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2006年11月30日
東京物語
2週間ぶりに 日本から戻りました。
久しぶりの日本は 思ったほど寒くなく
ありがたかった・・・・・・・けど
引いた・・・
・
・
やっぱり 風邪を引いた・・
帰国後6日目くらいから・・・
でも 2日で 復活・・・
さすがボクサー・・・?
・
・
初日は成田空港に昼過ぎ到着し
そのままターミナルで
契約している顧客とミーティングがあった・・
・
・
さも 超多忙のビジネスマンである・・
・
・
その方の事務所が 成田に近いから
ただそれが理由だけど・・
・
・
3階にある レストランで
1時間ほどのミーティングを済ませ
そのまま リムジンバスに乗り込む
・
・
虎ノ門病院に入院中の義父を見舞うのに
ホテルオークラ行きのバスに乗った・・
・
・
ホテルに着いて 荷物だけ預け・・
ホテルから 2ブロック隣の病院に
歩いて移動し 病棟まで
思ったより 容態が芳しくないが
しっかり 握手をして見舞うことが出来た
・
・
東京は約 8か月ぶり・・・・
3月に ドバイへの旅行の帰りに寄って以来だ・・
・
・
毎回 日本に帰るたびに
思いつくことがある・・
・
・
昔は何とも思っていなかったことが
やけに 気になったり 驚いたり・・・
・
・
すっかり おのぼりさんである
・
・
成田空港に着いてから
買ってきたフルーツのお土産を
検疫カウンターで申告する・・
・
・
検疫検査官はとても 丁重な態度である
・
・
税関も とても親切で 変に威張っていない
あー 昔より 役人さんがずいぶん愛想が
よくなったなー・・・・なんて
・
・
杉並区だけでなく
どの役所も サービス重視・・・か?
・
・
いいことだな・・・
現場の職員さんのほとんどは
あのように 皆 真面目に働いている
たまたま 中央の偉いのが
ずるい事や 悪いことをするから
イメージが悪くなるけど・・・
・
・
東京には 一週間滞在した・・
明日から
ハワイの 内田が
何なのこれ? と思った日本でのあれこれを
勝手気ままに 思い出すまま
書いてみようか・・・なんて
2006年11月17日
ファーストネーム
アメリカでは ほとんどの仕事場や日頃のお付き合いでは
お互いを ファーストネームで呼び合う
しかし 相手が会社のトップだったり
お得意先の場合は どちらかと言うと
名字で呼ぶのが 普通・・・
・
・
英国では もちろんファーストネームで
呼ぶのが 一般的だが
余程 家族づきあい
または職場や 業務上で
かなり親しくならない限り
相手をファミリーネームで 呼ぶ事が多い
・
・
英国では <称号>があるからだ・・・
My name is Mr. Uchida と自己紹介する・・・
・
・
アメリカで これをやると
「何だ? コイツ・・・!」となるが
英国では 「私は単なる ミスターです」
Sir でも Baronでもありません・・
自分は称号の無い 普通の?人間です・・・と
相手に伝える意味もあるから
・
・
私は 今までハワイで仕事をしてきて
ほとんど 名字で呼ばれていた
私が日本人だから 地元の人も
名字でお互いを呼び合う 日本の習慣を知って
そう気遣っている事も 一つの理由だ・・・
・
・
でも 最近 ファーストネームで呼ばれるのが
好きになってきた・・・
・
・
家族の名前でなくて
私自身の名前で呼んでもらう・・・
・
・
名字で呼ぶと やはり堅苦しい・・・
何か 遠慮や
ファーストネームで呼ばせない
偉そうな態度を感じるようになったからかな
・
・
ボクシングで 皆から Hey Masaru ! とか
Good workout ! Masaru ・・・・と声をかけられる
とても それが心地よく感じるようになった
・
・
ファーストネームで 呼んでもらうと
大切な自分だけの 名前を感じて
むしろ相手にたいしても 親近感を持てるような・・・
・
・
もちろん日本の人には
いい歳した おじさんにむかって
マサル! あのですね・・・では
反対に話しづらいかも・・
それなら 「マサルさん」 でも良いし
もう 昔みたいに名前で
いじめを受ける事もないだろうから・・・?
・
・
これから 当地のアメリカ人には
Mr. Uchida は止めて Masaru って呼んで
そう頼もうかな・・と思い始めている
・
・
2006年11月15日
嫌われ松子
嫌われ松子の一生・・・を観た
いやー 面白かった
皆の演技が下手なのはともかく
昔 昭和の時代の風景と 古い価値観に
一人の優等生、親から見た理想の娘の
転落人生が
軽い音楽に乗って 面白おかしく
そして 明るく描かれている・・・
・
・
実は 面白い・・・と感じたのには
理由がある
・
・
・
・
自分も 昔小学生の時
「嫌われ内田」だったから・・・
・
・
題名を聞いて変に懐かしかった
昔 子供の頃 嫌われ者だった自分を思い出し
とても親近感が
沸いてきたような気がしたからだと思う
・
・
えっ? 内田さん 嫌われ者だったの?
そう なんですよ・・・
・
・
小学校では 皆から村八分・・・
転校生の内田はイジメの対象だった・・
・
・
何故嫌われたか 知らないけど
皆から 仲間はずれにされた・・・
校庭で遊ぶ時も
ドッジボールする時も
鬼ごっこする時も
遠足に行く時も
皆から 上手に いじめられ
仲間はずれにされた・・・
・
・
悔しくて 仕方が無かった・・・
ちくしょうって
家に帰って母親に 泣いて告げ口した
皆が いじめる!って
・
・
私の場合 名前が いけない
勝 (まさる) だから
皆から 言われた
・
・
おい! 内田!
