつい 頑張ってしまう
・
・
これに加えて 腹筋と背筋も鍛える
1時間で かなりの運動量
・
・
アメリカでは 今ジムでの運動
そして このような筋力強化の
家庭用のマシーンなどが売れている
・
・
皆 買うのだろう
買うと 運動すると思って
家に備えるのだろう
・
・
しかし これ3日坊主で止める人も多いようだ
・
・
そう言えば通っているボクシングジムに
自分と同年代の新しいメンバーが加わった
・
・
彼は 今週から初めてトレーニングを開始
初日の彼の表情を見ていたら
7ヶ月前の自分を思い出した・・・
マットに へたり込んで座って
足をさすっている・・・
・
・
そんな彼に比べれば
今の自分はずいぶんと体力がついたなー なんて
変な優越感に浸ってしまう・・・・
・
・
年齢を重ね
身体や体力が衰える事は仕方が無いよね・・・
でもせめて その衰えるスピードを遅く出来れば
あるいは 日々の生活に
少しでも 心身のバランスを保てれば嬉しい
・
・
よく他人から
内田さん 良いですね・・
余裕ですよね・・・ なんて冷やかされることがある
・
・
ジムに行く時間があるのは 羨ましい って
・
・
そうかな・・・・
それは 個人の優先順位とか
自分の身体に対する
重要度の認識の違いだと思う
・
・
特に 独立起業して
家族を抱えている人なんか
無理はいけないけど
適度な運動、そして
健康が重要度一番のはずだ・・・
・
・
自分の会社の資本は 資本金だけではない
事業の成功とか 売上げ収入を上げるには
会社の資本金だけでなく
<身体資本>の 維持・増強が必須だと思う・・・
・
・
私なんか もろに身体が資本だから・・
自己健康資本を強化する?・・・ そんな価値観かな
・
・
昔学生時代水泳選手で、60歳を過ぎた今でも
プールで毎日2000メートル泳いでいるある男性が
こんな事を言っていた・・・
・
・
内田さん 僕ね・・・
「死ぬまで健康でいたいんだよ・・・」 って
はー ????
・
・
10年前は その言葉の意味が
よく分からなかった
でも その人の言っていたことが
最近 やっと理解できるようになってきた
・
・
その人は とてもダンディーで
まして毎日泳いでいるから
男性の私から見ても
とてもカッコイイ体型だった・・
素敵なシニアーである
・
・
「死ぬまで 健康でいたい・・・」
なるほどな・・
・
・
これからの時代 キーワードは
<平均寿命> じゃなくて
いくつまで 元気で仕事やスポーツが出来るかの
<健康寿命> だな・・・
最近 特にそう思うようになってきた・・・・
2006年12月22日
個人情報保護
最近 二人の方から メールが届いた
ご挨拶と 連絡事項的なメール内容だった
・
・
何気なく メールの送信相手先の欄を見ると
自分以外に大勢の人のアドレスが入っている・・
・
・
あら?
この人 送信する相手を
みんな「 To 」の欄に入れて
送信している・・・・
・
・
送信元のご本人達に アドバイスすべきか?
やはり 止めたけど
一人は 日本のデジタル業界をリードする会社に
長年勤務していた方だったから
驚いた・・・
・
・
その人にとっては 皆知り合いだから
構わないだろうけど
全員のアドレス 個人情報が丸見えだ・・・
・
・
何も問題は無いと思うけど
私ならこれだけの多くの自分の知人に
挨拶 連絡メールを送信するなら
「 BCC 」に 送信先を入れる
・
・
最近 個人情報の管理が厳しい
とても良い事だと思う・・・・
・
・
個人の情報は
何も クレジットカード番号だけではない
住所や 携帯電話番号・・・
何でも
・
・
自分の情報は 教えたくない人に
知られないで 済むと言う 個人の「自由と権利」を
保護するものだと思う・・・
・
・
昔みたいに勝手に会社の社員名簿なんか作って
皆に配らない
印刷物にしたら 色々な人に渡って
危ないものね・・・・
・
ほら また弁護士みたいに 理屈こねて
・
・
自分が 教えたくない 知られたくない 事を
教えたくない人に 知られないで良い と言う
プライバシー保護の権利は
個人の権利、 人権、 自由などが
法律として しっかりして整備されていて
社会に根付いている米国に住んでいると
とても心地よいことだ と気がつく・・
・
・
大勢の人に 自分のメールアドアレスから
下手したら 住所や携帯番号まで全て
覗かれ 知られるように
ネット上に さらけ出すのは
マナー違反では・・・・
・
・
個人情報 プライバシー保護とは
お堅い法律の中でも
犯罪防止と並んで
そんな 他人のプライバシーに
「気を配る」と言うマナーが
まずは根源にあると思う・・・
・
・
2006年12月20日
お見通し
昨日 サントリーのオーナー ご一族の方から
本を届けていただいた・・・・
・
・
サントリーの故佐治敬三様の奥様から
驚いた・・・
先日私が佐治会長のお墓参りに行ったのを
誰かからお聞きになったのか?
・
・
でもカードには そんな事は何も書かれていなかった
内田さん お元気?
近況と この本を読んでください・・・・としか
カードには書かれていなかった・・・
・
・
この奥様は
本当に聡明で 万事によく気のつく方である
私は 皇室レベルの気配りをなさる方・・・・と
勝手に佐治夫人のことを評していた
・
・
ロンドンやハワイでお会いする度に
どんなお叱りや注意を受けるか
気になる・・・と言うより
怖かった・・・・
・
・
私のする事が 気が利いていないと
ご指摘を受ける・・・・
こちらは 平民だし 分からない
最初のうちは
緊張で胃が痛くなった ことを覚えている
・
・
でも 若い頃からオジンくさかった私は
ある時期から もう悟った
自分には到底 佐治夫人のように
一流の気遣いや、 配慮は出来ない・・・って
奥様から言われた事を きちんと処理する
ただ 一生懸命やればそれでいいや・・・と
考えられるようになった・・・・
・
・
奥様から見れば
たかが自分が 何か気を利かせても
別にどうと言うこともない
・
・
むしろ 奥様がどう思うかが怖いのは
単に「自分の評価」が気になっている証拠だ・・・と
さすが 内田は そう悟った・・・
・
・
間違っていたり
気の遣い方が足りなければ
もっと良い方法を教えていただけばいい・・・と
・
・
もう 無理だ 自分には
この奥様に 誉められようなんて望む事自体が・・・無理
・
・
そう 考えられるようになってきた・・・
・
・
だって 奥様は全部 <お見通し>・・・だから
・
・
それ以来 自分がある顧客や仕事と向き合うとき
全て <お見通し>だ・・・と
考える癖がついたようだ・・・
何でも
そりゃ もちろん 私欲や 打算で
ある程度は 相手をだましたり
そこそこ カモフラージュすることは可能かも知れない・・・・
・
でもね お客様は
結果は 全部お見通しだ・・・と
そういう風に考える・・・・
・
・
仕事やビジネスでも
要領の良い人がいる・・・
世渡り上手で
自分の出世や功績を常に考え
そのために全ての時間と労力を
惜しまない 人がいる・・・・
部下はその為にいる なんて勘違いして・・
・
・
計算ずく ・・・・ 策略
時には
周到なる準備と 配慮・・・・
・
・
でも だ
所詮 それって 最後は
マジに仕事で結果を出そう
と言う気持ちがあるかどうか・・・?
