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2010年08月07日

鉄かぶと

人間は皆 「鉄かぶと」をかぶっているのではないかと思います

この鉄かぶとは 生まれてから 家庭で学校で

そして世の中の色々な現象を経験するに従い

どんどん強固な物になって 各人の頭にしっかり

落ちないように 決して脱げないように

締めつけられて行きます



この鉄かぶとは別名


「常識」 とか 「価値観」 と呼ばれていて

人間の人格形成に とても強い影響力を


もたらします



でもね この鉄かぶと


ある年齢になったら 一度脱いで見るのも良いですね


ちょっと 外して  シャワーでも入って頭を洗う・・・




洗髪しないと 髪の毛にも頭皮にも良くないから


衛生面でも 時々外して綺麗にした方がいい



ところがですね  このかぶと

脱ごうと思っても 取れないんですよねぇ なかなか


もうガチガチになっていて

あごの下の紐なんか 硬結びどころか

結び目も無いくらい しっかりあごに食い込んでいて


それに

取ろうとすると 周囲から 止めろ止めろって

止めに入る、お節介な人もたくさんいるし

取ろうと思っても 簡単には取れない


そうこうしているうちに 中には 


死ぬまでこの鉄かぶとを脱げない人も多くいる訳です



ま この鉄かぶとが取れるチャンスとしては

大きな病気をした時とか


事故に遭って 瀕死の重傷を負った時とか

リストラに遭って 仕事をクビになった時


一番大切に思っていた人に裏切られた時 なんかが一般的で

このあごの紐が スルスル~ っとほどけて

意外と自然に この鉄かぶとを脱ぐ事ができる




この鉄かぶと 実は

世界には何種類もあって  日本とか外国とか

国によって それぞれ違っていたりしてね


人種や宗教なんかが異なると 

それぞれに違う 鉄かぶとがある



どれが最高か?

そう   そこが 問題ですよね


やっぱり最適なものは 


自分の魂やDNAに合った かぶとじゃないですかね

下手に他人や親・先生から勧められたかぶとや

時代の流行のかぶとなんかを無理して

長期間かぶり続けていると


そのうち 頭痛の原因になる

人間小さい時から このかぶとが一番だぞ!って

無理に押し付けられる可能性があるので

鉄かぶとは 必ずしも一生

同じでなくて良いのではなかろうか?


また


もし同じかぶるんだったら 少し緩くかぶるとかね・・

あまり 優等生になって紐をきつく結ばないでね





そうしていると

同じ人生 一生のうちにも

あらま~  こんな かぶと があったんだ!って

色々 異なった体験や 味わったことの無い感動に


出会うことがあるような気がします


私?

あ~ 最初のかぶとね


これが硬かったね    特攻隊みたいなかぶとだった


それを脱いで だいぶ経ちますけれど


確かに 世界が広がりましたね


特攻隊 一番機 搭乗 !に憧れていた自分にとっては 


たまらなく嬉しい 甘味なる新発見でした・・

でも もうしばらくで 今のかぶとも脱ごうかな・・と思っています


最近 世の中には もっと本来の自分に

ピッタリ合う 鉄かぶと が存在するのではないか?・・・


そんな気がするもので・・・




ルイちゃん お腹出し.JPG


投稿者 : 12:01 | トラックバック

2010年08月05日

生きる目的

今日のタイトルは すごい


大上段だ 



人間が「この世」と言う世界は

一つではないそうだ・・



そうね世界の人口が 68億人だとすると

68億 「この世」が存在する


つまり

68億人が 認識する世の中 全部が違う・・ということ

同じ現象を見ていても


各人 皆微妙にその認識が異なるわけですね


同じく人生の数も当然68億個 あることになる


ここで よく我々が間違えるのが

職場でも 社会の中でも

他人と自分の 「この世」感とか 

人生の生き方や幸福の価値観なんかを比べてしまう事ですな




比較しても良いけれど  元々違う物を並べて


あっちが どうだ  自分の方が あ~だって


劣等感感じたり  優越感を感じたり

あ~ 平均内で良かった!  なんて安心したりするんですね

まず 「この世」 とは

例え 親兄弟 血のつながっている間柄であったとしても

人間一人一人 違うんだ・・ これを理解しないといけませんね



ほんじゃ 人生  それぞれの「生きる目的」は?

五木寛之さんは 著書 「人生の目的」の中で


「人生に目的なんかないと思う。まして万人に共通な目的なんかもない。」って

「人生の目的を見つけようとすることが人生の目的じゃないか・・・」と言っている


それぞれ これも皆 各人違うはずだわね

自分は何の為に生きているのか? 生かされているのか?

自分は一体何者で どこへ行くのか?  って

人間は 子供の頃から


五感を使って生き

社会の中で 理性や常識で考え努力して

それから 徐々に潜在意識を 感じ始める年代へと
移行して行くのだそうだ


この辺りから  人間はだんだん 


自分は一体何のために生まれて来たのかしら?


と悩み考え始める


仕事が忙しく  必死に家族を養い 子供を育て

日々 時間に追われて 忙しく働いている生活が続いていると


ある日 突然


「俺は 毎日こんなことをしていて良いのだろうか?」って

言い知れない矛盾とか 

空虚な気持ちを感じ持ち始める時期が来る

これ Mid-Life Crisis とか Middle-Age Crisis と言って 


ちゃんとした「症候群」ですね



そうこうしている内に

だんだん 自分の潜在意識に興味を持ち始め


そして より「スピリチャルな心」に 自分の神経・感性が


敏感に移行しようと し始める



この辺りから それまでの

人生の価値観や成功の定義なんかが 

実際の自分の魂とか本心と

微妙に食い違ってるんじゃないかしら?って 気づき始め   

結構 皆 悩んだり


日々の生活に不満や疑問を持つようになる


そして 行き着くところが 


「自分の生きる目的は何だ?」 と言う自問が


始まるんでしょうね 


真面目で  正義感の強い人ほど

この「目的」を必死に探そうとする・・


それも いかに崇高で 立派な


世のため人のため・・・・なる目的が無いか? と

考え 悩み あれこれ壁にぶち当たり

時に うつ状態になんかなったりして・・・


目的が見つからないなら いっそ死んだ方が良いかも・・・って

生きる目的   つまり自分の存在意義ね・・・


これが はっきりわかっている人は 羨ましい

富とか権力  勲章じゃなくてね


人生の目的   自分の生きる本当の意味ね・・


中々 これ  答えなんか簡単に出るもんじゃない





けれど 自分自身の存在意義や 生きる目的を


考え 悩み出したら


「あ~ 俺もやっとその領域まで成長して来たか!」 と


自分を、まず誉めてやると良いですね


人生 順調かつ健全に歳を重ね 

大事なテーマに行き着いている・・・という証拠だから

そして 目的を探そうとしないで


まずは自分を知ろうとする 努力の方が


より大事なのかも知れません・・


自分のことや  自分の心の中の

潜在意識 や スピリチャルな心から


発せられる 信号  兆候 叫び とか 好き嫌い

あるいは 


何だか最近無性に興味が沸いてきたことなんかを


素直に受け入れてみたり やってみたり 


自分に たくさん味わせてみる事が

結果 自分の後半の人生の目的は何か?について


気づける確率が高くなる コツではなかろうか・・

そんな風に思うわけです


自分の身体の DNAに忠実に

やりたい事と 絶対にやりたくない事を


克己心や ~ あるべき論・・ではなく 本心・本音を

素直に聞き逃さないように出来れば良いですね



そんなの金も時間もかかるし無理!
 
所詮 理想論ですよ!と言う人は 


もう少し時間がたって これの重要性に気づいてから

考えれば良いかも知れません


他人のことを 批評したり 評価している暇があったら


まずは 自分の本心を知ることの方が

人生の生きる意義  目的を見つける上で


有効な思考スタイルではないだろうか・・・・そんな風に思う訳であります




サンセット.jpg

ノースショアーで見る サンセット


投稿者 : 13:46 | トラックバック

2010年04月22日

ぬいぐるみ

ここのところ、休肝日が増えていて

大変よろしいと思う



毎日飲まないで 時々飲む・・・・・ 普通これが当たり前か


お酒を飲まないで 肝臓さんや 胃腸君たちに

休息を与えて 時々休んでもらう

小林正観さんが 本に書いている

自分の身体の臓器、目や鼻、手足 全ての機能に

それらが毎日懸命に役割を果たして

働いてくれていることを


当たり前と思わず感謝するように・・・って


はい!  勉強になりますっ!


いつもご負担ばかりかけていては申し訳ない

たまには休んでください・・・・と気遣う



お客さんや奥さんばかりに気遣いせずに?


たまには自分の身体に 気をかける



いや~ 永年 休みもなく

本当によく動いてくれて ありがとうございます・・・と

自分の身体の全ての機能に


心からのお礼を言う・・・・




そうしているとですね


とても良いのですよ・・・・これが


何か 身体の各部署のご機嫌が良くなって


もっと一生懸命 働いてくれるみたいで・・



自分の身体も 大事に 誉めて 


御礼の気持ちを届けてあげると


益々よく働いてくれるみたい・・・ですよ





さて ぬいぐるみ・・・

ディズニーランドへ行くと  たくさんいる


色々なキャラクターが



ドナルドダック   ミッキーマウス・・


どれも皆 一つ一つの仕草や動きが


よく訓練されていて 見ているだけで

大人だってうっとり  ファンタジーの世界に

惹きこまれてしまう・・・・・



人間 実は   多くの場合

自分の家から 外へ出る時


会社や仕事をしている職場や会議の席で


つまり 一人でいる時以外・・・

それぞれ自分の「ぬいぐるみ」を着ているのではないか・・・ と思う



職業であったり


肩書 役職であったり

プロとしての役割だったり


はたまた  周囲の人の持つ

イメージと期待 と言う「ぬいぐるみ」ね


このぬいぐるみを着て

毎日 仕事をしたり 話したり 判断したりしているのが


多くの場合 我々人生の表向きの姿だと・・・




ま 断定すると  いけないので


そう仮定する・・・・


このぬいぐるみの中に

実は 本当の自分がいるのではないか・・・


そう思う訳ですよ


最初は自分でも気がつかない

てっきり自分の着ている ぬぐるみが


長い間  自分そのもののキャラクターとして


自他共に認める存在となり


何の不都合も不合理もなく


そう言う存在なんだ・・俺は     って

信じて疑わない・・・

しかし何年も同じキャラクターを演じていると

人生の ある時期にさしかかり

ちょっと 待てよ・・・ 俺 本当にドナルドダックか?

と迷ったり  ちょっと違和感を感じたりし出すことがある




自分も 周囲の人も


間違いなく 自分のことを「ドナルドダック」そのもの

むしろ 生粋のドナルドとして認識してくれているけれど・・・


本当に 自分は ドナルドで良いんだろうか? と


悩み始める時期があるんですよね




これを アメリカでは


中年の危機・・・・ ミドル・エイジ クライシス と言って


立派な 症候群として 定義している





俺 このまま死ぬまで一生


ドナルドダックで行くのか?



でも 本当に自分が演じたいなりたいキャラは

ドナルドじゃなくて  ガンダムじゃないのか?とか

若い頃は ドナルドダックで良かったけれど そろそろ卒業して

心の底から なりたいキャラクターは

実は 「トトロ」 なんじゃないか・・・って




それに ずっとぬいぐるみを着ていると


暑いんだよね・・・ もう汗びっしょりで



外から見ている人は  全然気がつかないけれど

ぬいぐるみの中で 演技している自分は


もう 大汗かいて 眉間にしわ寄せて


肩や足腰が痛くても 頑張っているケースが多い



でも ぬいぐるみは 顔が「笑顔」で出来ているので


外から見ている人は 自分が楽しそうに演じている・・・と

全く不思議にも 何とも思わない


いや~  上手上手!  いいぞ~ もっともっと~! って 


拍手して 写真なんか撮ってくれて

ほ~ら 踊って~! なんて言ってる・・・




ぬいぐるみの中から そんな人たちを見ていると


全く こっちの気持ちも知らないで・・・・って

ぬいぐるみの中の自分は

怒って腹が立っている時もあったりしてね




ぬいぐるみ・・・・ いつか一度脱いでみるのも

良いんじゃないか と思う・・・

ぬいぐるみを脱ぐと 涼しいし 


軽くて身体も楽だしね



ぬいぐるみを 脱いで 本当の自分を


鏡に写してみる・・・




どんな顔しているか チェックしてみるといい


ところがそれで全てを判断したら ダメだわね

人間 外見の身体は 「魂 たましい」を


くるんでいる ただのぬいぐるみなんだそうだから


次はその鏡に映った自分の魂の考えや本当の気持ちを

聞き出してあげないといけない・・・

そう 我々の魂は身体と言うぬいぐるみを着て


この世で生活しているそうですから・・・


では これからビジネスコンサルタントのぬいぐるみを着て

出かけてきます!



 

投稿者 : 09:18 | トラックバック

2010年04月21日

後悔

昨晩は再就職の決まった 義理の息子の

お祝いの食事会だった・・・



良い所に決まって 良かったね・・・と



ちょっと飲み過ぎか・・・? 反省


最近 特に思うこと・・・

人間 いかに日々 後悔することが多いか?

いかに 後悔することが 生き方にマイナスか・・と



不幸な人生や生き方をしている人の共通点


やはり後悔した話しが多いような気がする



同じ境遇でも 幸福感を味わっている人には

不思議と この「後悔」があまりなく


ま こんなものでしょう・・ これで十分ですよ~  って満足している



人生の中で 最も避けた方が良い厄介な相手が

実はこの「後悔」なのではないかしら・・・・と





よ~く 後悔してばかりの人がいるものね


あ~ あんなことしなければ良かった! とか

全く こっちを選んでおけば こんな事にはならないで済んだのに・・・って


あ~ カレーライスじゃなくて かつ丼の方が良かったな~  って


A と  Bでは Bの方が 100円安いからな~


とか

A子ちゃんは性格が良いけれど B子ちゃんの方が綺麗だし


どっちが良いかしら・・・?  なんて

あ!  これちょっと問題か?


そこで やはり思う訳ですよ

どっちが良いか?  と判断する時に

いかに自分が 後悔しない方を選ぶようにするかの

日頃の訓練が必要だ・・・・と


そうね 訓練  練習  習慣作りみたいなものですかね・・・基本は




100% 完璧は無理だけれど

どっちにしようかな? と思ったら

値段とか外見 世間体ではなくて

どちらの方が将来 自分が後悔しないだろうか? と


考えて 決めてみると良いかも知れないですね


つまり 「軸」ですね・・・考えとか 判断の軸



これが しっかり固定されているか


ふ~ら ふ~ら しているかで

後悔の回数や度合いが違ってくるような気がする


人生はいかに後悔を最少にしていくか

いかにMinimize するか? が勝負じゃないか・・・と

この歳になってしみじみ思う 今日この頃です



今日は 朝から忙しいけれど

一つ一つ しっかり予定をこなして参りましょう


後悔しないことをテーマに・・・




投稿者 : 06:17 | トラックバック

2010年04月17日

辞める

東京から帰りました。

日本では桜も見れて良かったけれど


三寒四温で 寒かったり 暖かかったり・・・

毎日着る物が 春物  冬物で・・と変わるので困った

あれじゃお年寄りだけでなく


若い人でも 体調崩しますよね



でも 寒かったお陰で


もつ鍋  も 焼き鳥も 最高だったな~


まぁ 常夏のハワイに戻れば・・・・と

期待してホノルル空港に着いたら

ま 寒いこと・・・・



気温 20℃くらいで


セーターが欲しいくらい


地球温暖化って 本当か?

なんて思ってしまう



そんな訳で 今朝は 長袖 長ズボンです





日本で 色々な人と会って

話をしたり ご相談を受けていたら


何故か今回は「辞めるかどうするか?」が 


テーマだったような気がする



仕事や勤めている会社を


辞めようか どうしようか・・・・って


24年間のサラリーマン生活を辞めた自分だから 

皆 そんな話しをしてくれるのかも知れない





自分も今年の 5月で


会社を辞めて 8年になる

辞める前は 色々と心配し 悩んだけれど

たくさんの方々のお陰で

何とかなるものですね・・・・ それなりに




「辞める」・・・・ この言葉 


考えようによってはちょっと恐い・・

ある意味 淋しい・・

「辞める」・・・って言う言葉  言い換えると  

「終える」とか「おしまい」・・・みたいだし



でも  何かを辞めないと

新しい 発見とか人生は経験できないことも多い


そう思うわけですよ



何かを得る為には 何かを捨てないといけない・・・って

ある本に書いてあったのを思い出す


それに永年慣れた今の生活のリズムやスタイルを

変えるのには やはり勇気が要るものだし


う~ん どうしようかな~ ・・・・って



でも 辞める・・・と言うことは

何かが「始まる」 と言う意味も 

パッケージになっている訳で

ある意味  考え方の問題じゃないかな・・・って

会社を辞めて 8年・・・と

独立して 8年・・・・も 言い方は違うけれど

状況としては 同じ意味ですものね




世の中 仕事や人生の中で


「辞めないと得られないもの」も結構多いし


辞めて それまであったものを失い 無くしたお陰で


新しく 見つけたり 得るものも結構たくさんあるものです


だから   「辞める」 と言うことは 


「始まる」・・と言うことなのかも知れませんね

お~ 前向きだ!


何かを 辞めると


未知の世界に行くようで ちょっと躊躇するけれど


辞めようか どうしようか・・・・と悩み始めた時点から


もう既に 自分の身体や運命に組み込まれた 遺伝子や脚本に

その変化の兆しが出始め 秒読み段階に入っているのかも

知れませんね・・・





そして 辞めるかどうするか?・・・・・


タイミングについては 相手や周囲に配慮はしながらも


決断そのものは あくまで 自分しだい・・・・だと思う


投稿者 : 09:20 | トラックバック

2010年03月04日

中学生時代

先日 自分が通っていた 東京杉並区立の中学校の

同期会があり、友達がその様子をメールやブログで


送ってくれた・・


自分は出席できなかったが 皆の楽しそうな笑顔が


手に取るように分かる


あの頃と ダブって・・・・ 


顔はダブるんだけど 名前が分からない

もう記憶に残っていない人もいるし


あ~ こいつ ●●だ・・・って


昔 自分が一緒に遊んだ連中の 中年になった顔を

楽しんだ・・・


特に 女性が分からない・・ 


かすかに名前が浮かぶのが 数人かしら

皆 元気そうで何よりだ




中学校時代   そうね あの頃も楽しかった

一年生では バスケットボール部

二年生からは 野球部に入って ずいぶんとしごかれた

勉強では、何も誉められたりした事はなく


いつも先生から怒られて


授業中に 立たされたりしたものだ



そんな三年間の中で 一つだけ


誉められて、表彰を受けた事がある

そう 校長先生と杉並区長から・・・すごいでしょ?


何で 表彰されたかと言うと

自分が二年生のお正月1月2日に 


その中学校の校舎が火事になり 


その火事を自分が見つけて 119番し 

校舎の道路を隔てた直ぐそばの家の人達に

火事だ~!  って大声で知らせ避難させたから・・・




その勇気ある善意の行動で表彰された訳ですよ・・

どう 見直しました?  私のこと

表彰されたのは これ一度だけ だけれども


モクモクと校舎から 火と煙が出ているのを見て


足元がすくんだのを思い出す・・


火事を あんなに近くで見たのは生まれて初めてだし

ホントに あの建物からメラメラと出る大きな炎を見ると

身体が動かなくなるんですよね・・・金縛りみたいに


どうして 見つけたか?


我が家が 中学校の西門の正面にあって

いつも通学は 30秒の距離・・・   すぐ目の前だったから


何で こんな学校の休みのお正月に 


学校で火事が出るのか・・・おかしいな と



実は 放火だったんですよ・・・

その後も 連続で近くの小学校や中学校が放火された


愉快犯の仕業・・




それがですよ・・・・ その善意・勇気ある少年 内田君は 


なんと その火事の第一発見者 と言うことで



それに 燃えたのが理科室のある校舎で
理科の出来が悪くていつも理科の先生から怒られていて・・


と言う理由で その火事の放火容疑者になってしまったんです・・




いや~  その火事のあった後 ほぼ一日おきに 


自宅に荻窪警察署の刑事が二人で聞き込みに来る




何だかんだ・・・・と聞く訳ですよ 少年内田に



どうして お母さん 
元旦2日の朝なんかに 洗濯してたの? とか

いや それは・・・・

どうして煙が出ている って気づいたの?



だって 煙っぽくて・・・ 変な匂いがしたから・・

そんな寒い日に 家の外にいたの?



いや 家の中ですけど



内田君は 理科の授業 好きかい?



いいえ  嫌いです・・・って

何で?

だって先生が嫌いだし・・・・・・ あれっ? 何でそんなこと聞くわけ・・・ 



そうか 英語なんかは好きかい?


はい まあ・・・ 



偏差値どの位だい?


え~ っと    普通よりちょっと上くらいです・・



そうか ありがと
じゃ また来ますね・・・・・てな具合で


テレビでしか見た事の無い 本物の刑事さんだし

最初は自宅に来る度に 嬉しくて


刑事さんって やっぱ拳銃持ってるんですか? なんて聞いて

喜んでいたけれど



それが どうも自分が疑われているんじゃないか・・・と 


感じ始めてからは 頭に来たね・・・・

この~ 善良・無実の少年を疑うか!   って



でも まあ   真犯人が捕まったから

ホッと一安心



それから数ヶ月して   区役所で表彰式


あの頃  東京にちょうど 「光化学スモッグ注意報」なんて


言う警報が出始めるようになった時代


30人程いた 一クラスに


一人くらい 「肥満児」なんて言われる おデブちゃんの子が目立ち始め


東京オリンピックの後、大阪の世界万国博覧会と

日本が どんどん高度成長時代に乗り始め

発展していく頃だった・・・



勉強は嫌いだったけれど  学校に行くのだけは

毎日 楽しくて仕方がなかったのを思い出す





 

投稿者 : 12:59 | トラックバック

2009年10月03日

将来の夢

よく聞いたり 聞かれたりする


あなたの 将来の夢は何ですか?・・・って



自分の子供の頃は そう聞かれると

パイロットになりたい    とか

プロ野球の選手になりたい・・・・なんて


答えていたのを覚えている

大人になって

他人に聞いたり 聞かれたりすると

あまり これと言って 特別な夢を語り合い

ときめいた 機会にあったことがない


自分も 人からそう聞かれると


はっ!   と思い  

適当に  一応   ま 取り合えず・・・・


世界をクルージングしたいですね・・・とか

こんな仕事がしてみたい・・・なんて


答えている ような気がする

しかし 本当に  心の底から


そう思っているか・・・?と言うと


実は 何か 違うような・・・・



一応  社交辞令的に  


相手と話しを合わせている だけのような




将来の夢は 何ですか?  と聞かれて


待ってました・・・・とばかり


実は 僕は これとあれをやりたくて

それが出来たら これをしたいんです!


なんて 熱く   情熱的に答えられる人は   


凄いな~   と   憧れてしまう




今の 世の中が不況だとか  

インフルエンザが流行っているとか


そう言う  社会の一時的現象には影響されない


自分の   本心・・・・と言うか



絶対 必ず  そうしてみせる・・・・とか


きっと そうなるに違いない・・・ と言うような

強い信念   予感   目標


そんな夢や具体的なゴールを 


持っている人って羨ましい・・・





将来の夢     やりたい事

必ず実現してみせる・・・と言う気持ちは


どうやったら見つかるのでしょうか?


ゴールのこと     将来のことばかり

考えていると


コデイロ牧師に怒られそうだけれど


そうね 試しに今の時点で


無理やり 自分の将来の夢を考えてみた




「日々のニュースを 読まず・見ないで暮らす生活」



う~ん    無理かな?




仕事していたら 世の中のニュースを

チェックしないでなんか いられないし

でも  旅行をしていて


しばらくインターネットと新聞記事に触れる

時間が少なくなると


精神が落ち着くような気がして・・


世の中のニュースに


いちいち  不安になったり   呆れたり

腹が立ったりしないで 済むような・・・



ちょっと難しいかしら・・・・

現代の情報社会に暮らしている以上


ニュースから離れて暮らすなど と言うのは   


それこそ 甘っちょろい

「はかない夢」ですかね





投稿者 : 10:10 | トラックバック

2009年06月10日

アルバム

今日は 昔のアルバムを整理した

若い頃の写真


ロンドン勤務時代


旅行の時

社員旅行の時の写真

両親との写真


イヤー 細い!  自分が若くて細いのに

驚いて 今の体型が嫌になる



髪の毛も 真っ黒!

不思議とその時その時が


楽しくて それぞれに最高で 


そして輝いていたように思う

どうしてかな?・・・・と


自分の出来が良かったからか???



違うね・・・・・



日本と言う国が    日本経済が

右肩上がりの 成長時代だったからだ・・・と気づく




それまで 夢にまで見た国際線の


飛行機にも乗れるようになり

まさか と思うような 高級なレストランにも


食事に行けるようになり・・・

最高のホテルにも 泊まれるようになり



通貨としての円が世界でどんどん強くなり

そして お給料も なんだかんだと


右肩上がりの 時代だったからだ・・・・・・・・・・と



「あの頃は 良かったなぁ~!」・・・・・・・・


ガード下の 焼き鳥屋で

酔ったおじさんが言いそうなセリフが出てきそうだ


今?

そうね あの頃のように


永遠に どんどん経済右肩上がりの時代ではないし

年齢的にも だんだんと


これから 人生の第三コーナーを回り

第四コーナーに近づく・・・・・・・・・と言う時期


あの頃のような若さやエネルギーは

無いかもしれないけれど


それなりに 気づく事も多く


体力が落ちてくるから 見えてくるものがあり




人生の残り時間を 意識するからこそ

選別できるようになる事も 多くなり



それなりに ありがたい時間を


過ごしているな・・・・・・と思う




ウワー  パパ 細い!

ウワー  パパ 若~い・・・・・・・と


横で 娘が大騒ぎ・・・・



あんなに ホッペが赤く

小さかった女の子が 今は・・・・・・・・・




昔の写真を 見ると


時の流れの速さと

合わせて  自分の人生を


旅の日程表に置き換えて 


後で見直すような感じがしたりして・・・


 


これまでの思い出が走馬灯のごとく よみがえってくる



投稿者 : 19:00 | トラックバック

2008年11月08日

足し算・引き算

人間の脳は どちらかと言うと


引き算より 足し算の方が

やり易いように出来ている



435-13=?   より 435+13=?の方が


計算し易い


まあ 世界の中で 計算の得意な 


日本人には


どちらも それほど難しさは感じないが

通常 世界では

引き算より 足し算をよく使うようだ


アメリカでも

スーパーのレジで  お釣りを計算する時

お釣りの金額を 商品の価格に足していって 


最後に預かった金額合計になるように計算するし

酒酔い運転のチェックにも

どの程度 酔っているかを検査するのに

警官から  1,000から一つずつ引き算をして


数を言ってみなさい・・・・とテストされる




だから 人間 とかく


毎日 足し算で物事を考える場合が多い・・・・


これと これに いくらかかって


そうだ あれに いくらかかるから

合計で いくらの予算が・・・・・・・・・とか



一年 これだけだから


十年で これだけ必要だ・・・・・・みたいに

足し算は 人間本来の脳の

思考スタイルに合っているのだろう




昔 大学の先輩が


ある都市銀行に入社した



入社して しばらくってから

彼と会ったときに


面白い話をしてくれた



内田 な・・

社会へ出ると 色々な仕事をするけれど

それぞれの人に 合った仕事の仕方があるんだよ・・・って


銀行へ入社すると 毎日計算作業が


たくさんあった・・



今みたいに PCで簡単に・・・とは行かないし


せいぜい 電卓を使うくらいだった時代・・


でも その先輩いわく


計算の検算をする時に

足し算でやった方が早い人がほとんどだけど

引き算が 得意な人は

引き算で やればいいんだ・・・・って




要は 結果が 正確で早い方がいい・・・・・・・・

なるほど・・・・・・・・



それ以来

何でも皆がやっている方法でしなくとも


自分の得意な方法で やればいいんだ

と 教えてもらい 視野がちょっとだけ広がったものだ


人間 仕事でもビジネスでも


そして  いつもの通り

人生でも

足し算だけでなくて  引き算も使うといい




お年寄りの 誕生日には


歳は取るものですから 今年からは

一歳ずつ 減らして行きましょう・・・・と


言うようにしている



言われた おじいちゃん おばあちゃんも


はー なるほど・・・・それはいいね と


まんざら 悪い気はしていないようだ




70歳 80歳まで行っていない 我々も

これから 一歳・・ 何歳・・・と 

今の自分の年齢に年数を足すだけでなく

いくつになる までにあと何年残っているか


と言う考え方もあるはず


年齢も 足し算で重ねて行く見方と

引き算で 残りの年数を計算するのとでは


大いに 違う



「夢に 日付を入れなさい」 ・・・・・・・・って言う

これも 日付を入れると

その日まで あと何日 何ヶ月しかない・・・・・・・・と


引き算の発想になるから

今から やる事が見えてくる・・・・


これが理由だと思うし




これと あれを 引くと


あと どれだけ残る・・・・・・・・ と言う生き方も

毎日の感じ方が 違ってくるから面白い



人生 もっと楽しんでいいんだよ・・・・・・・・・


イルカは   一緒に泳ぐ人間の中で

一番 元気が無くて 落ち込んでいる

癒しの必要な人の周りに

集まって  泳ぐ習性があるそうだ




もっと 人生を楽しんでいいんだよ・・・・・



イルカ達は そんなメッセージを 


その落ち込んでいる人に懸命に送っているんだとか




時々 引き算で考えてみると

やばい!   早くしないと・・・・って


もっと もっと楽しまないと・・・・・・・・・

いい意味で慌てるような気持ちに


なることがあるから面白い


人生 砂時計だから


人間の一生は


ある意味では引き算だから


引き算と言っても これ 


決して 「マイナス」思考では無い?!

むしろ


人間にとってかなりの「プラス」思考に役立つ


計算方法だと 思う



あー 珍しい


今朝は 外のラナイに

鳥が来て  さえずっている


今日も きっと良い事があるでしょう !

 

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2008年10月02日

スイッチ

よく言われる オンとオフ


人間 日々の生活でこの スイッチを


上手に 使い分けないといけませんよ・・・って


ま 電気代(体力、集中力)の節約の意味もあるけれど

スイッチを 点け忘れたり   消し忘したりして 

毎日 ドタバタ仕事や寝起きしていると


惰性の毎日になるって



若い頃 自分もいつも スイッチが


ONになった状態で  仕事をし 飲みに行き

グーグー 寝ていたように思う



飲んだり、 カラオケしたり


休みの日に 寝ているのが

OFFの状態 だと思っていたが

本当の スイッチは ずーっと 点いたままだった・・・

そんな気がする



スイッチを 点けたり 消したりするのは

実は 仕事と遊びの区別だけでなく

日々の生活の流れ  とか  リズムを


一旦 切ってみる こと  らしい・・・・・・・



つまり・・・・・・・・・・ うーーん

うまく 言えないけれど




同じ様な 一週間   

同じ様な一年・・・・・

同じ仕事   毎回飲みに行くいつも同じ店・・・・・


毎回唄う カラオケ18番の曲・・・・・・・・・・・・?



そう言う  ルーティン人生を

ちょっと   切る(止める)こと・・・・・・・・・とでも

言うのでしょうか?




毎日 毎日 同じ仕事のやり方

休みの日に する事・・・・・・・・


これが ずっと続く場合


いわゆる スイッチは 知らないうちに

同じ ONの状態になったまま

変わらぬ日々・・・・に なってしまう


要は マンネリですね・・・・・・・・


スイッチを OFFにするのは


「会社を休む」  とか 「寝る」 だけでなくて

いつもと 全く違う事を 見たり味わったり


そして


自分に へー! こんな所があるのか


そんな人が いたのか!・・・・・・・と

自分に驚きの経験をさせてみる 

ことらしい


なんつー か   分らないけど

惰性のスイッチを 切る? みたいな


これ 意外と思い切り   根性入れて

決心してやってみないと


なかなか出来ないものだ・・・・・・・

あっと言う間に 5年 10年が過ぎちゃうからね


特に 20代  30代の人は

今の自分の体力  気力、 集中力が


ずっと永遠に続くと 考えがちだから


気をつけたほうが良い

本当の時間の大切さが  

まだ実感できない年代だから・・・・・・・


ルーティンの人生を送る その間


随分 「電力」も 使う・・・・・・・・



若い頃に 


徹夜しても その次の日 一晩寝れば 


元気一杯!  <ふっかつ!>  なんて言っていたのが


復活するのに 3日くらい かかるようになるし 




今の時代   人間誰でも


情報の洪水の中で溺れないように

毎日懸命に ただ同じ様な 

ルーティン人生になりがちだ



たまには 旅行とか


いつもと 全く違う趣味とかプロジェクト


習い事とかを始めないと

人生のスイッチは ずっと<同じ色>の電気が

ON になったまま・・・・・・

ずっと長い間 点いている電気をOFF にするのは 

ちょっと勇気が要る これ・・・・・・




オリックスの 清原選手も

23年間のプロ野球 現役生活に終止符を打った

子供の頃から 通算すれば


軽く30年以上も続いた 

野球選手人生だったに違いない


しばらく これまでのシーズン・オフとは

全く違う 人生中盤のOFFを 楽しみ

身体を しっかり休めて  


次のスイッチを ONにする道に

備えて行くことでしょう・・・・・・・・




何故か 今日のブログも


清原和博選手で  終わる・・・・・・・・・




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2008年09月27日

目標

テレビで PGAのトッププロが

小さい時 ゴルフを始めてから

どのプレーヤーに憧れ  


自分の目標にやってきたか? 


そんな  インタビューに答えていた



質問に答える Major のタイトルを取った

優秀な現役の トップ プロゴルフ・プレーヤー達は

ジャック・ニクラウス


アーノルド・パーマー

バイロン・ネルソン

ゲーリー・プレーヤー

と 世界の有名ゴルフプロの名前を

次々に挙げていく・・・・・・


英語で Look up していた人物・・・と言う

表現を使っていたな・・・・



一生懸命 目標として憧れて


いつか自分も


あのような偉大なゴルファーになってみせる・・・



若い頃 ゴルフを始めた時から


そういつも自分の心に言い聞かせて 

皆 練習していたそうだ



ボクシング・ジムでは 


Chin Down !  あごを下げろ! と

いつも怒られるけど


人生では Look Up する実在の人物 

目標とする人間が いると

誰でも 成長しやすいのでは・・・・・・・・


ある新聞記事に書いてあった

最近 日本の若者に 

この「目標とする人物像」が

具体的に いなくなってきている・・・・・・・・・・って


政治家や経営者は

いつもテレビで 不祥事を詫びているし

スキャンダルで 辞めさせられたり

中には 刑務所に入ったり・・・・・・



お金持ちや権力者も  憧れの的どころか

いつか 「あー言う風な人にだけは なりたくない・・・・・」

そんな 反面お手本になってしまっている・・・と


具体的に 目標とする人がいると

励みになるし 努力もしっかり

自分の頭の中に クリアーなイメージができて

Look Up も長続きする・・・・・・・・



世界のゴルフ界の伝説的なプレーヤーは

ゴルフと言うスポーツ競技はもちろん


ビジネスで成功しても

あまり その人達のスキャンダルを聞いた事がない・・




多くの 慈善事業に貢献して


ゴルフの達人だけでなく

成功者としての お手本でもある・・・・・・・・

その人を 目標に精進していてる若者を 

いつまでも 裏切らないものね・・・・・



決まって 彼らの家族関係も

一応に手本のモデルとなるような ストーリーだ



ま PGAは マスコミに対する


選手の私生活やありとあらゆる分野への


取材 出稿記事に対する内容統制が見事なまで

出来ている 組織ではある・・




それでも そのスタープレーヤ-達が


陰で悪い事や 人を裏切ってずるい事や  

違法行為ばかりしていたら

実際  一般のマスコミの標的だ・・・



日本人の 我々に

同じ 日本民族で 同じ肌の色をした

実在の 「人生の目標となる人物」がいて


その人みたいに 自分も絶対になってみせる・・・・


そう思う対象が あまりにも少なくないです?



イチロー   松井?

水泳の北島選手?


そうね・・・・・・・・・


私にも 王や長島   それに

千代の富士・・・・なんて 


実際に憧れる 運動選手は

いたには いたけれど

この歳になると  本当に具体的


人生の師となるような 人物が思い浮かばなくて困る



自分の生意気さと 交友関係の狭さも


その理由だとは思うけれど


本当に Look Up するような人がいない



それじゃ 自分にはもう この先 

進歩は無いのか・・・・?


そう思い始めていたら

ジャック・ニクラウスが 


インタビューで こう言っていた



自分は タイガー・ウッズのプレーを初めて見て

彼と 一度握手してみたいと思った・・・・って



彼のショットに対する集中力と 

ゴルフに対する精神力は稀有であり


自分も 感心し憧れている・・・・・・・と




まだ会った事のないタイガーと


実際に 一緒に並んで 

握手をしたかった・・・・って


親子以上に 年齢の違う


偉大なプレーヤー同士で

お互い 尊敬し合って 素晴らしいな・・・と


日本のように 年功序列の精神が

基本となっている 国民性では

若い人から 勇気や感動をもらうことはあっても

実際に その人達の生き方や 物事への取り組みを


お手本として Look Up しようとする発想は


あまり出てこないかも・・・・・・・


反対に 昔の偉大なプレーヤーが

新鋭の天才に 説教したりしてね・・・・・・・・・



年上の 目標となる人物が

本当に いない現状・・・・・・・・・


いっそ 年下の人でも

生き生きと 柔軟に

自分の 好きなことを極めて


世間の常識に 一向に鈍感で


ま それは 時々 トチリながらも

明るく生きて 結果を出している若者を探して


自分の これからの「手本」としてみようかな・・・・なんて



年齢とか キャリアの長さ

卒業した大学や 博士号 とか 

ノーベル賞受賞者かどうかだけでなく



普通の世界で

ハツラツと 一生懸命生きている・・・・・

そんな 人達の方が

自分には 余程 元気をもらえて

これからの人生の 

Look Up しながら

「目標」と させてもらえるような気がする


 


投稿者 : 13:10 | トラックバック

2008年09月25日

適温

最近 飲み物にあまり氷を入れないように

心がけている・・・・・・

入れても 少しだけ・・・


ついこの前までは 何でもかんでも


飲み物には 氷をたっぷり入れて


アメリカ式に a lots of ice スタイルだったけれど

東洋医学の先生に

内田さん 我々ぐらいの年齢からはね
身体を あまり冷やさない方が良いんですよ・・・

そう 教えてもらったから・・・・


人間の身体で、「肝腎」は、肝心かなめ と同じく


とても大事な 臓器だそうだ


肝臓 心臓はもちろん


腎臓は 人間の<火種(ひだね)>の臓器とのこと



その火種は 一生の内 燃焼するまでの


エネルギーが 決まっているそうで


その燃料が無くなると   火が消えるのだそうだ



あまり医学的に はっきりしないけれど

何となく 分るような・・・・・・


とにかく 男性は ある年代になったら

あまり冷たい物は 飲まないのが好ましい・・・って


腎臓の火種を弱らせないように

燃料の消費を あまり加速しないように・・・って


それ以来


毎回 すぐ中が空になる 冷凍庫の製氷機も


すっかり そのまま・・・・・・・ 氷が出来たままだ


何か 教えてもらうと


すぐ その気になって やる・・・・・・・・・・・私は



レストランでアイスティーを 頼んでも


氷の量を少なくしてもらう


お酒も あまり氷をたくさん入れないで・・・・・・


ハワイは ビールにも氷を入れるしね・・・・



本当に腎臓の為を 思えば


お酒は止めた方が 良いのに


ま それは もう少し何年かしてから・・・・・・・と




そんな生活スタイルを意識すると


今度は あまり熱い飲み物も

控えるように なってきた


お茶も コーヒーも ついこの前まで


ふーふー 冷ましながら飲むほど

熱い ものが好きだったが

これも 少し水や氷を入れて

温度を下げるように・・・・・・・・・



いわゆる 適温かな・・・・・・  自分なりの


ボクシングへ行く時に 常備する


ウオーター・タンクにも もう前のように

氷は入れない

冷蔵庫で 冷やした水をそのまま入れて


練習中に飲む・・・・・・



慣れると これ快適だ・・・・



もう若くないんだから

あまり冷たい物や 熱ーーーーい 飲み物なんか


飲まないで 口の中や 臓器を労わらなければ

いけないんだろう・・・・・・・

人間 だんだん 年齢を重ねていくうちに

生活スタイルや嗜好が変わってくるものだ

自然に 何となく


ちょっとしたことが きっかけで・・・・・・



無理しないで 何事も中庸を行きなさい・・・・って


こう言うことも元は同じ意味ですかね・・・・・・

投稿者 : 09:54 | トラックバック

2008年09月06日

リラックス

ここのところ、ブログを書いていなかったら


最近コンサル契約をした ある法人のMさんから


内田さん 最近ブログ更新してないですよね・・・・と

やっぱり更新した方が良いんじゃないですか・・・って言われたので


また書き始めようかと思う



ボクシングでも 仕事でも・・・・・・・

何でも共通して 重要な事が一つある




リラックス


コーチのアレンからもいつも言われる


もっと リラックスしろ・・・・・・・と


リラックスしないと

速くて 体重の乗ったパンチを出せないぞ・・・って



それに すぐ体力を消耗するだけだ・・・と

これが本当に難しい・・・・


難しい と言うより


自分には 理解出来ない・・・・・・・・・・・まだ




リラックスしてたら 速くて鋭いパンチなんか

出せないでしょう・・・・って




しかし確かに 仕事でも 

リラックスした方が良い結果が出せるものだ

これが 言葉では分っていても


自分の場合 やはり 適度な興奮状態と

ある程度の アップ・テンポなリズムが無いと

仕事が予定通り達成できない・・・そんな気がしてしまい




あー あれと これやって・・・・・・・


それから すぐにあそこに連絡して



何時までに これをあの事務所に届けないと


そうだ 今日は金曜日だし 道も混んでる・・・・・・・・・・・ おー!



遅れないように! (冷汗)   なんて




まだ充分過ぎるほど 時間があるのに


急いで出かけようとする


早くしないと・・・・・・!



それで案の定


車をしばらく走らせてから 

忘れ物に気がつき


取りに帰るハメになる・・・・・・・・・・


リラックス 落ち着いて

深呼吸して・・・・・


何をするにしても

日頃に これを心がけた方が良いそうだ



いい歳して  まだこういう事が修得できていない


リラックスして物事に取り組むと


確かに 最終的な結果も良くなる場合が多いしね


それに 肩の力を抜いている人と一緒にいると


こちらまで 不思議と安心感を感じ リラックスできるし




何だ この人  ノロノロしてるなぁ・・・ なんて


初めは ちょっとイラつくことがあっても


だんだん付き合いも長くなってくると

意外とそれが心地よく


その人といる時は


こちらまで 肩の位置が下がって


ゆったり 落ち着いてきたりしてね




昨日は 久し振りに夕方 顧客と

ハッピーアワーで ビールを飲む・・・・


少々暑い午後だったけれど

綺麗な ハワイの景色を見ながら

仕事以外の話題で


リラックスして飲むビールは

また 格別だった・・・・・・・・

人生   余計な心配やストレスを感じるより

努めて リラックスした方が


何でも 上手く行くような気がする


そうね


努めて、 心がけること・・・

これが どうもコツのようだ


投稿者 : 08:11 | トラックバック

2008年07月28日

治療法

久しぶりにブログを更新


皆さんから どうした病気か?と聞かれるけど


私は元気です・・・・


世の中 不況だ・・・


売上げも伸びないし


経費は膨らむし

顧客は減るし


インフレ不況だ・・・・・・・・


元気が無い人が増えている


どうする?


どうする って言ったってあなた

出来る事と 出来ない事がある


人間に海の潮の流れを


変えられないのと同じ様に


人間の出来ることなんか


所詮 知れているからね・・・・・・・・


Joel 牧師の言う通り

不況やガソリン高を 愚痴らないで

仕事があることに感謝しなさい・・・・


そう 考えて  誰かさんに祈る・・・・・



ありがとうございます・・・・・って



確かに大事だ・・・・・・・・これ


それでも 気が晴れない場合

どうするか・・・・・


そうなったら もう 心の治療だね



潮の流れは変えられないんだから


自分の心の持ちようを変える・・・・


心を 治療する・・・・・


そう うつ病の薬を飲むのもいい


でも


いい音楽を聴くと  気が晴れるものだ



私も 気が落ち込むと


ある 音楽を聴く・・・・・・・・・・・


心が軽やかに・・・・・・・・


気が晴れてくるのが分る

何っすか? その曲・・・・



<隣のトトロ> ・・・・・・・




これを一回聴くだけで

嬉しくなって エンジンがかかる


皆 大人になったら いつも


メソメソして落ち込んでいないで


自分で 治療法の一つや二つを持たないと

人生 生きて行けません・・・・・・




心が冷えたら 暖める方法

気持ちが落ち込んだら 


鼓舞する治療方法 対症療法を


一つや 二つ  常備する・・・・




世の中の ネガティブなマスコミ情報に

マインド・コントロールされないよう

うまいこと 自己管理


自分なりの治療法を考えましょう

何があっても 大丈夫・・・・・

人間生かされているには 意味がある・・・・・ そうです はい



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2008年06月02日

アルバイト

学生時代 何種類ものアルバイトをした

お小遣いが欲しくて


色々と物も買いたいし

映画にも行きたいし・・・・・


思いつくまま書いてみると・・・




ふとん屋さんでの アルバイト


頭や眉毛、まつ毛にまで綿ぼこリが溜まって

まるで サンタクロースだった・・

確か 時給180円・・・・




不動産マンション分譲地での

モデルルーム案内・・・

当時の日本は高度経済成長

マンションブーム


景気が良くてアルバイト代とは別に


お昼にカツ丼を食べさせてくれた


嬉しかった・・・



お中元と お歳暮の配達・・・

世田谷区の高級邸宅街・・・・

どこの家も 付け届けの来る家は

大概決まっている・・・



多い日には 同じ家に5-6個の小包・・・


いいなー   と思いながら

こんなに缶詰もらって どうすんの・・・・って



デパートの店員・・・


女性服売り場に配置された

いつも来る おばさんが多い

常連の 有閑マダム達・・・・・・


意外と 買わない・・・


あちこち見て、商品に触って  

そして 帰る・・・・・


この時だ  「夕刊」と「有閑」の漢字の違いを学んだのは・・・・



家庭教師・・・・・・・

週二回の授業で  二人を教えていた


弟が二人 出来たみたいな・・


今では彼らも 立派な社会人

会社の中枢だ・・・




電機小売店の配送・・・

2トントラックを運転する強面のお兄さんについて


製品を配達する 助手だ

よく洗濯機や冷蔵庫を 運んだな・・・


伝票の住所に 403号室・・・・・なんて書いてあると

ヤバイ!  っと思う


当時は 4階までのマンションには

エレベーターの設置が


義務付けられていなかったから


403号室・・・・・・・・・・・あちゃー!   って


どう言う訳か

こういう悪い予感は ほとんど当たる




運転手のお兄さんは


おい 内田 行くぞ  担げ!って

冷蔵庫を 背中に担いで

階段を 4階まで上がる・・・・・・・


こら 内田! お前は転んでもいいけど


冷蔵庫は落としたり ぶつけたりすんなよ・・・・って


はい ! って

まるで強制収容所だ・・・


懸命に 4階まで冷蔵庫を

壁や階段の手すりにぶつけない様運ぶ


やっと到着・・・・・・



ピンポーーン!

インターホーンを鳴らすと

あらまー ご苦労様  待っていたのよ・・・・って


中から奥さんが出てくる・・


あー 良かった 届け終わった・・・・・


じゃー この古いの持って行って
捨ててください・・・・だって

何?


今度は その旧式の冷蔵庫を

背中に担いで 階段を降りる・・・・・・・・・・



降りるほうが もっとキツいし 大いに危ない・・・・・・・・・・



あの頃は 一日アルバイトをすると


1,500円から 2,000円くらいの日給だったかな・・

今なら 派遣の人の時給くらいかしら・・・



色々な人と 出会った


色々な お客さんと接した・・・・



真夏のお中元の配送時に


冷たいカルピスを ご馳走してくれる奥さん

そうかと思えば


さっさとしなさいよ・・・って

印鑑 取り上げて

追い返すような奥様もいたっけ・・・



社会人になって

やはりアルバイトでの経験が


もの凄く役に立った・・・・・・・・


随分 前の事だけれども

若い世代が

本当によくこき使われた時代だ・・・・・・・



今の世の中 


派遣の人や 名ばかり店長とか・・・・・・・

安い手取りで こき使われている・・・と

不満に思う人が増えている



でも あの時 掻いた汗や

キツかった経験は

今思い起こすと


不思議と 懐かしい思い出でしかない



それが常識

当たり前の時代だったからか?・・・・・・


投稿者 : 00:38 | トラックバック

2008年02月12日

遺伝子の声

今朝は カラカウアジムで軽く練習をしてきた


いつもより短めの 約一時間




サンドバックを 3ラウンド・・・


もう1~2ラウンド続けようかと思ったが


無理をせずに・・・・・



ボクシングを始めてもう1年8ヶ月が過ぎた

早いものだ

最初は シャドーボクシングでさえ


息が上がって 30秒も続ける事が

出来なかった おじさんが


サンドバック 3ラウンド

スパーリングも連続で 3ラウンドこなすまでに


「成長」した・・・・・



最近 指圧から 鍼を打ってもらうクリニックに

変更した・・・・・・



そのクリニックで 月に一度ほど 

筋肉疲労した足腰を中心に 

鍼を打ってもらう




その先生の 東洋医学から見た

健康に関わる話しを毎回聞けるのが


とても 為になり治療と合わせて楽しみだから



前回 その先生に聞かれた

「内田さん まだボクシングを続けているんですか?」

「はい 1-2時間ですが 週に2-3回やっています。」

「そうですか、 本当に打ち合うのですか?」


「はい 軽くスパーリングもします・・」



「何故 ボクシングを始めたのですか?」


続けて そう聞く先生に

「それが よく分からないんです・・・ ただ何となく
やってみたくて、インターネットで今のジムを見つけ
行ってみて・・・・・・・・・」 と



「 うん なるほど、 それは多分 内田さんの身体の
遺伝子が そうさせたのだと思います。
無理しない範囲で、行きたいと思う限り出来るだけ
続けると良いですね・・・・」って


そう 言われた・・・・



人間持って生まれた 遺伝子  

組み込まれた遺伝子が、


その人間の人生の大きな部分を 


決めている・・・って




ある人が 若い頃は こうだったのに

ある年齢を過ぎると 急に変化する事がある・・・



食べ物の 好き嫌いもそうだろう

タバコを 急に禁煙できる時がある


今まで 好きだった事を急にやめて


違うことを始めたりする




興味の変化

嗜好の変化

年齢を重ねることからくる


体調や性格の変化


家族 仕事 そしてありとあらゆる


周囲の環境や状況の変化で

人間が変わるのとは 無関係ではないが

そもそも その人が生まれながらに

持っている遺伝子が 大きく影響している・・・と



心身の底から 聞こえてくる何か・・・



これ 大事にした方がいい・・・・




仕事をして 家族を養い

ある責任を持たされていると


中々 自分の心や身体の 「叫び」 を


聞きたくても 聞けない場合が多いけれど


年齢を 重ねるごとに


出来るだけ そう言う心身や

自分の遺伝子の叫びを


聞いてあげるように、心がけると良い・・・



鍼の先生がそんな事を教えてくれた


何でも 好きにやれ・・・とはちょっと違って


今までは我慢できたけど


もうこれだけは 「生理的に我慢出来ない・・・もう一切やりたくない」 


あるいは

これだけは 「トライしてみないと、一生悔いが残るような気がする」  

そんな 自分の心身の奥底から聞こえてくる

「遺伝子の叫び声」に


我慢を美徳とする 日本民族は


もっと敏感に そして素直になって

・・・・・・・そうか よしよし それを叶えてやろう・・・・・・・って


自分自身が聞いてあげる生き方も

大事ではないか・・・・・・って



自分の心身から出てくる 正直な「懇願」には


自分くらいしか 対処してあげる人がいないものね


他人なんか 構ってくれないし



やりたいこと


好きなこと


面白くてたまならないことは

熱中して時間も忘れて 疲れを知らないものだ・・


 



そう言う 自己解放運動にも


可能な範囲で向き合っていくことが

人間 誰にとっても 

とても必要で大切な「任務」だと思う




投稿者 : 20:41 | トラックバック

2008年02月06日

受給資格

日本の 国民年金は

一部の暫定措置期間に生まれた人を除き 

300ヶ月間 掛け金を払わないと 


年金の受給資格を取得できない・・・・・・・


アメリカでは ソーシャル・セキュリティーを


3ヶ月間を 1単位として


40単位  つまり 合計で10年間


掛け金を支払わないと  将来の年金受給資格が

取得できないのは 皆よく知っていることだ・・・


昨日 ある友人と色々と話しをしていて


人間には 年金と 似ているけどちょっと違う

収めないといけない Dues があると言う話になった




英語で Dues <会費>みたいな意味


つまり 毎月決まって 収めるもの


あるいは


ある期間払い続けたり   


ある金額まで支払額合計が届くと

その「メンバーとしての資格」を得られる・・・・


この世の中には  年金とは違って

自分の人生を楽しんだり 味わったりするのに


必要な 資格を得るために

若い頃から この「会費」  「掛け金」を

払い続ける必要がある・・・・と


実は この「会費」 税金とか保険の掛け金のように 


お金だけではない・・・・



勉強

仕事

親やお年寄りを 大事にする

親切

気遣い


ボランティア

寄付

他人の為にする 損な役割

正しい事をして他人から 批判される


歯を食いしばって  がんばる努力


子育て   家族の為



年老いた親に対する 孝行

お世話になった人へのご恩返し

他人を 喜ばせる行い

他人を 誉めて 励ます

他人の悲しみを 慰めてあげる


がんばっている人へ 声をかけてあげる

相手に対する ねぎらいの言葉・・・・・



そう 要は <徳積み>だね 


この 徳積みの「Dues」を 十分払い込んでいる人の


後半の人生は  比較的静かで 

大きな 災いや困窮  事故や大病に

襲われないで済むケースが多い とか


英語で 年金受給資格を 取得したりすると

I am qualified と言う



金銭だけでなく


後半の人生を 穏やかに

幸福に生きていける為に


この「会費」を 一生懸命払い 積み立てたほうがいい・・



ビジネスでも 仕事でも


若い時から 一生懸命


この「会費」を 払うよう心がける


年金とは違い


何ヶ月間か  どれだけか など

期間やその量は 法律や制度みたいに

どこにも明記されていないけれど

周囲の人が  目くじら立てて


必死になり  アリ地獄のように


Pay check to pay checkになっている中でも

自分が 穏やかに静かに暮らしていける




周囲の人が  怒りと妬み、 

そして焦りに満ちた日々を送っていても

自分は 細々とでも何とか食べていけて 


やりたい事に 時間が割ける


幸福感を 味わえる人生を送るためには

若い頃から この「幸福感 受給資格」を得る為に


会費を払わないといけない


You have already paid dues !


日本語に  「意訳」すると

君はもう十分 がんばったよ・・・・・・・・・と理解したい

人間誰でも   いつか

そんな風に 言われるよう

日々を生きてゆきたい・・・・・・・


毎日 感謝の心と


さて どうするか・・・と思った時

将来 この「受給資格」を得る為の 

「掛け金」 「会費」 となる方の 行いを 


選ぶよう心がける・・・・・・

昨日は友達から 


そんな貴重な話しを聞くことが出来た




投稿者 : 08:25 | トラックバック

2008年02月03日

写真

時々 昔のアルバムを見る事がある

本当に 面白い


その時々のことを鮮明に思い出す時もあれば


はっきり思い出せない時代もある・・・・・・



しかし 写真に写っている自分の表情を見て

だいたい その時  時代の様子を

思い出せるものだ



笑顔で写っているとき


あまり嬉しそうでないとき



疲れ果てている顔なんかしている時代もある


最近 日本でも


ピクチャー IDの提示を求められることが増えたとか


銀行の窓口でも 運転免許証を拝見・・・・って?

何かの手続きでも   本人確認・・・・

偽装・詐欺が蔓延する時代だし 仕方が無い

アメリカでも クレジットカードを使用する際

これまであまり無かった 写真付きIDの提示を

求められる事が増えてきた・・・・・・・・・


その時に いつも思う



もうちょっと ましな表情にしておけば良かった・・・って

元は変えられないけど

笑顔で 穏やかに・・・・なんていう写真のIDなら

どこで見せても 自分の相手も


嫌な気分にならない


写真に写る 自分の顔・・・・・・表情

大事だね・・・・・・・




それが証拠に

その時々の 自分の状態をチェックできるから


今や デジタルの時代

撮った写真をすぐ見れて


撮り直しだって 簡単だ




自分の写真・・・・・時々撮った方がいい

そして


チェックする・・・・・・


怒った 怖い顔していないか


意地悪な顔になっていないか・・・・・


淋しそうで   どうせ俺なんか・・・・なんて 顔していないか




あるいは 「一番 正しいのは俺! あとは皆 馬鹿者だ~」 なんて


奢り高ぶった表情になっていないか?・・・・って


鏡に映すのもいいけど

写真 自分の顔や姿を撮って

自分の心の中や


自分を取り巻いている「気」や「波動」なんかも


チェックした方がいい



アメリカの大統領指名争いのヤマ場

スーパーチューズデー が近い




大統領選での映像  写真写りなどの

イメージ戦略は

とても大事だそうだ・・・・・・


政治家は 人気商売だからね・・・・


候補者達は  演説中の自分の姿を

いかに演出するか・・・・・・・・常にプロの指南を受ける


我々 普通の人間だって

時には 写真に自分を映写して

チェックしてみるといい・・・・・




本当に 嬉しそうに

日々生きているか・・・・・・

ネガティブにならずに

「必ず よい事がある」・・・


「よし がんばるぞ」・・・・・・ そう自分に言い聞かせて


前向きに考えているかどうか 


意外と簡単に 分るものだ・・・・・


 

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2008年01月03日

新しい年に

明けましておめでとうございます。


今年も 「よろしくお願いします!」 は止めて

今年も お互い 「実り多き年になりますように」・・・


こっちの方が 自立心があっていいかな・・・

ハワイは ここのところ雨が多く


ダイヤモンドヘッドも 象さんの背中みたいな色から


緑色に変化してきた・・・・


砂漠も良いし

ハワイの緑にも癒される

自然に感謝だ・・・・




最近新年を迎えると


若い頃と大きく違う感覚を覚える



人生 これまで何年生きてきて・・・・・・・から



人生 あと何年残っているかな・・・・・って

マラソンで 言えば


スタートして 何キロ地点・・・・・から


だんだん


ゴールまで あと何キロ?・・・・って



年齢を増すごとに

一年の過ぎる スピードが早くなり

あっ!と 言う間に

元旦から 大晦日になる・・・・


光陰 矢の如し・・・・・・


英語では  

Time goes so quickly と言う


本当に この速さが年々 

加速してくるのを感じる




昨日の朝は カナダのカルガリーで


2軒の お寿司屋さんを経営され

ハワイに将来何か投資をして・・・・・と

考えているご夫妻の 相談をお受けした・・・



・・・どうして レストランのご相談がこうも多いのか・・・


日本人は、 レストラン経営が お好き?

日本の 回転寿司を

カナダの カルガリーで始めようとしたそうだが


日本の回転寿司の器械が

カナダの アルバータ州では認可されず


考案したのが カウンターに水路を造り


その上にボートにお寿司を乗せて回転させる・・・


その名も  ボート寿司!

これが当たって 夕方の開店前には


たくさんのお客さんが並ぶそうだ


カルガリーは 石油の街・・・・


昨今の 資源相場の高騰と

カナダの政治の安定で 経済も好調だそうだ・・・


そう言えば 最近 カナダドルと米ドルは

ほとんど同じか、カナダドルの方が高くなってきて



それまでは アメリカの弟みたいな国が

世界の中でも 存在感を増して来ている


ハワイでも 元気寿司と言う 回転寿司が流行り

出店を続けているけれど・・・


お寿司は 今や世界のお料理だ

最高のマグロは築地ではなくて


上海とモスクワに 持って行かれる



ご夫妻が言う

ハワイは本当に良いところですね・・・って




その通り ハワイは

本当に住むのには良い所です

でも 投資にはくれぐれも慎重に・・・と


つい いつもの 内田節だ




色々とハワイの市場について

ご説明する・・



カナダも 似ている部分が多いのに驚いた


人が あまり働かない

国の政策が 社会主義的で企業に厳しい

何でもかんでも 政府の認可や規制が

ビジネスを しにくくしている・・・とか



お二人共 レストランで成功されてはいるが

少し 疲れていて

早く リタイヤーして ハワイに・・・・


不労所得を得て


ハワイで ゆっくりしたい・・・・

そう 心から思われているように感じた



最近 感じる

日本人の働く意欲が低下していない?・・・って



戦後の働きバチ日本人が

最近 「あまり働きたくない・・症候群」になってきている・・・って



さっさと楽して稼いで お金貯めて


早いうちに リタイヤーしたい・・・


働くより 人生を楽しみたい・・・・って


言葉で言うと 非難されるけど

心の中では 正直そう感じている日本人が


増えているんじゃないの?みたいに




特に まだろくに苦労もしていない若者に


その傾向が強い・・・・ 私の考え過ぎかしら?

本当に 働く事の楽しさ 


大変さの後の 達成感・・・なんかを

知りもしない うちから・・・・?



日本もだんだんアメリカに似てきた・・

似てきているどころか

戦後世代の凄まじいほどの

「休むな 働け、 過労で死んだら本望だ!」と言う

国の価値観  文化・風潮が


一気に 逆に それも過激に

シフトし始めているような



霞ヶ関のお役人の勤務時間は

9時から5時  と有名・・・



世界で役人が こんなに働く国は日本だけだ?

だって 朝9時から翌朝5時まで なんて・・・


異常としか言いようが無い

いくら国会で 閣僚の答弁作りが・・・って言ったって



その反動が 官僚の天下りと汚職に

つながっているのも事実だと思う・・・

少しは ハワイの州政府の役人を見習って

その日の 16時には仕事を切り上げて 

さっさと家路につかないと・・・・


このカナダの寿司店経営者のご主人は


激務のせいで 2-3年前に

大きな病気で手術をし


色々な健康法で 今やっと健康を取り戻し 

ご夫婦で「人生を味わう大切さ」について


心底気づかされたそうだ


人間 

何のために 働くのか


何のために 稼ぐのか


何のために 生きているのか


新年早々

ビジネスや投資の話しをしていて

そんなことを感じてしまった



仕事やビジネス・・・・大変だ 

楽に高給をもらいながら出来る仕事  

簡単に大儲けできるビジネスなんて


そう ざらにあるはずがない


さて今年は どんな出会いがあって

どんな 気づきに恵まれるかしら


そんなことを 楽しみに

今年も 生かされてみることに致しましょう


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2007年12月05日

転換期

昨夜からまた雨がひどくなり

朝方 3時から4時まで暴風雨

気象用語上 「ストーム」だ・・・・・

4時半を過ぎた頃から


だいぶ静まって来たが

住んでいるビルが 揺れた・・・・

我が家は25階なので 余計揺れを感じる


怖い・・・・


気味が悪い・・・


高層コンドミニアムも怖いけど

この風だと

高台にある家で 被害が出ているところも


多いはずだ・・


ハワイは今 雨季


そして ハリケーン・シーズンだから・・・


人生にも 季節の移り変わりと同様

春もあり 夏もあり・・・・

そして ハリケーンシーズンがある




穏やかで ポカポカ陽気の春


春眠暁を覚えず


前の晩の飲みすぎも

一段と眠気を誘う・・・


学校も休みになる 夏・・・・

海へ山へ  行楽シーズンだ・・・


生ビールが 一段と旨い!


食欲の秋・・・・・・

中秋の満月の下 月見で一杯・・・



飲む事ばかりだ・・・・



人生でもある


季節の移り変わりや気温の変化と似通った


一年くらいの短い周期の中で 動いてい行く変化


そうかと思うと

10年 20年のスパンで

何かが変化してゆく・・・・


子供の頃は これほど暑くなかったのに・・


最近は熱帯夜が連続で・・・


やっぱり地球温暖化か・・・・って

昔は この位のことは平気で出来たのに

最近は すっかり・・・・とか


人生無常だし どんどん移り変わる


そして

その変化が大きく ハリケーン・シーズンに

突入する時期も・・・・


暴風雨

家や住んでいる 周辺の環境まで


被害を受けたり


まさか・・・と思うような

大きな災害並みの、人生の激変に

見舞われることが起きる・・・・・


でも後で振り返ってみると


あー あの時が人生の転換期だったな・・・って



ハリケーン・シーズンに備えなさい・・・って


州政府も 色々と広報している



電池とか ミネラルウオーター


それに 携帯食料や懐中電灯


そうだ

ラジオも忘れてはいけない・・


いざ災害になる・・・・・

家が崩壊した・・


用意していた 災害時の非難袋や災害キットも


崩壊した家の下敷きに・・・・なんて

役に立たない

備えあれば 憂い無しだけど


備えが 台無しになることも・・・・・


人生の 大きな転換期・・・

これ通常 防災キットみたいに


備えようが無い・・・



<誰か>が 自分用に用意する

ハリケーン並みの「大転換期」は


所詮人間の力なんかでは


天気予報みたいに


台風の進路を予測して

非難準備なんか できないものだ・・・


だから  人間誰でも

その人ごとに

人生の転換期のような時期が

いつか来ると心の準備をし

来た!  と思ったら


必死に もがく・・・・


そうね 「もがく」 のがいい・・




もがいて 苦しんで


もう死ぬか! と



これで 全ての終わりだ・・・と

悲壮に暮れるくらいの 転換期が

実は その後の人生を楽しく


あるいは 自分を思いがけなく

強くしてくれて 転換させてくれるものだ


通常 この転換は


悪い → より良く

最悪 → 最高


貧乏 → 豊か


泣かず飛ばず  →  ブレイク

そんな風に変化するものだ


たまに この流れが逆になる人もいる

最高  →  最悪

幸福  →  不幸に・・・・・って


大金持ち   →   一文無しの借金地獄



この 両者の違いは

たぶん


私の考えでは・・・・


「普段の心がけ」じゃないかと思う・・・


良くても調子に乗らず 他人に尽くしてゆく


身体が病気で 経済的に苦しくても
明るく出来る範囲で 他人や周囲に
優しくしていこうとする・・


日々の 生き方に


今は大変だけど
良い人生が必ず来るさ・・と信じて
<ふてくされないで> 
頑張る気持ちとか


今の自分がこれほど恵まれているのは
親や周囲の人たちのおかげだ
自分はもう十分
何か他人に恩返しや貢献を
させていただけないものか・・・とか




人生 大転換期のような時期が来る

ま 規模の違いはあるものの

誰でも一生のうちに


一度や二度は この「転換期」があるものだ



その転換期以外の人生で


苦しい人も

下を向いて 石ころ蹴らない

出来るだけ 上を向いて明るく・・・・・ね



儲かって 儲かって仕方がない
やること何でもうまく行って 
これぞ至福の人生だ!と言う貴方!



社員や得意先に どんどんその利益を
還流させなさい・・



寄付して ボランティアーして
困っている人や団体、 社会に
どんどん ばんばん返さないと・・・



くれぐれも ケチらない方がいい・・・・


そう言う具合に生きていると

楽しみだ


次に来る転換期が・・・




この真理を知らないで


今のままで・・・・って

適当に生きている大人が

多過ぎますね・・・


備えが 無さ過ぎる


貯めるのは エアラインの

マイレージだけじゃない


日頃の 生き方に


良質な行動・実践のマイルを 

どんどん貯めないと


次の転換期が「破滅型」になる


おー!




良質な行動や生き方で貯めたマイレージは


Expire しないし

益々 ボーナスマイルがついて

増えて行くものだ



そう 次の転換期に備えて

どんどん 人生のプラスのマイレージを

毎日貯めていくといい・・・



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2007年11月25日

奨学金

アメリカは どの学校もそれぞれに


奨学金制度が整備されている


驚くほど・・・と言っても過言ではない


米国人はもとより


気前良く 海外からの留学生にも


各種の制度が適用され

多くの 学生が教育を受ける



本当に素晴らしい

日本も そう言う学校毎の私的な奨学金制度や


国の制度もあるけれど


まだまだ 適用されるケースは一般的ではない

米国では キリスト教が主体で

国の根幹に  慈愛の精神が流れている


弱者を救う・・・・・

困った人を 助けるのが国や人間の務め・・・だと



日本の場合

残念ながら 国が国民を助けない


日本人の自分が 外国から祖国を見て

日本と言う国は 


弱者切捨て

困った人には 救いの手は差しのべない国と映る



しかし実は

米国の 進んだ奨学金制度には


このような 弱者に対する救済だけでなく


非常に したたかな国家戦略が根底にある


有能な学生を 財政的にサポートして教育する


学業優秀な留学生も どんどん厚遇し


惜しみなく 高度な教育を受けさせる



国を強くするのが<教育>だ・・と熟知し

海外からも多くの留学生を 受け入れ

米国で教育を受けさせ 

米国の文化・風習   価値観を理解させ


アメリカを第二の祖国とするくらいの


優秀な若者をそれぞれの国に将来の

米国親派のリーダー予備軍として送り返す




米国には   軍事力だけでなく


教育をも 国家戦略に据えて

国の将来の 国力・外交能力を

高める考え方が基本にある訳だ・・・・・・・・・・

<与える>ことの出来る国や個人は素晴らしい


最近 ふと思った

日本からの投資家の方と色々とお目にかかって


ビジネスや投資で

売上げや資産をどんどん増やそうとの事業欲は

とても 感じるが


こう言う 他人に 「与える」 と言う部分に


どうも熱心さを感じない



福祉や教育は

富裕層の役目ではない・・・と


もともと国や地方自治体に

高額な税金を取られているのだから 

国や自治体がやればいい・・・って

そんなことより

もっと良い儲け話はありませんか?と


 

事業欲と言えばそうだが


やっぱり根底に拝金主義

「金さえあれば・・・」の精神を感じてしまう


これは自分のお金持ちへの 


妬み・ひがみ なのかも知れないが・・・


先日 自分が卒業した高校から

ある奨学金制度が発足しました・・・との通知が届いた


何となく その制度の概要を見ると

高校に入学し 在籍中に親を亡くし

財政的に自主退学せざるを得ない学生がいる


そう言う学生を 卒業まで在学させ


教育が受けられるようにする為に
発足した制度です・・・と


なるほど そうか


確かに ありうるな・・・・って



自分の場合 両親共に健在で


授業料の事を心配せずに


無事卒業できたけど


そう言うことは 


確かにあるだろうな・・・って



主旨に賛同し

日本のネットバンキングを使って寄付をした・・・


個人だから ほんの少しだけど

寄付させてもらった・・・・



思えば 義務教育を終了し

その後の 高校生活からが

また一層 色々と学ぶことが出来

今の 自分があるように思う


ま もうちょっと真面目に勉強すれば

立派に成功していたかも知れないが・・・・(苦笑)



楽しかった 高校生時代

先生が本当に良い方々ばかりで

自由な校風で


男子校で 多少硬派ではあったが?


全国から集まった 同級生と日々

学び 運動し 喧嘩し  敷地にある柿の木から


柿を取り合い


ビニール袋に 水を入れて


ベランダから下を歩く連中に目がけて落とす


<水爆実験>を したり・・・?




思春期のあの時代から

より多くを学んで来れたように覚えている


日本も もっとこんな制度が発達し


税制も 米国に習いどんどん整備されて


富裕層や 企業が自由に


寄付活動が出来るといいな・・・と



日本では 寄付をすると

売名行為とか 偽善者扱いを受けるような


風潮が あるのがちょっと情けない・・・


出来る範囲で良いから

これは 良い行いだ・・・とか


これは 良い制度・団体だ・・・と

その活動の主旨に賛同できたら

額は 自分の可能な範囲で 

どんどん寄付をしたいものだ


寄付は お金だけでは無い


その主旨に賛同すれば

その制度や団体の活動に

様々なボランティア活動と


応援の方法があるはずだ・・・・



寄付をすると 正直

ちと もったいないなー ・・ と思うこともあるけれど


慣れてくると これ平気になってくる



正直言って


無理のない金額といっても


10円では ダメ・・・・




10セントでは ダメだ




自分が うーーん ちょっともったいないな・・・と


思うくらいの金額がちょうど良い・・・



趣味の 好きな何かを

一回 我慢するくらいの額・・・かな?


ゴルフの好きな人は

ゴルフ18H 1ラウンドのプレー代分くらいの額で・・・・・



飲みに行くのが好きな人は


一回 飲み屋に行くのを我慢して


自宅で一杯・・・・ その差額でも良いね


中野雄一郎牧師もおっしゃっていた


寄付をすると 


自分に100倍になって帰ってきますよ!・・・と

寄付した額の100倍・・・・ですか?

どうやら自分の経験から言うと 

そうではなさそうだけれど

実は 確かに 


中野先生の言われる通りだ・・と実感している


お金を払って どこかの店で


買えるものではない


多くの気づきとか 


時には 貴重な<出会い>をいただく



嘘だと 思う?


そう思うなら

これこそ 一度試してみるといい



投稿者 : 03:08 | トラックバック

2007年11月18日

仕事と家族

自分のこれまでの人生と


色々な人の人生を見ていて


やはり 仕事と家族の関係


仕事と自分の人生との関係が


上手くいっている人と、そうでない人がいる


かく言う自分は 

本当に仕事だけだった


結婚しても 帰りが毎晩遅くて


週末に仕事だったことも 多く

有給休暇なんか 年に24日あったけど


全部使った年度なんて一度も無い・・・

それどころか 週末出勤や休日出勤の代休だって

満足に取れない・・

ロンドン駐在時代も 週の労働時間が90時間


ハワイでは 週末になると日本からVIPが来て

色々とお付き合いをしなければいけない


100%仕事だけ・・・・とまでは行かないけど

それに近い状態だった




日本では最近この価値観が変わってきているけど


自分の若い頃は 仕事場に家のことや


家族の問題を持ち込むのは 


タブーだったように覚えている


仕事は 何の為にするのか

意味も分からず ただ

時間と体力の ほとんどを費やし


頑張っていたように思い出す



一生懸命 頑張る人ほど


家族やプライベートの事を犠牲にする人が多い



親  そしてひどい場合

子供の死に目にも会えない・・・とか


子供の授業参観にも行けない


子供の運動会の日も 出勤とか・・・・




しかし 本当に仕事が出来る人は

家族の事や自分の趣味の時間を

上手く考えて調整できる場合が多い




何でも  適当に割り切り


仕事への犠牲的精神も ほどほどに

上司や顧客からの評価も まあまあで

自分の家族との時間や 


プライベートの時間も、上手に日程をやりくりして


しっかりリザーブする・・



最近の若い年代には


仕事よりも家族とかデート優先

と言う人もいるけど

これは ちょっと違う・・・


仕事をして 報酬をもらう以上

絶対に 責任があり


与えられた仕事は優先されるべき・・・



でも これが全てに優先とか

「仕事だから」と言って 盲目的に

病床の家族を見舞う時間も削って

業務にのめり込むタイプはいただけない・・・



一見 仕事上

責任感があって頼りになる・・・と 

変な錯覚をしがちだけれど


これ

考えてみれば かなり異常である


アメリカだったら 精神異常者扱いだ・・・

不気味な存在に写る・・・・・


何でも バランス感覚だ・・・・


ある一方に大きく偏ると

事の経過とか、仕事の結果に無理が出る



要は 何のために今の仕事をしているか・・・・を


常に考えていないと


仕事だけの人生になる


ただ 仕事のことを考えて働くだけ・・・・




お給料はもらっていても 

こう言うタイプを 「ただ働き」の日々・・ と言う?!



反対に 何のおかげで家族を養え


自分の好きな趣味も楽しめるのか・・・


ありがたく 常にこれも考えておかないと


本末転倒の ただの数合わせ的 「社員」 になってしまう



年齢に関係なく

この当たり前が理解できていない人が多い 


最悪なのは

結婚して家族も持つ

(皆 この年代になると結婚するし・・って)

趣味が多くて いつもそれが頭にあって
(元々 遊び好きなもんだから・・・)


同じ趣味の人とも お付き合いが多く


結果 寝坊してついつい仕事に遅れ

有給休暇は全部使い


親や親戚を危篤にして休みも取り


上司に我侭を言って シフトを変えてもらい

同僚に頼んで自分の休みをカバーしてもらい


そして今のお給料では
到底やって行けない・・・と


文句を言っている人達だ



人生にとって


仕事や家族は 何なのか


そしてその相互関係は

どうなっているのか




時々でいいから 考えた方が自分の為である




投稿者 : 05:11 | トラックバック

2007年11月08日

我侭(わがまま)

世の中 一番快適なのが


毎日 我侭に過ごす事じゃないかしら・・・



もちろん

我侭に育ち  大人になっても我侭に振舞っていると

誰も相手にしてくれなくなるけれど

毎日 気楽に好きなことを やって過ごせば

一番快適なのに決まっている・・・


今の 日本人に一番必要なのは

個人の 「我侭」 を尊重する・・・と言うことじゃないかって


本を読むと


自分が好きで やりたい事をしなさい・・って


盛んに書いてある・・




ラテン系の人には 理解できない忠告だろう・・・


そんな事 当たり前じゃないの・・・って

なんで本に書くわけ?って

ポルケーノ?



この「我侭」 大きく別けて 二つある




一つは


好き勝手に やりたい放題して
周囲に迷惑をかけ 親や親戚に終戦処理してもらい
自分だけ 楽しく生きる我侭


もう一つは

自分の やりたい事や興味のある事に
熱中し 社会の価値観とは外れながらも
家族や友人にも全く迷惑もかけず続ける我侭



世間は あいつは勝手な事ばかりして


我侭だ!って 弾劾(だんがい)するけど


その人が この二つの我侭の どちらかに


属するかで 評価が決まる



日本は 自分の権利を主張すると


アイツは 協調性が無い・・・・と言う




周囲の期待を裏切り 自分の道を選択すると


アイツは 責任感が無い・・・自己中心だって非難する


小さい時から 我侭に育つと色々と弊害があるけど


我侭を させてもらっている人間は


大人になって ものすごく伸びる場合がある・・・




祖父母に育てられた人は

世間に出ても優秀なケースが多い


親はすぐ 早くしなさい! とか またそんなことして!って

子供に怒るけど

祖父母は違う・・・



○○ちゃん 偉いね・・・・


○○ちゃんは 良い子だね・・・・よく出来ました

○○ちゃんが 行きたいなら行って見ようか・・・・って

特別待遇で育てられる・・

しかしその子がある年代を過ぎると


他人に迷惑をかける マイナス要素の「我侭」を分別し

子供の頃から自分が好きにやらせてもらった

プラスの「我侭」が 祖父母から受けた


誉め言葉と合わせて その人間の潜在能力を


増長させてくれる・・・



勉強も よくするし


仕事も よくできる


自分の やりたい事を担当させられたら

余計に  力を出す・・・


それに 他人にも優しくできる

自分が満たされているからね



人間 大人になってからでも遅くない

「我侭」にさせてもらうことが


一番 自分の能力や人生の輝きを


得られる鍵となる・・・




贅沢 我侭 そして 自分勝手・・・


日本人が我侭を「悪い倫理観」だと

決め付ける文化 価値観が 


日本人を幸福感を味わえない人種にしている・・・


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2007年11月04日

棚卸し

今日  日曜日 朝5時に起きたら


ホノルルは珍しく 大雨だ・・・・


今朝の散歩は諦めよう・・・・・・・

在庫を持つ商売では 通常棚卸しをする


毎月末、 四半期ごとに あるいは一年に一回・・・って




でも棚卸しは 


商売の商品在庫だけではないね


自分の色々な「在庫」や「資産」も

時々 棚卸しした方がいい・・・・


気がつく

先月末までは、新鮮だった食材も


使い物にならなかったり



去年と 今年では

帳面上仕入れた時の簿価、コストは同じでも


去年と同じ値段では売れなかったり


価値が変動する・・

在庫は物だけではない


人間関係や 仕事の中身も

時々 棚卸しした方がいい




実際に棚から下ろしてみると 

色々と分かることがある


えー こんなに 痛んでいたのか・・・とか

あら まだ こんなに残っていたんだ・・・って


あるいは

え! うそっ ! 
もうこれだけしか残ってなかったのか・・・って



ずーーっと 棚卸ししないで


毎日仕事したり 生きていると


大切な資産も無駄にするし

持っていて無駄な在庫も

そのまま 場所を取って置いて


劣化させることになる・・・




人生も棚卸しした方が良い

友人関係や仕事も


しっかり 在庫の数と保管状況をチェックする


箱の中に 腐ったリンゴが一個あると

他のリンゴも腐ってしまうから


その一個を取り出して 廃棄する・・・・・・・





市場や気候の変化

それに 自分の人生の価値観が変わることで

その在庫の持つ意味も 必要性も

変わってくるからね・・・

不必要なら まだマシだ・・・・




その在庫があると 自分の倉庫全体に


腐臭とマイナスをもたらす不良在庫も


時に発生するから

よくチェックした方が賢明だ



棚卸し作業は 面倒くさいけど

必ず 定期的にやってみるといい・・・



残りの人生での 燃費が向上し、

心のエンジンに対する 無駄な摩擦も負荷も


軽くすることが出来るから・・・・




投稿者 : 05:53 | トラックバック

2007年10月22日

家庭教師

自分が中学2年から 3年まで 


家庭教師を雇ってもらった・・・


自宅の すぐ裏にある親戚の家の二階に

下宿していた 早稲田大学に通う学生だった



彼は 早稲田の政経学部に通いながら

一度落ちた 東大に再度来年も挑戦する・・・と



いわゆる秀才タイプ・・・

彼の下宿で  夕方から2時間くらい

数学と英語を習った・・・



学習塾と違い やはり個人だと


自分のペースに合わせて


聞きたいことも 理解できるまで聞けるし


勉強の 仕方なんかも


個別にそのコツや、面白い覚え方なんかを

伝授してもらえる・・・



彼の部屋での 授業は


毎週すごく楽しみだった・・・・



5時からの授業に 先生が大学から帰るのが

間に合わない事がある・・・



そうすると コタツに電気を入れて


一人で 先生の帰りを待つ・・・


あれ? ふと横を見ると


週刊誌がたくさん・・・




おー!  週刊 プレーボーイだ!

あっ!  平凡パンチも・・・・・


先生が帰ってこないから


その週刊誌で 自習する・・・・



うおー! すげぇー ・・・・って


それから 5時からの授業に

いつも 先生が帰宅する前から

熱心に 彼の下宿に早めに到着し


「自習」 した・・・


楽しかった 


勉強というより 兄貴とおしゃべりもかねて

色々と 先輩としてアドバイスしてくれる話しに

夢中になって 耳を傾けた・・・


色々と 教えてもらい


自分でも ずいぶん育てられた・・・と感謝している



私が高校に進学するのを機会に

家庭教師をしてもらうのも終わり


最後の授業は


二人で バスケットボールとかして

遊んだ・・・・




当時 高級品だったコカ・コーラなんかを


おごってもらって・・・・・・・・


今日が最後かと思うと


ものすごく 淋しかったのを覚えている・・・・



自分が 大学生になったら


今度は 家庭教師のアルバイトをすることになった



父親の勤務する会社の 社長の娘さん

中学生だった彼女は 私立高校への進学希望・・・・



週 二回  授業の為にそのお宅まで伺う


お兄ちゃんは  東京の名門 「開成高校」在学中

これが 勉強の虫で 

妹を教えている私の所へ しょっちゅう来て・・・


先生 この問題解ける?って・・・


うるさいね・・・

開成高校って こんな問題やってるの?


ううん 違う
休み時間中に 皆で遊んでた問題・・・・って


君達 異常じゃないか?


休み時間まで 勉強すんなよ・・・


男なら 運動もしろ!って




教えていた妹の方は とても素直で真面目


何とか成績が上がるよう一生懸命教える



2時間の約束だけど


だいたい 毎回30分から1時間はオーバーして

丁寧に教えた・・・・


不思議なもんだ・・・




数学や 英語の授業で

自分が家庭教師から習った時は


もちろん自分が理解し、実力がついたが


他人に教えると また一層

自らに 力がつく・・・


他人に教える・・と言うことは  


自分の能力の成長にもなるものだ・・・


どうしたら 理解してもらえるか

自分の教え方で 結果が違うし

やっぱり 人は 教え 教えられ・・・・か


育て 育てられ・・・・と言うし


家庭教師のアルバイトは

自分自身にとっての 成長にも繋がる


とても良い経験だった・・・


教え子から  内田先生! 
この前の数学のテスト 90点で
学校の先生から 誉められたよ・・・なんて聞くと


そうか  やったねーっ! なんて・・・ 


自分もたまらなく 嬉しくて・・・


その逆だと 


あらら  そうかー ・・・って 落ち込んだりして・・・



面白いものだ・・・・


人間 先輩から教えてもらって 成長し


後輩に教えながら  また自らが成長する・・



これ 職場でも 親子関係でも


同じかもしれないね・・・



あ いけない! ここまで書いて


今日は月曜日だったのに気づいた・・・


道徳は 明日に・・・・




それでは 只今 朝 5:54分


これから アラモアナ公園に向け散歩に行ってきます・・・・


投稿者 : 06:12 | トラックバック

2007年10月20日

Self government

私は昔から たくさんの人と遊んだり 


飲みに行ったり


いつも誰かと一緒にいることが多かった

今と違って 社交的だった・・・・!?

