2007年04月08日
石の上にも
古いことわざで 石の上にも三年 とある
本当に そうだな・・・と感じることが多かった
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人生の色々な節目で
色々な変革期でも
三年もするとある程度形になってきたり
あるいは収まる所に収まってくる・・・
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前回の 「我慢」 のエントリーと似ているけど
何でも 辛抱我慢していると 最初は冷たかった石も
自分の座っているところが
だんだん暖かくなってくる・・・と
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ハワイには 別にDCCAや
州法で決められた法律ではないけど
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ハワイ大学の論文発表に出たわけではないけど
一つの 法則がある・・・
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ビジネスを始めて
あるいは 個人で自営の仕事を始め
二年経過すると だんだん仕事が上向いてくる
そういう特性がハワイにある・・・・と 内田は思っている
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ハワイに10数年住み、仕事をし
多くのビジネス経営者 あるいは
投資家の人たちの経験や苦労や喜びを見て
そういう 法則を勝手に信じている
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自分の場合?
やはり 独立して二年を過ぎた辺りから
だんだん 色々な方からの紹介が増えてきた
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ハワイは 人口129万人の州だ・・
その内 オアフ島は90万人足らずの
アメリカでは比較的小さな地域・・・
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それなのに
宣伝とか PRをしても
すぐに 花咲くわけでは無い
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二年かかる・・・
手ごたえを感じ始めるのに
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言っておくけど二年すると
<大成功する> と言う意味ではない
手ごたえ 評判を 感じ始めてくるのに・・・
二年かかる・・・と言う意味
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だから 初めて商売を始めた人には
この法則を話すようにしている・・
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口コミ あるいは 皆から認知されるのに
その 宣伝量だけでなく
二年間一生懸命 良い仕事をしていると・・・
実際の顧客がその体験を通して
口コミに つながって行く・・・と
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不振が続き
「もうダメかな・・・」なんて 弱気になり
「やっぱり 辞めようか」 と言う考えが
脳裏に過ぎる頃・・・
二年経って 身も心も疲れてきた頃・・
「あのー すみませんけど・・・」って
お問い合わせがポツリ ポツリ増え始める
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だから この二年間「辛抱できるかどうか」
その二年間 「手を抜かずに」やれるかどうか・・・
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この 大変な二年間
ひたすら 黙々と良い品質 商品サービスを
提供し続けることが出来るかどうか・・で
その後が決まる・・
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でも 大概
この二年の間に
方針を変えたり
商品の質を 落としてしまう人 会社がほとんど
だって売上げも、利益も上がらないから
コストを下げたりする・・・
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そうすると 二年経っても ダメ・・・
ハワイの人は 品質より量だよね・・とか
どうせ サービスなんて分かっていないよ・・なんて
勝手に商品やサービスの質量を下げると
どんどん 閉業への道をまっしぐらである・・
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二年経たずに ブレークするケース?
そういうケースも もちろんある・・・
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あっと言う間に 有名になり繁盛するケース
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ただ 始めてから二年過ぎるまで
日々 その商品やサービスを
手を抜かず良いレベルで
日々保てるかどうかが大事だと思う・・
英語で言う Consistency かな・・・
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いい気になって 大幅値上げしたり
高慢な接客やサービス低下とならぬよう・・・
これが 問われるようだ・・
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だから
何かを始める場合
たとえ二年間 泣かずと飛ばずでも・・
*耐えられる事業運転資金を用意する
*継続する
*ひたすら仕事や商品の質を売れるように進歩 向上させる
*ハワイの特性を理解し、徹底した顧客志向で行く
*地元客、常連を大事にする
そんな ことが重要なようだ・・・
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何事も 一朝一夕には行かないし
例え すぐにブレークしても
二年間 その繁忙を
笑顔で懸命に維持してゆくことが
その後 隆盛を
続けられるかどうかの決め手・・・
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別にハワイに 限らず
商売とかビジネスは
基本的に そんなものなのかも知れないけれど・・
ハワイには 大都市とは違う
とてもユニークな土地柄がある・・
投稿者 : 2007年04月08日 07:49
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