本当に心の底からその人のことを思いながら
一生懸命やっているか
本当に 相手や顧客の「為」を思って考えて
やってるかどうか・・・
そういう姿勢で 全て決まると思う・・・
誰かが 自分の背中を見ている・・・みたいな
そんな感じかな・・・・
・
・
結局は 「全部お見通し」 だと
・
・
よく 会社の為とか 顧客の為・・・てなことを言いながら
全部自分のやりたいようにしようとする人がいる・・・
・
・
結果 自分の面白い方に
プロジェクトの方向を合わせたり
自分自身の評価を上げる為に
仕事をする人が
全くもって多くいらっしゃる・・
・
・
私は 清々と
自分の出来る範囲で あくまでその方の将来を思い
最善を尽くせば それで十分・・・!
そのように悟ってから 自らの顔の表情が
少し穏やかになってきたと思う・・・
・
・
日本人が <サムシンググレート>の存在を知って
自分の 身の丈をわきまえて
裏でごまかしても
たとえうまく繕っても
<全てはお見通し>・・・・と考える
そんな 精神が身につくと
その人の日々の動き、 働き、 言動は
見るからに
地にしっかり根付いた重厚なものになる
そんな気がする・・・
2006年12月18日
そのまま
今日の道徳は ちょっとしたビジネスマナーについて
誰でも 仕事で細々したことを頼まれる
忙しいのに 「あのね・・これしてくれる?」って頼まれる
・
・
忙しいけど 「はい 分かりました・・」って答える
「やっておきます・・・」って
・
・
ここからが今日の本題・・・
今朝 2週間ほど前にある件を
「聞いておいてくれますか?」とお願いした方から
メールが来た・・・
・
・
「内田さん 先日の件ですが もう2週間過ぎますが
現在 こういう状態です・・・もう少しお待ちください」 と
・
・
こちらは その依頼していた事を正直もう忘れていた
でも その人は ちゃんとその後の経過を
丁寧に連絡してくださった・・・
・
・
うーーーーん 出来る この人!
なんて 朝一番から感心してしまう・・・
・
・
だって大体 頼まれた事を
放ったらかしにする人が多いもん・・・
・
・
頼まれた事を 平気で忘れたり
「 OK!」なんて簡単に安請け合いして
<そのまま> にする人がハワイには驚くほど多い・・・
・
・
ま リップサービスもあるのだろう
断ると 感じ悪いし・・・・
「そうですね それ大事だからすぐやりましょう」って
・
・
でも 2日経っても 一週間過ぎても・・・
そのまま
・
・
人間 こういうところで信義、 信頼、 信用が
評価される・・・・
・
・
忙しい とは 「心が 亡い」 と書く
そう
「相手の要望に応えてあげよう」
そういう 「心が亡い 」訳だ・・・
・
・
そういう心を亡くすと
だんだん多くの人からの信頼を失ってゆく
本人はあまり気にせず それに気付かず
相手の態度が変わったり
業務依頼や、仕事やが減ってくると
これを 「景気」 のせいにしたり
最近あの人変わったなーなんて 勘違いする
・
・
実は 周囲のたくさんの人が自分を
相手にしなくなっている理由が
何でも 「そのまま」にしておいた
「ツケ」であることに気付かずに・・・
ここんとこ全く ヒマだよな ・・・と
・
・
今まで ハワイでも多くの人と仕事をしてきた
偉そうに言っている自分でも
まだ完全に出来ないが
これまで頼まれた事や 約束した事を
出来るだけ「早く」処理するよう
心がけてきた
・
・
ダメなら その旨 報告する
相手はそれで 「あー わざわざありがとう・・」ってなる
ごめんなさいね 例のあの件・・・
忘れている訳じゃ無いんだけど
それだけでも 相手は安心 信頼する
この人 しっかりしている・・・って
・
・
依頼事項を処理するのに遅れていたら
途中経過や結果、そして その経緯
出来ればちょっとした情報を添えて
依頼してきた相手に報告する・・
・
・
ビジネスだけでは無いよね
こういう事・・・
・
・
ちゃんと してあげる ことは
これ実は 相手の為だけでなくて
結局 自分の為なんだわ・・・
・
・
約束とか 依頼された事は
そのまま にしない方がいい
・
・
そのまま とは
「放ったらかし」 にすること
何の変化も、 答えも出さないで
そこらに「置いておく」ことだから
2006年12月17日
2.1%
この数字 何だと思われるだろう・・
歴史的な数字・・・
あるいは 超 低水準
・
・
実はこれ、
ハワイの最近の失業率である
2.1%はハワイ州の過去の歴史から見ても
最も低い水準・・・・
・
・
ちなみに 現在の全米平均失業率は 4.4%・・・
それに比べてハワイの失業率が いかに低いかが
分かる・・・
・
・
「完全雇用状態」 と言っても良い・・・
・
・
じゃーハワイは景気が良くていいじゃないか・・・と
誰でも思う・・・
・
・
確かに ローカルの人たちの
消費者マインドは それほど悪くない
ガソリン代も ここのところ落ち着いているし
ハワイでは 一人 二つ仕事を持って
働く人も多いので 収入は増えているはずである
確かに ショッピングセンターは混雑しているし
車も ここ数年の低金利時代に
毎年 6万~7万台近い新車登録数を記録した為
どこの駐車場も いつも混雑している
・
・
州の人口 130万人弱に対して
車の台数が 110万台以上ある・・・
・
・
レンタカーや 商業トラックも含んでの数字だが
州民大人一人当たり一台 車を所有するようになった
とも 言える数字だ・・・
・
・
ところが 雇用する側から見ると
人手不足 賃金雇用条件の上昇で
人件費が増えて 収益を圧迫する
・
・
今 ハワイの建設業は昔の日本のバブル時代に似ている
工事費の見積もりが 3-4年前の 2~3倍である・・・
この価格なら 工事を引き受けてもいいよ・・・