どんどん皆と交流し ジョークを飛ばし

学生時代は 「宴会部長」だったし・・・




ところが最近


一人が好きである・・・


まー 他人から見たら

どうでもいいことだけれど



最近 内田は 一人になって考える時間が


もの凄く増えている・・



色々な人と 話すのも楽しい

新しいこと  情報を教えてもらえるし

為になることがたくさんあるから・・


しかし 一人でいると

これも また新しい気づきとか

自分の思いや希望・・・


例えば 本当にやりたい事や、やりたくない事なんかが

はっきり見えてきたりして・・・


これまでただ忙しく 動き回っていたことが

最近 「忙しいのは 危険だ」と思うようになってきた・・

忙しいのは 気をつけていないと


すぐ周囲の人や


顧客の価値観とか目標に

巻き込まれるしね・・・


ほら 相手の気持ちも考えて

いやー そうですその通りでよねー ・・・って


合わせないといけないじゃない

あれに疲れてもう勘弁して欲しい・・・って感じかな




それをしなくて 済むなら
誰も苦労しませんよ! 内田さん・・


何も好きでやっている訳じゃない・・



そう 確かにその通りですね

好きでやってる訳じゃない・・・


皆  自分に嘘ついて


無理して  頑張っているだけだ・・・・




最近一人で いる方が快適になってきた

と感じるのは

やっぱり年齢もあるのだろう・・・



周囲に気を使って 疲れるよりも

極力 自分のペースで勝手に・・・・って



一人でいると

周囲にも迷惑かけないし・・・


どうせ死ぬ時も 一人だから


ま その予行演習も兼ねて・・・・




随分前に トム・ハンクス主演の映画


「Cast Away 」を観た・・・



共演は 私の憧れの女優 「ヘレン・ハント」だ・・


本当に演技力のある 性格派女優・・・


あー 死ぬまでに一度お会いしてみたい!





飛行機の墜落事故で

無人島に漂流した 主人公が


四年間を超える 全く一人の孤独の生活から 

島から 自分で造ったいかだで脱出 


救出され また社会に復帰するまでのストーリー



面白かった・・・・

最近一人になるのが 好きだ・・・・なんて

カッコつけて言ってるけど

自分なんか もし無人島に漂流したら

一週間もしないうちに 

孤独と空腹で?ショック死してしまうだろう


まー そこまでの根性は無いくせに

やはり 最近一人でいる時間を


極力作るようにしている



自分と会話する・・・ってやつかな・・



あるいは 現代人の


「人間が 嫌いで、インターネットとゲーム好き」

と基本は同じか?



一人でいると 能力発見とか発揮じゃなくて 


自分の「脳力」を刺激して何かに気づくのに


適している・・・・・

そんな感じかな・・




よく起業した人が


とにかく一人でも多くの人と会って

名刺を配って


ビジネスの可能性を広げて・・・と言うけど


それも 大事・・・


でもあまり むやみやたらに沢山の人と会っていると

その人達の価値観 とか  

他人の人生観にすぐ


引き込まれてしまう・・



これで多くの人が 「うつ病」 になる・・・





 
人間  売上げだけでなく

脳の力を伸ばさないと

人生の可能性や仕事の成果も

大きく伸ばせないんじゃないか・・と思う


先入観 、恐怖心  

これまで学校や職場で、そして親から教えられた

価値観 社会常識に

自分の意識を 占領されている我々は


極力 自らの為の 「解放独立戦争」をした方が良いと思う・・・・

でないと いつまでも占領された属国と同じだ・・・



「自治権」 と言う言葉を英語で言うと


Self government かな・・・


他人に頼らず 自らで 自分を管理する・・・・


これを Self government と言う・・・





その人が 真のIndependent・・・かどうか ・・


大人かどうかは

この Self government が出来ているかいないかで

決まるんじゃないかしら・・・・・

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2007年09月29日

お久しぶりです!

永い間 ブログを書かなかった

盲腸で 入院していたので・・・


5日ほどの入院で 手術は1-2ヶ月してから

とても良い外科医に担当してもらい

現在快復途上・・・・



まー この歳になって盲腸になるなんて

思いもしなかったけど

もうちょう っと 節制しなさい! との


メッセージでしょう・・・



だんだんと 体調を復活させて

また いつもの偉そうな内田節を・・・・・?


でも 退院した日から 翌日に帰国予定の


顧客と会い


今日もこれから顧問契約先を訪問する


自由業だから これ

大いに助かる・・



さて 病み上がりのタイトルは

何にしようかな・・・・なんて


 

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2007年09月02日

板につく

誰でも 色々な仕事をして


職務について しばらくすると


その働いている姿が 「板についてくる」


誰でも ユニフォームや着ているものが

それを着て仕事をする期間が長ければ長いほど


周囲の目も


本人自身も


鏡に映るその自分の姿に 目が慣れて


だんだんと 「板についてくる」・・・・

面白いもので

これに 動作や仕草も加わり


益々 サマになってくる・・・・

イメージとか見た目も

大事だ・・・・


特に 仕事としてお客さんと接する人は

この 外見 立ち居振る舞いに気をつけたほうが良い



受付の仕事

営業の仕事


フライトアテンダントの仕事

ホテルでの仕事



何でも ユニフォームや見た目が

板についている人は、お客から見ても

安心感がある・・・



私なんか すぐ何でも板につくタイプだから 

ロンドンで 五年間のレストラン支配人生活後

日本に帰国して

誰かと どこかのレストランの玄関や


ホテルのロビーで待ち合わせして立っていると


必ず 他人から声をかけられる・・・


あのー スミマセン・・・  おトイレ何処ですか?って

え? あ! 私ここの社員ではありま・・・・


あのね  この宴会場はどこ?って

結婚式の招待状見せられたりして聞かれる・・・

は? あ! あの 私 このホテルの支配人では・・・・

でも 「板につく」 と言うのは

やっぱり その人が一生懸命その責任を


果たそうとしている姿や生き方から 


オーラのように出るものなのかも知れない


昨年 ハレクラニホテルのラウンジバーで


日本のある男優と


その取り巻きみたいな連中と遭遇した




モデルのように長身な彼と目が合った・・・・


ハンサムでカッコいいけど

正直・・・ 何かヤクザのような悪いオーラを感じた



他人や女性をだまして


金を奪うような悪人の姿が 


「ピッタリ板についた」ような・・・・


それから数ヶ月して日本で彼が恐喝罪で捕まったのを


ニュースや新聞の記事で知ったけど



あれは彼のハワイでの結婚式があった夜だったようだ・・・



でも あのラウンジで見た彼は

はっきり言って申し訳ないけど


悪役にピッタリ ハマっている

何とも言えない詐欺的生き方が


板についていたのを はっきり感じた・・



だからニュースを聞いても 驚かなかった


むしろ   「やっぱりなー」 って


間違っても こういう姿が板につく生き方はしたくない・・




中野牧師がこんな話しを聞かせてくださった

3,000人の患者の最後を看取ったことのある


ホスピス勤務の医師が言っていた・・・って




人は その人が生きてきたように死ぬ・・・って


本当にそうだろうな・・・と思う



ちくしょう! と生きてきた人は最後に 「ちっくしょう!」っと


叫んで死ぬ



他人に感謝しながら 他人のために何が出来るか


そう考えて生きてきた人は

「ありがとう」 と言いながら亡くなるそうだ・・


人間  それぞれの人生で


板についた通りの最後を迎える・・・

 


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2007年08月30日

夏休み

8月も もう終わりだ


来週から学校が始まる・・・・



ハワイの公立学校は 日本と違い

夏休みが短い・・・・




年間を通して休みの時期や 期間が違う

でも 夏休みは 全米で家族旅行の

最も盛んな時期だ・・・


自分も 子供の頃


この夏休みが一番楽しかった



だいち   学校に行かなくて良い

しかし 大人の考えた意地悪で?

唯一  6時に起きてラジオ体操に行かなくては

ならなかったのを 除けば


天国の5週間 だった・・・

あの頃は 家族で旅行なんて


高価な休暇は出来なかった

親も忙しいし

旅行なんて 贅沢なことだったから


夏休みは どっさり宿題が出る


とにかく 早く片付けようとするんだけど

出来ない・・・


ついつい 遊びに出てしまう・・・

遊びに出ると 夕方まで帰らない

陽が長いものだから

7時近くまで 遊んで家に帰る


疲れて いつもそのまま宿題は明日に・・・・って

バタンキュー で寝る



その生活を30日近く続けて


だんだん 焦ってくる・・


あと 夏休みも 3日だ・・・・って

宿題は? 


全然 やってない・・・


小学校 中学校と 通して


とうとう最後まで 出来なかった


いつも最後の1-2日くらいで 宿題を片付ける



8月のこの時期は 大変だったのを覚えている


仕事も業務も やっぱり同じだ


溜めると 後が大変


仕事のできる人は

段取りと スケジュール管理が上手い・・



でも 仕事は宿題と違って

報酬をいただく 「約束」だから

ちゃんと 進めないといけない


仕事を納期直前に 一夜漬けで済ませるのは


あまり いただけないものだ・・




ハワイは 期日を守らない

適当に そのまま 催促もしないし・・


とても COMFORTABLE・・・ 居心地の良い社会である



でも そこは自分に厳しく

しっかり 納期に間に合わせ

ちゃんと 顧客の信頼を得て


宿題(仕事)を片付けたい・・・・

そう思う・・・・

投稿者 : 08:08 | トラックバック

2007年08月28日

甲斐性 (かいしょう)

最近 「品格」 と言う言葉が流行っている


男の品格   女の品格って・・


でも この「甲斐性」 と言う言葉も

日本では 昔よく使われていた


「甲斐性」を辞書で引くと


物事をやり遂げようとする気力、根性。
また、働きがあって頼もしい気性。
多く、経済的な生活能力をいう・・・・


とある



英語で 甲斐性は Worth かな・・・・

甲斐性のある男 = Worthy man とでも訳すか・・・


普通 男の甲斐性 と言う


借金も甲斐性のうちだ・・・とか

あの人は甲斐性のない男だ・・・って



女の人が 結婚相手を選ぶ時には

この 甲斐性のある男性を選んだほうが良い・・・

はーい!


品格も大事だけど

まず 男は甲斐性があるかないかだと思う




仕事や責任

家族を養う・・・


子供を育てる・・

他人から 信用されて頼りにされる

これって 一番大事じゃないかなと思う


頼りにされる のは時々

その本人にとってみると


迷惑になったり  重荷になるけど

頼りにされる と言うのは


一つの 財産だ・・・・



プロの投資家や


百戦錬磨で失敗も成功もした経営者に聞くと

全員が 口を揃えて言う



「いやー 内田さん  人ですよ 結局・・・」って


いかに 甲斐性のある人に投資するか

どうやって 甲斐性のある人と組んで仕事をするか


ほとんど それで決まります・・・と


断言するね・・・・皆




まー 世の中 たまたま運が良くて


時流に乗ってしまって・・・

大きく成功する人もいるけど

基本は人間 この「甲斐性」があるかどうか・・・



人生 仕事や家族関係

それに 将来設計や生き方を考える時


常に 「甲斐性」を念頭に

可能な限り 「甲斐性」のレベルを上げてゆく

そんな 考え方が大切だと思う・・


投稿者 : 07:41 | トラックバック

2007年08月21日

ウルトラQ

我々が子供の頃は

何と言っても

ウルトラマンとウルトラQだった


それは 月光仮面とか少年探偵団もすごかったけど

何となく 子供ながらにも


テレビ番組の中に

流行とか 新しい驚きを 求めていた時に

やはり 円谷プロダクションはすごかった・・・


ウルトラQは、1964年9月から撮影が始まったそうだ・・・

64年と言えば 東京オリンピック


『ウルトラQ』というタイトルは


当時 東京オリンピックの際に体操競技の

難易度を示す言葉から一般的になった

その時の流行語「ウルトラC」からヒントを得、


”Question”の「Q」を付加したものとされている。(Wikipedia)


世界に名立たる円谷英二が特撮技術を監修することが売りであり、

国産初の本格的SF怪奇ドラマシリーズだった



毎週テレビにかじりついて


怪獣ピグモン や カネゴンを


嘘だろー ! と思いながら

真剣に 見ていたのを思い出す



小学校時代 私は


放送クラブに所属していた・・


サッカーや野球

それに水泳なんかばかりの


夏は チビ黒サンボ みたいに


真っ黒に日焼けしていたけど

どういう訳か 放送部にも所属していた


放送部に入ると

順番で 昼の給食時間の放送を担当する



いつもは 放送室に保管されてある

お決まりのレコードから 何曲か選んでかける・・・



あとは 職員室からの連絡事項や


週番委員からの注意事項・・・・




<今週は 廊下を走るのは止めましょう・・・>とか

<今週は 給食を残さず全部食べましょう・・・>なんて


いつもの 標語とかセリフを ただ棒読みして流す


自分も教室でその放送を聞いていたけど

はっきり言って 面白くない

面白く無いから ほとんど聞かない・・・・

まー 給食時間のBGMみたいなものだった



自分が 6年生になり


一番 年長で威張っていたころ


考えた・・・



給食を食べ終わると

一目散に 運動場に掛け出て


ドッジボールや 鬼ごっこをしている

全校生徒を 何とか 校内放送の番組で


教室に釘付けに出来ないか・・・って


考えた結果


自宅にあった 当時超人気の

ウルトラQのレコードを学校に持って行って

昼の放送時間に流した・・・・



全校生徒の皆さん・・・
今日の 給食はどうでしたか?
<今週は 授業が終わったら黒板を必ず綺麗に消しましょう・・・>


では 今日はこれから 特別番組です・・・

ウルトラQのレコードをかけます・・・


皆さん 静かに聴きましょう・・・・って やった




ジャンジャン ジャンジャン ジャンジャーン っと

ウルトラQの テーマソングがかかる

放送室から出て 校舎内の様子をうかがった

静か・・・・

廊下にも生徒が誰もいない・・・



あれ? じゃ     校庭は?


あら~! 誰もいないわ・・・・




いつもは 校内放送が終わる前から

早食いの男子生徒たちを筆頭に


校庭で皆ドッジボールをしているはずなのに

校庭に 生徒どころか

犬猫一匹 いない!?




ジャンジャン ジャンジャン ジャーン・・・・

ウルトラQのレコード再生が始まり


全校 誰もいないくらいの静けさ・・・



子供心に   「やったぜーっ!」と思った・・



何事も 顧客志向・・・???

何事も つまらない事から 面白いことを・・・って?



そして 前例にないことにチャレンジして

それまでの常識をいかにやぶるかが

成功する秘訣かな・・・・なんて


11歳の時に 感じたものだ・・・


仕事でも ビジネスでも


これまでの常識

他社や他人と一緒のことは

出来るだけやりたくない・・・・・



そんな風に 今でも思う・・・


投稿者 : 01:21 | トラックバック

2007年07月29日

一人前

男は一人前になるまで


長い人生の道のりを歩くものだ・・・



今日の出だしは 小説っぽい




子供から 学生時代


そして社会に出て 例えば結婚し

家族を持ち・・・・



男性は 仕事を頑張る一方


夫となり   父親となる・・・・・




よく 仕事ばかり頑張っている人がいる

会社での評価 出世の為

売上げを伸ばす為


利益を出す為・・・・



一日 15時間 休み無しに働き

ヘトヘトになりながら お給料をもらう



例えば 起業する・・・

会社を辞めたり


自分でビジネスを始めて

一生懸命 働く・・・・



皆 世間から一人前として評価されるように

がんばる・・・


それなりのレベルまで行くと


イヤー ○○さん 凄いですね!

○○さんは勝ち組ですよね! なんて

周囲から 言われるようになってくる


そんな・・ たまたま運が良かっただけですよ・・・とか


まだまだですよ・・・って


一応謙遜する・・・



でも これちっとも一人前ではない


仕事やビジネスがうまく行って


収入が増えて 

乗る車が 高級車になって

社員を何人か 雇って 


○○社長! って言われるようになって

やっと 「半人前」である・・


本当に 一人前になりたければ


これに加えて

夫として   父親として


先輩として 

やるべき事をやらないといけない


夫  父親の役割に加え

立派な息子として 年老いた自分の親に

孝行も出来ないと


一人前の 「認定書」 はもらえない



だから 一人前になりたければ


ビジネスや仕事のことだけではダメ・・・

所詮 ビジネスとか仕事なんて

一生の中で 大した問題ではない・・・

おー!~


死ぬ時に 仕事のことばかり考えて


あー あと10億円! もう少しで上場だったのに!

そう言いながら 死ぬか? 普通・・・・


そんなもの <たかが>ビジネス・仕事なんだから・・・



それより 人間として

一人前になることを目標に置かないとダメ



年収が一千万円になっても


やっと半人前・・



だから ちょっとキツい言い方をするけど・・・

年間の収入が 5百万円で


夫として 父親として家族から評価もされない人は

1/4人前である・・・・


ん?


分数の計算みたいだけど

半人前 × 半人前 = 1/4 でしょ・・・

ヒエー 掛け算されるんっすか・・・・



私?

そう ここ最近数年でやっと


これに気がついた



それまでは 男は仕事で忙しく

他人より稼いでくれば 一人前だとばかり

思っていたくちだ・・・



だから それまでは   


2/5人前 くらいだったかな?

つまり 半人前以下だった


収入は クリアーしていたけど

他の役割・評価が 落第点だったように思う

だから 両方足しても 掛けても

半人前にさえ届かない・・・・

くれぐれも 


仕事や商売で成功 = 人生で成功

と 言う方程式がこの世の<全て>だ・・と

勘違いしないように心がけたいものだ


投稿者 : 08:41 | トラックバック

2007年07月22日

後悔(こうかい)

この世の中で 後悔をしたことの無い人間は


おそらくいない と思う・・・




学校の勉強でも、ビジネスでも仕事でも

恋愛でも投資でも・・・・?


英語で 後悔する・・・・と言うのは 普通

Regret と言う言葉を使う・・・・


でも このRegret の他に

Repentと言う言葉もある



似てるけど ちょっと意味が違う・・・


ただ  「あー 失敗したなー!」って 悔やむのは

Regret・・・・



これに対して 「あー いけない・・・ 反省して改めないと・・」

と言う 後悔を Repentanceと言う


ま 同じだっていう人も多いけど

私は ちょっと分けて覚えたい・・


あー あそこで 7番アイアンを選んだ
やっぱり8番で十分届いたのか・・・・実は最初に
そう思ったんだけどな・・・・

この 後悔は  Regret・・・・




あー また プレー中 よく考えないでクラブを選ぶ
悪い癖が出てしまった・・・
自分には こういう悪い所があって油断すると
すぐ出てしまう。 反省して 改めなければ・・・

これ Repentance  ・・・




人間 後悔しない生き方が理想だし


後悔をいかに最小にするかが 大事だけど 

後悔して反省して改めることが大事だと思う・・・

ビジネスを通して知り合った方々を見ていても

何でも 極めている人たちに共通するのが

ただ後悔  悔いるだけでなく

悔い改める ことが出来ている人・・・


それは時には

人生いつも 悔いているばかりの人もいる

あー こんな貧乏な家に生まれてきたのが・・・


あー 頭の悪いのは親のせいだ・・


あー カツ丼にしないで 冷やし中華にするんだった・・・

本当に こんな会社に入るんじゃなかった・・・・

頭の 思考回路が「後悔」で固定されている人

これは 本当に哀れだ・・・




しかし 悔い改める と言う姿勢や従順さがある人は

違う・・・・


メチャクチャ 違う・・・


そう 失敗や間違いから 反対に学んでしまう




Regret ではなくてRepentしないと

人生も仕事もうまく行かない




後悔 して 反省する

反省するならサルでも出来るって 
何かの宣伝にあったけど・・・


反省して 再度もっとよい結果を出したり

自己を矯正できるのは尊い事だと思う・・

後悔 先にたたず・・・


しかし

後悔と反省は 人間をより強くすると思う


Repentance は いつからでも遅くない・・・


頑固に 突っ張っていないで

悔い「改める」事は いつでも可能

本人しだいだ・・・

仕事でもビジネスでも

色々と学んで 失敗して


そして謙虚に明るく 


大いに後悔と反省し 

改めるように心がけると

次の結果は前回と比べ物にならぬほど


良いものになってゆくと思う・・・


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2007年07月20日

いい気になる

最近 何件か仕事で良い連絡や

ミーティングが続いた・・・



仕事には やはり波がある

調子の良い時と 

何をやってもトラブル 


間違える、 そして失敗するとき・・・・・



バイオリズムの 短期の周期で


ここ最近 乗っている状態かも知れない・・




でも こんな時に色々と振り返る・・・・



あー 最初はこうだったけど

最近 やっとこうなった・・・とか

あの人のおかげだな・・・・


運が良いな・・・・なんて



または


もう少しこうしても 良かったかも知れない・・・とか



ずいぶん 相手に感謝されて

より自信がついた・・・・とか



ちょっと 立ち止まるようにしている

でもむしろこういう時は

バイオリズムの低い時より

気をつけたほうが良い・・

そう思う・・・


車の運転に気をつけよう・・・・とか


人との交渉に一層気をつけよう・・・って


人間 調子に乗っている時に限って

何かが起きるものだし

心配性の自分としては

ここで いつもより慎重に・・・・か




昔の先輩がアドバイスしてくれた

「好事 魔多し」だぞ・・・って



本当に その通りだと思う・・


投稿者 : 07:05 | トラックバック

2007年07月01日

飽き

人間は 飽きる生き物だと思う


子供の頃から

与えられる おもちゃに飽きる


毎日 同じメニューの食事だと飽きる

毎日 毎日同じ仕事・・・・

これも 飽きる




人間の 効率 能力 そして


やる気を失わせる 大きな要因の一つがこの

< 飽き > だと思う



ビジネスでも 飽きる

ずーーと 同じビジネスを続けていると


20年 30年も 同じ業種で 同様の仕事をしていると


飽きる・・・・



多くの経営者を見てきても思う

飲食業を20年やっている人が アパレル業を始める


小売業だけを やっていた経営者が 不動産業をやる

自動車販売をしていた人が 人材派遣業を始める


これ 普通 多角化 と言う


しかし 本当は

経営者が 自分の本業に飽きて

新業態のビジネスを始めることが多い



もちろん 業界ごとの成長性を見極め


新規事業を・・・・ と言う決定が背後にある場合も


当然ある・・・



その辺

ある程度の大きな組織に働くサラリーマンは良い・・・


転居を伴なう 転勤や


所属部署が変更となる異動があるから


意外と この<飽き>を防止できる・・・・



人が仕事やビジネスをしていて

気がつかない 一つの挑戦が


この <飽き> との戦いかもしれない



中には 仕事に飽きたから


早くリタイヤーしたい・・・と言う経営者もいる


このケースの場合

間違いないことが一つある



ビジネスマンが仕事に飽きてリタイヤーしても


リタイヤーした後の生活に <必ず>飽きる・・・



飽きは 人間の本能だから・・・




人を育てる

部下のやる気を引き出す

組織に活力を見出す

自分自身を 仕事により一層注力させる・・・・・



こんな場合にも 基本は


いかに この<飽き>を防止するか・・・


いかに仕事や作業の マンネリ化を阻止するかだ・・・




自分自身でも


職場でも


自分のビジネスでも

この 日々の<飽きない>工夫がとても重要だと思う・・・




同じ単純作業でも

同じ手続き作業や業務でも


いかにやり方や 進め方に


変化や進歩・・・・

役割とか 担当を変える


やり方を変える と言う要素を入れ


どんな 新しい目標を持たせるか


それをどう達成させてゆくか・・・



家事でも 毎日繰り返す動作でも同じ

いかに 日々少しづつ新しい方法に改革していくか

これ

決して立派な事ではなくて 


仕事やビジネスを 成長させる

不可欠な考え方だと思う・・・


間違っても この努力をしないで

もう飽きたから 何か他の仕事を探そう・・・と言う

短絡的な発想を持つことは

くれぐれもやめた方がいい・・・・


日々 飽きないで 仕事をしてゆく


会社や売上げを伸ばしてゆく・・・・


そんな 自分の<飽き>と言う本能を


制御したり、反対にやる気に着火したりする工夫も 


大事な仕事の一つだと思う・・・・


ハイビスカス1.JPG

ハワイで見る ハイビスカスは なかなか飽きることが無い・・・・


投稿者 : 10:12 | トラックバック

2007年06月28日

仕事と体力

人間 歳を取る・・・

誰一人として例外なく 歳を取る



子供の時から若い年代は 

どんどん体力も向上し


記憶力 や 気力も合わせて

しっかり伸び成長するのが普通だ



でも これ誰でも


例外なく


ま 多少のスピードの違いはありながらも

30代後半 くらいから

体力 記憶力 気力 集中力などが

だんだん低下してくる・・



低下する度合いには 個人差があるし

中には それに一生懸命抵抗し


自分の一定レベルの体力を保つ訓練をする


強靭な自己コントロールの持ち主もいるが

90歳になって トライアスロンには


出場しない方が無難だ

若い時からの仕事を 20年 30年続けると


だんだん 世間から 

その道のプロ・・・


責任者 第一人者・・・ と認められてくる


皆から信頼されて 色々任されて・・・・


これ 結構な事だが


実は 自分の年齢や体力の変化も


よく確認しながら 

考えて仕事をした方がいい



20代の時に 何も問題なく出来ていた業務が


30代  40歳代になると


キツく感じるようになる



翌日に 疲れが残る・・・・

昔 考えられなかった ポカミスを犯す・・・



気力も低下する・・・

やる気 とか 一生懸命とか


だんだんと それが無くなる・・・ とは言わないが

前とは質が異なってくる・・・



これを ずっと我慢し


キツくてもこれは仕事・・・ 辛抱だ! とか

収入を得る為だから 大変でも仕方が無いんだ・・・と


無理に割り切らない方が良い・・・


怠けろ とは言わない


だって


手を抜いてズルして


仕事の量や質を手加減すると


後で大変なしっぺ返しが来るから



30代に入ったら 徐々に


自分の40歳代とか 50歳代の時に

どこで どんな仕事を 


一日 や 一週間の中で

何時間くらいしているか


具体的に目標を立てるようにするといい



普通  急に 


来週から こうする!・・・・って

職や仕事の責任を変えられないから


自分の将来に


具体的に イメージが沸かない人は


よい方法がある・・・




自分の周囲にいる


あこがれの先輩や 成功している人を選び

自分も あの人みたいになりたい! とか


あんな日を送って見せる・・・ と


強く思うだけでいい・・



これで 自分の脳に既に具体的なイメージが


記憶される・・・


これ簡単・・



「いつまでも あると思うな親と金」


それも そうだけど・・・


本当は

「いつまでも あると思うな体力と時間!」 だと思う




人間 自信は大事だけど


自信過剰は 自滅する・・




このような 自分の体力の衰えに合わせて


職業や仕事を選べるように


今の仕事を通じてキャリアを積む・・・という意識は

いわゆる「謙虚さ」だと思う・・



人間 歳を取るにつれ


自分の体力の衰えを 謙虚に受け入れるべきだ

そうすればきっと 


本当に自分に合った人生やライフスタイルが

送れる様になると思う・・・

投稿者 : 13:05 | トラックバック

2007年06月26日

ショック・アブソーバー

英語で書くと Shock absorber

衝撃を吸収する 装置・・・



先週からボクシングジムの練習は


グローブをつけずに 徹底して 

足腰とフットワークの鍛錬をしている



コーチのアレンが 今日 


なんと

私の「歩き方」を 治してくれた




マサル ちょっとお前 普通に歩いてみろ


言われるとおり 歩いたら


そうか 分かった


マサルが腰痛持ちだって言う理由が分かった・・・って


へ?



踵(かかと)から 歩かないで


もっと膝を意識して つま先で歩いてみろ!

そう言われて 意識して歩いてみる


あらー !

体重を 両脚に感じない・・・


全然 軽い!

おー !違う 

歩く時に感じる 

腰のショックや身体の重さが

違った・・・・


人間の身体には 自動車と一緒で


このショックアブソーバーの仕組みが

ついている・・・って


マサルの歩き方は サスペンションの無い車と


一緒だ・・・って


はー!

人生 半世紀生きてきて

初めてだ・・・ こんな事に気づいたのは


全然 違う・・・・


腰に負担がかからないで

スイスイ歩ける・・・嬉しいくらいスイスイだ・・


普段の歩行も

ボクシングやゴルフも これでフットワークを

もっと良くしろ! ・・・


そう言われた



そこで どんな事でもすぐ

人生や仕事に結びつける癖のある私としては

やはり 


何でもショック・アブソーバーが大事だな・・・って




衝撃を和らげる 術(すべ)を知っているのと


それを知らないで 

モロに ガツン! と受けるのとでは

痛みや ダメージが違うものね・・・



仕事でもビジネスでも


そして人生でも・・・・


ちょっと 工夫して

上手な 受身 とか 


思考のクッションを使うと 

格段に苦痛を和らげることができて


これかなり楽かもしれない


ガツンと来て   

このー! って カッカして

ゴリゴリ 行ってやろう! なんてすると

大抵 喧嘩になって物別れだ・・・



今日は 本当に良い勉強となった

アレンの一つのアドバイスで

もしかすると残りの人生が変わるかも・・・??


ちょっと 大げさだけど・・・・


そう思った


投稿者 : 13:24 | トラックバック

2007年06月14日

可能性

人間は地球上の動物の中で 


一番脳みその重さが重くて 


最も能力の高い動物だって 習った




人間の脳みその重さは 通常1.2KGから1.4KG


あるそうだ・・・




大人の体重の ほんの 2~3%の重さだけど

ここで 身体全体の動きとか  


行動が決まり その人の人生が形成されていく



脳みそ と言うととかく 


学力とか知能指数を想像しがちだけど

学校の成績や記憶力だけの 差だけでなく

実は 人間の一生の「可能性」を

コントロールする役割が大きいと思う



自分も今まで歩んできた人生で

過去に色々と受けた刺激やショッキングな出来事

ある人から自分を鼓舞するような貴重なアドバイス


病気 や トラブル そして 


生まれて初めて・・と言う驚き体験が

全て今の自分の人生を決めているように思う


子供の頃に親から言われたこと


学校の先生に注意され 怒られたこと


そして


誉められたりした経験も


大いに影響しているけど


これに加えて 色々な未体験のことに


巻き込まれた 時こそ


脳が刺激され 活性化して


自分の可能性が伸びたり 大きくなってきた


そんな気がする




昔は そんなこと自分に出来るはずが無い・・・と


思っていたことが 今は簡単に出来ていることもあるし


まさか  そんなの夢でしょう・・・なんて思っていたことが 


今の人生で現実になっていることもある



人間 やはり 自分の脳が持つ


「可能性」 と 「潜在能力」 を


どれだけ一生のうちに 刺激して

目覚めさせ

実現させていくことが出来るか・・・


人生 これが重要だと思う



意識の壁を ぶち破る・・・


今まで 「こんなものだ」  と思っていること


所詮 「自分にはこれが当たり前」 と納得していることで

かなり それが普通ではないことが多い




家の大きさだって


小さな家に住んで育って 


大人になってそれと同じ大きさの


家かマンションを買って

一生を終わる人もいるし



アメリカの大邸宅などで自分が一度

食事なんか招待されてみると

変わることがある・・・



あー   俺もこんな家に住みたい!  って

それに比べて今の家は 何なんだ!・・・・



10年後に 必ずこんな家に住んでみせる



可能性 と言うのは 


こんなショッキングな経験や


精神的に受ける ショックで

壁がブチ破られ 急に開花する場合が多い・・・


いかに 自分の思考の壁や

これが常識・・・ と思っている 

意識の枠や 呪縛から


自分の脳を 開放してやるか




一桁  大きい数字を意識する

一回り 大きい住宅に住んでいる自分を


鮮明に空想してみる・・・




我々 実はほとんどの人が


一生かかっても 1200グラムの脳のうち


50gくらいの可能性しか使っていないのかも・・・・



これからの人生


いかに 自分の脳に 良性のショックを


与え続け いかに脳みその使用量が

たったの50gで終わらないようにするか が勝負だ


可能性は 自分に回って来るのを待ったり 


他人からいただくものではなく


自分の脳の中で 


自らが<開拓> <開放>してやって


広げてゆくものだと思う


投稿者 : 12:06 | トラックバック

2007年06月09日

マンネリ

会社を辞めて ちょうど5年経った・・・


早いものだ

退職日の 翌日からニュージーランドに出かけ

二週間 ゆっくりしたのを思い出している



羊の群れに 大自然・・・・

親切なNZの人々(キウイピープル)に


忠実な羊飼犬・・・・



思わぬ観戦が実現し  感涙を流した


オール・ブラックスとイタリアのラグビー試合・・・



5年前の今頃は  NZでゆっくり

人生の岐路を味わっていた




最初は 色々と不安だったし

あれやこれやと 周囲から干渉されたけど


今では もうすっかり慣れた・・・




独立して 何とかやっていく術を学んでいる

でも結局は 色々な方々に「お陰様」だけれど・・・・


会社に所属する身から 外に出てみると分かる


世の中そういう風に 自分で稼いでいる人が

とても多い ということが




仕事を一生懸命 請けて働いて

信用と評判を築き上げる

そう出来ている人は 忙しいし

そう出来ない人は  暇だね・・・やっぱり

これ簡単である・・・


こんなに はっきりしている事はないし

分かり易い・・・




5年も過ぎると 何でも板についてくる

平日の朝にボクシングへ行く事も


平日にゴルフに行く事も

朝 4時半から仕事を開始して 


夜中2時からレポートやメールを書くことにも



要は 結果だ・・・と言う世界に慣れてくる

やれば 結果がでるし

顧客に評価されないで

結果を出せなければ ちょぼちょぼ だ・・・




最近は 出来るだけ自分の経験のない分野の

仕事や プロジェクトにあえて取り組むようにしている


この年代で 最も怖いのが

高血圧と癌  そして マンネリだ・・・・




マンネリは 本当に「サイレント・キラー」 


高血圧 と一緒である・・・

自覚症状がない・・



知らないうちに進行する・・


そのうちに もう新しいこと

初めてのことを やって見ようと言う


体力や気力   そして何よりも意欲を失う




人間 意欲を失うと 普通


ただの 飲んで食って寝るだけの人生に


なってしまいがち・・


この道 20年

この仕事を 続けて30年になります・・・なんて


そういう人ほど 気をつけないと

マンネリ と言う自覚症状の無い成人病にかかる



近く 自分で


ハワイビジネス事情・移住・不動産についての

動画DVDを 制作することにした・・・

ハワイにビジネス進出する際に


考える手順や ノウハウを


あれこれ 対談方式でビデオ収録する・・・・・



色々と 分からない事ばかりだけど


やってみようと 思う・・・

他人から笑われてもいいし

失敗して恥をかいてもいいから

色々とその道に詳しい人達に教えてもらいながら


制作してみようと 思う・・・



あれや これやと準備段階に入り


とてもワクワクする・・・


面白い




初めての試みを していると


初めて知る事が多い・・・・当たり前か


自分がいかに知らない事ばかりか・・・

と言う事も 改めて知る良い機会である




思い切って詳しいプロの人に聞いてみる

あのー それ どういう意味ですか?


ちょっと恥ずかしいけど聞くと

皆 とても親切に教えてくれる場合が多い

はー そういうことなんですかーって




知ったかぶりせずに

色々と教えてもらい 時代の流れに


置いてけぼりを食らわぬよう・・・


知っている分野ばかりで偉そうにしてないで

生きた 化石?にならぬよう


どんどん 新しいこと


知らない分野に 取り組んでみたい



明日は別に新しいことではないけれど


縄跳び連続50秒×3セット  


自己新記録更新に 挑戦する!


   

投稿者 : 07:26 | トラックバック

2007年06月02日

肩の力(ちから)

コメントくださった 水野さん


さー やろう! と思う仕事や会社

本当に理想ですね・・・


自分のやりたいことが最高ですが、

世の中の 常識とか地位とか


色々と 本当の自分に呪縛のように影響するものが

結構 敵です・・・



自分らしくって 言うのは結局


周囲の価値感に振り回されない

鈍感力かも知れませんね・・・




最近日本で久しぶりに会う人に時々

同じ事を言われる・・



内田さん 何か「ハツラツ」としているね・・って



そうですね 昔より

ハツラツとしているのは間違いない


でも

自分で そういう風になるよう

心がけてきた・・・とは皆あまり知らないと思う


ただ ハワイで暮らして

ハツラツ としていて羨ましいなー ・・みたいな



・・・・・ 冗談じゃない これでも心がけているのに ・・・って



要は 心がけしだい なんだと思う



最初は 空元気でも

だんだん 本当に元気が出てきて


周囲の人も だんだん寄って来てくれて


色々とご相談を受け


それで


知らないうちに ハツラツ 元気になっている・・・

それが 一番当たっていると思う・・


愚痴は言っても


すぐ毒消しするとか

他人の悪口を言ったら すぐ

二倍 誉めるとか・・・



仕事している時に

その人の持っている波動は

ほとんどこれで決まると言っていい


決して 貯金の額じゃないし

決して 出世だけでない・・



決して ラッキーなだけでなく


絶対に 両親の残してくれた財産や

会社や上司のおかげだけではない

一番大事なのは

自分の 「心がけ」 なんじゃないかと思う・・・



内田さん


前と比べると 「肩の力」が抜けたね・・・

同じ様に 何人かに言われた



そりゃ 元々 アメフト出身で

昔から肩で風切って歩いていたから?



やっぱり肩に力が 入り過ぎていたのだと思う・・

仕事でも業績でも

こうしてやろう・・・と言う 意欲



でも


意欲・熱心 と 強引 は紙一重


失敗無く完璧に・・・なんて


いつも ピリピリしていた時は

確かに 入っていたね


肩に ものすごい 力 が・・・・


それが 少し無くなったかな・・・・

あ 無くなってないか

かなり減ってきたような・・・



リラックスした方が 良い結果となる


ゴルフでも ボクシングでも一緒

肩の力を 努めて抜くように心がける

これが 良いショットと 

息切れせず効果のあるパンチを打てるコツだ・・・



仕事の時も 同じ様に


<努めて>肩の力を抜いて 人と会ってみると


結果も 良くなるような気がする



肩に力が 入り過ぎない方が


相手からは

むしろ ハツラツと地に足が着いた安心感


つまり 頼もしく見えよるうになるのかも知れない




若い頃には 気づかなかった生き方だ




投稿者 : 02:12 | コメント (2) | トラックバック

2007年05月03日

気遣い

「配分」のコラムにコメントくださった

<星砂と青空>さん 


ありがとうございます。


配分がどれだけ大事な事か・・・

それも 上手に効果的に配分する・・・


これ結構 難しい術ですよね・・・


実は今日は ちょっと気疲れしているので

気遣いについて書こうか って・・ 



世の中 色々なタイプの人がいるけど

結局 気遣い出来る人が


成功する!

もう ゼッタイに そう思う・・・

決めつけてしまう・・・



気遣いなんか 全くしないし

無骨で ぶっきらぼうで


態度がデカイ人も成功している・・・って言うけど


一見そういうタイプの人は無神経に見えながらも

別のところで すごい「気遣い」をしている




もしも


自分ほど 気を遣っている人間はいない! と


そう思って信じていて、成功していない人は

気遣いが 間違っているだけ・・・


そう 「的が外れている」だけである・・・


落語でも 真打ち と言う

的の 真ん中を打たないとダメ




的を得た 気遣いが出来る人が


必ず 仕事でも ビジネスでもうまく行く


成功の確率が大きく上昇する


ま それは 「運」 とか 「タイミング」で

あるいは


株式投資なんかで 一気に

億万長者になれる人もいるけど


これを 成功した人 とは言わない




成功の 定義が違う・・




気遣い 出来て 成功して



億万長者は 必ずしもイコールではないから



トイレの掃除も


ご主人や 奥さんの 靴磨きも


子供の服の洗濯も

車の洗車だって・・・・・・・・・

それぞれに 気遣いの精神を入れる


車を洗い 掃除する時は


自分だけでなく 

乗せる人の事を思い気遣い掃除する・・・・ これ大事



そうすると だんだん

気遣いが 遠くまで行って 


ぐるーーーっと回って


帰ってくる・・・自分のところに


ブーメランのように 不思議と帰ってくる・・・



この ブーメラン・・・・


成功者には 共通している


ずいぶん前の

もう自分では投げた事も忘れている

気遣いの ブーメランが

しょっちゅう戻ってくる

そんなケースが多い・・・




気遣いは 結果

自分の成功の元である

ブーメランだから ちゃんと的を狙って


しっかり投げないと 飛んでいったまんま・・・だけど



相手やお客様・・・

それに 自分の大切な人に対する


的を得た気遣いで  

自らの人生の成功が決まる!




竹中平蔵さんが 言っていた

小泉首相の鈍感力はすごい!って


でも 小泉さんの


自分に対する 気遣い が無ければ


構造改革の為の大臣就任も

参議院選挙にも立候補していなかった・・と



あれほど 政治や損得世界の

批判や誘惑に鈍感で


国民や部下に本当の気遣いが出来る政治家は稀有だ・・・って


永田町の変人 なんて言われたのは


自分のことだけ考えている

普通の政治家の気遣いとは 質が違うからだ

お客様や部下を思い

自然で かつ 真打ちの気遣いを

心がけていると


ちょっと時間がかかるかも知れないけれど


いわゆる成功する人間になって行けると思う・・・・

投稿者 : 07:11 | トラックバック

2007年05月01日

配分

この歳になってくると 考えるようになってきた

配分 と言うこと・・・

特に 体力なんかは上手に配分しないといけない



ボクシングをしていても


ラウンド3分間を いかに

無駄な体力 エネルギーを使わずに 

相手に一発でも多くパンチを


ランディング(着地)させるか・・・




興奮しすぎて 一気にエネルギーを

消耗しないよう・・・

そして 次のラウンドに体力が続くよう



元々体力の無い私としては・・・


ちょっと あの

内田さんが体力無いなんて少し変・・・

そうか・・・


持久力が無い・・・・の方が合ってるか


うーん



瞬間的な バカ 力はあるけど

続けるのが苦手かな・・・



アメ車 みたいで ガソリン喰うし・・・

日本車並に低燃費で 


リッター 15km 18kmとかで

長く走れるタイプじゃない・・・



スポーツはもちろんだけど

仕事でも 人生でも


この 「配分」に結構意味がある・・・



一気に 消耗しない・・・


ここ と言う時に エネルギーを集中する


長く続けられるよう上手に 


効果的に結果を出せるよう

呼吸を整えて

エネルギーとか時間を


配分する・・



ペース配分と 時間の配分

一日の時間にも 配分がある・・・


24時間を どう配分するか

何に 何時間とどのくらいのエネルギーを・・・って


若いときは 永遠にずーっと時間も体力も

あって当たり前みたいに思っていたけど



今に なるとすごく意識する

あと どれくらい残っているか・・・


少しでも 体力や集中力


それに 最も大事な自分の時間を

微塵も無駄遣いしないように



信号待ちで アクセル踏んで

空ぶかし なんてとんでもない




若い頃には 寄り道 回り道も大事・・・

思わぬ経験 発見 気づきに出会うことがあるから

でも だんだん

人生の 残り時間を考えるようになってきたら

出来るだけ 何でも 配分を考えると良い・・・



人生 マラソンと一緒・・・・


競争するタイムも大事


でも


上手に ゴールを切れるまで

完走することも 


同じくとても尊い・・


ついつい 頑張りすぎたり

すぐ 発奮して呼吸が苦しくなるタイプの自分に


最近 言い聞かせる



何でも 上手に配分して 


自分の目標や使命を遂行しろよ・・・って


 

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2007年04月20日

懺悔(ざんげ)

今から 45年前の出来事だ・・・・

え? 45年?

そう  私が小学校に上がったばかりの頃



ヘー  歴史ですね・・・

うるさい!

実は 今だから告白するが

本当に 恥ずかしいが

自分で 今でも反省していることがある



広島に住んでいた・・・


父は ある生命保険会社の

広島支社長として勤務

私は両親と 広島電鉄宮島線にある

高須 と言う駅の近くにある一軒家に住んでいた




隣に 同級生の子が住んでいて


よくお互い遊ぶのに 両方の家を行き来していた




ある日 彼の家に遊びに行くと


彼の部屋に ストップウオッチがあった

新品・・・・ おもちゃじゃなくて 本物



小学校の 教員室の金庫にいつも


保管されている あの ストップウオッチと一緒だった


カチカチカチ と 秒針が動く・・・

・・・・うおー スゲー ! 本物だ・・・・・・・・


「おい これどうしたんだ?」

私がそう聞くと


友達が  答える


「え? あー パパが買ってくれた」

・・・・ パパが  かよ   いいなー!・・・・




心の底から うらやましかった


自分も欲しくて 欲しくて・・・


しばらく そのストップウオッチを手放さず


遊ばせてもらった・・・


そこからの記憶が無い・・・・全く無い


次に覚えているのは


自宅で夕食時に そのストップウオッチを

両親に見られた場面・・・・


あら? アンタ それ何?


オフクロに まず見つかり


オヤジからも 聞かれた


どうしたんだ それ?



そう 気が付いたら 友達のストップウオッチを


盗んで 自宅に持って帰っていた・・



え? ○○ちゃんから もらったんだ・・・


その場しのぎの 答えをしてしまう・・・



もらった?  そんな高価なものをか?


父親の マジな追及に


心臓が 飛び出しそうなくらい


焦ったのを覚えている・・・



え? そうだよ・・・  くれたんだもん・・・

本当か?  本当にくれたんだったら

お父さんが 今からお隣にお礼に行く・・・


あー イヤー  それ ちょっと待った・・・!



何で  ちょっと待った だ?



下を 向いて 涙が出てくるのに気づく


あー あの・・ その  これ  ・・・・

盗ってきちゃった・・・・



そう言うか 言わないうちに


父親の 鉄拳が私の頭に・・・


パシーン~!っと




父に首根っこをつかまれ


ストップウオッチを持って お隣へ行った


玄関で ベルを鳴らす・・・


もう ダメだ・・・ これで俺の信用は地に落ちた!

子供心に  タダではすまないことが容易に想像できる



はーい!

玄関の外灯がつく


あー どうも内田さん・・・

そのお隣の同級生のお母さんが出てきた




謝って ストップウオッチを返す


同級生は まだ盗られたのを知らなかったようだ



父が 本当に何度も何度も謝り・・・


その横で 自分は直立不動で


下を向いたままだった・・・



お隣のご両親は

いたく 優しく・・・


イヤー 子供の出来心・・・よくあることですよ


わざわざ どうも・・・って

寛大に 笑顔で許してくれた・・・




自宅に戻る・・・


それから 私は夕食抜きで

家の外に放り出された




夜7時を過ぎた頃だった と思う・・



玄関の鍵も  台所の勝手口も

全部 ロックされた・・・・



完全な ロックアウト状態・・


あの頃は 夜の戸外は暗くて


意外と怖いものだ

小学校一年生で 夜一人で

家の外にいるのは 


とても恐ろしい事だった



あの時代は 


夜は暗いものだったし・・

近くに コンビにがある訳でもないし・・


家の敷地から出たら  

誘拐されると怖いし・・・

野良犬が来るかもしれないし

お化けだって出るかも知れないし・・・


夜の11時くらいまで 外で一人


反省 と  恐怖  


そして  何よりも 両親の落胆振りに

心が痛んだ・・・




どうして 盗ったんだろう・・・・


自分でも よく分からない

本当に マジに気が付いたら


自宅に持って帰ってしまっていた・・・そんな感じ




オフクロが 出てきた


家に入りなさい・・・って




ごめんなさい・・・!


もう 生涯 絶対に盗みなんかしてはダメよ・・・ 

分かった?



うん  もう  ゼッタイ!にしません・・・



今でも あの時  両親からこっぴどく叱られ

他人のものを盗むと どんな仕打ちを受けるか

思い知らされたことを覚えている



それからストップウオッチを見ると・・・・



・・・・・もう 絶対にしません・・・・と

心の中でつぶやき 懺悔する


 

投稿者 : 16:56 | トラックバック

2007年04月19日

マジソン・スクエアーガーデン

マディソン・スクエアー・ガーデン

ニューヨーク市の8番街と33丁目にある


スポーツアリーナ&エンターテイメント会場。



道に迷った人が ある通行人に聞いた

Excuse me. Can you tell me the way to the
Madison Square Garden?


聞かれた人が 答えた・・・

Practice practice and practice・・・・




人生 突き詰めると

結局これかも知れない・・・


どうも 近道をしようとする人が多い


私なんかも 出来るだけ効率よく


色々と あの手この手で


手っ取り早く 結果を出そうとする・・・



結果が全てだし・・・

世の中 早く結果を出さないと


業績が悪い・・・とか


能力が無いとか言われるしね・・



仕事もプロジェクトも

さっさと業績上げようとするし



普通の食事だけでなく

サプリメント飲んで


学校の授業の他に


家庭教師つけて

通信教育の教材買って

さっさと 資格が取れるように・・・なんて




でも 練習  試練   繰り返し

学習  挫折   そして 工夫

 



あきらめないで  続ける


挫折しそうになっても

根性砕けそうになっても

辞めない・・・


練習  修行  失敗 そして またやり直し・・・

その方が 長く続く土台が出来るかも知れないな

なんて思う・・・



今までで 自分が一番成長した時期は


結局こういう 苦しい繰り返しの日々

毎日 あー もうダメか・・・と


思うばかりの時間だったような・・・


今日の ボクシングでは

コーチのアレンに いつになく怒鳴られた

まだ 寝てるのか?


足を 前に出せ・・・

また 右手が下がっている・・

何度言わせるんだ・・


今度は 左のジャブが 小手先だ・・・!




そんなに 言われると


もう辞めようかな・・・なんて


え? 内田さん ボクシング辞めるんですか?


いや 辞めない・・・


その後で 柔軟をしていたら


アレンが 寄って来て


おい マサル・・・


さっきは 大声で怒鳴って悪かった・・・


お前や 俺の年齢では


これほどハードなスポーツは無い


若い奴の2倍キツい・・・・

気にするな・・・


お前のレベルは間違いなく上がっている

次のレベルへ上がる時に

誰でも経験する辛い時期だ・・

くじけるなよ・・・・って



うん ・・・・ 少し気を取り直して

子供のようにうなづく・・


マジソン・スクエアーガーデンへの道は

確かに 険しく 並大抵な道のりでは無い


一に練習  二に練習 三 四が無くて 五に稽古・・・・


仕事でも ビジネスでも


こういう日々の 気の持ちようで


人それぞれ 到達できるレベルが

決まるんじゃないかな・・・・


そんな風に思う



投稿者 : 22:04 | トラックバック

2007年04月15日

砂の上

サイキックの女性に言われたから


朝 久しぶりに アラモアナビーチの海岸を


散歩してきた・・・



砂の上を ビーチの西から東へ


往復 約2kmくらい・・・・



砂の上には 色々な人の足跡が残っている


カッコイイ足の形もあれば

私のような だん広な足 不恰好な形も・・・




ビーチは日曜日の朝にしては


人が少なく

とても爽快な気持ちだった・・・・



足の裏に 砂でマッサージをしたような


身体中の血行が良くなって行くような・・・



影響され易い方だから すぐ

そう思う・・・・・・?




復路には 砂浜の上に落ちている

ビニールや ハッポースチロールのゴミを


拾いながら  歩く・・・



そう これを一石二鳥 と言う??


特に ビニールのゴミは 亀さんが


クラゲと間違えて食べてしまい 


呼吸が出来なくなり死んでしまう・・・


龍宮城へ連れて行ってもらえなくなると

困るので・・・ 

しっかりチェックし拾う


両手に 結構な量になる・・・



おっと  プラスティックのナイフとフォーク・・・


あれ?  使用済みのおむつまで・・・


しっかりしろよ パパとママ・・・みたいな



全部 ゴミ箱に入れる




小さなロコの子供に 


ジーーーっと見られた


「この おじさん何だ?」 みたいに・・


変な目で しっかり見られた・・・



でも 気にしない・・


砂の上の感触と

ゴミを拾って 綺麗になって

2倍 気持ちが良い・・・・



今日は これから昼過ぎに

日本の顧客との電話MTG・・・・


日本は月曜日だし・・・・



ハワイは日曜日だけど 

MKUは年中無休・・・



今朝の朝食は とりわけ


いつもより 美味しかった・・・




やっぱりサイキックの女性の言うとおりだ・・・


投稿者 : 09:44 | コメント (2) | トラックバック

砂の上

サイキックの女性に言われたから


朝 久しぶりに アラモアナビーチの海岸を


散歩してきた・・・



砂の上を ビーチの西から東へ


往復 約2kmくらい・・・・



砂の上には 色々な人の足跡が残っている


カッコイイ足の形もあれば

私のような だん広な足 不恰好な形も・・・




ビーチは日曜日の朝にしては


人が少なく

とても爽快な気持ちだった・・・・



足の裏に 砂でマッサージをしたような


身体中の血行が良くなって行くような・・・



影響され易い方だから すぐ

そう思う・・・・・・?




復路には 砂浜の上に落ちている

ビニールや ハッポースチロールのゴミを


拾いながら  歩く・・・



そう これを一石二鳥 と言う??


特に ビニールのゴミは 亀さんが


クラゲと間違えて食べてしまい 


呼吸が出来なくなり死んでしまう・・・


龍宮城へ連れて行ってもらえなくなると

困るので・・・ 

しっかりチェックし拾う


両手に 結構な量になる・・・



おっと  プラスティックのナイフとフォーク・・・


あれ?  使用済みのおむつまで・・・


しっかりしろよ パパとママ・・・みたいな



全部 ゴミ箱に入れる




小さなロコの子供に 


ジーーーっと見られた


「この おじさん何だ?」 みたいに・・


変な目で しっかり見られた・・・



でも 気にしない・・


砂の上の感触と

ゴミを拾って 綺麗になって

2倍 気持ちが良い・・・・



今日は これから昼過ぎに

日本の顧客との電話MTG・・・・


日本は月曜日だし・・・・



ハワイは日曜日だけど 

MKUは年中無休・・・



今朝の朝食は とりわけ


いつもより 美味しかった・・・




やっぱりサイキックの女性の言うとおりだ・・・


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2007年04月04日

父の遺言

父が亡くなって 今年で12年になる

亡くなったので もう直接会話は出来ないけど


今でもよく 心の中で相談をしている・・


こんな時 オヤジだったら何と言うか・・・


オヤジなら どう判断するかな・・・と




父親は

とても真面目で、正義感が強く


良い意味でも 悪い意味でも


明治時代の日本男子の風情を持っていた


6人兄弟の長男だったから

余計 気張っていたのかも知れない



生前、会う度によく二人で飲んだ

楽しかった

亡くなる二年ほど前も 一時帰国した際に


東京の実家で


三日間 飲み明かした事がある


夜は父親の隣に 寝て


昼は 近くの街へ出かけ


父のお気に入りの レストランへ

夜は自宅で 一杯やる・・・

そんな日々



父には 自宅から近い街に


ひいきにする店があった


共通点は どこもお料理はまあまあだけど


必ず、気の利いた支配人のいる店だった




「いやー どうも  また来ましたよ!・・・」


「あー いらっしゃいませ・・・」

そう言いながら いつもの好みの席に着く


出かけるときは ネクタイをして背広姿・・・

ネクタイなんかするのか? オヤジ!


そこで 普段は一人で おそらく月に2-3回

昼から一杯やりながら

松花堂弁当で ちょっとぜいたくなランチを


楽しんでいたのだと思う・・・


そして父の話し相手になってくれる支配人と


あれやこれやと会話を楽しんでいたに違いない・・・



父にそういう店に連れて行ってもらうと

その店の支配人に必ず言われた・・・

「これが その息子さんですか・・・」って


二人で松花堂弁当を食べながら ビールを飲む

昼だから やや酔ってしまうけど


父との時間が たまらなく楽しかった


食事が終わると最後は  大いにもめた・・

父親と自分で テーブルの上にある勘定書きを取り合う・・・

オヤジいいよ  俺が払うから!


いや ここは俺が払う!・・・って

結果 通算勝率5割くらいだったかな・・・・




それから 支配人にお礼を言う

「いつも父がお世話になります・・・」って



「いえ とんでもない! 
いつもごひいきにいただいて・・・・」

「ご面倒でしょうけど 話し相手になってくださいね・・
父が支配人のことを とても誉めていて・・・」

「え!はい もちろんでございます・・・」




父の気に入る支配人は皆良い人だ・・・


でしゃばらず、それとなく席の後ろで

食事の席に気を配ってくれ


聞き上手で、笑顔の良い人だった・・


それから スーパーで父のベッドルームの

カーテンの金具とか買って帰宅し


普段父が一人で出来ない

ちょっとした部屋の手入れや修理をする・・

そんな日々だった・・・・



よく 母と娘のおしゃべりが止らない・・・と聞くが


我々は男同士だけど よく話をした・・・



ある日 ちょっと躊躇していたことを父に相談し


こんな風に考えているんだ・・・と話した・・


普段は 


「危ないから気をつけろ」

「慎重に 事に当たれ」


または


「出来れば 止めておいた方がいいぞ・・・」なんて


アドバイスをくれる父が 


その日は違った・・・


「そうか・・・・ でもな
人間 行く時は 思い切って行けよ・・・」

「周囲のたわ言や 妬みなんか気にしないで
行く時は 行くんだぞ・・・」って




新鮮だった・・


父の口から 出る言葉としても


自分のその時の 感情に対しても

とても 新鮮で気持ちの吹っ切れる一言だった・・



それからの人生で  ちょっと悩んだり 


どうしようかな・・・と躊躇すると

父親の その日の一言を思い出すようにしている


「行く時は 行け!」



これまでの人生

不思議と 「思い切って良かった」 


と言う結果の方が多かった・・

池の前でグリーンを直接狙って


思い切って行くと 


池にボールが入ってしまう・・・?



ま それ以外はだいたい 

思い切って、好結果だったように思う




普段 真面目で倹約家

それに 綺麗好き


忠義を重んじて 努力する


石橋を叩いても渡らないタイプの父から

物事には メリハリを持って当たれ

普段は慎重に


そして


行く時には行け!
行くと決めたら とことんやれ!・・・・って


おー!  そうか やっぱり・・・そういうものか


父の遺言の一つとして

そんな 生き方を伝授されたように思っている


投稿者 : 09:35 | コメント (2) | トラックバック

2007年03月24日

後輩夫婦

昨日は夕方

ハワイに休暇で来ていた後輩が


自宅まで会いに来てくれた・・・


彼一人で来るのかとばかり思っていたけど


奥さんも一緒だった



コンドミニアム 4階のテラスで


3人で話をした・・


「いやー  久しぶり・・」


「内田さん 日本から帰国早々すみません」

「大丈夫 平気」


「奥さんも  お元気でしたか?」

「はい 内田さん。 すみませんお疲れの所・・・」


「いや 大丈夫ですよ」


なんて感じで話が始まったら


奥さんが


「内田さん 会社を辞めてその後 どうですか?」って


いきなりの 質問だった・・・



「そうね 何とかやってますよ・・・」


「ハッピーですか?」


「はい ハッピーですよ」  



それから奥さん 色々と話をしてくれた


止らない・・・




多忙で一日睡眠4時間のご主人の体調を気にかけ

お子さんの教育を心配し

そして


日本の社会がおかしくなっている・・・と


収入が不安定になるのは心配だけど

主人が いつ倒れるか・・・と


夜も寝られない程心配なんです・・・って


「そうか そんな毎日なんだ・・・・」

「うん 分かる分かる・・・」

もうすっかり カウンセラー状態である・・・




主人の決断を聞いて最初は戸惑ったけど


今は その決断が正しいと思います・・・って



「そうか 決心したの?」


「はい 決めました」

彼が はっきりと言った



そうか 良かったね・・・


自分で決めて奥さんも賛成してくれたら 

それで行けばいいね・・・と




奥さんが こう言ってくれた・・・・

先日 主人が日本から内田さんに電話をしたでしょう・・

電話を切った後 主人ったら 

久しく見た事の無い笑顔でした


それから何か とてもすっきりした様子で・・・



本当に ありがとうございました・・・って


そう あんな話で元気が出るなら

お安い御用です・・・


そういう私の言葉に

奥さん 涙を流し始めた・・・


きっと苦しかったんだと思う・・

不安で辛いのだと思う・・・


所詮他人事だし


何もしてあげられないけど 

痛いほど分かる・・・・

今の奥さんの気持ちが・・





誰でも 不安の無い人はいない


今の時代


会社に残っても大変


辞めても大変・・・

不安の無い世界に行こうと思っても


無理だよね・・・たぶん


自分自身   夫婦で


物事の考え方とか生き方


それに日々の優先順位や

人生の価値観を変えていかないと


どこへ行っても 不安や悩みと

格闘するだけじゃないかな・・・・





私が そう言うと

奥さんは 「本当に 心が落ち着きます!」って

言ってくれた・・・



彼だけじゃなかった・・


今日 私と話をしたいって思っていたのは実は


奥さんだったようだ・・・




奥さんが 横に座っている彼に言う

「これから私が働くから 貴方しばらくゆっくりしなさいよ・・・」って



身体と精神的な疲れを


少し休んで しっかりと癒して

それから 何かを始めた方が良いよ




私と奥さんにそう言われた彼は 

とても幸せそうだった




それにしても偉いなー この奥さん

こういうのを 


真の夫婦の愛情と言うのかもしれない


でも中々 言えない事だと思う


「私が働くから 貴方しばらくゆっくりして・・・」

そんなこと・・普通 言えないよね・・・


「会社を辞める? じゃあ お給料は?

そんなアンタ  冗談じゃーないわよっ!! (絶叫)」 


夫婦なんてたいがい そんなものだと思うけど


話をするにつれて


二人共 だんだんと明るくなって


最後は 三人で大爆笑の連続・・・



ハワイの 優しい風に癒されながら


私も 時差を忘れるほど楽しい時間だった



人間 大人になっても色々とある

会社や仕事


人間関係


子供の教育

健康  老後



でも 仕事は自分の長所を活かして・・・

日々の時間とやりがいを大切に・・・・


教育は 親として子供に


「選択」を残してやれれば

それで十分じゃないかな・・・

そう いくつかのOptionsを用意してあげる

後は 子供が自分で決めて行く


子供だって自分で進路を決めれば 

頑張るものだ・・・





親だって必死  


いつも試行錯誤・・


でも親が しっかり「この方向へ」と

進む路を決めて

笑顔で生き生きとがんばれば


子供達も 自然と一緒に


生き生きしてくるに決まっている・・・



奥さん 最後にこう言ってくれた


内田さん 今日は本当に本当に
ありがとうございました・・・って


満面笑顔の彼と奥さんに


何か相談があればいつでもどうぞ・・・と言った


そういう私も 彼らの素晴らしい


<吹っ切れた>笑顔に

反対にこちらが

晴れ晴れとした気分にさせてもらったような・・・



・・・・大丈夫 必ずうまく行くよ・・・・


心の中で そう つぶやいた・・・・

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2007年03月11日

後輩から

今日は久しぶりに日本の後輩から

自宅に電話があった

彼とはもう数年 

いや十年近く会っていない

しかし 忘れた頃に時々連絡をくれる


「内田さん どうしてますか?」って



普段から 物静かな男だけど


今日は いつもよりちょっと声に元気が無かった




「おー 久しぶり・・・  元気?」

「はい・・ ご無沙汰しています・・」


「内田さん お忙しい所すみません・・・」


「 うん 大丈夫 どうした?」


「実は・・・・・・」


やや電話の声が沈んでいるので


あることを想像したら


その通りの相談事だった・・



「実は 今の会社を辞めようかと思っているんです・・・」


「はー そう・・・」


「えー 色々ありまして・・・・」

「そうか 色々とあったんだ・・・・」



「内田さん 会社を辞めてその後どうですか?
今月末に ハワイに行こうと思うんですけど
そちらで会ってくださいますか?」って




まー そんな感じだった・・



他人事だから 適当な事は言えないけど


正直彼にとっては良い決断だ と思った・・



「そうか じゃあー ハワイで会おうか・・・」

「はい 是非お願いします・・・」


彼と 私の退職後の色々な経験でも話しながら


彼の今後の何かの役に立てれば・・・と思って


ハワイで会うことを 約束した・・


彼は仕事で心身共に疲れているようだった・・・


今の職場は激務で 


一日数時間の睡眠がやっとだとか・・・




どうして 日本はそんなに働かされるのか・・なんて


自分だって同じ様なものだったくせに 


すっかり他人事のように思ってしまう・・


今の会社を辞めて次の仕事を 探すのに

一年ぐらい ゆっくりしたら?・・・そうアドバイスした


「えっ 一年!  そんなにですか?」


「うん 20年以上のサラリーマン生活で溜まった疲れや 
生活のリズムを変えるのには、一ヶ月とかの休暇では
無理だよ」って



「はー  確かにそうですね・・・・」




奥さんも 両家のご両親も賛成してくれているそうだ


「なら 良いじゃない・・・少しゆっくりしろよ・・・」って


「そうですね・・・不安ですけど」

「そうだね・・不安が良い薬になるんだよ・・・」

「へー そうなんですか?」


20分くらい電話で話したかな・・・・・

最後は 少し元気な声になっていたので


安心したけど・・


「内田さんみたいに 思い切ろうかなー って思うんです」


そう言う彼に

「僕も まだまだだけど何とかやってるよ・・・」って

別に 慰める気もないし


これが良いとか悪いとか


何でも全部うまくは言えないけど

ただ 彼の話を聞いてあげているうちに


彼自身自然に将来に希望のようなものを


感じたようだった・・・


電話口から聞こえる声の抑揚の変化で 

それが感じ取れたような気がした




ちょっとは 先輩として役に立ったかしら?


夜遅くの電話で驚いたけど

きっと いても立っても居られなくて

ハワイまで電話をしてきたんだと思う・・・


元気を出して

家族と 今より楽しい


幸せな人生を送れるように


次の道に向けて進んで欲しい・・・・




先輩面して偉そうに 


そう願っている

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2007年03月06日

分かれ道

あの 内田さん 道徳は?

すみません

ネタ切れなので 今週は休みます・・・


5万円 、7万円 、10万円コース

運命の分かれ道!

昔 テレビで 「がっちり買いましょう」と言う番組で

いとし こいし が司会してそう言っていた

人生には 分かれ道がある・・



そう 二股に道が分かれていて

どっちにしようか・・・とか

ある会社での異動で劇的に人生が変わるとか



運命の分かれ道・・・・


誰にでも あると思う




分かれ道の所に来て


どうするか・・・

これで 人生の方向性


下手をすると


後半の人生成功するか  


不発で終わるかまで 決まると思う・・




ところが自分が

その大事な人生の分かれ道に来ていることを

気がつかない人が意外と多い・・・



ただ 漫然と日々を送る

意外と その重大な局面に


ポケー  としていて

そのまま 機を逃す・・・





気がついても


判断や 方向性を決める時の


考え方を 間違えて


人生の下り坂に向かう人も結構多い・・



我々の年代は


良いも悪いも 働け! 苦労しろ!

そして 頑張れ! の時代だったから

わき道に それる暇も無かったけど

今の若い人は 可哀想だ


親が豊かだし


食えない時代でもないから

自然と 分かれ道でも


後で苦労する方に進んでしまったり・・





分かれ道の手前で頼りになるのが


やはり <標識>とアドバイスをしてくれる<先輩>だ


あのね 内田君


こっちに行くと こういう所に向かうよ

あちらだと こんな場所にたどり着くわけ・・

これと あれが違うんだ それぞれの方向で


ここからは ちょっと見えないけどね・・って

アドバイスしてくれる

へー そうなんですか・・

僕は危うく こっちの道を選ぶ所でした・・・なんて

だって 皆そっちの道を進んでいるし・・・って




うん まー内田君なら どっちに行っても


そこそこ何とかやっていけるとは思うけど


人間ね 必ず歳をとると 

こうなって あーなってさ・・・


そういう10年 20年後の事も 

よく考慮して 決めてごらん・・・なんて





はー なるほっど・・・

勉強になりますっ!・・・



それからね 選ぶ時には

これと あれだけは 必ず決めてからにすると良いよ


そうしないと 後でこうなるケースが多いんだ

皆 自分が若い時は考えないんだよ  


そんな事をね・・・って



運命の分かれ道や


人生の分かれ道に


こういうアドバイスをしてくれる人が


本当に 貴重でありがたい・・・


自分の進んだ道を後悔しない為にも


慎重に標識と地図を調べて

先輩のアドバイスを良く聞いて


そして 


あくまで自分で選ぶことだ


どっちに行くか・・・・って


投稿者 : 01:27 | トラックバック

2007年02月20日

受容

昔サラリーマンの頃


通った事がある・・

毎週 日曜日   横浜で開かれていた

朝日カルチャーセンターに・・



講座内容は「カウンセリング」


6ヶ月間ほどのコースだった・・・

別に カウンセラーになって独立しようとは


思わなかったけど


興味があったので 受講してみた




面白かった・・・


ほとんど休まず 受講した・・・

先生が今一つだったけど


カウンセリング と言うものの

根本にある「受容」の精神について

教えてもらった・・・


話を聞いてあげるだけで良い・・・

結論や 解決方法を指導するのが

カウンセリングではない・・・と



あ そうなんだ・・・なんて


てっきり 答えを出してあげるのが

カウンセラーの役目かと思ったら


違った・・・


答えを 出すのは


あくまで 本人・・・

カウンセラーは そのお手伝いをするだけだって


その時は 何かしっくり来なかったけど

今ではその意味がよく分かる・・・


聞いてあげる・・・だけ


これが 出来なくて落ち込んでいるんです・・・

そうか・・・ 出来なくて困っているんだ・・


こんなこと言われて がっくりです・・・


そうか がっくりしちゃってるんだ・・・



もう いっそのことこうしようかって考えているんです


へー そういう風に考えているの・・・



これが カウンセリングの基本だって・・・


何? それじゃ あまり頼りにならないじゃん・・


受講している最中は

そういう風に思った・・・




その時 まさか自分が

ハワイでビジネスコンサルタントをするなんて

想像もしなかったけど


その時の講習が

今とても役に立っている・・・・



聞いてあげる のも大事な仕事


相手に同感して そうですよねー って


相手の様子が最初と 最後でかなり違う

雪が溶けるみたいに


だんだん変わって来る・・・


迷いが 吹っ切れる

気が晴れる・・・・みたいな


いかにそれまで 

感情的  せつな的

あるいは 衝動的発想だったか・・なんて

本人自身が気がつき始める・・・


まー そうは言っても自分にもこういう所があって
反省しないといけないんですけど・・・


結局 自分のわがままだって 事かも知れませんね・・・




自分で 答えを出し始める・・・


それで いいのだそうだ・・・



他人の出してくれた答え アドバイスの通りの人生を

送っていると  後悔する事が多い・・・



他人にアドバイスはもらっても


最後に決めるのは自分だって事を

くれぐれも 自分に言い聞かせるのが大事・・・



自分で 決める為に


他人に話を聞いてもらう

自分の愚痴を聞いてもらう 




他人が 悩んでいたら聞いてあげる

そうか・・・ そんな事があったの?
大変だったね・・・って




ビジネスでも 仕事場でも


この 受容の精神がとても重要だと思う・・・

特に 管理職になったり 経営者になったら

会社の方針や  将来の目標はしっかり


部下に周知徹底し・・

あとは 部下や顧客の話を


聞いてあげるのが仕事である・・・

自分の夫や妻の愚痴

恋人の話も聞いてあげる・・・

そうそう  それと同じ!?


他人の愚痴や 悩みを聞くのは

自分の話しを聞いてもらうより 10倍疲れるけど


これが出来るようになると

だんだん 自分の器が大きくなり


運勢も徳も 上がってくる




他人の話を聞いてあげると

実は自分の方なんだね


成長したり向上するのは・・

「受容」が分かって実践できるようになると  

人生やビジネス


そして人間関係が 

大きく好転したり  


業績等も改善してくるようになる

投稿者 : 23:53 | トラックバック

2007年02月03日

信頼

今日は 朝から不動産投資関係のミーティング

午後からは顧問先のミーティングがあった・・



比較的 時間に追われない一日で良かった




嬉しかった

午前と 午後のミーティング


それぞれの相手から


内田さんと あれやこれで 今後協力を

お願いしたい・・・


一緒に やって欲しい・・・

そんなご依頼、 意向を告げられた・・・



ご両人共に

私が独立してからのお付き合い


ほぼ三年ほどになる・・



内田さんと 今後一層協働して仕事がしたい・・・

そう言っていただいて


嬉しかった・・・



独立してから


勤務先企業の看板や

名刺や肩書も 何もない自分にとって


「信頼」は 唯一の財産だ・・



内田さんなら安心 と思っていただけるまで


何年か かかったけど

やはりこれが

自分の財産 資産だと思う


最近日本人に「投資」が流行っている


銀行にお金置いておいても

金利もつかないし・・・




株や 投資信託に 投資して

どんどんお金を増やして・・・って


<貴方も株で一億円!>  




さっさと億万長者になって

リタイヤーしましょう・・・って

真面目に働くのは ただの「ばか者」だよー みたいな・・




そういう考え方 


ちょっと気になる・・・



アメリカンドリームならぬ

ジャパニーズドリームなんか考えたりして・・・



私も金融関係で 


いくつか投資をしてきたし 

今も 投資している・・・



我ながら かなりリターンが良い方だと


思っている・・・




でも・・・・最近思う


あー 投資するのは 株とか金融商品


不動産だけじゃないなー って



投資するのは  自分自身だなー・・・って




他人から信頼を頂き

そして


良い仕事をして 結果を出す・・・


その為に時間とお金  エネルギーを投資し

金利、配当、値上がりなどの

リターンを得るだけではなくて

自分の仕事で結果を出す・・・


自分で どれだけ稼げるようになるか


それが勝負・・・



だから株じゃなくて

自分に どんどん投資する・・・


惜しみなく資金を投下する

この自分への投資をしなくなって

株や不動産投資信託の利回りや


値上がりを気にするだけの人生は

もう身体が動かなくなった

おじいちゃんに なってからにしようかな・・・ なんて



「信頼」と言う 利回り 配当 値上がりの為に


本を買う

セミナーに出る

費用をかけても 視察に出かける・・

成功している方に接待をしてでも
話を聴かせていただく・・・・



そんな自分の将来への投資を 


今年は一気に予算増額し

より多くの方から「信頼」をいただけるよう

考えてみようかなと  思う・・・




<いくら増やせるか>・・ではなくて


どれだけ他人から信頼され


<いくら 稼げるか>・・・


これを忘れると 人生は

一気に老化するんじゃないかな・・・・


投稿者 : 00:38 | トラックバック

2007年01月30日

人間関係

人間 いつでも どこでも

いくつになっても・・・・


人間関係で悩む・・・



でも 最近の世の中

この人間関係の悩みが


特に多いようだ・・




何でも 豊かな時代だし

食べるに困らないし


皆不満はあるだろうけど 
世界でもそれなりの生活水準だし・・




満たさないと困る事が少なくなればなるほど


人間関係に 悩みが集中する


同僚と合わない


部下がついてこない


上司と意見が対立する・・・



お隣同士で 仲が悪い

学校で意地悪される


職場で 辛い思いをする・・・


色々 あるよね・・・・




私も 人間関係に疲れるときもあるけど


独立してから 本当に それが減った・・・


会いたくない人とは会わないし・・・


会っても しがらみや 職場での上下関係が

ほとんどなくなったから 助かる・・・




でも・・・・・だ


私も 人間関係で仕事をいただく

仕事を片付ける


色々と助けていただく


何とか 結果を出せたとすれば


色々な人に 関係し


お世話になったお陰である・・


時々 嫌なこと言われるけど


申し訳ありません・・・ 私が至りませんで・・で行く

ほとんど これで 収まる


相手の気持ちも 自分の不愉快も

すっきりする・・



人間 この人間関係の疲労や


軋轢 あるいは トラブルから


逃げる事は 出来ない・・



山奥で  犬を飼って


自給自足でも しないかぎり


人間関係からは逃げられない・・



人間一人では生きて行けない


そう 考えると

人間関係は これ避けて通れないんだよね・・


世の中


考えや 仕事のやり方


主義心情の 合わない人が


居ない訳がない・・・



だから こう考える


自分は 自分・・・

相手は 相手・・・




決して 逃げては行けない


逃げるのは 責任放棄だから


嫌なら 私みたいに


自分で 好きにリスクとって独立すれば良い




独立できない 色々な理由があるんだったら


人間関係の改善は 


前向きにそして明るく 取り組む



今の時代 


我慢や努力を 軽んじる風潮があるけど


人間関係くらい 是正  改善できなくて


大人と言えるだろうか?


仕事や会社を選ぶ時

よく 一番大事なのは「人間関係だよね」 なんて

甘い事 言う子供?が多いけど



人間関係で苦労しない 会社や仕事は無いよ・・


苦労していない と見える場合

ほとんどが 皆我慢したり 努力して

自分をコントロールしながら


取り組んでいるだけだ・・



人間関係を 「甘く」見ない方がいい

人間が 何かで 関係するということは


もの凄いことなんだから・・・


簡単に考えない方がいい




そして 人間一人では生きていけないんだから


他人との関係を 改善する努力をしないといけない

特に

相手が 100%悪い 自分は絶対に正しい


と思っている場合・・・




これを 傲慢(ごうまん) と言う


自分が正しくて 相手が悪い・・・

こう考える人は


何処へ行っても 悩む・・


誰も わかっていない! って



甘えん坊の 自己チュー 人間に多い



誰でも お互い違いを受け入れて


相手を 立てて

そして

自分は 出来る事を一生懸命していればいい




例え 誹謗中傷されても

意地悪されても


笑顔で   あれ?なんてとぼけていればいい・・

大丈夫 

<誰か>が ちゃんと見てるんだから・・・



人間関係から 抜け出そう なんて


実力も無いくせに 贅沢な悩みは捨てた方がいい・・



皆のお陰で 自分がある・・・

そういう事が 分かってからだ

自分で 人間関係を選べるようになるのは・・


それでも 色々な人から学んだり

考えさせられたりして

自分はもっと 成長する


人間関係に苦労して・・・なんて言っているうちは

どこに行っても  逃げても  

時間とエネルギーの 無駄でっせ・・・


相手の 気持ちを汲んで


嫌な人ほど 


自分から関係改善のアプローチをすると

自分を悩ませている人間関係


日頃のフラストレーションは


驚くほど 改善する・・・ 

 

投稿者 : 08:31 | トラックバック

2007年01月25日

維持

維持する・・


英語でMaintainと言う

世の中 無常で いつも流れが変わり

何一つとして 同じ状態のものは無い


仏教によるとそう教えられている



しかし

我々の生活や 仕事 ビジネスには

毎日 維持しなくてはならないものが

これたくさんあるんだ・・・


 



健康  体力

財産

仕事の質


やる気


建物や所有物


何でも 今の状態をなるだけ

悪化  老化  老朽化  下降低下させないで

維持しなくては・・・ と

考えるものがたくさんある・・・




コーチのアレンが言っていた

「人生は 維持するものだ」って


体力も 気力も


歳をとるにつれて だんだん衰える

これを 出来るだけ維持する


鉄腕 まさかり投法の


元ロッテの ピッチャー村田兆治が 

今でも時速140km以上のボールを投げる

彼は もう57歳・・・




引退後も 日々トレーニングして


速球を 維持している・・・

これってやはり超人並だ・・



皆 聞くと 凄いっ! と溜息が出る


よく そんなこと出来るよなー・・・って



人生 永遠ではないけれど

いかに維持していくか・・・




維持いたいのは 体力や速球だけではない


道具や 物も同じだと思う・・・




丁寧に 手入れをして

磨いて  出来るだけ大切に使う




物は 何でも古くなるけど

出来るだけ 大切に長く使えるよう


維持する・・・



資産だって  大金持ちの人の一番の悩みは


先代から受け継いだ資産をいかに減らさぬようにするか


いかに 相続税で 3代で国に召し上げられないようにするか


これが 一番苦労すること・・・・だそうだ


良かった 自分はそんな苦労しないで・・


成長したり  どんどん 何かを増やしていくのも

大事だけど

人生には 維持しなくてはいけないものが結構多い

そういう目で 日頃の生活をしてみると

今 自分に与えられている身体や所有物、そして


今自分の身の回りにある色々な物に 

ありがたさと愛着が生まれてくる


維持しよう と言う考えは


与えられたものを <大切にしようと思う心> だと思う・・

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2007年01月16日

悩み

世の中 悩みをかかえた人が多い

いつの時代も 悩みの無い人などいる訳がない



人間 悩むのは 色々と理由がある


恋愛

仕事

結婚

ビジネス経営

人間関係

事故や病気 

お金


トラブル


世の中 <悩みの種>は尽きない・・・


でも 思う


悩むのって 個人差がある・・・と




毎日悩みまくって 考えまくって


暗い顔して


悩むのが趣味の人がいる



こういう人は 例え一つ悩みが解決しても

ほぼ同時に 別の悩みを抱える

あー ほんじゃ 今度はこれが問題だ!  って


元々 悩みを探すのが得意だから

瞬間的に 次のテーマを見つける・・・


「 今度は これ悩もう!」っと


こうなると趣味みたいなものである



悩むことが趣味の人は 一生これを続ける


死ぬまで 続ける・・・




少し 

悩んだり  困った顔をする癖を止めてみるのも


自分の為かも知れない


いや 自分だけでなく

職場の同僚や 上司・部下の為かな・・・

こっちの方が 大きいかも・・・


悩むことが癖になって日々困っている人は

悩み事が発生した際


それを まずジョークで笑い飛ばしてみるといい

おー そりゃ大変だ! じゃー我が社は倒産だ! アハハ!


えー何? 本当?  ジャジャーン! 
俺の人生 最大のピンチ 
さてその結末や如何 に! とか

やる




コイツ 不謹慎な!

周囲の人にマジに アホだな・・・と思われることもある

でも気にしない・・・




不謹慎でいい


思い切りアホ になって


悩みや 悩み始める転げ坂の思考力を 


一度 笑い飛ばす


それから 


解決するにはどうすべきかをマジに考える

そして 手を打つ・・・


この時も この世の終わりみたいな顔をしない・・・

わざと 「何とかなるってば!」とか・・

カラ元気でも良いから 言う

これが大事・・・



「そんな 心配すんなよ!皆」 って

「大丈夫だって なるようになるんだから!」  って・・・・


言ってのける・・



この <言ってのける>のが コツである・・・



言ってのけるのを一度やってみると 分かる・・・


すごく最初は無責任で ちと怖いかもしれないけど

「あー 空が落ちてくる!」 の代わりに

「こんなの必ず解決するから 大丈夫だよ!」 と


  


言ってのける とその場の雰囲気が


本当に激変する・・・・


そうすると

ホントに 良いアイデアや


解決方法


それに 皆の思考がプラスに転じ


解決の方向へ良い論議が始まるものだ・・・



これ不思議だけど 本当である・・・

心配性とか悩む癖のある人は


周りにやけに影響力を持っている これが・・

こうなって あーなると こうなるだろう・・
そうすると 一巻の終わりだよ! ギャー・・・って


すごい 説得力・・・・

これに 負けないのが重要・・・

こういう癖がどうしても取れない人は 

是非 警備会社とか 保険会社に勤めると良い


天職かも・・・・



悩みの種は尽きないけど

同時に

悩みの解決、対応方法も


星の数ほどいくらでもある・・・

そういう風に考える癖をつけたいものだ


こういう姿勢  生き方


悩みに対するポジティブな習慣を

身に付けてしまうと

人生が楽しくて 健康にも良い


そして職場や家庭 

取引先や顧客など


多くの人から 頼りにされるものだ・・・


 

投稿者 : 17:20 | トラックバック

2007年01月14日

励まし

水野様

コメントありがとうございました。

将来に向け、どうぞ柔軟にがんばってください。

「柔軟」は 「軟弱」と違います。


他人の話を 冷静に よく聞いて、そして
自分で柔軟に思考してゆく。



基本コンセプトだけは、変えないで
あとは 風に揺れる木々のように、しなやかに!

そんな感じでしょうかね・・・・



How are you?

I am so excited to see your e-mail.

Thank you for encouraging me and understanding me all the time.

Reading your mail , i feel so warm because it likes the advise of my parents.

All the word seem to push me to have more energy to study more,

so please don' t worry, i will try all best to study.



一昨年から、授業料のスポンサーをしている


カンボジアの医学生 CheaさんからE-mailが来た



私のメールに対する 返信・・・

彼女はPCを持っていないので、

最近出来た 街のインターネットカフェから


メールを送信してきてくれる


前のメールで


一生懸命 勉強して


病気で苦しむ

カンボジアの人や子供をたくさん 助けてください。

そして


貴女を とても誇りに思っています・・・


そう書いた私のメールに対する返信だった・・・


私は 人間一番嬉しくて ありがたい事は


<励まされる>事だと思う・・・


日本式の 「がんばれ!」

それも 良いけど


もう少し 工夫して


ちょっと付け加えて

励ましてあげると良い思う



がんばれ! と言う言葉は ちょっと無責任だな

がんばって と言うなら 


そのがんばる事で 何があるかを


その苦しい後に 何が得られるかも


ちょっと触れてあげると良いかも知れない




あのね   例えば

一生懸命がんばるでしょう・・・


そうすると  こういうことや あんなことが

得られたり、分かるように成長できるよ・・・とか



そういう風に なれると

こんどは自分が 


こういう人になれるじゃない・・・なんて



他人に 具体的に励ましを与えると

喜ばれる



私もよく他人を励ます方だ


相手を励ます・・・ と言うのはとても良い習慣だと思っている

 




励ましの言葉は


時々 その相手を劇的に変えることだってある



いやー 内田さんの あの一言でやる気が出ました・・・

本当に あの時の あの人の励ましが無ければ
今の私は無かったと思います! 


なんて・・・



Cheaさんからの メールは

内田さんも どうぞ身体に気をつけてください・・・と続く



こちらが 反対に励まされる

20歳の 医学生に

いい歳した オジサンが

しっかり励まされた ような気がした



これからも 出来るだけ


多くの人を 励まして行こうと思う・・・

そして その人たちの目の輝きや


やる気を出して すごい勢いで成長してゆく姿を


自分の <励みに>させてもらいながら・・・


投稿者 : 08:28 | トラックバック

2007年01月11日

同じ話し

歳をとるにつれ


だんだん いつも「同じ話し」をするようになる

ボケている と言えばそうだろう

何度も 同じストーリーを使って話しをする




相手はその話しは もう 3回くらい聞いているけど

もう聞きました ・・と言うと

その人を傷つけることになるので

我慢して聞く・・・



へー そうなんですか! ・・って

話しの最後の 落ちも決まったように


同じ・・・




でも 仕方が無いから   


へーっ ! って感心してみたり  笑ってあげる

はっはー  !  そりゃ面白いっすねー!




