2007年06月19日
下請け
日本人は 顧客と業者
発注依頼主と受注先・・・
あるいは 発注企業とその下請け業者
と言うように立場を位置づけて
理解するのに慣れている・・・
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基本的に これらは
仕事を発注する側と 請ける側
イコール
代金を支払う側と 貰う側・・・と言う
関係だと思う・・・
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日本では 仕事をいただいたり、
商品を購入してもらい
代金をいただく方は 顧客に対して
腰を低くして お礼を言う・・・
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いつも ありがとうございます・・・
毎度お世話になります・・・・
今後とも 引き続き
ごひいきにお願いします・・・って
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最近では 下請けいじめなんて
前よりはずいぶん少なくなってきたとは思うけど
基本的に 日本の商いの文化には
お金を払う側は 貰う側より 偉い・・・と言う
不文律が根底にあるような気がする
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もちろん それは当たっている部分もある
私だって コンサルタント料を払ってくれる顧客には
丁寧に接する・・・
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昔 サントリーで鍛えられた
お客様本位・・・・
顧客志向・・・・
顧客の利益を まず考える・・・
ありがとうございます・・・の精神
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この精神は そんじょそこらの
弁護士や会計士の先生方
それに
業者の方々には 絶対に負けない位の
自信がある・・
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それどころか
おそらく当の顧客以上に
顧客の利益やリスク、それに将来の人生を
私の方がより深く考え 良いアイデアを模索する・・・
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ある時には
夜中も眠りながら より良い解決案を
瞑想し 探しているくらい・・・とまで
自負している
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顧客が驚く・・・
イヤー 内田さんに言われて
初めて気がつきました・・・とか
私の資金や 計画の進め方を
そこまで親身に考えてくれる人は
中々いない・・・・
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そう顧客から言われたのは今まで
二度や 三度では無い・・
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ところが 親切なMKUの内田さんも
これが一旦 顧客の自分に対する態度が
下請けに物を頼む・・・とか
仕事を<やらせる>ような言動になると
一変する・・・
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もう すごく機嫌が悪くなる・・
おー!
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コンサルタント料を 何万ドルも
払ってくれている相手でも
すぐ態度が変わる・・・
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あのね・・ ウチはアンタの下請けじゃないよ・・・って
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いつでも親切で 腰の低い私の言動に慣れて
間違える人が多い・・・
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あー ハワイのMKUは
ウチの下請けだって・・
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可哀想に 相手にその態度が出た途端
内田の熱意と顧客志向の精神は
一気に冷める・・・・
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その顧客には 「あー 可哀想に・・・」
と思うけど
途端に 「やる気指数」 が
がーーーーーっと 下がる
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時には コンサル契約を中途解約するお願いをする・・・
自慢になるけど
これまで こちらから契約を解約したいと言って
その解約の要望を受けてもらった経験は
一度も無い・・
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皆 ハッと気づいてくれて
絶対に今後も続けてください・・・って言ってくれる
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その後は 私にもすっかり気を使ってくれる
対等に丁寧に 業務を依頼してくださる・・・
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MKUの本来の顧客サービス精神を
理解 実感してくれた・・
そう 信じたい・・・
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いくらコンサル料を払っていても
顧客が
私の<コンサルサービス提供に フィーを支払うのだ・・>と言う
対等な関係を 一度理解してくれると
内田は 途端にまたやる気を出す・・
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一体 この顧客の為には・・・
このプロジェクトには・・・
今一番 何を進言、調整、調査、交渉して
どうして差し上げるべきか? と
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顧客は そんな私の精神を遅かれ早かれ
実感してくれる日が来る
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今までの 5年間で
MKUの焦げ付き債権、未集金コンサル手数料は
ゼロ・・・
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皆さん きっと MKUはちと高いなー ・・・とは
心の中では思っているかも知れないが
私の提供する 総合的なサービスに満足してくれなければ
契約も先方から解約され、
請求書だって、無視されるだろう・・・
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自分が いくら仕事を発注していても
お願いする取引先には
丁重に かつその会社や相手の
手間と仕事 そして時間なども十分考慮し
お願いする仕方や言動にも
注意した方がいい・
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ハワイにいる人や会社に
仕事を依頼するときは
日本式の 下請けに対する
背中をのけぞらせるような 威張った考え方は
「一切」捨てた方が無難だ
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その方が 結果
良いサポートや 心のこもったサービスを
相手から提供してもらえるから・・
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投稿者 : 2007年06月19日 00:15
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