工事会社 施工会社から出てくる見積もりは
そんな小さな金額の工事に わざわざ人手は割けないね・・・・
明らかにそういう 数字である・・・・
・
・
・
・
アメリカでの経済や景気のバロメーターは
輸出金額でも
平均ボーナス金額でもなく
この失業率 が一つのバロメーター・・・
・
・
アメリカでは 「仕事にありつけるかどうか」が
いわゆる 景気が良い 悪いの判断になる
・
・
米国の 労働VISA(査証)取得の話になると
どの日本人投資家も
ちょっと勘違いしている部分がある
・
・
投資家や 駐在員に発行される 非移民系の労働VISAは
米国に住んで仕事をしたい人に与えられる・・・のではなくて
米国にとって その投資や企業進出が
どれだけ 米国経済に寄与し、
「雇用創出」に 役立つか・・・・が
米国国土安全保障省管轄の移民局が
その査証を 発行するかどうかを 判断するポイント
・
・
間違っても アメリカが大好きです
ハワイに住んで 仕事して サーフィンしたいし・・・
なんて言ったら 即 却下だ・・・
・
・
そう その投資家の為ではない
アメリカの為に その査証発行が
利益があるかどうか・・・で判断される
・
・
皆 <労働VISA> <労働許可証>とか言うものだから
アメリカに住みたい人が 申請すればもらえると思っている
・
・
アメリカは ただでさえ
世界各国からの 密入国者 不法移民の急増に
頭を悩ませて 国をあげて対策を講じている
その問題に加えて、今はテロとの戦争下
・
・
自国の国益を 「常に」最優先するアメリカは
米国市民に対する
雇用創出 雇用確保 雇用推進を
常に 経済の国家戦略としている・・・
・
・
今 ハワイの新聞は
多くのページ数に渡り
沢山の 求人情報が掲載されている・・・
2006年12月15日
貧富の差
今年のノーベル平和賞はムハマド・ユヌス氏と
彼が総裁を務めるグラミン銀行が受賞した。
・
・
ムハマド・ユヌス氏とグラミン銀行は、
貧しい人びとや社会的に疎外された人びとが、
災厄の被害者や生存者なのではなく、
そうした人びと自身が変革の担い手であることを示した。
彼はバングラデシュの人である・・・
・
・
世界で貧富の差が拡大している
世界で最も危機と認識すべき事は
貧困の拡大だ・・・・と
・
・
それにしても この銀行
無担保でお金を貸す
借金をした人は
なぜか返済率が高いそうだ・・・
・
・
そう 日本みたいに 不良債権が多くないのだとか
・
・
日本の銀行は お金を
貸して欲しい人や企業には貸さずに
借りなくて済む会社や個人に 日参して
貸そうとする・・・・
たっぷり担保を取って
・
どうしてか???
・
・
いい加減な経営して借金して
銀座や新地で飲んで
返済しないで平気な経営者が多いからである・・・
借りたお金を 返さない文化があるから・・・
言ったねー !
・
・
だから 何の意味で銀行が存在するか分からない
グラミン銀行は 善意だから
担保を取らない・・・
だから多くの人が窮地を救われ
ほとんどの人が一生懸命返済する・・・
だからグラミン銀行はつぶれない
・
・
それにしても
松坂大輔の レッドソックスの契約年棒と言い・・・
今年のゴールドマンサックスの
社員一人平均7200万円のボーナスの額を聞いて
一個人に対するこういう額の報酬が
まかり通る 欧米の文化が分からない
・
・
まー 個人と言うよりも
プロ選手なんか
そういう人達に 悪知恵吹き込んで
額を上げるだけ上げて
報酬を取る 代理人や交渉人とか
マネージメント会社 なんて連中が
強欲で どんどんこういう報酬額を
つり上げているから なんだけど・・・・・
・
・
あの 松坂の交渉人ボラスの顔を見ると
よーーく分かるでしょ・・
・
何だか今日は 文の調子が 「日刊ゲンダイ」風だ・・・
・
・
貧困にあえぐ 40億人に対し
豊かな層は ほんの数億人
アングロサクソンの 弱肉強食の本能は
遺伝子に 脈々と受け継がれているから・・・
・
・
その裕福な層の中でも
ひときわ 年間 何億も何十億円も稼ぐ人間に
ほとんどの人は憧れている・・・?
・
・
あっ 憧れていない人もいるか?
私なんか 絶対におかしいと思う・・・
・
・
こういう不公平や異常な格差は
人類の最も 恥ずべき事象だと思う
・
・
アメリカなどは
よくもまー
そんなに個人にお金をつぎ込むね・・と思うくらい
払うし 要求する・・・・
・
・
異常な高額収入がアメリカンドリームとして
輝かしい勲章のように報道される
・
・
バカじゃないの・・・?
・
・
松坂でも 誰でも
いくら欲しいのか・・・
金額が 自分に対する評価だ・・とか何とか理由つけて
たかが野球やるだけで そんなにお金をもらう訳?
・
・
世界ノーベル平和 「恥を知れ賞」 に
推薦しましょう・・
・
・
もちろん 半分税金払って
手取りから 半分くらいは寄付をするとは
思うけど・・・?
・
・
老後の為に?貯金したり ヨット買って
豪邸に住んで 贅の限りをつくすと
野村佐知代さんみたいに
大きな罰が当たるよ・・・
・
・
世界に助けを必要としている人が
沢山いるという事を考えないと・・・・
・
・
アメリカに住んでいて 天井知らずの
報酬額のニュースを聞いていると
麻痺する・・・・
正常な人間性が麻痺しそうで怖い・・・
・
・
アメリカのこういう社会や狂った価値観は
きっといつか
天罰を食らうときが来る
9.11 なんてものじゃない程の
衝撃的なお叱りを受ける・・・・
・
・
瞑想の結果 内田は最近強く
そう思っている・・・
・
・
格差もここまでくると 犯罪だ
宇宙の真理に照らし合わせて考えてみれば
これ 当然 有罪である・・
・
・
このままだと 必ず いつか <実刑判決>が出る
情状酌量の 余地無しで・・・・
執行猶予も つかない・・・?
