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2007年11月29日
接待
サントリー勤務時代
カウアイ島にあるサントリーが所有する
プリンスヴィルリゾートの仕事をしている時だった
当時サントリーの川口順子(よりこ)常務から
Eメールを受信した
・
・
川口常務は 元通産省の出身で
サントリーに入社し
民間企業と国の政策の間で多くの業績を残された
サントリー社内では珍しい、官僚出身の役員だった
・
・
その役員自らのメールで・・
ある 通産省の官僚がご家族でプリンスヴィルを
訪れるので よろしくお願いします・・・・
・
・
メールの内容は端的に それだけだった・・・
・
・
日本からの サントリー関係の
VIPを担当していた自分にとっては
この依頼は
かなり特別だった・・・・
・
・
きっと 通産省で 色々とサントリーが
お世話になっている方に違いない・・・
・
・
これは 大変だ・・・・
上司から 何か依頼が有れば
痒い所に 手を伸ばし
「あうんの呼吸」で
きちんと現場で 対応するのが当たり前・・・
・
・
通産省官僚ご家族が到着する予定の当日
時間に合わせて ホテルロビーで
待機する・・・
・
・
生粋のラブラドール・レトリバー タイプだから
尾っぽの振り方も 最大限にできるよう
よーく 尻尾の柔軟体操もしておかないと・・・・
・
・
川口常務より お聞きしております・・
ようこそプリンスヴィルへ・・・って
何度も 頭の中でお迎えの仕方を練習する・・・・
・
・
あー 到着だ・・・
間違いない・・・・
日本から届いていた事前情報で
すぐそのご家族が VIPと分かる
・
・
あのー ○○様でいらっしゃますか?
はい あー 内田さんですか!って
・
・
はーーーーーーい !
ようこそ プリンスヴィルにお越しになりました
どうもお疲れ様でした・・・・って
・
・
千切れんばかりに 尾っぽを振る・・・
サラリーマンは 辛い・・・・と言うよりも
情けない・・・・
・
・
仕事 出世 重役に良い評判を届けてもらいたい
そう思う心の底の 煩悩が
自分の尻尾を ブンブン振らせる・・
・
・
・
その官僚の方・・・・
あー わざわざ申し訳ありません、内田さん
川口常務から お聞きしております・・・って
・
・
いえいえ ナーンもお気にされませんで
如何でしょうか?・・・・
チェックインされたばかりでお疲れでしょうが
階下の カフェ・ハナレイ でランチでも・・・と
・
・
そう言う 自分の姿にハッと気がつくと
腰が曲がって もみ手だ・・・
・
・
運動部出身の自分には
こんなことくらいしか 自分の評価を上げたり
お客様に喜んでもらう事は出来なかったから・・・
・
・
さー 海の見えるレストランでお食事でも・・・って
一生懸命 手荷物を持たせていただき案内しようとした・・・
・
・
そうすると
その官僚の方 かしこまって・・・・・・
内田さん 本当に心遣いありがとうございます
しかし 私 役人でして
そのようなおもてなしは 一切お受けできないんです
御気を悪くされないでくださいね・・・って
・
・
そばにいた 奥様も
深々と 私にお辞儀をしている・・
・
・
いやー そのー 川口常務から・・・・って
・
・
ダメだった・・・
・
・
その官僚 最後まで丁重に
私の態度より もっと丁寧にこう言われた
・
・
家族で こんなに綺麗なリゾートに
泊めていただくだけで
最高の幸せです・・・・って
・
・
はー ・・・・・・・・・・・・・・・・
・
・
しかし料金も全部いただいているわけで・・・
・
・
拍子抜けした 私が
かしこまりました
それでは○○様
ご滞在中 何かご不便があれば・・・って
自分の携帯電話の番号を渡す・・・・・
・
・
その紙を 深々と頭を下げて
受け取ったその官僚ご家族は
ご出発 最後の日まで とうとう
電話も特別依頼も 何もしてこなかった
・
・
・
さー 大変だ・・・
わざわざ本社の常務から 「よろしく」メールが
届いたのに・・・
・
・
何も一切 「よろしく」 していない・・・
出来なかった・・・・
・
・
だって お客様当人に断られちゃったんだから・・・・
・
・
・
あちゃー こりゃ困ったなーって
・
・
後日 再度川口順子常務より
丁寧なお礼のメールが私宛届いた・・・
・
・
・
通産省の○○さんより 内田さんにお気遣いいただいた・・・と
お礼の挨拶がありました・・・
・
・
余計な 気遣いをさせてごめんなさいね・・・・・・って
・
・
感激したなー
役人とか 役人出身の多くの
凄い 贈収賄のプロみたいのを
見慣れていた自分には
何故か 思い切り拍子抜けするほど
純粋なおもてなしと遠慮の気持ち
そして 官民でのもたれ合いに
お互いが自らを律する心を思い知らされた・・・と
・
・
かなり 恥ずかしかった・・・
ちょっと振りすぎた 尻尾も痛いような・・・
・
・
・
防衛省の元お偉方、逮捕されちゃったね・・・・
それも夫婦で・・・
この時期からの東京拘置所は寒いよ・・・・
・
・
さすが 検察!
日本には まだ正義が残っている事を
国民に証明して欲しい
・
・
ところで 何を隠そう…
この元通産省 ○○さん
その後 ある地区から参議院議員選に出馬し
見事に当選された・・・
・
・
川口常務は
森内閣発足時より サントリーを退職され
環境庁長官 外務大臣と出世され・・・・
内閣外務審議官などを歴任されて
現在は 参議院議員である・・・
・
・
あの 謙虚なお礼のメールをいただき
そんな やり取りしか知らなくて
一度もお会いした事の無い「元」上司であるが
この元官僚 現参議院議員の○○さんと共に
私の誇りとする方だ
・
・
2007年11月28日
人・物・金
ビジネスの重要な3要素
人 物 金・・・・・・・
・
・
日本からの投資家の方と会い
色々な問い合わせ ご相談を受け
最近 特に感じるのが
日本人の 「人」 と言う資産に対する 考え方
・
・
物や金・・・・
つまり商品とか物件・・・・
買収価格とか必要経費・・・・
これに対する 理解力と重要度の認識は
あまり心配ない・・・・
・
・
しかし 99%の問い合わせに
この 人 の部分の考察 事前準備・計画が
あまりに稚拙で 浅いのに驚く
・
・
事業は人なり・・・・・・・・
と言う格言は 経営者皆聞いたことがあるはずだが
これを 「仕事をするには人間雇って 働かせれば」
という意味に、
誤解しているのではないか・・・と勘ぐってしまう
・
・
・
事業は 誰が担当するかで決まる・・・・
・
その「担当責任者」の
才能・経験・熱意・責任感・努力で
成否が決まる・・・・と言う意味だと 私は考える
・
・
そして その「人」も オーナーや会社の
大きなバックアップ、理解、援助などを受け
何よりも 経営者側からの暖かい励ましと
時に 厳しい叱咤を受け
・
言葉を変えれば 「目をかけられて」
良い仕事を継続して行ける・・・・
・
・
いわゆる 人間として「人財」として扱われ
皆のいない影で努力している部分も
しっかり評価してもらい
その人が 持つ能力以上の結果を出せるよう
オーナーや経営者が
日々真剣に 気を配ってあげる事が重要である
・
・
・
戦争での 日米の兵隊に対する
重要性の認識の違いにも現れるけど
第二次大戦での日本海軍は 大切なのは飛行機で
パイロットは「使い捨て」だった・・・・
・
・
・
優秀なゼロ戦があれば
戦争に勝てる・・・・と大本営は考え
いくつもの空中戦や爆撃作戦を
経験した 有能なパイロットを
守る・・・ と言うより 死ぬのは当然と
次から次へと 「無駄遣い」してゆく
・
・
最後は 特攻作戦で
国がパイロットに死ね・・・と
・
・
日本という国は
人に対する扱いやその育て方が
非常に後進国である・・・・・
・
・
・
物件が良くても
資金が十分でも
しっかりとした適任者が
プロジェクトを担当しなければ
その計画は 必ず失敗する
・
・
・
これが 海外事業の場合
結果はもっと 露骨に出る
・
・
イヤー 内田さん そう分かったようなことを言うけど
そんな有能な人材がいないんですよ・・・
・
・
そう? それなら社外からヘッドハンティングで
見つけてくればいい・・・
その道で 海外で経営マネージメントの経験がある
有能な人材を 相場の年棒で採用して担当させる・・
・
・
間違っても 入社何年で よく頑張っている
よい社員・・・・ そうねアイツに行かせよう・・・なんて
簡単に人選してはダメだ・・・
・
・
そして
有能な適任者を指名し、担当させたとしても
オーナーや経営者 直属の上司自らが
いつも熱い気持ちで現場を見守り
常日頃から 細かいところに気をかけ
その人の 努力や払っている犠牲に
感謝やねぎらいの言葉
そして時には些少なりとも報奨を
用意するくらいの心がけをして行かないと
中々 プロジェクトも進行しないと思う
・
・
戦後の日本のように、
すき焼きをたらふく食べれれば
死ぬほど働いてもいい・・なんて日本人はもういない
・
残念ながら日本は
「人」を大事にしない国だ
政治家 も 経営者も
この部分で 共通している人が多い
・
・
何故か・・・
・
・
日本人は 地位・肩書の高い低いに
人格の高い低いが 比例してるかのような
錯覚を持っている文化がある
・
・
地位・役職 が高い人は
それが低い人に命令だけすれば良い・・ と
勘違いしている価値観が根底にあるからだ・・
・
・
上官から 特攻で死ね・・・と言われれば
理由が曖昧(あいまい)でも
絶対に死なないといけない
・
・
上司や経営者は 現場の責任者に
何を やってんだ!
早く結果を出せ・・・・いつまで 待たせれば気が済む?
本当に血のにじむような 努力をしているのか?
