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2005年07月31日

掃除

商売の盛衰は、<掃除>で決まる!


何 いきなり?

昔あった みのもんた の「愛の貧乏脱出大作戦」 という

テレビ番組をご存知の方なら賛成されると思う。

借金だらけで、お客が入らず、つぶれそうな飲食店を

立て直す・・という番組。


私もある人に紹介され、ビデオで何度か見て、すっかりファンになった。

どの店も、いい加減な料理と、サービス・・・

全く 工夫の無い、おそらく 「ひどい味」 で 

当然 毎日閑古鳥・・・・・


何軒もの店のオーナーが、料理の味追求の為にその道の有名店、

料理のプロの元へ修行に出る・・・・・・


何度か、感動の涙を流してしまった・・・・・・・・・


「店の建て直し」の時、必ず共通している 基本




店を 綺麗 にすること・・・・・・・・・


ペンキを塗り替えたり、看板、内装を綺麗にする・・・・・・・


そう・・・・


でもそれだけでなく、ほとんどダメな経営者がまず学ぶ事は

店の掃除・・・・・・・


儲かっていない店、つぶれそうな店は、共通して 「汚い」・・・

汚れていると言うか、油とか、ホコリが堆積している・・・・

飲食業だけでない。

商売の盛衰に一番の基本・・・・  


掃除・・・・・・・・

店を綺麗に掃除をすると、お客が来る・・・・・・・・  絶対・・・・


これは、風水学でも基本的に言われている事・・・・・・・

どんなに、玄関だけ綺麗で、洒落た看板だけ付けても

店内が汚いと、客足も落ちる・・・・・・


ハワイでビジネスをしている経営者に、この精神を理解している人が

意外に少ない・・・・・・・

玄関は、綺麗にするけど  デスクの内側、客から見えない部分は


そのまま、何年も掃除しない・・・・・・・

そう開店以来・・・・・・・  していない。

意外とお客のいる所から見えている汚い部分が多い・・・


経営者や従業員は、そんなこと 露も知らず・・・・・・・・・・・・


そんな事自体 考えてもいないから・・・・・・

せいぜい掃除しても、いつも働いているところからしかチェックしないから、


お客からは 「丸 見 え」・・・・


まして お客から見えない 裏の部分は 掃除しない・・・・・・


どうせ見えないんだから 「いいじゃん」 という感じで・・・・


綺麗に、清潔に掃除をしていると、家運も上がる・・

商売運も上がる・・・・・・

本当に 自分で汗を流して実際掃除をしてみると、


これが分かる・・・・・・・・・・


掃除を習慣にして、何週間かすると・・・

客が増える・・・・・・・


少しずつだけど、増える・・・・・・


これを分からない人は、商売の不振を景気のせいにだけしがち。


掃除の重要性をしっかり理解してから、商売を考えたほうがいいと思う・・・


看板 内外装、パッケージとかは、人間で言えば お化粧の部分

事務所、店内、自宅、倉庫、車 の掃除 と 手入れ・・・・・・・・・・・


お客から見えない部分 ほど 綺麗に掃除すると効果的・・・・・・・


そう、食器も 表を 1回洗ったら、裏は 3回洗えって


昔の料理人さんは言ってた。

馬鹿みたいだと思う人がいるけど、これ ホント・・・・


結構、お客様と <誰か>は それを見ている。

Picture 335.JPG

投稿者 : 04:17 | トラックバック

2005年07月29日

あれこれ

ハワイでは知り合った人にあまり

あれこれとプライベートなことは

聞かない方が良い。



米国では、他人の私生活、子供、夫婦のことを

あまり細かく聞かない。


聞くけど、日本ほどではない・・・



例えば、夫婦関係・・・・・・


ハワイでは、私の今までの経験上、

2人に1人くらいが離婚経験者・・・


だから、奥さんは・・・・?  とか ご主人は? 


などと うかつには聞かない・・・



それに、最近は 奥さんが 男性 の場合もあるから・・・・・・・・

うっ ・・・・



子供も、大学へ行かない子が多いので、

相手が自慢したい場合以外は

何歳ですか? くらいしか聞かない・・・・・・




日本では、本当に決まった質問事項が繰り返される・・・・・・・




どこに住んでるの?


持ち家? それとも社宅?


ローンで?  あと何年?


車は 何に乗っているの?

子供は どこの学校?  私立? 公立?

あなた何歳?  奥さんは?

出身校は?


ご主人はどこに勤めているの?  肩書きは?


ほんとに、お決まりの質問項目・・・・・・・・・


そうやって相手と自分を比べてるんでしょうね。

平均と・・・・・



そして この人は自分よりちょっと上、とか 下とか・・・・


米国では、そういうことにものすごく興味がある人も確かにいるけど

結局は人は、他人・・・・・・・・・・



ハワイでは、知り合った人のプライベートのことを


相手が喜んで自分から話さない限りは、


あまり聞かない方が良い・・・・・・・・・

ちょっとした生活のマナー・・・・エチケット




これに慣れてくると、気がつく・・・・・・


相手からあまり自分が <あれこれ> 

聞かれないことが


いかに快適か ということを・・・・

投稿者 : 03:55 | トラックバック

2005年07月26日

原価

基本はビジネスブログなので、商売の話が続きます。

ご了承を。

さて、ビジネスの中で物を販売する業態には必ず


原価 というものがある。


色々な商売の形態を見ていて、余程の例外を除き、

この原価と言うものは、販売価格のおよそ25~30%というのが

一つの目安ではないだろうか?

いや、商売の種類によって、そしてブランド力の違いによって

色々と上下はある・・・


卸業、小売業となればいわゆる仕入れ原価はもっと高い。

しかし、一般的に言って製造業やレストランなどで

80%の原価、10%の原価というのは極 まれであると

言えると思う。


誰でも、商売をする人は、この原価率を計算する。


そう、一生懸命計算する・・・


出来るだけ、儲けようと ひっちゃ気になって 計算する・・・


あれも、これもと原価に入れて、出来るだけ儲けようとして

販売価格を設定する。


最近思う・・・・

この原価って、誰が払ってるのか?  と。

確かに原価の支払いは、営業している人が小切手を切って

払っているけど、


実際には誰が払ってるの?  って。

そう、どう考えても


その商品、サービスを買っている 当の顧客。


販売している人、会社は、その顧客のお金を一時

預かって、あるいは立て替えて代理で仕入れ業者に

払っているだけではないだろうか?


そう思うと、

原価とは、お客様の支払っているお金だと言える。

リーゾナブルプライス・・・


最近日本でもよく使われるようになった言葉・・・


良心的価格・・・とでも訳せるのか?

この、「良心的」という意味はとても深いと思う。


お客様のお金をお預かりし、原価を代理で払って、それを満足行く商品、

サービスに「変換する」のがビジネスの意味ではないだろうか?