・
・
宇宙の真理は
地球から飢餓と貧困を無くすよう
財力のある人ほどそういう役割を果たしなさい・・
そう言っているんだから・・・
・
・
こんなこと 子供でも分かる・・・
2006年12月14日
飛距離
ゴルフをやる方なら 誰でも分かると思う・・
最近 飛ばなくなった・・
元 野球部 バレーボール部、
そしてアメフトで鍛えた私は
ドライバーショットで よく250ヤードを超える
ショットを打っていた・・・
・
・
ゴルフの醍醐味は やはりドライバーショットで
かっ飛ばす事である・・・
・
・
でも 最近飛ばなくなった
下手で 飛ばすコツを知らないのは
もともとの理由だが
しっかり飛距離が落ちてきている
・
・
でも
・
・
スコアーがよくなってきた
ボールを無くさない
あまり OBを打たなくなったから・・・・
・
・
特に 若い人で 自分より飛ばす人とラウンドすると
不思議と その日のスコアーが良い
・
・
ゴルフを本格的に始めてもう18年くらい経つが
歳を取り、飛距離が落ち そして
少し その現実を受け入れるようになってきて
スコアーが 落ちついてきた
・
・
ゴルフはやはり 人生と一緒
年齢を重ねる毎に体力は落ちるけど
それを経験や知力がカバーしてくれる
180ヤード とてもアイアンでは届かないし
ウッドで打つと 右の池に入りそうだから・・・・
無理をしない・・・
ボギーで 仕方が無い・・・なんて
そうすると期待もしなかった パーが取れたりするよね
・
・
経営者や 実業家にゴルフを好きな方が多い
きっと ゴルフの一つ一つが
仕事や 経営判断 そして
自分自身の人生の
一喜一憂に似ているからだろう
・
・
人生 山有り 谷有り・・・
バーディーもあり ダブルボギーもある・・・
バーディーを狙いに行くと・・・ そう
3パット する・・・・
大儲けしようすると
大損する・・・・?
・
・
最近 謙虚さ と言う言葉を
違う意味で理解できてきたような気がする
本当の「謙虚さ」とは
言葉遣いとか、 お辞儀とかの
表面だけでなく・・・
・
・
自分の 背の高さを知る事かもしれない
意欲を捨てるのではなくて
自分の背丈 技量にあった生き方を
周囲と比べないで 受け入れていく
そんなことが 真の 謙虚さだと思う・・・
いかに 自分らしく 黙々と今を生きるか?
タイガーウッズのキャディーが言っていた
強いプロほど 次の一打に完全に集中する・・・と
・
・
全てのショット一打一打に
自分の持っている75%以上の力を出せるのを目標に
精神を集中するのだそうだ・・・・・・・・
・
・
謙虚に 自分の力を認めて このショットに集中する
可能であれば 普段その技量を磨く努力をする
・
・
でもスコアーを良くしたいと思って
回るのではなく
自分らしい ショットが どの場面でも
75%以上の「出来」で打てるように
・
・
売上げや 収入を大きく増やそうとするのではなくて
目の前の仕事を 落ち着いて
一つ一つ しっかり正確に処理し
顧客や上司の評価を上げる
「そうすれば結果は後から ~ 」 と・・・・よく言うあれである
・
・
すぐ調子に乗る?性格を自重する術を身につけ
一緒にラウンドしている人に 不快感を与えぬよう
自分中心にならず・・・
マナー エチケットを忘れず・・・
普段に
コースでの自分の技術を伸ばす 精進が出来れば
これまさに 謙虚な生き方である
・
・
他人と比べない
相手のスーパーショットに影響されず
相手のミスショットにも無関心で・・・・
何があっても取り乱さない・・・
・
・
自分は 自分・・・・
・
・
最近飛距離が落ちて
正直 少し淋しいな・・ とは思うけど
そうなって気がつく事がたくさんある
2006年12月13日
今年の漢字
日本漢字能力検定協会(本部・京都市下京区)が
全国公募した「今年の漢字」が12日、京都市東山区の
清水寺で発表された。
9万2509人の応募の中でトップだったのは「命」
朝日新聞より・・・
・
・
本当に その通りだ・・・
今年ほど 命について
考えさせられた年は無い・・・
・
・
自殺や殺人
命を粗末にする事件が後を絶たない・・・・
・
・
ちなみに 昨年の漢字を覚えているか考えた
忘れてる もう すっかり・・・
昨年は 「愛」だった・・・
・
・
じゃー 一昨年は?
思い出せない・・・
調べたら 「災」だった
うーーん
そう言えば 本当に世界で災害が
多かったね・・・・
・
・
・
来年はどんな 漢字が選ばれるか?
・
・
最近
「あなたの夢はなんですか?」
池間哲郎著 致知出版社の
Part 1 Part2 を読んだ
・
・
フィリピンとか モンゴルの
ストリートチルドレン
両親に捨てられ マンホールで暮らす
子供達を支援している 池間氏の
日本アジアネットワーク と言うNPO団体の
活動を中心に紹介した本だ・・・
・
・
本を読んで泣く・・・と言うことは
これまでほとんど経験したことがなかった・・・・が
読んでいて本当に目頭が熱くなった
・
・
命の 尊さや
親に捨てられた 子供達の
親を思う心
一日 1食しか与えられない少ない食べ物でさえ
皆で分け合おうとする精神・・・
・
・
親は 子供が面倒を見るもの
そういう価値観がモンゴルにはあるそうだ・・・
子供が面倒を見る とは
本当の子供が 親を助けると言う文化
大人になって 年老いた親を面倒見るのではない
子供の頃から 両親を最優先し いたわり
大事にするのだそうだ・・・・
・
・
世の中 色々な国や文化があるけど
日米の子供達に
読んで聞かせてやりたい
・
・
空腹で 衣類が無く、 文房具も無い・・
・
・
あなたの夢はなんですか?
そういう質問に
「大人になるまで 生きる事です」
「僕の夢は 人間になることです」
そう答える子供達・・・
・
・
「一度でいいから お腹一杯食事がしてみたい」
「お父さんと お母さんと一緒に食事がしてみたい」
・
・
どの子供達の 夢を聞いていても
今の日本と言う国が
いかに異常か 分かってしまう
・
・
自分の命を懸命に守ろうとし
何とか生きたいと思う心や
親がいること や
学校での勉強に
夢のようにあこがれる子供達の姿
・
・
そして モンゴルの孤児達の見事な
曲芸日本ツアーで 日本人の観衆たちに
与える 感動と驚き・・・
・
・
ラスベガスのショー とは違う
子供達の 支援してくれている
日本の人たちへのご恩返し・・・
そう言う心のこもった気迫の演技は
どの会場でも 見る人の
驚き 感動 涙を誘うそうだ
・
・
アジアオリンピックで 昨日現在
日本の金メダルの数が
中国 韓国に負けて 3番目となっている
・
・
心もすさみ
純真さと 一生懸命の精神
極限などと言う言葉は
<気違い>扱い される昨今
もう日本は 普通の国になってしまったか・・
いや 本当に普通なのかしら?
・
・
国技の相撲は
モンゴル勢に・・・・
これも もう根性無いか・・・
・
・
世界の中で
これから日本人は どう生きていけば
いいのだろう・・・・・・?