真面目に やれ!って
・
・
地位が上の人間は 下にそんな風に怒って
発言しても 良いと
大きな「勘違い」をしている傾向がある
・
辞めたらどんどん別の社員を雇う
金さえ出せば 代わりはいくらでもいる・・・・って
・
・
・
有能な人を 選び
その人が 持てる力をフルに発揮し
少しでも 結果が出るよう
辛抱と惜しみない支援を用意するのが
事業を成功させるコツだと思う・・・・
・
・
人間は所詮 感情で動く動物で
肩書や収入も大事だけれど
自分の努力が正当に認められなけりゃ
やる気は 一気にしぼむ・・
現場の士気は 落ちる一方だ
・
・
間違わない方がいい
事業は人なり・・・と言う本来の意味を
・
・
立派な仏壇だけ 見つけて 買ってきて
仏を入れずに
仏壇に 毎日拝みもしなければ
100万円した 仏壇も
ただの 「箱」 だ・・・・・・
・
・
日本が 今後世界で列強の一国として
存在感を 増すか
はたまた
ただの老人国家で終わるかは
いかに 国民 一人一人 を大事に
それぞれの 向上心 や やる気を
どう鼓舞してゆくかにかかっている
・
・
会社だって 国と同じ・・・・・・
優秀な人が どんどん色々な経験を積み
どれだけトップに信頼・尊重され
現場でどれだけ懸命に努力し
仕事に熱意を持って臨めるかで
事業成否の大勢が決まる
・
・
2007年11月27日
時間配分
ホノルルに住んでいると
意外に どこへ行くにも便利である
だいたい ワイキキ ダウンタウンを中心に 東西に
10km前後 南北だとほんの3-4kmの地域で
およその用が足りる・・・・
・
・
最近のひどい渋滞をうまく避けて
車で移動すれば 何処へ行くにも
だいたい15分から かかっても30分・・・
・
・
日本の地方都市のような土地柄か・・・
・
・
人間 平等に与えられている 一日24時間
しかし平等な結果が出ないのが
この24時間の使い方が
大きな原因の一つだろう・・・
・
・
能力の差 資金の差、 そして
運・不運・・・・・・・・
個人個人 色々と差はあるにはあるけれど
人類に平等に与えられた
吸いたい放題の空気と
一日24時間の使い方・・・・
これが 本当に決め手だと思う
・
・
毎日 一時間 欠かさず「何か」をする・・・
本を読んでいると そんな題材や実話がよく目に入る
一日 一時間 毎日 一ヶ月で
ゴルフのシングルになる練習方法・・・とか
・
・
毎日一時間で これだけ痩せる! とか・・
・
・
確かに毎日24分の1時間を
ある同じ事に費やすと
一年で 大きな成果・違いに繋がるはずだ・・
・
・
・
実は私にも
毎日欠かさず一時間
やらなければいけない事がある
・
・
・
柔軟体操・・・・
・
・
コーチのアレンに聞かれた・・・
マサル お前毎日
どのくらいストレッチをする?って
・
・
さー どうかな・・・・毎日は出来ないけど
だいたい 10分位かな・・・・って
ほぼ毎朝 お風呂に入った後に・・・・
・
・
What ? Only ten minutes ?
・
・
Only って言われたって・・・俺だって忙しい
・
・
アレンが言う
俺はだいたい 1時間半は柔軟体操しているよ・・・って
・
・
えっ ? 90分か? 毎日?
・
Oh Yeah ! って得意げな顔している
・
・
見せようか?って
アレンが マットに足を広げて座り
すっと前傾すると ホントに
頭がマットについちゃう・・・・
ペタっと足を開脚 真っ直ぐにしたまま
あれー っと言う間に 上半身がマットにつく・・・・
・
・
本当に 見た目は昼からローカルバーで
ビール飲んでる オジサンなのに
何で こんなに柔軟性があるのか? と驚く
・
・
そりゃな マサル
俺達くらいの年代には
柔軟体操が 一番大事だ・・・
それも 毎日 一時間やれ・・・って
・
・
飲んだり 食べたり
好きなことは 毎日2時間でも 3時間でも出来るけど
やらなければ いけないことを
毎日一時間するのは 至難のわざだ・・・・・・・・・
・
・
ヨガ が良いって・・・・・・・・言われる
身体の柔軟性と 呼吸法・・・これが
毎日の生活 運動の基本だから・・・と
・
それが 日々の仕事収入に確実につながる・・・と
そうか ヨガ は 収入増につながるのか??・・・・って
・
・
私が
一時間は 長い・・・・・・
せめて20分くらいで、何とかならないか?って言うと
・
・
Nothing ! と言われる
この時のアレンの口調を
文字でうまく言い表せないのが惜しいけれど
はき捨てるように ナ ッシング! って・・・
ナンも 意味ねぇ!・・・って 感じで
・
・
自分に甘いのがいけないのか
一日 楽しいことには 3時間でも平気なくせに
ストレッチに 一時間・・・・・
・
・
そこで考えた
これを開始し 継続するには
何か インセンティブが必要だって
・
・
健康になる
腰痛が軽くなる
怪我をしにくくなる
姿勢がよくなる
収入が上がる・・(ホントかよ)
ゴルフの飛距離が増す・・・・・・・・
・
・
どれも これも 大事だけれど
今ひとつ 決定的なインセンティブにならない
・
・
毎日生きていて
一日の 時間の割り振り・・・
時間の使い方による 無駄削減と効率アップ
・
・
仕事でも 時間 = 収入
ビジネスでも 時間 = 売上げ/コストだ
・
・
人生の中では <時間>が一番貴重で大事だが
その配分をどうするかで
結果に大きな違いが出てくる・・・・
・
・
スケジュール表も 大事だけど
何に 何分づつ割り振るかの時間割も
人生で 最も大事な「予定表」かも知れない
・
・
2007年11月26日
ラブラドール・レトリバー
人間関係論を考える時に
ネコ科のタイプか 犬科のタイプかに
人間を分類すると面白い・・・
・
・
ネコ科タイプの人は
自己中心で 周囲を気にしない
何があってもマイペース・・・
・
・
そもそも 世の中は自分のためにあるので
エサをくれる 飼い主にだって
感謝 とか 尊敬はない
・
・
他人が 愛想よく手を差し伸べると
フン と横を向く
・
・
・
これに対し
犬科のタイプは やはり
人なつこい・・
・
・
何でも 飼い主に忠実で
ご主人様の帰りを じっと我慢しながら待ち
ドアーが開き ご主人様が帰ってくると
千切れんばかりに 尻尾を振って喜ぶ・・・・・
・
・
・
昨日は ある牧師さんと会って
お茶をした・・・
・
・
内田さんって 牧師の知り合いが多いですね・・と
よく言われる
・
・
クリスチャンでもないのに
その通り どういう訳か
牧師の知り合いが多い・・・・
・
・
ボクシングのスパーリングの相手も
牧師さんだし・・・・・
・
・
彼とは知り合って もう10年が過ぎる
時々 仕事で通訳や翻訳を依頼する関係・・・
・
・
昨日は久しぶりに 会って
お互いの近況報告をし合った
・
・
彼と私は 同じ歳・・・・・・
彼は大学からアメリカの神学校に通い
アメリカ人の奥さんとの間に
3人の子供さんがいる・・・
・
・
彼と話していたら
人間関係について・・・の話題になり
話しが盛り上がった・・
・
・
内田さん 貴方はラブラドール・レトリバータイプだね
と言われる・・・
・
・
他人に喜んでもらうのが好きで
飼い主に 尾っぽを振って忠誠を尽くすタイプだ・・って
・
・
まー ドーベルマンやスピッツタイプではないし
どちらかと言えば
確かに 盲導犬に向いている
ラブラドール・レトリバータイプか・・・・
・
・
顧客の 目となり 足となり?
痒い所に 手が届く!~ みたいな・・・
・
・
・
私も将来 犬を飼うなら 絶対に
ラブラドール・レトリバーだ・・
・
・
・
あれ? ビーグル じゃなかったですか?
え? あ そう やはり気が変わって
ビーグルは ハッスル犬だし よく吠えて
ご近所に迷惑だ・・って聞いたもんだから
・
・
・
盲導犬は 寿命が短いそうだ
あまりに 自らを犠牲にし
神経をすり減らして
主人に仕えるので 短命だ・・・と
・
・
長生きが良いか 短命が良いかは別にして
寿命を縮めてまで 他人に仕えるのは
これ人間の場合 あまりお勧めではない
・
・
政治家の 秘書がよく自殺するけど
本当に 主人が警察や検察に捕まらない為なら
自らの命を絶つ・・・・
・
・
・
人間関係でも
これは いただけないね・・・って
・
・
彼から言われた
自分を愛せないと 他人にも優しく出来ないよ・・と
まー 独立してから 随分と自分を大事に
愛してきてはいるが 彼いわく
まだ 内田さんは ラブラドール・レトリバータイプだって
・
・
もっと 自己中心で
もっと 他人のことは放っておいて
自分を 愛しなさい・・・と言われる
・
・
私なんか 神様の次に自分が大事ですから・・・と
・
・
へー 牧師さんが そう言うのだから
普通の自分なんか もっと自己中で良いか・・と
・
・
人間同士 自己中心でネコ科のように振舞う
そんな人間が周囲との協調性に波紋を投げかけ
時に同僚や部下に、硫酸をぶっかけ
相手の心に火傷(やけど)を負わせるようなケースを
よく見かけるけれど
・
・
昨日 彼から言われたことが
とても新鮮に感じる・・・・
・
・
良い 人間関係は
周囲に 硫酸・塩酸を撒き散らさない事を条件に
まず、自分を大切にすることから始まる・・・か
・
先週は 本当の人間関係には
いかに献身が大事か・・・と書いたけど
・
・
今日の結論は
自分を大切にし、愛せてから 初めて
大切な人に対して「献身」が出来る・・・・・・・・・・
そう させてもらおうかな・・・と
・
・
それじゃー 今日から
まず 思い切り自分を大切にするぞ・・・
しかし ・・・・・
・
・
家内から いつもの
叱声が聞こえてくるような気がする
「本当にもう! 貴方はいつも
自分のことばかり考えているんだから・・・」って
・
・
2007年11月25日
奨学金
アメリカは どの学校もそれぞれに
奨学金制度が整備されている
驚くほど・・・と言っても過言ではない
・
・
米国人はもとより
気前良く 海外からの留学生にも
各種の制度が適用され
多くの 学生が教育を受ける
・
・
本当に素晴らしい
日本も そう言う学校毎の私的な奨学金制度や
国の制度もあるけれど
まだまだ 適用されるケースは一般的ではない
・
・
米国では キリスト教が主体で
国の根幹に 慈愛の精神が流れている
弱者を救う・・・・・
困った人を 助けるのが国や人間の務め・・・だと
・
・
日本の場合
残念ながら 国が国民を助けない
日本人の自分が 外国から祖国を見て
日本と言う国は
弱者切捨て
困った人には 救いの手は差しのべない国と映る
・
・
しかし実は
米国の 進んだ奨学金制度には
このような 弱者に対する救済だけでなく
非常に したたかな国家戦略が根底にある
・
・
有能な学生を 財政的にサポートして教育する
学業優秀な留学生も どんどん厚遇し
惜しみなく 高度な教育を受けさせる
・
・
国を強くするのが<教育>だ・・と熟知し
海外からも多くの留学生を 受け入れ
米国で教育を受けさせ
米国の文化・風習 価値観を理解させ
アメリカを第二の祖国とするくらいの
優秀な若者をそれぞれの国に将来の
米国親派のリーダー予備軍として送り返す
・
・
米国には 軍事力だけでなく
教育をも 国家戦略に据えて
国の将来の 国力・外交能力を
高める考え方が基本にある訳だ・・・・・・・・・・
・
・
<与える>ことの出来る国や個人は素晴らしい
・
・
最近 ふと思った
日本からの投資家の方と色々とお目にかかって
ビジネスや投資で
売上げや資産をどんどん増やそうとの事業欲は
とても 感じるが
こう言う 他人に 「与える」 と言う部分に
どうも熱心さを感じない
・
・
福祉や教育は
富裕層の役目ではない・・・と
もともと国や地方自治体に
高額な税金を取られているのだから
国や自治体がやればいい・・・って
・
・
そんなことより
もっと良い儲け話はありませんか?と
・
・
事業欲と言えばそうだが
やっぱり根底に拝金主義
「金さえあれば・・・」の精神を感じてしまう
・
・
これは自分のお金持ちへの
妬み・ひがみ なのかも知れないが・・・
・
・
・
・
先日 自分が卒業した高校から
ある奨学金制度が発足しました・・・との通知が届いた
・
・
何となく その制度の概要を見ると
高校に入学し 在籍中に親を亡くし
財政的に自主退学せざるを得ない学生がいる
・
・
そう言う学生を 卒業まで在学させ
教育が受けられるようにする為に
発足した制度です・・・と
・
・
なるほど そうか
確かに ありうるな・・・・って
・
・
自分の場合 両親共に健在で
授業料の事を心配せずに
無事卒業できたけど
そう言うことは
確かにあるだろうな・・・って
・
・
主旨に賛同し
日本のネットバンキングを使って寄付をした・・・
・
・
個人だから ほんの少しだけど
寄付させてもらった・・・・
・
・
思えば 義務教育を終了し
その後の 高校生活からが
また一層 色々と学ぶことが出来
今の 自分があるように思う
・
・
ま もうちょっと真面目に勉強すれば
立派に成功していたかも知れないが・・・・(苦笑)
・
・
楽しかった 高校生時代
先生が本当に良い方々ばかりで
自由な校風で
男子校で 多少硬派ではあったが?