その人 得意げになって

いやー自分の話しが受けた・・ と勘違いして喜ぶ



昔 営業部にいた頃は

得意先の オーナー とか 社長の話しが

いつも 同じ話しばかりだった・・・

昔の 自慢話

昔の 成功談


戦争中のこと・・・・とか



イヤー それ本当ですか!?  とか

ウッソー  面白い話しですねーー!なんて


調子こいて 合わせていた・・・


運動部出身だから 我慢強い・・



もうそんな馬鹿なことしなくてもいいけど


最近 


自分が同じ話しを何度も他人にするように

なってきた・・


時々 マジに情けなく思う・・・



同じ話しばかりするのは

一種の老化現象だと 思う




同じ話し ばかりするのは

勉強したり 新しい知識を

吸収していない 証拠・・


いくつになっても

実は昨日ね こんな話しを聞いたんだよ・・・とか

最近 こんな所へ初めて行って見たら
こんなことに出くわしてね・・ いやー驚いた・・とか




相手も 初めて聞く話しなら 

へー  うんうんそれで?って聞いてくれる


いつも いつも 何かを見て 考えて


出来るだけ 行ったことの無い場所を訪問してみて


そして


何かに驚いたり 新しいものを発見していないと

人前で いつも同じ話しを するようになる・・

昔の ネタ で何度も・・・



だから 私も気をつけている

「これこれが 最近こうでさー  ・・・
前に この話し したっけ?」


そういう風に 聞くようにしている


恥ずかしいし   相手に悪いから




新しい 話し  話題があるのは

日々 進化したり 前進している証拠




毎日が 惰性だと いつも同じことばかり




今週のボクシングでは

相手のパンチをいかに避けるか・・・の練習が始まった


これまでは いかにパンチをブロックするか・・


これからは いかにパンチを受けないように
身をかわすか・・・・だ



次の レベルへ行けば

また違うものが見えてくる


そして いつもと同じ話しをしないで

新鮮な話題や 気づき


そして 反省なんかについても


相手に語れるようになると思う


投稿者 : 13:20 | トラックバック

2007年01月07日

メモリー

私は あまり物覚えが良くない。


昔の事は すぐ忘れる方だと思う・・


仕事の約束は忘れないけど


昔の事は 何でもかんでも覚えている性質(たち)ではない




この性格でかなり助かっているような気がする



人間は忘れる動物なので

長く生きられるそうだ



過去の記憶が 膨大だと


メモリーの容量が大き過ぎると


精神が疲労する



長生きの お年寄りに共通の性格が


「くよくよ」 しない・・・と言うものらしい



この「くよくよしない」と言うのも


言うだけは簡単だが 人間普通


嫌な事や ストレスがあると


すぐ くよくよして ネガティブになる・・・



そして それを何度も何度も

呪文のように唱えて

周囲も巻き込んで  どんどん

くよくよ  絶望の断崖絶壁に

自分を連れてゆく・・・



根っからの 明るい性格の人は


あの人 能天気だね ・・・ と笑われるけど

これこそ 特技の一つかもしれない



Eメールの保存容量が 81%を超えました・・・

削除してください・・・と警告のメールが来た



そうね ここのところ仕事関係で

やたら重たいファイルが添付されたメールが


多く着信したから・・・・




世の中 本当に情報過多の時代だ・・・

洪水のように・・・とはまさにピッタリの言葉




そう言えば


他人に やたら写真を添付して


メールを送ってくる人がいる・・・・


それも 何枚も


孫の写真とか  ペットの写真とか


頼んでもいないのに 送ってくる人がいる


ねー 可愛いでしょう?   って




そういうメールはすぐ削除して・・・?




人間の 記憶力とかその容量なんて

知れてるし・・・




例えメガバイトをギガバイト にしても

反対にファイルが増えるだけで 混乱する

何でも容量が大きければいいと言うものでもない



人生の嫌な思い出や


くだらない しがらみ 暗い話題は 

どんどんメモリーから削除して


時には All Clear して

どんどん 前を見ながら前進したい


新年を迎えて

何故か 気持ちも新たになる


<すごろく> で言えば

「振り出しに戻る」 でも良いし・・・


またやり直したって 全然構わない・・・



生き方に大事な<主義心情>だけは


心にきちんと ファイルして・・・  


バックアップファイルもちゃんと取っておいて


あとは どんどん Delete してゆけば良いと思う 

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2007年01月04日

ボロカス

コーチのアレンに言われた


マサル お前の足はリングに植わってる!って

お前なー  カンガルーがボクシングしてんじゃないぞ!って




ボロカスに 言われる・・・

・・・・カンガルー は無いだろう!・・・

悔しいけど その通りだ・・



この歳になって

他人からボロカスに言われると

普通 腹が立つものだが


直接 面と向かって

そういうことを言ってくれる人が

とても自分には重要だと思っている




人一倍 自尊心が強く


虚栄心と 自意識の強い自分は


人からあれこれ言われるのが大嫌いだ


でも 不思議とコーチのアレンに怒鳴られると

たまらなく ありがたい気持ちになる

ボクシングを辞められない一つの理由が

練習後の 爽快感に加え

この ボロカスに 言われる事だと感じている



今の若い人に ボロカス言ったら


やっぱり すぐキレるだろう!



ほんじゃ 辞めますよ!って・・

すぐにね・・


今の時代 皆 影で他人の悪口言うからね


その場は 笑顔でごまかして・・


本人の居ない所で「 アイツ ダメですよ・・・」って




でも この歳になってみると分かる

自分の事をボロカスに言ってもらうありがたさが


何で 何度も同じ事を言わないと覚えないんだ!

これは基本だろう?


最初に教えたじゃないか!




必死で コーチの言葉にうなづき

懸命に 足を前へ出そうとするけど


これが 出ない・・・ 下半身がバテて・・



この前は 一生懸命やり過ぎて

呼吸困難になった・・・・


興奮して 酸素を吸い過ぎたからだと思う・・


でも 自分の事を 少しでも

上達させようとしてくれている 


アレンの気持ちが伝わってくる・・・




ボロカスに言われるのが嬉しいなんて

もちろんそれは自分に期待して、


本当に自分の事を考えてくれている人から言われる・・・


それが条件だとは 思うけど・・・


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2007年01月03日

やり甲斐

人間の日々の仕事や生活で


その人を動かすものは


本能、必要性  そしてやり甲斐だと思う・・




人間は 喉が渇けば必死で水を探すし


お腹が空けば 食べ物を探す


そして 働く事や日々の生活は

その人が 必要に迫られて

仕方無しに 働いたり 動く事


しかし 人間は かなりの部分で


やり甲斐 のあることを探しているのだと思う



いつでも 基本的欲求が満たされ

ある程度の生活も出来るとなると




次は 「達成感」 とか 「社会的に認められる」 


時には 「もっと向上する為に」 有効なことに


取り組むようになる


マズローの欲求の階層論にも

そう書いてある


人間最終の目標は 「自己実現」だ・・・って



人間が悩んだり  

心身ともに疲労したり

がんばって働くエネルギーが出ない

そして最悪 自殺するまでに到達してしまうのは


やはりこの「やり甲斐」が無い場合が多くあると思う


やり甲斐 とは


報酬 とか 昇進、立派な家だけでなく

やはり 何の為にこの苦労をするか?

そして その苦労をしたら


自分がどれだけ 真のご褒美をもらえるかも

とても重要な源(みなもと)だと思う



日本は やっと景気が回復してきたが

日本人の心に

何故か いま一つ輝きを見出せていない



人間のやり甲斐の中で


一番大きいインセンティブが 実は

人から 誉められることではないだろうか?


凄いねー   って


さすがだねー って


偉いねー  とか・・・




もちろん 「金をくれれば それでOK」

あとは 何もいらない  と言う人もいるけど

やはり多くの日本人は


自分を認めてもらい 誉めてもらう事に


非常に飢えているような気がする



「美しい国 日本」も良いけど


実際は「やり甲斐のある国 日本」ではないだろうか

富の格差があるのは 当然


そんなことは  昔から一緒


他人の100倍お金を持っていても


100倍 生きられる訳ではないから

気にしないでいい・・・




それより普段の苦労や仕事が


疲労感を感じることなく出来る

仕事に時間を忘れて打ち込めるような・・・・


そんな価値観が 最も重要かもしれない




やり甲斐を無くした社会は


人口の増減に関係なく

活力を失うと思う


がんばっても 苦労しても 病気になるほど働いても

お金以外に何も得るものが無い・・・


休みなしに 働いて

皆が寝ている時間に  働いても


それを他人に認められたり

自分が満足しないと

人間のやり甲斐は 


一気に失われてゆくと思う




子供 も 大人も同じ


お年寄りだって これ同じだ・・・



ビジネスでも やはり同じ


何故 この仕事をするのか

それが 


どんな自分のやり甲斐につながるのか・・・


いつも考えていないと

忙しく 動き回れば回るほど

健康を壊す

<やり害>になってしまう?!・・・



反対に仕事やビジネスに


一生懸命取り組むと

最後に どういうゴールが待っているのか

その目標や 過程に「意味」を見出していると


人間もの凄い パワーが出ると切実に思っている


残業代ゼロの法案改正が

良いとか悪い の問題では無いと思う・・・


<何を> とか <どれだけ> では無くて


何の為に> が 


<やり甲斐>を見出す


一番のコツだと思う・・・



そしてこれを見つけるのに

一つだけ必須の条件がある・・・



それは

自分で探し決める ことだと思う・・・

投稿者 : 07:34 | トラックバック

2006年12月27日

気づき

人間は毎日忙しく 眼前の目標に向かって

がんばる

遅くまで 休まず  そして時には

具合が悪くなるまで 仕事をする




私は できるだけ自分で心がけるようにしている

5年後 自分はどうなっていたいのか・・・


10年後には どんな人生を送っていたいか・・・




自分の 悪い癖は何だろう?

どうして いつもその癖が出るのか?


何故 そうなってしまうのか?


今日 ある会社のオーナーと話をした

彼はハワイでも中堅の観光業ビジネスのオーナー



ねー ○○さん 


貴方の5年後  10年後の夢は何ですか?


その私の質問に


彼は しばらくだまって考えた


すぐ答えは出ない・・・・




まず これとあれをして

そうするとこうなるので・・・


それから 世界に宛ての無い旅に出たい・・と


彼は リタイヤーしたら 目的も無く旅に出るのが

夢なのだそうだ・・・




いいですね・・


内田さんは?

そうですね まず5年後には こうなっていたいですね

そして

その後は それを基礎に こういう生き方を・・・なんて



二人でぼんやり 前を見ながらそんなやり取りをした・・・



そして お互い やっぱり全ての基本は

健康だね・・・・と 意見が合う・・



私は時々 色々な人と


こういう会話をあえてするようにしている

そうするとたとえそれが

その時の  その場しのぎの会話であっても

「考える 癖がつく」

この 考える癖や


何度も何度もそんな質問に答えたり

相手の夢について 聞かせてもらうと

驚くほど 自分の長期的展望を

考える脳の筋肉が鍛えられる・・・・・・・



今日と 今夜と 明日だけを目標にする

<拳銃の弾>のような人生を送っていると

間違いなく こういう発想が出来なくなる

今を切に生きる・・・ 確かにこれが大事だが

何の為に 「今を生きるか」も考えておく方がいい


そうしないと   その日暮らしになってしまう


人生も 誘導ミサイルのように 目標や着弾点を

セットしたいものだ・・・・



自問自答するのはとても良い習慣だと思う・・


こんなこといつでもできる

ベッドの中でも


電車や車の中でも

一人で 何かをしているときでも



何で俺はこんなことしているんだろう?


何故 自分は 

ここに働いて こういう仕事をしているのか



その理由は?


そりゃ 住宅ローンの為だろ・・・・・・では

ちょっと 情けない・・・


ローンを抱えるのが情けないのではなくて


ローン返済だけが 人生の目標になると

それこそ 銀行の終身刑みたいなものだから


あえて それよりも大きい事を 「考えてみる」



自分も こうなりたい・・・

あそこに行ってみたい・・・


きっと あのような場所に住んでみせる・・・

いつか あんな車に乗ってみたい・・・



そんな 会話を他人や家族としたり

何よりも 自分としてみると これ

とても効果的である


そして 自分に質問すると

いかに 自分が世間体を気にしているか


どれほど 他人から「すごい」と言われる

人生を意識しているかなんてことも


分かってくる・・・




世の中で一番分かっているようで 


実は本当は気がついていない 

自分の心の内側、本望を


あぶり出そうとする習慣が身につき

ある日 ふっ・・・ と 


「あー これじゃダメだ」 とか 


「次はこうしてみよう!」


なんて言う <気づき>が


必ずあるはずだ・・・

投稿者 : 20:46 | トラックバック

自分の力

26日は ボクシングデーだ


アメリカは休日ではないが

イギリスとか、カナダ  ニュージーランドは

クリスマスギフトを開ける日で 休日・・・




ハワイは 休暇シーズンなので

いつもよりは街も人通りが少ないが


25日のクリスマスデーの静けさは

一気に普段に戻ってしまった・・・



Boxing Dayには ボクシングへ行く??

関係ないけど スペルは同じ


ジムで 2時間みっちり汗を流してきた

B2.JPG


リングで コーチのアレンのミットを


必死で追いかける



自分の足腰の衰え

自分の体力の無さ


自分の今の力を思い知る


B3.JPG



1時間のリング上でのトレーニングが終わると

疲れる・・・と言う言葉以上に 英語で言う

Exhaust状態だ・・・

B4.JPG

もう クタクタ と言う感じ・・・



しかし この後の爽快さが病みつきになる



自分の力は 所詮知れているが


少しでも 体力や気力、自分なりの

限界に触れるのは 必要な事だと思っている




さて 「自分の力」


五木寛之が 「他力」 と言うタイトルの本を書いていた

読んでみたがなるほど 他力をいい意味で肯定して


自分の力の無さに それほどしょげるな・・と書いている

<人の手本にはなれないが見本にはなれる>



そうね・・・何でもスパーマン並に仕事できて


完璧に何でもこなす人 として

他人の手本には


なかなかなれないけど


ヨイショ ドッコイショ と

すみません あのそれ 

どういう意味でしょうか?って聞きながら

自分のそれなりの力で 亀のように一生懸命歩む


そのくらいの見本にはなれるかも・・・


そう言えば

仕事でも 全部自分でやろうとする人がいる

何でも かんでも・・・

自分で抱える・・



他人に任せればいいのに・・・・

自分でやっちゃう

やろうとする・・・



自分で出来るうちはいいけど


そのうち だんだん

手が回らなくなり


仕事や 処理が遅れてくる



自分の力を 過大評価している人


他人の力を 過小評価している人


あるいは


真面目な努力家に多い・・・このタイプ



でも 自分くらいの歳になると

自分一人の力なんて知れている・・・

そう気づく・・・




何でも 自分で全部出来ないし

皆と一緒にやってゆけばいい



それどころか

自分が一生懸命やればやるほど

周囲の人が 動かなくなる


考えなくなる・・・




どうせ 内田さんがみんな決めるんでしょ・・・・って




それに 

自分の力を知る ということは

とても意味があると思う・・・


出来ない事や苦手なことを


すみません 私その分野に全然明るくないんです・・・


本当に 自分に自信があり

あまり突っ張らない人は

すぐ これが言える・・・




これを言える人は 評価が下がるどころか

実は相手に 親近感や信頼感を持ってもらえることが多い・・


もちろん


他人に馬鹿にされたくないと思って

一生懸命徹夜で 勉強するのもいいかも知れない


負けず嫌いも 長所になるからね・・・




でも 一番大事なのは

知らない、 不得意、あるいは 初めての事には


謙虚に 周囲の人から助言をもらったり


知識を得るように心がけることかもしれない・・・




自分の力は それがどの程度か

あるいは まだ<どの部分>が分からないのか

と言う 意識を持って初めて


成長、上昇、進歩する可能性を持つものだ・・・




コデイロ牧師も言っていた・・・

最初は誰でも 出来ない、知らない、上手でない


でも 諦めないで・・・


それは Just Biginning なんだよ・・・って


ほとんど人は そこで諦める・・・

あー 俺にはそんな才能無いよー   って



自分の可能性(神様からのギフト)は 

海の水ほどある・・と思うといい


だってそう思わないと 

お椀一杯の人生で終わってしまうから・・・

投稿者 : 02:37 | トラックバック

2006年12月14日

飛距離

ゴルフをやる方なら 誰でも分かると思う・・


最近 飛ばなくなった・・


元 野球部 バレーボール部、


そしてアメフトで鍛えた私は


ドライバーショットで よく250ヤードを超える


ショットを打っていた・・・



ゴルフの醍醐味は やはりドライバーショットで

かっ飛ばす事である・・・




でも 最近飛ばなくなった

下手で 飛ばすコツを知らないのは


もともとの理由だが

しっかり飛距離が落ちてきている




でも




スコアーがよくなってきた

ボールを無くさない 

あまり OBを打たなくなったから・・・・



特に 若い人で 自分より飛ばす人とラウンドすると

不思議と その日のスコアーが良い



ゴルフを本格的に始めてもう18年くらい経つが

歳を取り、飛距離が落ち  そして

少し その現実を受け入れるようになってきて

スコアーが 落ちついてきた



ゴルフはやはり 人生と一緒

年齢を重ねる毎に体力は落ちるけど

それを経験や知力がカバーしてくれる


180ヤード  とてもアイアンでは届かないし


ウッドで打つと 右の池に入りそうだから・・・・

無理をしない・・・

ボギーで 仕方が無い・・・なんて

そうすると期待もしなかった パーが取れたりするよね




経営者や 実業家にゴルフを好きな方が多い

きっと ゴルフの一つ一つが

仕事や 経営判断 そして


自分自身の人生の 


一喜一憂に似ているからだろう




人生 山有り 谷有り・・・

バーディーもあり ダブルボギーもある・・・


バーディーを狙いに行くと・・・  そう


3パット する・・・・

大儲けしようすると


大損する・・・・?


最近 謙虚さ と言う言葉を

違う意味で理解できてきたような気がする


本当の「謙虚さ」とは 


言葉遣いとか、 お辞儀とかの

表面だけでなく・・・




自分の 背の高さを知る事かもしれない

意欲を捨てるのではなくて

自分の背丈 技量にあった生き方を

周囲と比べないで 受け入れていく

そんなことが  真の 謙虚さだと思う・・・


いかに 自分らしく 黙々と今を生きるか?


タイガーウッズのキャディーが言っていた

強いプロほど 次の一打に完全に集中する・・・と




全てのショット一打一打に 


自分の持っている75%以上の力を出せるのを目標に


精神を集中するのだそうだ・・・・・・・・




謙虚に 自分の力を認めて このショットに集中する

可能であれば 普段その技量を磨く努力をする


でもスコアーを良くしたいと思って


回るのではなく


自分らしい ショットが どの場面でも


75%以上の「出来」で打てるように




売上げや 収入を大きく増やそうとするのではなくて


目の前の仕事を 落ち着いて 


一つ一つ しっかり正確に処理し


顧客や上司の評価を上げる


「そうすれば結果は後から ~ 」 と・・・・よく言うあれである



すぐ調子に乗る?性格を自重する術を身につけ

一緒にラウンドしている人に 不快感を与えぬよう

自分中心にならず・・・

マナー  エチケットを忘れず・・・

普段に

コースでの自分の技術を伸ばす 精進が出来れば

これまさに 謙虚な生き方である


他人と比べない

相手のスーパーショットに影響されず

相手のミスショットにも無関心で・・・・


何があっても取り乱さない・・・



自分は 自分・・・・



最近飛距離が落ちて 


正直 少し淋しいな・・ とは思うけど


そうなって気がつく事がたくさんある

 

投稿者 : 07:58 | トラックバック

2006年11月15日

嫌われ松子

嫌われ松子の一生・・・を観た


いやー 面白かった

皆の演技が下手なのはともかく

昔 昭和の時代の風景と 古い価値観に


一人の優等生、親から見た理想の娘の


転落人生が 

軽い音楽に乗って 面白おかしく


そして 明るく描かれている・・・




実は 面白い・・・と感じたのには

理由がある






自分も 昔小学生の時

「嫌われ内田」だったから・・・


題名を聞いて変に懐かしかった

昔 子供の頃 嫌われ者だった自分を思い出し 


とても親近感が


沸いてきたような気がしたからだと思う




えっ? 内田さん 嫌われ者だったの?

そう なんですよ・・・



小学校では 皆から村八分・・・


転校生の内田はイジメの対象だった・・



何故嫌われたか 知らないけど


皆から 仲間はずれにされた・・・

校庭で遊ぶ時も


ドッジボールする時も


鬼ごっこする時も

遠足に行く時も


皆から 上手に いじめられ 


仲間はずれにされた・・・



悔しくて 仕方が無かった・・・


ちくしょうって

家に帰って母親に 泣いて告げ口した

皆が いじめる!って




私の場合 名前が いけない

勝   (まさる)  だから

皆から 言われた



おい! 内田!


お前 (まさる) だから


<ま> を抜けば <さる>だな!   って


じゃー  <間抜けざる>だ!  あっは っはーーーー!

・・・・・・・なるほど うまい事を言う・・・・・・・・・




この野郎!   


わーい  怒った怒った


「間抜けザルが 怒ったぞ!」・・・・・・って


家に帰って 両親に抗議した


なんで「勝」なんて名前にしたんだよ!って




涙で 顔をぐしょぐしょにして

台所で 母親に抗議した・・・

名前変えてくれよ・・・・と




嫌われるのは  とても辛い・・・


いじめられるのは マジにキツイ・・・



特に子供の時は 本当に悲しい




でも 自分に そういう


他人から嫌われる要素が


あったからだと反省している・・・




嫌われる<何かの欠点>を持っていたのだ・・・と




そんな・・・


小さいときの そんな経験は

今でも 色々と影響している



相手を思いやらないと  嫌われる

自分勝手にしてばかりいると 嫌われる

自分だけ目立っていると  嫌われる・・・なんて




いつしか そんなことばかり考えて


ビクビク行動するような性格に


なってしまったような気がする・・・



でも それで今 何とか色々な方から

助けていただいたり 

支援していただいたり


あるいは たまに


内田さんの話 もっと聞かせてくださいよ・・・なんて


声をかけていただいているように思う・・・・



嫌われ 勝 の 一生


さて その結末や いかに?

投稿者 : 23:02 | トラックバック

2006年11月12日

思いつめない

最近 いじめ とか 自殺のニュースが多いですね

毎日 学校の校長先生とか 生徒が自殺して

ニュースになっている・・・




でも マスコミの風潮に流されてはいけない・・・

日本は ロシアと並んで 自殺大国なのは

これ 今年から始まったことじゃないから・・



ニュース性があるから 記事に多く載るように

なっただけ・・・・




毎年 交通事故死者数の4倍ほど

3万人以上が 自殺している国だから


ロシア だけでなく


イラクの内戦状態と そう大差は無い・・・・



最近 思う・・・

日本人は 「思いつめる」 習性があるって




何でも 暗く 深く そして真面目に


思う・・・・のではなくて   

思いつめる・・・・



思いつめると どんどん自分や相手を

追い込む事になる・・・



思いつめると  最後に何かがはじけるまで

行ってしまう・・・



思い  考え  悩み  問題を打開してゆく 

と言う正常な思考回路が


思い込み 思いつめて 悩み苦しんで もういっその事・・・ と< はじける>


最近は 自殺の予告が流行っているね

皆に注目してもらいたいのか?




日本には 最近やっとカウンセリングや心のケアー

なんて 言う事を考える風潮が出てきた・・・




メンタルな 問題は


自分も子供の頃から知っている 


「精神病院」 を思い起こさせ

「キチガイ」 と言う 差別用語を連想させるから 




皆 一人で 隠れて悩む・・・



自殺まで行かなくとも

我々 誰でも 思い悩んだり

不安や心身の不調を感じることはある・・・


思いつめない・・・


これ 大事だね・・

そんな他人事だと思って 簡単に・・・って言うかもしれないけど


いかに こういうスキルが日本人には劣っているか・・・

腹切り文化の遺伝子があるのもそうだけど


弱者切捨ての価値観が社会の根底にある・・・



最低になったら 社会から相手にされない・・・って

恥をかくことを最低・・と言う価値観を持つ人は


最後に自分で<清算>してしまう・・・



アメリカでは カウンセリングや心のケアーは

当たり前のように 皆受けている・・・




そこで 皆 学ぶのは

Coping Skill だ・・・・


難題に どうCope with(対応 処理)するかの 能力・・・




スポーツ選手も 


どんどんこのメンタルなトレーニングを

取り入れて 結果を出す・・・


思いつめないで どう対処するか

どう 考え方を変えるか・・


人生でも ビジネスでも

成功する上で これとても重要な


<スキル> だと思う・・・

投稿者 : 08:57 | トラックバック

2006年10月28日

何を? と  何故?

うーん 題名が 意味ありげだ・・

受けを狙っているのが 見え見えである

What? か Why?  か



人間 ほとんどの人は 日頃

「何を?」 と考えていることが多い

あまり気がつかないけど

ほとんどの 人が毎日ドタバタ 「何をする・・」で


生きている・・・




今日は 何を する?

今日は 何を 食べる?


今日は何を 売る?

次は 何を片付ける?

明日は 何を着て どこへ行く?

将来何が 欲しい?・・・・・って



とまあ  こんな感じで頭の中が

思考を繰り返している・・・




さてここからが 今日の本題・・・


この 日頃の思考回路を

ちょっと 変えて


考えの中身を 


「何を?」 から

「何故?」 と言う発想にしてみる



全く 見えるものが変わってきますよ・・・




自分は 何故こんなことをしてるんだろう?


自分は 何故いつもこういう風に~なるんだろう?

あの人は 何故 あんな事を言ったのか?

自分が仕事やビジネスをするのは 何故(何の為)なのか?

何故 この機械は こういう風にいつも故障するのか?



Why の発想は人間をもの凄く 成長させてくれる


どうして? と考えると


問題の 根本の原因に気がついて


それを どう改善、修理、補修、修正し

前より 状況を進化させられるか?・・・と言う風に




それから 初めて


「じゃー何をすべきか?」の行動に 


たどり着くのが これ順序と言うものだ・・・


何をする・・・を考え決めるのは 

それからにした方がいい

ただ何でもかんでも やれば良いってもんじゃない


今日もかなり キツイ!


日頃の行動や仕事に

何故 今この仕事を苦労をして頑張るのか?みたいに

でも これ効果満点である・・・




仕事が出来ない人・・・


今日も 何をするのに 何時までかかっかしまい 
帰るのが夜中に なっちゃたよー・・・・ とため息を吐く

これ結果論 型・・



仕事が出来る人

何故これには こんなに時間がかかるのか
もっと良い方法はないか?

どうしたら 効率的に業務を全部片付けて
夕方5時にさっさと帰れるか?


何故 あの人は もっと良い仕事が出来ないのか?


何故 あの人は私を嫌いになってしまったのか???


これ 結果を出そうとする タイプ・・・




似てるようだけど 全然違う・・・



何故? をいつも考える癖をつけると


その人は 仕事でも 人生でも

格段に成長し より良い結果もついてくる




何をするか? ばかり考えていると

人生とかく 糸の切れた凧、

ダッチロール状態になる


後始末 型 

上司や顧客から言われた事<だけ>やる人生になる



将来 何を手に入れたいか・・と言う希望も大事だけど

何故 自分は生かされているのか?・・・って考えると

家族に対してとか 仕事に対しての取り組み姿勢が

別人のようになってくる・・・・・・・・・・



今日はまた 哲学者然 である・・・

これだから私は 嫌われる・・・・

投稿者 : 10:00 | トラックバック

2006年10月27日

回り道

「急がば回れ」 とも言う


私は最近 前のように急ぐ事はなくなってきたが


この「回り道」について よく考えさせられる




回り道は 時間の無駄遣いのように言われるけど


決してそんなことは ないと思う・・・

小さいときから 運動会のかけっこで


何等賞・・・・って やられる日本人は


人から遅れることを 恥と考える

かけっこに 負けるのは 昔から

足が遅くて 運動能力が無い と

決め付けられる訳だ・・・

まして


余計な 回り道をするなんて 


時間の無駄・・・ もってのほか!・・

何を考えとるか!って叱られる・・・



何でもさっさと早くやるのがいい・・・


親も子供に 「早くしなさい」 と怒る




「何を グズグズしているの!」って



大人になって社会に出ても


上司や 得意先から


「早く しろっ!」って催促される・・



でも・・・


仕事は仕方が無いにしても

自分の人生では、

何も なんでもかんでも早くする必要なんてない



のんびり やってもいいし


さっさと やってもいいし


あるいは

ゆっくり立ち止まってみるのも

これ とてもいいことだと思う



そんな 内田さん

経済的にゆっくりしている余裕が無いんですよ!



そうね・・・

だからこそ もっと将来稼げるように 

自分の殻を破って 

発想を大きく変えるために

「回り道」って効果ありますよ・・・・意外と


はーん・・・・・・





若い頃 病気で永く療養生活を送った人は


人生での「焦り」を感じ 失意のどん底で悩む・・・


でも

それが 後半の人生で活きることがとても多いんじゃない・・・



仕事を辞めたり


あるいは退職して


少し 充電期間を取る人がいる


これ とても良いことだと思う・・


そんな余裕はありません・・・と言って


すぐ 次の仕事や職務に 取り掛かる人がいる


一週間も 休まないで・・・



立ち止まると 怖い・・・?


せっかく早く走っているペースが 

もう走れないほど狂うのが

怖いのかも知れないね・・・



しかし・・・ である


少し立ち止まって

回り道をして見ることが 


いかに次の人生に有意義か

経験した人なら これ絶対に分かる・・・



42.195 kmを 休まず ただ走っていると


走る事しか 出来なくなる




記録なんかどうでもいいから


ちょっと コースの途中で

海岸に座って海を眺めたり

海岸べりの喫茶店で、ゆっくりお茶をするのも

ありかも知れない・・・

ただ 走るのではなくて

何故 走るのか・・考えてみる



日本人が 普通言う 「回り道」は


とても 新しい発見とその後の人生に


欠くことのできない 

何かをもたらし 気づかせてくれる事が多い・・・



そんな 回り道が 自分の隠れた能力や

眠っているマグマを 沸騰させてくれたりして

収入も 以前より 一桁増えるとか・・・




そんなに 焦ってどうするの?


そんなに 急いで 何処へ行くの?




それに 走り続けていると


とても身体に悪いよ・・・



いい仕事をする為にも


少し 休憩して考えると良いと思う

仕事をしたくなっても


あえて仕事をしないで・・・我慢する

これって  とても貴重なことだ・・・


日本ハム の新庄選手も


阪神からの 5年契約15億円のオファーを断って

年棒20万ドルで 大リーグへ行って


また日本で 17年間の野球選手生活の

最後を飾った・・・・

彼なりの もの凄い回り道が 


元MLにいた監督の下で

最後の札幌の感動に


つながったのではないだろうか?



彼なりに少し 休息をとって

また次に皆を驚かせてくれると思う




人間一見回り道と思うようなことを

経験してからの方が


人生 面白い・・

投稿者 : 02:16 | トラックバック

2006年10月25日

紙に書く

会社を辞めて しばらくこれからの人生について


仕事について 考えた時期があった


会社を辞める前から 考えていたつもりだが


やはり 違った


いざ会社を辞めてから これからどういう風に仕事をして


生活してゆくか・・・


どういう生き方をしていくか


どうなりたいか 考えてみると

やはりその考え方や 深さが違ったように覚えている



誰でも知っている

夢を 紙に書く・・・


将来 何をしたいか

何を手に入れたいか


どんな人になりたいか・・・・




時間軸 日付をつけて 書くといい・・と




自分もやってみた・・・


大した事ではないこと


大きな夢・・・

ちょっと他人には言えない 


自分なりの野望とか大きな志・・・




自分なりに ちょっと欲張りすぎかな・・なんて


でも気にしないで書く・・・




全部で 10項目程になった・・・


本当に そうなってゆく

自分で紙に書いた 通りの生活 仕事振り


そして他人からの 言葉をいただくようになっている




私は 我侭で 自分中心である・・・


そういう 欠点が 反対に功を奏しているようだ



欠点も 裏返せば 長所・・・・


昔誰かに そう言われた


その通りだな・・・と




自分が 素直で 親とか他人から言われたことや


価値観 人生を 一生懸命歩む人なら

自分で紙に書いてみても

その通りにはならないはずだ



それなら 他人に自分の目標を書いてもらえばいい

こうなりなさい


こうしなさい


その為には これとこれを・・・って



自分が 自分勝手にやりたい性格で


自分の決めた人生を歩みたい人は


本当に なりたい自分の姿を 

自分で紙に書くといい




私は 10項目のうち すでに7項目は実現した


この4年ほどで 70%の達成率・・・




まだ全部ではないけど どの項目を読み返してみても


どれも ほぼそういう方向に向かっている・・・


  

そういう仕事をし 


紙に書いたような人生に

ベクトルが 揃ってきている・・・




驚いた・・・

「自分の仕事が忙しくなり
契約で 私のコンサルタント 市場調査業務の
ヘルプをしてくれる人が 二人出てくる・・・・」


そう紙に書いたけど 

その通り 今現在 二人の方が

内田さんの仕事を 是非手伝いたい・・と

言ってくださっている・・・・



偶然?

うーーん 私は そう思わない・・・

自分で紙に書くと


そういう 方向へ行くために必要なことを考え


日頃行動し

そういう風に過ごすようになるのだと思う

だから その目標に近づくのだろう



日々 ただ漫然と過ごすだけでなく


紙に書いて 自分の脳に 24時間考えさせる


潜在意識の中で その通りのイメージと


必要事項が整理されて


自然に そういう行動を取って来たのだと

自分では そう信じている・・・・




最近 また 新たに10項目を書き換えた

未達成の3項目を残して あらたに7項目を加えた・・・




来年の同じ日に どうなっているか楽しみだ・・



自分の考えや夢を 紙に文字にして書くと

自分の 脳にその目標がしっかり焼きつくようだ



文字として鮮明に 脳裏に焼きつく




どんなことでもいい

目標を紙に書くと とても達成度が高くなる




実際にやってみて 自分でもその効用に気がついた

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2006年10月14日

学ぶ

人間 だんだん年齢を重ねるごとに


他人から学ぶ機会が少なくなってくる

他人から教えられたり 指導されたり

時には叱られたりすることが少なくなる




年功も理由の一つ


周囲に自分より年長者が少なくなる


ポジションが上がる


あるいは だんだん頑固になり


他人の助言を聴く耳を持たなくなるから



身体と 頭の柔軟性が


だんだんと失われてくる




他人から 教えられることは


とてもラッキーなことだと思うようになってきた


昔は 学校の授業や先生の言う事を


生意気に聞いていたけど

今 この歳になってくると


本当に 他人から助言や指導


そして より良い方法などを教えてもらうと

たまらなく ありがたさを感じるようになってきた




他人から教えてもらう

これをただ待っているのは かなり受け身な態度だけど

貪欲に 教えを乞う気持ちがあると

自分の成長のスピードも違うのは当然




読書や ネットで必要な情報 話題


ニュースをどんどん探して学ぶ

別に講義やどこかの専門学校に行かなくても

心がけしだいで 知識や自己の成長に


大きな違いが出てくるものだ




私がコンサルタントをしている

レストランの調理士に

今 ある本を読んで感想を聞かせてもらう

時間を作っている


ある有名な日本人シェフのフランス料理修行の

半世紀を綴った自伝・・・



料理長と2番の人には これを必須にし


それ以外は強制ではなく 

もし興味があれば・・・と言うルールにした




皆 是非読ませてください・・・と言う

そして読み終えると一人一人と時間を取って

文中 どんなところに どんな感想を持ったか・・を

私に話してもらう・・


フランスのある3ツ星レストランのオーナーシェフが

営業時間中も含め

一日中 掃除をしているそうだ・・・




料理は2番の子以下に任せて


自分は朝から 晩まで掃除をしている・・・


読み終えた子達が 皆共通して


この部分に感銘を受けていると


私に話してくれた・・・




それ以来 店のキッチンが驚くほど綺麗になってきている


それは 前とはちょっと見違えるくらい


ホコリがついていない・・・

冷蔵庫やステンレスの作業台が 

心なしか輝き始めた・・・




キッチンの中のごみ箱も


営業が終わると

一つ一つ 内側 外側も掃除する


光っている ゴミ箱が・・・

作業台やレンジ 揚げ台の裏側も

隅々まで汚れが無くなった・・・・

へー ずいぶん綺麗になったねー  って

予想もしなかった収穫だ・・・





彼らも 毎日キッチンで仕事をしていると

どうしても 身体で仕事をする「だけ」になる

惰性で日々が 過ぎていく

そしてとかく文字を読んだり 書いたりと言うことから


どんどん疎遠になってしまいがちだ・・




そうすると 自分の持つ世界や常識

あるいは色々なレベルや物差し 

思考の幅が

各段に小さく 狭くなるものだ・・




人間 文字を書いたり 読んで考えることだけでも


ボケ防止に効果がある・・・とか




教えてもらうとか学ぶことが大事・・・だなんて

昔の自分の学生時代から言うと

気持ちが悪いくらい 不つり合いだが




自分が独立してから 

もうあまり説教や物事を教えてくれる人が

周囲に少なくなり ちょっとヤバイと感じている




人間どうしたら 勉強するのか


答えは簡単・・

「何のために」 と言う目標がクリアーかどうか・・・


要は 「動機」 ・・・



子供だって 大人だって


何かを しなさい!じゃー 動かない


これをすれば おやつをあげるよ・・と言えば

子供も宿題をする?・・


この苦しい練習をこなして

将来イチローや松井みたいになる・・と思えば


練習する・・・




大人でも同じだ


他人から教えてもらう事が


どれだけ恵まれていて


貴重なことか・・・


そしてはっきりとした理想のイメージや


そうなりたいと言う動機があって目的意識を持つと


自然と学ぼうとするし

それが重要だと言う事も 自分で痛感し始める・・



例え 費用がかかっても


学ぼうとする・・・

例え シンドくても

覚えようとする・・・・

例え 眠くても 疲れていても

食らいつくように むさぼるように

知識や経験を積もうとするものだ・・・




人間 こうなると

信じられないほどの 

進化を遂げる・・・


時には 年齢や経験

学歴や体力なども 全く関係ないくらい

驚異的に上達する・・・


投稿者 : 08:05 | トラックバック

2006年10月12日

借金

私は昔サラリーマン時代に 二度

お金を貸して欲しいとの依頼を受けた事がある


一人は 身内から・・・

もう一人は 

ハワイで独立してビジネスを始めていた人から




身内からの借金の依頼


断った・・・


だってあまりに身勝手な理由と


「ある時払いの 催促無し」で貸してくれって


言われたから・・・



もう一人のハワイの知人からの依頼


事業計画書を持ってきて


いかに自分のビジネスに将来性があるか


いかに自分のビジネスは儲かるか・・・

色々と書いてあった




年利8%で貸して欲しい・・・


そう言われた・・



2-3日考えさせて欲しい


そう答える・・・


考えた・・・


どうしても納得が行かない


思ったことや 依頼を受けて感じた事を

手紙にして本人に渡した・・・


どうして 私に借金を申し出るんですか?
どうして私を選んだんですか?


そんなに将来性があるのなら 出資者として
将来のROI は金利以外に何も無いのですか?


一口 1万ドル  3口お願いします・・・って言われても
私にとっては 1万ドルでも大金です・・・って

そんな大学の寄付金じゃないんだから




そして断った・・・

申し訳ないけどって

その人の人間性に


どうしても納得が行かなかったし・・・



でも後で言われた

10人にお金を貸して欲しいと頼んで 

一人だけだったそうだ


お金を貸してくれたのは・・


後は 私を含めて全て色々と理由をつけて


断られたとか・・・




でもその人に感謝された


私の書いた手紙を読んで

いかに自分が自己中心だったか

良く分かりました・・・って



お金を貸さなかったのに

お礼を言われた・・・



借金にも色々とある

家を買ったり 事業を始めたり


生活に困ったりって・・・




借金も甲斐性のうち・・・って言うけど

それは 借金できるのは信用がある・・・

と言う意味だ・・・・




私は借金はあまり好きではない

貸すのも借りるのも・・・




借金ではなくて

投資をしてもらえるようになれると


これは 凄いな・・・なんて




信用があり 他人から 将来を期待される


立派なことだ・・・



借金は返さなければいけないが

投資は違う・・・

出資する人は 心構えが出来ている

投資はリスクがあるって・・・・・・

最悪 全額パーになってしまう

そういう覚悟が出来ているから

本人が 持ち逃げでもしない限り

事業で失敗し 返せなくなっても 

これ違法ではない・・・




借金を申し出てくる人は


色々と理由はあるけど


何か基本的に問題がある

日頃のお金の使い方や物事の考え方に

そんな気がする・・・



その代わり 他人が自分に投資してくれるような


熱意や能力  実績  


そして信用を積むよう日頃努力する

そっちの方が大事なことかも・・




でも しかし 実は・・

 


こんな立派なことを言っていて


私は後悔している




ハワイの知人から借金の依頼を受けた際

どうして


あの手紙を渡しそして


お金も貸してあげなかったのかな・・・と




自分が会社を辞めて独立してみると

正論で 彼をギャフンと言わせてしまった

そういう自分に 少し後悔している



あー 自分は本当に器が小さかったなー ・・・と

困っている人に 

独立してビジネスで将来を目指している人に


理屈だけを言ってしまった・・・




どうだ! 分かったか? 考えが甘い!って

自分って傲慢だったかな・・・・




何故か 今になってみるとそう感じる


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2006年10月02日

Second Daughter

昨日 カンボジアから手紙が届いた。


カンボジアの プノンペンにある国立大学医学部で


勉強している Chia Sophanaさんから


2年前から この女性の授業料をサポートしている


奨学金的な寄付・・・


時々 大学の様子とか


日々の生活の様子を 成績表のコピーを同封して


手紙で知らせてくれる




彼女はきっと左利き なのだと思う


便箋に びっしり丁寧に書かれている字が


左斜め上に向かって 揃っている・・・


お互い 第二外国語の英語でのやり取りなので


何もかも 意思疎通が出来る・・・とまでは行かないが


不思議と 彼女の礼儀正しく、優しい 真面目な人柄が


文面から 伝わってくる・・・



私のことを Second Father と呼んでくれる


だから 私は彼女をSecond Daughter と呼ぶことにしている・・


カンボジアの国立大学 医学部と言っても


まだPCが個人で使用できるところまで豊かではない・・


でも 最近彼女のお姉さんの住む所の近くに


インターネットカフェ が出来たそうで


そこから Eメールでやり取りすることにした・・


貧しい家庭に生まれたが


学業優秀で 医学の道を進みたい・・・


あるご夫妻の紹介で スポンサーを引き受けた



彼女は 小児科医を希望しているそうだ


あと数年すると 彼女が実際に


多くの病気の子供に 医療行為を施し


痛みや 病気を治してくれる日が来る




何とも 楽しみ・・・


自分にはそんなこと出来ないから


彼女に その希望を託す・・


手紙に書いてある・・・・


「このご恩は 一生忘れません・・」って



スピルバーグの作品で


「シンドラーズ リスト」という映画がある

ホロコーストで 虐殺されたユダヤ人の中から

何千人かの ユダヤ人を救った


シンドラー氏の恩を 今でもユダヤの人は


大事に忘れないように子孫に語り継いでいる・・・



ご恩を忘れない と言うことは


大事だ・・・



時々 この映画を観る事にしている


何とも 人の命の尊さと 命の恩人について

考えさせられるから・・・




彼女は こう続ける


内田ファミリーに 幸せがありますように


カンボジアからお祈りしています・・・と



第二の父の為に そう 祈ってくれているそうだ・・



医者になって人を救いたい


他人の為に 祈る・・・


そういう心のある子を第二の娘に迎えて


とても幸せである・・・


いつか プノンペンか日本


はたまたハワイで彼女と会うのを


今から楽しみにしている・・・



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2006年09月21日

コスト

ビジネスをしていると 何にでもコスト と言うものがある

原価・・・・


その商品やサービスを提供するのに必要な経費


これを コスト と言う・・・




普通日本人同士で 話をしていると


「 コスト 」と言えばこういう原価、費用、経費


のことを思い浮かべる人が多い・・・



コストをもっと削って・・・


原価率が高くなったなー・・・とか


アメリカで Cost と言うと必ずしも


経費や原価の意味だけではない




Cost とは 犠牲 損害、失費 と言う意味もある


要は 何かをするのにかかる損失 がコストである・・と




イラク戦争で亡くなった兵士のことを


犠牲者 と呼ぶだけでなく


平和を維持する為の コストだ・・と言う




テロとの戦いに勝つための


テロリズムを押さえ込み


自由主義を守る為の 「コスト」である・・・




そう言う意味でコストを捉えると


人間色々と普段の生活にも


あるいは人生そのものに

コストが必要かもしれない・・・・

生活費、食費、家賃 とか言うコストに加え

仕事をするために必要な 投資や 自分への動機付け


あるいは 快適なストレス解消の時間や経費も

重要なコストの内だ・・・




私も 最近このコストを意識するようになってきた

コスト管理が行き届いている・・・?  まだ不十分か・・



人生を生きてゆくため


良い仕事をする為に コストをかける


コストは 自分で払っているようで


実はお客様が払っているもの




これを しっかり役立てて


良いサービスや商品を納入する




プロの野球選手にとってのコストは


ボールやバットだけでなく


焼肉やご馳走も良いプレーをする為に


大事なコストかもしれない?



あるいは 最高の技術を持った コーチにつく


最新の設備で 筋力を上げる・・・



最高のメンタルトレーニングコーチから

1時間 10万円で トレーニングを受ける・・・・


これで良い成績を残して、来年もっと年棒を稼ぐ




人にサービスをする仕事をしている人・・・

たまには自分にサービスしてストレス解消してあげる

費用は ちょっとかかるけど

これ 明日から笑顔で良い仕事をする為に


必要不可欠な コストだと思う・・・



今日は ここ数日夜遅くまでPCに向かって


仕事が続いたので 久しぶりに指圧に行ってきた


90分で $60だ・・・・


これで 今朝までの肩こりがすっかり良くなった・・・

私には この90分の時間とこの指圧の料金が

良い仕事をする為の重要なコストである・・・




何でも ケチれば良いと思っている経営者がいる


何でも一番安いものを出来るだけ少し・・・なんて


我慢してコストを下げれば下げるほど 

優秀だと勘違いしている人が多い




たまには コストをしっかりかけて 


良い仕事したり、商品を作る と言う発想も欲しい

もちろん だらしない管理での無駄は禁物だけれど・・・



何に どれだけ意味のあるコストをかけるか

その判断が重要だと思う・・・

何でもかんでも 削って節約し

貯金したり 最終利益額を大きくすれば良い 


そう言うものではないよね・・・

投稿者 : 22:23 | トラックバック

2006年09月15日

船を焼く

別に 放火するわけではない


船を焼く と言うのは


自分の 退路を断つと言う意味・・




太平洋の孤島に船でたどり着く


この先 どうなるか


食料はあるのか


住んでいけるのかどうか分からない



そういう状態に自分が置かれた場合


船を焼くかどうか



そんな 焼くわけが無いでしょう・・・

帰れなくなっちゃうじゃないの・・・危ない


そうその通り


普通の人は 船を焼かない


でも


起業したいとか


このまま一生サラリーマンで終わりたくない


あるいは


出来れば このビジネスに後半の人生を賭けてみたい・・・

そんな風に思っている人には


まず この自分の船を焼くのが最も大事だと思う・・・

へー?・・・・・・・・



帰れなくすると 


もう ここで何とかしなければ死んでしまうかも・・

と言う


火事場の馬鹿力が沸いてくるから



何としてもやり遂げないと・・・と


藁(わら)をもつかんで 這い上がろうとするから


自分が潜在的に持っている パワーが出る



通常  人は 

この脱出用の船をたくさん用意しようとする

貯金・・


生命保険・・・


入院保険・・・

それに 養老年金・・・

色々と 万が一 とか  将来の老後に備える



備えあれば憂いなし だけど


備えすぎると 成功もない・・・




何 ?  内田さん あんたいつも

「リスク管理が大事」 なーんて言ってるじゃないの!

はい・・・


リスクは管理して、最悪を想定して事に当たる・・・


これ 大事・・

でも <やる気>に加えて 

<やらないともう後が無い> と言うパワーは

<備え>とか <保険>と比較するレベルのものではない




もう 後が無い・・


これで成功しなければ 明日から一文無しだ

人間そういう状況に追い込まれた時に出る

あの 馬鹿力が必要だと感じる・・


窮鼠 猫を噛む みたいな・・・



これでダメなら またサラリーマンに戻ればいいや


とか

これで失敗しても 親の財産があるしー 

そのような「安心感」が、実は何も成功しない

病巣となる・・・・




よく事業に成功して


どんどんビジネスがうまく行って

大きな利益を上げている企業のトップが

いきなり! 大きな賭けに出ることが多々ある

莫大な借金をして

この新規事業が失敗したら


今の会社の隆盛、屋台骨は 吹っ飛ぶくらいの


大きなリスクを取るケースがある・・




知らない人は 

何 馬鹿げた事を


気でも狂ったの?


今のままで 十二分に利益が出てるのに

自殺行為だ!って

知らないから そう言う・・




今 逆境にあっても


順風満帆の状況にあっても

本当に もう後が無い

断崖絶壁まで行った時のように

自分の船を焼いて 事に当たれるかどうか


これが成功 と 失敗の分かれ道だと思う・・・





えっ 私?

そう 企業としてブランド力 や 信用のある


給与待遇面で日本でもトップクラスの

サントリーと言う会社を辞めて 

安定を捨てた・・・



だから もう戻るところは無い・・

サントリーの名刺とか 肩書きとかも何も無い

信用も、実績も 全部自分しだい・・

もう自分に、どこかへ戻る救助船とかボートは無いし


後が無い・・・・



だからこれ 


成功するように他人に頼らずやるしかない・・・・

投稿者 : 13:19 | トラックバック

2006年08月23日

誕生日

20日のコラム「礼節」にコメントくださった

蓼川さん、 杉本さんありがとうございました・・・


そうですね、 すっかり日本人の価値観が変わって・・・


寂しいと言うか 心配ですね・・・

それにしても 早稲田実業 も 駒大苫小牧も

あっぱれ! 見事な 大試合でした・・・



NHKの視聴率を見て


あー 日本人は 本物の「感動」に飢えているな・・・なんて




あの 純真な 「無」 の境地を味わった高校生の

将来が楽しみです・・・




さて


22日  今日は 自分の誕生日だった・・・


当年とって ○○歳・・・



もう社会人になって以来、昨年まで誕生日なんか


ちっとも嬉しくなかった・・・

よく皆も言う 「歳とって、ちっともめでたくなんかない!」


と言う気持ちだった・・・




それがどうしたことか


今年は たまらなく嬉しい



朝から ウキウキして

あー 俺は ○○年前の今日生まれたんだ・・・と

とても 自分を祝ってあげたい気持ちになった



アメリカでは 誕生日をやたら派手に祝う・・・

横目で見ていて

何だ!   たかが誕生日に・・

なーんて 思っていたのに

今年は その気持ちがとてもよく分かってきた



夕方から家族でシャンパンで乾杯

ご近所の人からケーキを差し入れしてもらい

身内で祝った・・・




どうして こういう気持ちの変化が生まれたのだろう?


やはり こういう誕生日をあと 何回祝えるか・・・

そう 真剣に感じ始めたからだと思う・・・・



最近 よく周囲の皆から 


人が亡くなった知らせが入る

子供が生まれました・・ 

なんて知らせの何倍も多い・・・




そうですか・・・


それは ご愁傷様でしたって

でも その亡くなった方と自分の年齢をよく比べると

20年か 30年の違い・・・・




20年なんて これあっと言う間だ・・・

たった 7,300日くらいだから・・・




今から20年前から これまでの時間より


これからの20年は

何倍も早く 時が過ぎるように感じるだろうし・・



人間 月日の経つのが早く感じるのは


いかに いつもと同じ平凡な日々か・・・


と言う 証拠だとか・・・




刺激と 感動、そして 達成感の減少が

「光陰矢のごとし」に 感じる原因なのだそうだ



ヤバイ!


最近 すっごく 早く感じる・・・・


今年なんか もう8ヶ月が過ぎちゃってるし・・・・・




そんな 月日や人生の流れの

体感スピードが加速しているように感じる中


誕生日のありがたさ


自分の命の尊さに 感謝するようになった・・・




さて 残された人生に

どう この刺激、感動、達成感を


取り入れ 一喜一憂味わってゆくか・・



これ結構

気合を入れないといけない・・かも

残された時間

テーマは  「悔いの無い人生」

Regret minimize platform である・・・




Happy birthday to me !

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2006年08月01日

明暗

今日は仏教のようなお話


物事には 何でも 「明暗」 「一長一短」 「陰と陽」がある・・

おじいちゃんのようなこと言うけど

そう 思う・・・



仕事でもビジネスでも そして人生でも

日々起きる事 全て に プラス と マイナスの面がある




仏教は 「中庸」を尊ぶ 教え

ちょっと物足りないような気がするけど

長丁場の人生には 結局これが最良の方法  ・・らしい・・




仏教だけか と思ったら

ユダヤの教えも この中庸を教えている・・


その割には 戦争 いがみ合いばかりしているけど・・・


人は 誰でもこの明暗を冷静に見極めることが必要だ


特に 事業を責任者として担当している人には

この プラスとマイナスの両面を

いつも意識する必要が出てくる



急に業績が伸びても

急に業績が悪化しても

どちらにも リスクとチャンスがある・・




中庸を行く ・・・ と言う意味は

前年比 100%で 良いと言う意味ではない


上下変動 諸問題が起きた時

そして 結果が出たら 出たその時

その対処に いつも


プラスとマイナスの見方と分析を・・と言う意味



昔の自分は

良い時は 調子に乗り・・・


悪い時は しょぼんとしていた・・・

最近 仙人のように?悟り始めている自分は

この バランスを忘れないように心がける・・・




そんなこと言っても


実は 


おーー! やったー 俺ってこういうの得意かも!・・・ とか

あー もうダメだ まだこんなこと失敗してー ・・・ とか

子供のように 一喜一憂の日々だけど・・・




明暗を 意識すると

毎日が落ち着いてくる・・・


心が 乱高下しない



これが結構 快適だから


・・・物事には 何でもプラスとマイナスがあるんだ・・・と


毎日自分に 言い聞かせている・・・


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2006年07月31日

身をかわす

軽やかな 身のこなし・・・


身をかわす・・・


これは 何かの問題が自分に降りかかりそうになったり


何かとぶつかりそうになった時に

ヒラリ!っと 巧みに逃げること・・・




最近 この 「身をかわす」術が人生で


とても大事な コツだと考えている・・


何でも 問題やトラブル、他人からの攻撃があった場合

全てを自分で 真正面から受ける人がいる・・・

特に責任感が強く、物事を放っておけない

真面目なタイプの人に多い・・・




実は これが毎日たくさん、長い時期続くと


人間 衰えてくる・・・・

かなり ダメージを受ける・・・

ひどく落ち込んだり、自己嫌悪に陥ったり・・・


相手と 冷戦状態になってストレスまみれに なる・・




こういう癖のある人は


この 「身をかわす」 ことを覚えるといい・・・


何でも 自分一人 馬鹿正直に受け止めない

一緒にわめいたり  腹立てたり

泣き叫んだりしないで


ヒラリ! っと かわす・・・・




他人から 無責任 とか言われても構わない

ちょっと知らん顔して やり過ごす

一緒に 他人の悪口に付き合ったり

イライラしないで、他の事を考えちゃう・・・・



あれ? 何 どうしたの? なんて

問題が解決した後から 

とぼけて 聞いたりして・・・・・


「 え?  何かあったの?」  って



何でも マイナス波動を 真面目に受けていると


つまらない事で エネルギーや良い思考能力を


酸化させられて 大事な時に本領発揮できないから・・・




牧師の友人が こう言っていた

たくさんの人の カウンセリングを受ける

その一人一人に とっては人生最悪の・・・とか


死ぬか生きるか・・・とか

もう これで一巻の終わり!・・・とかいう相談ばかり



でも 彼はちっとも疲れないのだそうだ

全部 受けた物を聞いてはあげるけど

自分は身をかわして 

全部 神様に放り投げるからだそうだ・・・




悩むその人たちと一緒に 祈る事はあっても


全部それを 生身の人間である自分では

受け止めない のが大事なのだそうだ・・・


そう 自分は一緒に祈ってあげるだけ

決めるのは神様だから って・・・

うーん なるほど・・・・・



嫌な事や 揉め事から 責任回避するのではなく

嫌な波動や 怒りの波動からは

一時的にでも 身をかわすことが有効だ・・・



こっちが そうしていると

相手や重大問題も <柳に腕押し>とばかり


拍子抜けして 時間が経つと意外と収まることもある・・・




世の中ギスギスした住みにくい時代・・


皆が自己主張の競争ばかりする時代

くだらない事には 出来るだけ関わらず

うまく 冷静に、上手に  そして軽やかに

<身をかわしてゆく術>を身に付けたいものだ・・・


 

  

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2006年07月13日

知らぬが・・

久しぶりに昨日ある友人から


いい言葉 考え方を教えてもらった

最近 どうですか?


そう聞く私に 彼がこう答えた


「 色々とあるけど、 そのほとんどは大した事ではないね 」



毎日 色々と問題や あれやこれや とあるけど


どれも これも 別に命を取られる様な

重大なことではない・・・と




なるほど その通り・・

日常の雑事 あれこれに

自分が結構 影響されて


一々悩んだり 考えたり

あるいは

最悪を想定して、イライラしたりしている時には

非常に 良い言葉だと・・・

何故かありがたく

心に響いた 言葉だった・・・



知らぬが仏・・・と言う

仏 ほっとけ・・・だそうだ




何でも こうして あーして


それで こうしていかないと 大変だ!・・・


そういう思考から来るストレスや無理

感情のダッチロールは


こんな考え方から 「発症」するものだ



知らぬが 仏

無責任に 適当に・・・と言う意味でなく

何でも なるようになるし


流れに任せる・・・と言う 

いい意味での 「あきらめ」 や  「知らん顔」 も

時には有効・・・・



そして 今までの人生を振り返り

自分にこう言い聞かせる

「 何とかならなかったことは 一度も無い・・」 と



「悩みを自分で作り出さないように」


ビジネスでも 人生でも

今の時代

こういう考え方が 意外と重宝だと思う・・


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2006年07月09日

人付き合い

自分は 最近「人付き合い」について 


こう考えている

「疲れるなー!」 ・・・と




人と関わっていかなければ生きていけないけれど


もう この人間関係とか お付き合いが

苦痛で仕方がない時がある・・




そんなこと言ってたら仕事が出来ない!・・・


そう その通り・・

でもそう言う 仕事上のお付き合いは

まあまあ出来る

割り切って するから・・・


でも あれや これや・・と


気遣いして

あーだ こーだと

文句や愚痴を聞いて・・・


間違った 価値観に無理に合わせるのは

もう 疲れた! と言う感じかな・・



お付き合いだから

「 いや そうですよねー 」 とか


「 本当? それは 大変だね・・ 」とか

言うけど



こういう 「 相手に合わせる・・」 と言う行為が 

だんだん出来なくなってくる・・・

年齢のせいもあるのかな・・・


ところが・・・ どっこい


何人かの人に この事を話してみて驚いた

皆 「自分も同じです!・・」と言う



そうそう 私も そうです・・・って

最近 特にそうなってきて困ります・・って



驚くほどに 皆 賛同してくれる・・

私以上に 悩んでいる人もいる・・・




あー 自分だけではないんだ・・と

変に納得してしまった




最近 人付き合いに疲れている人が

増えているのではないだろうか?

ハイビスカス.JPG

花はいい 余計なこと言わなくて済むから・・ 



古い常識や 義理としがらみ でする


お付き合いに 皆もう辟易としている・・

そんな感じか・・・




だから 


不特定多数と・・とか

清濁併せ呑む・・なんていう


お付き合いのスタイルから


相手を選んで 質の高いお付き合いに


変えていこうと思う・・・



好き嫌いでもいい・・


相性でもいい・・・


主義心情でもいい・・・




出来るだけ価値観の合う人とだけ


お付き合いする・・


そして


仕事をする・・・


無理に 相手に合わせない・・・


何としてでも相手に理解してもらおうなんて


思わない・・

そういう 無駄なエネルギーは節約して

価値観の近い人とだけ

意気投合して 良い仕事や

お互いにプラスになるお付き合いができると 

理想だと思う・・




無理をして人と付き合う・・・

同じ「無理」でも


こういう無理は、身体によくない・・

最近 特にそう思う・・

そんなの 言うだけは簡単ですけどね・・・


・・・・ うーん ・・・



主義心情や考え方の近い人といると


自分の力が 倍増するような気がする



人付き合いも

量から質へ と変えてゆきたい・・

ワイン.JPG


今日は夕方から 自宅コンドのレクリエーションデッキで ワインでも


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2006年06月30日

前進

「前進していない者は後退しているのだ」・・・


ドイツの詩人ゲーテの言葉である・・




人間 毎日 忙しい


朝から 晩まで  ドタバタする・・



忙しいと 変に安心する人がいる


あー 今日も終わった・・

ほんじゃ 一杯飲んで寝よう!って




忙しい方が 気がまぎれて

余計なこと考える暇が無いから



考える余裕がない方が

「本当に大事」なことを

考えないですむから・・




前進 あるのみ・・・


ラグビーでも アメフトでも


前へ 前へ・・・

それが 敵陣ゴールへと進み

得点に結びつく・・・


でも


よく毎日 忙し過ぎて  

前進していない人がいる・・

掛け声は 立派なんだけど・・



グルグル グルグル・・・

犬が自分の尻尾を 噛もうとして

ずーっと 回っていることがある・・・



 
そして  止まる


疲れるから・・・



諦める・・・

どうやっても 自分の尻尾を 噛めないのを悟って・・・




人間 下手をすると


この 回転だけしている人生を

「前進」 と 勘違いする・・・




「学ぶ」 ことは 「変わる」ことである・・・


うーーん なるほど・・


でも これが・・・難しい




人間 なかなか変われないものだ ・・・

本当に これまでの習慣や考え方を


変えるのは難しい・・




企業も変われない・・・

日産みたいに 外国から強烈な


リーダーシップを得ない限り

変われない・・・




社長が日本人になると  途端に


また業績が低迷してくる・・・??



日頃 忙しい人ほど「前進」を意識して 


仕事や生活をしていないと

あっと言う間に


「 グルグル回り 」 の人生となる



私も 新しい試み 読書、 そして


実際の体験を通じて

「前進」しないと 大変なことになる・・

と自分に言い聞かせている・・




人生 

砂時計のように

どんどん残りの時間が少なくなるから

 

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2006年06月21日

覚悟

先日の「年甲斐も無く」に コメント投稿してくださった


杉本さん ありがとうございます。


ハワイと日本を結ぶビジネスは観光以外にも多くあると思います。


ご縁があれば、一度杉本さんと貴社社長にお会いしたいですね・・・


さて さて  今日は・・・・・

  
日本人は もともとこの「覚悟」と言う言葉を


よく使う民族だったと思う・・・


「覚悟」 を 決める

その昔の 武士道から 


特にこの言葉の持つ意味と 


気高さは日本民族の誇り強み  


そして  底力になっていたと思っている・・・




「最近の 若い者は・・・・・」

おそらく何千年も前から 使われているであろう

このフレーズ・・・


最近の若い人・・・ではなく

<最近誰でも> この「覚悟」が出来ていない

あるいは 「覚悟」 を決めて事に当たろうという


精神の無い人が増えていると思う・・・




国家  政治家でも


会社   社長でも

家族  その大黒柱でも・・・

そして 一人の人間でも

この 「覚悟」が出来ている場合とそうでない場合とでは

その結果に格段の差がつく・・・


昔から 高い地位にあった人は

この「覚悟」が出来ていた


「切腹」と言う文化があったから・・・



最近 「覚悟」 と言うのは


不祥事が発覚し、 もういよいよ逃げられなくなった・・

もう辞任は 避けられない・・・


そういう時になってから  する  ものらしい・・・

 



よく若い人や  社員が 上司に何でも


相談し 決断を依頼してくる・・・

かなり細かな事柄や 小さな費用金額の件でも


上司に相談し 決定を仰ぐ・・・



これは その社員が自分で決めて 万が一

後で怒られたり 失敗したりするのが 嫌なので

全て 上司に判断 させる訳だ・・・




これ自分で 責任を取る・・・と言う


「覚悟」が出来ていないから


何でも お伺いを立てて責任回避する・・・


ビジネスでも 仕事でも 競争でも  


何でもリスクがある・・・

リスクを避けよう 問題から逃げよう

そして


失敗して他人から 誹謗中傷されたりしないよう


出来るだけ 安全策を取る



「覚悟」の出来ていない 人は

弱い・・・



ねずみでも  追い込まれると覚悟を決めて


猫を噛むのに・・・・

人間は この平和と豊かな物質文明で


ことごとく この「覚悟」を決める必要の無い日々に


慣らされてしまっているからか・・・



私は 決して戦争肯定論者ではない

でも 米国企業でのCEOについて調査したところ

CEO がミリタリー出身者の場合

平均より長く CEO を勤め、

その企業の業績伸張率も全米平均値より高いとか・・・




全てがCOMBAT VETERAN (戦闘経験者)かどうかは知らないが

戦争と言う  極限の状態や


自分や部下の命  生死の境目・・


極限、最悪、予期せぬ事態、パニック・・・に対応する 


適合能力  判断力


そして  殺すか殺されるかの究極を味わうと


良い意味でも 悪い意味でも 

「覚悟」が出来ているのだと思う・・・



我々が通常 いい仕事や 実績を残そうとするのに

とかく 表面的な ことばかりに眼が行くが


所詮最も重要なことは トップや 責任者に 

どれだけの「覚悟」が出来ているかだと思う・・・



たとえばハワイへのビジネス投資でも 同じだ


ハワイに進出して 仕事しながらゴルフやサーフィンもしたい


商売はそこそこでいいが 損はしたくない・・・

評判とか 見た目も大事・・・

日本の友人たちから見た、世間体もあるし・・・・

そして何より

失敗して他人から笑われ恥はかきたくない・・・



加えて色々な 自己保身や

自分を 背伸びして見せようとする 虚栄心が


いざという時に 全てマイナスに作用する・・・


最悪 責任を部下になすりつけ

自分だけは 逃げたり・・・・


人間最後は <死ぬ>という真実を

受け入れる「覚悟」が必要だと言うけど

ま 今日死ななくても 常日頃から

どう「覚悟」を決めるか・・・

そんなことをいつも意識する癖をつけて

事に当たるほうが 良い・・・




じゃー 内田さんはどうなの?



私なんか ぜーーんぜん まだこれっぽちも

覚悟など出来ていない・・・

他人より恵まれて、安全に、健康で長生きして、

リスクを避けてビジネスに成功し


美味しい高級ワインを飲んで

そして 「いやー さすが内田さん」 と


皆から 羨ましがられたい・・ などという

「煩悩」の塊だ・・・・・




しかし 人間いざと言う時・・・・

そして 日頃から

「覚悟」を決める・・という心構えを持っていると

ものすごく強い・・・・・

そういうことに 


最近 ひしひしと気がつき始めている・・・・

 

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2006年06月20日

フレキシビリティー

16日の 「打つ手」にコメントをくださった nizzy+さん

お父様の 言われた通り・・・・・・・


貧困 発展途上国に必要な援助は 


<食料>だけでなく <教育>ですよね。



根本を直さないと いつまでたっても・・・となる

いつも 私のブログの内容をフォローくださる感想・・・

感謝しています。




英語で Fexibility と言う言葉がある


結構使い勝手の多い単語だと思う




最近 身体の柔軟性がなくなってきて


ジムで いつもストレッチをする・・・

とても気持ちが良いし

ちょっとした 身体の筋肉痛  腰痛などは

この柔軟性の衰えが 原因であることが多い




こういう身体の「柔軟性」という意味にもこの Flexibility を使う




身体の柔軟性がなくなってくると 怪我をする


怪我だけでなく

ぎっくり腰   五十肩 ・・・・・


関節の痛みなど・・・




そこで この次に何が来るか  

察しのつく方が多いだろう・・・・



そう 仕事の進め方や思考の Flexibility ・・・

これも 硬くて  柔軟性がなくなると


危ない・・・・




思わぬ怪我をしたり

信用さえ失う・・・




上司や 顧客から言われた内容を

しっかり理解し、柔軟に対応する・・・



この柔軟性に欠け  

ただ取り柄といえば真面目だけ・・みたいな人は


マネージメント能力   緊急事態対応能力に

欠ける場合が多い・・・



ひたすら 上司から言われた 「指示」を


かたくなに  そして  一生懸命に守る



一見 素晴らしいこの仕事振りも

この 柔軟性が伴なっていないと

思わぬ結果となる・・・ 

最悪の場合、命取りにさえなりかねない




身体 や  思考能力に


この柔軟性を身につけ

日々発生する

「 えー! 嘘だろう!」 とか

「 信じられない 今までにこんなこと一度も・・・」


という事態にも

柔軟に 落ち着いて対処したいものだ・・・




日頃の仕事や 考え方に

この「柔軟性」を取り入れる為に 

一つだけ重要なコツがある・・・・




それは 

「基本的な仕事の目的」 と

前にも言った  「考え方の軸」を


<いつも>しっかりさせ自分に言い聞かせ

確認しておくこと・・・




要は 自分が担当している 仕事や職責に


<本来求められていること>は何か?を 

十分に理解しておくことだと思う・・


この 「根っこ」の部分さえしっかりしていれば

あとは どんなに強い風が吹いても  

台風 や 地震が来ても


木は倒れない・・・・




これが無くて

なおかつ


自己保身 や 頑固さ

はたまた


損得勘定ばかりを考えている人は

責任者として 登用されない方が安心である・・・

だって「根こそぎ」倒れる可能性があるから・・



常に 仕事の目的や自分の職責の根底にある

<意味>をしっかり理解して

柔軟に そして臨機応変に


的を外さずに結果を出したいものだ・・・


今週も笑顔で元気に

そしてFlexible に行きましょう・・・


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2006年06月14日

助言

私は 今まで 本当に多くの良い先輩に恵まれてきた


人運がある・・・・と思っている

同じように 数多くの 助言をもらってきた

本当に 多くの助言




学校の勉強


運動


社会人として


仕事の進め方

人生の考え方

会社を辞めようかどうしようか迷った時



何千 何万 と言う 助言に助けられて今がある・・・



しかし 中には どうしても同感できなかった助言も・・・・

世間常識ではそうかも知れないが

それは自分の主義に合わない


あるいは


どうしても自分には納得がいかない・・・


そんな助言もたくさんあった・・・



人間 


素直で 他人の助言をどんどん受け入れる人

全く 他人の助言を聞こうとしない頑固な人


どんな助言でも 天邪鬼に聞いて 鼻で笑う人


中には親身に助言してくれている相手を 

冷酷に<見下す>タイプもいる・・



自分もさることながら


色々な人の人生を見ていて


他人の助言に対する聞く態度 

そして 真の<理解力>で

大きな差が出ているような気がする・・




いいとこ取り・・・・

他人の助言の 自分に都合のいい部分だけを受け入れる


あとの <肝心な部分>を聞かない  理解出来ない・・・・


うーーん  こういうのも心配だ・・・・




反対に 何でも 聞いてしまう

もう 他人の助言を盲目的に受け入れ

様々な影響を受け振り回される人


これも結構危険だ・・・・




はたまた 絶対に 聞かない

他人の助言に従うなんて 意地でもしない・・・なんて


こういうのは 勝手にすればいい・・  



色々な タイプがいる




私は 今まで 色々な人から受けた数多くの助言を


自分なりに 「ろ過」 してきたつもりだ・・・




そう つまり聞くか聞かないかは

助言してくれている 人しだい・・・


助言してくれている人が 好きか嫌いか?

あるいは 尊敬できるか できないか


もっと はっきり言えば 


その助言してくれている人みたいな人生を


自分が送りたいかどうか で 判断してきた・・




だから 結局自分は

相当 頑固な 良いとこ取りタイプ なのかも知れない・・




助言はありがたいが

得てして 助言 というものは 

その助言をしてくれている人の


価値観そのものであることが多い・・・



だから気をつけないと いけない・・・
 

助言を聞いて その通りにしてばかりいると

その助言してくれた人の人生と同じになってしまう


相手の数が多くなると  右往左往の人生となる・・・・



助言は ありがたいが

聞くべき助言と そうでないものと  と

自分で <何かの基準>をしっかり決めて

聞く方が安心だ


その 審査基準を 通して 聞いて学んで

初めて 「自分の将来や人生」 に役立つ

価値ある 「助言」 となる・・・


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2006年06月09日

霊 と 魂

先日 世界の日本人教会の


巡回伝道牧師をされている


中野雄一郎先生とお会いし

お話をお聞きする機会を得た・・・


前回から ほぼ半年過ぎている・・


久しぶりに お会いした先生は相変わらずお元気で

ハツラツ とされていた




雨が降っても ハレルヤー !


先生から E-mail をいただくと


文頭  まずこのフレーズから始まる




聖書のお話は 極力端的に


しかし その真髄の教えを

実社会の あれや これやに引用して

我々に分かりやすくお話をしてくださるので


1時間なんて あっと言う間だ・・・・



今回のお話に ビジネスで「儲ける」 と言うことは


どういうことか と言うテーマがあった・・



ビジネスの 儲けると言う考えに


ほとんどの人、経営者が間違えたことをしている・・

儲ける と言う漢字は  信ずる 者 と書くと

人を信じて   人に 信用してもらって


初めて 利益が 出るんですよ・・・と




うーん  果たして過去に

他人からだまされた経験がある人が聞いたら

納得できるだろうか・・・とも思ったが

私は あまりだまされたことがないので

本当に そうだなー と感じた・・・




信用 は お金では買えない・・・と言うし


ビジネスの基本は信用・・・とも言うし



本当に 詐欺とか 不正取引とか

インサイダー取引 とかが 横行している現代

こんな 当たり前のことに 


改めて、 ため息混じりに 

はっとして 背筋を伸ばされる思いのお説教だった・・・




そして もう一つ


キリスト教の教えでは 人間には

「霊」 と 「魂」  そして「肉体」の3つがある・・

と教えているそうだ




魂 と 肉体 の2つに分かれるなら


自分にも 分かるが

「霊」 と 「魂」 の違いがよく分からない

質問したら


「霊」を包んでいるのが 「魂」ですと教えてくださった・・・



火事場の 馬鹿力・・・

70歳の おばあちゃんが 自宅が火事になり


毎日 拝んでいる大切な仏壇を


かついで 外へ逃げる・・・・




火事が 収まり 


さて その仏壇を家の中にしまおうとして

持ち上げても 重くてびくともしない・・・




そう  あの 馬鹿力・・・



人間 どうしても 科学や医学で証明できない


何かが あるのだそうだ・・・


人間の 考えや  理論では

成り立たない


あるいは 証明 とか 定義づけなんか


出来ないものが

どうやら この 「霊」 らしい・・



霊的に  なんてよく言う


私は 自分で言うのもなんだが

すごく 霊感が発達している・・・



陰 と 陽


正義 と 悪

良い人 悪い人?


プラス と マイナス




普通の人より ものすごく感度がいい方だと


自負している・・


人間の 本当の力 とか生き方は 


きっとこの霊が基本にあるんだろう・・・


よく 「霊」 を慰める  とも言うし




中野先生は 最後に こう言われた


人間の この「霊」を つぼ のように


包んでいるのが 「自我」 なのだと



この 自我を 割ったときに


「霊」 の部分が 現れる


そして 割れたつぼから 香油のように

良い香りの 油が出てくる・・・と


うーーーん




本来の自分の 潜在的な能力や

普通 気が付かない  「自分」に気付くには

この 「自我」 を割りなさい・・・と




特に困難や あわてるような事態が起きたとき

落ち着いて この 「自我」を割るのが


問題解決の コツです・・・・と



私の 場合  


この つぼ がメチャメチャ 硬い・・・・

さて 将来 このつぼを割って


自分の「霊」と会話ができるチャンスがあるだろうか?

あったら 絶対にこれだけは聞いてみようと思う・・・




 


あのー 


僕って どういう存在ですか?

だいち どこから来て どこへ行くの?

そうそう 


私の 生きてる意味は 一体何なんですか?  って


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2006年06月02日

配分

nizzy+ さん 


今は亡き お母様への賛歌 素晴らしい


そうですか ずいぶん若くしてお母様を亡くされたのですね

どんなに 淋しくていらしたか・・・




私の 昨年の 9月20日のコラムを


読んでくださいますか・・・

私が 自分の母について書いたコラムです・・・

彼女は 44歳で私を産んでくれ・・・・

今から 23年前に亡くなりました

私も もうすぐ  母と一緒にいた時間と


亡くしてからの時間が 同じになりつつあります


親を亡くしてから 分かることが多いんですね・・

親には どんなに どれだけ 何をしてあげても 

お返しなんか出来ないものです・・・



それでは


今夜は  また あれこれと


テーマは 「配分」 について・・・




「配分」 と言うと ものを分けて

配る・・・と言う意味に取ると思う・・・




今日は この「配分」について


薀蓄 (うんちく)を 述べようかと思う



配分することは とても重要だ・・・


配分を 間違えると

色々と 不都合が出てくる・・・

偏りすぎたり



極端に 多かったり 少ないと

これ 中々 うまく行かない


ペース配分・・・・・・・


マラソンの選手が

スタートしてから  42.195kmを走る間

自分の 走るペースを 考え 


体力を配分する・・・・



人生にも この 配分が大事ではないかなと思う

つまり

時間や エネルギーの配分


上りの時期 下りの時期の 力配分


仕事の時間と 余暇の時間の割合配分


あるいは


人間の一日の中にある


時間や 体力エネルギーの 配分・・・・



これを よく考えないで

とにかく   疲れるまで

皆が  ~ するまで

とりあえず  ~ が済むまで・・・・ とか言って

あまり 何も考えずに生きてゆく人が多い・・・


ズルズル と


時間やエネルギーの配分を


特別 考えずに 過ごす人が多い・・




私くらいになると 


人生 生まれてから 何年 と言うより

終わるまで 「あと」 何年?


と考える年代に入ってくる・・・・


そうね  マラソンで言うと 

30km 地点くらい?

ゴールまで あと 何km・・・って



体力や 気力が 当然落ちてきて

昔は 何でもなかった距離も


走れなくなってくる


だから


「配分」 をよく考えるようになってきた・・・・




若い頃は この配分なんか考えずに

夜中まで とか・・ 

疲れ果てて 倒れるまで とか


時には 上司が 帰るまで?・・・・ なんて

時間や エネルギーを 

1:99 とか   0:100 のように

極端に  配分していたように思う・・




仕事のことを 99 考えて

私生活のことは 1 しか 考えない



寝る時間を 惜しんで 何かをする


寸暇を惜しんで  というやつ・・・



働く時間以外に


自由な時間  趣味の時間  健康の為の時間・・・


そんな いくつもの 種類の時間配分なんか

出来なかった・・


働く以外は ただ 食べて飲んで 寝るだけ・・・



今は この時間配分とか

それぞれの 重要性 とか


はたまた

優先順位 とか を考える・・・・


さて 今夜 この後ベッドに入るまでの 1時間は 

○○の為に 割り当てよう・・とか


今夜は 久しぶりに 


 ~ を して過ごそう・・とか

考えるように できると いいな 


と感じている



すべての人間に 


平等に 与えられているのが

酸素 と 時間・・・



この時間も 皆 


一日 24時間と決まっている

これ以上 多く与えられている人もいないし

少ない人も いない・・・・




だから 差が出るのは

その 「配分」 次第だ・・・・と思う


 


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2006年05月31日

親孝行 その2

また親孝行について書こうと 思い立った

ある 還暦間近の 奥さんが


こう言っていると聞いて・・・

本日 2本目だ・・・



日本の 90歳近くなるお父さんが 

肺がんの末期で もう長くない

お母さんも  痴呆症だって 

あー  今流に言うと 「認知症」?


何が 違うんすっか?


イメージっすか?




もっと 親孝行しておくんだった・・・・ って


元気な内に ハワイに呼んであげれば良かったって・・・


どうも 泣いているらしい・・・



それを聞いて 腹が立ったので

ブログを書くことにした・・・

おーーー  今夜はウッチャン 怒ってる!



あのね  皆さん


この前も 言ったけど
 

親孝行は 親の為にするんじゃないんです



親の為に している  

させられている と 「勘違い」している輩が

本当に多い


親孝行は  

自分のために「させていただく」ものなの・・・




そんな お前!


実際に親の面倒見てみろ!って


「させていただく」 なんて気持ちになれるか!

とんでもない・・・


そうかもね


でもねあんた

それあんた自身の 将来の財産だよ


いや 土地や現金の財産でなくて・・・


宇宙銀行の 資産だって・・・



還暦間近になって 

年寄りの両親を思って

後悔して涙流しても  何にもならない訳・・・


そう言うのを  「怠け者の自己陶酔型 後悔」 って言うのね

自己中の人の自己満足の涙・・・と言います・・




よく 「仕事が忙しくて親孝行が 出来なかった・・・」

なーーーーーーーーーんて 言う人が多いけど

それも 違うんだね




それも 言うなら


忙しいと言うのを理由に 


親孝行を 「しなかった」・・・


「する気がなかった」   だ  け


これが 正しい・・




毎週ゴルフして 美食の限りを尽くしていたくせに

時間が無くて親孝行が出来なかった・・・って言って


メソメソ泣いている 人がいたら

これ いただけない・・・




誰も 同情してくれません



出来なかった なんて言ったら

笑われる


「孝行しなかった 馬鹿な自分を つくづく後悔しています」

そう はっきり 自らの不徳を悔いて

懺悔して 初めて まあ半人前くらいかな・・・・




まして 人前でメソメソ泣いては 

余計ひんしゅくを買います・・・




では これ以上書くと 血圧が上がるので   


この辺で もう 寝るとしましょう・・・・


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好き嫌い

人間誰でも 好き嫌いがある


これは人間の生理的な側面で


何にでも  多かれ少なかれ

それぞれ異なる好き嫌いがあると思う・・・




食べ物や 趣味の好き嫌いは ともかく

人間の好き嫌い・・・

これは はっきり言って

誰にでも ある・・・


好きな人

気の合う人

あこがれの人・・・

これは まったく平気


その相手に ご迷惑さえかけなければ

まったく問題ない・・・


好きになったり あこがれる人には

とかく 自分に無いものを持っている人なんかが多い


もちろん 人生観が合うとか もあるけど・・・・・




しかし ・・・


嫌いな人・・・・

どうも 相性が合わない人がいる・・・・・

これは 毎日の仕事や職場の人間関係で 

結構  自分自身に重くのしかかる・・・・・・・・


悪性ストレスの  隠れた病巣・・・・



アイツ 本当に 嫌な奴だよね


あんな上司 顔を見るのもイヤだ・・・

どうして あの人はあんなに ~ なんだろう・・・




そういう風に感じる 

嫌いな人が 誰にでもいるものだ

そこで ここからが

今日の コラムのエッセンス・・・・・・



自分の嫌いな人や

どうしても自分の鼻について嫌な人に


共通している点がある・・・


自分の 欠点と同じところを持っている!

何 それ?



つまり 


「コイツ おしゃべりで自分のことばかり話して・・・嫌な奴だ」

相手を見て そう感じる人は 

自分がおしゃべりな性格の場合が多い



自分が   


「本当にアイツわがままだ・・ 自己中なヤツだ・・」

と 感じる場合   それは


そう言ってる あんた自身が 自己中だから




皆 自分の中にある 悪い癖と

同じ要素を持っている人間を見ると


腹が立つわけだ・・・


だから

この人は ~ だから嫌いだ! と思った瞬間

あー この人の嫌な部分 

自分も同じものを持っているから

そう感じるんだ・・・と 考えてみる



おしゃべりな人は おしゃべりな人を見ると

「 コイツ しゃべってばかり・・」 と嫌がる


だって 自分がしゃべれないから



自分が寡黙で おとなしい口下手な人は


おしゃべりな人が大好き


だって 相手が全部しゃべってくれるんだから・・・




のんびり屋さん

せっかちで どんどん物事を進めてくれる人を見ると

「ありがたい この人といた方が安心だ」 なんて感じるものだ・・・




あいつ ケチで 薄情なヤツだ!

そう思ったら  そう感じたら

自分にそういう要素があるから

目につく  鼻につく  しゃくにさわるんだ・・・ と




イヤ  絶対に俺は あんな嫌なアイツとは違う!


そう 絶対的自信がある人ほど 

気をつけたほうがいい・・・




自分の心の底に沈んで見えない部分に

同様の 遺伝子?があるものだ・・・


そして 面白いことにその相手も 

あんたに対して同じ事を思ってる


アイツ ホント嫌な奴だなー  って・・・

だって 似てる性格なんだから・・・・


だから 嫌な人を見たら

こう思うと いい・・・・・・

「あー  俺も気をつけよう!」 ・・・っと




「他人の振り見て 我が振り直せ 」 ・・・

「相手は 自分の鏡」


そうね それと 似ているかな



自分の<大嫌い>な人から 

自分の 良くない部分に気づいて

反省して、修正する方法・・・・・・

これ結構  効果的である


是非 一度やってみてほしい・・・・



嫌いだ! と思っている人も


不思議と何か 親近感がわいて


違って 見えてくるから・・・・



移民局.JPG

この写真は ハワイの移民局


コラムとは 全然関係ないけど・・・

 

投稿者 : 07:06 | トラックバック

2006年05月30日

はしごの三段目

「はしご」 と言っても 

何軒も飲みに行く時の 「はしご酒」 の意味ではない

それなら 「はしごの3軒目」 だ・・???



今日の書き出だしは とても面白くない



「はしごの 三段目から気をつけろ」

よく 人間がはしごを降りるとき

高い所から 降り始めるときは

「落ちないように」 と くれぐれも

慎重によく 注意を払うが

もう あと三段降りるだけ・・・ の所に来たときに

足を踏み外す ことがある  と



「油断禁物」 と同様の意味だ

交通事故などのケースを分析すると


意外と そのドライバーの自宅周辺での


事故発生率が高いそうだ




いつも 通っている 見慣れた風景


あそこの角には タバコ屋さんがあって

その隣には スーパーがある


いつも自転車が たくさん止まっているから


気をつけてっと・・・・




ほーらね   今夜も8台も自転車が置きっぱなしで

ここの反対側にある本屋さんから


よく 子供が飛び出してくるんだー

危ない 危ない・・・


ほーーーーら ね

ここは  本当に駅前周辺の人ごみで


危ないから


よーく 気をつけて・・・



やっと自宅のある 通りを右折をして・・・

やっと 今日も家に着く・・・・




と 思うと


いつもは 絶対に車なんか飛び出してこない

三軒手前の お隣の 狭い路地から


急に  ・・・・・・・


ガシャン !