当たり前のこの基本をはずさずに、謙虚に商売を考えたいものである。


今日 も 、とっても偉そう・・・・・・・でした・・・

おやすみなさい。

投稿者 : 01:46 | トラックバック

2005年07月25日

通貨

中国の人民元が切り上がった。


たったの2%だけど、固定相場制から通貨バスケット制への移行。

歴史的な、変化。




米国の経常赤字は、

例え人民元が通貨バスケット制になっても

変動相場制になっても、あまり減らないとの予測がある。


私もそう思う。


だって、中国からの輸入製品が高くなれば

米国はBRICSの他の国や、他のアジアの国から

製品を輸入するだけだから・・・・



それはさておき・・・

円とドルはどうなるか、これからよく見ておく必要がある。


人民元が強くなると、一般論として言われているのは

日本製品の世界での競争力が増すということ。

つまり、円高になる傾向・・と考えておく必要がある・・・・


しかし 通貨、為替は 市場の思惑や、

通貨取引をして稼いでいる投機マネー、

その業界の人達の市場での「いたずら」で、

大きく変動する場合があるので

予想するのは難しいが、注視していく必要がある。




ハワイに投資を考える場合、

とかくその時の為替レートで総投資額

を円換算して予測する人が多い。

これは、あまりいただけない・・・・・・・・・



要は、円安に振れても、円高に振れても

大丈夫なように

可能な範囲で準備しておくべきである。

昨日の円とドルのレートがおよそ 111.75円・・・・・・・・

この日にハワイへの投資を考え、


何ヶ月かして実際に海外送金をする時、

ドルに替えるレートが違うと、初期の投資金額円予算と

実際の円の投資金額に差が出ることとなる・・・



私が今まで、ハワイに住んでいる 合計14年間に 

1ドルはおよそ80円から135円位まで上下した。

単純に計算して、中心値107.50円・・・・・・

今は、この平均値からいって、やや円安水準。


これは、あくまで単純な平均値の話。



ハワイへ進出することを決めた時から、ある程度の円高水準に

なったら、円資金を少しずつドルに替え送金しておくのも良い方法だ・・・

一度に送金すれば、送金手数料は一回分で済むが、

この為替レートの変動で

色々とあとで「後悔」してしまう事もあるから。



ドル均等法・・のように、例えば、初期投資額の2000万円を

毎月決まった日にドルに換えて、10ヶ月位に分散し

ハワイの銀行にドル送金すると言う手もある・・・


人民元は、これから徐々に切り上がって行くだろう。

韓国の技術躍進なども目を見張るものがあるが、いまだに

日本製品の世界的評価は高い・・・




だから今後は、ある程度「円高」になると予想して、


資金の送金をしばらく見送り、待ってみるのも


一つの手である・・・・・・・





ところが これまでの経験で言うと、


為替は 市場や一般の投資家の思惑と

<逆に>動く事が多かった。




つまり、100円に近づく円高になるぞ・・・

いよいよ100を切る円高が・・・・・

などと連日為替の動向が新聞記事となり

皆が 「確かにそうだなー」と思うと 


その途端に 円安に 振れる・・・・・・・・



だって為替で はっきりとした予測が出来るなら、

皆 大金持ちになっている・・


為替はそれほど、「うなぎ」 を

手でつかもうとするほど難しいもの。


でも、備える事はできる。

日本とハワイでビジネスをまたぐ場合は、

円高に振れても、また円安に振れても、

慌てないように手を打っておくべきだ。




それにしても、

世界各国の空港の両替屋で、街中の銀行で、

日本円がその国の通貨に取り替えてもらえるようになってから、

まだ25年も経っていないのを皆さんご存知だろうか?



米国以外の国へ行く場合は、日本でUSドルに両替し、

それを各国の外為銀行、空港の両替ショップで現地通貨に・・・・と

二度 両替していたのが普通だった時代が永くあった・・



円が、これほど世界のどの国でも通用する

国際通貨になるとは思わなかった・・・・

投稿者 : 09:46 | トラックバック

2005年07月24日

お客としてのマナー

ロンドン勤務時代、そしてハワイでの生活を通じて

日欧米の色々な文化、風習の違いを見てきた。



その中で、一番深く今の自分に刻み込まれたものの

一つに、サービスを「受ける側のマナー」がある。

ロンドンでのレストラン勤務時代、


本当にたくさんの紳士淑女に直接お世話する機会を得て、

お客様として「素敵な」方々から その言動、マナー、

そして 立ち居振る舞いを勉強させてもらった。



まず、本当のハイエンドな方々は、

サービスを 「受け慣れて」 いる。


受け慣れている方々へのサービスは、やりやすい・・・

こちらが、反対にタイミングを合わせてもらっているような・・・・


とにかく笑顔で、サービスをする人たちへの感謝を忘れない・・・




ある英国人の両親が サンキューを言わなかった自分の子供を

ひどく 叱り付ける場面も目の前にした。



言葉も丁寧で、決して威張らない・・・・


欧米の一流な方は、前回のコラムにも書いたように、

非常に謙虚であり、マナーが良い・・・・


お金持ち=威張るという文化が無いから、

サービスをしていても

こちらがある意味で尊重されているのを実感でき、

とても気分が良い。



今夜は 本当に楽しい夜だった・・・と褒めてくださる・・・・

また来ます・・・ と言って・・・


この経験は、今の自分が客として

ホテル、エアライン、レストランで

サービスを受ける時に非常に役立っている・・・



そういう風に接客担当の人達に接した方が、

かえって良いサービスを提供してもらえる・・・

気持ちよく・・・




サービスというと、提供する側のマナーを

まず考えがちだが、

実は、サービスを受ける側にも色々な 「掟」、「コツ」、


絶対やってはいけない「禁じ手」がある・・・・・・・



禁じ手?


そう・・・・・・


何 それ?




簡単・・   


接客してくれている人たちを「見下すような態度」・・・


これ、絶対に 「禁じ手」・・・・



サービスを提供する側の人達は、

皆 お客を見ている・・・


分析している・・・・・


評価している・・・・・

採点している・・・・・・


しっかりと・・・


また来て欲しいお客・・・


もう来て欲しくないお客・・・・


最悪はブラックリスト・・・・・・・・・・



例えばレストラン側から見て、

「また来て欲しいお客」となるコツがある・・・・・・・




一番高いワイン注文して、

一番高いメニューオーダーして・・・


うーん そう、それも確かにあるが


実は、接客の人を大事にしてくれるお客さん・・・


多少サービスが遅れても、我慢してくれているお客さん・・・

こちらが謝ると、「いいえ、気にしないで・・」

と言ってくださるお客さん・・・

笑顔で「ありがとう」を忘れないお客さん・・・


「本当に楽しませてもらいました。ありがとうございます」と

支払いの後、サービスを受けた後、担当者や責任者に

お礼を言って帰るお客様・・・・・・・・・・


責任者に、自分達を担当してくれたスタッフについての

「お褒めの陰口」なんかすると、効果満点・・・



私も、毎回 飛行機に乗る時には

必ず フライトアテンダントに


「お世話になります。」と言うようにしている・・



降りる時は、

「お世話になりました。ありがとう。」と・・・

日本人以外のフライトアテンダントには


「Thank you.  It was a very nice flight」


と言うようにしている・・・・


フライトアテンダントの表情が、ハッと変わる・・・

ありがとうございます!・・

その一言の為に私達は、がんばってるんですよ!


というような表情になって


最近アメリカのエアラインでは、サービスがひどいのであまり使う

チャンスが無いのが残念だが・・・



客としてのちょとした心がけで、

サービスを 「受ける楽しさ」 が倍増する・・


まずは 我振り直せ からか  やっぱり・・・

投稿者 : 13:23 | トラックバック

2005年07月21日

謙虚さ

謙虚という言葉や、意味は日本特有、また儒教の教え

が根付いている国で通じるものばかりと思っていた。

しかし、この謙虚さという美徳は、米国にもそこそこに

尊重されているのを感じている。


英語でHumblenessと言う・・・・・・・・

結構良く使う・・・・・

様々なプロの人達や、一流な評価を得ている人を見ていると

米国の人ほど本当の意味で、謙虚な人が多い・・・・・・・・


謙虚さとは、日本の「特許」かと思いきや、まるで違った・・・

ホノルルで、毎年1月に開かれるPGAのソニーオープン時に

ワイアラエCCに世界の一流ゴルフプレーヤーが集合し、

ゴルフの技を競う・・・・・・・・


一流プロの選手は本当に謙虚で、礼儀正しい人が多い・・・

米国のプロゴルフ選手は、ほとんどが下積み生活を経験し

練習と、精進を重ね、世界で名の知れたメジャーや大きな大会での

勝利を積み重ね、その名声を獲得している場合が多いからだ。

タイガー ウッズなんていうのは例外中の例外・・・・・


私がこのPGAのトーナメントを観に行く理由の一つが

彼らのマナー ・・・・・・・


本当に、うっとりするほどスマートで、爽やかである・・・

真剣なプレー中に、衆目の視線を背に大事なパッティング、

ティーショットを打ちながら、それぞれのマナー、同組のプレーヤー

周囲のギャラリーへの気配りを忘れない。

そしてバーディーを決めても騒がない、静かで謙虚なプレー態度・・

本当に、自己制御力の優れている人達なんだなーと

見とれてしまう・・・・

それに比べて、日本のプロ選手・・・・・・・・


この先は書くのは止めよう・・・・・・・・・

情けなくなるから・・・・・・・・・

本当の謙虚さや、威張らないつつましさ、そして紳士道を

米国や英国で学ぶ事が多い・・・・・・・

最近一番その謙虚さを感じたのが、

米国 前国務長官の コーリン パウエル氏・・

元軍人である彼は真のジェントルマンで、謙虚さと、質実剛健、

そして真の優しさを兼ね備えた人と思う。

米国内だけでなく、


世界で最も人気の高い国際人の一人ではないだろうか?