お前 (まさる) だから
<ま> を抜けば <さる>だな! って
じゃー <間抜けざる>だ! あっは っはーーーー!
・・・・・・・なるほど うまい事を言う・・・・・・・・・
・
・
この野郎!
・
・
わーい 怒った怒った
「間抜けザルが 怒ったぞ!」・・・・・・って
・
・
家に帰って 両親に抗議した
なんで「勝」なんて名前にしたんだよ!って
・
・
涙で 顔をぐしょぐしょにして
台所で 母親に抗議した・・・
名前変えてくれよ・・・・と
・
・
嫌われるのは とても辛い・・・
いじめられるのは マジにキツイ・・・
・
・
特に子供の時は 本当に悲しい
・
・
でも 自分に そういう
他人から嫌われる要素が
あったからだと反省している・・・
・
・
嫌われる<何かの欠点>を持っていたのだ・・・と
・
・
そんな・・・
・
・
小さいときの そんな経験は
今でも 色々と影響している
・
・
相手を思いやらないと 嫌われる
自分勝手にしてばかりいると 嫌われる
自分だけ目立っていると 嫌われる・・・なんて
・
・
いつしか そんなことばかり考えて
ビクビク行動するような性格に
なってしまったような気がする・・・
・
・
でも それで今 何とか色々な方から
助けていただいたり
支援していただいたり
あるいは たまに
内田さんの話 もっと聞かせてくださいよ・・・なんて
声をかけていただいているように思う・・・・
・
・
嫌われ 勝 の 一生
さて その結末や いかに?
生意気
世の中 色々な人がいるけれど
一番嫌われる性格の中に
「生意気」な人 があると思う・・・・
・
・
生意気 を辞書で引くと
「差し出がましい 出過ぎ」 とある
そうね そういう人間がいる・・・
・
・
これ 自己中心 な人に 勝るとも劣らぬほど
嫌われる・・・
どうしてか?
・
・
謙虚じゃないし 間違えているから・・・
自分の 立場をわきまえずに発言するから・・・
・
・
日頃自分の立場をわきまえないでいると
人生がだんだんと
順調な軌道から 外れてくる・・
・
・
少しずつだけど 外れて
気がつくと 取り返しのつかない状態になっている
そんな ことが多い・・
・
・
子供の癖に 生意気な事を言って・・・
ま 子供なら 「全くもう・・」 くらいで笑って済まされる
・
・
でも これが いい大人だと 悲劇だ
周囲や相手が だんだんと遠ざかって行く
そういう わきまえのない 生意気な人とは
誰でも だんだんと 付き合わなくなる・・
・
・
本人 あまり気がつかない・・・
「 どうして この私の立派な考えが受け入れられないのか?」
なんて 益々 「分不相応」に悩む・・・
・
・
そういう人には あまりアドバイスしてくれる人はいない
余程の お節介か 暇人でなければ
そういう 生意気な奴とは 付き合わないように
誰でも距離を置くようになるから・・・・
・
・
私も 気をつけている
コンサルタント だなんて言って正論ばかり
理想論ばかり 立派なことだけ言わないように・・・
顧客の 考えにそって 話をするように
気をつける・・・
・
・
そうですね 本当にそういう考え方がありますよね・・・って
・
・
でも どうしてもその顧客からの依頼や
自分の仕事が嫌な場合・・・
人間 誰にでも一つ「権利」があると思う
宮仕えだと なかなかこの権利がないが・・・
・
・
その権利とは
自由に批判し、自分の意見を言う
そして
お金をもらっている その仕事を断って辞める権利・・・
・
・
これを間違えて
「批判しながら お金をもらう」のは
世の中で 一番見苦しい・・・
泥棒か詐欺と一緒だ・・・ オー !!
・
・
人間 文句を言いながらお金をもらうのは
道義に反する よ
・
・
生意気だと
余程 それを売りに芸能界や評論家の世界で
切った張った、時には右翼や 各種団体から
猛烈な誹謗中傷 最悪身の危険を感じるような脅しを
受けながら生きてゆく以外は
だいたい淋しい人生を送ることになる・・
2006年11月13日
人の喜ぶこと
さて とても良い天気の月曜日
道徳の時間である。
・
・
最近 日本の「いじめ」問題で騒いでいる
国の指導者や学校の先生の
なさっていることを見て 残念に思う・・・
・
・
自殺予告に 慌てたり
校内での「いじめ」を認めて
深々と頭を下げたり・・・
・
・
教育改革基本法案改正を急いだり・・・
全然 やってることが ズレているような
・
・
今日は書き始め ノッケから 偉そうだ・・・
・
・
そもそも 世の中
他人をいじめたり、嫌がることをする奴が多いのは
自分が 優しくされていないからだ・・と内田は思う
親も 学校の先生も
子供に優しくないからだ・・・
大人も 大人同士で 優しくしないから
世の中から 愛が無くなる・・・ギスギスする・・
・
・
いじめは 学校以外でも 会社の中でも起きる・・
社会全体で 広がる・・・
だって みんなイライラしているから・・
・
・
誉められたり 優しくされたり、
時に目をかけて厳しく指導されたりする代わりに
怒鳴られたり 圧力かけられたり
はたまた
無視されて放ったらかしにされたりするから・・・
皆 「ほんじゃ、俺も同じ様にやってやろうじゃないの・・・」ってなる
・
・
公共広告機構の 面白いTVコマーシャルを見た
学校の 参観日の風景である・・・
作文の発表・・・ テーマは「うちの子供」??