こんな はずはない・・・・


そう言う意味の 「はしごの三段目から落ちるな」




家のすぐそばに近づき


車庫に車を入れる 直前にこそ

必ず 注意力をもう一度 払って

緊張しなさい・・・って



自動車教習所  


運転免許試験場 などの講習会に

よく使われる例えだ・・・


しかし これ

ビジネスでも  人生でも


そして スポーツでも

色々なことに 当てはまる・・・・


「最後に ふと油断した時に予期せぬ事が起きる」  と

そういう 自らの気の緩みに備えなさい ・・・・


と言う 教え・・




毎日に こういう精神を忘れずに


最後の 最後まで

慣れたことであれば あるほど

注意して 行動する方が


安全のようだ・・・




ゴルフでも  慣れ親しんだコースの


得意の 最後のロングホールで

ダブルボギーを叩かぬように・・



今月 どんなに売り上げが絶好調でも

月末の 最後の3日間の営業の

売り上げ 販売活動にも 

絶対に手を抜かぬように・・・??


はしごの 下から三段目 


最後に慎重に 足を滑らせない集中力が

重要である・・・



お粗末!


投稿者 : 21:01 | トラックバック

2006年05月28日

よく 私のブログを読んでくださっている何人かの方から


こんなことを言われる・・・


「 まるで 自分の事を言われているようです・・」と




そうか やっぱり 同じ事を 感じ 悩み


そして 何とか答えを見つけたい・・


そう願っている人が多いんだと




でも それはそうだろうな・・・

私自身に そういうところがあって

いつも反省したり 

気がついたテーマについて

あれこれ書いているんだから

これ賛同してくれる人も多い訳だ・・・と




人生 日々これ 

<発見>  <気づき>の連続である


さて  今日のテーマは「軸」について
 

仕事をしていて いつも意識しているのが

事業の基本方針や考え方の 「軸」について・・・



この「軸」が ずれると 


とかく場当たり的な判断 結果となり


何ヶ月  何年 かすると

何本もの問題の糸が もつれて 


ほどけなくなる・・・




昔 サントリー 勤務時代


先輩から 

最初に「基本コンセプト」 をしっかり決めな アカン!

そう  よく言われた

これが無いと 何をやっても 

風任せの 「凧揚げ」と一緒や ! って

その内 糸の切れた凧に なってしまうで・・・



え?  コンセント っすか?

アホッ ! そりゃ 壁についているやつ や!


コ ン セ プ ト やっ ! 

は  スンマセン!

(サントリー社内では大阪弁での会話が多い?)




後で 辞書を引いて見た・・・・

はー  なるほど・・・


「基本コンセプト」 かー 


カッコエエ なー ・・・・・ と思った?



ハワイに進出してきたあとに

ビジネスがうまく行かない・・・

そう言うケースの ほとんどに


この 「軸」 がずれている方が多い

中には もともと 「軸」 なんか無い!

と言うケースもある・・




なぜ ハワイなのか?

どうしてこのビジネスを始めたのか?


あるいは 


なぜ この物件を選んだのか?


そんな 経営判断や 

日常の決定の中に

この 「軸」 が無いと

結果は ものすごく ツギハギだらけで

「いびつ」 な 形になる



売り上げは伸びないし   利益だって同じ

その前に色々な 手続きや契約事項に

不手際が出てくる・・・



経営者本人は これらの問題を解決するのが


仕事だと 勘違いして

日々 しかめっ面をして忙しく取り組む・・・・



そういう時に 

この経営や判断の「軸」があると

ものすごく 楽である・・・


何でもだいたいすぐ 決められる・・・


人間に 背骨があるように

経営にも 背骨が あってしかるべき・・


背骨が曲がると  これ大変な事になる




最近の起業ブームの中で

経営者に成り立ての人に

この 「軸」 が無い方が多い


起業ブーム に流されて・・・ みたいな

起業して 

自分の会社を設立して 名刺 作って

後で 適当に「軸」を決める・・・ みたいな

おー  キツイ !



政治家にも 多いよね・・・このタイプ

当選するためには 軸を変えちゃう

落選したら  ただの人以下だから・・・?



小沢一郎みたいな 軸の振れない政治理念 と


小泉首相みたいな <永田町>で言う 変人スタイル


そして


安倍官房長官みたいなルックスが

ミックスした政治家がいればいいけどな・・・・なんて





国の 外交とか行政


そして

テレビや雑誌で稼ぐ評論家も・・・・

軸が無くて

その時代の 「風潮」に 

流されるケースが多い




そういう 会社や国

そして

一人の人間に 共通しているのは

出たとこ勝負・・・

「人生色々 方針コロコロ 」 ・・・・




日々の 諸問題に振り回され

結果 「つじつま」が 合わなくなる・・・

最終的に 誰からも 認められない・・・



軸が 決まっている人は

姿勢や 決断が振れない・・・




じゃー 内田さん あんたの軸は?

ほーら    そう来ると思った・・・



私の 場合 

社会人になって 一貫していることが

一つだけある・・・


ほー   何 それ?


「顧客志向」 ・・・

ふーーん



どんな仕事でも徹底した 「顧客志向」で 

やってきたし


これからもたぶん この「軸」は変えない


だって<内田流>だから 絶対に変えない




そして かなり欲張りだけど


最近


この 「顧客志向」の 他に

もう一本の 支え棒的 「軸」を 建設中



へー 何 それ?




「働く人志向」・・・

???



時には 「顧客志向」 と 相反する事も出るけど

この 「働く人志向」 を取り入れると


人間として何かの仕事をする時に


理想に近くなると 思っている・・・



起業された方から受けるご相談にも


働くその起業家ご自身やご家族を志向した

仕事の進め方  生き方を 取り入れるよう

アドバイスする

そして アドバイスしながら

同時に 自分にも言い聞かせている



なぜ 働くのか

何の為に?  なんて 


さも 分かったように考え方を 説く・・・


 


でも 賛同し 納得してくれる方が多いですよ



くれぐれも もちろん 分かっている


<誰か>には かなわない・・・・


最終審判は <誰か> から下るのは

十分 承知してはいるが

人間として 可能な限り

自分スタイルの「軸」を確立して


仕事をすることが重要だ・・・と


そしてもっと大事なことは


これを ちょこちょこ 変えないこと・・・




「変えない」事は 

頑固とか強情ではなくて


自分の 背骨と同じ

一生変えられない・・と考え


時々 やせ我慢しながら


取り組む・・・・



だから 最初に この「軸」について  

将来に続く 社是のようなものを 造り決めるには


かなり 「考える時間」 が必須となるはずだ



だから 会社を辞めて 自分で起業される方に

よくこうアドバイスする・・・

一年 くらい ゆっくりして 

一人でじっくり この「軸」について 

考えてみたら如何ですか?・・・と


投稿者 : 11:25 | トラックバック

2006年05月27日

天職

今朝も 5時から起きて 仕事・・


それから アラモアナ方面へ散歩に行ってきた




土曜日の 朝だから スタバに


コデロ牧師は・・・・? と


探してみたが 今日はいらっしゃらなかった・・・



さて 今日は ちょっと真面目に


「天職」 について


よく 「天職」にめぐり合う・・・ とか言う あれ



英語辞典では Vocation と 書かれている



「天職」 とは 何だろう?


普通 一般的には


人それぞれに違う 与えられた才能や 特技があって・・・

そんな 天から与えられた能力を活かして


一生懸命 生き生きと 働く・・・


そんな仕事のことを 


その人の「天職」と呼ぶ・・・

ま  そんな感じだろうか・・・




誰でも 自分の天職にめぐり合い

その職に就いて 収入を得て

生計を立てられるなら 


とても好ましいことだ・・・



しかし ある本に


天職とは 「仕事」とか「技能・才能」ではなく

その人の 「役割」 である・・・と 書かれていた


英語で  天職のことを 別に mission とも言う



単に仕事をこなす「能力」と言う見方ではなくて


この世に 生まれて 生きてゆく上での

「役割」 「使命」なんだと・・・




じゃー 自分の場合 その役割は何か?

そう 考えると  いまだに

しっかりとしたものを発見出来ているとは 

実感できないが・・



肩書きや権力が あれば 役割があるのか?


と言うと


何となく しっくりこない



本当の天職は 職種とか 役職


あるいは 「持っている特技」 とは

少し違うような気がする

これは 単なる  「担当業務」 と同じ



天職とは その仕事や 才能を通して


何かの 役に立つ 「役割」であると



だから イチローにとって <野球>は


才能を活かした  「仕事・職業」であるが

「天職」ではない・・・?  


その生き方や 一流の野球人生から


多くの子供や 

自信を無くしかけている人達が 

何かを感じ 気づき 

そして 奮い立つように・・・・


 
多くの人が「夢」を持てるよう 勇気付けることが  


イチローの 真の天職 「役割」 なのかもしれない・・・



野球そのもので 大記録を作ることや


マリナーズを 優勝させることが 

「天職」ではない・・・と



そう考えると


人間誰にでも  


少なからず 「天職」 が 

与えられているように思う・・・




自分の天職 (役割) は何か?



そう 考えながら 日々働くと


別に 


一流で 


時代の最先端の仕事とか

高収入 とか

立派な会社の 社長さんでなくても いい




人生の目的を考えるときに


自分の役割 と言う視点で考えると 

色々と見えてくるものがあるのかな・・・なんて


もし


「どうか自分の 天職とめぐり合えますように」・・・・


と 願い 考えている人がいたら


どんな「仕事」 とか 「ビジネス」にめぐり合うか 

ではなくて

どんな 「役割」 と出会えるか? 



そんな発想で考えてみると


人生観 や 職業観に 

ちょっと違うものが見えてくると思う・・・

 


投稿者 : 09:01 | コメント (2) | トラックバック

2006年05月25日

恐れ

「早起き」のコラムにコメントをくださった nizzy+さん

初めまして・・・


コデロ牧師とそんなに親しいとは・・・


素晴らしい牧師さんですし、あの先生のお説教や


メッセージに 感動される貴方も


きっと素晴らしい方だと想像しています。



さてさて いつも通り


テーマが サーフィンのように コロコロ 変わる・・・




ボクシングのコーチをしているある人から

こんなことを教えてもらった




人間は 毎日Fear と相対して生きている・・・と




なるほど 人間は 大人になるにつれ

知識や経験 そして競合が増えるにつれ

「恐れ」 が 増えてくる・・・と




たまたま 護身術を習っているときに


話してくれた・・・

突然誰かに 襲われたとき


相手の弱点や 隙を突く・・・・

自分の護身術を


しっかり身につけておけば

この「恐れ」とは 無縁である・・・と




落ち着いて 相手の出方を見て


余裕で 相手の急所や隙を


瞬時に突くことができる・・・

おー  怖い!



しかし このコーチは その後 また話しを続けた

人間 誰でも 色々な恐れと戦っている


「病気」 「死」 「貧困」 「事故」 「災い」・・・


そして 時には外的からの 「攻撃」



だから 落ち着いて 

それらの「恐れ」に対する


対処の仕方


防御の仕方を 

学んでおけば 恐れを小さくできるだろ?って




はいっ  その通り・・・です!



俺が こうやってマサルの胸倉を掴んだら どうする?

うーーーん  


こう !   かい?


Baka!   違う!

おー !




日本語で 「バカ」は 無いんじゃないの・・・・



そうじゃなくて  <これ>だけでいいんだよ!って

はー   なるほっどー ・・・確かにそうだ




人間 誰でも 


この「恐れ」 や 「トラブル」をよく研究し


対応方法を 学び 身につけている人は 頼もしい・・・

へー あの人 落ち着いていて カッコイイなー  !  

みたいな・・・




咄嗟の 出来事に 


身体の 重心や姿勢

そして 思考 判断力が瞬時に反応し


事なきを得る・・・




「恐れ」 を 怖がって避けるのではなく


日頃 よく 学んで 研究しておくと

「恐れ」 が 「恐れ」 でなくなるよ! ・・・・ と


この人は ハワイ州公認の 


ボクシング 護身術の 師範ライセンス保持者

だから  なおさら説得力がある・・・

FBI新人エージェントに対する


護身術指導も頼まれているとか・・・




ビジネス経営でも 日々色々な 問題が起き


ドタバタ することがある・・・


だから


最悪の状況を よく想定して

その最悪にどう対処するかは


常に 考えておくべきだと思う・・・




最悪を 想定して  全力を尽くす・・・

これは 皆よく言うこと・・・


最悪を 想定して


落ち着いて 自分の身体のバランスを崩さず


襲ってくるものを できれば撃退し

可能な限り 被害を最小限に 抑える・・・

そうすれば 人生の日々の 「恐れ」 も

最小限にすることが可能だ




コーチの顔は いつもに無いくらい


メチャクチャ  マジで

「分かったか?」


「Make sense だろ?」と 


「本当に分かったのか?」・・・・

そう 何度も  念を押された・・・


投稿者 : 22:22 | コメント (1) | トラックバック

2006年05月19日

道具

「主よ、わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。」

アッシジの聖フランチェスコの祈りの言葉です。



アッシジに生まれたフランチェスコは、謙遜と福住、

愛と清貧の戒律によって修道生活の理想を実現しました。


アッシジへ行った時、大きな 


しかしどこか淋しい感じのする


教会を前にして、聖フランチェスコの


この祈の言葉がふっと浮かんできました。

何時覚えたか全く記憶になかったのに。


もしかしたら、あれは出家して間もなかったわたしに、


聖フランチェスコが彼岸、いえ天国から


お祝いに贈ってくれた祈の言葉だったのかもしれません。

小鳥の言葉がわかったらしい 聖フランチェスコは、


異国の尼僧の胸の中の言葉も読み取れたのではないでしょうか。




瀬戸内寂聴さんの言葉である・・・・・・・・・



寂聴さんが 出家したのが 51歳の時


その頃の 時代は

人生 50年 と言われていた・・・




今 東光さんに相談し


出家の手ほどきを受けたとか・・・




自分を 何かの道具に使ってください・・・


そう <誰か>にお願いする


自分を 「捧げる」 わけだ

英語で Dedicationと言う言葉がある


「 献身 」



自分を 何かの役に立つ道具として


捧げる・・・

人生の最後に 何かの役にたって


死にたい・・・




寂聴さんも


この言葉に きっと 出家の意味を


悟られて 自身を納得させられたに違いない




瀬戸内寂聴さんは


ハワイに 時々来られる


私も 二度 講演会に出席し


法話をお聞きする機会があった・・・



とにかく 話が うまい・・・


会場は 爆笑の連続


寂聴さんの 講演会には


若手の落語家が   


多くの人の心をつかむ話のコツを勉強するため


最前列に陣取るのだそうだ・・・




自らを  この世の中に役に立つ


道具として どうぞ お使いください・・



自分も そんな思いを最近強く持つようになっている

人生の後半   最後には


何かの 為に


誰かの 為に

自分を 少しでも役立てられたら 本望だ・・・




ちょうど 私も この夏で


寂聴さんが出家された時と 同じ歳になる・・・



投稿者 : 06:01 | トラックバック

2006年05月12日

帳尻

ビジネスをすると、帳簿をつける。

収支を記録し、最後の残高のところを


「帳尻」と言う・・・



「帳尻」 は 英語で BALANCE と言い


帳尻を合わせる・・・とは


英語で Balance the books と言う



でも帳尻は 何も


ビジネスの収支だけではないと


私は 信じている・・



人生にも <帳尻>がある・・・・



生きている 何十年のうちに


色々ある・・・




運のいい時や  ついていない時も・・・

絶好調の時も、 絶不調の時も・・・


まあまあ の時もあれば

ずーーーと 変わらず一緒の 日々もある・・・


そして


人間が 生きていって

成功する人 失敗する人

出世する人  一生ヒラ社員の人・・・


これも色々と差がある・・・



そう 


帳尻が大幅に黒字な人


そこそこ の人


利益も出てなければ 損もない・・・


あるいは 赤字の人・・・

中には家族まで巻き込んで

再起不能なぐらいの 借金を作る人・・・


お金や財産 と言うものだけではなく

時間とか 健康とか やりがい・・・・

<人生の総合的な帳尻> もあるのでは・・・



<人生の黒字経営> をしている人・・・



こういう人は

日頃の仕事や 物事の考え方が健全だ・・・



誠実で、 約束を守り、 


苦しいときでも


人が見ていないところで


最善を尽くす・・・

「ありがとうございます」 とか 「おかげさまで」


と言う言葉を使う回数が多い・・・・


普段は倹約家だけど  


お世話になった人には


きちんとお礼をする


時には・・・・ いやほとんどの場合


自分が犠牲になる事もいとわない・・・



自分より 他人の事を考え


そして


自分より 相手を優先する・・・

必ず二人で座るときは、景色の良い方に


相手を座らせる・・・・・




周囲からは アイツは真面目で要領が悪い・・と

笑われたり

ひどい場合


アイツ 何か企んでるんじゃない?


そうじゃ 無ければ 


ただの 馬鹿な <お人よし> しかないぜ! 


みたいに言われて




でも沢山の人から 


最後には好かれて・・・・


信頼される・・・・


あの人なら 絶対だね! なんて・・・・



こういう人が


ビジネスで成功すれば 億万長者・・・・

そして

ビジネスで 駄目でも

多くの人から慕われ 

最後に <信頼や友情> と言う


大きな 益を残す・・・・


中には 

「歴史に名を残す」・・・・

そんな 帳尻を 残す・・・・


はー ん




だから人生  結局 


誰でも 


それぞれに帳尻が合うように


出来ているんじゃないかなと思う・・・・




今は 大赤字でも


お客様のことを考えて 


いい仕事を していれば


いつか必ず報われる・・・


うまいこと言って 


他人や 銀行をだまして


ズルをしてうまく利益を出して 


銀座のクラブで飲んでたり 名声を得ても

最後の最後には もっと大事なもので損を出す・・・・・

そうすると結局 人生の帳尻が合ってしまう・・・みたいな



成功する人と 成功出来ない人の違い・・・

人生の帳尻が 


大幅な 黒字になる人と


赤字になる人


その唯一の違いは

結局 日頃の


生き方


考え方


感謝の量


そして


不器用なくらいの誠実さ・・・・

ではないかな と思う・・・



自分の 生き方や人生の


総合帳簿残高を


大幅な<黒字>に出来る人は


たとえば

商売をやっても 成功するし・・・

その逆は

言うまでもない・・・・


投稿者 : 06:43 | トラックバック

2006年05月05日

意地悪

人間 色々な人がいる


親切な人


いつも笑顔で 「 はい  いいですよ」って言ってくれる人


おおらかで  「 あー 気にしないで」 なんて言ってくれる人・・・



そうかと思うと


意地悪な人・・・


何でも 


「 駄目だよ  それは出来ないね!」 と言う


いつも顔が 怒っている・・・

「 まったく もう !」 が口癖・・・


他人から何かを頼まれても


「してあげない」 ・・・・


・・・・・誰が やってやるもんか!・・・と



三つ子の魂 百までも・・・


小さいときに 周囲から


愛情をたっぷり受けて育った人は 


比較的 相手に親切で


思いやりのある大人になることが多い・・・


その 反対の場合


あまり 相手に親切ではない



ひどい場合 犯罪を犯す


他人を殺す


「憎悪」と言う遺伝子が 年齢を増すごとに


そして過労が手伝って 


ますます体内で繁殖してゆくような・・・


おー ! 恐ろしい !~



あるいは


本来は とても親切な人なのに


意地悪に なってゆくケースも多い・・・


本当は 心が優しくて


おだやかな人なのに・・・・



こういうケースのほとんどは


<心身> の疲労  


<過労> が原因である場合が多い・・・



身体や心が 疲れてくると


人間 意地悪になってくる・・・


確かに・・・


他人に 親切にしてあげる心や 


感謝の気持ちが


持てなくなってくる・・・・



先日もTakaさん に言ったけど


こういう 心身の疲れは 実はとても


よくない・・・・


危険である
 



スポーツで 身体が疲労するのは


健全なことだけど

仕事や 人間関係


そして 過度な労働時間が


長期間 続くと 


人間 「意地悪」 になる・・・




笑顔も 無くなり


グチっぽく そして 


ついつい カリカリ  してしまう



それじゃ どうしたらいいか


これ 簡単


心身の疲れを取ってあげればいい・・・




だって 忙しくて・・・


休むと怒られるし・・・


そんな 余裕なんかありませんよ・・・



そう?   


そういう 場合


自分の心身の疲れを


取ってくれることができる


唯一の人がいる・・・・

その人に頼めばいい・・・





誰?  それ


あんた 自身・・・


えっ ?




ほとんどの人が


自分で 自分のことを追い詰めているのに


気がつかない・・・



じゃー 手を抜けって言う事?


そう それでもいい・・


あるいは やり方を変える・・・

優先順位を 決めて選別する・・・




いやー そうじゃなくてね 内田さん・・


生活費がね・・・

あ そう? 足りない? 


それなら乗っている車を売って


モペットか自転車に換えればいい・・・


えー?



住んでいる所を 


もっと家賃の安い所に・・・

そんでもって スタバで 


コーヒーフラプチーノ じゃなくて


普通のコーヒーにすればいい・・・




えー ! それって キツくないっすか?・・・


それくらいの贅沢も駄目?

だって お金が無いなら


無いなりの生活に変えればいいだけ・・・



収入に見合った生活をしていないから


余計お金が足りなくて 心身症になる


全部自分のせいなんだから・・・・






そして最も大事なこと・・・・ 


他人から どう思われるか


ではなくて 


自分がどう思うか・・・で 


判断してみる・・・・



うーーーーーーーーーん 

でも 他人の目って言うものもあるし


何 言われるか分からないし・・・・




あのね  


見栄を張るのは 


張れるようになってから にしなきゃ・・・

そういう他人の目なんか 気にしない


気にしてる場合じゃない・・・・



<心身症>になるくらい働いている


人のほとんどは


北朝鮮の<強制収容所>に入れられていない限り


実は<自分のせい>だ と言うことを

理解していないんだな・・・これが



仕方が無い


誰かに こき使われて

働かされていると 


被害妄想になりながら・・・・・・・・



会社や 上司が悪い・・と思い


不景気のリストラのせいだ・・・と グチりながら

自分が「意地悪」になるまで 働いている・・・




働く事で 幸せになる


楽しく 働く


充実感を味わう・・・



なーーんてことを 言うと


そんなの 「理想論」 だー
 


甘いこと言ってるんじゃないよー ・・・・と

一蹴される文化が 日本にはある




日本人の職業観には


この


自己犠牲 → 過労 → 意地悪 → 


お互い プレッシャーをかけ合って → 心身症・・


そんな悪循環が根底にある・・・
 



そして それを改善するどころか


むしろ 受け入れているようなところさえある

<我慢比べ大会> するみたいに


残業して会社から 帰らない


いや


帰<れ>ない・・・




帰ればいいのに・・・・




是非 自分で 自分を


大切にケアーしてあげて欲しい


本当に 自分のことを


親身 になって考え 


状況を 改善してくれる人は 

親や自分を愛してくれる人ではない

お医者さんでもない・・・・



自分自身である


そして





そして? 何?



自分に 優しくしてあげると


だんだん他人に 優しくできる人間に 


戻る事ができる・・・



そう

心の優しい 本来の自分を

取り戻すことができる・・・・



では 良い週末を・・・

投稿者 : 05:12 | コメント (1) | トラックバック

2006年05月04日

怖いもの

すごい 今日は 既に 3本目のブログだ・・・


書かない時は 一週間書かないけど

気分が乗ると 大量生産する・・・



さて 人間誰でも

怖いものがあるのが普通だ・・・

ヘビ・・・

まんじゅう・・・?

死・・・・

嫁さん・・・?


私は  牛乳~!



反対に 「怖いものなし」 と言う人もいる


乗りに 乗って 


やることなすこと 全て上手く 行き


事業の成功から 絶対的権力を得て 


多くの人を従え


全てが 自分の言うとおりになる・・・


どんどんお金も稼いで


世の中 怖いもの無し・・・ というような



そういう 状態の人がいる・・・



日本人によくいるタイプ・・・


お金を持っていると 怖いものなし・・・

そう 考えて 24時間


お金稼ぎのことだけを考えている

他人を評価するのも お金が基本・・・・




どれだけ 金持ちか

自分より どうか・・・


それで 自然に相手に対する


態度が変わる・・・



ある牧師さんと話したとき


こんな話になった・・・




人間は 怖いものが一つくらい無いと


駄目になってしまう・・・と


何でも 完璧に

人に比べて 驚くほどの力を発揮する人が


すごいかと言うと それは違うそうだ

賢い者は 必ず最後に 自分には絶対かなわない 


「何かの」 存在に 常に意識が行っている・・・


その <サムシンググレート>から


必ず 最終審判が下る   と信じ 


その覚悟が出来ている・・・のだと


どういう審判が下るか 怖いから


いつも 調子に乗った 傲慢な態度は出来ない・・・




信仰心 とか 宗教と言うと


日本人は すぐに 色眼鏡で見る


すぐ  ○○○真理教みたいに・・・


偏見で見る・・・



欧米で 日本人のように 


<威張る>人が少ないのは


おそらく この信仰心のせいではないか・・・




<誰か> の存在を信じ、


それを基本に生きるか


<資産残高> を 基本に生きるかの


違いのようだ・・・



5月の連休となると

日本からの航空運賃がぐっと高くなる・・・・


普段の2倍近くするのではないだろうか・・・



この時期にハワイに来る日本人は


比較的 富裕層・・・



しかし 残念ながら そういう客層に


共通している事が多い・・・



もちろん 全員とは言わないが

どこでも 


無言で 笑顔も無く

一番値段の高い店で食事をし  


ブランドショップで 高級品を買ってゆく




そして 


最も 恥ずかしい 


その人達の共通点



サービスをしてくれた人や


周囲の人に まともに 


「ありがとう」の一言 が言えない・・・

きっと 

平均よりお金を持っているから


「怖いもの無し」なのだろう・・・




実は これが 


世界で一番 ひんしゅく を買う


習慣だということに


微塵も気づかず


ただ これ見よがしに

アメックス ブラックカードを取り出し


黙々と 大金を使ってゆく・・・・・



どうだ すごいだろう 


お前ら こんなカード持ってねえだろう!   って


こういう人は 


本当に<怖いもの>の存在に


気づいていないんだろうなと思う・・・


投稿者 : 21:31 | トラックバック

あこがれ 初恋

皆さんの 初恋の人はどんな人だっただろう・・・

私の場合

それは 幼稚園の時の先生・・・



ま ずいぶん マセてるのねー 


そう マセていた・・・・


幼稚園の名前は 「めぐみ幼稚園」

その先生の名前・・・・

忘れた・・・・・


???




とても きちんとした あの当時確か

スーツ姿が よく似合った先生だった・・・



どんな女の人だったか

顔はしっかり覚えている・・・

あー こんな 女性がいるんだ・・・

普段は 川で おたまじゃくしを

釣って 遊んでいた 男の子が

胸をときめかした・・・・


それから 小学校の同級生

彼女はバレエを習っていた・・・

決して美人タイプではないけど

何故か 清楚なイメージがあった


次に 恋したのが


あんた 小さい時から・・・・


内田さんって 女好き?


いやー こういうことを正直に言わない人が


多いだけじゃない? ・・・・


その次は?


そう 同じクラスの可愛い子・・・

A子チャンに 


その次は 

B子チャン・・・・・




どうでもいいけど

何人もの女の子に あこがれていた




そうこうしている内に 中学生となり


男の先輩にもあこがれるようになった・・・


これは 決まっている


スポーツが出来て スタイルが良くて


学校の成績がいい・・・


野球部や バレー部の時の先輩・・・



ソックスが白で


アメリカ製のバスケットシューズを履いている・・・・・・


これ 当たり前・・・


シャツが ボタンダウンである・・・


ヘアースタイルが カッコイイ

おー ズボンの後ろのポケットに


くし を 入れている・・・・


当時 まだ 整髪料なんて珍しかった時代に

高級品の資生堂 MG5 や 

ブラバスなんかをつけている先輩は 

そりゃー もう


男子生徒 皆の憧れの的 だった・・・・



カッコイイ なー と思う


運動部の先輩を見て

彼らの一挙手一投足を見ていた・・

あー 俺もあんな風になりたいなー ・・って




自分は これまでそんな風に


いつも 誰かに


あこがれて 生きてきたような気がする



しかし


最近 あこがれるような人がいない・・


特に 男性


あー こういう男になりたいなー


あの人みたいな人生を送りたいなー・・・

そんな風にあこがれる 先輩/対象が無くなった・・・




どうしよう・・・


考えた・・


何でも すぐ考える・・・私は




それじゃー


自分自身が そのあこがれる人になれば


いいじゃないか   と・・・・



仕事でも 人生でも 


何でも かんでも 


他人や先輩の真似をしないで・・・

自分が理想とする

 

<自分>を 作ればいいだろう! ・・・って

そう 思うようになった・・・




少し生意気かも知れないけど・・・

最近強く そう思うようになっている・・・


投稿者 : 01:30 | トラックバック

2006年04月26日

人生のパートナー

ある大企業の社長が 休暇に奥さんとドライブに出かけた

途中 ガソリンスタンドで給油し

その後 ご主人は トイレへ・・・



用を足して 戻ってきたご主人は

奥さんが そのガソリンスタンドの店員と

親しそうに 話しているのを見て

「 あの人 知っている人かい?」

走り始めた車の中で 奥さんに聞いてみた


奥さん まっすぐ前を見たまま・・

「実は 私がハイスクール時代 
お付き合いしていた男性なの・・・・」

「えっ? じゃー 君の昔の恋人ってわけ?」

「えー まあね・・・奇遇だわね あんなところで出会うなんて」


「じゃー もし君が彼と結婚していたら、
君は社長夫人ではなくて
ガソリンスタンドの店員の奥さんだった て訳だ・・」


そういう ご主人に その奥さんは



「何言ってるの! もし私が貴方でなくて彼と結婚していたら
彼が会社の社長で、貴方がガソリンスタンドの店員さんだったわよ!」




恐れ 入りました・・・・・・・


投稿者 : 11:22 | トラックバック

人生のパートナー

ある大企業の社長が 休暇に奥さんとドライブに出かけた

途中 ガソリンスタンドで給油し

その後 ご主人は トイレへ・・・



用を足して 戻ってきたご主人は

奥さんが そのガソリンスタンドの店員と

親しそうに 話しているのを見て

「 あの人 知っている人かい?」

走り始めた車の中で 奥さんに聞いてみた


奥さん まっすぐ前を見たまま・・

「実は 私がハイスクール時代 
お付き合いしていた男性なの・・・・」

「えっ? じゃー 君の昔の恋人ってわけ?」

「えー まあね・・・奇遇だわね あんなところで出会うなんて」


「じゃー もし君が彼と結婚していたら、
君は社長夫人ではなくて
ガソリンスタンドの店員の奥さんだった て訳だ・・」


そういう ご主人に その奥さんは



「何言ってるの! もし私が貴方でなくて彼と結婚していたら
彼が会社の社長で、貴方がガソリンスタンドの店員さんだったわよ!」




恐れ 入りました・・・・・・・


投稿者 : 11:22 | トラックバック

2006年04月22日

モンラッシェ95年

先日 東京で友人と一緒に

生まれて初めて モンラッシェを飲んだ

正真正銘のドメーヌ ロマネ コンティの

モンラッシェ 95年


ホノルルの 

あるリカーストアーのオーナーから

私に電話があったのが 98年の5月

わざわざサンフランシスコからだった・・


Mr. Uchida

-------今 サンフランシスコに

ワインの買い付けに来ているが

ちょっと 相談がある---------


えー どうしたの?

------DRCのモンラッシェが手に入るけど

誰か日本人で買いたい人を知らないか?

欲しければ 3本手に入る------


えっ  何? 

モンラッシェ?

DRCの?

ホント?


-----本当だ-------

一本 いくらするの?

----- ○○○ ドル-----


------今日中に すぐ買い付けないと

他のバイヤーに押さえられてしまう-------



うーん そうか!

○○○ ドルか!

・・・・・・・・ やっぱ 高い!・・・・

うーん そうだなー ・・・ ・・・ ・・・

今すぐ誰とは 思い浮かばないけど

とりあえず 3本 全部買ってきて・・



------本当か? 3本全部だな?

うん、  そっ  そう! 

ぜ、 ぜ ん ぶ !!・・・

少し ドモりながら



電話を切ったあと

しばらく ドキドキして

ぼう然として天井を見た・・・

おー モンラッシェかー


年間2~3000本しか生産されなく

もし私が間違っていなければ

日本には 生産量の一割が

総代理店のサントリーを通して

入荷次第国内の 各有力得意先に 

<割り当て> される


ホテルオークラに 1本

三越に 2本・・・とか




世界で最高宝と言われている

仏 ブルゴーニュ産白ワイン・・・


生まれてこの方 

ワインカタログでしか見た事がなかった私は

とにかく 奇跡に近いこの買い物に

かなり興奮したのを覚えている・・・



ワイン好きな方なら

分かると思う・・・

私が電話を受けながら

どのくらい気分が高揚したか・・


いくらするの ?

そういう 問題じゃなくて

手に入らない・・・

むかーーーーしの 

「越乃寒梅」みたいなもの


ありとあらゆる コネを使って手に入れる・・

<だから 旨い?> 

確かにそれもある かも・・・・


世界で最も素晴らしい希少な白ワインを

自分が手に入れてから8年が過ぎた・・・

そして今年

東京で 親友と1本空けた


タオルに包んで機内持ち込みにして

大事に 抱きかかえながら?横に寝かせて

誰にも盗られないように・・・


盗られるわけがない けど・・




友人が連れて行ってくれた

東京のある料理屋に

持ち込ませてもらって・・・・

そう 生まれて初めて 

モンラッシェを飲んだ・・・・・

ウオー ! 膝まづかなかったけど・・・

白身の刺身と 見事にマッチングし

歓喜の 声・・・


20年前に フランスに出張し

DRCの畑を見に行った時のことを

思い出す・・・



味は?

うーん・・・・・ 

そりゃ 最高って言えば最高だったけど

ま 別に・・・・

腰が抜けるほどではない


フランス人は 伝説を作るのがうまいから・・

日本人はすぐ そういう歴史と伝説に

好奇心を示し

希少性とかブランド性、

そして 値段が高ければ余計に

心が グラグラ!っとするから・・


しかし

コルクを開けてもらって

驚いた・・・・

その芳醇な香り・・・



ブルゴーニュ白ワインの中でも

ひときわ輝く あの黄金色・・

あれは<白ワイン>と言うより

<黄金ワイン>と種別すべきだ・・・


自分の身体全体にその芳醇な香りが

回ると言う感じ・・・

そう香りが口の中から 身体全体に・・・・

そして抜栓して 5分毎に 

風味が変わって、まろやかになる・・・

店のマネージャーに 

「少し ボトルを置いたままにしてください」

と言って 最初は 少しの量で飲み始める・・・



最初は少し照れていた 

恥ずかしがりやの子が

フランス → サンフランシスコ → ホノルル

そして 東京 と長旅を終え

10年の眠りから 起こされて

ちょっと 人見知りをしているようだ・・・


しかし1分ごとに だんだん

その血統の良さを誇示するがごとく

我々の身体を通して、

部屋中に芳醇な香りを

駆けめぐらせる・・・



ま そんな感じ・・・・



コルクが とても長い・・・

ボトルのガラスの肉厚がすごい

あれだと ちょっと床に落としたくらいなら

割れないかも・・・


ま その程度・・


でも 最高だった


将来の投資の為に・・・と思って

購入してから

そのワインショップのセラーに

ずーと置かせてもらっていた・・・


今誰かに売ったら ○○○○ドルはする・・・

なんて 時々思っていたけど

ほとんど忘れていた・・・


でも ふと ここ1-2年・・・・

自分で 飲んじゃおうかな・・と

考えが変わった・・・



だって お金にしたら

お札は 食べたり飲んだり出来ないし・・・


歳を取って 飲めなくなっても

もったいないし・・・・


死んでから お棺にかけてもらったって

それこそ <もったいない>と言うものだし・・・


いいや 飲んじゃえ・・と思った


東京に行くと

いつも美味しい店に連れて行ってくれる

グルメの親友と一緒に飲もうと・・

そう決めた・・・


来週 日本に行くという2月の下旬に

そのワインショップに 出かけた・・・

セラーに預かってもらっているモンラッシェを

一本 引き取りに行く為に・・・


そのワインショップを訪れたのは

数ヶ月ぶりだった

イヤー ご無沙汰!


いつもの おばちゃんスタッフと再会する・・・・

Mr. Uchida!  How are you?

イヤー 久しぶり・・・元気元気 と・・・


僕の子供 (ワイン) は、元気にしてるかい?

私がそう冗談を言うと・・・


うん・・・ ワインは元気だけど

昨年の暮れに

オーナーのMr. Kam が亡くなったのを知っているか?

と言われた・・・

えっ? 本当?

Mr. Kam が?


モンラッシェを買い付けてきてくれた

そのオーナーは

昔から腎臓を悪くしていて

人工透析をしながら仕事をしていた・・・

私がハワイに初めて来た 

91年以来からの長い付き合いだった・・・


リカービジネスだけでなく

色々と物知りで

人生や ビジネスに

哲学のようなものを持っていた人だった



仕事の話もさることながら

よく 日米の文化の違い

ビジネスの違いなどについて

たくさん話を聞かせてもらい

ちょうど息子くらいの年齢の私を

よく可愛がってくれていた・・・


その訃報を聞かされて

何かものすごく 淋しい気持ちがした・・・

よく分からないけど

ポッカリ 気持ちに穴が開いてしまったような・・・


あー あの人ともう話が出来ないのかー と



ワインセラーの横にある事務所に

奥さんがいた・・・

おー  ミスター内田!


I am sorry to hear ~ 

お悔やみを言った・・・

まだご主人を亡くして2ヶ月ほどの奥さんは

心なしか 小さくなったように見えて

やはり 元気が無かった・・・


仲の良い夫婦だったから当然だろう・・

「ご主人には 仕事以外でもいくつも良い話を

聞かせてもらって勉強になりました」・・・と


米国式に 奥さんをHug して慰めた・・・


東京で 初めてモンラッシェを口に含んだ時

そのリカーストアーのオーナーの面影を

偲びながら 心の中で 献杯した・・・




そのモンラッシェ・・・・ 

シャルドネ種がこの世に生まれ

収穫され醸造されてから

約10年・・・・・

そのオーナーは70歳を目前にした人生だった


モンラッシェを飲みながら

時の流れとか・・・

人のご縁とか・・

人間の命とか・・・

そして

自分の生かされている貴重な人生とか

様々な この世の中の<摂理>も共に 

味わうことが出来たような気がする・・


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2006年04月20日

<袖すり合う仲も多少の縁> と言う

我々は 人生の中で様々な <縁>で

生きているような気がする・・・


縁談・・・

別に 結婚だけではない

縁が あるか 無いかは

これ 誰にでも 人生の中で

ほぼ 毎日のように関係していることだと思う・・


私は 最近 この<縁> について

とても意識するようにしていて

人との出会いだけでなく

何かをするときに

あるいは

何かをしようとするときに

この<縁>があるかどうかを

意識する・・・


どうしても何としてでもやりたい

と思っても

すぐ出来る事と

中々 うまく行かない事がある・・・


あきらめないで がんばれ!

挫折するな!

へこたれるな!

とも 考えるが

あー これ ご縁が無かったかな・・・って

考える・・・


そうすると 悔しくもないし残念にも思わない

むしろ

うまく行かないのは 「やらない方がいいよ」

と<誰か>に言われている・・・というように

考えたり 受けとめるようにしている


宝くじが 当たらない人がほとんどなのは

当たる確率もさることながら

当たらない方が いいから・・

あんなもの 縁が無くて当たらないほうが

ほとんどの人にとって いいから・・

当たって運勢やツキが落ちないように

ほとんどの人が守られているからである・・・???



縁が無いのに、

無理やり進めようとしたり 

あの手この手で画策すると

あとでかえって厄介な問題が起きる事が多い


そして

事を進める時期が 今では無い

そういう時も

<タイミング>に縁が無いと考える


まだ熟していない 果実を

無理やりに枝から取ろうとすると

枝が 「折れる」・・・


はしごに登り

無理やり枝をゆすって

果実を取ろうとすると

果実ではなくて

自分がはしごから落ちて怪我をする・・・


だから

全ては そういう縁で結ばれている

と考えれば気が楽である・・・・


そう考えられるようになってから

何度 やろうとしてもダメなときは


「 あー 今じゃないんだなー ・・」

とか

「 やっぱりこれは しない方がいいんだ・・」て

自分に言い聞かせるようにしている

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2006年04月19日

集中力

私は集中力が無い・・・

えっ? ウソ!

いや 小さいときから集中力に欠けている

またー ! 内田さん

落ち着いていて

何でも ソツなくこなすくせに・・・


そう、 何でもそこそこに こなすけど

集中力が欠如している事が多い・・


何でも うっかり忘れたり 

あれやこれやで ゴルフのパターの時も

気が散る・・・

周りの人の 「 はずせ!」 という

嫌な波動をすぐ感じて

50cmを はずす ・・・


もともと欲張りだから

あれも これもしようと思い

慌てて 何かが抜ける事がある・・・

あっ と 後で気がつく・・・


何でも かんでも 

さっさと片付けるのが

大好きだから 

結果 <焦る>ことになる・・・


時々 「あー いけねー」 と

後で思い出したりする・・・


子供の頃 母親から

集中力を付けるために

強制的にピアノを習わされた・・・

毎週 水曜日の午後はピアノの練習・・

地獄の 水曜日だった・・・


またこのピアノの先生が 

怖いおばさん教師で

大きな屋敷の その家に入るとき

嫌で嫌でたまらなかった・・・


先週の宿題は? ・・・

やってない・・

だから 弾けない・・・


また 練習サボったの?

はい・・・

鍵盤の上で 止まっている

私の手の甲を その先生は

つねる・・・・

とても 強くつねる・・・


お仕置き・・・


あー 痛い!

何で先生の言ったことが出来ないの?

ごめんなさい・・・


私は 下を向いて黙る・・


「集中力」 と言う言葉を聞くと

条件反射のように

「あの」 ピアノの先生の顔を思い出す・・・


ブルグミユーラー

チェルニー まで 何とか進んだが


今では 「猫踏んじゃった」 しか 

まともに弾けない・・・


ロンドンのレストランサントリーに

当時よく 小沢征爾さんが来られた・・・


ロンドン滞在中は ほぼ毎日予約無しに

店のドアーを開けて

なだれ込むように ドー っと入ってくる・・・


あっ 小沢先生!

二人! ・・・

はい かしこまりました


すぐ席をご用意する・・・

メニューを注文するタイミングに

ウエイターやウエイトレスがいないと

私を見つけ


割り箸を 一本 立てて

キっと 私の顔をにらむ・・・



そのすごい 迫力と集中力に

思わず 「は はいっ !」と 

吸い込まれる

あの眼で 割り箸を<指揮棒>のように

立てられて ちょっと 君っ ! と言われると

動けなくる・・・・・・・・

何かの暗示にかけられたほどの パワー・・・


天ぷら 定食! 

はいっ  只今!


集中力が世界レベルの人は

本当に違う・・・?


ゴルフのプロの集中力も

すごい・・・

タイガーウッズの パターの時なんか

周りの人が動けなくなるような

集中力・・・・


これは テレビで見ていても

パターが終わるまで

息を呑む 緊張感が伝わってくる・・・


今 世の中は 皆が

「集中力」の欠けている時代ではないだろうか?

集中するには、雑音や面倒なことが多すぎる

そして 皆 毎日忙しすぎる・・・


溢れるほどの ニュースや情報の量も

集中力を欠如させる 原因の一つ・・


宣伝や安売りのチラシも集中力の

邪魔をする・・・



しかし最近 

私も少し集中力が増してきたなー ・・・と

満足することが増えてきた


旅行の手配の時・・・

読書の時間・・・

一人でサウナに入っている時・・・

砂漠に行った時・・

そして

このブログを書いている時間など


夢中になり、頭の中に

ただ一つのテーマだけが

<ある>だけの状態のときが増えてきた・・・


最近時間が大事なので

可能な限り集中力を意識して

時間のクオリティーを

より高める心がけをしている


亡くなった母も 

・・・・最近やっと少し・・・と

喜んで見ていてくれている事だろう

投稿者 : 00:49 | トラックバック

2006年04月13日

ガンジー

インド独立運動に 命を捧げた

建国の父・・・

マハトマ ガンジーが こう言っている

「明日 死ぬと思って生きよ。
不老不死 と思って学べ。」  と


思わず 背筋を伸ばして

はい! っと 言ってしまいそうな・・・

立派な お言葉である・・・


私は今 年代で言うと何故か

30代 40代の方々と、60歳前後の方々との

お付き合いが多い・・・



いつも 仕事や旅行、ゴルフなどで

それぞれの方々とお付き合いしている

会いたくない人とは もう会わないようにしているので

日々 快適である・・・


その人達の 人生や、 

自分の人生を見ていて

一つ 気が付く事がある・・・

それは 「学ぶ姿勢」 ・・・


「学ぶ」と言っても

別に 学校の授業ではない・・

普段の生活、仕事の手配とか、事務そういう

あくまで一般的に諸事 雑事と言われていること・・

それを 習得して、可能な範囲で自分で出来るように・・・

手間を惜しまない・・・




色々な人たちを見ていて

まず 仕事でも 何でも 

覚えたり、自分でやってみたり、

そして

自分で 調べて、やってみて

実際にそれが出来るように・・・と
心がけている人と

他人や部下に 全部やってもらっている人との

違い・・・


これ 何でも無いことのように思えるが

何年間の 積み重ねで大きく差が出る・・・



米国では VPくらいの肩書きが付くと

秘書が 付く・・・

秘書と言っても 

仕事のアシスタント的存在ではあるが

その秘書の人が優秀だと

とても 助かることが多い


世話好きで 業務処理能力のある人が

秘書に 付いてくれると

本当に 助かる・・・

もう 自分は何もする事がないくらい


事務所に戻ると

頼んであった出張の手配から、

何でもかんでも

机の上に 出来上がって

置いてある・・・


付箋に 全部メモが書いてあり

その通りにすれば いい・・・

これ とても便利で 大いに助かるが・・・


実は この習慣が身に付いてしまうと

後で 大変なことになる・・・


そう その通り

何でも 秘書任せ・・・が<身について>しまうと

気が付いたときには

自分が

何も知らない・・・

自分では

何も出来ない・・・という 

ただの

「だるまオジサン」になっている・・・


何? だるま って・・・


手も足も出ない!

・・・・・・・・・・・・・・・・



仕事や、面倒な手続きや、出張の手配なんかを

全部自分で やっている人

自分で やるのが苦にならない人

自分で やるほうがむしろ好きな人

これは将来、安心である・・


ある大企業の 重役を20年 30年勤め

顧問になった人がいる・・・

自分の専任秘書がいなくなり

自分で会社の外線電話をかけられなかった

お昼の店屋物のメニューを自分で注文できなかった

というような実話をいくつも知っている・・


「人間そのときの 運 不運は 

自業自得であることが多い・・・・」


おー  !


全てではないけど

日頃の心がけが

20年 30年過ぎて積み重なり

そして あるときになると

あー 良かった・・・・ と思ったり

あー こりゃ困った・・・ と慌てたりする


「人生は 線ではなくて、点の集合である」・・・・

うーん これまた 

奥深い お言葉・・・・



どう物事に <日々> 取り組むか

面倒くさい ややこしい、

そして普通 他人が嫌がるような

手間のかかることを 自分一人で出来て

還暦を迎えられるか?

はたまた 何でも他人や部下任せにするか


私も しっかり気を引き締めて

天性の得手不得手はいたし方ない・・と

認めながらも

できるだけ自分で何でもやるようにしたい・・・ 


そして

周囲に役に立つことはあっても

迷惑をかける<おじさん>には ならぬよう

明日死んでもいいと、後悔をしない日々を送り

そして

一応長生きを前提に?学んでゆきたいと思う・・


せめて 「心がけ」だけでも・・・・


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2006年03月25日

平静な心

今回 東京に数日仕事の為 滞在したときに

たまたまテレビで 私の大好きな 尊敬する

聖路加国際病院の日野原重明理事長の

インタビュー番組を見ることが出来た・・・


本当に 私は テレビでも 「人運」 がある

前回だって たまたまテレビをつけたら

やはり自分の敬愛する

瀬戸内寂聴さんの出ている番組だったし・・・・



日野原先生は

昔 医学の道を歩む決意をし

京都大学医学部に進学された 


しかし先生は 入学早々

結核に侵され、 

一年間絶対安静 

休学を余儀なくされる・・・


勉学でどんどん同級生から遅れを取るという焦りと

結核は当時 不治の病 と言われていたので

「失意のどん底」に 突き落とされたそうだ・・



しかし、 先生は後で振り返ってみて


自分は 病人を治す医学だけでなく

この時、治療を受ける立場として

「病人学」を 学んだ・・


この時の経験が その後いかに自分の

医療行為に役立ったか・・・


これは 神様が 自分に与えてくださった

<特別講義>である と考えたそうである・・



日野原先生は 

昭和26年に米国エモリー大学に留学され

その大学で信望する先生から

ある事を教わった・・・ と言われている



平静な心・・



平常心 とでも 解釈したらいいのか・・

人間は とかく とっさの出来事に

心が動揺し 正しい判断が出来なくなることが多い・・


医者としては この平静な心をいつも持つことが

非常に大事であり、 時と場合によっては

それが 多くの人の命を守る事にも または

その逆の結果を招く事にもなる・・・ と


地下鉄サリン事件が 起きた 11年前

日野原先生は

それまで東京大空襲などの時に経験した

非常事態に対し

病院としての非常時の対応と

この「平静な心」で

当日病院で 全ての病室と廊下に

600名の 緊急患者を収容し

多くの 命を救うことが出来た・・・と

言っている・・


ま はっきり言えば

あわてるな ! という意味だろう


医療の現場で

人命を預かる 専門家は

この 平静な心 は必須であるのは

言うまでもない・・


しかし これ

ビジネスでも 経営でも 

自分みたいな普通の人間でも

結構 重要なことではないか?・・・・ と



別に 医者じゃなくても・・・

緊急事態だけでなく

今の 世の中

結構 心の乱れる事

あるいは 


心が 揺れる事が多々あるから


凡人であるがゆえに

すぐ 大きなニュースや 変化に

考えや 判断の軸が揺れ動いたり ガタガタしたり・・・


ビジネス 経営をしていても

本当に この 

平常心・・・   平静な心を 保つ 

という <心がけ>は

ものすごく 有意義なように思う



この間 実は早速やってみた・・・


ちょっと あることで

あれこれ ソワソワ ハラハラ・・

あー 困ったなー ・・・ということが発生した


ちょっと 普段にはなく 動揺した気持ちになった・・




あ そうだ あの日野原先生の・・・



出来た !

心を 平静に保つ と言う作業が

自分で始めて<意識して>出来た・・


すー と心が落ち着く・・


すると 

良い解決策と考え方が 

さっと思い浮かんだ・・



おー これ 効果あるぜ・・・ みたいな


一々 イライラ していたら

一々 怒っていたら

一々 グチを言っていると・・・

ろくな事は ない・・・


ほとんど いいことは無いし

より良い解決策や 考え方が

出てくることの方が少ない・・


そういう 心の平静さを保つのを意識する習慣は

日常生活にかなり 効果的ある・・・

誰にでも・・・


そう 思った

 

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2006年03月23日

ドバイを後に

8日間の ドバイ滞在を終え

日本へ移・・・

えっ もう終わりっすか? ドバイ日記・・

ええ  もうこのくらいにしておこうと・・・

ま あまりコメント投稿もないし・・


自慢話みたいになるのも嫌だから・・


またまたー もう十分自慢してますよ・・!

??



ドバイから 関空への飛行機は

なんと 夜中の 02:50分発


これだけ なんとかならないだろうか?



ま とにかく

初めて 中近東の国を訪れ

初めて 砂漠でラクダに乗り

色々と 経験して

東京へ移動した


あー 

<砂漠>に病みつきになっている自分が分かる


飛行機とか、ビルとか、自動車・・・


機械とか人工のものを見ると


何か 抵抗がある・・・


砂漠の中で、暮らす事なんか出来ないくせに


コンビニと ダイエットペプシが無いと

すぐに困るくせに


変に 何も文明らしいものの見えない光景が 懐かしい

Picture 236.JPG





9時間半のフライトを終え 関空に到着

そして関空で国内便に乗り換えて 羽田に


いよいよ 東京まで戻ってきた

おー TOKYO だー

看板だー 電線だー、  車だー !

Picture 181.JPG



おー マツキヨ ー!


Picture 184.JPG


東京で お会いした方 色々と

お世話になりありがとうございました。


東京では 仕事や用事をいくつか済ませ

またハワイに戻った・・


ハワイは今日も 大雨・・・


こんなに 雨続きも珍しい

少し 砂漠地帯に おすそ分けしたいくらい・・・


日本でまた 何冊か本を買った

「自分を変える 魔法の口ぐせ」
佐藤富雄氏 著   かんき出版 

これ 良かった


私が前にブログに書いたことと同じことが書いてある

彼は 医学博士・農学博士である

博士といっても 大した事無い?・・ いや失礼


とても 良い事が書かれている・・



「言葉が考えをつくり、 人生までも支配する」




時々日本の友人から メールをもらう

そうすると

よく日本の景気の悪さや、自分の境遇について

ネガティブに 考えている内容が届く事が多い・・




そういう時は 反対に 

こう返信するようにしている

「ハワイは今日も 綺麗な青空です・・・」って


同情して一緒に グチらないようにしている

何だ お前だけハワイでのんびりしやがって・・ 

そう思われてもいいし


反対に 説教もしたくないから・・


「ハイビスカスの花って 写真で撮ると

綺麗なのに気づきました・・」 

なんて返信する



だって 一緒にグチると 

ガード下で 

上司や会社の悪口を酒の肴に

一杯やる文化が伝染するから・・・


極力 関係の無い 気持ちのいい事を書いて 

返信するようにしている・・


その私の返信を受け取った方は きっと

<あー 内田は もうハワイボケだな> 

そう 思っているに違いない・・・




これが ボケていると言えば

確かに そうかもしれない


でも


そういう価値観なら 私はボケていて幸せである 



自分の言葉で 自分の人生は

つくられて行くと言う・・・・


出来るだけ いい事を考え

嫌な事があったら、好きな人の事を思い出し

思考が<酸化>しないように気をつける・・・

こういう 佐藤博士の理論に大賛成・・・


砂漠から 東京へ・・・


「東京砂漠」なんて唄があったけど・・・


ホント どっちが 殺伐 としているのか 

分からない


そして 人間

どういう生き方が 殺伐 としているか

あるいは より生き生き としているかも

私には 分からない・・


人それぞれだし・・・



これからも また 

いい旅に出られるよう

いい仕事をしてゆこうと思う・・



人に喜ばれて

そして 

人を励まして

そして その結果

自分も成長できるような仕事を・・


旅は やっぱり いい

いつでも 新しい出会いや気づきがあるから

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2006年03月22日

砂漠でゴルフ

昔 中近東でゴルフをする時は

砂漠の上を マットを持ち歩きながらすると聞いた

でも UAE ドバイでは そんなことはない


予約を取ってもらうときに確認した


芝生のフェアーウエーのゴルフ場か?って



モンゴメリーゴルフコースは

あの 赤鬼顔の コーリン モンゴメリーの設計したコース

とても綺麗なクラブハウスに

新品のゴルフカート が嬉しい



8:30のティータイムが取れた

楽しかった ・・・


スコアーは 別にして 

ドバイで ゴルフをしているという

「思い出を作るため」 に 一打  一打

感謝して打った


感謝している割には

煩悩が見え隠れし 力が入る

ボールがあっちへ行ったり こっちへ行ったり

まだ 人間が出来ていない・・・



感謝を しなきゃ「いけない」と思うんだけど

何で こんなにバンカー ばかりなんだよー! と

モンゴメリーは 意地悪だなー なんて・・・



そりゃ あんた 

ここは砂漠なんだから

バンカー以外のところに 

芝生を植えて造ってんだから

あー そうか・・なんて


仕方が無いか  エイっ !と 打つ

そうすると 

またグリーン手前のバンカーにつかまる・・

もう 勘弁してよ・・・

Picture 301.JPG

<当日一緒にラウンドした 英国リバプールから来た スティーブとパティー>

彼らも ドバイが初めてで ロンドン時代の話に花が咲いた

スティーブは 昨年12月に引退し

これからはオーストラリアのゴールドコーストに移住し

夫婦で旅行を楽しむのだそうだ・・・


プレー後 ビールに誘われてご馳走になった

このビールがまた格別に美味しくて 

なおさら会話が盛り上がり

ロンドンのパブで時間をつぶす

英国の文化を思い出した・・・


英国人というのは やはり豊かである・・・

あの 「ゆとり」 がいい



ゴルフ場の周辺は 大変な 住宅造成ブーム

それも 皆デカイ!

Picture 305.JPG

Picture 306.JPG

いったい 誰が住むのだろう


スティーブと冗談を言い合った

「一軒 どう?」

こんな大きな家じゃ 管理が大変だ!って

庭師と お手伝いさん 5人はいるぞ! なんて

変に 現実的な意見が一致した・・


昼過ぎに ゴルフを終えホテルへ帰り

ホテルのプールサイドで食事をした・・・

プールサイドのレストランはサービスが良かった

Picture 333.JPG

彼は スリランカ からの出稼ぎ青年

よく気が付く ウエイターだった

今秋に 妹の留学している日本に行くのだそうだ


色々と 聞かれた・・



日本って どうなんですか?って

10月だと いい季節だけど

ここと比べると ちょっと寒くて 

雨が多いかも知れないよ・・・




そうですか 「嬉しい!」

「ドバイにいると、寒くて雨が多いの 珍しくて
すごく楽しみ・・」だって



ま 誰でも 隣の芝生 である・・・


一生懸命の 瞳が いい

あの 純真さが いい

サービス業で働く事に「喜び」を感じている所がいい


ハワイの Tipの額だけ考えて

<配膳>している ウエイター達と 違う!?

ほーら  出たー !



プールサイドで少し のんびりした

英国人の 「ゆとり」を真似しようかと・・・

Picture 339.JPG


おお プールサイドの 時計が

ロレックスである・・・


もう いくら何でも・・・・勘弁して欲しい

投稿者 : 09:56 | トラックバック

2006年03月20日

ドバイの旅

イヤー 日本野球凄い!

WBC初代チャンピオンとは

アメリカ戦での 後味悪い 判定・・

韓国戦での敗退・・・


ほとんど人が 思いもしなかった結果かも


王監督 おめでとうございます・・・


さて


ドバイでのその後の旅について

記憶が新しいうちに書こうか・・ と


アルマハデザートに3泊してから

車で ドバイのジュメイラビーチにある

世界で一番豪華なホテル・・・と言われている

「バージュ アル アラブ」に 移動した・・


世界一 なんて聞いたら

そりゃ ご挨拶しないと 後悔が残る

と言うものだ・・・


このホテルは 7ツ星と言われる評判があるほど・・・

確かに

その施設の豪華さは 目を見張るばかり

Picture 317.JPG


全景は ヨットの帆を思い浮かべさせる

海にせりでていて 建物の高さは 200m



上階には VIP専用の ヘリポートがある

王 ー !?


建物の中は 金ぴか

Picture 285.JPG


アラブの人は 金色と赤色、 そして

派手な 色がお好き・・・


Picture 275.JPG

壁にある金張りの鏡に見える物は

テレビ・・

だけど あんた いくらなんでも

そんなに 何でもかんでも・・・・・


最初の1-2日は

目がくらんだ

金色で 目がくらむ・・・

砂漠から移動したから 余計・・

目が 回る・・・


しかし これが 帰る日くらいには

中々 いいと思うようになった

とても 人間を元気にしてくれる・・


煩悩を 刺激してくれて

何かムラムラして? 

ハッスルしていしまいそうな

そうか やはり 

「金」は永遠に人々の憧れか・・

Picture 281.JPG


エネルギーの源になる色か?

なんて変に 納得してしまう・・


まー ホテルの施設がこれだけスケールが大きいと

豪華とか 広い 狭い 高い 安いの

物差しが だいぶ伸びたように感じる


これは 今後の仕事に収穫だった・・・


これで大抵のものを見ても 驚かないかな・・なんて



でも

このホテル施設は豪華で、世界一かもしれないけど


サービスは 中級・・


そう?


バトラーサービスが24時間なんていったって

8時間交代制だから

肝心なときに 交代時間で いない

電話で 呼んでも まだ出勤していないだって


頼んだ事が そのままだったり・・・

こら!


花とか シャンペーンやお菓子を

ちょくちょく部屋に持ってきてくれるのはいいけど 

ちゃんと 客のお世話をせなアカンよ・・・君ら


ほー 厳しいっすね・・

そう だってコンサルタントだから・・・



バトラーが燕尾服着てるからって

そんな後手のサービスでは駄目・・


おー 


高いのは従業員の プライドだけで

サービスの質は あまり高くなかった


これが残念・・・


また行きたいか?

答えは No ・・・ 


申し訳ないけど、はっきり言わせて貰う・・・


連日満室だそうだけど

私は 1回で 十分 ・・・


でも ここでも色々な人と会った

このホテルの一番の上得意客は

なんと ロシアの人だそうだ・・・


へー 世の中やっぱり石油かー ・・ みたいな・・



相撲取りみたいな おじさん おばさんが

ホテル中を闊歩し 

そしてスパで くつろいでいる・・・

エレベーターも

サウナもプールも狭く感じる

日本人って やっぱりチッコイなー って



どこから来たの?

ウズベキスタン ・・・ 

えー!  なんて


そう言えば

ドバイで 初めての挨拶をして

お互い国名を言った後に それぞれの人たちが

ちょっと 相手の表情を観察する瞬間がある


これ それぞれ自分の国柄が世界でどう評価されているのか

ちょっと心配になる瞬間かな・・・


出稼ぎの人たちは 自国の名を言うときに

ちょっと自信なさそうにふっと下を向くときがある・・

何とも言えないけど

分かる・・・・



ロシア、欧州の巨漢のホテル客たちや 

アラブの民族衣装を着た

やはりプロレスラー級の人達の中にいると

私なんか ダイエットする必要なんか

全然 無い! と 嬉しくなる・・

Picture 297.JPG

ほんじゃ 食べるぞー っと 気合を入れる・・・


そして明日は ホテルから近くの

モンゴメリー ゴルフカントリークラブに出かける

ドバイクラシックの催された <エミレーツGC>は

1ヶ月 先まで 予約で一杯だとか・・・

そうですか

どこもかしこもお忙しいんですね 


ドバイは・・・・



明日は 砂漠で ゴルフ!

これも  

死ぬまでに一度やってみたいと

思っていたことだ・・


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2006年03月17日

出稼ぎ

今回 富めるアラブ首長国連邦で どれだけ多くの

出稼ぎ外国人に会っただろう・・・



旅行中 忘れないように その国名をメモして

帰ってきた


インド 

パキスタン

スリランカ

南アフリカ

イラン

ブルガリア

タイ

フィリピン

ジンバブエ

レバノン

モロッコ

Picture 324.JPG

・・ドバイのレストランで・・・
<左が イランから来たパン職人 中央はブルガリアから来たウエートレス>

とても親切にしてくれた



たぶん これだけではないだろうが

少なくとも私が 出会って 

直接言葉を交わした人達だけでも

こんなに多くの国になる・・・


ほとんど人たちが 祖国に家族を残し

UAEで働いて 仕送りをしている 


まー とにかく

この世の中


富める国と そうでない国に

二分されているような


オイルマネーで 潤う

綺麗な 民族衣装を着たアラブの人は

働かない・・・

Picture 313.JPG


いわゆる通常の 「労働作業」は

あまりしない・・・


石油文明がいつまで続くか・・だけど

今は 働かない・・・


沢山の 外国人労働者に

ビルの建設作業をさせ、下働き、サービス業をさせて、

子守を雇い
Picture 344.JPG


家ではお手伝いに家事をさせ

そして 自分達は 労働はしない・・・


あー 福沢先生 

貴方は 間違っている・・・

天は 絶対に 人の上に人を作ってる・・・・・・と?

そんな風に思ってしまうほど・・・


ふと 考えた

じゃー 日本人って どっちなの?

働く方 それとも 働いてもらう方?


適当に 豊かだけど

毎日 一生懸命労働しないといけないし

ほんじゃ 世界の中流?・・・ なんて


世の中 

サービスをする人と サービスを受ける人

大きく分けて 二種類あると思う・・・


どうせなら される側に回りたいけど

日本人の 美徳から言って

どうも この 

お手伝いさん雇って

運転手雇って 

子守を雇って・・

そういうの 昔の貴族や余程の土地持ちで無いと

恥ずかしくて出来ないのでは?




アラブ諸国の発展は ものすごい

と言うか

油に火がついたような勢い・・

語彙に乏しい 私としては

うまく 100% 表現できないけど

すごい・・



カハラの高級邸宅外 並みの家が

ジュメイラビーチ海岸通りに 何千軒と 

建売住宅みたいに

ずらーーーーーーっと 並んで 建っている

あれー  その裏通りにも ずらーーーーーっと・・・


もう 勘弁してよ・・・



だから思った

もうあと10~20年で終わりだなって・・・

盛者必衰だから・・・


彼らもそれを分かっているから 急ピッチで

開発してるんだろうなー  なんて・・・


もう エタノールの時代が来たら

ドバイも ヤバイ・・・?~! から



だから?


いや 別に


ただ 感じたままを・・・


世界のブランド品、金ピカ、ダイヤモンド散りばめた時計・・

なんて言うのが大好きなアラブの人たちも 

要はあまり欧米人や日本人と変わらない


いくら女性がベールをかぶって 

敬虔なイスラム教で

黒い衣装をまとっていても 

その下には

ジーンズや派手な洋服を着て・・・

一日5回 お祈りしていても

おしゃれで、

豚肉以外のご馳走 が大好き・・とか


基本は 我々とあまり

変わらないんじゃないかなー

なんて思った・・・

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2006年03月16日

アルマハ砂漠

内田さん あのー 

この上の欄の <ハワイビジネスブログ>ですけどね

やるんですか それとも お知らせだけで終わりっすか?



すみません・・・ 書かないといけないんですが

今ひとつ 筆が進まなくて 

ついつい、人生や道徳の方ばかり・・・


アルマハデザートでの アクティビティーは

色々とあって 各自の好みで選べるようになっている・・・


2日目の朝は Falcon tourだった・・・

<鷹> は 中近東では貴族の飼う ペット

所 変われば ペットも違う

でも もともと馬賊のアラブ民族は

強い のがお好き・・・


スピッツ とか カナリア なんかは  

ヨワッチク て 飼っていても自慢にならない?


このリゾートで 訓練された鷹の飛行を見た

餌は フクロウ の肉 !


おーーーーー  怖い・・・肉食だ!


いくら弱肉強食だと言っても、 フクロウの肉なんて




Picture 259.JPG


Donnie が飼いならした鷹を 空に放つ・・

その 鷹は Donnieが 振り回す ルアー(餌の模型)にめがけ

ゼロ戦の急降下のように 突っ込んでくる・・・



おー 危ないなー・・・・ もう!


鷹は ものすごく賢い鳥で

その賢さ 強さ そして 胸を張った雄姿が

アラブの王様のお気に入りだそうだ・・・


東京にはカラスが多いけど・・・?



ツアーから戻って

ホテル内のバーで くつろぐ・・・


そう 銀座のバーとはちょっと違う


バーテンダーは インドからの出稼ぎ青年

ホステスさんは いない・・・


彼は ことの他 愛想がいい・・・

Picture 268.JPG


聞いてみた 


あのー 聞きにくい事だけどさー・・・って 


前置きして


パキスタン出身の ホテルスタッフと

一緒に働くのは やっぱり

何か 抵抗ある?   って

国際情勢に興味のある田舎者らしい質問をしてみた・・


彼は はっきり 

「うん すごく嫌です・・」 って言っていた・・

そうか やっぱり・・そうなんだ・・


民族間の憎悪とか、確執とか

やっぱり難しいんだ どこにいても・・・

なんて


変に 納得した・・


もう仲直り したら・・・ とは

あまりに無責任で言えなかった


時間も お昼だったので

彼には Gancia ベルモットの 

ドライを 9 そして ロッソを 1で

ロックでカクテルを作ってもらった・・・


丁度 昼食前の 食前酒に ぴったり・・・

我ながら なかなかのチョイスだった


どのスタッフも おしゃべり好きで

私は ハワイから来た と言うと

でも 顔は日本人じゃないのー   と言う

そう・・

もともとは 東京出身で・・ 今 ハワイに住んでる


そういうと 皆 一様に   

あーそう  と安心した様子・・


皆 いつか日本に行ってみたい と

口をそろえて言う

やはり 

日本は世界の注目の国なんだな・・と実感する



このリゾートは各コテージに プールが付いている

Picture 210.JPG


リゾート内は 本当に静か・・


あまり人がいない・・


部屋から見えるのは  

砂漠の景色だけ・・・


部屋とメインビルディングとの間は

ゴルフカートで 送迎してくれる・・・



つかの間 都会 (ホノルルも今や大都会だし) を離れて

自分だけ ポツリ・・と 

地球の アルマハ砂漠の上に 

存在する自分の<チビッコ>さを感じる事が出来た。


よく <一生の思い出> と言う言葉がある


一生の思い出は 別に一つでなくてもいい


いくつもあっていいと思う・・・



今回 ドバイ  アルマハでの数日は 

その一生の・・・の 始まりだった・・


明日にはドバイの ジュメイラ ビーチにある

バージュ アル アラブに移動する


今夜も 星空を見ながら

どんどん気温が下がり

夜が更けてゆく砂漠の中で 

ゆっくり 休む・・・


いいなー 内田さん~!

皆にそういう風に 言われた・・・・


でも・・・


そう 本当に 良かったですよ・・・って


皆さんも どんどん 行きたいところに

行くといいと思いますよ・・・って

そう言いたい・・・


要は 人生

何でも 「優先順位」 だから・・・


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ラクダ

月のー 砂漠をー♪ はーるー ばーるとー ♪

そう 小さいときに よく唄った・・


いつか乗ってみたいとは思っていた


アルマハでの二日目の夕方に

乗った ・・・

とうとう ラクダに 乗った・・・



それも 砂漠で

Picture 243.JPG


彼は パキスタンから来た ラクダ使い・・

完璧な 調教師・・・

ラクダに 有無も言わせない・・




リゾートの近くから 約 1km くらい離れた

砂漠の小高い 丘まで

ラクダで ポクポクと行った


思わず 口ずさんでしまう・・・

つーきのー  ♪ ♪・・・・ って



ラクダの背中で かみ締めた・・・


幸せを・・


やっぱり来て 良かった・・


そのうち いつか 行こう・・・

なんて言っていないで

さっさと来て 良かった

そう 思った・・・・


Picture 248.JPG


いつも 海に落ちる サンセットは見慣れているけど

地平線に 沈む サンセットも これまたいい


砂の上も だんだんヒンヤリしてくる

でも 粉のような きめの細かい砂で 

柔らかくて 気持ちがいい・・・


お祈りした・・・


ほー

内田さん 何を? 

・・・ な い しょ !・・・・



ラクダの背中は 思った以上に快適だった

おとなしい 大きな可愛いラクダの目を見て

その綺麗な瞳に 「毎日ご苦労様・・・」なんて

Picture 253.JPG



「強く思うと 叶う」 って言う

やっぱり その通りだと思う・・


小さいときから 砂漠とかラクダの画像を

テレビで見ていて

へー  いつか行ければ 行ってみたいなー 

とは確かに 何となく思ったことはあった・・・・


ここ1-2年 中東アラブのニュースが連日流れる中

イスラム教の国に行って見たい・・



そして

アラブの国にも行って見たいと 

マジに だんだんそう思い始めていた


昨年12月に 決意し

日程を決め

いつも通り 全ての行程を インターネットで調べ 

手配し 予約した・・・



本当に ネットの時代

ホテルもエアラインの予約も 移動した日程全て 

何一つ間違いなく、完璧だった・・・


やっぱりこれ 便利やなー



内田さん ずいぶん贅沢な旅ですねー ・・・

何人にも言われた


ちょっと 冷やかしっぽく 言われた・・・・




はい。  

最近 贅沢をするようにしてます・・って


自分の感動する心にまだ 余力 のある内に

そして 荷物持って チェックインして、 

時差に対応できる体力のある内に

出来るだけ 遠い国々を訪れ 

知らない文化を観てみようと・・・


貯金して 定年退職してから・・・ではなくて

早く 元気なうちに 行ってこようと・・


観るもの 聞くもの  感じるもので

自分の固まりつつある 価値観 をぶち壊し

より感度を上げて より良い仕事をしてゆく・・・ 

そういう 「自分への投資」の為に



強く思うと 本当に叶うものだ・・・

ついに 砂漠で ラクダに乗り

サンセットに 静かに祈る事が

Picture 249.JPG


「実現」した・・・



大した事では無いが  

死ぬときに後悔することが一つ減った・・・

そんな気がした


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2006年03月15日

ドバイ 

最近 砂漠が好き と言うと

へー そんなにいいですか?  と言われる・・・


それは 各自違っていい

ただ自分は ハマッている



そして



最近好きな物が増えた

これ

Picture 208.JPG

< ラクダ >



今回 ドバイに着いてから 空港から車で1時間程の

アルマハ デザート リゾートへ行ってきた・・・



すごい 

225平方キロメートルの 私有の砂漠に

このリゾートはある


上記の写真は  そのリゾートの玄関入り口から手前にいた


野生の ラクダ である・・

おー 背中のこぶが 一つしかない・・・


エジプトのラクダは こぶが 二つ

でもこの辺りにいる ドバイのラクダは 

こぶが一つだそうだ・・・


一つ 勉強になった・・・?


このリゾートは 計40棟のコテージで

満室でも 合計 100名以下の宿泊客・・・


18歳未満は お断りの 大人のリゾート・・・

朝になると

沢山の鳥 とか ガゼール がコテージのすぐ近くまで

来ている・・

Picture 239.JPG


おー 



朝チェックインすると 

担当のアクティヴィティー エキスパートが

アサインされた・・・


私の滞在中の担当は 南アフリカ出身の Donnieだった

本当に ハンサムで 優しい ナイスガイ・・・

今秋に 結婚するのだそうだ



その日の夕方から

敷地内の 砂漠探索ツアーに連れて行ってもらった


4WDの車で砂漠を回り 途中車を降りて

色々と 砂漠の神秘についての話を聞く・・・

Picture 238.JPG

砂漠の景色は 毎日変わる

風が吹くと 地形が変わるから・・・

へー そうでっか・・・

先週は 11ヶ月ぶりの大雨が降ったそうだ


ほー 気のせいか 砂もしっとり冷たく感じるわ・・・・


すっかり 典型的観光客である・・・



ドバイは この時期

最高気温 27℃  最低気温 10℃

そして  湿度は 40%・・・・

ハワイより心地よい 旅するに完璧 な季節 


とても 楽しかった

彼の人柄が ツアーを余計 楽しくしてくれた・・


祖国 南アフリカのこと

ハワイのことを話し合い

そして

結婚した後 どこに住もうか悩んでいる・・・

などと相談を受けた・・


砂漠に行くと 看板が無い・・・

砂漠に行くと 人がいない・・・


砂漠に行くと 「閉まるドアーに ご注意ください!」
なんて言うアナウンスも聞こえない・・・


砂漠に行くと コンビニ が無い・・・


だから

砂漠に行くと 集中力が増す・・・

自然の中に  

動植物 と 自分しか いないから・・・

Picture 225.JPG


音が 澄んでいる

空気が グレ ていない


とても 純粋な <気> 

いわゆる 本来の 自然の<空気> を感じることが出来る・・




アルマハでの数日は本当に 命の洗濯になった


インド、 パキスタン、 スリランカ、 タイ・・・

各国から 多くの出稼ぎ従業員がここで働いている

皆 英語が堪能で ホスピタリティー精神たっぷりだ


この国では 「貴方は どこの国出身ですか?」が

最初の挨拶・・・

それほど 多くの国から 人が集まっている・・・ 


皆 共通して 笑顔がいい・・


皆 とてもよく働く・・・

投稿者 : 21:30 | トラックバック

2006年03月14日

ご無沙汰しました。

2週間 ブログを休んで、 

休暇と仕事でハワイを留守に・・・




休暇で 中近東のアラブ首長国連邦に、

そして 仕事で 東京に行ってきた。


最近 砂漠に凝っているので

ドバイの 砂漠に・・・

イヤー 本当に 砂漠に行くと頭がすっきりする。


旅をすると 人生観が変わり

そして いつもながら多くの気づきがある・・

今回も たくさん 自分の知らない世界を見て

「世界観」が変わったように 思う・・・


アラブ首長国連邦・・・


英語で United Arab Emirates

中東でも、穏健派の国で有名で

もちろん石油で豊かな ところ・・



何人にも 聞かれた


内田さん 何で <ドバイ> なんか行くの?


ドバイ ?  それどこですか?・・・・って




申し訳ないけど  説明するのも面倒くさいので

え?  あー そのー   それじゃー って

行って来た・・・


ハワイと 10時間の時差があるので

ホノルルから まず成田に飛び

東京で 一泊・・・

用事を済ませながら 少し時差調整をし

そして翌日の 夕方 羽田から関空に・・


UAE の航空会社 <エミレーツ航空>の

ドバイまでの直行便は 夜中 11:40発・・


もう 体内時計は 狂い放題だが

ウキウキ ドキドキ で

心地よい 時差と眠気だった・・・


しばらく ドバイで見て 体験してきた

あれ これ を書こうかなと・・・・




久しぶりに戻った ホノルルは

どんより 曇り空・・・

やっと荷物の整理が終わり


留守中に入っていた、170本のE-mail の処理も

先程ほぼ終了・・・・



さて 今 世界に大きな影響力を持つアラブの国とは ・・・

ハワイの田舎者の 見聞録・・


投稿者 : 17:30 | トラックバック

2006年02月21日

任天堂の創業者三代目で相談役の 山内博氏が

こう言っている

任天堂が成功した、自分がこれまで結果成功できたのは

たまたま運が良かっただけだ・・・・と


彼は トランプ、花札製造業の小さな町工場を

世界的なゲームメーカーに育て上げ、

昨年引退した・・・


あまり 世間で講演したり、経営ノウハウを

説くこともしない・・・


シアトルマリナーズが経営危機に陥ったとき

当時 米国任天堂を置いてくれたシアトルという

土地に ご恩返しのつもりでオーナーとなる・・・


それも 私財を投じて・・・

そして マリナーズの球団経営には一切口を出さない・・・


自らも スコーフィールドに足を運んだ事がないそうだ・・

野球には 全く興味がないから


山内さんは  

ここまで来れたのは運が 良かっただけ 

としか言いようがない・・

そう言っている・・


ここまで 来れた経営の秘訣が分かっていれば

苦労はしなかった・・・と

たまたま 続けていた経営努力の結果が

こうなっただけだ・・と


社名の 「任天堂」 は

運を天に任せる と言う意味だそうだ・・・


私は 人間誰でも 二種類の運を持っていると思う

一つは

先天的な 運・・・・・

これは 生まれながらにしての 運命・・・・

いわゆる 宿命 かな・・・


本人には変えられない 何か


もう一つは

後天的な 運命・・


運命と言うより 運勢 と言った方が

漢字が合っているかもしれない・・・


これは その本人の姿勢や努力

そして 生きていくうちに 変化するもの・・


「 運も実力の うちだ!」 なんて


よく 「あの人 運がいいよなー」 と言う あれ・・・



運勢 と言うごとく 運の 「勢い」だから

上がり下がり、そして 加速 失速がある・・・


ちょっと気を抜いて 銀座ではしご酒していると

下がる・・・


プライベートジェット買って

馬主になんかなっていると

塀の向こう側に 落ちる・・・・


皆さんは 

運が良い方だろうか それとも悪い方だろうか?


私は とても幸運な方である・・


まず先天的に 「健康」 を授かっている

それに あまり 頭は良くない方だが

「理解力」は、かなりあると思っている・・・


そして後天的に

「人運」がある・・・

これまで 色々な局面で 良い人に出会えた

そういう人達に 

何度助けていただいたり、応援していただいたり

助言してもらったことか・・・


そう だから自分の実力よりも 

人から手助けを受ける「能力」? を持っている・・・


そして出会ってから今まで その出会いの運命を 

大切に育んでいる人もいる・・・


いやー 内田さんは幸運ですよね・・

そう言われることがよくある


そういう時は 

「はい 本当に その通りです・・・」と言うようにしている


いつも 誰かに見守られ

いつも 大事な時に ハっと 気づきを与えられる・・・


どうしたもんかなー  なんて思っていると 

届く・・・

ふと インターネットの記事とか、本屋の棚に

その答えとなる 題材の話を見つける事ができる・・・


いかに 自分が自己中心か!  なんて 

<誰か>から、頭をコツンとやられる・・・


だから 私は何とか今でもやっていけているのだ

と つくづく 思う・・・

人生のうちに成果が出たり、成功したことを 

全て自分の「実力」だとか 自分の「努力の結果」だ

なーんて思った瞬間から駄目になる・・・



山内さんも そう言っている・・・


出会い、 めぐり合わせ、 タイミング、

そして

予想もしなかった 市場の変化・・


事業で成功した人で   

そうなった事を 

自分の実力、努力とか、 

読みが当たったんだ !

なんて言う人がいるけど


私は そう思わない・・・


それは たまたま運が良かっただけ・・・


そう思った方が 無難だと思う・・



「運が全て」だって言うなら


何もしないで いいん すか?


それは 違う・・・


もがいて、苦しんで、試行錯誤してみる 

いわゆる世間で言う 「苦労」 を 惜しむ人は 

運勢が好転しないし 勢いづきもしないから・・・・


自分が 学生の頃、当時両親が願っていた

慶應大学の付属高校に入学が決まった時

こう 思った・・・


俺の両親って 幸運だなー と

長男を10歳で病気で亡くし その悲しみを乗り越えて

がんばって働いてきて その生まれ変わりが

親父が卒業した大学の付属高校に合格した・・・


これ きっと両親の運勢だな・・って


二人の喜びようを見て そう感じたのを覚えている

なんて 幸運な人たち だろう・・・ と


自分の願いや仕事に 結果が出た場合

きっと自分以外の誰かの 宿命 運勢が・・・

そして自分を守ってくれている 

誰かの努力や功徳の積み重ねが

働いている・・


そう考えてみると 自分の人生で日々起きる事の

見方が変わってくる・・・


投稿者 : 05:43 | トラックバック

2006年02月20日

人の話を聞く

はい 皆さん それではお忙しいと思いますが

着席を・・・・

今日は 月曜日 米国はプレジデンツデーでお休み

でも 道徳は 休まない・・


今日のテーマは 「人の話を聞く」 ことについて


昔から 人の話を ちゃんと聞きなさい! と

親や 先生からよく怒られた・・

私は 集中力が散漫で 遊びたい 一心だったので

余計 怒られたものだ・・・・


こら 内田 ! 人の話をよく聞きなっさい! と


人の 話を聞く能力には 色々と差がある


まず

ちゃんと落ち着いて 人の話を聞くことができる人・・・

これ お利口さん・・



そして、その人の話の意味を理解できる人・・・

これは 上級者・・

頭がいい・・ 学校の成績と違う 賢さ



それから

その話の意味を理解して すぐ実行できる人・・・

これ 黒帯級・・・・




ハワイで 色々と仕事をしていて

言葉の壁に 苦労しながら

この 違いをよく実感する・・・


まず 相手が日本人、外人なんて分ける前に


基本的に全然 相手の話を聞いていない人が多い・・

おっちょこちょい、あわて者・・・


そして

話は聞くんだけど 意味が分からない人

真意がつかめない

このタイプも多い・・・



日本人同士で、 日本語で会話して

ちゃんと 言葉は完全に共有していても

言ってる意味が分からない人が多い・・・


お客さんや、上司、あるいは 初対面の人との

コミニュケーションでも この意味を理解できていない人が

驚くほど多い・・・


人の話をよく聞いて しっかり理解できる人

素晴らしい・・・・


だいたい 優秀な人が多い・・・


しかし それを実際に行動に移す人は

残念な事に 少ない・・・

分かってはいるんだけど やらない・・・

やろうとしない・・・

やってみる前に 結論だけ出して



やらない



優秀な人・・・

実際に 言われた事を行動に移し

言葉を通じて頭の中で理解していた範囲を超えた

発見や 学習をする・・・


実体験しているから 将来も忘れない

もう その人の 一つの能力、経験に

してしまう・・・



人の 話をよく聞くのは とても

自分にプラスな事が多い・・・


最悪なケース・・・

人の話を聞かない人・・

人のアドバイスや説明、親切な指導を

聞こうとしない人・・・


そのまま 泣かず飛ばずで 終わる・・


そして 同じ人の話を聞く耳を持っている人でも

人の話の 「要点をきちんと理解」できる人と

その話を 自分に「都合のいいところだけ取り入れる」人とでも

雲泥の差が出る・・・


相手の話を理解する力と 

それを真摯で謙虚な姿勢で聞き、行動する・・・・

これらを兼ね合わせて持っている人は

驚くほど 早い進歩と 大きなチャンスを手にすることが多い



人の話を聞こうとしないで 

皆に自分の話ばかり おしゃべりしている人・・・


これは救いようの無い「たわけ者」である・・・

おー! ・・・



今日は いつもより少しキツ目に 最後を締めくくる・・・

では 

起立!   礼!


 

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2006年02月11日

ラスベガス

火曜日から久しぶりにラスベガスに行ってきた・・・

たまには、ハワイ以外の市場調査も・・・・

約3年ぶり、4回目のLV はホテルも、

家も車も何もかもが増えて、混雑して 益々活況を呈していた。


人口は170万人・・

世界各地からの観光客数は

年間3500万人ほどと言われている。

ハワイの観光客数の約5倍・・・

何でも スケールが デカイ!


