2006年01月04日
借金と時間
ある若い青年実業家が、事業に失敗し
多額の負債を追う事になった・・
悲痛な面持ちで、どうこの負債を返済しようか
その青年実業家は、日々悩んだ・・
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ある日、知り合いの紹介で、大富豪の投資家に
アポイントを取り、会いにでかけた。
その大富豪の投資家は70歳後半、何千億もの
資産を持ち、大成功を収めた人物・・
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運良く、 その大富豪は青年実業家と会ってくれ
話を聞いてくれた。
「・・・・と言うわけで、膨大な借金を背負ってしまいました・・
お金を貸していただけないでしょうか?」
「 いくら必要なんだい?」
「 はい 出来れば2億円・・・ いや3億円」
「 ふーん いいよ」
「 えっ 本当ですか?」
「 あー 本当だ。ただ一つ条件がある」
「 はい 何でも仰せの通りにします!」
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老人のその投資家は、窓の方を向きながら
「 君の年齢と 僕の年齢を交換してくれれば
それが 条件だ」
「 えっ、 年齢を?」
「うん・・年齢を交換してくれれば、貸すのではなく 3億円 あげるよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
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その青年実業家は、自分の年齢が
その投資家の歳にまだ半分にも満たない
という事に気づいた・・
その時、青年は はっと何かに気づき
「ありがとうございます!」
そう言って、 借金はせずに喜び勇んで帰り
また仕事に励み、自分でその負債を見事に返済したとか・・
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これほど、時間 年齢、若さ にはパワーがある・・
失敗しても、挫折しても、自分に与えられた時間を
貴重な財産と思い、努力すれば道は開ける・・
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そんな 意味か・・・・
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米国では、ベンチャー企業を立ち上げようとする人に
投資家は 色々な目で分析する・・・
どんな事業アイデアでも
初めての 起業家より、一度失敗している人の方を
選ぶのだそうだ・・・
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失敗から、謙虚に学ぶ・・そんな体験と姿勢を持っている
青年起業家の方に、投資家は成功の可能性を託す・・
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昨日もたまたま NEW HOPEのウエイン コデロ牧師の
お説教がテレビで放映されていた・・・
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神様は 人間その人ごとに
それぞれの可能性と役割を組み込んで
この世に送り出しているのだそうだ・・・
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何も 夢が叶わないと嘆かずに
そして年齢を気にせず、各々の潜在能力を信じなさい・・
KFCの創業者 カーネル サンダースを見なさい
何歳になるか分からないが、人には
それぞれ、違った時に出番が必ず来る・・
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その為には、投げやりにならず、時間を大切に
今を生きなさい・・って
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おー
寂聴さんと同じことを言っている・・
キリスト教も、仏教も 基本的に同じ事を言っている・・
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その通り
人には それぞれの役割と、出番の時がある・・
絶対に あきらめないで 下を向いて石ころを蹴らずに・・
その時が来るまで 色々な修行を積んでしっかり自分を磨く・・
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勉強に なりますっ!
投稿者 : 2006年01月04日 08:39
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