・
・
全国から集まった 同級生と日々
学び 運動し 喧嘩し 敷地にある柿の木から
柿を取り合い
ビニール袋に 水を入れて
ベランダから下を歩く連中に目がけて落とす
<水爆実験>を したり・・・?
・
・
思春期のあの時代から
より多くを学んで来れたように覚えている
・
・
日本も もっとこんな制度が発達し
税制も 米国に習いどんどん整備されて
富裕層や 企業が自由に
寄付活動が出来るといいな・・・と
・
・
・
日本では 寄付をすると
売名行為とか 偽善者扱いを受けるような
風潮が あるのがちょっと情けない・・・
・
・
出来る範囲で良いから
これは 良い行いだ・・・とか
これは 良い制度・団体だ・・・と
その活動の主旨に賛同できたら
額は 自分の可能な範囲で
どんどん寄付をしたいものだ
・
・
寄付は お金だけでは無い
その主旨に賛同すれば
その制度や団体の活動に
様々なボランティア活動と
応援の方法があるはずだ・・・・
・
・
寄付をすると 正直
ちと もったいないなー ・・ と思うこともあるけれど
慣れてくると これ平気になってくる
・
・
正直言って
無理のない金額といっても
10円では ダメ・・・・
・
・
10セントでは ダメだ
・
・
自分が うーーん ちょっともったいないな・・・と
思うくらいの金額がちょうど良い・・・
・
・
趣味の 好きな何かを
一回 我慢するくらいの額・・・かな?
・
・
ゴルフの好きな人は
ゴルフ18H 1ラウンドのプレー代分くらいの額で・・・・・
・
・
飲みに行くのが好きな人は
一回 飲み屋に行くのを我慢して
自宅で一杯・・・・ その差額でも良いね
・
・
・
中野雄一郎牧師もおっしゃっていた
寄付をすると
自分に100倍になって帰ってきますよ!・・・と
・
・
寄付した額の100倍・・・・ですか?
どうやら自分の経験から言うと
そうではなさそうだけれど
実は 確かに
中野先生の言われる通りだ・・と実感している
・
・
お金を払って どこかの店で
買えるものではない
多くの気づきとか
時には 貴重な<出会い>をいただく
・
・
嘘だと 思う?
そう思うなら
これこそ 一度試してみるといい
・
・
2007年11月24日
契約
私は 普通どの顧客とも 短期長期に渡る
コンサルタントの仕事が発生する場合
契約書を交わすようにしている・・・・
・
・
と言っても 何十ページに渡る内容ではなく
1-2ページの 覚書が多い・・・
・
・
アメリカは 何でも契約社会
何でもかんでも 契約書で双方が
細かな 内容に合意しサインしてから
取引のお付き合いが始まる・・・
・
・
日本人は 契約書にサインする・・・と言うことは
知っており 比較的すぐサインをする
びっくりするくらい すぐに
「はい どこに署名するんですか?」 ってサインしてしまう
・
・
しかし アメリカ人は
なかなかすぐにサインをしない・・・
・
・
アメリカ人は 相手から出された契約書を
自分の弁護士や それに詳しい知人に
中身を見てもらい
そして 契約内容に自分の不利な点
または
付け加えたい 内容があると
それを契約相手と交渉する
・
・
相手も その依頼された変更・追記事項が
正当な内容であれば 当然契約書に
加筆修正を加える
・
・
・
契約書は お互いの主張を
双方の利益を、バランスよく
出来るだけ 「フェアー」に書き出し
双方が 合意したことを証明する
法的に最も有効な書類である・・・・・
・
・
日本人は しかし
この契約書の意味を理解し
合意内容を遵守することに弱い・・・・
・
・
契約書にサインしているのに
それを元に 相手が何か言ってくると
・
・
いや ちょっと 待った! それは困る・・・と
それは契約書ではそうなっているかも知れないけど
何とか考え直してもらえませんか? とか
言って ゴネる・・・・
・
・
日本の将棋にある
「待った」の文化か・・・
・
アメリカでは 日本人のこのやり方が
理解してもらえない・・・・
・
・
契約書上はそうなっていても・・・・
まあまあ・・・と 言ってくる日本人に
アメリカ人は 首をかしげる
・
・
アメリカ人には 「待った」のルールが無いからか・・・
・
・
日本人は 契約書はただの
紙の上の約束じゃないの・・・・と考える
しかし
アメリカ人は 契約書にサインしているじゃないの・・・と
主張する・・
・
・
残念ながら これ
契約社会のアメリカでは
どんな理由があっても契約書の内容が
100% 優先される・・・
・
・
もちろん
契約書の文章の解釈について
双方が 論戦することはあるけれど・・・
・
・
その項目は そう言う場合だけでなく
こう言うケースには 対象とならない・・・と考えるべきだ
とか主張をぶつけ合う
これは 最終法廷や調停で争えばいい
・
・
・
もちろん 周囲の環境の激変があり
双方の利益の為に
契約内容を 訂正することもある
これは 契約の中に入っており
もし そう言う事態が発生すれば
それを 「変更」する事が出来ると
記載されるのが普通だ
・
・
・
日本人は 最近は法律の意味を理解し
契約書の意味や 契約を交わす重みについても
だいぶ把握してはきているが
依然として
「人情」 とか 「これまでのお付き合い」で 取引を
考えすぎだ・・・
・
・
アメリカは多くの人種・移民で成り立っている社会なので
契約をしないと 後でそうなってもめることを
何百万回以上 経験し 法廷で争い
双方の 主張を戦わせてきている国なので
結果
契約書が全て・・・・だ
人情はほとんどの場合無視される
・
・
日本人として 私も最初はこれにどうも
納得が行かなかった・・・
・
・
契約上 そうでも
今まで こちらはこんなに頑張ってきたじゃないですか・・・
そこのところをもう少し理解して
考え直してくれませんか?って
・
・
しかし 米国社会で仕事をする場合
この契約関係が 結果
一番 楽なのに気づく
・
・
だって サインして約束したんだから
それで 納得するしかない・・・・・
・
・
泣いても笑っても
全く冷たい会社なんだから・・・なんて 憤ってみても
何も 始まらない・・・・
・
・
すっきり割り切って
契約どおりに考えると
次に この契約社会を味方に出来る
・
・
契約して 双方が納得して取引をする
・
・
慣れてみると これが一番簡単である・・・
・
・
・
・
仕事柄 私が双方の契約・覚書を
作成することもある・・
・
・
その時は 双方の希望を良く聞いて
それぞれの利益を考え 覚書内容に取り込み
ドラフトを作成する・・・・
・
・
それを双方に確認してから
正式な覚書を完成する・・・・・
・
・
日本人は あるいは日本の会社は
依然として 口約束が多い・・・・
・
・
契約書なんて そんな固い事言わないで・・・・
まあ共に頑張りましょうよ!って
・
・
出来るだけ 避けたほうがいい
これは・・・
・
・
・
双方 ビジネスで契約する間柄は
ビジネスが始まってから
色々と もめるものだから・・・
・
・
最初に 握手して
「よろしく、お願いします」なんて言っても
相手の会社の社長や 担当者が代わるとすぐ
いや それは
前任者がそう言ったかも知れませんが・・となる
・
冗談じゃない!
あの人がそう言ったんですよ 確かに・・・って
・
・
・
人事異動が多い日本の会社を相手にする場合
特に この約束を有効な期限と共に記して作成し
署名して 双方がそれぞれ 一通づつ保管する事・・・
これが大事だ・・・
・
・
アメリカでは最近結婚するにも
契約書を結ぶ場合が多い・・・・
・
・
それには 必ず離婚の条件が
入っているのはご存知の通り・・・
・
・
愛し合って 結婚する男女が
まず離婚についての条件に合意してから
結婚式を挙げる・・・・
・
・
何か ストンと理解できないが
考えてみれば ビジネス取引も
これに似ている・・・・・
・
・
最初はラブラブで、意気投合しても
人は気が変わるし
周囲の状況、経済環境も変化する・・・・・
世の中 <無常> だから
感情的には ちょっと空しい感がするけれど
何でも 取引は 「口約束」、「人情の関係」より
「契約書」 にしておくのが結果 一番安心である
・
・
2007年11月23日
感謝祭
昨日 米国は感謝祭・・・
街はどこも 静かで 車の交通量も少なく
天気も 良くて穏やかな日だった・・・
・
・
いつものワードのスタバも 3時で終わり
ハワイの人は皆 感謝祭のターキーディナーを
食べる為、家路に急ぐ・・・・
・
・
英語で言う Thanksgiving
・
・
宗教的な 意味は別として
単純に Thanks と Giving には
多くの意味がある
・
・
Thanks と言えない人が世の中多い
他人に Givingできる人が少ない
・
・
ビジネスや仕事を通じても
これがいつも 課題だ・・・・
・
・
感謝の代わりに 非難 中傷・・・・・・
与える 代わりに 取ろう取ろう・・とする
・
・
昨日は 自らのまぐまぐ メルマガ購読者数
第一位の15万人を誇る
鮒谷周史氏の本 「仕事はかけ算」 サンマーク出版
を読んだ・・・・
・
・
中々良い事を書いている 同感だ・・・・・
・
・
ビジネスでも何でも
いくら取ろう と思う考えから
何をどれだけ与えられるか・・・に
発想を変えてみるように・・・と
・
・
その通りだと思う
いつも思うけど
どこの会社や店も
自分の利益ばかり考え過ぎだ・・・・
・
・
利益は 実はお客様のお金・・・・
全部のコストを引いたあとの
お客様からいただく Tipみたいなものだ・・・と思う
・
・
Tip を先に計算して
いくら取ろうか と考える経営者が多過ぎる
・
・
こう言う努力は
どんなに やっても長く続かないし
結果帳尻が合ってしまう・・・
・
・
これから年末まで
米国は クリスマス商戦だ
・
・
何パーセント引き とセールの広告や
クーポンなどの折り込み広告が
膨大な量になる
・
・
そうか こんなに引いても まだ利益があるのか・・・って
そう感じてしまうのは 私だけだろうか・・・・
・
・
一本 500mlのコーラと
セールの時の2Lのコーラの値段が
ほとんど変わらない・・・・何故?って
・
そうか
中身より 容器と物流コストか・・・・・って
・
世の中に溢れる 商品やサービスの
価格付け 利益構造が
何だか分からなくなる
・
・
ビジネスや商売って何だろう? なんて
何の為に 企業や人は
売上げを伸ばして
利益を増やそうとするのか・・・・
・
何の為に・・・・?