グランドキャニオンにも観光へ行き

再度 砂漠で 何かを感じてきた・・・

アリゾナ州に入ると 時間が1時間早まる。

アメリカの広大さを 実感・・・



砂漠は いい・・   少しほこりっぽいけど

景色が単純だと 思考が澄むような気がする

「気が散らない」 と言うか・・

世間の雑踏に 惑わされないですむ 

何か そう いつに無い 「集中力」 のようなものを得られる・・・


夜は、3日間 ショー を3連続で・・・

サーキュドソレーイユの 「O」 と 「KA」を・・


とにかく人を喜ばせるエンターテイメントの

プロデュース力、プロ根性、

ショービジネスの真髄を味わってきた・・・・


最後の夜は 「エルトン ジョン」・・・

うーん あの おデブちゃんの愛嬌が素敵である・・

ステージ生活 36年だとか

何を着ても似合わないが、あの声量とピアノは圧巻


周りを見回しても 若い人より私くらいから以上の

年配の観客が目立つ・・・


きっと優しい人柄なのだろう・・・


間近に 彼の顔を見れば

いくらサングラスしていても

私には 分かる・・・


大好きな 「ダニエル」 と 「キャンドル イン ザ ウインド」も

演奏してくれた・・

もう感激・・・  ダイアナ妃も 思い出しながら・・




彼は新婚早々?だから 余計気合が入っていた・・


昼の 雲ひとつ無い 砂漠の紺碧の空・・

夜の 街並みは 一段とネオンで輝くラスベガス・・


どこを見ても スロットマシーンと人・・・

酒とタバコとギャンブルの街・・・


でも どこか しっかり治安と統制が取れた中での

大人の自由を感じる空間だ・・・・


ハワイの人は ラスベガスに行くのが好きな人が多い




分かる・・・

ハワイに無い 刺激とスケールの大きさ

そして

美しい自然の代わりに

美しい「人工の美学」があるから・・・



湿度30%の砂漠から、湿度64%のハワイに戻る・・

ホっとして 身体にしっとりと潤いが戻る?・・・




さー  今夕からまた仕事・・・

明日の 日曜日も・・・


自由業だから 勝手気ままに・・・


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2006年02月03日

嫁と姑

世界で何が共通しているか

色々とあるが、この 嫁と姑の関係・・

万国共通・・仲が悪い・・・

もちろん例外もあるが どうしてか 犬猿の仲・・



人間が人間を憎んだり、嫌ったり、

一緒にいるのが たまらなく イヤ

そんな 関係の 代表格・・・・




意地悪な 姑に

気の利かない 嫁・・・・

本当に こればかりは  

人類の方程式ではないか と思うほど

すごい・・・・


こんな「日本昔話」 がある

気の利かない嫁の悪口を言ってばかりの

姑がいた・・

「ウチ の嫁は最悪だ」ってご近所に言いふらす・・


嫁も最初は我慢していたが 何とも意地悪なその姑に

怒りが収まらない・・・


何をやっても ケチを付けられるし・・

どうしても どうしても我慢ができなくなった嫁は

ある日 お寺に相談に行った


そのお寺の 住職に

「もう私は我慢が出来ません、姑を殺してやりたい」 と


相談を受けた そのお坊さんは

「そうか、分かった じゃーこの白い毒の粉を

毎日 義母のご飯に少しずつ混ぜなさい」

「え? この白い粉をですか?」

「そうだ、少しずつ 姑が気がつかないように。
そうすればもうすぐ姑は死ぬ・・・」

「は はい」

「しかし、一つ条件がある・・・・・」


「はい 何でも」

「この粉を混ぜてから、毎日その姑の言う事を我慢して
笑顔で全部聞いて、三つ指ついて従いなさい・・・・」

「分かりました」


その嫁は早速 その日の晩から

その白い粉を 姑のご飯に混ぜ始めた

気がつかれないように・・・



そして その住職の言うとおり

姑の言う事を 何でも 「はい かしこまりました・・」

と聞き、従うように心がけた・・・



すると しばらくすると 

姑は ご近所に

「ウチの 嫁は世界一出来がいい」

と誉めるようになった・・

「こんな素晴らしい嫁は、ウチの息子にはもったいない・・」と


嫁は 毎日 その白い毒を 姑のご飯に混ぜながら

ひたすら 住職の言った通り 平身低頭 姑に従った・・



ある日の朝 姑の具合が悪くなった

高熱を出し寝込んでしまった・・・

嫁は あー いよいよ毒が・・・と焦る


・・・・・困った こんな事をしてしまって・・・・

・・・・私はなんと言う愚かな事をしてしまったのか・・・

・・・・こんなに優しい 義母に対して、 なんと罰当たりな・・・・・


嫁は 申し訳ない気持ちで一杯になり

その姑に24時間 付き添って看病をした

「お義母様 早く元気になってください・・・」

嫁は毎日祈った・・

仏様に 謝り そして祈った・・

何とか 義母の命を救ってください・・・と



姑は こんなに優しい嫁はいない

いつか また元気になって その嫁と一緒に

畑仕事がしたい・・・と 嫁の手を握り涙を流した


その嫁の献身的な看病で 姑の具合が  

良くなり、やっと布団の上で起き上がれるようになる・・



嫁は 安心して お寺に急いだ・・

住職様 私はなんとひどい嫁でしょう・・

あんなに優しい 良い義母を殺そうと考えるなんて・・

そう言って 涙を流し

懺悔した・・・・・・・


そうか ・・

そのお坊さんは 言った

「あのな あの白い粉はただの小麦粉だったんだよ」

え?

「姑が具合が悪くなったのは あの粉のせいではない」

え? 小麦粉?


「そうだ 義母が病気になったのはあんたのせいではない」

そして

「あんたの素直で献身的な行いが 優しい姑に変えたんだよ」 と



人間 他人を憎む事は 簡単・・・

でも そんな関係を修復するのも

決して 不可能ではない・・・


そんな 日本昔話・・・ でした


では お時間も よろしいようで・・・・


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2006年02月02日

たら れば

Picture 096.JPG

昨日は ラジオKZOOの朝の番組で有名な

田中克己さんとゴルフだった・・・

田中さんは 日本の高校を中退して

ハーバードの法律学科を卒業後

NYで投資M&Aの会社に勤め、

現在はハワイのワイキキトローリーで有名な

E NOA のオーナーである・・・


月曜日から金曜日の毎朝 7:30~9:00まで

米国、ハワイ州の政治経済ニュースを

日本語で解説されている・・・



法律やアメリカの政治の裏側を

良く知っている田中さんの解説は 

とても分かりやすくて評判である・・・


ちなみに 

彼はボランティアーでこの番組に出演されている

そう  ノーギャラ

彼自身 とても楽しんでやっている所が良い・・・


要するに ~!・・・

まず 第一に ~ ! と 

毎日 朝からとても元気が良い・・


さて 今日は 

ゴルフをやる方なら誰でも知っている

「たら・れば」について


ゴルフをしていると

あーーー あそこで8番アイアンで打っていたらグリーンに届いたのになー


あー  ヘッドアップしなければ トップしなかったのに・・・


そう 別に 「鱈」 と 「レバー」ではない


人間 後悔の言葉が多い人がたくさんいる

ゴルフは後悔の連続・・・

あー  ~で池に入れなかったら・・・

あの OBさえ無ければ・・・


こういう 「後の祭り」の たられば を  

ゴルフだけでけでなく 毎日言いながら

生活している人がいる

そう 後悔人生・・・


毎日 何でも あとで こうしておけば良かった・・・

と悔やむ・・・

そして イライラする・・・

悪いのは自分なのに 

イライラして何かのせいにしようとする・・



同じ 「たら・れば」でも

ここで どうしたらボギーをたたかないように出来るか?・・・

ここで どういう事に注意してスイングすれば グリーンに届くか?・・・

こういう 考えでいつもゴルフをしている人は 

結果スコアーが良い・・・


悔やむ たら・れば でなくて

事前の心構え、段取りの

たら・れば・・・・

要は 先を読んで 先手を打つ・・・




人生で こういう たら・れば は大いに

歓迎したいものだ・・・ 


後悔は したことの無い人は誰もいないが  

それを次の失敗を防ぐ為の反省に役立てる・・


自分の癖を知り 自分を客観的に見つめる癖を付けておくと

この 好ましい たら・れば の精神が身につく・・・


後悔 先にたたず・・・

どうすれば 問題を解決できるか

どう考えたら これをうまく成功させられるか・・・



同じ たら・ればでも

聞き苦しい 悔やみの たら・ればでなく

こういう 前向きな 

たら・れば を

普段の 思考に取り入れるよう意識すると


一生で 大きな結果の開きが生まれると思う・・・


そして もっとゴルフ上手になるはずだ・・・

 

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2006年01月28日

贅沢

一億総火の玉・・・・

欲しがりません 勝つまでは・・・


贅沢は敵だ・・・



今から 65年前 日本ではこうやって

戦争への道を進んだ・・・


贅沢は いけないもの

贅沢をするということは 不道徳極まりない

日本のお年寄り 団塊の世代くらいまでは

そういう 潜在意識が残っていて

日々の生活、そして人生に大きく影響していると思う・・


贅沢とは

1.必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと。
「―を尽くす」「―な暮らし」「布地を―に使った服」
「たまには―したい」
2. 限度や、ふさわしい程度をこえること。
「―を言えばきりがない」「―な望み」
分(ぶん)不相応・身の程知らず

と辞書に書いてある・・・



最近 何か天声人語のノリである・・・



贅沢は 敵だろうか?

私はそうは思わない・・・


むしろ時々 贅沢をすると良いと思う・・・


必要以上に 豪勢な事を何かしてみる・・・

思い切り 贅沢をしてみる・・・

分不相応な 贅沢を 体験してみる・・・


なぜ 良いか?

自分の 意識の壁を ぶち破るのに 

効果満点だから・・・


もちろん 何も貯えも、収入も無いくせに

親の金で あるいは借金をしてまで

そんなことしたら

<誰か> から   

あのねあんた ちょっと こっちにいらっしゃい!・・  と

お叱りを受けることになる・・・


しかし 自分で一生懸命働いて 

10万円貯まったとする・・・

普通 日本人は その内の1万円使うのにも

びくびく する・・・・

「もったいない」 

「貯金が減るから」

「老後が心配だから」


そう 恐れてしまうから


だから

1泊 5万円する温泉に泊まろう

なんてことは 想像もしないし


想像するだけでも 不謹慎と

自重してしまう・・・


でも 1泊 一人5万円の温泉旅館に泊まってみると

驚く・・・

自分の 潜在意識に ものすごい刺激になる


へー こんなに快適で 綺麗な景色の露天風呂

それに 世の中に 

こんなに美味しいお料理と

丁寧なおもてなしのサービスがあるのか・・・と


たった一泊の時間に 

5万円出しても惜しくない価値が

この世に 存在したのか!って・・・・



そうすると 感じる

あー 今では まだまだだな・・・

もっと頑張って しょっちゅうこういう旅館に

泊まれるように頑張らなければ・・・なんて


へー 物以外に 5万円 出すのか・・・

とか

こういうものもビジネスになるかもなー

なんて


自分の意識の中の、 やる気と想像力の

<マグマ>が沸騰を 始める・・・



倹約が美徳で 贅沢が敵

そう価値観や生き方を 「固定」させていると

人生も 固定する・・・


100円ショップばかり行って

「百均人生」 で・・・・定着する・・・


10万円の貯金のうち

5万円 自分へのご褒美や贅沢に使い

あと4万円は・・・

お世話になった人に 贅沢の

おすそ分けをする・・・


そうすると・・・・

そう 信じられない事が起きる・・・

少し時間が経ってから という場合が多いが


それにまだ あと1万円残高があるし・・・

心も 豊かだ・・・ 0にはなってない


普通 誰でも 皆 「自分の為だけに」

お金を使おうとする ・・

他の事には とにかく倹約しようと



いつも言う 

お世話になった人に 返すと 

驚くほど素晴らしい 「新しい発見」 と言う

贅沢を 味わうことができる・・・



お世話になっている 他人だけでなく

親に「贅沢」を贈ったりしてしまうと ・・・・


も の す ご い  ことになる・・


何だ! こんな贅沢して このバカ者が・・・

などと親は怒るかも知れないが・・・ 

気にしない・・


贅沢は 必ずしも 敵ではない と思う

倹約は 時として 美徳とはならない と思う・・



要は 時と場合

そして

日々の 生活習慣の問題


日頃は 質素倹約を心がけ

時々 思い切り贅沢を 味わうよう心がけると

自分を 包んでいる 可能性の輪の

「直径」が 伸びる・・・

投稿者 : 10:05 | トラックバック

2006年01月26日

勝ち組 負け組

今 日本で流行っている言葉・・・・

勝ち組 と 負け組・・・

下流社会・・・


小泉構造改革が この日本社会を

富める者と 貧しいものに 二分していると・・・


年棒 1億円稼ぐ 一人の勝ち組と

99人の 年収200-300万円の負け組に

日本社会が 極端に2極化すると・・・


ハルオ君にも話したが

これ 私はちょっと違うと思う・・・


本当の勝ち組と 負け組は、

日本で言われている お金、収入、財産で

分けられるものばかりではない・・・


こういうマスコミや、世間の風潮は

とりもなおさず 拝金主義だから・・


全く すべて金で判断しているだけ・・


日本と言う国は 別にホリエモンが出てきて

拝金主義がはびこった訳ではない・・

これ 昔から・・・


ホリエモンに失礼だ・・




金が有れば 何でも出来る

幸せを手に出来る と考えている

大人が とても多い・・・


ホリエモンみたいに はっきり言わないだけで

経団連 や 政治家のおじさん達は皆

そう 心の隅で思っている・・・



はっきり言うと 馬鹿にされるから言わないだけで

自分がもう既に勝ち組(経済的に)だから、 

「人生金だけではない!」

なんて 体裁を繕う ・・・・



本当の 勝ち負けは 

実際その人がどういう価値観で

どんな心の豊かさを持って生きているか・・・


世の中に どれだけ多くの施しが

出来ているか しようとしているか・・


そんな尺度で判断されるもの


そう 願いたい・・・


昔 会社をいくつか経営しているお金持ちの友人が

急に 「株式投資で100億円作る」 と言い出した・・

それまで 欲を捨てて、感謝業で・・ 

そして

どんどん 社員や世の中に返してゆく・・

なんて  言ってた人が 

突然   これからは株だ~!って


1年ぐらいして久しぶりにその人に会ったとき 

驚いた

人相がすっかり変わっていて

目の焦点が定まらなくなっている・・・


少し 顔や身体が 震えているようにも見えた・・・




どうしたんだろう・・・


あー やっぱり・・


そう お金・・・


ウォール街で働いている人に

早くリタイヤー する人が多い

さっさと財産作って 引退する

おー アメリカ式だなー と思っていた・・


しかし  

投資、株式、ポートフォリオ・・

投資、運用実績の動きを

毎日 あの折れ線グラフで見続けていると

精神と肉体を害するそうだ・・・


ジム・ロジャーズ  

ウォール街でジョージ・ソロスと共同で

国際投資会社クォンタム・ファンドを設立し

10年で 40倍以上の利回り実績を残した人が

そう言って  37歳で引退している・・・


勝ち組と負け組・・・


どういう定義でこれを言い分けるのか

よく考えないと

またすぐに欲望の 目が ギラギラしてしまう・・・



自分の 生きたい人生

後悔の無い人生

貧しくても 豊かな人生を送る為に


他人に喜んでもらえるように


どう 日々生きてゆくか・・・

生かされている間は そういう定義の勝ち組に

なりたいものだ・・



そう考えれば 99人の中にも実際に勝ち組は

たくさんいる・・・


反対に一人の勝ち組にも 実は自殺を考えている人だって・・


そういう風に この流行語を理解し、マスコミに人生を

狂わせられないように した方がいいと思う・・・



本当に 自分自身の価値観で

真の勝ち組になれるよう よくその定義を

考えて生きた方がいい


もちろん 

「100億円貯めるのが人生の目標!」

「この会社の 社長になってみせる!」

「総理大臣に なってみせる!」

勝ち組の定義が こういう事だと「信じている」人は

そのように生きてゆけば いい


どうぞ どうぞ・・・


人 それぞれ価値観が違っていいはず


そう 思うから・・・
 

投稿者 : 09:36 | トラックバック

2006年01月25日

設計図

家を建てる時、 店を開店する時

普通 最初に設計図面を用意する・・・

どんな 家にするか

どんな 造りで どんな間取りにするか

玄関は どこで 駐車場はどこに・・・


普通 この設計図を書くのにかなり時間をかける


人生設計・・ という言葉がある

人生にも やはり設計図が必要だと思う・・


どういう 家を建てたいか・・・・

平屋か 2階建てか・・・

間取りは?・・・

その前に 「どこに」 家を建てるのか・・・


海の見えるところ?

それとも都心の真ん中?


人生の 設計図を描かないで

トッテンカン トッテンカン 

やっている人が多い



ビジネスでも この設計図面を

適当にあまり考えないで描いて

店舗の内装工事を始める人が 

驚くほど多い・・



そうすると 工事をしながら

あれ!  ここに この冷蔵庫が入らない!


おー!  これじゃ あんた 
玄関のドアーが開かないじゃないの!


なんて ことになる・・・

つまり どんどん問題が後で出てくる・・

その度に つぎはぎ対応する・・・


出来上がったときには 何だか訳のわからない

店になっている・・・



いやー 参ったなー  これ

これじゃ お客さん座れないじゃないの  って・・・



おー トイレのドアー開けると 風呂場の窓に
ぶつかるじゃないの! 何やってんの


やり直し やり直し!   なんて


やり直せる場合は まだいい

下手をすると、全部取り壊して 最初から

造りなおさなくては ならない・・・



人生の設計図を描く事なしに

工事をしていると、こういう事にぶつかり、

かなりの損失を被ることになる・・


ビジネスでも最初に 設計図を考える作業に

十分に時間を使わず、急に柱を立てたり

壁紙や 照明の工事に入ろうとする・・


これを 人生でやってしまうと

「出たとこ勝負」の人生になる・・・


最初に よく考えて

決めたら 一気に進める


よく考えて設計図を描いておけば

最初は平屋で、将来 こうなったら2階を増設できるし・・

なんていう 準備の良い設計も可能


人間は必ず 歳をとる・・・

家族も 同じ


今 必要なものも 10年 20年後には

いらなくなる・・・


生活に大事な 必要な要素も変わる・・・

だから そういう経験のある人に

話を聞いて よく教えてもらう・・・



そうだね 子供が小さいときは こうだったけど

今 ばあさんと自分の二人きりだと 

こっちの方がかえって便利・・とか



設計図は 現在ー5年後ー10年後 と

長い時間軸で考えて 描くのがいい・・


そういう時に それぞれテーマを決める

そのテーマを実現できる設計にする

その 重要な価値を考慮して・・


人生も その設計図を入念に描かないで 

ただ  忙しく 「工事」 を 続けている人が

本当に 多い・・・・

 

投稿者 : 08:33 | トラックバック

2006年01月22日

私は もう 着ている物で、そして外見で人を

判断しないことにした・・

その代わり

その人の 顔を見るようにしている・・


顔は本当にその人の多くを表している・・・


中長期的には 人生をどう生きてきたか

どう生きようとしているか

あるいは どう「足るを知り」 生きているか・・・ 

幸せをつかもうとするのではなく、

幸せを感じようとしているか

その人のそんな生き方、思想が 

顔に 出るから・・・


短期的には 東京では笑顔すら無い人が

ハワイに来ると 笑顔になる・・・

一緒にゴルフなんかしていると

へー この人

こんなに可愛い笑顔を持っていたのか・・・

なんて思うほど いい笑顔になる


今まで ハワイで仕事として

色々な方をご接待をする事が多かった


だいたい 見えてしまう

人相・・・  

そうね 占いみたいに

私の場合・・・・

ほとんど当たる・・・



印象と実際の姿が違う時は たまにある


でも その人の 人間性とか 人間力は

申し訳ないけど 見抜いてしまう・・・


男は顔が大事  と言う・・・

その通り


私?


私の場合 すぐ 顔に出てしまう悪い癖がある

すぐ 表情に・・・


会って不快な人

話していて 不快な話題

くだらない事を言われて 
関わらなくてはならない時



すぐ 出る・・・


いやーーーー な顔になってしまう・・


眉間にしわが寄ってしまう


すぐ 顔に出ると 困るけど

もう 昔のように 我慢して、相手に合わせてでも

嫌な事や、間違った事、

意味の無い事とは

関わりたくないもんだから



ほー   言うじゃない ・・・



すぐ ブス っとした表情になって

さっさと帰ってしまう・・・

気分が悪くなるし・・

時間の無駄だから・・・



もう すっかり 辛抱が無い・・


へー 内田さん そんな嫌な顔するの?


そう思ってくれる人は

たぶん 私と気が合うか 

価値観が似ている人だと思う


そういう人と会っている時 

私は機嫌がいいもんだから

いつも ニコニコ している・・・


男は 顔に責任を持たなくてはならない


本当に 言う通りだ・・・


でも女性も一緒・・・



綺麗にお化粧していても すぐ分かる


あー 凄く意地悪な女性だなーって・・・


だいたい かなり高い確率で当たっている・・

人の顔を見ていると

生まれてから今まで歩んできた人生

そのもの全てが 凝縮されているから・・・


子供の頃

学校で

恋愛を通して

仕事を通して

結婚生活を通して


感謝 謙虚 無欲 献身・・・

そして

人間同士の信頼関係 愛情 友情なんかを通して


だいたい どんなに隠そうとしても

顔に出る・・・


ブ男でも 良い顔している人がいる

はつらつと 良い仕事そして

日々 満足度の高い生活をしていると

顔が活き活きとしている・・・


ハワイには よく世界のセレブ達や大金持ち

そしてビジネス投資家が集まる


だから 余計 こちらの目が肥えてしまう・・


そして この顔、表情は人生を通して

だんだん変わってゆくと思う・・


政治家みたいにどんどん悪くなっていく人

顔に「 公共事業 」 「権力は金」 って書いてある人

そう あれあれ


ただお金を儲けると言う価値観から

志を持って、豊かに生きると言う価値観・・・

他人を励まして 何かのお役に立てれば・・

そんな価値観の生き方を心がけていると

顔が 良くなる・・・

元の造りは変えられないが 

会っていて相手の気持ちを

落ち着かせるくらい 

良い顔になる



いやだいやだ と思って生きていると

表情が険しく、つんけんしてくるし・・




 
まー 仕方が無い

本当に恵まれているよ・・・

これも あれも受け入れていこう・・・

なんて思えるように心がけていると

顔の表情が 穏やかになる・・


そうすると思わぬ幸運にめぐり合い 

自然に運気も上がってくるから面白い・・・



「顔」 に 責任を持つと言うことは


「生き方」 に責任を持つと言う事だと思う・・


 

投稿者 : 08:33 | トラックバック

2006年01月21日

元本

ビジネスでも、財産形成でも 共通していることがある

資本、元本がないと 何も始められない・・・

元手がないと 手も足も出ない・・


人生にも この元手、 「元本」が必要だと思う・・


お金が 欲しい

金持ちになりたい ・・・・

そう思う人はたくさんいるが、

この元本がないと普通 夢に終わる・・・


若い頃から 何の経験も積まず

何の基礎も作らず

例えば フーテンの寅さんみたいに

風の吹くまま、 気の向くまま・・・

そういって あちらこちらを転々とする人が増えている・・


日本でも年功序列、終身雇用が

当たり前でなくなってきて 

なおさらそういう人が多くなっている・・


しかし実際 日本は昔から米国より転職率が高かった・・

普通のサラリーマンや、官庁に勤める人は

一つの会社や組織で永年勤続し、定年を迎えているが

飲食業、ブルーワーカー、 そしてタクシー運転手などは

一生のうちに 何度も勤め先を変えるので 

一人当たりの転職率は

米国より日本の方が高いそうだ・・・


転職が悪いとはもちろん言わないが

人生の基礎を作る、元本を作ると言う発想で

転職を考えないと

ただ 「給与条件」で、 ただ「人間関係」で、 

ただ「もう飽きたから」 という理由で

職場を転々と移るようになってしまう・・


私は これを 「転々虫」 と呼んでいる・・・? 


英語でも ジョブホッパー と言う言葉がある

バッタのように、次々に仕事先をホッピングしてゆくから



若い人に 勧めている・・・・・・

どんな事でも、 全て自分の将来の

資産、経験、基礎の為に仕事をするように・・ と


間違っても 稼ぎの多い少ないだけで

勤め先や仕事を決めないこと・・・

そうしないと 結果人生をお金に支配される危険に陥る


ある厄年の人がこんなことを言っていた

「 いやー 内田さん ・・・  男42歳 
すっかり体力が落ちたのを実感しています」・・・と


そうだね 僕も同じだったよ・・

でもね

体力が落ちた分 「考え方」 を変える必要がある

それを気づかせてくれるのが 厄年だと思う・・・・・と


今まで 20代 30代に

自分一人で 10 の仕事をしていたとする

朝から 夜遅くまで 週70時間 90時間働いて 10 をこなす・・・


若いから 何とかこなせてしまう・・・

寝不足でも 何とか片付けてしまう・・・


しかし

この努力を 10 から  に減らす

そして 42歳までに 作り上げた

自分の経験、知識、人事管理能力、そして工夫で

他人に働いてもらうように 仕組みを作る

そういう作業に 残りの  のエネルギーを

投入する


そうすると 合計で 12とか 30 の仕事が

出来てくるようになる

この進歩や、向上に 若い頃の「元本」が不可欠だ・・・


要は他人を 指導したり、育成したりする年代に入るわけだ

この人事能力、 指導力を持てない人は

いつまで立っても 全ての仕事量を

自分一人でこなす事になる


歳をとると体力が衰え、瞬発力がなくなり、 

そして 思考も硬直化してくる・・


そのまま 変わらないと

どんどん 時代から取り残されていく・・・

気がつくとトップから2周遅れ なんて・・・


それでも 気がつかない・・・ 先頭集団と張り合いながら


10 のうち 半分の  の体力を

そういう一段上の管理職としての

エネルギーに変えて注ぐようになると

自分は 考え、工夫し、若い人を指導し、組織で事に当たる・・


若い人や 違った経験を持つ人からの提案を

「謙虚に」聞くよう心がけていると

時にはより素晴らしいアイデアをもらい、

思わぬ成果を収めることさえ出来る・・


以前よりもっと「大所高所」から仕事に取り組める


だてに歳はとらない・・・

経験や実績、 あるいは作品と言う 「元本」を作って

人生の 財産形成をするといいと思う・・


うまく それが出来るよう心がけて、積み重ねてゆくと

将来その 「元本」で 食べていけるようになる

投稿者 : 05:09 | トラックバック

2006年01月20日

靴磨き

皆さん 靴を磨いた事ありますか?

普段 履いている自分の靴を・・・


じゃー 

自分のご主人や 奥さんの靴を

磨いた事は?


サンダルでもいいし、 ジョギングシューズでも・・

磨いてあげた事があるだろうか?


昔 サラリーマンになったばかりの頃

同期会や合コンの飲み会で

「どんな女性と結婚したいですか?」

そんな やり取りが良くあった


僕は 女優のだれだれみたいなタイプが良い・・


イヤー 俺は アグネスラムみたいな女の子が理想だなー・・・


そんな! 俺はどんな美人でも お金持ちの娘じゃなきゃー駄目!




はい!  

じゃー   内田さんの番・・・


どんなタイプの女性がいい?


うん  

「僕の靴をいつも綺麗に磨いてくれる人が良い・・」

そう答えた・・・



わっはっは ~~!  受けた・・・

皆に えらく笑われた・・・

皆は私が冗談を言ったと勘違いしたみたいだ・・


自分は マジだったので 皆の反応

特に 女性の反応に驚いた・・・


何それー ! 靴ぐらい磨いてあげるわよー

何人かの女性に笑われた・・・


・・・・・・ そうかな ・・・・・


・・・結婚して何年もずっと磨いてくれるのかな?・・・

そう 疑った・・・



靴磨き・・・

これ 私はとても特別な事だと思っている


他人の靴を磨ける・・


無料で・・・ 当たり前のように・・・



靴ぐらい自分で 磨きなさいよ!

東京駅へ行けば、靴磨きの人がいるでしょう!


そう、 気位の高い人は この靴を磨く なんていう

「行い」 は、ほとんどした事が無いと思う・・

まして 他人の靴なんて・・



私は 男の人を見る時に まず靴を見る・・・

初めて会う人や、電車の向かい側に座っている男性の

靴を 見る・・



だいたい 分かる・・・


あー 可愛そうに・・・

外見で人を判断しないと 自分で決めたが

それとは違う・・


ハワイで最も名門のゴルフ場で

カハラにある ワイアラエカントリークラブという

メンバー制ゴルフクラブがある・・・

昔のハワイアンオープン、 

今はソニーオープンで 有名な・・・


ここの メンズロッカーの隅に小さな部屋がある・・


そこにゴルフシューズを磨く専門の従業員がいる・・・

いつもだいたい二人いて、一生懸命 メンバーの

ゴルフシューズを磨いている・・・


そう ゴルフは紳士のスポーツだから・・・   だったから



アメリカの軍隊に入ると

靴磨きを 徹底的に 教えられる・・

銃の扱いと同じくらい徹底的に・・・


身だしなみ・・・

軍人の誇り・・・

そう それと 

靴を磨いて綺麗にしていると 気づく事があるから・・

身につくものがあるから・・・



靴はその人の生き方や、主義を表していると思う

ちょっと 大げさだけど  ・・ そう思う・・


自分の靴だけでなく

奥さんや ご主人の靴をしっかり磨いてあげる

そんな事が いつも平気で出来る人は素晴らしい・・・


「靴磨き」 と言うと

何か 下働き のような

ちょっと侮辱されたような 

響きやイメージがある



でも この靴磨き・・・ 

してあげると とても良い効果がある

心を込めて 一生懸命磨く・・・


イヤイヤ やらない・・・



他人の靴を磨くと

自分の心も 一緒に磨ける・・・


それに気づく・・・




私は よく 「奥さんの靴を磨いてあげたら?・・」

そんな事 今まで一度もしたことの無い人に

勧めてみるようにしている・・・


えっ? 嫁さんの靴をですか?


そう 奥さんの靴だよ・・・

奥さんが いない時に磨いておいてあげる

その方がもっといい・・


はー   磨いてみます・・・

家に帰って 早速その人は奥さんの靴を磨く

奥さんの外出中に・・・




普通 そんな事する訳が無いし、

結婚してこのかた一度もそんな事

していないもんだから

磨いてあげても 奥さんは気がつかない

そんな事想像もしないから・・・


でも気がつかれなくても いい・・・

そっと 磨いておく・・


あれー  あなた私の靴磨いてくれたのー !

そうやって気がついてくれないかなーと 思うけど 

黙っている・・・


例え 万が一気づかれて

「なにー  靴を磨いてくれたの?  どうしたの?

明日雨が降るじゃないのー! やめてよー 気持ち悪い!」


なんて ケチョンケチョンに言われても

じっと 苦笑いしていれば良い・・


奥さんや ご主人の靴を磨けば

自分の心が豊かになる・・ 

ただその為だけに 磨く

自分が幸せになる為に、磨かせていただく・・・



 
他人の靴を  そして自分の大切な人の靴を

喜んで磨いてあげられる人は

素晴らしい 人格者だと思う・・・

投稿者 : 03:58 | トラックバック

2006年01月15日

似ているけど違うもの

世の中には、似ているけど

ぜんぜん違うものがある・・・

聞くと、一瞬同じことのように思ってしまうが

全く 違うものがある・・




親切  ・・・  お節介

意欲  ・・・  煩悩

受け入れる  ・・・・  妥協する

試練  ・・・  苦しみ

裕福  ・・・  幸福

流れにまかす ・・・  あきらめる

祈る ・・・ 頼む

投資 ・・・ 投機

ハワイに行きたい ・・・ ハワイに行く


まだ?

うーん 全部書くと 大変な量になるから・・・



それから

違う言葉だけど 時には意味が同じものもある・・



 
怒る  ・・・  失う

不平  ・・・  自己中心

見栄  ・・・  小心

威張る ・・・  臆病者

変人  ・・・  ユニーク

常識  ・・・  固定観念

非常識 ・・・ 大成功

権力 ・・・ 崩壊

選ぶ ・・・ 自由


与える ・・・ 授かる

愛する ・・・ 愛される

譲る ・・・ 感謝


攻撃する ・・・ 自分が怪我をする

勝つ ・・・ 負ける

許す ・・・ 平安

儲けようとする  ・・・  損をする  

聞いてあげる ・・・ 理解してもらえる
 
受け入れる ・・・ 多くを得る



失礼しました・・・

投稿者 : 09:34 | トラックバック

2006年01月11日

イスラム教

今の この時代 ユダヤ教も そうだけど・・

イスラム教を知らないと

世界情勢についてのどんな議論も

空回りではないだろうか?


一昨年の1月、東南アジアを旅行したとき

ブルネイ王国を訪問してみた・・

高校生の頃に 

小国ながら世界で最も豊かな石油王国・・

そんな見出しの記事で この国のことを知った・・


シンガポールから 飛行機で移動・・・

ブルネイの航空会社  ロイヤルブルネイ航空だった・・・

早速 機内のトイレで驚かされた


金ピカ・・  そう トイレの内装が金ピカ・・・

落ち着いて 出来ないくらい・・・


あれ?  無い!

どこを探しても 便座が無い・・・


あー これ ただの化粧室か・・・ と


その個室から出て フライトアテンダントに 

トイレはどこか聞こうと思ったら、座る台座の

蓋が開くようになっていて その下にあった・・・

んだよー  もう 



ブルネイの空港に着く

暑い 30℃は軽く超える気温と

ものすごい湿度・・・



ホテルは空港から30分ほど車で行った

エンパイヤー ホテル

名前がすごい・・・



このホテルは、 サルタン国王一家の所有だそうだ・・

もう 凄いなんてもんじゃない・・・


何でも 米国スタイルのサービスではあるが

ところどころに イスラムの文化が表れている・・


ご承知の通り

敬虔なイスラムの この王国では

お酒は 禁止・・・


ホテルの中のレストランも

街中でも 一切お酒は販売されていない・・・


外国から 一定の量だけ個人持込は出来るが

普通の市民生活の中では一切 お酒が無い・・・


おい ホントかよ・・・

もう たまんないなー と最初は思った・・

しかし、夕食時 レストランで周りに誰も

お酒を飲んでいる人がいないと


自分も 平気だった・・・


何とも味気ない食事ではあるが

2日目くらいから慣れた 


一日観光に出かける・・

ガイドは とても英語がうまい・・・

王様の宮殿を見に行った


部屋の数が、千数百室 とか・・・

何 それ!


第一夫人 と 第二夫人 がいるそうだ

何 それ!


この国では 国民一人当たり 

2台の車を所有しているそうだ


ははー またー    二人に 1台の間違いでしょ!


えっ  本当に 一人 2台?

そんなに?


だって車が故障したら困るでしょう    だって・・・


何 それ!


国民一人一人に 国王から家を建てる土地が与えられるそうだ


何なの それ!


ガイドに聞いてみた

何で お酒 飲まないの?

酒を飲むと 酔うから・・・だって


え?   だってそりゃ その為に・・・・

酔うと 本来の自分で無くなる

そんな悪いものは 飲まない・・  と


あー  どうも すみません・・・



国王は ロールスロイス 150台と

ジャンボジェット 2機を 所有しているのだそうだ

自分で 操縦するのだとか・・・

ブーン  っていって 外国からの賓客を乗せ

国を案内して見せるとか・・・


結構 低空飛行で 荒い操縦だそうだ・・・


何 それ!


でも この 現 サルタン国王は

とても国民の信任の厚い 立派な国王

なのだそうだ・・・


ホテルの従業員も、 街の人たちも

皆 真面目そう・・・


女性は 例の ヴェールを着て

やや伏し目がちに 歩いている・・


写真を撮ろうとすると 嫌がれられる・・・


手でさえぎられた・・・


後で知ったのだが、イスラム教の女性の写真を

撮るのは失礼な事なのだそうだ・・・

すみませんでした・・・・ 



街に コーランの 音が流れる

敬虔なイスラム教徒は 

一日 5回お祈りの時間があるそうだ・・・


何か とても厳粛な雰囲気

街の中の モスクにも行ってみた・・

やはり 厳粛な雰囲気・・



イスラムの国では 
 
自分を 「律する」 と言う生き方を感じる・・


断食の習慣 ラマダーンもその一つだろう・・



そんなイスラム文化に ほんの少し触れただけでも


あんな テロを起こすような人たちの宗教ではない

絶対に違う・・・という感じがした・・



イスラム原理主義の 過激派だけだろう

「聖戦」 だなんて言って 機関銃を持つのは



何か 自分の暮らしている欧米スタイルや

物質的に豊かな、経済優先の日本の文化が 


少し汚れて、不謹慎なものに見えてしまった・・



たった数日でも 異なった宗教国家、

王国を見るのは 何とも新鮮だった・・


今年も もう一つ イスラムの国を

訪問してみようと計画している

投稿者 : 06:31 | トラックバック

2006年01月09日

ケチ

月曜日です・・・

今日の内容は 道徳 の授業に

ふさわしいかどうか?・・・・

でも、 ご興味があればどうぞ・・


大阪弁で ドケチ と言う言葉がある・・

大阪では、ケチ と言うのは

あまり悪い意味ではないそうだ・・


しっかり者・・・

贅沢せずに、無駄を嫌う・・・など

お金の使い方に気を使う

そんな 意味合いらしい・・・


関東では

ケチ と言うと ちょっと良くない意味では?

あいつ 本当にケチだよな・・・


そう、 ケチ = たかられない様に気をつけた方がいい


あいつ ケチだから皆に嫌われる・・

もらいタバコばかりして・・

そんな感じではないだろうか?



子供のころ 家に来客が多かった

父が長男と言う事もあり、しょっちゅう親戚が来ていた

いつも皆 昼から来て夕方食事をしていく・・

母親が支度をして、皆は 宴会をして 

酔っ払って 食べ散らかして 夜遅く帰っていった・・


イヤー ご馳走様でしたっ ! ウィー ・・・って


子供として イヤでイヤでたまらなかった・・

台所で夜中まで後片付けをしている母親を

自分も手伝った



ケチな親戚のおじさんが来ると 本当にイヤだった

この ケチ じじい!・・・


土産も無しに手ぶらで来て、大酒飲んで 大騒ぎして・・

こんな 大人には 絶対になりたくない と

心に 誓ったのを覚えている・・


世の中 本当にケチな人が多い・・

何とかして 自分が得するように

しっかり 計画している人がたくさんいる


自分も関東で育ったので 関西の割り勘主義より

おごって おごられて の方が好き・・


関西の人に言わせると、東京の人間はカッコつけ過ぎ

なのだそうだ・・

その通り・・・

カッコをつける・・・ 確かにそうかも知れない・・・・



人生半世紀 本当に色々な人に出会った・・

こんな事を書くと 語弊 があるかも知れないが・・


ケチな人と、金離れのいい人・・・

比べると大体 後者の方が 成功しているように思う・・



銀行から借金して、豪勢に大盤振る舞い・・・

もちろんこんなのは 論外・・・


豪華なご接待、高級な贈答などと言う意味ではない

出来る範囲で、お礼の気持ちを表し、

自分の出来る範囲で、相手に振舞える人・・

いつもいつも他人に、相手に 分けようと出来る人・・


そんなタイプの人で 

人生で、そして事業で失敗して、どん底の生活を

味わっている・・

なんていう方はあまり見た事がない・・・



皆 自分を優先して欲しいと思う・・

代金は出来るだけ 相手に払ってもらいたい・・

おごってもらいたい・・・


そして自分の持ち分は出来るだけ自分で独占して

誰にもあげたくない・・



しっかり無駄遣いをしない、健全なケチ精神は大事でも、

人付き合いのマナーとしては禁物・・・


皆 自分や家族が楽しむ費用には、

無駄とわかっていても

ちゃんとお金を使うが、

あとは ケチケチ作戦・・・


でも 人と会いたい・・・ 

どこかへ行って一杯やりたい


でもできれば、自分のお金は使わずに・・

連れて行ってもらっておごって欲しい・・



ビジネスでも 全く一緒

とにかく、お客からお金を取る事ばかり考えている

どうしたら顧客からお金を取って、我が社が得をするか?


そんなオーナーや、現場責任者が多い・・・


もらうお金は1ドルも もれなく忘れずに・・・


お客にあげる経費、お返しの精神なんて

1セントも計上しない・・ 


「甲斐性」 と言う言葉がある・・


人間 この 「甲斐性」 が無いと 

次のステージに進めないと思う・・


派手に、カッコをつけて、人目を引く為にではなく・・

人間としての 「甲斐性」 を磨き身につける




お互い お付き合いを大事にするのなら

本当の感謝の気持ちで接する・・


そして 施す・・

コーヒー 一杯を 買って、供させていただく・・・

いつも言う  「施す」 と言う精神を

忘れずにしたいものである・・・


世の中

お金を貯めるのが好きな人が多いが

お金をもっと貯めたり、増やしたいなら

思い切り 使わなくては増えない・・・


事業に成功した ある人が言っていた・・


お金は どんどん使って、投資して、

色々な人に蒔かないと増えないそうだ・・・

だから 「金は天下の回り物」 って言うんだよ・・・って



そうかも知れない・・


経済 第一主義・・

この世は何でも 金次第・・・

そんな世知辛い時代だからこそ 

反対にケチではなく

色々な人に 振舞って行くといい・・



自分で出来る範囲で・・・

お世話になっている人に・・

頑張っている人たちに・・・


たとえ コーヒー 一杯でもいいから

投稿者 : 20:26 | トラックバック

2006年01月08日

虚礼廃止

昨年の クリスマスから 新年にかけての

ホリデーシーズンに一つ気のついた事がある・・


今までに比べ、クリスマスパーティーや

新年会的集まりが減っているような・・


通常ハワイでも 毎年12月になるとどこもかしこも

クリスマスパーティーで 人盛りが出来る・・


レストランはどこも、毎晩満員で

色々な会社や、グループ毎に 

クリスマスのプレゼント交換や、

お楽しみのゲームで 

どこも 大賑わいなのに・・



今年は 何となく 静かであった・・

クリスマスカードが減ったような・・・


もちろん 電子メールの浸透で

カードを送る人が減っている・・・

でも

それだけではない 何かが・・


サインだけされ、何の手書きのメッセージも無く

ただ 例年通り と言って出状されるクリスマスカードは、

出す方も 貰う方も

皆 もう飽き飽きなのでは?



職場ごと、グループや同好会ごとに

忘年会、クリスマス会

そして 新年会と 騒ぐ代わりに

皆 もっとプライベートに 家族で

そして それぞれ気の合う人同士で

楽しんでいるような気がする・・・



日本から来た 友人に聞いたら

「日本も 同じだよ」って 言っていた・・・


平成18年用の年賀状販売枚数が

前年の43億枚から 40億枚に減ったそうだ


年々減少傾向とか・・



電子メールでご挨拶・・

これが大きな理由ではあると思うが

益々 皆合理的に そしてあまり意味の無い

義理の年賀、挨拶 そして宴会的集まりを

避けるようになっているのでは・・


百匹目のサル ではないが

世界的に そんな虚礼を廃止し、

変に 気を遣う 集まりが

急に減っていると思う・・


当地のレストランでは

昨年のクリスマスシーズンにある異変が・・



シャンペーンが売れない・・・

高級ワインが売れなくなった・・・



別に株式市場が暴落したり、不況ではない

ハワイの失業率は、3%以下で 全米でも

最も低い数値・・・・

観光業も 景気が良い・・・


こんなこと9.11のテロのあった年以来とか・・・


ワインマーチャントのセールスが驚いている・・

どうして?

分からないけど、 そういう派手なパーティーが

減っているらしい・・・


昨年、ホノルル市の条例改定で

例年の花火、爆竹の使用が大幅に規制された・・



とても静かな大晦日だった・・・



私も昔は 社内旅行、 忘年会 新年会で

毎晩、毎週 飲み会に振り回されたが

自分は これがあまり好きではなかった・・


会いたくない人と酒を飲み、

またいつもの職場の人と、休みの週末に旅行をする・・


お付き合い・・

協調性・・・

人間関係向上・・・




そりゃ 分かるけど

ちょっと そういうのに疲れて・・


独立して以来

この手のお誘いは出来るだけお断りしている・・


お断りすると 「内田さん 何で来ないの?」


なんて 聞かれる・・・


本当のことを言うと、何なので・・


「 あのー、実はその日は日本からお客さんが・・・」

なんて言って お断りする・・



あまり 出たくない会合には 出ないようにしている

とても快適である・・


そして 会いたい人とだけ プライベートに

楽しく 杯を重ねている・・


したくない お付き合いは 

申し訳ないけどお断りする・・・

お礼やお見舞いの E-mail は送るけど

意味の無い 儀礼的時節のカードなんかは

送るのを止めるようにしている・・


この自由・・・  

手に入れてみると 何とも格別である・・・

投稿者 : 19:43 | トラックバック

2006年01月05日

固定観念

行きますよ 次々

評論家、 宗教家、 学者顔負けに

書きたい放題・・・


人間は いかに この固定観念に

支配されて生きているか・・・


本当に 頭がガチガチで 融通の利かない人が

多い・・

もう少し 柔軟に物事考えたら良いのに・・と

アスファルトに近いくらい 固い頭の私でも

驚く事が ある・・


鉄みたいに 思考能力が 硬い人・・


これ その内 さびる と思う・・


ビジネスには 顧客とサービスをする側がある

売り手と 買い手がある

代金を支払う人と 受け取る人がいる・・・

そんな当たり前なことではあるが、

一度 「逆の立場」で考えてみよう・・

そういう思考すらない人が多い・・・


結論や結果が 想定の範囲外だと

偉く 慌てて、 怒って、 悔しがって

そして 失望する・・


なんだよこれー 信じられねーよなー って・・



昔 大学時代 フットボール部の先輩が

ある大手都市銀行に就職し、 OBとして合宿に来たとき

面白い話をしてくれた・・



あのな  内田・・


例えば 検算する方法でも

足し算が得意な人と 引き算の方が得意な人がいる

要は どちらでも検算して

答えを確認できればいいのだから

足し算ばかりしなくていい・・

自分の得意で 早い方法でやればいい・・


俺は そう 職場の先輩行員から教わったんだ・・と


はー そうっすか!


方法や 考え方は いくつもあるって・・


人間 この固定観念にいかに左右され

日々の生活、判断を つまらないものにしているか・・


自由の国 アメリカでさえ・・

やはり いつも感じる・・


だからさ 何で出来ないの?

何で 断るの?

どうして その方法しか考えないの?って

自由の国にいるんだから どんどん発想変えたら?



人は 変化を嫌がる・・

そう 

変えると面倒くさいから・・


いつもと同じがいい・・

慣れているし・・

色々考えたり 工夫しなくていいし・・


身体がいつも通り 自然に動く方が 楽・・


歳をとるにつて この固定観念が

益々 「固定」 し 「凝固」 してくる・・


中には 

こちトラは これまで30年ずっとこの方法で

やってきたんだ ! 


と威張る人もいる・・


お給料が足りない、少ない とぼやく人がいる・・

全く考えが 「固定」 しちゃっている


支出を抑えて、手取りの範囲内で

生活や人生設計を立てる と言う観念がない・・

だからいつも ブーたれる・・



反対に 安いお給料に文句を言わず、

涙ぐましい 倹約と貧窮の生活を続け

家族にも それを強いて

それに 「慣れて」しまう人も少なくない・・



どうしたら 収入を 倍に出来るか?

そんな発想なんか 持たないで、

「固定」している・・


家族4人で 3ベッドルームのコンドを購入しようと

探している人がいる・・・


例えば、3ベッドルームを買うなら


同じフロアーの 出来れば隣同士の

1ベッドルームと2ベッドルームのユニットを

一つずつ購入するのも手・・・


えっ ?  二つ 買うの?



そうすれば、 子供が大きくなって独立したら

どちらかの ユニットを、 

貸すか 売却する事だって出来る・・

便利である・・・


はー  なるほっど・・・



何でも 固定して考えないで

柔軟に 発想を変えて物事を考えるように・・

脳の思考筋肉を 鍛えておくといい・・


思わぬ 解決方法がある・・



びっくりするような 解決手段が

良案として思い浮かぶ・・


人間 いかに この固定観念に

支配され、 進化しないで生涯を終えるか・・


発想の転換・・・

これだけ 価値や 常識が

ドッグイヤーで変わる時代


思い切り 固定した観念を<ブチ壊す>といいと思う・・



では この辺で・・・

投稿者 : 08:18 | トラックバック

2006年01月04日

借金と時間

ある若い青年実業家が、事業に失敗し

多額の負債を追う事になった・・

悲痛な面持ちで、どうこの負債を返済しようか

その青年実業家は、日々悩んだ・・


ある日、知り合いの紹介で、大富豪の投資家に

アポイントを取り、会いにでかけた。

その大富豪の投資家は70歳後半、何千億もの

資産を持ち、大成功を収めた人物・・


運良く、 その大富豪は青年実業家と会ってくれ

話を聞いてくれた。

「・・・・と言うわけで、膨大な借金を背負ってしまいました・・

お金を貸していただけないでしょうか?」


「 いくら必要なんだい?」


「 はい 出来れば2億円・・・ いや3億円」


「 ふーん いいよ」


「 えっ 本当ですか?」


「 あー 本当だ。ただ一つ条件がある」


「 はい 何でも仰せの通りにします!」


老人のその投資家は、窓の方を向きながら


「 君の年齢と 僕の年齢を交換してくれれば
それが 条件だ」


「 えっ、  年齢を?」

「うん・・年齢を交換してくれれば、貸すのではなく 3億円 あげるよ」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


その青年実業家は、自分の年齢が

その投資家の歳にまだ半分にも満たない

という事に気づいた・・


その時、青年は はっと何かに気づき

「ありがとうございます!」

そう言って、 借金はせずに喜び勇んで帰り

また仕事に励み、自分でその負債を見事に返済したとか・・


これほど、時間 年齢、若さ にはパワーがある・・

失敗しても、挫折しても、自分に与えられた時間を

貴重な財産と思い、努力すれば道は開ける・・



そんな 意味か・・・・



米国では、ベンチャー企業を立ち上げようとする人に

投資家は 色々な目で分析する・・・

どんな事業アイデアでも

初めての 起業家より、一度失敗している人の方を

選ぶのだそうだ・・・


失敗から、謙虚に学ぶ・・そんな体験と姿勢を持っている

青年起業家の方に、投資家は成功の可能性を託す・・


昨日もたまたま NEW HOPEのウエイン コデロ牧師の

お説教がテレビで放映されていた・・・


神様は 人間その人ごとに

それぞれの可能性と役割を組み込んで

この世に送り出しているのだそうだ・・・



何も 夢が叶わないと嘆かずに

そして年齢を気にせず、各々の潜在能力を信じなさい・・


KFCの創業者 カーネル サンダースを見なさい

何歳になるか分からないが、人には 

それぞれ、違った時に出番が必ず来る・・


その為には、投げやりにならず、時間を大切に

今を生きなさい・・って



おー

寂聴さんと同じことを言っている・・


キリスト教も、仏教も 基本的に同じ事を言っている・・



その通り


人には それぞれの役割と、出番の時がある・・
 
絶対に あきらめないで 下を向いて石ころを蹴らずに・・

その時が来るまで 色々な修行を積んでしっかり自分を磨く・・



勉強に なりますっ!

投稿者 : 08:39 | トラックバック

2006年01月03日

時を味わう

私を含め、多くの日本人の習性・・

時間を 早食いする・・

時間を かっ込む・・・

時間を 無駄遣いする・・


老人になってから やっとゆっくりする


身体も 前みたいに動かないから


観念して ゆっくり 時を過ごすようになる


だから 時間を 「味わう」 癖を大事にしようと思う・・


食事と一緒・・


よく噛んで ・・・


早食いしないで、 


よく味わって  食べる・・


味わってみる と食事の美味しさが

また格別であることに気がつく・・


私なんか 若い頃の営業時代でも 

早食いで、 移動中の車の中でサンドイッチ食べて・・

時間を稼いでいた気になっていた・・


・ 

時間を味わうように意識すると

無駄な時間、 優先順位に気がつくようになり


メニューを選ぶようになる・・・



「お茶漬け」と 「即席ラーメン」の繰り返しではなく


旬の魚や 野菜、そして じっくり出汁を取って

お料理を作るようになる・・


自慢の料理を出す料理屋に 出かけてみようと思う・・


フランスに ミシュランガイドブック と言う本がある


ご存知の方も多いと思う。


これ 自動車のタイヤメーカーのミシュランが

毎年 ホテルやレストランを 

星やナイフ&フォークの数で評価する・・


最高の 三つ星を 得るレストランの定義・・



その店の料理、サービスを味わう為に

「 旅行する価値がある 」 と言うのがそれ・・


つまり いくら遠くでも 時間をかけて 旅をして

食事を味わいに行ってもいいくらい 価値がある


という意味・・


欧州は多くの人が車で周辺各国を旅行する

このガイドブックを読んで 皆旅行すれば

タイヤが磨り減り 売り上げが伸びる・・・・

実はこれが ミシュランガイドブック発行の理由・・
  

いや ホント です・・




決して 豪華に 贅沢にと言う意味だけでなく

豊かに 自然の恵みを、 本物の味を・・ 

あるいは

自分の身体が 欲しているものを食べようと

考え メニューを工夫する・・


だから時間も 同じ

じっくり よく考えて 自分に聞いて

どういうことに 一日のうち何時間割いたり


何を優先したいか 


それで メニューを決めるようにしたい・・



そう思うようにすると


時の流れが ありがたく

また いとおしく感じるようになる・・・




人生も同様 出来るだけ早食いしないで

よく 味わいたいものだ

投稿者 : 10:40 | トラックバック

2006年01月01日

時間貧乏

時間について、またまた偉そうに・・


私は、何年か前から こんなことを言っていた

近い将来

日本人の価値観の中に

お金持ちと言う言葉以外で、

「時間持ち」と言う 言葉が


当たり前になってくる時代が来ると・・・




結果は 当たってきている・・

予測がたまたま当たった時の経済評論家みたいに 

自画自賛するが 

ハワイでも日本人観光客は 

買い物とか、ゴルフとか、日帰りツアーよりも

休暇と言う「時間」を楽しんでいるように見える



最近よく  お金だけあっても

時間の無い人は、 本当は 貧しい・・なんて言う

風潮、考え方が日本人にも芽生えてきている。


ね  だから言ったでしょう・・・


お金もあるし  時間も ある・・・

お金はあるが 時間が無い・・・

お金は無いが 時間はある・・・

お金も無いし  時間も 無い・・・

皆さんは 上記の内 どのグループに「所属」するだろう・・


そんな風に考えてみたら どうだろう・・・・


とにかく 忙しい人は、職場と自宅(寝る場所) と

往復するだけの毎日・・・

こういうのを 時間貧乏と言うそうだ・・・



とにかく お金はあまりないけど、毎日ゆっくりとして

いい波が来ると サーフィンやって

週末は浜辺で寝そべって 日の暮れるのを待つ人・・・



お金も 時間も ある・・・

うーん 羨ましい

どれにあこがれるか? と言われれば やっぱり

私はこのグループに入会したい・・・



どんなにお金持ちでも、一日20時間働いている人がいる

上場して IPOで創業者利益を得て

あー やったー ! っと 財産作る人がいる・・



でも、基本的にワーカホリックだから

すぐ また別の予定とプロジェクトを決めて

忙しくする・・



ハワイに いると 日本と米国の違い

そして 東海岸とハワイの違い・・・


ニューヨークの投資銀行で バリバリ 

デリバティブ、 M&Aやって稼いで

30歳そこそこで 10ミリオン単位の

お金を作ってしまう人から


ハワイで のんびりと 仕事をして

贅沢しないで そこそこの生活を楽しんでいる人も・・

色々・・・


日本から 4泊6日で ハワイ旅行へ来る日本人・・


これ結局 100時間のハワイ滞在旅行なんだけど・・

(そのうち30時間は ホテルで寝ているから・・)


実質 70時間しかない・・・


色々な価値観や文化の交差するハワイに

住んでいるので

面白い 比較が 体感できる・・・


もちろん、時間とお金の両方が たっぷりあったとしても

「健康」 が伴っていないと これまた困る・・


結局   時間、お金、健康の 3拍子・・

これらが 全て揃っていないと 理想的ではない・・


ということか


いやー  俺は仕事が好きなんだから

休暇なんかいらない・・・

それに 忙しく働いていないと ボケるし・・


忙しくて どこが悪い!


そうよ  私は貯金が趣味で

預金通帳の残高を見ているだけで ストレス解消できるわ・・

やったやった 残高 1000万円 達成!


そう それで良い訳である・・


それぞれで・・・


人生 皆 色々なんだから・・


ただ 農耕民族の遺伝子が流れている日本人は 

総じて 何でも貯めたがるところがある・・・


蔵 に 食料や、万が一の非常時に と 

色々と貯蔵したがる・・


アリとキリギリスで見ると やはり アリ さんだ・・



一方 米国人・・・ 誤解があるといけないが

やはり 基本的にはキリギリス民族・・・


稼いだお金で楽しんで、 また借金して 楽しむ・・・


あまり食料を貯めると 言う習性がない・・


でも思う・・・


食料や お金は 貯められる・・

それに

お金は 銀行でも貸してくれるし・・


宝くじで お金が当たる事もある・・・



その通り  

でも



人生の残り時間を 貸してくれたりする銀行は無い

人生の時間が当たる 宝くじは 売られていない・・

おめでとうございます! 
貴方の寿命10年分当たりましたー!


と言う宝くじは私の知る限りでは、売られていない・・・



時間貧乏と言われないように 


自分の 人生の時間を 


自分で 支配できるようになりたい・・・


私の場合 真の豊かさとか幸福 の定義は

自分の時間を支配出来ることだ と思うから・・

投稿者 : 23:48 | トラックバック

謹賀新年

Picture 052.JPG

<午前 0時 アロハタワーでの 花火>


来てしまった、またお正月が。

ハワイは時差が日本より 19時間遅れているので

世界でも一番遅い ハワイタイム のような年明け・・・


今日のホノルルの朝は、 小雨・・・・・

天気予報は 晴れマークだけど 雨・・・


少したてば 晴れ間が出てくるでしょう・・・


そう ハワイではあまり天気で一喜一憂しない

そんな 癖がついてきた




これまでに行く年、来る年を 何度も味わってきたが

何かの区切りとして、これほど 人間に 

人生の時間 とか 新しい何か を感じさせる

時はないように思う。




たった 一日のカレンダーの日めくりでも

とても 大きな区切りと 新たなる心構えを

感じさせてくれる・・


ハワイでも お正月元日はどこもお休み・・


今年は 暦の関係で 元日が日曜日なので

明日までお休みのところが多いが、

普通は、新年 2日から通常の街に戻る・・・


今年も 多くの日本人観光客が

新年をハワイで迎える


芸能人も多い・・・

早見 優さん

高島礼子さん を見かけた・・



とても 綺麗・・・


芸能人にしては お二人とも

ギラギラ していない所が素敵・・


それに ご主人が メチャ ハンサムで

カッコいい・・・・・


ま ともかく


時間 について 第2話・・・・



時間を 考える時

いつも 皆よく言う言葉がある


「時間を管理する」

「時間に振り回されない様」

「時間が 無い」

「時間が あっという間に・・」


日常の 生活の中で 人は

大きく 2つのグループに分かれると思う・・・

「時間に振り回されている人」

「時間をコントロールできている人」


何が 違うか?

・・・

うーん  ほら来た来た・・


要は  段取り だと思う


仕事をするにしても、旅行をするにしても

普通の一日を 過ごすのも

何をするにしても

全て この段取り がうまく出来ているか どうか


これで 決まる・・



家を 建てるのも、 料理を作るのも・・

旅行の日程を組むのも

全て この段取りで 決まる



段取りは 日々癖にすると簡単・・


私は 前の日に 1枚の紙を出して

明日の 予定を書く

やらないといけないことを 箇条書きにする

出来るだけ、移動の経路も考え

最初から 夕方のアポまで

一番 効率的な 順番を決めて

その 順序どおりに 箇条書きする・・


翌日・・

ほとんどのケース  


だいたい その通り 事が進む・・


ほとんどの場合、 少し時間が余る・・

ま 時たま ハプニングで

あるいは予期せぬ 渋滞で

または急ぎの電話に 翻弄されてしまう事もあるが


ほとんどの場合・・


うまく 行く





これを 1週間ごとに すれば

一ヶ月ごとに すれば

かなりの 目標  計画が 「実現」する・・ はず



時間が 大切だと 意識すると

何とか ゆっくり スタバでコーヒーを飲む時間

あるいは 早めに帰宅して サウナに入る時間を

捻出しようと がんばる・・



もともと がんばる性格だから 

自分の行動や時間を管理するのに

「予定を立てる」 ことが私には向いているようだ・・



じゃー 人生の予定も立てればいい

時間軸を入れて・・


よく 最近の本に書いてある・・・

そう あれと同じ・・


この 時間の管理を怠ると


時間に 振り回される事になる・・


つまり 「時間との戦い」 ・・



負けてたまるか と 予定を立て


一つ一つ こなす・・


よし 勝ったー !


じゃー ハッピーアワーへ行って ビールだ・・と

自分に ご褒美をあげる・・



残業は   敗戦 と同じ・・・


人生も  残業しないよう

時間に振り回されないよう

勝負ではないだろうか?




では 時間を管理する 段取りする時の コツは?


ほら また来た !




はじめに  最後の予定を 決める



最後から 逆算 する・・・



良い段取りは 逆算 することが コツ



たとえば料理と同じ・・


何時に こういう料理を 何人分 完成させる・・


その目標から逆算して


最初の 食材の仕入れまで

さかのぼる・・



そうすると その 時間に

その 考えたものが

考えたとおり 美味しく 出来上がる・・



逆算する   


これが 時間と戦うときの勝つ秘訣・・・



ちなみに 私は 今日 夜まで忙しく 遅くなりそうなので 

朝 これからサウナに入り

一昨日 準備した 物を用意して出かけ

そして 午後には 少し休憩をして? ・・

体力も調整しながら

夜遅くまでの全ての日程を こなそうと思う・・・

余裕を持って・・


残された人生 1時間も無駄に出来ないから

結構 マジに 時間を管理するよう 最近「段取り」に余念が無い

投稿者 : 07:40 | トラックバック

2005年12月30日

時間

久しぶりに また書きます。

何人かにどうしてブログを休むんですか? と聞かれた。

えー ただ何となく・・・


読んでいる人の 「受け」 をねらっている自分に気がついて


少し 遠ざかってみた・・


また書きたくなれば 書くし


そうでなければ書かない


今夜 書きたくなったので また・・・




ハワイにある多くの教会の中で

最も栄えている教会に 

New Hopeと言うところがある

そこの主任牧師は ウエイン コデロ という人


この人の お説教は 見事である・・


教会に行かなくても テレビでもよく番組が放送されている



ハワイでも街の あちらこちらに 色々な教会があるが

この 教会ほど 礼拝や集会が大盛況である教会はない・・


今夜 ウエイン コデロ牧師の先週のお説教が

テレビで放映されていたのを 偶然見て また 思った


本当に話が上手・・・ 人を惹きつける・・・・


きれいで 本当にわかりやすい英語で

楽しい ジョークも入れながら 話す


あっという間に 時間が過ぎる・・



今日の お話は 新しい年を迎える時期が近づき 


「時間」 についての話だった・・・


人間全てに 平等に与えられていて、 

人生にとって一番重要なもの・・・


時間を そう定義づけてからの お説教だった



時間は 全ての 基本である


お金とか、地位とか、幸福とかと違い


全ての 人間に平等に 1秒の差別も無く与えられている
 


だから それを どう使うか が大事だと・・・



今年も 残すところ あと45時間を切った・・・


今年の元旦の花火から もう 8,700時間以上も

過ぎたことになる



  
時間の経つのは早い・・・  

光陰矢のごとし・・・・・・

英語でも Time goes so quickly と言う




日本の人から よく聞かれる


「 どうですか 最近忙しいですか? 」って・・・


そう  英語で言う How are you? の挨拶代わりに 聞かれる・・・

最近まで うっかりこう答えていた


「 いいえ 」 ・・



そうすると 相手が 「 えっ !」 と言う 表情になる


しまった

ここ最近 日本の慣習を忘れていた

そう 大して忙しくなくても 


忙しいです・・ って言わないと 平均的でないと思われる・・




そう 忙しくない と言うと

仕事やビジネスがうまく行っていない・・・

あるいは貧乏している・・ と解釈される


つまり あまり成功していない  と


そういう風に受け取られがちになるのを


だから


嘘でも  「 イヤー ドタバタ 貧乏暇なしですよ」


あるいは 「 ボチボチ です」 とか


「まー  お蔭様で・・」 と言う 日本語常套句を


使うようにしないと 相手に 変なご心配や落胆をかける事になる

もしくは 反対に


変な 嫉妬心を 持たれるのを忘れていた・・・


・・・ 何だ 自分だけ ずるいじゃん・・・・・・ みたいな


忘れてはいけない・・


日本の人には

忙しくなくても 「忙しい」と言わないといけない


「何だかんだと ドタバタ してます・・」 と



ハワイにいると あまり 「忙しい 忙しい」 と言っていると

アメリカ人から 「 こいつ 時間の管理能力がないんだな」

とか

「 この人 仕事が出来ないから 忙しいんだろうな」 という

印象をもたれることがある・・

時には 生活が苦しいんだな  きっと・・・ なんてマジに思われる・・



そうだ 昔 「残業をするのは 仕事が出来ない証拠」・・という言葉があった



ウエイン コデロ牧師が 言っていた


「時間を うまく 価値に変えなさい」 って・・


時間を 意味あるものに 「コンバート」しなさいって・・



もう少し 時間について考えてみようと思う・・

日本 と それ以外の国の文化を比較しながら


また 連載で・・・

人生は やはり 何をするにも「時間」が土台だと思うから・・

 

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2005年12月12日

賭け事

今日は 月曜日なので・・・


・・・・・・・ またちょっと 道徳っぽく



世の中 賭け事の好きな人が多い・・


本当に ラスベガスなんかに行くと 驚く・・・


24時間 スロットマシーン ブラックジャック・・

飲み物を横において  延々とギャンブルに時間と金を

費やす人が 多い事・・・


ラスベガスの ギャンブルのプロになると

練習をするのだそうだ・・・

断崖絶壁に 立ち 足首に ゴム縄をつけて


数十メートル 下の海に飛び込む・・・




海面すれすれで そのゴムが 身体を引っ張り上げるわけだが


これを 何度も繰り返すのが その練習・・・


度胸を 付ける為なんだそうだ・・・



もう 呆れるけど  ホントの話・・・


ラスベガスのカジノへ行くと

普通のスペースと違い、奥に VIP用の部屋がある・・


ここでは、レートが一桁 二桁 上で

一つの チップが 1万ドル とか 10万ドル・・・




ホテルは こういう高額な賭けを出来る 大金持ちに

至れり 尽くせりの サービスで お迎えする・・


ホテルのスイートルーム無料・・・


往復の リムジン・・・


そう ラスベガス空港が 一般観光客で

混んでいるので

LAから プライベートジェトで送迎する・・


ハワイでは カジノは州法で禁止されているので

皆 このラスベガスに行くのが楽しみ・・・

皆 いくら 儲けた と自慢話をする・・・


負けた話は しない・・


ゴルフをやっても、賭ける人が多い・・


ハワイでは せいぜい 1ドル単位・・

負けても 5ドル 10ドルくらいなので

かわいいものだが 皆 賭けてプレーする人が多い・・



私は とにかく ギャンブル運が無い・・・


と言うか とにかく弱い・・・   必ず負ける・・

負けると 本当に悔しいので あまり賭けない・・・


内田さん 賭けないの?


あー はい すみません・・・


何 ? 付き合い悪いねー  


ホント真面目なんだから! って言われる


あー  そのー 父親の遺言で・・ なんて

言い訳する・・・



本当は 自分が賭けに弱くて 

賭けると必ずといっていいほど負ける・・

それが悔しいからだけ だけど




とにかく この賭けるのが嫌いな私は

何でも 賭けよう と言う人の気持ちが分からない・・・


賭けると 相手が失敗するのを期待するようになってしまう


相手がうまくやると 悔しい思いをする・・


これが どうも生理的に合わない・・・ 


ゴルフでも 賭けないと パターが入らない 

と言う人が結構いる・・・


私は 賭けると 余計 パターが入らない・・・



どうしても 成り行きで お付き合いで賭ける場合・・・

嫌々   賭ける・・・ 

すると たまに 勝っちゃう ことがある・・


ホント たまにではあるが・・


10ドルくらい 勝っちゃうことがある・・

無欲の勝利か・・



あー なんだ 今日は内田さんの一人勝ちだー  なんて


言いだしっぺが   機嫌悪そうに言う・・・


・・・ 何だよ あんたが 賭けようって言ったくせに・・・・




はい 内田さん 10ドルね! 


あーあーあー  あっ!  

オリンピックも 内田さんの 5ドル勝ちだ! 


なんて エライ剣幕で 半分マジに機嫌が悪くなっている・・



ったく もー   子供みたいな奴だなー なんて・・


それで そのお金をテーブルの上に置いたまま

皆で ビールを飲む・・・

くだらない 話が続く・・・


最後に 私は

その勝ったお金で 皆のビール代を払うようにする・・


これ とても その場の雰囲気を良くする・・


えー?     内田さん いいよ いいよ 


取っておいてよ・・ 賭けたんだから  なんて   


でも すごく 皆 機嫌が良くなる・・・

イヤー ご馳走様・・・・  悪いねー なんて・・


いえ とんでもない・・ なんて


・・・ アンタの お金じゃないの・・・



あー これだから 賭けるのイヤなんだよな ・・・


昔  高校時代 マージャンの好きな同級生が多く

結構 賭けたお金の事で 喧嘩をしていた・・


なーに やってんだーー   と思いながら見ていた・・・


父親も 賭け事が大嫌いだった・・


おそらく 宝くじも買ったことがないと思う・・・



賭け事は 悪いとは言わないが


私は 好きではない・・

勝っても 負けても 気分が良くないから・・・


先日 日本でも10指に入る 大富豪の日本人ご家族と

ハワイで一緒に 食事をした・・・

良い人なんだけど、 ラスベガスのギャンブルの話ばかり・・

一応 笑って合わせるけど生理的にダメ・・


50万ドル勝ったとか すったとか・・・・・・


あまり お品がよろしくない・・・


どうも 心の底から 尊敬できない・・・




もうちょっと 違う話 できないの?

そんなお金 たくさん持ってたって・・・ 

あと100年生きられないんだから・・

なんて



まー  そのクラスのお金持ちになると

考えている事が 違うんでしょうけど・・・

憧れないなー  どうも・・



ラスベガスの スロットマシーンなどで 時々

100ミリオンダラー とかの大金が当たったニュースが流れる・・・



でも その賞金が当たった人の100%が


その後の人生で 不幸になっているのだそうだ・・・

家族を失ったり、 ビジネスも皆破産、挙句の果てには

詐欺にあって 全部無くなって・・・




人生が狂い その後 皆が共通して 言う文句がある・・・


「こんな賞金 当たらなければ 良かった・・・」



ま 今日も結論とか、 教訓とかも 無く、  


ただ取りとめも 無く




今週も 元気で過ごしましょう・・・

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2005年12月11日

余命

毎年 この日の 朝は5時前に起きるようにしている・・

もの凄い 轟音で 花火が打ち上げられるから。


ホノルルマラソン・・・


毎年 2万人~3万人近くの人が 参加する

ハワイでも ビッグイベントの一つ・・・


でも参加者の6-7割は日本人・・・

Japanese Marathon in Honoluluと言ったところか・・




まだ日の出前の暗い アラモアナ公園をスタート

先頭集団の 10人くらいが 白バイの先導で

アラモアナブルーバードを 疾走してゆく・・




とにかく <速 い >・・・ の一言


私なんか 全速力で走っても

追いつかないだろう・・・




さて  昨晩は友人の自宅のクリスマスパーティーに

招かれた・・・


ハワイ大学の校舎も近い、 Manoa にあるお宅


毎年 呼んでくれる・・・




玄関で サンタの人形が迎えてくれえる・・


おー 近寄ると 急に 踊りだす・・・ びっくりするなー おい


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この 家は ハワイ州の 文化財に指定されている

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もう芸術的な家 


綺麗なだけでなく、 ハワイ風でシックな家である・・


この時期は特に 綺麗にクリスマスの飾り付けをしているから


中を見せてくれないか?   と言って

レンタカーで立ち寄る観光客が  

後を絶たないのだそうだ・・・




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家の中の クリスマスツリー    おー 凄い・・



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(この家の装飾や 花のデザインを担当している ゲイのおじさん)

  
指輪が とてもお綺麗・・・・    おー

日本へ旅行へ行って 銭湯に行って来た  そうだ・・・・

・・・・ どっちに 入ったの?・・・・


赤い 靴下に 圧倒される・・・・



ピアノを担当している ジョン・・


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うまい !


驚くほど 上手・・・ ピアノの先生だとか  

日本に 仕事で行きたいのだそうだ・・・


色々と お話しを する・・・




招いてくれた 友人 の ロン

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毎朝 5:15分に 起きて ジョギングするのが日課とか・・

恐れ入ります・・・



だいたい 100人近い 招待客・・・

奥さんの友人はなぜか ゲイのおじさんが多い・・・

皆 物凄く楽しんで お酒を飲んで おしゃべりして・・

アメリカ人は 本当にこういうパーティーを楽しむことが


上手・・・




帰りの 車の中で 想った・・

もし 自分が あと 「余命半年」 と医者から宣告されたら?

もし、自分の命に残された 時間が 180日と言われたら・・

どんな 事をしたいと 思うだろうか?


どんな 事を しなくてはいけないと 思うだろうか?


どんな 事を実際 しているだろう?


涙が 止まらなくて・・・ 動揺して ただ混乱するだけだろうか?


生への執着で、 取り乱すだけかなー ?

 
お世話になった人に お礼状を書くのかな?




ハワイに生活をしていると


今の 自分の命が 永遠に・・

または 平均寿命まで 間違いなく続く・・・はずだ

なんて  考えがちである・・・・



ハワイに来て以来 お世話になっていた方が

今 パーキンソン病で 入院されている・・

年齢はまだ65-6歳・・・


昔は ゴルフに ジョッギングにと 運動を欠かさない人だった


3年ほど前から、 右腕が しびれ 少し不自由になられてから

だんだんと 身体の自由が奪われてきている・・・


家の中で 転んで 顔を16針縫って・・・



他人事?


そうね・・    そう 願いたいものだ・・・


最近 遺言的 書類の整理を始めた・・・


え?  遺言?    内田さん 何か不治の病でも?


別に そうではない・・

「死に支度」 を始めただけ・・・



ビジネスコンサルタントだから 備えあって憂いなし ・・・ (笑)

でも 気がついた・・・

死ぬ事を想定しながら物事を考えると 

日々の時間の 感じ方が変わってくる・・



今まで 気がつかなかった ことに 目が行くようになる・・

一回の食事・・・


朝の 目覚め・・・


友達との 会話・・


仕事をする時の 考え方・・・

ありがたいと 思う回数が 増えた・・・ そんな感じか?



前よりイライラしないで 「ま 仕方が無いか」 と 

思えるようになれたかな?


常に もし あと半年しか生きられない としたら


どういう人生を送りたいと思うかを想定し


その時に 後悔をしないよう 「今を 生きないと・・」と 思う・・・


私の場合  最後に何をしたいか?


具体的によく 分からない・・・


余命宣告をされたら、 何か世の中のためになるような

物を残したいかな・・・

それが 何かはよく分からないが・・・


両親の墓参りへ行って・・・


何をすべきか ? たぶんそれを懸命に考えていると 思う・・・



でも たぶん ハワイで死にたいと思うだろうな と・・

これだけは 間違いないと言う気がする・・・




常に 「人生 砂時計だ」 と言う事を忘れず生きてゆきたい


もし 「何ヶ月の命ですよ」 と言われても


その時になって ジタバタ あわてないように・・

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2005年12月08日

無常

仏教では この世の中は 「無常」である と 言っている・・・


世の中 「無情」な事件が 多過ぎるが この無情とは違う


無常   

「世の中 や 人間は いつも同じではありませんよ」・・と言う意味

今 とても幸せだー、 不幸だー、 あるいは もうダメだー・・


と思っていても、ひょんなことから 状況が変わる事がある・・・



もう 絶体絶命 とか この今の裕福で、大金持ちの豪勢な生活は

絶対に 永遠だ !・・ と 思うと


想像もつかない 事から 事態が急変する事がある・・・


仏教では、 「無常」 をいつも忘れず


良い時も、 悪い時も、 

そして たくさんある時も、 少ない時も

事態は 刻々と変わってゆくものと心しなさい  

と教えている・・


ビジネスでも 同じ・・・


もうダメかなー と思っても 諦めないで 

何とかやりくりして、もうそろそろこの商売たたもうか・・


なんて 思っていると 大きな契約が入ったり・・



順風満帆の 業績で 社員にボーナスを出していた会社が

あっと言う間に 倒産したりする・・・


2001年、9月11日 米国同時多発テロの時・・・


あー   このような誰も考えもしない事が

世の中 起きるんだ・・・・・ と思った。


無常 と 同様 仏教では 「中庸 (ちゅうよう)」 も教えている・・


何でも ほどほどがいい・・


あまり あっちに傾斜したり、 こっちになびいたり・・

ま 「過ぎたるは及ばざるがごとし」・・・ と似ている・・


経営者でも   激しく 行け行けドンドン のタイプもあれば

謙遜で、 欲がなく、 あまり 「極端」 で無い人もいる・・・

どちらが 良いか分からないが 

仏教では 「中道を行く」 のが 望ましいそうだ・・・

なんか ちょっと刺激が少なくて

つまらないような気がするけど・・・




色々な会社の 社長さんと 会っていて

よく 耳にする言葉・・・

「 この会社を 倒産させたくないんです 」 って


「 倒産なんて・・・ 結構良い業績を上げているじゃないですか・・」


「 いや 内田さん・・・ あのね・・ビジネスには 
下り坂に加えて ころげ坂っていうのがあるんですよ」


うーん ・・・ 確かに


今は 良くても、、 一旦悪くなると 経営者の想像もつかない出来事で

業績が一気に変わる・・・



反対に 怖いくらい 成功する時もある・・



もう やること なすこと 全て 怖いくらい 当たる・・・・

そういう時は 人生 「無常」と思い


銀座で豪遊したり、別荘何軒も買ったり?・・・

調子に乗りすぎないで <感謝>と <慎み>を・・・ と言うことか・・



そして

落ち込んだ時、逆境の時は、

近い将来 何か良いきっかっけが必ず訪れる・・ 


そんな風にいつも 考えたほうが よさそうだ


頼りに していた片腕の幹部社員が 退職届を持ってきたとする・・


えっ ! お前 辞めちゃうの?


そりゃ 無いんじゃない?

今までの 恩を仇で返すような ことしやがって・・・

何度も 飲みに連れて行ってやったのに !


普通 そう 思って 腹が立つ・・



でも こういう時は、 

「 俺が いたらなかったなー 」 と言って

謝って 送り出してやる・・・


「 新しい仕事で がんばって成功しろよ」 と言って 肩を抱いてやる・・


元気でな・・  

また 縁があったら いつでも帰って来いよ・・・ って


心配する事は 無い・・


そういう風に 本人の将来を願って 暖かく 送り出してやれば


その人を 補って余りある人が 履歴書持って現れる・・・


「 あのー すみません ・・お宅 求人してないっすか? 」   って



または

辞めたその人の下で 埋もれていた人材が 開花する・・


信じられないほどの 戦力として成長する・・・

へー こいつ 急に 伸びたねー   頼もしい!・・ なんて


そんな ものではないだろうか?




ホント 言うだけは いつもご立派 !   


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ほな サヨナラ・・

投稿者 : 05:55 | トラックバック

2005年12月07日

会社の金

自分の仕事をしていて、仕事をしている人を見ていて

オーナー経営者を見て、従業員を見ていて

いつも 思う・・・


同じお金でも、考え方が全然違う・・ということを


同じ 100ドルの経費でも、従業員の持っている価値観と

出資者である、オーナーの価値観は 月とすっぽんの違い・・



従業員は 構わない・・

自分が損するわけではないから・・・


どうせ 自分のお金ではないし

経費が少なくなっても、増えても 自分の月給は変わらないから・・


これは 必要なものです・・


これは 毎年使っている費用です・・


そんな ケチなこと言って・・ たった$100くらい・・


これ  従業員の常套句・・



そんなものに $100 も使って もったいない・・・

安売りだからって 買うなよ  今必要なわけじゃないんだから・・

これ オーナー や 出資者の 常套句・・・


ほー そのシステムで年間2万ドルの経費節減か・・


それなら    と オーナーなら 1万ドルでも出す・・・


100ドルはケチっても、 意味のある 効果のある1万ドルなら出す・・・



働いている人を見て 一番 よく分かるポイント


例えば カンパニーカー の使い方・・

どうせ 会社の車だからと言って 乱暴に 掃除もせずに乗る人・・

どうせ 会社の所有物だから・・・


経費の使い方

どうせ 会社のお金だから・・


所詮 オーナーの金なんだから・・・


何でも 買って  大切に使わない・・




これ 全然 分かっていない人・・・

こういう人は 

いつまでたっても 成功しない・・ 金持ちにもなれない・・




<誰か>に ほめられる人

会社のお金とか 所有物ほど 大事に使う・・

自分の所有する物以上に 丁寧に 大切に使う・・


会社の 財産なんだから 


無駄のないように 節約する・・


だって 他人様のお金なんだから・・・



自分のお金では、何でも好きなものを買えばいい・・


自分で稼いだお金だったら 何を買っても

どんな贅沢しても 誰も文句は言わない・・


さすがに今は もう習慣的に少なくなってきたが 

会社の 接待費・・・

これも 年間予算を組むと 皆 使い切る・・・


オーバー することがしばしば・・


接待費を 年初に 担当者に渡す・・

はい これ 今年分 100万円  ね


残ったら 自分で取って いいよ・・・




途端に 使わなくなる・・・



会社の出張だと ファーストクラスで移動する・・

俺は 副社長だし 社内規定 で認められてんだから・・って



でも自分の休暇だと エコノミークラスで 安いパッケージで節約する・・



人間  ほとんどの人が


自分のお金でなく、会社のお金と思った途端 使い方が 激変する・・


使わないと 損だ と思う・・・



役所の 予算・・・ これ 使わないと上司から怒られる・・・

所詮 税金なんだから・・・


残したって 良い事なんか無いんだから・・・



米国の ストックオプションを適用している成長企業なんかは


この <費用 対 効果> に 対する考え方が 非常に鋭敏・・

とにかく 結果を出せば自分に 巨額のボーナスが入るから・・


日本企業みたいに、今冬の賞与は組合平均 前年比 1%増 でー

なんてないから・・



出張には マイレージでチケット手に入れて 経費を節減して、

利益増やして、株価を上げて、ボーナス取って・・・


それで 家族で、ファーストクラスで休暇に行く・・・


本来は  これが 正しい・・・




人間や企業の成長力、 個人への信頼、 そして <底力>を計るのに 

この 「会社の金」 に対する従業員、会社幹部の思想や倫理観、

加えて企業の 富や利益の配分方法 国の税制が大きな差をつける

要素だと思う・・・


今日は いつも以上に 偉そうに・・・ 

投稿者 : 10:14 | トラックバック

2005年12月02日

再婚

日本で昔 大変お世話になった方から

メールが 届いた・・・


ハワイで 来年結婚式をしようと 思うって


彼の奥様は昨年 癌で亡くなった・・


2年近い 闘病生活の最中

ハワイでの転地療養をお勧めしたが

叶わなかった・・・・


最後は、彼の腕の中で安らかに 息を引き取ったそうだ・・

とても愛妻家でいらした・・・


生前 奥様と 症状が良くなったら 

ハワイへ行こうと 話していたそうだ・・・




一年の喪が明けて、再婚を考え出し

お相手も決まった

内田のいるハワイで 挙式と、亡くなった奥様の

散骨式をしたい・・と




彼は もう還暦を過ぎている・・


一人きりでなく、パートナーと楽しい第二の人生を

始められると聞いて本当に安心した・・・


お会いできるのを 楽しみにしています

と返信した・・・・


奥様が 亡くなられた直後 東京でお会いした時は

本当に 意気消沈されていた・・・


涙が 止まらない彼を前に・・


こういう時 どうやって どんな言葉で、慰めたら良いのか分からなくて 

ただただ 彼の話を聞くだけしか出来なかったのを覚えている・・・



でも時間薬が 効いて来ているようで

だんだん元気になられている様子・・


とても嬉しかった・・・


米国では、本当に再婚カップルが多い・・


これは 裏を返せば  離婚が多い と言うこと・・




年配の方と話すと およそ3人に2人は 

離婚、再婚経験者ではないだろうか?



同じ再婚でも彼のメールは とてもホッとさせられる 

嬉しい知らせだった・・・


ホント 人生色々だな ・・・ そんな風に思う



彼が新しく パートナーとして選んだ方と 

来春ハワイでお会いするのが楽しみ・・


そして 亡くなった前の奥様の散骨式にも 

もちろん ご一緒しようと思う・・

投稿者 : 08:40 | トラックバック

2005年11月30日

自信

人には それぞれ 自信 というものがある  

誰にでも そういう 強み がある・・


米国で暮らしていると 本当にアメリカ人は この自信を

驚くほど上手に 育て、 使って、 生きている人が多い・・・




ビジネスでも あらゆる専門性、職種でも 色々なフィールドで

それぞれに 上手にキャリアアップしている・・・



プロ ゲーマー  ・・・




何  この単語?    と思った・・

プログラマーの 間違い?  なんて



なんと 米国では コンピューターゲームの<プロ>がいて

ゲーム大会の優勝賞金、ゲームの新製品のPR

それに、パテントなどで年間 数十万ドルを稼ぐ若者がいるそうだ・・



サーフィンの プロもいる・・・


何だ ハワイで 波乗り ばかりして

働きもしないで・・・ と見下すようなおじさん おばさん世代には

想像も つかない 、<仕事>である・・・

えっ  ! そんなに稼ぐの?

ビーチバレーのプロも そんなに稼ぐわけ?


ゲームで 遊んで 親の年収の何倍も?