・
・
命よりも
物質的豊かさや 拝金主義に目が行く
そんな風潮や社会の価値観が
どんどん 益々
日本人を 日本と言う国を
弱くしているような・・・・・
・
・
一層殺伐とした社会を造っているような
そんな気がしてならない
2006年12月10日
仕事と作業
人間 毎日働くけど
それぞれの労働の中身を冷静に区分けすると
大きく分けて 二つあると思う
・
・
「仕事」 と 「作業」
・
・
毎日8時間 いや
10時間 15時間も働く人も多い
・
・
ほとんど人は あー 忙しい・・・・と言いながら
日々 働いている
・
・
毎日働くとき
労働の中身に できるだけ
「仕事」の比重を増やしてゆくと
将来 時間を節約できたり
収入を増やせたりすると内田は思う・・・・・・・
・
・
それを 毎日 「作業」だけに時間を割いている人
これは あまり時間も収入も自分の思う通りにならない
・
・
仕事と言うものは
どうやったら もっと効率よく結果が出るか考える
・
どうしたら もっと人から喜ばれたり
良い結果を出せるか 気を利かせる
・
やり方をどう変えると もっと質の高い商品が
低コストで 出来るかを試行する・・・・
・
・
・
こういう労働のことを 「仕事」 と言う
改善したり 向上させたり 効率を上げたり・・・・
・
言われた事や 毎日決まった事だけするのは
「仕事」じゃない!
・
・
毎日の労働で ルーティンな業務とか
書類を作るとか
提出を決められた報告書を作成するとか
物を作ったり、 それを梱包して届けたり
お客さんから言われた事を したりする・・・・
・
・
こういう労働は いわゆる「作業」である
作業には <労務> <役務> と言う意味がある・・・・
・
・
世の中 労働している時間のほとんどを
「作業」に充てて クタクタになり
「あー 今日もたくさん仕事をした!」と
「勘違い」している人が多い
・
・
この「勘違い」をし続けていると
自分の自由な時間も増えないし
労働の質も上がらないから収入も増えない
・
・
つまり
労働の質を上げたり
良い結果を出すようにする「仕事」をしないで
ただ 「作業」に没頭していると
作業に「慣れる」だけで
人生そのまま ずーーーっと 一緒
「熟練」 なんて言う表現に終わってしまうだけだ
・
・
私は 若い人に
一日の労働時間に
「作業」だけでなく
「仕事」をする時間を
20-30%取り入れなさいよ・・と
アドバイスする
・
・
お客から 頼まれたことを
ただその通りするのは 使い走りと同じ 「作業」
どうしたらお客の喜ぶように 工夫して
頼まれたこと以上に
気を利かせて依頼事項を処理するか
・
・
それが調理士なら
どうしたら もっと良いお料理を作れるか
・
・
それが サービス業であれば
どうしたらもっとお客様が喜ぶかを考える・・・・
・
・
担当職務を 工夫し 勉強して改善する
自分のスキルを上達するように研究努力する・・・・・・
・
・
日々の 単純な作業を
どうしたら もっと質を高められるかを考えると
ただの 「作業」が 途端に「仕事」に変化する訳だ
・
・
この心がけを 毎日続けていると
何年か後に 必ず今と違う結果を
出せるようになってくると思う
・
・
何でも良く考えて
自分が社長でもGMでも
たとえ 下働き として
日々単純労働で収入を得ている人でも同じ
・
・
作業だけの日々 から
少しでも仕事をするように心がけると
面白いように 人生が変わってくる
2006年12月09日
寄付をする
以前にも アメリカは寄付社会だと書いた
税制もきちんとしているし、
寄付をすると言う行為が
しっかり社会に根付いているからだろう
寄付をする 企業 個人が多い
・
・
日本では 神社仏閣に寄付をする事が多い
でも
高級車に乗って お妾さん囲って
酒飲んで 肉でも何でも殺生したメニューで
美食の限りを尽くして
納税しない お寺のお坊さんが多いと
ちょっと 考えてしまう・・・
・
・
何か 違うんじゃない?・・・
そんな気がする
・
・
アメリカでは よく成功した人は
多額の寄付をする
これは 社会的に大きなプレッシャーもあり
自分だけで 富を独占するのか? と言う
厳しい世間の目が その人や企業に注がれるから
それも 大いにあるけど・・
しかし
・
・
実は
・
・
お金持ちが いつも寄付行為をする
理由が他にある・・・
何それ?
知りたい?
・
・
ほら また・・・
・
・
実は・・・・
税金対策でしょう?
・
・
違う ・・・
おっ ・・・
・
・
寄付をすると またお金や収入が増えるから
またー そんな!
いや ホント・・・・
・
・
キリスト教伝道師の活動をされている
中野雄一郎先生も 同じ事を言っていた
寄付をすると 100倍になって帰ってくる・・と
・
・
またー ・・・
寄付して 100倍になるんだったら
皆 もうすぐにお金持ちだ!
・
・
いや それが違う
そこが 分かっていない人の言うセリフ
・
・
寄付をする と言う精神が試される
ご利益宗教にいくら寄付しても何も変わらない
・
・
だって自分の為だから
神様も 「 はい ご苦労さん!」 で終わり
「世の中や 困った他人の為に 浄財を寄付する」
この精神が重要だ
・
・
私は ビル・ゲイツと同じ歳である・・・
私の望む将来の生き方も
彼の2008年以降の計画と似ている
慈善事業に 残った人生を捧げたい・・・と
・
・
彼の寄付金総額は3兆9000億円・・・・・
ゲイツ夫妻の 死後50年後まで
財団からの寄付は続く・・・
・
・
私とは 残念ながら単位が違うが
私とビル・ゲイツ ウオーレン・バフェットは
その精神が 全く一緒である・・!?