・
・
職業柄 この疑問に
はっきり答えられないと
一人前の コンサルタントなんて言えない
そう思う・・・・・・・
・
・
さて 米国は今日
ブラックフライデー・・・
・
・
世界最強の 消費者軍団が早朝から
街に買い物に繰り出す
・
・
2007年11月22日
誰のせい
人間は 仕事 ビジネスを通じて
うまく行ったり 失敗したりする
誰でも皆 喜んだり 嘆いたり
・
・
失敗したり 何かに つまづくと
大変だ・・・・
・
・
努力が報われない
思いもかけなかった 周囲の環境の変化とか
人事問題や突然の事故とか・・・・
・
・
組織で何か上手く行かないと 雪崩のように
次々と 色々な問題が起きる・・・
・
・
ところがこれ
普通の人間は
それを誰かのせい・・だと考えがちだ
・
・
俺が こんなにがんばってきても
俺が これだけ言っているのに
自分は 上司が必ずこうしてくれる・・と
信じていたのに
・
・
思うとおりに ならなかった・・・
それは ○○さんの せいだ・・・・って
・
・
・
・
○○さんのせいだ・・・精神
この生き方で 凝り固まっている大人が多過ぎる
・
・
・
こう言う人に限り
誰のおかげで、何と何が上手く行った・・・・とは言わない
・
・
○○さん さえいなければ
あの人から あの時こう言われなければ・・と
必ず 自分ではなく他人を
その失敗 挫折の理由にする
・
・
それまでの多く
そして その仕事に就くことを決めたのも自分
今その会社や場所で仕事をして生活しているのも
よーく 考えれば
元々は 自分の決断から起因していることがほとんど・・・
・
それどころか ○○のせいだ・・・なんて言っている
その○○さんが 当時困っていた自分を
採用してくれたり、
勤め先を紹介し色々とアドバイス
してくれたおかげで今の自分がある場合も
少なくない
・
・
こんな具合に
どこかの国の 強制収容所で暮らす人以外は
人間大抵 多くの人や上司・先輩に世話になり
そして自分が決めた道を歩んできて
今があるものだ
・
・
・
・
・
ところが反面 面白い事に
もし 何かプロジェクトが成功したり
誉められたりすると
こういうタイプに限って
それは自分の努力の結果だ・・と考える
・
・
そして それを誇示する
自分がもっとスポットライトを浴びようと
懸命に動く・・・・
・
・
自分の能力、努力のせいで
こんな風に 上手く行きました!・・・・
どう 凄いでしょう? 私って
・
・
情けないし 淋しいけど
人間100人いると 99人がこういう思考だ
・
<他人のせい>思考で
常に今の自分の状態を考える
この手の人は
可愛そうだけれど 一生幸せにはならない・・・
・
・
誰のせいで ・・・・
これを本当は
誰のおかげで ・・・・精神に
変えていかないといけない
・
・
・
もし興味があれば
失敗したら自分のせい
何か成功したら あの人のおかげ・・・・と言う精神で
生きてみるといい・・・
・
・
この精神は 継続にかなり根性を要し
いわゆる俗世間で言う 「損」とか「尻拭い」を
多分にさせられるけど
後で 大きなご褒美が届く
・
・
その人自身さえ想像もしなかった
素晴らしい人生と
一生の友・伴侶との出会い・・なんかに
導いてくれる
・
・
嘘だと思うなら
一度試して みてもいいけど
言った通り これにはかなり根性が要る
加えて 結果がすぐに出ないので
難しいかな・・・
・
すぐに <誰々のせい> 精神に戻ってしまうかも・・・
内田のブログのせいで やっぱり損した!・・・ってね
・
でも ちょっとでもいいから
試してみる価値がある
・
失敗したのは自分のせい
上手く行った時は
周囲の皆の努力のおかげ・・・と
普段と逆に思ってみる・・・・
・
・
かなり悔しい 損した気分になるかも知れない
何でだよ・・・・? と思うだろう
・
まあまあ そこを一度
発想を逆に・・・・180度反対にしてごらんなさい
・
・
ふーっと 自分の気持ちが穏やかになるから・・・
・
・
毎日 自らの今の不幸を誰かを恨んで
イライラしている人には
特にお勧めの 「心の柔軟体操」 だ
・
・
2007年11月21日
自己催眠術
昔 子供の頃 転んだ時や
どこかに頭をぶつけた時なんか
よく母親や祖母からやってもらった・・・・
・
・
痛いの痛いの 飛んでけーって
・
・
飛んだ・・・
・
・
本当に 痛みが飛んで行った・・・
・
・
何故か知らないけど
さっきまで その痛みに思わず
ギャー っと泣き叫んでいたのに
・
・
あー よしよし! 「痛いの 痛いのぉー」・・・って
その患部を母親の手でもまれて・・・・
「飛んでけー!」 って 空の方に向けて
投げ飛ばしてくれた・・・
・
・
おっ あれ?・・・・って
その飛ばした方を見る・・・
あー って
・
・
あんなに痛かったのに
本当に もう痛みがない
・
・
おっかしいなー ・・・・
狐(キツネ)に だまされたような
・
確か あんなに大泣きするくらい痛かったのに
・
・
母親や祖母の マジックか?
お呪 (まじな)い か?
それとも
催眠術かなんかか・・・・?と
・
・
それから すぐに
さっきの痛みもすっかり忘れて
次のおもちゃや遊びに熱中していたのを
覚えている
・
・
最近 この魔法を
今の自分にも使えないかって・・・
そう思って 実験してみた
・
・
効く !
もの凄く 効く・・・
・
・
嫌な事・・・ 不安・・・
あるいは
ストレスが思考の中に出てきたとする
・
・
まず頭の中に まな板をイメージする
その上にその「嫌な事」をしっかりイメージして乗せる
・
「嫌な奴」の場合もある・・・
・
・
それから包丁で コトコト それを
みじん切りにする
おー!
・
・
嫌な事が 大きくてグロテスクな場合は
出刃包丁の方がお勧めだ・・・
・
・
中華料理のブッタ切りのように
バンバン 切り刻む・・・
その嫌な事とかを・・
・
・
・
そして
その切り刻んだものを
ビニール袋に入れて
ゴミ箱に捨てる動作を イメージする
・
・
嫌な事 嫌な事 飛んでけーって
天に放り投げる代わりに
ゴミ箱に 投げ捨てちゃう・・
・
・
すっかり気持ちがすっきりして
不快感が 驚くほど無くなる・・
とても 役に立つ自己催眠術だ・・・・・
・
・
本当によく効く・・・・・
嘘だと思うなら
一度 試してみるといい・・・・
・
・
・
・
・
・
信じる者は 救われる・・・・!
・
・
・
人間 いかにつまらないことに
日々 痛みや不快感を感じているか・・・
・
そんなもの 催眠術でも使って
飛ばしてしまえばいい・・・
・
・
特に 昔自分が子供の頃に
「痛いの痛いの飛んでけー」が 効いた人は
大人になっても
この自己催眠術が効く 素質があるはずだ・・・・
・
・
・
2007年11月20日
ダサさ
私のボクシング姿は
あまり他人にお見せするようなものではない
写真なら 静止画像だからまだ良いけど
実際のスパーリングは 他人には見せられない
・
・
何故か?
それは当たり前である
ダサいから・・・・
イメージ下がっちゃうから・・・・
・
・
足がフラつき 息が上がり
そして何よりも
相手から無残にもバシバシとパンチを受けるから・・・
もう可哀想で 見ていられない・・・・
・
・
何でも 如才なくこなす内田さんとしては
そのイメージを下げることはあっても
逆は無い・・・・・
・
・
・
しかし 最近この自分のダサさとか
カッコ悪さが だんだん気に入っている
・
・
昔からスポーツをする時でも ファッションでも
流行や イメージにこだっわっている自分がいた
・
・
そりゃ 身だしなみでは今でも
TPOや清潔感は気にするけれど
・
・
自分の不甲斐なさ カッコ悪さに接し
若さに未練がありながらも
実際は出来ない・・・と言う
しっかり普通の惨めなおじさん姿を
本来の自分として正しく受け入れられるように?なってきた
・
・
不甲斐ない自分を見ると
反対にその自分のことを好きになれる みたいな・・・
・・・・本当は 哀れんでいるのかもね・・・・
・
・
昔から他人によく 言われた
「内田さんはいつもきちんとしていて、スキが無い」
「何でもテキパキと、そして本当に仕事が早いですよね・・」とか
「内田さんって いつも気が利いていますねぇ・・・」なんて
・
・
豚もおだてられると木に登る訳で
自分も そう言うお世辞に嬉しく酔いしれて
そんなイメージの自分を<懸命に>演じていたフシがある
・
・
・
ところが 今は
「両手が下がって 顔面スキだらけでパンチを食らう・・・」
「体力が無くて テキパキ素早く動けない・・」
「相手の動きを読み 気の利いたタイミングにカウンターパンチ・・
なんて 全然打てない・・」
・
・
しかし もう そんな何でも
上手に出来る自分のイメージなんかを
持とうなんて考えない・・・
・
血のにじむような訓練をして上達し
それを維持しよう・・なんて
到底無理な努力をするよりも
ま 自分の実力に合った
歯を食いしばるようなことの無い練習で
人生を生きる方が
かなり快適であることに
最近やっと気づき始めた・・・・
・
・
そう 実力も無いくせに
何でもカッコつけるから いけない・・・って
・
・
・
上手でなくても
「よいしょっ あー またダメか!」・・って
言いながら
自分のペースで 出来る範囲で頑張っていれば
それで いいじゃないの・・・と
だって他人に迷惑かける訳じゃないし・・・・
・
・
もともとプロになったり
全日本に選ばれるほど体力が
ある訳でもないくせに
あれやこれや 何でも手を出してきた・・・・
テレビで観る スーパースターや金メダル受賞者の
イメージを自分に重ねながら・・・・・(笑)
・
・
この歳になって
いつまでも若いつもりで無理はしない
・
まー 健康の為に
足腰強化を心がけ・・・
加えて精神衛生上のプラスになれば
そのくらいの気持ちで行ければ
十分じゃないか・・・って
・
・
内田さん あの それ
十分って言うより 十二分 っす!・・・・
・
えっ ! まだ欲張ってるかい?・・・・
・
・
はい
ちょっと カッコつけすぎです・・・・・・・・
あっ !・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・
・
・
・
・
・
・
・
あー ブログ「内田のハワイ日記」・・・・
内容はダサいけど
今日で 何と700本目だ・・・・
・
2007年11月19日
献身
先週の 人間関係論では
職場の人間関係は 本来の人間関係とは