普通 学校の子供の書く作文は 「うちのお父さん」だけど
生徒達と 父親達が 入れ替わっている
父親参観日・・・・ あっ 今は保護者参観日って言うんだっけ?
父親達ではなく 「子供参観日」
父親の作文発表を 子供達が
教室の後ろで見ている
・
・
お父さん 脂汗をかいて・・・・
「うちの 息子は・・・ 息子の趣味は・・・・えーと
なんだっけ? 知らない・・・・」 と立ったまま下を向いてしまう・・・
子供のことを全然知らないので
そのお父さん教室の中で絶句する・・・と言うコマーシャル・・・
・
・
親が悪い・・・・ ってよく言うけど
その通りだよ
親が子供に無関心なのがいけない・・
・
・
親が 仕事ばかりで
売上げとか 成績とか 出世とか言って・・・・
子供に関心を払わないと
子供は グレる・・・
・
・
そんなこと言ったって生活費が・・・って
父親の使命は お金を稼ぐ事が最重要課題・・・と
大間違いをしている父親が多すぎる・・・
・
・
父親参観日・・・自分も嬉しかった
教室の後ろに オヤジが来た時は
マジに 嬉しかった・・・・
・
・
他のお父さん達とウチのオヤジを比べたりして・・・
ウチのオヤジの方が カッコイイ・・・なんて
先生に指されて 答えた後
後ろを振り返って オヤジを見る
ちょっとだけ 微笑んでいるような・・・?
・・・・・ おー やったぜー!・・・・・・・・・
・
・
来てくれたことだけでも嬉しかった・・・
仕事が忙しいのに・・わざわざ来てくれた
小学生でも その位のことは 分かる・・・
・
・
人間 自分が嬉しい事をされると
優しくなる
・
・
自分が嬉しかった事
相手が喜ぶ事を
他人にもしてあげるといい・・・
・
・
時々 思い違いで
「この お節介者!」って
怒られたりするかも知れないけど・・・
他人の喜ぶ事を すると
世の中全体が 優しくなる・・・・
・
・
人の喜ぶ事をすると
損だ! と思うアホがいる・・
・
・
あっ出た! また アホ・・・
・
・
これが アホでなくて 何か・・・・
人が喜ぶと その「ありがとう」の波動の
かなりの部分が自分に戻ってくる・・・
・
・
これに味をしめたら最後
ハマる・・・
虜(とりこ)になる・・・
<人を喜ばして 自分が嬉しくなる症候群>に・・・
まさに 病み付きになる
・
・
いつも どうしたら人が 喜ぶか?・・・・と
考える持病を患う・・・
一種の中毒症状である・・・・
しばらく 人を喜ばせていないと
禁断症状が出てくる・・・・
オーーーー って 手が震えて!??
・
・
人の喜ぶ事をしていると
他人からも
たまーーーー に、お返しが来る・・・
・
・
「内田さんに喜んでもらおうと思って これしておきました・・・・」って
・
・
これが 麻薬のように?快感なので
病み付きになる・・・・
・
・
人間社会は
この喜びの循環が一番大事・・・ <断言>
・
・
他人の喜ぶ事を するように・・・
ちょっと そんな目標を
誰にも気がつかれないように
そっと紙に書いて、
自分の部屋や車の中に置いて
時々その紙をカンニングしながら
素敵な 優しい一週間を・・・・
2006年11月12日
思いつめない
最近 いじめ とか 自殺のニュースが多いですね
毎日 学校の校長先生とか 生徒が自殺して
ニュースになっている・・・
・
・
でも マスコミの風潮に流されてはいけない・・・
日本は ロシアと並んで 自殺大国なのは
これ 今年から始まったことじゃないから・・
・
・
ニュース性があるから 記事に多く載るように
なっただけ・・・・
・
・
毎年 交通事故死者数の4倍ほど
3万人以上が 自殺している国だから
ロシア だけでなく
イラクの内戦状態と そう大差は無い・・・・
・
・
最近 思う・・・
日本人は 「思いつめる」 習性があるって
・
・
何でも 暗く 深く そして真面目に
思う・・・・のではなくて
思いつめる・・・・
・
・
思いつめると どんどん自分や相手を
追い込む事になる・・・
・
・
思いつめると 最後に何かがはじけるまで
行ってしまう・・・
・
・
思い 考え 悩み 問題を打開してゆく
と言う正常な思考回路が
思い込み 思いつめて 悩み苦しんで もういっその事・・・ と< はじける>
・
・
最近は 自殺の予告が流行っているね
皆に注目してもらいたいのか?
