2006年06月23日
口頭注意
いやー ブラジル強いですね
と言うか 日本が弱いんですか？
私はサッカーがあまり好きではなく、
あのワールドカップの熱狂がどうも
理解できない・・・
しかし、世界のさまざまなスポーツのうち
あれほど世界中が一緒に興奮する 種目は
ないのではないだろうか・・・
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今日は 金曜日
英語で皆が Have a nice weekend ! と言い合う日だ
私が サラリーマン時代 一番好きな日だった
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さて 今日は ちょっと真面目なお話し
「口頭注意」 について
日本でも 米国でも 組織で仕事をしていて
職務上 職位の下の人に
あることを注意しなければいけない事があるとする
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問題視されていること、明らかに間違っていること
はたまた
自分が上司として、気に食わないこと・・・
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こういう 時に 部下の人に注意する
怒る のではなく 叱ることもある・・・
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あるいは イヤミなんか 言う場合も・・・
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部下の あることを口頭で注意するとき
非常に 気をつけたほうがいい
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相手がいくら部下でも
その人に対する マナー と言うものがある
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出来るだけ 相手と二人きりで話す
あのさー 最近どう？ って
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出来るだけ 自分があまり腹が立っていたり
疲れている時を避けて、調子のいい時を選ぶといい・・・
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いやー 実は・・・・
そういって相手が話し始める
「ちょっと こんなことがありまして・・・」
「あー そうなんだ・・・知らなかった」
「 すみません。 ご心配かけて・・」
「 いや そんなこと無いよ そうか そうだったのかー」
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相手に注意するときは
まず その相手の状態を聞いてみるといい
結構 これで誤解が解けるケースが多々ある・・
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相手を 指導したり、注意して改善を指示する場合
特に まず相手の話を聞くことが効果的
出来れば プライベートで何かあったのか・・
身体の具合がどうなのか・・・
あくまで相手のプライバシーを尊重し
色々と 話させる・・・
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実を言いますと・・・・
はーそうか 僕は全然気がつかなかった・・・
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そして そういう状況を踏まえて
必要な 改善すべきことを 注意 指示する・・・
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おそらく
最初に 「こう 言ってやろう・・」 なんて思っていた時と
かなり違う トーン となるはずだ・・・
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注意された相手も 驚くほど素直にその指示を
受け入れるものだ・・・
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だって ボスが自分の話を聞いてくれた後だから・・・
心に 少し余裕が出て 素直になれるから・・
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米国で マネージメント エグゼクティブとして
仕事をする上で
この 部下とのコミニケーションを上手に
頻繁に 取ることが重要・・・
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米国トヨタの社長が女性秘書からセクハラで訴えられた
トヨタ本社と、 米国トヨタ・・・
そして その社長自身への賠償請求総額が ２１０億円・・・
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米国いにはこういう案件専門に
成功報酬で働く弁護士がたくさんいる・・・
報酬は 賠償金額 あるいは和解金の
３０－５０ ％くらいが相場・・・
ひゃー ！
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三菱自動車に次いで
米国進出日本企業の 大失態・・・
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日本企業は すぐ和解金を払うことで有名だ
成功報酬の弁護士も 相手が他の国からの進出企業だったら
そんな仕事 請けない・・・
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だって 孫子の代まで 払わないから・・・
そういう文化の違いを知っているから
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このハラスメントは
セクシャルハラスメントだけではなく
色々な 種類がある・・・
特に 注意したほうがいいのが
パワーハラスメント・・・・・・・
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別に 暴力のパワー・・ではない
「権力」 と言う意味の パワー・・・
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部下に対してどれだけの尊敬を払えるか
その人を 社員としてだけでなく
いかに 人間として扱い謙虚に接するか・・
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それが出来ていないと
相手は このハラスメントを受けた と思う・・・
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ハラスメントの 「定義」
米国では
ボスの その言動で、自分が不快に思ったり
傷ついた・・ と 思うだけで ハラスメントの
定義を満たす・・・・
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そして 例外は無い
クリントン大統領も
セクシャルハラスメント訴訟を起こされている・・・
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米国トヨタの社長を訴えた秘書を新聞の写真で見た
それはそれは 素敵な日本人女性だ・・・
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あんな人が秘書なら 月曜日が来るのが楽しみ・・・？！
こらっ ！
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残念ながら 男尊女卑の文化を受け継いでいる
我々日本人男性は 特に気をつけたほうがいい
「女のくせに・・・」 「俺の部下のくせに・・・」
社長の 俺の言うことが聞けねーのかー！ って
そんな 態度 発想は 徹底的に排除して欲しい
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これは 別にハラスメントで訴えられないようにする
ノウハウではなくて
米国では それが 当たり前だから・・・
女性社員に お酌をさせる文化はありません・・・
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日本でも こういう文化がどんどん浸透して来ている
とても良いことだ・・・
相手を 尊重するマナーを持てない人は
どんなに仕事上優秀でも 管理職に登用されない・・
賛成！
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どんなに 仕事が出来て 稼いでいる事業部長でも
間違えてはいけない
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会社や組織の中で
職位が高く偉い人 と言う 「偉いの定義」について・・・
「偉い」 の定義は
責任が重いから 毎日 「えらい 大変や！」 と
言う意味だと ご理解いただきたい ？？？
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そう くれぐれも 威張らないように・・・
おい ○○ちゃん お茶！
ではなくて
あのー失礼 ○○さん、お客様と僕にお茶を入れてくださいますか？
が 正しい・・・
はい！
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もっと 素敵なのは
自分が専務でも 支店長でも 社長でも
「自分でお茶を入れる」
そんな立派な上司には 部下が気がついて
慌てて そして喜んで お茶を入れてくれるものだ・・・
・
うーん 内田さん どうかな？ 最近それは・・・
あっ いない？ そんな社員・・・
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職位の下の人に
そして相手が 異性である場合特に気を使うべきだが
とにかく 相手にマナー良く
変な誤解のないように そして 尊敬の念を持って
紳士的に接すれば 何も怖いことはない・・
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常日頃から そういう 心がけをしていれば
何も 心配ない・・・
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相手に 口頭注意をする場合も 同じ
相手を尊重しながら話し 注意 改善指示をする・・・
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注意するときは まず＜自分の口頭＞に 注意した方がいい
私も気をつけます・・・・・・・・
では 良い週末を！
投稿者 
: 2006年06月23日 07:03
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