ちょっと違う・・・って書いた
・
・
職場での関係は 所詮「業務関係」・・・・
付き合いで飲みに行くのも
事務所が 飲み屋に変わっただけの
半分 業務関係じゃないかと・・・・
・
・
よく 知人 友人の多さを自慢する人がいるけど
自分の葬式に来てくれた人数の多さが
その人の本来の人間関係ではない
・
・
故人と
知人として 職務上 組織上 義理の・・・・と言う関係が
あった人は よく葬式に出るけど
本当の人間関係は 自分が臨終の最後に
ベッドの横にいてくれる人との関係を言う・・
・
・
あるいは 公の関係上
ベッドの横に いられない人もいるかもしれない
でも ベッドのある場所とは違う場所で
懸命に自分の事を
祈ってくれているような・・・・
・
・
そんな存在との関係が
「本来の」人間関係だと思いたい・・・
・
・
これを分かった人は
自分の葬式はしないで良い・・・と遺言を残す
誰も 呼ばないでいいよ・・・って
・
人間は所詮 一人で孤独な存在である・・
人間は 基本的には自分一人で
よいしょ どっこいしょと行きて行く
・
・
呼吸をするのも 食べ物を消化するのも
魂の世話も 肉体の管理も
全部 自分でやらなければならないしね・・・
・
・
延命装置を付けられた人以外は
自分一人で 何でもやる
・
・
人間関係 その「量」で人間の命の何かが
変わるわけでもない
・
・
人間関係に 悩む人は
まず 「所詮 人間は無理心中でもしない限り
一人で死んでいく」と理解し
・
・
あまり他人に 左右されないこと・・・が大事じゃないかと
この 左右されている人が多過ぎる・・・・
左右されて 右往左往する・・・・・
右に往ったり 左に往ったり・・・・・・・・・
・
・
あー どうしよう あの人にこんなこと言われて・・・
全くもう! こいつにこんな侮辱を受けて・・・
あー あの人とこんな間柄になれないかな・・・とか
あの人と 知り合えたら仕事をもらえるかも・・・って
・
・
人間誰でも
他の人と知り合い 仲良くしよう・・・と思う
それも 自分の理想通りの関係にしたい・・・・
そう思って 最初は知り合うけど
ま 普通 自分の思うとおりに・・って
考える瞬間から
不満とか ストレスを感じる
・
・
そりゃ 無理だ・・・
相手も忙しいし
相手だって「自分が得をしたい」と考えているんだから・・
・
私の知人で 私と一緒にいる間
携帯電話が鳴りっ放しの人がいる
・
○○さん いいの? 携帯電話に出なくて・・
そう聞く私に
That's OK ! って言う
・
・
へー でも OKは無いんじゃない
相手だって 用件があるからかけてきているんだし
・
・
彼 いわく
「僕は いつも自分を忙しくしていたいんだ・・」って
だから アレコレ 色々な事に顔を突っ込み
何人もの人から いちいち連絡がある・・・・って
そんな風に 満足そうに言っている・・・・・・・
・
・
私としては
アンタそれちょっと 違うんじゃないの・・・・って
言いたくなるけど
ま 他人の事だから どうでもいい・・・
・
・
彼の携帯電話で交信する人との関係は
本来の人間関係とは言わない
・
・
人間関係は 少なければ少ないほど
本質の物が見えてくる
・
・
そう 最終選考まで、選び抜くようなイメージかな・・・
・
・
・
人間関係に悩まないようにする修行は
まず 自分一人を淋しがらない所から始まる
所詮 この世の中 「自分と他人の関係だ・・・」と
もっと言うと
「自分と<誰か>の関係」 + その他大勢・・・・か
・
そう仮定して
血の繋がった家族だって これ
別々の人間で それぞれに
興味や 好き嫌いも違い
生きる時間や人生
それぞれの役割が違うんだから
・
・
だから 自分は一人です・・・・・を起点に
そこから人間関係を考える
・
・
間違っても 自分が得をするのが
人間関係ではない
・
・
本来の人間関係とは
自分の魂(たましい)とか、自分の心の癒しとかが
多分に関係し
一緒に悲しみや感謝の涙を流せる人との間に生まれる
損得・役割・境目の無い関係のことを
人間同士の真の関係と 思いたいものだ・・
・
・
人間関係と言いながら
相手に自分の利を期待する人の多いこの世の中
結果 それでストレスを感じている人間の多い時代に
・
・
本来の 人間関係とは
「さて この人に自分が何がしてあげられるか・・・」と
真剣に悩めるような 献身的関係のことだ・・・と
・
・
不思議に この種の悩みは
ストレスや うつ病を併発しない
それどころか これ
悩めば悩むほど
どんどん 自分の魂のレベルを
上げてゆくことに繋がる
・
・
真剣に 想い悩むほど
自分が素敵な人間になれる・・・みたいな
同じ悩みでも、非常に健全な悩みである・・・
・
・
このような悩みで 毎日を送れる人は
本当に幸せ者だ と思う・・・・・
・
・
2007年11月18日
仕事と家族
自分のこれまでの人生と
色々な人の人生を見ていて
やはり 仕事と家族の関係
仕事と自分の人生との関係が
上手くいっている人と、そうでない人がいる
・
・
かく言う自分は
本当に仕事だけだった
・
・
結婚しても 帰りが毎晩遅くて
週末に仕事だったことも 多く
有給休暇なんか 年に24日あったけど
全部使った年度なんて一度も無い・・・
・
・
それどころか 週末出勤や休日出勤の代休だって
満足に取れない・・
・
・
ロンドン駐在時代も 週の労働時間が90時間
ハワイでは 週末になると日本からVIPが来て
色々とお付き合いをしなければいけない
・
・
100%仕事だけ・・・・とまでは行かないけど
それに近い状態だった
・
・
日本では最近この価値観が変わってきているけど
自分の若い頃は 仕事場に家のことや
家族の問題を持ち込むのは
タブーだったように覚えている
・
・
・
仕事は 何の為にするのか
意味も分からず ただ
時間と体力の ほとんどを費やし
頑張っていたように思い出す
・
・
一生懸命 頑張る人ほど
家族やプライベートの事を犠牲にする人が多い
・
・
親 そしてひどい場合
子供の死に目にも会えない・・・とか
子供の授業参観にも行けない
子供の運動会の日も 出勤とか・・・・
・
・
しかし 本当に仕事が出来る人は
家族の事や自分の趣味の時間を
上手く考えて調整できる場合が多い
・
・
何でも 適当に割り切り
仕事への犠牲的精神も ほどほどに
上司や顧客からの評価も まあまあで
自分の家族との時間や
プライベートの時間も、上手に日程をやりくりして
しっかりリザーブする・・
・
・
最近の若い年代には
仕事よりも家族とかデート優先
と言う人もいるけど
これは ちょっと違う・・・
・
・
仕事をして 報酬をもらう以上
絶対に 責任があり
与えられた仕事は優先されるべき・・・
・
・
でも これが全てに優先とか
「仕事だから」と言って 盲目的に
病床の家族を見舞う時間も削って
業務にのめり込むタイプはいただけない・・・
・
・
一見 仕事上
責任感があって頼りになる・・・と
変な錯覚をしがちだけれど
これ
考えてみれば かなり異常である
アメリカだったら 精神異常者扱いだ・・・
不気味な存在に写る・・・・・
・
・
何でも バランス感覚だ・・・・
ある一方に大きく偏ると
事の経過とか、仕事の結果に無理が出る
・
・
要は 何のために今の仕事をしているか・・・・を
常に考えていないと
仕事だけの人生になる
ただ 仕事のことを考えて働くだけ・・・・
・
・
お給料はもらっていても
こう言うタイプを 「ただ働き」の日々・・ と言う?!
・
・
反対に 何のおかげで家族を養え
自分の好きな趣味も楽しめるのか・・・
ありがたく 常にこれも考えておかないと
本末転倒の ただの数合わせ的 「社員」 になってしまう
・
・
年齢に関係なく
この当たり前が理解できていない人が多い
・
・
最悪なのは
結婚して家族も持つ
(皆 この年代になると結婚するし・・って)
・
趣味が多くて いつもそれが頭にあって
(元々 遊び好きなもんだから・・・)
同じ趣味の人とも お付き合いが多く
・
結果 寝坊してついつい仕事に遅れ
有給休暇は全部使い
親や親戚を危篤にして休みも取り
上司に我侭を言って シフトを変えてもらい
同僚に頼んで自分の休みをカバーしてもらい
・
そして今のお給料では
到底やって行けない・・・と
文句を言っている人達だ
・
・
人生にとって
仕事や家族は 何なのか
そしてその相互関係は
どうなっているのか
・
・
時々でいいから 考えた方が自分の為である
・
・
2007年11月17日
渋滞
最近のホノルルは たくさんの道路工事で
どこもかしこも 渋滞している
・
・
道路を掘り返す(水道管や下水管)工事だけでない
ビルの建設工事の為の 車線封鎖も影響して
とにかく 「あっちもこっちも」 「いつでも・・」
そんな言葉がピッタリだ
・
・
・
ハワイに住んで もう十数年が過ぎた
初めて来た頃の ホノルルは
朝夕に 一時間ほどのラッシュアワーがあって
あとは 交通事故の処理でもない限り
どこも渋滞なんかしていなかった
・
・
それが 特にここ数年で車の量が激増し
どのショッピングモールやスーパーでも
空いている駐車スペースを
見つけるのが大変だ
・
・
これからクリスマスまで
一年で 最も道路が混雑するシーズンが始まる
・
・
通常車で15分くらいで移動できる距離も
30分かかる・・・・
・
・
買い物にかかる時間に加えて
駐車場のスペースを探す時間を
しっかり考えておかないと
次のアポイントに遅れる
・
・
・
サンクス・ギビングの時期からの
ホノルル市内は東京並みの渋滞だ
・
・
この時期だけではなく
年間を通して
特に 金曜日の午後は渋滞がひどい
・
・
私は金曜日の 午後には
外で人と会うアポイントをあまり入れない
だってもの凄い渋滞だから・・・・
・
・
仕事 買い物
金曜日の夜の約束に
多くの人が 焦りながら あれこれ用事を
済まそうと街に繰り出す・・
・
・
運転していても 皆 乱暴だ
ヒヤッと することが多い
・
・
だから アポイントの調整は
可能な限り
金曜日の午後にしないで
土曜日に お会いしましょう・・・って
そう相手に提案する
・
・
昔から 渋滞 混雑 人混みが大嫌いだった
日本で お盆や年末年始の
高速道路渋滞状況・・・・って
・
・
東名高速 下り30kmの渋滞です・・・
関越自動車道は ○○から △△間で
車両事故が発生し、40kmの渋滞・・・・とか
ラジオやテレビで言う あれ
・
・
・
何で?