そう
違うのは寄付金額のゼロの数だけ??・・・
・
・
寄付すると その額が100倍になって帰ってくる・・・と言うと
ほんじゃ 100ドルが 1万ドルだーと
すぐ 計算する人が多いが
これ全部お金で帰ってくるとは限らない
・
・
1万ドルでも 買えない位の
喜びとか 満足感に気付く「ご褒美」が
その本人や家族に与えられる
・
・
そう だから 「報酬」 といった方が的確か・・・
・
・
今年から 自分の誕生日に寄付をする事に決めた
普通 誕生日には 皆からプレゼントを貰うものだが
今年から 毎年8月22日には
寄付をすることに決めた・・・
・
・
自分の誕生日を祝って
その年に出来る範囲で
可能な額で実施する・・
・
・
まだまだ 何かの「報酬」目当ての
精神が やや・・ 少し・・ ちょっと・・
メラメラと 見え隠れしておるが・・・
ビル・ゲイツや ウオーレン・バフェットに
宇宙の全部の「報酬」を
独り占めにされてはかなわない・・
・
・
自分も 彼らに絶対に負けないよう
ま そりゃ何度も言うけど
「額」は 別にして
慈善事業に取り組もうと・・・
・
・
最近 また書き直し
10か条から増やした
自分の夢 15か条に
この項目が しっかり書き込んである
毎日見るようにしている その紙を・・
・
・
偽善 と 慈善・・・
これ よーく 心して
いつも自分に言い聞かせて
よく 考えて・・・
・
・
別に 宝くじが当たらなくてもいい
自分の残った人生が
少しでも世の中の 何かのお役に立てれば
これとても嬉しい
2006年12月08日
パールハーバー
ハワイに住む日本人として 毎年
複雑な心境になるのがこの時期だ・・・
・
・
アメリカ時間 12月7日
日本時間で 12月8日・・・・・・・・
真珠湾攻撃の日
あれから65年が過ぎた
・
・
昔 「トラ トラ トラ」と言う映画を観た・・・
まさか自分がその舞台からほんの十数マイルの場所に
住むとは思いもしなかったけど
・
・
サントリーの駐在員時代
ある製缶会社 取り行き先の専務を
真珠湾まで ご案内した
昔 海軍に所属されていたその方は
何とも 感慨深げに 戦艦アリゾナの沈む
アリゾナ記念館を見学されていた
・
・
本当にあの作戦に参加した海軍将校 兵士達は
日本海軍の 最優秀な選ばれたエリート達だったそうだ・・
・
・
山本五十六 連合艦隊司令長官は
米国との戦争に反対していたとか・・・
・
・
ワシントンにある 日本大使館に勤務し
米国在住の経験のあった 山本長官は
最後まで アメリカとの開戦を望んでいなかった・・・
・
・
勝てるわけが ない・・・
日本の敵う相手ではない・・・と
知っていたのだろう・・・
・
・
戦後 戦争を知らない世代が
日本でも政権の中心に増え始め
憲法改正 核武装論議が
盛んである・・・
・
・
ハワイで 当時の日米両方の 生き残り兵が
集い 握手をしている・・・・
・
・
お互い もう絶対に戦争は止めようって
・
・
ハワイの真珠湾に沈む戦艦アリゾナの船内には
まだ1000人以上の乗組員達が眠っている
・
・
アメリカに住む 日本人の子供達は
日本とアメリカが戦争した・・・と言われても
ピンと来ないそうだ・・・
どうして?・・・と
・
・
日本に一番必要な指導者は
実は 山本司令長官のような
武士道の精神を持ちながら
世界を知って、日本の真の国益を
現実的に考えられる人ではないだろうか・・
・
・
自民党の 両 中川さん・・・・
少なくとも あんた達じゃー ない
2006年12月07日
萩物語
大阪での飲み会を残念ながら
キャンセルした勇気と決断は
とても効果があったようで
大阪での一夜をホテルでおとなしく過ごし
翌日は一気に絶好調に近くなる・・
・
・
新大阪から 再度 のぞみ700系に乗車
来た来た ホームに入ってきた「のぞみ」博多行きが
・
そう言えば 来夏には
新幹線 N700系が誕生するそうだ・・
時速 300km・・・・
トンネルに入る瞬間も揺れないとか
もういいんじゃないの 速いのは・・・なんて
でも 世界に誇る日本の技術だ
・
・
車内でまたお辞儀の 連発 大安売りを受けながら
車窓から景色を見る
・
・
東京と新大阪の間の景色と
新大阪から新山口の景色は
どこか違うように見える
東海道と 西日本では海の見え方も違う
山の形も 西日本の方がまだ
自然がそのまま残っているような・・・・
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家の形
田んぼや畑の多さ
そして自然の余裕や存在感が
ずっと違う
それだけでなく
乗り降りする人も なんだか違うような・・・?
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・
新山口から バスで山陰地方の 萩まで移動する
両親とご先祖様のお墓参り
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大阪から 墓参りのはしごツアーのようだ
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この歳になると
墓参りが 気持ちを落ち着かせたり
安らげてくれるのだろうか?
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それに
萩の城下町を見ていると とても心が安らぐ
自分の故郷と言うだけでなく
いまだに昔の風景が残っている
生きた歴史の街・・・
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地震もほとんど無く
中国山脈で 台風がブロックされているのも
この古い 街並みが保存されている理由の一つである・・
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3年ぶりに 両親とご先祖様の墓参りをする
あいにく 雨まじりの曇り空だった けど・・
お線香を添えて
拝んだ瞬間 パーっと陽が差した・・・・
・
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明るく 空に切れ目が出来て
そこから丁度 スポットライトのように
まぶしい陽が注いで照らしてくれた・・・
・
・
あっ ・・・・ あれ・・・
ありがとう 遠い所 よく来たな・・・って
言われたような
そんな感じがした・・・
・
・
萩の城下町は
昔の「指月城」(しづきじょう)跡の周囲に
今も そのまま残っている
・
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萩と言えば 萩焼・・・・
両親は 萩焼の湯飲みを使っていた
子供の頃から
金沢の 九谷焼と萩焼は
見たらすぐに分かる・・・
・
・
焼き物なんか 普段目にもくれない自分が
この二つの焼き物を見ると
おっ と気をとられる・・・・
・
・
その晩は 菊が浜に面した海岸沿いある
「萩一輪」という温泉宿に宿泊
・
・
昔 子供の頃よく泳いだ
菊が浜が目の前だ・・・・
指月城跡も後ろに見える
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・
宿に入り 温泉につかったら驚いた
土砂降りの大雨・・・・
おー ご先祖様が墓参りが終わるまで
天気を持たせてくれたのかな? なんて
・
・
翌日は 山口宇部空港からJALで羽田に移動する
どこを見ても
晋ちゃん グッズだ・・・・
山口出身の安倍総理誕生を祝い
晋ちゃんラーメン 晋ちゃん まんじゅう・・・
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・
商魂たくましい・・・
恐れ入りました
・
・
「内田さん 出身はどちらですか?」
と聞かれると
生まれは 石川県金沢ですが 田舎は山口県の萩です・・・
そう 答えるようにしている・・・
・
・
ほとんどの方が 萩 はいい所ですね・・・
そう言ってくれる
福島県には住めないけど??