サントリーの元会長 故 鳥井信一郎さんは生前ハワイに

多いときは年に 二度ほど、休暇や仕事で来られていた。


この方の、「普通」さと言ったら、物凄い・・・・


オーナー企業のトップで、大変な資産家でありながら・・・・・・・

ずっこけるほど 普通・・・・・・

私に荷物を持たせる事はほとんどしない・・・・

自分でレンタカーを運転される・・・・・・


自分で、何でもやろうとされ、絶対に「俺は社長だ、会長だ」などという

日本人によく見かける 威張った態度を取られない方だった・・・・・・・


ある日、鳥井当時社長のご滞在にワイキキのロイヤルハワイアンホテルを予約、

ホテルのご好意で「ロイヤルスイート」を用意いだだき、

ホテルの幹部数人が玄関で当日 鳥井社長の到着を待っていてくれた・・・・

私の運転する車の後ろに追いて、自分でレンタカーを運転していた

鳥井社長が玄関に到着し、車から降りた時 誰も気づかなかった・・・

Mr. Uchida !  Mr. Torii はどうした?

私の車に誰も乗っていないのを見て、あっけに取られて聞く

ホテルの幹部に、自分の車の後ろのレンタカーから

荷物を自分で降ろしている鳥井社長を指差すと、

ホテルの幹部はびっくり仰天!


あわてて駆け寄って荷物を取りに行ってくれた・・・・・・・

車が、社長のリクエストで カローラ だったから余計

見事な光景であった・・・・

案内されたロイヤルスイートを見て、

こんな特別待遇を 内田君が依頼したのか?

と お叱りを受けた・・・・

いえ、これはホテル側のご好意で・・・・・・・・・


こんな大きな部屋では、トイレが遠くて困る・・・・・


私なら、そんな配慮を受けたら、はしゃいで喜んでしまいそうだが・・・

何とも、その庶民的・・・ 


いや もしろ庶民とは逆の 「普通さ」 が素敵な方だった・・・・


昔若い頃、60年代前半に米国に留学し、当時1ドルする 分厚いステーキを

食べたくて食べたくて仕方がなかったが、貧乏学生でレストランの前を

行ったり来たり・・・・・・・・・・・・

そんな当時の思い出をよく話してくださった。

ハワイでは、鳥井元会長は英語が上手で、紳士である・・と 


とても人気者であった・・

権力や財産を持った人ほど普通に、気さくに、そして

威張らないで謙虚に振る舞っていると英国や米国では、

「尊敬」され「親しみ」を持たれるから面白い・・・・

当地では、それを むしろ 「カッコイイ」 と評価する文化がある・・・・


米国で 真の「謙虚さ」や 「一流」 について学ぶとは正直思わなかった・・・・


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投稿者 : 23:07 | トラックバック

言い訳

人は誰でも言い訳をする。


言い訳をしないほうが、その本人の評価が上がるのに

皆、言い訳をする・・・・

ハワイに住んでいると、この言い訳の「プロ」、「お師匠さん」達が

多いのに驚く・・・

見事なくらいに、いくつもの理由を並べ、


他人の失敗のせいでこうなった・・・と


とても懇切丁寧に教えてくれる・・・・


ほとんどが、もっともで正しいようだけど、基本的にその言い訳を

言う人がほとんど間違っている場合が多い・・・・


日本人と比べて、欧米の人は「謝る」という事に非常に慎重である・・・


謝る=自己のプライドを傷つける=自分の価値が下がる


というように感じ、どうしても許せないようだ・・・


絶対に謝るな! 

まるで 小さい時からそう親に教育されているように・・・・・・・・

米国がこれだけの訴訟社会になった、大きな理由がこれにある


と分析する人が多い。

ちょっとした、陳謝、そして反省の言葉は、たとえそれが

どんなミスでも、相手に対しかなりの「癒し」と「許容」の心を

芽生えさせるものだが、


欧米の人は謝らない・・・・・・・


肩がぶつかったりしたら、これはすぐ謝る・・・・・・・


大した事ではないから・・  マナーとして 謝る。


反対に、それが仕事のことになると

これでもか! と 「言い訳」 をしてくる・・・・・・

私も、そういう場面に出くわすととても悲しく思うことが多い・・・・・


その人を見ていると、もう かわいそうでかわいそうで仕方が無い・・・・・・・・・


あわれで 仕方が無い・・・・・・・・・


見ていられないくらい・・・・

あるフランス人のウエイターが、お盆からグラスを落として

割ってしまった・・・・・・


マネージャーに怒られたそのウエイターは

「私の責任ではない!」と・・・・

えっ?

グラスを落としたのは、私ではない!

何?





この 左手だ!  と・・・

これ フランスで実際にあった会話・・・・・・・・

もう、お見事!  

ここまで来ると、マスターを通り越して、博士号クラス・・・・

私は、宗教をどうこう言う気は無いが・・・

イスラム教の人と以前仕事をしていて、その人がルールに反し


盗みを働いた。

皆の見ている前で・・・  


私も彼が自分のポケットにお金を入れたのを見たので、とがめた。

今、自分のポケットに入れたお金を出しなさい! って・・・・

そうしたら、しぶしぶ お金を出して・・・


やったのは自分ではない・・・


えっ ? だって・・





「アラーの神からのお告げだ」って・・・・・・・・

お前 そりゃ、アラーの神様に失礼だろ!って・・・・

いくらなんでも・・・・


事ほど左様に、

欧米で生活するには、この「言い訳文化」に慣れる必要がある・・・


慣れる・・・という意味は、自分も負けないくらい言い訳上手になる

と言う意味では決して無い・・・・・・・・・・・

冷静に受け止める・・・・

なるほど、こういう人が多いのだ・・・と


でも自分は人間として、いかに言い訳をせず、そして「反省」と

「心からのお詫び」を言えるように・・・・

例え、米国に住んでいても、この気持ちだけは絶対に忘れない・・・・

そう ゴルフでも・・・・・・・・ 言い訳はしない・・・・・・・・・

投稿者 : 00:17 | トラックバック

2005年07月19日

宇宙銀行

この話は、もう何人にもしているので聞いた事がある方が多いと思う。 

どうかお許しを。

私は、日本では東京三菱銀行とUFJ銀行、そしてハワイでは

ファーストハワイアンバンクに口座を持っている。

この二つの日本の銀行は、もうじき一つになってしまい口座は結局一つに・・・・

ま、人は普通このように、街にある銀行に口座を持つ。


そう、ほとんどの人は、印鑑とか身分証明書、そして多少の現金を

持参すれば、これらの銀行には口座が開ける・・・


「新規口座開設ありがとうございます」・・とか 言われて


ティッシュなんか くれる。

サービス、金利、支店の数・・・・

色々と銀行ごとにサービスが違い、皆それぞれに比べながら選択する・・・・


実は、この地球上の普通の銀行とは違う、「宇宙銀行」と言うものが


あるのをご存知だろうか?

この銀行は、口座開設時の資格審査が非常に厳しい・・・・・


100万ドル持って口座開設を・・と言っても、ほとんどの人はお払い箱。


頭取なんかのコネも全く効かない・・・・

この銀行のサービスは、物凄い・・・

とにかく利息が良い・・・


年利5000%とか、10000%とか・・・・・

時には、複利でもっと増える・・・・・・・ 

満期になったり、積み立て預金額を増やすと、ご褒美の景品が届く・・・


お金で買えないものが結構多い・・・

この銀行は、他人の為に身銭を切ったり、資産を寄付したり

そして、世の中の為ばかりを考えて生きている人なら、最初に

資金が無くても口座を開設できる・・・・


宇宙銀行に口座を持てる人は、


栄える、  そして (お金だけでなく心が) 豊かになる・・・


そして、いつも莫大な利子と、景品、大切な人との出会いなどが

その口座名義人が必要とする時に 用意され届くから・・・


この宇宙銀行には、プライベートバンキング/上得意部門がある・・・

まー、代表的な顧客には、今は亡き マザーテレサ と言う方がいた・・


マザーテレサは、上得意の筆頭顧客・・・

この方の口座にはあまり「残金」がないのだが・・・


善良な行いの積み立てがすごいので、銀行はいつも

ご希望の景品をマザーテレサに届ける・・・・

病院のベッドだったり、抗生物質だったり・・・・・・・

修道院の雨漏りを 無料で修理してくれる人だったり・・・・


同様に、法人部門もある・・・


企業としてこの銀行に口座を持てる会社とそうでない会社が・・・


私も、この宇宙銀行の顧客になれるよう「積み立て」を

しているが、まだまだのようである・・・・・・・


資格審査待ち・・・と言ったところかな?


