« 2008年05月 | メイン | 2008年07月 »
2008年06月02日
アルバイト
学生時代 何種類ものアルバイトをした
お小遣いが欲しくて
色々と物も買いたいし
映画にも行きたいし・・・・・
・
・
・
思いつくまま書いてみると・・・
・
・
ふとん屋さんでの アルバイト
頭や眉毛、まつ毛にまで綿ぼこリが溜まって
まるで サンタクロースだった・・
確か 時給180円・・・・
・
・
不動産マンション分譲地での
モデルルーム案内・・・
・
・
当時の日本は高度経済成長
マンションブーム
景気が良くてアルバイト代とは別に
お昼にカツ丼を食べさせてくれた
嬉しかった・・・
・
・
お中元と お歳暮の配達・・・
世田谷区の高級邸宅街・・・・
どこの家も 付け届けの来る家は
大概決まっている・・・
・
・
多い日には 同じ家に5-6個の小包・・・
いいなー と思いながら
こんなに缶詰もらって どうすんの・・・・って
・
・
デパートの店員・・・
女性服売り場に配置された
いつも来る おばさんが多い
常連の 有閑マダム達・・・・・・
・
・
意外と 買わない・・・
あちこち見て、商品に触って
そして 帰る・・・・・
・
・
この時だ 「夕刊」と「有閑」の漢字の違いを学んだのは・・・・
・
・
家庭教師・・・・・・・
週二回の授業で 二人を教えていた
弟が二人 出来たみたいな・・
・
・
今では彼らも 立派な社会人
会社の中枢だ・・・
・
・
・
電機小売店の配送・・・
2トントラックを運転する強面のお兄さんについて
製品を配達する 助手だ
よく洗濯機や冷蔵庫を 運んだな・・・
・
・
伝票の住所に 403号室・・・・・なんて書いてあると
ヤバイ! っと思う
・
・
当時は 4階までのマンションには
エレベーターの設置が
義務付けられていなかったから
・
・
403号室・・・・・・・・・・・あちゃー! って
・
・
どう言う訳か
こういう悪い予感は ほとんど当たる
・
・
運転手のお兄さんは
おい 内田 行くぞ 担げ!って
冷蔵庫を 背中に担いで
階段を 4階まで上がる・・・・・・・
・
・
こら 内田! お前は転んでもいいけど
冷蔵庫は落としたり ぶつけたりすんなよ・・・・って
・
・
はい ! って
・
まるで強制収容所だ・・・
・
懸命に 4階まで冷蔵庫を
壁や階段の手すりにぶつけない様運ぶ
やっと到着・・・・・・
・
・
ピンポーーン!
インターホーンを鳴らすと
あらまー ご苦労様 待っていたのよ・・・・って
中から奥さんが出てくる・・
・
・
あー 良かった 届け終わった・・・・・
じゃー この古いの持って行って
捨ててください・・・・だって
何?
・
・
今度は その旧式の冷蔵庫を
背中に担いで 階段を降りる・・・・・・・・・・
・
・
・
降りるほうが もっとキツいし 大いに危ない・・・・・・・・・・
・
・
・
あの頃は 一日アルバイトをすると
1,500円から 2,000円くらいの日給だったかな・・
・
・
・
今なら 派遣の人の時給くらいかしら・・・
・
・
・
色々な人と 出会った
色々な お客さんと接した・・・・
・
・
真夏のお中元の配送時に
冷たいカルピスを ご馳走してくれる奥さん
・
・
そうかと思えば
さっさとしなさいよ・・・って
印鑑 取り上げて
追い返すような奥様もいたっけ・・・
・
・
・
社会人になって
やはりアルバイトでの経験が
もの凄く役に立った・・・・・・・・
・
・
・
随分 前の事だけれども
若い世代が
本当によくこき使われた時代だ・・・・・・・
・
・
今の世の中
派遣の人や 名ばかり店長とか・・・・・・・
安い手取りで こき使われている・・・と
不満に思う人が増えている
・
・
でも あの時 掻いた汗や
キツかった経験は
今思い起こすと
不思議と 懐かしい思い出でしかない
・
それが常識
当たり前の時代だったからか?・・・・・・
・
・
・