・
・
子供の頃 萩・津和野が
<アンアン> <ノンノ>と言う女性誌で
大々的に取り上げられて以来
大観光地になった時代があった・・・
・
・
実家も土塀のある 古い屋敷だったので
サイクリングで若い女性が
連日見学に訪れたとか・・・
・
・
今では すっかりブームは過ぎたが
それでも 春秋の観光シーズンには
多くの観光客が 萩を訪れる・・・
・
・
ご先祖様 亡くなった両親に祈った
安らかに眠ってください
末裔は ちょっと変わった人生を歩んでいますけど
今後も 引き続き見守ってください・・・
そうお祈りした
ハワイの海岸の砂をお供えして
そう祈願した
2006年12月06日
大阪物語
ノロウイルスが原因と言われる
「おなかのかぜ」・・・・感染性胃腸炎
日本で大流行している風邪にかかってしまった
流行に弱い私は 流行に敏感に反応してしまった・・
・
・
東京で一週間目に 発症して
1.5日 寝たきりだったが
その後 驚異的復活をとげて
大阪へと移動した・・・
・
・
大阪では 昔お世話になった
サントリーのオーナーのお墓参りに・・・
・
・
故 佐治敬三会長
故 鳥井信一郎名誉相談役の
墓前に お参りしてきた
・
・
サントリーの後輩に 中山寺まで
連れて行ってもらい
ハワイのカハラビーチの砂をお供えした
・
・
お二人とも 生前ハワイがお好きで
良く来られていたから・・
・
・
本当に お世話になった
・
・
ハワイでも とても人気のお二人だった
地元の名士も お二人を 友人として受け入れて
お付き合いが 続いていた・・・・・・
・
・
その後、大阪で後輩と久しぶりに
一杯やる予定だったが
私のお腹の不調が原因で あきらめた・・・
・
・
翌日から 山口県に移動するし
残念だけど
新地のすし屋はあきらめた・・・
・
・
大阪も 人と車で 大混雑だ
梅田周辺の夕方は 多くの通勤客で
ごったがえしていた・・・・
・
・
日本の都会は 密度が凄い
何でも ひしめき合っている
ハワイから出てきた自分には
ただ 目が回るだけだった・・・
・
・
堂島浜の通りに
サントリーの大阪本社のビルが見える
何度か出張で行ったなー
・
・
そんな風に 昔を懐かしく思い出す・・・
・
・
日本で自動販売機でジュースを買う時は
やはり無意識に サントリーの販売機を探してしまう
BOSSのあの紺色デザインのベンダーを・・・
・
・
あった あった
<CCレモン>にするか
それとも <DAKARA>にするか
おー <ダイエットペプシ>も 最近出ている
・
・
やっぱり <伊右衛門>にしよう・・・なんて
・
・
佐治さんと鳥井さんのお墓参りが出来て
何年か前からの 願いが叶った
体調は今ひとつながら
何故か 気持ちが落ち着いたのを覚えている
・
・
お二人の墓前に
・・・・サントリーを辞めて 何とかがんばっています・・・
・・・・どうか安らかに眠ってください・・・・
・・・・本当にありがとうございました・・・・・
そう 祈った
2006年12月05日
礼儀作法
日本は 礼節の国である
で あった・・・?
新幹線でやけに目に付いた
社内のお弁当、食べ物や飲み物のワゴン・・
・
・
各車両に 売りに来る
黙って ワゴンを押しながら
中央の通路を ゆっくり歩く
・
・
その車両を出て 次の車両に移る際
その売り子さん くるっと こちらを向く
深々と お辞儀をする・・・
・
・
車掌さんも 同じ
やたら お辞儀をする
丁寧で 礼儀正しい・・・ とも言えるし
全然 <礼>の意味が分かってないような気もする
・
・
「お辞儀」の意味を知らないで
マニュアル通りの 「動作」のように見えてしまう
・
・
銀行に行って 窓口で用を足そうと
店内に入る
「いらっしゃいまっせー!」 と
いっせいに声がかかる
・
・
そう いっせいに声が・・・・
どこかの 居酒屋みたいだ
・
・
中央に カウンターサービスの順番を待つための
整理券の 機械がある
案内の女性が 「今日は何の御用事で?」と
「あー これこれで来ました・・・」
私がそう言うと
「かしこまりました これこれですね!
それでは 整理券703番でお待ちください!」 って
・
・
おー 親切だ・・・
椅子に座ろうと思うと
「703番のお客様! お待たせいたしました!」と
カウンター窓口の女性に呼ばれる・・・・
・
・
いや 別に 全く待っていない・・・・
今 座るかどうかくらいで呼ばれたんだから
・
・
サービスが良くなった とは思ったが
礼儀 とかは感じなかった
・
・
だって名前ではなくて 番号で呼ばれて
それに何で一々 整理券なんて
・
・
そう言えば あのお辞儀
新幹線の中で見た お辞儀と
どこか共通している
・
・
無礼なよりはずっと良いけど
心がこもってない?
マニュアル動作・・・と言った方が合ってるかな
・
・
お辞儀をする時は
心して した方がいい
・
・
昔から言う 「心を込めて」って言うあれ
・
・
心を込めていないと
工事現場に書いてある お辞儀しているおじさんの漫画と
同じになる・・・
ご迷惑をおかけします~ でも我慢して
こっちは頭下げてんだから・・・と
・
・
上辺だけの挨拶 お辞儀が多いね
自分のこと棚に上げて言うけど
お辞儀さえしておけば 無難だ! みたいな
薄っぺらい 礼儀 を感じる
・
・
礼儀とか 礼節 って
すぐ 本物か商業マニュアルか分かる
そう 再認識した・・・
・
・
一番の 礼儀とは
本当は 個別に全部違うよね
銀行だったら
急いでいる サラリーマン
お年寄り
あるいは
会社の経理従業員さん
そういう人に それぞれ違うニーズがあって
個別に 可能な限り対応を変えるのが
本当の礼儀かも知れない
・
・
ありがとうございます・・・ と言う言葉
英語の Thank you に比べて
何と 素晴らしい響きだろう・・・・
・
・
社会で この「ありがとう」の本当の精神を持って
お辞儀が出来ると 素晴らしい・・・
・
・
くれぐれも マニュアル化に流されないよう
時には愚直に・・・
少し ぎこちなくても
心がこもっている方が
何倍も素敵だ
2006年12月04日
東京物語 その4
何でも ある
何でも かんでも売っている
売っていないものは ない・・と思うくらい
・
・
東京にいると 世界の物が何でもある・・
そう錯覚してしまうほど
便利に何でも手に入る・・・
・
・
お陰さまで どんどん1万円札が飛んでゆく
ハワイから帰ると あー こんな物も
おー あんな物もある! と
つい手が出てしまう・・・・
・
・
物質の豊かさは 世界一だと思う
ソフトドリンクの 販売機の前に立つと
迷ってしまう
どれを 飲もうか・・・・と
・
・
買うアイテムを決めるのに時間がかかる
・
・
ドラッグストアーに入ると
至れり尽くせりの 製品が
所狭しと置いてある
・
・
どのくらい 効力があるかは知らないけど
なるほど こんな製品があったらいいな と
思うほど 何でもある
・
・
物の豊かさは 益々心の飢餓につながる
そう 本に書いてある
不便より便利がいいけど
何でも物があると 満足感 充足感で
心が乾いてしまうような・・・
・
・
ドバイの砂漠では 感じなかった
何も無い砂漠に立つと
心が豊かになった気がしたが
何でもある 東京は ちょっと異様なくらい
心や思考に 焦燥感 とか 迷いとか
「どうしたらいいんだ・・・」なんていう
心臓の鼓動が聞こえてきてしまう
すっかり田舎者である・・・
・
・
目が疲れる
看板 ビルボード そして駅の切符売り場で
行き先の料金を「発見」するのに
じーっと あちこち 探す・・・
・
・
これから 5泊が限度だ・・・ 東京は
それ以上いると 自分の心身が参ってしまう
そんな感じがした・・・
・
・
いよいよ大阪に移動する
おー 新幹線だ!