・
・
日本には 最近やっとカウンセリングや心のケアー
なんて 言う事を考える風潮が出てきた・・・
・
・
メンタルな 問題は
自分も子供の頃から知っている
「精神病院」 を思い起こさせ
「キチガイ」 と言う 差別用語を連想させるから
・
・
皆 一人で 隠れて悩む・・・
・
・
自殺まで行かなくとも
我々 誰でも 思い悩んだり
不安や心身の不調を感じることはある・・・
・
・
思いつめない・・・
これ 大事だね・・
そんな他人事だと思って 簡単に・・・って言うかもしれないけど
いかに こういうスキルが日本人には劣っているか・・・
腹切り文化の遺伝子があるのもそうだけど
弱者切捨ての価値観が社会の根底にある・・・
・
・
最低になったら 社会から相手にされない・・・って
恥をかくことを最低・・と言う価値観を持つ人は
最後に自分で<清算>してしまう・・・
・
・
アメリカでは カウンセリングや心のケアーは
当たり前のように 皆受けている・・・
・
・
そこで 皆 学ぶのは
Coping Skill だ・・・・
難題に どうCope with(対応 処理)するかの 能力・・・
・
・
スポーツ選手も
どんどんこのメンタルなトレーニングを
取り入れて 結果を出す・・・
・
・
思いつめないで どう対処するか
どう 考え方を変えるか・・
人生でも ビジネスでも
成功する上で これとても重要な
<スキル> だと思う・・・
2006年11月11日
職場規定
昨日はある日本資本の
ハワイ法人責任者から
ご相談を受けた・・・・
・
・
場所はいつもの ハレクラニホテルの
House without a key である
当社の 顧客との屋外ミーティングスペースだ・・・・??
・
・
現在そのハワイ法人には
彼女の下に従業員が5名いる・・・
たった5名と言っても つい昨年までは
マネージャー 一人だった会社だが
最近本業が 急に忙しくなり
人手が足りなくて
ここ数ヶ月で ハワイ在住の日本人を
5名採用した会社である・・・
・
・
今時 珍しい急成長振りだが
職場で いくつかの問題が出始めている・・・と
どう 問題に対処すればいいか・・・・
・
・
まだ深刻な問題 とか 訴訟トラブルではないが
職場での 倫理 規定の不備に加え
各社員の仕事の生産性と給与額に
不釣合が生じ始めている・・・と
・
・
そのマネージャーは
忙しくなる仕事のボリュームに加え
職場で生まれてきている
スタッフ間の「仲良しこよし」、「馴れ合い」主義に
ストレスと警戒感を感じはじめて
やや精神的に疲れている・・・・
そんなお話だった
・
・
本当は一昨日お会いする約束だったが
私の都合で 昨日に変更していただいた・・・
・
・
その会社の社員の仕事内容
そのマネージャーの持たれている
特定な従業員に対する不信感
そして
今までの 経過をお聞きし
アドバイスをした・・・・
・
・
まず
事務所の中の レイアウトを変更した方が良い
・
・
えっ? レイアウトですか?
そうです 今の事務所はただの作業場です・・・
・
・
たとえ 貸しビルの中の小さな事務所スペースでも
そこは 会社です・・・・と
・
・
どんなに少ない人数でも
会社ですから
それなりに 組織や各スタッフの
担当業務に合った レイアウトが必要ですよ・・・って
はーん そうですか・・・・
・
・
次に
従業員規定も無く
雇用契約から何から何まで
全て これまで
各社員と「口約束」でしてきた状況を
全部お互い書面で作成し 残す事
・
・
採用した社員の個人ファイルを作ること
加えて
来年1月から 各社員向けに
人事考課のシステムを取り入れるよう
アドバイスした・・・・
・
・
日本人は とかく
お互い 口約束が多い・・・
入社の時に
「この人 日本人だし 良い人そうだから・・」なんて
給与額とその人とだけの特別な採用条件を
いとも簡単に口頭で約束してしまう
・
・
これが後で もめる要因になる
・
・
面接の際は 履歴書見て
こう思ったんですけど
採用してみると 実は
全然期待はずれだったんです・・・・
なんてことは ちっとも珍しいことではない
・
・
ハワイで米国市民権やグリーンカードを持って
合法的に働ける日本人は
そう多くはないので
ついつい ・・・お互い日本人同士だし・・・なんて
信用し 「そうですね そうしましょう」って合意してしまう・・
労使双方が お互い
「こうして くれるだろう・・」と<勝手に>期待してしまう訳だ
そういうケースがものすごく多い・・・
・
・
職場での問題は こういうお互いの思惑違い
仕事や職務分掌に対する認識、理解のズレから
生まれる・・・
・
・
労務問題は 頭が痛い・・・
このマネージャーも
膨大な仕事に加えて
労務管理業務も担当しながら
日本にいる社長以外、
誰にも相談できないで
精神的に参り始めていたそうだ・・・
・
・
皆誰でも そうですよ・・・
どこの会社の管理職も一緒です・・・って
・
・
職場の人間関係は 残念ながら
あくまで仕事上での人間関係・・・・と割り切って
考えた方がいい・・・
そうアドバイスした
・
・
「お友達」 とか言う概念は
捨てた方がいいですよ・・と
・
・
そんな同じ日本人同士で ずいぶん冷たいんですね・・・って
言われるかも知れないけど
職場での労使関係や人間関係は
日頃の私的な友人関係と
一線を画した方が 無難である・・・
だって ここはアメリカなんだから・・・・
ほー ・・・・
・
・
どうしてか
お互い 「労使関係」 になった途端
全ての問題を 100%同じに
共有できなくなるから・・・
・
・
そして 労使で言えば 法律は雇用者側に不利に
出来ている・・・・
あー メキシコが 羨ましい!!