最近 日本でも どんどん そういう若者や競技が

プロ化 している・・


今の 自分にとっては 羨ましい選択の多い時代・・・




だから 古い価値観で、世の中を見ていたら

いつまでたっても 同 じ・・・



皆 自信 を持って その道を極めている・・・


親や、他人になんと言われようと・・・


世間の 反対や 中傷が多ければ多いほど

最後に 結果 バカ当たり したり  

パイオニアー として栄誉と高額な収入を得る・・・




自信 には いくつかの種類があると思う


自分は 、こういう学校を出て、こういう資格と こういう能力がある・・


これ とても立派・・ 現実的 世間体 向け 親孝行 向け



自分は、これが好きで 全て他の事はあきらめ あるいは犠牲にしてでも
続けている・・・


これ とても 勇気があって 個性があって 素敵・・

夢が ある・・



こういう場面では 必ず自分はうまくやれる・・・


イヤー こういう人は ホント 頼りに なる・・・


組織にとっても 大きな 自信 となる・・


ただ、 こういう事を聞きもしないのに 自分で言いふらすのは

自信でなくて 自慢 ・・・


気をつけないと 相手から エラク 嫌がられる



自信 は   そう <自分> を <信じる>と書く・・・

アメリカで 自信に満ちた人が多いのは 小さい時からの教育か


あるいは、一人一人が <個> として尊重され

伸び伸びと 成長するからか・・・




米国で 一番よく使われる Challenge という言葉


チャレンジ という言葉は とてもよい意味に

使う事が 多い・・・

チャレンジは 裏返すと 勇気があるという事

チャレンジは 続けていると最後には 

自信 とか 悟りに 到達する・・




日本人  


この 自信が どうもない人・・ 持てない人が 多い・・


自分の容姿、 世間からの評価、 平均~ と比べて・・・


自分は ダメだ!    とても自信が無い って



昔 バブルの頃は 経済で 日本が自信に満ちていた・・

日本人は この自信に どうも経済的豊かさが


評価のつきものとなる・・



経済的に 成功して  いくら稼ぐのか  と言う要素で

初めて 世間に認められ 自信を持てるようになる


要は 自分を 信ずるのではなく <経 信>


大金を得る 

他人より 豪勢な生活が出来るようになって

他人より 大きな家に住んで 豪華な車に乗る・・


これで初めて やっと 自信 というものに繋がるようだ・・・




でも このアメリカの若い世代の色々な競技のプロを見ていると


ただ、お金 が欲しくてやっているようには見えない・・


もちろん 賞金は喜んでいただく・・  生活費が必要だから・・

でも

何よりも そのスポーツや、競技を 心の底 から楽しんでいる・・


私には そう見える・・・


きっと 気がつくと 賞金の 小切手が届いている

そんな 感じではないだろうか?


そんな 生き方から 人間としての<自信> をものに出来たら


どんなにか 素晴らしい事だろう・・

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2005年11月23日

祈る

ハワイはここ2-3日、雨模様・・・

なんと 湿度が80%もあります。

家中 湿って、日本の梅雨のようです・・・




さて、今日は・・・   いや今日 も また仏教的なお話・・



人間は誰でも、祈る事がある・・・


色々と 祈らなきゃならないことが多い・・


利益が出ないし、忙しいし、あれこれ不満だらけだし・・・


ビジネスでも、売り上げ向上、利益が増えますように・・と

経営者や責任者は いつも祈る・・・

別に 信仰心の無い人でも 祈る・・

苦しい時の 神頼み・・・・みたいに



この 祈る時    ちょっとした コツ がある・・・


普通、祈るのは 自分の希望が叶うように祈る・・

~ がうまく行きますように・・


~ を手に入れることが出来ますように・・・


~ さん から好かれますように・・・



だいたい こういう無駄な祈りを捧げる人が多い


こういう祈り方をしているうちは、願いはほぼ叶わない

と言っても過言ではない・・・


では どうやって祈るか?


~ が解決出来るよう 自分に力を与えてくださいと祈る・・

その問題点に気づき 改善の努力が出来るよう 

力を与えてください と祈る・・・


~さんから 好かれるように そして結婚できるように

自分がそういう魅力ある人間に成長できますように  と祈る・・


祈る目的は 同じでも違う

似ているけど 全 然 違う・・・


それから 祈りの 一番の禁じ手


~ さんが 不幸になりますように・・

~ さんが 失敗しますように・・・


こういう 祈りは ・・   そう その通り


将来 自分が返り血を 浴びる・・・


おー 


くれぐれも 気をつけていただきたい・・


あんた 何か 専門家か?


正しい祈りを続けいてると、事態は変わる・・・

周囲の状況が変わる・・・

つまり、祈るときは 自分をどうしたいかに 焦点を定める・・


間違っても、相手や 状況を変えてください なんて祈らないこと・・


それから この祈る と言う行為は 普通 

神様 仏様にお願いして 叶えてもらう・・

と勘違いしている人が多い・・・

実際に叶えるのは、神さんでも、キリストさんでも、仏さんでも無い・・・

自分の心 にメッセージを与えて、自分に気づかせる事を

祈る   と言う・・・


神様が 自分の願いを叶えてくれる 

と 勘違いしている人が多い・・

それは サンタクロース・・・



同じ 祈るんだったら 

この コツ を習得した方が効果が出る・・・

同じ 祈るんだったら 


<正しい祈り方> をした方が、願った通りの結果が出ることが多い・・・




英語で 

Practice daes't make perfect,

Perfect practice makes perfect.

と言うことわざがある・・・



ちょっと 結論が 無理やりか・・・

投稿者 : 09:26 | トラックバック

2005年11月21日

朝礼

小学校、中学校と よく <朝礼> があった・・・


月曜日の朝なんか 全校生徒で 校庭に出て

先生のお話を聞いた・・・・   イヤ 聞かされた



私の通っていた小学校では、

結構この全校朝礼の時の態度を

厳しくチェックされた・・・


ちゃんと 直立して おしゃべりしないで

わき目もしないように・・・・

そうしないと ひどく先生から怒られる


校長先生が 台の上でしゃべっている間


他の先生が 後ろを歩きながら だらしない奴は

いないか、チェックする・・・・




ヒソヒソ 話とか、 寒くてズボンのポケットに

手を入れていようものなら 殴られた・・・


今なら 大変な事だけど・・・

結構 後頭部なんか 殴られたり

耳を 引っ張られたりした・・・



小学校の時 とにかく学校で一番怖い先生がいて

なんと運悪く 5年 6年生とその先生の

担任のクラスになってしまった・・



あー  最 悪 !

落ち着きのない、 勉強しない私は

毎日 ビリビリ して ・・・

案の定 その先生の 第一標的 にされた・・・




内田 !   今 また隣としゃべったなー って

頭に うめぼし をぐりぐり入れられた・・

耳が 赤くなるくらい 引っ張られた・・・



クラスの生徒みんなに クスクス笑われる・・


こんな屈辱はなかった・・・

先生に にらまれると 色々と いじめを受ける・・

テストの答案用紙を 返す時なんか 


「 内田! お前 46点 だー   ばか者が!」  と


その先生が 私の答案用紙を 高々と上げて

クラスの皆に 発表する・・・


何か先生の顔が とてもハツラツとしていたのを覚えている・・

自分のストレス解消でもしているような・・・



家に帰って 悔しくて 悔しくて・・・


ちくしょう と 一人で泣いた・・・


アメリカに来て、そしてこちらの学校生活を見ていて

何が 違うか


それは 先生達の 生徒に対する扱い・・・




生徒を一人の 人間として扱っている・・


もちろん 注意したり、 怒ったりはするが

ひっぱたかれたり、 いじめられるようなことはなく

(もちろん 犯罪になるからだけど・・)


子供を 一個の 「人格」 として扱っている・・・



日本は どうして いじめや 登校拒否が多いのか

どうして全国で、14万人もの子供が不登校になっているのか


全部の理由は 知らないが

私には なんとなく子供達の気持ちが分かるような気がする・・・


むしろ 登校拒否をしている子供達の方が 正常なのでは?

なんて・・・


今でも その怖かった先生の顔は はっきり覚えているが

朝礼の話も、 その先生の授業の内容も

何も 覚えていない・・・



日本の教師や、社会全体がもう少し

一人一人の人間を大事にする 

成熟したものになるといいな と思う・・


 
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2005年11月20日

自尊心

最近 ビジネスより 精神論ばかり


面白くない・・ かも


人間 誰でも自尊心がある・・・


自分のプライドとか、  自分だけがさー とか言う


自らを尊ぶ心・・・


私は 子供達に 時々こう接する・・


○○ちゃん  ちょっと ちょっと


内緒ばなしがあるの・・・って



耳に 手を当てて


あのねー  

おじちゃん ○○ちゃんって凄いなーと思うんだ・・・  って


だって あれも出来るし、 あの時 妹に~してあげてたでしょう・・

やっぱり お兄ちゃんは違うよねー  なんて




その子の 顔つきががらりと変わる

やんちゃ坊主で 妹をいじめて 

親から一日何回もしかられている子ほど

顔つきが変わる・・・・



ふーん !   って陶酔した顔になる・・・

どー   っと走っていって


おじちゃん 僕 これも このおもちゃも全部

妹に あげる !・・・って



えー   ホント?


さすが お兄ちゃん  やっぱ長男は違うわ・・・って



僕   妹に 本読んでやる・・・


ホント?


うん!    なんて




人間の自尊心 なんて ちょっとしたことで


守られくすぐられたり   

傷ついたりする・・・・・

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投稿者 : 17:24 | トラックバック

迷い

人間 ホント 迷いますね・・・


毎日 迷う事が多い


そんな人がたくさんいる・・・


ひどいと、迷う事が理由で


自分は不幸だなんて思い ノイローゼになる人もいる


何で そんなに不幸なの?



世の中 <迷う> と言うことは

<選択>が あると言う事なんじゃない?


<迷う> ではなくて <迷える> と考えなさい  って・・


はい すみません・・


うーん カツ丼にしようか、天丼にしようか・・・


それとも オムライスにしようか・・・・

どれかに決めなくてはならない  と悩む


これ メニューの選択があるから・・・


あー 半チャーハンと半ラーメンのセットだって


これも 捨てがたいなー   なんて

もう  せっかくの食事の前に

顔の表情が 暗くなってる・・・


人生でも そんな選択のある 幸せを

選択出来るという 恵まれた境遇を

ありがたがるどころか

あー 自分は どうしたらいいんだ!

分からない!    と寝込む人がいる・・・



そしてカツ丼を選び カツ丼を一口食べて


あー  やっぱ オムライスにしておけばよかったー


ちくしょー!  失敗したー  なんて怒って 


悔しがって食べてる



そんな  罰当たりな人が いる・・・・・・・


ぜいたくも ほどほどにしたらいい・・


おー 怖いねー   内田さん 今日は



そう、 もうこんなに豊かな国に住んで

髪型気にして、着る物気にして、

そんでもって

体重気にして どのメニューにしようか・・・と悩む



人生も これと同じように悩んでいる人が多い

会社を辞めようか どうしようか


どの仕事にしようか


どの職種を選ぼうか・・・・と




自分は 被害者だ・・


誰が こんな食堂に連れてきたんだ

おかげで 何を食べたら良いかメニューが多すぎて

決められないじゃないか !  とか言う




この食堂はダメだな なんて

ここの 店主の顔が良くないし・・


だいち値段が高すぎる


カツ丼が800円なんて・・・・・


もう 席を立って他のレストラン行こうかなー   なんて

でも 外は雨だし 傘差すの面倒くさいしなー  なんて

ホント  ついてないよ オレは・・・


アホ !


えっ ?    今 何て?


あ  失礼・・・・


世の中 物事や人生の方向を <決められない>

と言うのが いかに 恵まれている事か

よーく 自分に言い聞かせたほうがいい


ありがたいな  って


カツ丼でも、天丼でも オムライスでも

選べるんだ オレは・・・・ という風に

考えた方がいい


選択 できるという 自分の 能力 や 境遇 に

感謝した方が いい・・・・・




ちなみに 私も カツ丼も天丼何でも

全部好きだし


800円なら 払えない金額でもないし 

ホントに  迷う




だから 救援食料の配給のみ、列に並んで手に入れて

食べている人に比べ

ホント  自分は 迷える幸せ者 だと思う・・・



それに 美味しく食事をさせていただける

健康までも 授かっているから・・・・・

投稿者 : 07:43 | トラックバック

2005年11月18日

人間誰でも 嘘をつく

嘘をついたことの無い人がいたら、お目にかかりたい・・

政治家とか、ドロボーは別にして

一般の我々も、嘘をつく・・・


他人に対して つく嘘・・

これは 時に 犯罪・・

そして 時に 大事になる・・・




それでも、まだマシかもしれない・・


自分に対して つく嘘よりは・・




人間の一番 気をつけなくてはならないのが

この

「自分に対して つく 嘘」・・・

「自分に対して ずーっと 長期間嘘をつく」・・・


諦めも 手伝って・・・


だって もう 仕方がないんだからって・・・



やりたくないことや、明らかに無駄な事、

そんなことを 世間の目 を気にして

結構 自分に嘘ついて がんばっている人が多い・・・


何の意味もないのに、何か看板とか 間違った世間の

信用を失うのが怖くて・・・



以前 ブログにも書いた

アメリカは 自由の国だって・・・

法律さえ犯さなかったら

何でも 自由に 好きなことが出来る・・・



そういう自由に加え


自分の気持ちや本心に 「自由」 になれる


そんな 「自由」 があるのに気がつく国である・・・




言えない・・・


そんなこと今になって・・・


ここまで 長く続けてきたんだから、

無理と分かっていても諦めないで


諦めたら人間 おしまいだよって・・・


無理を承知で がんばる?

もう それくらいにしたら?・・・

もう やめにしたら?・・・


あまり 自分に嘘をついていると 


取り返せないくらいの 時間と情熱を無駄にする・・・


自分の本心に 「正直に生きる」 訓練をする方が


自分に 「嘘をついて我慢してがんばる」 以上に貴重だと思う。

投稿者 : 12:34 | トラックバック

2005年11月14日

今日は 月曜日なので・・・


よろしく ご辛抱、 お付き合いのほどを・・


よく あの人は 器が大きい人だ とか まだ小さいねー

なんて言う・・


「あの人は 経営者の器じゃないよねー」  みたいに



人間の器・・・


これ 結局 人生における最重要課題だと思う・・


へー    最重要?




どんなに熱心で、働き者で、頑張っていても


人間の器の小さい人は    結局 知れてる・・




冷たい言い方だけど


所詮 限界がある・・


たまたまラッキーな事で 何かビジネスが当たり

ヒット商品とか、思わぬ大金が入っても・・・


続かない・・・

そう 受け入れるだけの 器の大きさが ないから・・


こぼれてしまう・・・




売り上げを伸ばす事や、利益や収入をもっと増やそう・・・

そういう 努力を毎日毎日 懸命に している人は

たくさんいるけど・・・

自分の器を 大きくしようと 努力している人は少ない・・


器の 大きさ ・・・


生まれた時から  大きいサイズの器を備えている・・
 
そういう人  確かに いると思う・・・




年齢とか 学業とか 関係なく  


その人の持って生まれた 天性の器の大きさ



羨ましい・・・

こういう人は、色々なものを受け入れる<度量>と

何か <度胸> <余裕> のようなものを感じる・・

人から 信頼され  人望があり

多くの人に 慕われる・・・

そう 人徳 みたいな・・


京セラの稲盛さん みたいな・・・


でも この人間としての 器は

修行で 大きくすることが出来る・・


そう、今のサイズより 大きくする事ができる




色々な 人生体験で

失敗や 成功、 思わぬ出来事

悲しみや、落胆、歓喜などを 大いに味わって

自分を見つめて、 成長する度に


この器を大きくするチャンスが来る・・



感謝を忘れず、文句を言わない・・

自分のために祈るのではなく、相手や他人のために祈ってみる・・

相手が何もしてくれないと ブーたれる前に

自分が、何ができるか、してあげられるのか を考える・・・



相手から 裏切られたり、だまされたり

あるいは、許しがたい 出来事に遭遇しても

じっと 受け入れ 

怒りの 豪雨が通り過ぎるのを 辛抱強く待つ


損と得 だったら たまには 損 の方を取ってみるとか・・

期待をしていた人に 失望させられたら

「 いたりませんで 」 って 自分の至らなさを改善しようと

心がける・・・


おー   ご立派!


人に どんどん 施す・・


どんどん 与える・・


もう 「全部」 相手に あげちゃう・・

えっ     全 部?


そう そのくらいの気持ちで やってみる


結局 全部なんか あげられない って・・ どうせ


でも そういう事を 試しに一度でもやってみる・・



宝くじで 1億円当たったとする・・・


このお金を 全部 赤十字に寄付しちゃう・・・とか

えー   そんなことする人が いる訳ないじゃないのー ・・

絶対に !


そう    でも そうすると10億円入るサイズの器が買える・・・

そのうち もっと大きな 富とか 豊かさとか

幸福に出会う・・・・

そうかー?    内田さん


それは いくらなんでも   賛成できんぞ ・・・



要は、 修行だから・・


人生は  修行の連続だから・・・


日々、人間の器を いかに大きく出来るかどうかの


修行だと思う・・



この 器は大きくすればするほど 

結果 自らの 豊かな成功につながる・・・


器に どんどん 徳を貯める事が出来るから


では  この辺で・・       また来週

投稿者 : 00:27 | トラックバック

2005年11月11日

反省

昨日 朝 娘に小言を言った・・・


自分で使ったお皿や、グラスはちゃんと洗いなさいって・・


自分の部屋を 片付けてから出かけなさいって・・



全く 何度言っても 直らない・・


化粧だけは 驚くほど 上手になっているけど

掃除とか、炊事の手伝いは ほとんどしない


バイトで忙しいから・・・




将来 そんな生活態度では成功しないよって


おー 内田さん  そんな厳しい事・・・


そう 子供には厳しい 私は・・

悪いところは全部自分に似ているもんだから

よく 見える・・・


でも 最近 こう思っている


・・・ これって やっぱり自分のせいだなー ・・・  って


自分の 娘に対する愛情が足りなかった


それが 理由だと思う・・・


子供は 皆 親の言う通りにはしない

本当は 別のところで ちゃんとしていても

親の前では 思い切り だらしない・・ そんなものだ


でも

小言を 言う代わりに


他の 方法がある



やさしく してあげる・・・


見返りを期待しない 愛情を ふんだんに 注ぐ・・


そうすれば お皿なんか言わなくても洗うだろうし・・


たまに 私が 車で送迎が必要な時には 頼まなくたって

友達と、ビーチに行く約束を断ってでも 送迎してくれると思う・・・



車   買ってやったんだから


たまには 送り迎え くらいしてくれたって  いいだろう !


そう言って  何か見返りを 期待している自分がいる・・・


すみません   寂聴さん 


やっぱり 自分のせい ・・


そう思うと 叱る どころか 


反省しないといけないのは 自分の方だ・・・

この世の中 やはり 

「悪いのは相手ではなく自分」 である事が結構多い。

投稿者 : 07:03 | トラックバック

2005年11月05日

考える 時間

人間は考える葦である・・・


フランスの哲学者 パスカルの言葉・・


そう言えば あのロダンの置物が昔、自分の家にあった・・・


なんだ この男の人 裸で 何考えてんだ ?


子供心に そう思った。


人間は、考える動物で 


他の動物が、感じたり 本能で 生きているのと


少し 違うらしい・・・



しかし これだけ 忙しい世の中だと

人間 皆 「考える時間」を削って仕事をしたり

お付き合いで、飲みに行ったりしている・・



あー 本当は今日 家に帰って本を読みたいのに

送別会だー !  なんて・・




あー 週末は PCで投資の勉強でもしたいと思ったのに


休日出勤だー! なんて・・・


とにかく 時間が無く走り回っている人が多い・・・


時は金なり・・  Time is money・・・

日本でも アメリカでも 全く同じ格言がある・・・

しかし

ほとんどの人が 本当に重要な事を考えずに

仕事や、人間関係や、売り上げのことばかり

考えている・・・・・・・・


売り上げを上げる事に、Time is money と思ってる


だって 仕方が無いじゃないですか・・


仕事なんだから・・


そう、 分かる・・・

私も そうだった・・



一生懸命仕事をして、考える余裕は 


ほとんど 「仕事」 の為に費やしていた・・・・・

家族の事、 自分の将来、 自分の人生・・なんて


あまり考える 暇が無かった・・・




まー そういうことは残業を終えて 飲み屋へ行って

同僚やお得意先と 「あーじゃない こーじゃない」 と言って 

酒のつまみにはしていたけど・・・



別に 「深く考えていた」 とは言えない・・・


家に帰ると疲れてそんな余裕なんかなく 

バタンキューで

ベッドに倒れこんでいたから・・・



忙しくて・・、大変で・・・ と言いながら

「あまりよく考えない」 という習慣が身についたまま

何十年が過ぎると これ かなり危ない・・・

「考えない」 と言う事が習慣になると

それが 当たり前となり 

結果 その方が 「楽に感じて」 しまうから・・


そう 「出たとこ勝負」 の人生になる・・


そんな普通 皆 余裕無い っすよー ・・


それに考えすぎは良くないし・・



分かる・・・

池越えのショートホールも

考えすぎると トップして池に入れるから・・・




どうしたらスムーズにスイング出来るかを

考える・・・・


はーん 


つまり 「考える内容と」、その「優先順位」の

問題だと思う・・


そう、 人間 「考える」 という 時間と エネルギーを


かなり、優先順位を上げて 「確保」した方がいい・・・



ハワイで 独立、起業など ご相談を受けていて

我々は、どうも この <よく考える>、 <計画する>、そして

<物事を想定する>・・・ と言う習慣に乏しいような気がする



退職金 全部つぎ込んで すぐ「焼き鳥屋」を始める人がいる


会社を辞めて、すぐ起業する人がいる・・


だいたい 失敗する・・・


だって、 お客として行っていた 「焼き鳥屋」と


カウンターの向こう側で経営する 「焼き鳥屋」は


天国と地獄の差だから・・・

そんなこと 想像もしなかったことばかりだから・・・


しっかり よく考えて 


自分を矯正し、色々調べて、


よく 人の話を聞いて・・・

結果 本当に納得してから


勇気を持って、物事に着手した方が 後悔が少ない・・


時流に乗ってとか、 ただ欲得で、

あるいは 衝動買い的 発想や、

普通誰だって こうしてるから・・ 

なんていう、群集心理で物事を決めると 

時として 「ねずみの 死の行軍」 となる・・・




昔の 大日本帝国 のような結末となる。



自分も 

もともと 焦るほうだし、人目を気にして

おっちょこちょいな判断をする所があるから・・



可能な限り 自分の時間をコントロールしながら

「一人になって考える時間」 を作るように心がけている・・


 
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<朝 7:00 アロハタワーに入港する客船 Pride of America >

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2005年11月03日

文化の日

今日  日本はもう4日だが、ハワイは11月3日

そう 文化の日。


1999年のこの日、サントリーの佐治敬三当時会長が

亡くなった。


年末年始 よくハワイに来られ、お孫さんたちと 

ご家族一緒に 別荘で過ごすのをとても楽しみにされていた。


97年の年末も クリスマス時期から、正月明けまで

2週間ほどハワイに滞在し、私が色々とお世話をさせていただいた。



ある日の夜、コンドミニアムから電話があった。


会長の奥様からだった・・・

「内田さん 主人が夕食後、急に熱を出して

苦しんでいるの、どうしたら良いかしら。」

すぐ日ごろお世話になっている、日本人内科医に

電話をし相談したところ、病院に連れてきて欲しいとのこと・・



急遽 別荘まで駆けつけた。

会長は かなり苦しまれているようなので

救急車を呼んだ・・・



病院まで 私が救急車に同乗し、急いだ・・



・・・ こりゃ 大変だ ・・・

・・・ もしものことがあったらどうしよう ・・・


などと 色々な事を考えながら  そして車内で

会長に靴下をはかせながら 病院までの道のり

あまり平常な状態とは言えない、異様な緊張感を

味わったのを覚えている・・・



15分後、病院の集中治療室に運びこまれた会長の

手を握りながら、 「会長 大丈夫ですか?」


「しっかりしてください! もう 病院に着きましたから

大丈夫ですよ!」と 大きな声で 話しかけていた・・



会長は しばらく かなり苦しそうに、

「 うーん うーん 」と うなる始末・・・

・・・ 困ったなー 早く先生来ないだろうか?・・・


やっと 先生が到着した・・・


状況を説明し、診察が始まる・・・



「 会長! 聞こえますか? 


あのねー この私が今 着ているアロハシャツ、

サントリーのプリンスヴィルリゾートのですよ!」


会長・・

「 うーん うーん 」



何 言ってんの こんな時!

私は、驚くとともに 先生の顔を見てしまった・・・



「 会長 どうですか? 似合いますか?」


・・・何言ってんの  もー ・・・

・・早く 診察して 楽にしてあげてよ・・・


「 会長 今夜は大事を取って入院してもらいますからね!

看護婦ですけどー 白人がいいですか? それともフィリピーノ?

年増?  やっぱり 若い子がいいですか? 」


と 会長の 耳元で大きな声で話している・・・



・・・おい おい 先生 いい加減にしろよ!・・・


そう 言いそうになって 

あきれて先生の顔を まざまざと見る私・・・



「 うーん うーん  若 い の が い い! 」


えっ?


会長 今 何て おっしゃいました?

こける 私・・・


先生

「 やっぱりねー  ほんじゃ 若いのに担当させますわー 」




その後 点滴を打ち 色々と検査をし入院となった・・・

奥様が 到着・・・



看護婦の話・・・は せずに、

「会長 少し落ち着かれています」 とだけ ご報告した・・・


結局 検査の結果 風邪をこじらせての発熱と言う事で

無事 翌日退院する事になった・・・



先生 ありがとうございました。


イヤー 集中治療室で よくあんなジョーク 言えますね・・


先生いわく 


「 見ればだいたいマジに危ないかどうか

すぐ 分かりますから・・・ 」



私は、病院で会長の手を握りながら、自分の父親の

看病をしているような錯覚を覚え


元気になられた姿を見て、本当に安心し嬉しかった・・



佐治会長は サントリー社員 全員の父親の

ような存在だったと思う。




何とも言えぬ、人間味とやさしさ、スケールの大きさ


そしてオーラのある方だった・・・




一時でも ハワイでご一緒させていただき

今でも私の 大切な思い出になっている・・


日本ではきっと 7回忌の法要をされたに違いない・・


佐治会長 ご夫妻に  心から感謝したい・・・


今の私があるのは やはりサントリーのおかげだから。

投稿者 : 20:47 | トラックバック

2005年10月28日

200本

今日の ブログで 200本目・・・

よく まー ここまで 続けてきたもんだ。



ブログを 書くようになって 色々なことに気がついた・・・




まそりゃ  多少 カッコ つけるけど、 嘘は書けない・・・

天に向けて宣言するような 驚くほどの「緊張感」があるから・・


書いていると 半分は自分の気持ちを整理し、確認し、納得し

そして それを 自分に再度 「言い聞かせている」 ようだ・・



最近 よくメールで 「ブログ いつも楽しみに拝見しています」

なんて 激励やら、感想をいただく・・・


嬉しい・・・  


そうか こんな自分の 独り言や

人生の 七転八倒、試行錯誤に

共鳴してくれる人がいるんだー と・・・




いつも 下書きも何もなしに あまり丁寧な準備もせずに


本当に 思いつきで  その時の気分で


自分でも 驚くほど スラスラ と書いてしまう・・・

でも、 何か最近 ふっと・・

これ 本当に 自分が書いているのかな? 


なんて 思う事がある・・

<誰か> に半分 書かされているような・・・


いや  やっぱり それは 気のせいだろう ・・・




知 足・・・・・

そう、 足のサイズを知っている・・ 

と言う意味ではない・・


足るを知る 心・・・


世界で 最も豊かな文明国 日本と米国を 行き来していて


一番 我々に欠けているのが


この 「足るを知る精神」 だとつくづく思う・・・


ビジネスを 考え、経営をコンサルティングし、

そして 売り上げを伸ばしてゆく 「仕事」などに

関わっていると、 ついつい この精神を忘れる・・

とにかく   貪欲・・・  


とにかく   もっと もっと・・・  前年比



だから 予定通り うまく行かない事ばかり・・・

なかなか 思うように ならない事ばかり・・・


結果 ついつい 不平不満だらけ




皆の顔が あまり幸せそうに見えない・・・


健康で、ご馳走食べて、綺麗な服着て、

ガソリンまいてエアコンの効いた車に乗っていても


皆  あまり 


「こんなに 恵まれた事ばかりで・・ もう十分です・・」

な ー んて    ちっとも 思わない・・・



「あー あれも無い これも買えない・・

自分には無いもの ばっかりだー!」 


なんて 言って やけ酒飲んだり 


挙句の果ては、それを他人のせいにしたり、妬んだり・・・・



「100人の地球村」 なんかを読んで、

やっと少し気が楽になったりする・・・


そんな 毎日を送っている人が 驚くほど多い・・・



儲ける人生 を目指すか・・

はたまた

豊かな人生 を目指すか・・


早いうちに そういう「人生の基本方針」を


しっかり 定めておくといいと思う・・



1 : 99 の法則で言うと

自分は 会社を辞めるまで 世の中の 1 くらいの事しか


知らなかった・・・・

独立して そう  これが やっと 2 くらいになったかなー


やっと 2 : 98     そんな 感じ・・・

98 知らないことばかり・・・


だから もっと もっと 色々な事を・・・


ほら!  ほら!   また すぐ そう来る・・・




焦らず   感謝して   与えられた今の人生を


脚本どおりに・・・

そう 「これ以上 何が欲しいんだ?」 と自分に


いつも 問いかけながら・・・




明日からは  201本目・・・


内容は ともかく、  「継続 は 力 なり」 で・・・   

あくまで  勝手気ままに・・・・・

投稿者 : 03:58 | トラックバック

2005年10月26日

訃報

今日   日本の友人からメールが届いた・・


昔 サントリーに同期で入社した一人が

亡くなった と言う 訃報 だった・・・


彼はサントリーを数年前に退社し、他社に転職したが

結束の固い、サントリーの同期入社の友人が

私にも連絡してくれた・・・



虚血性心不全です・・ ・・
本人は昨晩 大きないびき。
びっくりした奥様が呼び掛けても意識なし。病院へ。
そのまま、意識が戻らずに早朝4時頃
亡くなられたとのことです。



これで、大学の同級生一人、サントリーでの同期入社

の一人に続き 3人目の同年齢で、身近な友人の死だ・・・


考える・・・




そう、もう自分だっていつ死んでも別におかしくない・・

そう、 若すぎたよねー  って言われて 

残念だけど、仕方が無いよね・・・

寿命ですかねー   って


生かされている 今 


懸命に 何とかよい人生を


とか

少しでも 世のため人のため なんて


偉そうに 悩んでいるが・・


まー そろそろ どう 死ぬかについて


考えておいても ちっとも遅くなさそうだ・・・





日本人は 天国 とか 地獄なんて言って


死後の世界について、ただ 脅かしのような


恐怖感を植えつけるだけ のところがあるが


米国で、いつも驚くのが ターミナルケアー ・・・


余命 いくばくも無い人達の 心身のケアー


その家族の精神的フォローに関する


医療活動、カウンセリングがものすごく充実している・・・




本人が 「死を受け入れる」 までの時間に 


なされる周囲からの支援、心のケアー

そして 

人生の最後を迎える為の 最終章の研究、

圧倒的に 進んでいるようだ ・・・



死生観・・・

どう生きるか と同時に


どう死ぬかも 重要と本に書いてある・・


そろそろ本気で考えようと 

改めて再認識させられた・・・



亡くなった彼は 昔 英国エジンバラに留学していたことがあり

その時期と、私がロンドンで勤務していた時期が

重なっていたので ロンドン市内で会ったことがあった・・・




そんな時の会話を思い出している・・・



なんだ 遅いじゃないか! 

ずっと 待ってたんだぞ・・・


と言う 私に

イヤー すまん 僕のワイフがね・・・


って 言うので


何  気取ってんだ お前 !・・・ なんて



異国の地での再会に、お互い安心して 


何か 兄弟みたいに 


遠慮なしの会話をした事を思い出している・・・




いつか 死ぬ・・・


ま 世の中にはそんな事さえ 自覚できないで

自分だけは 「絶対に」 平均寿命まで生きる・・・

と決め込んでいる人が多い。



人間に与えられた 唯一平等な現実が


「必ず死ぬ」 と言うことであるから もっと


自分も真剣に 「死ぬ心構え」 を


意識したいものである・・・


まだ 早い とは言わず

「死に支度」について


そろそろ考えておくことにしよう・・




亡くなった アイツに 思い残す事が

少なかったとよいのだが・・・・・

ご遺族の心が一日も早く癒される事を祈って・・・


心から ご冥福を祈りたい・・・

合掌・・・・

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2005年10月23日

言葉

皆さんが毎日 相手にしゃべっている言葉


これ、実は半分は自分自身に言い聞かせている

という事を 意識されたことがあるだろうか?




いつもの 口癖・・・

いつもの 口調・・・



人には しゃべる時の 特徴がある・・・

これも 重要・・・




いつも ポジティブな言葉で締めくくるか・・・

あるいは、 ネガティブな言葉で締めくくるか・・・



これは、 すごい違い・・


他人の悪口ばかり 言っている人


だんだん 顔の表情が 意地悪になってくる・・・



そう

半分 自分の耳に その悪口を言い聞かせているから・・



相手に 対してしゃべる言葉は 


実は <大いに自分へ影響がある> と 


肝に銘じておいたほうがいい・・・



スポーツ心理学でも、ビジネスの成功の秘訣でも・・


皆、極めている人は 常にこれを自分に言い聞かせて


自己トレーニングしている・・・




ねぎらいや 感謝の言葉、 激励の言葉なんかを


いつも相手に かける癖をつけておくと


自分の顔の表情まで、穏やかに そして

自信がある 顔つきに変わっていくから

人間面白い・・



人事管理の責任を負っている人なら


ぜひ気をつけて 心がけてみて欲しい・・・


ハワイでビジネスをして、相手に英語でこういう話や


指導をしなくてはならない場合


とても難しい・・・

母国語ではない 言語で こういう話を部下や下の管理職に

伝えなくてはならない場合・・

なおさら注意して 話すべきである・・・

うっかり 単語などの意味の間違いは 許されない・・

日本人的 価値観、常識、根性論などを


押し付けないよう・・


 


自分より下の職位の人に対する接し方、マナーなど・・・


 
バイリンガルの人を置いて、一緒にミーティング・・・

これも いいアイデア・・・



それに


言う言葉が自分に影響があるということに 


気をつけていると


相手に対して 冷たい言い方とか


意地悪で、失礼な言い方なんか 出来なくなる・・・



特に イヤな事を 注意指導しなくてはならない場合


言う側も 言われる側も イヤな案件の場合




変な言い方をしないよう


相手を傷つけないよう


注意して あれこれ 工夫するようになる・・・



だって


言いながら 同時に自分が 傷つくのが イヤだから・・・

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2005年10月17日

ロッキー

15年前に「完結」したとされていた米人気映画シリーズ
「ロッキー」の第6作が製作されることが決まった。


イヤー 嬉しいねー


全部観ました・・・

第一作から 

こんな感動は珍しかった・・・




運動部出身の人なら分かると思う・・・


映画を観て 泣いた・・・


一生懸命 ロッキーが腕立て伏せ と 腹筋をする

あの 激しいトレーニングシーン・・・


そして あの音楽・・・



泣いた・・


横で一緒に観ていた 彼女が 笑った

何 泣いてんの? って



うっせー  女に 分かるか この気持ちが・・・


なんて言って ズボンからハンカチを出した・・・




第一作の主役は、

脚本を書いた シルベスター・スタローン自身が

自分でやる と言ったのを

製作会社は断り 他の男優を考えたそうだ・・



それなら、この脚本は渡さない・・・

スタローンは そう言って 脚本を持って帰ろうとした・・




仕方が無いので、製作会社がこの話を受けた結果が


大ヒット・・・




いかにも アメリカらしい・・




この6作目が 来年観れる・・・



今度も 泣かせてくれるのか?




きっと、


<ミリオンダラーベイビー>と<シンデレラマン>を観て


スタローンも こままじゃ 死ねない 


そう思ったのだろう・・



私も 中学、高校、大学と運動部で散々

しごかれた


野球、 バレーボール、アメフト・・・・


でも、上手なプレーヤーになりたくて


一生懸命 練習した・・・       

根が真面目なもんだから・・・



<気絶>するくらいの 激しいしごきに耐えた

今考えると とても 懐かしい・・・


しかし 意識がなくなる寸前は、とても快感だった・・


目が回って あー これで倒れるー   と


気絶するその瞬間の 快感たるや 

何とも 言えないくらい 気持ちが良い・・・



おい おい 内田さん


あんた 大丈夫?



はい  いたってノーマルです・・・



こういう 限界を味わうと 人間いつもの世情で 

見たり、聞いたり、考えたりする

普通の 感覚から遠ざかるから・・・


スローモーションで 自分の身体が地面に


落ちていくのが 分かる・・・


あー これで この先 練習サボれる ・・・・  って?


何じゃ それ?




ロッキー が 試合前の練習しているシーンは

自分は ポップコーンを食べながら

コーラー 飲みながら

昔を思い出すだけなので とても楽だ ・・・・




でも

人間 一度体力の限界を味わうと 

それまでより 一回り大きくなるって・・



人間 生死の間をさまようと ずっと人間が


落ち着いて 度胸がすわるって・・・

そう臨死体験なんかすると もう

何でも人間の意志が分かってしまう ・・・らしい・・・・



明日はジムへ行って、少し気絶するくらい

いつもより激しく やってみるか・・・



でも 救急車は困るから・・・

その 一歩 手前くらいで・・・




ビジネスでも何でも、この限界や気絶するくらい

がんばったり、どん底を経験した事のある人の話を聞くと


本当に 勉強になる・・・


何か 卓越した <悟り>のような力を


自分でも感じる<疑似体験>が出来るような・・・・




ちょっと結論が 無理やり だったか・・・

投稿者 : 23:14 | トラックバック

007

英国のスパイ映画「007」の6代目ジェームズ・ボンド役に、
英国人俳優のダニエル・クレイグさん(37)が
選ばれたことが14日、発表された。


おー 私の大好きな 007シリーズ 21作目が作成される。

この6代目・・・・

何か ショーン・ペーンみたいであまり好きくない。


しかし、よく観た    007シリーズ

カッコイイ の一言・・・




もちろん、そりゃ ショーン・コネリーが一番に

決まってる・・・

後半の作品は、カツラだったと聞いて 


少しがっかりしたけど・・・


とにかく、何を演じても 素敵な俳優さんだ・・

今では、名脇役・・・

彼の人柄の素晴らしさは、有名・・・・・




ロジャー・ムアー もハンサム度では


ショーン・コネリーには 負けない・・・



ロンドンのレストランサントリーに勤務していた頃

ある晩 ロジャー・ムアーが 奥さんと娘さんを連れ

予約無しで 突然来店された・・・

玄関にいた私は、彼を見て 身体全体が硬直した・・・

目が 点になる・・・・



あごを かくかくさせて 


Good evening Mr. James Bond と言った・・・



満席であった店内で 鉄板焼きのテーブルに相席で


お席をご用意した・・・


相席でも いいから 食べたいと・・・



お席に ご案内する・・・

身長が 私と 10cm くらい違う

自分の チビさ 加減に がっかりしながらも


007をご案内する栄誉を得た・・・



店内  騒然!

やっぱ  人気スターだった・・・



帰り際に 私に 握手を求めてくださった・・・

無理に席を作ってくれてありがとう って・・


It was my great pleasure、 Mr. 007って




手のひらに 何か入っている・・・


あれ? と思ったら  


20ポンド札が一枚入っていた・・・

おー  007から TIPをもらった !


記念に 取っておきたかったが   


マネージャーは TIPをもらった場合それを


従業員に渡すルールになっていたので、


しぶしぶ・・・ 


ヒジョーに残念ながら・・・・ 


ヘッドウエイターにそのお金を渡した・・・・・



しばらく 感動で 身体が だるい・・・



先日 東京へ行った時 友人に


銀座のバー ダルトンに連れて行ってもらった


昔 サントリーの <クレスト> というウイスキーのCMに

ショーン・コネリーが出演した事があった。

撮影に来日した、彼がこのバーにサントリーの宣伝部の人間と

一緒に来店したことがあるそうだ。

えっ ! マスター   それホント?

007が 座った その椅子に 腰掛けた・・・



お尻から ショーン・コネリーを感じた私は


しばらく 身体が・・・・ 


数年前 ロンドンへ12振りに旅行をした時、2階建て


観光バスの2階最前列に陣取って観光していた私は、


カメラを持ったまま 一瞬 身体が動かなくなってしまった・・・


バッキンガム宮殿のすぐ近くでその観光バスの前の 

横断歩道を  スーパーのビニール袋を両手に持った

ショーン・コネリーが歩いていたから・・・



またー  ウソでしょう!   内田さん・・・


いや  ホントだって 




慌てて 写真を撮った   証拠写真・・・

絶対に  あれは ショーン・コネリーだった




何なら お見せしても良い・・・





英政府が MI 6の公募をインターネットで実施し


アクセスが集中して 大混乱しているそうだ・・・




007をウエブで公募するとは、英国政府も最近大胆!



以前、ロンドンでチャールズ皇太子とダイアナ妃に

お寿司を献上し、サービスさせていただいた事がある。


何回も 聞いてます!

すみません・・・


パーティー会場で、ロイヤルファミリーの警護の

シークレットサービスを初めて見た・・・・




数人がブラックタイで、会場にまぎれこんで


お二人を警護している


もう そりゃ カッコイイの なんのって・・・・




米国の いかつい スーツ姿とサングラスのSSと違い、


警視庁の いかにも <柔道部出身> と分かるSPと違い


断然 スマートさが違う・・・

かろうじて、耳につけている小さなイヤホーンで、

その人が SS と分かる

あとは、


まったく会場内の他の招待客と見分けがつかない・・・


おー 凄い・・・  やっぱり本物は・・・

すぐ 感動する・・・  私は


無邪気に そんな事を思い出している・・・



この歳になると


毎日 あまりワクワクする事が無いけど、何故か


今日は 興奮してブログを書いている自分が


おかしい・・・



極めて 内容の無い コラムでした・・・・  

投稿者 : 17:21 | トラックバック

2005年10月15日

誕生日

あれ? また ?

今日10月15日は、亡き父親の誕生日

存命であれば、95歳・・・・・・・・・


あー お父さんね




明治43年生まれ

山口県の萩市 出身


そう、 内田家は昔 武士だったんだぞ と


よく自慢していた・・・・




昔 日本は 「士農工商」 って言ってなー  なんて

ふーん  だから それがどうしたの!って 

今の日本は 皆 平等なんだよ って 

半分聞いて、 半分無視していた



10歳で病死した長男が いかに勉強が出来て


いわゆる 良い子だったか をよく聞かされた・・・・




悪かったな  生まれ変わりが 出来が良くなくて!


ダンディーだった・・・

身長 173cm

当時 輸入品でも珍しい バーバリーのレインコートと

イタリアの マレリー の靴が良く似合っていた・・・



真面目な人だった・・・

夕方 6時ぴったりに帰宅する・・・


これが 毎日 6時・・・

だから いつも同じ時刻に会社を出て、

同じ時間の電車に乗って


同じ車両の 同じ場所に乗って


それで 同じ道を 


たぶん 同じ歩数で

帰ってきたのだと思う・・・


そうでもしなければ 不可能なくらい 正確だった・・・・



晩酌が楽しみだった・・・

いつも、2級酒の日本酒を 2合と決め

倹約をモットーに ゆっくり夕食を楽しんでいた


私がサントリーに入ってからは、もっぱら


ウイスキー ・・・・


これも、角瓶 や レッドのジャンボボトルを横において


購入した日付をラベルに書いて、大事に飲んでいた

私がたまに社内販売で、お酒を買ってくると とても喜んだ・・・

あっと言う間に 飲んでしまう・・・・


あれ? オヤジ もう全部飲んだのか!



長男だから 威張っていた・・

妹が4人もいたから 余計威張っていた



でも とても親孝行だった

小さい時に、父親が夏の賞与を持って帰宅した時


生まれて初めて 1万円札の 束を見た・・・


ウオー   すげー ・・・・・



現金書留の封筒が膨れ上がるほど 1万円札を


詰めている・・


賞与の手取りの 半分くらいだった のを覚えている



お父さん そんなに 何処へ送るの?

萩の おばあさんにだよ

えっ  おばあちゃんに 半分あげちゃうの?

小学校に上がったばかりの私は 驚いた


おー    もったいねー



母は 翌日それに手紙を添えて 郵便局へ・・



お父さん 何でそんなに おばあちゃんに


お小遣い あげんの?


食事の時に聞いてみた・・・


「いいんだ お父さんを大学まで出してくれたんだから。


このくらいするのが 当たり前なんだ・・・・」

へー  当たり前なんだー  ・・・・  


母が亡くなった翌年 私が駐在するロンドンに

長期滞在に来た

4月のイースターの頃から 5ヶ月間も滞在した・・・



あこがれの 大英帝国・・・


自宅の両隣に住む インド人の家族と、 イタリア人の家族と


仲良くなって 毎日会話を楽しんでいた・・・


英語がうまかった・・・

本場 英国のパブで 自分でビールを買って飲んで

街の酒屋さんで ジョニ黒を3本も買って


安い ! と 歓喜していた・・・・



滞在中、ドイツに一緒に旅行をした・・・


フランクフルト、ハイデルベルグ、ローデンベルグ、

そしてライン川下り・・・

景色もさることながら、ドイツワイン と カツレツに


舌鼓を打っていた・・・・



とても楽しそうであった・・・・


あんなに、喜んでいる父を見た事がなかった

晩年、玄関で転び 足を骨折・・・

それが理由で 95年の8月に85歳で亡くなった・・・・




最後まで病院から 「家に帰りたい」 と言っていたが


叶えてやれなかった・・・




当時ハワイに勤務していた私は帰国して

病院まで父を見舞った

だいぶボケている と言う兄からの話を聞いていたが


全然 ボケていなかった


ロンドンの事や、富士山にドライブに行って帰りに


私が夏のボーナスで 小田原で うなぎ を


ご馳走した時の事なんか全部 覚えていた・・・・




もう 楽しい事だけ覚えて いやな事は忘れるよう  


ボケを 「装っていた」 のだと 確信している・・・



家内の手料理が大好きだった・・・


ロンドンでも 5ヶ月間 毎日食事を楽しみ


庭に出て 夜9時過ぎまで明るい 夏の白夜の下 


娘を だっこしながら


ワインやスコッチを楽しんでいた・・・・



真面目に 45年間働いた父にとって

ロンドン長期滞在は、人生最良の日々だったようだ




5ヶ月の滞在が終わり、父が日本へ帰国する日の朝


いつもは 出発1時間前には 支度を済ませる人が


なかなか 支度をしようとしない。


「 オヤジ  そろそろ行くぞ  早くしろよ! 」

それでも 私の言葉を聞こえない振りをして


黙って ぎりぎりまでテレビを観ていた。


きっと 帰りたくなかったのだと思う・・・




 


サントリーに入社し、ロンドン勤務をしたおかげで


そして、家内のおかげで

最高の親孝行をさせていただく事が出来た。


今でも 何かあると 心の中で会話をしている・・・



こんな時 オヤジなら どう思う? ・・・・ と

投稿者 : 04:18 | トラックバック

2005年10月14日

怒った

<誰か>が怒った・・・

たぶん かなり 怒ってる

もう 見るに耐えかねて・・・

そろそろ 私の出番か ・・ って




米国を襲った ハリケーン カトリーナ と リタ 


パキスタンを 襲った大地震




ブッシュ大統領に対する 黒人支持率が 2%




今回のパキスタンの地震で 


カシミール地方に潜んでいたイスラム過激派が

1,500人くらい


犠牲になって死んだ・・・  らしい

ビンラディンも死んだ・・・  らしい


え!  ホント?




もう お前ら いい加減にしろ!って

<誰か> が怒った・・・


<私のお告げ> とか言って 人を殺すな


この バカ者どもが! って


インドが すぐパキスタンに地震災害の支援を開始した・・

これは<誰か>が ほめてる・・


そうそう 

そうやって これを機会に 仲直りしなさいって・・・




米国のガソリン代高騰、


お前達ね、 世界で一番 贅沢こいて 皆 太って 

一人一人で デカイ 車 乗って


何でも使い捨て して・・・・


もう少し、食べ物や資源を大事にしなさいって・・・




それに


自分の家のスタイルを、

ご近所に 無理に押し付けたらアカンよ




<誰か>が米国に お仕置きをしている・・・



今のままじゃ ブレッシング してあげない!って・・・


する訳が無いだろう!って・・・




もう 人を殺すのは やめなさい!  ・・・

お前達に 人間を殺す権利なんか 無いんだから・・・


いつ 私がそんな 権利を与えた ?


いい加減に しなっさい !



しかし これと 別問題で

実は


<誰か>が 困ってる 

どうしようか と迷ってる・・・



イヤー


ま どうにも こうにも 増えすぎちゃって・・・

このまま、65億人 を超えると・・・


どうするか だな 

問題は・・・・・

やっぱり 少し <間引き> するしかないか・・・  



鳥インフルエンザ・・・




もしかすると この伝染病で 100万人単位で人が


死ぬと言われている・・・




一説によると 2~4億人が 死ぬと言われている



これだけ多くの人が世界を 行き来する時代には

防ぎよう がないそうだ。

隔離にも限界があるから・・・




マイレージ 稼ぐのに 無駄な出張する人ばかりだし・・


動物を介して、渡り鳥が国を超えて


人間に どんどん感染する


あっと 言う間に




エイズとか津波くらいでは 間引きの数が 間に合わんなー ・・・・

今度は 鳥で いくしかないかー ・・・・と




やっぱり <誰か>には、怒られないよう


良い「行い」をしていないと 大変な事になる。

調子に乗っていると いまに本当に怒られる・・・


人間が 生命や遺伝子をコントロールしたり


無駄な医療行為で寿命を延ばしたりして


老人ばかり増やさないで・・・


もう少し 自然の摂理に対して謙虚に・・・・・・


「原理原則」を いじくったり、無理に変えようとすると 


怒られる・・・・・と思う。


何の罪もない、子供達の将来の為にも 

大人や政治家がしっかりせんと・・



<誰か>が怒ったら  

これ たぶん      マジに 怖いと思う

投稿者 : 08:29 | トラックバック

2005年10月04日

SIN

このアルファベットを見て 何を想像されるだろう?


シンガポール?



恥ずかしいことに

私は、この単語の意味をつい最近知った。



Sin そう <罪> と言う意味。


通常 法律を犯す 罪  Crime


これは 知っていた  新聞にしょっちゅう載っている単語だから





しかし 知らなかった・・・・


神に対して、そして倫理にそむく


そういう 罪を犯す という意味の


Sinという単語は・・・・



これ 実は 英語のアルファベットに意味があるそうだ・・


 は South  南 という意味   

 は North  北 という意味

I は    ・・・・ 私という 意味


そう、南と北の 中心に 私 がいる・・・


つまり  自己中心的考え方が  <罪> という意味なんだそうだ


はー


知らなかった・・・・・・・




そんじゃ、自分なんかは 罪だらけか?



自己中 は 罪の 始まり・・・


なるほど・・・


気をつけようと 思う・・・



新しく 一つ 英単語を覚えた


勉強になりました!

投稿者 : 09:41 | トラックバック

2005年09月28日

真の豊かさ

私が お世話になっているマッサージの先生。


彼は、ほぼ毎日患者さんの来訪を受け、大忙し・・


当日、前日ではなかなか予約が取れない・・・




患者の身体を一通りチェックすると、すぐ分かる・・・


どこが悪いか、どこが こっているかって


私は、もう2年近く通っているので、 すぐ分かる


頭の後ろと、首を触っただけで、


あー 内田さん 今日は右の肩だねって・・・


はい! って 言って 「まな板の上のコイ」になる・・・


痛い・・  何しろ 痛 い・・・

そこだけは止めて欲しい という部分を ガンガンもまれる


以前、「もう二度とこんな痛いところには来ない」と思い


他の治療院に行ったことがある・・・

でも、結局 ここに戻ってくる・・・




痛いけど治るのと、気持ちよくても治らない・・・


という 差 が分かったから



一人身の彼が、今こういう事をしている・・・

アパートを近く引っ越すのだそうだ。


もっと、小さいところへ・・・




えっ? 大きいところでなくって?


そう、出来るだけ、今持っているものを処分して


スーツケース一個 になるのが目標だそうだ。

どんどん、物を捨てる・・・・

着ているものは、穴が開くまで使って、

そして捨てる・・


物を捨てれば、捨てるほど気持ちが豊かになるんだそうだ・・

マッサージをしながら、そう話をしてくれる・・・

ふーん ・・・ 「聞いた事があるけど やっぱりそうなんですか?」


「イテー !」 っと叫びながら  そう 相槌を打つ・・




彼は、マッサージをしてくれる時、目を瞑り


一生懸命 こり をほぐしてくれる・・・


60分のコースでも、いつも80~90分やってくれる・・




所有している物をどんどん捨て、気持ちが豊かになり、

そして一生懸命 他人のこりや疲れの症状改善に週7日間 

朝から夕方まで働いている・・



だんだん 彼の顔の表情が 何か「悟りの境地」に

近づいている ように感じている・・・


こういう生き方が、真に豊かな生活かも?

投稿者 : 12:42 | トラックバック

月見草

10年ほど前、カウアイ島のプリンスヴィルリゾートに

日本の プロ野球 OBの名球会メンバーが来訪した。

テレビ番組の録画と、総会実施が目的・・・


昔、テレビで見た往年の名選手達が かなりお腹は出ているものの

堂々とした体躯で、ハワイにやってきた・・・




驚いた・・・・


皆 よく食べる・・・

食欲 なんて言う ものではない・・・


よくそんなに 何回もブッフェでお代わりするな と驚く・・・


特に驚いたのが、元 阪急の山田投手・・・・・


あの、細身で 173cmくらいしかない身体で


料理の他に、大き目のおにぎりを、5個 あっと言う間にたいらげる・・




ゴルフ・・・・


皆、物凄く飛ばす・・・・・・・・・


準備運動も、何もしないで いきなり1番ホールから


300ヤード近くのドライバーショットを打つ・・・


元 バッターの人より、ピッチャーの人の方が 

総じてゴルフがうまい・・ 意外だった・・


皆、おじさんだけど 元気満々・・・


王選手にも来ていただいた・・・・

リゾート内の豪邸で、インタビューする企画があり

色々とお話しした・・・




現役の頃、苦労して、練習して、手のひらに出来ていた たくさんの

まめは全て綺麗に治り無くなっているが、記録だけは残っている・・・


人間努力が 大事だと・・・


うーん、なるほど・・・ ご立派




総会の席上、金田会長の巧妙なおしゃべりと和やかな雰囲気・・

いわゆる 宴会状態・・・・

皆、お酒も入って、今日のゴルフコンペの表彰式と続いた・・


最後に、名球会の古参方々の スピーチがあった


野村監督が、マイクを片手に立った・・・



名球会 という組織は何をする為の組織ですか?

ハワイに来て、ゴルフして、遊ぶのが目的ですか?


もっと、少年野球を指導したり、日本のプロ野球界、

日本で 野球というスポーツの裾野をいかに広げるかとか


やるべき事は、もっともっと他にあるのでは・・・・


苦言・・・




そう、会場内が どっと しらけた・・・



野村監督のスピーチが終わると、金ヤン が、


さー、皆 どんどん飲もう!  って


会場を出て部屋に戻る野村監督にご挨拶をした・・

今日のスピーチ、感銘を受けました  って・・・


野村さん  「あ どうも」  


それだけ・・・


何しろ 愛想が無い・・・



24時間 野球のことだけを考えている 人だと思う・・・


頭の先から 足の先まで 野球人間・・・


でも、何故かしら 職人気質で 無骨な魅力を感じた・・・


こういうのが、「プロ」なのか?  と

同年代の、王、長島と比べて 自らを 「月見草」と 名乗る・・

地味で、人に気づかれないように咲いている 月見草・・・

弱いチームを どうやって強くするのかが監督の役目・・・

ビジネスで言えば、赤字の会社を いかに儲かる会社にするかが

社長の役目・・・・


楽天の監督に就任して、来期はどんな野球を見せてくれるのか・・


これからまた 野球と言うスポーツを通して、


どんな人間臭い、 渋いコメントを 聞かせてくれるのか?


楽しみだ・・・


  

投稿者 : 12:00 | トラックバック

2005年09月27日

守護神

あんた、最近ビジネスより宗教的なタイトルが多いねー


すみません・・


ビジネスの事ばかり考えると、結局こういう事に

たどり着くもので・・・



私は、今までの人生で 2回 死にそうになった事がある・・・


えっ !  死にそうに?  マジ?


そう、 2回も・・・


何で?


一度目は、ロンドン勤務時代・・・

深夜 1時頃に自家用車で帰宅する時・・・

左車線から、家のある右側に車を寄せようと、

時速50~60kmから減速した時だった


その右側の歩道を、別の車がもっと早いスピードで抜いて行った・・・


あっ  と思った瞬間は 多分  1秒 あるかないか だったと記憶している・・


スー っと別の車が 歩道側を抜いて行った・・・


後で考えると もし追突されたら 多分・・・・




2回目・・・・・


サントリーの東京勤務時代、当時習志野カントリークラブで

行われるサントリーオープンのプロアマトーナメントの当日・・・

得意先が出場されるので、朝4時に起床、都内のホテルで

5時に待ち合わせの予定だった・・・・

前の晩、その得意先と銀座で1時まで飲んでいた私は

寝坊した・・・


起きたのが 5時・・・・・・

慌てて起きて 、自宅近くでタクシーを拾い

「運転手さん 習志野カントリークラブまで行って・・・・」

「えー  千葉の習志野ですか?」


「そう、早く 早く・・・・・・・」




首都高速で、乗っていたそのタクシーが車線変更を間違え


分離帯に激突した・・・


たぶん、時速60kmは最低出ていたと思う・・・

後部座席で身体がひっくり返るほどの衝撃だったが


学生時代やっていたアメフトの受け身で、奇跡的に軽症で助かった・・

もしあの時、居眠りをしていたら フロントガラスを割って

車外に放り出されていたに違いない・・・・




今になって思っている・・・

守ってくれた守護神がいた   と


多分 と 絶対 とどちらかと言えば

<絶対> と思っている・・・・



大きな事故はそれだけだが、他にも小さな事で

ドキっとし、 ハッとして、  おー 危ねー ・・・

と言う事はしょっちゅうある。


だから こう思っている・・・

自分は守護神に守られている と



ビジネスをしていても、こんな事によく遭遇する・・

イヤー ラッキーでしたよねー


最悪こうなっていたら・・・・


ホント 不幸中の幸いでしたねー   なんて・・・


人は、それぞれに守護神を持っていると思う。


違いは、ただそれに気づいている人と、そうでない人だと思う。

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2005年09月26日

生かされて

よく 言葉で 自分は 「生かされている」 と言う。

「生きている」 じゃなくて、・・・生かされている・・・

一生懸命 努力して、人生を切り開いて 生きて行く! とおっしゃる方


これかなりの 自信家だと思う。


私は昨日 ジムでエクササイズをしていて ひらめいた

「生かされる」と言う 本当の意味に・・・たぶん


ジムで?

また、大げさな・・・



いつも通っているジムのメンバーに 双子の男性がいる・・・

多分 一卵性双生児 だと思う・・・


「そっくり」 という言葉は まさにこの二人の為にあるような・・・・


二人で、マシーンや ウエイトをしている姿は 鏡みたい・・

着ている Tシャツが違うだけで どっちが どっちだか わからなくなる


顔だけでなく、身長、筋肉のつき方、7:3に分けたヘアースタイル、歩き方


全部  一緒・・・  う り ふ た つ




思い出した・・・

米国で ある双子の兄弟が両親の離婚で 小さい時に生き別れになった。


その兄弟が数十年ぶりに ある事がきっかけで 再会できたそうだ。

二人とも、もう中年・・・


その間 全く音信不通であった二人は 再会を大いに喜んだ。

そして再会した日の晩 二人はそれぞれが歩んだ人生が

どんなものだったか ゆっくり報告し合った・・・・・




二人は、腰が抜けるほど そして言葉が出なくなるほど驚いた。


二人とも ほぼ 同年齢に ガソリンスタンドに勤め、


そしてほぼ同時期に 「スポーツジム」を立ち上げ、経営者となり、


それから、ほぼ同年齢で 結婚していたそうだ・・・



全く音信不通であった二人は


違う場所で ほぼ同じ人生を歩んでいた


そして、再会した時も 同じようなヘアースタイルと身体つき・・・



米国の不思議現象で、披露されたストーリーである。

昨日、ジムで たまたま その双子の兄弟を見て思い出した・・・


人間が 「生かされている」 と言うのは 多分本当じゃないか・・・と。

人生 目標を持って、そして強く想い、努力すれば 夢はかなう・・


これは、確かに当っている と思う・・

その通りだと 思う・・

しかし、強く想う「目標」とか「夢」は 実はその人自身が発見するのではなく

<誰か>が その人に  必要な時、そして 求められた時に

「想い」 や 「ひらめき」、そして「きっかけ」 を通して

与えるのではないか?


そう、人間が自分自身で 人生を切り開いていく・・・のではなく 


その人の 「出番」や「打順」が 回ってくるような・・・


人間 時には、びっくりするような出来事に遭遇する

そう、  まさか! と言うような・・・


人はそれを 偶然 とか 思いもかけない出来事・・・と言うけれど




人間皆 一人ずつ その役割や生きる意味は きっと生まれた時から


すでに


その人毎に 体内の遺伝子に組み込まれている・・・のでは?



牧師をしている友人が こんな事を言っていた

「私は自分の全てを 神様に委ねているのでいつも心が平安です」・・と



なるほどー。


生かされている・・・ と言う意味が 少し分かってきたような気がする


全ての出会い、困難、発見、日々の出来事、そして単調と思う毎日にも


実は これ意味があるんじゃないかなー  と 

抵抗無く、すんなりと理解できた・・・・



昨日 ジムでかいた汗は ひときわ 爽快だった・・・

 

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2005年09月23日

国民年金

日本の国民年金の徴収不能額が 10兆円を超えたそうだ。

支給額で換算すると、5年分とか・・


前から思っていた。


どうして払わない人が多いのか?


年金加入は国民の義務だけど、税金のように強制徴収されない・・・


だから、払わない、払えない、払いたくない・・・


制度上 そりゃ そうなると思う・・・



私は、現在日本の国民年金 掛け金を支払っている・・・・


払う時に、将来自分がもらえるかどうか なんてあまり考えていない・・

たぶん、もらえないと思う・・・

だって、年金制度自体が破綻しているかもしれないと思うから・・・

でも、両親も世話になった制度・・


お返しのつもりで払っている・・



あらー、 内田さん ご立派ねー



本来、そういう制度でしょう・・

自分がいくらもらえるかではなくて、今のシニアーの方々の

永年の働き、貢献に感謝して 若い層が、現役が皆で

支えるべき国の制度なんでしょう・・・


何で、払わないの?


何ですぐ、自分が何歳から  いくらもらえるかって 計算すんの?

何で、自分が何歳まで生きないと 掛け金と支給額で

損するとか得するって 計算すんの?

義務なんだから、払わなきゃ・・・

引き換えに、色々と国から、権利もらってんだから

両親や、おじいちゃん、おばあちゃん達のがんばりで 

日本はここまで豊かになったんだから・・・

世界でも稀な、平和で 最高の物質文明を味わってんだから・・


やっぱり 払わなきゃ・・

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2005年09月20日

誕生日

今日 9月20日は 今は亡き 母の誕生日・・・


存命であれば、94歳・・・・・・


亡くなって、もう 22年が過ぎた・・・・・・・




明治生まれの 女性にしては長身・・・


164cm あった。


草月流のお花のお師匠さんをしていた。


生け花をしている時は、本当に 「幸せそう」 であった。


ハイカラで 進歩的な女性だった。


これからは女もどんどん勉強して、社会で活躍しないと・・・

昔の常識にばかりしがみついてないで、もっと自由に・・・



ジュリー こと沢田研二 の大ファンだった・・・

ジュリーがテレビに登場するとかぶりついて 観ていた。


プロレスを 見るのが好きだった・・・

ボクシングの 試合も・・・ 

テレビにかぶりついて 中継を観ていた

私に良く言っていた・・・

「男が幸せになりたかったら 奥さん 大事にしなさいよ!」って

「これから日本は女性の時代になるわよ!」って・・・


中学生の頃、夜9時過ぎに塾から帰り

腹ペコだった私が 食事をしていると 


横に座りながら そう話していた。

「ひとが食ってる時、何 見てんだよ!」

「あんたが モリモリ食べている姿を見るのが楽しいのよ」 と・・・


「うるさいな!」 と、生意気な態度で応えながら

今でも、しっかりそのやり取りが脳裏に焼きついている・・・



今 思っている

「 ホント やっぱりお袋の言っていた 通りだ」 って・・・



ロンドンに赴任し 10日後の9月28日に亡くなった・・・


ずっと、闘病中だったので 覚悟は出来ていたが

国際電話で知らせを受けた時は、やはり淋しかった・・・・

金沢で 44歳という高齢で私を生んでくれ、

私が、病死した長男の生まれ変わりという事もあり 

大事に育ててくれ、おもちゃはあまり何度ねだっても中々

買ってくれなかったが、勉強に関する参考書、塾の費用、

そして教材などは <一発回答 >で 許可が出た・・・

「 いいわよ いくらするの? 」って。




日本の古い男尊女卑の社会で、充分に力を発揮しないで、

女性として 存分に楽しまないで

一生を終えてしまったような気がする・・・




ロンドンへ出発する前日、病院に母を見舞った・・・


その日の母は 久しぶりに気分も良かったようで

とても元気そうであった・・・・・・・


「じゃー、明日行くからな。 オフクロも退院して ロンドンに来いよ!」


普段と変わらぬ口調で、いや・・

むしろ普段より 少し ぶっきらぼうに 言った・・

私がそう言うと 最後 母は、タオルを取って 

ベッドのむこうを向いて 汗を拭いていたように覚えている・・

返事は聞こえなかった。




それから次に母に対面したのは 10日後

棺の中に入れられた姿と だった・・・


お疲れ様・・ ゆっくり安らかにね・・


産んでくれて ありがとう・・・・


一緒に ロンドンへ行こうか? ・・

そんな風に 心の中でつぶやいたのを覚えている・・・

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2005年09月18日

罰が当る

ハワイに休暇に来て、心底楽しんでいる方が

時々、こんな言葉を口にするのを聞く・・・



「 こんなに幸せだと ばちが当るのではないかと 」




本当に 良くその気持ちが分かる・・・

身体の真髄まで日本人である自分には、この気持ちが

痛いほど 分かる・・・


幸福になれない日本と言う社会

幸福と言う言葉の定義が難しいが とにかく

ほとんどの日本人は小さい時から、



そんな事をすると・・・


ばち が当るよ!

恥 をかくよ!

怒られる よ!  

と周囲から いつも注意され、脅かされ続けて 育つ・・・


だから真面目に勉強したり、働いたり、

本当はやりたいことは 我慢して

やりたくないことを 一生懸命 やる




好き勝手ばかりして、苦労して いないと・・・・  


ばち が当るから・・


実際


のんびり休んだり、遊んだり、楽しんで好きな事をしていると

周囲から、集中砲火を浴びる・・・



ハチの巣になるほど、


嫉妬とか、イジメの マシンガン攻撃を受ける・・

あるいは、脳天気な奴だ・・

一つ思い知らせてやれとばかり地雷を仕掛けられるような 

陰湿な 「イジメ」 に遭う 


楽しんだ後に、怪我なんかすると

「あー ! やっぱり ばち が当ったー 」と 叫ぶ・・・

たまたま それが本当に偶然だとしても

「あー  やっぱり 楽しむんじゃなかったー」って




最近 自分はだいぶ図々しく 強くなってきた・・

これらの教えや日本古来の倫理観に  


果敢に対抗しようと思う。




好きに楽しんで 何が悪い !


幸せになることに なんか文句 あっか !  って

もう とても たくましい・・・・・

Picture 370.JPG

< 買い物も 楽しむ >



日本人は無宗教な人が多い、と書いたが

日本ほど、他の宗教ではかなわないくらい

古来の 克己心、自己犠牲、苦労を美化して、


「楽しむ、味わう 余裕を 罪 と見なす」といった


社会的な倫理観、宗教心が浸透している国は無い。

この倫理、常識から逸脱したり、周囲への気遣いを怠り


風潮に逆らうと ものすごく「怖い」仕打ちを受ける・・

という具合に 小さい時から 教え込まれている・・・


仏教でも、 「地獄に落ちるぞ・・・」 って

死んだ後のことなんか知らない人が そう脅す。




高級外車に乗って、殺生を禁じているくせして松坂牛など

美食の限りを尽くし、大酒飲んで、お妾さん囲って、お布施で

豪遊している お坊さんが・・・

そう言って 檀家 を脅す・・・・・


幸せになりたかったら、もっとお布施しなさい! って

地獄に行きたくなかったら、

もっともっと 休まず、楽しまず 働きなさい! って


人生は 苦の連続なんだよ !って・・・



不幸なことである。


とても残念だと思う。



幸せを感じたら、こう考えるようにしたら どうだろう・・


「あーきっと ここまでがんばってきたから、ご褒美が出た」 と。




次回も ご褒美がいただけるよう またがんばろうと・・

そう思うと 幸せを ビクビクせずに心底感じ、感謝して

享受することができる・・・

 

投稿者 : 12:52 | トラックバック

2005年09月17日

公約

私の趣味の一つ・・・


私の永年の、習慣・・・

そして、いつも中々うまく行かない試み・・・




減量


ここ25年間くらいの間で、

何千回使ってきただろう?


「明日から 減量!」・・・・・  このフレーズ

今日からでなくて、明日から・・・・

自分に甘い・・・・・・・





今日から にしなくて、明日からに 延ばす・・・・・・

非常に、自己管理が出来てない・・・・・・・


美味しいものを見ると、ついつい・・・・・

良いワインを見ると、ついつい・・・・・・・・



幻の酒、焼酎、そして シャトー○○なんて聞くと

ま、明日からでいいや・・・・ となる。

十数年前 腎臓結石を患い、七転八倒の苦しみを経験した。  


その時減量を決心し、徹底的にカロリー計算しながら5kgほど


やせた事がある・・・・・・・


毎日 空腹・・・・・・・・




焼肉や、ラーメンの 夢を見る・・・・・・・


これ 本当に、見る・・・・・・  


ジュー という音と共に 焼肉焼いている ところを

胡椒をたっぷりかけて、しなちくとチャーシュー大盛りで

しょう油ラーメンを食べている ところを見る

ひどいと、

ケンタッキーフライドチキンを お腹一杯

食べている ところを


ビールを ピッチャーで 3杯くらい飲んでいるところを・・・見る





でも 痛い思いをしたものだから・・

マジで 減量に取り組んだ・・・


<誰か>から、お灸を据えられたもんだから 

ものすごく 一生懸命に・・・




最初の、2週間 これ 地獄・・・・・・・


でも その内、だんだん 楽になってくる・・・・・・

空腹に 慣れてくる・・・・・・・・

ズボンも 楽になってくる・・・・・・

KFCの横を車で通っても、気にならなくなる・・・



久しぶりに会った方に 言われる  

「内田さん 少し やせましたね!」




だがこれが いけない・・・・・・・・

え そうですか!  って


その後すぐ 

ステーキとかフレンチフライ なんかをオーダーしそうになる




危ないのなんのって・・・・・・

他人の言動に 影響されやすい私は 


褒められらすぐ調子に乗るもんだから 非常に危ない・・・・・・





アメリカの エリートビジネスマンがよく言うそうだ・・


「自分の 体重を 管理できないで、部下や

担当プロジェクトを管理できるわけが無い!」と。



別に 自分はNYのエリートじゃないから・・・ ま いいか


と、これが 危ない・・・


リスクマネージメント なんて偉そうに シリーズで書いていても

すぐ、自分に 都合よく考える・・





同じエレベーターに、白人とハワイアンみたいな男性

数人と 乗り合わせる・・・・


自分は、栄養が足りないのか?と 思ってしまうくらい


皆、デカイ・・・・

Picture 373.JPG



ま いいか・・・

すぐその夜 焼肉トラジに予約を入れようとする・・


このように すごく意志が 弱い・・・・・・





ジムにも行っているから・・・と すぐ調子に乗る


特に今は 病気なんかしていないし、


血液検査の数値も何も問題なく、大丈夫だから・・・


すぐ・・・・



今日から、11パウンド 5kgを目標に 減量を開始した


もう ブログで 宣言してしまう・・・


目標達成期限は 9月30日までに・・・



絶対に 達成する・・・・

その為に 必要な手を 全て打つ・・・

瞑想して・・・


それに もうこうやってサイトで 「公約」 してしまったから!

投稿者 : 08:28 | トラックバック

2005年08月27日

リスク その4

あまり、リスクのことばかり書いていると、暗くなるので

これで最終回に・・・・



<独立起業>

これ、当然ハイリスク・・・・

自分で、何かを始める・・・・

自分で稼ぐ・・・

そう、危険な賭け・・・・に思う、  普通



でも 総じて


High risk high return ・・・・・


そうかな?    ハイリターンか?


結構、起業して失敗している人が多いじゃない・・・

そう、その通り、  そりゃハイリスク だから・・・・

リターンも、急にはよくならない・・・



でも、一度当ると でかい・・・

おおたき みたいに、自分で「クリニックを開業する」というリスクを取ると


リターンが大きい・・・・・・

患者がたくさん来る、繁盛クリニックになると


美味しいものを、何でも食べに行ける・・・・





世の中、成功している人は皆、共通してこの種のリスクを取っている・・・

自分も、サラリーマンを辞めて独立してハイリスクを取っている・・


何年か、準備 思考し、悩んで 決断した・・・・


このままサラリーマンでいるリスクより、

自分で何かを始めるリスクの方が、


同じ高いリスクでも 意味があると判断したから・・・




極端に言うと、専門の技能、資格も無く、手に何の職も無い、


そして何百億円の資産も 「何も無い」 私には、



サラリーマンでいる方が、年齢を重ねるごとに


よりこのリスクが増す・・と判断したから・・・


よく分からんねー

だって、サントリーさんはお給料いいんでしょ?


企業年金だって・・・・



自分の場合 まだまだ、ロウリターン・・・だけど

でも


リターンとして、時間と、自由を得ている・・・・・・・・

高いリスクと引き換えに、「自分で何でも決められる」という自由を得た・・・


好きな時に、旅行に行ける 自由を得た・・・


これ 自分にとっては、かなり意味のある 重要な リターン・・・

次は


定年の無い 「自立」という リターンを必ず構築してゆく

自分にとっては、肩書きとか接待費より、これが ハイりターン


時間と、自由、人生を味わうゆとり、そして


万が一働けなくなった時のリスクをヘッジする準備中・・・


何 それ?


生命保険?   年金?   Roth IRA ?


違う・・・・     

テーマは 不労所得!


ほー、  ハワイに住んで 不労所得か?


あまり、感心せんなー    

あんた ちょっと 不謹慎でないの?

「働かざる者 食うべからず」って言うっしょ  (北海道 弁)


すみません・・・・  



でも、自分の最低限の生活が安心して送れる不労所得を

実現してから、仕事はあくまで「楽しみ」で続けるのが目標・・



あんまり、尊敬できんなー


苦労して、努力して、困難を克服して こそ


人生は意味が有るんじゃないの?


・・・・・・・・・・・・・・・・・




そうすると


所詮 誰でもリスクだらけじゃないの!

そう、その通り・・・


皆、あまり気が付いていないだけ・・・・





ハワイでビジネスを始めたい・・・

これも、当然リスク・・・



その リスクの計算、リスクをどうヘッジするか、


リスクをどう高いリターンに変えるか・・・・


あるいは、自分に価値ある どういう類の リターンに変えるのか・・・


そういう発想を具体的に持っている人が、とても少ない・・・

投稿者 : 03:31 | トラックバック

2005年08月26日

リスク その3

前回謝ったので、お許しを得た上で 書かせていただく・・・


<会社勤め>・・・

これ 実はリスク・・・・


えー 何でやねん !




実は、会社勤めは、High risk Low return ・・・・


そうか?   意義あり!


毎月決まったお給料が来るしー

有給休暇ももらえるしー


それに、ウチは大企業だから給料だって世間相場より・・・・


そう、おっしゃる通り・・・・

でも、これかなり高いリスク・・・




会社が倒産したり、何かの理由で自分が勤められなくなった時に

これが分かる・・・

特に日本の場合、年齢が増すごとにこのリスクが高くなる・・・

特に大企業ほど、最近このリスクが高くなっている・・・



変にプライドの高い、知名度も高い名門企業に勤務する人ほど

実は、このリスクが もっと高い・・・


勤続年数が長く、会社に忠誠心が強く、自社株を毎月買い増して、

預金は全額社内預金して、会社で財形積み立てしている人になると

このリスクが アルファー状態・・・・



これが米国の場合、ポジション、年俸が高くなればなるほど


このリスクが高くなる・・・・


そう、真っ先にレイオフの対象になるから・・・




分かった様な事を言うねー あんたは!


公務員・・・


これは同じ勤め人でも、リスクは小さい・・・




普通、誰でもこういうリスクを取って、働いている・・ということ。

ただ、安定していると 錯覚していること・・・




そんじゃ、 大会社に就職して、結婚して家族を持って、出世して、

持ち家でも持ったら、リスクだらけ という事かい?


そう、    残念ながら その通り・・・・


物凄い  リスクを抱えている事になる・・・


次回は・・・   

まだあんの?




そう、まだ ある

ご興味あれば・・・ どうぞ・・・

投稿者 : 13:20 | トラックバック

2005年08月25日

リスク その2

持ち家は リスクである・・・

おい、おい  何で?


住宅ローンのこと?


そう、でも借金ゼロでも リスクがある・・・・

家を所有する事自体、これ リスク




家を所有すると 維持費がかかる

保険や、固定資産税なんかも・・・




家を所有する事は、実は借家以上に リスクが大きい

そうかなー?


ウチの家なんか、最近 値上がりしててさー


今、売ったら・・・・・ そりゃー少なく見ても ○○ 万ドルくらいで 売れるぜ!


こういう人は、あまり 不動産市場が下がった時の事を

考えていない・・・・


つまり、価値には上がる時も、下がる時もある

という事を  ぜーんぜん 考えていない・・・

ローンで家を買う人は、もっとリスクがある・・・




地震で家やマンションが一瞬にして使い物にならなくなる・・


そんな事も、「他人事」にしか思っていない・・

家を所有することは、持ち家に対する 満足度、安心感、プライド・・

大家さんから出て行けと言われない、「安心感」

そして優良な資産を持ったと 「満足」 する効果があるだけ



くれぐれも

家やマンションを買うのは間違い・・と言っているのでは決して無い・・


これ、あくまで リスクのお話・・・



持ち家の人は、この「所有する」という リスクを取っている・・・


もちろん、値上がりして 今売ったら、利益 キャピタルゲインが出る・・・

そう、もともとそういう目的、投資物件なら 売れば良い・・・


これは、投資 対 効果


投資だから もともと リスクは承知の上・・・


家賃収入を得るための、不動産投資・・・

これは、純粋な投資・・

でも、投資だから リスクがある・・・・


地震、火事だけでなく


家賃を払わない人、乱暴に使って、アパートを汚して・・・・・

そして、大家とテナントが もめる・・・・・・・・・・


日本の場合、居住権なんて言うものが・・・




そう、こういう リスクを取って、家賃を取っている・・・・・・・・


家賃収入から、諸経費と「ストレス」を引いたものが実質の利回り・・・


テナントが、大企業とか、お役所の場合・・・・


通常、これらのリスクは、そうでない 個人の時より


少なくなる・・・・・・・・・・・・・・




しかし


大まかに言って 「不動産を所有する」 「持ち家に住む」・・・   


という事は リスク である・・・


ホント ?


よく 分からないねー ・・・・



では 次回に 続く・・・・  

かなり 過激になるけど・・・ 


どうか、お許しを


先に 謝ってしまう・・・・

投稿者 : 23:11 | トラックバック

リスク

もう、最近ビジネスの事を全然書かなくなってきた・・・


そう、夏休みだから・・・?

ビジネスブログ・・・なんて言っていて全然違う・・


でも、近く 新しいブログを追加する事にした・・

ハワイ進出を考えている、企業のための ノウハウ 版・・・

本当の ビジネス進出 解説 ブログ・・・・・・


「ハワイ ビジネス」

近く 創刊 !   



さて、今日は  リスク について


また何回かの連載スタイルで・・・・・・


ビジネスでも、人生でも 人間 誰でも 毎日、そして人生の中で

リスク と言うものを 持っている・・・・

毎日 平凡に そして変わらぬ生活をしていても


このリスクのない人は いない

ただ リスクとして意識して 「いるか」 「いないか」 の違い・・・

うーん  面白そう・・・


ま、 あまり期待しないで・・・

リスクとは?


辞書で引いてみると・・・・


危険、危険度、損害、賭け、思い切ってやってみる、そして 覚悟を持ってやる・・・


なんて書いてある・・・

日本人は、このリスクについて 鈍感 だと思う・・・


そして リスクは出来るだけ 避ける 傾向がある・・・




そう、安全、 確実、 安心、 信用、 失敗はしないように・・・


通常 リスク に対しては ほとんどの日本人が 

貯金とか保険で 対応しようとする・・・


ふん ふん



米国、米国人はこのリスクについて 非常に貪欲に取り組む・・

リスク テイキング・・・ そう リスクを取ろうとする・・・


何故か?


これ、 美味しいから・・・


別に、 レストランの注文ではない・・・


リスクを取ると、リスクを取らない場合に比べて

後で リターンが大きいのを 狩猟民族である米国人は

本能的に 知っている・・・・


命を賭けて、バッファローを捕まえる

そして 食べる・・・・   旨い !

そこらで キノコを取って食べるより 旨い!




日本という国、日本人、日本の企業、金融機関・・・・


リスクは まず 出来るだけ避けよう、排除しようと  考える・・

偉そうに言う当の私なんか いわゆる その タイプ・・・


これ自体、決して悪い事ではない・・・と思う。



でも世の中 総じて Low risk は Low returnである。

日本の銀行も、沢山預金を集めて 出来るだけ大企業に貸そうとする


トヨタ自動車なんかに 日参して 


「お願いですから、お金を借りてください」 と平身低頭 営業する・・・

借りる必要の無い、個人、企業に 


貸そう 貸そうとする・・・

あまり突飛で 夢のある、ユニークな事業計画、やる気のある起業家には


「あのー お客様の場合・・ 担保をですねー」 なんて言って


出来るだけ 貸さない・・・


国自体、儲けた貿易黒字で、米国の国債を買う・・・


運用・・・・  

ま そりゃ 「運用」 って言えば運用だけど


これくらいなら、私にも出来る・・・



個人


我々誰でも 今 生きている時に このリスクをテイクしている・・


あまり意識していないけど リスクがある・・・



心配性な 私には それが良く見える・・・・


全部予測なんか出来ないけど、分かっているだけで


かなり ある・・

1.家族    


これリスクの代表格・・・・・・・・


何で?   家族ほど良いものは無いでしょう!



その通り、 でも これ リスク ランキング 第1位・・・


そう、養う立場にある人にとっては、最も大きなリスク・・・

楽しく、暖かい部分だけではなく、


子供の教育、養育費、居住費 など長期の負債・・・


これは、いわゆる リスク


結婚して、子供をつくるという作業 ・・ いや営みは


やがて リスクを テイクすることにつながる・・・

次回は 持ち家  について

最近文章が長過ぎるのを 反省して・・・

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2005年08月24日

移民

突然、タイトルが・・・・・


あー どんどん飛んでください・・ もう慣れましたから。

はい。


日本の人口が減り始めている・・・・


厚生労働省の予想より2年早く・・・

日本は人口が減るだけでなく、老齢化が年々進み、


2025年には、4人に一人が65歳以上になるとか・・?


どうします?  これ。


郵政民営化も大事だけど、この人口減、少子化の問題も対策急務ですよ。


各政党のマニフェスト比べても

児童手当とか、育児支援とか・・・・

そんな10年、20年後に効果が出るような施策だけじゃー ・・・


移民政策 なんて どの政党も言っていない・・・



日本は昔から、移民を受け入れるのに積極的ではない。


そう、「外人」が増えると、犯罪が増え、治安が悪化する


と勝手に思い込んでいる人が多いから。

外人力士ばかり強いと、相撲の人気が落ちる・・・・


やっぱり永く「鎖国」していた国だし、周囲が海だから


もともと変に「純粋な単一民族意識」が底流にあるような。

地球には、日本人と外人がいる・・・というような・・・


外人は 外国に住んでいる 異質なものだ・・と思っている

でも 日本ほど今 移民政策を一気に前向きに考えなければならない

国は無いと思う。

おー・・・




以前ニュージーランドに行ったとき、あまりの素晴らしさに

半分本気で移住を考えた。


移住、永住ビザの専門業者の事務所を訪れ色々と

その条件を調べた事がある・・・


ご存知の方も多いと思うが、カナダと同様いくつかの条件を

ポイント制で評価し、ある合計のポイント数以上になると

労働ビザが申請できる・・・


え!   ホント?


そう、  まず


最終学歴 ・・・  大卒 修士  博士号など 

NZに移せる自己資産、資金額 ・・・評価されるポイントには上限があり 単なるお金持ちだけではダメ!

特殊技能 ・・・ 国に必要な職種ほどポイントが高い

年齢・・・ 若いほど 高ポイント

そして英語力・・・ 日常的なやり取りが書けて、最低限しゃべれる能力が必要 
ま、英検ほどではないが・・

これらが細かく決められていて、ある総合点以上の

有資格者には書類審査の上、面接が行われる。





ここ数年のNZの経済は絶好調。


日欧米に比べての、高金利政策で世界から資金が流れ


資源国として、農畜産業大国として世界に輸出が伸び


そして、世界一汚職の少ない「透明な行政」

広大な平野な土地に、人口がたったの390万人  


羊が4000万頭・・・  メェー !  じゃない   へー !