アンタは まだ、煩悩が メラメラ しとる!


と言われ、申込書がペンディング状態?

皆さん


こんな おとぎ話の様な世界は、馬鹿げていると思われますか?

投稿者 : 10:54 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月18日

批判

人は誰でも、皆周囲の人から 評価されたり、羨望の目で

見られたい・・という意識があるのではないだろうか?

あの人、本当にすごいよねー

あの人、いい人だよねー と。


批判や誹謗中傷などされたい人など誰もいない・・

私だって、大嫌いである・・・

しかし、私は今まで結構色々な人から自分の仕事のやり方

あるいは、言動に対し陰で「誹謗中傷」を受けてきた。


直接面と向かって言われる事はあまりなかったが、聞こえてくる・・・・・


相手の顔や態度を見れば分かる・・・・

本当に、嫌なものだ・・・


何故誹謗中傷されるのか?




私の場合・・・・・・・・  たぶん・・・





自己中心・・・・・・・決めたら諦めない・・

意志が強すぎる・・・・・・・一生懸命過ぎる・・・

「こう すべきだ」・・・英語で言うと「Should」をよく使うような・・・


時々イライラして、眉間にシワを寄せて・・・きっと相手に不快感を


態度が大きい?・・・


そして、本当の「真理」の部分を追究し過ぎてしまう・・・・

そんな「言うだけ」は簡単だよ・・・・などと言われる





たぶん そんな所だと 「推測」 している・・・

皆から批判される・・・・・・・・ こんなイヤなことは無い・・・

でも、結果を出す為には「嫌われる事」をしないと達成できない事が

ものすごく 多い・・・・・・・・・


プロジェクトの建て直し、改革などという場合はほとんどが これ・・・


その時は、分かってもらえない・・・


分かってもらえるどころか、

皆から、何だ内田は自分の評価を高める為に俺たちに

大変な事ばかり要求してくる・・・・・・・・・と。

最低な奴だ・・・と。


辞めてゆく人も増えてゆく・・・・・・

ちょっと淋しい気持ちになることもあるが、

いつか 誰かは分かってくれる・・・

例え分かってもらえなくても、結果を出すのが仕事だから・・・・・と。

その人達自身の雇用と将来の為と思い、懸命に努力したり助言しても、


反対に批判される・・・・・

その当の ご本人達から、嫌がられる・・・・・・・

こんな「割りに合わない」役目は無い・・・・・

最近有る人からこんな事を言われた・・・・・・


「内田さん、自分が成長したければ、どれだけ他人からの

批判、中傷、ゆがんだ妬み、嫉みに耐えるかですよ・・」という事を。

耐える・・・・・


その時、ハッと思った。

相手や周囲の人達の考え方、価値観、そして損得や都合に

一つ一つ 心がフラフラしていた自分がいた・・・と。

自分がこうだと決めたら、進むしかない・・・

しかし、建設的な意見、助言は謙虚に大いに受け入れながら・・・


これだけは、しっかり押さえながら・・・・・


要は、結果を出すだけである・・・・・・・・


心ある人は、最後にきっと皆分かってくれるから・・・・・・・

分かってもらえない場合は・・・・・・・・・・





それで いい

投稿者 : 10:57 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月14日

勝手気まま

昨日は、とても中身の濃い、そして充実した一日だった。


まず、朝5時に起きてメールと日米のニュースのチェック。

シャワーを浴びて、ゴルフへ。

7時ちょうどのスタート。

Ewaの方にある、Coral Creek GCで・・・



そして、昼に帰宅・・・


それからジムへ行き、1時間弱 ストレッチと

軽くマシーンでエクササイズ・・・

おー!


帰宅後、サウナ・・・・ 


そして夕方から ヘアーカット。


その後、アラモアナへ出かけ、夕方のハッピーアワーで

ビールとカクテルを1杯・・・・  いえ、2杯・・・・

うーん 旨いっ !  と唸ってしまう・・・・



帰宅して、ちょっと仕事・・・・

早めに就寝・・・・・

今朝の目覚めは、いつになく快調!

朝の7時前から、バンバン仕事をして用件を片付けている・・・

もう、午前中の仕事はほぼ完了・・・


これからCPAの事務所に行き、午後からミーティングが2件・・・



私は、時間が「不規則」である。


時々 急に夜中にガバっと起きて、仕事を始める・・・・・・・

瞑想の結果が出て、「これだ!」 と飛び起きて仕事や案件を

処理する・・・・・・・


E-mailを打つ・・・・




瞑想の結果は、すぐに出なく、時々寝ている時に

出る事があるものだから・・



ちょうど、えーっと あの人の名前なんて言うんだっけ?・・と


考えて、その翌日か、翌々日にその名前を思い出す・・・  

あれと よく似ている・・



いつも、こんな具合だから、気分が乗った時には溜まった仕事や、

案件をどんどん処理する・・・・・ 


もう見事なくらいの仕事ぶり!


そして、気分が乗らない時・・・・





何もしない

だって 無駄だから・・・・・・・・

そういう時は、マッサージに行ったり、映画に行ったり、ちょっと


カクテルを飲みに出かけたりする・・・・・


これ 自由業の特権・・・

私の気分が乗った2時間の仕事量と質は、

そうでない1日分以上に匹敵する・・・・・・・・・・




いたって、不規則・・・・・・・


最近思う・・・


自分の「好きな事」を仕事にすると、良い結果が期待できる・・・

そう、これはおそらく正しい・・・


それに加えて、自分の 「好きなよう」 にやる・・・・ 

自分のスタイル・・・・・・・これが大事。



特に私のようなタイプは、型にはめられると、力が出ない・・・


比較するのはおこがましいが、日本のプロ選手の

トップクラス達が何故あんなに多く、海外のプロに

移籍したがるのだろう?



流行?

それとも、子供の時からのあこがれ?

色々とあるだろう・・・・

でも、海外では、各プロ選手の自主性、

トレーニングや調整方法を

各人の裁量に任せ、要は結果さえ出せば

高給を払ってもらえる・・・



型にはまった、練習の仕方、スケジュール、スタイルではなく、


試合で結果を出すだけ・・

こうしろ! とは言われない・・・

こうしなければダメ! ともあまり言われない・・・・


だから、皆 自由に 自分で考え・・ 悩み・・・ 苦労し・・・

練習し・・・・・・・ 問題を克服しながら成長する・・・


結果を出す為に、 自分で考えて 練習する・・・・

監督、コーチに怒られないように、メニュー通りの練習するのとは違う・・・


全てが 本当の自己責任だから・・・・・・・



そんな米国の生活、仕事スタイルを自分はすごく気に入っている・・・


これからも周囲の方々に迷惑だけはかけぬよう、「勝手気まま」な

自分スタイルで<結果>を出してゆこうと思う。

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2005年07月12日

やる気

仕事、プロジェクト、そして色々な人達と接していていつも考える事。


どうしたら人間は 「やる気」 が出るのか?


自分自身も、そしてプロジェクトに参加している人達も・・・


そもそも、人間がやる気になるのはどういう理由か?

収入、インセンティブ・・・・


やりがい・・・・


経験・・・・


良い上司・・・・


褒められる・・・・


出世・・・・

色々とあると思う。





反対に、やる気を失う理由・・・・


仕事が面白くない・・・・


自由がない・・・・


収入が割りに合わない・・・・


自分のやり方、スタイルを否定される・・・・


結果が出ない・・・・


降格人事・・・・


いつもこんなことを考えている・・・


日本では、こういう場合しっかりと討議したり、考えたり

そして明確にする思想が少ない。



とにかく 「 がんばれ!」

我輩は、そんなのはイヤである・・・

(何で、漱石風になるの)





長期的には・・・・・・・・


人間、収入や努力に対する「見返り」がとても必要・・・・・

これがなければ人は動かない・・・


しかし、それ以上に 「本人の将来」 に今の努力が 一つの線で

つながっているかどうか?  