・
・
そりゃー 会社の売上げ伸ばして
もっと 待遇改善を会社に申し入れよう・・・
これは 管理職も 社員も同じであるはずだけど
仕事のボリューム、 担当職務内容
与えられる責任と権限は
必ずしも 労使双方で
全て役割分担と 補完の関係に
満足がいかなくなるのが当然・・・
・
・
昨日のご相談の結果
是非 本格的にコンサルテーションを
お願いしたいとご依頼を受けた・・・・
・
・
来週から この方と
会社の職場規定の充実と
各社員の労務問題の解決方法
そして今後の人事管理に関する
具体的な書類整備などの
コンサルテーションに入る・・・
・
・
大変ですね・・・でも それが管理職の仕事ですよ
大丈夫 今のうちにしっかり職場の規定
人事制度の基礎を作っておけば 後が楽ですから・・
まだまだ こんなの問題の内に入りません
・
・
私がそう言うと そのマネージャーの表情が
安心して 急にハツラツとしてきた・・・・
2006年11月10日
子供心
昨日は 朝6時から仕事をし、
午前中ボクシングの練習に行った・・・・
2時間の練習でヘトヘトになるが
コーチのアレンに 言われた
マサルの 左ジャブは なかなかのものだ・・って
まだ フットワークが不十分だが
動きがだいぶボクサー「らしく」なってきた・・・と誉められた
・
・
嬉しかった
人間 いくつになっても
誉められると 子供のように嬉しいものだ・・
・
・
お調子者の私は そう言われると
子供みたいに はりきって
右のストレートも 体重が乗ったかなりの重さになって
アレンのミットを ヒットする・・・
・
・
オーーー ・・・ アレンが驚いて Good !って言ってくれる
There you go ! って
・
・
たまらなく 嬉しい・・・
「豚も おだてりゃ・・・・・」である
・
・
そう言えば 内田さん
一昨日の 顧客の通関トラブルは
どうしました?
・
・
あっ そう、 それそれ
うまく 通関できた・・・
私の緊急出動で 明日の会場への搬入が
可能になりました・・・
・
・
午後には 日本から到着した荷主の方を連れて
イベント会社の 倉庫まで実際に足を運び
この目で 確認してきた
・
・
「間違い ありません・・・これで助かりました」
お客様も ホッと一安心 笑顔で喜んでくださった
・
・
夕方からは 別のプロジェクトのミーティング
顧客調査の結果 なかなかの手応え・・・・と聞き
良かった・・と嬉しくなる
・
・
このプロジェクト依頼主にも いい仕事をして
喜んでいただきたいから・・
・
・
昨日は 一日中 とても嬉しかった
・
・
コーチの アレンに誉められて
いい歳した オジサンボクサーも
子供心のように 「よし 益々頑張るぞ・・・」 なんて
来週の火曜日の練習がまた楽しみである・・
2006年11月09日
選挙
アメリカでは 人口の1%の 超富裕層が
国民の富の40%を握っていると言われている
・
・
この超富裕層 とは金融資産500万ドルを超える
と言うのが定義らしい
昔はミリオネラー と言われていたが
富める者が どんどん金持ちになるアメリカでは
ここ10年での 経済成長で
ペンタミリオネラー と言う新語が生まれた
「ペンタ」 とは 「ペンタゴン = 五角形」の意味から来る
・
・
そう だから
5ミリオン以上の金融資産を持つ者・・・と言う意味だ
・
・
今回の選挙で ブッシュが大負けした・・・
やっぱりイラクだった・・・
そりゃー 大量破壊兵器だなんて
言いがかりつけて 戦争しかけて
本当に占領しちゃったものね・・・
・
・
アルカイダとサダムフセインだ! って言って
本当はイラクが ドル建ての石油取引を
ユーロ建てに変える・・・て言ったから
チェイニー 副大統領と
「これ やっぱ マズイ よね・・・」って
「じゃー やっつけちゃおう・・」って
これが本心なのに・・・
・
・
二人とも 石油資本代表だから
バンバンミサイル打ち込んで
両方の国の兵隊犠牲にして
イラクの国民を何万人も 殺して・・・
これを 「テロとの戦い! 自由の為のコストだ」
って言いながら
・
・
凄い国だ
本当に 番長みたいな大統領だ
・
・
昨日の選挙敗北で
まずラムズフェルド国防長官を更迭して
イラク政策を 見直すって・・・
・
・
ブッシュの演説と記者との会見をテレビで見た
「短期の国民的人気ではなくて やらなければいけない事を
これからも実行する・・・」って
・
・
えっ?
あんた 国民の言う事は関係ない訳?って
自分がやりたい通りに やるんだ!って
そう考えているの?と思った
でも アメリカの大統領制度は
その位 強力な権限を 大統領に与えている
・
・
ブッシュ大統領を見ていると
お父さんと比べて 本当に
感情的に カッカ カッカ! する性格が
画面から飛び出してくるように分かる
・
・
あと 2年で アメリカも女性大統領誕生か?
あと 2年で政権交代か?