そして、


この「移民政策」が経済活況の原因だそうだ。

これだけの厳しいポイント制をクリアーして移住を希望する

人たちが後を絶たないとか・・・

若くて、学歴、技能が高く、ある程度の資金を持ち

英語をしゃべる・・・


そして何よりも、「根性」がある・・・・

そう、移住するんだから・・・ガンガン働く 

この移民としてNZに移り住んだ人たちが、ビジネスを始め、


そして人を雇用する・・・

子供達が学校に行く・・・


自分の家を買う・・・・・


車を買う・・・・

もちろん税金を納め、国の年金制度も支える・・・

移民法をクリアーした人達はそれぞれに優秀な人が多いから、

それほど犯罪率は悪化しない・・・・とか。


今、NZのような移民政策が日本にも必要ではないか?と思う。

偉そうに、そう思う。


日本は、本当に「変わらないのが好き」・・・


ヨン様ブームとか、流行なんかはすぐ波及するけど

国の根幹は、ガチガチに 変わりたく無い・・というお国柄。

このまま、人口が減り始めると オーストリアのように


豊かな衰退老国の後を追うことになる・・・・


ゆっくり、世界の競争力から取り残されてゆく・・・

順位が下がる・・・・

年金制度も、当てにならなくなる・・・

3人で、一人のお年寄りをみることになると


社会保険料は、収入の20-30%・・・


あるいは、消費税が15%-17.5%?


以前英国に勤務していた時、付加価値税が15%だった

現在は17.5%・・・


そう、直接税の他に、間接税でこれだけ取られると

一般庶民の実質の手取りは、額面の 半 分 !


えっ   半  分 ?


そう、半分・・・


 


ハワイから、日本を見ていると 色々と心配な事が多い・・


亀井さんとか、田中知事とか、ホリエモンとか・・・

ちょっと 危ない・・・


ハワイの 風来坊の大きなお世話 か?   

投稿者 : 10:33 | トラックバック

2005年08月23日

生老病死

新潟県のあるブログ愛読者の方からの

嬉しい励ましにお応えし・・

また、仏教のお話・・・ 



よろしくお付き合いの程を・・




題名の四文字 ご存知の方が多いと思う・・・


しょう ろう びょう し

そう、人生の 4つの苦 を意味する言葉


この世に生まれてくる事も、年齢を重ねて老いる事も

病気を患う事も、そして死ぬ事も


人生は全て「苦しいことばかり・・・」

と言う仏教の教え。



実は 私はこれがあまり好きではない・・・・


別に お釈迦様に逆らうつもりは毛頭 無いが、


どうしても


これは自分で受け入れられない・・


というか 自分なりに解釈を変えたい・・

前にも 治男君に言った様に、

いつもそう思っている・・・




生まれる事・・・ 

こんな素晴らしい事はない・・


助産師をされている方なら、大変なお仕事だけど


きっと


「こんな素晴らしい感動はない」と

思われているに違いない・・・


私だって、生まれ故郷を訪れて、

とても感動した・・・


老いる・・・・・・・


私は昨日で50歳になった・・・・



そう、半世紀・・・・・

白髪も増え、体力も落ち、老いてきているが、

人生の色々な体験を経て、色々な方と会い、喜びや感謝、

そして自分なりの苦労、試行錯誤・・と、

本当に良い時を重ねている・・・

老いる事は、出会いや、人生の経験を増やし、

<生>を味わえること・・


別に「苦」とは思いたくない・・・




病気・・・・

病気をすると、本当に為になる・・・


自分自身の驕り高ぶり、不摂生 

そして過信を戒められて


はっと 気づく チャンスになる・・・・

「そう言えば、いい気になって かなり無理してたなー」 なんて


「もっと健康に感謝しなくては・・・」なんて

こんなありがたい「気づき」は無い・・・


死ぬこと・・・

そりゃ、死んだ経験のある人に

具体的に話を聞いた訳では無いから


不安だし、怖いけど・・・・


でも死んだら、 あの世で両親に逢える・・・・・・・

また あの最愛の両親と再会できる・・・・

親父と 一緒に一杯やれる・・・・


そう思うと、ま そりゃ楽しみとまではいかないけど、

別に苦ではない・・・


どうせ避けて逃げられない事なんだから、

楽しいことを考えて


死ねばいい  なんて・・・


ハレルヤー !


キリスト教は、この仏教の暗さに比べて 


歓喜、賛美、そして許しを 多く教えてくれる・・・


中野先生も 「喜びなさい!」とおっしゃっていた・・・


私は、どちらの宗教が良いと言っているのではなく、


基本的に、仏教主流の国と、キリスト教主流の国では

人の考え方、生き方に、陰と陽、 苦と楽、 

そして暗と明の違いが底に流れているように感じる・・・・



どちらが良いと言うことではない・・くれぐれも

両方知っていた方が 考え方に、そして生き方に


幅が出てくるような・・・



物事なんでも見方一つで変わる・・・

半世紀 生きてきて 最近特にそう思う・・・

投稿者 : 10:47 | トラックバック

2005年08月21日

残飯

私はあるホノルルの日本レストランの経営コンサルタントをしている。


レストランの経営は、やったことのある方なら分かると思うが


本当に大変・・・

この大変さを全部書くと、30編シリーズでも終わらないだろう・・



この経営を見る上で、出来るだけ心がけていること・・・



何でも数字で分析しない・・・

数字は見るけど、数字だけで経営を分析しない・・・


予算、前年比は 一応チェックするけど、とにかく


一番重要なのは店の経営哲学を日々自分に言い聞かせること・・


とかく数字だけで飲食店の経営を分析しようとし始めた時から

もうその店は「繁盛」からは かけ離れる・・・・・・・

「客単価」

売上予算比 何 %なんて言いはじめたら危険信号・・・


原価率を あと何% 下げて・・・

すると


お客様は、敏感に感じ始める・・・


「もう 来るのヤメた !」って


もう一つ、いつも注意してチェックしていることがある・・・



キッチンの裏にある、食べ残しを捨てるゴミ箱・・・・・・・


お客様が食べ残した、残飯 が運ばれてくる所に

よく立って見ている・・・・・・・・・

何が、どの位残って戻ってくるか?


いつもチェックするようにしている・・・・


綺麗に空になり、何も残っていないお皿を見ると「合格」・・


一口も箸をつけた形跡もないものが戻ってきた時・・・

要 チェック ・・・・


何で お客様が食べないのか?


注文が多過ぎたのか、それとも美味しくなかったからか?


オーダーした時に思っていたものと、実際のものが違ったからか?


考える・・・・



そして、従業員達に聞く・・・・・・・・


「何で食べなかったんだろう?」

「いつも何% くらいのお客さんが残す?」


「そうですね・・・ 半分くらい食べないっすよ いつも !」

「えっ!  そんなに?」





飲食店を経営する場合、基本的に重要な精神があると思う。


「食べ物を大事にする」・・・・

出来るだけ、残飯を出さないようにする・・・

お客様からお金を取っているから 良い・・というものではない・・・

別に損していないから 良い・・というものでもない・・・


飲食業に従事する者は、食材を大切に使う「責任」、「義務」があると思う。





世界一 食べ物を捨てる、日米のレストラン裏事情を見ていて


自分は飢えた経験はないが、こんな「重罪」は無いと思っている。

ゴミ箱に捨てられる、食べ物を見て、「ゴメンネ」 と謝る・・・


そして、瞑想する・・・・・・・

<このままこれで良い訳はないぞー 考えろ!何とかしろ!> 

と自分を叱る!


昨日のMTGで この議題を出したら、


ずーっと気になっていた、一つのメニューアイテムを変える案が


幹部 皆から出た・・・・・


そうそう、 それなら一番無駄もなく、お客様にも喜ばれる・・・

そして食材を捨てる量が少しでも減る!


よし、それで行こう !


<誰か>に、やっと顔向けが出来る良い施策が見つかった・・


これで、来週からは少し ぐっすり眠れる。

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2005年08月20日

ほら出た、  また仏教的・・・・

ビジネス、成功の法則、心の話、そして経済関係の色々な本を読んでいて、

最近気になっているのが、<無>について

そうか、この 無 が分かると 人間もう一段上のレベルに行けるらしい・・・


無心、無欲、無意識、無重力・・・・・



同じ 無でも

無料、無気力、無鉛ガソリン、無職・・・ の (無) とは全然違う。


人間 結局 何も所有していないし、

実は、この世には 何も無い・・・  という <無>

えー そうか?


「だって俺 持ち家だし 自動車も持ってるぞー」・・

「秋葉原へ行きゃー そりゃ お前 電化製品が街に溢れて・・・」

だから それとは 違う・・・


昔から仏教の本を読んでいて、知ってはいたつもりだったが

本当の意味が分からなかった・・・

それが 一昨日くらいから 少しその意味の 「かけら」 が


分かってきたような

へー おととい から?

そう、瞑想の結果 おとといの夜から昨日の未明5時頃に

やっと、答えの かけらが つかめた気がする・・




そう


<無> とは 何か物が無いとか、お金が無いとか・・


<有>の反対 と考えるのではなく

何かとの境、何かとの摩擦、何かと異なる意識・・・

これが、無くなるのが  この<無>の意味らしい・・

どうも・・・




甲子園で、無心に、そして夢中になって白球を追う高校球児たち・・

その姿も、決勝戦くらいまで来ると、選手達の表情に この<無>を


感じる時がある・・・・

地方大会の予選から勝ち抜いて、一回も負けなかった


甲子園大会優勝校の選手達が


よく試合後のインタビューで「負ける気がしなかった・・・」と


言っているのを聞く


自分なりに解釈すると、「勝つとか、負けるという意識が無かった・・」

と彼らは言っているのではないだろうか?

ほー なるほどねー ・・・・

そういう 意識が <無> の状態になった人間、チームは 結果 強い



プロゴルファーが、最終日優勝を決めるパッティング動作に入る時・・・


この<無>を感じる・・・・・


すごい、迫力・・・・・・・


迫力といっても 力強さとか、上手さなどというレベルではない、


無心の境地での 静かで流れるような自然な動作・・・


ゴルフ場のギャラリーと、テレビで観ている人達も、


思わず、この選手の動作に 自分を重ね合わせ


その選手の発するオーラを観ながら


一緒になって息を呑んで パッティングに集中する・・・・・・・・・

静寂の中、おそらくその選手は、何も考えず、何も感じず

ただ、ボールとカップの間の ライン を読んでいる・・・・

この集中している間は、不思議と周囲に妙な静けさと、同じ波動が流れている・・

こういう意識、集中力、姿勢、考え方を持てるようになると

一段上のレベルに行けるような気がする・・・


実際に 日々これを生活に取り入れることは 今の自分には

超 難しいが・・・ 

きっと、これが理解できるようになると、人生 急いだり、悩んだり、


自分をつくろったり、言い訳したり、動揺したりしなくなるだろう 

なんて思う。




日本の衆院選挙戦劇場・・・・・・・

全く、この <無> が無い・・・

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予算 その2

予算の、効用・・・・・

予算主義にはとても良い面がある・・・

これは、通常の予算主義で仕事をしている人には

特に 便利で、効果的。


例えば、何か自分の楽しみにお金を使おうと思っても、

ちょっと贅沢かな・・とか

ちょっと、無駄遣い、遣い過ぎかな・・・なんて


せっかく自分の為になる事や、趣味にお金を使おうと思うと

すごく「倹約精神」が生まれる人がいる・・


やっぱり、もったいないな・・・・って。


こんな時、こういう趣味や、自分の楽しみに投じる金額を

あらかじめ年度初めに予算化するといい・・・


つまり、これには毎月いくら、年間で○○万円使う・・


という感じで・・予算化する。


そうすると、もともと予算消化、予算達成の癖がついているもんだから

このような関係の「お小遣い」、「自分への投資」にお金をケチらなくなる・・


反対に、一生懸命使うようになる・・・


あー、今月あといくら使わないと、予算未達だー なんて


そう、人間は自分をいかにうまく制御、鼓舞し、そして管理するかが重要。


なかなかそれが出来ていない自分には、こういうことが大事だと

骨身に染みて分かっている・・・・・・・・・




先祖から、  苦しむほど、貧しいほど、そして休まず勤勉に生きれば

何か良い事がある・・・という二宮尊徳 的 遺伝子を受け継いで持っている

我々日本民族には とくにこういう、「自分へのいたわり」に使う費用は、

予算化すると効果的。


英語で、よく I treat myself ~ と言う・・・

そう、自分をTreatすると言う精神がアメリカ人にはある・・・・

だから 彼らは、予算化なんかしなくて大丈夫。


貯金しないで、どんどん自分の為にお金を使うから・・・・



倹約はとても大切だけど、時にはマイナス・・・


自分の精神的満足感、成長、体験を積む為に

一見 無駄と感じる経費も、時には必要・・・・


私も、自分で年間いくら 本代を使う、


年間いくら 旅行代に使う、


そして一日 何時間自分の好きな事をする・・・

なんて、色々と予算化するようにしている・・・

そうするとしっかり、その予算を達成しようという意識が

生まれ、行動するようになる・・・


もともと、根が真面目なもんだから・・・・

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2005年08月18日

予算 その1

そもそも、予算とは・・・


そんな偉そうに言うつもりはないが、予算にしばられる

という考え方は、本来の人間の「発想」とか、「思考の柔軟性」

それに「緊急時の対応能力」を退化させると思う・・・

やっぱり、偉そうか・・・

予算の立案・・・・

普通 年度予算の場合、前の年度の後半にこの立案作業をする。

そう、だから次年度の最終月は、作成する時期から約14-5ヶ月先・・


今から15ヶ月先の、売上、経費、利益なんかを「予算」する・・・


私がいつも言うセリフ・・・

「予算は、あくまで予算」・・・


企業に勤めていても、または役所でも、この予算を元に


仕事をする場合が多い・・・・

今月 予算にあといくら売上が足りない・・・

その費用は予算していないから、特別に稟議書出して、決済をする必要が・・


そう、何でもこの予算にお伺いを立てる。

このくらいならまだ許せるが、この予算主義の最も怖いところは


予算どおりに仕事をすると褒められる、出世する、そして管理が行き届いて

いると評価される風潮・・・・・・・・

極端に言うと、売上が予算に届かないと、積み込み営業、架空売上を計上する。

売上が予算より良過ぎると、次月に、次年度に繰り越す・・

おい、そんなに好調に予算をオーバーすると

「予算が甘すぎたって言われるぞ!」とか


「来年が大変だから、もうこのくらいでストップ!」 なんて言って


ブレーキをかける・・・

仕事の判断も、毎日 いつも通りの場合は何も起こらない・・・

予算通りだから・・・

でも、一度何か起きると、すっかり慌てる・・・

対応できない・・・・


予算、予期していないから・・・・


稟議書を書いて・・・なんて言う程度の緊急度の場合は良いけど・・


天変地異、 事故なんて起きると もうダメ・・


予算を作る作業は、通常の企業だけではなく

大きな病院/医療法人なんかにもある・・・


そう、病院に、今年度の診療/検査代金売上予算がある・・・


例えばある先生が、あまり無駄な検査や、お年寄りに負担の大きい検査を

控えて、もう少し経過を見れば十分・・なんて良心的に考えても・・

事務長さんから呼ばれて、

「先生! レントゲン検査の検査代が前年実績を下回っていますよ!」


「それに、もっと血液検査とか、なんでもいいですからどんどん検査


を予算通り実施してください!」

なんて言って、怒られちゃう・・・

おー ・・・・怖い!


嘘のような本当の話・・・


官庁では、年度末に予算が余りそうだと「急いで」使う・・

ご存知の通りの、予算年度内完全消化の号令が上から出る・・・


業者に、今月の日付で領収書をお願いします・・・なんて


自衛隊も、急いで演習して 実弾を撃つ・・

無駄でも何でもいいから、どんどん予算を消化する

予算を余したら、来年減らされるぞー! って。


こんなのおかしいと思いませんか?

投稿者 : 10:34 | トラックバック

予算主義

ご無沙汰しております。


実はこのブログ、続けるかどうするか考えています。


あまり書き込みも無いし、反響が今ひとつ実感できず・・・


もともと自己満足で始めた割には、やはり皆さんからの「受け」を

期待していたんですね・・・・


そんな気持ちを何人かの方に吐露したら、色々と励ましのメッセージが届き、

「ブログを始めた頃の気持ちを思い出してみたらどうですか・・」

とか、「絶対に辞めたらダメだ」とのアドバイスがあり、

やはり、「ヨタヨタ」と好き勝手に続ける事にしようか・・ と。




さて今回の衆院選挙・・・・・・・

イヤー、びっくりです・・・  ホント凄いですね・・・

抵抗勢力つぶしの「刺客」とか、郵政民営化に反対した自民党議員

つぶしに、ありとあらゆる自民党執行部、首相官邸の選挙対策・・・

ホリエモンまで出てきそうで、もし本当に広島で

「公共事業、特殊法人税金泥棒、日本国家財政糖尿病化一層促進理事長」

である亀井と一騎打ちとなると・・・・・・・・・

場所が広島だから、もうこれ 「仁義無き戦い」 ですね・・・


婦女暴行で捕まって議員を辞めた人まで、再出馬するとか

宗男さんも、真紀子さんも、辻本さんみたいに「公金横領」

「不正」を暴かれ刑務所に入ったり、検察の捜査を受け

代議士を辞任したりした人達・・


北朝鮮は良い国で、「拉致」などありません・・と言っていた  


土井 おばさんまで出馬となると・・・


日本はもう実質「法治国家」でも「民主主義」でもありません・・・

代議士と、乞食は一度やったらやめられないそうですからね・・

あとは選挙民の「常識」と、国民の「自浄作用」だけが頼り・・・

海外から見ていると、とにかく 凄い!  の一言です。





さて、偉そうに 政治評論家はこの辺にして

今日は、「予算」について・・・


日本では国家、各官庁、企業、学校法人・・・

ありとあらゆる組織運営で、この「予算」と言うものが基本になっています。


私は、10年以上前からこの「予算」と言うものに疑問を持ち始めています。

予算とは、何でしょう?


将来の売上、経費、そして利益・・・・


国家予算の場合は、何の費用にいくら「予算」がつく・・・・・・


昨年より、多い「予算」を獲得する・・・・・・・


企業は、


売上、利益予算を大きく下回る、上回る・・・・・・・・・

予算に対して「実績」が、どうのこうの・・・・・・・・・・

そう、そして 予実差異説明・・・・・・・

とまー、気が付く範囲で書いてみても

我々は、ある組織に所属していると 


この予算という「計算式」、「考え方」を基本に仕事をしている事が


多いように思います・・・・・


もちろん予算主義には、とても良い側面もあります・・・



でも私は、この「予算」主義が基本的に嫌いです。

どうしてキライか・・・・


今回も連載スタイルで、勝手気ままに・・・・・・・・

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2005年08月11日

日航ジャンボ機墜落

あれから20年経った。


事故のニュースを聞いたのは、

ロンドンのレストランサントリーで・・




昼に来店された日本のある商社の駐在員が


「東京発 大阪行きの500人以上乗った

日航ジャンボ機が行方不明だそうだ」と


言っていたのを聞いた時・・・・・・



え、 日航機が?

500人?・・・



当時は、まだインターネットが無い時代だったが、

商社や証券、銀行業界はTELEXで世界のニュースが

瞬時に報道される情報ソースを活用していたから

おそらく、日本でのニュースが流れた数十分後で知った訳だ・・・



当時サントリーに勤務していた私は嫌な予感がした・・


東京発 大阪行き・・・・・

サントリーの役員、社員がよく使う路線。

それも 夕方の便・・・・・・・




実際後で、社員の方が2人亡くなったのを聞いて、

ショックだった・・・


一人は会議が早く終わったので、

1便早めてこの便に搭乗したとか・・



多くのビジネスマン、そして

夏休みでもあり多くの家族が犠牲になられた・・



あの日から 20年・・・・・・


亡くなられた方々に、心からご冥福を・・・・



最近の世界の飛行機会社のサービス低下を見て、

安全と定刻運行が売りであった日本の航空会社まで、

その基本が変わってきているように思う・・・




整備不良、路線の縮小、そしてサービスの簡素化・・・


全ての原因が米国で始まった航空業界の自由化にある・・

それまでほとんど無かった、競争の原理が本格的に導入され・・

これだけ多くの人が飛行機に乗る時代になった・・・

航空会社は生き残りをかけて、経費削減、合従連衡

そして、人件費を削る競争の真っ最中・・・



確率的に自動車に比べればはるかに安全な乗り物だが

最近の、マイナーな事故、整備不良、そして飛行機の

老朽化による事故のニュースを聞き、いよいよその時が

来ているなと感じる・・・


米国の航空業界はそのほとんどが経営難・・・


どの航空会社も赤字である・・・・


価格競争に、燃料代の高騰、

そして大きいのが企業年金負担など。


マイレージ プログラムで積もり積もった

負債も半端な額ではない・・




もう、このままでは企業の存続自体が

ここ数年以内に破状する・・


行くところまで行かないと、


この流れは止まらないのでは?



チェックインカウンターでも、機内でも・・・・

各航空会社の社員の働きぶりは、もう明らかに

やる気がない・・・


荷物の積み下ろしも、機内から窓越しに見ていると


もう、投げやり・・そのもの。

社員全員が最低限、苦情にならないスレスレのところまで

手を抜いている・・・



我々が見えない格納庫の中で、

整備士達がどういう仕事をしているか・・・

見なくても、容易に想像がつく・・・


無理は無い・・・


こんなに安い料金で、そしてコードシェアリングで

機内は満杯の乗客・・・




それでも、利益が出ない・・・


利益無き繁忙 そのもの



地上、搭乗員、操縦士、整備と

いくつも職員ごとに組合的組織が出来ており、

非効率極まりない・・・



パイロットは機内の掃除はしないし、

整備なんかはもちろん手伝うわけが無い・・・



自分が操縦するんだし、命がかかっているんだから、

パイロットも整備の仕事、点検なんか

やればいいのに・・なんて思う。



でもやらない・・


組合規定違反になるし、

操縦しない日は 非番だから・・・



だから、経費が何倍にも膨れ上がる・・・

結果 給料は上がるどころか、福利厚生を中心に


どんどんカットされる・・・・



空の安全・・・・・

これを改善するには方法は二つ・・・・・・・・




航空運賃を大幅に引き上げるか・・


はたまた


今の航空会社を更正法適用でなくて、


本当に一度倒産させ清算し


新しい会社としてスタートするか・・・




これだけ国際化の進んだ時代に、

今航空業界の再編、機構改革が

とても重要だと思う・・・



今日は航空評論家・・・・・・・

投稿者 : 08:11 | トラックバック

2005年08月07日

投資 その2

そう、今回は自分への投資について・・・

以前にも書いたが、自分の経験や思い出を増やす為に

「惜しみなく」投資した方が良いと思う。


自分に投資しないと、人生や自分の能力発見がこじんまりと

固まってしまう・・・・・

人間には「意識の壁」と言うものがあると思う・・・・・・

そう、「自分はだいたいこの程度だよ」と・・・・・・・・・・


私なんか・・・


私に出来るわけが無いですよ・・・・

小さい時から、謙遜する事を教え込まれ

親や周囲の人からそういう謙遜な自分を褒めてもらおうと

努力してきた真面目な人に、よくあるタイプ。

自分の限界みたいな、自分の可能性みたいなものを

結構 皆 自分で勝手に決めて、枠をはめている人が多い・・・・

意識の壁・・・・・・・・・・


そう、人間は昔 100mを10秒以内で走れるとは

思っていなかった・・・・・・


人間は、月になんか行けると思っていなかった・・・・・・・


昔人間は、飛行機でこんなに速く世界を移動できると

思っていなかった・・・・・

そんなん、出来るわけないじゃん!って。





人間そんなことが「出来るわけない」と思っている事で

「意外と」出来てしまう事がある・・・・・・・

その為には、「惜しみなく」時間やお金、エネルギーをつぎ込む・・・・・・

そんな、いわゆる投資マインドを持った方が良いと思う。

自分への投資・・・・・・・・

実行している人はあまりいない・・・・・・・・

401Kとか積み立て定期預金なんかは一生懸命してるけど、


本来の自分への投資をしている人がいない・・・


これに投資したほうが、401Kよりリターンが

大きい事があるのに、しない・・・・・・・

もったいないからとか・・・


貯金が減ると老後が心配だからとか・・・

中には、時間が無いから なんて・・・




色々な言い訳を言って 投資しない・・・

他人が自分へ投資してくるケースは稀である・・


余程ツイていないと、他人から投資なんかしてもらえない・・・


だから




自分で、自分に投資する・・・・・

今 100万円 自分に投資すると、将来


自分で1000万円、1億円稼げる可能性が生まれる・・・


でも、100万円も・・もったいないからしない

貯金しちゃう・・・・・ もったいないのは、こちらの方・・

せっかくのチャンスが目の前に現れても、しない・・・

いやー 忙しくって・・・・ なんて言い訳して・・・・



自分への投資・・・・・

私は、ハワイで多くの投資家の方、事業で成功した方

と会っていて、この投資がいかに重要かを学んだ。




最後に、この投資の一つの鉄則を・・・・・




投資する資金は 「自腹」 である事が条件・・・


自己責任・・・・・・・ 結果が良い場合も失敗する場合も



全て自分に帰ってくる・・・ これが必須事項。


会社の経費とか親が出してくれる投資では、


あまり 本来のリターンが無い・・・


身銭を切っての投資・・・・・・・・・ これ 物凄い ROI 

投稿者 : 08:28 | トラックバック

2005年08月06日

投資 その1

ビジネスコンサルタントをしているから、当然日本からの投資家

の方々と多く会う機会がある。

投資 というと、ほとんどの人はお金、ビジネス、不動産、

そして株式などを思い浮かべると思う・・・・・・・

でも、今回 少し違う角度で、投資についてあれこれ・・・

投資をする最終目的は、もちろんその投資によるリターンを得る事・・・

そう、100を投資したら、それが110  200、 500になるのが

望ましい・・・・・・・・・・・ と言うのが常識


ほとんど人は、上記の投資対象のものにしか 目が無い・・

しかし投資といっても色々有ると 私は思う・・・・

例えば、人

例えば、体験


例えば、自分自身・・・・・・・・・・




人に投資する・・・・・

ちょっと偉そうだけど、半世紀も生きてくると  


この「人への投資」に興味がわいてくる・・・・・・・・・・・


若い人、経験の浅い人、そして多少 ぐれている人・・・・

そんな人たちが、成長したり、本来持っている能力に気づき

それを最大限に活かし、伸ばして行く為の投資は、株式投資より

面白い・・・・・・・

人は、ほんとに変わる・・・・・・・・


先天性の部分は変わらないけど


周囲の環境や、正しい動機づけのような後天的な要素で


格段に成長する事がある・・・・・・・

本人自身 驚くほど 伸びる事がある・・・・

人を育て、ちょっと下を向いて「どうせ俺なんかさー」って

思っている子を目覚めさせる・・・

色々な投資の中で、これほど面白い 投資はない。


ちょっとした一言で・・・・・・


結構難しい役割を与える・・・・・・・・・・


教えて、注意して、   褒める・・・・・・・・・

そして、本人に 色々と実感させる・・・・・・・・・


かなり時間と、費用・・・・   そして<忍耐>が必要である・・

この忍耐と、必要な時間、経費を惜しみなく投資する・・・・・・・・・

もう、お互い、周囲の皆が驚くほど 成長することがある・・・・

成長株・・・・・・・・・・


そう、今までの評価が嘘なくらい・・・・・・・・・


伸びる・・・・・・・・


投資は、忍耐・・・・・・・・・・


投資は、リターンを得るまでに時間がかかる・・・・


競馬やパチンコとはちょっと違う 人への投資・・・・・・・・

世の中で、実はこの投資が最も重要で、エキサイティングで

そして、リターンが予想を大きく上回る事がよくある・・・・・・・・

そして、最終この投資の見返りは・・・・ その満足感かな・・・

次回は 投資 その2


自分の経験、学習


自分自身への投資について・・・・・・・・・・・・

投稿者 : 06:09 | トラックバック

2005年08月02日

蒔かぬ種は・・・

本日は、またもや 道徳教育的・・・・・・・・

蒔かぬ種は生えぬ・・・・・・・・・・

この言葉を知らない人はほとんどいない・・と思う。


でも本当の意味を理解して実際に 「実行」 している人は・・・・・

少ない。


人生でも、ビジネスでも、人間関係でも・・・・


種も 蒔かないで 


「刈り取ろう 刈り取ろう」 と


あっち こっちを ウロウロする人が本当に多い・・・・・



種 にも色々と種類がある・・・・

いい種まきをしないと、ダメ・・・


ケチって、手を抜いて安い種を蒔いても あまり 


豊かな収穫は期待できない・・



種を蒔くと、雨が降り、陽が注ぎ、


普通 時間が経つと 


ピョコ っと 芽が出てくる・・・・・・・・




この芽のうちに刈り取ってしまってはダメ・・・・


そこに、また肥料をあげると もっと育つ。




種蒔きは 習慣にして、いつでもどこでも心がけていると

何年か先には、その収穫で豊かに暮してゆけるようになる。


友人と分けても減らないくらい。

.
.

.

ケチらず、良質の種を用意し・・


土壌を耕し、蒔く・・・・・


そして、豊かに 育つのを待つ・・・


皆さん、幸せになりたかったら


どんどん種蒔きを しましょう・・・



労を惜しまず、身銭を切って、そして 

相手の喜ぶ種を・・・

投稿者 : 15:36 | トラックバック

2005年07月21日

言い訳

人は誰でも言い訳をする。


言い訳をしないほうが、その本人の評価が上がるのに

皆、言い訳をする・・・・

ハワイに住んでいると、この言い訳の「プロ」、「お師匠さん」達が

多いのに驚く・・・

見事なくらいに、いくつもの理由を並べ、


他人の失敗のせいでこうなった・・・と


とても懇切丁寧に教えてくれる・・・・


ほとんどが、もっともで正しいようだけど、基本的にその言い訳を

言う人がほとんど間違っている場合が多い・・・・


日本人と比べて、欧米の人は「謝る」という事に非常に慎重である・・・


謝る=自己のプライドを傷つける=自分の価値が下がる


というように感じ、どうしても許せないようだ・・・


絶対に謝るな! 

まるで 小さい時からそう親に教育されているように・・・・・・・・

米国がこれだけの訴訟社会になった、大きな理由がこれにある


と分析する人が多い。

ちょっとした、陳謝、そして反省の言葉は、たとえそれが

どんなミスでも、相手に対しかなりの「癒し」と「許容」の心を

芽生えさせるものだが、


欧米の人は謝らない・・・・・・・


肩がぶつかったりしたら、これはすぐ謝る・・・・・・・


大した事ではないから・・  マナーとして 謝る。


反対に、それが仕事のことになると

これでもか! と 「言い訳」 をしてくる・・・・・・

私も、そういう場面に出くわすととても悲しく思うことが多い・・・・・


その人を見ていると、もう かわいそうでかわいそうで仕方が無い・・・・・・・・・


あわれで 仕方が無い・・・・・・・・・


見ていられないくらい・・・・

あるフランス人のウエイターが、お盆からグラスを落として

割ってしまった・・・・・・


マネージャーに怒られたそのウエイターは

「私の責任ではない!」と・・・・

えっ?

グラスを落としたのは、私ではない!

何?





この 左手だ!  と・・・

これ フランスで実際にあった会話・・・・・・・・

もう、お見事!  

ここまで来ると、マスターを通り越して、博士号クラス・・・・

私は、宗教をどうこう言う気は無いが・・・

イスラム教の人と以前仕事をしていて、その人がルールに反し


盗みを働いた。

皆の見ている前で・・・  


私も彼が自分のポケットにお金を入れたのを見たので、とがめた。

今、自分のポケットに入れたお金を出しなさい! って・・・・

そうしたら、しぶしぶ お金を出して・・・


やったのは自分ではない・・・


えっ ? だって・・





「アラーの神からのお告げだ」って・・・・・・・・

お前 そりゃ、アラーの神様に失礼だろ!って・・・・

いくらなんでも・・・・


事ほど左様に、

欧米で生活するには、この「言い訳文化」に慣れる必要がある・・・


慣れる・・・という意味は、自分も負けないくらい言い訳上手になる

と言う意味では決して無い・・・・・・・・・・・

冷静に受け止める・・・・

なるほど、こういう人が多いのだ・・・と


でも自分は人間として、いかに言い訳をせず、そして「反省」と

「心からのお詫び」を言えるように・・・・

例え、米国に住んでいても、この気持ちだけは絶対に忘れない・・・・

そう ゴルフでも・・・・・・・・ 言い訳はしない・・・・・・・・・

投稿者 : 00:17 | トラックバック

2005年07月19日

宇宙銀行

この話は、もう何人にもしているので聞いた事がある方が多いと思う。 

どうかお許しを。

私は、日本では東京三菱銀行とUFJ銀行、そしてハワイでは

ファーストハワイアンバンクに口座を持っている。

この二つの日本の銀行は、もうじき一つになってしまい口座は結局一つに・・・・

ま、人は普通このように、街にある銀行に口座を持つ。


そう、ほとんどの人は、印鑑とか身分証明書、そして多少の現金を

持参すれば、これらの銀行には口座が開ける・・・


「新規口座開設ありがとうございます」・・とか 言われて


ティッシュなんか くれる。

サービス、金利、支店の数・・・・

色々と銀行ごとにサービスが違い、皆それぞれに比べながら選択する・・・・


実は、この地球上の普通の銀行とは違う、「宇宙銀行」と言うものが


あるのをご存知だろうか?

この銀行は、口座開設時の資格審査が非常に厳しい・・・・・


100万ドル持って口座開設を・・と言っても、ほとんどの人はお払い箱。


頭取なんかのコネも全く効かない・・・・

この銀行のサービスは、物凄い・・・

とにかく利息が良い・・・


年利5000%とか、10000%とか・・・・・

時には、複利でもっと増える・・・・・・・ 

満期になったり、積み立て預金額を増やすと、ご褒美の景品が届く・・・


お金で買えないものが結構多い・・・

この銀行は、他人の為に身銭を切ったり、資産を寄付したり

そして、世の中の為ばかりを考えて生きている人なら、最初に

資金が無くても口座を開設できる・・・・


宇宙銀行に口座を持てる人は、


栄える、  そして (お金だけでなく心が) 豊かになる・・・


そして、いつも莫大な利子と、景品、大切な人との出会いなどが

その口座名義人が必要とする時に 用意され届くから・・・


この宇宙銀行には、プライベートバンキング/上得意部門がある・・・

まー、代表的な顧客には、今は亡き マザーテレサ と言う方がいた・・


マザーテレサは、上得意の筆頭顧客・・・

この方の口座にはあまり「残金」がないのだが・・・


善良な行いの積み立てがすごいので、銀行はいつも

ご希望の景品をマザーテレサに届ける・・・・

病院のベッドだったり、抗生物質だったり・・・・・・・

修道院の雨漏りを 無料で修理してくれる人だったり・・・・


同様に、法人部門もある・・・


企業としてこの銀行に口座を持てる会社とそうでない会社が・・・


私も、この宇宙銀行の顧客になれるよう「積み立て」を

しているが、まだまだのようである・・・・・・・


資格審査待ち・・・と言ったところかな?


アンタは まだ、煩悩が メラメラ しとる!


と言われ、申込書がペンディング状態?

皆さん


こんな おとぎ話の様な世界は、馬鹿げていると思われますか?

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2005年07月18日

批判

人は誰でも、皆周囲の人から 評価されたり、羨望の目で

見られたい・・という意識があるのではないだろうか?

あの人、本当にすごいよねー

あの人、いい人だよねー と。


批判や誹謗中傷などされたい人など誰もいない・・

私だって、大嫌いである・・・

しかし、私は今まで結構色々な人から自分の仕事のやり方

あるいは、言動に対し陰で「誹謗中傷」を受けてきた。


直接面と向かって言われる事はあまりなかったが、聞こえてくる・・・・・


相手の顔や態度を見れば分かる・・・・

本当に、嫌なものだ・・・


何故誹謗中傷されるのか?




私の場合・・・・・・・・  たぶん・・・





自己中心・・・・・・・決めたら諦めない・・

意志が強すぎる・・・・・・・一生懸命過ぎる・・・

「こう すべきだ」・・・英語で言うと「Should」をよく使うような・・・


時々イライラして、眉間にシワを寄せて・・・きっと相手に不快感を


態度が大きい?・・・


そして、本当の「真理」の部分を追究し過ぎてしまう・・・・

そんな「言うだけ」は簡単だよ・・・・などと言われる





たぶん そんな所だと 「推測」 している・・・

皆から批判される・・・・・・・・ こんなイヤなことは無い・・・

でも、結果を出す為には「嫌われる事」をしないと達成できない事が

ものすごく 多い・・・・・・・・・


プロジェクトの建て直し、改革などという場合はほとんどが これ・・・


その時は、分かってもらえない・・・


分かってもらえるどころか、

皆から、何だ内田は自分の評価を高める為に俺たちに

大変な事ばかり要求してくる・・・・・・・・・と。

最低な奴だ・・・と。


辞めてゆく人も増えてゆく・・・・・・

ちょっと淋しい気持ちになることもあるが、

いつか 誰かは分かってくれる・・・

例え分かってもらえなくても、結果を出すのが仕事だから・・・・・と。

その人達自身の雇用と将来の為と思い、懸命に努力したり助言しても、


反対に批判される・・・・・

その当の ご本人達から、嫌がられる・・・・・・・

こんな「割りに合わない」役目は無い・・・・・

最近有る人からこんな事を言われた・・・・・・


「内田さん、自分が成長したければ、どれだけ他人からの

批判、中傷、ゆがんだ妬み、嫉みに耐えるかですよ・・」という事を。

耐える・・・・・


その時、ハッと思った。

相手や周囲の人達の考え方、価値観、そして損得や都合に

一つ一つ 心がフラフラしていた自分がいた・・・と。

自分がこうだと決めたら、進むしかない・・・

しかし、建設的な意見、助言は謙虚に大いに受け入れながら・・・


これだけは、しっかり押さえながら・・・・・


要は、結果を出すだけである・・・・・・・・


心ある人は、最後にきっと皆分かってくれるから・・・・・・・

分かってもらえない場合は・・・・・・・・・・





それで いい

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2005年07月12日

やる気

仕事、プロジェクト、そして色々な人達と接していていつも考える事。


どうしたら人間は 「やる気」 が出るのか?


自分自身も、そしてプロジェクトに参加している人達も・・・


そもそも、人間がやる気になるのはどういう理由か?

収入、インセンティブ・・・・


やりがい・・・・


経験・・・・


良い上司・・・・


褒められる・・・・


出世・・・・

色々とあると思う。





反対に、やる気を失う理由・・・・


仕事が面白くない・・・・


自由がない・・・・


収入が割りに合わない・・・・


自分のやり方、スタイルを否定される・・・・


結果が出ない・・・・


降格人事・・・・


いつもこんなことを考えている・・・


日本では、こういう場合しっかりと討議したり、考えたり

そして明確にする思想が少ない。



とにかく 「 がんばれ!」

我輩は、そんなのはイヤである・・・

(何で、漱石風になるの)





長期的には・・・・・・・・


人間、収入や努力に対する「見返り」がとても必要・・・・・

これがなければ人は動かない・・・


しかし、それ以上に 「本人の将来」 に今の努力が 一つの線で

つながっているかどうか?  


これ 結構重要・・・


短期的には・・・・


これも もちろん収入が大事。

でもやはり、

ちょっとした激励、やりがい、面白さ、ねぎらい、感動などだろう・・・

そして、良い上司とか・・・

良いお客様とか・・・


自分の場合はどうか?


とにもかくにも、人間関係かな?

相手の一生懸命さ、素直さ、感謝の言葉、そして犠牲的精神などを

見せ付けられると、もう メロメロ になってしまう・・・

こちらとしても俄然、やる気が出て、その努力や姿勢に何とか報いなくては・・

と知らないうちにどんどん仕事、応援、サポートしている・・・


自分自身が周囲の人たちにそういう感動や、良い影響を


与える事ができているかどうか?は別として・・・


人間の持つ、真剣さ、誠意、無欲で献身的な働きは、時に


ものすごいエネルギーで周囲の人達にやる気を「伝染」させることがある。


中には、「そんな お前一人で がんばんなよー」といって茶化す


否定的な怠け者もいるが・・・・

やる気を持って仕事をする、仕事をしてもらう


本気で、そして無我夢中で・・・・

あまりにも豊かで、そして凄まじいほどの飽食の時代にあって、

こういうプラスのエネルギーをどんどん多くの人達にもってもらうよう、

自分も良い意味で無欲で 夢中になって「献身」 してみようか・・


中年の身体に、ちょっと鞭打って・・・・・などと、思う

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2005年07月10日

気分転換

ハワイに住んでいると、とかくゆっくりする


自分もアチコチあまり走り回らない・・・・・

もちろん東京やロンドンで働いていた時に比べて・・・・


どうしてか?


まず


街の大きさ、移動にかかる時間かな?  


ホノルルは、自然豊かな小さな都会・・・

どこに行くにも、15分~30分で行ける・・・・・・・・・

それから 周囲の人達のペース・・・・・・・・・

東京やロンドンでは、結構 スーツを着ているビジネスマン、


ハイヒール履いている女性が、街の中を急いで


走って 移動していることが多いけど


ハワイで走っている人は、ジョギングしている人達くらい・・・・

「街の動き」が ゆっくりしてる・・・・・・・・・

ここ2-3日、ホノルルは、少し雨模様・・・・・・・・


ここ最近ずっと雨が降っていなかったから、都合のいい お湿りだ。


低気圧が張り出し、雨が降ったり曇り空だと、ハワイの人はすぐ元気がなくなる。

いつも、高気圧の下で生活してるから・・・・・・・

まー だらしが無いねー !   すいません ・・・・


でもそんな 気分が少し停滞気味の時 が誰にでもあると思う・・・・

気圧配置は変えられないけど、気分は変えられる・・・・・・・・・

自分の場合ジムに行ったり、マッサージに行ったり、そしていつもと違うスタバで


コーヒーを飲んでみたり・・・・・・・・・





気分が 「低気圧 停滞気味」 の時は、こう考えるようにしている

何故、停滞気味なのか?


その理由がわかったら、何故 その理由ですっきりしなかったり


気分がモヤモヤしているのか、を考える・・・・・・・・

そうすると、分かる・・・・・・・・・

これはあくまで 自分の場合・・・・・・・・・ 

結局 「欲」 と 「執着」・・・・・・・・


100%  これ


欲や執着は、捨てられないけど、それに 「気が付くこと」 くらいは、


自分にも出来る・・・・・・・


気が付く と、すーっと気分が落ち着く・・・・・・・・・

はー・・・ やっぱり これか! って。


気が付いてしまうと、すぐ あっさりする。

こうやって気分がすっきりすると、思考に高気圧が張り出してくる・・・・・・

笑顔と、感謝が戻ってくる・・・・・・・

この コツを覚えると、きわめて 自分の気分転換に便利である。


Picture 300.JPG

<ゴルフ場で一緒にラウンドした、ボストンから休暇で来ている ジム>


今日も、朝からいつもよりは雲が多い一日だけど、晴れ間が広がりそうだ。


またいつもの高気圧・・・・・・・・・・・・


日曜日なので とても街も静か

そして 少し涼しい 気持ちの 良い夜明けだ・・・・・・・・・・・・

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2005年07月05日

砂漠

以前、オーストラリアに旅行をした時、シドニー、メルボルン以外に

エアーズロックに2泊したことがある・・・


そう、砂漠、地球のおへそ と言われる、エアーズロック・・・


訪問した時期は、10月だったが南半球は

ちょうど春から初夏にかけての

日々暑くなる時期・・・・・・・


午前中の気温で、軽く40℃を越える・・・・・・


でも、湿度は10-20%くらい・・・・

同じ暑くても、ハワイとは 全く異質・・・・  熱い!


エアーズロックをベッドルームから眺められる、


テント式のホテルで

「 Longitude 131°」という所に宿泊した・・・


名前の通り、ここはイギリスのグリニッジ天文台から、


東経131度の地点にある。


コテージは全部で15棟しかなく、


それぞれがスイスから取り寄せたテントで出来ている・・・

この白いテントは、何年かすると


赤茶の土と同じ色となり、上空から見ると

周囲の土地と同じ色に 同化するそうだ・・・・


18歳以下の子供は泊まれない・・・・・・・・ 大人の世界 !


一人でプールに入る・・・・・・・・


皆から、奇異な目で見られた・・・・


なんで、こんな暑い時にプールなんか 入るのって・・・


いいじゃないの !  



ホテルの各所、車の中に


大量のボトルドウォーターが置かれていて


常に水を飲むよう、アドバイスされる・・・・・・・・・・

エアーズロック周辺自体が、「ウルル 中央国立公園」 


に指定されている為、

色々とリゾート施設、観光客への規制が多い・・・


アボロジニが神聖な場所として指定しているところでは、写真はご法度!


ホテルでは、食事と飲み物は全て込み、


部屋にも何でもドリンクが

用意されており、そしてエアコン付き・・・・・ 

これ 当然!

部屋にあるCDプレーヤーで、

この地に昔 住んでいた先住民族の

アボリジニの奏でる音楽を聴きながら、

この砂漠の真ん中の赤い一枚岩を

一日中 ボーっと 眺めていた・・・・・・・・・・


時間ごとに、色が変わる・・・・・・・・

へー



ま、 特に 何てことは、無い・・・・・・・・



でも、日頃ハワイの「水平線」を見慣れた自分には、


オーストラリアの大陸で、そして砂漠で初めて

「地平線」を見た・・

あらためて自分の小ささを、実感・・・


ホテルでは、当日の宿泊客20人ほど皆で夕食を取る・・・

英国から来ている老夫婦、ポルトガルから来た若夫婦・・・

日本からは、中年の姉妹、

それにサービスしてくれる子達は

全員オージーボーイと、オージーガール・・・

皆 デカイ !


そしてシェフは、タイ人であった・・・

砂漠の真ん中で、こんな繊細で美味しい

フルコースが食べれるとは


想像もしなかった・・・・・・・・・・ 


うれしい誤算・・・・




英国の老夫婦とは、昔自分が住んでいたロンドンのエリアや、


ロンドンレストランサントリーの話などで盛り上がった・・・


日本にも何度か来た事があるそうだ・・・



ポルトガルの夫婦とは、ポルトガルのワイン、


日本とポルトガルの古くからの貿易交流等の話で、


これも大いに盛り上がった・・・・


我々が「ハワイから来た」と言うと、

皆 一様に驚く・・・

おー  ハワイ か!  と。




でも、話題はやっぱり 日本のこと・・・・・・・

日本のことを話すと、


皆 食事のナイフとフォークを持ったまま


耳を傾けている・・・・・・



コーヒー 1杯 いくらでー・・・  なんて


毎日通勤電車で・・・

夜12時ごろまで事務所で仕事して・・・

オー マイ ゴッド  !



話題を ハワイに変えようとすると、

「京都」が いい所だと聞いたが・・・


なんて、すぐ日本の話題になってしまう・・・・


彼らの日本に対する興味の深さを痛感した・・・・



夕方から エアーズロックへの散歩にも出かけた・・・

地球の中央にある 赤い 一枚岩・・・

Dead Center をもじって、  Red Centerとも言う・・・・・ 

ハハ! うまいこと言うじゃない 


砂漠 特有の花が咲いている・・・・・・・・・・

サンセットに合わせて、

テーブルクロスをかけた簡易テーブルの上に


用意された シャンペンとフルーツを・・・・・

とても、 エキゾティックで 面白い体験・・・・・

何だか、 クロコダイル ダンディーの映画そのもの・・・・



ここに、あのアボリジニが住んでいたんだ・・と。


アボリジニは、農耕をしない・・


 
食料は、自然に生息し、生っているものだけを

取って食べるそうだ・・

祈りをとても重視する民族・・・

食料にする 鳥 も、この祈りで呼び寄せるとか・・・


そして、鳥を捕獲するのは あの 「ブーメラン」 ・・・・・・

ブーメランが、アボリジニの発明したものとは知らなかった。



砂漠には、普段お目にかからない昆虫や、生き物がいる・・・


見たことの無い 小さなてんとう虫、クモ、トカゲのようなものから、


そう ラクダ とか、カンガルー ・・・



どれも、よくこんな場所で 生きているねー などと

平均的文明社会に住む人間として・・・・・ 

ごく普通に  そして平凡に驚く・・・・・・・・・



チェックアウトする日の朝、早起きをして


少し高台になっているところまで


日の出を 見に行った・・・・・・


赤い、大きな太陽が、地平線上から ジリジリと出てくる・・・ 

ウオー  すごい! ・・・・・・

サングラスをかけていないと、

目がつぶれそうだ。


オー !  

「どうか残された人生に多くの出会いや発見がありますように」 


と祈る・・・・・




砂漠に行こう と思ったのは、ある本を読んだから・・・・・


砂漠に行くと、自分の人間としての弱さ、小ささ、

そして現代文明の異常さがよくわかる・・



本当に、現代の文明社会で

毎日 「あーじゃない こーじゃない」 と言いながら、


さも大変そうに 生かせていただいている私にとっては、

砂漠にいるだけで、何か普段とは違う


ショックを受けることが出来た

うまく説明できないけど、これまで味わった事のない


「心地よい謙虚な気分」・・・



自分の貸借対照表 「資産の部」 に


生涯入れられる貴重な体験だった・・・

投稿者 : 07:05 | トラックバック

2005年07月04日

ドアマン

ハワイのある高級ホテルに、白髪のドアマンがいた。

彼は、とても物腰柔らかく、そして品が良く、毎日そのホテルに

出入りする人たちの為にドアを開けていた。


その風格と笑顔の素晴らしさに、お客さんも何故か、普通のドアマンとは

何か違うものを感じて つい サンキューと言うのだそうだ。

その白髪のドアマン、笑顔で You are very welcome !


この男性は、昔ニューヨークにある、大きな上場企業のCEOを経験し

リアタイヤーして、ハワイに来た。


毎日暇で、読書も飽きたので、健康の為に職探しをしたところ、

このホテルのドアマンの募集を見つけ、応募し、採用されたのだそうだ。


このドアマンは、今まで自分がドアを開けてもらう立場にいながら、

今度は、他人の為にドアを開けてあげる仕事に就いて、とても

楽しい日々を送った・・・

色々なお客がいるもんだ・・・・


威張る客、品の良い客、悪い客・・・


そしてありがとうと言って TIP をくれる客と、くれない客・・・

そのドアマンは、その仕事にハマッた。


毎日がとても楽しく充実した日々・・・


遅れずに、欠勤も無しに一生懸命働いたそうだ・・・


きっと人間ウオッチングでもするような楽しさで働いていたのだろう・・・


誰も、そのドアマンが、昔 大企業の社長とは知らない・・・


これ、ハワイであった 本当の話である。

職業に貴賎は無い・・・・・・・・・・


そうは昔から言うが、普通 「世間体」、 「プライド」というものがあるだろう・・・

いくらなんでも、大企業の社長からホテルのドアマンに・・・なんて

でも、アメリカでは、こんな話しがとても 「洒落た話題」 として皆に伝わる・・・・


私もこの話を聞いて、とても嬉しく、うらやましく、そして「職業」についての


考え方に、ちょっと新しい価値観が加わった・・・・

昔、ロンドンに住んでいた時、どこの 5ツ星のホテルにも

素敵な制服を着た立派な体躯をした、ドアマンが立っていた・・・・

昔、ロンドンの一流ホテルのドアマンは、TIPで家を建てられたそうだ・・・


最古参のドアマンともなると、お客の名前どころか、その人の

出身地、食事の好み、運転手の顔、名前・・・


色々と頭の中に入っていて、お客ごとに気の利いたサービスを提供する・・・


一流のお客は、一流のサービスにすぐ反応する・・・・

一流のサービスには、惜しみなくお金を払う・・・・・・・・


ただドアを開けているのか、どうか そんな気遣いの違いにすぐ気がつく

サービス業の代表格のホテルビジネスにとって、その基本がこの


ドアマンではないだろうか?


それにしても、CEOを引退して、ハワイでホテルのドアマン・・・


なんて素敵な第二の人生だろうか、と思った・・・・

投稿者 : 11:55 | トラックバック

独立記念日

今日は、7月4日・・・・・・・・・


米国の独立記念日・・・・

全米で、花火や記念式典、パレードが行われる・・・

Picture 282.JPG

米国は、1776年に独立したまだ若い国・・・・


たったの 229歳・・・・・・・・


そう、日本とか中国、そして英国、インド、中近東の国々からしてみれば


ホント  まだ 若造・・・・


それなのに なんで、こんな巨大な覇権国家になったのだろう?


移民の国で、大した文化も ないのに・・・

良かれ悪かれ 世界をリードする国になっている・・・


他国に 好かれているかどうかは別にして・・・・

でも、米国人は 自分が米国人であることを本当に誇りに思っている・・・

誰が、どう思おうと関係ない・・・・・・・・

かなり、自己陶酔型 ・・・・・・・・・・

私が独立して 自分の会社を登記設立したのが、3年前の7月5日・・・

米国の独立記念日の翌日という日を選んだ・・・

特に、根拠はないけど・・・

たまたま 同じ独立・・・だから

独立すると、本当に色々と変わる・・・


全部 自己責任・・・・・・・

全部 自分の会社(自分自身)の信用、評価、そして経費・・・・


今までと違い、戸惑いもあるが、これ慣れるとたまらなく快適・・・

何でも 自分で決められる・・・・・・・

稟議書がいらない・・・・


経費処理も、上司のハンコが要らない・・・・

とても 楽・・・・・・

でも、全て何かあれば自分の責任だから、結構メチャクチャはできない・・

やっと、一人前の いや半人前の大人になった気分・・・・・

独立して、一番気をつけていること・・・・


もう、この歳になって、まして自分で独立していると


誰からも、あまり注意されたり、意見してもらえない・・・


「説教してもらえない」 


そういう年代、立場になった・・・・

他人からの説教を聞かないで すむのは快適ではあるが


実はこれが一番 「怖い事」 と自戒している・・・・


だから 出来るだけ、本を読むようにしている・・・・・・・・

心に留まった、格言、反省、気づき、そして自分に必要な矯正事項は

全てノートに書くようにしている・・・・

独立記念・・・・

アメリカ合衆国も、もう少し他国の意見や文化、価値観を理解する努力をして欲しい・・


私なんかは、比較するものでもないが・・・

できるだけ、ありとあらゆる文献や、昔からの言い伝えの中から


今の自分に必要な忠告、メッセージを拾い取り、受け入れるよう、


常に自分に言い聞かせている・・・



今夜は花火が綺麗だろう・・・・


明日は、自分の独立記念日でもあるし・・・・

夜空に舞う花火を観ながら、自分の残された人生に

「役割 発見」や「貴重な 出会い」 を祈ることとしよう・・・

ラナイ で ワインでも飲みながら・・・・


 

投稿者 : 09:05 | トラックバック

2005年06月30日

良いとこ取り

ハワイには たくさんの日本人が住んでいる・・・・


私もその一人・・・・・・

企業などの駐在勤務している人も含め、ハワイに住んでいる


日本人が約1万人ほどいるそうだ・・・・・・・


ホノルル領事館に、在留届けを出していない人を加えると


もっと多くなる・・・・・・・・・

米国に住んでいると、時々 古き良きアメリカに出会う・・・


Picture 263.JPG

<おー このキャデラック 60年代か、70年代物?>

この頃のアメリカは、第二次大戦の勝利以降


経済も絶好調、自信に溢れていた時代だったろう。

ベトナム戦争しながら、アポロを月面まで飛ばしている国だった・・・


米国のすごいところは、夢、物量の豊かさ、大きさ、そして 自由と平等・・・・


ハワイに住んでいて、こういう豊かさを、日々色々なところで享受している・・

日本の良い所・・・・・・

「もったいない」・・・・・・  物や食べ物を大切に・・・・・最近ちょっと?・・・

車も、世界に先駆けハイブリッド車・・・・・・・・

資源の無い国だけど、経済援助額は世界トップクラス・・・


そして 世界で最高水準の技術、四季の豊かさを感じる国・・・・・・・・

勤勉、時間に正確、そして何よりも日本人は基本的に仕事の良く出来る

「優秀な」民族だと思う・・・

東京都内で電話番号の局番の頭に 何月何日から「 3 」が付いて4桁になります。

NTTが何ヶ月もかけてPRし、その施行日から実際に間違えたのはごく少数の

うっかり組だったとか・・・


これ、アメリカの人が聞いて驚いていた・・・・・・

1億を超える人口のある国で、こういう日常生活面の変更、徹底が


短い期間で、ほぼ国民全体に行き渡る国は、世界に少ないって・・・・

国民のほとんどが、字を読めることも すごい優秀な民族だって・・・・

それも漢字、ひらがな、カタカナ・・・・・・・・・


克己心・・・  協調性・・・・  


「お疲れ様でした」・・・・・・・・・ ねぎらい、思いやり・・・


でも

米国に住んでいる日本人を沢山見ていて、


両国の自分に都合の良いところだけ  「いいとこ取り」 をしている人が多い・・・・


つまり、都合の良い時だけ日本人、都合の良い時はアメリカ人・・・


日本資本の企業に勤めている、日本人秘書の女性・・・・・・

いい時は、私 「日本生まれの日本女性」 です・・・・・


私 「バイリンガル」 です・・・

でも、ドアを開けるのは米国式で

ボスやお客さんが男性であれば それは男の人の役割・・・・・・・

アメリカは、「レディーファースト」ですから・・・・


お茶くみ?    No way !  冗談じゃない!  


アメリカでは男女同権ですから・・・・って


それは、私の仕事ではありません!  That's NOT my job !


出たー ! 


私 バイリンガルの日本人で、時間に遅れず一生懸命働きます・・・  

そうやって面接を受け、ハワイでは比較的好条件で採用される・・・


でも 働くうちに・・・・・・


でも、これ労働法違反じゃないですか?


お客だって言ったって対等なんだから、ぺこぺこ謝らないで・・・・・・・とか


それに、これも あれも どんどん言うべきところは はっきり発言しなくては・・

ここはアメリカなんだから、あんな人 訴えたらいいんじゃない?・・・・・・・


5時ですから 帰ります・・・・・・・・・・




米国に住む、日本人として


両国の、いわゆる優れている部分、良い所は学んで、


それらを取り入れて、仕事をしてゆきたい・・・


米国に住んでいて、都合の良い時だけは 日本人として・・・・


そして、得する部分だけは


アメリカ人社会の感心しない悪い習慣を真似るような生き方はすまい・・


そんな風に、自分に言い聞かせている・・・

日本人は、「目標さえ間違わなければ」 本当に努力家で勤勉な民族・・・・・


アメリカ人も良く働く人は、日本人顔負けにバリバリ働く・・・・・・・・・

もともと、体力のある民族だから・・・・・・・・・


本気になると日本人なんか かなわないくらい・・・

要は、アメリカ人のように、笑顔で合理的に、そして日本人のように

思いやりとか良い意味での自己犠牲的精神とかお互い様と言う

謙譲の美徳の精神を持って、


そしてしっかり

目標持って・・・・・・・・・単なる作業でなく、仕事をしたい・・・

両方の国の 自分に都合の良い 部分だけの 「良いとこ取り」 


は出来るだけしないように、と心がけている・・・・

投稿者 : 08:03 | トラックバック

2005年06月26日

時計

独立してから、最近心がけている事の一つ・・・


時間をあまり気にしない・・・


出かける時に、時計をしないようにする事が多くなった・・・



へー ・・・・

毎日ではないが、時間を「気にする時間」を

減らすようにしている。



はー 内田はん えらい 余裕でんなー !




学生、サラリーマン時代、時計は絶対必需品だった・・


と言うか、絶対に 出かける時は 「腕にする物」 。


時計を忘れて家を出るなんてことは、まず皆無だった。




最近は、アポイントの時間はしっかり厳守するけど

後は、出来るだけ時計の時間を

気にしないように心がけている・・・



いい加減に生きる・・・という意味ではない。

ハワイ タイム・・・では決して無い。


時間を気にしすぎると、時間を守る事が

第一優先順位になってしまう。




そう、JRの事故原因もそうかもしれない・・・

時間に遅れない事は重要ではあるが、

それが全てではない。

優秀で、よく働く人は、ほとんど時間に遅れない・・・


でも時間に遅れないから、皆よく働き、仕事が出来るか? 

というとこれは違う・・・

遅刻さえしなければ、あとは・・・・  という人が結構いる。


「遅れず、休まず、働かず・・・」   そう あれと一緒・・・



時間は人生の中でとても重要で、根本にあるもの・・・

だらしがない、ルーズな 時間に対する観念 は大嫌い・・・


でも、時間に人生を左右されたり、

時計に生活を振り回されないようにしたい・・・



時間厳守、タイムスケジュールだけで、

生活することだけに執着しない・・・・・



NHK、7時のTVニュースの前に画面に映る、

5、4、3、2、1、  ピーン!

と動く あの時計の秒針を見て 

ハラハラ ドキドキ しないように・・・・・・




最初は、時計をしないで外出するととても不安だった・・・


何か、忘れ物をしているような・・・

左の手首が、風邪を引きそうな・・・・


世間の動きから外れてしまったような・・・



でも、

携帯電話にも、車にも時計が付いている・・・・

結局  大丈夫・・・   


そんなに 心配する事も、困る事もない・・・




でも、これやってみると 左手首からとても解放感を味わえる・・

他人に迷惑をかけない という基本さえ はずさなければ、

時間はあまり気にしないほうが、人生は快適である。


よく 時間が経つのを忘れるほど熱中して・・・・  そう、 それそれ・・・



あれっ  もう 2:30だ・・・   


いけない! 出かける支度をしなくては !

投稿者 : 15:09 | トラックバック

2005年06月25日

趣味

独立してから、3年・・・・・・・


趣味が増えた。


それまで好きだけど、「仕事で忙しい振り」 をしていなくてはならなくて、

どれもゆっくり楽しむ事が出来ず、趣味と言ってもほんの形だけ・・・・・

最近は、色々とマジに 楽しんでいる。


私の趣味は・・・・


そう、前回のコラムに書いた ワイン


ワインは本当に奥が深い・・・・


よく、ワインを勉強したいんだけどどうしたらいいですかね?

という人がいる・・・

手っ取り早く、ワインについて詳しくなりたい・・・ そんな感じで


そういう時は、フランスのボルドーのワインだけで一生終わる人がいるんですよ


なんて言うようにしている・・・

とても全ての国のワインなど、余程の業界人、ワインの流通関係に何十年も所属

して仕事をしていないと無理・・・・


ワインを美味しく飲める為にも、健康を維持したい・・・・・・・

それから


読書・・・・・・・・・

Picture 279.JPG


旅行・・・・・・・・    身体が元気な今のうちに色々なところへ行って見たい

ゴルフ・・・・・・・   毎日はしないけど・・・・

瞑想・・・・・・・・  欠かせない 生活の一部・・・ 時々そのまま寝てしまう事があるが・・

映画・・・・・・・・    好きな映画は、何度も何度も繰り返し観る。 最近そういう映画が少ないけど・・

食べ歩き・・・・    だから デブ!

散歩、サウナ、ジム・・・・・・・   健康オタク! しっかりオッサン風・・・

最近は、このブログ・・・・・・・   質(内容)より量(本数) という感じだが !?

利他・・・・・・・・・  これ修行中 

家事・・・・・・・・・  これは、全くの 初級見習い中 
これを書くとヨメさんから、ブーイングを受ける・・・・・・ そんなレベルでは ダメよ と!

そして、感謝業・・・・・・・・・

最近は何にでも 「感謝する癖」 を身につけるのを 趣味 にしている・・・・・・



最後に ・・・・・・・


人づくり・・・・・・・・・・・   ほら 出た !!   偉そう!

自分の仕事や、生き方に 後輩や 若い人達の人間的成長を

応援できる要素、アドバイスを入れるようにしながら・・・

 

私みたいに、若い時にただ、時間やエネルギーを無駄にして仕事して欲しくないから・・・

自分のことを反省しながら 他人に道徳や、そのノウハウを説く・・・・・ 

そう、少年野球の監督のように・・・・・!  最近ちょっと熱心・・



どれも、気持ちの余裕が無いと、中々楽しめない・・・・・・・


昔は 本当に無趣味だった。

勉強も、運動も 仕事も 「しなくてはいけない・・」 という義務感だけでしていた

苦あれば、楽あり・・・・・  そんな風に自分に言い聞かせて


だから何をやっても、「心から熱中し、楽しんだ」 などという記憶があまりない・・・



ただ、がんばって生きていた・・・・・・・・・  今 振り返るとそんな気がする

若い人に最近よくアドバイスする・・・・・・


ただ がんばってもダメだよ。

目標決めて、賢く努力して、経験を増やしたり、結果を出す・・・・・・・・・

がむしゃらに、とか 根性論、精神論だけではダメだよって。

そう、大日本帝国陸軍的 発想は 無駄死に を招くから ・・・・・・

自らの 体験を通じて・・・・・・・・


趣味が増えると、一日がとても楽しい・・・・・・・・

そして 結構 忙しい・・・・・・・

投稿者 : 02:13 | トラックバック

2005年06月22日

心の井戸水

人間は、皆 自分の井戸を持っていると思う。


タイトルが飛ぶ・・  いつもながら


東京で色々な人と会い、マスコミ報道を見聞きし、


そして電車の中の居眠りしている人たちを見ると


人はそれぞれに、地下水をくみ出す心の井戸があると思った・・・

この井戸の水が枯れている人が結構多い・・・・


そう、昔は満々とあった井戸水・・・


かなりの水位まであった水が、すっかり減っているような


そんな疲れた人が多いように感じる・・・・


そんな人には、

「少し休んだら?」  なんて偉そうに言いたくなる。

あまり勢いよく、地下水を汲み上げると 水位が下がるから・・

最後は井戸が枯れてしまうから・・・・・・・


井戸水は、自然にまかせ、ゆっくり待つと また溜まってくると思う・・・

人間の一生の中で、少し そんな 「待つ」 時間があってもいいのでは?

そう、ダムだって 水不足になれば給水制限するように

人間の、エネルギーも一緒。


米国の一流のプロスポーツ選手なんか、この給水制限が

ものすごく上手・・・・・


ちゃんとオフシーズンの時に、地下水の湧き出る、ダムに

水を溜める工夫をしている・・・

ハワイに住んでいて、たまに東京に行くとそんな光景に気づく


やっぱり 井戸 は、枯らさないほうが良いと思う。

投稿者 : 04:09 | トラックバック

2005年06月09日

ブリリアン カット

私は別にダイヤモンドが趣味ではない。


でも、ダイヤモンドの最も輝きが素晴らしいのが

このブリリアンカット、と言うのだそうだ。


58面体の全てが綺麗にカットされ、そして研磨されて はじめて

ダイヤモンドが あの多くの人を魅了する光の屈折、輝きを放つ・・・・

ある人が、この言葉を使い、人間をダイヤモンドに例え、

こんな話をしてくださった。


人間も、このダイヤモンドと同じで、ある面だけが磨かれていても

綺麗な光は出ない・・・


58面全てが綺麗に、時間をかけ、丁寧に研磨されて

初めて美しくなる・・・  光を放つ・・・ と

なるほど・・・  


とても、分かりやすい・・・・

合わせて 最近、よく言われること・・・


人間は生きているうちに、自分の脳の10分の1しか使わない・・・とか

つまり、いかに自分の潜在能力や可能性を自らが抑え込み、そして

自ら発見すらしないで一生を終わるか・・・・


人間は、とかく得意な分野にばかり時間を費やそうとする・・・


自分も苦手な科目は、勉強しなかった  そう言えば・・・


日本でも、米国でも、どんどん人のキャリアが専門化している。

それだけ、どの分野も奥深く、複雑になっているからではあるが・・・・・


得意分野、専門性、プロとして 自己のキャリアを確立する・・・  


そういう時代の流れも大いにある。


米国はもともと、専門性、キャリア、そして資格や実績が、


その人の収入や地位あるいは、職を得る上で最も重視される社会・・・

日本も最近、同じ会社員でもどんどんキャリアの専門性が問われ、

そして転職が普通になってきている時代で、どんどんその専門性を

転職を通じて 磨く考え方が増えている・・・・・

だから なおさら

同じ価値観・・・

同じ業務・・・

同じ人脈・・・

同じ世界・・・

同じ業界・・・・・


やはり人をダイヤモンドに例えると、一生かかって ほんの2-3面くらいしか

磨けなくて終わってしまう人が 多いのだろう・・・


その2-3面だけは ピカピカ・・・




まさか・・・

自分のこれまでの人生を、5年刻みで振り返ってみると

「まさか」 の連続だった・・・・


まさか サントリーに入社するなんて・・・

まさか ロンドン勤務になるなんて・・・

まさか、あのハワイに勤務するなんて・・・・・・


まさか、会社を辞めるなんて・・・


そしてまさか、

ハワイに本当に永住するなんて


まさか、まさか、 まさか・・・・・・・・・

その度に、戸惑い、恥をかき、自信を失い、驚き、懸命になり

そして ヨイショと乗り越えた・・

どれも大して立派には乗り越えられなかったが、何とか這いつくばって


よじ登って、乗り越えてきた・・・

周囲の人に迷惑をかけ、そして助けてもらいながら・・・

しかし今になって思うと、その「這いつくばった時」の経験が

一番 自分の財産になっている。

ブリリアン カット・・・・・・・

人間として輝く為には、

好きなこと、専門性、そして その道のプロ・・・・・


とばかり偏らず、 自分を枠にはめ込まず


これからも、また新しい 「まさか」 を期待して、どんどん色々な

経験を通じ、自分を一面でも多く磨いて行こうと思う・・・

まだまだ自分の脳の10分の1しか、使っていない・・・・

自分の場合 どうせ大した脳ミソの量ではないだろうし・・


このまま終わったんじゃ、もったいない・・・・   


そう 思うから。

投稿者 : 08:05 | トラックバック

2005年06月07日

毎日 ゴルフ

5月末で、会社を辞めてちょうど 3年 が過ぎた。

時が過ぎるのは早い と言うか、この3年間は自分の人生の中で一番

迷い、考え、喜び、とまどい、味わい、そして 自分が変わった・・・・・


有意義な  1,100日間  だったと思う。


石の上にも 3年・・・  本当に昔の人は いい事を言う!


3年過ぎて、ようやく 色々な事が見えるようになってきた・・

ほんのちょっと、自分の事が理解できるようになってきた・・・ 


そう ほんの ちょっと。


そして私の 得意なフレーズ  「やっと」・・・ 


遅咲きの 気づき・・

退職の日が 5月31日に決まり、その前に永年取得できなかった

有給休暇を取り、五月の連休を合わせ、会社から1ケ月くらい猶予を

貰い ゆっくりした。

実は  その時、内緒でやってみた・・・・・


そう、「毎日 ゴルフ」・・・・・・・

たくさんの人が、引退したら「毎日ゴルフして・・・・・・・」と言ってあこがれる あれ。

ほぼ毎日ゴルフ場へ行き、ラウンドし


そして、おにぎりと ボトルドウォーターを持って

練習場へ行き、毎日ボールを打って、チッピングの練習・・・

毎日 毎日・・・・・・・・  ゴルフ・・・・・・


いいなー !  と思われる方へ ご報告・・・



こんな つまらない事は無い・・・・


1週間過ぎたら、飽きた・・・・・・・・

もともと ゴルフが上手でないからという事もあるが、


本当に ! 面白くない。

最初のワクワクは すぐイライラ、 何でこんなことしてんの!


に、変わった・・・・・・


それを  贅沢って言うんですよ 内田さん・・・

はい。

でも、これホント・・・・

そう、ケーキ屋の人がいつでもケーキ食べれるのと同じ。


ラーメン屋の人が、毎日ラーメン食べないのと同じ。

試してみたが、こんな面白くない・・ イヤ、むしろ苦痛はない。


毎日 会社に出勤するのと 同じくらい  つまらない。

スコアーは良い時は 81~2で上がる事もあるが、

すぐ90以上をたたく・・・

基本が出来ていないからだろう・・・ すぐ あれよ あれよ と崩れる・・・

だから面白くなかった・・・ それも 大いにある。

でも、 その理由は  たぶん・・・


「目標 が無かった」 からだと思う・・・

毎日ゴルフをする為の、「目標」 が無かった・・・


ただ、ゴルフをしていた と思う。

そう、何事も 「目標」 を持ってやれば面白い・・・

これがないと、それは、単なる 「時間の浪費」

プロ野球のリーグ優勝、順位が決まった後の、

「日程消化ゲーム」・・・・・・ あれと 似ている。

エキサイティングでない。    熱い 感動が無い・・・

ただ 暑い だけ・・・・

「毎日ゴルフ」 の生活を 試してみて、 学んだ。


これ 結構 自分にとっては 発見であった。

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2005年06月02日

褒める  <上級 編>

今日のハワイは、曇り空・・・


いつもと違って、少し暗い・・・・・

Picture 160.JPG


こういう時もある。  曇り空もまた良し・・・・


おじいちゃん みたいな事を思う・・・ 最近は


さて

今日は、褒める・・・ その上級編。

相手を褒めると、その人と自分との人間関係はフツー良くなる。


そりゃ、フツー 悪くなる 訳はない・・・

しかし、ここで終わってしまうと、黒帯 は取れない。


他人を褒める時、もっと効果がある方法がある・・・

それは、


その人のいないところで、第三者にその人のことを褒める・・・


そう、田中さんに 対して その場にいない 鈴木さんを褒める・・・・

要するに、「褒める 陰 口・・・・」

これ、強大なパワー。

初級編と比較にならないほど、プラスのエネルギー・・・

これも、ホント のことを褒める・・・


事実を 捏造 してはいけない・・・

あの時、鈴木さんは、こんな事をしてくれていた・・・


本当に 彼はエライ!  という具合に・・・

田中さん に言う・・・・   そう 鈴木さんが 帰った後に・・


相手が田中さんだけでなく高橋さん渡辺さん、と増えるとそのプラスのエネルギーは


2乗、3乗で 広がる・・・・・・

特に、同じ、組織、会社、家族でそのプラスの効果は計り知れないほど、


連鎖する・・

やってみると 分かる・・・

そうか・・ 田中さん、 鈴木さん、高橋さん、 渡辺さん 皆に良い波動がね・・・

そう、実は 「効果」 はそれだけでない。

褒めてる 自分が、そのプラスのパワーを浴びる・・・

皆から、信頼を得て そしてリーダーとしての裁量を認められる・・

しかし、残念ながらここまででは、黒帯 の免許は出せない。


その事に、田中さんが


「そうですよね、鈴木さんって こんなこともしてくれたんですよ。

ホント あの人 内田さんの言う通り 偉いですよ・・・」

出たー !  出た 出た。


ここからが 勝負・・・・


自分のコメントに賛同して出た、この田中さんからのお褒めのコメントを


翌日   鈴木さんに伝える・・・・

そう、今度は 田中さんがいないときに・・・・・

「鈴木さん! あのね、きのう 田中さんが あんたのこと こう言ってたよ」って・・・


サラっと・・・・・


そう、褒め言葉の 「告げ口」 ・・・・

これも、捏造 はダメ・・・ コメントを正確にそのままを伝える・・・

NHKの 「プロジェクト X 」 みたいに 粉飾 しては ダメ・・・・・・・・


当然 田中さんは、この会話知らない・・・・・


田中さんは、今日 非番 だから・・・


それを聞いた 鈴木さんの気持ち・・・  

もうあとは 解説の必要なし・・・

ここまで、来ないと 師範の免許 は 取れない・・・

褒める・・・  こんな簡単そうで、難しいことは無い・・・


でも、習慣にしていると  だんだんできるようになる。

褒めることを習慣にしていると、


自分が つい他人の悪口を言ってしまった時・・・


自分の体内に、ちょっと やばい 「毒素」 が回るのがわかる・・


なんか、 良いものが 酸化して、腐っていくような・・・


だから、いつも自分の 「精神衛生上」 の為に、他人を褒めるようにしている。


あー 雨だ・・・・・・・

雨も また 良い・・・・・・・・

投稿者 : 13:49 | トラックバック

2005年06月01日

褒める  <初級 編>

100回目の次は、当然 101回目。

また振り出しに戻ったつもりで・・・・・

さて、私のこれまで守ってきたモットー。




「褒める」  


そう 相手を ほめる・・・

私は昔は 「ヨイショ のウッチャン」と呼ばれていた。


相手の良いところを、徹底的に ほめる。

そうですね、人は褒めて使えって言いますからね・・・・・・・

人を褒めて使う・・・  これ かなり 作為的・・・・・  


あまり好きでない。


もちろんそれもあるけど 私の場合、そういうのと ちょっと違う。


相手の優れているところ、すごいなーと思うところ、魅力・・


「本当に」自分が感じた、そういう点をあえて当人に言葉で伝える。

お世辞ではなく・・・  ホントに ・・(これが 大事)・・ 思ったこと。


これは、ものすごい 施し・・・  ものすごい パワー・・・


もう、調子の良い時は、褒めて 褒めて 褒めまくる・・


相手は、「またー 何言ってんのー 内田さんはー」 なんて言うけど


今まで、その人から 怒られたり、殴られた事は 一度も無い。


褒める時のコツ・・・  心から 褒める・・・・・


恥ずかしがらずに、照れずに 心を込めて 褒める。

惜しみなく、褒める。

最初は、どうせお世辞と思っていた相手の顔が、


徐々に、ほんのり 悦楽 の世界に 入ってゆくのが分かる。


何か 「自信」 を取り戻しているような・・・

何か 渇いていた砂に、水がしみ込むような・・・ そんな潤いの ある表情に変わる。


その人のちょっと 疲れていた心 に栄養が吸い込まれて行くような・・・ 


そんな変化。

人間 誰でも、人から 褒められたい・・

でも、中々これが 褒めてもらえない・・・ 


文句を言われる事はあっても、中々 褒めていただけない。

だから、代わりに 私が褒めてあげる・・・

自分もこのくらい、褒めて欲しいよなー と思うくらい気合を入れて褒める。


相手の自信と感謝、そして何か希望に満ちたような笑顔を見るのが好き。


反対に、納得が行かないとき。

相手と二人きりで話す。  

あそこで あれは ないんじゃない?・・・と。

あんた それ 絶対に間違ってるよって・・・


でも、結局 最後は褒める・・・・・・・・
  


そう、 エラそうなこと言った お詫びも兼ねて。


人間が 一番得意で 好きなのは、他人の陰口、悪口・・・


反対に 苦手なのは、褒める事・・・・・・ 


相手を褒めるなんて、もったいないとばかり・・・


相手のことなんか褒めたら 何か損するような・・・・


褒めるのは 心にも無い 「お世辞」 とは、全然違う。

そんなの


昔の営業時代に、とっくのとうに 卒業している。


相手の魅力を、その人に 直接言葉にして伝えてあげる・・・・・


このパワーは、信じられないほど プラス の効果がある。

次回は、褒める <上級編> ・・・・ 乞うご期待。
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2005年05月28日

親として

今日は土曜日だけど、また「道徳」の時間。


おはようございます!


まず

子を持つ親として、心がけなくてはいけないこと・・


子供への愛、支援、投資は見返りを期待しない


「一方的なもの」でなければならない。


子供をプロのゴルファーや、野球選手にして稼ごうなんていう

根性はもってのほか・・・

プロ野球選手の子供が稼いだ金を、脱税したりする親は

だいたい晩年は淋しく終わる・・・・・

子供には子供の人生があり、親はそれを支援することは

あっても、邪魔したり、ちょっかい出してはいけない。

親は時に子を厳しく諭し、そして勇気付けなければならない・・・・

でも、出来るだけ早く 「子離れ」 する・・・・


そう、少し早すぎるかなー なんていう位がちょうどいい。

子供から相談されたり、困った事が起きたら、緊急出動すればよい。

あとは、出来るだけ ほったらかしておく・・・・

将来、子供の役に立つことはあっても、決して邪魔とならぬよう心がけ

そして、静かに子供の幸福と成功を祈る・・・・

しみじみと、祈る・・・・


間違っても、子供に


「ちょっと金が足りないんだけどさー。 お小遣いくれない?」  


なんてことは絶対に言ってはならない・・・・

老人になったら、子に従い、若い人から勇気をもらい

そして、時々、乞われれば、ちょっとだけ昔の話をしてあげる。

でも、あくまで控えめに、まー、昔はそんな時代もあったんだよ と。


また是非お話聞かせてください・・なんて若者に言われても、


「イヤー そうかい」

なんて 調子に乗ってしゃべりすぎてはいけない・・・・


若い人が、幸せになれるよう・・・


子供が、成功してくれるよう・・・


孫が、元気に育ってくれるよう・・・


出来る範囲の、協力、援助を惜しまない・・・


お前、誰のおかげでそんなに大きくなったと思ってんの!


なんて言わない・・・・・・・・


俺は、親だからなんていって、先に上座に座らない・・・


俺は年寄りだから・・・って言って威張ってシルバーシート

に座らない・・


子連れのヤンママがいたら、その親子にシルバーシートを

譲ってあげる・・・・


あくまで 自分勝手にしないで・・・そして謙虚に・・・・・・・・・


若い人たち、現役の人たちの 「何か役に立とう」と心がける・・・

どうせ保険だから・・・なんていって毎日、大した事無いのに

病院通いして医療保険の無駄遣いはしない。

こういう親や、お年寄りは皆から好かれ、そしていつも

子供や、若い人達からやさしくしてもらえる・・・・

歳を取ってからも、子や孫の邪魔をせず、見返りや、経済的援助を

もらいたいと思わず、自立して、そして健康に・・・・・


今日のコラムは、大変 私自身 に役に立ちました。


肝に銘じます!

それでは


起立 !    礼  !

投稿者 : 12:17 | トラックバック

2005年05月27日

元 日本兵

「『えっ、うそだろ』という感じ。横井(庄一)さんや小野田(寛郎)さん(が見つかった時
)と似たような衝撃を受けた」

小泉首相は27日夕、首相官邸で記者団に、フィリピンで元日本兵と見られる
男性2人が生存していたことへの驚きを口にした。

首相は「本当ならびっくりだ。よく今まで生きて頑張ってきた。
どういう生活をされていたのか興味がある」と語った。
さらに、「生きておられるのなら、本人たちの希望がかなえられるようにしたい」と
述べ、2人の希望に沿って帰国などの対応をとる考えを示した。



これ、読売新聞の記事・・・・・


私は小泉首相の大ファンなのだが・・・・


この記事読んで、情けなくて・・・・・・・ もう小泉メルマガ キャンセルしようと・・


上の太字にした部分、たぶん言ったんでしょう・・

ホントに そう言ったのでしょう。


久しぶりに、骨太の政治家だと思っていたけど・・・・





ジャングルで、 パンダを見つけた訳じゃないんだから・・・・


南極大陸のタローとジロー じゃないんだから・・・・・


もう少し、言い方があるでしょう。


一国の首相のコメントかと思うと、本当に恥ずかしく、惨めになってしまった。


米国なんか、いまだにベトナム戦争のMIA探しを

巨額な予算組んでやっている。

まー、戦争が好きな国だから仕方がないけど・・


小泉さん、世界から笑いものだよ・・・・


イラクへ行って負傷した、斉藤さんとは違う。


この方たちが、もし本当に 元日本兵であったら

政府専用機でお迎えに行くべき・・・

靖国参拝してる場合じゃない・・・・

興味がある・・・・なんて言ってる場合じゃない。


あんたのお父さんや、お祖父さんが、日本という国をそういう方向へ

導いていった・・・そういう政治家達の 被害者ですよ。

今日 ラジオ番組に小野田寛郎さんが、ご夫妻で出演していた・・・

日本の子供達に、実際の自然の中で生き抜く方法、文明社会がいかに

異状かを実体験させる 「自然塾」 を毎年企画されているとのこと・・・

テーマが

「人間 一人では生きて行けない」


えっ?  だって 小野田さん 30年間 一人 ジャングルで・・・・・


奥様の言葉がすごい・・・・・・


ジャングルで30年一人で生き抜いてきた主人が


「人間は一人では生きてゆけない」・・・と言う。

当時は天皇陛下からお預かりした、銃があったから生き抜けた・・

ジャングルの自然の恵みで、飢えずに生き延びた・・・

自分一人では何も出来なかった・・・・・と言える主人の、本当の強さに

多くを教えられると・・・・・・・・・

最後に、小野田さんが 控えめにおっしゃる


今の日本・・・ 

「大人や社会全体に責任感が無くなっていて心配ですね・・・」と。


精一杯の お叱り だと思う。

国を想う ・・・ 海外からそんな事を感じるニュースだった。

投稿者 : 05:29 | トラックバック

2005年05月26日

親孝行

今日は、道徳の時間・・

昔小学校や、中学校で月曜日の1時間目に

「道徳」の授業があった。



申し訳ないけど、何一つ 覚えていない・・・

記憶に なーんにも残っていない・・   


ゴメンナサイ 先生・・・



今頃になって、

やっとこの道徳の重要性が分かってきた。

かなり 遅咲き・・・


だから、今日は突然 「親孝行」 について・・・



自分の両親は ともに他界して この世にいない・・

でも、毎日 挨拶やお話はしている・・・

二人の戒名が記された、お位牌に向かって・・




自分は、父が45歳、母が44歳の時に生まれた。


そのころ人生50年と言われていた時代。

若い両親を持つ友達が羨ましかった・・・・



だから、今でも 親孝行できる人が

羨ましくて仕方が無い。

よく、ハワイに住む日本人が、

日本の親が病気なので

仕方が無いから帰国して見舞って来ます・・・ってな

事をおっしゃる。


そうですか・・大変ですね・・なんて 

一応合わせるけど

心の中では、「このバカ者が」 と、

つぶやいている・・・


親孝行をしてきます・・・ なんて言う人を見ると


「あんた、 それ違うよ・・・・・」 って言いたくなる。


親孝行は、するものではなく・・・ 「させていただく」 もの。

え?



そう、 親に 「孝行をさせていただく・・・」  

これが正しい。


親の為でなくて、自分の為なんだから。



一体誰のおかげで、そんな元気で太ってんの? あんた。

なんて、言いたくなる。

幸せになりたかったら、親孝行させていただくと良い。


これ


神様から、最高ポイント、特別マイルがいただける・・・・

そう、ダブル ボーナスマイレージ みたいに・・・




何も、飛行機に乗って帰国しなくても良い。

「どうしてる?」って電話でも、手紙でも十分。



親に甘えて、要領よく生活している人・・


最終回に、逆転ホームラン打たれて、負ける・・・




親に少しでも お小遣いを差しあげられる人・・・・


<絶対>に、将来ご褒美が届く・・・ 



その差し上げたお小遣いの金額では

とうてい買えないご褒美・・・・




あるいは、お金で買えないもの・・  

これの方が大きい。




もし自分の両親が健在だったら、あれも、これも ・・

もっと もっと 何か両親が喜ぶ事を 

させていただきたかった。



そう思うと、残念で 涙が出る・・・・・・

投稿者 : 10:45 | トラックバック

2005年05月24日

Lose face

この意味はご存知ですか?