どうして道路がそんな混んでいる時に
車で出かけるの?と思う
・
・
仕方が無い・・・って言うけど
本当に 他に「仕方」が無いのかしら・・・
・
・
昔 ハワイからアメリカ人の同僚を
出張で日本に連れて行ったことがある
・
・
成田から乗ったリムジンバスが
首都高速で動かない・・・・
ノロノロ・・・それより もっと遅い
動かない・・・
・
・
彼は 何でこんなに渋滞しているの?と
もの凄く イライラしながら
私に言う
「 can't believe this! 」って
・
・
「無駄」が嫌いな アメリカ人は
車の渋滞に対して 本当に
異常なぐらい 拒否反応を示す
・
・
普段 ノンビリ 時間に遅れる
ハワイの人でも
車の渋滞に巻き込まれると
「 Oh my god ! F ーー k!」と怒り出す・・
・
・
日本人って 忍耐強いね・・・・って
アメリカ人の彼が
渋滞でも皆辛抱強く運転する日本人を見て
そう日本の印象を語っていたのを
思い出す
・
・
我慢じゃない・・・・ 諦めているだけだよ・・と
ガイドさん みたいにそう説明した
・
・
・
渋滞は 車内で余程
英会話のテープを聞いて勉強する・・とか
恋人同士車内で ずっと一緒で幸せ・・する以外
世の中にある
色々な無駄の中でも
最も損失の大きい無駄の一つだ
・
・
だから そう言う時は 出来るだけ
車を運転しない
時差を考え 何時間か移動をずらす
・
・
・
得意先から 金曜日の4時に商談に来い
そう言われたら仕方が無いけど
出来るだけ
何とかして 渋滞している時間 場所は
避ける方が良い
・
・
人生で最も大事な 「時間」を
渋滞の中で過ごす事ほど
「もったいない」事はないし
残念なことはないものね・・・・
・
・
無駄遣いは お金だけではなくて
時間の使い方にも当てはまる
・
・
時間を平気で無駄遣いする人は
何でも無駄にしがち・・・
そう言っても過言ではない
・
・
嘘だと思うなら
一週間のうちで自分が何時間
車の中にいたか
一度計算してみるといい
・
・
もしその時間の半分でも
他の事に使えたら・・・って
・
「浪費」について時々考え 反省しないと
一生 慢性浪費人生になる
・
・
ハワイも いよいよ
毎日の日程やアポイントを決めるのに
街の渋滞時間を しっかり頭に入れて
生活しないといけないシーズンになってきた
・
・
2007年11月16日
考えよう
水曜日は 田中カツミさんとゴルフだった
彼も僕も エンジョイできた
・
・
そう 何でもテーマを決めて取り組め・・って
アレンに言われたから
今週は アドレスだけしか考えなかった
他の事は ほとんど考えず
「アドレス」だけを テーマに
・
・
そしたら 44 40 の 84・・・
それも前半最後のホールで 痛恨の
トリプルボギーを叩いて このスコアーだった
・
・
やはり テーマが 大事である
・
・
昨日は アメリカの大学で
精神医学や心理学を学んだ友人と会って話しをした
・
・
彼は クリスチャンで
子供の頃を 日本で過ごし高校くらいから
渡米し大学に通った経歴を持つ
・
ご両親との関係は
とても複雑で 大変だったそうだ
・
・
・
バランス感覚の とても取れている人だ
こう言う人と話すと
コーチのアレン同様
学ぶところが多々有る
・
・
内田さん 人間結局 No Fearがテーマですよ・・
Fear (恐れ)が いかに人間の多くの正常な感性を
狂わせるか・・・って
・
・
アレンと 同じ事を言う
・
・
何を こうしたい
これを 何とかして達成したい
そうでないと こうなってしまう・・・・これ<恐れ>
・
・
あれを失ったらどうしよう
これが無くなったら どうすれば良いか
貯金が底をついたら どうしよう
死んだら どうしよう・・・・これも全部 <恐れ>
・
・
クリスチャンの彼は
全てを神様に 預けているので安心だ・・・と
・
・
そうか
何でも 自分でこうしよう あーしようと
もがくから ストレスや失敗を恐れる心が生まれる
・
・
時々 彼と会うと
こう言う真理を 教えてくれるので
大変助かる
・
・
彼は 二年ほど前結婚した・・・
お相手は日系人の奥さんで
前のご主人との間に生まれた
二人の子供を連れて・・・
・
・
その頃から 彼に一層落ち着きが増し
大きく 人を包み込むような
彼自身の器の成長を感じる
・
・
同じ 一日を 楽しく過ごすか
イライラ過ごすか・・・
・
・
このイライラの根源が <恐れ>なのだそうだ
・
・
なるほど 物事何でも
考えようだ・・・・
・
・
世の中 感謝の気持ちの無い人が多い
そう言う人は 絶対に幸せにはなれません・・・って
・
他人から どれだけ心配してもらっても
どんなに色々と支えられていた としても
・
・
確かに 彼の言う通り
あいつが こいつが・・・って
いつも文句言ってる輩は
いつも不機嫌で ブスっとした
不幸な顔をしているものね・・・・・・・
・
・
嘘だと 思うなら
一度 鏡を見てみるといい・・・・
・
・
・
最近の文末・・・このノリが多い
・
・
2007年11月14日
聞いてもらう
昨日は あるプロジェクトで働いている
アメリカ人マネージャーと話をした・・
・
・
色々な事があって
ちょっと自信喪失になっていて
精神的に疲れていて
どうしたら良いか分からなくて
いても立ってもいられずに・・・・・・・・
・
・
そんな彼の悩みを、一時間ほど聞いた
・
・
本当に よくやっているよ
そこまで出来る人は中々いない
君の こう言うところ あんなやり方は
とても立派なことだ・・・・と励ます
・
あまり自分を卑下しないで
今の苦労を自分の将来の為に活かす様
反対に このプロジェクトを役立てる・・くらいに
思ってやったらどうだい?・・・・って
・
・
彼の顔が、すっかり笑顔になる
・
人間
どうしたら良いか分からない時
手詰まり感みたいなものを感じる時がある・・・
・
・
人間 いくつになっても
他人に聞いて欲しいものだ・・・
実はですね、こんなことがありまして・・・って
・
・
人間 どんなに職位が高くなっても
悩んで どうしたら良いか分からず
自分の無力を痛感し
何とも やるせない気持ちになる時がある
・
真面目な人に限って そうなることが多い
・
本当なら誰かに話し
そうかぁ ・・・って聞いてもらうだけでも
どれだけその気持ちが癒されるか・・・・
・
・
映画 「Saving private Ryan」で
トム・ハンクス演じる ミラー大尉が
部下の兵隊の、見ていないところで
隠れて泣くシーンがある・・・
・
・
本当に 分かる
立場上 他人に言えない
自分の困ったり 意気消沈した姿は
間違っても 部下に見せられないし・・・・
・
・
人間の苦しみの中で
他人に言えぬ悩みや辛さほど
キツいものは無いものね
・
・
でも 苦しい時は
誰かに 聞いてもらう
そして
たとえ 誉めてもらえなくても
せめて
そうか 大変だね・・・って
言ってもらうだけでも 気分が違うものだ・・・
・
・
何でも かんでもストレスや不満を
ぶちまけている子供大人も困るけど
真面目に仕事に取り組む性格で
職位上 その組織の最高責任者の立場で
多くの問題や 皆の不満のはけ口となって
日々の責任を果たさなければならない役目は
やはり大変だ・・・・・・・・
・
・
でもそんな時・・・・
いちいち全部他人に聞いてもらうのも良いけど
あまりしょっちゅうだと
相手に迷惑になるから
一人で スタバにでも行って
<誰か>に 自分の愚痴を聞いてもらうと良い
・
・
こんなことがあって・・・・
自分がいくら努力しても報われなくて・・・って
・
報われるどころか 皆からこんなことまで
言われているんです・・・と
・
・
そんな風に <誰か>に全部
打ち明ける・・・・・・・・心の中で
・
・
<誰か>なら いつでも聞いてくださる
24時間 OKだ・・・・
・
カウンセリング料金もかからない・・・・・
・
そうか そんなに苦しかったのか・・・
それでどうした?って
・
・
・
内田さん <誰か>に聞いてもらうだけじゃ
答えが出ないでしょう・・・って?
・
・
とんでもない・・
答は必ず 届くものだ
その時すぐに・・では無いけれど
必ずいつか 解決の為のヒントとか
思わぬ「気づき」や「出会い」が与えられる・・・・
・
・
嘘だと思うなら
一度 試してみるといい
・
・
2007年11月13日
テーマ
人生にはテーマがある
主題 とか 基本になる考え方とか・・・
・
・
自分の人生のテーマなんて
考えたことありますか?
・
・
私の場合
「自由と快適」がテーマだ・・・
随分ラテン系だけど
若い頃に叩き込まれた克己心の
「反動」とご理解いただきたい・・・
・
・
今日のボクシングジムで
コーチのアレンから声をかけられ
皆が集められた・・・・
・
・
あのな 今日は 一言 言わせてもらう・・・と
アレンの説教が始まった
・
いつもと ちょっと違って
えらくマジな雰囲気だった・・・
・
あのな 皆んな 毎回ただボケっとして
ジムに来て練習するなよ・・
・
・
毎回 今日はどのポイントを練習するか
何をレベルアップするか 考えながら練習しろ
つまり 今日のテーマは何か・・・って
・
・
そうしないと ただの汗をかく運動で終わるぞ
来年からは 全員それぞれに
別々のテーマを与えて
一つ上のレベルに上がるようにするからな・・
・
・
自分のどの弱点 欠点を治して
進歩させるか
皆 自分の事をよく考えろよ!って
そう ハッパをかけられた・・・・・・・・・
・
・
マサル! お前は
フットワークとボディーバランスだろ・・・
分かってるな?
・
・
はい! とうなづく・・・・・・・
・
・
Jay Bee お前はパンチの出し方だな・・・? Right?
Yes!
・
・
Jay お前は 心肺能力をあげないとダメだぞ・・・
Oh Yeah, I know ! って
・
・
ジェシー ! お前は 沢山ある・・・だろ?って
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・
・
おじさん達が いい歳をして
学校で先生からお説教をくらっているようだった・・・
・
・
何でもテーマを持って
事に当たれ!