・
・
共和党ブッシュ政権は
この超富裕層の為に
相続税を恒久的に廃止しようと
法改正を急いでいる・・・
・
・
アメリカから 相続税が消えたら
今の貧富の差が これから
もっと もっと天文学的に広がる
メキシコみたいに
・
・
ブッシュ政権は
石油業界と軍需産業の為に
これから 残り2年
やれる事を全てやるはずだ・・・
・
・
そして 一番危惧している事・・
選挙が終わったから
原油がまた上がり始める
・
・
選挙で負けたから
民主党に政権を取られるように譲歩して見せて
米国内に実際にテロを発生させる
そう 「やらせ」 と一緒
・
・
それで 次の選挙で
ほーら 国民よ
民主党の言うとおりにしたら
テロが起きたろ~!・・・って
・
・
アメリカの政治は 本当にそのくらいの事は
平気でする・・・・・
・
・
こんなことぐらい 選挙戦略として
平気でやる・・・
真珠湾攻撃の歴史が証明している
・
・
米国の遺伝子は
そういう 弱肉強食と
富める者の パワーをより強める性格を持った
戦争優先主義 軍事国家だから・・・
2006年11月08日
足を運ぶ
最近 電話 ファックスに加えて、Eメールが一般的で
とても便利な時代になった・・・
・
・
サントリー勤務時代 ハワイから一度
日本に転勤で帰国したのが95年だった・・・
ワイン事業部に転勤となって 企画グループに配属・・・
そして ちょうどその時
全社で PCが導入され
社内での通信にEメールが導入されることになった
・
・
あまりそういうの 好きではなかった
コンピューターなんか 気嫌いしていたから
・
・
それが運悪く・・・ いや これが結果運良く
事業部に Eメールを導入する体制作りの
担当窓口となってしまった・・・
・
・
おい おい 俺がコンピューターか?
何 イーメールって?
・
・
そんな感じで セミナー
会議に出席する
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戸惑いながらも
事業部のメンバーより先に勉強すると
自然と事業部のメンバーに教えたり
指示したりする立場になった・・・
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その時 こんなものが
こんなに世界各国で
こんなに沢山の人に
こんなに便利に当たり前に
使われる時代が来るなんて
想像もつかなかった・・・・
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便利な時代だ
電話でも 用が足りるし
ファックスも 助かる
Eメールなら 瞬時に的確に
相手にかなりの情報を伝達できるし
受信もできる
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しかし コンサルタントをしていて
この文明の利器をフルに活用しながらも
絶対の心情としている事がある・・・
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必ず 現場に足を運ぶ・・・
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一度 必ず自分でその会社や業者を訪問する
絶対に 電話とメール「だけ」で済まさない
ま そりゃ大した事じゃなければ別だが
トラブルや 難しい問題の場合
必ず 先方まで出向くようにしている・・・
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あちらさんも 忙しい・・・
「 何! わざわざ 来たの・・・」 なんて顔される
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でも 構わない
相手の事業所まで行って
話を聞いてくる
それも 笑顔で・・・
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この 「笑顔で訪問する」のが大事
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最初は怪訝そうな顔している相手も
私の笑顔を見て
「おー? まー 座んなさい」って 言ってくれる
日本のように お茶なんか出してくれないけど
そのトラブルやこちらの用件に
集中して対応してくれるものだ・・
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一昨日から ある日本の大手精密機器メーカーから
ハワイでの展示会で使用する 器具 機材の
通関が出来なくて困っている・・・との
SOS が入った・・・
私のウエブサイト見て お問い合わせをくださった・・・
以前にも通訳のお問い合わせをいただいた方からだった
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来週のホノルルでの展示会に
この機材が絶対に必要なのに
通関できないんです・・・・と
何とかなりませんか?って・・・
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内田救急隊の 出動である・・
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空港近くにある フォアーディング会社を訪問する
「この書類があればOKだよ、 もうファックスしておいたから」
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・・・・そんな訳ないんじゃん・・・・と思いながら
その担当者が 今朝ファックスした・・と言う
書類を持って 通関業者の事務所へ行く・・
何も行かなくたって電話したら? って言われたけど
サンキュー でも自分で行ってくる・・・と
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やっぱり 不安は的中・・・
そもそも まずその書類のファックスは
通関業者の担当者には届いていなかった
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車で移動した私より ファックスのほうが早いはずが
ファックスを送った側はもう これで 安心・・・と
思っていたようだけど
私の不安が的中・・・未着だった
ハワイでは こんなことは日常茶飯事だ・・・
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ファックスが届いていなかっただけでなく
私が代理で 届けたその書類では
通関できないよ・・・って
ほらねっ ! だろー!
また当たった 私の予感が・・・
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通関業者の事務所の一番奥にある
社長室に通された・・・
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日系人の 79歳になるその社長は
大学教授のようなコワイ顔して
書類の山を 一つ一つ整理して
ダメだよ これじゃ 通関できない・・・って
あんた 誰?って
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ほら! やっぱり
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何が不備で 何が絶対に必要なのか
その社長から 細かく聞く・・・
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謙虚に 相手のお叱りを聞きながら聞く・・・
何も 私の間違いじゃないけど拝聴する
そして
「そうですかー ごめんなさいね・・・」って
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No No, It's not your fault! ってその社長は言ってくれるけど
謝っちゃう・・・・
すみませんでした。 すぐ日本に連絡します・・・って
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謝らせたら 内田の右に出る者はいない! ?
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その社長 すっかり機嫌を直して
丁寧に 一つ一つ教えてくれた
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ボクは日系三世・・・
両親は福岡と 熊本の出身でね・・・なんて言いながら
へー そうですか
私の田舎は 山口です・・
なーんて
すっかり お友達になってしまう・・・・
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日本のシッパーとの連絡で 昨夜遅く
一通りの書類が Eメールで届いた・・・
これで また今朝もその通関業者に足を運んでくる
メールの転送と 電話だけでなく・・・
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そして もしうまく通関が出来たら
荷物の搬入先に 実際に荷物が届いたかどうか
これも電話でなくて 自分でその会社の倉庫まで
行って確認してくるつもりだ・・・
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文明の利器は もちろん便利だけど
あくまで 自分の足で 現場に行って
実際に自分の目で見て 確認して来た方がいい・・・
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仕事に だめを押す だけでなく
どんな面倒くさい事でも・・
いや
面倒くさい事やトラブルほど
現場に足を運んだ方がいい・・・
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先方まで 足を運ぶと
色々な発見や 思わぬ出会いとかの
追加のご褒美もあるものだ・・・
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依頼人、顧客にコンサルタント料の請求書を作成するのは
依頼事項を 確実にこなし、 自分の目で実際に
結果を確認してきた その後である・・・
2006年11月06日
犠牲
おはようございます!