ゆるんだ顔 !  じゃ ない・・・それは Loose !


Lose face

顔をつぶす・・・・・


そう、立場が無くなる、体面を失う・・・・・ そんな意味かな?


日本でも、米国でも、相手の顔をつぶさないよう気をつける・・


これ、やはり同じです。


昨日あるミーティングで、担当のマネージャー二人に

それまでずっと自分が考えていた、気になっていた事を注意した。

日々本当に良く働いている彼らの

Faceをどうやってloseしないように言おうか・・・・・・

1週間程悩んだ。

いつもの 瞑想をした・・・・・


一昨日、瞑想の答えが出たので、それを実行に移した・・・


内心、彼らがやる気を無くしたらどうしよう・・・とかなり心配したが


結果・・・・・・・・ ものすごく良くなった。


下で働く人たちに、久しぶりに笑顔が戻った。

あー、良かった。

すっきり、安心、そして自分も大きな笑顔で笑っているのに

気がついた。

大きな笑顔・・・  この日本語 何かおかしいですか?

英語のBig smile を日本語で何て言うんでしたっけ?


人や組織を動かすのは、やはり難しい・・・


テーマは 愛か・・・・?


お互いの立場を尊重して・・・・・ これ 英語で Mutural respect と言う。


この二人のマネージャーの素直な人間性と、実行力の素晴らしさに

心から Respect した。

帰りの H-1 フリーウエーは 夕方なのに とても空いていて

いつになく快適なドライブで 帰路についた・・・・・・・・

投稿者 : 05:58 | トラックバック

2005年05月19日

尊 敬

昨日は、私の尊敬する あるご夫妻と久しぶりにお目にかかった。

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元 東京銀行にお勤めで、今は退職され タイの コンケーンという県に

お住まいの藤本ご夫妻。

今週ハワイでご友人の結婚式に参列される為、当地に

数日滞在された。

このご夫妻は、子供がいらっしゃらない。

銀行勤務時代、駐在された タイで、大変貧しい、そして孤児を多く見て

この子供達の育英奨学金ファンドを個人で設立された。


すでに20年近くが経過し、タイ、カンボジア等を中心に、成績優秀だが

経済的に大学に行けないお子さん達を 合計で 四百数十名 卒業させた。


昔ハワイで、お互い 企業の駐在員として勤務していた時、たまたま

日本クラブの会合でゴルフをご一緒させていただいたのが親しくなった

きっかけで、それ以来のお付合い。


私も将来、このご夫妻のようになるのが一つの目標。

こんなに 立派には 出来ないかもしれないが、一応 目標。

私も、3年前からご夫妻の紹介で、 タイの 国立 コンケーン大学

の医学生二人(男女一人ずつ)をサポートさせていただいている。


その、学生から時々手紙をもらう。


学業成績や、医学部の研修の様子とともに

「卒業したら、良い医者としてタイの人たちの為に一生懸命働きます。

本当にありがとうございます・・・」って。

今年から、もう一人カンボジアの国立大学医学生をサポートする事に決めた。

ご夫妻が選抜された学生の中から、持ってきてくれた3人の履歴書の

中から一人の女性を選んだ。


Chea Sophana チア ソパナさん 20歳。

将来は小児科を希望しているそうだ。


この子が、近い将来 貧しい人たちを医療面で助ける日が来る・・・


自分が出来無いことが、この子達によって達成される。


ものすごく楽しみ。

藤本ご夫妻は、5人ほどお子さんを養子としてアダプトしている。

この度、四女の方が結婚することになった。


お相手は、カンボジアの フンセン首相の息子さん。


来年1月のプノンペンでの結婚式に私達も招かれている。


藤本ご夫妻は、タイ、カンボジア両国からこれまでの功労に対し、

勲章を授与されている。


後半の人生に、この育英資金の運営を生きがいとされ、

お元気に活躍されている姿が、とても まぶしい。

財団の運営を人任せにせず、全て自分たちで一人一人面接、

それぞれの支援内容を決めているとのこと。


手間はかかるが、健全な財団運営の一番の コツ なのだそうだ。

財団の援助条件は 一つだけ。

卒業したらその資格を使ってより条件の良い他国の病院や、

企業に就職したりしない・・・   祖国の人の為に働く事・・・

私も、このお二人の財団に近い何かを将来自分で設立するのが夢。


出来る範囲で、無理の無い範囲で・・・・

ちなみに、タイの医学部の年間授業料は 一人 5万円。


カンボジアの それは、3万3千円・・・・・・・・・


これくらいなら 何とか 自分にも出来る。

投稿者 : 06:51 | トラックバック

2005年05月17日

高品質 志向

えっ?   なんか違和感が・・・・・・・


そう、普通よく聞くのは、高級志向・・・・   あー そうか。


私は高級志向 はあまり好きではない。


好きなのは、品質の良いもの。

高品質。


英語で言うと、Luxury ではなく High quality・・・・・・

私は、何かを選ぶとき、高品質の方を 選ぼうと思います。

高級志向は、総じて 高くつく。


でも 高級 イコール 高品質 とは限らない・・・・


一方 高品質は必ずしも、何でも、いつでも 高くつく・・とも限らない。

リーゾナブル ということも、高品質の一つの尺度だから・・・


質を高める・・・という意味は、人生、物、食事、時間の過ごし方、生活空間、


そして、仕事や人間関係にも全て当てはまる。


自分自身の 人間としての 質は棚に上げて 偉そう・・・・・・


できるだけ 高級ではなく、高品質を心がけています。


豪華に、高級品や贅沢な環境に 溺れるのではなく・・


ワイキキにいる、ブランド品をまとったどこかの国の観光客みたいに

ならないように・・・・・・

何でもクオリティーの高いものを選ぶよう心がける・・・

時には高くても質の良い、安全で、長持して、そして買った後も

価値の下がらないもの・・・という判断の仕方。


結果、これがブランド品の場合もある。

そして、最後には 自分自身の質も高められれば、 これ 本望。

これからは、できるだけ 高品質 志向。

投稿者 : 04:17 | トラックバック

2005年05月15日

全ては必然である

昨日は、自分が担当しているプロジェクトの成功、発展を祈り、

ある牧師先生ご夫妻をお招きし、ブレッシングをしていただいた。


ハワイでも有名な、北米ホーリネス教団巡回伝道師である

中野雄一郎先生ご夫妻。


このご夫妻は、米国45州、日本、アジア、中国、欧州各地にある

日本人キリスト教会を年間を通して訪問し、布教、指導、カウンセリングを

続けていらっしゃる。


会社の発展、プロジェクトの成功、そして幹部、社員一人一人の

幸せ、やりがい、千客万来の賑わいを祈っていただいた。




この手の儀式には何度か参列した事があるが、中野先生の

それは、物凄い迫力。


アーメン! という祈りにも気合がこもっている。

こういうすがすがしい気持ちになったのは久しぶりだった。


中野先生は、「喜びなさい」と言われた。

もう、このプロジェクトは成功しています・・・


だから喜びなさい・・・と。


はい。 わかりました・・・   

えっ そんな簡単でいいんですか?


そして
人間にとって、偶然はない、すべてが必然である・・・と


中野先生は、昔 名古屋で国鉄の運転手の仕事をされていた。

当時の日本で、新しく世にデビューする新幹線の運転手になる

勉強もされていた。


しかし、神からのお告げで、伝道の道を選ばれた。


世の中は、「全てが必然」 です・・・・ だから感謝しなさい と。


どんなことがあっても、それはその人に全て用意されたものですって。



これほど、聖書や賛美歌の話が少なく、

我々ビジネスをしている人間には、松下幸之助、

樋口廣太郎などのビジネスリーダーの話題で説教を

してくださる牧師さんには、初めてお目にかかった。



昔 自分が住んでいた、川崎のマンションのすぐ隣に

教会があり、自分はクリスチャンではなかったが、

ベランダからその教会を見ているうちに

ある日曜日、その教会の礼拝に参加してみた。


その時、アメリカ人牧師のシェルホン先生と言う方と、奥様の

美智子先生と知り合った。

このご夫妻に本当に笑顔で迎えられ、その後 ずっと可愛がっていただいた。


日々、会社で売上、事業利益のことばかり考えていて、日曜日に

この教会に行き賛美歌が流れると、何故か涙が止まらなかった。


涙になって どんどん 苦しいものが身体から抜け出るような感じ。


このシェルホン先生は 昨年 天に召された・・・・・



中野先生ご夫妻は、このシェルホン先生と、美智子先生と大変な

懇意であるという事が分かった。


加えて我々夫婦の結婚式の祈りをしてくださった、尾山牧師とも

先輩後輩の仲で、大変な懇意でいらっしゃる事も・・・・






こうやって ハワイで中野先生ご夫妻にお会いできたのも、

やはり 必然 だという気がする・・・・・・・・・・


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< 写真 右が 中野先生ご夫妻 >

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2005年05月12日

神様への手紙

最近 メールと言えばE-mail・・・・・


神様は、PC使えるかどうか分からないし、アドレスも

知らないので、便箋に手紙を書きます。

独立してから、神様へ手紙を何度か書きました。


神様へのお願いごと・・・

ではなく、 お礼の手紙・・・・・


今までのこと、そして今の色々なことについての お礼・・・・

色々とお世話になっております・・・って。


それと同時に、決意表明・・・・・

こうやって行きます・・・って。


私の場合、やはりこういう神頼みの部分が多いか・・・・


飛行機に乗って、食事が終わり、そして書く事が多い・・


やはり地面の上より、高度1万メートル上空の方が、

良く書ける・・・・・・・・

その手紙をどうするか?


実際に封筒に入れて、投函する・・・・・・・・

住所は書かないで・・・・・・・


良く自分へ手紙を書くと良い・・・・と言うけど


これと似ている部分がある・・・


あまり、ネガティブなことは言わない・・・

読んだあと 怒られるに決まっているから・・・

感謝して、 前向きに・・・・・・・


そうする 訓練をしている・・・・・・・・・


良い仕事をする為の、そして

良い人生を送るための 「基本」 と思っている・・・・・・

投稿者 : 05:32 | トラックバック

2005年05月11日

物乞い

今日ミーティングの終わった後の帰り道。


交差点で、ある男性が「Hungry・・・Veteran」と書いたものを

持って立っていた。

退役軍人・・空腹ですって。

当地でよく見る物乞い・・・

タイミング良く、ちょうどその信号で、ぴったり 停まってしまった。


目が合う・・・・・


いつも 「なんだ働きもしないで・・・」 と無視するのだけれど


今日 初めて、窓ガラスを開けてお金をあげた・・・・

そう 初めて・・・・


どうしてかわからない・・・・

だけど $10 あげた・・・・

えっ ?  そんなに ?


そう、


初めて会った物乞いの人に、生まれて初めてお金をあげた・・


子供の頃、よく家に乞食や、物乞いの人が台所の勝手口から入ってきた・・

心臓が はじけるほど驚き、恐怖に震えた・・・

お母さんっ・・・・と叫ぶ・・・


母は、黙って台所から、食事の残り物を適当に

袋に入れてその人に渡した・・・・

自分は、のれんの陰で恐ろしくて、隠れながらその光景を見ていた・・


その おじさんは 黙ってお辞儀をして去って行った・・・・・


今日の物乞いの男性は、お金を渡すと、げんこつ出して


私に 同じように げんこつ を合わせるよう要求した。

感謝するぜ・・・の意味。


信号が変わる・・・ 発進

何故か すっきりした気分・・・

うーん・・・ $10 ちょっと多過ぎたか・・・ ま いいか・・

初めての経験だった。

投稿者 : 20:31 | トラックバック

2005年05月10日

人生の山場

コンサルタントをしていてご相談を受ける方に

不思議と40歳前後の男性が多い。


ちょうど厄年の頃・・・・


厄年とはよく言ったもので、自分も40歳の時に身体を

こわして、注腸検査を受けた。

あの検査 苦しかった・・・・

「判決」 が出るまでの1週間・・・・  マジで死を考えた・・


もともと 大げさな性格だから・・・・

結果は、無罪・・・・・  あー まだ生きられる・・

やっぱり 大げさ。

この時に一つ気がついた。

自分の持つ昔からの体力のイメージと、

衰えてきた自分の実際の体力との落差が

一番 激しいころ


ガタン と衝撃 が来る・・・・・・

若い頃絶好調に 運動し、仕事をし、出世をし、徹夜で遊んで・・・


病気なんかしたことない・・・・・

そういう人に限って、この ガタン が大きい・・

例えば ぎっくり腰。 良くやる、あの ギックリ・・


これも、この自分の体力に対する「過信」が原因・・


の場合が多いのでは。

腰痛は整形外科的、脊髄だ、骨盤の・・・と考える人が多いが、


実は頭、目の疲れそしてストレスによる、過食、飲み過ぎでの 

消化器系の疲れから来る場合が多い。


それに基本的に筋力、身体の柔軟性の衰えがほとんど・・・


忙しくて運動も出来ないから・・・・

そして、その治療に整形外科に行ってしまう。

根が真面目な 経験者は、語る・・・


男性の人生には、若い頃から いくつかの山場があると思う。


これ、あくまで 自分の理解・・

この人生の山場は、20代後半、40歳前後、そしてどうやら


50代半ばにあるのでは・・・


山の高さは人それぞれ。


でも、それを乗り越えるたびに人間大きくなるような・・

その乗り越えなければならない時、誰と出会うか?


どんな本や、格言に出会うか?

どんな気付きがあるかが、キー なように思う。


ハワイでご相談を受けていて、これを感じる。


自分が、相手にとって 「内田さんと出会って良かった」 と思ってもらえる,


そんな人間になれれば と願っている・・・・

末尾の文調は、日経新聞 「私の履歴書」 の乗り ・・・ 偉そう・・・

投稿者 : 10:53 | トラックバック

2005年05月07日

自分との会話

最近心がけている事の一つ。

自分と会話する。


そう、他人とではなくて自分と・・・


最近、面白い方法に気がついた。


いつも自分が座っているダイニングテーブルの椅子があるとする。


時々、その椅子と違う椅子に座る。

いつも 座る椅子が見えるところに。


そこに自分が座っている 場面をイメージする。

そして語りかける・・・

あのさ、何でそういう風に思うわけ?

それって自分のことだけ考えてない?


どっちにする?  どうする?


これはくれぐれも一人きりの時にやる。

周りに誰かいると、「あんた 何してるの? 大丈夫?」とか 


マジで 心配されるから。


自分の心の内側、引っかかっていること、問題、そして、

思い切れない何か がある場合・・・

大体  答えが出る。


そう、その椅子に座っている自分に 自分で問いかける・・・


どうして?    って。

どうしたいの? 正直なところ・・   言ってごらん・・・なんて。


そうやって自分と会話するのが一番 有効なことに気がついた。

とにかく、一番 分からないのが自分自身なんだから・・・

問いかけると、少し詰まっていた考えが不思議と整理され始める。

それで、 「うん、じゃー こうしよう」 と結論とか答えが出る。


くれぐれも一人きりの時にやることにしている。

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読書

昔から、「本を読みなさい」とよく言われた。


・・・・・イヤだ、 外で遊びたい。  テレビの方が面白い・・・・

そう反発していた。

今は、読書が好きで好きでたまらない。


理由がわからないけど・・・


日本へ行くと、何十冊と買い込んできて、帰りの飛行機

の機内から読み始める。

楽しくてたまらない。

昨夜、私の顧客の一人で  あの! カハラに豪邸を持っている

ある上場会社の事実上オーナーである会長に夕食に招かれた。


その家・・・いや その宮殿の 今年の不動産評価額が $19.5ミリオン・・・・・


えっ   それって いくら ?

たったの 21億円。

その会長は 大変な食道楽で、絵画、陶磁器、音楽、女遊び?


ありとあらゆる趣味を持っている。


こんなに 話題が豊富な方は あまりお目にかかったことがない。

その方は、大変な 読書家でもある。

64歳の年齢にして、これまでに読んだ本が 3万数千冊 とのお話し。

え?   それって 何冊 ?

50年で割っても、年間700冊。


一日に2冊のペース・・・・・  ホントかよ?

その方が言っている。

ハワイに自分の蔵書を持ってきて、図書館を創るのが夢だって。

皆さんに読んでいただきたい・・・・・・・・・

過去に日本からハワイに 1万5千冊の自分の蔵書を送り、税関で個人の

荷物として認められなかった・・・


個人の蔵書の数ではない。 これで 商売するに違いない・・・・・って


会長いわく、 「何を 言ってるんだ。 勉強もしない人間が!」

お ー  ・・・・・・・・・・・


読書をすると たくさんの本 を読むコツがわかってきた。

何冊も読んでいると、内容に 同じことが書かれていることが多い。


だから、何冊も読んでいると、2-3時間くらいで一冊読めてしまう。


一冊の本のなかに、たまに ちょっとした 

「へー、そうなんだ」 という部分があるだけだから。

多く本を読めば読むほど、この 「へー、そうなんだ」 という部分が


簡単に見えてくる。

あとの部分は、同じだったり、もう知っている事だったり、

あるいは、当たり前のことだから・・・

会長の話題は、本当に広範囲で、為になる。

何でも 知っている。  そんなことまで・・というレベルの知識。


私も これからどんどん本を読み、エッセイを読み、ネットで情報収集を

してゆきたい。


知識が増える事は、非常に楽しい。


知識 が増えると、人間力も 増すような気がする・・・

増やすのは、体重ではなくて 知識・・・・・・


後半は、衰える 体力の代わりに 「知識」 と 「人間力」で


勝 負・・・

後半の試合に、不可欠な 作戦 の一つ。


だから昔から 先輩達は もっと本を読めって 言っていたのか・・・・・

今頃になって やっと わかってきた。

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2005年05月04日

生まれ故郷

会社を辞めて、必ず 行ってみようと思っていたところがあった。

それは生まれ故郷の、石川県 金沢・・・・


生まれてすぐ東京に引っ越したそうで、街の記憶はなかった。


生まれ故郷の 金沢に旅行をして、自分が生まれた病院を訪ねてみたい・・・・


なら、もっと早く行けばいいのに・・・

そう、普通 それほど 大げさなことではないけど


去年の春、桜の咲く頃に行ってきた。    とうとう、やった。

自分が生まれたのは、「何とか 第二病院」 ・・・と今は亡き両親から


話だけは聞いていた。


初めて訪れたような気分の金沢駅に着いたとき、少し感動した・・・

ここで生まれたんだ、自分は・・・

両親の持っていたアルバムの写真のイメージとはだいぶ違う大都会。

そりゃ 半世紀も経っているから・・・・

何とか第二病院 といっても分からないから、金沢市役所へ。


理由を言ったら一生懸命 市歴なんか調べてくれた。


とても親切に・・・


聞いてみると、今の「金沢国立病院」は昔、「陸軍第二病院」 と言われていたとのこと・・


そうか、それそれ・・・・ 何とか 第二病院


行ってみた。

桜の満開の 兼六公園 のすぐ横にその病院があった。


こ こ だ・・・・

ここで、自分は世の中に デビューしたんだ・・・


少し感慨深い ジーン とくるものが・・・・

一緒に行った家内が、「良かったね 来れて・・」って言ってくれた。

最愛の両親の顔が浮かび、ふー っと一息・・・・


日曜日で病院は休みだったけど、裏の通用口から入れてもらった。


面倒くさそうな当直の守衛さんが  理由を言ったら、

とても 親切にドアを開けてくれた・・・

産婦人科病棟に行ってみる・・・・・・・・・・


電気はついていない・・・・  誰もいない。


こ こ か?       たぶん。

やっと 来た・・・・・・・・


全然 大したことではないが、一つやりたかったことを達成できた。


大きな 満足感だった。


これからも、したいと思ったことは 出来るだけ やってみようと思う。

忙しい とか言って カッコつけないで・・・・


あまり    ~してから・・・とか言って後回しにせずに・・・・

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2005年05月02日

何とか なる。

人生、半世紀近く生きてきて 一つ学んだこと。

それは


・・・・・・・・・・何とか なる・・・・・・・・・・・・・・・・・


え?


だから 何でも結局は 何とか なる。


落ち着くところに、収まる。


人が不満や、ストレス、絶望を味わうのは

何としても、10 で納めようと思うから。

結果が 10 にならず、7 になると、すごく悩む・・・・

すっかり 暗くなる・・・・・・・・・・


ま、10 は無理にしても 7~8 くらいだろう


と思っていたところに、3 にでもなろうものなら

ショックで 寝込んでしまう。


でも、0 でなく 3 で収まる。


結果を受け入れるよう、気持ちを切り替えたり、

「あっ、そうですか?」 と あっさり 言える 訓練をする・・・・・


どんなに まずい場面でも、「絶体絶命」 と思っても  意外と


命はある・・・・・・・絶命 と言う事は 世の中 あまりない。


前半の試合、何とかならなかったことは 一度もない。


時には、期待を大きく上回る結果も・・・・・

でも ほとんどの場合


そこそこ、何とか、それなりに、ある程度、まあまあ・・・・


こんなの 最悪だー ・・・・・なんてわめくと

そんなの まだ良い方!  と言われる。

いやー、恵まれてるよねー なんて満足していると


下見て、どうするの! なんて言われる・・・・・・・・・・・

でも、絶対言える事は

絶体絶命・・・・・・・・と言うのは あまり無い・・・・・・・・・

ここ数年前から、日本人の自殺者が毎年3万人を超え、

年々増えている事にすごく淋しい気がしている・・・・・・

自殺を試み 24時間以内に亡くなった方の数だけで

一日 100人近くになる・・

イラクに 自衛隊派遣している場合じゃない・・・・・・

イラクで死んでいる米兵、イラク人の何倍もの数の日本人が

自ら絶望して  死んでいる・・・・・・・・・・

もう ダメだ・・・・・・と言って


何かに 行き詰まった時は必ず


今まで、何とかならなかったことは 一つも無い・・・


と 心の中で ひとりごと を言うようにしている・・・

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2005年05月01日

正義は必ず勝つ

そう、今日は 鞍馬天狗・・・・・・


勧善懲悪・・・・・・・・水戸黄門。


前半の試合中から一貫して、正義を意識してきた。

何故か?・・・・・・・・・・正義でないと 負けるから・・・・


この ポリシーは、後半の人生でも絶対に変えない・・・

ずるく、手を抜き、だまし、そして自分だけ 得しようとする プレーは、

絶対に バレて失敗する。

サポーターにも  見抜かれる。

大量得点で 試合を リードしていても、最後に 逆転負けする・・・

たとえ、その試合に勝ったとしても、  リーグ優勝は出来ない・・・・・・・

そして正義を心がけていると

たとえ、試合に負けたとしても、

たとえ、優勝できなくても・・・・・・・


思いもしなかった、優勝以上の ご褒美が 天から 届く・・・・・


それも  全て 終わった後で・・・・・・・・・  


あるいは 忘れた頃に・・・・・全然違うもので と 言う時もある。


だから 勝つ (良い結果を出す) 為には、正義 を必ず意識する。


正義とは・・・・・・

ま、簡単に言えば、 フェアープレー、  良心的・・・・・・という事かな?

それから、体制 や 権力、 お金の力、悪代官の脅し 抵抗には  

屈しない・・・・・


怖くても、ヤバイ と思っても 冷汗かきながら 

ひたすら 耐える・・・・・・・・

こういう時は 昔取った何とか の 克己心 を思い出して・・・


無心で・・・・・・・・とにかく がまんする


もう、 とっても カッコイイ !

うまくいえないけど、そんな感じか?

何でも、顧客や仲間、取引先の事を考えて、


お世話になっている人の事を想いながら 良心的に 仕事をする。

とくに、誰も 見ていないところで・・・・・・ それも 一人きり の時に・・・・


これが、 コツ。

誰も知らない時、      誰もいない所で

  

皆が休んでいる時なんかに 気が付かれないように・・・・・


そっと・・ 正義 を する。    しておく。


あのー 昨日 正義しておきましたよー ! ・・・・・  


なんて 恩着せがましく 言わない。

私の場合 ついつい

言いたくなるけど、できるだけ 言わない・・・・

これが、一番 基本 かな・・・


そう、後半の試合も、正義 は絶対に変えない。


正義は必ず勝つ!  ・・・・・後で 必ず わかる・・・・・・・

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投稿者 : 08:46 | トラックバック

2005年04月30日

目線

私の身長は、178cm・・・・・


日本人としては、まあまあ大きい方・・・

アメリカでは平均・・・・・・・・・・

ほら、平均とか 他人と比べないって 言ったろうに!

皆さんは身長何cmですか?


例えば、あの人は背が高い・・・と思うのは何cmくらい?

私の場合・・・185cmくらいの人を見ると、あー背が高いなー・・・・と

人間 皆自分の目線で、自分の身長中心に物事判断している場合がほとんど。


相手の目線に立ってみる・・・・・

そう、150cmの人には見えない世界がある・・・・

反対に 150cmだから気が付く光景がある・・・・・

私には185cmの人が背が高いと感じるが、


199cmの人から見たら、 そんなの チビ !


何が言いたいの?


いや、だから・・・・・・・

目の高さが違うと、見える景色が違うという・・・・・・

だから?

だから、自分でもしゃがんだり、台に乗って色々な高さから

世の中見ようとしてます、っていう意味。


そう、目の高さ は人それぞれ皆違います。  


相手の目線で 物事を考えたり、話したりしましょう。


これ 結論。

大したことない コラムだったか・・・・

投稿者 : 12:00 | トラックバック

2005年04月29日

人生 今 何時?

フツーーーーーの人は、だいたい朝7時に起きて、夜10時に

床に入ります。

そう、一日 起きている時間が15時間。

人生75年と仮定して・・・これ あくまで 仮定して・・・


一日の時計の時間に例えると、1時間が5年・・・


だから25歳のダイスケ君は今ちょうど 昼の12時・・・

これから陽が一番高くなり始める熱い、暑い時期・・・


だから、飲みすぎている場合ではない。

私の場合、今 だいたい夕方の5時。


そろそろ仕事も終えて、帰路に着く時間。

残業 嫌いだから・・・


そう、今晩は何を食べようかな?   どのワインを開けようか?

そうだ、その前にあのオープンエアーの店でカクテルを一杯・・・

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寄り道して帰ろうか・・・

それから、夕飯をゆっくり食べて、食後は映画でも見て・・・

そうそう、夕飯の前に サウナにも入らなきゃ・・・


食後は、あのもらい物の 高級ブランデーを一杯飲んで・・


それで 本をゆっくり読んで・・・

そうやって、10時に あー楽しかった と床に入る・・・

忙しい人は、夜の 9:00 くらいまで仕事をしている人がいる。


中には 夜10時に 背広着たまま、夕食も取らずに就寝してしまう人も・・・・

皆さんの人生は 今 何時ですか?

投稿者 : 11:26 | トラックバック

2005年04月27日

人生の目標

今日は ものすごく 大上段。


これって最近、多くの人の間で使われている言葉では・・


私もこの「人生の目標」について、いつも考えている・・


というか、いつも気になっている・・・


自分は何で生きているのか?  生かされているのか?

自分は何故生まれてきて、どこへ行くのか?


働く理由は何なのか?   などなど・・・・・


自分の場合、その答えは・・・・・・・・





・・・ 「わからない」 ・・・           何? それ!

わからないものは、  わからない。


 

ずーと考えているけれども、 全く 答えが出ない・・・・


だから こう考えるようにした。

人生の目標を見つけることが、目標だと・・・・     えっ ? 


そう、わからない答えを  探す  のが目標。

そう考えると、少し楽になる。   肩の荷が下りた・・・


朝起きて、皆一生懸命働きに出る・・・


忙しく働いて、家に帰る。


毎日、眼前の仕事、予定をこなしてゆく・・・


仕事の為、家族を養う為、家のローンの為、そして

皆がやっているんだから・・・・

でも、それが本来の人生の目標か? というと 


ほとんどの人が   そんなこと言ったって  仕方が無いだろー・・・と。

好きなことをすれば、楽しく、そして上手に稼げる・・


興味を持ったことを仕事にすれば結果が出る・・・・


そう、それは分かる。  よーーーく 分かる。

しかし、それで どうする・・・・・


100億、1000億円貯めて死ぬのが目標か?    

つまり、  その後が、見えない・・・・

自分の場合、まだまだ答えが出そうにないけど、


人生の終わりの頃に、「あーこれがオレの生き方だったなー」と

言えたり、思えたりできれば最高かなと。


だけど、どうやら答えの、最初の部分だけは すこーし 気が付いている。


それは



自分のことばかりを考えて、自分が・・・自分には・・・って

考えているうちは、この答えが出る事は

まず  無い ・・・ ということ。

だから・・・ キリスト様の為か・・・と言うと これが思い切れない。


マザーテレサのような生き方なんか、 到 底    真似できないし。

そう、忘 己 か・・・  やっぱりキーワードは・・・・

これは難しいぞ・・


私の場合 答えが出るまでには、かなり時間がかかりそう。

投稿者 : 11:27 | トラックバック

2005年04月25日

ストレス管理

人は誰でも、ストレスを感じます。


え? ハワイでも ストレスあんの?  

そりゃ、ありますよ。


私は会社勤めしていた頃から、このストレスにどう対応すべきか

よく考える事がありました。


そう、世の中ストレスという「言葉」が生まれてから、ストレスを感じる

ことが増えたように思います。


ストレスには良性と悪性があると思います。

サウナに入って、汗かいて・・・・あーーーーー水が飲みたい!

これ、良性。

あの人は本当に嫌な人だな、え!あの人が今度ウチの部署に

転勤してくるの!   最悪!  勘弁してよー。


これ、悪性。


まず、ストレスの種類を分析する。

良性のストレスは、人間の行動の活力源。

でも悪性はできるだけ排除、切開、除去するべき。

そうは簡単にいかないから ストレスなんだ!・・・

その通り、でもこの悪性ストレスが長引くと病気になる・・・

だから、かなりのエネルギーで、これを除去するか、

あるいは・・・


ストレスにならないよう、自分の考え方を 変えたりする努力をする。


・・・・・でもあの人こんな良いところもあるじゃないか・・・・・とか。


日本人に昔からある、「がまん、辛抱、克己心 (こっきしん) 」という厄介な

価値観がかなり、こういうストレス改善の邪魔をしていると思います。

がまんは美徳・・・・苦しい事に耐えに耐えて うっ、うっ、うーーーーー


一 に がまん、二 に がまん、三、四が無くて 五 に辛抱!

辛抱する木に 花が咲く!


なんじゃ それ・・・・

そう辛抱してがんばるというのと、悪性ストレスをがまんして

耐えるというのは、少し意味が違う。


日本人の良いところでもある、克己心 (こっきしん) 。


英語でも、Stoicismという言葉があるけど・・・・・・・・・

私の場合、昔の運動部時代、モーレツサラリーマン時代に

このパワー使い果たしてしまった。


そう、だから出来るだけ悪性のストレスに注意して、自分を良い意味で

その手の細菌に犯されないよう注意する・・・

そんなことに心がけています。

昨夜8時頃 H-1 フリーウエーを走っていたら、物凄く大きくて

綺麗な満月を見ることが出来ました。


それまでのストレスを全て忘れるくらい 綺麗だった・・・

投稿者 : 09:43 | トラックバック

2005年04月24日

施し

また仏教っぽい。


利他を考える時、特に心がけるのが 施し。


お寺への寄付ではなく・・・


施す ということには色々な手段がある。


例えば、和顔施・・・・わがんせ・・・・


笑顔を施す。

これすごく大切。  ハワイでは東京とか、

ニューヨークと違って皆笑顔で

挨拶する事が多い・・

エレベータの中でも、「ハロー」って。

笑顔も習慣・・・

これは人に施す、最もコストのかからない行い。

しかし このプラスのエネルギーたるや、計り知れないほど。

笑顔を癖にしていると、ツキが回ってくる・・・


周囲の状況もどんどん良くなる。

日本で所構わず微笑んでいると、変態か?と思われるけど・・・

ハワイでは、これ常識。



ラスベガスのショーなんか見ていると、その役者の笑顔なんて


それこそ凡人にはマネが出来ないほど・・・すごい

やはり プロ

笑顔も料金のうちか・・・


笑う角には福来る・・・・


どんどん笑顔を施そうと、心がけています。

投稿者 : 14:04 | トラックバック

2005年04月21日

ご声援ありがとうございます。

最近私のブログを毎日読んでくれて、うんうん・・としっかりうなづいています・・・


なんていう、感想、励ましをいただきます。    とても嬉しい。

共鳴してくれる人がいるという事は、やはり嬉しい。


そう、孤独に、自立を・・・なんて意識していると、反対に理解してくれる人が増える・・・

毎日書きたい事を、自由に日記風に書いているから題材、テーマは自分の欠点、
人生の模索状態の話ばかりで、支離滅裂だけれど・・


そんな感想や、書き込みにとても励まされます。

最近、経営コンサルをしている あるプロジェクトに、一人の牧師さんが働いてくれています。

そう、教会の牧師。 日本人。


奥様と5人の子供を養うのに、牧師さんの給料では足りないので、普通の仕事も。

そして最近の伝道活動は、教会だけに座っているだけではダメで、どんどん実社会
に出て、その経験を元にお説教や、人助けをしてゆくというスタイルが主流になり
始めているそうです。

その人がこんな事を言っていました。

この職場は、牧師になるまでの自分、人生を反省し、今の自分の修行の場に
させていただいているのです・・・・と。

うーん、偉いな・・・

普通、「何であいつが時給 ~ドルで、オレが ~ドルな訳?」・・・とか

人の悪口、上司の悪口、そして会社への不満ばかりを言う人が多いのに・・


この職場は、「自分の為の道場なんです」・・・ なんて言える人は、幸せですね。


そんな人は、日頃 周囲の人へのちょっとした心遣い、同僚への
ねぎらいの言葉なんかが自然に出てくる。


だから皆からとても信頼される。  仕事の経験はまだまだでも、物凄い将来性を感じる。


やはり 「感謝」 というものの持つ威力・・・・・か?


私もいつも感謝を心がけようと思っています。

感謝も「癖」なんですね。    そう日頃の生活の中の「習慣」です。


これって 研修費なんか全然かからない。   そう タダ。

でも リターンは無限大。    驚くほど無限大。
申し訳ないくらい全部 そのプラスが 自分に帰ってくる・・・・・


そう、自分もこのブログを自分自身を見つめる為に、そして自分の
今後の成長を目標に 「感謝」 を忘れずに書いてゆく事としましょう。

皆さん!  ・・・といってもまだ合計で10名くらいか?(笑)・・・・  

読んでくださりありがとうございます。

投稿者 : 08:53 | トラックバック

2005年04月19日

貸借対照表

えっ  今日は財務・・・・・・?


会社を辞めて、しばらくしてから我が家の貸借対照表 B/S を作った。


それまでは、いつも家計簿的  P/L  発想しかなかったが、B/S 感覚を入れると

色々な事がわかる。


我が家の財務状況・・・   これをしっかり分析して、それからそれを将来どうするか?


ただ、総資産を増やしたいのか?  それともいかに、純資産を増やしたいのか?


一般的にほとんどの場合、ただもっと沢山欲しい。   大金持ちになりたい・・・・ 
という量的目標、希望の方が多い。


この資産に関するテーマがはっきりすると、毎日のお金の使い方、時間の配分、

優先順位、買うべきかどうかの決断、それにこれは資産か、将来への投資か?  

などと 色々と自分なりに考える 「癖」 がつく。


最初からビジネスをしている人、事業をしている人には自然と

身についているこの感性が自分には希薄だった。

最近はキャッシュフローで日々のその企業の経営状態を判断するけど、

でも結局、その会社の本当の体力、健全性は、  B/S・・・・・


トヨタ自動車なんかはたとえ今 車を造るのを止めたって、従業員皆で2-3年

毎日社内運動会して暮せる。


そんなこと 絶対 しないけど・・・

その人や会社の真の財政状況はこの B/S 感覚が無いと、

自転車操業、漕いでも漕いでも・・・


銀行の為に働くか、あるいは毎日がただの貯金人生となる。  


大事な人生の時間と交換に・・・


この B/S 感覚に最近取り入れているのが、自分流 項目の 

「思い出」 という資産


例えば銀行に預けている「現預金」という資産を、「思い出」とか「経験/知恵」

という資産に変える・・・・


 

人によっては「借金してでも」思い出とか経験という資産にすることも・・・  


志の高い若いシェフが貯めたお金を全部を使って、ヨーロッパに

料理修行に出かける・・・  


自分への投資。

そして将来自分の店を開き、学んだ腕でそれを何十倍もの資産に増やす・・・ 

そんな感覚を すごく素敵・・・・・と思う。

これは人それぞれ・・・


自分の場合、例えば 旅行。      

旅行にかかる費用は、とかく無駄遣い、贅沢と思いがちだが、自分にとって

一番大事な人生の思い出作り、後悔を少なくする為の大事な手段・・・・


だから、身体が元気なうちに旅行をして、「思い出」とか「体験」

という資産に置き換える・・・  

そう、「変える」 ではなく 「換える」 という感覚・・・・・・・・


 

この資産の良いところは、固定資産税もかからず、アルバム写真くらいの

費用で一生「所有」できる・・・・

負債・・・・・・  出来るだけ借金をしない人・・・・ 

あるいは借金をして投資して大きく増やす人・・・


「借金」に関してもそれぞれ考え方があるはず。

そうそれで良い訳で・・・

ただ自分の場合、借金が大嫌い・・・・     
  

将来 これだと決めたら、銀行からは借りずに、他人から「投資」してもらって

事業をするかも・・・・


その為に「信用」という資産を増やす・・・・   


そして高額配当や、反対に失敗の責任の取り方なんかもしっかり 想定する・・・ 

だからその為に学んで、実践して経験と感性という資産もどんどん増やす・・・・  

未だに修行中・・・


倹約、贅沢、もったいない、一点豪華主義・・・・   

どんな考え方も全てごもっともで、極めて正しい。

しかし全てをお金、商法上の科目だけで判断せず、思い出、経験、信用などの

自分勝手な科目も取り入れ、「後悔最少化」の生き方実現の為に、

この貸借対照表の発想を後半の人生設計に入れいてゆこうと思います。

投稿者 : 08:05 | トラックバック

2005年04月18日

群れない

前項と共通する点ですが・・・


どうも日本人は「群れる」習性があると思います。

会合、寄り合いが好き。   ~ゴルフクラブ、~県人会、何とか同好会・・・・・


すごく 「皆で一緒」 が好きな人が多い。      ハワイに住んでいる日本人も同じです。


色々と誘われる。   情報交換。人脈。名刺を配るのが大事ですよ・・・と


その通り と思う。

しかし、自分にはこれが苦手。   

沢山の人といるとその場の雰囲気に「合わせなくてはならない」


これが、どうもダメ・・・・

誰が嫌いとかは全く無く、ただ何となく、「群集心理」、「皆で~すれば怖くない」・・的雰囲気が・・

どーしても合わない。

昔から団体スポーツに所属していた。  野球、サッカー、バレーボール、アメフト・・・

そうチームワーク。   One for all , All for one!

しかし最近、一人で考える事が自分に向いていて、重要になっているように思います。


人と会うときは、個別に会うのが好き。  じっくりその人と本音で話す。


他人の噂話は極力控え、お互いに出来るだけ前向きに、良い方向へ・・・というムードで話す。


あまり愚痴話、空が落ちてくる~とか、人の悪口ばかり言う人とは・・・・付き合わない。


自分にも 伝染するから。


そういう意味で、「自立」が重要と分かってきました。

出来るだけ、自分で物事を処理して行く・・・・行こう と心がける。

・・・そんなこと言ったって、一人じゃ何も出来ないけど・・・

でも、そう心がけていると、助けてくれたり、協力してくれる誰かに出会ったりする。   

これ 人運か?

Dependentな生き方から 本来のIndependentな人間に成長しようと模索しています。

おじさん の域に入りようやく  「甘え」  を捨てようと。

投稿者 : 07:23 | トラックバック

2005年04月17日

自己改革 その6

まだ、あります。

その6は・・・・瞑想

いつでも暇を見つけては瞑想をするようにしています。


そう、やっぱりこの関係の本や、題材を読んで始めました。

もの凄い威力・・・・・・

極端に言うと、瞑想していると、「答え」がわかる・・・  自然に出てくるという感じ。

何が問題の根本か?   まず最初に何に着手すべきか・・・・  

すぐ答えが出る場合より、何日かしてから「あっそうだ」という感じで気が付くことの方が多い。

その為にいつも心がけていること。

一人になる時間を極力作る・・・・・・

人と会わない・・・・・・・・・    そうテレビもラジオも消す・・・・


人の噂話や、世間話に付き合わない・・・・・・・・・・・・

ひたすら、考え、瞑想することに集中する。      慣れるとたまらなく快適。


そんなことサラリーマンだった時は出来なかった。忙しくて、ドタバタ仕事のことばかり考えていて。

瞑想していると、「そうだ、あの人に、連絡してみよう」などと急に思いつく。


そうすると、その人から電話とかメールが届くことがある・・・・・  そう シンクロニシティー・・・・・

こちらから連絡すると、「イヤーちょうどこっちも連絡しようと思っていたんだよー」・・・・と言われる。

この瞑想は、非常に有効。

人間一番分からないのが「自分のこと」・・・・

他人の欠点なんかすぐ気が付くけど。

瞑想していると、ふっと昔の体験とか、行った事のある場所とか、他人から言われた言葉とかが
脳裏に浮かんでくる。

たいがい、このポイントや思い出が、ヒント・・・・


自分の一番の財産。  健康、ハワイ、家族、ご先祖様・・・色々あると感謝しないといけないが
一番感じているそれは   実は 「人運」・・・・・・・・・・・

必ず良い人との出会いがあった。  人生の節目節目で・・・・  感謝。

この人運とともに、瞑想を心がけ、これから大きな上昇気流に乗ろうと密かに企んでいる。

瞑想は特に飛行機の移動中、または就寝前、朝起きる前など簡単に出来る・・・


耳栓して、アイマスクなんかして・・・・ やめられないくらい楽しく、有益。

プロ野球の監督なんかで座禅組んでいる人が多いのはこれか!

一番わからない、自分自身、自分のやりたいこと、自分の生き方、自分流とは・・・


そんなことについて瞑想するようにしています。


きっと、いつか大きな気付きと出会いがある。

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2005年04月16日

ご先祖様を想う

何?  宗教のお説教?

そうではありません。  

ご先祖様を想う気持ちを持つと、運気が上がる・・・・


決して、ご利益宗教ではなくて・・・・



日本のある友人が教えてくれた絶対的な事実・・・


私には、10代さかのぼると、


1,024人のご先祖様がいて、

10代のそれぞれの人数を合わせると

合計で2,046人のご先祖様がいる。  

いや・・・ いらっしゃった。




そうです、私の父 母に、それぞれ両親がいて、

その両親にもそれぞれ・・・・


これは絶対に、まぎれも無い事実。

10代さかのぼるだけで、

1,024人ずつもの男女がいらっしゃったんだって・・・


10代 さかのぼるなんて言ったって、  


たった 250~300年位・・・・・

徳川家康が江戸幕府を開いたのが、1603年・・・・・ 


江戸時代の半ばか・・・・



そう、何度も計算したけど、その通り・・・・


それでは・・・   

30代、およそ600年位さかのぼると、


ご先祖様の数は何人でしょう?

答えは一番最後に・・・・   


これらの沢山のご先祖様の遺伝子や、功徳が

自分の身体に組み込まれている。

ご先祖様のおかげ・・・・  

良く父親が言っていた・・・   

良く本にも書いてある・・・


そうか、こんなに沢山の、おじいちゃんや、おばあちゃん、

ご先祖様のおかげで自分が・・・


この人数を聞いて、何故か、すんなりと、単純に、抵抗無く、

かつ合理的に受け入れられた。


とても大きな安らぎを感じる。


こんなに多くのご先祖様が見守っていてくださる・・・・・

<この後に、開運グッズのウエブ販売は・・・・・しませんのでご安心を。>


自分の後半の試合・・・・・    


サポーターは、このご先祖様達・・・  

もの凄い強力でたくさんの応援団、援軍。


変なプレーは出来ない・・・    



しっかりやらないと、それこそ  「こらっ!、勝 !」  

とお叱りを受ける かもしれないから・・・・




<答え>    
10億7374万1824人  !    だから人類皆兄弟 って言うんですね。

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2005年04月15日

自己改革 その5

あんた、 いくつ改革しなきゃいけない事があんの?

その通り、私の場合、かなりいくつもあります。  


「人生のテーマを決める」    これが自己改革 その5.

ビジネス、プロジェクト、商品、サービス・・・・

なんでも基本コンセプトが重要。      お、 今日はマーケティング論か・・・・


これがずれると、流行や、その時の損得、高い安い、そして

他人のアドバイスや勧誘に引きずられる。

今までの自分がそうだった。   


損得とか、どっちが良いか?とか、 どっちのほうが世間体が?・・・・


自分の生き方に基本テーマ、コンセプトを決める・・・

私のそれは、 「自由」、「快適」、「健康」  そして 「利他」。

「自由」・・・・

これは別のコラムに書いたごとく、広範囲な意味の自由。

これらの自由に財政的自由、時間的自由も加えながら・・・


自由 を設計の基本に据える。

「快適」・・・・

ハワイに住んでいるから、ほぼ達成。

しかし、住環境だけではなく、仕事、取引でも気の合う人、会社だけと付き合う。


そういう人や会社、仕事を選ぶ。

そうすると、とても毎日が快適。

「健康」・・・・・   これは言うに及ばず。


平均寿命・・・平均と言うのは、すごく嫌いな考え方。

以前、三菱商事の男性社員の平均寿命が59.7歳と聞いたことがあります・・・・

え、60歳以下?     それってロシアの男性寿命と同じ?           ショック。


いかに30代、40代で死んでいる人がいるか!

そう、自分の老いを受け入れ、無理をしない。  


それに、寿命を言うなら、「健康寿命」・・・  生命維持装置は想定外

あくまで与えられている命と、自分の寿命に感謝しながら、 大事に生きる。  


自分の体力とか、身体の好不調に耳を傾け、身体の発する信号を無視しない。    


もう、 すごく 謙虚。


忙しい・・・という漢字は、心が亡い と書きます。


そう、忙しすぎて、健康を害してまで何かを続けると、 心が 亡くなるから・・・・

「利他」・・・・

大好きな瀬戸内寂聴さんの言われる仏教の教え。


忘己利他・・・・・・・・・ も う こ  り た・・・・・・   もう 懲りた・・・ではない。

忘己・・・これは難しい。  

煩悩が 服を着て歩いているような 私には、  これが難しい・・  


もしかすると、一生かかっても 無理かも?


でも、利他 なら自分でも実行できる。   

どんなことでも利他を考え、行動したり、仕事をして人と付き合うよう・・・心がける。

これくらいなら、今の自分でも色々と出来そう。


後半の人生、利他 を基本とすることにしました。


「そうですよね。損して 元 取れって言いますよね。はっはーーーー」      

・・・・そうじゃない・・・・・


こういうテーマが決まると、何でも、どんな事でも決断や選択が

早くできるようになってきた気がします。

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2005年04月14日

自己改革 その4

着ているものや、身につけているもので人を判断しない。

昔から他人の洋服や靴、そして身につけている物で「何か」を判断している自分がいました。

これをやめる。


短パン、Tシャツ、ゴムぞうり・・・・・  これハワイの3種の神器。

昔はバカにしていた・・・・・

これだからハワイの奴は・・・・・と。

今・・・・ すっかりこれが似合う自分。   快適。

大事なのは中身。  人間性。  人間力。   


そう、お高いブランド品を着ているから・・・と言うのはあまり重要な事ではない。


見栄を捨てる。   中身を磨く。  この未熟な、かなりの修行が必要な自分を、せっせと磨く。


自分をブランドにすればいい・・・・


そうしたら、世界を見る眼が変わったような気がします。

もちろん清潔とTPOは心がける。 

しかし、ちょっとスキを作る。  そう、少しだらしないところを。

よく英国人のやる手。   
バリバリのビジネススーツ着ても、ネクタイの結び目を少しずらしているファッション・・・  

これがかえってその人らしさ、余裕を示す。      はーあれがそうだったんだ。 


ファッションは、流行ではない。  その人の生き方、主張、成長や進化の様子を意味するものでは?


少し大人になった。   そう、やっと・・・・・・


こういう気付き、と人間的成長が著しく遅い、私の場合は・・・・・この歳になって、やっと・・・

でも、嬉しかったです。   どうぞ外見で評価するならしてください。   なんて思えるようになって・・

着ている物や、髪型に、「やっと」世間のガチガチの常識から離れられるようになった自分がいます。


こういう考え方が、仕事に物凄く役立つ。


そう、自分流、オレ流、内田流・・・・・  


これが非常に快適。     落合監督 すごい!


こんな事を巨大な価値観の器で悠々と、平気で受け入れてくれる米国。

プライバシーのしっかり確保されている社会の快適さ。


そう、自分のスタイルを中身から確立する。    


それも周りからの先入観や、既成概念、流行に出来るだけ影響されないよう。

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2005年04月13日

自己改革 その3

ありのまま・・・・について、考える。

ちょっと年寄りくさいかも。

ありのまま・・・

これが分かったり、自分で受け入れられるようになると周りの状況が怒涛のように変わる。

そう、ありのまま の自分を受け入れてみる。

出来なかった、あるいはうまく行った、結果全てを・・・・

どうしようとか、こうしようとか、こうして見せるとか・・・あまり気負わないようにしてみる。


そうすると、ゴルフでも意外とパーが取れる。


DSC00188.JPG


そう、バーディー狙おうとすると怪我をする。   トリプルボギー。   自己嫌悪。


もちろん、努力したり、根性でぶち当たれば、達成できる事が沢山有ります。


それは間違いなく 事実。


でも、ありのまま、自然、自分らしく、それなり・・・なんていう考え方も大切。


そうすると、顔の表情が 少し穏やかになる・・・・


努力出来なかった、結果を出せなかった自分をあまり責めない・・・・

もちろん努力した自分は、うんと誉めてやる・・・

そう、時の流れに身をまかせてみる・・・・ 唄の題名ではないけれど。    

これ結構快適。

ドリフターズ・・・そう、ゆらゆらと、ドリフティングしている連中・・・・


それ以来少し、自分の人生観に取り入れるようにしています。


しかし、 「ありのまま」、と、「何もしない」・・・・・・これは全く違う。

何かに取り組んでから、その結果を謙虚に受け入れる。     


そう、ありのままの結果を。


うまく行かなかったからと言って

悔しんだり、自己嫌悪になったり、怒ったり、世の中や他人のせいにしない・・・・


そう、ゴルフのクラブのせいにしない・・・ 

反省はするけど、  下を向いて石ころ蹴って、ふてくされない・・・


落ち込んだり、悩んだり、考え込むけど、     決して投げやりにならない・・・


そう、ありのまま・・・と言う言葉は理解できると、とても大事なキーワードでした。

ビジネスでも、人生でも、色々な事が起こります。


全てに陰と陽がある・・・・・・・・・だから一喜一憂しない・・・・


もう僧侶のような悟り・・・  


PGAのゴルファーを見ていると、ものすごいメンタルトレーニングをいているのが分かります。


ありのままを受け入れる。  黙々とプレーを続ける。   

だけど、最後に絶対に忘れてはいけない 大事な事。


インタビューでの発言の最後は、必ず 陽 を見つめ、次への希望を捨てない。


決して、自分を卑下しない。    


そう、また明日がある。  何でもバイオリズム、波があるから・・・・・・


今はこうだけど、必ず良くなっていく・・・・・  そうやって自分の発言の最後を締めくくる。   


発言すると言うことは他人に対して自分の意志を伝える為に行う目的が半分、

あとの半分は自分の耳に入れ自分に言い聞かせている行為です。

これが大事ですね。    

やってみて、ありのままの結果を受け入れ、そして前向きに考え、発言しながら生きる・・・ 


自分自身をしっかり見つめながら。

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2005年04月12日

自己改革 その2

答えは 一つではない!

そう、  これが その2のテーマ。


兄弟3人で 6個の りんごを仲良く分けましょう!


さて、答えは 一人いくつずつですか?      


日本の小学校・・・・・・・・・・・・・

6 ÷ 3 = 2     はーい!   一人 2個ずつ でーーーーーーす。


はい   良く出来ました!!!   ◎


アメリカの小学校・・・・・・・・・・・


3個、 2個、 and 1個・・・・・・・・・・・・・

え?       何で?

一番身体の大きいお兄ちゃんが3個・・・


そんでもって、僕が2個・・・・・

弟はまだ3歳だから1個で十分・・・・・・    ちょっと食べきれなくて残すかも?


◎ ◎ ◎ !

これアメリカの小学校で実際、 「模範的」 回答で 「正解」もらった算数の答え。


つまり、答えは一つじゃない。  文部科学省の方、すみません。


どんどん柔軟に、この子みたいに 思いやりと、本当の賢さ を持って・・・・

何でもそういう風に考えるようにしています。


人生の進み方にも、


コース通りに行く方法・・・・

近道を探す方法・・・・・・

そして、 わざと遠回りをして、少し景色を見て、海辺で人と会話をしてからまた進む行きかた・・・・・・・


・・・・いくつかあっていいはずだと。

これが結構今でも役立っています。


特に 仕事やプランで行き詰った時・・・・・・

答えは一つじゃないと思うと、すーーと楽になって色々とアイデアが沸いてくる。

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2005年04月11日

自己改革 その1

日産自動車の宣伝ではありませんが、自分のテーマは「変わらなきゃ」でした。


専門家に相談したり、本を読んだり、時代の捉え方を思い切り(勇気を持って)受け入れてみたり。

まず最初に自己改革の基本に据えたのが、「何でも他人と比較しない」事。

そう、私は小さい時から何でも他人よりも・・・  平均よりも・・・  あの人よりも・・・と全てに「比較」が
基本となっていました。


日本の教育が悪いとは言いません。  でも自分にはこれがいけなかった。  根が真面目だったから・・


一番いけないのが、「運動会」と「相対評価」。

運動会で一等賞になれなかった自分を羞じたり、責めたりしていました。


くやしくてかけっこの練習をしたり。


騎馬戦で大将をやって、(一番大きかったから)小さな騎馬をぶっ飛ばして、得意げになったり・・・

自分の成績が「4」だと、「5」の人を尊敬したり、羨んだり・・・  

その一方で、「2」の奴を鼻で笑っている自分がいたように思います。   


勝った、負けたがいつも自分の思考、価値判断、善悪、成功失敗の基本になっていました。


これを少しなくして行こうと・・・・


平均~~  ・・・  日本で必ず目に付く言葉。

平均身長、平均体重、平均年収、平均年齢、平均気温、平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平 均          をやめる!


「違う」  という事を受け入れ、それを楽しみ、自分と違う生き方、考え方を尊重する。


勝っているとか、劣っている、上級とか下級など・・・・・とは考えない。


自分は、じ ぶ ん。

それからいけないのが自分の育ってきた過程での「相対評価」。


これを、絶対評価に・・・

そう、みんな Aでも良いのです。


何でも自分を上から、下から数えて何番目とかでAとかBとか C-なんて評価しない。


自分で思って決めた事が A     

他人のそれも   A

それで良いのでは? と思うようになりました。

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2005年04月09日

髪型

この歳になって髪型変えたって、意味無いだろー。

女の子にモテる訳じゃなし・・・

そう思っていました。


そんなある日、青山で有名なカリスマ美容師がホノルルに店を出す事を知りました。


ちょっと勇気を出して、ヘアーカットに行って見たのです。


いました、カリスマが・・・・    何、ただのお兄ちゃんじゃないか。

皆女性客ばかり・・   自分一人オジサン。   皆の視線・・・・


すごく場違い・・・・


「今日はどのようにカットしましょうか?」


「あー、はい。   えー、このサラリーマンカットを・・・・少し えー自由人風にお願いします。」


「自由人風ですね。   かしこまりました!」

・・・おい、意味 通じたぜ・・・・・

凄い手さばき・・  軽やかにシャシャシャっと・・・

カットしてもらって鏡を見た時、何か違う、軽い衝撃が・・・


相変わらずの不細工な顔と合わせると、カリスマ と言うよりも、  カラスミ 状態・・・・・・


でも・・・・・・・・

それまでの内田社長、内田支店長ではないかなり軽やかな自分がいました。


そうか・・・・  

髪型を変えると自分の持っている、自分に対するイメージが変わってくるんだ。


髪型は、人に見てもらう為のものとばかり思っていましたが、その効果は抜群でした。

それ以来ズボンや、靴、それに時計なんかも変えて見ました。


だんだん、若返っているような自分。


エレベーター内の鏡に映る自分を見て、少しずつ昔の学生時代、

若い頃の元気だった自分を思い出すようになりました。

あの頃は、楽しかったな・・・毎日。


猛烈サラリーマンを辞めて、1年ぐらいゆっくりする時間を持って、はっと気がついたんです。

変えなきゃいけないのは、仕事や今の状況じゃない。


自分自身だって・・・・

そう、自分の狭い、凝り固まった考え方、価値観、ものの見かたを変えるのが、

後半の試合を有利に展開する作戦の最重要課題。


そんな事にやっと、気がつきました。


それ以来見るもの、話す人、読む本、インターネットで探す題材が

大きく変わってきたように思います。


この歳になってやっと気がついた・・・・   

「やっと」・・・  そう、それが一番ピッタリの言葉でした。

投稿者 : 11:48 | トラックバック

2005年03月25日

ロッカールームで

ハーフタイム中は、ロッカールームに入り少し走るのを止めます。

後半はかなり風向きも変わり、自分の残された体力も前半とは違うはず。


どうやって得点を上げるか?

どうやったら怪我をしないよう、ホイッスルが鳴るまでプレーできるか?

自分の納得の行くプレーを・・・・・


色々な本を読み、旅行をしました。

ニュージーランド、タイ、シンガポール、ブルネイ王国、カナダ、オーストラリア、日本の温泉、そして両親の墓参り・・・・

それまで毎日、毎月読んでいた日経新聞、日経ビジネスを読むのを止めてみました。


散歩をしたり、ジムへ行ったり、そして一人でビーチへ・・・・

最初は、周りの人が自分をどう見ているのか?ばかり気になっていましたが、その内だんだん自分を
見つめるコツが分かってきました。


そう、コツが・・・

誰とも会わないことです。


一人でいると、自分の事が見えてくる・・・

皆といると皆の事ばかり気になって、他人の事ばかり考えている。


ちょっとした発見でした。

自分は本当に「何がしたいのだろう?」・・・

自分は、何故生きているのか?   いや生かされているのか?


ウーン、ちょっとソクラテス状態。


そんな時何人かの友人から言われました。

「内田君さー、 髪型変えたらどう?」

はー?髪型?

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2005年03月18日

人生のハーフタイム

02年春の人事異動を機に24年勤務した会社を辞めることにしました。


人生の半分以上をサントリーに勤務して過ごしたことになります。


良い会社でした。


最後まで良くしてくれました。 

辞表を出し、人事部から国際電話をもらった時は3日間食事ができなかった。


自分の我侭が申し訳なくて。


でももう決意は翻らなかった。  

大げさだけど、自分にとってはそれまでの人生で一番大きな決断だったように思います。


会社を辞めてしばらくのんびりしようと思いました。


旅行をして、一人になって、そして本を読んで・・・・


ハワイの友人にでさえ、もう引退したみたいだね、と言われるくらい。

一人で、これからの人生を考えました。
今までうるさいくらい鳴っていた携帯電話がほとんど黙ってる・・・   


孤独・・・ちょっと怖かったけど慣れた。   結構快適。

どうやって生きてゆくか?   どうやって与えられた残りの人生を過ごしてゆくか?

どうすれば少しでも後悔の無い人生を送れるか?


道端のハイビスカスの花に気が付く・・・  今まで目にも入らなかったのに・・・


あ、綺麗に咲いているね・・  花に語りかけたりして・・  これ生まれて初めて・・

外科医をしていた同級生がいつかこんな事を言っていました。


癌の手術を終え、死期間近い患者さんが皆共通して言う言葉がある


「もっといろんな事をしておけば良かった」・・・・

自分はどうだろう?

ある人が偶然こんな本をくれました・・・・

聖路加国際病院の名誉医院長をされている、日野原重明さんの書いた

「豊かに老いを生きる」


ちょっと待って、もう老後かよ・・・・・・・・

でもこの本に答えがあった、


生まれて人生の前半は親に支えられ、先生に支えられ、会社に支えられ・・・・・・・

そして人生の後半は、少しでも世の中にお返しをしていったり、自分が自分以外の人を支える仕事はないかと考えるゆとりがあっていいはずだ、と。


自分以外の人を支える・・・ そう自分は人に喜んでもらえる事が好きだから。


これまでの経験と、知識を使って、人に喜んでもらう事をテーマに。

そう、サッカーでも前半と後半があります。


今自分は人生のハーフタイム中・・・


ロッカールームで、後半のゲーム展開と、戦略を考えている・・・・

そう思うと、今という時間の大切さを感じ、色々と考える事に幅が出てくるような気がしてきました。

投稿者 : 08:34 | トラックバック

2005年03月15日

人生の優先順位

肩書き? 大企業? 安定収入?  うーーん。 これは○・・・・これは△・・・・

そう、それでずいぶんと頭の中が整理できました。


はっきりしてきた事。

人生は残り少ない。   

大学の同級生や会社の同期が、肺がんや動脈瘤破裂で亡くなったという訃報を聞いて、

同じ年齢の友達が死んでいる・・・         

自分もいつか死ぬんだ・・・


そう、よく平均寿命まで自分が生きる、と勝手に、絶対に、

疑いも無く信じている人がいますがそれは違う。

あれは、あくまで 平均・・・・

好きな場所で、時間を大切に、人生を味わって生きよう。

安定収入や肩書きは捨てて、会社の為ではなく、自分の為に働こう。


安定収入は=反対に言えば、今の10倍の収入にもならないという事。


肩書きは、あくまで「肩」に付いた称号だけ、皆いずれは元社長、元常務、元支店長・・・・


元 元 元

大企業を辞めるなんて「もったいない」・・・・・・・


大企業にこのまま残るほうが「もったいない」・・・・・・


この不況に会社を辞めるとは勇気がある・・・

不況だから反対にチャンス、会社に残って定年を迎えるほうが「勇気がいる」・・・・・

という感じ。

ある日決断しました。

自分の人生の車線を変更することを。


今の労働ビザをグリーンカードに切り替えよう。  弁護士に相談。


今度は、車線変更に必要なもの、手続き、心構え、計画実現の為の経費、家計の計算・・・・・

ありとあらゆる必要事項を紙に書き出し、必死になって調べたのです。

ちょうど、大橋巨泉の「アーリーリタイヤメント」の本が書店に目につく時代でした。

「アーリー リタイヤメント」か・・・・・・・・・


でも、これはちょっと違和感あるな・・・・・・・・・・


そしてある日の朝、CNNのファイナンシャルニュースを読んでいて、

こんな言葉を見つけました。


「 Active Retirement 」・・・・・・・「アクティブ リタイヤメント」   これだ!これ。     


ついにキーワード発見。


そう、直訳すると「生き生きとした人生の為の引退」・・・・・・


人生の多くの時間を犠牲にしてお金をたくさん稼ぐ・・・

という仕事中心の人生、考え方から、たとえ収入が減っても自分の

やりたい仕事や人生を見つけ実現する生活にシフトする。

隠居ではなく、仕事中心の人生から「引退」する、と言う事

何とも私のモヤモヤにしっかりとした、クリアーな回答を出してくれた記事でした。

その時、霧の合間に少し晴れ間が見えてきたように感じたのを覚えています。

投稿者 : 07:09 | トラックバック

2005年03月14日

ミドルエイジクライシス

皆さん、ミドルエイジクライシスって知っていますか?


中年の危機・・・・・ そう、直訳するとこんな感じかな?


米国の立派な 病気の名前です。

特に仕事をしている男性が多くかかる症候群です。

「発症」の年齢時期はかなり個人差があります。


私はハワイ勤務の期間にこの「病気」にかかったのです。


人生このままで良いのか?

今後もずっと同じ仕事を続け、人生の後半を生きてゆくのか?


ひどい人はうつ病になるほど悩みます。


ハワイ勤務を続けるうちに私はもうすぐ40歳・・・

このままサラリーマンで人生を終わらせるのか?

と日々自分に問いかけました。


そこで流行の「成功の法則」、「強く願えば人生が変わる」・・・・

などと言う関係の本を読みまくりました。


ある日、自分が手に入れたい、または将来の理想の人生を紙に全て書き出してみたのです。


そう、全て・・・・・・

それで一つ分かった事がありました。


いかに自分が欲張りか?という事・・・・・・・・・・


肩書きも、安定収入も、自由な時間も、仕事のやりがいも、

ハワイに住む事も、子供の教育も・・・・・・・

よくまーこれだけ望むな!・・・・・という感じ。


そしてもう一つはっきりしました。

どう考えても私には「全てを同時に叶える事は不可能」だ、ということ。

そう、絶対に今の自分の人生では無理。

だから悟ったのです。


「何かを得る為には、何かを捨てる」必要がある・・・・・・・・・・・・

全てではなく、欲しいものに優先順位と、重要度をつけることにしました。


何故自分が「中年の危機症候群」で悩んでいたのかが少しわかってきたのです。

そこでそれぞれの願い事を「選択」して見ることにしました。


◎・・△・・・×をつけながら。

投稿者 : 07:10 | トラックバック

2005年03月08日

願いは叶う

そして悶々とした日々を送っていたある日、部長から

「内田君、上着を着て会議室へ行ってくれ」・・・

「上着? あー、はい。」

「えー、8月1日付けでホノルル事務所長を命じます。」

常務東京支社長より、内示を受けました。

「ホノルル?」  頭の中が真っ白・・・・  「ハワイ?」

しばらくボーっとして。

91年の9月、ビザを取得して生まれて初めて「ハワイ」に飛びました。


そう、あの「トリスを飲んでハワイへ行こう」・・・のハワイへ。


ハワイは日本のバブル経済の影響を受け、多くのリゾート、ビル、ゴルフ場が

日本企業所有になっていました。

真珠湾攻撃50周年・・・・・・・・

50年たった今、飛行機の代わりに経済でハワイを攻撃、占領している

ようにすら感じられる程、次から次と日本資本のハワイ不動産買収、進出、

そして日本人観光客の増加・・・・


ここアメリカなの?   それとも日本の領土?  不謹慎ながら錯覚してしまうほど・・

初めてカウアイ島へ出張・・・・


プリンスヴィルという北端にある高級リゾート。


ホテルのプールサイドで、ハナレイ湾とバリハイの風景を見た時でした。


「俺は13年、何をしてきたんだろう?  こんなに綺麗な景色が世の中にあったのか?」

頭と心、そして全身に電気が走るような衝撃・・・・・・・・・・

何、ここ・・   凄い・・・


身体中の力、蓄積した疲れ、突っ張っていた「何か」・・・・・

全てが溶けるようでした。

私はこの時に、「人生が変わる」と予感したのです。


そう、変わる、  きっと・・・・と。


ハワイ勤務をしてゆくうちに、本当の自分と、優秀なサラリーマンを

「演じてきた今までの自分」の違いに気がつき始めました。        

そう、「演じていた」 自分。


多くの新しい友人が出来ました。

皆笑顔でゆっくりと人生を楽しみ、健康に、そして穏やかに・・・・・・・・・


それまでの動悸息切れが、静かに収まってゆくような安らぎを覚えました。


35歳になって、今まで持っていた生き方のベクトルの方向が音を立てて

動き出したように思います。


ハワイにこのままずっと住んで、仕事がしたい・・・・・・・・・・・
 

投稿者 : 20:58 | トラックバック

2005年03月07日

最後のチャンス

転職・・・・電車の中吊り広告に、そんな言葉が良く目に留まるようになっていた時代でした。


世の中バブルの人手不足状態。


それまでの終身雇用の時代とは少し違う価値観が、日本にも芽生え始めていたように覚えています。


そりゃ、優秀な俺だし、ロンドン勤務だってしてたんだから「まー、5-6社くらいから面接したい」と言ってくるだろうな・・・・少なくてもね。


ところが、人材紹介会社の担当者と電話での面接。

「内田さんは、何ができるんですか?」

「はー?」

「どういう専門分野をお持ちですか?  レストランの経営?」


「いや、その、レストランは、その、あのー、勤務時間が長くて、えー腰痛が・・・・ 

まー営業なら」


「海外勤務をご希望とありますが・・・どんな専門、技能をお持ちですか?」


全くダメでした。

どこにも紹介してくれなかった。  


良い学校、大企業勤務・・・・・何もハッタリきかせられなかった。      

そう何も。


この時のショックは、結構記憶に残っています。

どうしたらいいんだ。


このまま、毎日1時間20分通勤して、深夜に帰宅して、えーと社宅は何歳までいられるんだっけ?


そうすると自分の家はどうしたらいいの?

月給は・・・・円だし、身体はクタクタだし、酒の飲みすぎだし・・・・


そんな中でも必死に働きました。 

願いをかなえてもらえるよう、人事の自己申告 異動希望には再度海外勤務。

ある日、上司に言われました。

「おい内田。  お前、まだ海外志望なのか?    

今度海外へ出ると出世が遅れるぞ。

このまま営業にいれば近く支店長だぞ・・・・・・・

頭冷やしてよく慎重に考えろよ」

「はー、支店長っすか?・・・・」

肩書き・・・サントリーの支店長・・・・
結構信用つくし、親戚なんかも喜ぶし、 親もそりゃ喜ぶし、
周りの人もそれなりに注目してくれるし・・・・・
役職手当なんか付くだろうし・・・飲み代も、タクシー代も結構増えて・・・・・・


でも何故か・・・・・・・・・・全く興味がわかなかった。    


ウキウキしなかった。  

むしろ営業の支店長なんかなったら、日本脱出の最後のチャンスが無くなると思いました。

そう、最後のチャンスが・・・・・・・・


社会人になって12年、34歳の時でした。

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2005年03月06日

日本の常識

決して外国かぶれではありませんが・・・・・・・・


帰国して仕事をする内に、「絶対に日本の常識はおかしい」と思うようになりました。


帰国してまず気が付いたのは、日本の拝金主義。

そう、お金を中心とした権威、正義、そして尊敬。
金持ち=一流と言う観念。


お金を「拝む」という風潮・・・風潮どころか、国民性。 国の根幹にある「主義」です。

何で世の中、こんなに金、金、働け、働け、株式長者、金ぴかの新築ビル、

豪華ナイトクラブ、宮殿のようなゴルフ場のクラブハウスだらけなの?・・・・・


NYの有名なビルを日本企業がどんどん買収していました。
それも、あまり聞いた事のない値段で。


それでも自分は一生懸命働きました。  根が真面目だから・・・・

以前のレストラン勤務の時と比べると、夢のように楽な毎日。

だって座って5分以上かけてゆっくり自分の食事が出来る・・・・・

それだけで幸せでした。


夜遅くまで、お得意先訪問。

朝4時まで営業しているお店にも朝4時の閉店時に伺い、店長にご挨拶。

「こんなに遅くまでサントリー製品を販売してくださりありがとうございます。」

差し入れのケーキを持って伺いました。

店長絶句、大感激。    


「内田さんこんな時間まで仕事してるんですか?」

「はい。 僕も以前の職場ではだいたいこんな感じだったもので・・」

「差し入れありがとうございます。 ご馳走様です、これから皆でいただきます。」

固い握手・・・・・・・・・・

そう、心・・・・


そういう時代の日本で日々を送るうちに、この常識にずっとこれからも住み続けるのか?

それとも・・・・


悩んで悩んで、そして大好きな今の会社を諦めて転職しようか?と。

そしてまた海外に仕事を見つけようか?


ある日曜日、人材紹介会社に自分の履歴書を書いて送付したのです。

投稿者 : 09:28 | トラックバック

2005年03月05日

どうしよう?

88年まで5年間の、いや10年分の勤務を終え、東京の営業部に転勤となりロンドンを離れました。
空から見たロンドンの光景は今でも忘れられません。

綺麗だなー、また帰ってこれるかなー?と。

東京では営業の特殊部隊のような、大手のレストラン、飲食業チェーンを

経営する企業を専門に担当する部署に配属になりました。

日本経済、バブルの真っ最中。

ゴルフ会員権、銀座のクラブ、不動産価格の上昇、そして変わらないお給料。

お客様の接待に銀座のクラブへ良く行きました。

4人で1時間ほど、ホステスさんとお話して、請求書が26万3千円。 


え? 俺の月給は手取りで・・・・・円!

マンションブームでした。

日曜日のマンションモデルルーム公開、即時販売会・・・・・

「えー、お客様のご予算はおいくらくらいで?」

思いっきりはったりかまして、
「4,000万円くらいです(冷や汗)」

「はっ? 4,000万円ですか? あのー 大変申し訳ございませんが、

あちらに中古物件のコーナーがございますのでそちらにお移りいただけますか?」

「え? 中古?  4,000万円で?」


冷やかしに行ったつもりが、こちらが冷やかされて家に帰ってきました。


何で?・・・・・・・・・・・・・・・・・


何でこんなにロンドンと比べて、何でもかんでも値段が高いの?

俺の給料じゃ、家も買えないじゃない!

なんで銀座のクラブで一人6万円なわけ?

なんで夜中の首都高速がタクシーとハイヤーで渋滞してるわけ?


何で?


それに、自分としては何も豊かさや、喜びを感じない日々。

どうしよう?  このまま日本で仕事をするの?


このまま?  今の人生?  ずーっと?


日に日に、悩んだり、自分に問う事が増えてきました。

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2005年03月04日

人生の価値観

Unhappy ?  そうだよね。  顔に出てたんだ。

ある採用したギリシャ系の移民のウエイター。  これもよく働く奴でした。

でも週 5日勤務で採用したのに、いつも週 4日しか仕事に来ません。

ある日、彼を呼んで


「君なー、週5日は働かないと一日分欠勤扱いだよ」・・・


そしたら、彼いわく・・・

「Mr. Uchida. 週 3日分だと、あとちょっと必要な生活費に足りないんです。」


「What?」

よく人生には「色々な価値観」があって・・・と言います。

この時のショックは、結構刺激的でした。

人生に必要な分だけ働き、あとは家族と一緒の時間を優先する・・・


「はー?」


「子供のサッカーが、今リーグ戦で一日おきに試合や練習に連れて行かなくてはならなくてね・・・」

「ほんじゃ、お前 貯金しないの?・・・」


皆さんはどう思われます?

日本人の私には、当然受け入れがたい「いい加減で、無責任な、チャランポランな」言動でした。


受け入れがたいんだけど・・・・でも、何故か 「Oh. Yeah?」


恐れ入りました。 

世界の価値観の中で、日本という国、日本企業、そして売上予算達成主義・・・


これは、唯一の価値観ではない、という事を学びました。 

そう「学んだ」っていう感じ。


オレはこのままでいいのかな?

心の奥底に「何か」今までの人生で感じたことのない別の「気づき」みたいな・・・・


閃光のようなものが、その時スーと通り抜けたような気がしました。


相当努力家で我慢強かった私も、周りが 「24時間戦えますか軍団」 だった時は、

そんなこと微塵も感じなかったような 「何か」を・・・・・

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2005年03月02日

ロンドン勤務

人生の転換期と言うのはこんなものなのかも知れません。

誰が立川の営業所から、赤坂の東京支社から、英国のロンドンに転勤になると思いますか?普通。

ロンドンのレストランサントリーは、バッキンガム宮殿の近くにある

クイーンマザーがお住まいになるセントジェームス宮殿のすぐ隣のブロックにありました。


1977年7月7日開店。

私は、83年~88年までそこで勤務しました。

何もかもが初めてのことばかり。

英語が通じない。 あー日本の学校で習ったのは「米語」だったんだ。

銀行で両替が出来ない。 スーパーのレジで言葉が分からない。 

パブでビールも注文できない。

日本の英語教育を恨むべきか・・・・自分のバカさ加減を恨むべきか?

とにかく一生懸命、朝から夜中まで、時には翌日の朝方まで働きました。

週90時間勤務は普通。 


イヤ、普通じゃないですよね・・・90時間は。

従業員は合計で35名、11カ国の出身国。 もうオリンピック状態。

色々なお客様にも来ていただきました。

ミック ジャガー、リンゴ スター、ロジャー ムアー、アラブの石油大臣、

インドの投資家、オックスフォードにご留学中だった浩宮殿下、


そして私はダイアナ妃とチャールズ皇太子お二人にパーティー会場で

お二人にとっては初めての お寿司をご説明、献上した初めての日本人です。

とにかく有名人の沢山来られる店でした。
 
予約無しでお見えになったティナターナを変な黒人女性と間違え

お断りしそうになり、ウエイターに「Mr. Uchida ! She is Tina Tana !」


Oh. Yeah?

その頃の英国ロンドンは、サッチャー首相が再選され、2期目の5年が始まったばかりでした。

英国経済絶好調、店に2本ある電話は予約の電話で鳴りっ放し。


腰が抜けるまで働きました。   

どうしてオレはいつもこうクタクタになるまで働くんだ?

役職はジェネラルマネージャー・・・ 

そう日本語で言うと 総支配人・・・偉そう・・


でもやる事は、店の運営、管理「全部」、スタッフが休んだ時はトイレの掃除、

皿洗い、壊れた椅子の修理、仕入れまで全てやらなければならない、


「ジェネラルな」マネージャーです。


毎日一生懸命働きました。


のんびりサボっている外人スタッフを見つけては叱りながら、ただただ本社に

評価されるように、売上予算を達成するように・・・・・と。

しかし、英国のパブでのんびりビール片手に延々とお話している人々、

アフタヌーンティーを楽しむ人々の余裕を見ている内に、「なんか変じゃない?」と

思うようになりました。

「どうして、こう日本人だけ忙しい訳?」

「どうして、俺だけ椎間板ヘルニアになるまで働かなきゃいけないの?」


心の底に、「何かしっくり来ない」ものが流れ始めてきました。 


深夜帰りに契約しているタクシー会社のいつもの運転手に言われたんです・・・・・


「Hey Mr. Uchida.   Why you look so unhappy?」

投稿者 : 23:31 | トラックバック

2005年02月28日

海外に勤務?

特にその日の朝は、前の晩に吉祥寺のスナックでビール中瓶を

皆で20本くらい空けた後だったのでかなりキツイ体調でした。

「海外っすか?」

「今世界に展開しているレストランサントリーの支配人として、

人事部が若手を出せと言ってきているんだ」


「は-。 あー そうなんすか。」


「今夜 ゆっくり一杯飲みながら話そうか?」


「あー・・・・・・ はい」


当時のサントリーは新入社員から10年の間に3部署を経験させ、

個人の適正を見るという方針でした。

そしてその晩、珍しく所長と二人で一杯飲みに出かけたのです。

「君は毎日とてもよくがんばっているな。営業所全体の目標販売額にも興味を持ってくれているし」

「あー、はい」

「海外で、マネージメントを経験しながら語学と人間の幅を広げて来たらどうだ?

今の君をウチから出すのは非常に痛手だけれども、君が今営業で稼ぐ会社の利益より、

その体験で10年後、20年後に会社にもたらす利益のほうがずっと重要だ。考えてみてくれ。」


「はー。 10年後っすか?」

いつもの担当地区でお邪魔する安い焼き鳥やより、高級な小料理屋のカウンターで

純生を飲みながらだんだん頭の中に地球儀と成田空港と、レストランで

「いらっしゃいませ・・・じゃないGood Evening, sir!!」

と言っている自分がぼやーーと見えてきました。

思えば、これが私の人生の大きな転機だったように思います。


自分が小学校3年の時の東京オリンピック。

初めて駒沢競技場近くで見た、ノッポの外人選手。

世の中に、こんなに背の高い人間がいるのか!と。

それまで何となく海外、アメリカに憧れがあったのは事実。


大学でアメリカンフットボール部に入ったのも、たぶんそれが理由だった訳で・・・


「はい。  ちょっと親とか相談してみていいっすか?」


「もちろん。でも返事は来週末までにはくれ。人事部への報告の期限があるから」

「わかりました」


それから所長が延々といろんな事しゃべっていましたが、ほとんど聞いていませんでした。

・・・・・こりゃ大変だぜ・・・でもやってみるか?・・・でも帰国してどの部署に配属になるんだ?・・・・

言葉はどうしよう?・・・ウエイターのバイトだってした事ないのに・・・・

だって基本的にだよ、外国なんか 今まで一度も行った事ないのに・・・

そこで仕事する訳?・・どうすればいいんだ?


「それじゃ、そろそろ行くか」

「はい。」

「じゃー来週金曜日までにな」


「あー、はい」


帰りの中央線で、頭の中はごちゃごちゃでした。


「海外かー。レストランのマネージャーかー。 ・・・と言う事は結構今と変わるぜ。」

あやうく 降りる駅を通り過ぎそうになり、家路に着きました。


いつもより かなり早い夜の11時過ぎに・・・・・

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2005年02月27日

24時間戦えますか?

どこかの宣伝にありましたね。

サントリーに入社してからは念願の営業部に配属、毎日 日中は酒販店、

酒類卸問屋、夜はスナックや焼き鳥屋さんを訪問、サントリー製品の拡売に

これまた一生懸命打ち込みました。

タダで酒が飲める・・・・その通り。 

ほとんどの訪問先での飲酒は全て領収書をもらい、身銭は一銭も切らず。 

ところが これが大変でした。


スナックのママから怒られ、焼き鳥屋のご主人からは


「ウチはサントリビールなんか売らない!さっさと帰れ!」と怒鳴られ。


抱いていた成功のイメージと、現実のギャップ。

そうか、これが社会人の現実か? 何もかも学生時代に考え、

夢みていた事とは違う出来事ばかり。

朝から夜中まで、毎日クタクタになるまで働きました。

根が真面目だから・・・・


どうして私はいつもこういう風にクタクタになるのだろう?と。


でも石油ショックの傷跡も消え、日本経済も上り調子の頃でした。

何の迷いもなく、ただただお得意先に頭を下げて、何を言われても我慢して、

そして他人よりも努力して24時間戦っていたように覚えています。


当時のサントリーは、年間売り上げが1年ごとに400~800億円づつ伸びている成長企業。


行け行けドンドンの日々でした。

良い先輩、上司にも恵まれ、日々頑張るうちに 厳しい中にも心底信頼していただける

お客様も増えてゆき、なんとかサラリーマン、一端の営業マンらしくなってきたように思います。

入社して3年近く過ぎたそんなある朝のことでした。

営業所長から・・・・・・・・

「おい、内田君! 君、海外に興味無いか?」と 声をかけられたのです。

「はー?」


前の夜からの二日酔いで、とぼけた顔した私は


「なんすか?」・・・・・・


「海外勤務だよ!  カ イ ガ イ !」

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2005年02月22日

努力家はタダ酒に弱かった

慶応志木高校では、がんばってスポーツ、勉学に励み

希望通り経済学部に進学しました。


大学ではアメリカンフットボール部に入部。

これまた毎日しごかれ、夕方遅くまでヘルメットかぶってチャージ!と

叫びながらぶつかり合いの日々。

何度も脳しんとうを起こし頭の周りに星が回るのも体験。

それ以来、かなり脳細胞が破壊されているか?

成績は何とか2桁のA。経済原論の時間は眠かった。


週4回、練習終わってからの家庭教師のアルバイトの時間も眠かった。

65歳を過ぎても働いてくれていた父を見て、早くお給料の良い大企業に入り、

父親をリタイヤーさせてあげたいと思っていました。

当時は第二次石油ショック、就職もそれまでのように大学さえ出ていれば・・と

簡単ではなく大変な時代でした。


当時学生のくせにお酒が好きだったし、クラブの1年先輩がサントリーに

入社していたので会って話を聞きました。

何とサントリーでは営業に配属されると毎晩会社の金で酒が飲める!


え? ほんとっすか  それ?

何と良い会社なんだろう・・・・。


それから10月1日の就職活動解禁日にサントリーを会社訪問。

当時サントリーは人気企業トップ10中6位。


よくもまー図々しいというか、怖いもの知らずというか。

当日は早朝より大阪本社で2,000人、東京支社で3,000人の

学生が並んだと言われています。

10/10頃、大阪本社での社長面接の翌日、自宅に 「11ガツ1ヒ ライシャ コウ」の電報が。

採用されたのは、合計で 59名。


やったー、これでタダで酒が飲める!!!


晩酌が唯一の楽しみだった父も大喜び。  


これでこれからは 毎晩 角瓶だ!

そして何の迷いも無く、意気揚々とサラリーマンの世界にまっしぐらです。

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2005年02月20日

良い学校 大企業

そんな訳で、まー「ガリ勉タイプ」ではなかったけど、試験前は無口になるくらい結構勉強しました。
父が慶応大学出身だったのでテレビで早慶戦などを一緒に見ている内に何となく慶応大学に入りたいなと思うようになっていたような気がします。
そして慶応志木高校を受験、見事に合格しました。嬉しかった。家で一生懸命試験勉強、通常とはかなりレベルの違う難易な数学の応用問題を不思議に懸命に解き、理解した問題と同じものが出題されるなど、ラッキーも重なった結果でした。
今は亡き父がとても喜び、入学式にはわざわざ会社を休んで出席してくれたのを覚えています。
慶応志木高校は当時寮設備も整っていたので全国から優秀な学生が集まっていました。
緑豊かな37,000坪の敷地の中で、楽しい、自由な高校生活を送れ本当に幸せでした。
次の目標は、慶応大学への進学に上位100名ほどまでしか内部進学できない経済学部に推薦される
事です。
バレーボール部に在籍し毎日厳しい練習でクタクタになりながらも勉強にも励みました。
そう、涙ぐましいほど絵に描いたような優等生ですね。いわゆる・・・

私は父が45歳、母が44歳の時に生まれたせいか、少しでも良い企業に入り、一日も早く両親に親孝行をしたい、という気持ちが心の奥底にあったようです。

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2005年02月19日

会社を辞めてもうすぐ3年

私が会社を辞めたのは2002年の春でした。

もうすぐ3年経とうとしています。

私の学生時代は良い学校に入り大企業に入社する・・・

それが何となく男性の成功のイメージでした。

父も兄もサラリーマンだった私にとって、このイメージが

子供の頃から何の迷いも、疑いもない目標のようだった気がします。


真面目でした。

学校の勉強も、運動も、何でも親や周囲の人から

<誉められる>事が目標でした。


常に他人から見た自分を一生懸命「立派」に見せるよう

日々努力していたように記憶しています。



そして私はいわゆる世間で言う、「成功、理想の道」を

歩んで行ったのです。

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