これ 結構重要・・・


短期的には・・・・


これも もちろん収入が大事。

でもやはり、

ちょっとした激励、やりがい、面白さ、ねぎらい、感動などだろう・・・

そして、良い上司とか・・・

良いお客様とか・・・


自分の場合はどうか?


とにもかくにも、人間関係かな?

相手の一生懸命さ、素直さ、感謝の言葉、そして犠牲的精神などを

見せ付けられると、もう メロメロ になってしまう・・・

こちらとしても俄然、やる気が出て、その努力や姿勢に何とか報いなくては・・

と知らないうちにどんどん仕事、応援、サポートしている・・・


自分自身が周囲の人たちにそういう感動や、良い影響を


与える事ができているかどうか?は別として・・・


人間の持つ、真剣さ、誠意、無欲で献身的な働きは、時に


ものすごいエネルギーで周囲の人達にやる気を「伝染」させることがある。


中には、「そんな お前一人で がんばんなよー」といって茶化す


否定的な怠け者もいるが・・・・

やる気を持って仕事をする、仕事をしてもらう


本気で、そして無我夢中で・・・・

あまりにも豊かで、そして凄まじいほどの飽食の時代にあって、

こういうプラスのエネルギーをどんどん多くの人達にもってもらうよう、

自分も良い意味で無欲で 夢中になって「献身」 してみようか・・


中年の身体に、ちょっと鞭打って・・・・・などと、思う

投稿者 : 10:42 | トラックバック

2005年07月11日

サービス競争

ハワイの観光業は最近とても忙しい。


どこのホテルも宿泊稼働率が上がり、どのレストランもお客で一杯。


この夏のハワイは、どこもかなりの混雑が予想される。


ハワイは3-4年前から、日本のデフレ経済の影響を受け、

ホテル、レストラン、小売店が今までに無く価格競争、

大安売り、そして 特別無料~ などで競合してきた。
 


2001年の同時多発テロ、そしてイラク開戦、SARS騒ぎ以降

その傾向が一段と激しくなってきた・・・


しかし、ここ最近ちょっとした変化を感じる・・・・・・


サービス。


そう、値段は安いにこした事はないのだが、サービスに対する

消費者、観光客の目が一段と厳しくなっているような・・・


サービスが一流であれば、かなりの高額商品も売れる・・・


サービスが良ければ、何度も通う・・・・・・・・


サービスが悪いと、安くても 2個目のメインディッシュが50%引きでも

「もう二度と」行かない・・・


そんな変化を感じる・・・・・・

価格競争から、サービス競争に・・・・・・

例えば、ホテルでも4ッ星、5ツ星のところに泊まる。

オーシャンビューだけでなく、サービスがよければ、

何度も利用する・・・・・・


日本の温泉も、サービスの良い高額温泉旅館の方から

予約が取れない、とか。


ハワイもその傾向が増してきているように感じる・・・・・・

欧米の一流ホテルのサービスは、とてつもなく行き届いている・・・

その 「サービスを受ける為」 にホテルに泊まる・・・ 

そんな人が増えているのでは?

ハワイでのサービスは、全体的に質が低い・・・・


何故か?


人材・・・・・・・・・ 


教育システム・・・・・


返事一つとっても、欧米の一流サービスマンとは月とスッポン・・・・・・


何か物を頼まれても、Certainly !とか Very well なんていう風に

返事する習慣が無い・・・・・・

そういう風土が無い・・・・・・・


そういう気持ちも無い・・・・・・・・・


せいぜい OK !  Sure !     くらい・・・・・・


You folks doing OK ? てな具合に    

そんな接客で、TIPが欲しいの?

ちょっと 甘いのんとちゃう?


(何故かこういう文章の時には、大阪弁になってしまう・・・)


でもハワイにも、一つ例外的に 物凄いサービスがある・・・・・

何 それ?

知りたい?




ワイキキにある、「京や」レストランの パーキングアテンダント・・・


この子達のサービスには、驚く・・・


と言うか、どうして? と頭を傾げてしまう・・・・


食事が終わって レストランから出てくると、もう自分の車が

用意されている・・・・・


チケット渡してないのに、間違いなく自分の車が、もう用意されている・・・・


聞いてみた。

店内から、連絡しているの?


いいえ!

ほんじゃ 何で?


分かった・・・  






全ての来店客がどういう服装、特徴で、何時頃入って・・とメモを取り・・


そして・・・・・・・・・・・・


窓の隙間から、店内を見張っている・・・・・・・・


えーっ !

その客が席を立ち店から出てきたら、すぐ車を出してくる・・・・・・


恐れ入る・・・・・・・・・・ ホントに 




ハワイの観光業に、京やレストランのパーキングアテンダントのようにサービスに

「こだわり」 とか 「プライド」 を持つプロの人達が増えると

本当に観光客の数が増えると思う・・・・・・・

そういうサービスのプロを厚遇する慣習、人事制度が生まれてくると、


ハワイの観光業は、飛躍的に伸びる・・・  

そんな気がする・・・

あるレストランで、500ドルの食事代の請求書に、500ドルのTIPを

置いていった米国人がいた・・・・・・・


サービスに感銘を受けて・・・・・・・・・

ハワイで 「質の高いサービス」 は、もしかすると一番 喜ばれる


最も必要とされている 「商品」 かも知れない・・・・


ハワイに、話題のカリスマ ベルボーイ、 カリスマ ウエイター、


あるいは、カリスマ リムジンドライバー   

なんかが増えると 楽しい・・・・

私は、くじ引きにはあまり当たらないが、この類の予感は、結構 当たる・・・・

投稿者 : 07:02 | トラックバック

2005年07月10日

気分転換

ハワイに住んでいると、とかくゆっくりする


自分もアチコチあまり走り回らない・・・・・

もちろん東京やロンドンで働いていた時に比べて・・・・


どうしてか?


まず


街の大きさ、移動にかかる時間かな?  


ホノルルは、自然豊かな小さな都会・・・

どこに行くにも、15分~30分で行ける・・・・・・・・・

それから 周囲の人達のペース・・・・・・・・・

東京やロンドンでは、結構 スーツを着ているビジネスマン、


ハイヒール履いている女性が、街の中を急いで


走って 移動していることが多いけど


ハワイで走っている人は、ジョギングしている人達くらい・・・・

「街の動き」が ゆっくりしてる・・・・・・・・・

ここ2-3日、ホノルルは、少し雨模様・・・・・・・・


ここ最近ずっと雨が降っていなかったから、都合のいい お湿りだ。


低気圧が張り出し、雨が降ったり曇り空だと、ハワイの人はすぐ元気がなくなる。

いつも、高気圧の下で生活してるから・・・・・・・

まー だらしが無いねー !   すいません ・・・・


でもそんな 気分が少し停滞気味の時 が誰にでもあると思う・・・・

気圧配置は変えられないけど、気分は変えられる・・・・・・・・・

自分の場合ジムに行ったり、マッサージに行ったり、そしていつもと違うスタバで


コーヒーを飲んでみたり・・・・・・・・・





気分が 「低気圧 停滞気味」 の時は、こう考えるようにしている

何故、停滞気味なのか?


その理由がわかったら、何故 その理由ですっきりしなかったり


気分がモヤモヤしているのか、を考える・・・・・・・・

そうすると、分かる・・・・・・・・・

これはあくまで 自分の場合・・・・・・・・・ 

結局 「欲」 と 「執着」・・・・・・・・


100%  これ


欲や執着は、捨てられないけど、それに 「気が付くこと」 くらいは、


自分にも出来る・・・・・・・


気が付く と、すーっと気分が落ち着く・・・・・・・・・

はー・・・ やっぱり これか! って。


気が付いてしまうと、すぐ あっさりする。

こうやって気分がすっきりすると、思考に高気圧が張り出してくる・・・・・・

笑顔と、感謝が戻ってくる・・・・・・・

この コツを覚えると、きわめて 自分の気分転換に便利である。


Picture 300.JPG

<ゴルフ場で一緒にラウンドした、ボストンから休暇で来ている ジム>


今日も、朝からいつもよりは雲が多い一日だけど、晴れ間が広がりそうだ。


またいつもの高気圧・・・・・・・・・・・・


日曜日なので とても街も静か

そして 少し涼しい 気持ちの 良い夜明けだ・・・・・・・・・・・・

投稿者 : 06:48 | トラックバック

2005年07月08日

食欲

本当に、アメリカ人は良く食べる・・・・・・・

私も、よく言えば健啖家、はっきり言えば大食いの日本人だが

負ける・・・・・・・

基本的に、胃袋の大きさか、あるいは消化力の違いか?