もう月曜日だ
あっという間に 先週が終わり 今週が始まった
光陰矢の如し・・・である
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それでは 皆さん着席を・・・
かったるい と思うけど道徳の時間・・・
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さて 今日のテーマは 「犠牲」について
人間は この 犠牲 と言う言葉を聞いて
はっ! と対応が二つに分かれる
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普通 100人の内 99人の人が
「マズイ! 逃げろ!」と 反射的に考えて反応する・・・
だって 犠牲になるのは 嫌だし
だいち 損だから・・・・
冗談じゃねーよ!って・・
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しかし 100人の内 1人は こう反応する
はい! 私が受けます・・・って
その 損な役回り 私が担当します・・と手を挙げる
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日米野球の特徴の大きな違い
<犠牲バント> についての考え方
アメリカでは あまり日本のように
犠牲バントはしない・・・
だって 点を取るために
そのバントさせられる選手の
記録や個人の能力を 犠牲にするから
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一方 日本野球
犠牲バント が多い・・・
個人の記録なんかより 徹底したチーム優先
チームが勝って 初めて個人である・・
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でも 犠牲的精神・・・・
これは 日本でもアメリカでも尊ばれる・・
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アメリカ人も 犠牲的精神が 大好き・・・
そういう人を とっても尊敬する・・
イラクやアフガニスタンで亡くなった米兵
9.11で 炎上するビルに救助に向かって
倒壊するビルの下敷きとなって殉職された
警察官 消防士の方々・・・
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こういう犠牲になった人達にはヒーローとして
惜しみない賛美を贈り 残された家族を
皆で支援する文化がある・・・・
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何故か・・・・
犠牲になる・・って
言うのは簡単だけど
実際になかなか出来る事じゃないから
命がかかっていれば これなおさらだ・・・
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たとえ命じゃなくて
お金や時間、
あるいは手間のかかる「損する」ような役割も
誰だって嫌だ・・・・
えっ? そんな 何で俺が?
嘘でしょう?・・・って
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あー すんません・・・
ちょっと用事を思い出しました・・・って言いながら
逃げる人がほとんどだよね・・・
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ビジネス 仕事 人生で成功したければ
犠牲を払う精神を身につけるといい・・
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逃げないで 一番損な役割を果たすといい
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いちいち 言い訳して
損な役割を断らない方がいい・・・
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例え 周囲の人から
お人好し・・・とか
真面目・・・とか
バカな奴だ・・・とか
嘲笑されても 気にしない
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損と得があれば
損の方を取った方が人生上昇するよ・・
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得ばっかり考えていると
それもまして 他人を犠牲にして
自分の事ばっかり優先していると
<誰か>から 手痛いお仕置きを受けます・・ 断定
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犠牲的精神を忘れている大人が多いよね
子供みたいに
自分の成績ばっかり
自分の部署の実績のことばっかり
自社の利益ばっかり真剣に考えている・・
俺はがんばって会社の為に仕事してる・・・と勘違いしながら
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そういう大人が多過ぎる・・・
可哀想に・・・・逆だよ 逆っ !
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成功したければ 犠牲になるといい
それも 喜んで犠牲になるべきだ
だって 世の中
必ず最後には帳尻が合うんだから・・・
100人のうち 一人だけに与えられる
ご褒美 気づきを与えられるよ・・・ 断定
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では今週は「犠牲的精神」で 良い一週間を
2006年11月03日
三つの <かく>
人生に 成功しないタイプ・・・
色々とあるけど
三つの 「かく」 が原因だそうだ
義理欠く・恥かく・人情欠く・・・・・
誰が言ったか知らぬけど 名言だ・・・
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義理を欠かないことも大事
恥もかかないように
そして
人情に厚く・・・・
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そうしないと 人間成功しない・・と
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それと お金を貯める為の 三つの 「かく」
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これは
義理欠く 恥かく 汗をかく・・・だとか・・・
ちょっと情けないけど 言っている意味は分かるような・・・
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しかし 年寄りには
この最初の 三つの 「かく」
義理欠く 恥かく 人情を欠くのが
長生きの秘訣だそうだ・・
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日本は 冠婚葬祭や お付き合いが
日常の仕事 生活でとても重視されるけど
これが いかに人間の体力と時間、そして
財政面で負担になっているか・・・・と
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長生きしたけりゃ
冠婚葬祭には 出ない?
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着る物も 流行なんか追わないで
カッコなんかより 機能性重視?