・
・
仕事でも ビジネスでも同じだぞ
マサル! お前コンサルタントだったら
分かるだろう? 俺の言っている意味が・・・
・
はい おっしゃる通りです・・・・
・
・
ボクシングだけじゃない
何でも テーマを持って・・・
その日一日の
その週のテーマを持って 事に当たれ・・・・
・
・
ゴルフだって
今日は90を切るぞ・・・じゃぁ 95を叩くだけだ
・
・
今日は18ホール 全てアドレスだけに
集中して・・・なんてやってみると
新しい発見がある・・・
・
・
大切な事を お説教してもらった
ジムに通う 一つの目的が
この時々受ける アレンのお説教だ・・
・
・
仕事でも ビジネスでも
人生でも何でも
物事には 何でもテーマを持つべきだ・・・・って
・
・
2007年11月12日
思い通り
月曜日は人間関係論で・・・・
何人かの方に 言われた
道徳が一番楽しみだったのに・・・って
・
・
でも 人間関係論を通じて 道徳も・・・と思う
だって
世の中 株価も大事だけど
所詮 人間関係に一喜一憂だものね・・・
・
・
・
今日の結論
「他人は自分の思い通りに動いてくれないもの」だ・・・
・
・
思い通りに しようと思うから
ストレスが溜まる・・
・
・
自分の言う通りに
自分がこうして欲しい・・・と願うように
他人に動いてもらいたい・・・・
そう思うこと自体 これナンセンスだ・・・
・
・
犬の調教じゃない
お座り! って言ったって向こうも忙しい
もし すぐお座り して欲しかったら
エサを用意しないと 犬だって
あっちを向く・・・・
・
・
あいつも こいつも
こうしてくれない あーしてくれない
会社は 全く何を考えているのか
信用できない・・・って
いつも不満に思う諸君!・・・・
・
・
世の中 あんたを軸に動いている訳ではない
その「不満」こそが あんたのその顔を
余計に・・・あ!・・・・ 醜(みにく)い顔にして
白髪を増やして 老けさせる根源だ・・・
・
・
だから他人が
自分の言った事や思ったことをしてくれたら
奇跡として感謝するべきである・・・・
・
・
オーマイ ゴッド! スプレンディッド! と 歓喜しよう
・
・
他人は 自分の思い通りに動いてくれない
そして 他人は 自分が頼れば頼るほど
すがれば すがるほど
余計 動いてくれなくなる・・・・
・
私もちょっと 忙しくて・・・・って
・
自分の友人 上司 部下
そして会社に思い通りにして欲しい と
頼る その考え方こそが
益々 自分の人生を
思い通りにならないもの にしている・・・
・
・
・
では 今週は・・・・・・
そもそも
他人は 自分のして欲しい通りには
動いてくれないものだ・・・と 心して
他人に頼らぬ 人生を生き
むしろ自分が他人に何がしてあげられるかを考える
修行の一週間を!
・
・
2007年11月09日
文章
仕事柄 文章を書くことも多いし
文章で連絡をもらうことが多い・・
・
・
メールの一般化と共に
前なら電話でやり取りしていたことも
今では わざわざメールを使う・・・
・
・
日本の会社・事務所内のように
目の前に座っている同僚や 上司 部下とも
メールでやり取りすることは無いが
電話の使用頻度に比べて
すっかりメールを使うことが多くなった・・・
・
・
文章を書くのは 口頭で用件を伝える
何倍も難しい
・
難しい と言う意味は
正確に意味を 伝えるのが難しい・・と言うこと
言葉なら 色々と伝えられる微妙なことも
文章にすると 伝えたい意思が
うまく正確に伝わらないことが出てくる
・
・
受けるメールを見て
分かり易い文章を書いてくる人と
その反対の人がいる
・
・
内容の分かりにくい人の特徴は
ただ 文章を書いているだけだから・・・・かな?
・
・
つまり文章は 自分が書いてしまえば
理解するのは 相手の仕事・・・・みたいに
勝手に思い込んでいる
・
理解できるかどうかは読む相手の能力だ!・・みたいに
・
・
本来 文章とは、読む人の為に書くものだ
書く人だけが理解している内容じゃ
これ意味がない・・・・
日記とか 自分の為だけのメモならまだしも
・
・
文章が上手だ・・・と言うことを
難しい言い回しや 漢字を多く使えば
上級であると 「勘違い」している人が多い
・
・
変換キーを使って 自分で書けもしない漢字を
たくさん使って・・・・
・
・
難しい文章 = 能力があって質の高い仕事 と
誤解しているアホ・・・あっ 失礼・・・・ が多い
・
・
相手が読んで分からない文章を書くのは
大学教授とか 弁護士とかに多いね・・・
・
・
普通の人が
言葉や単語、文章の意味が分からない方が
自分の収入に繋がる・・・と言う
特殊な職業の人の書く文章は
読んでいる側が 疲れる・・・・
何の意味か分からないから
嫌われる・・・・ 居眠りされて
・
・
要は A なのか B なのか?
つまり 出来るのか 出来ないのか・・・・
どっちやねん・・・と
最後まで読んでも はっきりしない・・・・
・
・
本当に仕事の出来る人の書く文章は
分かり易い・・・・
・
・
相手が 理解し易いように
専門用語は出来るだけ避けて
一般的でない難しい言い回しや業界用語なんかには
イヤミにならないよう フリガナや注釈(説明書き)を付ける
・
・
メールのやり取りで
その人の 真の能力が分かる・・・・と言う
雑誌の記事を読んだことがあったけど
本当にその通りだと思う・・・
・
・
つまり いつでも 何でも
相手を思いやる気持ちがあればいいのよ
・
・
そうすれば
メールの文章も 自然に簡潔で誤解の少ない
わかり易い書き方 表現になるはずだ
・
・
文章は 相手に分かってもらう為に
書くものです・・・・
・
・
そこんところを どうか理解していただきたい・・・・
・
2007年11月08日
我侭(わがまま)
世の中 一番快適なのが
毎日 我侭に過ごす事じゃないかしら・・・
・
・
もちろん
我侭に育ち 大人になっても我侭に振舞っていると
誰も相手にしてくれなくなるけれど
毎日 気楽に好きなことを やって過ごせば
一番快適なのに決まっている・・・
・
・
今の 日本人に一番必要なのは
個人の 「我侭」 を尊重する・・・と言うことじゃないかって
・
本を読むと
自分が好きで やりたい事をしなさい・・って
盛んに書いてある・・
・
・
ラテン系の人には 理解できない忠告だろう・・・
そんな事 当たり前じゃないの・・・って
なんで本に書くわけ?って
ポルケーノ?
・
・
この「我侭」 大きく別けて 二つある
・
・
一つは
好き勝手に やりたい放題して
周囲に迷惑をかけ 親や親戚に終戦処理してもらい
自分だけ 楽しく生きる我侭
・
もう一つは
自分の やりたい事や興味のある事に
熱中し 社会の価値観とは外れながらも
家族や友人にも全く迷惑もかけず続ける我侭
・
・
世間は あいつは勝手な事ばかりして
我侭だ!って 弾劾(だんがい)するけど
その人が この二つの我侭の どちらかに
属するかで 評価が決まる
・
・
日本は 自分の権利を主張すると
アイツは 協調性が無い・・・・と言う
・
・
周囲の期待を裏切り 自分の道を選択すると
アイツは 責任感が無い・・・自己中心だって非難する
・
・
小さい時から 我侭に育つと色々と弊害があるけど
我侭を させてもらっている人間は
大人になって ものすごく伸びる場合がある・・・
・
・
祖父母に育てられた人は
世間に出ても優秀なケースが多い
・
・
親はすぐ 早くしなさい! とか またそんなことして!って
子供に怒るけど
祖父母は違う・・・
・
・
○○ちゃん 偉いね・・・・
○○ちゃんは 良い子だね・・・・よく出来ました
○○ちゃんが 行きたいなら行って見ようか・・・・って
特別待遇で育てられる・・
・
・
しかしその子がある年代を過ぎると
他人に迷惑をかける マイナス要素の「我侭」を分別し
子供の頃から自分が好きにやらせてもらった
プラスの「我侭」が 祖父母から受けた
誉め言葉と合わせて その人間の潜在能力を
増長させてくれる・・・
・
・
勉強も よくするし
仕事も よくできる
自分の やりたい事を担当させられたら
余計に 力を出す・・・
それに 他人にも優しくできる
自分が満たされているからね
・
・
人間 大人になってからでも遅くない
「我侭」にさせてもらうことが
一番 自分の能力や人生の輝きを
得られる鍵となる・・・
・
・
贅沢 我侭 そして 自分勝手・・・
・
・
日本人が我侭を「悪い倫理観」だと
決め付ける文化 価値観が
日本人を幸福感を味わえない人種にしている・・・
・
・
2007年11月06日
請求書
一週間ほど前 ある請求書が自宅に届いた
クアキニ・メディカルセンターから・・・・
・
あー 来た来た・・・ 意外と早かったな・・って
盲腸で入院した時の医療費の請求書だった・・
・
・
封を開ける・・・・
うーん 15,000ドル位かな・・・・・??と予想する
・
・
はずれ!
病院から 私の加入する保険会社への
請求が19,000ドル・・・・・ 約220万円かな
・
・
うーん はずれたか・・・・
・
集中治療室とその後二人部屋に五日間入院・・・
ま これくらいが相場か・・・って
・
・
しかしこの19,000ドルは いわゆる
病院の請求する治療費の定価だ・・・・
・
・
これが実際 保険会社との間に交わされている
特別レートに修正される
病院から保険会社には 実際
約10,000ドルしか請求されない
保険会社専用のディスカウント・レート・・・
・
・
この金額の約1割が 病気をした個人の負担額・・・
・
だから 1,000ドルの支払で済んだ・・・
・
ちなみに今回のケースで
医療保険に入っていないと
支払額は 19,000ドルである・・・
・
いや その前に
もし保険が無かったら
病院が受け入れてくれたかどうか
それが心配だ・・・・・・
・
・
病院だって 取りっぱぐれは嫌だから・・・
・
・
アメリカに住んで 仕事をするには
医療保険が不可欠だ・・・
・
・
ハワイは ほとんど病気もしないし
まー 怪我と言っても大した重症を追うことなんか
滅多にないからまだマシであるけど・・・
・
・
しかし
米国に住んでいると おちおち病気にもなれない
そう言う人が多いのは あながちジョークではない
・
・
アメリカの人口 約3億人のうち
約5~6千万人が医療保険に未加入とか・・・
・
・
保険が無くて 病院に行けずに
その結果 亡くなる人もいる訳だ
・
・
生きるも 死ぬも 金次第か・・・・
何だか世界で一番豊かな国に
住んでいるような気がしない・・・
・
・
でもこれが現実・・・
・
そうしたら 三日ほど前に また別の請求書が届く
担当してくれた外科医の診察料だった・・・
診察の為に
病室に来てくれ診てくれた毎に
120ドルくらいがチャージされている
・
・
保険でかなりがカバーされてはいるが
合計 私の負担が112ドル・・・・
・
・
やれやれ
アメリカで病気をすると高くつく・・
・
・
ブルネイ王国みたいに
国民の医療費は タダ・・・なんて訳には行かないにしろ
この医療保険や 医療費自己負担額そのものの高さ
何とかならないだろうか・・・・
・
・
点滴と医療器械の使用コストだけではなくて
医者の損害賠償保険の掛け金も大きい・・
・
・
医者一人につき 患者への賠償保険の掛け金が
年間10万ドルだとか・・
へー!