本当に、日本人に比べて、その食べっぷりは別格。


ホットドッグの早食い競争は日本人がチャンピオンだが、


これは例外・・・・・・・

大皿の料理を何品も食べた後、最後に大皿にデザートを


大盛りで食べる・・・・・・・・・


小さい時からの習慣とはいえ、基本的に民族の違い、遺伝子の違いだろう・・・


日本人が舌で、味覚を楽しむのに比較して、米国人は胃袋で食べる・・・


胃袋に、食物をしっかり入れる作業が「食事」


満足する食事とは、食事の美味しさだけでなく、満腹を目指す・・・・・・


アメリカに住んでいると、だんだん大食いになる・・・・・・

最初は食べ切れなかったポーションが、食べられるようになってくる・・

明日から減量!

そういって何十年が過ぎてしまった・・・・・・・・・


ついつい、横でモリモリ食べている人達を見ると


負けられないと、がんばってしまう・・・


アメリカ人は、良く食べるし、


そしてエネルギッシュに良く働く・・・・

投稿者 : 00:11 | トラックバック

2005年07月06日

ハワイアンウエディング

ハワイの経済は、大きく言って 4つの柱で成り立っている。


1. 農業

今でも、パイナップル、パパイヤなどの農産物などが大きな

州外からの稼ぎとは知らなかった・・・


2.観光

これは、もちろん・・・・・・・・・・・

年々、この比重が大きくなっている。

それも良く分かる・・・・・

観光業に直接、間接に従事している人はハワイでかなり多い。


3.軍事費

米国 環太平洋司令部のあるハワイには、毎年莫大な

軍事関連の予算がつく・・・・


この連邦、国防予算と、駐留する軍人、家族、関連するビジネスの

人達の落とすお金が非常に大きい・・・・


4.そして 最後に・・・・・・・・連邦政府の補助金


これが情けない・・・・・・・


ハワイは、全米でアラスカ州と並んで毎年連邦政府からの1,2位を争う額の

補助金を得て生活している・・・・・・・・・・・

州内に、基幹産業、工場、研究所などが無いため、

ワシントンからの「仕送り」で生活している・・・・





そんなハワイで、今もっとも元気の良い(競争の激しくなっている)ビジネスが

観光業の核ともなってきている、 


ウエディングビジネス・・・・・・・・


ハワイで、挙式をあげる日本人カップルは1年で、3万組ほどもいるそうだ・・・

Picture 293.JPG

団塊の世代ジュニアーの適齢期・・・・・・・・・・・

そう、それが一番の主役ではあるが、ハワイ挙式の隠れた人気の理由・・・・

それは、参列者の観光旅行・・・・・・・


挙式への参列を理由に、ご両親、兄弟、親戚、友人が

ハワイ旅行を楽しむ・・・・


年々、参列者の数も増えて 益々盛大に・・・

ま、両親がスポンサーだから・・・・

このハワイのウエディング業界は、今大変な競争となっている・・・


ハワイ内での競争に、サービス、価格の要素が一層厳しくなり、

加えてハワイ以外の、海外市場の台頭・・・・・・

そして、ハワイの一番の強敵は、今や日本国内市場・・・・・・


日本のホテルも、減る一方の披露宴需要の市場奪回に必死・・・


そして、新しいアイデアのレストランウエディング、 邸宅ウエディング・・・・・・・・・・

どれも嗜好を凝らし、サービス、価格なども千差万別・・・・・・・・・


ハワイは、呑気なもんだから、あまりこれら大きな競合相手いついての

マーケティング分析も出来ず、相変わらず青い空、蒼い海・・・・

そして お決まりのハワイアンウエディングソングで


売っている・・・・・・・・・

どこのホテルへ出かけても、一日何組ものカップルに出会う・・・・・

あんなに多くて、参列者の人たちや、新郎も 相手を間違えないかしら?

もう、流れ作業・・・・・・・・・・・


どうして、こう日本人は流行に左右されるのかな? と見ていてあらためて思う・・・


でも、こういうビジネスでハワイに落ちるお金でどれだけの人が

仕事をしているのか?

このブームが終わったら・・・・・・・ なんて すぐ心配性の癖が出てしまう。

最近のカップルの特徴・・・・・・・・・・・

全て お嫁さん 主導型・・・・・・・・・・  これ 昔から?


新郎は、「ボク 一生貴方に 付いていきます」  タイプ

挙式本番に、過労で倒れるのはだいたい新郎の方が多い・・・

中には、救急車で病院に運ばれるケースも・・・・・


ハワイで挙式をあげるため、前の日まで日本で徹夜で仕事して・・・


挙式前夜にハワイで 飲み過ぎて・・・・・   

それで 誓いの言葉の後に 泡を吹いて 倒れる・・・・・


でも救急車に一緒に乗って病院まで行く 新婦はあまりいないそうだ・・・


そう、ウエディングドレスの写真を撮らないといけないから・・・


新郎だけ、救急車で運ばれる・・・・・


つい さっき、

「健やかなる時も、病める時も・・・・」って誓ったはずなのに・・・・

新婦の両親も  新婦に・・・


「だから あんな ひ弱なの やめときなさいって言ったでしょう!」って・・・

ま、ともかく・・・・   

人生これからだから・・・・

日本式に  「がんばって! よろしくお願いします」・・・


日本人の ハワイアンウエディング ブーム

いつまで続くのでしょう?

投稿者 : 22:20 | トラックバック

2005年07月05日

砂漠

以前、オーストラリアに旅行をした時、シドニー、メルボルン以外に

エアーズロックに2泊したことがある・・・


そう、砂漠、地球のおへそ と言われる、エアーズロック・・・


訪問した時期は、10月だったが南半球は

ちょうど春から初夏にかけての

日々暑くなる時期・・・・・・・


午前中の気温で、軽く40℃を越える・・・・・・


でも、湿度は10-20%くらい・・・・

同じ暑くても、ハワイとは 全く異質・・・・  熱い!


エアーズロックをベッドルームから眺められる、


テント式のホテルで

「 Longitude 131°」という所に宿泊した・・・


名前の通り、ここはイギリスのグリニッジ天文台から、


東経131度の地点にある。


コテージは全部で15棟しかなく、


それぞれがスイスから取り寄せたテントで出来ている・・・

この白いテントは、何年かすると


赤茶の土と同じ色となり、上空から見ると

周囲の土地と同じ色に 同化するそうだ・・・・


18歳以下の子供は泊まれない・・・・・・・・ 大人の世界 !


一人でプールに入る・・・・・・・・


皆から、奇異な目で見られた・・・・


なんで、こんな暑い時にプールなんか 入るのって・・・


いいじゃないの !  



ホテルの各所、車の中に


大量のボトルドウォーターが置かれていて


常に水を飲むよう、アドバイスされる・・・・・・・・・・

エアーズロック周辺自体が、「ウルル 中央国立公園」 


に指定されている為、

色々とリゾート施設、観光客への規制が多い・・・


アボロジニが神聖な場所として指定しているところでは、写真はご法度!


ホテルでは、食事と飲み物は全て込み、


部屋にも何でもドリンクが

用意されており、そしてエアコン付き・・・・・ 

これ 当然!

部屋にあるCDプレーヤーで、

この地に昔 住んでいた先住民族の

アボリジニの奏でる音楽を聴きながら、

この砂漠の真ん中の赤い一枚岩を

一日中 ボーっと 眺めていた・・・・・・・・・・


時間ごとに、色が変わる・・・・・・・・

へー



ま、 特に 何てことは、無い・・・・・・・・



でも、日頃ハワイの「水平線」を見慣れた自分には、


オーストラリアの大陸で、そして砂漠で初めて

「地平線」を見た・・

あらためて自分の小ささを、実感・・・


ホテルでは、当日の宿泊客20人ほど皆で夕食を取る・・・

英国から来ている老夫婦、ポルトガルから来た若夫婦・・・

日本からは、中年の姉妹、

それにサービスしてくれる子達は

全員オージーボーイと、オージーガール・・・

皆 デカイ !