恥をかいても 気にしない・・・
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ついつい 人情に負けて
他人の問題に巻き込まれて
足を引っ張られないように
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そんな 一見薄情で ケチで 無慈悲な生き方が
ストレスや 無駄な時間を少なくして
快適に 生きていける・・・・ なるほどそうかも知れない
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疲れるよね 日本の冠婚葬祭の文化・・・
心からの お悔やみと お祝い・・・と言うよりも
義理で 行く事が多いもの・・・
サラリーマンの営業幹部で忙しい人は
会社に 白ネクタイと 黒ネクタイをいつも用意して
お通夜と 告別式・・・・
披露宴なんかを はしごする
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あっと言う間に 半日 一日が過ぎて
「仕事をした気」 になってしまう
お付き合い 義理立ての冠婚葬祭出席は
本来の仕事ではないはず・・・
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これは 日本民族が古くから持っている
「礼の精神」とお互いの「互助精神」を
「私は・・・ わが社は忘れず持っていますよ」
と言う証を 披露することが主な目的だからね・・・
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何でも欠かずに 努力するのも立派だけど
お付き合いも 限度 程度と言うものがある・・・・
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薄情は いただけないけど
虚礼もいい加減見切るようにした方がいい
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完璧でないくらいの方が
人生 気が楽だと思う・・・・
2006年11月02日
雨
今日は朝から 雨模様
ボクシングの練習に出かけたら その地区だけ停電で
ジムはクローズ・・・・
やれやれ また停電である・・・
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雨脚が だんだんひどくなると 道路が益々混雑してくる
仕方がないので メンバーになっているGold Gymへ行く
駐車スペースが 無い!
どこのパーキングメーターも 一杯・・・
やれやれ 仕方が無いので
自宅に戻り 今日は外へ出るな・・・と言うことなんだと
観念し、4階のジムでトレーニングして サウナに入る・・・
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すっきりしてこれから顧客から依頼のあった
調査報告書を書く・・・
<仕方が無いから> と言うけど
たまには予定通り行かない日があっても良い
そういう時は 他にある仕事をやれば
明日以降 楽になるから・・・
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「成功者に学ぶ時間術」夏川 賀央、成美堂出版によると・・・・
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●時間はすべての人に同じく与えられているのに、
どうしてこんなにも差があるのでしょうか。
私は、その差は、時間の使い方の習慣にあると考えます。
●時間を増やすためには、まず、ムダを省きましょう。
ムダを省くとは、目的を持って行動するということです。
●次に、すきま時間を活用します。
常に本を持つ。通勤中に本を読む。トイレで本を読む。・・・
いろいろやれることはあるはずです。
●そして、決定的なのは、早起きの習慣です。
朝の一時間は、夜の三時間に匹敵します。
と ある・・・
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トイレで本を読むのは あまり感心しないが
本当に時間の使い方で、人間人生が変わる
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仕事の効率、出来映え、さらには
収入まで違ってくると感じる・・・
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今週も あっという間に 木曜日
今年も あっという間に 11月
人生も あっという間に・・・・だなあ
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雨の日は いつも忘れがちなことを
思い起こさせてくれるから 好きだ・・・
2006年11月01日
秋の気配
最近 少し涼しくなってきた
ハワイも やっと暑い夏が終わろうとしている
ハワイは常夏 と言うけど
住んでいると それなりに
四季の変化を感じる・・
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四季と言っても
日本のような 春・夏・秋・冬 ではなくて
春・夏・秋・雨季 と言った感じかな・・・・
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ハワイに住んで もう15年近くになる
ロンドンに 住んでいた期間を入れると
もう20年も日本の外に住んでいる
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ハワイに住んでいて ありがたいと感じるのは
もちろん この貿易風と 最高の気候だけど
実は タバコの文化が少ないこと
そう 空気が良いということだ・・・
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日本でも 最近ずいぶんと分煙が進んでいるけど
ハワイは それよりかなり厳しい規制で有名・・・
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レストランではタバコは吸えない
11月16日から ハワイ州では新たに
タバコの規制が強化される
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レストランはもちろん バーでも
ホテルのロビーでも 喫煙は違法行為
$50の罰金だ・・・・
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セカンドスモークを防ぐため・・・と言うのが
その一番の理由・・・・
タバコを吸う 日本人観光客はかなり
ハワイ以外の観光先を探すと思う・・
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観光業に対する打撃を 心配した声もあったが
セカンドスモークの被害に比べれば・・と言う大勢に
押し切られたとか・・・
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タバコを吸わない 自分には
ありがたいけど
困る人も多いと思う
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アメリカに住んでいて
ハワイに住んでいて
日本と比べると 日本がアメリカの
10年くらい後ろから 追いかけてくるのを実感する
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政治のスタイル
経済、投資、金融、会計、税制・・・
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スポーツ、芸能、
法規制、訴訟社会・・・
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日本の新聞の記事を読んでいて
えっ? 日本はまだ これ違法じゃなかったの?
と思うことが度々ある・・・・
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アメリカが全部正しいとは思わないけど
日米同盟の強化は
そんな 国や法律 価値観の同盟強化にも
つながっているように見える・・・
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ハワイの椰子の木も 秋空の下で揺れている・・
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よく日本からハワイに派遣されて仕事をしている
日本人の方と話す・・・・
色々と苦労もあるけど
今の苦労を経験して 日本に帰国すると
分かると思いますよ・・・
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日本の政治、経済、文化がどんどん欧米化して
若者の価値観まで それに平行して変化しているから
きっと困惑したり驚かなくなると思います・・・・
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そんな価値観の変化を10年先取りして経験した・・と思えば
必ず 役に立ちますよ・・・と
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ハワイで働く・・・と同時に
日本人としての 昔からあるちょっと硬直した価値観を
思い切り崩すといい と思う・・・
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日本人の、勤勉で正確な仕事振り
そして 礼を重んじる心は忘れずに・・・
もちろん これが条件だけど