・
・
豊かな国の隠れたコスト増の原因
それが 訴訟社会にある・・・と
皆 知っている・・
・
・
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2007年11月05日
道徳に続いて
今週から 毎週月曜日は
道徳の授業に続き 2時間目の授業
「人間関係論」を・・・・
・
・
世の中 とにもかくにも
人間関係だし
日頃の人生
道徳に次いで
この「人間関係」が大切だから・・・・
・
・
人生への 影響・・・・・
・
毎日 生きていて楽しいか 嫌か・・・・
身体の調子が 好調か不調になるか・・・
・
・
精神的にストレスを感じるか 感じないで済むか
その尺度は色々とある・・
・
・
生かされている人生
日々どう感じながら 生きていくかは
この「人間関係」が大きく影響すると思う・・・
・
・
・
・
基本的に他人と関係して
何かをやることは これ
めちゃくちゃ「わずらわしい事」と思うべきだ
・
だいたい 思い通りに行かない・・・・
そのくらいに思っていて ちょうど良い
・
・
気の合う 相手と一緒にいれば
楽しいけど
普通
気を遣い 作り笑顔をしながら 「そうですね・・」なんて
合わせないといけないしね・・・
・
・
人間一人では生きていけないんだから
どうしても 人間関係がつきまとう
・
・
自分も 半世紀生きてきて
一番 楽しく かつ 最も疲れたのが
この人間関係だった・・・
・
・
特に 営業部にいたり
レストランやリゾート経営の現場にいたから
毎日 人間関係の激流の中を
溺れそうになりながら
必死に泳いできたような気がする・・
・
・
子供の頃は 転校生としていじめに遭い
・
学生時代は 親友と日々語り合い
・
社会人となって 上司・得意先に気を遣い
・
・
管理職になって 得意先や上司に加え
スタッフにも気を遣い
・
海外の現場と日本の本社の 板ばさみになり
それぞれ 違う立場の人の主張することを聞いて
調整して・・
・
自分なりに人間関係を大事に頑張ってきた・・・・・
そんな気がする・・
・
・
しかし
・
・
人間は お互い関係しながら
成長して 色々と悟っていく
だから若い頃は 人間関係でうんと苦労すると良い
・
・
若い頃から人間関係にもまれ
人格や協調性を育てられないと
大人になってから 苦労する
同じ苦労するなら
体力も気力もある 若いうちが良い
・
・
そして ある年代に来ると
あー 人間関係 「量より質だな」って気づく
・
・
余程 政治家になろうと
選挙にでも出馬しない限り
人間関係
行き着くところ 人数の多さより、「クオリティー」だと思う
・
・
友達が たくさんいる とか
あの人も この人も知っている・・・って
自慢している人がいるけど
年賀状やクリスマスカードの多さを 競うのは
あまり意味がない・・・
・
・
最後に親身になってくれる友人・知人
これが 何人いるか・・・
・
・
いざ鎌倉 とばかり
自分の緊急時にどれだけ応援してくれる人がいるか
はたまた
その逆になったら 自分がすぐ駆けつける親友が
何人いるか・・・・・だね
・
・
名刺の多さや
携帯に入れてある コンタクトリストの多さだけじゃ
分厚いだけの 電話帳と一緒だよ・・・
・
・
いつも 出来るだけ
この人とは どこまで真剣に付き合えるか
そう考えながら 友人・取引関係を見ていくと良い
・
・
そして 何かあった時に分かる
あー あの人 そんな人だったんだ・・・・とか
え? あの人 わざわざこんな事までしてくれたの?・・・・って
その最後に「信頼できる人間関係リスト」に
残る人が誰と 誰か・・・って
・
それがたくさんいても良いし
・
たった 一人でも全然構わない・・・・
・
・
人間関係とは
人生で最も 真剣勝負で向き合い
取り組むべきものだ・・・
・
結婚相手も 取引する顧客も
付き合う友人も
永く付き合ってみて 時に口論・喧嘩もして
それから その後
その人との真の関係を深める価値があるかどうかで
決める方が良い・・・
・
・
しかし加えて 最近思うようになった
・
・
同じ 人間関係でも
職場や仕事上の人間関係・・・・・
こんなの実は本当の人間関係なんて
言わないんじゃないか・・・って
・
・
これは ただの「業務上の関係」
職場で 気が合う 合わないとか
人間同士の好き嫌いで
ストレス感じたり、つるんで飲みに行く「関係」は
本当の 「人間関係」とは
ちょっと意味が違うかな・・・と
・
・
こんなことで
毎日ストレスを受けてさー ・・・とか
「人間関係」で苦労してんだよなー ・・・なんて
言っているようでは
まだまだ 修行が足りない・・・
・
( そう自分は 悟りつつある )
・
・
落ち着いてよく考え
一生の財産となる人間関係を見別けるのは
かなり集中力が要る・・・・・・・・・
・
何でも 「人間関係」 って言いながら
十把一絡げに考えない方がいい・・・
・
・
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2007年11月04日
棚卸し
今日 日曜日 朝5時に起きたら
ホノルルは珍しく 大雨だ・・・・
今朝の散歩は諦めよう・・・・・・・
・
・
在庫を持つ商売では 通常棚卸しをする
毎月末、 四半期ごとに あるいは一年に一回・・・って
・
・
でも棚卸しは
商売の商品在庫だけではないね
・
・
自分の色々な「在庫」や「資産」も
時々 棚卸しした方がいい・・・・
・
・
気がつく
先月末までは、新鮮だった食材も
使い物にならなかったり
・
・
去年と 今年では
帳面上仕入れた時の簿価、コストは同じでも
去年と同じ値段では売れなかったり
価値が変動する・・
・
・
在庫は物だけではない
人間関係や 仕事の中身も
時々 棚卸しした方がいい
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実際に棚から下ろしてみると
色々と分かることがある
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えー こんなに 痛んでいたのか・・・とか
あら まだ こんなに残っていたんだ・・・って
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あるいは
え! うそっ !
もうこれだけしか残ってなかったのか・・・って
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ずーーっと 棚卸ししないで
毎日仕事したり 生きていると
大切な資産も無駄にするし
持っていて無駄な在庫も
そのまま 場所を取って置いて
劣化させることになる・・・
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人生も棚卸しした方が良い
友人関係や仕事も
しっかり 在庫の数と保管状況をチェックする
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箱の中に 腐ったリンゴが一個あると
他のリンゴも腐ってしまうから
その一個を取り出して 廃棄する・・・・・・・
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市場や気候の変化
それに 自分の人生の価値観が変わることで
その在庫の持つ意味も 必要性も
変わってくるからね・・・
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不必要なら まだマシだ・・・・
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その在庫があると 自分の倉庫全体に
腐臭とマイナスをもたらす不良在庫も
時に発生するから
よくチェックした方が賢明だ
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棚卸し作業は 面倒くさいけど
必ず 定期的にやってみるといい・・・
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残りの人生での 燃費が向上し、
心のエンジンに対する 無駄な摩擦も負荷も
軽くすることが出来るから・・・・
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2007年11月01日
流される
今日は朝 4時から仕事を開始し
10時からボクシング・ジムで 6週間ぶりに
スパーリングをしてきた・・・・
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でもたったの 2ラウンドだけ・・・・
相手は Rod と言う
New Hope のウエイン・コデイロ牧師の下で働く
牧師さん・・・・
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牧師だけど めっぽう強い・・・
足腰のバランス パンチの打ち方
見とれるような綺麗なフォームで
軽やかに息も切れずに、6-8ラウンド連続する
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こっちは 2-3人交代で
お手合わせをお願いする・・・
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彼ももう 44歳 ・・・
決して若くないのに
よくまー 平気に8ラウンドも動けるもんだ・・・・
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コーチのアレンが
どうだ マサル 最近体調は
うん おかげで良くなった
盲腸の手術の必要もなさそうだって
医者に言われた・・・って
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そうか そりゃ良かった
今日 結構パンチが出ていたじゃないか・・・
でも もっと左右のコンビネーションを使えよ・・
ま ゆっくり段々にペースを戻せ・・・って
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うん 分かった
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酒を止めて もう6週間だ・・・って言ったら
アレンも
そうか・・俺も もう一ヶ月飲んでいない・・・って
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え 本当 どうして?
分からない・・・
いつも習慣で飲んでいたけど
しばらく飲まないと 飲まないのが習慣になる・・と
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そうだな・・・
お酒は 習慣になるからな・・・
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人間 誰でも生活していると
毎日に この生活習慣がある
仕事でも、趣味でも、食事でも・・・・・・
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いつも いつも変わらず
毎日 同じに・・・って
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日々 生きていると
仕事をしていても 楽しんでいても
つい この日々の同じ流れに乗っていることが多い・・
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朝起きてから寝るまで・・・
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規則正しい生活は健康の源だ・・・って
その通りだけど
これ 下手をすると ボケにつながるかもね・・・
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やっぱり
ボケないように 適度にいつも違う刺激を
自分に与えるようにしないといけない・・・
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そうでないと
ベルトコンベアー人生になってしまう・・・
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私も いつも心がける
いつもと違う道を使う・・・・
これまで言った事のない場所に行く・・・
今まで行ったことの無い スタバに入ってみる
同じスタバだって 違う店でコーヒー飲んでいると
出てくる発想が違ってくる・・・
気分だって違うしね・・・
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初めての映画を観たり
違うジャンルの本を読む
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いつもと違うと
ちょっと神経使うし 集中しないといけない・・
この適度な緊張感と新鮮さが好きだ
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アレンも 言っている
マサル・・・・色々なスポーツをやってみろよ
今までやった事のない スポーツや武道も
習ってみろ・・・って
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3-4年の周期で 種目を変えたり
初めての習い事に挑戦する・・・
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人間 成長するのは その時だ・・・って
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まー 流されて
毎日同じ流れに浮いているだけだと
そりゃ 確かに楽だけれど
出来るだけ
ちょっとずつで良いから自分に違うショックを
与えながら生きていこうと思う・・・
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では今日の最後は お口直しに
瀬戸内寂聴さんの お言葉を引用させていただいて・・・
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人間が生きてゆくには、
もちろんお金が必要です。
健康が必要です。
地位もほしいし、高価なものも欲しいでしょう。
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けれども、そうしたすべてを手にいれても、
人に愛され、人を愛する心がなければ、
人生は殺伐としたものになります。
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愛する人があって、自分が愛されている自覚が、
生きることには一番大切なうれしいことです。
この気持ちがないならば、生きていても
本当にさびしい人生です。
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寂聴さん いつまでもお元気でいてください・・・
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マッサージ
月曜日に 久しぶりに指圧のクリニックに行った。
いやー 痛かった・・・
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内田さん ずいぶん痩せたね・・って言われる
そう 5kg 痩せました・・
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腰や足を 容赦なくもまれる
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最近仕事用の椅子に付ける
マッサージ器を購入した・・
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これが最高・・・
仕事しながら PCに向かい
ついつい 何時間も過ぎる今の私の生活に
無くてはならない 道具になる・・
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最近ハワイでも
マーッサージチェアー や
健康器具の売り場が増えてきた
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ハワイの人も すっかり健康オタクに・・・
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腰痛は怒りである・・・って
何かの本の題名で読んだけど
ストレス社会では 心身の色々な箇所に
症状が出る・・・
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現代人
「ストレス」 と言う言葉を知ってから
「ストレス」を感じるようになった・・・?
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ストレスが 全ての病に関係する・・・・って
記事を読むと 色々な病の症状を感じる?
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病は気から・・・・か
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マーサージをしてもらうと
身体の調子だけでなく
思考も柔軟になるような気がする
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身体の血流が良くなって
すっきりすると 考え方やアイデアも
色々と新しいものが浮かんできたりして
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身体能力だけでなく 「脳力」も大事だって
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脳の力で思考回路や物事の感じ方が
変わるものね・・・
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同じ 景色を見ても
あーまた 雨だ!って ボヤく人
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あらー 綺麗な虹だね・・・・って言う人
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気分が 違う・・・
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マッサージをしてもらうと
そういう思考の健康も一緒に取り戻せるような
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人間 日々幸福かどうか
その人自身の思考が決めるのだそうだ・・・・
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