そしてシェフは、タイ人であった・・・

砂漠の真ん中で、こんな繊細で美味しい

フルコースが食べれるとは


想像もしなかった・・・・・・・・・・ 


うれしい誤算・・・・




英国の老夫婦とは、昔自分が住んでいたロンドンのエリアや、


ロンドンレストランサントリーの話などで盛り上がった・・・


日本にも何度か来た事があるそうだ・・・



ポルトガルの夫婦とは、ポルトガルのワイン、


日本とポルトガルの古くからの貿易交流等の話で、


これも大いに盛り上がった・・・・


我々が「ハワイから来た」と言うと、

皆 一様に驚く・・・

おー  ハワイ か!  と。




でも、話題はやっぱり 日本のこと・・・・・・・

日本のことを話すと、


皆 食事のナイフとフォークを持ったまま


耳を傾けている・・・・・・



コーヒー 1杯 いくらでー・・・  なんて


毎日通勤電車で・・・

夜12時ごろまで事務所で仕事して・・・

オー マイ ゴッド  !



話題を ハワイに変えようとすると、

「京都」が いい所だと聞いたが・・・


なんて、すぐ日本の話題になってしまう・・・・


彼らの日本に対する興味の深さを痛感した・・・・



夕方から エアーズロックへの散歩にも出かけた・・・

地球の中央にある 赤い 一枚岩・・・

Dead Center をもじって、  Red Centerとも言う・・・・・ 

ハハ! うまいこと言うじゃない 


砂漠 特有の花が咲いている・・・・・・・・・・

サンセットに合わせて、

テーブルクロスをかけた簡易テーブルの上に


用意された シャンペンとフルーツを・・・・・

とても、 エキゾティックで 面白い体験・・・・・

何だか、 クロコダイル ダンディーの映画そのもの・・・・



ここに、あのアボリジニが住んでいたんだ・・と。


アボリジニは、農耕をしない・・


 
食料は、自然に生息し、生っているものだけを

取って食べるそうだ・・

祈りをとても重視する民族・・・

食料にする 鳥 も、この祈りで呼び寄せるとか・・・


そして、鳥を捕獲するのは あの 「ブーメラン」 ・・・・・・

ブーメランが、アボリジニの発明したものとは知らなかった。



砂漠には、普段お目にかからない昆虫や、生き物がいる・・・


見たことの無い 小さなてんとう虫、クモ、トカゲのようなものから、


そう ラクダ とか、カンガルー ・・・



どれも、よくこんな場所で 生きているねー などと

平均的文明社会に住む人間として・・・・・ 

ごく普通に  そして平凡に驚く・・・・・・・・・



チェックアウトする日の朝、早起きをして


少し高台になっているところまで


日の出を 見に行った・・・・・・


赤い、大きな太陽が、地平線上から ジリジリと出てくる・・・ 

ウオー  すごい! ・・・・・・

サングラスをかけていないと、

目がつぶれそうだ。


オー !  

「どうか残された人生に多くの出会いや発見がありますように」 


と祈る・・・・・




砂漠に行こう と思ったのは、ある本を読んだから・・・・・


砂漠に行くと、自分の人間としての弱さ、小ささ、

そして現代文明の異常さがよくわかる・・



本当に、現代の文明社会で

毎日 「あーじゃない こーじゃない」 と言いながら、


さも大変そうに 生かせていただいている私にとっては、

砂漠にいるだけで、何か普段とは違う


ショックを受けることが出来た

うまく説明できないけど、これまで味わった事のない


「心地よい謙虚な気分」・・・



自分の貸借対照表 「資産の部」 に


生涯入れられる貴重な体験だった・・・

投稿者 : 07:05 | トラックバック

2005年07月04日

ドアマン

ハワイのある高級ホテルに、白髪のドアマンがいた。

彼は、とても物腰柔らかく、そして品が良く、毎日そのホテルに

出入りする人たちの為にドアを開けていた。


その風格と笑顔の素晴らしさに、お客さんも何故か、普通のドアマンとは

何か違うものを感じて つい サンキューと言うのだそうだ。

その白髪のドアマン、笑顔で You are very welcome !


この男性は、昔ニューヨークにある、大きな上場企業のCEOを経験し

リアタイヤーして、ハワイに来た。


毎日暇で、読書も飽きたので、健康の為に職探しをしたところ、

このホテルのドアマンの募集を見つけ、応募し、採用されたのだそうだ。


このドアマンは、今まで自分がドアを開けてもらう立場にいながら、

今度は、他人の為にドアを開けてあげる仕事に就いて、とても

楽しい日々を送った・・・

色々なお客がいるもんだ・・・・


威張る客、品の良い客、悪い客・・・


そしてありがとうと言って TIP をくれる客と、くれない客・・・

そのドアマンは、その仕事にハマッた。


毎日がとても楽しく充実した日々・・・


遅れずに、欠勤も無しに一生懸命働いたそうだ・・・


きっと人間ウオッチングでもするような楽しさで働いていたのだろう・・・


誰も、そのドアマンが、昔 大企業の社長とは知らない・・・


これ、ハワイであった 本当の話である。

職業に貴賎は無い・・・・・・・・・・


そうは昔から言うが、普通 「世間体」、 「プライド」というものがあるだろう・・・

いくらなんでも、大企業の社長からホテルのドアマンに・・・なんて

でも、アメリカでは、こんな話しがとても 「洒落た話題」 として皆に伝わる・・・・


私もこの話を聞いて、とても嬉しく、うらやましく、そして「職業」についての


考え方に、ちょっと新しい価値観が加わった・・・・

昔、ロンドンに住んでいた時、どこの 5ツ星のホテルにも

素敵な制服を着た立派な体躯をした、ドアマンが立っていた・・・・

昔、ロンドンの一流ホテルのドアマンは、TIPで家を建てられたそうだ・・・


最古参のドアマンともなると、お客の名前どころか、その人の

出身地、食事の好み、運転手の顔、名前・・・


色々と頭の中に入っていて、お客ごとに気の利いたサービスを提供する・・・


一流のお客は、一流のサービスにすぐ反応する・・・・

一流のサービスには、惜しみなくお金を払う・・・・・・・・


ただドアを開けているのか、どうか そんな気遣いの違いにすぐ気がつく

サービス業の代表格のホテルビジネスにとって、その基本がこの


ドアマンではないだろうか?


それにしても、CEOを引退して、ハワイでホテルのドアマン・・・


なんて素敵な第二の人生だろうか、と思った・・・・

投稿者 : 11:55 | トラックバック

独立記念日

今日は、7月4日・・・・・・・・・


米国の独立記念日・・・・

全米で、花火や記念式典、パレードが行われる・・・

Picture 282.JPG

米国は、1776年に独立したまだ若い国・・・・


たったの 229歳・・・・・・・・


そう、日本とか中国、そして英国、インド、中近東の国々からしてみれば


ホント  まだ 若造・・・・


それなのに なんで、こんな巨大な覇権国家になったのだろう?


移民の国で、大した文化も ないのに・・・

良かれ悪かれ 世界をリードする国になっている・・・


他国に 好かれているかどうかは別にして・・・・

でも、米国人は 自分が米国人であることを本当に誇りに思っている・・・

誰が、どう思おうと関係ない・・・・・・・・

かなり、自己陶酔型 ・・・・・・・・・・

私が独立して 自分の会社を登記設立したのが、3年前の7月5日・・・

米国の独立記念日の翌日という日を選んだ・・・

特に、根拠はないけど・・・

たまたま 同じ独立・・・だから

独立すると、本当に色々と変わる・・・


全部 自己責任・・・・・・・

全部 自分の会社(自分自身)の信用、評価、そして経費・・・・


今までと違い、戸惑いもあるが、これ慣れるとたまらなく快適・・・

何でも 自分で決められる・・・・・・・

稟議書がいらない・・・・


経費処理も、上司のハンコが要らない・・・・

とても 楽・・・・・・

でも、全て何かあれば自分の責任だから、結構メチャクチャはできない・・

やっと、一人前の いや半人前の大人になった気分・・・・・

独立して、一番気をつけていること・・・・


もう、この歳になって、まして自分で独立していると


誰からも、あまり注意されたり、意見してもらえない・・・


「説教してもらえない」 


そういう年代、立場になった・・・・

他人からの説教を聞かないで すむのは快適ではあるが


実はこれが一番 「怖い事」 と自戒している・・・・


だから 出来るだけ、本を読むようにしている・・・・・・・・

心に留まった、格言、反省、気づき、そして自分に必要な矯正事項は

全てノートに書くようにしている・・・・

独立記念・・・・

アメリカ合衆国も、もう少し他国の意見や文化、価値観を理解する努力をして欲しい・・


私なんかは、比較するものでもないが・・・

できるだけ、ありとあらゆる文献や、昔からの言い伝えの中から


今の自分に必要な忠告、メッセージを拾い取り、受け入れるよう、


常に自分に言い聞かせている・・・



今夜は花火が綺麗だろう・・・・


明日は、自分の独立記念日でもあるし・・・・

夜空に舞う花火を観ながら、自分の残された人生に

「役割 発見」や「貴重な 出会い」 を祈ることとしよう・・・

ラナイ で ワインでも飲みながら・・・・


 

