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2008年06月02日
アルバイト
学生時代 何種類ものアルバイトをした
お小遣いが欲しくて
色々と物も買いたいし
映画にも行きたいし・・・・・
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思いつくまま書いてみると・・・
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ふとん屋さんでの アルバイト
頭や眉毛、まつ毛にまで綿ぼこリが溜まって
まるで サンタクロースだった・・
確か 時給１８０円・・・・
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不動産マンション分譲地での
モデルルーム案内・・・
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当時の日本は高度経済成長
マンションブーム
景気が良くてアルバイト代とは別に
お昼にカツ丼を食べさせてくれた
嬉しかった・・・
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お中元と お歳暮の配達・・・
世田谷区の高級邸宅街・・・・
どこの家も 付け届けの来る家は
大概決まっている・・・
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多い日には 同じ家に５－６個の小包・・・
いいなー と思いながら
こんなに缶詰もらって どうすんの・・・・って
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デパートの店員・・・
女性服売り場に配置された
いつも来る おばさんが多い
常連の 有閑マダム達・・・・・・
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意外と 買わない・・・
あちこち見て、商品に触って
そして 帰る・・・・・
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この時だ 「夕刊」と「有閑」の漢字の違いを学んだのは・・・・
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家庭教師・・・・・・・
週二回の授業で 二人を教えていた
弟が二人 出来たみたいな・・
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今では彼らも 立派な社会人
会社の中枢だ・・・
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電機小売店の配送・・・
２トントラックを運転する強面のお兄さんについて
製品を配達する 助手だ
よく洗濯機や冷蔵庫を 運んだな・・・
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伝票の住所に ４０３号室・・・・・なんて書いてあると
ヤバイ！ っと思う
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当時は ４階までのマンションには
エレベーターの設置が
義務付けられていなかったから
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４０３号室・・・・・・・・・・・あちゃー！ って
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どう言う訳か
こういう悪い予感は ほとんど当たる
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運転手のお兄さんは
おい 内田 行くぞ 担げ！って
冷蔵庫を 背中に担いで
階段を ４階まで上がる・・・・・・・
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こら 内田！ お前は転んでもいいけど
冷蔵庫は落としたり ぶつけたりすんなよ・・・・って
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はい ！ って
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まるで強制収容所だ・・・
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懸命に ４階まで冷蔵庫を
壁や階段の手すりにぶつけない様運ぶ
やっと到着・・・・・・
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ピンポーーン！
インターホーンを鳴らすと
あらまー ご苦労様 待っていたのよ・・・・って
中から奥さんが出てくる・・
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あー 良かった 届け終わった・・・・・
じゃー この古いの持って行って
捨ててください・・・・だって
何？
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今度は その旧式の冷蔵庫を
背中に担いで 階段を降りる・・・・・・・・・・
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降りるほうが もっとキツいし 大いに危ない・・・・・・・・・・
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あの頃は 一日アルバイトをすると
１，５００円から ２，０００円くらいの日給だったかな・・
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今なら 派遣の人の時給くらいかしら・・・
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色々な人と 出会った
色々な お客さんと接した・・・・
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真夏のお中元の配送時に
冷たいカルピスを ご馳走してくれる奥さん
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そうかと思えば
さっさとしなさいよ・・・って
印鑑 取り上げて
追い返すような奥様もいたっけ・・・
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社会人になって
やはりアルバイトでの経験が
もの凄く役に立った・・・・・・・・
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随分 前の事だけれども
若い世代が
本当によくこき使われた時代だ・・・・・・・
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今の世の中
派遣の人や 名ばかり店長とか・・・・・・・
安い手取りで こき使われている・・・と
不満に思う人が増えている
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でも あの時 掻いた汗や
キツかった経験は
今思い起こすと
不思議と 懐かしい思い出でしかない
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それが常識
当たり前の時代だったからか？・・・・・・
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投稿者 
: 2008年06月02日 00:38
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