・
・
これ 700系だ!
・
・
おー プラットフォームのデパート <キオスク>だ!
・
・
うおー お弁当 百貨店だ!
・
・
もう 何でもある・・・
便利だ
・
・
そう言えば 700系 のぞみ
確かに揺れなかった
時速280kmでも 揺れない
日本の技術って 凄い
・
・
新幹線に乗るといつも思い出す
小学校3年生の時 初めて「ひかり」に乗った時の事を
・
・
凄いなー と
ただ 車窓の景色が 飛んで行くように見えたのを
思い出す・・・
・
・
特急も便利でいいけど 鈍行も いい
人生 時速280kmばかりでなくて
時々 時速 20kmなんていうのも
おつな物かもしれない・・・・
・
・
さて 新大阪まで2時間半弱
車内でお弁当でも食べる事にしよう・・
・
・
2006年12月02日
東京物語 その3
東京の街角を歩いていて
本当に多いなー ・・・と感じるビジネス
・
・
飲食業・・・・
これ昔から
どうして こうも食べ物屋ばかりなのか
何で こう飲食店が並んでんの?
・
・
CVS これも凄い
便利だけど そこまであちこちなくてもいいでしょう
もう客の取り合いなんじゃない?
ワイキキのABCストアーなみだ・・・
・
・
それから あまりに沢山あって驚く業種
・
・
歯科クリニック・・・
・
・
本当に あちらこちらに ある
・
・
全国に 67,000軒あるんだそうだ
歯科クリニックが
そんなにあると 競争でしょう?
そう もの凄い競争らしい
歯科医になると BMWやベンツ と言うのは
昔の話らしい・・・
・
・
それから あちこちにあるのは?
牛角 と 三菱東京UFJ・・・?
あんた 東京銀行も 三菱も 東海も 三和も
みんな一緒になるもんだから
あちこちに 支店がある
そりゃ 便利だけど
通りの こっちと あっちに同じ銀行はいらないでしょう
・
・
まー 忙しい 街である
・
・
何でも 流行るとみんなやる
CVS でも
ドラッグストアーでも
スーパー銭湯でも
・
・
世界で これだけ自動販売機の多い国は無い
だって 夜中に現金が機械に入ったまま置いてある
盗られない これ奇跡である・・・
・
・
人間の 正しい成長に不可欠な色があるそうだ
赤 青 緑 の3色だとか・・・
・
・
人間は子供の頃から この3色を見て
この色を基調にした 生活空間で育つと
正常な精神状態の良い人間になるとか・・・?
・
・
そういえば 昔はどこも
赤い太陽
青い海や 青い空
そして 緑一杯の中で
日本人は育ってきた
・
・
でも 東京にいると
カラーペンの 蛍光塗料で書いた
赤 青 緑の 宣伝 チラシは見るけど
町全体が コンクリートと アスファルトの色
灰色 である・・・
・
・
暗くもなるか・・・
・
・
それにしても 帰国するたびに
カラスが益々巨大になっているような
・
・
ヒッチコック監督の映画 「鳥」 を思い出す
・
・
東京にいると カラスの鳴き声が
やけに 気になるのは私だけだろうか?
2006年12月01日
東京物語 その2
日本は バス電車の車内や
駅構内での放送がうるさ過ぎる・・
もう 皆慣れているせいか 文句を言う人もいない・・
・
・
内田さん 文句言わないんじゃなくて
もう 麻痺しているだけっす・・
あっ そうね・・ 麻痺するよね
あれ麻痺しなかったら おかしくなっちゃう
・
・
閉まる ドアーにご注意ください・・
閉まるドアーに 挟まれないようにしてください・・・
つり革におつかまりください・・・
「ポイ捨てを しない させない この街で・・・・杉並区」
車内で 川柳流して どうするの・・
・
・
宣伝もやたら多い
もう うるさくて 耳栓がいる・・・
・
・
あそこまで来ると 音の暴力だと思う・・
・
・
放送を流す事が 仕事をしていると思っているのだろう
聞かされる身になってみれば
商店街の宣伝や ごみのポイ捨ての川柳なんかより
瀬戸内寂聴さんの 法話とか
日野原重明先生の 長生きの秘訣とか
そんな話でも放送したらありがたい・・・
・
・
だって 乗客にはお年寄りが多いんだから
・
・
山手線の車内のニュース掲示板 あれは良い・・・
音は無くて 速報ニュースや天気予報
乗っている間に色々とその日の情報が分かる
あれは 本来の親切と言うものだ・・
・
・
車内 とか エレベーターの中
皆 笑顔が無い・・・
ブス っとしている
笑顔なんか 振りまいたら 精神異常者と
間違えられるからね・・
・
・
皆 居眠りするか
携帯でメールしてる・・・
横一列に座り 皆で 携帯持って・・・
カチャカチャ してる
・
・
世界に類を見ない光景だ・・と思う
・
・
車内の放送を聞いていて ・・・ いや聞かされて
その内容が
親切そうで 気が利いていない
サービスのようで 的を得ていない
乗客の為 と言いながら 乗客にはほとんど
役立っていない・・・
・
・
駅の構内放送・・・・
「先ほど 京浜東北線で 人身事故が有りました関係で
ただいま大幅にダイヤに遅れが生じております・・・・」
・
・
皆 「 またか・・」 って
そんな感じ?
・
・
「 ったくもー 」 って・・・
・
・
勘弁してくれよ もう・・・って
でも顔色も変えない・・・
・
・
人身事故と表現して
飛び込み自殺 とは放送しない
朝から乗客が気分悪くなるといけないから
それに
そんなこと一々気にしたり 同情していられない・・・って
・
・
早く 片付けて 電車走らせろよー・・・と
自殺した人のことなんか 誰も考えない
どうして ・・・ なんて誰も同情もしない
・
・
毎日100人近く自殺している国では
別に驚くことじゃないから・・・
一々 そんなこと考えない
・
・
学校でのいじめが原因で生徒の自殺や
予告自殺が「流行っている」 ・・・・
・
・
校長も自殺する・・・
責任とって
・
・
日本は自殺国家だから・・
美しい 自殺国家 日本・・・ではこれ 困る
・
・
どこでも 流れている 車内 駅構内の放送・・・
何も温かいものや 人情みたいなものを感じない
ただ 音だけ
ただの騒音にしか聞こえない・・・
・
・
都会の空気が汚れているんじゃない・・
日本と言う国は
どんどん 「気」 が悪くなっている・・・
そんな風に感じた