投稿者 : 09:05 | トラックバック

寄付社会

米国は寄付社会である。


誰でも、お金を寄付したり、チャリティーに協力したり、

そしてお金の無い人は、

労働や時間でそれぞれ寄付活動をする・・・



最初の頃は、「わずわらしい 偽善的行為」 

ではないか?と思っていた・・・




しかし、最近 痛感している。


これ マジ の社会特性である・・・・・と



本当に、皆 こういう寄付活動を細かに実行している・・・

日本でも最近ボランティア活動が盛んになっているが、

ボランティア活動は、所詮は自分の為なので、

これとはちょっと違う、



社会活動、慈善団体に、自分のお財布から身銭を切る・・

こういう当地の文化には、結構 「根性」 が入っている・・・



税制が整備されているのも大きな理由の一つではあるが、

 



戦争で、相手を平気で何万人も殺す民族が、

この寄付活動になると、俄然 燃えるように反応し、

運動する・・・



そして小切手を切る・・・



95年の阪神淡路大震災の直後、

ハワイの日系人協会の方々が

被災地への、支援、寄付をどうするか

ホノルル日本領事館に相談に行った・・




相談を受けた日本領事館の職員が、

ちょうど昼休み時間になったので

窓口のカーテンを閉めた・・・

当地の大ひんしゅくを買ったのは有名な話し・・・・・・・


寄付、支援・・・・・・・・・

神社やお寺への寄付・・・・そんな日本の文化風習と、

米国社会の慈善精神は基本的に大きく違う・・・・・



講談社+α新書の、滝川義人著 

「ユダヤの格言 99」を読んでいたら

こんな話しが紹介されていた・・・・・・

ユダヤ人社会では、寄付、献金(喜捨)を

非常に重要な行為として

皆が日頃実行するそうだ・・・・




「蓄財は、盗みより悪し」 という格言もあるそうな・・・・


おー!  日本人には耳が痛い・・・



「献金行為は、正義の行為」 ・・・・・・・・・・



よく米国では、収入の10分の1を

寄付するのが望ましいと言われる・・

えー そんなに!




アメリカのブッシュ大統領も、個人所得の公開で、

自ら個人として献金した団体と、その寄付金額まで、

全ての小切手をウエブサイトで紹介している・・・・・・・




100ドル、200ドル、1,000ドルあるいは

1ドルの金額の 寄付小切手も多くある・・・


米国人は、何でも行政に任せると無駄遣いが多くなり、

結果 自分達の支払う税金が、

寄付金以上の額になるという悪循環を

知っているのではないだろうか?


税制や 弱者救済の宗教感に加えて


そんな風にも思う。


こんなところにも、いわゆる 「民主主義」 の基本精神を感じる・・・・・・



ユダヤの人も、収入の10分の1を 「喜捨」 しなさい 


と説いている・・・・


でも、くれぐれも <2割> を超えないように・・・ 


とも言っているそうだ。


へー 何で?





2割以上を喜拾すると、


自分が喜拾を受ける立場になってしまうから


だとか・・・




皆さん、そんな 社会 をどう思われますか?

投稿者 : 08:13 | トラックバック

2005年07月03日

米国の単位、尺度

ハワイでビジネスを始める方がまず慣れないといけないこと・・・

それは 単位・・・・・・


例えば、不動産の面積   物件の室内面積など

日本では、「平方メートル」 や 「坪 」を使いますが、


ハワイでは、Square Feet 「スクエアーフィート」  を使います。

もっと大きい 土地などの尺度は、エーカー(約 1,226坪) という単位・・・・・・

この単位の違う国で、物件などを探し、下見すると結構判断に戸惑います。

簡単に言えば、スクエアーフィーとは、その数字に0.09を掛けると

ほぼ同じ 平方メートル になります。


つまり、1,000 スクエアーフィートは、約90平方メートル・・・


約 27 坪  という具合になります。


でも日本と比べ、ハワイの不動産物件は、同じ広さでも

やや広めに感じるものです・・・


え   何で?


それは、一般的に言って、日本より天井が高いから・・・


容積が大きい分、同じ 90 平方メートルでも 少し広く感じるものです




それから、長さを測るとき・・・・・・・


距離を測るときは、「メートル」の代わりに こちらでは「マイル」を使います。


1マイルは、約1.6キロメートル


車の速度を測るときも、ハワイはこのマイルで表示されます。

つまり、50マイルで約80キロです。

ハワイの高速道路の最高速度制限は、50~55マイルが普通。

つまり、時速80~88キロメートルです。


日本のように、時速100キロの所は基本的にありませんので

皆さん気をつけて運転してください。


結構、警察がスピードの取締をしていますよ・・・  

そうなんだ・・・


それから、


これが日々の生活でちょくちょく 変換しなくてはならない単位・・・・

「インチ」 と「 フット」 ・・・


小さい時からメートル法に慣れている我々日本人には

これが、結構日常に不便な単位の違いです。

1インチ ≒ 2.5cm


12インチ ≒ 30cm ≒ 1フット  と覚えてください。

つまり、1 フット ≒  1 足  靴のサイズ30cm・・・・

私は、25.5cmだけどアメリカ人は足が大きい!?


英語で、単数は 「Foot」  複数になると 「Feet」になるので


2 以上は、「フィート」と発音します。

もう、頭痛い?  もうこの辺で 止めますか?


この他にも、「リットル」 の代わりに Ounce 「オンス」  単位の記号は OZ

「グラム」 の代わりにも Pound 「パウンド」  これは単位を lbと記します。

スーパーなんかの食料品でよく使う、パウンド・・・

これは 16 OZが 1 パウンドになります。


1パウンドは、約454 グラム

あー、疲れた・・・・・・


それでは、最後に もう一つだけ ・・・・・・・・・

私の身長178cmは、米国では何と表示するでしょう?


答え・・・・


・・・・ 5フィート 11インチ・・・・・・・・・・ 


もー  わかんねー !


それでは、失礼します。

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2005年07月02日

おしゃべりな日本人

ハワイに住む日本人は、おしゃべりな人が多い。


へーどうして?

それは、隠れたストレスが原因


ほー 何それ?


それは、英語社会に住んでいるフラストレーション

英語だと、思っていること真意の何分の一しか相手に

伝えられない・・・

そのストレスの裏返しで、相手が日本人、日本語で良い場合に


一気に噴出す・・・・・・・・


もう水を得た魚のように・・・・・・・・・しゃべってしまう

なるほどー そう言えば そうかもね



たいがい 良くしゃべる人ほど おしゃべりな人のことを見て


「あの人 おしゃべりやねー」と、言う


自分がおしゃべりだと、よく話す人のことを 煙たがる・・・


自分の持ち時間が少なくなるから・・・・・

反対に自分が無口なら、おしゃべりな人と一緒にいた方が快適・・・・


相手が何でも 全部話してくれるから・・・・・・・・


私も、相手の人が 「良くしゃべるなー」とか、「せっかちだなー」とか思うと


はっと して、即 自分のことを注意するようにしている


自分もおしゃべりで、焦る方だから  そういう他人の癖がよく見える・・・


すぐ気がつく・・・・・・・・・そう思うから


特に、同じ欠点を持っている場合・・・・・・・・・ あらまー なんて気がつく


だから私も、誰かを見て そういうところを 感じた瞬間

ヤバイ ! と即、反省し、自分を矯正するよう心がけている・・・・・・・・・


人の振り見て 我振り直せ・・・・・・・・
 
相手は自分の鏡・・・


よく 言ったものだ と

自分矯正の日々・・・・・・・・・


ホント 勉強になります。

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